JP2010010971A - キャリブレーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に、かつ省スペースでカメラのキャリブレーションを実施すること。
【解決手段】キャリブレーション装置100が、キャリブレーションの対象となるカメラ20に対して固定可能で、当該カメラの光軸上かつ光学中心から所定の長さPオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向に垂れた錘10をカメラ20で撮影する。そして、撮影された撮影画像から特定した錘の座標Qに基づいて、パラメータ推定部140が当該カメラの俯角θ及び回転角φを算出する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、カメラのキャリブレーションを実行するキャリブレーション装置に関するものである。
従来、複数または単数の車載カメラが撮影した車外の映像や画像等を車内に設置されたモニターに表示する技術が実用化されている(例えば、アラウンドビューモニターやバックモニター)。この技術により、運転手は、縦列駐車のコース取りや車庫入れ等を安全に行うことができる。
車載カメラを設置する際、レンズ系のひずみや水平、垂直画角などカメラの固有パラメータは、あらかじめカメラごとに計測しておけば良いが、車両に対する設置位置やカメラの向きを示す角度は、取り付け条件によって異なり、誤差を含むため、カメラの設置方法によっては、カメラの撮影範囲にずれが生じてしまう。
このため、カメラのキャリブレーション(俯角、回転角を求めること)を行い、キャリブレーションの実行結果によって求められるカメラのパラメータに基づいて撮影範囲のずれを補正している。
例えば、特許文献1では、格子状のターゲット装置を車両に対して支持具により固定し、車両とターゲット装置との間隔を所定の状態に保つことでキャリブレーションを行う手法が開示されており、特許文献2では、車両の製造ラインにおいて、ラインで邪魔にならないような平面校正パターンを床や壁に描いてキャリブレーション行うという技術が開示されている。
特開2001−285681号公報 特開2001−245326号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、カメラのキャリブレーションを実行する場合に、格子状のターゲット装置の取り付け位置に厳密性が要求されていた。また、平面校正パターンを床や壁に描いてキャリブレーションを行う場合は、実施に必要な場所が確保されていなければ、キャリブレーションできないという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による課題を解消するためになされたものであり、カメラのキャリブレーションを容易に、かつ省スペースで実行することができるキャリブレーション装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、このキャリブレーション装置は、キャリブレーションの対象となるカメラに対して固定可能で、当該カメラの光軸上かつ光学中心から所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向に垂れたマーカを含んだ画像を取得する画像取得手段と、取得した画像内のマーカの座標に基づいて、カメラの俯角および/または回転角を算出する算出手段と、を備えたことを要件とする。
このキャリブレーション装置によれば、取り付け位置に厳密性を要しない錘を撮影し、その画像における錘の座標からカメラを設定するパラメータを簡単に算出できるので、容易にカメラのキャリブレーションを行うことができる。
また、車両を設置する平面と、カメラ前方に若干の空間があれば、カメラのキャリブレーションを実行することが可能であるため、省スペースでのカメラのキャリブレーションを実現できる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るキャリブレーション装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例1に係るキャリブレーション装置の概要及び特徴について説明する。本実施例1に係るキャリブレーション装置は、キャリブレーションの対象となるカメラに対して固定されているマーカを有し、そのマーカは、カメラの光軸上かつ光学中心から所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向で停止している。
そして、キャリブレーション装置は、上述したマーカを含んだ画像を撮影し、撮影された画像内のマーカの座標に基づいて、俯角及び回転角を算出する。
俯角は、水平面とカメラの光軸の成す角を示している。一方、回転角は、マーカの座標に対応するベクトルと画像上のY軸に相当する軸との成す角度であり、カメラ自体の回転角に相当する。
