JP2009545376A - 組織の内視鏡的治療のための改良されたシステムと方法 - Google Patents

組織の内視鏡的治療のための改良されたシステムと方法 Download PDF

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Abstract

様々な寸法の内視鏡と共に使用するための調節可能な直径を有する結紮用筒体を備えた改良された結紮システムが開示されている。調節可能な直径は、コレット、可撓性を有する螺旋帯、複数のスクリュー、又は先細の、弾性を有する部分によって提供されている。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2006年8月1日出願の米国仮特許出願第60/834,776号の恩典を主張し、同出願の内容全体を参考文献として援用する。
本システムは、組織の内視鏡治療のための改良された医療装置に関する。
本明細書全体を通して、本発明の適用を外科医が内視鏡を使用する場合に関連して論じる時、結紮用筒体に関して「遠位」という用語は、外科医から遠くに位置する場所を指すものとする。「近位」という用語は、外科医に近い場所及び外科医にとって遠位の地点よりも外科医に近い場所を指すものとする。
組織の治療には、電気焼灼、温熱治療、切除(組織の除去)、及び硬化療法(標的組織への薬物注入)の様な各種技法が含まれる。それら治療法には、大抵、医療器具を内視鏡の操作チャネルに通すことが関与している。内視鏡は、低侵襲的アクセスを可能にするのみならず視覚化と吸引の支援も行うことができる。
内視鏡の操作チャネルを頻繁に利用するもう一つの技法に結紮があり、結紮には、バンド又は結紮糸を脈管又は組織の一部に巻き付け、血流又は体液の流れを遮断し、組織を壊死させて、隣接する健康な組織から切り離す、という作業が関与する。結紮は、限定するわけではないが、痔核、ポリープ、肥大化した静脈瘤、及び他の種類の病変、例えば、癌性のものなどを含め、数々の組織病状を治療するのに広く使用されている。一般に、結紮器は、組織を遠位先端の中に引き込むための吸引又は減圧手段と共に使用されることもあり、結紮器によって病変組織の根元にバンドが被せられ血流が遮断される。結紮装置は、一般には、内視鏡の遠位端の結紮器に取り付けられ内視鏡の操作チャネルを通って器具の近位端まで延びているライン(紐、ワイヤ、又はケーブル)を引き込むことにより作動する。結紮器は、手動操作式のリール又はトリガ、或いはモーター駆動機構を用いて、作動ラインを機械的に引き込むことによって作動させることができる。その他様々な結紮装置は、協働する内側及び外側の部材を使用しているものもあり、それらは、個々のバンドを押すか引くかして内側及び外側の部材の先端からバンドを滑らせる部材であり、バンドは配備される前に内側又は外側の部材に事前に装着されている。
追加の組織又は脈管を治療する場合、器具を患者から引き出し、再度装着し、再度導入しなくてもよいように、複数の事前に装着させたバンドを順次送り出す能力を備えており、而して、処置時間を短縮し患者の快適性を高めることのできる装置が開発されている。多バンド結紮装置は、バンドを個別にディスペンサーに係留するか別のやり方で固定し、その後、必要に応じて順次バンドを放つ設計を含んでおり、これは、多くの場合、近位端まで延びている1つ又はそれ以上の紐を使用して行われる。
米国仮特許出願第60/834,776号 米国特許第5,624,453号 米国特許公開第2006−0089660A1号
硬化療法又は外科用スネアを使った組織切除など、別の内視鏡処置をバンド結紮と組み合わせることが望ましい場合もしばしばある。ところが、内視鏡の操作チャネルは、多くの場合、結紮器からの作動ラインに加え、他のものを収容するのに十分な広さがあっても、第2の処置にとって必要な医療器具を結紮器と組み合わせることには問題がある。而して、内視鏡的処置で他の器具と組み合わせることができる結紮装置が必要とされている。
