JP2010011151A - 受信機及びその動作電流低減方法 - Google Patents

受信機及びその動作電流低減方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自局の通信周波数と同一周波数帯域の信号を受信した場合であっても、所望の信号でない場合には、一定時間受信信号処理部が再起動されるのを禁止し、消費電力を削減する。
【解決手段】高周波信号を検波し検波した高周波信号が一定レベル以上であると起動信号113を出力する起動回路115と、起動信号113を受けて高周波信号の復調動作を開始する受信信号処理部114と、を有する受信機であって、受信信号処理部114が、高周波信号から復調信号を復元する復調回路110と、復調信号が所望の信号であるか否か判定し所望の信号でなかった場合に起動回路115に再起動禁止信号141を出力し、起動回路115に一定時間起動信号113の出力を禁止させる再起動禁止制御部130と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信機及びその動作電流低減方法に関する。特に、高周波信号を検波し受信機本体を起動させる起動回路を備えた受信機に関する。
携帯可能な無線通信機器の普及にともない、バッテリ駆動時間を長くするための様々な技術が提案されている。その中で高周波検出起動回路による消費電力低減は有望な技術である。
図7に特許文献1に記載の従来の高周波検出起動回路のブロック図を示す。図7において、高周波信号入力端子601は整合回路602に接続され、外部から入力した高周波信号(RF信号)を整合回路602へ伝送する。整合回路602は、所望の信号帯域に整合しており、帯域外の信号について遮断する。整合回路602を通過した信号は検波回路603に入力される。検波回路603は、容量606、増幅回路605と共に検波増幅回路を構成し、検波及び増幅を行う。容量604と増幅回路605の入力インピーダンスは低域通過フィルタを構成しており、ノイズの除去(帯域制限)を行っている。増幅された信号は、容量606を通過してバッファ回路607により2値化回路608へ出力される。この容量606とバッファ回路607の入力インピーダンスで高域通過フィルタを構成しており、ノイズの除去を行っている。最後に2値化回路608によりデジタル信号が出力端子609から出力される。上記図7記載の高周波起動回路により、回路自体が持つDCオフセット信号やDC付近の雑音を遮断することができる。
また、図8は、特許文献2に記載の従来の無線通信機のブロック図である。図8記載の無線通信機は、受信回路701、送信回路702、副演算装置703、主演算装置704、周辺回路705、外部インターフェイス706で構成される。受信回路701は受信した電波をFSK復調して信号をデジタル化して副演算装置703に入力する。副演算装置は受信信号のプリアンブル部分を処理して、プリアンブルが所定の起動パターンであった場合は、主演算装置704を起動して受信処理を始める。主演算装置704が通常受信時にオフしているため、信号が来ていない間の処理に主演算装置704の電力を必要としない。そのため、電力消費量の低減を図れる。
特開2005−184175号公報 特開平10−28078号公報
しかし、上記特許文献1記載の高周波検出起動回路では、電波の届く範囲内に所望の信号と同じ周波数帯域で、同じプロトコルの他の無線通信機が存在すると、自局と通信を行わない場合にも、電波を検波し起動信号を出力する。この起動信号により自局の送受信機が立ち上がり、通信が行われていないにも関わらず電力を消費してしまう場合がある。
また、特許文献2記載の無線通信機では、主演算装置704が起動する必要があるか否かを受信回路701でFSK復調し、副演算装置703が判断する必要がある。したがって、無信号状態が継続する場合であっても、無信号であるか否かを確認するため、定期的に副演算装置703を起動させ、受信回路701で復調動作を行い、副演算装置で無信号であるか否か確認する必要がある。また、定期的に、副演算装置703を起動させるためには、無線通信機の内部クロックを常時動作させておく必要があり、消費電力が増加してしまう。
