JP2010015198A - 自動組版システム - Google Patents

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Abstract

【課題】縦横比率が異なる複数の縦長画像と、縦横比率の異なる複数の横長画像が順不動に連続する画像の割付けを自動化し、割付けにあたり、可能な限り余白を排除し、かつ、頁の見栄え悪化を排除した自動組版システムを得る。
【解決手段】原稿DB10、長方形のボックスをP個配置した、(P+1)個の頁割付パターンを記憶したパターンDB13、頁毎の組版データを記憶する組版DB15を有する自動組版システム1である。ソート手段21が原稿データをソート処理し、ソートされた原稿データ群のP個の頁収容データ中の縦長画像と横長画像の個数に合致する頁割付合致パターンをパターンDB13から選択する。頁収容データは縦長画像と横長画像に再度ソートされる。画像を変倍して、各ボックスに自動割付けする。
【選択図】図2

Description

本発明は画像などのレイアウトを自動で行う自動組版システムに関する。本発明にかかる自動組版システムは、例えば、美術作品展覧会などの作品目録の作成に好適に用いられる。
従来の自動組版システムは、文字データベース、画像データベース、予め文字ボックスと画像ボックスを定めてあるレイアウトドキュメントを有し、文字データと画像データが各ボックスに自動的に流し込まれ、レイアウトが行われるものがある。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−029875号公報
例えば、書道や絵画などの美術作品展覧会の作品目録は、縦長画像と横長画像が混在していて、かつ、作者の名前などの順序に配列することが求められる。そして、審査終了による作品目録記載作品の最終決定から作品目録上梓までの期間が極めて短い。そのため、自動組版作業が必要となる度合いが強い。
従来の自動組版システムは主として文字データの大きさや文字組み体裁の自動化に対応している。しかし、画像データの割付けに関しては、予め定められた画像ボックスに、縦横比率がほぼ等しい画像データを変倍してセンタリングする自動流し込みを行うのみである。
従来の自動組版システムを、縦横比率が異なる複数の縦長画像と、縦横比率の異なる複数の横長画像が順不動に連続する画像の割付けに適用すれば、頁内に不必要な余白が生じるとともに、見栄えが悪くなる。
そこで、本発明は、画像のレイアウト、特に縦横比率が異なる複数の縦長画像と、縦横比率の異なる複数の横長画像が順不動に連続する画像の割付けを自動化し、割付けにあたり、可能な限り余白を排除し、かつ、頁の見栄え悪化を可能な限り排除できる自動組版システムを得ることを課題とする。
本発明のその他の課題は、本発明の説明により明らかになる。
本発明の一の態様において、自動組版システムは、縦長画像と横長画像が混在した複数の画像を1頁毎にP個(Pは3以上の正の整数)配置し、複数頁に割付ける自動組版システムであって、
個数2P以上である複数の原稿データを記憶した原稿DB、前記原稿データは画像データ及び画像データに一対一に対応付けられている属性データからなっている、
単一の画像を表示するための領域である長方形のボックスをP個配置した、(P+1)個の頁割付パターンを記憶したパターンDB、
前記(P+1)個の頁割付パターンは、各々縦長画像Q個と横長画像R個の割付けに用いるものであって、縦長ボックスQ個と横長ボックスR個(Qは0又は正の整数であり、Rは0又は正の整数であり、かつQ+R=Pの関係を満たす)を配置していて、かつ、各々の前記パターン中で、縦長ボックス群の充当順序と横長ボックス群の充当順序を予め定められている、と
頁毎の組版データを記憶する組版DB、及び、
ソート手段、頁データ選択手段、画像種別判定/計数手段、パターン選択手段、画像組込手段と画像変倍手段を有し、
前記ソート手段は前記属性データを使って一定基準に従い原稿データをソート処理し、
前記頁データ選択手段は、前記ソートされた原稿データ群から連続するP個の頁収容データを、前記ソート処理結果の順序を保持しつつ選択し、
前記画像種別判定/計数手段は、前記頁収容データ中の縦長画像の個数を算出し、
前記パターン選択手段は、前記パターンDBから、前記縦長画像の個数に合致する縦長ボックスを配置した頁割付合致パターンを選択し、
