JP2009543431A - ブロードキャストサービスのための1対1無線ベアラ - Google Patents

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Abstract

ユーザ装置(UE)と関連ネットワーク間の接続設定方法は、前記UEが利用可能なブロードキャストサービスの説明を提供するサービス案内、及び前記ブロードキャストサービスを識別する少なくとも1つの識別子を受信する段階と、前記UEが前記UEと前記ネットワーク間の1対1無線ベアラを設定し、かつ前記無線ベアラによる前記ブロードキャストサービスの伝達を識別するのに使用される識別子を含む設定メッセージを受信する段階とを含む。

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、ユーザ装置と関連ネットワーク間の接続の設定に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)は、GSM(Global System for Mobile communications)として知られている欧州標準から進化した欧州型第3世代IMT−2000移動通信システムである。UMTSは、GSMコアネットワークとW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)無線接続技術に基づいて向上した移動通信サービスを提供することを目標とする。
1998年12月、ヨーロッパのETSI、日本のARIB/TTC、米国のT1、及び韓国のTTAは3GPP(Third Generation Partnership Project)を構成した。3GPPはUMTS技術の詳細仕様を作成する。UMTSの迅速で効果的な技術開発を達成するために、3GPP内には、ネットワーク構成要素とこれらの動作の独立性を考慮して、UMTSの標準化作業のための5つの技術仕様グループ(Technical Specification Groups;TSG)が作成された。
各TSGは、関連した領域内で標準仕様を開発、承認、及び管理する。そのうち、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network;RAN)グループ(TSG−RAN)は、UMTSにおいてW−CDMAアクセス技術をサポートするための新しい無線アクセスネットワークであるUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)の機能、要求事項、及びインタフェースの標準を開発する。
図1はUE、UTRAN、及びコアネットワークを含むUMTSネットワークの概要を示す図である。UTRANは、Iubインタフェースで通信する複数の無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller;RNC)とNode−Bとから構成される。
各RNCは複数のNode−Bを制御する。各RNCは、Iuインタフェースを介してコアネットワーク(CN)、特にCNのMSC(Mobile-services Switching Center)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)に接続される。RNCは、Iurインタフェースを介して他のRNCに接続することもできる。前記RNCは、無線リソースの割当及び管理を担当し、前記コアネットワークに対するアクセスポイントの役割を果たす。
前記Node−Bは、アップリンク伝送で端末の物理層により送信された情報を受信し、ダウンリンク伝送で端末にデータを送信する。前記Node−Bは、端末に対するUTRANのアクセスポイントの役割を果たす。
前記SGSNは、Gインタフェースを介してEIR(Equipment Identity Register)に、Gインタフェースを介して前記MSCに、Gインタフェースを介してGGSN(Gateway GPRS Support Node)に、並びにGインタフェースを介してHSS(Home Subscriber Server)に接続される。前記EIRはネットワークで使用が許可された移動端末のリストを維持する。
前記MSCは回線交換(CS)サービスのための接続を制御する。前記MSCは、Nインタフェースを介してMGW(Media Gateway)に、Fインタフェースを介して前記EIRに、並びにDインタフェースを介して前記HSSに接続される。前記MGWは、Cインタフェースを介して前記HSSに接続され、PSTN(Public Switched Telephone Network)に接続される。前記MGWは、前記PSTNと前記接続されたRAN間のコーデックの適用を容易にする。
前記GGSNは、GCインタフェースを介して前記HSSに接続され、GIインタフェースを介してインターネットに接続される。前記GGSNは、様々な無線アクセスベアラ(Radio Access Bearer;RAB)へのデータフローのルーティング、課金、及び分離の責任を負う。前記HSSはユーザの加入データを処理する。
前記UTRANは、前記端末と前記コアネットワーク間の通信のために、無線アクセスベアラ(RAB)を構成して維持する。前記コアネットワークは、前記RABにエンドツーエンドサービス品質(Quality of Service;QoS)要求事項を要求し、前記RABは、前記コアネットワークが設定したQoS要求事項をサポートする。従って、前記UTRANは前記RABを構成して維持することで前記エンドツーエンドQoS要求事項を満たすことができる。
特定端末に提供されるサービスは、大きく回線交換サービスとパケット交換サービスとに分けられる。例えば、一般的な音声対話サービスは回線交換サービスであり、インターネット接続によるウェブブラウジングサービスはパケット交換サービスに分類される。
回線交換サービスをサポートする場合、前記RNCは、前記コアネットワークのMSCに接続され、前記MSCは、他のネットワークとの接続を管理するGMSC(Gateway Mobile Switching Center)に接続される。パケット交換サービスをサポートする場合、前記RNCは、前記コアネットワークのSGSN及びGGSNに接続される。前記SGSNは、前記RNCとのパケット通信をサポートし、前記GGSNは、インターネットなどの他のパケット交換ネットワークとの接続を管理する。
図2は3GPP無線アクセスネットワークの標準に準拠した端末とUTRAN間の無線インタフェースプロトコルの構造を示す図である。図2に示すように、無線インタフェースプロトコルは、物理層、データリンク層、及びネットワーク層からなる垂直層(vertical layer)、並びにユーザデータを伝送するためのユーザプレーン(U-plane)、及び制御情報を伝送するための制御プレーン(C-plane)からなる水平プレーン(horizontal plane)を有する。
前記ユーザプレーンは、音声やIP(Internet Protocol)パケットなどのユーザのトラフィック情報を管理する領域であり、前記制御プレーンは、ネットワークのインタフェース、呼の維持及び管理などに関する制御情報を管理する領域である。
図2のプロトコル層は、OSI(Open System Interconnection)参照モデルの下位3層に基づいて、第1層(L1)、第2層(L2)、及び第3層(L3)に区分することができる。前記第1層(L1)又は物理層は、多様な無線伝送技術により上位層に情報伝送サービス(Information Transfer Service)を提供する。前記物理層は、トランスポートチャネルを介して上位層である媒体アクセス制御(Medium Access Control;MAC)層に接続される。