無信号状態が継続する場合には低消費電力で待受し、同じ周波数帯域で同じプロトコルの他の無線通信機に対する信号を受信した場合など所望でない信号を受信した場合にも消費電力が大きく増加しない受信機が望まれている。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る受信機は、高周波信号を検波し検波した高周波信号が一定レベル以上であると起動信号を出力する起動回路と、前記起動信号を受けて前記高周波信号の復調動作を開始する受信信号処理部と、を有する受信機であって、前記受信信号処理部が、前記高周波信号から復調信号を復元する復調部と、前記復調信号が所望の信号であるか否か判定し所望の信号でなかった場合に前記起動回路に再起動禁止信号を出力し、前記起動回路に一定時間前記起動信号の出力を禁止させる再起動禁止制御部と、を有する。
また、本発明の別なアスペクトに係る受信機の動作電流低減方法は、起動回路と、受信信号処理部と、を含む受信機の動作電流低減方法であって、待受状態では前記起動回路が動作し前記受信信号処理部は動作を休止し、前記起動回路が高周波信号を検波し検波した高周波信号が一定レベル以上であった場合に受信信号処理部を起動させ起動回路は動作を休止し、前記受信信号処理部は前記高周波信号から復調信号を復元する復調動作を行い、前記復調信号が所望の信号であった場合には通信終了まで受信信号処理を継続し通信終了後前記待受状態に戻り、前記復調信号が所望の信号でなかった場合には前記起動回路が一定時間受信信号処理部を起動しないように設定した後前記待受状態に戻る受信機の動作電流低減方法。
本発明の受信機によれば、無信号状態が継続する場合には低消費電力で待受し、かつ、所望でない信号を受信した場合にも消費電力の増加を低減できる受信機が得られる。
また、本発明の受信機の動作電流低減方法によれば、所望でない信号を受信したときの受信機の動作電流を低減できる。
本発明の実施形態について、必要に応じて図面を引用して概要をまとめると、以下のとおりである。
図1、図2に示すように、本発明の一実施形態の受信機は、高周波信号(101)を検波し、検波した高周波信号が一定レベル以上であると起動信号(113、213)を出力する起動回路(115、215)と、起動信号(113、213)を受けて高周波信号(101)の復調動作を開始する受信信号処理部114と、を有する受信機(100、200)であって、受信信号処理部114が、高周波信号(101)から復調信号を復元する復調部110と、復調信号が所望の信号であるか否か判定し所望の信号でなかった場合に起動回路(115、215)に再起動禁止信号141を出力し、起動回路(115、215)に一定時間起動信号(113、213)の出力を禁止させる再起動禁止制御部130と、を有する。
また、一実施形態の受信機は、図1、図2に示すように、起動回路(115、215)が、再起動禁止信号141を受けて一定時間起動信号(113、213)の出力を禁止する時定数回路(107、108)をさらに備えた起動回路(115、215)であってもよい。
また、一実施形態の受信機は、図1、図2に示すように、再起動禁止制御部130は、受信信号処理部114が起動回路(115、215)から起動信号(113、213)を受けて動作を開始する毎に、復調信号が所望の信号であるか否か判定し復調信号が所望の信号でなかった場合には、所望の信号でなかった回数を計数し、所望の信号でなかった回数が連続するほど、前記起動信号の出力を禁止させる時間を長くさせるように前記再起動禁止信号を出力する再起動禁止制御部130であってもよい。
また、一実施形態の受信機は、図1、図2、図3に示すように、再起動禁止制御部130は、受信信号処理部114が起動回路(115、215)から起動信号(113、213)を受けて動作を開始する毎に復調信号が所望の信号であるか否か判定し所望の信号でなかった場合に所望の信号でなかった回数を計数し所望の信号であった場合には前記計数値をリセットする判定部120と、計数値に応じた電流を出力するDA変換部(112、306、307)と、を備え、再起動禁止信号141が、DA変換部(112、306、307)の出力する電流信号141であってもよい。
