JP2010004530A - 立体映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体映像表示システムに於いて、立体映像表示装置の機種が異なった場合であっても、表示側において立体映像を無調節で忠実に再現可能にするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、この課題を解決することを目的とする。
【解決手段】立体映像の左右用の映像を同一位置に重ねて表示する基準ディメンション表示画面の両端と鑑賞者の左眼とを結ぶ線で決定される左の視野角内、及び基準ディメンション表示画面の両端と鑑賞者の右眼とを結ぶ線で決定される右の視野角内の左右同一の任意位置に左右夫々の視野幅内に、立体映像を表示する装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、立体映像表示装置に関するものであり、特に、立体映像を表示する基準ディメンション表示画面の両端と鑑賞者の左眼とを結ぶ線で決定される左の視野角内及び基準ディメンションの表示画面の両端と鑑賞者の右眼とを結ぶ線で決定される右の視野角内の左右同一の任意位置に左右の視野幅内に表示する立体映像表示装置に関する。
従来、二眼立体視方式の電子立体映像撮像表示システムが提案及び展示、販売されている。また、一部では立体テレビ放送が既に開始されたようである。
これ等従来の電子立体映像撮像−表示システムは機種毎に異なるシステムを混在使用するためには表示側において画像をシフトしたりして調節する必要が生じる。しかし、これら従来の方法による調整方法は不完全なものであり汎用的実施は困難である。
例えば、後掲の[特許文献1]に開示された技術を参照。
特開平08−275207号公報
そこで、立体映像表示装置の機種が異なった場合であっても、表示側において立体映像を無調節で忠実に再現可能にするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、この課題を解決することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、立体映像の左右用の映像を同一位置に重ねて表示する基準ディメンション表示画面の両端と鑑賞者の左眼とを結ぶ線で決定される左の視野角内、及び基準ディメンション表示画面の両端と鑑賞者の右眼とを結ぶ線で決定される右の視野角内の左右同一の任意位置に左右夫々の視野幅内に表示する立体映像表示装置を提供するものである。
この構成によれば、立体映像表示装置の実際のディスプレイサイズが、撮像装置で設定される基準ディメンションの表示画面より大きくても、又は小さくても、更には、左右の映像が重なり合うオーバーラップ表示範囲であっても、又は、左右用の映像を並置する左右並置表示範囲であっても立体映像データを表示位置(鑑賞位置)に対する規定の表示幅(図1に図示)に表示するのみでよい。
本発明の構成によれば、映画館で上映するサイズの巨大なスクリーンサイズから小型テレビまで、更には小サイズのディスプレイを左右別々に設けて表示する範囲(左右並置表示範囲)までをも同一画像データによって表示することができる。また、ディスプレイの種類及びサイズが異なる場合であっても同一の立体感を無調整にて得ることができる。
従って、立体TV放送を一般化(実施)する場合に極めて有用性を向上させることができる。何故ならば、立体放送は送信側の様々な規格は一元化可能であるが、受像する視聴者側においては諸々の事情において一元化不可能(例えば経済的事情や部屋の大きさ、その他で設置するTVのサイズがどうしても異なることは止むを得ない事情)であるからである。
