JP2009540638A - 配信されるマルチメディアファイルの再生における優先順位を決定する通信端末及び方法 - Google Patents

配信されるマルチメディアファイルの再生における優先順位を決定する通信端末及び方法 Download PDF

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Abstract

本通信端末は通信モジュールと制御装置とを含む。通信モジュールはインタフェースを通じて他の通信端末と通信を行う。制御装置は、通信モジュールを介して参加通信端末との接続を確立し、再生すべきマルチメディアファイルを示す再生リストを保持し、参加通信端末に格納されている参加者のマルチメディアファイルに対応する識別子を参加通信端末から受信し、参加者のマルチメディアファイル識別子を再生リストに追加し、少なくとも1つの基準に従って自動的にこの再生リストの優先順位を決定し、その後、参加者の再生用マルチメディアファイルを参加通信端末から取り出すステップを含む、再生リストによって示されるマルチメディアファイルの再生を実行する。

Description

本発明は、電子装置に関し、特に、オーディオファイルと、ビデオファイルと、画像ファイルとのうちの少なくとも何れかのようなマルチメディアファイルを再生するための電子装置、方法、及びコンピュータプログラムに関するものである。
無線通信端末(セルラ電話機などの)のような電子装置は、デジタルオーディオファイルの保存と再生を行うために広く使用されている。さらに、電子装置は、デジタル画像ファイルとデジタルビデオファイルの少なくとも何れかのような他のタイプのマルチメディアファイルの保存に用いることができる。マルチメディアファイルは、オーディオ情報、ビジュアル情報又はテキスト情報を含む任意の他のタイプのファイルを含むものであってもよい。例えば、本明細書で使用されているように、「マルチメディア」ファイルは、オーディオファイル、画像ファイル、ビデオファイルのうちの少なくとも何れかのような一般的マルチメディアファイルに加えて、あるいは、これらの代わりに、MMS又はPPTメッセージファイルを含むものであってもよい。
デジタルオーディオファイルは一般に、MP3、AIFFのような圧縮済みのデジタル形式と、他のデジタル形式の少なくとも何れかの形式で保存される。移動電子装置にとって利用可能な限られた電力量に起因して、デジタルオーディオファイルは、一般に、個人用ヘッドホンと、電源が供給されないスピーカの少なくとも何れかを介して低出力レベルで再生され、これによって、一人だけ又は比較的少数の人々がオーディオファイルを聴くことが可能となる。電源が供給される増幅スピーカ及びドッキング・ステーションを用いて、より高いパワーレベルでオーディオファイルの再生を行うことも可能である。しかし、このような装置は、専ら特別のハードウェアインタフェースにのみに適しているか、限られた数のリスナー用としてのみまだ有用なものと考えられる。
移動電子装置によっては、デジタル画像ファイルとデジタルビデオファイルの少なくとも何れかの表示/再生を行う能力を有するビデオ画面並びに関連するドライバ回路を含むものもある。しかし、小型、低出力、携帯性のうちの少なくとも何れかの一般的要件に起因して、移動電子装置には、一般に、単独の個人又は多くても数人の人々によってしか視聴できない狭いビデオ画面が含まれている。
一般的な移動電子装置に関連する制限を考慮して、このような装置のユーザは、(PCやラップトップ、テレビ、オーディオ受信機などの)メディアセンタのような他の装置の無線通信端末に保存されているマルチメディアファイルの再生を望む場合がある。他の例では、移動通信端末のユーザが他の無線通信端末でマルチメディアファイルの再生を望んでいる場合もある。このマルチメディアファイルの再生は、相手方の装置が好適な通信モジュールを装備していれば、ケーブル又は(ブルートゥース(登録商標)接続などの)無線リンクを介して、相手方の装置と接続された電子装置により実現することが可能となる。上記通信モジュールは、組込み型モジュールや補助(例えばプラグイン)モジュールであってもよい。1以上の移動電子装置から(単複の)再生装置へマルチメディアファイルを1つずつ送信することが可能であり、この再生装置は、マルチメディアファイルが受信されると、これらのマルチメディアファイルを再生するように構成することが可能である。
本発明の実施形態によれば、通信端末は通信モジュールと制御装置とを備える。この通信モジュールは通信インタフェースを介して他の通信端末と通信を行う。上記制御装置は、通信モジュールを介して参加通信端末と接続を確立し、再生すべきマルチメディアファイルを示す再生リストを保持し、参加通信端末に常駐している参加者のマルチメディアファイルを特定する参加者のマルチメディアファイル識別子を参加通信端末から受信し、参加者のマルチメディアファイル識別子を再生リストに追加し、少なくとも1つの基準に従って自動的に再生リストの優先順位を決定し、その後、参加者のマルチメディアファイルを再生用として参加通信端末から取り出して、再生リストによって示されるマルチメディアファイルの再生を実行する。いくつかの実施形態では、通信端末と参加通信端末との少なくとも何れかは無線通信端末を含んでもよい。
上記制御装置は、マルチメディアファイルの中に含まれているメタデータに基づいて自動的に再生リストの優先順位を決定してもよい。例えば、上記制御装置は、作成された日付、ファイル形式、ファイルサイズ、コンテンツの格付け、又は再生リスト内のマルチメディアファイルリストに関連づけられたジャンルの比較に基づいて自動的に再生リストの優先順位を決定してもよい。
制御装置は、マルチメディアファイルの速さに基づくか、参加通信端末のユーザの識別子に基づくかの少なくとも何れかに基づいて、自動的に再生リストの優先順位を決定してもよい。
通信端末は、制御装置によってアクセス可能であるとともに、参加通信端末のユーザの格付けを保存するデータベースをさらに備えてもよく、さらに、制御装置は、ユーザにより提示されたマルチメディアファイルの再生に応じて、他の通信端末から受信したフィードバック情報に基づいて参加通信端末のユーザの格付けを更新してもよい。
通信端末は制御装置によってアクセス可能であるとともに、マルチメディアファイルの格付けを保存するデータベースをさらに備えてもよく、さらに、制御装置は、マルチメディアファイルの再生に応じて他の通信端末から受信されるフィードバック情報に基づいてマルチメディアファイルの格付けを更新してもよい。
マルチメディアファイルは第1のファイル形式で参加通信端末から受信してもよく、さらに、制御装置はこのマルチメディアファイルを第2のファイル形式に変換し、マルチメディアファイルの再生を第2のファイル形式で実行してもよい。
制御装置は、マルチメディアファイルを検査して、該マルチメディアファイルがマルチメディアファイル識別子に含まれている記述に一致しているかどうかを判定してもよい。そして、制御装置は、マルチメディアファイルがマルチメディアファイル識別子に一致していなければ、マルチメディアファイルを再生リストから取り除いてもよい。
再生リストは、第1のタイプのマルチメディアファイルをリストする第1の再生リストを含んでもよく、制御装置は、第1のタイプとは異なる第2のタイプのマルチメディアファイルをリストする第2の再生リストを保持してもよい。制御装置は第1の再生リストと第2の再生リストとから同時にマルチメディアファイルを再生してもよい。制御装置は、第1の再生リストと第2の再生リストとから得られるマルチメディアファイルの再生を交互に行ってもよい。
制御装置は、複数の参加通信端末と接続を確立し、複数の参加通信端末のうちのそれぞれの参加通信端末に常駐しているそれぞれの参加者のマルチメディアファイルに対応する複数の参加者のマルチメディアファイル識別子を複数の参加通信端末から受信し、参加者のマルチメディアファイル識別子の各々を再生リストに追加し、再生用として参加者のマルチメディアファイルをそれぞれの参加通信端末の各々から取り出してもよい。
いくつかの実施形態によれば、制御装置は、参加者のマルチメディアファイルをストリーミングファイルとして参加通信端末から取り出して、実行する。
いくつかの実施形態によれば、制御装置は、参加者のマルチメディアファイルを参加通信端末から取り出して、参加者のマルチメディアファイルを通信端末に保存し、参加者の保存済みマルチメディアファイルの再生を実行する。
制御装置は、メディアセンタにおいて再生リストにより示されるマルチメディアファイルを再生するための再生信号をメディアセンタへ送信してもよい。上記マルチメディアファイルのうちの少なくとも1つのマルチメディアファイルを第1のファイル形式で参加通信端末から受信し、制御装置はマルチメディアファイルを第2のファイル形式に変換し、第2のファイル形式で再生信号をメディアセンタへ送信してもよい。いくつかの実施形態では、再生信号はアナログ信号を含むものであってもよい。
いくつかの実施形態によれば、通信端末はスピーカと表示画面とを備える。制御装置は、再生リストによって示されるマルチメディアファイルをスピーカと表示画面の少なくとも何れかを用いて再生する。
制御装置は、少なくとも1つの参加通信端末において再生リストにより示されるマルチメディアファイルを再生するために、少なくとも1つの参加通信端末へ再生信号を送信してもよい。
制御装置は、参加通信端末に保存された利用可能なマルチメディアファイルを示すマルチメディアファイル・カタログリストを参加通信端末から受信し、利用可能なマルチメディアファイルの中から選択するユーザ入力を受信し、この選択された利用可能なマルチメディアファイルを再生リストに追加してもよい。
いくつかの実施形態によれば、制御装置は、参加通信端末の再生リストを表示するために、再生リストを表すリスト信号を参加通信端末へ送信する。
いくつかの実施形態によれば、通信モジュールは、ダイレクト・ポイント・ツー・ポイント・インタフェースを介して他の通信端末と通信を行う。制御装置は、参加通信端末と接続を確立し、参加者のマルチメディアファイル識別子を参加通信端末から受信し、ダイレクト・ポイント・ツー・ポイント・インタフェースを介して参加者のマルチメディアファイルをすべて再生するために参加通信端末から取り出す。
いくつかの実施形態によれば、通信モジュールは短距離通信用送信機を備える。制御装置は、参加通信端末と接続を確立し、参加者のマルチメディアファイル識別子を参加通信端末から受信し、短距離通信用送信機を介してすべて再生するために参加者のマルチメディアファイルを参加通信端末から取り出す。短距離通信用送信機はブルートゥース(登録商標)送信機であってもよい。
