JP2009542176A - 眼球の内部に駆動手段を備える人工眼球システム - Google Patents
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Abstract
回転する球形シェル7、19を有する眼球、及び前記球形シェル7、19をその眼球の中心の周りを回転させる駆動手段を持つ少なくとも1つの眼球ユニット2、3を有する人工眼球システムである。前記駆動手段は、磁気部材11及び電気コイル12、13、14、15を有する。前記磁気部材11及び前記電気コイル12、13、14、15は、前記回転する球形シェル7、19の内部に置かれる。
Description
本発明は、人工眼球システムに関する。このシステムは、回転する球形シェルを有する眼球、及び前記球形シェルをその眼球の中心の周りを回転させるための駆動手段を持つ少なくとも1つの眼球ユニットを有する。"球形"という表現は、少なくとも一部が球体又は略球体の形状、すなわち局所的にずれている、正確な球体から外れている球体の形状を意味する。
上記システムは、米国特許公開公報US-A-2003/0178901に開示されている。この公報は、カメラシステムを開示し、それによりカメラユニットは、球体の一部を囲んでいる凹状の支持面を持つソケット内において回転することができる球体を有する。この球体の回転運動を駆動させるために、前記球体の表面は、公報ではポジショナー(positioner)と示される磁気部材を備える。前記ソケットの前記凹状の支持面は、多数の電気コイルを備える。前記球体の回転運動は、前記ポジショナー、すなわち磁気部材の変位を引き起こす電力を1つ以上の前記コイルに供給することにより達成される。
人工眼球システムは、玩具(例えば人形)若しくはロボット(例えば家庭向けのロボット)、又は1つ以上の運動する目、すなわち回転する眼球が必要とされる如何なる他の装置における目として使用されることができる。多くの応用において、前記回転する眼球を坦持する構造体(支持構造体)に対する眼球の回転運動は、特に前記支持構造体自身も動く場合、比較的早いことが望ましい。人間の目の回転運動は非常に早く、ロボット若しくは人形、又は娯楽用途の動物の目の回転運動が実際の人間の目の運動と同じくらい早いことがしばしば望まれる。例えば、このような素早い運動は、人工眼球が人を目で追う及び/又は注視している印象を与えるのに必要である。
目の運動は、カメラの視覚範囲(視野)において動いている"関心物体"を検出するカメラを用いて制御されることができる。この関心物体は、ユーザの要求に従って選ばれることができ、例えば人間の顔、人間の手、外形、車等のようなある色及び又はある形状を持つ物体である。カメラは、回転する眼球を坦持する支持構造体に固定され、それによりカメラは関心物体の方向を検出する。これにより前記眼球の駆動手段は、眼球の前側が前記検出した関心物体の方向に維持され続けるように制御される。
他の応用において、前記カメラは、前記回転する眼球に実装され、それにより前記眼球の駆動手段は、前記関心物体がカメラの視野の中央に保たれるように制御される。例えば米国特許公開公報US-A-2005/0185945に開示されるようなこの応用のためのソフトウェアが利用可能である。
本発明の目的は、回転する球形シェルを備える眼球、並びに磁気部材及び電気コイルを有する駆動手段を持つ少なくとも1つの眼球ユニットを有する人工眼球システムであり、それにより前記眼球の球形シェルは、前記支持構造体に対して比較的早く回転することができる。
本発明の他の目的は、回転する球形シェルを備える眼球、及びこの眼球を支持構造体に対して回転させるための駆動手段を持つ少なくとも1つの眼球ユニットを有する人工眼球システムであり、それにより前記駆動手段を含む前記眼球ユニットの大きさは比較的小さい。
これら目的の一方又は両方を達成するために、前記磁気部材及び電気コイルは、前記回転する球形シェルの内部、すなわちこの球形シェルで一部が境界付けされる眼球の内部に置かれる。これにより前記球形シェルを回転させるのに効率的な駆動が達成され、それにより前記駆動手段の全部品が互いに近接して置かれるので、駆動手段は比較的小さくすることができるのだが、それにもかかわらず、素早い運動を行わせるために、十分な駆動力を生成する。
