JP2009539506A - 拡大可能なバルーン送達システムを有する内視鏡器具 - Google Patents

拡大可能なバルーン送達システムを有する内視鏡器具 Download PDF

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Abstract

内視鏡用の起上台の握りスロットと協働可能な器具(110)を開示する。器具は、体管内の狭窄部位を拡張させるために内視鏡を通って配置可能な拡大可能なバルーン(112)を含む。器具は、拡大可能なバルーンの周りかつ内視鏡を通って配置可能なカテーテル(120)をさらに含む。カテーテルは、その縦軸線に沿った近位および遠位の部分を含む。少なくとも近位部分は、拡大可能なバルーンを狭窄部位で保護かつ維持する一方でカテーテルを固定するために、近位部分に沿って形成されている分割可能部分を含み、これにより互いに分離可能な第1および第2のセクションが定義される。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、その内容全体が参考として本明細書中に組み込まれている、2006年6月9日出願、題名「拡大可能なバルーン送達システムを有する内視鏡器具(ENDOSCOPIC APPARATUS HAVING AN EXPANDABLE BALLOON DELIVERY SYSTEM)」の米国仮出願第60/812,659号の利益を主張するものである。
本発明は医療装置に関し、より詳細には、バルーンカテーテル送達システムを有する内視鏡器具に関する。
内視鏡装置は、様々な処置、一般的には腹部領域の処置に用いられている。内視鏡検査とは、内視鏡による体内器官、関節または体腔の内部の検査および視察である。内視鏡検査により、医師は身体経路を熟視できる。内視鏡処置は、内臓および身体構造に接近して診察することにより諸症状を診断したり、関節座面の裂傷軟骨を除去するなどの治療および修復を案内することができる。生検、すなわち病理学的試験のための組織採取を含む処置も、内視鏡の案内下で行い得る。たとえば、内視鏡処置には、以下の既知の処置、すなわち、胃内視鏡検査、S字結腸鏡検査および結腸鏡検査、食道胃十二指腸内視鏡検査(EGD)、内視鏡的逆行性胆管膵臓造影法(ERCP)、ならびに気管支鏡検査が含まれる。
近年、内視鏡処置の使用は、胃腸管系または膵臓胆管系で起こる一部の疾患で増加している。内視鏡システムは、しばしば、胆管または膵管のコントラスト造影を含めた診断的手順に使用されている。また、内視鏡は、一般的な胆管および他の箇所に存在する胆石を回収するための手順にも使用されている。
通常、これらの処置は、膵管、胆管、および肝管内で、内視鏡の遠位端を十二指腸乳頭の近傍に配置することによって行う。内視鏡を配置した後、内視鏡の作業チャンネルを介してワイヤーガイドを標的の解剖学的構造に送達する。ワイヤーガイド(または他の医療用具)を内視鏡の作業チャンネル外に誘導するためには、通常、強固な起上台を用いてワイヤーガイドの遠位端を配向または屈折させる。ワイヤーガイドの遠位端を正しく配向した後、ワイヤーガイドを標的の解剖学的構造に挿入する。
手順のこの時点で、カテーテルまたは同様の処置用具を、従来のワイヤーの上部を通るスタイルまたは迅速交換スタイルのどちらかで、ワイヤーガイドの上から標的の解剖学的構造まで通すことができる。標的の解剖学的構造に対するワイヤーガイドの動作を制限するために、ガイドワイヤーの遠位端または近位端を内視鏡に対して固定することができる。
現在の多くの内視鏡システムには、ワイヤーガイドを配向し、ワイヤーガイドの遠位端を固定するために使用する起上台を有する内視鏡が含まれる。そのような内視鏡の多くでは、起上台にはv字型の溝が含まれる。v字型の溝は、通常、ワイヤーガイドを内視鏡に対して中央の位置に誘導するために使用する。v字型の溝を有する起上台は、さらに、ガイドワイヤーの遠位端を固定するために使用する。しかし、膨張可能なバルーンを使用する場合は、バルーンが溝内に引っかかり得る危険性がある。これは望ましくない。さらに、臨床家には、内視鏡手順中に膨張可能なバルーンを正確に配置することが問題となっていた。
