JP2010002190A - 光スペクトラムアナライザ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、入力光信号の偏光を制御して偏光方向をポラライザの偏光軸に一致させることなく光信号の光スペクトル強度及び偏光状態が測定できる光スペクトラムアナライザの提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る光スペクトラムアナライザは、光信号入力部11から入力された光を波長に応じて分離する分光部12と、分光部12の分離する光の偏光状態を表すストークスパラメータを測定するストークスパラメータ測定部13と、分光部12の分離する波長を掃引制御する分光波長制御部14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光スペクトルの偏光状態を測定する装置に関する。
波長分割多重(WDM)システムにおいては、できるだけチャネル間隔をつめた高速かつ高密度の伝送技術の研究開発が進められている。しかし、1チャネル当り40Gbpsのデジタル信号をWDM伝送して波長フィルタで分離する場合には、ほぼ100GHz間隔程度の波長スペーシングが波長分離の限界である。
更なる高密度化の方法として、隣り合う波長チャネルごとに偏光状態を直交させて多重する偏光インターリーブ多重方式がある。この方式を用いれば、2倍の高密度化が可能であるが、偏光多重WDM光信号を光ファイバ中に伝送させると複屈折によってこれらは楕円偏光となり、さらには時間的変動によって受信側で混信してしまうという現象もある。
したがって、偏光インターリーブ多重伝送においては、伝送信号の各波長の偏光状態を測定・評価することは伝送信号の品質を評価するうえで極めて重要である。
従来は、偏光インターリーブ多重方式のような光信号の光スペクトルの偏光状態を測定するためには、偏波コントローラとポラライザを介して光スペクトラムアナライザを接続し、光スペクトラムアナライザに互いに直交する偏光の光信号の一方ずつを入力してそれぞれの光スペクトルを測定することによって光スペクトルの偏光状態を測定していた(例えば、特許文献1参照。)。
米国特許7106443号
従来は、光信号の偏光を偏波コントローラで直線偏光にし、さらに、直線偏光の偏光方向をポラライザの偏光軸に一致させることが必要となり、その調整が煩雑で測定に時間がかかっていた。
そこで、本発明は、入力光信号の偏光を制御して偏光方向をポラライザの偏光軸に一致させることなく光信号の光スペクトル強度及び偏光状態が測定できる光スペクトラムアナライザの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光スペクトラムアナライザは、入力された光を波長に応じて分離する分光部と、前記分光部の分離する光の偏光状態を表すストークスパラメータを測定するストークスパラメータ測定部と、前記分光部の分離する波長を掃引制御する分光波長制御部と、を備えることを特徴とする。
ストークスパラメータ測定部が波長ごとのストークスパラメータを測定するので、光スペクトルの偏光状態を測定することができる。波長ごとのストークスパラメータを測定するので、基準となる偏光方向に対する各波長の偏光状態を算出することができる。これにより、直線偏光の偏光方向をポラライザの偏光軸に一致させることなく光信号の光スペクトル強度及び偏光状態が測定できる
本発明に係る光スペクトラムアナライザでは、前記分光波長制御部からの掃引波長と前記ストークスパラメータ測定部からのストークスパラメータが入力されると、任意の波長における偏光状態を基準として直交する偏光成分ごとに掃引波長に対する光強度を算出して出力する光強度出力部をさらに備えることが好ましい。
ストークスパラメータ測定部が波長ごとのストークスパラメータを測定するので、任意の波長における偏光状態を基準として各波長の偏光スペクトルを表示することができる。
本発明に係る光スペクトラムアナライザでは、前記分光波長制御部からの掃引波長と前記ストークスパラメータ測定部からのストークスパラメータが入力されると、光強度が極大となる波長を検出し、検出した波長におけるストークスパラメータをポアンカレ球上での座標として出力するポアンカレ球出力部を備えることが好ましい。