好ましくは、2つの電気コイルの軸は、眼球ユニットのビューの主方向に対し略垂直な面において互いに略垂直に向けられている。これにより前記電気コイルは、これらコイルに印加される電流に依存して、所望の磁場を生じさせることができ、前記磁気部材は、前記磁場に従って電気コイルに対して動く。このようにして、前記コイルに対する前記磁気部材の相対的な運動が制御されることができる。
好ましい実施例において、前記磁気部材は、前記回転する球形シェルを坦持する構造体、すなわち眼球を坦持する構造体に固定され、前記電気コイルは、前記球形シェルに固定される。これにより眼球の回転部分は、一般に電気コイルの重量は磁気部材の重量よりも軽いので、比較的小さな重量である。これにより好ましくは、前記電気コイルは、前記球形シェルの中心、すなわち眼球の中心に置かれるので、前記眼球の回転部分の慣性モーメントは比較的低い。
他の好ましい実施例において、前記電気コイルは、前記回転する球形シェルを坦持する構造体に固定され、前記磁気部材は、前記球形シェルに固定され、この球形シェルの中心、すなわち眼球の中心に置かれるので、前記コイルへ電流を印加するための電線は、静止素子を相互に連結させる。好ましくは、前記磁気部材は球形である。これにより前記磁気部材は球形シェルと共に回転するが、この磁気部材はその中心の周りを回転するので、慣性モーメントは小さい。
これにより好ましくは、1個の強磁性材料は、前記電気コイルの少なくとも1つに対し同軸であり、前記電磁コイルに対して前記磁気部材の反対側に位置決められる。上記1個の強磁性材料は、磁気部材が存在している位置での電気コイルの磁場を増大させる。もちろん、磁場に影響を及ぼすために、複数個の強磁性材料が別の位置で使用されることも可能である。
他の好ましい実施例において、2つの同軸の電気コイルの軸は、2つの他の同軸の電気コイルの軸に対し略垂直であり、それにより前記磁気部材は、前記2つの同軸の電気コイルの両方の間に置かれる。前記磁気部材が眼球の前記シェルの中心に置かれる場合、2つの小さな同軸の電気コイルは、前記磁気部材の位置に適切な磁場を作成するために、前記シェルの内部にある前記磁気部材の両側に存在する。
前記眼球の回転する球形シェルは、別々の軸の周りを回転することができるように、前記支持構造体に取り付けられなければならない。上記球形シェルを固定する様々な構造体が利用可能であるが、しかしながら好ましい実施例において、前記回転する球形シェルは、ジンバルマウント(gimbal mount)を用いて前記回転するシェルを坦持する支持構造体に取り付けられ、それにより前記ジンバルマウントは、球形シェルの内部、すなわち眼球の内部に置かれる。
好ましくは、前記ジンバルマウントはジンバルリングを有し、それによりこのジンバルリングは、前記回転する球形シェルを坦持する構造体、すなわち眼球を坦持する構造体に対して第1の軸の周りを回転し、それにより前記ジンバルリングは、前記回転する球形シェルに対して第2の軸の周りを回転し、それにより両方の軸は、前記ジンバルリングの面において互いに垂直に延在している。これにより前記回転する球形シェルを支持するジンバルマウント及びこの球形シェルを回転させるための駆動手段は、眼球の内部に置かれる。前記ジンバルマウントは、本発明の実施例を説明するとき、以下にさらに説明される。
眼球システムの前方にある関心物体を検出するためのカメラは、眼球ユニットを坦持する支持構造体に固定される。これにより前記関心物体の位置が検出され、電気制御システムは、前記眼球ユニットが関心物体に向けられるように、眼球の球形シェルを回転させることができる。しかしながら好ましくは、少なくとも1つのカメラが前記眼球の前記回転する球形シェルに固定され、それにより前記球形シェルは、前記カメラが前記関心物体をその視野の中心に保つように、回転することができる。比較的小さなカメラが利用可能であるので、2つのカメラが眼球の内部に搭載されることも可能である。好ましくは、1つのカメラは広角のカメラであり、もう一方のカメラは望遠のカメラである。眼球システムにおいて上記2つのカメラの使用及び制御機能は、米国特許公開公報US-A-2005/0185945に開示されている。