また、本実施例1においては、マーカの一例として、簡易的な錘を使用した例を用いて説明する。尚、カメラが撮影した画像におけるその錘の座標をQ(x、y)とする。
このように、本実施例1に係るキャリブレーション装置は、車両の取り付け位置に厳密性が求められない錘を撮影し、撮影した画像における錘の座標から、カメラの俯角、回転角を算出するので、容易にカメラのキャリブレーションを実行することを可能とし、ユーザの負担を軽減することができる。
また、コンパクトな錘とラインを車両に設置すれば良いことから、カメラのキャリブレーションを省スペースで実行することができる。
次に、本実施例におけるキャリブレーション装置について説明する。図1は、実施例1に係るキャリブレーション装置の設置例を示す図である。同図に示すように、水平面上に配置された車両5に対してカメラ20を設置し、カメラ20に錘10が所定の長さを有するラインでぶら下がっている。
そして、キャリブレーション装置は、カメラ20で、錘10を鉛直下方向に撮影し、錘10の座標が撮影された撮影画像30を取得する。
撮影画像30において、30aは空を、30bは水平線を、30cは地面を示している。そして、30dは、撮影された錘の座標Q(x、y)を示している。
次に、カメラ20に固定されているキャリブレーション装置の構成について説明する。図2は、本実施例1に係るキャリブレーション装置の詳細な構成を示す図である。同図に示すように、キャリブレーション装置は、錘10とライン11を主要な構成としている。
そして、錘10は、車両5に設置されているカメラ20から所定の距離Pオフセットした位置より、長さLのライン11にぶら下がっている構成となっている。
次に、錘の座標、俯角、回転角の関係について説明する。図3は、本実施例1に係る錘の座標Qと俯角θ、回転角φの関係を示す図である。同図の左側には、撮影画像30の上下が反転した画像を示し、同図の右側には、撮影された錘の座標Qとカメラ俯角θ、回転角φの関係を示している。
〈俯角θ、回転角φの算出方法について〉
次に、本実施例1に係るキャリブレーション装置が、俯角θ、回転角φを算出する方法について説明する。図4は、俯角θの算出方法を説明するための図である。
図4に示すように、カメラの光学中心の座標を光学中心(o)、ラインの根元に相当する座標を根元(p)、錘の座標を錘(q)、根元(p)から鉛直上方に伸ばして光学中心(o)を通る水平面と交わる座標を交点(r)とし、三角形roqに着目すると、俯角「θ」は次式で表される。
Figure 2010010971
また、図3に示した撮影された錘の座標Qとカメラ20の焦点距離fとの関係から、tanαが次式で表される。尚、(x、y)は、レンズの歪などの光学特性を考慮した後の値である。
Figure 2010010971
そして、式(2)より、角度αが次式で表される。
Figure 2010010971
一方、錘(q)は、根元(p)を中心とする半径Lの円周上にあり、かつ、光学中心(o)から光軸方向と角度αをなす線分oqの長さKを有する座標に存在するため、円の方程式で表される次式が成立する。
Figure 2010010971
そして、式(4)を展開すると、以下の等式を得ることができる。
Figure 2010010971
更に、式(5)を展開することで、Kは、次式で表される。
Figure 2010010971
ここで、K>0であるから、線分oqの長さ「K」が次式で表される。
Figure 2010010971
以上より、三角形roqについての三辺の長さ、P、L、Kを導出することができるため、三角形roqの内角の余弦と辺の長さの関係を示す余弦定理により、次式を表すことができる。
Figure 2010010971
尚、式(8)を展開すると、cosβが、次式で表される。
Figure 2010010971
したがって、式(9)より、角度βが次式で表される。
Figure 2010010971
上述した式(3)、式(10)で導出されたα、βを式(1)に代入することにより、俯角θを求めることができる。
一方、回転角φについては、図3に示したQ(x、y)から、次式で求められる。
Figure 2010010971
次に、本実施例1に係るキャリブレーション装置の構成について説明する。図5は、本実施例1に係るキャリブレーション装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このキャリブレーション装置100は、カメラ20に接続されており、画像データ取得部110と、画像データ記憶部120と、画像データ処理部130と、パラメータ推定部140と、パラメータ記憶部150とを有する。
図5に示すカメラ20及び錘10は、図1、図2に示したカメラ20及び錘10に対応する。カメラ20は、カメラ20自身に対して固定されている錘10を鉛直下方向に撮影する。
画像データ取得部110は、カメラ20が鉛直下方向に錘10を撮影した画像データ(例えば、図1に示す撮影画像30)を取得する手段である。
画像データ記憶部120は、画像データ取得部110が取得した画像データを記憶する手段である。