ストークスパラメータ測定部が波長ごとのストークスパラメータを測定するので、ポアンカレ球上での分布表示が容易にできる。これにより、偏光インターリーブ多重伝送等の光信号の偏光状態の分布が容易に観測可能となる。
本発明に係る光スペクトラムアナライザでは、前記ストークスパラメータ測定部からのストークスパラメータのポアンカレ球上での任意の座標を所定の偏光状態に回転する回転方向と回転量を決定する偏光回転量決定部と、前記偏光回転量決定部で決定した回転方向と回転量に基づいて各波長の偏光を回転させる偏光回転部と、をさらに備えることが好ましい。
偏光回転量決定部は、任意の波長の偏光を基準とした偏光回転量を決定し、例えば任意の波長の基準となる偏光を水平直線偏光として表示するための回転量を決定する。その場合、任意の波長を基準偏光状態とした各波長の偏光スペクトル表示することが可能となる。基準偏光状態を決定する際、波長を選択して決定、または最大光強度から決定すればよい。この方法によれば、入力信号光の偏光状態を制御することなく、任意の波長を基準偏光とした相対的な偏光スペクトルを測定することが可能となる。
本発明に係る光スペクトラムアナライザでは、前記偏光回転量決定部は、光強度が極大となる複数の波長を検出し、検出したいずれかの波長におけるポアンカレ球上でのストークスパラメータの座標から前記直交する偏光成分の一方の座標軸への回転方向及び回転量を、前記偏光回転部の回転させる前記回転方向及び前記回転量として決定することが好ましい。
偏光回転部により、水平偏光又は垂直偏光の光強度が極大となる波長いずれかを偏光方向の基準とすることができる。これにより、他の波長との偏光方向のずれが視覚的に表示可能となり、偏光状態の確認が容易になる。
本発明に係る光スペクトラムアナライザでは、前記偏光回転量決定部は、光強度が極大となる複数の波長を検出し、検出した複数の波長におけるポアンカレ球上でのストークスパラメータの座標の中心から前記直交する偏光成分の一方の座標軸への回転方向及び回転量を、前記偏光回転部の回転させる前記回転方向及び前記回転量として決定することが好ましい。
偏光回転部により、水平偏光又は垂直偏光の光強度が極大となる波長におけるポアンカレ球上でのストークスパラメータの座標の中心を偏光方向の基準とすることができる。これにより、波長間で偏光方向にばらつきがある場合に、各波長の中心(平均)となる偏光状態を基準として視覚的に表示可能となり、偏光状態の確認が容易になる。
本発明に係る光スペクトラムアナライザでは、前記偏光回転量決定部は、光強度が最大となる波長を検出し、検出した波長におけるポアンカレ球上でのストークスパラメータの座標から前記直交する偏光成分の一方の座標軸への回転方向及び回転量を、前記偏光回転部の回転させる前記回転方向及び前記回転量として決定することが好ましい。
この場合、最大強度の偏光を基準として視覚的に各波長の偏光状態が確認できる。
本発明によれば、入力光信号の偏光を制御して偏光方向をポラライザの偏光軸に一致させることなく光信号の光スペクトル強度及び偏光状態が測定できる光スペクトラムアナライザを提供することができる。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
図1は、本実施形態に係る光スペクトラムアナライザの構成概略図である。本実施形態に係る光スペクトラムアナライザは、光信号入力部11から入力された光を波長に応じて分離する分光部12と、分光部12の分離する光の偏光状態を表すストークスパラメータを測定するストークスパラメータ測定部13と、分光部12の分離する波長を掃引制御する分光波長制御部14と、を備える。分光器12は、エタロン分光器のような偏光依存性の少ないものが好ましい。
光信号入力部11に入力した光信号を分光部12で任意の波長のみを選択し、波長選択した光をストークスパラメータ測定部13で偏光状態を測定する。分光波長制御部14は任意の波長に分光部12の波長を設定制御することにより、ストークスパラメータ測定部13で測定波長範囲に応じた光の各波長の光スペクトルの光強度及び偏光状態を測定する。これにより、水平偏光、垂直偏光というように各偏光状態別の光スペクトルとして測定することが可能となる。中央処理部15は、分光波長制御部14からの掃引波長と、ストークスパラメータ測定部13の測定したストークスパラメータ(S,S,S,S)を関連付け、記憶部16に記憶させる。記憶部16は、波長ごとのストークスパラメータ(S,S,S,S)を蓄積する。
