JP2010011154A - 画像生成装置及び画像再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】標準的な画質の基本画質画像データを元にして、高画質の画像再生を可能とする
【解決手段】画像生成装置は、元画像データから、高画質画像データと、高画質画像データよりも低画質の基本画質画像データとを生成する。そして、高画質画像データと基本画質画像データとの差分データを生成し、両者を別個に出力する。画像再生時には、ユーザは、基本画質画像データを再生すれば基本画質の画像を見ることができる。また、基本画質画像データと差分データとを使用して高画質画像データを生成し、高画質の画像を見ることもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高画質の動画像データを再生する手法に関する。
動画像の規格であるMPEG2においては、空間スケーラビリティ技術を利用して動画像データの高精細成分のみのストリームを作成し、基本画像成分と同一のストリームに含めるという手法が提案されている。しかし、この手法は、MPEG2方式の動画像データを提供するパッケージメディアなどに関連して現実に実施されているわけではない。
なお、動画像データをメインストリームとサブストリームに分割して送信する手法が特許文献1に記載されている。また、オリジナルの高画質画像をベース層データとエンハンスメント層データとに分解し、それぞれをビットストリームとして出力する手法が特許文献2に記載されている。
特表2004−502356号公報 特表2006−509421号公報
本発明が解決しようとする課題としては上記のものが例として挙げられる。本発明は、標準的な画質の基本画質画像データを元にして、高画質の画像再生を可能とする手法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、画像生成装置であって、元画像データから、高画質画像データを生成する高画質画像生成部と、前記元画像データから、前記高画質画像データよりも低画質の基本画質画像データを生成する基本画質画像生成部と、前記高画質画像データと前記基本画質画像データの差分である差分データを生成する差分データ生成部と、前記基本画質画像データと、前記差分データとを異なる出力経路に出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
本発明の好適な実施形態では、画像生成装置は、元画像データから、高画質画像データを生成する高画質画像生成部と、前記元画像データから、前記高画質画像データよりも低画質の基本画質画像データを生成する基本画質画像生成部と、前記高画質画像データと前記基本画質画像データの差分である差分データを生成する差分データ生成部と、前記基本画質画像データと、前記差分データとを異なる出力経路に出力する出力部と、を備える。
上記の画像生成装置は、元画像データから、高画質画像データと、高画質画像データよりも低画質の基本画質画像データとを生成する。そして、高画質画像データと基本画質画像データとの差分データを生成し、両者を異なる出力経路に出力する。ここで、異なる出力経路とは、例えば記録媒体への出力とネットワークへの出力などを含む。画像再生時には、ユーザは、基本画質画像データを再生すれば基本画質の画像を見ることができる。また、基本画質画像データと差分データとを使用して高画質画像データを生成し、高画質の画像を見ることもできる。
上記の画像生成装置の一態様では、前記高画質画像データは高精細度画像データであり、前記基本画質画像データは標準精細度画像データであり、前記基本画質画像生成部は、前記高精細度画像データから前記標準精細度画像データを生成するダウンスケーラであり、前記差分データ生成部は、前記標準精細度画像データをアップスケール処理するアップスケーラと、アップスケール処理された画像データを前記高精細度画像データから減算して前記差分データを生成する減算部と、を備える。
この態様では、高画質画像データは高精細度(HD)画像データであり、基本画質画像データは標準精細度(SD)画像データである。高精細度画像データをダウンスケール処理して標準精細度画像データが生成される。再生時には、標準精細度画像データをアップスケール処理し、差分データと加算すれば高精細度画像データが生成できる。
上記の画像生成装置の他の一態様では、前記高画質画像データは高精細度画像データであり、前記基本画質画像データは標準精細度画像データであり、前記基本画質画像生成部は、前記高精細度画像データから前記標準精細度画像データを生成するダウンスケーラであり、前記差分データ生成部は、前記標準精細度画像データを異なるモードでアップスケール処理する複数のアップスケーラと、アップスケール処理された画像データを前記高精細度画像データから減算して前記差分データを生成する複数の減算部と、を備える。
この態様では、高画質画像データは高精細度(HD)画像データであり、基本画質画像データは標準精細度(SD)画像データである。高精細度画像データを異なるモードでダウンスケール処理して複数の標準精細度画像データを生成し、高精細度画像データから減算することにより、複数の差分データが生成される。