画像データ処理部130は、画像データ記憶部120が記憶している画像データから既存の画像処理技術により、撮影された錘の座標Q(x、y)を特定する手段である。
パラメータ推定部140は、画像データ処理部130の処理により特定した錘の座標Q(x、y)に基づいて、カメラ20の俯角θ及び回転角φを算出する手段である。
まず、俯角θの算出について説明する。撮影された錘の座標Q(x、y)から俯角θは式(1)で定義され、三角関数などの計算により求めた式(3)及び(10)で求められるαとβを式(1)に代入することにより、俯角θを算出する。
一方、回転角φについても、図3に示す撮影された錘の座標Q(x、y)と回転角φの関係により、式(11)で定義され、式(11)に、x、yの値を代入することで回転角φを算出する。
尚、パラメータ推定部140が、俯角θと回転角φを算出する方法について説明したが、カメラ設置に求められている条件に応じて、俯角θだけを算出しても良いし、回転角φだけを算出しても良い。
パラメータ記憶部150は、パラメータ推定部140が算出した俯角θ、回転角φを記憶する段である。そして、この俯角θや回転角φは、各種アプリケーションによって利用される。
尚、本実施例では、単数のカメラ20を例として説明してきたが、設置するカメラは単数に限定されず、複数存在して良い。その際においても、キャリブレーション装置は、本実施例1で説明してきた処理を実行し、各カメラに対応した俯角θ、回転角φを算出する。
次に図5に示したキャリブレーション装置100の処理手順について説明する。図6は、本実施例1に係るキャリブレーション装置100の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、キャリブレーション装置100は、カメラ20が、画像を撮影し(ステップS100)、画像データ取得部110が、撮影した画像データ(例えば、撮影画像30)を取得する(ステップS101)。
続いて、取得した画像データを、画像データ記憶部120が、記憶し(ステップS102)、画像データ処理部130が、取得した画像データを基に、錘の座標を画像処理にて特定する(ステップS103)。
そして、パラメータ推定部140が、俯角θ、回転角φを算出し(ステップS104)、算出した俯角θ、回転角φのデータをパラメータ記憶部150に記憶する(ステップS105)。
上述してきたように、本実施例1に係るキャリブレーション装置100は、簡易的な錘10を撮影し、撮影された錘の座標Qを基にして、パラメータ推定部140が俯角θ、回転角φを算出するので、車両に対する錘の取り付け位置に厳密性が要求されず、容易にカメラのキャリブレーションを行うことができ、ユーザの負担を軽減することができる。
また、車両5を設置する水平面と、カメラ20の前方に錘10を設置することができる若干の空間があれば、カメラのキャリブレーションを実行することが可能であるため、省スペースでのカメラのキャリブレーションを実現できる。
次に、本実施例2に係るキャリブレーション装置の概要及び特徴について説明する。本実施例2に係るキャリブレーション装置は、実施例1で説明した錘に対して、再帰性反射材など光を強く反射する表面素材を錘に使用する。
そして、キャリブレーションの対象となるカメラで、照明装置がオンの時とオフの時における錘を撮影し、撮影された画像の差分から特定される錘の座標に基づいて、俯角、回転角を算出する。
尚、本実施例2に係る俯角θ、回転角φを算出する方法は、実施例1のキャリブレーション装置100が算出する方法と同様である。
このように、本実施例2に係るキャリブレーション装置は、照明オン時と照明オフ時の錘の画像を撮影し、その画像の差分から、錘の座標を正確に特定することで、カメラの俯角および回転角をより正確に算出できるので、容易に、かつ正確にカメラのキャリブレーションを実行することを可能とし、ユーザの負担を軽減することができる。
また、撮影する錘とラインは、コンパクトな形状であるため、カメラのキャリブレーションを省スペースで実行することができる。
次に、本実施例2に係るキャリブレーション装置について説明する。図7は、実施例2に係るキャリブレーション装置の設置例を示す図である。同図に示すように、水平面上に配置された車両6に対してカメラ21及び照明装置50を設置し、カメラ21に錘12が所定の長さを有するラインでぶら下がっている。
このキャリブレーション装置は、カメラ21に固定可能であり、鉛直下方向にある錘12を撮影し、錘12の座標が撮影された画像を取得する。この時、照明がオンの時は、撮影画像31を撮影し、照明がオフの時は、撮影画像32を撮影する。
撮影画像31及び32において、31a、32aは空を、31b、32bは水平線を、31c、32cは地面を示している。そして、31d、32dは、撮影された錘の座標Q(x、y)を示している。
そして、撮影画像31と撮影画像32の差分を取ることで、差分画像33を取得し、この差分画像33に対して二値化処理をすることで、錘の座標33aを特定する。
