JP2010003413A - スイッチ付き同軸コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジングの内部に少なくとも2個の端子を取り付け、外部にシェルを被せ、接触ピンの挿抜により端子間を開閉するスイッチ付き同軸コネクタにおいて、一方の端子は、ハウジングに一側方から圧入され、この圧入部分から伸びた垂直部と上端の水平な接触片とで逆L字形に構成し、他方の端子は、ハウジングに他側方から圧入され、この圧入部分から伸びた下向きU字形のばね部の端部の水平な押圧部と、この押圧部の側辺の一部を直角に折曲した接触片とでL字形に構成し、一方の端子の接触片と他方の端子の接触片が逆L字形とL字形とで略4角形状態で接離するように配置する。
【選択図】図1
Description
これらの図において、スイッチ付き同軸コネクタ10は、直径が2mm程度と極めて小さなもので、絶縁材からなるハウジング13と、導電性金属からなるシェル14とノーマルクローズ端子15とコモン端子16とで構成されている。
前記ハウジング13は、上半分が円筒部17で、中央にピン差し込み孔17aが穿設されている。また、ハウジング13の下半分に、一方の端子支持突部18と他方の端子支持突部20を180度間隔で外方に突出させるとともに、これらに直交した2箇所に回り止め突部22が突出させて一体に形成されている。
前記シェル14は、上半分が前記円筒部17に嵌合する円筒部23で、下半分に前記端子支持突部18と端子支持突部20にまたがってグランド端子部25が一体に形成され、これらグランド端子部25の間の回り止め係止部26が前記回り止め突部22に係止される。
前記コモン端子16は、接触片31からばね部32にかけて横向きU字形に折曲し、このばね部32の先端部が前記コモン端子16の逃げ孔38に遊嵌するように突出し、このばね部32の上端部の先端が前記コモン端子16の接触部27の下面に接離する接触片31を構成し、この接触片31のやや内側が接触ピン35の押圧部39となる。また、前記ばね部32に連続する両側部分が圧入支持突片33となり、中央部が横向きU字形の接続端子部34となっている。
スイッチ付き同軸コネクタ10に、プローブ11を差し込むと、プローブ11の接触ピン35がピン差し込み孔17aに差し込まれてコモン端子16の押圧部39を鎖線のように押し下げ、コモン端子16の接触部31がノーマルクローズ端子15の接触部27から離れて接続が解除される。プローブ11の膨出部37がシェル14の係止溝24に係止された状態でプローブ11は接続状態が保持される。
(1)コモン端子16のばね部32が横向きのU字形をなしているため、押圧部39からばね部32の底部までの距離が長くなり、スイッチ付きコネクタ10としての背がそれだけ高くなり小型化に支障をきたしている。
(2)コモン端子16のばね部32と接触部30の距離が近いので、接触ピン35のストロークを大きくとる必要があり、(1)と同様、小型化に支障をきたしている。
(3)コモン端子16のばね部32の先端がノーマルクローズ端子15の逃げ孔38に遊嵌しつつ折り返して組み込まれるので、コモン端子16のばね部32の先端とノーマルクローズ端子15の逃げ孔38とが接近しており、高い絶縁性が得られない。
(4)プローブ11の接触ピン35を挿入するピン差し込み孔17aの位置と、接触部27と接触片31の接離する位置が近いためピン差し込み孔17aからのごみの侵入を防止する機構が採りにくい。
(5)ノーマルクローズ端子15の接触部27、コモン端子16の接触部31、押圧部39、ばね部32がプローブ11の接触ピン35の挿入方向に直線的に配置されているため、円筒部17の内部における端子の配置に偏りがあり、小型化に支障をきたしている。
本発明によるスイッチ付き同軸コネクタ9は、上半分が円筒形をなし、下半分が4角形をなシ、全体で可能な限り背が低くなるように構成したもので、プラスチック材料などの絶縁材料からなるハウジング40と、導電性金属板の絞り加工等によるシェル41と、さらに、導電性金属板のプレス加工等による少なくとも2個の端子、具体的には、ノーマルクローズ端子15とコモン端子16とから構成されている。
前記左右の端子支持突部46には、それぞれノーマルクローズ端子42を圧入する端子圧入溝48が接触片移動溝50に連通して水平方向に穿設され、また、コモン端子43を圧入する端子圧入溝49が前記可動空隙部67に連通して水平方向に穿設されている。
前記可動空隙部67と端子圧入溝48の間の中央部分が遮蔽壁部65で遮蔽されている。そして、この遮蔽壁部65の側方部分に前記接触片移動溝50が形成され、ノーマルクローズ端子42の接触片57とコモン端子43の接触片62が接離するために必要な空間となっている。
前記コモン端子43は、図4、図5に示すように、前記端子圧入溝49に圧入される水平な圧入部60を有し、この圧入部60から立ち上げて下向きU字形に湾曲してばね部61を構成し、このばね部61の先端部の水平部分を押圧部68とし、この押圧部68の側辺の一部を直角に立ち上げて接触片62とし、また、圧入部60の中央部分が横向きU字形に折曲されて接続端子部63を構成している。60aは、圧入突部である。
