JP2009537100A - 分散を検出するための方法およびデバイス、ならびに光信号伝送システム - Google Patents

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Abstract

分散検出の方法およびデバイスが複雑な構成を有し、小さな分散に対して敏感でないという先行技術における欠点を、分散検出方法は改善することができる。前記方法は、受信された光信号から、予め設定された帯域幅の範囲中の信号を得るステップと、前記予め設定された帯域幅の範囲中の信号に対してコンピュータ処理を実行して、電力の計算値を得るステップと、電力の計算値とシステムの分散値との間の対応する関係にしたがって、システムの分散値を引き出すステップとを有する。さらに、分散検出デバイスを提供する。前記デバイスは、光電フィルタリング計算ユニットと、処理ユニットとを含み、前記光電フィルタリング計算ユニットの出力端子は、前記処理ユニットの入力端子に接続されている。

Description

優先権の主張
本出願は、2006年5月13日に中国特許庁に出願された、“分散検出のための方法およびデバイス”と題する、中国特許出願第200610080030.3号の利益を主張し、その内容は、全体として、参照によりここに組み込まれている。
発明の分野
本発明は、光伝送の分野に関し、特に、適応分散補償システムにおいて分散を検出するための方法およびデバイスに関する。
発明の背景
光ファイバ中で伝送される信号の、さまざまな周波数成分またはさまざまなモード成分は、異なる伝送速度を有し、結果として、信号の波形歪みを生じる。このような現象は、分散と呼ばれている。分散が光伝送に与える影響により、データパルス間でシンボル間干渉が生じる。それゆえに、システムの伝送性能を保証するためには、分散補償が必要である。約40Gb/sの速度の高速光伝送システムまたはダイナミックに構成されることが望まれる光伝送ネットワークに対して、適応的に調整可能な分散補償の解法が必要である。適応分散補償システムを実現するためには、分散検出およびフィードバック制御の、メカニズムが必要である。
現在、主として、調整可能な分散補償の3つの解法がある。すなわち、調整可能なチャープ光ファイバブラッググレーティングに基づく分散補償と、伝送側における、歪み前に基づく分散補償と、受信側における平衡に基づく分散補償である。
上記の分散補償システムにおける分散検出の3つの解法は、主として次のように説明される。
解法1において、分散量は、クロック信号間の位相差の比較により決定される。
図1を参照すると、光波技術ジャーナル(JTL)、第20巻、第12号の、“側波帯光フィルタリングとクロック位相シフト検出とを使用する色分散監視技術”と題する文書において開示された分散検出方法が示されている。この方法において、受信側における光電変換の前に、信号スペクトル上の、残留側波帯上方(VSB−U)信号または残留側波帯下方(VSB−L)信号は、光フィルタ101によりフィルタアウトされ、次に、光電コンバータ102により、光電変換が、VSB−U信号またはVSB−L信号に対して実行される。クロック信号が、クロック回復ユニット103により抽出され、側波帯信号の位相情報が明らかにされる。続いて、それぞれ側波帯信号とベースバンド信号とに対応する2つのクロック信号間の位相差の比較により、分散量が決定される。
この解法は、高速光電変換および処理構成の2つのセットを必要とし、構成において複雑である。さらに、周期的な繰り返しが、クロック位相差に対して起こり、それゆえに、1つのクロックサイクルの範囲までに対応する分散量だけしか測定できず、測定可能な分散量の範囲は制限される。
解法2において、伝送信号に、高調波検出信号が加えられ、高調波検出信号は、受信側において光電変換後に抽出され、受信側における高調波検出信号の強度により、システムの分散量が決定される。
図2を参照すると、WH4、OFC2001において開示された、単一の帯域内副搬送波トーンを使用する、分散の監視および補償の解法が示されている。この解法において、伝送ラインに伝送される信号に対して、変調器により高調波検出信号が加えられ、受信側における、光信号の光電変換後に、高調波検出信号のスペクトル電力が電気フィルタにより分離され、電力量の減少にしたがって、システムの分散量が決定される。
この方法においては、伝送側に追加の同調デバイスを加えることが必要であり、これにより、システムの複雑性が増大する。