本発明並びに本発明に密接に関連する技術的事項に係る立体視の概念図。 図1の基準ディメンション表示画面(図示の大型立体TV)と標準立体映像データを送出するステレオカメラとの関係図。 図1の詳細説明図 図2(b)のステレオカメラに広角撮影レンズを取り付けた場合の説明図。 図2(b)のステレオカメラに長焦点撮影レンズを取り付けた場合の説明図。 左右二つのプロジェクションユニットを並設するステレオプロジェクタの説明図。 シングルプロジェクションユニットによるステレオプロジェクタの説明図。 シングルプロジェクションユニットによる直線偏光時分割表示のリアプロジェクション型立体テレビの説明図。 シングルプロジェクションユニットによる円偏光時分割表示のリアプロジェクション型立体テレビの説明図。 立体モニタ上で立体像を観察し、同時に実景を視ることができる立体テレビカメラの説明図。 立体モニタに表示する視準パターンの一実施例。
実施例に関する記載に関連して、本発明の最良の実施の形態に付き、記述することとする。本発明の特徴は、ステレオカメラの撮像素子の大きさ、及び立体表示装置の表示範囲及び画面サイズが異なる場合であっても立体映像データを共用可能にしたことであり、あらゆる立体映像の距離感及び寸法を共通に認識するためには撮影時に参照窓を設定することである。そして、この参照窓を視野フレーム(左右の画像フレーム)として撮影し、表示に必要な基準立体映像データとして送出する。そして、表示側において標準立体映像データを撮影側の参照窓と等価の基準ディメンションの画面に表示することによって忠実な立体感を再現することができる。
例えば、図2において参照窓Wrefの幅を……WW
撮像素子に投影される参照窓内の像Irefの幅を…WS
基準ディメンションの表示画面Erefの幅を……WD
とすれば、撮影倍率rは、r=WS/WW
表示倍率Rは、R=WD/WS
として、r×R=1とすることである。
上記数式によれば撮像素子の幅WSの大きさに拘らずステレオカメラの送出画像データを標準立体映像データ化することは容易であると理解されるものである。
図1は、立体視の概念図である。図示の大型立体TVを(ディスプレイ幅1800mm)基準ディメンション表示画面のテレビとすれば、各々のサイズの表示画面と、その配置は図示の関係になる。
図3は、図1の寸法及び配置関係をより詳細に表したものであるが、図3は実際の寸法比率に対し、観察者の位置に近付くに従って大きくなる寸法比率で表している。これは、作図上の混雑を回避するためのものである。
図3に於いて観察者の眼から、図示の左右並置表示範囲とオーバーラップ表示範囲との境界線までの距離LXは、 LX=L0/(1+WP0/B)の関係となり、
0=2500mm、 WP0=1800mm とすれば
眼幅寸法がB=58mmのとき、
X=2500/(1+1800/58)=78.04mm
眼幅寸法がB=72mmのとき、
X=2500/(1+1800/72)=96.15mmなる。
左右並置表示範囲では左右の視野を仕切るための隔壁が必要で、実際の鑑賞距離は75mm位が略限度である。また、75mmは明視の距離に比べて非常に近くなるために視度調節用のルーペが必要で、ルーペは視距離よりも僅かに大きい焦点距離のものが程よいため、この場合使用するルーペの焦点距離は約80mmが適当である。
また、眼幅寸法(ステレオベース)Bは観察者個々において多少の差があるが鑑賞距離が大きい場合には(オーバーラップ表示範囲)無限遠像の相応点の左右の間隔と眼幅寸法Bとの多少の差は無視しても良い。
そして、左右並置表示範囲において、眼幅寸法Bとの差の余裕は少ないが視度調節レンズの間隔を調節することによってその差は緩和される。
左右の画面間隔、即ちピクチャーディスタンスは図3に図示の左右の眼幅間隔Bと基準ディメンションのディスプレイD0までの距離L0とで次の関係となる。任意の距離LNに配置されたディスプレイDNのピクチャーディスタンス DPNは、DPN=B(1-LN/L0)の値となる。
左右夫々の画面幅WP0は鑑賞者の眼からの距離に比例するが左右夫々の眼に入る光線がディスプレイD0を挟む図示の視角αが同一のため、図3に図示の各々の見かけ上の画面幅は、WP0=WP1=WP2の関係になり同じ大きさに見える。
上述のように、基準ディメンション表示画面のTV(図1に図示の大型TV)に標準立体映像データを図1に図示の関係配置に表示することによって、左右用の画像を重ねて表示するオーバーラップ表示範囲から左右単独の表示面を有する左右並置表示範囲までの全ての表示範囲において共通のデータを使用することができる。この場合、図示の各々のディスプレイには標準立体映像データを左右夫々規定された条件に配置(位置及び幅)表示するのみでよい。
