JP2009542276A - 神経学的機能の調査 - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
1つ以上の前記問題を除去または軽減することがこの発明の少なくとも一面の目的である。
アルツハイマー病のような神経学的障害の初期の診断及び正確な診断を行う方法を提供することがこの発明の少なくとも一面の更なる目的である。
特にこの方法で決定できる神経学的障害はアルツハイマー病である。それゆえこの方法はアルツハイマー病の初期検出及び正確な検出のために使用できる。
認識作業において、コンピュータは画像と話された言葉からなる刺激対を提供する。例えば画像が列車で、話された言葉が「トンネル」である。
例えば、適当な画像と話される言葉のリストは次のとおりである。
乳児 毛布
虎 獣
パレット 絵の具
刷毛 画家
あひる 卵
鷹 飛ぶ
足 歩く
手 清潔
心臓 魂
コート 雨
手袋 氷
帽子 少年
ボタン シャッツ
ドレス 人形
ブーツ 足指
樽 砂糖
籠 物語
入浴 タオル
ビン ワイン
椀 朝食
バケツ 石炭
壺 蜂蜜
財布 泥棒
札入れ 給料
猫 ネズミ
犬 骨
亀 しっぽ
山羊 チーズ
馬 馬具
豚 農場
羊 狼
パン パン職人
ケーキ 結婚式
鶏肉 ロースト
玉ネギ 泣く
トウモロコシ バター
リンゴ パイ
桜 咲く
レモン 薄切り
梨 市場
パイナップル 果物
椅子 図書館
ゆりかご 新生児
机 文筆家
料理 ストーブ
腰掛け バー
ベッド 枕
歯 歯医者
目 ウインク
鼻 風邪
耳 リング(耳輪)
柱時計 時間
鉛筆 書く
パイプ 煙
電話 友人
路面電車 店
傘 風
腕時計 腕
カメラ 女優
扇風機 熱
流し 台所
フォーク ナイフ
オーブン 七面鳥
スプーン スープ
グラス ミルク
平鍋 ベーコン
ロウソク 蝋
ランプ テーブル
錨 帆走
クレーン 塔
ベル 子猫
鎖 囚人
ピン 鋭い
飛行機 切符
乗用車 運転手
ロケット 惑星
潜水艦 潜水
トラクター トレーラー
列車 トンネル
ドラム バンド
ギター ストリング(弦)
ピアノ 演奏者
トランペット メロディー
バイオリン コンサート
山 スキー
羽 軽い
プレゼント 誕生日
コイン 金製の
旗 皇帝
稲妻 雲
月 星
メダル 軍隊
葉書 微笑み
花 蜜蜂
ヤシ 島
バラ 植物
木 柳
葉 藪
本 文章の段落
新聞 読む
蝙蝠 洞窟
魚 鉤
猿 野生
兎 クローバー
蛇 咬む
蟻 女王
噴水 凍結
橋 川
ドア 鍵
暖炉 煙突
家 窓
テント 学生
門 屋敷
プール 泳ぐ
斧 火
ハンマー 釘
梯子 屋根
熊手 秋
鋸 刃
シャベル 土砂
ドリル 技術者
操り人形 細い糸
ボール 海岸
サイコロ ゲーム
自転車 事故
ボート 漁師
荷馬車 道路
カヌー 湖
矢 戦士
大砲 城
剣 騎士
槍 投げる
巣 鳥
クモの巣 蜘蛛
象 重い
狐 公園
ライオン ジャングル
熊 毛皮
アザラシ サーカス
アンテロープ 動物園
代表的には、得られたデータは、平均の事象関連電位に対する信号探知理論から得られた行動測定のグラフにプロットされるアルゴリズムへとフォーマットされる。分類目的のために、ADの可能性のあるデータ及び同等の対照の対象は論理的回帰を用いて設計できる。
好ましくはアルツハイマー病についてのアルゴリズムは下記の評価論理式を有する:
5.78―1.88×記憶d’―0.41×平均事象関連電位>0
好ましくは神経学的障害はアルツハイマー病である。
本発明の更なる局面によれば、コンピュータ化された視覚的刺激を表示するための手段と聴覚的信号を発信するための手段、「新しい」と「古い」ボタンからなる応答箱及びEEGアレイからなる神経学的障害を診断するための装置が提供される。
[一般的な記載]
本発明はアルツハイマー病(AD)のような神経学的障害の早期検出のための診断ツールに関する。診断ツールは認識作業と組み合わされる高密度アレイEEGを用いる。高密度アレイEEGは非常に高い空間的かつ時間的解決における脳の電気的活性の測定である。これらの測定はADの初期の段階において傷つけられやすいことが知られている精神機能に入り込む認識作業と組み合わせられる。本発明は潜在的なADの診断と一致する認識及び脳の機能における存在しうる変化についての積極的な情報を提供するために立案されている。