2006年6月9日出願、題名「拡大可能なバルーン送達システムを有する内視鏡器具(ENDOSCOPIC APPARATUS HAVING AN EXPANDABLE BALLOON DELIVERY SYSTEM)」、米国仮出願第60/812,659号 2004年12月7日、Takashi Otawara、題名「内視鏡システムおよび医療的処置方法(ENDOSCOPE SYSTEM AND MEDICAL TREATMENT METHOD)」、米国特許第6,827,683号 1981年12月22日発行、題名「引き裂くカニューレ(Tear Apart Cannula)」、Osborne、米国特許第4,306,562号 1985年3月26日発行、題名「引き裂くカニューレ(Tear Apart Cannula)」、Osborne、米国再発行特許第31,855号 1986年4月8日発行、題名「シース(Sheath)」、Timmermans、米国特許第4,581,025号
したがって、膨張可能なバルーンを保護し、狭窄部位を拡張させるために膨張可能なバルーンを展開する際の精度を確実にするためにその位置を維持する内視鏡器具が必要である。
本発明の実施形態は、体管内の狭窄部位を拡張させるための拡大可能なバルーンを保護する外側カテーテルを有する内視鏡器具を提供する。カテーテルは、拡大可能なバルーンの正確な展開を確実にするために、狭窄部位でその位置を維持する。
一実施形態では、本発明は、体管内の狭窄部位を治療するための、内視鏡と協働可能な内視鏡器具を提供する。器具は、体管内の狭窄部位を拡大させるための、内視鏡に通して配置可能な拡大可能なバルーンを含む。器具は、拡大可能なバルーンの周りかつ内視鏡を通って配置可能なカテーテルをさらに含む。カテーテルは、その縦軸線に沿った近位および遠位の部分を含む。少なくとも近位部分は、拡大可能なバルーンを狭窄部位で保護かつ維持する一方でカテーテルを固定するために、近位部分に沿って形成されている分割可能部分を含み、これにより互いに分離可能な第1および第2のセクションが定義される。
別の実施形態では、本発明は、内視鏡システムを提供する。システムは、遠位先端まで伸びる挿入チューブを含み、また、それに可動式で接続された起上台が含まれる。起上台はそれ上に形成されている内側面を有し、これにより握りスロットが定義される。システムは、狭窄部位を拡張させるための、挿入チューブを通って配置可能な拡大可能なバルーンをさらに含む。システムはカテーテルをさらに含み、拡大可能なバルーンがこれを通って配置されている。カテーテルは挿入チューブを通って配置されている。カテーテルは握りスロットと協働可能であり、起上台に対するカテーテルの縦方向の動作を抑制する。カテーテルは、その縦軸線に沿った近位および遠位の部分を含む。少なくとも近位部分は、拡大可能なバルーンを狭窄部位で保護かつ維持する一方でカテーテルを固定するために、縦軸線に沿って形成されている分割可能部分を含み、これにより分割可能部分で互いに分離可能な第1および第2のセクションが定義される。
別の例では、起上台を備えた遠位先端を有する挿入チューブを含む内視鏡を用いて体管内の狭窄部位を治療する方法。本方法は、カテーテルを遠位先端の起上台に隣接した挿入チューブに通して導入するステップを含む。カテーテルは、拡張させるために狭窄部位に送達するために、内部に拡大可能なバルーンが配置されている。カテーテルは、その縦軸線に沿った近位および遠位の部分を含む。少なくとも近位部分は、縦軸線に沿って形成されている分割可能部分を含み、これにより分割可能部分で互いに分離可能な第1および第2のセクションが定義される。本方法は、カテーテルを体管内の狭窄部位に隣接して配置するために起上台を動かすステップと、カテーテルをバルーンに対して縦方向に維持するために第1および第2の部分をカテーテルの近位部分で分離するステップとをさらに含む。本方法は、狭窄部位を治療するために体管内のカテーテルに通してバルーンを展開させるステップをさらに含む。
本発明のさらなる目的、特徴、および利点は、以下の説明および添付の特許請求の範囲を、添付の図面と関連して考慮した場合に、明らかであろう。