前記画像組込手段は、前記頁収容データ中の縦長画像を選択し、前記ソート処理結果の順序に従い、頁割付合致パターンの縦長ボックス群の充当順序に従って前記縦長画像を割り当て、また、
前記画像組込手段は、前記頁収容データ中の横長画像を選択し、前記ソート処理結果の順序に従い、頁割付合致パターンの横長ボックス群の充当順序に従って前記横長画像を割り当て、
前記画像変倍手段は、各ボックスに割り当てられた画像の拡大又は縮小を行い、ボックスの縦寸法又は横寸法と、画像の縦寸法又は横寸法が合致し、かつ、ボックスの面積が、画像の面積以下となる寸法に画像を拡大又は縮小して単一頁の組版データを作成し、
前記単一頁の組版データが前記組版DBに出力される。
本発明の好ましい実施態様において、前記自動組版システムは、さらに属性データ組込手段を有し、かつ、
前記各々の頁割付パターンは、さらに前記各縦長又は横長ボックスと一対一に対応付けられた属性データ表示領域を持ち、
前記属性データ組込手段は、属性データ表示領域に、画像データに対応する属性データを割り当てるものであってもよい。
本好ましい自動組版システムによれば、画像とともに機械的に自動で属性データも組版される。このため、属性データレイアウトにおいて人為ミスを避けることができる。さらに、属性データのレイアウト場所が一定となり、より見栄えのよいレイアウトがなされる。
本発明の他の好ましい実施態様において、前記自動組版システムは、
さらに、正方形判別値を記憶する正/長方形閾値記憶手段と、正方画像頁DBを有し、
前記画像種別判定/係数手段は、頁収納データの選択に当たり、正/長方形閾値記憶手段に記憶された閾値を参照して画像が正方形であるか長方形であるかを判別し、正方形の場合には当該データを正方画像頁DBへ出力し、長方形の画像を有するデータのみを前記頁収容データとして取り込むものであってもよい。
本好ましい自動組版システムによれば、縦長や横長の長方形画像は、正方形画像と分離して別頁に割付けられる。よって、一層空白が少なく、より一層見栄えのよい組版が自動で行われる。
以上説明した本発明、本発明の好ましい実施態様、これらに含まれる構成要素は可能な限り組み合わせて実施することができる。
本発明にかかる自動組版システムにあっては、単一頁に収容される一定数(P個)の画像が、再ソートされ、縦長画像群と横長画像群に区分されて、かつ、変倍されて一定大きさ範囲の画像として単一頁に割付けられる。このため、縦横比率が異なる複数の縦長画像と、縦横比率の異なる複数の横長画像が順不動に連続する画像の割付けが自動化されるのみならず、割付けにあたり、可能な限り余白が排除され、また、頁の見栄え悪化も防止される。
以下、図面を参照して本発明の実施例にかかる自動組版システムをさらに説明する。本発明の実施例に記載した部材や部分の寸法、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。特許請求の範囲と明細書に「DB」と記載する構成要素、例えば(原稿)DBは、(原稿)データベースを表すものである。通常DBは電磁的な記憶媒体と当該媒体中に記憶された一連のデータからなるものである。
本実施例は、自動組版システムを書道作品展の作品目録作成に使用するものである。図1は書道作品展覧会に応募された作品の一例を示す説明図である。図1中の1001から1006の番号は作品展における受付番号である。6点の応募作品中には、3点の縦長作品、すなわち、受付番号1001、1005と1006、2点の横長作品、すなわち、受付番号1003と1004及び1点の正方形作品、すなわち、受付番号1002が混在している。そして、例えば、2点の横長作品1003と1004を比較すると、それぞれ縦横の比率が異なっている。このような作品が作品展の規模に応じて数百、数千と応募され、これらを全部又はその一部分を作品目録に集録する。
図2は、自動組版システム1の構成部分を示す説明図である。自動組版システム1は、画像DB11、属性DB12、パターンDB13、正/長方形閾値記憶手段14、組版DB15、正方画像頁DB16を有する。画像DB11と属性DB12は、両者を合わせて原稿DB10を形成する。さらに、自動組版システム1は、ソート手段21、頁データ選択手段22、画像種別判定/計数手段23、パターン選択手段24、画像変倍手段25、画像組込手段26、属性データ組込手段27と頁収容データ記憶手段28を有する。自動組版システム1は、例えば、コンピュータであり、上記のDBと記憶手段はコンピュータの内部あるいは外部記憶手段(典型例はハードディスク)の一部分であり、また、上記の各手段はコンピュータに組み込まれたプログラムと演算装置により実現できる。