前記MAC層と前記物理層とはトランスポートチャネルでデータを送受信する。前記第2層(L2)は、MAC層、無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層、ブロードキャスト/マルチキャスト制御(Broadcast/Multicast Control;BMC)層、及びパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol;PDCP)層を含む。
前記MAC層は、論理チャネルとトランスポートチャネル間のマッピングを管理し、無線リソースの割当及び再割当のためにMACパラメータの割当を提供する。前記MAC層は、論理チャネルを介して上位層である前記RLC層に接続される。
伝送される情報の種類によって多様な論理チャネルが提供される。一般に、前記制御プレーンの情報を伝送する場合は制御チャネルが使用され、前記ユーザプレーンの情報を伝送する場合はトラフィックチャネルが使用される。
論理チャネルは、共有するか否かによって共通チャネル又は専用チャネルになる。論理チャネルは、DTCH(Dedicated Traffic Channel)、DCCH(Dedicated Control Channel)、CTCH(Common Traffic Channel)、CCCH(Common Control Channel)、BCCH(Broadcast Control Channel)、並びにPCCH(Paging Control Channel)もしくはSHCCH(Shared Channel Control Channel)を含む。
前記BCCHは、システムにアクセスするために、端末が利用した情報を含む情報を提供する。前記PCCHは、端末にアクセスするために前記UTRANが使用する。
MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)のために、MBMS標準にトラフィックチャネル及び制御チャネルがさらに取り入れられる。MCCH(MBMS point-to-multipoint Control Channel)を使用してMBMS制御情報を伝送し、MTCH(MBMS point-to-multipoint Traffic Channel)を使用してMBMSサービスデータを伝送する。MSCH(MBMS Scheduling Channel)を使用してスケジューリング情報を伝送する。図3は多様な論理チャネルのリストを示す図である。
MAC層は、トランスポートチャネルを介して物理層に接続され、管理されるトランスポートチャネルのタイプによってMAC−bサブレイヤ、MAC−dサブレイヤ、MAC−c/shサブレイヤ、MAC−hsサブレイヤ、及びMAC−mサブレイヤに分けることができる。前記MAC−bサブレイヤは、システム情報のブロードキャストを担当するトランスポートチャネルであるBCH(Broadcast Channel)を管理する。前記MAC−c/shサブレイヤは、複数の端末が共有するFACH(Forward Access Channel)もしくはDSCH(Downlink Shared Channel)などの共通トランスポートチャネル、又はアップリンクではRACH(Random Access Channel)を管理する。前記MAC−mサブレイヤは、MBMSデータを処理する。
図4はUEの観点から論理チャネルとトランスポートチャネル間の可能なマッピングを示す図であり、図5はUTRANの観点から論理チャネルとトランスポートチャネル間の可能なマッピングを示す図である。
前記MAC−dサブレイヤは、特定端末のための専用トランスポートチャネルであるDCH(Dedicated Channel)を管理する。前記MAC−dサブレイヤは、該当端末を管理するSRNC(Serving Radio Network Controller)に位置する。また、1つのMAC−dサブレイヤは各端末内に存在する。
RLC動作モードによって、前記RLC層は、信頼性のあるデータ送信をサポートし、上位層から伝送された複数のRLCサービスデータユニット(RLC SDU)に対する分割及び接続機能を実行する。前記RLC層は、上位層から前記RLC SDUを受信すると、処理容量を考慮して適当な方式で各RLC SDUのサイズを調節して、ヘッダ情報が付加されたデータユニットを生成する。前記データユニットをプロトコルデータユニット(PDU)といい、前記PDUは論理チャネルを介して前記MAC層に伝送される。前記RLC層は、前記RLC SDU及び/又はRLC PDUを保存するためのRLCバッファを含む。
前記BMC層は、前記コアネットワークから受信したセルブロードキャスト(Cell Broadcast;CB)メッセージをスケジューリングし、前記CBメッセージを特定セルに位置する端末にブロードキャストする。
前記PDCP層は前記RLC層の上位に位置する。前記PDCP層は、IPv4やIPv6などのネットワークプロトコルで伝送されたデータを相対的に帯域幅の小さい無線インタフェースに効果的に伝送するのに使用される。これを達成するために、前記PDCP層は、有線ネットワークで使用される不要な制御情報を減らすが、このような機能をヘッダ圧縮という。
無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、前記第3層(L3)の最下位に位置する層であり、前記制御プレーンでのみ定義される。前記RRC層は、無線ベアラ(RB)の設定、再設定、及び解除又は取消に関するトランスポートチャネル及び物理チャネルを制御する。さらに、前記RRCは、前記RAN内でのユーザ移動性、及び位置サービスなどの付加サービスを担当する。
前記RBとは、端末とUTRAN間のデータ送信のために前記第2層(L2)が提供するサービスを意味する。一般に、前記RBの設定とは、特定データサービスを提供するために必要なプロトコル層及びチャネルの特性を規定し、詳細なパラメータ及び動作方法をそれぞれ設定する過程を意味する。
所定のUEのための無線ベアラとトランスポートチャネル間のマッピングの様々な可能性が常に成立するわけではない。前記UE及びUTRANは、前記UEの状態や前記UE及びUTRANが現在行っている手順によって可能なマッピングを推論する。様々な状態やモードについては、以下に本発明に係る範囲内で詳細に説明する。
様々なトランスポートチャネルは様々な物理チャネルにマッピングされる。例えば、RACHトランスポートチャネルは所定のPRACHに、DCHはDPCHに、FACH及びPCHはS−CCPCHに、DSCHはPDSCHにマッピングされる。前記物理チャネルの設定は、前記RNCと前記UE間のRRCシグナリング交換により行われる。
RRCモードは、端末のRRCとUTRANのRRC間に論理接続が存在するか否かを示す。接続が存在する場合、前記端末はRRC接続モードであり、接続が存在しない場合、前記端末はアイドルモードである。
RRC接続モードの端末に対してRRC接続が存在するため、UTRANは、セルユニット内に特定端末が存在するか否かを判断することができる。例えば、UTRANは、RRC接続モードの端末がどのセルもしくはセルのセットに存在するか、並びにUEがどの物理チャネルをリッスンしているかを判断できるので、端末を効果的に制御することができる。
一方、UTRANは、アイドルモードの端末が存在するか否かを判断することができない。アイドルモードの端末が存在するか否かは、例えばロケーションやルーティングエリアのようにセルより大きい地域内で、コアネットワークによってのみ判断される。従って、アイドルモードの端末が存在するか否かは、広い地域内で判断され、音声やデータのような移動通信サービスを受信するためには、アイドルモードの端末はRRC接続モードに移行又は変更しなければならない。モード及び状態間の可能な変化についての説明は図6に示す通りである。