解法3において、光信号は、電気信号に変換され、電力スペクトルにおける分散の第1の極小点の変化を検出することにより、システムの分散量が決定される。
分散検出の解法は、米国特許番号US6487352中に開示されている。図3中で示したように、この検出の解法の構成は、次の通りである。光信号の光電変換後に、信号は、いくつかのRF狭帯域フィルタによりフィルタリングされ、いくつかの狭帯域スペクトル成分の解析により、システムの分散量の値が決定される。この解法において、2乗受信機の電力スペクトルの、コサイン展開の次数と、信号の分散量との間の対応関係が利用される。ここで、図3中の参照番号は、それぞれ次の通りである。300は入力光信号を表し、301は光電コンバータを表し、302は調整可能な増幅器を表し、303はバンドパスフィルタを表し、304は調整可能な増幅器を表し、305はバンドパスフィルタを表し、306は2乗検出器を表し、307はローパスフィルタを表し、308はA/Dコンバータを表し、309はデジタル信号プロセッサを表し、310は分散制御信号を表す。
上記の特許において、電力スペクトルに対する高密度サンプリングにより、電力スペクトルの、波の谷の位置がサーチされ、波の谷の位置の、オフセット方向とオフセット量とにより、信号の分散量が決定される。波の谷の位置を正確に位置付けるためには、高密度のサンプリングが必要であり、それにより、検出システムの構成が複雑になり、検出システムのコストを増加させる。さらに、高速システムにおいては、信号の分散量からの小さな変化でさえも、検出および補償することを必要とする。しかしながら、波の谷の位置の変化は、分散量における小さな変化に対して敏感ではなく、それにより、高速システムにおけるこの解法の適用が制限される。さらに、この解法では、各フィルタの出力における電力を増幅させることが必要であり、それにより、システムの電力消費が増加する。
本発明の目的は、先行技術における、複雑であり、小さな分散に対して敏感でない、分散を検出する方法およびデバイスの短所を克服することである。本発明は、検出方法およびデバイスを提供し、検出方法およびデバイスは、簡単な構成を有する適応分散補償システムと、光信号伝送システムとに対して使用される。
本発明において提供される、分散を検出する方法は、次のステップを含む。
受信された光信号から、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号を取得すること。
予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する演算により、電力の演算された値を取得すること。
電力の演算された値と、システムの分散量との間の対応関係から、システムの分散量を取得すること。
本発明において提供される、分散を検出するデバイスは、光電フィルタ演算ユニットと、処理ユニットとを含む。
光電フィルタ演算ユニットは、受信された光信号に基づいて、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号を取得し、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する演算により、電力の演算された値を取得するように適合されている。
処理ユニットは、電力の演算された値と、システムの分散量との間の対応関係により、システムの分散量を取得するように適合されている。
本発明において提供される光信号伝送システムは、光ファイバパスにおいて直列に接続されている、調整可能な分散補償モジュールおよび光分割モジュールと、光分割モジュールから検出光を取得し、システムの分散量を検出するように適合されている分散検出モジュールと、調整可能な分散補償モジュールと分散検出モジュールとの間に直列に接続されている制御モジュールとを含んでいる。分散検出モジュールは、光電フィルタ演算ユニットと処理ユニットとを含んでいる。
光電フィルタ演算ユニットは、受信された光信号に基づいて、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号を取得し、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する演算により、電力の演算された値を取得するように適合されている。
処理ユニットは、電力の演算された値と、システムの分散量との間の対応関係により、システムの分散量を取得するように適合されている。
本発明は次のような利点を有する。