本発明の他の実施形態によれば、ホストの通信端末を用いてマルチメディアファイルの再生リストを提供する方法は、ホストの通信端末と参加通信端末との間で接続を確立するステップと、再生すべきマルチメディアファイルを示す再生リストをホストの通信端末を用いて保持するステップと、参加通信端末に保存されている参加者のマルチメディアファイルに対応する参加者のマルチメディアファイル識別子をホストの通信端末において参加通信端末から受信するステップと、参加者のマルチメディアファイル識別子を再生リストに追加するステップと、少なくとも1つの基準に従って自動的に再生リストの優先順位を決定するステップと、参加者のマルチメディアファイルを再生用として参加通信端末から取り出し、再生リストによって示されるマルチメディアファイルの再生を実行するステップとを含む。
図面及び以下の推奨実施形態についての詳細な説明を参照することにより、本発明のさらなる特徴、利点、及び詳細は当業者によって理解されよう。このような説明は本発明の単なる例示にすぎない。
本発明のいくつかの実施形態に係る移動無線通信端末及び例示の基地局トランシーバを示す概略図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る方法を例示するフローチャートである。 図1の移動無線通信端末を含む本発明のいくつかの実施形態に係るマルチメディアファイル再生システムを示す概略図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る図1の移動無線通信端末のディスプレイを示す概略図である。 図1の移動無線通信端末を含む本発明の他の実施形態によるマルチメディアファイル再生システムを示す概略図である。 本発明の他の実施形態によるマルチメディアファイルの再生システムを示す概略図であり、この再生システムにはメディアセンタのホスト端末が含まれている。 本発明の他の実施形態によるマルチメディアファイル再生システムの概略図であり、この再生システムには図1の移動無線通信端末が含まれている。
次に、本発明の実施形態を示す添付図面を参照しながら、本発明についてさらに詳細に説明する。しかしながら、本発明が本明細書の記載に限定されるものであると解釈すべきではない。むしろこれらの実施例は、この開示が完全で完璧なものとなるように、そして、本発明の範囲を当業者に十分に伝えるために提供するものである。同一の参照番号は全図面を通して同一の要素を示すものとする。
本明細書で使用されているように、「を備えている(comprising)」又は「を備える(comprises)」という用語はオープンエンドスタイルの用語であって、記述した1以上の特徴、数値、エレメント、ステップ、構成要素を含むものであるが、1以上の他の特徴、数値、構成要素、機能又はこれらのグループの存在又は追加を排除するものではない。
本明細書で使用されているように、「〜と〜との少なくとも何れか(and/or)」という用語は、1以上の関連づけられ、リストされた項目のうちの任意の、及び、すべての組み合わせを含むものとする。
本明細書で使用されているように、ラテン語のフレーズ「例えば(exempli gratia)」に由来する通常用いられる略語「e.g.(例えば)」を用いて、一般的な例又は前述の項目の例を導入したり、指定したりすることができるが、この略語はそのような項目の限定を意図するものではない。ラテン語のフレーズ「id est(すなわち)」に由来する通常用いられる略語「i.e.(即ち)」が本明細書で使用されている場合、この略語を用いて、より一般的に列挙したもののなかから特定の項目を指定することができる。
本明細書で使用されている用語法は特定の実施形態について単に説明することを目的とするものであって、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書で使用されているように、文脈が別様に示していない限り、単数形を示す「a」、「an」及び「the」は複数形も同様に含むことを意図するものとする。
別段の規定がない限り、本明細書で使用されている(技術的用語と科学的用語とを含む)すべての用語は、本発明が属している技術分野の通常の当業者によって共通に理解されるものと同じ意味を有するものとする。一般に使用される辞書に定義されているような用語は、関連する技術分野の文脈における意味と一致する意味を有するものと解釈すべきであり、本明細書で明示的に別段の定義がない限り、理想化した意味に解釈したり、過度に形式的な意味に解釈したりすべきではないことはさらに理解されよう。
ある要素が、他の要素に対して「接続される(connected)」又は「結合される(coupled)」と記載されている場合、それは、直接連結又は接続されていることも可能であるが、他の要素が介在していてもよいことは理解されよう。逆に、ある要素が、他の要素に対して「直接連結される(directly coupled)」又は「直接接続される(directly connected)」と記載されている場合、他の要素が何も介在していないと理解すべきである。さらに、「接続される(connected)」又は「結合される(coupled)」という記載は無線での接続又は結合を含みうるものとする。
よく知られた機能や構成は、簡潔で明快な説明とするために、本明細書では詳細には記述しない。
本発明は、方法と、電子装置と、コンピュータプログラムとのうちの少なくとも何れかとして実施することができる。したがって、本発明は、ハードウェアに組み込まれた構成と、ソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む。)に組み込まれた構成との少なくとも何れかの構成で実施することができる。この構成は、本明細書では一般に「回路」又は「モジュール」と呼ぶ場合がある。さらに、本発明は、命令実行システムにより使用するために又は命令実行システムに関連して使用するために、コンピュータ使用可能プログラムコード又はコンピュータ可読プログラムコードを実装したコンピュータで使用可能な記憶媒体又はコンピュータ可読記憶媒体上のコンピュータプログラムの形態をとってもよい。本明細書の文脈では、コンピュータで使用可能な媒体又はコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、設備、又は装置により又はこれらとともに使用されるプログラムを、収容し、保存し、通信し、伝播し、又は転送できるあらゆる媒体であってもよい。
方法及び通信端末を示す概略図と動作説明図との少なくとも何れかの図を参照しながら、本発明に係る実施形態について説明する。この点に関して、個々のブロックは、(単複の)特定された論理機能を実現する1以上の実行可能な命令を備えたモジュール、セグメント、又はコードの一部を表すことができる。理解すべきことだが、概略図と動作説明図の少なくとも何れかの個々のブロックと、概略図と動作説明図の少なくとも何れかの図のブロックとの組み合わせは、無線周波数と、アナログハードウェアと、デジタルハードウェアとのうちの少なくとも何れかと、プログラム命令との少なくとも何れかによって実現することができる。これらのプログラム命令は制御装置へ提供される。この制御装置は、1以上の汎用プロセッサと、特定用途のプロセッサと、ASICと、他のプログラム可能なデータ処理装置とのうちの少なくとも何れかを含むことができ、それによって、制御装置と他のプログラム可能なデータ処理装置との少なくとも何れかを介して実行される命令によって、概略図と単複の動作ブロックの少なくとも何れかで指定される機能/動作を実現する手段が生成される。代替の実施形態によっては、上記ブロックに記されているこの機能/動作は動作説明図で述べた順序から行われるものもある。例えば、連続して示される2つのブロックは実際にはほぼ同時に実行することも可能であるし、あるいは、これらのブロックが関係する機能/動作に応じて逆の順序で実行されることも時としてある。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータで使用可能なメモリ又はコンピュータ可読メモリに保存され、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置に対して特定の方法で機能するように指示してもよい。それにより、コンピュータで使用可能なメモリ又はコンピュータ可読メモリに保存された命令は、フローチャートと、概略図のブロックとの少なくとも何れかにおいて特定された機能を実行する命令を含むコンピュータプログラムを生成することになる。
コンピュータで使用可能な媒体又はコンピュータ可読媒体は、たとえば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線の、又は半導体のシステム、設備、装置、又は伝播媒体である。コンピュータ可読媒体のさらに詳細な例(非包括的なリスト)には以下の媒体が含まれる:ハードディスク、光記憶装置、インターネットやイントラネットをサポートするような送信媒体、磁気記憶装置、携帯用コンピュータのディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能なプログラム可能リードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、及びコンパクトディスク・リードオンリメモリ(CD−ROM)。
本明細書で使用されているように、「電子部品」とは、受動的電気コネクタ等と対比されるような能動素子を意味する。電子部品はプロセッサを含むものであってもよい。
本明細書で使用されているように、「ストリームされる(streamed)」又は「ストリームする(streaming)」とは、ソングファイルのようなファイルが、デジタル信号を介して受信装置へ連続して送られることを意味する。そして、この受信装置において、上記オーディオファイル又はソングファイルは好適な受信側アプリケーションを介して同時に再生される。このデジタル信号は通常バッファされる。
本明細書で使用されているように、「通信端末(communication terminal)」とは通信信号を受信/送信するように構成された端末を含むが、これのみに限定されるわけではない。そして上記通信信号は、公衆交換電話網(PSTN)、デジタル加入者回線(DSL)、デジタルケーブル、又はその他のデータ接続/ネットワークを介するような有線接続を介する場合と、例えばセルラネットワーク、衛星ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)とその他の通信端末との少なくとも何れかとつながる無線インタフェースとを介する場合との少なくとも何れかの接続を介して受信/送信が行われる。