上記の画像生成装置の他の一態様は、前記複数の差分データから1つの差分データを選択するコントローラを有し、前記差分データ生成部は、前記コントローラが選択した1つの差分データを出力する。これにより、複数の差分データのうち、最適なモードでアップスケール処理された画像データの差分データが取得できる。好適な例では、前記コントローラは、前記複数の差分データのうち、データ量が最も少ないものを選択する。最適なアップスケール処理された画像はソース画像との差が少ないので、データ量が小さくなる。よって、差分データのデータ量が少ないものは、最適なアップスケール処理がなされたと考えることができる。
上記の画像生成装置の他の一態様は、前記高画質画像データに対して、所定の画像表示装置の特性に応じた画質調整を行う画質調整手段を備え、前記差分データ生成部は、画質調整後の高画質画像データに基づいて前記差分データを生成する。これにより、画像表示装置の特性に応じて最適な調整を行った画像を表示することが可能となる。
上記の画像生成装置の他の一態様では、前記高画質画像生成部は、前記元画像データを、放送帯域による制限なしに圧縮して前記高画質画像データを生成し、前記基本画質画像生成部は、前記元画像データを、放送帯域による制限に応じて圧縮して前記基本画質画像データを生成する。
この態様では、放送帯域の制限を受けた基本画質画像データと、差分データとを用いて、放送帯域の制限を受けない画像、即ちブロックノイズなどの少ない画像を再生することが可能となる。
上記の画像生成装置の他の一態様では、前記高画質画像生成部は、所定階調数を有する前記高画質画像データを生成し、前記基本画質画像生成部は、前記所定階調数よりも少ない階調数を有する前記基本画質画像データを生成する。
この態様では、階調数が少ない基本画質画像データと、差分データとを使用して、階調数が大きい高画質画像を再生することができる。
上記の画像生成装置の他の一態様では、前記高画質画像生成部は、所定の色域を有する前記高画質画像データを生成し、前記基本画質画像生成部は、前記所定の色域よりも狭い色域を有する前記基本画質画像データを生成する。
この態様では、色域が狭い基本画質画像データと、差分データとを使用して、色域が広い高画質画像を再生することができる。
本発明の他の実施形態では、上記の画像生成装置が生成した画像データを再生する画像再生装置は、ネットワークを通じて前記差分データを取得する差分データ取得部と、前記基本画質画像データを取得する基本画質画像データ取得部と、前記基本画質画像データと前記差分データとに基づいて、前記高画質画像データを再生する再生部と、を備える。
上記の画像再生装置は、基本画質画像データと、インターネットを通じて取得した差分データとに基づいて高画質画像を再生することができる。
本発明の他の実施形態では、上記の画像生成装置が生成した画像データを再生する画像再生装置は、ネットワークを通じて前記差分データを取得する差分データ取得部と、記録媒体から前記基本画質画像データを取得する基本画質画像データ取得部と、前記基本画質画像データをアップスケール処理するアップスケーラと、前記アップスケール処理された基本画質画像データと、前記差分データとを加算して高画質画像データを再生する再生部と、を備える。
上記の画像再生装置は、記録媒体から取得した基本画質画像データと、インターネットを通じて取得した差分データとに基づいて高画質画像を再生することができる。
本発明の他の実施形態では、上記の画像生成装置が生成した画像データを再生する画像再生装置であって、ネットワークを通じて前記差分データを取得する差分データ取得部と、記録媒体から前記基本画質画像データを取得する基本画質画像データ取得部と、前記基本画質画像データをアップスケール処理するアップスケーラと、前記アップスケール処理された基本画質画像データと、前記差分データとを加算して高画質画像データを再生する再生部と、を備え、前記差分データは、前記コントローラが選択した1つの差分データに対応するアップスケール処理モードを特定するモードデータを含み、前記アップスケーラは、前記モードデータを参照し、当該1つの差分データに対応するアップスケール処理モードで前記基本画質画像データをアップスケール処理する。
この態様では、モードデータに基づいて、最適なアップスケール処理が行われた差分データを用いて高画質画像を再生することができる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1に、本発明の第1実施例による画像生成装置の構成を示す。画像生成装置100は、好適にはDVD、BD(Blu−ray Disc)などの記録媒体(パッケージメディア)を製作する環境に設置される。
具体的に、画像生成装置100は、高画質のソース画像データを提供する元画像ソース5を有する。元画像ソース5から出力されるソース画像データD1はHD(High Definition:高精細)エンコーダ10と、ダウンスケーラ12とへ供給される。HDエンコーダ10は、ソース画像データをHDTV方式でエンコードしてHD画像データD2を生成し、BDへ記録するとともにHDデコーダ11へ供給する。こうしてHD画像データD2を記録したBDのパッケージメディアが製作される。HDデコーダ11は、HD画像データD2をデコードしてHD画像データD3を生成し、4つの加算器16a〜16dへ供給する。