図3は画像DB11に記憶されるデータの一例を示す説明図である。単一の作品に割り当てられる画像データは、受付番号、画像データ、作品の縦長さ、横長さからなる。受付番号は、作品展事務局により受付日時の順に追い番号で与えられる。受付番号は当該作品展と本作品目録作成にあたり、単一の作品に固有の番号である。
画像データは、好ましくはデジタル画像データであるが、アナログ写真データであってもよい。もっとも、全作品がデジタル画像またはアナログ写真に統一されていることが好ましい。
縦長さと横長さは、好ましくはデジタル画像データの縦横ドット数であるが、実測寸法であってもよい。いずれであっても、自動組版を行う観点から、縦長さと横長さは全作品に共通の尺度で与えられていることが好ましい。
図4は属性DB12に記憶されるデータの一例を示す説明図である。単一の作品に割り当てられる属性データは、受付番号、作者の姓、作者の名、姓名のふりかな、受付日である。作者の名は雅号であってもよく、実名であってもよく、雅号と実名の2者を含めてもよい。この他に、例えば、審査結果により定まる受賞種別(特選、佳作、入選など)を含めてもよい。
画像DB11中のデータと属性DB12中のデータは、共通の受付番号により一対一に対応付けられている。よって、画像DB11と属性DB12は、自動組版システム1の中で、単一のDBである原稿DB10として取り扱うことができる。あるいは単一の原稿DB中に一件データとして画像と属性を記憶してもよい。
また、受付番号は、例えば、バーコードやRFIDの形にして、作品に貼り付けるなど作品と一体化することができる。このようにすれば、作品の画像データ作成作業が容易となり、また、画像データ入力を確実に行うことができる。
原稿DB10に含まれるデータ個数は2×P以上である。ここでPは単一頁に割付ける画像の数である。画像数が2P以上であれば、自動組版を行う必要性が高まるからである。画像数の上限は、特に制限はない。応募作品数や目録掲載画像総点数が実用上の上限となる。
図5はパターンDB13中に予め記憶されている頁割付パターンの説明図である。1頁にP個の画像を割付ける場合に、P+1個の頁割付パターンが予め作成され、パターンDB中に記憶される。予め記憶とは、自動組版システム1が自動組版処理を実行する時点よりも以前の時点で、入力記憶されることを意味している。頁割付パターンは、任意に入力、記憶することができる。頁割付パターンはシステムに固有固定のものではない。
ここでPは3以上の正の整数である。単一頁に3以上の画像を割り付ける場合に組版作業の自動化の要求が大きいからである。また、Pの上限は、本組版システムの作業性や性能などから定まる値は特にないが、単一頁に配置する画像の実用上の上限として、通常20、好ましくは10、より好ましくは8である。
前記(P+1)個の頁割付パターンは、各々縦長画像Q個と横長画像R個の割付けに用いるものであって、縦長ボックスQ個と横長ボックスR個(Qは0又は正の整数であり、Rは0又は正の整数であり、かつQ+R=Pの関係を満たす)を配置している。
本実施例は単一頁に5個の画像を割付けるものである。この場合P=5である。
図5中の第1頁割付けパターンpa1は、単一頁中に縦長画像5個と横長画像0個の割付けに用いるものである。したがってQ=5、R=0でありQ+R=5である。第1頁割付けパターンpa1は5個の縦長長方形のボックスを配置している。
第3頁割付けパターンpa3は、単一頁中に縦長画像3個と横長画像2個の割付けに用いるものである。したがってQ=3、R=2でありQ+R=5である。第3頁割付けパターンpa3は3個の縦長長方形のボックスと2個の横長長方形ボックスを配置している。
各頁割付けパターン内において、複数の縦長長方形ボックス(縦長ボックス群)は、画像データが充当される順序が予め定められている。図5中にV1〜V5を記入した縦長ボックスは、数字の昇順に画像データに充当される。
同様に、各頁割付けパターン内において、複数の横長長方形ボックス(横長ボックス群)は、画像データが充当される順序が予め定められている。図5中にH1〜H5を記入した横長ボックスは、数字の昇順に画像データに充当される。
第3頁割付けパターンpa3を例にとり充当順序をさらに説明する。第3頁割付けパターンpa3に含まれる縦長ボックス3個は、V1、V2、V3の順序で画像が充当される。充当は割付けと言い換えてもよい。第3頁割付けパターンpa3に含まれる横長ボックス2個は、H1、H2の順序で画像が充当される。