バンド結紮器は、一般に、様々な内視鏡直径に合わせて多数のサイズが用意されている。結紮器は、内視鏡のキャップが内視鏡の近位方向に滑って行かないように、積極的な停止装置としての役目を果たす内部リッジを有している場合もある。リッジは直径が内視鏡の直径よりも小さいため、これは実現可能である。普通は、同じ結紮器を直径が異なる別の内視鏡で使用することはできない。結紮器が長すぎれば、異なる直径の内視鏡上に設置した場合、タブが、内視鏡のキャップに通常見られる各機構、即ち、光源、操作チャネル、及びカメラレンズ、を遮ってしまう危険がある。結紮器が小さすぎれば、内視鏡のキャップに被せてしっかりと装着することができないであろう。而して、内視鏡のキャップの各機構を遮ること無く、様々な直径の内視鏡に対応することができるバンド結紮器筒体が必要とされている。
本発明は、組織の内視鏡的処置のためのシステムと方法を提供している。具体的には、操作チャネルを有する内視鏡で使用されるシステムが提供されている。同システムは、作動要素と結紮用筒体を有する結紮システムを含んでいる。同システムは、更に、細長いシャフトとその遠位端付近に配置された操作部材を有する医療器具を含んでいる。作動要素は、内視鏡の作業チャネルの中に装着される第1挿通チャネルを有する取り付け要素を含んでいる。本発明の1つの好適な態様では、搭載要素の第1挿通チャネルは、直径が少なくとも2.5ミリメートルであり、より望ましくは、直径が約3.2ミリメートルである。結紮用筒体は、内視鏡の遠位端の上に装着され、作動要素に操作可能に接続されている。医療器具のシャフトは、治療される組織の近くに操作部材を位置決めすることができるように、第1挿通チャネル、操作チャネル、そして、結紮用筒体を通して配置される。
別の態様では、本発明は、簡便な内視鏡的組織切除に有用なシステムを提供している。同システムは、操作チャネルと同チャネルから伸張している結紮用筒体を有する内視鏡を含んでいる。結紮用筒体は、同筒体上に配置され、同筒体から配備することができる、少なくとも1つ、望ましくは複数の結紮バンドを含んでいる。細長い組織切除装置は、作業チャネルを通って伸張し、バンドで捕捉された組織の切除を実行することができる。特定の実施形態では、組織切除装置は、電気外科用スネアである。
別の態様では、本発明は、組織を内視鏡的に切除するための方法を提供している。同方法は、内視鏡を患者の体内通路の中へ進める段階を含んでいる。内視鏡は、操作チャネルと同チャネルから伸張している結紮用筒体を有している。患者の組織が結紮用筒体の中に引き込まれると、結紮バンドを配備して結紮組織塊又は疑似ポリープを形成する。電気外科用スネアの様な細長い組織切除装置が、内視鏡の操作チャネルを通して進められ、それを使用して結紮組織塊が切除される。
本発明の改良された結紮用筒体は、バンド配備部と順応部を備えている。一般に、順応部は、順応部の直径を、内視鏡の遠位端への取り付けに対応できるように調節するための手段を有している。この能力を有するどのような構造も本発明の実施形態と見なされる。例えば、1つの特定の実施形態では、順応部は、固定内径を有し、少なくとも2つのタブによって縮小された直径を提供し、自身のルーメンに内視鏡の端を収容するようになっている、堅い第1の部分を備えている。内視鏡の遠位端に対する摩擦嵌めを提供する内部リブ機構を備えた拡張可能な直径を有している、先細の、弾性を有する第2の部分が設けられている。
別の実施形態では、順応部は、最大直径を有する第1の端と調節可能な直径を有する第2の端とを有するコレットを備えている。順応部の長さに沿って少なくとも部分的に少なくとも1つのスリットが設けられている。該第1の端は、バンド配備部に隣接しており、該第2の端は、バンド配備部に対し近位側に間隔を離して配置されている。更に、コレット周りに回転可能に配置されたリングが設けられており、同リングがコレットに対して回転することによって、該第2の端の直径が変化する。