また、一実施形態の受信機は、図1、図2に示すように、起動回路(115、215)が、再起動禁止信号141を充電するコンデンサ108と、コンデンサ108に充電した電荷を放電する固定抵抗107と、コンデンサ108に充電した電荷が所定の電圧以上である場合に起動信号(113、213)の出力を禁止する比較回路(109、206)を備えた起動回路であってもよい。
また、一実施形態の受信機は、図2に示すように、起動回路(215)が、再起動禁止信号141を受けて一定時間動作を休止する(216)ものであってもよい。
また、一実施形態の受信機は、図2に示すように、起動回路(215)が、所定の周波数帯域の高周波信号を効率よく受信するための整合回路102と、整合回路102により整合された高周波信号をアナログ検波する検波回路203と、検波回路203の出力を増幅する増幅回路204と、増幅回路204により増幅された検波信号が所定の電圧以上である場合に起動信号213を出力する起動信号出力回路205と、をさらに備え、比較回路206は、コンデンサ108に充電した電荷が所定の電圧以上である場合に検波回路203、増幅回路204、及び起動信号出力回路205の動作を休止させるものであってもよい。
さらに、本発明の一実施形態の受信機の動作電流低減方法は、図1、図2、図6に示すように、起動回路(115、215)と、受信信号処理部114と、を含む受信機(100、200)の動作電流低減方法であって、待受状態では起動回路(115、215)が動作し受信信号処理部114は動作を休止し(502)、起動回路(115、215)が高周波信号を検波し検波した高周波信号が一定レベル以上であった場合(504Yes)に受信信号処理部114を起動させ起動回路は動作を休止し(506)、受信信号処理部114は高周波信号から復調信号を復元する復調動作を行い、復調信号が所望の信号であった場合(507Yes)には通信終了まで受信信号処理を継続(509)し、通信終了後待受状態に戻り(502)、復調信号が所望の信号でなかった場合(507No)には起動回路(115、215)が一定時間受信信号処理部114を起動しないように設定(511)した後、待受状態に戻る(502)。
また、本発明の一実施形態の受信機の動作電流低減方法は、図1、図2、図6に示すように、受信信号処理部114が起動する毎に、復調信号が所望の信号でなかったことが連続する場合には、連続する回数に基づいて、前記受信信号処理部114を起動しないように設定する前記一定時間をより長い一定時間に設定する(510、511)ものであってもよい。
また、本発明の一実施形態の受信機の動作電流低減方法は、図2、図5に示すように、復調信号が所望の信号でなかった場合には、一定時間前記起動回路215と受信信号処理部114のいずれの動作も休止し(511)、一定時間の経過の後、前記待受状態に戻る(502)ものであってもよい。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1の受信機のブロック図である。実施形態1の受信機100は、起動回路115と受信信号処理部114を含んで構成される。起動回路115は、高周波信号入力端子101から入力される信号に所望の高周波帯域の信号が含まれていた場合に、受信信号処理部114を起動させる回路である。受信信号処理部114は、高周波信号入力端子101から入力された高周波信号を復調し、受信データの処理を行う。また、この受信機が無線通信機である場合には、高周波信号入力端子101の外部には、図示しないアンテナが接続されてもよい。
起動回路115は、高周波信号入力端子101から入力された信号のうち、所望の周波数帯域の信号のみを受信するための整合回路102と、所望の周波数帯域の信号の検波を行う検波回路103と、さらにその出力を増幅する増幅回路104と、増幅したアナログ信号を一定の基準値と比較しデジタル値に変換する2値化回路105を備えている。さらに起動回路115は、受信信号処理部114が出力する再起動禁止信号141に充電される容量C108と、容量C108に充電した電荷を常時放電する抵抗R107と、再起動禁止信号141の電圧レベルを一定の基準電圧と比較し、反転したデジタル値に変換する2値化回路109と、2値化回路105、2値化回路109の出力が共にハイレベルである場合に、起動信号113を出力するAND回路106と、を備えている。