好ましい実施例において、前記回転する球形シェルの位置を検出するための手段は、前記回転する球形シェルを坦持する構造体に固定され、各々が凹状の球面を持つ4つの固定子センサ部を有すると共に、眼球の後側で前記回転する球形シェルに固定され、凸状の球面を持つ回転子センサ部を有する。この凸状の球面は、前記4つの固定子センサ部の球面の部分に沿って動くことができる。これにより前記4つの固定子センサ部の各々は、固定子センサ部の凸状面の近くに前記回転子センサ部が存在する度合いを検出することができ、それに基づいて、前記眼球の前記球形シェルの正確な回転位置が測定されることができる。
前記眼球の回転位置は、その眼球の中心辺りで釣り合いが取られ、それによりこの眼球の前にあるカメラの重量は、前記球形シェルの後側にある回転子センサ部の重さと釣り合いが取られている。
回転する眼球に電流を印加するための電線を収納するために、前記回転子センサ部及び4つの固定子センサ部の中心部分に開口が存在し、この開口は比較的大きな寸法であるため、これら開口は眼球の各々の回転位置において互いに重なり合っている。
本発明は、回転する球形シェルを有する眼球及びこの球形シェルを回転させるための駆動手段を持つ人工眼球システムの実施例の記載を介してさらに説明され、それにより概略的な透視図を有する図面を参照する。
これら図面は、眼球システムの実施例の単なる概略的な説明であり、これにより、本発明の説明の一因であるこれら部品だけが示される。
図1は、2つの眼球ユニット2、3を坦持する支持構造体1を有する眼球システムを示す。眼球ユニット2は、支持リング4を有し、この支持リング4はボルト(図示せず)等を用いて前記支持構造体1に固定される。環状部24は、前記支持リング4に固定され、固定された眼球カバー5は、前記環状部24に取り付けられる。この固定された眼球カバー5は、眼球ユニット2の前側に比較的大きな開口6を持つ球形シェルである。眼球ユニット2の前側に比較的小さな開口8を持つ回転する球形シェル7がこの眼球カバー5の内部にある。前記開口8を介し眺めるカメラ9は、前記回転する球形シェルの内部にあり、そのシェルに固定されている。前記固定された眼球カバー5の内部にある前記球形シェル7を回転させることにより、眼球ユニット2は固定されたまぶたに回転する眼球を持つ人間の目のように見える。
眼球ユニット2の図に示されるような固定された眼球カバー5及び回転する球形シェル7を持たない眼球ユニット3が図1に示される。これにより、眼球ユニット3の眼球の回転する球形シェルの内部の部品が図示される。前記眼球の回転部分は、前側にカメラ10を有し、前記眼球の回転する球形シェルがこのカメラ10に取り付けられている。後側では、カメラ10は眼球の中心に置かれた磁気部材11に固定される。この磁気部材11は、球面を持ち、眼球の中心の周りを回転するので、カメラ10は、(眼球ユニット3には表されていない)球形シェルと一緒に所望の位置へ回転する。
前記球形の磁気部材11の回転運動は、4つの電気コイル12、13、14、15により駆動される。図1には、3つのコイル12、13及び14だけが見ることができ、電気コイル15は、カメラ10の後ろに隠されている。4つの電気コイル12、13、14、15は全て支持部材16に実装され、この支持部材16は環状部24を介して支持リング17に固定される。2つの電気コイル12及び13は、前記磁気部材11を挟んで向き合うように同軸に位置決めされ、2つの電気コイル14及び15にも同じことが適用される。2つの同軸の電気コイル12及び13の軸は、2つの同軸の電気コイル14及び15の軸と垂直に位置決めされ、両方の軸は、カメラ10のビューの主方向に垂直な面に置かれている。これら4つの電気コイル12、13、14、15に電流を供給することにより、前記磁気部材11の回転位置が制御されるので、カメラ10のビューの方向は、このカメラ10に固定される(眼球ユニット3には示されていない)球形シェルと一緒に変化されることができる。