別の実施形態では、順応部は、内視鏡に取り付けられるよう構成された可撓性を有する螺旋帯を備えている。該帯は、遠位端がバンド配備部と連通している。また、バンド配備部に対し近位側には近位端がある。遠位端は固定直径を有しており、近位端は調節可能な直径を有している。
更に別の実施形態では、順応部は、順応部の内径を調節するために、順応部の円周に沿って間隔を空けて配置された複数のスクリューを備えている。スクリューは、内視鏡に係合して、結紮用筒体を固定することができるように構成されている。幾つかの実施形態は、順応部の円周に沿って等距離に間隔を空けて配置されたスクリューを有している。
本発明の実施形態は、更に、遠位端と近位部分を有し、遠位端に結紮用筒体を配し、近位部分に作動要素を配し、該作動要素が結紮用筒体に操作可能に繋がれている、内視鏡を含み得る。
本発明の上記及び他の特性は、添付図面と併せて、以下に記載している本発明の現時点での好適な実施形態の詳細な説明を考察して頂ければ明らかとなるであろう。
従来の結紮システムを伴った内視鏡の長手方向破断図である。 内視鏡の遠位端に、内視鏡のキャップに被せて装着された、本発明の結紮用筒体を示している。 より小さい外径を有する内視鏡に被せて装着できるように順応させた結紮用筒体を示している。 コレットと、ねじが切られたリングを有する順応部と、を有する結紮用筒体の平面図である。 順応壁を有する順応部の部分断面図である。 順応部に螺旋帯を有する本発明の或る実施形態の平面図である。 非係合位置の螺旋帯のラチェット歯の拡大図である挿入図を示している。 係合位置のラチェット歯を示している。 順応部にスクリューを設けた本発明の或る実施形態を示している。 スクリュー配置の断面図を示している。
次に、図を参照すると、図1には、従来の結紮システム5が内視鏡10と共に示されている。内視鏡10は、その近位部分に配置された作動要素11と、可撓性を有する部分12と、遠位部分13を有する従来の内視鏡である。結紮システム5は、内視鏡10の遠位端に取り付けられた結紮用筒体14を有している。作動要素11は、結紮用筒体14に操作可能に接続されている。結紮用筒体14と作動要素は、図1には概略的に示している。筒体14と作動要素のより詳細な説明は、米国特許第5,624,453号に記載されており、その開示を参考文献としてここに援用する。参考文献としてここに援用している米国特許公開第2006−0089660A1号にも、本発明の実施形態に使用することができる結紮用筒体が記載されている。
結紮用筒体14は、内視鏡10の遠位端部分13に配置されていて、作動ライン15を含んでいる。内視鏡10は、更に、結紮用筒体14から作動要素11と近位側開口部18の両要素まで、内視鏡を貫いて伸長している作業チャネル16を含んでいる。作動ライン15は、結紮用筒体14から作業チャネル16に通され近位側開口部18を抜けて外に出ている。結紮用筒体14は、耐久性と視認性を最大にするためには、硬質プラスチックの透明なポリカーボネートであるのが望ましい。作動ライン15は、作動要素11と結紮用筒体14を操作可能に繋いでいる。1つ又はそれ以上の結紮バンド25は、結紮用筒体14の周囲に取り外し可能に配置することができる。結紮バンド25は、作動ライン15を介して、作動要素11に操作可能に連結されていて、更に、ここでは、作動要素11を操作することによって、1つ又はそれ以上の結紮バンド25が結紮用筒体14から放される。結紮用筒体14上には、6つ又はそれ以上の配備可能な結紮バンド25を配置することができる。