1.先行技術における解法1と比較して、本発明における分散検出および補償のシステムは、複雑で高価なクロック回復ユニットがない。
2.先行技術における解法2と比較して、本発明においては、追加の検出光を伝送側において追加する必要がなく、それにより、帯域幅リソースが節約され、検出光の、信号光に与える影響が回避される。
3.先行技術における解法3と比較して、本発明においては、総電力または平均電力を監視することが望まれる。それらを取得する方法は、簡単で、ユニークであり、実際的なシステムアプリケーションにおいて、より実行可能である。
4.本発明は、不変のリンクを有するシナリオに対してだけでなく、可変のリンクを有するシナリオに対しても適用可能である。
5.本発明において、平均電力または総電力は、ある帯域幅の範囲内で計算され、それゆえに、小さな分散に対して比較的敏感である。
図1は、先行技術における、クロック信号間の位相差の比較により、分散を検出するデバイスの概略構造図である。 図2は、先行技術における、高調波検出信号により分散を検出するデバイスの概略構造図である。 図3は、先行技術における、電力スペクトル中の分散の第1の極小点の変化を検出することにより、分散を検出するデバイスの概略構造図である。 図4は、スペクトル強度が正規化されている、電気信号の振幅−周波数特性曲線を図示する概略図であり、電気信号は、光ファイバ上で伝送された光信号パルスの2乗検出から取得される。 図5は、本発明の実施形態にしたがった、分散を検出する方法のフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態にしたがった、分散を検出するデバイスの構造図である。 図7aは、本発明にしたがった、積分器が演算モジュール中で用いられている、分散を検出するデバイスの構造図である。 図7bは、本発明にしたがった、平均電力計算モジュールが演算モジュール中で用いられている、分散を検出するデバイスの構造図である。 図7cは、本発明にしたがった、電力比計算モジュールが演算モジュール中で用いられている、分散を検出するデバイスの構造図である。 図8は、本発明の別の実施形態にしたがった、分散を検出するデバイスの構造図である。 図9は、本発明において提供される光電フィルタ演算ユニットの構造を示す図である。 図10は、本発明の実施形態にしたがって、伝送側およびラインに適用可能な、分散を検出するデバイスを用いる、適応補償システムの構造図である。 図11は、本発明の実施形態にしたがった、受信側に適用可能な、分散を検出するデバイスを用いる、適応補償システムの構造図である。 図12は、電力スペクトル密度のシミュレーション結果を示す図である。
実施形態の詳細な説明
添付図面に関連して本発明の好ましい実施形態を以下で記述する。
単一周波数のレイズドコサイン信号を例にとることにより、本発明の原理を最初に説明する。
信号I=I0(1+mcos(2πft))、m<<1を仮定する。ここで、I0は、信号の平均電力を表し、mは、変調度を表す。2乗検出後に出力される電力スペクトル密度は、If=I0m|cos(πλ2r2/c)|であり、ここでλは、搬送波の波長を表し、Drは、伝送システムの分散を表し、cは、真空における光の速度を表す。
分散の第1の極値点は、分散のシステムインパルス応答スペクトルにおける第1の零点を示し、分散の第2の極値点は、分散のシステムインパルス応答スペクトルにおける第2の零点を示す、等々である。分散の第1の極値点に対応する周波数点Fは、計算することにより取得され、ここでF=(c/2Drλ21/2である。システムの分散Drが増加するとき、分散の第1の極小点Fに対応する周波数の値は減少し、システムの分散Drが減少するとき、分散の第1の極小点Fに対応する周波数の値は増加することが、分散の第1の極値点Fと、システムの分散Drとの間の対応関係から理解できる。
スペクトル強度If=I0m|cos(πλ2r2/c)|に関して、選択された帯域幅の範囲において合計を計算してもよく、選択された帯域幅の範囲における、総電力とシステムの分散Drとの間の関係を、上のスペクトル強度の式から取得してもよい。総電力と、システムの分散Drとの間には、1対1の対応関係が存在する。システムの分散Drが増加するとき、総電力は減少し、Drが減少するとき、総電力は増加する。
