JP2010012874A - Front wheel suspension device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、車体フレームにおける前輪懸架装置に関し、特に、二輪車や三輪車の車体フレームにおけるフレーム本体の前端に装着されて前輪を回転可能に支持し、前輪からの振動を減衰させる前輪懸架装置に関する。 The present invention relates to a front wheel suspension device for a body frame, and more particularly to a front wheel suspension device that is attached to a front end of a frame body in a body frame of a two-wheeled vehicle or a three-wheeled vehicle to rotatably support a front wheel and attenuate vibrations from the front wheel.
一般の自転車やオートバイなどの、二輪車や三輪車には、車体フレームにおけるフレーム本体の前端に、前輪懸架装置が、ハンドルに左右操縦される上、前輪を回転可能に支持することができるように装着されている。この種の前輪懸架装置の一例として、特許文献1に開示されているものが挙げられる。従来の前輪懸架装置は、総じてフロントフォークなどを含めた四リンク構造のものであって、走行時の騎乗安定性を図るために、四リンク構造が揺動して該四リンク構造に組み込まれているダンパーを圧縮することによって、前輪の、地形による昇降の振動を減衰させ、吸収することができるように構成されている。 In general motorcycles and motorcycles such as motorcycles and tricycles, a front wheel suspension device is mounted at the front end of the frame body in the body frame so that the front wheel can be rotated and supported by the handle. ing. An example of this type of front wheel suspension device is disclosed in Patent Document 1. Conventional front wheel suspensions generally have a four-link structure including a front fork and the like, and the four-link structure swings and is incorporated into the four-link structure in order to improve riding stability during traveling. By compressing the damper, the front wheel is configured to be able to attenuate and absorb the vibration caused by the topography.
特許文献1のダンパー付き四リンク構造の前輪懸架装置では、自転車やオートバイなどの前輪に起こる振動を減衰させる機能を果たすが、ヒルクライム用などの場合にとっては、激しい起伏に富んだ地形に対応できる能力はまだ改善の余地があるので、一層振動減衰能力を向上させることができる前輪懸架装置が求められている。 The four-link structure front wheel suspension system with a damper in Patent Document 1 functions to attenuate vibrations that occur on the front wheels of bicycles, motorcycles, etc., but for hill climbs, etc., the ability to cope with terrain rich in undulations Since there is still room for improvement, there is a need for a front wheel suspension system that can further improve the vibration damping capability.
本発明は、前記実状に鑑みてなされたものであり、即ち、本発明は、振動減衰・吸収能力が向上していて激しい起伏に富んだ地形でも騎乗安定性が優れている前輪懸架装置を提供しようとすることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, that is, the present invention provides a front wheel suspension device that has improved vibration damping / absorption capability and excellent riding stability even in terrain rich in undulations. The purpose is to try.