次に、本実施例2に係るキャリブレーション装置の構成について説明する。図8は、本実施例2に係るキャリブレーション装置200の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このキャリブレーション装置200は、カメラ21に接続されており、画像データ取得部210a、210bと、画像データ記憶部220と、画像データ処理部230と、パラメータ推定部240と、パラメータ記憶部250とを有する。
また、キャリブレーション装置200は、カメラ21と照明装置50を制御する機器制御部51を有する。
図8に示すカメラ21、錘12、照明装置50は、図7に示したカメラ21、錘12、照明装置50に対応する。カメラ21は、カメラ21自身に対して固定されている錘12を鉛直下方向に撮影する。
画像データ取得部210aは、照明装置50がオンの場合において、カメラ21が鉛直下方向に錘12を撮影した画像データ(例えば、図7に示す撮影画像31)を取得する手段である。
画像データ取得部210bは、照明装置50がオフの場合において、カメラ21が鉛直下方向に錘12を撮影した画像データ(例えば、図7に示す撮影画像32)を取得する手段である。
画像データ記憶部220は、画像データ取得部210a及び画像データ取得部210bが取得した画像データを記憶する手段である。
画像データ処理部230は、画像データ記憶部220が記憶している画像データの差分をとることで得られる画像(例えば、図7に示す差分画像33)に対して二値化処理を実施することで、錘の座標(例えば、図7に示す33a)を特定する手段である。
パラメータ推定部240は、画像データ処理部230の処理により、特定した錘の座標33a(x、y)に基づいて、カメラ21の俯角θ、回転角φを算出する手段である。
まず、俯角θの算出について説明する。錘の座標33aは、実施例1で示した錘の座標Q(x、y)に相当することから、俯角θは式(1)で定義され、三角関数などの計算により求めた式(3)及び式(10)で求められるαとβを式(1)に代入することにより、俯角θを算出する。
一方、回転角φについても、差分画像33(図7)で示される錘の座標33aと回転角φの関係により、式(11)で定義され、式(11)に、x、yの値を代入することで回転角φを算出する。
尚、パラメータ推定部240が、俯角θと回転角φを算出する方法について説明したが、カメラ設置に求められている条件に応じて、俯角θだけを算出する場合や回転角φをだけを算出しても良い。
パラメータ記憶部250は、パラメータ推定部240が算出した俯角θ、回転角φを記憶する手段である。パラメータ記憶部250に記憶された俯角θや回転角φは、各種アプリケーションによって利用される。
尚、本実施例では、単数のカメラ21を例として説明してきたが、設置するカメラは単数に限定されず、複数存在して良い。その際においても、キャリブレーション装置は、本実施例1で説明してきた処理を実行し、各カメラに対応したカメラ俯角、回転角を算出する。
また、マーカの一例として、再帰性反射材など光を強く反射する表面素材を錘に使用した例を挙げて説明したが、錘に対して点滅発光機構等を設け、撮影される画像の差分をとる構成としてもよい。
次に、図8に示したキャリブレーション装置200の処理手順について説明する。図9は、本実施例2に係るキャリブレーション装置200の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、キャリブレーション装置200は、機器制御部51が照明装置50のオンとオフを制御し(ステップS200)、カメラ21が、照明オン時と照明オフ時の画像を撮影(ステップS201)する。
次に、画像データ取得部210a及び画像データ取得部210bが撮影したカメラ画像を取得し(ステップS202)、取得した画像データを画像データ記憶部220に記憶する(ステップS203)。
次に、画像データ処理部230が、画像データ記憶部220に記憶した画像データの差分に基づいて、錘の座標を特定する(ステップS204)。
そして、パラメータ推定部240が、特定された錘の座標に基づいて、俯角θ、回転角φを算出し(ステップS205)、算出したデータをパラメータ記憶部250に記憶する(ステップS206)。
上述してきたように、本実施例2に係るキャリブレーション装置200は、錘12の照明オン時と照明オフ時の撮影画像から得られる差分を基にして、錘の座標33aをより正確に特定できることから、パラメータ推定部240が俯角θ、回転角φを簡単にかつ、より正確に算出できるので、車両に対する錘12の取り付け位置に厳密性が要求されず、容易にカメラのキャリブレーションを行うことができ、ユーザの負担を軽減することができる。
また、車両6を設置する水平面と、カメラ前方に錘12を設置することができる若干の空間があれば、カメラのキャリブレーションを実行することが可能であるため、省スペースでのカメラのキャリブレーションを実現できる。
次に、本実施例3に係るキャリブレーション装置について説明する。本実施例3に係るキャリブレーション装置は、実施例1と同様に、マーカの一例として、錘を有し、その錘とラインを主要な構成要素とする。