一方、ダウンスケーラ12は、ソース画像データD1にダウンスケール処理を施してソース画像データD1をSD(Standard Definition:標準画質)TVの解像度に変換し、SDエンコーダ13へ供給する。SDエンコーダ13は、ソース画像データをSDTV方式でエンコードしてSD画像データD4を生成し、DVDへ記録するとともにSDデコーダ14へ供給する。こうして、DVDのパッケージメディアが製作される。SDデコーダ14は、SD画像データD4をデコードしてSD画像データD5を生成し、4つのアップスケーラ15a〜15dへ供給する。
なお、以下の説明では、同一の構成要素が複数個ある場合において、それらのうちの特定の1つを指す場合には添え字を付し、特定の1つに限定しない場合には添え字を省略する。例えば、アップスケーラ15a〜15dのうちのいずれかを指す場合には単に「アップスケーラ15」と記す。
4つのアップスケーラ15a〜15dは、それぞれ異なるモードでSD画像データD5をHDTVの解像度に変換してHD画像データを生成し、それぞれ対応する加算器16a〜16dへ供給する。なお、異なるモードとは、低解像度のピクセルから新たなピクセルを生成する際の処理方法(アルゴリズム)、パラメータの設定などが異なることをいう。よって、各アップスケーラ15a〜15dは、同一のSD画像データD5からそれぞれ異なるHD画像データを生成することになる。
加算器16a〜16dは、HDデコーダ11から出力されるHD画像データD3と、対応するアップスケーラ15a〜15dから出力されるHD画像データとの差分データを生成し、コントローラ19及びスイッチ17へ出力する。
コントローラ19は、加算器16a〜16dから供給された差分データのデータ量に基づいて、その画像データに最も適したアップスケール処理を行ったアップスケーラ15を決定し、スイッチ17を制御してそのアップスケーラ15の出力をHDエンコーダ18へ供給する。具体的には、コントローラ19は、加算器16a〜16dから出力された差分データのうち、データ量が最も小さい差分データに対応するアップスケーラ15を選択する。これは、その画像に対して適切なアップスケール処理により生成されたHD画像ほど、HDデコーダ11から出力されるHD画像(即ち、ソース画像)と類似しており、それゆえ差分データ量が小さいと考えられるからである。よって、コントローラ19は、スイッチ17を制御し、最小データ量の差分データを出力した加算器16の出力をHDエンコーダ18へ供給する。
なお、コントローラ19は、スイッチ17の切り換えにヒステリシスを持たせることが好ましい。例えば、コントローラ19は、モード(Mode)1のアップスケール処理による差分データ量よりモード2のアップスケール処理による差分データ量が小さくなったときに直ちにモード1からモード2へ切り換えるのではなく、モード1とモード2のアップスケール処理による差分データ量の差が所定値を超えたときに初めてモード1からモード2への切り換えを行う。こうすることにより、必要以上に頻繁にアップスケーラ15が切り換えられて、画像生成装置100による画像精製処理及び後述する画像再生装置200による画像再生処理が煩雑となることが防止される。
また、コントローラ19は、最適なアップスケール処理を行ったアップスケーラ15、即ち差分データ量が最小となったアップスケーラ15のモードを示すモード情報DMをHDエンコーダ18へ供給する。
なお、最適なアップスケール処理のモードは処理の対象となる画像データの内容に依存するので、最適なアップスケール処理を行うアップスケーラ15は画像内容の変化に応じて変化する。例えばアップスケーラ15aのモード1は動きの早い画像に適しており、アップスケーラ15dのモード4は動きの遅い画像に適していると仮定する。この場合、コントローラ19は、ソース画像の動きが早いときはモード1を最適なアップスケーラ15と決定するであろうし、動きが遅いときはモード4を最適なアップスケーラ15と決定する。よって、ソース画像の変化に応じて最適なアップスケール処理のモードは時々刻々と変化し、コントローラ19が選択するアップスケーラ15及びコントローラ19が出力するモード情報DMはそれに応じて変化することになる。
HDエンコーダ18は、スイッチ17が選択した加算器16から供給される差分データに、モード情報DMを付加して差分データD6とし、インターネットを介してユーザの画像再生装置200へ提供する。なお、実際には、インターネット上のサーバ装置などに差分データD6が蓄積され、ユーザはそのサーバ装置から差分データD6を特定してダウンロードすることになる。図1の構成から理解されるように、この差分データD6は、ソース画像のHD画像データD3と、SD画像データD4をHDTVの解像度にアップスケールした画像データとの差分データである。よって、詳細は後述するが、ユーザは、DVDのパッケージメディアから得られるSD画像データD4と、この差分データD6とを利用することにより、ソース画像のHD画像データD3を再生することができる。
次に、第1実施例における画像再生装置について説明する。図2は、第1実施例の画像再生装置200の構成を示す。画像再生装置200は、例えばDVDプレイヤーとして構成される。