RRC接続モードのUEは、CELL_FACH状態、CELL_PCH状態、CELL_DCH状態、又はURA_PCH状態のように様々な状態にある。前記状態によって、UEは異なる動作を行い、異なるチャネルをリッスンする。
例えば、CELL_DCH状態のUEは、様々なチャネルのうちDCHタイプのトランスポートチャネルをリッスンするであろう。DCHタイプのトランスポートチャネルはDTCH及びDCCHトランスポートチャネルを含み、これは所定のDPCH、DPDSCH、又は他の物理チャネルにマッピングできるチャネルである。
CELL_FACH状態のUEは、特定S−CCPCHにマッピングされるいくつかのFACHトランスポートチャネルをリッスンするであろう。PCH状態のUEは、特定S−CCPCH物理チャネルにマッピングされるPICHチャネル及びPCHチャネルをリッスンするであろう。
主なシステム情報は、P−CCPCH(Primary Common Control Physical Channel)にマッピングされるBCCH論理チャネルで伝送される。特定システム情報ブロックはFACHチャネルで伝送される。前記システム情報がFACHチャネルで伝送される場合、UEは前記P−CCPCHで受信されるBCCH又は専用チャネルで前記FACHの構成を受信する。前記システム情報がBCCHで(すなわち、P−CCPCHを介して)伝送される場合、UEとNode−B間で同一のタイミング基準(timing reference)を共有するために使用されるSFN(System Frame Number)が各フレームで又は2フレームのセットで伝送される。前記P−CCPCHは、セルのプライマリスクランブルコードであるP−CPICH(Primary Common Pilot Channel)と同一のスクランブルコードを使用して伝送される。前記P−CCPCHにより使用される拡散コードは、固定拡散率(Spreading Factor;SF)256であり、その番号は1である。UEは、UEが読み込んだ隣接セルのシステム情報に関してネットワークから伝送された情報により、UEがDCCHチャネルで受信したメッセージにより、又は前記固定SF256と前記拡散コード番号0を利用して伝送され、固定されたパターンを伝送するP−CPICHを検索することにより、前記プライマリスクランブルコードが分かる。
前記システム情報は、隣接セル、RACH及びFACHトランスポートチャネルの構成、並びにMBMSサービスのための専用チャネルであるMICH及びMCCHの構成に関する情報を含む。
UEが(アイドルモードで)位置するセルを変更する度に、又はUEが(CELL_FACH、CELL_PCH、もしくはURA_PCH状態で)セルを選択した場合、UEはUEが有効なシステム情報を有しているか否かを確認する。前記システム情報は、システム情報ブロック(System Information Block;SIB)、マスタ情報ブロック(Master Information Block;MIB)、及びスケジューリングブロックから構成される。前記MIBは、非常に頻繁に伝送され、前記スケジューリングブロック及び様々な前記SIBのタイミング情報を提供する。バリュータグ(value tag)にリンクされているSIBの場合、前記MIBは、一部の前記SIBの最新バージョンに関する情報をも含む。バリュータグにリンクされていないSIBは、期限タイマーにリンクされる。前記期限タイマーにリンクされているSIBは無効になり、前記SIBの最新読み込み時間が前記期限タイマーの値より大きい場合、再び読み込む必要がある。前記バリュータグにリンクされているSIBは、前記MIBからブロードキャストされたバリュータグと同一のバリュータグを有する場合にのみ有効である。各ブロックは、前記SIBがいずれのセルで有効であるかを示す有効性のエリア範囲(area scope of validity)(Cell、PLMN、等価(equivalent)PLMN)を有する。エリア範囲「Cell」を有するSIBは、SIB自身が読み込まれたセルに対してのみ有効である。エリア範囲「PLMN」を有するSIBは、全てのPLMNで有効であり、エリア範囲「等価PLMN」を有するSIBは、全てのPLMNと等価PLMNで有効である。
一般に、UEは、アイドルモードである場合や、UEが選択したセル又はUEが位置するセルがCELL_FACH状態、CELL_PCH状態、又はURA_PCH状態である場合、前記システム情報を読み込む。前記システム情報において、UEは、同一周波数、異なる周波数、及び様々な無線アクセス技術(Radio Access Technologies;RAT)で隣接セルに関する情報を受信する。これにより、UEはいずれのセルがセル再選択のための候補セルであるかが分かる。
MBMSは仕様のRelease6(Rel−6)でUMTS標準に取り入れられている。これは、1対多伝送、1対多及び1対1ベアラ間の選択的な組み合わせ及び伝送モードの選択(selective combining and transmission mode selection)を含むMBMSベアラサービスの伝送の最適化のための技術を記述している。これは、同一のコンテンツが多数のユーザに伝送される場合に無線リソースを節約するために用いられ、テレビなどのサービスを可能にする。MBMSデータは、制御プレーン情報とユーザプレーン情報の2つのカテゴリーに分けられる。前記制御プレーン情報は、物理層設定、トランスポートチャネル設定、無線ベアラ設定、進行中のサービス、カウント情報、スケジューリング情報などに関する情報を含む。UEがこのような情報を受信できるように、MBMSのためのMBMSベアラ特定制御情報(MBMS bearer specific control information)が前記UEに伝送される。
MBMSベアラのユーザプレーンデータは、1つのUEにのみ伝送される1対1サービスのための専用トランスポートチャネルにマッピングすることもでき、同時に多数のユーザに送信(及び受信)される1対多サービスのための共有トランスポートチャネルにマッピングすることもできる。
1対1伝送は、ネットワークとRRC接続モードのUE間で専用制御/ユーザプレーン情報だけでなく、MBMS特定制御/ユーザプレーン情報を伝送するのに用いられる。前記1対1伝送は、MBMSのマルチキャスト又はブロードキャストモードのために用いられる。DTCHはCELL_FACH及びCELL_DCH状態のUEのために使用される。これはトランスポートチャネルに対する既存のマッピングを可能にする。
セルリソースを最適化した方式で使用するために、MBMSアプリケーションに「カウント」という機能が導入された。前記カウント手順は、所定のサービスの受信に関心のあるUEの数を判断するのに用いられる。これは図7に示すカウント手順を用いて行われる。
例えば、特定サービスに関心のあるUEは、MBMSサービスの利用可能性に関する情報を受信する。ネットワークは、UEがMCCHチャネルを介した「アクセス情報」の伝送と同じ方式で前記サービスに対する関心を前記ネットワークに通知すべきことを、前記UEに通知することができる。前記アクセス情報メッセージに含まれる確率係数(probability factor)により、関心のあるUEのみ所定の確率で応答すると判断する。前記UEは、所定のサービスに関心があることを前記ネットワークに通知するために、前記UEが前記カウント情報を受信したセルでRRC接続設定メッセージ又はセルアップデートメッセージを前記ネットワークに送信する。このようなメッセージは、前記UEが関心のあるサービスを示す識別子を含むこともある。
1対多伝送は、ネットワークとRRC接続モード又はアイドルモードの複数のUE間でMBMS特定制御/ユーザプレーン情報を伝送するのに用いられる。前記1対多伝送は、MBMSのブロードキャスト又はマルチキャストモードのために用いられる。