また、受信信号処理部114は、高周波信号入力端子101から入力した高周波信号をデジタル復調する復調回路110と、復調回路110により復元した受信信号のデータ処理を行うメインCPU121と、復元した受信信号が所望の信号でなかった場合に、再起動禁止信号141を出力する再起動禁止制御部130を備えている。
再起動禁止制御部130は、サブCPU120と、DA変換部112を備えている。サブCPU120は、復元した受信信号が所望の信号であるか否か判定を行い起動回路115に対して再起動を禁止する時間を決める。DA変換部112は、サブCPU120の判定結果を電流値に変換し再起動禁止信号141として出力する。
図3は、再起動禁止制御部130のもう少し詳しい内部構成を示すブロック図である。サブCPU120は、受信信号判定部302、受信結果記憶部303、出力電流制御部304を備えた判定部120として機能する。また、電流源回路307とスイッチ回路306はDA変換部112として機能し、再起動を禁止する時間を決定する信号である再起動禁止信号141を電流出力信号として起動回路115へ出力する。
受信信号判定部302は、復調信号が所望の信号であるか否かを判定する。受信結果記憶部303は、復調信号が所望の信号でなかったことが何回続いたかを示す「連続受信失敗回数(Nfail)」の計数値を記憶する。出力電流制御部304は、「連続受信失敗回数(Nfail)」に基づいて、スイッチ回路306を制御して、再起動禁止信号141の出力電流値を決定し、再起動を禁止する時間をコントロールする。
また、電流源回路307はNビット(Nは自然数)の電流源で構成され、kビット目(kはN以下の自然数)の電流値は、2(k-1)*Ioで重み付けされている。すなわち、1ビット目から順に、Io、2*Io、4*Io、8*Io、・・・の電流を出力するように構成されている。
次に、図6の動作フローチャートを用いて、実施形態1の受信機の動作について説明する。この受信機は、ステップ501で動作を開始すると、初期設定を終えた後、起動回路115を動作状態に、受信信号処理部114を休止状態に設定し、待受状態となる(ステップ502)。この状態では、受信信号処理部114は動作を休止しているので、受信信号処理部114には動作電流は流れない。また、起動回路115は、アナログ回路と簡単なロジック回路で構成されているので、受信信号処理部114より動作電流は格段に小さい。
この待受状態(ステップ502)では、容量C108に蓄積された電荷はあったとしても、抵抗R107を介してすべてグランドレベルに放電されているので、再起動禁止信号141はグランドレベルの電位である。したがって、2値化回路109の出力はハイレベルとなる。
ここで、高周波信号入力端子101の入力が無信号であるか、信号が入力されても整合回路102、検波回路103、増幅回路104で検波し、増幅された信号が2値化回路105のスレッシュホールドレベルにまで達しない場合は、2値化回路105の出力はローレベルである。したがって、AND回路106の出力はローレベルとなり、待受状態を維持する(ステップ504でNoの場合)。
一方、高周波信号入力端子101に所望の周波数帯域の信号(RF信号)が入力され、2値化回路105のスレッシュホールドレベル以上になると、2値化回路105はハイレベルを出力する(ステップ504でYesの場合)。このケースでは、再起動禁止信号141はローレベルである(ステップ505でNoの場合)ので、2値化回路109の出力は上述したとおりハイレベルであり、AND回路106は反転し、起動信号113をハイレベルにする。
受信信号処理部114は、起動信号113のハイレベルを受けて、休止状態を終了させ、動作状態に入る。サブCPU120は、動作状態に入ると、起動回路制御信号142をローレベルにして、起動回路115を休止状態にする(ステップ506)。