前記目的を達成するために、本発明は、車体フレーム中におけるフレーム本体の前端に装着されて前輪を回転可能に支持することができるように構成されている前輪懸架装置であって、フレーム本体の前端に回動可能に枢支されているステアリングロッド(2)と、後端部が前記ステアリングロッドの上端部に枢支されている第1の連結アーム(6)と、上端部が前記第1の連結アームの前端部に枢支されている第2の連結アーム(7)と、前記ステアリングロッドの前方に設置されていて、下側部が車軸を介して前記前輪を支持するフロントフォーク(3)と、前端部が前記第2の連結アーム(7)の下端部に、後端部が前記ステアリングロッドの下端部に枢支されているサスペンションアーム(4)と、後端部が前記フロントフォークの上側部に枢支されており、前端部が前記サスペンションアームの前端部に枢支されている第1のスイングアーム(5)と、を備えており、前記前輪からの振動が、前記フロントフォーク(3)及び前記第1のスイングアーム(5)を経由して前記サスペンションアーム(4)の前端部を揺動すると共に、前記ステアリングロッド(2)と前記サスペンションアーム(4)との枢接箇所からの抵抗を受けて減衰されてから第2の連結アーム(7)、そして、前記第1の連結アーム(6)を経由して前記ステアリングロッド(2)に伝うように案内することができることを特徴とする前輪懸架装置を提供する。 In order to achieve the above object, the present invention provides a front wheel suspension device that is attached to a front end of a frame body in a vehicle body frame and configured to rotatably support a front wheel. A steering rod (2) pivotally supported at the front end, a first connecting arm (6) whose rear end is pivotally supported at the upper end of the steering rod, and an upper end at the first A second connecting arm (7) pivotally supported by the front end of the connecting arm, and a front fork (3) which is installed in front of the steering rod and supports the front wheel via an axle. ), A suspension arm (4) whose front end is pivotally supported by the lower end of the second connecting arm (7) and rear end is pivotally supported by the lower end of the steering rod, and the rear end is the front fork. of A first swing arm (5) pivotally supported by the side and having a front end pivotally supported by the front end of the suspension arm. 3) and the first swing arm (5), the front end of the suspension arm (4) is swung, and the pivot point between the steering rod (2) and the suspension arm (4). It can be guided to be transmitted to the steering rod (2) via the second connecting arm (7) and the first connecting arm (6) after being attenuated by the resistance of A front wheel suspension device is provided.
前記構成による前輪懸架装置は、従来の四リンク構造と比べると、フロントフォークなどを含めた前記のような少なくとも6つのリンクを有する構造を採用してより大きな揺動ストロークを生成させるので、それだけより大きな昇降ストロークを前輪に付与することができるため、前輪の激しい起伏に当たった反力を容易に減衰させて吸収し、騎乗安定性を向上させることができる。 Compared with the conventional four-link structure, the front wheel suspension device having the above configuration employs a structure having at least six links as described above including a front fork and the like to generate a larger swing stroke. Since a large lifting stroke can be applied to the front wheels, the reaction force applied to the undulations of the front wheels can be easily attenuated and absorbed to improve riding stability.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明の第1の実施形態例にかかる前輪懸架装置の斜視図である。図2は、図1の分解斜視図である。図3は、図1の側面図である。 FIG. 1 is a perspective view of a front wheel suspension device according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is an exploded perspective view of FIG. FIG. 3 is a side view of FIG.