本発明は3つの機能的な要素からなる。
・コンピュータ化された認識作業。これは患者に各テストの刺激が以前に与えられたものであるか否かを決めることが求められる簡単な2部選択作業である。刺激は明確に話された言葉と対になる着色された線画からなる。応答は応用箱の「新しい」または「古い」ボタンを押すことにより行われる。作業は二つの9分ブロックで構成され、実験は各ブロックでスタートさせる。
・高密度アレイEEG。本発明は脳電気生理学データを獲得するために128−チャンネルEEGシステム用い、患者は認識作業を実行する。(エレクトリカルジオデシックス社から得られた)EEGシステムは「最短線のセンサー網」におけるセンサーを使用する。電極はスポンジで包まれ、そして細い弾性の糸によって適度に張ったネットワークの中に保持される。患者への使用に先立って、スポンジが塩水と幼児シャンプーの温かい溶液に浸される。湿らせたスポンジは頭皮と必要な接触を行う。擦ることあるいは整髪用ジェルは必要とされない。支度と適用に5〜10分かかる。この時間中、患者は快適な椅子に座らされる。センサー網は軽量であり、そして軽い不快の可能性のみが湿った髪からもたらされる。
・自動化された分析。ソフトウエアが自動化された分析を実行し、実行を報告する。分析は経験的にもたらされるアルゴリズムに基づいている(以下に説明する)。アルゴリズムはEEGデータと行動データの両者に基づく分類を行う。
認識における変化がADと他の痴呆の重要な初期の特徴である。広範囲に臨床的に使用されている現代の試験法により認識機能のいくつかの特徴を測定する。しかしながらこのようなテストは現実の時間中に展開される認識事象に入り込むことはできない。これは制御されない範囲の因子が、このようなテストの有用性を減じる、行動における戦略または個人的な相違のような結果に影響を及ぼしうることを意味する。この問題は、初期の病理学による認識の変化が通常の加齢のスペクトル中に併合される特にアルツハイマー病の比較的初期の段階ではやっかいな問題である。
認識作業は一時的な記憶の領域で行為を評価するように設計される。一時的な記憶は特定の事象の回想を含んでいる。新しい一時的な記憶の形成は中央部の側頭葉の脳の領域である海馬を必要とする。ADの病理学は疾病の初期の段階で海馬に特に影響を及ぶすことが知られている。このように一時的な記憶はADの初期の段階で傷つけられやすい。
この節では本発明に基づく臨床的な調査の方法及びデータ分析について述べる。分析の焦点は、診断ツールの作業を評価する行動のデータと組み合わせたEEGを用いる論理的な回帰モデルである。
EEGデータを128チャンネル最短線センサー網を用いて収集した。この装置では整髪用ジェルあるいは擦ることをせずにセンサーの「高密度アレイ」の頭皮への急激かつ快適な適用ができる。開始と適用には5〜10分かかる。
データは約50分続くテスト期間中連続的に収集される。これは2つのブロックに対応する一層小さな時間へと分割される。すべての対象は同じ順序でブロックを受け入れる。各ブロックに先立って簡潔な指示と練習時間が与えられる。
固定された順序が、単一の対象データを群データと最終的に比較するために必要である。
関連性の記億(Associated Memory:AM)作業において、コンピュータは画像と話し言葉からなる刺激対を提供する。例えば、画像は列車を描き、そして話される言葉は「トンネル」である。短い(例えば、20秒の総時間間隔を有する5個の介在項目)及び長い(例えば、156秒の総時間間隔を有する39個の介在項目)2つの間隔で、いくつかの刺激対が2回及び3回提供される。第一の(すなわち新しい)及び第二の(すなわち短い間隔の)提供は「検討」項目として後の分析で取り扱われ、一方で第三の提供は「テスト」項目として取り扱われる。対象は各対に対応し、対が第一回(新しい)として提供されるか、または前に(旧く)提供されているかを決めなければならない。決定は、「新しい」については左の人差し指で、「古い」についての右の人差し指で各試験についてボタンを押して記録される。作業行為中、高密度アレイEEGは応答に加えて後の分析のために連続的に記録される。