画像再生装置200は、インターネットを通じて差分データD6を取得し、一時的にHDD31へ記憶するとともに、HDデコーダ32へ供給する。また、画像再生装置200は、差分データD6中のモード情報DMを抽出してアップスケーラ34へ供給する。
HDデコーダ32は、差分データD6をデコードしてHD画像データD7を生成し、加算器35へ供給する。このHD画像データD7は、前述のように、DVDに記録されているSD画像データD4と、ソース画像であるHD画像データD3の差分データである。
また、画像再生装置200は、パッケージメディアであるDVDを再生する。DVDに記録されているSD画像データD8(=D4)は、SDデコーダ33によりデコードされ、SD画像データD9としてアップスケーラ34へ送られる。アップスケーラ34は、SD画像データD9をアップスケール処理によりHDTVの解像度に変換し、HD画像データD10として加算器35へ供給する。ここで、アップスケーラ34は、差分データD6から抽出されたモード情報DMを参照し、当該モード情報DMが示すモードに対応するアップスケール処理を実行してHD画像データD10を生成する。即ち、SD画像データD9は、図1に示す画像生成装置100において行われたアップスケール処理と同一のアップスケール処理によってHD画像データD10に変換される。HD画像データD10は、DVDに記録されたSD画像データD8をHDTVの解像度にした画像データである。
HDデコーダ32は、差分データD6に含まれるHD画像データ中の時間情報を抽出し、時間情報DTとしてSDデコーダ33へ供給する。これにより、HDデコーダ32とSDデコーダ33は相互に時間軸上の同期を取ることができる。なお、時間情報DTとしては、デコード開始時刻管理情報であるDTS(Decoding Time Stamp)、再生時刻管理情報であるPTS(Presentation Time Stamp)、基本同期信号であるSTC(System Time Clock)などを使用することができる。
加算器35は、HD画像データD10にHD画像データD7を加算してHD画像データD11を出力する。HD画像データD10はDVDに記録されたSD画像データをHDTVの解像度に変換したデータであり、HD画像データD7はSD画像データとHD画像データの差分データである。よってHD画像データD11は、元画像ソース5から出力されるソース画像に対応する高精細の画像データとなる。
以上のように、第1実施例では、ソース画像データに対応するSD画像データはDVDのパッケージメディアの形態でユーザに提供される。一方、ソース画像データと、DVDに記録されるSD画像データとの差分データがインターネットを介してユーザに提供される。言い換えると、差分データはSD画像データとは別個に、異なるルートでユーザに提供される。そして、ユーザは画像再生装置200において、DVDから取得されるSD画像データと、インターネットを介して提供される差分データとを用いて、ソース画像に対応する高精細画像を再生することができる。よって、DVDのパッケージメディアを購入したユーザは、インターネットから差分データD6を取得すれば、高精細画像を見ることができる。なお、この手法では、インターネットを通じて提供される差分データは、それだけを閲覧しても無意味であるので、著作権や閲覧権限などの観点からも問題がない。
なお、図2に示す画像再生装置200は、もちろん差分データD6を使用せずにDVDからのSD画像のみを再生することも可能である。また、画像再生装置200は、DVDメディアに記録されているメディアキーやタイトルキーなどのキー情報を確認した上で、差分データとの画像データ合成を行うように構成することも可能である。
なお、第1実施例においては、HD画像が本発明における高画質画像及び高精細度画像に相当し、SD画像が本発明における基本画質画像及び標準精細度画像に相当する。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例について説明する。第1実施例は、DVDのパッケージメディアとインターネットから入手した差分データとを用いて、HD画質の画像再生を行うものであった。これに対し、第2実施例では、差分データは、画像再生装置200に接続されて使用される表示装置(TV)の特性に適合した画像を生成するためのデータとなっている。即ち、第2実施例は、差分データを利用することによりユーザが所有する表示装置に最適な画像を再生することを可能とする。
図3は、本発明の第2実施例による画像生成装置100aの構成を示す。画像生成装置100aは、イコライザ20が付加されている点以外は第1実施例の画像生成装置100と同様の構成を有する。なお、第1実施例と同様の構成要素については適宜説明を省略する。
イコライザ30は、画像再生側で使用される表示装置の特性に対して画像データを最適化する画像処理を行う。例えば、異なる表示装置としてA社製TV、B社製TV、C社製TVがある場合、まずイコライザ30はA社製TVに対して最適化された画像を生成する。これにより、HDエンコーダ18が生成する差分データD6は、DVDのパッケージメディアに記録される標準画質の画像と、A社製TVに対して最適化された高精細画像との差分データとなる。同様に、画像生成装置100aは、B社製TV、C社製TVに対して最適化された高精細画像との差分データも生成する。