無線インタフェースを通じて通信を行うように構成されているとき、本願では通信端末を「無線通信端末」又は「無線端末」と称する。
本明細書で使用されているように、「移動端末」とは、携帯可能なものであってもよいし、可搬性を有するものであってもよいし、(航空、海上又は陸上ベースの)輸送手段に設置されているものであってもよいし、あるいは、地球上か、宇宙空間かの少なくとも何れかにおける(単複の)他の任意の場所において、ローカルな形態か、分散された形態かの何れかの形態で作動するように配置されているか、構成されているかの何れかの状態の移動端末であってもよい。
本明細書で使用されているように、マルチメディアファイルの「再生(play)」及び「プレイバック(playback)」は一般的な意味で用いられ、スピーカを介してオーディオファイルを再生するステップか、表示画面上にデジタル画像を表示するか、表示画面上にビデオファイルを表示するかの少なくとも何れか、あるいは、ビデオファイルに関連づけられるか、ビデオファイルに組み込まれるかの少なくとも何れかの形のオーディオファイルをスピーカを介して同時に再生するステップかの少なくとも何れかのステップを含むことができる。
図1乃至図7を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について以下で説明する。本発明のいくつかの実施形態では、1以上のマルチメディアファイル識別子を含むマルチメディアファイルの再生リストにおいて特定されるマルチメディアファイルを再生し、管理する能力を備えたホストのセンタ装置が提供される。1以上の遠方に配置された無線通信端末からマルチメディアファイルを取り出すことが可能であり、ホストの装置はそれ自体無線通信端末であってもよい。さらに、ホストの装置は、マルチメディアファイルの再生リストにおけるマルチメディアファイルの自動か、手動かの少なくとも何れかによる優先順位の決定を可能にする。ホストの装置に関連づけられたホストの装置側においてか、メディアセンタ装置上においてかの少なくとも何れかにおいてマルチメディアファイルの再生を行うことが可能である。
ここで図1を参照してわかるように、本発明のいくつかの実施形態に係る例示の移動無線通信端末10Aが示されている。本発明の実施形態は無線通信端末に関連して例示されているものであるとはいえ、本発明が有線モバイルと有線非モバイルの少なくとも何れかの方式の通信端末及び方法を含むものであってもよいことは理解できよう。無線端末10Aは、1以上の他の無線端末とデータを通信するように構成されるが、この構成には、上記無線端末間での直接無線通信インタフェースを介する構成と、1以上のセルラ基地局を経由して他の無線通信インタフェースを介する構成と、無線ローカルエリア・ネットワーク(WLAN)ルータを経由して他の無線通信インタフェースを介する構成とのうちの少なくとも何れかの構成がある。
上記無線端末10Aは、図1に示すように、無線電話通信システム2の一部を形成する移動無線電話機であってもよい。このシステム2は移動無線通信端末10Aと基地局トランシーバとを含み、当該基地局トランシーバは無線通信ネットワーク5の一部である。本発明のいくつかの実施形態では、ネットワーク5は、セルラネットワークにおいて個々のセルを定義する(単複の)無線トランシーバを含む基地局トランシーバを含み、さらに、無線リンクプロトコルを用いて(インタフェース7を介して)セル内の移動端末10A及び他の移動端末と通信を行う。本発明のいくつかの実施形態では、例えば、移動体交換センタや他の装置を経由して多くの基地局トランシーバを接続して、無線通信ネットワーク5を定義できることは理解されよう。
例示の実施形態の移動端末10Aは、携帯可能なハウジングアセンブリ12、制御装置30、通信モジュール32、メモリ34を含む。移動端末10Aは、ディスプレイ20、スピーカ24(すなわち、サウンドトランスデューサ)を含むユーザインタフェース22(すなわち、マン・マシンインタフェース)をさらに含む。移動端末10Aの上述の構成要素は従来型の多くの移動端末の中に含まれているものであってもよく、前述の構成要素の機能は当業者には一般に周知のものである。移動端末10Aは、マルチメディアファイル管理モジュール40をさらに含み、このモジュールはメモリ34に保存することができる。
ディスプレイ20は、任意の好適な表示画面アセンブリであってもよい。例えば、表示画面28は、(ライティングパネルなどの)補助光源の有無にかかわらず液晶ディスプレイ(LCD)であってもよい。場合に応じて、移動端末10Aは、ある特定品質のビデオコンテンツを再生する能力を備えるようにすることが可能である。例えば、移動端末10Aは、16:9又は4:3のような特別のアスペクト比を有するビデオストリームを表示するように構成してもよい。複数の標準規格のビデオフォーマットが移動端末に対して提案されているが、この中には、クォータVGA(QVGA、320×240画素)、共通中間フォーマット(CIF、360×288画素)及びクォータ共通中間フォーマット(QCIF、180×144画素)が含まれている。さらに、移動端末によっては、種々の表示能力を有する複数の表示画面を有することができるものもある。したがって、移動端末10Aは1以上の各種表示フォーマットでビデオを表示することが可能である。
上記ユーザインタフェース22は任意の好適な(単複の)入力装置を含むものであってもよい。該入力装置は、例えば、(タッチスクリーンなどの)タッチ起動式又はタッチパネル式装置と、ジョイスティックと、キーボード/キーパッドと、ダイアルと、単複の指向性キーと、ポインティング装置(マウス、トラックボール、タッチパッドなど)とのうちの少なくとも何れかを含むものとなる。スピーカ24は入力されたオーディオ信号に応答して音を生成する。ユーザインタフェース22は、音声プロセッサに結合されたマイクを含むものであってもよく、この音声プロセッサはマイクへの入射音に応答して音声データストリームを生成するように構成される。
制御装置30は無線端末10Aの種々の機能をサポートすることも可能である。制御装置30は、例えば、任意の市販プロセッサ又はカスタムマイクロプロセッサであってもよい。使用中、無線端末10Aの制御装置30はディスプレイ20に表示画像を生成することができる。しかし、いくつかの実施形態では、別個の信号プロセッサとビデオチップ(不図示)の少なくとも何れかを無線端末10Aにおいて提供することができるとともに、ディスプレイ20上に表示画像を生成するように構成することができる。
メモリ34は、(デジタルオーディオファイルと、画像ファイルと、ビデオファイルとのうちの少なくとも何れかのファイルなどの)デジタルマルチメディアファイルのようなデジタル情報信号及びデータを保存するように構成される。
上記通信モジュール32は、1以上の無線インタフェース(本明細書(図1及び図3)に説明されているような無線インタフェース7、112、114、116、122、134など)を通じて、本明細書に説明されているような遠方にある他の無線端末へデータを通信するように構成される。通信モジュール32は、セルラ通信モジュールと、ダイレクト・ポイント・トゥー・ポイント接続モジュールと、WLANモジュールとのうちの少なくとも何れかを含むものであってもよい。
セルラ通信モジュールの場合、無線端末10Aは、1以上のセルラ通信プロトコルを用いてネットワーク5の(単複の)基地局を介して通信を行うことが可能となる。上記のようなセルラ通信プロトコルとして、例えば、最新型移動電話サービス(AMPS)、ANSI−136、グローバル・スタンダード・フォー・モバイル(GSM)通信、汎用パケット無線サービス(GPRS)、次世代GSM用拡張型データレート(EDGE)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域CDMA、CDMA2000、及び汎用移動体通信システム(UMTS)がある。セルラ基地局は移動体電話中継局(MTSO)無線ネットワークに接続することができ、PSTNと他のネットワークの少なくとも何れかと接続することが可能である。
ダイレクト・ポイント・ツー・ポイント接続モジュールは、ダイレクトRF通信モジュール又はダイレクトIR通信モジュールを含むものであってもよい。ダイレクトRF通信モジュールはブルートゥース(登録商標)・モジュールを含むものであってもよい。ブルートゥース(登録商標)・モジュールを用いて、無線端末10Aはダイレクト・ポイント・ツー・ポイント・インタフェースを通じてアドホックなネットワークを介して通信を行うことができる。
WLANモジュールの場合、無線端末10Aは通信プロトコルを用いてWLANルータ(ルータ120(図3)など)を経由して通信を行うことができる。この通信プロトコルは、802.11a、802.11b、802.11e、802.11gと、802.11iのうちの少なくとも何れかを含むものであってもよいが、これらのみに限定されるわけではない。
通信モジュール32は、一般には、送信機回路と受信機回路とを有するトランシーバを含むことができる。これら送信機回路と受信機回路は、発信する無線周波数信号をそれぞれ(ネットワーク5、ルータあるいは他の端末装置などへ直接)送信し、音声信号とデータ信号のような無線周波数信号を、アンテナを介して(例えばネットワーク5やルータから、あるいは、他の端末装置へ直接)受信する。通信モジュール32は、ブルートゥース(登録商標)送受信機とWLAN送受信機のような短距離用送信機と受信機を含むものであってもよい。上記アンテナは、本発明の範囲から逸脱することのない埋め込みアンテナ、伸縮自在アンテナ又は当業者に周知の任意のアンテナであってもよい。無線端末10Aとネットワーク5、ルータあるいは他の端末との間で送信される無線周波数信号は(着呼用ページング信号/メッセージなどの)トラフィック信号と制御信号の双方の信号を含むものであってもよい。これらの信号を用いて他のパーティ又は宛先との通信が確立され、保持される。上記無線周波数信号はまた、例えばセルラデジタルパケットデータ(CDPD)情報のようなパケットデータ情報を含むものであってもよい。さらに、上記トランシーバは、IRポートを介して他の電子装置へ/から赤外線信号を送信/受信するように構成された赤外線(IR)トランシーバを含むものであってもよい。