図2は、図1に図示の関係配置の立体画像データを取得する手段のステレオカメラの解説図である。図2(a)は、図1の立体視の状態と全く同一の状態図で、図2(b)を、ステレオカメラとする場合の関係図である。 今、図2(a)に図示の相等参照窓のディスプレイErefを図1の基準ディメンション表示画面のテレビ(図1に図示の大型立体TV)のディスプレイとし、図2(b)のステレオカメラに参照窓Wrefを設定し、カメラの左右の撮影レンズの間隔を眼幅寸法Bとすれば、図2(a)の相等参照窓のディスプレイEref から観察者の左右夫々の眼EL及びERまでと、2(b)の幅WWの参照窓Wrefから左右夫々の撮影レンズLL,LRまでは共役関係が成立する。よって、左右夫々の視野角α内に配置される撮像素子上の画像データは、人が実際に図1の基準ディメンション表示画面のテレビ(図示の大型立体TV)を観察する場合と等しくなる。また、視野角α内に配置される撮像素子のサイズ(幅)は撮像素子を配置する光軸方向の位置で決定される。
図2(b)において撮像素子の幅WSは、WS=WW×f/Lで計算される。また、左右の撮像素子の間隔(倒立像状態のピクチャーディスタンス)、即ち図示のDSは、
S=B(1+f/L)で計算され、左右の撮影レンズの間隔=人の眼幅Bよりも大きくなる。
撮像素子上に投影される像は倒立状態であり、正立させるために左右夫々の位置で180°回転すれば左右の画面間隔、即ちピクチャーディスタンス(表示側=正立像状態)は人の眼幅Bよりも小さくなる。また、図2(b)に図示の参照窓Wrefと、左右夫々の撮影レンズの主点を通り、参照窓Wrefの窓WWを挟む線で構成される二つの三角形(一部が重なり合う二つの三角形)と、左右夫々の撮影レンズの主点をとおり左右夫々の撮像素子Sの両端を挟む線と撮像素子自身の面で構成される夫々二つの三角形とは、左右夫々の撮影レンズの主点を点対称として相似形になっている。また、左右のユニットは図示の中心線Oを対称線として左右対称であるため図の紙面の中心線0を折り畳み線として折りたためば左右の光軸Φ(L)とΦ(R)とが一致して左右同士が重なり合う。従って、図2(b)のステレオカメラによって撮影した立体映像を図1の基準ディメンション表示画面のTV(図示の大型立体テレビ)の同一画面位置に時分割で交互に、又は偏光等で同時に重ねて映し、視野分離用メガネによって左右の眼夫々で左右用夫々の画面を見れば無限遠像の相応点は自ずと人の眼幅に表示される。よって、最適状態の立体映像を再現できる。なお、基準ディメンションの同一位置に映すためには特別な手立ては必要とせず、図2(b)に図示の撮像素子S上の像を図2(a)のディスプレイ上において表示倍率を、ディスプレイDの画面幅WDと撮像素子の幅WSとの単純比のWD/WSの倍率で表示すればよい。
また、図1に図示の各々のサイズの左右夫々の画面幅は各々の表示装置の配置距離と基準ディメンション表示画面のTVまでの距離との比で決定される(図3においてL1/Lo=WP1/WPO)従って、左右用夫々の表示画面幅は単純比であるので算出は容易である。
そして、図1に図示のとおり、立体映像は全ての範囲において無限遠の相応点を人の眼幅間隔で表示するべきであるから、無限遠=眼幅=左右の撮影レンズの光軸間距離であり、ステレオカメラの左右の撮影レンズに入射する無限遠の相応点からの光線は互いに平行であるため撮像素子上に投影される無限遠像の相応点は光軸間距離に等しくなる。従って、如何なるディスプレイサイズであっても、左右の表示画面間において無限遠の相応点の間隔=人の眼幅に設定するには、左右の夫々の撮像素子上における左右夫々の撮影レンズの光軸中心対応位置を表示画面上で左右の間隔が人の眼幅間隔と等しくなる位置に設定するのみでよい。つまり、如何なる画面サイズの立体表示装置であっても、ステレオカメラの左右夫々の光軸を基準にして、再生画面の左右間において撮像ユニットの左右の光軸間隔相応間隔を人の眼幅に等しい寸法に表示することである。