電気外科用スネアの様な他の医療器具は、従来の結紮システムのみならず本発明の結紮用筒体でも使用することができる。その様な医療器具は、内視鏡の作業チャネル16を通して配置することができる。電気外科用スネアは、編組ステンレス鋼ケーブルで作られ、開口形態時の形状は六角形であってもよい。編組ステンレス鋼ケーブルは、動作ループに、複数の組織切除を可能にする可撓性と強度と弾性を併せて提供している。適した外科用スネアシステムの1つに、Wilson−Cook Medical Inc.,事業経営における呼称Cook(商標)Endoscopy、4900 Bethania Station Road, Winston−Salem, NC 27105、から販売されている、カタログ番号SASMH−1の7FR Soft AcuSnare(商標)Mini Hexagonal Head使い捨てポリペクトミースネアがある。7FR Soft AcuSnare(商標)Mini Hexagonal Head使い捨てポリペクトミースネアは、ループ寸法が1.5cmX2.5cmでカテーテルシース寸法が7.0FRの編組ステンレス鋼スネアを有している。他の様式の外科用スネアシステム(又は他の様式の医療用カテーテル装置)を、ここで開示している結紮システム5と組み合わせて使用することもできるが、それら他の装置は、複数組織切除を行うには適さないか又は効率的でない場合もある。
本発明の改良された結紮用筒体114は、バンド配備部20と順応部を備えている。順応部は、内視鏡の遠位端へ取り付けるために、順応部の内部直径を調節する手段を有している。下で更に詳しく説明し図2から図5Bに示すように、調節手段は、コレット35、可撓性を有する螺旋帯55、又は複数のねじ75を含め、様々な構造を備えることができる。幾つかの実施形態では、同手段は、内視鏡の遠位端13に対する摩擦嵌めを提供する内部リブ機構95付きの可撓性と弾性を有する部分90を備えている。内部リブ機構は、第2の部分の内部面に周方向に沿って配置されている。幾つかの実施形態では、内部リブ機構は、複数の間隔を空けて配置されたリブを備えている。
改良された結紮用筒体とシステムは、様々な直径の内視鏡に使用することができる。好適には、本発明の結紮用筒体とシステムは、約4mmから約16mmまでの範囲の外径を有する内視鏡で使用することができる。幾つかの実施形態は、約8mmから約12mmまで又は約12mmから約16mmまでの範囲の外径を有する内視鏡で使用することができる。より好適には、同筒体は、約8.6mmから約11.5mmまでの範囲の外径を有する内視鏡に使用することができる。同筒体は、内視鏡の遠位端周りにしっかりと装着されるので、施術者の抱く、外れるかもしれないという不安を軽減することができる。
図2に示す結紮用筒体114の1つの実施形態は、バンド配備部20と順応部30を備えている。バンド配備部20は、米国特許第5,624,453号に開示されている従来の筒体のものと機能的及び構造的に似ているか又は同一である。図2は、自身のルーメン内に内視鏡の遠位端部分13を収容することができるようになっている固定内径を持つ堅い第1の部分80を有している実施形態を示している。第1の部分80は、縮小された内径を提供する少なくとも2つのタブ87を有している。タブ87は、結紮用筒体114が内視鏡を近位方向に滑って行かないようにする停止装置の役目を果たしている。タブ87は、結紮用筒体114の吸引量をどの程度にするかも制御する。タブ87は、内視鏡の光源、作業チャネル、又はカメラに干渉しないように構成されている。
第1の部分80は、内視鏡の遠位端部分13に対する摩擦嵌めを提供する内部リブ機構95を備えた拡張可能な直径を有している、先細の弾性を有する第2の部分90に、堅くモールド成形されている。第2の部分90の遠位端91は、第1の部分80と連通している。第2の部分90の内径は、第2の部分90を内視鏡の遠位端部分13に対し作動させ又は圧入することによって、内視鏡の外径とほぼ同じになるように調節することができる。第2の部分90は、ラッテックス、ポリイソプレン、サントプレン、シリコン、テコフレックス、ネオプレン、又は任意の非中毒性エラストマーで作られているのが望ましい。また、実施形態によっては、ショアAデュロメータ硬度が、約50Aから約100Aであるエラストマーが望ましい場合、又は他に、約60Aから約90Aであるエラストマーが望ましい場合もある。第2の部分は、更に、伸び率を約90%から約500%にしてもよく、或いは、その範囲内の任意の組合せ又は代替的な組合せにしてもよい。