図5は説明のための図である。パターンDB13に記憶されている頁割付パターンは、ボックスの縦横寸法、頁内の位置などがデジタルデータの形で記憶されるものである。
ボックスの縦横比率は、単一の目録に集録される全画像の縦横比率の中央値あるいは平均値にするとよい。
頁割付パターンの個数を最小化したので、目録中の各頁の概観が適度な変化を有することになり、過大な変化を防ぐことができた。これは、目録の見栄え向上に貢献する。
次に自動組版システム1で行われる自動組版処理を説明する。図6は、自動組版処理を説明するフローチャートである。図中のS10、S11などのアルファベット「S」はステップを意味するものである。
自動組版システム1はS10で処理を開始する。
S11で、ソート手段21が原稿データベース10中のデータを並べ替える。ソートは作品属性中の姓号をあいうえお順に並べ替えることにより行う。ソート処理は姓号のアルファベット順など他の順序であってもよい。また、応募者の居住地など他の属性を使用するものであってもよい。さらに、審査結果により予備ソートを行い、同一受賞作品群内の原稿データを姓号順にソートするものであってもよい。
S12で、頁データ選択手段22がソート処理後の原稿データから頁収容データを選択し、頁収容データ記憶手段28に記憶する。頁収容データの個数は予め定められたP個(本実施例では5)である。よって、上述のソート処理後の原稿データ中で第1番から第P番までのデータが頁収容データ記憶手段28に記憶される。本実施例では、属性DB12と画像DB11が独立しているので、属性DB中からP個のデータが選択され、同一の受付番号をキーにして画像DB中の対応する画像データP個が頁収容データ記憶手段28に記憶される。
図7は頁収容データ記憶手段28中の5個の原稿データの説明図である。作者の姓の順に、横長、横長、縦長、縦長、正方形の画像が並んでいる。
S13で、画像種別判定/係数手段23が頁収容データ記憶手段28中の縦長画像データ数を係数する。縦長画像と横長画像の判別は、画像DB11に含まれている縦寸法と横寸法を比較して行う。ここでは縦寸法と横寸法が同一(正方形の画像)は、縦長画像と判別するとしている。よって、計数された縦長画像数は3である。なお、画像DB11に縦寸法と横寸法が無くてもよい。この場合は画像種別判定/係数手段23が、当該画像データを参照して縦長、横長を判断すればよい。また、縦長画像数の替わりに、画像種別判定/係数手段23が横長画像数を計数してもかまわない。
S14で、パターン選択手段24がパターンDB13から計数された縦長画像数に合致する頁割付けパターンである頁割付合致パターンを選択する。ここでは頁割付合致パターンとして図8に示すpa3が選択される。
S15で、ソート手段21が頁収容データ記憶手段28に記憶されている頁収容データを縦長画像と横長画像にソートする。このとき、S11で並べ替えた順序は保持される。図9は縦長画像と横長画像にソート処理された頁収容データの説明図である。3件の縦長画像データが先に並びその後に2件の横長画像データが並んでいる。そして、3の縦長画像データ中では、作者姓の順序(うかじ、えとう、おおた)が保持されている。また、2の横長画像データ中で、作者姓の順序(あきた、いとう)が保持されている。
S15のソート処理は、データ並べ替え処理を必ずしも行わなくてもよい。例えば、頁収容データ記憶手段28中のデータ順序に従い縦長画像を含むデータを選択し、選択済みのデータにフラグなどで印を付け、縦長画像を充当するS16の処理に移行することもできる。
S16で、画像組込手段26が、頁割付合致パターンの3個の縦長ボックス中に縦長画像を配置する。このとき画像データは、V1、V2、V3の順序で縦長ボックス群に充当される。同様にS17で、画像組込手段26が、頁割付合致パターンの2の横長ボックス中に横長画像を配置する。このとき画像データは、H1、H2の順序で横長ボックス群に充当される。
S18で、画像変倍手段25は画像データを拡大/縮小して各ボックス群に割り付ける。
画像の変倍は、
(1) ボックスの縦寸法と、画像の縦寸法が合致し、かつ、ボックスの面積が、画像の面積以下となる寸法に画像を変倍する、または
(2) ボックスの横寸法と、画像の横寸法が合致し、かつ、ボックスの面積が、画像の面積以下となる寸法に画像を変倍する