第2実施例の画像再生装置200aの構成を図4に示す。第2実施例の画像再生装置200aは、コントローラ36が付加されている点以外は基本的に第1実施例の画像再生装置200と同様の構成を有する。なお、第1実施例と同様の構成要素については適宜説明を省略する。
インターネットのサーバには、上述のように、A〜C各社のTVに対応する差分データが予め用意されている。画像再生装置200aのコントローラ36は、TV40から当該TVの識別情報D12(例えばメーカー名、型番など)をHDMIなどのインターフェースを介して取得し、ADSLやFTTHなどのインターフェースを通じてインターネットのサーバへ識別情報D12を送信する。これにより、画像再生装置200aは、当該識別情報D12に対応する差分データD6を受信する。例えば、ユーザのTVがA社製であれば、その旨を示す識別情報D12がサーバへ送信され、当該TVに対応する差分データD6がHDD31へ記憶される。
画像再生装置200aにおける動作は基本的に第1実施例と同様である。よって、画像再生装置200aは、DVDのパッケージメディアから取得したSD画像データと、TV40に対応する差分データD6に基づいて、当該TV40に最適な画質のHD画像を再生することができる。
なお、第2実施例では、同様にBDのパッケージメディアに対しても、表示装置に最適化したHD画像を提供することができる。このための構成を図3及び図4において破線で示している。
図3において、HDエンコーダ10はソース画像D1をエンコードしたHD画像データD2をBDに記録する。同時に、HDエンコーダ10から出力されるHD画像データD2と、イコライザ20から出力されるHD画像データD3aとの差分データD15がインターネットを通じてユーザに提供される。
図4に示す例では、画像再生装置200aはインターネットから差分データD15を取得し、HDデコーダ32がこれをデコードして加算器35へ供給する。また、HDデコーダ37はBDから読み出したHD画像データをデコードして加算器35へ供給する。加算器35は、パッケージメディアであるBDからのHD画像データと差分データD15に基づくHD画像データとを加算してHD画像データD11を生成する。このHD画像データD11は、TV40に対して最適化されたHD画像となる。
なお、第2実施例においては、表示装置に最適化した画質の画像(イコライザからの出力画像)が本発明における高画質画像に相当し、DVDに記録されたSD画像が本発明における基本画質画像に相当する。
[第3実施例]
次に、本発明の第3実施例について説明する。第1実施例は、DVDのパッケージメディアを使用し、SD画像より高精細であるHD画像との差分データをインターネットから取得して高精細のHD画像を再生可能とするものであった。これに対し、第3実施例は、BDのパッケージメディアを使用し、HD画像よりさらに高精細である4K2K画像との差分データをインターネットから取得して4K2K画像の再生を可能とするものである。なお、「4K2K」とは、解像度が「4096×2043」又は「4096×2160」である画像を言う。
第3実施例における画像生成装置100cの構成を図5に示し、画像再生装置200cの構成を図6に示す。第3実施例におけるBDと4K2K画像の関係は、第1実施例におけるDVDとHD画像の関係と同様であり、画像生成装置100c及び画像再生装置200cにおける処理も類似している。
図5に示すように、4K2K画像であるソース画像は、4K2Kエンコーダ50及び4K2Kデコーダ51を介して複数の加算器56aから56dへ送られる。一方、ソース画像はダウンスケーラ52によりHD画像の解像度にダウンスケール処理され、HDエンコーダ53によりエンコードされてパッケージメディアとしてのBDへ記録される。同時に、HDエンコーダ53の出力はHDデコーダ54によりデコードされ、4つのアップスケーラ55a〜55dに送られる。4つのアップスケーラ55a〜55dは、異なるモードでHD画像データをアップスケール処理して4K2Kの解像度とし、加算器56a〜56dへ送る。加算器56a〜56dは、それぞれ、4K2Kデコーダ51からの4K2K画像データと、各アップスケーラ55a〜55dからの画像データとの差分データをスイッチ57へ送る。
コントローラ59は、各加算器56a〜56dが出力する差分データのデータ量に基づいて最適なモードのアップスケーラ55を選択し、それに対応する加算器56からの出力をスイッチ57により選択して4K2Kエンコーダ58へ送る。4K2Kエンコーダ58は、スイッチ57から供給される差分データに、コントローラ59から供給されるモード情報DM(最適なアップスケール処理のモードを示す情報)を含めて差分データとしてインターネットへ提供する。
図6に示す画像再生装置200cはBDプレイヤーなどにより構成される。画像再生装置200cは、インターネットより差分データを取得してHDD61に一時的に記憶するとともに、差分データ中のモード情報DMを抽出してアップスケーラ64に送る。4K2Kデコーダ62は差分データをデコードして4K2K画像データを生成し、加算器65へ送る。