上記無線端末10Aは、有線又はケーブルを介して他の端末装置と電気的に結合して、デジタル通信信号を上記端末間で送信するように構成されたものであってもよい。無線端末10Aは、静止画像とビデオデータストリームの少なくとも何れかを入射光に基づいて生成するように構成されたカメラ装置のようなさらに他の部品を含むものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態に係る(無線端末10Aなどの)無線通信端末を用いてマルチメディアファイルの再生リストを提供する方法について、図2のフローチャートを参照しながら以下で説明する。図2の実施形態を参照してわかるように、本方法はホストの無線通信端末と参加無線通信端末との間で無線接続を確立する(ブロック70)ステップを含む。ホストの無線通信端末は、例えば、一般的なハンドヘルド型移動端末よりも多くの視聴者のためにマルチメディアファイルを再生する機能を有する無線通信装置を含むものであってもよい。例えば、ホストの無線通信端末は、広いフォーマットの表示画面と高出力スピーカの少なくとも何れかを含むか、広いフォーマットの表示画面と高出力スピーカの少なくとも何れかに結合されたものであってもよい。しかし、他の実施形態では、ホストの無線通信端末はハンドヘルド型移動端末を含む場合もある。
再生リストはホストの無線通信端末を用いて保持される(ブロック72)。再生リストは再生すべきマルチメディアファイルを示す。様々なタイプのマルチメディアファイル用に、ホストの無線通信端末において別々の再生リストを保持してもよい。例えば、ホストの無線端末は、オーディオファイルと、ビデオファイルと、静止画像ファイルとのうちの少なくとも何れかに対して別々の再生リストを保持することができる。これらの別々の再生リストはホストの無線端末において個々に管理することが可能であり、このホストの無線端末は、例えば、同時的にか、連続的にか、同時と連続との組み合わせかの少なくとも何れかの形態で別々の再生リストからマルチメディアファイルを再生することができる。例えば、ホストの無線通信端末は、オーディオファイルをスピーカで再生しながら、ビデオ画面上に静止画像を表示するように構成することができる。同様に、ホストの無線通信端末は、別々の静止画像表示画面に静止画像を同時に表示しながらビデオファイルを表示するための専用のビデオ画面を含むか、専用のビデオ画面に結合されたものであってもよい。オーディオファイル内の音響部分と、ビデオファイル内の音響部分との間の干渉を減らすために、ホストの無線通信端末は、静止画像再生リストから静止画像を同時に表示しながら、オーディオとビデオの少なくとも何れかのファイルをそれぞれのビデオ及びオーディオの再生リストから順番に再生してもよい。
ホストの無線通信端末において参加者のマルチメディアファイル識別子を参加無線通信端末から受信する(ブロック74)。参加者のマルチメディアファイル識別子は、参加無線通信端末に保存された参加者のマルチメディアファイルに対応するか、この参加者のマルチメディアファイルを示す。ホストの無線通信端末は、マルチメディアファイル識別子によって示されるマルチメディアファイルのタイプを決定する(ブロック75)。例えば、ホストの無線通信端末は、マルチメディアファイル識別子がオーディオファイル、ビデオファイル又は静止画像ファイルを示しているかどうかの判定を行う。続いて、参加者のマルチメディアファイル識別子は対応する再生リストに追加される(ブロック76)。
次に、以下でさらに詳細に記載するように、1以上の優先順位基準に従うホスト端末のマルチメディアファイル管理モジュールによって、自動的に再生リストの優先順位を決定することが可能となる(ブロック78)。その後、再生リストによって示されるマルチメディアファイルの再生が実行される(ブロック80)。マルチメディアファイルの再生の実行には、参加者の再生用マルチメディアファイルを参加無線通信端末から取り出すステップが含まれる。
いくつかの実施形態によれば、ホストの無線通信端末と複数の参加無線通信端末との間で接続が確立され、ホストの無線通信端末は、複数の参加者のマルチメディアファイル識別子を複数の参加無線通信端末から受信するとともに、参加者のマルチメディアファイル識別子の各々を再生リストに追加し、参加者の再生用マルチメディアファイルをそれぞれの参加無線通信端末の各々から取り出す。いくつかの実施形態によれば、ホストの無線通信端末と参加無線通信端末間での通信は、ブルートゥース(登録商標)無線RF接続のようなダイレクト・ポイント・ツー・ポイント・インタフェースを介して達成される。いくつかの実施形態によれば、ホストの無線通信端末と参加無線通信端末間での通信は、WLAN又はセルラベースのシステムを経由して行われるような間接インタフェースを介して達成される。他の実施形態についての以下の説明から本発明のさらなる側面及び実施形態が明らかになる。
図3を参照してわかるように、マルチメディアファイル再生システム100Aがこの図に示されている。システム100Aは、移動無線通信端末10A(本明細書において「ホストの無線通信端末」又は「ホスト端末」とも称する。)と、複数の追加の参加無線通信端末10B、10C、10D、10E(本明細書において「参加無線通信端末」又は「参加通信端末」とも称する。)とを含む。
端末10Aに関して上述したように端末10B〜Eを構成することができる。端末10B〜Eは個々に無線通信モジュール32とマルチメディアファイル管理モジュール40とを含むものである。しかし、それぞれのマルチメディアファイル管理モジュール40は、装置の意図する機能に対応して個々の端末10A〜Eについて別様に構成することも可能である。いくつかの実施形態によれば、端末10B〜Eのすべて又はいくつかは移動無線通信端末である。いくつかの実施形態によれば、端末10A〜Eのすべて又はいくつかはハンドヘルド型移動無線通信端末である。
メディアセンタ130は、オーディオ信号(デジタルオーディオ信号など)を対応するサウンドに変換する装置と、静止画と動画の少なくとも何れかを表示するための装置との少なくとも何れかを含むものであってもよい。メディアセンタ130は、例えば、PC又はラップトップ、テレビ、オーディオ受信機、ステレオ機器などを含むものであってもよい。例示のメディアセンタ130は、無線通信モジュール132、1以上のビデオ表示画面138、及びサウンドトランスデューサ(スピーカ)136を含む。無線通信モジュール132は、メディアセンタ130と一体化することができるか、あるいはスウェーデンのソニーエリクソン社から個々に入手可能なブルートゥース(登録商標)・メディアビューアMMV−100モジュール又はブルートゥース(登録商標)・メディアビューアMMV−200モジュールのような補助用又は差込み式のプラグイン無線通信モジュールであってもよい。ホストの無線通信端末10A及びメディアセンタ130が、システム100の別個のエレメントとして図3に示されてはいるが、いくつかの実施形態では、メディアセンタ132においてホストの無線通信端末10Aの機能を提供することが可能であり、これによってメディアセンタ132は追加の参加無線通信端末10B〜Eと直接通信することが可能となる。
例示の使用例を用いてシステム100Aについて以下で説明する。ある集まりのユーザグループが個々に端末10A〜Eのうちの1台の端末を有しているものとする。種々のマルチメディアファイルが1以上の(一般に2以上の)端末10A〜Eに保存されている。ユーザは、自分のマルチメディアファイルをメディアセンタ130で再生することによって、自分の移動端末に保存されている音楽ビデオと、歌と、静止画像とのうちの少なくとも何れかを含むマルチメディアファイルを集まりにいるその他のユーザたちと共有したいと思う場合がある。利用可能な公知の技術によって、(ブルートゥース(登録商標)などを介して)自分のマルチメディアファイル(すなわち音楽オーディオファイル)を個々のユーザに一度に1ファイルずつメディアセンタ130へ送信させることによって上記を達成することが可能となる。しかし、この方法は、マルチメディアファイルを提供する個々のユーザからの極めて大きなかつアクティブなインタラクションを必要することが考えられる。このような関与は、(通信相手などの)設定側にとって不便なものとなるか、役立たないものとなるかの少なくとも何れかになる可能性がある。
本発明の実施形態によれば、マルチメディアファイルの再生リストを作成し、保持するとともに、ホスト端末10Aを用いてファイルの再生を実行することによって上述の欠点を解決することが可能となる。一般に、個々の端末10A〜Eは、(ソフトウェア又はファームウェアアプリケーションなどの)端末にインストールされた適当なマルチメディアファイル管理モジュール40を有している。
ホスト端末10Aは、マスタ端末すなわちホスト端末となるように選択され、参加通信端末10B〜Eはスレーブ端末すなわち参加通信端末として個々に指定される。ホスト端末10Aの制御装置30は、参加通信端末10B〜Eの各端末と無線接続を確立する(すなわち通信結合を行う)。いくつかの実施形態によれば、この無線接続は、無線通信インタフェース接続であり、いくつかの実施形態によれば、RF接続であり、いくつかの実施形態によれば、ブルートゥース(登録商標)接続である。これらの接続は公知の方法で確立することができる。例えば、ブルートゥース(登録商標)接続の場合、参加(スレーブ)端末10B〜Eをサーチ可能な/発見可能な状態に設定することができ、ホスト(マスタ)端末10Aは問い合わせを送出して、利用可能な参加(スレーブ)端末10B〜Eを識別して、ピコネット又はパーソナルエリアネットワークを形成する。
例示のように、ホスト端末10Aは、ダイレクト・ポイント・ツー・ポイント無線インタフェースを通じて、又は、リンク112、114、116をそれぞれ通じて、参加通信端末10B、10C、10Dと通信を行い、さらに、WLANルータ120を経由して無線インタフェース又はリンク118、122を介して参加通信端末10Eと通信を行う。いくつかの実施形態によれば、インタフェースは、(ブルートゥース(登録商標)などの)直接的なインタフェース、又は(WLANルータ又はセルラネットワーク5などを介するような)間接的なインタフェースである種々の無線インタフェースの組み合わせであってもよいことは理解できよう。いくつかの想定される実施形態によれば、マルチメディアファイル共有処理手順を実行するためにホスト端末10Aと参加通信端末10B〜Eとの間で提供される信号のすべては、ダイレクト・ポイント・ツー・ポイント無線インタフェースを通じて提供される。いくつかの想定される実施形態によれば、マルチメディアファイル共有処理手順を実行するために、ホスト端末10Aと参加通信端末との間で提供される信号のすべては、ブルートゥース(登録商標)・インタフェースのような無線周波数(RF)インタフェースを通じて提供される。