本発明の一実施形態に従った内視鏡を含む内視鏡システムの斜視図である。 図1aに示す内視鏡の斜視図である。 本発明の一実施形態に従った内視鏡の遠位先端の立面図である。 本発明の一実施形態に従った内視鏡の遠位先端の拡大図である。 内視鏡の内視鏡挿入部分の遠位先端の、線3−3に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に従った起上台の側面図である。 起上台によって固定されたワイヤーガイドを示す、図1の内視鏡の先端の断面図である。 本発明の一実施形態に従ってカテーテル内に配置されたバルーンを有する内視鏡器具の断面図である。 図6の内視鏡器具の分解組立図である。 バルーンがカテーテルから展開された内視鏡器具の断面図である。
本発明は、一般に、体管内の部位狭窄を治療するための内視鏡器具を提供する。本発明の実施形態は、内視鏡によって体管内の狭窄部位へとバルーンを送達するためのカテーテルを含む。カテーテルはバルーンを内視鏡の起上台から保護する。カテーテルは、膨張可能なバルーンを狭窄部位で保護かつ維持する一方でカテーテルを固定するために、縦軸線に沿って形成されている分割可能部分を含み、これにより分割可能部分で互いに分離可能な第1および第2のセクションが定義される。
図1〜3は、遠位先端を備えた起上台を有する内視鏡を含む内視鏡システムを例示する。この内視鏡システムに関するさらなる詳細は、その全体で参考として本明細書中に組み込まれている、2004年12月7日にTakashi Otawaraに発行された、題名「内視鏡システムおよび医療的処置方法(ENDOSCOPE SYSTEM AND MEDICAL TREATMENT METHOD)」の米国特許第6,827,683号に記載されている。
図1aは、本発明の一実施形態に従った内視鏡11を含む内視鏡システム10を例示する。本実施形態では、内視鏡11は、胃内視鏡検査、S字結腸鏡検査および結腸鏡検査、食道胃十二指腸内視鏡検査(EGD)、内視鏡的逆行性胆管膵臓造影法(ERCP)、ならびに気管支鏡検査を含めた様々な内視鏡手順のために体腔に挿入する挿入チューブ12を含む。示すように、内視鏡11は、それを通して内視鏡ユニットを配置し得る複数のチャンネルポート13を有する挿入チューブ12を含む。一実施形態では、ポートの1つ中に配置された内視鏡ユニットには、先端を有する改善された起上台の一実施形態が含まれ得る。
図1aおよび1bに示すように、内視鏡11には、挿入チューブ12と機械的かつ流体的に連絡している制御システム14がさらに含まれる。制御システム14は、挿入チューブ12およびそれ内に配置された内視鏡部品を制御するように構成されている。示すように、制御システム14には第1および第2の制御ノブ16、18が含まれる。制御ノブ16、18は、挿入チューブ12と機械的に連絡しているように構成されている。制御ノブ16、18は、医師が、既知の手段によって、患者の管腔および腔を通って挿入チューブ12を制御および誘導することを可能にする。制御システム14には、バルブスイッチ(たとえば、吸引バルブ20、空気/水バルブ21、カメラバルブ22)がさらに含まれ、これらのそれぞれが、挿入チューブ12のチャンネルポート13のうちの1つに連絡している。たとえば、吸引バルブスイッチ20は、作動させた際、患者から所望しないプラークおよび壊死細胞片を吸引するための吸引チャンネルポートによる、吸引源からの真空を可能にする。一例では、挿入チューブ12の遠位端を、直腸または経口で、患者内の事前に決定した内視鏡の位置まで挿入する。挿入チューブ12の挿入は、内視鏡手順に応じて直腸または経口であり得る。
本実施形態では、挿入チューブ12は、制御システム14と連結しており、かつメンバー26を保護する挿入部分まで伸びる、操作部分25を含む。制御システム20は操作部分25と連結しており、挿入チューブ12を制御するように構成されている。本実施形態では、挿入チューブ12は、柔軟なチューブ28、柔軟なチューブ28と連結した湾曲部29、および湾曲部29と連結した内視鏡先端30を含めた構成要素からなる。一方の末端にあるユニバーサルコード31は、制御システム20と連結しており、それと連絡している。他方の末端には、コード31にはコネクター18が結合している。コネクター18は、光ガイドチューブおよび電気接点と連絡しており、光源器具32および画像処理器具33(外部装置)と連結している。これらの外部装置には、モニター34、入力キーボード35、吸引ポンプ器具36、および洗浄ボトル37が含まれていてよく、また、他の適切な器具がローラー38を備えたラック39上に設置されている。