一方、BDのパッケージメディアから読み出されたHD画像データはHDデコーダ63によりデコードされてアップスケーラ64に送られる。アップスケーラ64は、モード情報DMにより指定されるモードに従ってHDデコーダ63からのHD画像データを4K2Kの解像度に変換し、加算器65へ送る。なお、4K2Kデコーダ62とHDデコーダ63は、第1実施例と同様に、差分データに含まれる時間情報DTに基づいて同期制御される。
加算器65は、4K2Kデコーダ62から供給される画像データと、アップスケーラ64から供給されるデータとを加算して4K2K画像を出力する。アップスケーラ64から供給される画像データはBDに記録されたHD画像を4K2K解像度に変換したものであり、4K2Kデコーダ62から供給されるデータはBDに記録されたHD画像とソース画像との差分データである。よって、加算器65から出力される4K2K画像は、ソース画像に相当する高画質(高精細)の画像となる。こうして、BDのパッケージメディアを有するユーザは、インターネットから差分データを取得することにより、さらに高精細な4K2K画質の画像を再生することが可能となる。
なお、第3実施例においては、4K2K画像が本発明における高画質画像及び高精細度画像に相当し、HD画像が本発明における基本画質画像及び標準精細度画像に相当する。
[第4実施例]
次に、本発明の第4実施例について説明する。第4実施例は、画像の放送システムに本発明を適用したものであり、放送帯域制限に伴うブロックノイズの影響を除去する手法に関する。ブロックノイズとは、デジタル画像において発生するノイズであり、モザイクのように画像の境目が分かれて見えるノイズを言う。ブロックノイズは画像データの圧縮などにより生じるものであり、放送帯域制限に起因して発生する。具体的に、放送帯域の制限なしで圧縮した画像にはブロックノイズは発生しないが、放送帯域制限に合わせた圧縮手法で画像データの圧縮を行うとブロックノイズが発生する。
第4実施例による画像生成装置100d及び画像再生装置200dの構成を図7に示す。画像生成装置100dは放送局に設置される。元画像ソース5から出力されるソース画像データはHDエンコーダ60及び62に送られる。HDエンコーダ60は、ソース画像データに対して放送帯域制限に合わせたエンコードを行い、HDデコーダ61へ送る。HDデコーダ61はエンコードされた画像データをデコードし、加算器64へ送る。またHDエンコーダ60によりエンコードされた画像データは、例えば地上波デジタル放送などの放送により画像再生装置200dへ送られる。
一方、HDエンコーダ62は、ソース画像データに対して放送帯域の制限を受けないエンコードを行い、HDデコーダ63へ送る。HDデコーダ63はエンコードされた画像データをデコードし、加算器64へ送る。
加算器64は、放送帯域制限のない画像データから、放送帯域制限のある画像データを減算し、差分データとしてHDエンコーダ65へ送る。HDエンコーダ65はエンコードした差分データを、インターネットを介して画像再生装置200dへ送る。
画像再生装置200dは例えばHDDレコーダ、BDレコーダなどとすることができる。画像再生装置200dは、放送により取得した画像データ(破線参照)をHDD71に一時的に記憶し、画像データD40としてHDデコーダ72へ送る。HDデコーダ72は、放送により取得した画像データD40をデコードし、画像データD42として加算器73へ送る。
HDデコーダ70はインターネットを介して取得した差分データD41をデコードし、画像データD43として加算器73へ送る。なお、HDデコーダ70と72は、差分データD41に含まれる時間情報DTに基づいて同期制御される。加算器73は、放送を通じて得られた画像データD42に、差分データに基づいて得られた画像データD43を加算し、HD画像データとして出力する。
このように、帯域制限無しの画像データとの差分データをインターネットを通じて取得し、放送により得られた画像データに加算して再生することにより、ユーザは放送帯域制限に起因するブロックノイズの影響を受けない画像再生が可能となる。
なお、上記の例では差分データをインターネット経由で提供しているが、その代わりに、差分データを例えばTV雑誌の付録ディスクなどに記録してユーザに提供することとしてもよい。
上述のように、画像再生装置200d内のHDデコーダ70及び72の同期制御は、差分データに含まれる時間情報DTに基づいて行うことができる。但し、画像再生装置200dがCMカット機能を有する場合に、放送波に基づく画像データD40のCM部分をカットしてしまうと、HDデコーダ70で生成される差分データD41との同期を取るための処理負荷が大きくなり、特に放送波に基づいてリアルタイムに再生することは難しくなる。よって、本実施例により高画質画像を再生する場合には、画像再生装置200dのCMカット機能を使用禁止することが好ましい。もしくは、リアルタイム再生は行わず、放送波から得られた画像データD40を一旦HDD71に記録するとともに、インターネットから取得した差分データD41も一旦HDD71に記憶し、それらに基づいて予め合成した画像データを生成してHDD71に記憶する。そして、合成後の画像データを再生することとしてもよい。
なお、第4実施例では、帯域制限無しでエンコードされた画像が本発明における高画質画像に相当し、帯域制限ありでエンコードされた画像が本発明における基本画質画像に相当する。
[第5実施例]