図4は図2に図示の状態のカメラの撮影レンズを広角レンズに交換した場合の状態図で、同一幅の被写体を広角に撮影するためには対物距離は小さくなり、また、同一サイズの撮像素子に結像させるためには撮影レンズの焦点距離は短くなる。図4に図示するように、短焦点距離の撮影レンズに交換した場合、立体視において左右の視野が一致する距離も短くなる。もし現実の光景を裸眼で直視る場合であれば、図4に図示の破線で表示する位置の視野フレームWref´内に無限遠(写真撮影的の無限遠)を含む場合には、立体視において、近景の物体と遠景の物体とを同時に視ることは不可能である(人が実際の光景を見る場合その時々瞬時に狭い視野を視て脳内処理しているようで実際には見ることができるが視神経に疲労を来す)。しかし、この状態(短い焦点距離の撮影影レンズで撮影し、左右の視野が短い撮影距離に於いて合致している)のカメラで撮影した立体画像データを図1に表記の基準ディメンション表示画面の立体テレビによって見た場合には、立体視の状態は良好になる。図4に図示の破線で表示する参照窓Wref´を設定した場合、窓が実在するとして、その窓から実景を直視したとすれば近景と遠景との視差が大きいため立体視に於いて左右の視野を融合視することが不可能になるが、この立体映像データを図1に表記の設定状態の各々の表示装置で見れば、図4の破線で表示の参照窓Wref´は図示の実線表示の参照窓Wref位置まで遠のいて見えることになるので、普通に立体視ができる。従って、広角撮影レンズの使用は狭い場所での撮影において被写体に近づいて撮影できるので有利になる。
図5は、図4の場合とは逆に、焦点距離の長いレンズの使用例である。撮影レンズの焦点距離が長い場合、左右の撮影視野は、標準的な鑑賞距離よりも遠くの位置で一致する(図示の破線位置)しかし、この場合も、図1に図示の表示装置によって鑑賞すれば、実際には破線で表す遠くに位置する筈の参照窓Wref″は、実線で表す視野フレームWrefの位置まで近付いて見える。
上記段落〔0024〕項及び〔0025〕項の説明によればズームレンズの使用も実施可能なことは当然であり、撮影レンズの焦点距離がいずれに変化しても前記段落〔0020〕項の式で計算する基準ディメンション表示画面に合わせた撮像素子の幅及び間隔でよい(撮像素子の幅は実際には大きめのものを使用し読み出し範囲を設定しても良い)。そして、ステレオカメラの撮影レンズの焦点距離を変化させても鑑賞側の立体テレビは、例えば図1に図示の各々の条件に一定状態に設定しておくのみでよい。これは、無限遠の相応点から左右の撮影レンズに入射する光線は互いに平行になり、同時に撮影レンズの光軸間距離を人の眼幅に設定しているためである。そのために、左右の撮像素子上に投影される無限遠の相応点の間隔は人の眼幅と等しくなるからである。
同じステレオカメラに対して撮影レンズの焦点距離を変えた場合でも左右一対の撮像素子の幅及び間隔は一定であるので、撮影レンズの焦点距離が変化した場合、左右の視野が一致する撮影距離が変化する。立体映像に於いて、通常どのような場合であっても、左右の視野が一致する距離以近の物体が撮影視野に入る撮影状態は好ましく無い。ステレオカメラに於いて例えファインダを立体視するものであっても、左右の視野の一致する距離以近に物体が撮影視野に入っているか、又は、いないのかを視認することは極めて困難であるが、図11に図示の視準パターンをファインダの左右夫々の画面に重ねて表示することによって視認性が向上する。
図6に図示のステレオプロジェクタ60は、人の眼幅間隔に設定した左右一対の投影レンズ61L、及び61Rを備えている。更に、幅WDのディスプレイ62L及び62Rを左右の投影レンズ61の間隔よりもやや大きい間隔DDに設置することによって、左右の用の投影画面を基準ディメンション表示画面と等価のスクリーンS0上で合致させている。よって、任意距離のスクリーン上に合焦させるのみで、投影画像は図1に表示の状態と同一条件に表示され、適切な視距離から観察すれば良好な立体感を得ることができる。