EEGは128個のセンサーの夫々において250Hzで、または1つのサンプルが各4ミリ秒でサンプリングされる。認識的及び脳の事象に関して重要な時間範囲は、刺激提供が開始されて2秒である。これにより最終的に、平均化後3条件の夫々について128×500のサンプルを生じる。
平均化されたとき、これらの刺激閉鎖時間範囲を事象関連電位またはERPと云う。
1.トライアル当たりEEGデータの時間閉鎖2秒エポックを分離するための分割。
2.50Hzラインノイズを除去するための20Hzフィルター。
3.瞬き補正。
4.作為拒否(Artefact rejection)。
5.条件の平均化(新しい/短い/長い)。
6.悪いチャンネル後退。
7.すべてのチャンネルを平均化するための再参照。
8.ベースライン補正。
a)設計
臨床的に適切な対象群は、ザ・ナショナル・インスチチュート・オブ・ニューロロジカル・アンド・コミュニケイティブ・ディスオーダース・アンド・ストローク(現在NINDSと称される。)―アルツハイマー病関連疾患協会(現在アルツハイマーズ協会と称される。)(NINCDS−ADRDA)の基準から引用される診断カテゴリーに基づいて規定される。これらの基準は臨床的及び病理学的の両方で確認されている。要約すれば、以下の通りである:
1.アルツハイマー病の可能性(PoAD)、
2.アルツハイマー病らしい(PrAD)、
3.アルツハイマー病でありそうもない。
すべての対象はADに関する最初の評価に影響を及ぼしうる共通する病的条件の可能性を除外するために選別された。健康な老齢者の非臨床的な対照群もまた補充された。しかしながら人為的に同質の群を作り出すことにより相違を増幅するのを回避することが重要と考えられたので、唯一の更なる基準を年齢とした。
適切な臨床群への患者の最終指定は数週間かけて生じる完全な診断の精密検査をベースにした。これは、「ADでありそうもない」、「PrAD」及び「PoAD」として最終的に区分された患者のテストに導いた。認識作業は特にPoADのテストとして設計されたが、標的の群に属しない他の臨床対象を含ませて診断ツールの実施についての公平なテストの機会を提供した。
[人口統計学]
この研究の参加者は下記の通りである。
67人の正常な対照の参加者が地方の新聞、地方のボウリングクラブ会員、老人のためのクラブの会員に送られたパンフレットに応じた人々及びもう1つのプロジェクトからの対照で補充された。2人の参加者のデータは過剰な目の動きのために用いることができなかった。残りは34人の女性と31人の男性の参加者だった。彼らの平均年齢は70.3歳(59から95歳の範囲)だった。
a)ADの可能性。PoADの26人の参加者がパイズレーのロイヤル・アレキサンドリア病院と他のプロジェクトから補充された。一人の参加者は過剰な目の動きの故に拒絶された。残りは10人の女性と15人の男性参加者だった。彼等の平均年齢は76.1歳(63から89歳の範囲)だった。
b)ADでありそうもない。記憶の問題でロイヤル・アレキサンドリア病院に収容されていたが、恐らくADではないと診断された6人の参加者が補充された。彼等は1人の女性と5人の男性の参加者だった。
行動データについての記憶行為は、「古い」応答から信号探知理論からのd’測定を用いる長い遅延と新しい項目において提供された項目まで分析された。統計的なd’は、個人が不確実な条件の下で決定を行う(上述した認識の探針作業のような)行為作業上の個人の行為を記述する有用な方法である。我々の場合には、個人は彼等が特別の刺激が前に提供されているか、いないかを決めることに基いて、「新しい」または「古い」として応答することが求められる。ADの初期段階で生じるような一時的な記憶における欠損から被害を受ける個人はこれらの条件下で決定を行うのに一層の不確実性を経験しそうである。d’統計は認識の探針作業における行為のこの局面を測定しかつ記述するために用いられる。