次に、本発明の第5実施例について説明する。第5実施例では、ソース画像をディープカラー(Deep Color)などの階調数の多い高画質画像、又は、xvYCCなどの色再現域(色域)の広い高画質画像とし、それら高画質画像と標準画質画像との差分データをインターネット配信する。
図8は、第5実施例に係る画像生成装置100e及び画像再生装置200eの構成を示す。画像生成装置100eにおいて、元画像ソース5から出力されたソース画像D50は、HDエンコーダ80及び階調ダウン処理部82へ送られる。HDエンコーダ80はソース画像D50をエンコードし、HDデコーダ81はそれをデコードしてHD画像データD51を生成して加算器85へ送る。
一方、階調ダウン処理部82は、ソース画像D50の階調数を減らしたHD画像データD52を生成し、これをHDエンコーダ83へ送る。例えば、ソース画像D50の階調数が16又は12ビットである場合、階調ダウン処理部82はこれを8ビットのHD画像データD52とする。HDエンコーダ83はHD画像データD52をエンコードしてBDに記録するとともにHDデコーダ84へ送り、HDデコーダ84はその画像データをデコードして加算器85へ送る。加算器85は、HDデコーダ81から供給されるHD画像データD51から、HDデコーダ84から供給されるHD画像データD53を減算して差分データを生成し、HDエンコーダ86はその差分データをエンコードして差分データD54を生成する。差分データD54はインターネットを通じてユーザの画像再生装置200eに提供される。なお、HDエンコーダ86は、元画像ソース5から出力されるソース画像データD50の階調数を示す階調数情報DNを差分データD54に含める。
画像再生装置200eは、インターネットから差分データD54を取得しHDD91に一時的に記憶する。画像再生装置200eは、差分データD54から階調数情報DNを抽出し、階調アップ処理部93へ送る。
HDデコーダ90は、差分データD54をデコードし、HD画像データD55として加算器94へ送る。また、HDデコーダ92は、BDのパッケージメディアからHD画像データを読み出してデコードし、階調アップ処理部93はデコードされた画像データの階調数を階調数情報DNに従って増加させてHD画像データD56を生成して加算器94へ送る。これにより、階調アップ処理部93から出力されるHD画像データD56は、ソース画像D50と同一の階調数となる。そして、加算器94は、HD画像データD55とD56を加算してHD画像を出力する。このHD画像は、ソース画像と同一階調数を有する高画質画像となる。
なお、上記の例では、ソース画像データD50を階調数の大きい高画質画像としたが、ソース画像データD50を色再現域の広い高画質画像としても構わない。その場合には、階調ダウン処理部82の代わりに色再現域を狭くする変換処理を行う処理部を設け、階調アップ処理部93の代わりに色再現域を広くする変換処理を行う処理部を設ける。そして、差分データD54には、階調数情報の代わりに色再現域を特定する情報を含める。これにより、画像生成装置200eは色再現域の広い高画質画像と、標準的な色再現域の標準画質画像との差分データを生成してインターネットへ提供する。画像再生装置200eは、その差分データを取得し、BDから再生される標準画質画像に差分データを加算して、色再現域の広い高画質画像を再生することが可能となる。
以上の第1乃至第5実施例に説明したように、本発明では、高画質画像データと基本画質画像データの差分データを生成し、当該差分データを、基本画質画像データとは異なるルートでユーザに提供する。好適には、基本画質画像データをDVD、BDなどのパッケージメディアもしくは放送により提供し、高画質画像データとの差分データをインターネットなどにより配信する。これにより、基本画質画像データを有するユーザは、高画質画像データとの差分データを取得することにより、高画質画像を再生することができる。
第1実施例に係る画像生成装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施例に係る画像再生装置の概略構成を示すブロック図である。 第2実施例に係る画像生成装置の概略構成を示すブロック図である。 第2実施例に係る画像再生装置の概略構成を示すブロック図である。 第3実施例に係る画像生成装置の概略構成を示すブロック図である。 第3実施例に係る画像再生装置の概略構成を示すブロック図である。 第4実施例に係る画像生成装置及び画像再生装置の概略構成を示すブロック図である。 第5実施例に係る画像生成装置及び画像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
5 元画像ソース
10、18 HDエンコーダ
11 HDデコーダ
12 ダウンスケーラ
15、34、55、64 アップスケーラ
16、35 加算器
19、36、59 コントローラ
20 イコライザ
31 HDD
40 TV
100a〜100e 画像生成装置
200a〜200e 画像再生装置

Claims (12)

  1. 元画像データから、高画質画像データを生成する高画質画像生成部と、
    前記元画像データから、前記高画質画像データよりも低画質の基本画質画像データを生成する基本画質画像生成部と、
    前記高画質画像データと前記基本画質画像データの差分である差分データを生成する差分データ生成部と、