ネットワークが複数の周波数で動作する場合、UEが1つの周波数に位置し、MBMSサービスが異なる周波数で伝送されると、UEはMBMSサービスが異なる周波数で伝送されることを認識できないであろう。従って、UEは、周波数コンバージェンス手順により、所定のサービスを周波数Bで利用できることを示す情報を周波数Aで受信することができる。
本発明の特徴及び利点は後述する発明の詳細な説明に記述されるが、一部はその詳細な説明から明らかになるか、又は本発明の実施により理解されるであろう。本発明の目的及び他の利点は、特に詳細な説明及び請求の範囲、並びに添付図面に開示された構成により実現及び達成される。
一実施形態によれば、ユーザ装置(UE)と関連ネットワーク間の接続設定方法は、前記UEがブロードキャストサービスの開始又は前記ブロードキャストサービスの利用可能性を示す通知を受信する段階を含み、前記通知は、前記ブロードキャストサービスを識別する識別子を含む。前記方法は、前記UEが前記UEと前記ネットワーク間の1対1無線ベアラを設定する設定メッセージを受信する段階をさらに含み、前記設定メッセージは、前記無線ベアラによる前記ブロードキャストサービスの伝達を識別するのに使用される識別子を含む。
1つの特徴は、前記UEのためのブロードキャストサービスを識別する要求メッセージを前記ネットワークに送信する段階を含むことである。
他の特徴は、前記UEと前記ネットワーク間にシグナリング接続を設定又は維持する段階を含むことである。
さらに他の特徴は、前記ブロードキャストサービスの設定を確認するための設定確認メッセージを前記ネットワークに送信する段階を含むことである。
さらに他の特徴は、前記通知が、MODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージとUNMODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージの少なくとも一方を含むことである。
一態様によれば、前記ブロードキャストサービスはMBMSである。
他の態様によれば、前記ユーザ装置(UE)及び前記ネットワークは、UMTS内で動作するように構成される。
さらに他の態様によれば、前記要求メッセージは、セルアップデートメッセージ、RRC接続要求メッセージ、及びMBMS修正サービス要求メッセージ(MBMS modified service request message)からなる群から選択されるメッセージを含む。
さらに他の態様によれば、前記通知は、前記識別子を含むサービス情報のバージョンを含み、前記方法は、前記識別子を示す少なくとも1つのショート送信データ(short transmission data)を生成する段階と、前記ネットワークに要求メッセージを送信する段階とをさらに含み、前記要求メッセージは、前記サービス情報のバージョンに関するバージョン情報と共に、前記ブロードキャストサービスを識別する少なくとも1つのショート送信データを含む。
1つの特徴は、前記サービス情報に関するタイミング基準を用いて前記サービス情報のバージョンを判断する段階を含むことである。
一態様によれば、前記タイミング基準は、前記サービス情報に関するSFNに基づいて判断される。
他の態様によれば、前記サービス情報は、修正されたサービス情報(modified services information)により受信されたサービス識別子に、修正されていないサービス情報(unmodified services information)により受信されたサービス識別子を追加することにより編成されたサービス識別子リストを含む。
さらに他の態様によれば、前記少なくとも1つのショート送信識別子は、前記サービス識別子リスト内の前記少なくとも1つのサービス識別子の位置に該当する。
さらに他の態様によれば、前記識別子は、TMGI(Temporary Mobile Group Identifier)を含む。
代替実施形態によれば、ユーザ装置(UE)と関連ネットワーク間の接続設定方法は、ブロードキャストサービスの開始又は前記ブロードキャストサービスの利用可能性を示し、かつ前記ブロードキャストサービスを識別する識別子を含む通知を、前記UEに送信する段階と、前記UEと前記ネットワーク間の1対1無線ベアラを設定し、かつ前記無線ベアラによる前記ブロードキャストサービスの伝達を識別するのに使用される識別子を含む設定メッセージを、前記UEに送信する段階とを含む。
他の代替実施形態によれば、ユーザ装置(UE)と関連ネットワーク間の接続設定方法は、前記UEが利用可能なブロードキャストサービスの説明を提供するサービス案内、及び前記ブロードキャストサービスを識別する少なくとも1つの識別子を受信する段階と、前記UEが前記UEと前記ネットワーク間の1対1無線ベアラを設定し、かつ前記無線ベアラによる前記ブロードキャストサービスの伝達を識別するのに使用される識別子を含む設定メッセージを受信する段階とを含む。
他の実施形態によれば、ユーザ装置(UE)から関連ネットワークへのサービス識別子送信方法は、少なくとも1つのサービス識別子を含むサービス情報のバージョンを前記UEが受信する段階と、前記サービス情報の少なくとも1つのサービス識別子を示す少なくとも1つのショート送信識別子を生成する段階と、前記サービス情報のバージョンに関するバージョン情報と共に、前記少なくとも1つのショート送信識別子を前記ネットワークに送信する段階とを含む。
さらに他の実施形態によれば、ネットワークにおけるショート送信識別子復号化方法は、少なくとも1つのサービス識別子を含むサービス情報のバージョンをUEに送信する段階と、前記サービス情報の少なくとも1つのサービス識別子を示す少なくとも1つのショート送信識別子、及び前記サービス情報のバージョンに関するバージョン情報をネットワークが受信する段階と、前記少なくとも1つのサービス識別子を識別するための前記バージョン情報に基づいて、前記少なくとも1つのショート送信識別子を復号化する段階とを含む。
上記及びその他の実施形態は添付図面を参照した本実施形態の後述する詳細な説明から当業者に明らかになり、本発明は開示されたいずれの特定実施形態にも限定されない。
本発明の理解を助けるために含まれ、本明細書の一部を構成する図面は、本発明の多様な実施形態を示し、明細書と共に本発明の原理を説明する。図面において同一符号を付す本発明の特徴、構成要素、及び態様は、1つ以上の実施形態において同一、同等、又は類似した特徴、構成要素、及び態様を示す。
図1は、従来のUMTSネットワークを示す図である。 図2は、従来のUEとUTRAN間の無線インタフェースプロトコルを示す図である。 図3は、論理チャネル構造を示す図である。 図4は、UEの観点から論理チャネルとトランスポートチャネル間の可能なマッピングを示す図である。 図5は、UTRANの観点から論理チャネルとトランスポートチャネル間の可能なマッピングを示す図である。 図6は、UE状態の可能な変化を示す図である。 図7は、従来のカウント手順を示す図である。 図8は、マルチキャストモードを利用した特定MBMSサービス提供過程のブロック図である。 図9は、ブロードキャストサービス提供過程のブロック図である。 図10は、マルチキャストサービスのための参加(joining)及びMBMSコンテクストアクティブ化(MBMS context activation)の一例を示す図である。 図11は、マルチキャストサービスのためのPtP無線ベアラ設定の一例を示す図である。 図12は、一般的なNSAPI(Network Service Access Point Identifier)の一例を示す図である。 図13は、MBMSに共通に使用される一般的なエンハンストNSAPIの一例を示す図である。 図14は、一般的なTMGIの一例を示す図である。 図15は、本発明の一実施形態による無線ベアラ設定メッセージ内のTMGIを利用したブロードキャストサービスのためのPtP無線ベアラ設定の一例を示す図である。 図16は、本発明の一実施形態による案内に含まれるTMGIを利用したブロードキャストサービスのためのPtP無線ベアラ設定の一例を示す図である。 図17は、本発明の一実施形態によるサービスの指示のためのMBMSショート識別子(short identifier)を利用したブロードキャストサービスのためのPtP無線ベアラ設定の一例を示す図である。 図18は、本発明の一実施形態によるUEに実現できる移動通信装置300のブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。可能な限り、同一又は類似の部分を示すために図面全体で同一の参照番号を用いる。