このディスプレイ62L及び62Rの位置は、図示の投射角θの位置であれば、ディスプレイ62の幅WDのサイズは限定されず投影レンズのスクリーンS0〜S3まで、即ち、全投影距離においてレンズの焦点距離f及び焦点調節量Δfの和のf+Δfで決定される。従って、図6に図示の投射角θを図2(b)に図示の写角αと同一角度に設定すれば図2(b)に図示の撮像素子Sの幅WSと図6に図示のディスプレイ62の幅WDとでは同一幅に設定する必要はない。
しかし、図示において、実際にはプロジェクタの設置位置(距離)と鑑賞距離が等しくなりプロジェクタ自体が邪魔になる。これはプロジェクタの設置距離(スクリーンS0〜S3)をn(n>1)倍にすることによって解決できる。従って、上記段落〔0029〕で説明の投射角θと図2(b)に図示の写角αとの関係はθ=αとはならず、θ<αの関係になる。
図7は、二つのプロジェクションユニットを並置した図6のステレオプロジェクタをシングルユニットに改変した場合の説明図である。破線で図示の左右のディスプレイ73L及び73R上に表示された左右用の映像は、破線で図示の左右夫々の投影レンズ72L及び72Rによってスクリーン71上に左右の幅方向を合致させて結像する。左右の投影レンズの光軸間距離は人の眼幅と等しい寸法の65mm離間して設定しているにも拘らずスクリーン71上で左右の投影画面が合致するのは、左右のディスプレイ73L及び73Rの間隔を光軸間距離よりも大きく設定しているからである。
図7に破線で図示の三角形a,O(R),bと、三角形f,O(R),eとは、点O(R)を対称点として相似形であり、同様に破線で図示の三角形a,O(L),bと三画形d,O(L),c及び、実線で図示の三画形a,O(C),bと三画形h,O(C),gとは夫々、点O(L)及び点O(C)を対象点として相似形となる。従って、夫々の線分c−d,g−e,e−fは等しくなる。よって、破線で図示の左右の投影レンズ72(L),72(R)を、その中間位置に実線で表す72(C)の位置に移動したとすれば、ディスプレイ破線で図示の73(L)及び73(R)は中間位置に実線で表す73(C)に重なり合うことになる。また、ディスプレイ73(L)及び73(R)上に表示すべき左右用の映像を、投影レンズ72(C)及びディスプレイ73(C)によるシングルプロジェクションユニットを用い左右用の映像を時分割で交互に表示すれば左右二つのプロジェクションユニットを並置したプロジェクタと同等になる。そして、左右の投影レンズの光軸間距離に等しい寸法にスクリーン71上に結像する無限遠像の相応点に対するディスプレイ73(L)上の像XL及び73(R)上のXRは、ディスプレイ73(C)上では→で示す位置関係に交互に表示される。左右位置が反転しているのはプロジェクタの像は原画を表示するディスプレイには倒立像を表示し投影レンズで反転するからである。
なお、無限遠像の相応点を図示のよう左右対称位置、即ち立体視の状態で画面中央位置に見えるように描いているが、実際の無限遠像は画面中央とは限らず、これは説明の便宜上の作図である。しかし、無限遠の物体の同一点から発射される光線は左右の眼に平行に入射する。従って、このような作図法で表しても一般的に理解されると思われる。
図8は、前記図7に説明のシングルプロジェクションユニットによる立体映像表示装置の応用例である。立体映像表示装置80(立体テレビジョン)は、DMD81に表示する映像を投影レンズ82によって透過型スクリーン84上(裏面)に投影するリアプロジェクション方式のものであって、投影レンズ82の前面には偏光板83が設置されている。この状態でDMD81によって左右用の映像を時分割で交互に表示すれば、透過型スクリーン84には、左右用の映像が同一状態の偏光で、且つ、時系列が交互に表示される。この立体映像を前記〔0022〕に記述の立体映像鑑賞用メガネで鑑賞すれば、左右の視野が分離して立体視ができる。
また、表示素子をDMDの代わりにLCOSを使用する場合、LCOSから反射する光線は偏光であるので図8に図示の偏光板83は不要になる。
図9は、立体映像表示装置90(立体テレビジョン)で、DMDリアプロジェクションユニット91の投影レンズ92の前面に偏光板93を設置し、その前面に液晶セル94を配置し、更に、その前面にλ/4板95を配置して、標準立体映像データによる立体映像の左右用の映像をDMD91上に交互に表示するとともに、DMD91の表示画像に同期させて液晶セルを駆動し、λ/4板95の高速軸に対して偏光方向が45°及び−45°の関係に入射するように制御することによって、透過スクリーン96上に立体映像を右周り及び左周りの円偏光で交互に表示する。この場合、鑑賞に円偏光メガネを用いることによって、メガネを傾けてもクロストークを生じない。