これらの接続の確立前又は確立後に、ホスト端末10Aは任意の好適な方法によって有効な参加通信端末を識別し、指定することができる。いくつかの実施形態によれば、ホスト端末10Aは、送信勧誘(invitation)のポーリング(poll)を行うか、(ホスト端末のブルートゥース(登録商標)信号の処理範囲内に在る潜在的参加通信端末などの)潜在的参加通信端末のうちの選択したグループへ送信勧誘を送信する。潜在的参加通信端末は勧誘を受け入れる旨の応答を行うことによりグループに加わる選択を行うことができる。上記とは別に、又は、上記に加えて、ホスト端末10Aは、参加通信端末から頼んでいないのに送りつけられた参加要求を受け入れる場合がある。ホスト端末10Aを用いて、参加すること(すなわち、マルチメディアファイルを再生リストに提供すること)が許される潜在的参加通信端末のリストのような特定のグループを規定するようにしてもよい。ホスト端末10Aはまた、潜在的参加通信端末によって発信が許されるマルチメディアファイルのタイプを規定するようにしてもよい。
図3に例示の実施形態において、ホスト端末10Aは、無線インタフェース又はリンク134を介してメディアセンタ130とも通信可能に結合され、無線マルチメディアファイルデータ信号を通信モジュール132へ提供する。上記とは別に、ホスト端末10Aは、有線ケーブル又は信号ケーブルを用いてメディアセンタ130と接続することができる。上述したように、メディアセンタ130はそれ自体、潜在的参加者に問合せを行うか、直接的にか、間接的にかの少なくとも何れかの形態で参加要求を参加移動端末から受け入れるかの少なくとも何れかを行うように構成されたホスト端末として機能することができる。
ホスト端末10Aと参加通信端末10B〜Eとの間で接続が確立されるとすぐに、個々の参加者は参加者の端末10B〜Eに保存されている対応するマルチメディアファイルを示す、参加者の1以上のマルチメディアファイル識別子を送信することができる。追加の又は代替の例において、ホスト端末10Aは、参加通信端末10B〜Eをポールして、参加通信端末10B〜Eに保存されている1以上の利用可能なマルチメディアファイルのリストを得ることができる。参加通信端末10B〜Eを送信するマルチメディアファイル管理モジュール40は、(単複の)マルチメディアファイル識別子の選択と送信とを容易にするユーザインタフェースを提供することができる。例えば、モジュール40は、ホスト端末10Aへ送信するための(単複の)マルチメディアファイルを選択するための、利用可能な保存済みマルチメディアファイルとチェックボックスのリストを生成することができる。さらに、又は、代替例において、参加通信端末10B〜Eのユーザがホスト端末と共有することを望むマルチメディアファイルは、共有フォルダ又はディレクトリのような指定フォルダ又はディレクトリに保存することができる。その場合、ホスト端末10Aと接続が行われる度に参加通信端末10B〜Eのユーザが共有ファイルを示す必要はなくなることが考えられる。
ホスト端末10Aは参加者のマルチメディアファイル識別子を参加通信端末10B〜Eから受信し、マルチメディアファイル識別子の各々が示すマルチメディアファイルのタイプを決定する。このタイプ決定処理は、例えば、ファイル名のファイルタイプの拡張子を検査することにより達成することができる。いくつかの実施形態では、マルチメディアファイル識別子には、この識別子によって示されるマルチメディアファイルのタイプを示す明白な表示が含まれている。ホスト端末10Aのマルチメディアファイル管理モジュール40は、ホスト端末10Aによって受け入れられる個々のマルチメディアファイルのタイプを示すこれらのマルチメディアファイル識別子のホスト側再生リストを作成し、保持する。ホスト端末10Aとメディアセンタ130との少なくとも何れかによってサポートされていないマルチメディアのタイプをマルチメディアファイル識別子が示している場合、ホスト端末10Aは、マルチメディアファイル識別子を発信した参加通信端末10B〜Eへエラーメッセージを返信することができる。ホストの再生リストは、ホスト端末10Aか、関連するメディアセンタ130かの少なくとも何れかにおいて再生されるマルチメディアファイルを示すリストである。
個々のマルチメディアファイル管理モジュール40によって、図4に示すように関連づけられた端末10A〜Eにディスプレイ150が設けられる。ホスト端末10Aに設けられたディスプレイは参加通信端末10B〜Eに設けられたディスプレイとは異なるものであってもよい。例えば、機能管理に関係するディスプレイ150の一部は参加通信端末のディスプレイから省くことができる。上記とは別に、マルチメディアファイル管理モジュール40は、参加通信端末10B〜Eにディスプレイを設けないようにすることもできる。
例示の実施形態では、ディスプレイ150には再生リストフィールド152と制御ボタン154(ソフトキーなど)とが含まれる。制御ボタン154は一般にホストの端末ディスプレイに表示される。例示のオーディオファイル再生リスト156は再生リストフィールド152に表示される。再生リスト156は一列ずつの一連のマルチメディアファイル識別子156Aを含み、個々の識別子は、それぞれのマルチメディアファイルに対応する。オーディオファイルの場合、個々のマルチメディアファイル識別子には、アーティストと、ファイル名と、関連づけられたマルチメディアファイルに対応する再生時間と、識別子を発信した参加者の識別子とが含まれる。さらに多量の情報か、さらに少量の情報か、異なる情報かのうちの少なくとも何れかの情報も同様に提供できることは理解できよう。
ホストは、例えば、制御ボタン154を用いて、マルチメディアファイルリスト156により示されるマルチメディアファイルの再生を選択的に管理することができる。例えば、「再生」及び「停止」ボタンを用いて、メディアセンタ130へのマルチメディアファイルの送信の開始及び停止を行うことができる。「移動」ボタンは、再生リスト156内のマルチメディアファイル識別子156Aの順序を手動で変更(すなわち、関連づけられたマルチメディアファイルの再生順序を変更)するのに用いることができる。「削除」ボタンはマルチメディアファイル識別子156Aを再生リスト156から削除するのに用いることができる。「詳細」ボタンは、マルチメディアファイル識別子156Aによって識別されるファイルについての追加の情報を表示するために用いることができる。「ランダム・ミックス」ボタンは、ランダムにすなわち他の非シーケンシャルな順序でマルチメディアファイルの再生をホスト端末10Aに実行させる(すなわち、マルチメディアファイルをメディアセンタ130へ送信する)のに用いることができる。
他の機能性を提供することも可能である。例えば、ホスト端末10Aによって、ユーザは(マルチメディアファイル提供参加者、マルチメディアファイルの長さなどの)1以上の選択された属性に基づいてマルチメディアファイル識別子156Aの順序を変更することが可能となる。ホスト端末10Aは、参加通信端末10B〜Eのうちのどの参加通信端末がマルチメディアファイル識別子を再生リスト156に追加することが許されているかを示すように構成することができる。参加通信端末10B〜Eは、マルチメディアファイル識別子の追加に加えてマルチメディアファイルリスト156の編集か、修正を可能にすることができる。この場合、ホスト端末10Aは、当該ホストが参加通信端末10B〜Eのうちのどの参加通信端末にマルチメディアファイルの再生リスト156の修正権限(すなわち、参加通信端末の再生リストの編集機能のオン/オフを行う権限)を与えるか、どの参加通信端末に上記修正権限を与えないかの選択を行うことができるように構成することができる。
本発明のいくつかの実施形態では、ホスト端末10Aは、再生リストの順序を自動的に管理する。例えば、ホスト端末10Aは、ホスト端末10Aのユーザによって設定された好みに基づいて、特定の再生リスト内のマルチメディアファイル識別子を自動的にリオーダするようにしてもよい。
特に、ホストのマルチメディアファイル管理モジュールは、参加移動端末10B〜Eからマルチメディアファイル識別子を受信した順序から再生リストの順序を変更するように構成することができる。場合に応じて、ホスト端末10Aのマルチメディアファイル管理モジュール40は、1またはそれ以上の基準に基づいて或る種のメディアファイルを完全に省くようにしてもよい。例えば、マルチメディアファイル管理モジュールは、(芸術的な好みに基づいて)或る種の再生順序がより適切なものになるように決定することができる。さらに、マルチメディアファイル管理モジュールは、ファイルが再生に適していないと判断した場合、再生リストからそのファイルを省くことができる。例えば、オーディオファイル又はビデオファイルは、(万人向けを表すE、10代向けを表すT、成人向けを表すAなどのような)そのファイル向けの適当な視聴者を特定するための、当該ファイルに関する格付け情報を有することができる。オーディオファイルの形でメタデータとしてこの格付け情報を保存するか、遠方の場所にあったり、ローカルな場所にあったりするデータベース127から、ホスト端末10Aが、マルチメディアファイル識別子の形で提供される情報に基づいてこの格付け情報を取り出すかの少なくとも何れかを行うことが可能である。ホスト端末10Aのユーザは許容できる格付けを確立することが可能となり、マルチメディアファイル識別子の形で特定されたファイルが許容できる格付けの限界を超えていれば、再生リストからそのファイルを除去/除外することができる。
いくつかの実施形態では、メディアファイル及び参加ユーザに割り当てられた特徴に基づくか、ホスト端末10Aが作成し、準拠することができる1組の原則に基づくかの少なくとも何れかに基づいて再生リストの自動的優先順位づけを決定することができる。
ある特定の実施形態では、ホスト端末10Aは、自動的優先順位づけのオンとオフを行うか、異なるオペレーティングプロファイル(operating profile)を所望のタイプの優先順位に応じてユーザが選択できるようにするかの少なくとも何れかのように構成される。
マルチメディアファイルに関連する利用可能な任意のメタデータを用いて、作成した日付、ファイル形式、ファイルサイズ、(画像用の)オリエンテーション、(クラシック、ハードロックなどの音楽上の)分類、保存位置、ユーザによる格付けなどの優先順位づけを実行することができる。さらに、この優先順位づけはマルチメディアファイル自体から抽出されるデータに基づいて行うことも可能である。例えば、オーディオファイルを分析して、歌の速さ(テンポ)を決定することができ、再生する歌の順序づけを行う際にこの情報を用いることができる。
ユーザの個々の特徴に基づいてさらに優先順位づけを行うようにすることも可能である。例えば、ユーザのアクション又はユーザに関する他の特徴に基づいて参加移動端末10B〜Eのユーザに異なる特徴を割り当てるようにしてもよい。例えば、特定の参加者が非常にアクティブであれば、その参加者たちの‘予想される’専門的知識は高いものである可能性がある。同様に、自分の装置により多くの音楽を保存している人々はさらに多くの‘専門的知識’を有していると考えられる。歌の順序づけを行う際に、ユーザの信頼性も考慮する場合がある。例えば、ユーザが不適切と考えられなかった複数のファイルを事前に送信していた場合、このユーザはより高い信頼性を有していると見なすことができる。