このキャリブレーション装置は、車両に設置されたカメラで錘を撮影し、その撮影した画像内に、あらかじめ算出しておいた俯角θ及び回転角φに対応する基準マーカを表示する。
そして、上述した錘の座標と基準マーカを重畳した重畳画像に基づいて、撮影された錘の座標を基準マーカに一致するようにカメラを手動にて動かすことで、結果的に、規定の俯角θ及び回転角φに対応する車両の位置にカメラを設置することができる。
このように、本実施例3に係るキャリブレーション装置は、車両に対する取り付け位置に厳密性が求められない簡易的な錘を撮影し、撮影した画像から得られる重畳画像に基づいて、カメラの車両に対する取り付け位置を容易に調整することを可能とし、ユーザの負担を軽減することができる。
次に、本実施例3に係るキャリブレーション装置について説明する。図10は、実施例3に係るキャリブレーション装置の設置例を示す図である。同図に示すように、水平面上に配置された車両7に対してカメラ22を設置し、カメラ22に錘13が固定されている。
そして、キャリブレーション装置は、カメラ22に固定可能であり、鉛直下方向にある錘13を撮影し、その錘の座標が撮影された撮影画像(例えば、重畳画像34から基準マーカ34eを除いた画像)を取得する。
重畳画像34において、34aは空を、34bは水平線を、34cは地面を、34dは撮影された錘の座標Qを、34eは基準マーカを示している。
ここで、基準マーカ34eの算出方法について説明する。あらかじめ規定した俯角θと回転角φを式(1)、式(11)に代入し、式(3)、式(10)を使用することで、基準マーカ34eの座標(x、y)が算出される。
次に、本実施例3に係るキャリブレーション装置の構成について説明する。図11は、本実施例3に係るキャリブレーション装置300の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このキャリブレーション装置300は、カメラ22に接続されており、画像データ取得部310と、画像データ記憶部320と、錘の座標データ格納部330と、画像重畳部340と、ディスプレイ350とを有する。
図11に示すカメラ22及び錘13は、図10に示したカメラ22及び錘13に対応する。このカメラ22は、カメラ22自身に対して固定されている錘13を鉛直下方向に撮影する。
画像データ取得部310は、カメラ22が鉛直下方向に錘13を撮影した画像データ(例えば、重畳画像34から基準マーカ34eを除いた画像)を取得する手段である。
画像データ記憶部320は、画像データ取得部310が取得した画像データを記憶する手段である。
錘の座標データ格納部330は、基準マーカ34eの座標データを記憶する手段で、座標データTBL330aを有する。
座標データTBL330aは、各カメラに対応する基準マーカ34eの座標(x、y)を記憶する手段である。
図12は、座標データTBLのデータ構造の一例を示す図である。図12に示すように、座標データTBL330aは、車両に設置されているカメラの識別情報、基準マーカのX座標、Y座標の値を記憶する手段である。
ここで、図11の説明に戻り、画像重畳部340は、錘の座標データ格納部330が記憶している基準マーカ34eの座標(x、y)と実際に撮影した錘の座標(例えば、34d)を撮影した画像内で重畳する手段である。このときの重畳した画像の一例が重畳画像34(図10)である。
ディスプレイ350は、画像重畳部340で重畳した画像を車内のモニター等(図示省略)に表示する手段である。
次に、図11に示したキャリブレーション装置300の処理手順について説明する。図13は、本実施例3に係るキャリブレーション装置300の処理手順を示すフローチャートである。
図13に示すように、まず、キャリブレーション装置300は、規定の俯角θ、回転角φに基づいて、基準マーカ34eの座標(x、y)を算出する(ステップS300)。
次に、カメラ22が、画像を撮影し(ステップS301)、画像データ取得部310が撮影したカメラ画像を取得する(ステップS302)。
次に、取得した画像データを、画像データ記憶部320が記憶し(ステップS303)、記憶した画像データに基づいて、画像重畳部340が、撮影された画像内の錘の座標と、基準マーカの座標(x、y)を重畳する(ステップS304)。
そして、画像重畳部340が重畳した画像をディスプレイ350に表示する(ステップS305)。
尚、上述した座標データTBL330aが有するデータは、あらかじめキャリブレーション装置300内に備えていても良いし、外部からキャリブレーション装置300に対して入力しても良い。
このように、本実施例3に係るキャリブレーション装置300は、車両の取り付け位置に厳密性が求められない錘13を撮影し、撮影した画像から得られる重畳画像34に基づいて、撮影された錘の座標Qを基準マーカ34eに一致するようにカメラを手動にて動かすことで、結果として、カメラ22を理想的な位置に設置することができる。