受信信号処理部114は、高周波信号入力端子101から入力された高周波信号を復調回路110へ入力し、デジタル信号に復元する。復調信号が所望の信号であるか否か、サブCPU120が判定を行う(ステップ507)。復調信号が所望の信号であった場合(ステップ507でYesの場合)には、サブCPU120は、受信結果記憶部303が記憶する「連続受信失敗回数」の計数値をゼロにする(ステップ508)。一方、メインCPU121は通信終了まで受信データの信号処理を行う(ステップ509)。通信が終了した場合は、サブCPU120が起動回路制御信号142をハイレベルにして起動回路115を動作状態に設定した後、受信信号処理部114は、動作を休止し待受状態(ステップ502)に戻る。
一方、サブCPU120が所望の信号でないと判断した場合(ステップ507でNoの場合)は、受信結果記憶部303が記憶する「連続受信失敗回数(Nfail)」に1を加算する(ステップ510)。ここで、所望の信号でない場合とは、復調信号が自局に対する信号でなく他局に対する呼び出し信号であった場合や、復調回路110では意味ある信号に復調できない場合等の理由により受信に失敗した場合が相当する。続いて再起動禁止制御部130は、「連続受信失敗回数(Nfail)」の計数値に基づいて再起動禁止信号141を出力した(ステップ511)後、起動回路制御信号142をハイレベルにして起動回路115を動作状態に設定する。さらに、受信信号処理部114は動作を休止し、待受状態(ステップ502)に戻る。
ここで、再起動禁止制御部130の動作と、再起動を禁止する時間との関係について、詳しく説明する。
出力電流制御部304は、受信結果記憶部303に記憶されている「連続受信失敗回数(Nfail)」の情報に基づいて「連続受信失敗回数(Nfail)」が増えるほど再起動禁止信号141の出力電流値が増えるようにスイッチ回路306を制御する。具体的には、出力電流制御部304は、「連続受信失敗回数(Nfail)」の値がk(スイッチ回路306及び電流源回路307のビット数をNとしたとき、kはN以下の自然数。)であるときは、kビット目のスイッチをオンし、他のビットのスイッチをオフにするように制御する。すでに述べたように電流源回路307の各ビット(kビット目)の電流値は1ビット目の電流量Ioを2の(k−1)乗倍するように重み付けされている。すなわち、「連続受信失敗回数(Nfail)」の値がkであるときには、再起動禁止信号141の出力電流値は、1ビット目の電流量Ioの2の(k−1)乗倍の出力電流値になる。
図4に再起動禁止信号141の出力電流と出力電圧の波形図を示す。図4は、「連続受信失敗回数(Nfail)」の値が0から1になった場合を想定している。図4(a)は再起動禁止制御部130から出力される再起動禁止信号141の出力電流値を示し、図4(b)は再起動禁止信号141の電圧値を示す。出力電流制御部304は、「連続受信失敗回数(Nfail)」の値が1であるので、1ビット目のスイッチ回路306を一定時間T0からT2までオンさせる。したがって、図4(a)に示すようにT0からT2までの期間、電流Ioutが再起動禁止信号141として出力される。すると、再起動禁止信号の電圧は、図4(b)に示すようにT0からT2までの期間、容量C108を充電し、タイミングT1で再起動禁止信号141の電圧は、2値化回路109の論理スレッシュホールド以上になる。タイミングT2以降抵抗R107によって徐々に容量Cの電荷はグランドレベルに放電されるので再起動禁止信号141の電圧レベルは徐々に低下し、タイミングT3では、再び2値化回路109の論理スレッシュホールドレベルにまで低下する。このタイミングT1からタイミングT3までの期間は、再起動禁止信号141の電圧が2値化回路109の論理スレッシュホールドレベル以上であり、2値化回路109の出力はローレベルになるので、高周波信号入力端子101から入力される高周波信号のレベルにかかわらず、起動回路115から起動信号113が出力されることはない。すなわち、再起動禁止信号141によって、タイミングT1からタイミングT3までの一定期間起動信号113の出力は禁止される。