弾性を有する第2の部分90は、より小さい及びより大きい内視鏡に装着できるように伸び縮みすることができる。内部リブ機構95は、医師が、結紮用筒体14を内視鏡の遠位端13に被せて圧入することにより、内視鏡の遠位端部分13を筒体14に完全に着座させることができるようにしている。この行為によって、第2の部分90の調節可能な直径は大きくなる。
本発明の改良された結紮用筒体の別の実施例を図3に示しており、この実施例では、順応部30は、最大直径を有する第1の端31と調節可能な直径を有する第2の端32を有する雄ねじが切られたコレット35を備えている。少なくとも1つのスリット37は、順応部の長さの少なくとも一部分に沿って伸張している。順応部30の第1の端31は、間隔を離してバンド配備部20に隣接して配置されており、第2の端32はバンド配備部20に対し近位側にある。リング39は、リングをコレットに対して回転させると第2の端32の直径が変化するように、コレット35周りに回転可能に配置されている。この実施形態も、結紮用筒体が近位方向に内視鏡を滑って行かないようにする内部タブ(図示せず)を有していてもよい。
使用者は、ねじが切られたリング39を作動させ又は回転させることによって、コレット35の第2の端32付近の直径を調節する。リング39を、例えば時計回りに回転させると、コレット35が締まり、調節可能な直径が小さくなり、第1の端31の最大直径よりも小さい外径を有する内視鏡の直径とほぼ同じにすることができる。リング39を反時計回りに回転させると、リングが第1の端31に接近してゆき、その結果、直径は第1の端31の最大直径に近づいてゆく。或いは、摩擦嵌めを有するスライドバンド(図示せず)を、ねじが切られていないコレットに被せて設置してもよい。バンドをコレットの第2の端に向けて滑らせると、コレットが締まり、その結果、直径が小さくなる。バンドをコレットの第1の端に向けて滑らせると、コレットが緩んで、直径は第1の端の直径に近づいてゆく。
別の実施形態では、順応部40は、図4に示すように、先細の内部面を有している。第1の端43は、内径が、第2の端46の内径よりも小さくなっている。順応部40の順応壁45は、従って、様々な寸法を有する内視鏡の遠位端部分13と接することになるので、狭められている。約5mmから約13mmまでの範囲の内視鏡であれば、順応部40内に装着させることができる。大直径の内視鏡47は、順応壁45の第2の端46に隣接する箇所に接触する。小直径の内視鏡49は、順応壁45の第1の端43に隣接する箇所に接触する。
図5Aは、改良された結紮用筒体114の或る実施例を示しており、この実施例では、順応部50は、内視鏡に取り付けることができるように構成された、可撓性を有する螺旋帯55を備えている。螺旋帯55は、バンド配備部20と連通している遠位端51と、バンド配備部20に対し近位側に間隔を離して配置されている近位端52を有している。遠位端51は固定直径を有し、近位端52は調節可能な直径を有している。螺旋帯55は、内視鏡に巻き付き、内視鏡の外径に沿うので、結紮用筒体114を内視鏡に固定するのに十分な把持力が提供される。螺旋帯55は、螺旋構造を有し、従って複数回巻かれている。螺旋帯55が、遠位端51の直径とほぼ同じ直径を有する内視鏡に巻き付けられた場合、巻かれる回数は減る。螺旋帯55を調節して螺旋帯55の遠位端51の直径よりも小さい直径を有する内視鏡の周りに装着した場合、巻かれる回数は増える。