ERP分析のためのチャンネルがADの可能性を持つ参加者とコントロール間の相違のt値のグラフを用いて選択された。長い遅延と新しい項目の間の相違についての効果は双極を示し、それ故に正と負のチャンネルの間の相違が用いられる。正と負の効果を有するチャンネルの例は図1aに示される。4つの正チャンネルの群(チャンネル04、105、110及び111、図2参照)が用いられ、4つの負のチャンネル(28、29、34及び35)が個人の解剖学上の相違と参加者の頭上の電極網のフィットを僅かに変化させるために用いられる。すべての条件にわたる平均ERPの効果は明確な双極を示さず、それ故に4つの正チャンネル(17、18,22,23)のみが用いられた。これらのチャンネルの例は図1bに与えられる。(注:空間的な位置の選択は、PrAD、ADでありそうもない、または若い対照からの結果に基づかなかった)。
図2は試験の結果を得るのに用いた128チャンネルマップからなる最短線のセンサーを示す。
更なる分析のために一定の時間間隔にわたる平均ERPの選択を行った。ADの可能性のある参加者及びコントロール参加者についての長い遅延と新しい項目との間の平均EPR差を図3aに示す。陰影を付けた部分の時間間隔(608と944ミリ秒の間)における平均EPRを用いたが、そこはコントロールERPが2.1μボルトよりも大きい間隔である。(注:時間間隔は、PrAD、ADでありそうもない、または若いコントロールからの結果をベースとはしなかった。)。
選択されたERP測定の妥当性は、5群すべてにわたるそれら個々の行動測定との相関関係をみることにより評価された。このために参加者群(若い対照、同等の対照、ADでありそうもない、ADの可能性、PrAD)を因子とし、記憶d’(EPR差)または応答待ち時間(平均EPRについての)を共変数とする共変量の分析を行った。
記憶d’と参加者群の相互作用は有意ではなく、ERP差の分析からは除外した。ERP差の唯一の有意な効果は記憶d’の効果だった(F(1,98)=16.88,p<0.0001)。参加者群の効果は有意でなかった(F<1)。対象群のERP差には有意の効果があり(F(4,94)=3.41,p<0.05)、応答待ち時間には有意の効果があり(F(1,94)=5.43,p<0.05)、群と待ち時間との間に有意な相互作用があった(F(4,94)=2.97,p<0.05)。応答待ち時間と平均EPRとの間の関係は若い対照の参加者以外のすべての群で否定的なものであった。
分類目的のためにADの可能性のある参加者と同等の対照参加者のデータを論理学的回帰を用いて(スタットビュウ統計パッケージ(StatView statistical package)を用いて)モデル実験に供した。従属変数を群(ADの可能性、調和したコントロール)とし、独立変数を記億d’、応答待ち時間、長い遅延と新しい項目間のERP差、及びすべての項目の平均ERPとした。ワルドテストに基づいて係数が有意でなかった独立変数をモデルから除外した。(ワルドテストは、典型的には2つの名目上の変数または序変数の間に効果が存在するか否かをテストするために用いられる統計的テストである)。モデルに残った変数は記憶d’であった(カイ2乗(1)=5.63、p<0.05)。すべての群は評価した論理が次式に従うものを痴呆であるとして分類した:
5.78−1.88*記億d’−0.41*平均ERP>0
5つの参加群について得られた分類数と補正された分類の百分率を表1に示す。
図4は行動測定の結果d’を対平均ERPに対してプロットしたものである。選択された時間中の平均ERP振幅測定及びADの可能性を持つ患者とその年齢に整合した(調和した)コントロールについての行動測定d’が図4に示されている。斜線上に調和したコントロールが実質的にすべてあり、斜線下にAD可能性のある患者が実質的にすべてある。従ってテストされた患者が斜線下にある場合、その患者はADである可能性が高い。
第二に、PoADに比べてPrADの方がより多く痴呆を持つものとしてと分類されるべきである。何故ならばPoADが誤診されるよりもPrADが誤診される可能性の方が一層少ないと思われるからである。
第三に、訓練された臨床家は大抵正しいとの最小限の仮定の下で、ADでありそうもない人は痴呆を持たないとしてよりしばしば分類されるべきである。本モデルはこれら3つのテストのすべてをパスした。
本発明の具体的例について述べたが、記載した具体例からの展開も本発明の範囲に含まれるものである。例えば、他の傾斜したアルゴリズム線を他の神経学的障害を決定するために用いることができる。
Claims (23)