図3に示すように、ハウジング40の端子圧入溝48に一方のノーマルクローズ端子42の圧入部59を圧入すると、ノーマルクローズ端子42の接触片57が接触片移動溝50に臨ませられ、かつ、接続端子部58がハウジング40の下面に臨ませられて圧入突部59aにて固定的に取り付けられる。
ハウジング40の端子圧入溝49に他方のコモン端子43の圧入部60を圧入すると、コモン端子43のばね部61が可動空隙部67に遊嵌し、かつ、押圧部68が遮蔽壁部65の側面にやや隙間を以て臨ませられるとともに、接触片62が接触片移動溝50に遊嵌してノーマルクローズ端子42の接触片57に下面から接触し、かつ、接続端子部63がハウジング40の下面に臨ませられて圧入突部60aにて固定的に取り付けられる。
ついでシェル41のハウジング嵌合孔51にハウジング40の円筒部44を嵌合し、シェル41の回り止め溝53にハウジング40の回り止め突部47を嵌合する(図2の鎖線状態)。嵌合後、係止部52とグランド端子部56を内側に折り込むと、係止部52が回り止め突部47の下面に、また、グランド端子部56が端子支持突部46の下面にそれぞれ折込み係止して固着される。
スイッチ付き同軸コネクタ9のピン差し込み孔45にプローブ11の接触ピン35を差し込むと、接触ピン35は、ピン差し込み孔45から遮蔽壁部65の壁面に案内されてコモン端子43の押圧部68を可動空隙部67内で垂直方向に押し下げ、これに伴い、接触片移動溝50内のコモン端子43の接触片62がノーマルクローズ端子42の接触片57から離れる。そのため、ノーマルクローズ端子42は電気的に開放し、コモン端子43が接触ピン35と接続する。また、プローブ11のシェル36がシェル41に接触してグランド端子部56へ接続される。プローブ11の差し込みにより、シェル36の膨出部37がスイッチ付き同軸コネクタ9の係止溝55に係止する。
また、2個の端子は、ノーマルクローズ端子42とコモン端子43に限定される必要はない。
本発明によるスイッチ付き同軸コネクタ9に、測定用プローブ11を挿抜する場合について説明したが、これに限られるものではなく、2個の端子が接触ピンの挿抜で開閉するものであればよい。
Claims (4)
- 絶縁材からなるハウジングの内部に導電材からなり互いに接離する少なくとも2個の端子を取り付け、外部にシェルを被せ、接触ピンの挿抜により前記端子間を開閉するスイッチ付き同軸コネクタにおいて、前記一方の端子は、前記ハウジングに一側方から圧入され、この圧入部分から伸びた垂直部と上端の水平な接触片とで逆L字形に構成し、前記他方の端子は、前記ハウジングに他側方から圧入され、この圧入部分から伸びた下向きU字形のばね部の端部の水平な押圧部と、この押圧部の側辺の一部を直角に折曲した接触片とでL字形に構成し、前記一方の端子の接触片と他方の端子の接触片が前記逆L字形とL字形とで略4角形状態で接離するように配置したことを特徴とするスイッチ付き同軸コネクタ。
- ハウジングは、上半分が背の低い円筒部をなし、下半分が左右にやや突出した端子支持突部と前後にやや突出した回り止め突部とにより背の低い4角形をなし、前記円筒部の中央の上端から貫通してピン差し込み孔を穿設し、このピン差し込み孔の下部に連通して可動空隙部と接触片移動溝を形成し、前記左右の端子支持突部に、一方のノーマルクローズ端子を圧入する端子圧入溝を前記可動空隙部に連通して水平方向に穿設し、他方のコモン端子を圧入する端子圧入溝を前記接触片移動溝に連通して水平方向に穿設したことを特徴とする請求項1記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
- 他方のコモン端子が可動するための可動空隙部と一方のノーマルクローズ端子の端子圧入溝との間を遮蔽壁部で遮蔽し、この遮蔽壁部の側方部分に、ノーマルクローズ端子の接触片とコモン端子の接触片が接離するための前記接触片移動溝を形成したことを特徴とする請求項2記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
- 一方のノーマルクローズ端子は、端子圧入溝に圧入される水平な圧入部を有し、この圧入部から垂直部を経た上端の水平な側辺部が接触片を構成し、前記圧入部の中央部分が横向きU字形に折曲されて接続端子部を構成し、他方のコモン端子は、端子圧入溝に圧入される水平な圧入部を有し、この圧入部から立ち上げて下向きU字形に湾曲してばね部を構成し、このばね部の端部の水平部分を押圧部とし、この押圧部の側辺の一部を直角に折曲して接触片とし、前記圧入部の中央部分が横向きU字形に折曲されて接続端子部を構成していることを特徴とする請求項1、2又は3記載のスイッチ付き同軸コネクタ。
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