螺旋帯55は、金属を埋め込んで補強した弾性材料で作られていてもよい。その様な金属補強材には、ステンレス鋼又は超弾性ニッケル−チタンワイヤがある。螺旋帯55は、モールド成形された可撓性を有するプラスチック、平ワイヤコイル、機械加工されたプラスチック、又は他の適した材料で作られていてもよい。
本発明に組み込むことができる別の機構に、ラチェット歯63がある。図5Bと図5Cに示すように、同歯63は、螺旋帯55の側方縁に配置されていて、内視鏡の遠位端部分13に被せて設置し易くするために、螺旋帯55を一時的に拡大直径位置に係止することができる。螺旋帯55は、図5Bでは係止されていない。係止するには、螺旋帯55を捻って帯を矢印の方向に動かす。この動きによって、螺旋帯55の直径が大きくなる。螺旋帯55が捻られると同時に順応部50の長さが圧縮されて、隣り合うコイル同士がより接近して互いに近接する。而して、ラチェット歯63は、図5Cに示すように噛み合う。噛み合うことによって、螺旋帯55は、直径が内視鏡の遠位端部分13に被せて装着させるのに十分な大きさを有する開口状態に保持される。歯63は、歯同士を滑らせて互いを行き過ごして相互に噛み合わせ、一旦拡張された帯55が緩まないようにする。但し、結紮用筒体114が内視鏡の遠位部分の端部13に被せて設置されたら、歯63は、バンド55を軸方向に伸ばすことによって係合解除させることができる。これによって、隣り合うコイル同士が引き離され、歯63が逆方向に互いを追い越して滑ることができるようになる。螺旋帯55は、そこで再度締まって、その直径が小さくなり、内視鏡の外表面に対する把持力が強まる。
図6Aと図6Bは、本発明の別の実施形態を示している。順応部70は、内視鏡に係合して結紮用筒体を内視鏡に固定するように構成され、順応部70の円周に沿って間隔を空けて配置された、複数のスクリュー75を備えている。スクリュー75は、内視鏡の外表面に係合するように輪郭が整えられたパッド77を備えて構成されている。幾つかの実施形態では、2つ、3つ、又は4つのスクリュー75が使用されている。スクリュー75は、順応部70の内径85を調節するのに使用される。スクリュー75を結紮用筒体114のルーメン65に向かって内向きに回すと、その結果、内径85は小さくなる。スクリュー75を結紮用筒体114から外向きに回すと、その結果、内径85は大きくなる。スクリュー75は、結紮用筒体114を内視鏡に設置した後に操作するのが望ましい。別の実施形態では、スクリュー75は、順応部70の円周に沿って互いに等距離に間隔を空けて配置されている。施術者は、そこで、適切にスクリュー75を操作して、内視鏡の直径とほぼ同じにし、結紮用筒体114に対する正しい装着を確実なものにする。本発明の実施形態全てと同じように、この実施形態も、結紮用筒体が近位方向に内視鏡を滑って行かないようにする内部タブを有していてもよい。
無論、他の公知の結紮用筒体設計、作動機構、内視鏡システム、その他を、本発明の範囲内で使用することができることは、上の論考から理解頂けるであろう。従って、先の詳細な説明は、限定を課すものではなく、むしろ説明を目的としており、本発明の精神と範囲を定義することを目的としているのは特許請求の範囲並びに全ての等価物である、と理解頂きたい。

Claims (24)

  1. バンド配備部と順応部とを備えている結紮用筒体において、前記順応部は、最大直径を有する第1の端と調節可能な直径を有する第2の端とを有するコレットを備えており、少なくとも1個のスリットが前記順応部の長さに沿って少なくとも部分的に伸張していて、前記第1の端は前記バンド配備部に隣接し、前記第2の端は前記バンド配備部に対し近位側にあって、リングが前記コレットの周囲に回転可能に配置されており、前記リングを前記コレットに対して回転させることによって前記第2の端の直径が変化する、結紮用筒体。
  2. 前記コレットは、雄ねじが切られている、請求項1に記載の結紮用筒体。