ように行われる。
図10は、画像変倍処理の説明図である。図示した画像は、縦長ボックスに比較して横長さ比率が大きいため、ボックスの横寸法と画像の横寸法が合致するまで、変倍が行われる。このため、縦長ボックスの下部領域は画像が入らず空白となる。
各ボックス内で画像と空白の関係は適宜に定めることができる。例えば、画像の左上隅がボックスの左上隅と一致するように定めることができる。
S19で、属性データ組込手段27が、頁割付合致パターンの属性データボックスに属性データを配置する。図8を再度参照して、頁割付パターンpa3は、縦長ボックス51に対応する属性データボックス61、縦長ボックス52に対応する属性データボックス62、横長ボックス55に対応する属性データボックス65などなどが配置されている。当該属性データボックスに例えば作者の姓号の文字などを配置する。
ここで、属性データボックスは必ずしもボックスに近接する位置に配置する必要はなく、例えば、同一頁の空白部分にボックス群と同一の相互配列した、属性データボックス群を配置してもよい。
S16からS19は必ずしも数字の順序に行う必要はなく、任意の順序に行うことができる。
S20で特定頁の組版が終了する。図11は組版終了頁の説明図である。5つの画像データが割付けられている。
S21で特定頁組版を組版DBに出力する。特定頁組版は、画像の大きさ、頁内での位置などが数値データとして出力される。もっとも、頁全体の画像データを出力してもよい。
S22で割付けるべき残余の原稿データの有無を判断する。残余のデータがある場合にはS12に戻る。S11のソート処理により第P+1番目に位置する原稿データから第2Pまでに位置するデータを新たな頁収容データとして取り込み、引き続き同様な処理が行われる。
S22で割付けるべき残余の原稿データが無い場合には、S23に移行し、自動組版処理を終了する。
単一の自動組版システム1中に、パターンDBが複数あってもよい。例えば、作品目録の任意頁を開いた場合に、右側に位置する頁に用いるパターンDBである右側頁パターンDBと、左側に位置する頁に用いるパターンDBである左側頁パターンDBを備えていてもよい。右側頁パターンDBには(P+1)個の頁割付パターンが記憶される。左側頁パターンDBには(P+1)個の頁割付パターンが記憶される。
そして、自動組版処理にあたり、右側頁パターンDBと左側頁パターンDBが、通常、交互に使用される。このようにすれば、見開き右側に位置する頁と見開き左側に位置する頁それぞれに好適な画像レイアウトが行われ、より一層見栄えのよい組版が行われる。
さらに、広告頁などの挿入に備えて、右/左頁記憶手段と右/左頁パターンDB選択手段を備えていてもよい。
続いて正方形画像を除外して、縦長及び/または横長画像のみを頁に割付ける変形実施例を説明する。
図12は、当該変形実施例において追加される処理を説明するフローチャートである。
原稿データのソート処理S11のあと、S31で原稿テータが一件毎に取り込まれる。
S32で、画像種別判定/計数手段23は画像が正方形であるか否かを判断する。ここで、画像種別判定/計数手段23は画像の縦寸法と横寸法の比率を算出し、当該比率を正/長方形閾値記憶手段14に予め記憶されている閾値と比較する。たとえば、当該閾値として、縦寸法と横寸法の比率が0.9以上1.1以下であれば正方形と判定する。閾値は任意の値を予め記憶させておけばよい。
画像が正方形と判定されれば、S33に進む。S33では当該一件データは正方画像頁DB16に記憶される。その後S31に戻り、次の原稿データについて同様の処理が行われる。
画像が正方形でない場合には、S32からS12に戻り、当該一件の原稿データが頁収容データとして取り込まれる。
続いて、S31で、原稿DB10から次の一件の原稿データが取り込まれる。
S12で、P個の頁収容データが取り込まれれば、S13以降の処理が行われる。
正方画像頁DB16に記憶された画像データは、記憶された順序を保持して一定数毎に頁に割付けられる。このようにして、正方形画像を集積した頁が作成される。
本発明にかかる自動組版システムは印刷物のための組版に好適に用いられる。しかしながら、本発明にかかる自動組版システムで作成される組版の用途は、印刷物に限定されるものではなく、例えば、インターネット上でのウエッブ出版や、DVD、CDなどの形で配布される電磁的出版にも用いることができる。