本発明の実施形態は、PtP無線ベアラにMBMSベアラサービスをリンクするための様々な技術を含む。これにより、UEは、サービスに予め参加することなく、MBMSサービスを伝達する専用ベアラを受信することができる。3GPP標準に準拠したネットワークは、例えばMBMSを提供する。このサービスは、比較的最近実現され、その一例が3GPP標準のRelease 6に記載されている。3GPP TSG SA(Service and System Aspect)は、MBMSサービスをサポートするための様々なネットワーク構成要素と関連機能を説明する。一般的なRelease 99のセルブロードキャストサービスは、テキストベースのメッセージングに関するブロードキャストに限られる。Release 6のMBMSサービスは、ネットワークが該当サービスに加入している端末(例えば、UE)にマルチメディアデータをマルチキャストする点で、より進歩したものである。マルチメディアデータのブロードキャストも可能である。
一般に、MBMSサービスは、共通又は専用下りチャネルを利用して、複数の端末にストリーミング又はバックグラウンドサービスを提供する下り専用サービスである。MBMSサービスはブロードキャストモードとマルチキャストモードとに分けられる。
MBMSブロードキャストモードは、ブロードキャストエリア内に位置する全てのユーザにマルチメディアデータを送信するのに利用され、MBMSマルチキャストモードは、マルチキャストエリア内に位置する特定ユーザグループにマルチメディアデータを送信するのに利用される。前記ブロードキャストエリアとはブロードキャストサービスが可能な地域を意味し、前記マルチキャストエリアとはマルチキャストサービスが可能な地域を意味する。
図8は、マルチキャストモードを利用した特定MBMSサービス提供過程のブロック図である。前記過程は、トランスペアレントな動作と非トランスペアレントな動作との2種類の動作を含む。
1つのトランスペアレントな動作は、MBMSサービスを受信しようとするユーザがまずその所望のMBMSサービスに加入する必要がある状況に関するものである。サービス案内は、可能なMBMSサービスのリスト及び関連情報を端末に提供することができる。その後、ユーザは、このようなサービスに参加することができ、結果的にマルチキャストサービスグループのメンバーになる。ユーザが所定のMBMSサービスに関心がない場合、ユーザは、そのサービスを脱退することができ、前記マルチキャストサービスグループのメンバーではなくなる。このようなトランスペアレントな動作は、様々な異なる通信タイプ(例えば、ショートメッセージサービス(SMS)、インターネット通信など)のいずれを利用しても達成することができ、必ずしもUMTSシステムを利用する必要はない。
UTRANに非トランスペアレントな動作(すなわち、UTRANに把握されている動作)は、セッション開始、MBMS通知、データ送信、及びセッション終了を含む。例えば、SGSNは、セッション開始に関してRNCに通知することができる。RNCは、所定のサービスが開始されたことを前記マルチキャストグループの様々なUEに通知することにより、前記UEが前記サービスの受信を開始できるようにする。いったん前記UEが前記マルチキャストサービスの受信を開始すると、データ送信が開始される。セッション終了を行う際、SGSNは、このような動作をRNCに指示することにより、RNCにセッション終了を開始させる。SGSNからのサービスの送信は、RNCが無線ベアラサービスを提供してMBMSサービスデータを送信することと関連がある。
前記通知手順後、データ送信を可能にするために、UE、RNC、及びSGSN間で複数の手順を開始することができる。これらの手順には、例えばRRC接続設定、パケット交換ドメインへの接続設定、周波数層コンバージェンス、カウントなどが含まれる。
ここで、MBMSサービスの受信は、他のサービス(例えば、回線交換ドメインでの音声送信もしくは映像送信、回線交換ドメインもしくはパケット交換ドメインでのSMS送信、パケット交換ドメインでのデータ送信、又はUTRAN、パケット交換ドメイン、もしくは回線交換ドメインに関するシグナリング)の受信と同時に行えるという点に注目すべきである。
図9は、ブロードキャストサービス提供過程のブロック図である。図8のマルチキャスト過程とは異なり、図9のブロードキャストサービスはトランスペアレントな方式でサービス案内を提供することを説明する。ブロードキャストサービスのために、いかなる加入又は参加も要求されない。ブロードキャストサービスの場合、非トランスペアレントな動作は図8のマルチキャスト過程における動作と類似する。
他の相違点としては、マルチキャストサービスの場合、UEが予めサービスに加入することにより、ネットワークは所定のサービスが実際に開始される前にそのサービスに関心のあるUEを把握している。それに対し、ブロードキャストサービスにおいては、ネットワークはサービスが開始されるまでそのサービスに関心のあるUEを把握することができない。
ネットワークがサービスをPtPベアラで送信すべきと判断して前記サービスを開始する場合、一般に、前記ネットワークはPtPサービス設定を要求すべきことをUEに通知する。これは、一般にMODIFIED SERVICES INFORMATION又はMBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージなどの通知メッセージをUEに送信することにより達成される。
図10は、マルチキャストサービスのための参加及びMBMSコンテクストアクティブ化の一例を示す図である。工程105は、UEがマルチキャストサービスに参加する段階を含み、特に、前記UEはUEが前記マルチキャストサービスを受信しようとすることをGGSNに通知する。前記GGSNは、BM−SCにより認証を確認し、参加手順に関してSGSNに通知する。工程110は、前記SGSNがRequest MBMS Context Activationメッセージを前記UEに送信する段階に関するものである。このメッセージにより、前記SGSNは前記UEが前記サービスをアクティブにすることを要求する。工程115は、前記UEが前記Request MBMS Context Activationメッセージに応答してMBMS Context Activation Requestメッセージを送信する段階を示している。一般に、このようなメッセージには、例えばTMGI及びENSAPI(Enhanced Network Service Access Point Identifier)が含まれる。前記ネットワークは、Activate MBMS Context Acceptメッセージを前記UEに送信することにより、前記MBMS Context Activation Requestメッセージを確認する(工程120)。
ここで、ENSAPIは、TMGIに効果的にリンクされているため、PtPベアラ設定時に前記UEに前記TMGIを送信する必要がない。すなわち、前記RNCから前記UEへのPtPベアラ設定時、前記ENSAPIの送信により、コンテクスト設定初期に前記ENSAPIにリンクされたTMGIを十分に識別することができる。