図1〜図3に示すように、本発明の前輪懸架装置は、二輪車や三輪車の車体フレームにおけるフレーム本体11の前端に回転可能に装着されて前輪Wを支持する上、ダンパー13を圧縮することによって、前輪の地形による昇降の振動を減衰させ・吸収することができるように構成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the front wheel suspension device of the present invention is rotatably mounted on the front end of the
この第1の実施形態例の前輪懸架装置は、振動の特に激しいヒルクライム用自動二輪車にも適用されるものであり、ステアリングロッド2と、第1の連結アーム6と、第2の連結アーム7と、フロントフォーク3と、サスペンションアーム4と、第1のスイングアーム5と、第2のスイングアーム8と、第3のスイングアーム9とを備えて八リンク構造になっている。
The front wheel suspension device according to the first embodiment is also applied to a hill climb motorcycle with particularly strong vibrations. The
ステアリングロッド2は、フレーム本体11の前端に、自動二輪車の進行方向を制御するハンドル(図示せず)の操縦により左右回動可能に枢支されるものである。
The
第1の連結アーム6は、その後端部がステアリングロッド2の上端部に枢支されて枢接箇所21となっているものである。
The first connecting
第2の連結アーム7は、その上端部が第1の連結アーム6の前端部に枢支されて枢接箇所61となっているものである。
The upper end of the second connecting
フロントフォーク3は、ステアリングロッド2の前方に設置されていてその下側部が車軸Sを介して前輪Wを支持するものである。
The
サスペンションアーム4は、その直角が前方の下側にあり、即ちその最も長い一辺が上方にあるように配置されている直角三角形である。該サスペンションアーム4は、その前端部の上下で、第1のスイングアーム5(後述)及び第2の連結アーム7とそれぞれ枢接して枢接箇所41、71となっており、そしてその後端部はステアリングロッド2の下端部に枢支されて枢接箇所22となっている。無論、このサスペンションアーム4の形状が直角三角形に形成されたのは、三つの枢接箇所を確保するための設計事項に過ぎず、必ずしもそれに限らない。なお、この例において、ダンパー13は、サスペンションアーム4とフロントフォーク3との間に取付けられている。ダンパー13は、図示のものと数量に限らず、市販のものから任意のタイプと任意の数量が選択される。
The
第1のスイングアーム5は、その後端部がフロントフォーク3の上側部に枢支されて枢接箇所31となっており、前端部がサスペンションアーム4の前端部に枢支されて枢接箇所41となっている。この第1のスイングアーム5は、フロントフォーク3の上側部の上下振動により、前後移動してサスペンションアーム4の前端部を揺動することができる。
The
また、この実施形態例では、第1のスイングアーム5とサスペンションアーム4の枢接箇所41からサスペンションアーム4とステアリングロッド2との枢接箇所22までの距離が、サスペンションアーム4と第2の連結アーム7との枢接箇所71からサスペンションアーム4とステアリングロッド2との枢接箇所22までの距離より長いよう配置構成されている。
In this embodiment, the distance from the
第2のスイングアーム8は、その長さが第1のスイングアーム5より短い上、前端部が第2の連結アーム7の下端部に、後端部がフロントフォーク3の上側部に枢支されて枢接箇所72、32となっている。この第2のスイングアーム8は、第1のスイングアーム5の、フロントフォーク3の上側部の上下振動による移動と協同してサスペンションアーム4の前端部を揺動することができる。また、この実施形態例において、第2の連結アーム7における、第2のスイングアーム8の前端部を枢支している枢接箇所72が、第2の連結アーム7における、サスペンションアーム4の前端部を枢支している枢接箇所71と同一の箇所となっている。
The
第3のスイングアーム9は、その前端部が第2の連結アーム7に、後端部がフロントフォーク3の上側部に枢支されてそれぞれ枢接箇所73、33となっている。また、この実施形態例において、第2の連結アーム7における、第3のスイングアーム9の前端部を枢支している枢接箇所73が、第2の連結アーム7における、第1の連結アーム6の前端部に枢支されている枢接箇所61と同一の箇所であり、且つ車輪に負担がない平常時に、第3のスイングアーム9は、第1の連結アーム6と一線に並ぶ上、側面から見れば部分的に重なり合うようになる。また、フロントフォーク3における、第3のスイングアーム9の後端部を枢支している枢接箇所33が、フロントフォーク3における、第1のスイングアーム5の後端部を枢支している枢接箇所31と同一の箇所である。
The
ちなみに、第2のスイングアーム8と第3のスイングアーム9の役割は、第1のスイングアーム5をサポートしてサスペンションアーム4の前端部を揺動することであり、本発明において必要不可欠な要件ではない。
Incidentally, the role of the
次に、図4〜図6に基づいて前記前輪懸架装置の作動を説明する。図4〜図6は、順番に前輪懸架装置の、車輪に負担がない平常時から地面の凹凸によって作動する一連の状態を示すスケルトン図である。 Next, the operation of the front wheel suspension will be described with reference to FIGS. FIGS. 4 to 6 are skeleton diagrams showing a series of states of the front wheel suspension device that are operated by the unevenness of the ground from the normal time when there is no load on the wheels.