書道作品展覧会に応募された作品の一例を示す説明図である。 自動組版システム1の構成部分を示す説明図である。 画像DB11に記憶されるデータの一例を示す説明図である。 属性DB12に記憶されるデータの一例を示す説明図である。 パターンDB13中に予め記憶されている頁割付パターンの説明図である。 自動組版処理を説明するフローチャートである。 頁収容データ記憶手段28中の5個の原稿データの説明図である。 頁割付合致パターンpa3の説明図である。 縦長画像と横長画像にソート処理された頁収容データの説明図である。 画像変倍処理の説明図である。 組版処理が終了した頁の説明図である。 正方形画像を除外して、縦長及び/または横長画像のみを頁に割付ける変形実施例において追加される処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 自動組版システム

Claims (3)

  1. 縦長画像と横長画像が混在した複数の画像を1頁毎にP個(Pは3以上の正の整数)配置し、複数頁に割付ける自動組版システムであって、
    個数2P以上である複数の原稿データを記憶した原稿DB、前記原稿データは画像データ及び画像データに一対一に対応付けられている属性データからなっている、
    単一の画像を表示するための領域である長方形のボックスをP個配置した、(P+1)個の頁割付パターンを記憶したパターンDB、
    前記(P+1)個の頁割付パターンは、各々縦長画像Q個と横長画像R個の割付けに用いるものであって、縦長ボックスQ個と横長ボックスR個(Qは0又は正の整数であり、Rは0又は正の整数であり、かつQ+R=Pの関係を満たす)を配置していて、かつ、各々の前記パターン中で、縦長ボックス群の充当順序と横長ボックス群の充当順序を予め定められている、と
    頁毎の組版データを記憶する組版DB、及び、
    ソート手段、頁データ選択手段、画像種別判定/計数手段、パターン選択手段、画像組込手段と画像変倍手段を有し、
    前記ソート手段は前記属性データを使って一定基準に従い原稿データをソート処理し、
    前記頁データ選択手段は、前記ソートされた原稿データ群から連続するP個の頁収容データを、前記ソート処理結果の順序を保持しつつ選択し、
    前記画像種別判定/計数手段は、前記頁収容データ中の縦長画像の個数を算出し、
    前記パターン選択手段は、前記パターンDBから、前記縦長画像の個数に合致する縦長ボックスを配置した頁割付合致パターンを選択し、
    前記画像組込手段は、前記頁収容データ中の縦長画像を選択し、前記ソート処理結果の順序に従い、頁割付合致パターンの縦長ボックス群の充当順序に従って前記縦長画像を割り当て、また、
    前記画像組込手段は、前記頁収容データ中の横長画像を選択し、前記ソート処理結果の順序に従い、頁割付合致パターンの横長ボックス群の充当順序に従って前記横長画像を割り当て、
    前記画像変倍手段は、各ボックスに割り当てられた画像の拡大又は縮小を行い、ボックスの縦寸法又は横寸法と、画像の縦寸法又は横寸法が合致し、かつ、ボックスの面積が、画像の面積以下となる寸法に画像を拡大又は縮小して単一頁の組版データを作成し、
    前記単一頁の組版データが前記組版DBに出力される、自動組版システム。
  2. 請求項1に記載した自動組版システムにおいて、
    さらに属性データ組込手段を有し、かつ、
    前記各々の頁割付パターンは、さらに前記各縦長又は横長ボックスと一対一に対応付けられた属性データ表示領域を持ち、
    前記属性データ組込手段は、属性データ表示領域に、画像データに対応する属性データを割り当てる、ことを特徴とする自動組版システム。
  3. 請求項1乃至2いずれかに記載した自動組版システムにおいて、
    さらに、正方形判別値を記憶する正/長方形閾値記憶手段と、正方画像頁DBを有し、
    前記画像種別判定/係数手段は、頁収納データの選択に当たり、正/長方形閾値記憶手段に記憶された閾値を参照して画像が正方形であるか長方形であるかを判別し、正方形の場合には当該データを正方画像頁DBへ出力し、長方形の画像を有するデータのみを前記頁収容データとして取り込む、ことを特徴とする自動組版システム。
JP2008171831A 2008-06-30 2008-06-30 自動組版システム Active JP4956494B2 (ja)

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