- 認識作業;前記認識作業を行う人からの脳波(EEG)信号を収集すること;及び認識作業を行う人が神経学的な障害を持つかどうかの決定に用いることができるアルゴリズムを形成するために前記EEG信号の分析を行うことを含む神経学的な障害の診断方法。
- 神経学的な障害の診断に関連する信号が海馬領域から取られる請求項1に記載の方法。
- 神経学的な障害がアルツハイマー病である請求項1または2に記載の方法。
- アルツハイマー病の早期の探知及び正確な探知を行う前記請求項のいずれかに記載の方法。
- 認識作業が、コンピュータ化された認識の探針作業であって、患者が各テストの刺激が以前に提供されているか否かを決めることを求められる2部選択作業である先行するいずれかの請求項に記載の方法。
- 刺激が明確に話された言葉と組み合わされた着色線図からなる請求項5に記載の方法。
- 認識作業が画像と話された言葉とからなる刺激対を提供ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 予備決定された刺激対が短時間間隔または長時間間隔で少なくとも繰り返し提供され、患者が画像と話された言葉が最初に提供されたものであるか、以前に提供されたものであるかを決定する請求項7に記載の方法。
- EEGデータがマルチチャンネルEEG装置から得られる先行するいずれかの請求項に記載の方法。
- 高密度アレイEEG装置が患者の頭上の最短線のセンサー網の形で使用される先行するいずれかの請求項に記載の方法。
- 高密度アレイEEGが画像と話された言葉の各刺激についての患者の脳の電気活性を検出する請求項10に記載の方法。
- EEGの収集された信号が事象関連電位(ERP)の形で検出される請求項9〜11のいずれかに記載の方法。
- EEG収集装置が64チャンネル、128チャンネルまたは256チャンネルシステムデザインである請求項8〜11のいずれかに記載の方法。
- EEG収集装置の特定のチャンネルが、図2に示される128チャンネルセンサーのチャンネル17、18、22及び23のような改善された結果を提供するために、または健康なコントロールとアルツハイマー病と診断された患者との間で相違する臨床的に有用な電気生理学のマーカーとして役立つ大きくかつ信頼できる相違を示す他のセンサーアレイと類似する領域を提供するために利用される請求項13に記載の方法。
- EEG収集装置中の特定のチャンネルがEEGデータをコレ−トするために選択される先行するいずれかの請求項に記載の方法。
- 平均の事象関連電位が、患者がアルツハイマー病のような神経学的障害を持つかどうかを決定するためにデータを測定するように選択される先行するいずれかの請求項に記載の方法。
- 得られたデータが、平均の事象関連電位に対する信号検出理論から得られる行動測定のグラフにプロットされるアルゴリズム中にフォーマットされる先行するいずれかの請求項に記載の方法。
- アルゴリズムが傾斜した直線の形であって、線の片側では実質的にすべての人々が例えばアルツハイマー病を持ち、線の他の側では実質的にすべての人々がアルツハイマー病のような神経学的疾病を持たない請求項17に記載の方法。
- アルツハイマー病についてのアルゴリズムが下記の評価論理式を有する請求項17または18に記載の方法:
5.78―1.88×記憶d’―0.41×平均の事象関連電位>0 - 神経学的障害の診断、または診断の補助における請求項1〜19のいずれかに記載の方法の使用。
- 神経学的障害がアルツハイマー病である請求項20に記載の使用。
- 視覚的な刺激を表示するためのコンピュータ化された手段及び聴覚的信号を発信するコンピュータ化された手段:「新しい」及び「古い」ボタンのような2つのインプットボタンを有する応答箱;及び対象からEEGを得ることができる装置を含む神経学的障害を診断するための装置。
- 対象からEEGを得ることができる装置が、頭の至る所の脳信号を、及び特に海馬領域からの脳信号を検出するためのセンサーを含む頭上に着用するように設計されたマルチチャンネルセンサーアレイの形態である請求項22に記載の装置。
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