車輪12(図3参照)に負担がない平常時に、この前輪懸架装置は、図4に示す状態にあるが、騎乗者が乗ると、図4に示す状態から図5に示す状態、即ち、第1の連結アーム6と第3のスイングアーム9が並列するようになって、そして第2のスイングアーム8は第2の連結アーム7とステアリングロッド2のそれぞれのサスペンションアーム4との枢接箇所71、22を繋ぐ線45と並列すると共にステアリングロッド2の軸線と垂直するようになり、ダンパー13を圧縮して、走行中に発生する振動に敏速的に対応できる状態に入る。
In a normal state in which the wheel 12 (see FIG. 3) is not burdened, this front wheel suspension is in the state shown in FIG. 4, but when the rider rides, the state shown in FIG. The first connecting
走行中に、地面の激しい隆起に当たると、図5に示す状態から図6に示す状態になるように、前輪Wの上動に連動して、前記八リンク構造がフロントフォーク3から、第1のスイングアーム5、第2のスイングアーム8、第3のスイングアーム9、サスペンションアーム4、第2の連結アーム7、第1の連結アーム6、そしてステアリングロッド2という経路で揺動し、ダンパー13を圧縮することによって、振動を容易に減衰させて吸収する。その後、前輪Wが激しい隆起を通った時、該八リンク構造がダンパー13がはね返る反発力によって、また図5に示す状態に戻る。
When the ground hits a heavy uplift during traveling, the eight link structure is moved from the
上記構成を備えた前輪懸架装置を用いることにより、前輪Wからの振動は、フロントフォーク3及び第1のスイングアーム5を経由してサスペンションアーム4の前端部を揺動すると共に、ステアリングロッド2とサスペンションアーム4との枢接箇所22からの抵抗を受けて減衰されてから第2の連結アーム7、そして、第1の連結アーム6を経由してステアリングロッド2に伝うように案内され、そして該八リンク構造の前輪に付与する減衰ストロークは従来の四リンク構造による減衰ストロークより遥かに大きいので、伸縮ストロークのより大きいダンパと合わせて二輪車や三輪車などの前輪にかかる減衰能力を大きく増加させることができ、騎乗者への負担を軽減して騎乗安定性を向上させることができる。
By using the front wheel suspension device having the above-described configuration, vibration from the front wheel W swings the front end portion of the
図7は、本発明の第2の実施形態例にかかる前輪懸架装置のスケルトン図である。この前輪懸架装置の構造は、第1実施形態例と似ているが、ただそのサスペンションアーム4Bは、第1の実施形態例におけるサスペンションアーム4の直角にあたる角が、直角よりやや大きい上、前方の上側にあり、即ち、最も長い一辺が下方にあるように形成、配置されている三角形である点、及び、第1のスイングアーム5Bとサスペンションアーム4Bとの枢接箇所41Bも、第2の連結アーム7Bと第2のスイングアーム8Bとの枢接箇所71Bより下方に配置されている点でそれと異なる。
FIG. 7 is a skeleton diagram of the front wheel suspension device according to the second embodiment of the present invention. The structure of the front wheel suspension device is similar to that of the first embodiment. However, the
この構成による前輪懸架装置は、第1の実施形態例の前輪懸架装置と同じように、その八リンク構造の前輪に付与する減衰ストロークは従来の四リンク構造による減衰ストロークより遥かに大きいので、伸縮ストロークのより大きいダンパと合わせて二輪車や三輪車などの前輪にかかる減衰能力を大きく増加させることができる。 As with the front wheel suspension device according to the first embodiment, the front wheel suspension device according to this configuration has a much larger damping stroke applied to the front wheel of the eight link structure than the conventional four link structure. In combination with a damper having a larger stroke, the damping capacity applied to the front wheels of a two-wheeled vehicle or a three-wheeled vehicle can be greatly increased.
図8は、本発明の第3の実施形態例にかかる前輪懸架装置のスケルトン図である。この前輪懸架装置の構造は第2実施形態例と似ているが、ただその第1の連結アーム6Cは、サスペンションアーム4C及び第1のスイングアーム5Cより下方に配置されている点でそれと異なる(この場合、第1の連結アーム6Cとステアリングロッド2Cとの枢接箇所21Cが、サスペンションアーム4Cとステアリングロッド2Cとの枢接箇所22Cより下方にある)。
FIG. 8 is a skeleton diagram of the front-wheel suspension device according to the third embodiment of the present invention. The structure of the front wheel suspension is similar to that of the second embodiment, except that the first connecting
この構成による前輪懸架装置は、第1の実施形態例の前輪懸架装置と同じように、その八リンク構造の前輪に付与する減衰ストロークは従来の四リンク構造による減衰ストロークより遥かに大きいので、伸縮ストロークのより大きいダンパと合わせて二輪車や三輪車などの前輪にかかる減衰能力を大きく増加させることができる。 As with the front wheel suspension device according to the first embodiment, the front wheel suspension device according to this configuration has a much larger damping stroke applied to the front wheel of the eight link structure than the conventional four link structure. In combination with a damper having a larger stroke, the damping capacity applied to the front wheels of a two-wheeled vehicle or a three-wheeled vehicle can be greatly increased.