前記磁気部材11は、いわゆるジンバルマウント、すなわちジャイロスコープ又は航海用コンパスに使用されるような2つの垂直な軸の周りを回転する自由を与える構造体を用いて前記支持部材16に接続される。このジンバルマウントは、ジンバルリング18を有する。このジンバルリング18は、前記支持部材16に接続され、それにより前記リングは前記支持部材16に対して第1の軸の周りを回転することができる。前記ジンバルリング18は、磁気部材11に接続されると共に、前記回転する球形シェルにも接続され、それにより前記リングは前記磁気部材11に対して第2の軸の周りを回転することができる。前記両方の軸は互いに垂直に交差している。
図2は、図1に示されるような眼球ユニット3を示し、それにより前記球形シェル19がカメラ10に取り付けられている。図1の眼球ユニット2に示される前記固定された眼球カバー5は図2には示されていない。図2はさらに支持リング17と支持部材16との連結部である環状部24も示す。
図3は、図1の眼球ユニット3を別の透視図で示す。この図は、支持リング17を示し、支持部材16が前記環状部24を介して前記支持リング17に固定される。前記支持部材16は、4つの電気コイル12、13、14、15を坦持し、図3において3つの電気コイル12、13、15だけが見ることができる。これら4つの電気コイル12、13、14、15に電流を供給するための電線はこれら図には示されない。さらにカメラ10への電線も示されない。
回転する磁気部材11は、前記電気コイル12、13、14、15の間にあり、ジンバルリング18を有するジンバルマウントを介して前記支持部材16と接続される。このジンバルリング18は、2つの同軸なピン20、21を介して前記磁気部材11に接続され、この磁気部材11に対してこれらピン20、21の周りを回転することができる。ジンバルリング18は、2つの同軸なピン22、23を用いて前記支持部材16に接続され、それにより図3においてピン22の端部だけが見ることができる。前記ジンバルリング18は、前記支持部材16に対してこれらピン22、23の周りを回転することができる。このジンバルマウントのため球形の磁気部材11は、この磁気部材11に固定されるカメラ10のビューの主方向に垂直に位置決めされた面に置かれる2つの垂直な軸の周りを前記支持部材16に対して回転することができる。
図4は、図3に示されるのと同じ眼球ユニット3であるが、別の透視図で示し、それにより支持リング17は削除されている。支持部材16は、環状部24に取り付けられ、この環状部24は、支持リング17に取り付けられている(図3参照)。図4は、前記支持部材16に固定され、前記球形の磁気部材11を囲んでいる4つの電気コイル12、13、14、15を全て示す。その上、カメラ10を前記磁気部材11に接続する接続部材25が示される。
図4に示されるように、眼球ユニット3の回転部分は、傘の形状を持ち、磁気部材11の後側、すなわちカメラが取り付けられる前側とは反対側に固定される回転子センサ部26を有する。この回転子センサ部26は、磁気部材11と同じ中心を持つ凸状の球形の外面27を有する。磁気部材11が回転するとき、回転子センサ部26の前記凸状の球形の外面は、環状部24に固定される4つの固定子センサ部28、29、30の凹状の球面に沿って動く。図4には2つの固定子センサ部28、29だけが示される。
図5は、前記ピン21を受け入れるための穴31を備える球形の磁気部材11を示している(図3参照)ので、この磁気部材11は前記ピン21の軸の周りを回転することができる。傘形状の回転子センサ部26は、球形の磁気部材11に固定されているので、前記回転子センサ部26の凸状の外面27は、前記固定子センサ部28、29、30の凹状面の近くに置かれる。これにより、4つの固定子センサ部の各々は、回転子センサ部26が存在している度合いを検出するので、前記回転する球形シェルの回転位置である回転子センサ部26の回転位置が測定されることができる。図5は、4つの固定子センサ部のうち3つ28、29、30を示しているが、略半球の凹状の球面を形成するために、第4の固定子センサ部が示されている固定子センサ部28、30間に嵌合することは明白である。