図4を参照すると、図4は、スペクトル強度が正規化されている、電気信号の振幅−周波数特性曲線を図示する概略図である。図4において、電気信号は、光ファイバ上で伝送された光信号パルスの2乗検出から取得される。スペクトル強度の分散の第1の極小点は、Fに位置している(分散の第2の極小点と他の極小点は、示していない)。分散の影響のために、この振幅−周波数特性は、分散のない理想的な振幅−周波数特性と異なる。システムの分散が一定である場合、Fの位置は固定される。さもなければ、Fの位置は、システムの分散とともに変化する。信号の分散が増加するとき、分散の第1の極小点は、周波数点Fから、図4中の周波数点F’により示されるような、より低い周波数の方にシフトする。信号の分散が減少するとき、分散の第1の極小点Fは、図4中の周波数点F”により示されるような、より高い周波数の方にシフトする。スペクトル密度における変化により、アークMNは、M’N’またはM”N”の方に移動し、したがって、文字M、N、PおよびQにより囲まれるエリアにおける総電力が変化する。すなわち、システムの分散Drが増加するとき、文字M、N、PおよびQにより囲まれるエリアにおける総電力は減少し、システムの分散Drが減少するとき、文字M、N、PおよびQにより囲まれるエリアにおける総電力は増加する。
スペクトル強度If=I0m|cos(πλ2r2/c)|に関して、選択された帯域幅の範囲において平均値が計算される場合、選択された帯域幅の範囲における平均電力とシステムの分散Drとの間の関係を、上のスペクトル強度の式から取得してもよい。平均電力とシステムの分散Drとの間には、1対1の対応関係が存在する。システムの分散Drが増加するとき、平均電力は減少し、Drが減少するとき、平均電力は増加する。
非線形性を防ぐために、ローカル分散と、システムの分散との両方が、ゼロでなくてもよい。さもなければ、分散の第1の極小点は存在しないか、または分散の第1の極小点は、無限の距離にある。標準の、システムの分散がDrs≠0である場合、分散の標準の第1の極小点は、実システムにおいて存在することが保証され、分散の実の第1の極小点は、分散の標準の第1の極小点あたりで、システムの分散により変化する。
標準分散がDrsである場合、対応する正規化された強度曲線は、図4中の一点鎖線として示される。システムの実の分散がDrであると仮定すると、DrはDrl≦Dr≦Drhを満たす。分散がDrlである場合、対応する正規化された強度曲線は、図4中の点線として示される。分散がDrhである場合、対応する正規化された強度曲線は、図4中の実線示される。
本発明において、周波数点PおよびQに対応する上方および下方の境界を有する、帯域幅の範囲Δf1内の信号の電力を測定することにより、システムの分散量が決定される。帯域幅の範囲Δf1内の、総電力または平均電力と、システムの分散量との間の対応関係により、システムの分散量が取得され、システムの分散補償量が、システムの分散量と、標準分散量との間の差の計算から取得され、次に、システムにおける分散補償に対する制御量が、システムの特定の分散補償解法にしたがって取得され、その結果、分散補償がシステムに対して実行される。
図5を参照すると、本発明の実施形態にしたがった、分散を検出する方法は、次のステップを含む。
ステップ201において、電気信号が、光信号の光電変換により取得される。実施形態において、強度の変調されたレイズドコサインパルスを例にとり、光パルスの強度がI=I0(1+mcos(2πft))、m<<1であると仮定する。ここで、I0は、パルスの平均電力を表し、mは、変調度を表す。光電変換における2乗検出後に出力される電力スペクトルは、If=I0m|cos(πλ2r2/c)|として表され、ここでλは、搬送波の波長を表し、Drは、伝送システムの分散を表し、cは、真空における光の速度を表す。
実施形態において、強度変調が、光変調のアプローチとして使用される。位相変調や、周波数変調や、分極変調のような、他の変調アプローチを使用してもよい。
ステップ202において、帯域幅の範囲であるΔf1が選択され、上方の周波数値Pが電気信号の電力スペクトル密度の分散の第1の極小点に対応する周波数値よりも低く、分散の変化に対して電力が最も敏感になるような周波数値に、下方の周波数値Qが選択されるという原理の下で、帯域幅の範囲の、上方および下方の周波数の境界が選択され、最適点における周波数値は0である。
実際には、点Pと点Fとの間の周波数差よりも小さいガードバンドΔf2が設定されてもよい。Pの周波数点は、より高い周波数を有するFの側に移ることなく、できるだけ小さいという原理の下で、Δf2が選択される。