図9は、本発明の第4の実施形態例にかかる前輪懸架装置のスケルトン図である。この前輪懸架装置の構造は第1実施形態例と似ているが、ただその第1のスイングアーム5Dが第2のスイングアーム8D及び第3のスイングアーム9Dの下方に配置されている点、及び、第1のスイングアーム5Dとサスペンションアーム4Dとの枢接箇所41Dが第2の連結アーム7Dとサスペンションアーム4Dとの枢接箇所71Dの下方に配置されている点でそれと異なる。
FIG. 9 is a skeleton diagram of a front wheel suspension apparatus according to a fourth embodiment of the present invention. The structure of the front wheel suspension device is similar to that of the first embodiment, except that the
この構成による前輪懸架装置は、第1の実施形態例の前輪懸架装置と同じように、その八リンク構造の前輪に付与する減衰ストロークは従来の四リンク構造による減衰ストロークより遥かに大きいので、伸縮ストロークのより大きいダンパと合わせて二輪車や三輪車などの前輪にかかる減衰能力を大きく増加させることができる。 As with the front wheel suspension device according to the first embodiment, the front wheel suspension device according to this configuration has a much larger damping stroke applied to the front wheel of the eight link structure than the conventional four link structure. In combination with a damper having a larger stroke, the damping capacity applied to the front wheels of a two-wheeled vehicle or a three-wheeled vehicle can be greatly increased.
図10は、本発明の第5の実施形態例にかかる前輪懸架装置のスケルトン図である。この前輪懸架装置の構造は第1実施形態例と似ているが、ただその第1のスイングアーム5Eが第2のスイングアーム8Eより短く形成されている点、及び、第3のスイングアーム9Eが第2のスイングアーム8Eの下方に配置されて且つ第2のスイングアーム8Eと平行に配置されている上、第2のスイングアーム8E及び第3のスイングアーム9Eのそれぞれの第2の連結アーム7Eとの枢接箇所が、第2の連結アーム7Eとサスペンションアーム4Eとの枢接箇所71Eの下方に配置されている点でそれと異なる。
FIG. 10 is a skeleton diagram of a front wheel suspension apparatus according to a fifth embodiment of the present invention. The structure of the front wheel suspension is similar to that of the first embodiment, except that the
この構成による前輪懸架装置は、第1の実施形態例の前輪懸架装置と同じように、その八リンク構造の前輪に付与する減衰ストロークは従来の四リンク構造による減衰ストロークより遥かに大きいので、伸縮ストロークのより大きいダンパと合わせて二輪車や三輪車などの前輪にかかる減衰能力を大きく増加させることができる。 As with the front wheel suspension device according to the first embodiment, the front wheel suspension device according to this configuration has a much larger damping stroke applied to the front wheel of the eight link structure than the conventional four link structure. In combination with a damper having a larger stroke, the damping capacity applied to the front wheels of a two-wheeled vehicle or a three-wheeled vehicle can be greatly increased.
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は該実施形態に限定されない。即ち、本発明は前記実施形態例に限定して狭義に解釈されるものではなく、本発明の思想の範囲内において種々の変形や変更が可能である。 As mentioned above, although preferred embodiment of this invention was described, this invention is not limited to this embodiment. That is, the present invention is not construed in a narrow sense as being limited to the above-described embodiments, and various modifications and changes can be made within the scope of the idea of the present invention.