図1cおよび2に示すように、先端30の外周表面上に切欠40を形成する。本実施形態では、チャンネル開口部42を切欠40の1つの側に形成し、造影のために対物レンズ44および光源46を切欠40のもう1つの側に配置する。対物レンズ44および光源46はどちらも、チャンネル開口部42に隣接して配置する。先端30は、切欠40の背壁表面50から伸びるノズル48をさらに含む。ノズル48は、レンズ表面を清掃するために、水、空気などの流れを対物レンズ44の外部表面に向かって噴霧することを可能にする。
図1cおよび2は、本発明の一実施形態に従った握りスロット91を含む起上台43をさらに例示する。握りスロットは、医療装置を握るための任意の適切な形状または形態をとり得る。本実施形態では、握りスロット91は、起上台43を通って形成されている握りスロット91を定義する内側面92によって、細長く形成されている。好ましくは、握りスロット91は、医療装置(たとえばカテーテルまたはワイヤーガイド)を受け入れ、内視鏡の操作中に装置を握るために、起上台43を通って中央に形成されている。
図2に示すように、先端30には、ガイドカテーテル52およびガイドカテーテル52を通って配置されているワイヤーガイド56がさらに含まれる。先端30には、ガイドカテーテル52またはワイヤーガイド56を起き上がらせるための、ガイドカテーテルおよび/またはワイヤーガイドを受け入れるように構成されている起上台43がさらに含まれる。以下にさらに詳述するように、起上台43はポリマー材料からなり、握りを強化し、擦れを軽減する目的のために、それを通って形成されている握りスロットを有する。
起上台43は、先端30に枢動可能に結合しており、医療用具を起き上がらせるために、医療用具(たとえばカテーテルまたはワイヤーガイド)を受け入れるように構成されている。図2に示すように、遠位先端は起上台43をチャンネル開口部42内に収納している。起上台43を用いて、カテーテルなどの医療用具を配向する。以下にさらに詳述するように、これは、医療用具を係合して遠位末端から離れるように枢動し、それにより、医療用具の遠位端を、遠位先端から離れるように横方向に動かすことによって達成される。したがって、起上台43は、医療用具の遠位端を内視鏡に対して固定する。すなわち、医療用具を起上台43のスロット91が受け入れる際、起上台43がそこから枢動する場合に医療用具は先端30に対して横方向に動く。
図3は、内視鏡の先端30には先端30の主体としてカフ60が含まれ、カフ60の周囲を覆うスリーブまたはカバー62も含まれることを例示している。示すように、カバー62は、任意の適切なポリマー材料などの非導電性メンバー、たとえば、高密度ポリエチレンまたはポリプロピレンを用いて形成する。本実施形態では、カバー62は、任意の適切な手段、たとえば接着結合によって、カフ60に結合している。カフ60は、医療用具、たとえばワイヤーガイドまたはカテーテルを挿入するための通路として役割を果たす作業チャンネル63に隣接して配置されている。本実施形態では、チャンネル67(図1c)は、処置用具の先端開口部がチャンネル開口部42を通って配置されることができるように、先端30を通って形成されている。
図3は、起上台43と連結した起上台ワイヤー90をさらに例示する。本実施形態では、起上台ワイヤー90は操作部分25に位置し、ガイドチューブ92およびガイドチューブ92と連結したガイドパイプ93を通って伸びる。起上台ワイヤー90は、制御システム14での操作により内視鏡に対する起上台ワイヤー90の動作がもたらされるように、制御システム14と機械的に連絡している。図3は、起上台ワイヤー90を制御システム14で作動させ、起上台ワイヤー90を引っ込めるまたは引きながら起上台43の位置を起上台回転支持体68の周りで動かした際の、起上台43の動作を(影で)示す。
本実施形態では、制御システム14を操作または作動して起上台ワイヤー90を引くまたは引っ込めることによって、起上台43を起上台回転支持体68の周りで動かす。図5に示すように、その結果、ワイヤーガイド56およびカテーテル123が矢印Pの方向に動き、起上台43がカフ60に対して押される。ワイヤーガイド56は軸方向に比較的硬い材料から形成するので、カフ60に対して押された際にまっすぐなままである傾向にあり、図5の矢印Frの方向に反力が生じる。この反力によって、ワイヤーガイド56およびカテーテル123はスロット91に対して圧迫される。さらに、起上台43およびカフ60が互いに圧迫しあう際に、ワイヤーガイドおよびカテーテルが固定される。