また、上記の装置90において、DMDに代えてLCOSを使用すれば、偏光板93は不要となる。
テレビ放送用ステレオカメラにおいて、ステレオスコピックファインダに映る撮影視野を観察すると同時に実景をも直視できることが望ましい。このようなステレオスコピックファインダ(モニタ)を実現するものとして、例えば、図1に図示の12インチ幅の液晶ディスプレイを立体テレビカメラに取り付ける。12インチサイズはカメラのモニタとしては大きい部類に属するが、図示のように350mmの位置から見ることができる。この場合、左右の像は交互に時分割で表示する。同時に、ディスプレイに取り付けられた同期信号発信装置から同期用の赤外線が発信される。(図示省略)そして、左右の視野を分離する立体映像鑑賞用メガネの左右には左右同一の偏光板が取り付けられている。更にその前面には液晶板が取り付けられている。また、メガネには傾斜角センサが取り付けられている。前記LCDから交互に放出される左右の光線は同一、且つ一定方向の偏光である。前記メガネの偏光板をLCDから放出される偏光を遮断する方向の直交方向とすればメガネの左右の視野は閉ざされて暗くなる。その視野の状態は前面に取り付けた液晶板によってLCDからの入射光が90°又は270°偏光方向が旋光されて左右両方の視野とも開状態になり明るく見えるように変化する。LCD上の表示画像に同期して発信される赤外線によってメガネ前面に取り付けた液晶板に交互に電圧を印加すれば電圧によって液晶が緊張状態になりLCDから放出される偏光は、そのままの偏光方向に維持されメガネの液晶板によって遮光され視野は暗くなる。同時に、赤外線によってLCDに同期してメガネの液晶板に電圧を交互に印加すれば左右の視野は交互に開閉されLCDを視る左右の視野は分離され立体視が可能となる。また、メガネを傾けた場合、LCDとメガネとの偏光方向との相対方向関係が崩れクロストークが生ずるが、傾斜角センサによって印加電圧を制御し補正することによってクロストークを防止する。なお、電子的撮像装置に於いてファインダは必ずしもカメラと一体化する必要はない。例えば、左右一対の撮影レンズと、左右一対の撮像素子とで構成するステレオカメラとノート型パソコンとをUSBケーブル等で繋げばPCそのものがファインダと化す。
図10は、上述の立体テレビカメラの一実施例で、図示の二点鎖線100は、前記説明の参照窓である。この参照窓は実質的にカメラの視野であり、ステレオカメラによって撮影する実景に仮想的に設定した視野フレームである。この仮想視野フレームは、例えば家の窓等から外の景色を見ている状態と同等である。しかし、実際の光景にはフレームは存在しないため、当然、カメラマン104は立体テレビカメラ102越しに立体映像鑑賞用メガネ103を通して撮影視野(図示の参照窓100)のみならず撮影視野外の光景をも直視している。そして、モニタ101に視線を落とせばモニタ101上(内)には参照窓100と同一サイズで同一距離感(実際の表示寸法は異なるが、そのように見える)の立体映像を視ることができる。
図10のモニタ用ディスプレイ101の幅と適正な視距離との関係は、
図3においてL1=350mm とすれば、左右用夫々の表示画面幅は図示の
P1で、 WP1=WP0×L1/L0
P0=1800mm、 L0=2500mmとすれば、
左右夫々の表示画面幅WP1は、
P1=1800×350/2500=252mm になる。
左右の画面間隔、即ちピクチャーディスタンスは図3のDP1で、
前記段落〔0016〕に表記のDPN=B(1-LN/L0
P1=B(1-L1/L0) で 眼幅をB=65mmとすれば、
P1=65(1-350/2500)=55.9mm