前記各実施形態例から分かるように、本発明の前輪懸架装置は、従来の四リンク構造より大きな揺動ストロークを生成させる八リンク構造となっているので、伸縮範囲のより大であるダンパと合わせて二輪車や三輪車の前輪に従来より大きな昇降ストロークを付与する上、前輪の道路における起伏に当たった反力を減衰させて吸収する能力を大きく上げ、二輪車や三輪車の騎乗安定性を向上させることができる。 As can be seen from each of the above embodiments, the front wheel suspension device of the present invention has an eight-link structure that generates a larger swing stroke than the conventional four-link structure, so it is combined with a damper having a larger expansion / contraction range. In addition to giving a larger lifting stroke to the front wheels of motorcycles and tricycles, the ability to attenuate and absorb the reaction force hitting the undulations on the roads of the front wheels can be greatly increased, and the riding stability of motorcycles and tricycles can be improved. it can.
11 フレーム本体
13 ダンパー
2,2B,2C,2D,2E ステアリングロッド
21,21B〜21E,22,22B〜22E,31,31B〜31E,32,32B〜32E,33,33B〜33E,41,41B〜41E,61,61B〜61E,71,71B〜71E,72,72B〜72E,73,73B〜73E 枢接箇所
3,3B,3C,3D,3E フロントフォーク
4,4B,4C,4D,4E サスペンションアーム
5,5B,5C,5D,5E 第1のスイングアーム
6,6B,6C,6D,6E 第1の連結アーム
7,7B,7C,7D,7E 第2の連結アーム
8,8B,8C,8D,8E 第2のスイングアーム
9,9B,9C,9D,9E 第3のスイングアーム
S 車軸
W 前輪
11
Claims (9)
フレーム本体の前端に回動可能に枢支されるステアリングロッド(2)と、
後端部が前記ステアリングロッドの上端部に枢支されている第1の連結アーム(6)と、
上端部が前記第1の連結アームの前端部に枢支されている第2の連結アーム(7)と、
前記ステアリングロッドの前方に設置されていて、下側部が車軸を介して前記前輪を支持するフロントフォーク(3)と、
前端部が前記第2の連結アーム(7)の下端部に、後端部が前記ステアリングロッドの下端部に枢支されているサスペンションアーム(4)と、
後端部が前記フロントフォークの上側部に枢支されており、前端部が前記サスペンションアームの前端部に枢支されている第1のスイングアーム(5)と、を備えており、
前記前輪からの振動が、前記フロントフォーク(3)及び前記第1のスイングアーム(5)を経由して前記サスペンションアーム(4)の前端部を揺動すると共に、前記ステアリングロッド(2)と前記サスペンションアーム(4)との枢接箇所からの抵抗を受けて減衰されてから前記第2の連結アーム(7)、そして、前記第1の連結アーム(6)を経由して前記ステアリングロッド(2)に伝うように案内されることができることを特徴とする前輪懸架装置。 A front wheel suspension device that is attached to a front end of a frame body in a body frame and configured to rotatably support a front wheel,
A steering rod (2) pivotally supported at the front end of the frame body;
A first connecting arm (6) whose rear end is pivotally supported by the upper end of the steering rod;
A second connecting arm (7) whose upper end is pivotally supported by the front end of the first connecting arm;
A front fork (3) installed in front of the steering rod and having a lower side portion supporting the front wheel via an axle;
A suspension arm (4) whose front end is pivotally supported by the lower end of the second connecting arm (7) and rear end is pivotally supported by the lower end of the steering rod;
A first swing arm (5) having a rear end portion pivotally supported by the upper portion of the front fork and a front end portion pivotally supported by the front end portion of the suspension arm;
The vibration from the front wheel swings the front end of the suspension arm (4) via the front fork (3) and the first swing arm (5), and the steering rod (2) and the The steering rod (2) passes through the second connecting arm (7) and the first connecting arm (6) after being attenuated by receiving resistance from a pivotal point with the suspension arm (4). A front wheel suspension device characterized in that the front wheel suspension device can be guided to travel to
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