図2は、ストークスパラメータ測定部13の一例を示す構成概略図である。ストークスパラメータ測定部13は、偏光状態モニター部13−1と偏光スペクトル演算部13−2を備える。偏光状態モニター部13−1は、光信号を4分岐した後、フォトダイオード(PD)13−11、13−12、13−13、13−14で受光する。フォトダイオード(PD)13−11は、4分岐された1つめの光信号をそのまま受光し、光強度Itotalを出力する。PD13−12は、4分岐された2つめの光信号を0°のポラライザを介して受光し、光強度I0を出力する。PD13−13は、4分岐された3つめの光信号を45°のポラライザを介して受光し、光強度I45を出力する。PD13−14は、4分岐された4つめの光信号を1/4波長板と45°のポラライザを介して受光し、光強度Iq45を出力する。
偏光スペクトル演算部13−2は、偏光状態モニター部13−1で検出される光強度Itotal、光強度I0、光強度I45、光強度Iq45から、下式によりストークスパラメータ(S,S,S,S)を求める。
Figure 2010002190
ストークスパラメータ(S,S,S,S)の各パラメータは、下記の意味を持ち、S、S、Sを座標軸とするポアンカレ球上に完全偏光の偏光状態として表示される。Sは全光量、Sはx偏光とy偏光の光量差、Sは45°偏光と135°偏光の光量差、Sは右円偏光と左円偏光の光量差の意味を持つ。
Figure 2010002190
ここで、|Eはx偏光の光量、|Eはy偏光の光量、両偏光間の位相差はδ=δ−δを示す。また、複素数Zの複素共役をZで表す。
偏光インターリーブ多重方式によって光ファイバを伝送した光信号の場合、完全偏光であるレーザ光以外にも光ファイバアンプ等のASE光も含んでいる。この場合でも、上記のストークスパラメータ(S,S,S,S)の算出法を用いれば光信号の偏光状態を正確に測定することが可能である。
例えば、図1に示す光信号入力部11に入力される光信号にASE光を含んでいる場合、光信号の光強度をI(signal)、ASE光の光強度をI(ase)とすると、図2に示す偏光状態モニター部13−1で検出される光強度は下記のように表される。
Figure 2010002190
数2によってストークスパラメータ(S,S,S,S)を求めると、
Figure 2010002190
また、光信号の光強度I(signal)は、下式となる。
Figure 2010002190
上式からも分かるように、たとえASE光を含んでいる場合でも、S、S、Sは光信号のみの偏光を表しており、光信号の正確な偏光状態を求めることができる。
この場合、ASE光の光強度I(ase)は、下式となる。
Figure 2010002190
したがって、図1に示す光信号入力部11に入力される光信号から、各波長の光信号強度及び偏光状態とASE光強度を測定することが可能となる。
図1に示す光スペクトラムアナライザは、さらに、光強度出力部22を備えることが好ましい。光強度出力部22は、分光波長制御部14からの掃引波長とストークスパラメータ測定部13からのストークスパラメータが入力されると、直交する偏光成分x、yごとに掃引波長に対する光強度E、Eを算出して、偏光成分x、yの少なくとも一方の掃引波長に対する光強度を表示部21に出力する。例えば、入力部24に光強度の表示を指示する信号が入力されると、中央処理部15が記憶部16から分光波長制御部14からの掃引波長とストークスパラメータ測定部13からのストークスパラメータを読み出して光強度出力部22に入力する。偏光回転部25を備える場合、分光波長制御部14からの掃引波長とストークスパラメータ測定部13からのストークスパラメータは、偏光回転部25を介して光強度出力部22に入力される。
図3は、光強度出力部22から表示部21への出力表示例であり、(a)はx偏光、(b)はy偏光を示す。波長λ、λ、λ、λのときにx偏光の光強度が極大となり、波長λ、λ、λ、λのときにy偏光の光強度が極大となっている。
光スペクトルの互いに直交する偏光成分の強度は、数2に示すストークスパラメータS及びSと光強度E及びEとの関係から求まる。
Figure 2010002190
各波長の直交する偏光成分の光強度E及びEを求めることにより、図3のような直交偏光成分に分離した光スペクトルの表示が可能となる。光スペクトラムアナライザが偏光回転部25をさらに備える場合は、偏光回転後のストークスパラメータS’、S’、S’、S’を基に、任意の偏光状態を基準とした相対的な光スペクトルの互いに直交する偏光成分の強度を算出して出力する。