左右の画像表示画面の中心間距離即ちピクチャーディスタンスは、前記段落〔0067〕項で説明の間隔で表示し、無限遠像の相応点の間隔を人の眼幅に等しい間隔の65mmに表示する。 図3に於いてDP1(R)が右用の画面であり、DP1(L)が左用画面である。このときのディスプレイD1のサイズ(全幅)は、
P1とDP1の総計で、WP1+DP1=252+55.9=307.9mm
この寸法は、12インチ、12×25.4=304.8mmよりも僅かに大きいが、これは視距離自体10mm刻みの数値に処理して表記したためであり、また実際には視距離は多少遠くから視ても問題は無い。
また、逆にディスプレイサイズから視距離L1を計算すれば、
図3において、L1=L0(WP1+DP1−B)/(WP0−B)
P1+DP1=12″=304.8mm
B=65mm
P0=1800mm
0=2500mm
とすれば、視距離L1
L1=2500(304.8−65)/(1800−65)=345.53mm
となる。
更に、立体テレビカメラのモニタの立体視の視認性を容易にするために、表示する左右の画像夫々に縦線を主体とする視準パターンをソフトウェアによって重ねて表示する。図11は、図10の立体テレビカメラ102のモニタ101の詳細図で、モニタ101(ディスプレイD1)上には、左右用の画像と夫々が重なる位置に視準パターンをソフトウェアによって表示する。勿論、視準パターンはファインダのみに表示し、ステレオカメラから送出する画像データは撮像画像データのみとする。
上記段落〔0038〕〜〔0042〕項に説明の立体テレビカメラ102の液晶モニタ101を立体映像鑑賞用のメガネ103を通して立体視すれば立体感の調整状態が視認できる。そして、この立体テレビカメラのモニタで視る立体映像は、この立体テレビカメラで撮影送信された立体放送を受信して立体テレビを観ている視聴者と、全く同一状態の立体感を感知できる。
更にモノラルであっても、又は、ステレオであっても、動画を撮る場合、撮影と同時に事態の進行を察知することが大切である。よって、モニタと同時に実景を常に見ることができるこの構成のテレビカメラの作用効果は絶大である。
本発明は立体テレビジョン放送を現実的にするものであるが、それのみならずインターネット上に立体映像を載せることができ、通信販売等の商品の立体映像を呈示したり、また、立体映像によって、その商品の取り扱い説明をすれば、現実の商品を展示するよりもより効果的である。何故ならば現実の商品は然程売れないものまで展示しなければならず、スペース効率や、また、多数の商品を展示しても実際に売れる商品は極限られている場合が多く、売れ残り陳腐化のリスクが発生するからである。立体映像による展示よれば、実際に店頭に展示する商品の数量を大幅に削減できる。
その他、販売用として自動車や家具の販売にも立体映像を利用するのが効果的である。これは、録画した映像をセールスマンが持参して見せるのも勿論のこと、店頭販売に於いても極めて効果的である。それは、自動車や家具などは、広大な展示スペースが必要するため、多数の商品を展示できないためである。また、高額な商品を多数展示用に用意するのは経済的に不可能であり、更には、現実の商品では実際の使用場面を呈示不可能と言う側面もある。これは衣料品等販売においても同様で、ファッションショウなどを立体映像で呈示できる。
また、上記物品販売例は、大きな商品であっても移動展示可能であるが、アパートの部屋とか、住宅関連の展示に於いて、実際の商品を移動展示することは不可能である。このような場合非常に効果的である。
以上は販売関連の応用例であるが、その他、観光案内として使用しても非常に効果的である。
更に、立体映像ならではの応用例を挙げれば、教育訓練システムである。各種機械器具や航空機の構造や取り扱い説明は、実写や立体アニメーションを使用した解説によれば、実機による説明よりも解り易い。
また、最も効果的な応用例の一つは医学教育分野である。例えば、外科手術の教育実習において最初の段階は、術者の傍らで見学することである。ところが現実的には手術台の周囲に多数の見学者を配置することは不可能で、また、傍らで見ていても実際に局部がよく見えるわけでもない。このような場合、ステレオカメラで撮影した(動画で撮影録画し必要な部分はコマ送りし、スローモーションで繰り返し視る)映像を解説者が説明し、医学生は各々の机上のパソコンのディスプレイで立体視するか、または、大型TVによっても見ることができる。従来の投影型立体映写システムは、暗い環境でなくては鮮明な画像を得ることができず照明を落としたり、窓の光を遮光したりする必要があり教育現場において不適当である。本発明の立体テレビジョンシステムによれば、明るい環境の下でも鮮鋭な立体映像を見ることができる。