別の実施形態では、図4および5は、横行通路102および103がそれを通って形成されている起上台43を例示し、そのそれぞれは、それ上に、それぞれ任意選択の金属スリーブ104および105が配置されている。金属スリーブは、起上台に横行性の強剛性をもたらすように構成されている。起上台43の近位端は、カフ60に備えた起上台回転支持体68の周りを枢動するように結合されている。
起上台43は、好ましくはポリマー材料からなるが、必ずしもそうである必要はない。ポリマー材料には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ポリプロピレン、パーフルオロエラストマー、フルオロエラストマー、ニトリル、ネオプレン、ポリウレタン、シリコン、スチレン−ブタジエン、ゴム、もしくはポリイソブチレン、またはその混合物が含まれ得る。ポリマー材料は、医療装置への裂け、擦り、または剥ぎ取りの危険性を軽減させる一方で医療装置を比較的しっかりと握ることにおいて、起上台を支援する。
図6および7は、体管内の狭窄部位を治療するための内視鏡器具110を例示する。示すように、器具110は、内視鏡の挿入チューブ12を通って配置可能な、膨張可能または拡大可能なバルーン112を含む(上述)。器具110は、内視鏡の作業チャンネルの1つ、たとえば、上述のチャンネル76を通って配置されていてよい。器具110は、好ましくは、体管内の狭窄部位を拡張させるために用いる。
本実施形態では、拡大可能なバルーン112は膨張可能なバルーンカテーテル114の一部である。バルーンカテーテル114は任意の適切なバルーンカテーテルであり得る。この例では、バルーンカテーテル114は胆管バルーンカテーテルである。しかし、バルーンカテーテルは、本発明の範囲または精神から逸脱せずに、拡張バルーンカテーテル、または任意の他の適切なバルーンカテーテルであり得る。
膨張可能なバルーンカテーテル114は、好ましくは任意の適切な材料、たとえばポリマー材料から作製する。たとえば、膨張可能なバルーンカテーテルは、以下の構成要素、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ポリプロピレン、パーフルオロエラストマー、フルオロエラストマー、ニトリル、ネオプレン、ポリウレタン、シリコン、スチレン−ブタジエン、ラテックス、およびポリイソブチレンのうちの少なくとも1つを含み得る。
図6〜8に示すように、器具110は、外側カテーテルまたはシース120をさらに含む。外側カテーテル120は、拡大可能なバルーン112および膨張可能なバルーンカテーテル114を受け入れ、内視鏡の挿入チューブ12を通って配置されるように構成されている。したがって、外側カテーテル120は、挿入チューブ12を通って導入する際に、バルーンカテーテル114を、遠位先端上の起上台からの擦りまたは裂けから保護するために、バルーンカテーテル114の上部を通って配置されている。本実施形態では、外側カテーテル120は、その縦軸線Xに沿って近位および遠位の部分122、123を含む。好ましくは、少なくとも近位部分122は、縦軸線Xに沿って裂けるまたは分割することを可能にする分子構造からなり(分割可能部分は参照番号124に示す)、近位部分122の第1および第2のセクション130、132が定義される。たとえば、外側カテーテル120はPTFEから作製され、引き離した際に裂けるまたは分割し得る。
少なくとも近位部分のそのような分子構造の例は、その内容全体がそれぞれ参考として本明細書中に組み込まれている、1981年12月22日発行、題名「引き裂くカニューレ(Tear Apart Cannula)」、Osborneの米国特許第4,306,562号;1985年3月26日発行、題名「引き裂くカニューレ(Tear Apart Cannula)」、Osborneの米国再発行特許第31,855号;および1986年4月8日発行、題名「シース(Sheath)」、Timmermansの米国特許第4,581,025号中に見つかり得る。