したがって、重畳画像34に基づいて、カメラ22の取り付け位置を調整するので、錘13の取り付け位置に厳密性が要求されず、ユーザの負担を軽減することができる。
また、車両7を設置する水平面と、カメラ22の前方に錘13を設置することができる若干の空間があれば、省スペースでカメラを理想的な位置に設置することができる。
次に、本実施例4に係るキャリブレーション装置の概要及び特徴について説明する。本実施例4に係るキャリブレーション装置は、キャリブレーションの対象となるカメラに対して固定されているマーカを有し、そのマーカは、カメラの光軸上かつ光学中心の位置から、所定の長さ鉛直下方向で停止している(設置例省略)。
そして、キャリブレーション装置は、上述したマーカを含んだ画像を撮影し、撮影されたマーカの座標に基づいて、俯角及び回転角を算出する。
したがって、実施例4に係るキャリブレーション装置は、車両の取り付け位置に厳密性が求められない錘を撮影し、撮影した画像における錘の座標から、カメラの俯角、回転角を算出するので、容易にカメラのキャリブレーションを実行することを可能とし、ユーザの負担を軽減することができる。
次に、本実施例におけるキャリブレーション装置について説明する。図14は、実施例4に係るキャリブレーション装置の構成を示す図である。同図に示すように、本実施例におけるキャリブレーション装置は、実施例1で示したキャリブレーション装置において所定の距離P(図2参照)がゼロであることを特徴としている。
実施例1で示した所定の距離Pがゼロであることから、錘14は、カメラ23の光学中心位置に相当する位置から、2本のライン15でぶら下げられている。
そして、このライン15は、ベアリング23aに固定されており、キャリブレーション時において、そのぶら下がっている錘14の荷重を受け、自由に往復運動する機構を有する。
次に、錘の座標と俯角θ、回転角φの関係について説明する。図15は、実施例4に係る錘の座標Qと俯角θ、回転角φの関係を示す図である。同図の左側には、カメラ23が撮影した撮影画像35を示し、同図の右側には、錘の座標Qと俯角θ、回転角φの関係を示している。
次に、カメラ23の俯角θを算出する方法について説明する。カメラ俯角θは、式(1)と図15より次式で表される。
Figure 2010010971
そして、角度αを定義した式(3)のαを式(12)に代入すると、俯角θは次式で表される。
Figure 2010010971
次に、式(13)を展開すると、式(14)が得られる。
Figure 2010010971
更に、式(14)に対して、三角関数の計算から、式(15)が得られる。
Figure 2010010971
したがって、式(15)に対して、三角関数の計算から俯角θが次式で定義される。
Figure 2010010971
次に、回転角φの関係について説明する。回転角φは、錘の座標Q(x、y)と原点OからなるベクトルOQと鉛直方向(画像中心と錘投影像位置を結ぶ線分に相当する鉛直方向)との成す角度であることから、以下の式で定義される。
Figure 2010010971
以上のことから、距離Pがゼロであることを特徴とするキャリブレーション装置におけるカメラ俯角θ、回転角φを算出する方法は、実施例1で説明した算出方法と同様であることがいえ、キャリブレーション時において、距離Pが必須の条件とはならないことがいえる。
したがって、本実施例4に係るキャリブレーション装置においても、錘14を撮影し、撮影された錘14の座標Qを基にして、俯角θ、回転角φを算出するので、車両に対する錘の取り付け位置に厳密性が要求されず、容易にカメラのキャリブレーションを行うことができ、ユーザの負担を軽減することができる。
尚、これまで述べてきたカメラキャリブレーションは、カメラ設置時に行っても良いし、車の走行振動によるカメラのズレを正すため、任意のタイミングで行っても良い。
また、キャリブレーション装置は、あらかじめ車内に組み込まれていても良いし、車外に設置されていても良いものとする。
ところで、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部あるいは一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図5、図8、図11に示したキャリブレーション装置100、200、300の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部がCPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
図16は、実施例1に係るキャリブレーション装置100(実施例2に係るキャリブレーション装置200、実施例3に係るキャリブレーション装置300)を構成するコンピュータ300のハードウェア構成を示す図である。図16に示すように、このコンピュータ(キャリブレーション装置)400は、入力装置401、ディスプレイ402、RAM(Random Access Memory)403、ROM(Read Only Memory)404、HDD(Hard Disk Drive)405、CPU(Central Processing Unit)406、錘等のマーカを撮影するカメラ407をバス408で接続している。