図1に示す光スペクトラムアナライザは、さらに、ポアンカレ球出力部23を備えることが好ましい。ポアンカレ球出力部23は、分光波長制御部14からの掃引波長とストークスパラメータ測定部13からのストークスパラメータが入力されると、光強度が極大となる波長を検出し、検出した波長におけるストークスパラメータをポアンカレ球上での座標として表示部21に出力する。例えば、入力部24に偏光状態の表示を指示する信号が入力されると、中央処理部15が記憶部16から分光波長制御部14からの掃引波長とストークスパラメータ測定部13からのストークスパラメータを読み出してポアンカレ球出力部23に入力する。光強度が極大となる波長は、例えば図3に示す波長λ、λ、λ、λ、λ、λ、λ、λである。
図4に、ポアンカレ球出力部23から表示部21への出力表示例を示す。光信号の光スペクトル波形のピークにおける偏光状態をポアンカレ球上に分布表示している。これにより、偏光インターリーブ多重伝送等の光信号の偏光状態の分布が観測可能となる。光スペクトラムアナライザが偏光回転部25をさらに備える場合は、偏光回転後の偏光状態の分布となる座標Sx’(S’,S’,S’)を出力する。
図1に示す光スペクトラムアナライザは、さらに、偏光回転部25を備えることが好ましい。偏光回転部25は、ストークスパラメータ測定部13からのストークスパラメータのポアンカレ球上での座標を、所定の方向に所定の回転量だけ偏光を回転させる。所定の方向及び回転量は、偏光回転量決定部26の決定する方向及び回転量であってもよいし、入力部24から入力された方向及び回転量であってもよい。
図5に、ストークスパラメータの偏光回転例を示す。光信号の偏光状態をポアンカレ球上に表した場合、I(signal)はポアンカレ球の半径を示し、楕円率χ(2χ=sin−1(S/S))の2倍は緯度を、楕円偏光方位ψ(2ψ=tan−1(S/S))の2倍は経度を表している。S軸回りの回転は移相子(1/4波長板)の役目に相当し、S軸回りの回転は旋光子(1/2波長板)の役目を果たしている。したがって、図2に示すPD13−12で測定した光強度I0の偏光状態が座標Sxの位置であり、所定の方向及び回転量がポアンカレ球のS軸回りに2χ回転、S軸回りに2ψ回転であれば、回転後の座標Sx’(S’,S’,S’)はx偏光の位置(1,0,0)に移動する。
このとき、光強度出力部22は、座標Sx’での光強度E’、E’を算出して出力する。
Figure 2010002190
また、ポアンカレ球出力部23は、座標Sx’(S’,S’,S’)での光強度I’、E’又はE’が極大となる波長を検出し、検出した波長におけるストークスパラメータS’、S’、S’、S’を表示部21に出力する。このとき、偏光回転後の光強度I’は次のようになる。
Figure 2010002190
本実施形態に係る光スペクトラムアナライザは、さらに、偏光回転量決定部26を備えることが好ましい。偏光回転量決定部26は、分光波長制御部14からの掃引波長とストークスパラメータ測定部13からのストークスパラメータ(S,S,S,S)が入力されると、各波長におけるストークスパラメータ(S,S,S,S)に基づき偏光回転部25の回転させる方向及び回転量を決定する。
例えば、偏光回転量決定部26は、図3に示す光強度が極大となる複数の波長λ、λ、λ、λを検出し、検出したいずれかの波長λにおける図5に示すポアンカレ球上でのストークスパラメータの座標Sx(S,S,S,S)から直交する偏光成分の一方の座標軸xへの回転方向及び回転量を、偏光回転部25の回転させる回転方向及び回転量として決定する。図5に示す座標Sxであれば回転方向及び回転量はS軸回りに2χ回転、S軸回りに2ψ回転となる。直交する偏光成分の一方の光強度はy偏光の光強度Eでもよい。複数の波長λ、λ、λ、λのうちのいずれかを選択するかは、入力部24から波長λを指定する信号が入力されることで決定してもよいし、最大となる波長を選択してもよい。最大となる波長を選択する場合は、光強度E及びEの極大となる波長のうち、最大となる波長を選択してもよい。入力部24が表示部21の表示画面から直接入力できることが好ましく、この場合は、例えば、複数の波長λ、λ、λ、λのうち、入力のあった画面上の座標に近い座標の波長を選択することが考えられる。