あるいは、少なくとも近位部分は、縦軸線Xに沿って形成された分割可能または弱められた部分からなり、それにより近位部分の第1および第2のセクションが定義される。
分割可能部分124によって、第1および第2のセクション130、132は、分割可能部分124で互いから分離されることができ、これにより、第1および第2のセクション130、132が縦軸線Xに対して「剥離される」ことが可能となる。以下にさらに詳述するように、第1および第2のセクション130、132は、互いから剥離されて、拡大可能なバルーン112を狭窄で保護かつ維持する一方で、外側カテーテル120をバルーンカテーテル114に対して縦方向の位置で固定することができる。本実施形態では、近位および遠位の部分122、123はどちらも、外側カテーテル120の縦軸線Xに沿って実質的に中央を通って刻まれた分割可能部分124を有し、これによりカテーテル140、142の第1および第2の半分が定義される。
本実施形態では、外側カテーテル120は、任意の適切な材料、たとえばポリマー材料から作製されている。たとえば、ポリマー材料は、以下の構成要素、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、パーフルオロエラストマー、フルオロエラストマー、ニトリル、ネオプレン、ポリウレタン、シリコン、ポリテトラフルロエチレン、スチレン−ブタジエン、ゴム、およびポリイソブチレンのうちの少なくとも1つを含み得る。
一例では、本発明は、体管内の狭窄部位を治療する方法を提供する。この例では、上述の起上台および内視鏡システムの使用の準備をする。内視鏡の準備が完了した後、その挿入チューブ12を、好ましくは経口で、体管内、例えば胆嚢の狭窄部位、の近隣に導入する。遠位先端の起上台を狭窄部位の近位に隣接して配置する。
この例では、その後、ワイヤーガイド、たとえばカテーテルの上部を通って体管内の拡張させる位置に装置を配置するために、ワイヤーガイドを挿入チューブに通して配置する。これは、ワイヤーガイドを内視鏡のチャンネルポートに通して挿入することによって達成し得る。ワイヤーガイドが遠位先端の起上台を越えて狭窄部位に対して近位の位置に配置されるように、ワイヤーガイドを挿入チューブに通す作業を行う。
本方法は、外側カテーテルを、ワイヤーガイドの上部を通り、挿入チューブを通って導入するステップをさらに含む。これは、外側カテーテルをチャンネルポートに通して挿入することによって達成される。カテーテルの遠位部分が遠位先端の起上台に隣接して配置されるように、カテーテルをワイヤーガイドの上部に通して挿入チューブに通す作業を行う。その後、起上台を操作して、カテーテルを体管内の狭窄部位の近隣に配置する。ここで、カテーテルは、拡大可能なバルーンを展開するために望ましい縦方向の部分で配置される。その後、ワイヤーガイドを器具から取り除く。
この例では、拡大可能なバルーンを有する膨張可能なカテーテルを外側カテーテルに通す。拡大可能なバルーンは起上台を越えて通し、外側カテーテルによって保護されている。バルーンは、展開するためにカテーテルの遠位部分に隣接して配置される。
上述のように、本実施形態では、外側カテーテルはここで、拡張させるために狭窄部位に送達する内部に拡大可能なバルーンが外側カテーテルの遠位部分で配置されている、膨張可能なカテーテルを含む。記載したように、外側カテーテルは、その縦軸線に沿った近位および遠位の部分を含む。ここで、近位部分は、縦軸線に沿って形成されている分割可能部分を含み、これにより分割可能部分で互いに分離可能な第1および第2のセクションが定義される。手順中に臨床家が比較的容易に第1および第2のセクションを分離し得るように、分割可能部分は外側カテーテル上に形成されている。この例では、分割可能部分は外側カテーテルの縦軸線に沿って中央に刻まれており、これにより第1および第2の半分が定義される。