図6は、図5に示されるのと同じ部品を示しているが、反対側から示される。前記固定子センサ部28、29、30が後側から示され、回転子センサ部26の凸状の外面27は、第4の固定子センサ部が削られた位置に見ることができる。4つの固定子センサ部28、29、30は、環状部24に固定され、この環状部24は、支持リング17に取り付けられる(図2及び図3参照)。
説明される人工眼球システムの実施例は、本発明による眼球システムの単なる一例であり、多くの他の実施例が可能である。
Claims (11)
- 回転する球形シェル有する眼球、及び前記球形シェルをその眼球の中心の周りを回転させるための駆動手段を持つ少なくとも1つの眼球ユニットを有する人工眼球システムであり、前記駆動手段は、磁気部材及び電気コイルを有する人工眼球システムにおいて、前記磁気部材及び前記電気コイルは、前記回転する球形シェルの内部に置かれることを特徴とする人工眼球システム。
- 2つの前記電気コイルの軸は、前記眼球ユニットのビューの主方向に対し略垂直な面において互いに略垂直に向けられることを特徴とする請求項1に記載の人工眼球システム。
- 前記磁気部材は、前記回転する球形シェルを坦持する構造体に固定され、前記電気コイルは、前記球形シェルに固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の人工眼球システム。
- 前記電気コイルは、前記球形シェルの中心に置かれることを特徴とする請求項3に記載の人工眼球システム。
- 前記電気コイルは、前記回転する球形シェルを坦持する前記構造体に固定され、前記磁気部材は、前記球形シェルに固定され、前記球形シェルの中心に置かれることを特徴とする請求項1又は2に記載の人工眼球システム。
- 1個の強磁性材料は、前記電気コイルの少なくとも1つに対し同軸であり、前記電気コイルに対して前記磁気部材の反対側に位置決められることを特徴とする請求項5に記載の人工眼球システム。
- 2つの同軸の前記電気コイルの軸は、2つの他の同軸の前記電気コイルの軸に対し略垂直であり、それにより前記磁気部材は、前記2つの同軸の電気コイルの両方の間に置かれることを特徴とする請求項5に記載の人工眼球システム。
- 前記回転する球形シェルは、ジンバルマウントを介して前記回転するシェルを坦持する前記構造体に取り付けられ、それにより前記ジンバルマウントは、前記球形シェルの内部に置かれることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の人工眼球システム。
- 前記ジンバルマウントはジンバルリングを有し、それにより前記ジンバルリングは、前記回転する球形シェルを坦持する前記構造体に対して第1の軸の周りを回転し、それにより前記ジンバルリングは、前記回転する球形シェルに対して第2の軸の周りを回転し、それにより両方の軸は、前記ジンバルリングの面において互いに垂直に延在することを特徴とする請求項8に記載の人工眼球システム。
- 少なくとも1つのカメラは、前記回転する球形シェルに固定されることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の人工眼球システム。
- 前記回転する球形シェルの位置を検出するための手段は、前記回転する球形シェルを坦持する前記構造体に固定され、各々が凹状の球面を持つ4つの固定子センサ部を有すると共に、前記眼球の後側で前記回転する球形シェルに固定され、凸状の球面を持つ回転子センサ部を有し、前記凸状の球面は、前記4つの固定子センサ部の前記球面の部分に沿って動くことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の人工眼球システム。
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