図11は、マルチキャストサービスのためのPtP無線ベアラ設定の一例を示す図である。サービングRNCは、新しいサービス又は既存のサービスが存在することをUEに通知する。一般に、TMGI又はTMGIの一部の主要情報(representation)が前記UEに送信される(工程150)。前記TMGIはPLMN ID(identification)を含んでいるので、このIDが前記ネットワークのPLMN IDのいずれか1つと同じ場合、前記TMGIのPLMN ID部分は省略することができる。
工程155は、前記UEが無線ベアラ設定を要求する段階を示している。前記UEがIuインタフェースへの接続をまだ設定していない場合、前記UEは工程160でその設定を開始する。
工程165は、前記RNCが、前記SGSNとリンク情報を交換することによって、前記UEが加入しているTMGIにより識別された各サービスに対して有効な(E)NSAPI値を得る段階に関するものである。この工程は、前記TMGIの値が一般に前記(E)NSAPIよりはるかに大きいので好ましい。工程170は、前記(E)NSAPI及びTMGIを含むRadio Bearer Setupメッセージを提供する。工程175は、前記(E)NSAPIに基づいて、設定された無線ベアラを前記TMGIにマッピングする段階を含む。工程180において、前記UEは、前記SRNCに送信されるRadio Bearer Setup Completeメッセージを利用して、前記設定を確認する。
図12は、一般的なNSAPIの一例を示す図である。同図に示すように、NSAPIは特定の未使用部分を含む。特に、0−15の可能な位置のうち5−15の位置のみ使用される。図13は、MBMSに共通に使用される一般的なエンハンストNSAPIの一例を示す図である。同図に示すエンハンストNSAPIは8オクテットで符号化される。0−255の利用可能な値のうち、128−255の値のみMBMSのために使用される。従って、NSAPIとエンハンストNSAPIは同様に利用され、ここでは(E)NSAPIと呼ばれる。
図14は、一般的なTMGIの一例を示す図である。MCC(Mobile Counter Code)及びMNC(Mobile Network Code)は共同でPLMNコードを定義する。多くの場合、TMGIでのPLMNコードは、前記UEが登録したネットワークのPLMNコードと同じである。従って、MCC及びMNCは省略することができる(すなわち、ネットワークのPLMNと同じ場合のPLMN、又は共有ネットワークにおける場合のようにネットワークにリストされているPLMN)。
一般に、(例えば、図11に示されているような)ブロードキャストサービスにリンクされているUEは利用されない。これにより、ネットワークがPtPベアラでMBMSブロードキャストサービスを伝達しなければならない場合、無線ベアラ設定に利用される(E)NSAPIは予め定義されていないであろう。様々なUEが様々なサービスに関心があるので、一般に前記(E)NSAPIから前記TMGIへの定められたマッピングが使用されないという点が潜在的な問題である。
以下、本発明の様々な実施形態により、いくつかの問題のうち前述した問題を解決するための一般的な技術について説明する。第1の技術は、無線ベアラ設定メッセージにTMGI又はTMGIの主要情報を追加することを含む。これは、無線ベアラ毎に(E)NSAPIが利用されているか否かの識別に用いられる。これにより、この技術においては、MBMS又は無線ベアラを伝達する他のサービスを識別可能にする。また、この技術においては、UEが無線ベアラで送信されるMBMSサービスを識別可能にする。しかしながら、このような方式は一般に、TMGIのサイズに起因してメッセージサイズの大幅な増加を要求する。
第2の技術は、ネットワークに各TMGI又はTMGIの主要情報と共に(E)NSAPIを指示させることを含む。このような指示は、一般にブロードキャストサービスの通知メッセージによりUEに送信される。前記(E)NSAPI値の一部は、一般にアクティブブロードキャストサービスとして使用するために保存されるため、リンク段階では使用されない。
第3の技術は、(E)NSAPIとRNCに直接向かうTMGI間のリンクを示すことを含む。
図15は、本発明の一実施形態による無線ベアラ設定メッセージ内のTMGIを利用したブロードキャストサービスのためのPtP無線ベアラ設定の一例を示す図である。工程200は、UEにMBMSサービスセッションの開始を通知する段階を含む。この工程では、前記サービスがPtP無線ベアラで送信されることを指示することもできる。この工程は、ネットワークが、例えばMODIFIED SERVICES INFORMATION又はMBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージなどのメッセージを送信することにより、達成することができる。
工程205において、前記UEは、TMGI(又は、他の識別子)を含む適切なメッセージ(例えば、セルアップデート、RRC接続要求メッセージ、MBMS修正サービス要求など)を利用してPtPベアラを要求する。一般に、このようなメッセージは、前記UEが受信しようとするサービスをサービングRNCに通知するのに利用される。前記UEは、所望の場合、このような過程が以前に行われていないと、RRC設定及びIu接続を開始することができる(工程210)。
工程215によれば、前記RNCは、Radio Bearer Setupメッセージを利用して、無線ベアラ設定を開始する。本発明の一態様によれば、このメッセージは、前記無線ベアラにより伝達されるサービスを識別するTMGI(又は、前記TMGIから派生した識別子)を含むことができる。そして、前記無線ベアラ設定が完了する(工程220)。興味深いことに、前記UEは前記(E)NSAPIを使用しなくても前記サービスを識別することができる。このようなパラメータが使用されなくても、(E)NSAPIは一般に前記Radio Bearer Setupメッセージに含まれる。従って、前記(E)NSAPI値の再使用が有用である。
図16は、本発明の一実施形態による案内に含まれるTMGIを利用したブロードキャストサービスのためのPtP無線ベアラ設定の一例を示す図である。工程250は、MBMSサービスセッションの開始をUEに通知する段階を含む。この工程は、サービスがPtPベアラで送信されるという指示をさらに含むことができる。所望の場合、ネットワークは、MBMSブロードキャストサービスのために、保存されたセットの値のうち(E)NSAPI値、又は前記UEがまだ使用していない値を割り当てる。前記(E)NSAPIと前記TMGI間のマッピングは、一般にブロードキャストサービスがアクティブになっている間は有効である。
工程255によれば、前記UEは、UEがMBMSブロードキャストサービスをPtP無線ベアラで受信しようとすることを示す適切なメッセージ又は要求を利用して、PtPベアラを要求する。このような要求は、セルアップデート、RRC接続要求、MBMS修正サービス要求メッセージなどにより実現される。
UEが関心のあるサービスを示すために、前記要求にTMGI又は派生した値(derived value)を含むこともできる。代案として、前記(E)NSAPIが既に割り当てられている場合、前記(E)NSAPIを利用して前記UEが要求したサービスを識別することができる。他の代案は、前記UEが前記(E)NSAPIをまだ受信していないシナリオに関連する。このようなシナリオにおいては、前記UEは前記MBMSサービスのために割り当てられるTMGI及び(E)NSAPIを示すことができる。