参加者の特徴は、時間の経過に伴って蓄積され、ホスト端末10Aによってアクセス可能なデータベース127のようなデータベースに保存することができる。いくつかの実施形態では、参加者の特徴は参加通信端末10B〜Eからのインタラクティブな応答/フィードバック情報を用いて蓄積することができる。例えば、参加通信端末10B〜Eのマルチメディアファイル管理モジュールは現在の選択に関するフィードバック情報をホスト端末10Aへ提供するためのインタフェースを含むことができる。例えば、マルチメディアファイル管理モジュールは、現在の選択に対するユーザの承認又は不承認を示すユーザ(1〜10など)による格付け情報を提供できるインタフェースを含むことができる。特定のマルチメディアの選択に対する応答を収集し、これを表にして、マルチメディアファイルと、マルチメディアファイルを発信した参加者の少なくとも何れかに関連づけられるメトリックを提供することができる。特定のマルチメディアファイルが高い格付けを受けた場合、そのファイルは、たとえそれが後で提示されたものであっても、再生リストにおいて優先権を与えるようにするものと仮定することができる。同様に、特定のユーザがその発信するマルチメディアファイルに対して高い格付けを一貫して受けている場合、このユーザによるその後の発信に対するより高い優先順位を再生リストの中で与えるようにすることができる。逆に、特定のマルチメディアファイルが低い格付けを受けた場合、そのファイルに対して以前より低い優先順位をそれ以降与えるようにすることができ、そして、ユーザがその発信するマルチメディアファイルに対して低い格付けを一貫して受けるようになれば、そのユーザによる以降の発信に対して低い優先順位が与えられるようになることが考えられる。
再生リストを動的にソートするために他の原則を用いることも可能である。例えば、ホスト端末のマルチメディアファイル管理モジュールは、再生される歌の速さ(テンポ)の反復が過多になるのを避けるために再生リストファイルをソートするように構成することができる。例えば、ホスト端末は、アップビート(高いテンポ)とダウンビート(低いテンポ)の歌とを散在させるか、高いテンポと低いテンポの歌の所望の比率を提供するかの少なくとも何れかを行うように構成することができる。いくつかの実施形態では、自分のスタイルの分類とテンポとの少なくとも何れかに基づいて歌を自動的にリオーダすることが可能であり、それによってテンポの変化に伴う論理的フローを生じるようにすることができる。さらに、スタイル分類に基づいてファイルを受け入れたり、拒絶したりすることも可能である。
さらに、ホスト端末10Aは、ファイルを発信する参加者の過去の発信の実施に基づいてマルチメディアファイルの優先順位を上下させるように構成することができる。例えば、さらなる参加を奨励するために比較的アクティブでない参加者による発信を優先させる方が望ましい場合もある。場合に応じて、マルチメディアファイルを優先させ、それによって特定の参加者から出されるほんのわずかしかない一定数のファイルを続けて再生する方が望ましい場合もある。さらに、信頼できないユーザを完全に禁じるようにすることも可能である。
いくつかの実施形態では、作成された時刻に基づいてホスト端末10Aへ送信される画像を自動的にリオーダし、(これらの画像を再生するためにユーザが要求を送信した時点とは対照的に)時系列順に画像を再生することができる。不適切な画像を事前に送信したユーザからの画像は自動的に禁止してもよい。同様に、ビデオクリップを自動的にリオーダすることができ、それによってより長いクリップとより短いクリップとが散在するようにしてもよい。
本明細書を読むとき、マルチメディア再生リストを動的にリオーダする他の規則、メカニズム及びアプローチが当業者にとって明らかになる。
ホスト端末10Aが再生モードのとき、ホスト端末10Aの制御装置30は、その後再生すべきマルチメディアファイルの識別子156Aを識別することになる。特定されるマルチメディアファイル識別子は、次に再生すべきマルチメディアファイル識別子であってもよい。次いで、ホスト端末10Aはマルチメディアファイル要求を対応する参加通信端末10B〜Eのうちの1つへ送信して、マルチメディアファイル識別子に対応するマルチメディアファイルを取り出す。
続いて、対応する参加通信端末は、(参加通信端末に保存されている)識別済みマルチメディアファイルのコピーをホスト端末10Aへ送信する。いくつかの実施形態によれば、参加通信端末は、その時ホスト端末10Aに(メモリ34内などに)一時的に保存されているマルチメディアファイルのコピーとしてマルチメディアファイルをホスト端末10Aへ送信する。他の実施形態によれば、参加通信端末は、ストリーミングマルチメディアファイルとしてマルチメディアファイルをホスト端末10Aへ送信する。いくつかの実施形態によれば、ホスト端末と参加通信端末間での要求信号及びマルチメディアファイル信号は無線で送信され、また、いくつかの実施形態によれば、ブルートゥース(登録商標)のような直接無線RF接続を介して送信される。
ホスト端末10Aはマルチメディアファイルを検査して、ファイルに関連づけられたマルチメディアファイル識別子の形で提供される記述に上記マルチメディアファイルが一致しているかどうかの判定を行うことができる。例えば、ホスト端末10Aは、ファイルが正しいファイルであるか、正しいサイズのファイルであるかを調べるためのチェックを行うことができる。場合に応じて、そして、特にオーディオファイルの場合、ホスト端末10Aは、デジタル音楽ファイルのような種々のオーディオファイルに関する情報を含むローカルな場所にあるか、遠方にあるデータベース127を調べて、マルチメディアファイルが適当な長さと、ファイルタイプと、ファイル名とのうちの少なくとも何れかを有しているかどうかの判定を行うことができる。ホスト端末10Aがマルチメディアファイル識別子と実際のファイルとの間に不一致情報を検出した場合、ホスト端末10Aは、例えば、ファイルを再生する前にファイルを拒絶するか、ホストにより承認を受けるためにファイルにフラグを立てることができる。
次いで、ホスト端末10Aの制御装置30は、参加通信端末からホスト端末へ、又は、ホスト端末からメディアセンタ130へ送信を行うことによって取り出されたマルチメディアファイルの再生を実行することができる。メディアセンタ130にこのマルチメディアファイルを保存して、再生することができる。上記とは別に、マルチメディアファイルは、例えば、発呼側参加通信端末からホスト端末10Aへストリームされるマルチメディアファイルとして、メディアセンタ130へストリームすることができる。ホスト端末10Aに割り当てられたメモリ空間が不十分であるか、ホスト端末10A上へのマルチメディアファイルの保存が防止されているか、あるいは不正な操作になっているかの少なくとも何れかの状態になっている場合、参加通信端末からホスト端末へ、あるいは、ホスト端末からメディアセンタ130への少なくとも何れかの方向にマルチメディアファイルをストリームすることが望ましいか、又は必要となる場合がある。いくつかの実施形態によれば、このマルチメディアファイルは、ストリームされるか、全体として保存されるかにかかわらず、再生中又は再生後に、ホスト端末10Aから自動的に(すなわちユーザの介在を伴うことなく)消去される。いくつかの実施形態では、ホスト端末10Aはマルチメディアファイルに関連するデジタル権利管理(DRM)情報のチェックを行うことができる。マルチメディアファイルに付与されている著作権が、ホスト端末10Aとメディアセンタ130の少なくとも何れかによる媒体の再生を十分にサポートしていなければ、ホスト端末10Aは適当な通知をマルチメディアファイルを発信した参加通信端末10B〜Eへ送信することができ、マルチメディアファイルを再生リストから取り除くことができる。
いくつかの実施形態では、メディアセンタ130への送信用として、マルチメディアファイルをホスト端末10Aによってアナログ信号に変換することができるが、その場合メディアセンタ130はデジタル処理回路を含む必要はない。他の実施形態では、メディアセンタ130は、特定のフォーマットを有するマルチメディアファイルを処理する能力を備えたものであってもよい。例えば、メディアセンタ130は、MP3、WMF、JPEG、MPEGなどのような複数の標準化ファイル形式のうちの何れかのファイル形式を有するマルチメディアファイルを処理できるようにしてもよい。しかし、1以上の参加通信端末10B〜Eが、メディアセンタ130によってサポートされていないファイル形式で保存されたファイルを有している場合がある。その場合、ホスト端末10Aは、マルチメディアファイルをメディアセンタ130へ送信する前に、参加通信端末10B〜Eによって提供されている形式から、メディアセンタ130によりサポートされている形式へマルチメディアファイルのファイル形式を変換するための適切なコーダ/デコーダ(コーデック)ソフトウェアによって構成することができる。
ホスト端末10Aの制御装置30は、前述の個々のマルチメディアファイル識別子156Aに対して、上述のステップを順番にかつ自動的に(すなわちユーザの介在を伴うことなく)実行することができる。ホスト端末10Aが上記のようにマルチメディアファイル156を実行するとき、ホストは再生リスト156を所望のように変更することができる。また、いくつかの実施形態によれば、ホスト端末10Aの制御装置30が再生リスト156を通じて実行する場合に、参加通信端末10B〜Eは新しいマルチメディアファイル識別子をマルチメディアファイルリスト156に追加することができる。いくつかの実施形態によれば、新規の参加通信端末がグループに参加し、ホスト端末10Aが再生リスト156を通じて実行する場合、参加通信端末はマルチメディアファイル識別子を発信することが可能となる。例えば、上述の1以上の基準に従ってこのような新たな発信を自動的に優先させるようにしてもよい。