そして、HDD405には、上述したキャリブレーション装置400の機能と同様の機能を発揮するキャリブレーションプログラム405aが記憶されている。CPU406が、キャリブレーションプログラム405aを読み出して実行することにより、キャリブレーションプロセス406aが起動される。ここで、キャリブレーションプロセス406aは、図5に示したパラメータ推定部140に対応する。
尚、RAM403には、各カメラが撮影した画像データや、キャリブレーションプロセス406aによって利用されるデータを含んだ各種データ403aを記憶している。CPU406は、各種データ403aに含まれる画像データからマーカの位置を決定し、カメラ俯角θ、回転角φを算出する。
ところで、図16に示したキャリブレーションプログラム405aは、必ずしも最初からHDDに記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータに挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにキャリブレーションプログラム405aを記憶しておき、コンピュータがキャリブレーションプログラム405aを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例1、2、3、4を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)キャリブレーションの対象となるカメラに対して固定可能で、当該カメラの光軸上かつ光学中心から所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向に垂れたマーカを含んだ画像を取得する画像取得手段と、
前記取得した画像内の前記マーカの座標に基づいて、前記カメラの俯角および/または回転角を算出する算出手段と、
を備えたことを特徴とするキャリブレーション装置。
(付記2)前記画像取得手段は、前記カメラの光軸上かつ光学中心の位置または前記光学中心からの所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向に垂れたマーカを含んだ画像を取得することを特徴とする付記1に記載のキャリブレーション装置。
(付記3)反射材を備えた前記マーカの照明オン時と照明オフ時の画像の差分から当該マーカの座標を特定する特定手段を更に備え、前記算出手段は、前記特定手段が特定したマーカの座標に基づいて、カメラの俯角および/または回転角を算出することを特徴とする付記1または2に記載のキャリブレーション装置。
(付記4)前記カメラの俯角および回転角に基づいて、前記マーカの座標を算出し、算出した座標を前記画像内に表示する画像表示手段を更に備えたことを特徴とする付記1または2に記載のキャリブレーション装置。
(付記5)キャリブレーション装置が、
キャリブレーションの対象となるカメラに対して固定可能で、当該カメラの光軸上かつ光学中心から所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向に垂れたマーカを含んだ画像を取得する画像取得ステップと、
前記取得した画像内の前記マーカの座標に基づいて、前記カメラの俯角および/または回転角を算出する算出ステップと、
を含んだことを特徴とするキャリブレーション方法。
(付記6)前記画像取得ステップは、前記カメラの光軸上かつ光学中心の位置または前記光学中心からの所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向に垂れたマーカを含んだ画像を取得することを特徴とする付記5に記載のキャリブレーション方法。
(付記7)俯角および回転角を算出する場合に、反射材を備えた前記マーカの照明オン時と照明オフ時の画像の差分から当該マーカの座標を特定し、特定したマーカの座標に基づいて、カメラの俯角および/または回転角を算出することを特徴とする付記5または6に記載のキャリブレーション方法。
(付記8)前記カメラの俯角および回転角に基づいて、前記マーカの座標を算出し、算出した座標を前記画像内に表示するステップを更に備えたことを特徴とする付記5または6に記載のキャリブレーション方法。
(付記9)コンピュータに、
キャリブレーションの対象となるカメラに対して固定可能で、当該カメラの光軸上かつ光学中心から所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向にあるマーカを含んだ画像を取得する画像取得手順と、
前記取得した画像内の前記マーカの座標に基づいて、前記カメラの俯角および/または回転角を算出する算出手順と、
を実行させることを特徴とするキャリブレーションプログラム。