    前記基本画質画像データと、前記差分データとを異なる出力経路に出力する出力部と、を備えることを特徴とする画像生成装置。
  2. 前記高画質画像データは高精細度画像データであり、
    前記基本画質画像データは標準精細度画像データであり、
    前記基本画質画像生成部は、前記高精細度画像データから前記標準精細度画像データを生成するダウンスケーラであり、
    前記差分データ生成部は、前記標準精細度画像データをアップスケール処理するアップスケーラと、アップスケール処理された画像データを前記高精細度画像データから減算して前記差分データを生成する減算部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  3. 前記高画質画像データは高精細度画像データであり、
    前記基本画質画像データは標準精細度画像データであり、
    前記基本画質画像生成部は、前記高精細度画像データから前記標準精細度画像データを生成するダウンスケーラであり、
    前記差分データ生成部は、前記標準精細度画像データを異なるモードでアップスケール処理する複数のアップスケーラと、アップスケール処理された画像データを前記高精細度画像データから減算して前記差分データを生成する複数の減算部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  4. 前記複数の差分データから1つの差分データを選択するコントローラを有し、
    前記差分データ生成部は、前記コントローラが選択した1つの差分データを出力することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像生成装置。
  5. 前記コントローラは、前記複数の差分データのうち、データ量が最も少ないものを選択することを特徴とする請求項4に記載の画像生成装置。
  6. 前記高画質画像データに対して、所定の画像表示装置の特性に応じた画質調整を行う画質調整手段を備え、
    前記差分データ生成部は、画質調整後の高画質画像データに基づいて前記差分データを生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像生成装置。
  7. 前記高画質画像生成部は、前記元画像データを、放送帯域による制限なしに圧縮して前記高画質画像データを生成し、
    前記基本画質画像生成部は、前記元画像データを、放送帯域による制限に応じて圧縮して前記基本画質画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  8. 前記高画質画像生成部は、所定階調数を有する前記高画質画像データを生成し、
    前記基本画質画像生成部は、前記所定階調数よりも少ない階調数を有する前記基本画質画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  9. 前記高画質画像生成部は、所定の色域を有する前記高画質画像データを生成し、
    前記基本画質画像生成部は、前記所定の色域よりも狭い色域を有する前記基本画質画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  10. 請求項1に記載の画像生成装置が生成した画像データを再生する画像再生装置であって、
    ネットワークを通じて前記差分データを取得する差分データ取得部と、
    前記基本画質画像データを取得する基本画質画像データ取得部と、
    前記基本画質画像データと前記差分データとに基づいて、前記高画質画像データを再生する再生部と、を備えることを特徴とする画像再生装置。
  11. 請求項1に記載の画像生成装置が生成した画像データを再生する画像再生装置であって、
    ネットワークを通じて前記差分データを取得する差分データ取得部と、
    記録媒体から前記基本画質画像データを取得する基本画質画像データ取得部と、
    前記基本画質画像データをアップスケール処理するアップスケーラと、
    前記アップスケール処理された基本画質画像データと、前記差分データとを加算して高画質画像データを再生する再生部と、を備えることを特徴とする画像再生装置。
  12. 請求項4に記載の画像生成装置が生成した画像データを再生する画像再生装置であって、
    ネットワークを通じて前記差分データを取得する差分データ取得部と、
    記録媒体から前記基本画質画像データを取得する基本画質画像データ取得部と、
    前記基本画質画像データをアップスケール処理するアップスケーラと、
    前記アップスケール処理された基本画質画像データと、前記差分データとを加算して高画質画像データを再生する再生部と、を備え、
    前記差分データは、前記コントローラが選択した1つの差分データに対応するアップスケール処理モードを特定するモードデータを含み、
    前記アップスケーラは、前記モードデータを参照し、当該1つの差分データに対応するアップスケール処理モードで前記基本画質画像データをアップスケール処理することを特徴とする画像再生装置。
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