上述したように、ホスト端末10Aは、例えば個々のマルチメディアファイルタイプに対する1つの再生リストとして複数の再生リストを保持することができる。ホスト端末10Aは、同時に再生するか、連続的に再生するかの少なくとも何れかの形態で再生リスト内のマルチメディアファイルの再生を行う(あるいはメディアセンタ130に再生させる)ことができる。例えば、ホスト端末10Aは、静止画像の再生リストと、オーディオファイルの再生リストとを保持することができる。ホスト端末は2つの再生リストを同時に処理することが可能であり、例えば、スピーカシステムを用いて、メディアセンタ130に(歌などの)オーディオファイルを同時に順番に再生させながら、画像再生リストから得られる画像をディスプレイ上に順番にメディアセンタ130に表示させるようにすることができる。いくつかの実施形態では、ホスト端末10Aは2つの再生リストを順番に処理することができる。例えば、ホスト端末10Aは、オーディオファイルの再生リストから得られるオーディオファイルの再生と、ビデオファイルの再生リストから得られるビデオファイルの再生との間で再生を交互に行うことができ、一般に、オーディオトラックを含むビデオファイルをオーディオのみのファイルと同時に再生しないようにすることが実質的に可能になる。しかしながら、ホスト端末10Aは、(クロスフェードなどの場合のように)1つのファイルが終了し、他のファイルが開始するとき、オーディオファイルから得られるオーディオを他のオーディオファイル又はビデオファイルから得られるオーディオとミックスするように構成することも可能であることは理解されよう。
ホスト端末10Aは、再生リスト間でファイルを1つずつ交互に再生するように構成することができる。上記とは別に、ホスト端末10Aは、例えば、個々のビデオファイル間で一定数のオーディオファイルを再生するように構成することも可能である。いくつかの実施形態では、ビデオファイルと比較されるオーディオファイルの相対的再生回数は、それぞれの再生リストの中で待ち行列に入れられているコンテンツが再生される分の数に基づいて決められる。例えば、ビデオ再生リストが、待ち行列に入れられている20分のビデオファイルを含み、オーディオ再生リストが100分の待ち行列に入れられている歌を含んでいるとすると、オーディオ再生リストから得られる歌の方がビデオ再生リストから得られるビデオファイルよりも約5倍長い時間再生することができることになる。歌とビデオファイルがほぼ同じ長さの再生時間を有していると仮定すると、ホスト端末10Aは、ビデオファイルを再生するためにビデオ再生リストへ切り替わる前にオーディオ再生リストからほぼ5つの歌を再生することが可能となる。
その間、ホスト端末10Aは、オーディオファイルとビデオファイルとの再生が交互に行われるとき、静止画像ファイルを表示するように構成することができる。いくつかの実施形態では、ホスト端末10Aは、一方でオーディオファイルの再生と静止画像の表示とを行うステップと、他方でビデオファイルを再生するステップとの間で交互再生と表示とを行うように構成することができる。
システム100Aは、1グループの人々によって選択されたマルチメディアファイルを再生するのに使い勝手のよい、楽しめるメカニズムであって、異なるタイプのマルチメディアファイルを含むメカニズムを提供することができるシステムである。システム100Aは、再生実行機能を提供し、さらに、ホスト端末(場合によっては参加通信端末)が、マルチメディアファイルの再生リストを作成し、調整し、制御し、管理する操作のうちの少なくとも何れかの操作を許可する。実際には、例えば、パーティ参加者は、ホスト端末(パーティのホスト自身の移動端末など)に保持されているマルチメディアファイルを自身の参加通信端末からマルチメディアファイルの再生リストへ追加することができる。再生シーケンス時にパーティ参加者のマルチメディアファイルの順番になると、マルチメディアファイルのコピーがホスト端末へ自動的に送信され、再生される。したがって、パーティ参加者は、他のアクションを何も実行する必要はないことになる。いくつかの実施形態に従って、要求信号及びマルチメディアファイル転送信号が(ブルートゥース(登録商標)接続のようなRFインタフェースなどの)直接無線接続を介してホスト端末と参加通信端末との間で通信されるとき、パーティ参加者はポケット又はハンドバッグの中に自分の参加通信端末を入れておくだけでよいことになる。処理手順の実行の際に、参加者を追加したり、除去したりすることができる。例えば、参加者がブルートゥース(登録商標)の到達範囲から出ると、ユーザのマルチメディアファイルを再生リストから削除したり、下ろしたりすることができる。
ここで図5を参照してわかるように、ホスト端末10A及び参加通信端末10B〜Eを含む、本発明の他の実施形態によるシステム100Bがこの図に示されている。システム100Bは、メディアセンタ130が省かれ、ホスト端末10Aのスピーカ24を介して、マルチメディアファイルの再生リスト156から得られるマルチメディアファイルの再生が行われるという点でシステム100A(図2)とは異なるシステムである。
ここで図6を参照してわかるように、メディアセンタ130及び参加通信端末10B〜Eを含む、本発明の他の実施形態によるシステム100Cがこの図に示されている。システム100Cは、再生リストが確立され、参加通信端末10B〜Eと通信するメディアセンタ130によって再生リストが保持されるという点でシステム100B(図5)とは異なるシステムである。さらに、マルチメディアファイルの再生リスト156から得られるマルチメディアファイルの再生はスピーカ136とメディアセンタ130のビデオ表示画面138とを介して行われる。
ここで図7を参照してわかるように、ホスト端末10A及び参加通信端末10B〜Eを含む本発明の他の実施形態によるシステム100Dがこの図に示されている。システム100Dは、マルチメディアファイルの再生リスト156から得られるマルチメディアファイルの再生が、ホスト端末10Aのスピーカ24を介して、さらに、参加通信端末10B〜Eのそれぞれのスピーカを介するか、参加通信端末10B〜Eと動作可能に接続される(例えば、インイヤ型ステレオヘッドセットなどの)1以上のヘッドセットを経由するかの少なくとも何れかによって、行われるという点でシステム100B(図5)とは異なるシステムである。さらに詳細には、ホスト端末10Aの制御装置30は、上述の場合と同様に個々のマルチメディアファイルを再生し、さらに、同時再生を行うためにマルチメディアファイルを参加通信端末10B〜Eへ送信する操作も行う。したがって、ホスト端末10Aは、参加通信端末10B〜Eから得られるマルチメディアファイル識別子を含むマルチメディアファイルの再生リストを作成し、この再生リストを管理し、必要に応じて、マルチメディアファイルのコピーを適当な参加通信端末10B〜Eから取り出し、マルチメディアファイルのコピーを再生するために参加通信端末10B〜Eへ配信することになる。いくつかの実施形態によれば、マルチメディアファイル転送信号はホスト端末10Aから参加通信端末10B〜Eへ無線で、そして、いくつかの実施形態によれば、ブルートゥース(登録商標)のような直接無線RF接続を介して送信される。いくつかの実施形態によれば、マルチメディアファイルは参加通信端末10B〜Eへストリームされる。ホスト端末10Aは、参加通信端末10B〜Eのうちのどの参加通信端末が再生信号を受信するかをホストが示すことができるように構成してもよく、さらに、マルチメディアファイル識別子を再生リスト156へ発信する権限が参加通信端末10B〜Eのうちのどの参加通信端末によって与えられるかをホストが示すことができるように構成してもよい。そして、これら2つの参加通信端末グループは異なるものであってもよい。
ホスト端末10Aは、ユーザが上述の種々のオプションの中から再生を行うための装置又は装置の組み合わせを選択的に選ぶことを可能にするように構成することができる。例えば、ホスト端末10Aは、ホスト端末10Aのスピーカ24のみを介して、ホスト端末10Aのスピーカ及び参加通信端末10B〜Eのスピーカを介して、参加通信端末10B〜Eのスピーカ及びメディアセンタ130などを介して、再生を行うように構成することができる。参加通信端末10B〜Eのスピーカを介してマルチメディアファイルが再生されるとき、参加通信端末のうちの所定の1人のユーザが当該参加通信端末のスピーカを作動不能にすることができるか、(関連付けられたさらに他のメディアセンタ等などの)他の装置上で再生を行うためにマルチメディアファイルを中継するかの少なくとも何れかを行うことが可能であることは理解できよう。
ホスト端末10Aのさらに他の実施形態によれば、制御装置30は、参加通信端末から得られるマルチメディアファイルのカタログリストを要求するか、頼んでいないのに送りつけられたこのカタログリストを受け入れるかの少なくとも何れかを行うことができる。マルチメディアファイルのカタログリストには、参加通信端末のマルチメディアファイルの各ファイルを示すマルチメディアファイル識別子か、参加者が利用できるようにしたいと望むこのようなすべてのマルチメディアファイルを示すマルチメディアファイル識別子が含まれている。ホスト端末10Aは、その後、ホストが再生リストに追加したいと望むマルチメディアファイルのカタログリストのマルチメディアファイル識別子をホストが選択できるようにすることも可能である。
本明細書に記載のアプリケーションプログラムは、マルチメディアファイル管理モジュール40を含む、種々の機能を実現するプログラムを本発明の複数の実施形態によって例示するものである。他のアプリケーションプログラムと追加のアプリケーションプログラムの少なくとも何れかのプログラムを本発明の実施形態に従って利用できることは理解できよう。
図1は、マルチメディアファイルの管理及び再生を行うために移動端末と他の電子装置との少なくとも何れかにおいて使用できる例示のハードウェア/ソフトウェアのアーキテクチャを例示するものではあるが、本発明がこのような構成のみに限定されるわけではなく、本明細書で説明した処理を実行できる任意の構成を包含することを意図するものであることは理解されよう。例えば、メモリ34は制御装置30から分離したものとして示されてはいるが、メモリ34あるいはその一部は制御装置30の一部であってもよい。さらに一般的に言えば、特定の諸機能が例示として特定のブロックに示されてはいるが、異なるブロックの機能と該機能の一部の少なくとも何れかの組み合わせと、分割と、削除とのうちの少なくとも何れかを行うことも可能である。さらに、本発明の種々の実施形態に従って、図1のハードウェア/ソフトウェアのアーキテクチャの機能を単一のプロセッサシステム又は複数のプロセッサシステムとして実装することも可能である。
本開示のおかげで、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、当業者が多くの改造や変更を行うことが可能である。したがって、当然のことながら、例示された実施例は単に例示を目的として開示されたものであり、この開示が請求項によって規定される本発明を限定すると考えるべきではないしたがって、請求項は文字通りに記載されている要素の組み合わせだけでなく、実質的に同じ結果を得るために、実質的に同じ方法で、実質的に同じ機能を果たす、等価な全ての要素を含むものとして読まれるべきものである。請求項はこのように、上記に具体的に例示したものや記載したもの、概念的に等価なもの、及び本発明の本質的な概念を取り込んだものを含むものと理解されるべきである。