ステップ203において、取得された電力信号をフィルタリングすることにより、帯域幅の範囲であるΔf1内にあり、QおよびPの、上方および下方の周波数の境界を有する電力スペクトルが分離され、その結果、バンドパスまたはローパス信号が取得される。
上のステップ201は、ステップ203後に実行されてもよく、言い換えれば、最初に、光バンドパスフィルタにより光信号をフィルタリングすることにより、帯域幅の範囲であるΔf1を有する光信号が取得され、次に、フィルタリングされた光信号に対する光電変換により、電気信号が取得される。実施形態において、電気信号は、電力信号である。
ステップ204において、フィルタによる分離を通して取得された、バンドパスまたはローパスフィルタ信号が合計され、それにより、QおよびPの、上方および下方の周波数の境界と、Δf1の帯域幅の範囲とを有する、信号の総電力が取得される。
ステップ205において、システムの分散量が、総電力とシステムの分散量との間の対応関係に基づいて取得される。
取得された総電力と、システムの分散量との間には、固定の対応関係があり、If=I0m|cos(πλ2r2/c)|から、固定の対応関係を導き出してもよい。それゆえに、総電力の検出により、システムの分散量を取得してもよい。さらに、取得された総電力を、分散補償量および制御の量に変換してもよく、分散補償量および制御の量は、分散を補償するために、分散補償システムの制御の量として使用される。
構成において、総電力と、分散量と、分散補償量と、分散補償の制御量との間の関係を、RAMのような記憶デバイス中に記憶されるルックアップテーブルに組み込んでもよい。実際には、分散補償の制御量を取得するために、このルックアップテーブルをリアルタイムで呼び出し、そして、この分散補償の制御量を制御モジュールに対して入力し、分散補償モジュールを制御して、対応する分散補償量を発生させてもよい。
ルックアップテーブルを呼び出す前に、総電力のアナログ信号をデジタル信号に変換してもよく、デジタル信号は、ルックアップテーブル中の対応する分散補償の制御量をサーチするためのインデックスとして使用される。表1を参照すると、表1は、ルックアップテーブルの例を示す。
Figure 2009537100
上の表におけるデータを取得するために、次の実験条件が含まれている。
40Gbit/sのガウスパルスシーケンスが使用され、パルスの半波高全幅値(FWHM)は、6.25psであり、入力信号のピーク電力は、10dBmであり、システムの標準分散は、42ps/nmであり、分散の第1の極小点は、36.8GHzにおけるものであり、P=36GHz、Q=0GHzである。A/Dコンバータの出力電力は、帯域幅内の総電力である。
図12を参照すると、図12は、実験条件として使用される上のデータを有する、電力スペクトル密度のシミュレーション結果を図示する図を示す。ここで曲線1は、源信号の電力スペクトル密度を表し、一方、曲線2は、分散が55ps/nmであるというケースにおける、信号の電力スペクトル密度を表し、曲線3は、分散が41.6ps/nmであるというケースにおける、信号の電力スペクトル密度を表す。
分散補償の制御量は、特定の分散補償技術に左右される。上のデータは、分散補償ファイバ(DCF)により発生される。
リンクが不変であるケースにおいて、固有の標準分散がある。ステップ205において、ルックアップテーブルを呼び出す前に、電力のアナログ信号をデジタル信号に変換しなくてもよく、代わりに、ルックアップテーブルを直接サーチしてもよい。表2を参照すると、ルックアップテーブルは、表1をサーチする1対1のアプローチの代わりに、複数対1のアプローチにおいてサーチされる。
Figure 2009537100
上記の実施形態において、周波数点PおよびQに対応する上方および下方の境界を有する帯域幅の範囲であるΔf1内の、信号の総電力における変化を測定することにより、システムの分散量が決定される。さらに、平均電力における変化を計算することにより、システムの分散量を決定してもよく、他のステップは、上記の実施形態におけるステップと実質的に同じであり、したがって、ここでは詳細に記述しない。
上記の実施形態は、システムにおける非線形性の影響を無視してもよいケースに適している。システムにおける非線形性の影響が比較的重大である場合、非線形性の影響の影響力を低減させるために、最初に、選択された帯域幅の範囲内の総電力(または平均電力)が、上記の実施形態にしたがって計算され、次に、非線形感度領域内の別の総電力(または平均電力)が計算される。ここで非線形感度領域の上方周波数境界は、非線形感度領域が属する、選択された帯域幅の範囲の下方周波数境界よりも小さい。非線形感度領域は、より低い周波数領域に位置していることから、下方の周波数点は、0におけるものである。2つの領域の、総電力または平均電力の比が取得される。比はまた、システムの分散量と1対1の対応関係を有しており、それゆえに、比により、システムの分散量を取得し、分散補償システムの制御量としてこのシステムの分散量を使用してもよい。後続のステップは、ステップ205と同じであり、したがって、ここでは詳細に記述しない。