(付記10)前記画像取得手順は、前記カメラの光軸上かつ光学中心の位置または前記光学中心からの所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向にあるマーカを含んだ画像を取得することを特徴とする付記9に記載のキャリブレーションプログラム。
(付記11)反射材を備えた前記マーカの照明オン時と照明オフ時の画像の差分から当該マーカの座標を特定する特定手順を更に備え、前記算出手順は、前記特定手順が特定したマーカの座標に基づいて、カメラの俯角および/または回転角を算出することを特徴とする付記9または10に記載のキャリブレーションプログラム。
(付記12)前記カメラの俯角および回転角に基づいて、前記マーカの座標を算出し、算出した座標を前記画像内に表示する画像表示手順を更に備えたことを特徴とする付記9または10に記載のキャリブレーションプログラム。
実施例1に係るキャリブレーションの設置例を示す図である。 実施例1に係るキャリブレーション装置の詳細な構成を示す図である。 実地例1に係る錘の座標Qと俯角θ、回転角φの関係を示す図である。 俯角θの算出方法を説明するための図である。 実施例1に係るキャリブレーション装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例1に係るキャリブレーション装置の処理手順を示すフローチャートである。 実地例2に係るキャリブレーション装置の設置例を示す図である。 実地例2に係るキャリブレーション装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例2に係るキャリブレーション装置の処理手順を示すフローチャートである。 実施例3に係るキャリブレーション装置の設置例を示す図である。 実施例3に係るキャリブレーション装置の構成を示す機能ブロック図である。 座標データTBLのデータ構造の一例を示す図である。 実施例3に係るキャリブレーション装置の処理手順を示すフローチャートである。 実施例4に係るキャリブレーション装置の構成を示す図である。 実施例4に係る錘の座標Qと俯角θ、回転角φの関係を示す図である。 実施例1に係るキャリブレーション装置を構成するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
5、6、7 車両
10、12、13、14 錘
11、15 ライン(2本)
20、21、22、23 カメラ
23a ベアリング
30、31、32 撮影画像
30a、31a、32a、34a 空
30b、31b、32b、34b 水平線
30c、31c、32c、34c 地面
30d、31d、32d、34d 撮影された錘の座標Q
33 差分画像
33a 特定された錘の座標
34 重畳画像
34e 基準マーカ
50 照明装置
51 機器制御部
100、200、300 キャリブレーション装置
110、210a、210b、310 画像データ取得部
120、220、320 画像データ記憶部
130、230 画像データ処理部
140、240 パラメータ推定部
150、250 パラメータ記憶部
330 錘の座標データ格納部
330a 座標データTBL
340 画像重畳部
350 ディスプレイ
400 コンピュータ
401 入力装置
402 ディスプレイ
403 RAM
403a 各種データ
404 ROM
405 HDD
405a キャリブレーションプログラム
406 CPU
406a キャリブレーションプロセス
407 カメラ
408 バス

Claims (4)

  1. キャリブレーションの対象となるカメラに対して固定可能で、当該カメラの光軸上かつ光学中心から所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向に垂れたマーカを含んだ画像を取得する画像取得手段と、
    前記取得した画像内の前記マーカの座標に基づいて、前記カメラの俯角および/または回転角を算出する算出手段と、
    を備えたことを特徴とするキャリブレーション装置。
  2. 前記画像取得手段は、前記カメラの光軸上かつ光学中心の位置または前記光学中心からの所定の長さオフセットした位置から、所定の長さ鉛直下方向に垂れたマーカを含んだ画像を取得することを特徴とする請求項1に記載のキャリブレーション装置。
  3. 反射材を備えた前記マーカの照明オン時と照明オフ時の画像の差分から当該マーカの座標を特定する特定手段を更に備え、前記算出手段は、前記特定手段が特定したマーカの座標に基づいて、カメラの俯角および/または回転角を算出することを特徴とする請求項1または2に記載のキャリブレーション装置。
  4. 前記カメラの俯角および回転角に基づいて、前記マーカの座標を算出し、算出した座標を前記画像内に表示する画像表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のキャリブレーション装置。
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