図5は、「連続受信失敗回数(Nfail)」が0以外の値(Nfail−1)から1増加する場合の再起動禁止信号141の出力電流と出力電圧の波形図である。復調回路110で復調を試みた結果、得られた信号が所望の信号でなかった事が(Nfail)回連続した場合である。図5(c)は再起動禁止制御部130から出力される再起動禁止信号141の出力電流値を示し、図5(d)は再起動禁止信号141の電圧値を示す。
まず、(Nfail−1)回目に連続して受信が失敗した場合は、出力電流制御部304は、(Nfail−1)ビット目のスイッチ回路306を一定時間TnからTn+1までオンさせる。したがって、図5(c)に示すようにTnからTn+1までの期間、Ioutを2の[(Nfail−1)乗]倍した電流が再起動禁止信号141として出力される。すると、再起動禁止信号の電圧は、図5(d)に示すようにTnからTn+1までの期間、容量C108を充電し、再起動禁止信号141の電圧は、2値化回路109の論理スレッシュホールド以上になり、起動信号113の出力は禁止される。その後、抵抗R107により容量C108に蓄積された電荷は徐々に放電され、タイミングTn+2には、2値化回路109の論理スレッシュホールド未満の電圧に低下し、起動信号113の出力禁止は解除される。
次に、もう一度連続して受信に失敗した場合は、出力電流制御部304は、(Nfail)ビット目のスイッチ回路306を一定時間Tn+3からTn+4までオンさせる。(Nfail)ビット目の電流源回路307は、(Nfail−1)ビット目の電流源回路307の2倍の電流を流すので、図5(c)に示すようにTn+3からTn+4までの期間、Ioutを[2の(Nfail)乗]倍した電流が再起動禁止信号141として出力される。すると、再起動禁止信号の電圧は、図5(d)に示すようにTn+3からTn+4までの期間、容量C108を充電し、再起動禁止信号141の電圧は、2値化回路109の論理スレッシュホールド以上になり、起動信号113の出力は禁止される。その後、抵抗R107により容量C108に蓄積された電荷は徐々に放電され、タイミングTn+5には、2値化回路109の論理スレッシュホールド未満の電圧に低下し、起動信号113の出力禁止は解除される。しかし、Tn+3からTn+4まで再起動禁止信号141として出力される電流値は、TnからTn+1に出力される電流値の2倍であるので、起動信号113の出力が禁止になってから出力禁止が解除されるまでの時間も長くなっている。
すなわち、復調回路110で復調を試みた結果、得られた信号が所望の信号でなかった事が連続するほど、起動信号113の出力が禁止される時間も長くなっている。復調信号が所望の信号でなかった場合は、自局と同じ周波数帯域を使用する同じ通信プロトコルの他局が通信を行っている可能性が高く、しばらくは他局が通信を行っていると考えられる。そのような場合は、時間を空けないで連続して復調を試みても所望の信号が得られない確率が高い。そこで「連続受信失敗回数(Nfail)」が増加するにしたがって、再起動を禁止する時間を延ばす本実施形態の機能により誤起動の低減が実現できる。また、周囲の環境ノイズを起動回路が自局に対する通信であると誤認して起動をかけてしまう場合も、環境ノイズが収まるまで再起動を禁止し誤起動により無駄な動作電流を消費することを抑えることができる。
なお、「連続受信失敗回数(Nfail)」が増えても、電流源回路307の最上位ビットの電流値または、電流源回路307の全ビットの電流値の総和以上に再起動禁止信号141の電流値が増加することはないので、起動禁止時間が無制限に長くなることはないことは説明するまでもない。
また、起動回路115や受信信号処理部114は、動作停止時(休止時)に、流れる電流をさらに減らすため、起動回路115、受信信号処理部114の電源を切断してもよい。ただし、判定部120の受信結果記憶部303の電源も切断する場合は、受信結果記憶部303を不揮発性のメモリにする必要がある。一方、動作停止時(休止時)のリーク電流が動作電流に比べて問題にならないほど小さい場合は、通電したまま、動作を休止すればよい。また、再起動を早くし、かつ、リーク電流を減らすためには、動作休止時の電源電圧を下げてもよい。いずれにせよ、上記実施の形態によれば、受信機の動作電流を減らすことができ、その結果、受信機の消費電力を減らすことができる。