Claims (26)

  1. 通信端末であって、
    通信インタフェースを介して他の通信端末と通信を行う通信モジュールと、
    前記通信モジュールを介して参加通信端末と接続を確立し、再生すべきマルチメディアファイルを示す再生リストを保持し、前記参加通信端末に常駐している参加者のマルチメディアファイルを特定する参加者のマルチメディアファイル識別子を前記参加通信端末から受信し、前記参加者のマルチメディアファイル識別子を再生リストに追加し、少なくとも1つの基準に従って自動的に前記再生リストの優先順位を決定し、その後、再生を行うために前記参加者のマルチメディアファイルを前記参加通信端末から取り出すとともに、前記再生リストによって示される前記マルチメディアファイルの再生を実行する制御装置と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  2. 前記制御装置は、前記マルチメディアファイルの中に含まれているメタデータに基づいて自動的に前記再生リストの優先順位を決定することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記制御装置は、作成された日付、ファイル形式、ファイルサイズ、コンテンツの格付け情報、又は前記再生リスト内のマルチメディアファイルリストに関連づけられたジャンルの比較に基づいて、自動的に前記再生リストの優先順位を決定することを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記制御装置は、前記マルチメディアファイルの速さに基づいて自動的に前記再生リストの優先順位を決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信端末。
  5. 前記制御装置は、前記参加通信端末のユーザの識別子に基づいて自動的に前記再生リストの優先順位を決定することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信端末。
  6. 前記制御装置によってアクセス可能であるとともに、前記参加通信端末の前記ユーザの格付け情報を保存するデータベースをさらに備え、
    前記制御装置は、ユーザにより提示されたマルチメディアファイルの再生に応じて他の通信端末から受信されるフィードバック情報に基づいて、前記参加通信端末の前記ユーザの前記格付け情報を更新することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の通信端末。
  7. 前記制御装置によってアクセス可能であるとともに、マルチメディアファイルの格付け情報を保存するデータベースをさらに備え、
    前記制御装置は、前記マルチメディアファイルの再生に応じて他の通信端末から受信されるフィードバック情報に基づいて、前記マルチメディアファイルの前記格付け情報を更新することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の通信端末。
  8. 前記マルチメディアファイルは、第1のファイル形式で前記参加通信端末から受信され、
    前記制御装置は、前記マルチメディアファイルを第2のファイル形式に変換するともに、前記マルチメディアファイルの再生を前記第2のファイル形式で実行することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の通信端末。
  9. 前記制御装置は、前記マルチメディアファイルが前記マルチメディアファイル識別子に含まれている記述に一致するかどうかを判定するために前記マルチメディアファイルを検査し、前記マルチメディアファイルが前記マルチメディアファイル識別子に一致していなければ、前記マルチメディアファイルを前記再生リストから取り除くことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の通信端末。
  10. 前記再生リストは、第1のタイプのマルチメディアファイルをリストする第1の再生リストを備え、
    前記制御装置は、第1のタイプとは異なる第2のタイプのマルチメディアファイルをリストする第2の再生リストを保持することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の通信端末。
  11. 前記制御装置は、前記第1の再生リストと前記第2の再生リストとから同時にマルチメディアファイルを再生することを特徴とする請求項10に記載の通信端末。
  12. 前記制御装置は、前記第1の再生リストと前記第2の再生リストとから得られるマルチメディアファイルの再生を交互に行うことを特徴とする請求項10に記載の通信端末。
  13. 前記制御装置は、前記通信モジュールを介して複数の参加通信端末と接続を確立し、前記複数の参加通信端末のうちのそれぞれの参加通信端末に常駐しているそれぞれの参加者のマルチメディアファイルに対応する複数の参加者のマルチメディアファイル識別子を前記複数の参加通信端末から受信し、前記参加者のマルチメディアファイル識別子の各々を前記再生リストに追加し、再生を行うために前記参加者のマルチメディアファイルを前記それぞれの参加通信端末の各々から取り出すことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の通信端末。
  14. 前記制御装置は、前記参加者のマルチメディアファイルをストリーミングファイルとして前記参加通信端末から取り出し、実行することを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の通信端末。
  15. 前記制御装置は、前記参加者のマルチメディアファイルを前記参加通信端末から取り出し、前記参加者のマルチメディアファイルを前記通信端末に保存し、その後、前記参加者の保存済みマルチメディアファイルの再生を実行することを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の通信端末。
  16. 前記制御装置は、前記再生リストによって示される前記マルチメディアファイルをメディアセンタにおいて再生するために、再生信号を前記メディアセンタへ送信することを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載の通信端末。
  17. 前記マルチメディアファイルのうちの少なくとも1つのファイルは第1のファイル形式で前記参加通信端末から受信され、
    前記制御装置は、前記マルチメディアファイルを第2のファイル形式に変換し、該第2のファイル形式で前記再生信号を前記メディアセンタへ送信することを特徴とする請求項16に記載の通信端末。
  18. 前記再生信号は、アナログ信号を含むことを特徴とする請求項16又は17に記載の通信端末。
  19. スピーカと表示画面とをさらに備え、
    前記制御装置は、前記再生リストによって示される前記マルチメディアファイルを前記スピーカ及び前記表示画面の少なくとも何れかを用いて再生することを特徴とする請求項1乃至18の何れか1項に記載の通信端末。
  20. 前記制御装置は、前記再生リストによって示される前記マルチメディアファイルを前記少なくとも1つの参加通信端末において再生するために、少なくとも1つの参加通信端末へ再生信号を送信することを特徴とする請求項1乃至19の何れか1項に記載の通信端末。
  21. 前記制御装置は、前記参加通信端末に保存された、利用可能なマルチメディアファイルを示すマルチメディアカタログリストを前記参加通信端末から受信し、前記利用可能なマルチメディアファイルの中から選択するユーザ入力を受信し、選択された前記利用可能なマルチメディアファイルを前記再生リストに追加することを特徴とする請求項1乃至20の何れか1項に記載の通信端末。
  22. 前記制御装置は、前記参加通信端末の前記再生リストを表示するために前記再生リストを表すリスト信号を前記参加通信端末へ送信することを特徴とする請求項1乃至21の何れか1項に記載の通信端末。
  23. 前記通信モジュールは、ダイレクト・ポイント・ツー・ポイント・インタフェースを介して他の通信端末と通信を行い、
    前記制御装置は、前記通信モジュールを介して前記参加通信端末との前記接続を確立し、前記参加者のマルチメディアファイル識別子を前記参加通信端末から受信し、前記ダイレクト・ポイント・ツー・ポイント・インタフェースを介してすべて再生するために、前記参加者のマルチメディアファイルを前記参加通信端末から取り出すことを特徴とする請求項1乃至22の何れか1項に記載の通信端末。
  24. 前記通信モジュールは、短距離通信用送信機を備え、
    前記制御装置は、前記参加通信端末との前記接続を確立し、前記参加者のマルチメディアファイル識別子を前記参加通信端末から受信し、前記短距離通信用送信機を介してすべて再生するために、前記参加者のマルチメディアファイルを前記参加通信端末から取り出すことを特徴とする請求項1乃至23の何れか1項に記載の通信端末。
  25. 前記通信モジュールは、無線通信モジュールを備え、
    前記制御装置は、前記無線通信モジュールを介して前記参加通信端末と無線接続を確立することを特徴とする請求項1乃至24の何れか1項に記載の無線通信端末。
  26. ホストの通信端末を用いてマルチメディア再生リストを提供する方法であって、
    前記ホストの通信端末と参加通信端末との間で接続を確立するステップと、
    再生すべきマルチメディアファイルを示す再生リストを前記ホストの通信端末を用いて保持するステップと、
    前記参加通信端末に保存されている参加者のマルチメディアファイルに対応する参加者のマルチメディアファイル識別子を前記ホストの通信端末において前記参加通信端末から受信するステップと、
    前記参加者のマルチメディアファイル識別子を前記再生リストに追加するステップと、
    少なくとも1つの基準に従って自動的に前記再生リストの優先順位を決定するステップと、
    前記参加者のマルチメディアファイルの再生を行うために前記参加通信端末から取り出し、前記再生リストによって示される前記マルチメディアファイルの再生を実行するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
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