本方法は、外側カテーテルをバルーンに対して縦方向に維持するために、第1および第2の部分を外側カテーテルの近位部分で分離するステップをさらに含む。これは、外側カテーテルの近位部分で開始し、第1および第2の半分を互いから「剥離する」ことによって達成し得る。すなわち、分割可能部分が遠位方向に裂けて、2つの半分が近位部分で分離される。外側カテーテルを所望の縦方向の位置で維持するため。剥離点が、外側カテーテルがそれを通って配置されている内視鏡ポートに隣接するまで、剥離を続ける。ここで、外側カテーテルは遠位方向に動くことができなくなり、したがって、臨床家が外側カテーテルを持ってその近位動作を防ぐ場合に、その縦方向の位置が維持される。本方法は、狭窄部位を治療するために、体管内でバルーンを外側カテーテルに通して展開するステップをさらに含む。
本発明を好ましい実施形態に関して記載したが、当業者が、特に前述の教示にかんがみて変更を行い得るので、本発明はそれに限定されないことは、もちろん理解されよう。

Claims (20)

  1. 体管内の狭窄部位を拡張させるために内視鏡を通って配置可能な拡大可能なバルーン;および
    拡大可能なバルーンの周りに配置可能であり、かつカテーテルを狭窄部位で固定するために起上台の握りスロットと協働可能なカテーテルであり、カテーテルはその縦軸線に沿った近位および遠位の部分を含み、少なくとも近位部分は、それに沿って形成されている分割可能部分を含み、これにより、拡大可能なバルーンを狭窄部位で保護かつ維持するために、分割可能部分によって互いに分離可能な第1および第2のセクションが定義されるカテーテル
    を含む、内視鏡用の起上台の握りスロットと協働可能な器具。
  2. 遠位部分が遠位の分割可能部分を含む、請求項1に記載の器具。
  3. 分割可能部分がポリテトラフルオロエチレンからなり、これにより第1および第2のセクションが定義される、請求項1に記載の器具。
  4. 前記分割可能部分が、引き離した際に裂けることが可能なように構成されている分子構造からなり、これにより第1および第2のセクションが定義される、請求項1に記載の器具。
  5. 拡大可能なバルーンが拡張バルーンカテーテルである、請求項1に記載の器具。
  6. 拡大可能なバルーンが、以下の構成要素、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、パーフルオロエラストマー、フルオロエラストマー、ニトリル、ネオプレン、ポリウレタン、シリコン、ポリテトラフルロエチレン、スチレン−ブタジエン、ゴム、およびポリイソブチレンのうちの少なくとも1つを含むポリマー材料から作製される、請求項1に記載の器具。
  7. カテーテルが、以下の構成要素、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、パーフルオロエラストマー、フルオロエラストマー、ニトリル、ネオプレン、ポリウレタン、シリコン、ポリテトラフルロエチレン、スチレン−ブタジエン、ゴム、およびポリイソブチレンのうちの少なくとも1つを含むポリマー材料から作製される、請求項1に記載の器具。
  8. 遠位先端まで伸び、それに可動式で接続された起上台が含まれる挿入チューブであって、起上台はそれ上に形成されている内側面を有し、これにより握りスロットが定義される挿入チューブ;
    狭窄部位を拡張させるための、挿入チューブを通って配置可能な拡大可能なバルーン;および
    拡大可能なバルーンがそれを通って配置されているカテーテルであって、カテーテルは挿入チューブを通って配置されており、カテーテルは起上台に対するカテーテルの縦方向の動作を抑制するために握りスロットと協働可能であり、カテーテルはその縦軸線に沿った近位および遠位の部分を含み、少なくとも近位部分は、拡大可能なバルーンを狭窄部位で保護かつ維持する一方でカテーテルを固定するために、縦軸線に沿って形成されている分割可能部分を含み、これにより分割可能部分で互いに分離可能な第1および第2のセクションが定義されるカテーテル
    を含む内視鏡システム。
  9. 遠位部分が分割可能部分を含む、請求項8に記載の器具。
  10. 分割可能部分が、カテーテルの長手方向軸線に沿って中央に形成された弱められた部分であり、これにより第1および第2のセクションがそれぞれ第1および第2の半分として定義される、請求項9に記載の器具。
  11. 分割可能部分が、カテーテルの長手方向軸線に沿って中央に形成された弱められた部分であり、これにより第1および第2のセクションがそれぞれ第1および第2の半分として定義される、請求項8に記載の器具。