[実施形態2]
図2は、本発明の実施形態2の受信機のブロック図である。図2において、図1と構成機能がほぼ同一であるブロックは、同一番号を付し、詳細な説明は省略する。実施形態2の受信機では、図1の2値化回路109、検波回路103、増幅回路104、2値化回路105が、それぞれ、2値化回路206、検波回路203、増幅回路204、2値化回路205に置き換わっている。また、2値化回路209の出力する動作休止信号216が、検波回路203、増幅回路204、2値化回路205に接続されている。動作休止信号216は、起動回路215が動作しているとき、ハイレベルであり、2値化回路206は、再起動禁止信号141の電圧レベルが一定の基準電圧以上であると、動作休止信号216をローレベルにして、検波回路203、増幅回路204、2値化回路205の動作を休止させる。一方、再起動禁止信号141の電圧レベルが一定の基準電圧未満であるときは、2値化回路206は、ハイレベルを出力する。このときは、検波回路203、増幅回路204、2値化回路205は動作する。また、2値化回路205は、動作休止信号216がローレベルであるときは、増幅回路204の出力電圧に関わらず、起動信号213をローレベルにする。すなわち、再起動禁止信号141が一定の基準電圧以上であるときは、動作休止信号216がローレベルであるので、起動信号213もローレベルとなり、受信信号処理部114が起動信号213によって再起動されることはない。
なお、受信信号処理部114が、受信に失敗して再起動禁止信号141を出力して動作を休止し待受状態に戻るとき、動作休止信号216によって、起動回路215の検波回路203、増幅回路204、2値化回路205も同時に動作休止状態になる。すなわち、実施形態2では、受信に失敗した場合、一定の時間は、受信信号処理部114と起動回路215の検波回路203、増幅回路204、2値化回路205が同時に動作休止状態になるので、実施形態1に比べてもさらに動作電流を低減できる。なお、一定の時間が経過し、動作休止信号216がハイレベルになると、検波回路203、増幅回路204、2値化回路205の動作休止状態が解除され、通常の待受状態に戻る。
以上、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の一実施形態の受信機のブロック図である。 本発明の別な実施形態の受信機のブロック図である。 本発明の一実施形態における再起動禁止制御部のブロック図である。 本発明の一実施形態における再起動禁止信号の出力電流と出力電圧の波形図である。 本発明の一実施形態における再起動禁止信号の出力電流と出力電圧の別な波形図である。 本発明の一実施形態における受信機の動作フローチャートである。 従来の高周波検出起動回路のブロック図である。 従来の無線通信機のブロック図である。
符号の説明
100、200 受信機
101、601 高周波信号入力端子
102、602 整合回路
103、203、603 検波回路
104、204、605 増幅回路
105、109、205、206 2値化回路
106 AND回路
107 抵抗R
108、604、606 容量C
110 復調回路
112 DA変換部
113、213 起動信号
114 受信信号処理部
115、215 起動回路
120 サブCPU(判定部)
121 メインCPU
130 再起動禁止制御部
141 再起動禁止信号
142 起動回路制御信号
216 動作休止信号
302 受信信号判定部
303 受信結果記憶部
304 出力電流制御部
306 スイッチ回路
307 電流源回路
607 バッファ回路
608 2値化回路
609 起動信号出力端子
610 被起動回路
701 受信回路
702 送信回路
703 副演算装置
704 主演算装置
705 周辺回路
706 外部インターフェイス

Claims (10)

  1. 高周波信号を検波し、検波した高周波信号が一定レベル以上であると起動信号を出力する起動回路と、