本発明の方法の別の実施形態において、最初に、予め定められた帯域幅の範囲内で光信号を選択してもよい。予め定められた帯域幅の範囲の上方境界は、電力スペクトル密度の分散の第1の極小点に対応する周波数の値より小さく、予め定められた帯域幅の範囲における光信号の光電変換により、電気信号が取得される。電気信号に対するさらなる処理を、図5中で示した実施形態に関連して実行してもよい。さらに、本発明において提供される、分散を検出するデバイスの実施形態を図6中で示す。分散を検出するデバイスは、光電フィルタ演算ユニット61と、A/Dコンバータ62と、処理ユニット63とを含んでいる。
光電フィルタ演算ユニット61は、選択された帯域幅の範囲中の電気信号を分離し、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する演算により、電力の演算された値を取得し、光信号を電気信号に変換するように適合されている。
A/Dコンバータ62は、アナログ信号をデジタル信号に変換するように適合されている。
処理ユニット63は、電力の演算された値と、システムの分散量との間の対応関係により、システムの分散量を取得し、システムの分散補償量と、システムの分散補償の制御量とをさらに取得するように適合されている。
光電フィルタ演算ユニット61の出力から出力された電気信号64は、A/Dコンバータ62の入力に入力され、A/Dコンバータ62の出力から出力されたデジタル信号65は、処理ユニット63の入力に入力される。
図7aを参照すると、光電フィルタ演算ユニットは、光電変換モジュール71と、フィルタ72と、演算モジュールとを含んでいる。実施形態において、演算モジュールは、周波数積分器73であり、処理ユニットは、総電力ルックアップモジュール74である。
cの光搬送波を有する光信号が光電変換モジュール71に入力されて、電気信号81が取得される。次に、帯域幅の範囲であるΔf1内にあり、QおよびPの、上方および下方の周波数の境界を有する電力スペクトルが、フィルタ72により分離されて、バンドパスまたはローパス信号82が取得される。バンドパスまたはローパス信号82は、次に、周波数積分器73に入力される。QおよびPの、上方および下方の周波数の境界を有し、Δf1の帯域幅の範囲を有する信号の総電力を示す、総電力のアナログ信号83が、周波数積分器73から出力される。A/Dコンバータ62により、総電力のアナログ信号83は、総電力のデジタル信号84に変換され、総電力のデジタル信号84は、総電力ルックアップモジュール74中の対応するシステムの分散量をサーチするためのインデックスとして使用され、その結果、システムの分散補償量およびシステムの分散補償の制御量66が取得される。ルックアップテーブルの例を表1中で示す。光電変換モジュール71は、PINトランジスタまたは他の光電検出デバイスにより実現してもよい。検出されたエネルギーと、信号の分散量との間には、固定の対応関係があることから、総電力ルックアップモジュールは、検出された電力と、システムの分散量との間の関係が記憶されるRAMのような記憶デバイスである。実際には、総電力ルックアップモジュール中のルックアップテーブルが、リアルタイムで呼び出される。加えて、電力と、分散量と、分散補償量と、分散補償の制御量との間の対応関係が、総電力ルックアップモジュール中に記憶されてもよい。この方法で、システムの分散補償量およびシステムの分散補償の制御量66を、総電力ルックアップモジュール74から直接取得してもよい。
図7bを参照すると、演算モジュール中の周波数積分器73を、平均電力計算モジュール75に交換してもよく、処理ユニット中の総電力ルックアップモジュール74を、平均電力ルックアップモジュール76に交換してもよい。