工程260は、RRC設定及びIu接続がまだ行われていない場合、前記UEがこのような動作を開始する段階に関するものである。工程265は、RNCが例えばRadio Bearer Setupメッセージを利用して無線ベアラ設定を開始する段階を説明するものである。所望の場合、このようなメッセージは、前記ネットワークが前記UEに既に送ったか、又は前記UEが(E)TMGIと共に前記ネットワークに示した(E)NSAPIを含むことができる。工程270は、前記(E)NSAPIに基づいて、前記設定された無線ベアラを前記TMGIにマッピングする段階を含む。これにより、前記UEは前記(E)NSAPIを利用して前記サービスを識別することができる。所望の場合、前記UEは、前記ネットワークにRadio Bearer Setup Completeメッセージを送信することにより、無線ベアラ設定に成功したことを通知することができる(工程275)。
本発明のさらなる実施形態によれば、セルアップデートメッセージ又はRRC接続設定メッセージにTMGI値を含む代わりに、MBMSショート送信ID(short transmission identification)を推定することができる。このような推定は、例えばMBMS MODIFIED SERVICES INFORMATION及びMBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージ内のエントリ順序に基づいて行うことができる。
一般に、MBMSショート送信IDはダウンリンクで利用される。これは、通常、(MCCHチャネルで送信される)MBMS ACCESS INFORMATIONメッセージにリストされる必要がある場合、前記MCCHチャネルで送信されたMBMS MODIFIED SERVICES INFORMATION又はMBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージにリストされている完全なTMGIの繰り返しを避けるために実現される。この場合、前記UEは、前記MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATION及びMBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATION内にリストされているTMGIを連結させることにより、前記MBMS ACCESS INFORMATIONメッセージにより送信されたMBMSショート送信IDの意味を推定することができる。前記MBMSショート送信IDの値は、前記リスト内のTMGIのエントリを提供する。
従って、(例えば、セルアップデート、RRC接続要求、MBMS修正サービス要求、又は他のメッセージにより)アップリンクでリストされたTMGIを含む代わりに、前記UEは、前記MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージにリストされているTMGIの総数に加えて、前記MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージのリストにTMGIのエントリを含むか、又は前記MBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージにTMGIのリストのエントリを含むことができる。前記MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATION及びMBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATIONメッセージのコンテンツが経時変化することがあるため、前記MBMSショート送信IDがどのバージョンのMODIFIED SERVICES INFORMATION及びMBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATIONを意味するかを前記ネットワークが分かるように、タイミング基準をさらに含むことが有用である。このような態様及びその他の態様を図17を参照して説明する。
図17は、本発明の一実施形態によるサービスの指示のためのMBMSショート識別子を利用したブロードキャストサービスのためのPtP無線ベアラ設定の一例を示す図である。工程280は、UEが修正期間(すなわち、前記UEが把握しているところではコンテンツが変化しない期間)中にMBMS MODIFIED SERVICE INFORMATION及びMBMS UNMODIFIED SERVICE INFORMATIONメッセージを受信する段階を含む。工程285によれば、前記UEは前記MBMSショート送信IDを推定することができる。工程290において、前記UEはRRC接続要求メッセージ又はセルアップデートメッセージをネットワークに送信する。このようなメッセージには前記MBMSショート送信IDが含まれる。このようなメッセージの送信には遅延が存在することがあるので、RNCが前記メッセージを受信するときに送信されたMBMS MODIFIED SERVICE INFORMATION及びMBMS UNMODIFIED SERVICE INFORMATIONメッセージは、前記UEが前記MBMSショート送信IDを推定したときに送信されたMBMS MODIFIED SERVICE INFORMATION及びMBMS UNMODIFIED SERVICE INFORMATIONメッセージと異なるメッセージである場合もある。
工程295は、前記RNCが正確な修正期間に基づいて前記メッセージを復号化する段階に関するものである。これを達成するための1つの技術として、前記メッセージにタイミング基準を含めるものがある。前記タイミング基準は、前記MBMS MODIFIED SERVICE INFORMATION及びMBMS UNMODIFIED SERVICE INFORMATIONメッセージのうち、いずれのメッセージで前記MBMSショート送信IDが生成されたかを示す。このようなタイミング基準は、例えばSFN、又はUMTSにおいてBCHチャネルでブロードキャストされるSFNの一部分を含む。
図18は、本発明の一実施形態によるUEとして実現できる移動通信装置300のブロック図である。移動通信装置300は、例えば携帯電話として示し、ここに説明された様々な方法を実現するように構成できる。移動通信装置300は、マイクロプロセッサやデジタルシグナルプロセッサなどの処理部310、RFモジュール335、電力管理モジュール305、アンテナ340、バッテリ355、ディスプレイ315、キーパッド320、選択的なSIM(Subscriber Identify Module)カード325、フラッシュメモリ、ROMもしくはSRAMなどのメモリ部330、スピーカ345、及びマイク350を含む。
ユーザは、例えばキーパッド320のボタンの押圧、又はマイク350を利用した音声アクティブ化により、電話番号などのインストラクション情報(instructional information)を入力する。処理部310は、前記電話番号に電話をかけるなどの適切な機能を実行するために、前記インストラクション情報を受信して処理する。前記機能を実行するために、メモリ部330からオペレーションデータ(operational data)を検索することができる。また、処理部310は、ユーザの参照及び便宜のために、前記インストラクション及びオペレーション情報をディスプレイ315に表示することができる。
処理部310は、例えば音声通信データを含む無線信号を送信するなどの通信を開始するように、RFセクション335にインストラクション情報を送る。RFセクション335は、無線信号を受信及び送信するための受信機及び送信機を含む。アンテナ340は無線信号の送受信を容易にする。無線信号を受信すると、RFモジュール335は、前記信号をベースバンド周波数に変換し、処理部310の処理のために処理部310に伝達することができる。前記処理された信号は、例えばスピーカ345から出力される可聴又は可読情報に変形される。