    前記起動信号を受けて前記高周波信号の復調動作を開始する受信信号処理部と、を有する受信機であって、
    前記受信信号処理部が、
    前記高周波信号から復調信号を復元する復調部と、
    前記復調信号が所望の信号であるか否か判定し所望の信号でなかった場合に前記起動回路に再起動禁止信号を出力し、前記起動回路に一定時間前記起動信号の出力を禁止させる再起動禁止制御部と、
    を有する受信機。
  2. 前記起動回路が、前記再起動禁止信号を受けて一定時間起動信号の出力を禁止する時定数回路をさらに備えた起動回路である請求項1記載の受信機。
  3. 前記再起動禁止制御部は、前記受信信号処理部が前記起動回路から起動信号を受けて動作を開始する毎に、前記復調信号が所望の信号であるか否か判定し復調信号が所望の信号でなかった場合には、所望の信号でなかった回数を計数し、所望の信号でなかった回数が連続するほど、前記起動信号の出力を禁止させる時間を長くさせるように前記再起動禁止信号を出力する再起動禁止制御部である請求項1または2記載の受信機。
  4. 前記再起動禁止制御部は、
    前記受信信号処理部が前記起動回路から起動信号を受けて動作を開始する毎に、前記復調信号が所望の信号であるか否か判定し、所望の信号でなかった場合に所望の信号でなかった回数を計数し、所望の信号であった場合には前記計数値をリセットする判定部と、
    前記計数値に応じた電流を出力するDA変換部と、を備え、
    前記再起動禁止信号が、前記DA変換部の出力する電流信号である
    請求項1乃至3いずれか1項記載の受信機。
  5. 前記起動回路が、
    前記再起動禁止信号を充電するコンデンサと、
    コンデンサに充電した電荷を放電する固定抵抗と、
    前記コンデンサに充電した電荷が所定の電圧以上である場合に前記起動信号の出力を禁止する比較回路を備えた起動回路である請求項1乃至4いずれか1項記載の受信機。
  6. 前記起動回路が、前記再起動禁止信号を受けて一定時間動作を休止する請求項1乃至5いずれか1項記載の受信機。
  7. 前記起動回路が、
    所定の周波数帯域の前記高周波信号を効率よく受信するための整合回路と、
    前記整合回路により整合された高周波信号をアナログ検波する検波回路と、
    前記検波回路の出力を増幅する増幅回路と、
    前記増幅回路により増幅された検波信号が所定の電圧以上である場合に前記起動信号を出力する起動信号出力回路と、
    をさらに備え、
    前記比較回路は、前記コンデンサに充電した電荷が所定の電圧以上である場合に前記検波回路、前記増幅回路、及び前記起動信号出力回路の動作を休止させる請求項5記載の受信機。
  8. 起動回路と、受信信号処理部と、を含む受信機の動作電流低減方法であって、
    待受状態では、前記起動回路が動作し、前記受信信号処理部は動作を休止し、
    前記起動回路が、高周波信号を検波し検波した高周波信号が一定レベル以上であった場合に受信信号処理部を起動させ、起動回路は動作を休止し、
    前記受信信号処理部は、前記高周波信号から復調信号を復元する復調動作を行い、
    前記復調信号が所望の信号であった場合には、通信終了まで受信信号処理を継続し、通信終了後、前記待受状態に戻り、
    前記復調信号が所望の信号でなかった場合には、前記起動回路が一定時間受信信号処理部を起動しないように設定した後、前記待受状態に戻る
    受信機の動作電流低減方法。
  9. 前記受信信号処理部が起動する毎に、前記復調信号が所望の信号でなかったことが連続する場合には、連続する回数に基づいて、前記受信信号処理部を起動しないように設定する前記一定時間をより長い一定時間に設定する請求項8記載の受信機の動作電流低減方法。
  10. 前記復調信号が所望の信号でなかった場合には、前記一定時間前記起動回路と前記受信信号処理部のいずれの動作も休止し、前記一定時間の経過の後、前記待受状態に戻る請求項8または9に記載の受信機の動作電流低減方法。
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