  12. 拡大可能なバルーンが、迅速交換バルーンカテーテル、ワイヤーの上部を通るバルーンカテーテル、高圧バルーンカテーテル、固定ワイヤーカテーテル、電気生理学的アブレーションカテーテル、複数ルーメンバルーンカテーテル、閉塞バルーンカテーテル、二重バルーンカテーテル、単一バルーンカテーテル、子宮内到達バルーンカテーテル、血管形成術バルーンカテーテル、拡張バルーンカテーテル、尿道拡張バルーンカテーテル、食道バルーンカテーテル、内視鏡的狭窄形成術胆管バルーンカテーテル、経皮狭窄形成術胆管バルーンカテーテル、使い捨てバルーンカテーテル、子宮卵管造影図(HSG)バルーンカテーテル、およびステント送達バルーンカテーテルの1つである拡大可能なバルーンカテーテルである、請求項8に記載の器具。
  13. 拡大可能なバルーンが、以下の構成要素、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、パーフルオロエラストマー、フルオロエラストマー、ニトリル、ネオプレン、ポリウレタン、シリコン、ポリテトラフルロエチレン、スチレン−ブタジエン、ゴム、およびポリイソブチレンのうちの少なくとも1つを含むポリマー材料から作製される、請求項8に記載の器具。
  14. カテーテルが、以下の構成要素、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、パーフルオロエラストマー、フルオロエラストマー、ニトリル、ネオプレン、ポリウレタン、シリコン、ポリテトラフルロエチレン、スチレン−ブタジエン、ゴム、およびポリイソブチレンのうちの少なくとも1つを含むポリマー材料から作製される、請求項8に記載の器具。
  15. カテーテルを、遠位先端の起上台に隣接した挿入チューブに通して導入するステップであって、カテーテルは、拡張させるために狭窄部位に送達するために、内部に拡大可能なバルーンが配置されており、カテーテルはその縦軸線に沿った近位および遠位の部分を含み、少なくとも近位部分は、縦軸線に沿って形成されている分割可能部分を含み、これにより分割可能部分で互いに分離可能な第1および第2のセクションが定義されるステップと;
    カテーテルを体管内の狭窄に隣接して配置するために起上台を動かすステップと;
    カテーテルをバルーンに対して縦方向に維持するために第1および第2の部分をカテーテルの近位部分で分離するステップと;
    狭窄部位を治療するために体管内のカテーテルに通してバルーンを展開させるステップと
    を含む、起上台を備えた遠位先端を有する挿入チューブを含む内視鏡を用いて体管内の狭窄部位を治療する方法。
  16. 遠位部分が分割可能部分を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 分割可能部分がカテーテルの縦軸線に沿って中央に形成されており、これにより第1および第2のセクションがそれぞれ第1および第2の半分として定義される、請求項16に記載の方法。
  18. 分割可能部分がカテーテルの縦軸線に沿って中央に形成されており、これにより第1および第2のセクションがそれぞれ第1および第2の半分として定義される、請求項15に記載の方法。
  19. 拡大可能なバルーンが、以下の構成要素、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、パーフルオロエラストマー、フルオロエラストマー、ニトリル、ネオプレン、ポリウレタン、シリコン、ポリテトラフルロエチレン、スチレン−ブタジエン、ゴム、およびポリイソブチレンのうちの少なくとも1つを含むポリマー材料から作製される、請求項15に記載の方法。
  20. カテーテルが、以下の構成要素、すなわち、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、パーフルオロエラストマー、フルオロエラストマー、ニトリル、ネオプレン、ポリウレタン、シリコン、ポリテトラフルロエチレン、スチレン−ブタジエン、ゴム、およびポリイソブチレンのうちの少なくとも1つを含むポリマー材料から作製される、請求項15に記載の方法。
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