また、医療において、遠隔地から通信回線によって立体映像により専門医の支援を仰ぐことが可能となり、遠隔医療にも貢献できる。
なお、医学的応用例として立体内視カメラと接続すれば体腔内を立体視できる。このような場合、本願の立体テレビジョンシステムの特徴は、テレビジョン(ディスプレイ)によって立体視をしつつ、そのままの状態(立体視のためのメガネを外さずに)で、周囲の環境に視線を移すことができることである。また、液晶ディスプレイによれば照明を落とすことなくして見えることである。
また、立体視が特別に必要とされるのは原子力の分野である。放射能から作業者や周囲の環境を防御するために遠隔操作や監視用のモニタに応用が期待される。
B 人の眼幅
L 基準ディメンション表示画面までの距離
L 左眼
R 右眼
D ディスプレイ
I∞ 無限遠像
D ディスプレイの幅
ref 相等参照窓のディスプレイ(基準ディメンション表示画面)
ref 参照窓
W 照窓幅
S 撮像素子
ref 撮像素子上の参照窓の像
α 視野角
F 焦点距離
S 撮像素子の 幅
S 左右の撮像素子の間隔
O∞ 無限遠物体
Φ ステレオカメラの光軸
0 基準ディメンションのディスプレイ
1 オーバーラップ表示範囲で基準ディメンションよりも小さいディスプレイ
2 左右並置表示範囲のディスプレイまたはステレオスライド
P0 ディスプレイD0の幅
P1 ディスプレイD1(部分)の幅
P2 左右夫々のディスプレイの幅
P1 ディスプレイD1上に表示される左右の画面間隔(ピクチャーディスタンス)
P2 左右のディスプレイの設置間隔又はステレオスライドのピクチャーディスタンス
0 基準ディメンションの設定距離
1 ディスプレイD1までの距離
2 左右並置表示範囲のディスプレイD2又はステレオスライドの設定距離
X 左右並置表示範囲とオーバーラップ表示範囲との境界点(原理上の)
ref′ 広角レンズを取り付けた場合の左右の撮影視野の合致点
ref″ 長焦点レンズを取り付けた場合の左右の撮影視野の合致点
L 基準ディメンションよりも大きい画面サイズの左画面の表示範囲
R 基準ディメンションよりも大きい画面サイズの右画面の表示範囲
0 基準ディメンション表示画面位置のスクリーン
1 近距離に位置する(1メートル)スクリーン
2 左右用映像を並置する距離に位置するスクリーン
3 基準ディメンション表示画面位置よりも遠くに位置するスクリーン
60 プロジェクタ
61 投影レンズ
62 ディスプレイ
D ディスプレイの間隔
D ディスプレイの幅
θ 投映角
71 基準ディメンション表示画面相等スクリーン
72 投影レンズ
73 ディスプレイ
0 投影レンズの作用点
X 無限遠像の相応点を表示する位置(光軸延長点)
81 DMD又はLCOS表示(投影)ユニット
82 投影レンズ
83 偏光フィルタ
84 透過型スクリーン
85 立体映像鑑賞用メガネ
91 DMD又はLCOS表示(投影)ユニット
92 投影レンズ
93 偏光フィルタ
94 液晶セル
95 λ/4板
96 透過型スクリーン
97 円偏光メガネ
100 参照窓(仮想視野フレーム)
101 ステレオTVカメラの立体モニタ
102 ステレオTVカメラ
103 立体映像鑑賞用メガネ
104 カメラマン
CP 視準パターン

Claims (1)

  1. 立体映像の左右用の映像を同一位置に重ねて表示する基準ディメンション表示画面の両端と鑑賞者の左眼とを結ぶ線で決定される左の視野角内、及び基準ディメンション表示画面の両端と鑑賞者の右眼とを結ぶ線で決定される右の視野角内の左右同一の任意位置に左右夫々の視野幅内に表示する立体映像表示装置。
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