偏光回転量決定部26は、光強度が極大となる複数の波長λ、λ、λ、λを検出し、検出した複数の波長λ、λ、λ、λにおけるポアンカレ球上でのストークスパラメータの座標の中心から直交する偏光成分の一方の座標軸への回転方向及び回転量を、偏光回転部25の回転させる回転方向及び回転量として決定する。ストークスパラメータの座標の中心は、例えば、(S軸方向の平均値,S軸方向の平均値,S軸方向の平均値)である。
本発明は、偏光多重WDM光信号の光スペクトラムアナライザに用いることができる。
本実施形態に係る光スペクトラムアナライザの構成概略図である。 ストークスパラメータ測定部の一例を示す構成概略図である。 光強度出力部から表示部への出力表示例であり、(a)はx偏光の、(b)はy偏光を示す。 ポアンカレ球出力部23から表示部21への出力表示例である。 偏光回転部におけるストークスパラメータの偏光回転例である。
符号の説明
11 光信号入力部
12 分光部
13 ストークスパラメータ測定部
14 分光波長制御部
15 中央処理部
16 記憶部
21 表示部
22 光強度出力部
23 ポアンカレ球出力部
24 入力部
25 偏光回転部
26 偏光回転量決定部

Claims (7)

  1. 入力された光を波長に応じて分離する分光部と、
    前記分光部の分離する光の偏光状態を表すストークスパラメータを測定するストークスパラメータ測定部と、
    前記分光部の分離する波長を掃引制御する分光波長制御部と、
    を備えることを特徴とする光スペクトラムアナライザ。
  2. 前記分光波長制御部からの掃引波長と前記ストークスパラメータ測定部からのストークスパラメータが入力されると、任意の波長における偏光状態を基準として直交する偏光成分ごとに掃引波長に対する光強度を算出して出力する光強度出力部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光スペクトラムアナライザ。
  3. 前記分光波長制御部からの掃引波長と前記ストークスパラメータ測定部からのストークスパラメータが入力されると、光強度が極大となる波長を検出し、検出した波長におけるストークスパラメータをポアンカレ球上での座標として出力するポアンカレ球出力部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の光スペクトラムアナライザ。
  4. 前記ストークスパラメータ測定部からのストークスパラメータのポアンカレ球上での任意の座標を所定の偏光状態に回転する回転方向と回転量を決定する偏光回転量決定部と、
    前記偏光回転量決定部で決定した回転方向と回転量に基づいて各波長の偏光を回転させる偏光回転部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光スペクトラムアナライザ。
  5. 前記偏光回転量決定部は、光強度が極大となる複数の波長を検出し、検出したいずれかの波長におけるポアンカレ球上でのストークスパラメータの座標から前記直交する偏光成分の一方の座標軸への回転方向及び回転量を、前記偏光回転部の回転させる前記回転方向及び前記回転量として決定することを特徴とする請求項4に記載の光スペクトラムアナライザ。
  6. 前記偏光回転量決定部は、光強度が極大となる複数の波長を検出し、検出した複数の波長におけるポアンカレ球上でのストークスパラメータの座標の中心から前記直交する偏光成分の一方の座標軸への回転方向及び回転量を、前記偏光回転部の回転させる前記回転方向及び前記回転量として決定することを特徴とする請求項4に記載の光スペクトラムアナライザ。
  7. 前記偏光回転量決定部は、光強度が最大となる波長を検出し、検出した波長におけるポアンカレ球上でのストークスパラメータの座標から前記直交する偏光成分の一方の座標軸への回転方向及び回転量を、前記偏光回転部の回転させる前記回転方向及び前記回転量として決定することを特徴とする請求項4に記載の光スペクトラムアナライザ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015198383A1 (ja) * 2014-06-23 2015-12-30 菊池 和朗 信号処理装置及び信号処理方法

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