  3. 前記リングは、雌ねじが切られている、請求項1に記載の結紮用筒体。
  4. 前記リングは、前記コレットに滑動可能に取り付けられている、請求項1に記載の結紮用筒体。
  5. 前記リングは、前記コレットと摩擦嵌めされている、請求項1に記載の結紮用筒体。
  6. バンド配備部と順応部を備えていて、前記順応部は、内視鏡に取り付けるように構成された可撓性を有する螺旋帯を備えている、結紮用筒体において、
    前記螺旋帯は、前記バンド配備部と連通している遠位端と、前記バンド配備部に対し近位側の近位端を有しており、
    前記遠位端は固定直径を有し、前記近位端は調節可能な直径を有している、結紮用筒体。
  7. 前記螺旋帯は、弾性材料を備えている、請求項6に記載の結紮用筒体。
  8. 前記弾性材料は、金属製ワイヤで補強されている、請求項7に記載の結紮用筒体。
  9. 前記ワイヤは、ステンレス鋼又は超弾性ニッケル−チタン合金である、請求項8に記載の結紮用筒体。
  10. 前記螺旋帯の側方縁にラケット歯が配置されている、請求項6に記載の結紮用筒体。
  11. バンド配備部と、その内直径を調節するためにその円周の周りに間隔を空けて配置された複数のスクリューを備えている順応部と、を備えている結紮用筒体であって、前記複数のスクリューは、内視鏡に係合して前記結紮用筒体を固定するように構成されている、結紮用筒体。
  12. 前記複数のスクリューは、順応部の円周の周りに等距離に間隔を空けて配置されている、請求項11に記載の結紮用筒体。
  13. 少なくとも3つのスクリューを有している、請求項11に記載の結紮用筒体。
  14. 前記複数のスクリューのそれぞれは、前記円周に垂直である、請求項11に記載の結紮用筒体。
  15. 結紮用筒体において、
    固定内径を有し、少なくとも2つのタブによって縮小された直径を提供しており、自身のルーメン内に内視鏡の遠位端を収容するようになっている、堅い第1の部分と、
    内視鏡の遠位端との摩擦嵌めを提供するための内部リブ機構を有する拡張可能な直径を有している、先細の、弾性を有する第2の部分と、を備えている結紮用筒体。
  16. 前記内部リブ機構は、前記第2の部分の内部面周りに周方向に沿って配置されている、請求項15に記載の結紮用筒体。
  17. 前記内部リブ機構は、複数の間隔を空けて配置された複数のリブを備えている、請求項16に記載の結紮用筒体。
  18. バンド配備部と順応部を備えている結紮用筒体において、前記順応部は、内視鏡の遠位端に取り付けるため、前記順応部の内径を調節するための手段を備えている、結紮用筒体。
  19. 前記手段は、コレット、可撓性を有する螺旋帯、複数のスクリューの内の1つを備えている、請求項18に記載の結紮用筒体。
  20. 前記手段は、内視鏡の遠位端との摩擦嵌めを提供するための内部リブ機構を有する拡張可能な直径を有している、先細の、弾性を有する第2の部分を備えている、請求項18に記載の結紮用筒体。
  21. 遠位端を有する内視鏡を更に備えており、前記結紮用筒体は前記内視鏡の遠位端に配置される、請求項18に記載の結紮用筒体。
  22. 前記内視鏡の近位部分に配置された作動要素を更に備えており、前記作動要素は、前記結紮用筒体の前記バンド配備部周りに配置された1つ又はそれ以上の結紮バンドに操作可能に接続されている、請求項21に記載の結紮用筒体。
  23. 前記作動要素と前記結紮用筒体の間に操作可能に接続された作動ラインを更に備えている、請求項21に記載の結紮用筒体。
  24. 前記作動ラインは、前記作動要素と前記1つ又はそれ以上のバンドの間に操作可能に接続されており、前記作動ラインは、前記内視鏡の作業チャネルを通って伸張している、請求項22に記載の結紮用筒体。
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