処理部310は、他の動作中にもここに開示された様々な方法を行うように構成される。移動通信装置300を例えば処理部310又は他のデータもしくはデジタル処理装置を利用して単独で又は外部サポートロジックとの組み合わせにより実現できることは、当業者に明らかである。本発明は、移動通信に関連して説明されたが、本発明は、無線通信能力を備えるPDAやラップトップコンピュータのような移動装置を使用する無線通信システムでも利用できる。また、本発明を説明するために使用された特定用語は本発明の範囲をUMTSのような特定タイプの無線通信システムに限定するものではない。本発明は、例えばTDMA、CDMA、FDMA、WCDMAなどの様々なエアインタフェース及び/又は物理層を使用する他の無線通信システムにも適用できる。
本発明の好ましい実施形態は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせを生産するための標準プログラミング及び/又はエンジニアリング技術を用いて製造方法、製造装置、又は製造物として実現できる。ここで、「製造物」という用語は、ハードウェアロジック(例えば、集積回路チップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)など)、又はコンピュータ可読媒体(例えば、磁気記録媒体(例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、テープなど)、光記録装置(CD−ROM、光ディスクなど)、揮発性及び不揮発性メモリ装置(例えば、EEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、ファームウェア、プログラムロジックなど))において実行されるコードやロジックを示す。前記コンピュータ可読媒体でのコードはプロセッサによりアクセス及び実行される。
本発明の好ましい実施形態で実行されるコードは、伝送媒体を介して、又はネットワーク上のファイルサーバからアクセスすることもできる。その場合、前記コードが実行される製造物は、ネットワーク伝送ライン、無線伝送媒体、空中を伝播する信号、無線波、赤外線信号などの伝送媒体を含む。もちろん、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその構成の様々な変更が可能であり、前記製造物が公知の情報伝達媒体(information bearing medium)をも含むことを理解するであろう。
図面に示すロジックの実装は、特定動作が特定順序で発生するものとして説明した。代替実施形態においては、特定ロジック動作を他の順序で行うか、変更又は除去して行うことができ、本発明の好ましい実施形態を実現する。また、前述したロジックにステップをさらに追加することができ、これは本発明の実施形態に準拠する。
前述した実施形態と利点は単なる例示にすぎず、本発明を制限するものではない。本発明は、他のタイプの装置及び処理にも容易に適用できる。本発明の詳細な説明は単なる説明の便宜のためのものであり、請求の範囲を制限するものではない。当該技術分野における通常の知識を有する者であればこれらの多様な代替、変更、変形が可能であることを理解できるであろう。

Claims (12)

  1. 少なくとも1つのサービス識別子を含むサービス情報のバージョンをユーザ装置(UE)が受信する段階と、
    前記サービス情報の少なくとも1つのサービス識別子を示す少なくとも1つのショート送信識別子を生成する段階と、
    前記サービス情報のバージョンに関するバージョン情報と共に、前記少なくとも1つのショート送信識別子をネットワークに送信する段階と
    を含むことを特徴とするユーザ装置(UE)から関連ネットワークへのサービス識別子送信方法。
  2. 前記サービス情報に関するタイミング基準を用いて前記サービス情報のバージョンを判断する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置(UE)から関連ネットワークへのサービス識別子送信方法。
  3. 前記タイミング基準が、前記サービス情報に関するSFNに基づいて判断されることを特徴とする請求項2に記載のユーザ装置(UE)から関連ネットワークへのサービス識別子送信方法。
  4. 前記サービス情報が、修正されたサービス情報により受信されたサービス識別子に、修正されていないサービス情報により受信されたサービス識別子を追加することにより編成されたサービス識別子リストを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置(UE)から関連ネットワークへのサービス識別子送信方法。
  5. 前記少なくとも1つのショート送信識別子が、前記サービス識別子リスト内の前記少なくとも1つのサービス識別子の位置に該当することを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置(UE)から関連ネットワークへのサービス識別子送信方法。
  6. 少なくとも1つのサービス識別子を含むサービス情報を前記UEが受信する段階と、
    前記サービス情報の少なくとも1つのサービス識別子を示す前記ショート送信識別子を判断する段階と、
    前記UEが前記サービス情報を受信した時間に関するタイミング情報と共に、前記ショート送信識別子を前記ネットワークに送信する段階と
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置(UE)から関連ネットワークへのサービス識別子送信方法。
  7. 少なくとも1つのサービス識別子を含むサービス情報のバージョンをユーザ装置(UE)に送信する段階と、
    前記サービス情報の少なくとも1つのサービス識別子を示す少なくとも1つのショート送信識別子、及び前記サービス情報のバージョンに関するバージョン情報をネットワークが受信する段階と、
    前記少なくとも1つのサービス識別子を識別するための前記バージョン情報に基づいて、前記少なくとも1つのショート送信識別子を復号化する段階と
    を含むことを特徴とするネットワークにおけるショート送信識別子復号化方法。
  8. 前記サービス情報に関するタイミング基準を用いて前記サービス情報のバージョンを判断する段階をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のネットワークにおけるショート送信識別子復号化方法。
  9. 前記タイミング基準が、前記サービス情報に関するSFNに基づいて判断されることを特徴とする請求項8に記載のネットワークにおけるショート送信識別子復号化方法。
  10. 前記サービス情報が、修正されたサービス情報により受信されたサービス識別子に、修正されていないサービス情報により受信されたサービス識別子を追加することにより編成されたサービス識別子リストを含むことを特徴とする請求項7に記載のネットワークにおけるショート送信識別子復号化方法。
  11. 前記少なくとも1つのショート送信識別子が、前記サービス識別子リスト内の前記少なくとも1つのサービス識別子の位置に該当することを特徴とする請求項7に記載のネットワークにおけるショート送信識別子復号化方法。
  12. 少なくとも1つのサービス識別子を含むサービス情報を前記UEに送信する段階と、
    前記UEが前記サービス情報を受信した時間に関するタイミング情報と共に、前記サービス情報の少なくとも1つのサービス識別子を示すショート送信識別子を前記ネットワークが受信する段階と
    をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のネットワークにおけるショート送信識別子復号化方法。
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