フィルタ72から出力されたバンドパスまたはローパス信号82は、平均電力計算モジュール75に入力されて、選択された帯域幅の範囲中の電気信号の、平均電力のアナログ信号85が取得される。A/Dコンバータ62により、平均電力のアナログ信号85は、平均電力のデジタル信号86に変換され、平均電力のデジタル信号86は、平均電力ルックアップモジュール76中の対応するシステムの分散量をサーチするためのインデックスとして使用され、その結果、システムの分散補償量およびシステムの分散補償の制御量66が取得される。信号間の他の関係は、上記の実施形態における信号間の関係と同じであり、したがって、ここでは詳細に記述しない。
図7cを参照すると、処理ユニット中の周波数積分器73を、電力比計算モジュール77に交換してもよく、処理ユニット中の総電力ルックアップモジュール74を、電力比ルックアップモジュール78に交換してもよい。
フィルタ72から出力されたバンドパスまたはローパス信号82は、電力比計算モジュール77に入力されて、選択された帯域幅の範囲中の電気信号の、平均電力または総電力と、非線形感度領域中の電気信号の、平均電力または総電力と、の間の比87が取得される。A/Dコンバータ62により、電力比のアナログ信号87は、電力比のデジタル信号88に変換され、電力比のデジタル信号88は、電力比ルックアップモジュール78中の対応するシステムの分散量をサーチするためのインデックスとして使用され、その結果、システムの分散補償量およびシステムの分散補償の制御量66が取得される。信号間の他の関係は、上記の実施形態における信号間の関係と同じであり、したがって、ここでは詳細に記述しない。
リンクが不変であるケースに対して、デバイスには、A/Dコンバータ62を含める必要がない。図8中で示したように、デバイスは、光電フィルタ演算ユニット61と、処理ユニット63とを含む。光電フィルタ演算ユニット61の出力は、処理ユニット63の入力に接続されている。光電フィルタ演算ユニット61から出力されたアナログ信号64は、サーチを実行するために、処理ユニットのルックアップモジュールに直接入力される。したがって、ルックアップモジュール中のルックアップテーブルは、複数対1のアプローチでサーチされる。積分器、平均電力計算モジュール、または電力比計算モジュールが演算モジュールにおいて用いられ、A/Dコンバータが含まれていなくてもよい構造に、このケースは適している。これは、上記の実施形態における構造と類似の構造を有し、ここでは詳細に記述しない。
上記の実施形態において、光電変換モジュール71は、光電フィルタ演算ユニットにおいて、フィルタ72の前に位置している。実際には、図9中で示したように、フィルタ72が、光電変換モジュール71の前に位置し、フィルタ72の出力が光電変換モジュール71の入力に接続されていてもよい。そして、フィルタは、光バンドパスフィルタである。
本発明において提供される、分散を検出するデバイスを使用して、調整可能な分散補償システムを構築してもよい。
図10を参照すると、図10は、調整可能な分散補償モジュールが伝送側に適用可能であるシステムの実施形態を示す。図11において、調整可能な分散補償モジュールが受信側に適用可能であるシステムの実施形態を示す。図10または図11中で示したシステムは、光ファイバパスにおいて直列に接続されている、調整可能な分散補償モジュールおよび光分割モジュール(すなわち、光分波器)と、光分割モジュールから検出光を取得し、システムの分散量を検出するように適合されている分散検出モジュールと、調整可能な分散補償モジュールと分散検出モジュールとの間に直列に接続されている制御モジュールとを含んでいる。分散検出モジュールは、光電フィルタ演算ユニットと、処理ユニットとを含んでいる。光電フィルタ演算ユニットは、受信された光信号から、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号を取得し、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する演算から、電力の演算された値を取得するように適合されている。処理ユニットは、電力の演算された値と、システムの分散量との間の対応関係を使用することにより、システムの分散量を取得するように適合されている。
図10中で示したシステムにおいて、光信号は、ライン上への伝送後に調整可能な分散補償モジュール4a1に入力される。分散補償が実行されている出力光の一部は、光分波器4a2により分割されて、分散検出モジュール4a3に入力される検出光として使用される。制御モジュール4a4は、分散検出モジュールにより検出された分散量の結果にしたがって、調整可能な分散補償モジュールに対して制御信号をフィードバックし、それにより、分散補償量を調整して、システムの最適性能を達成する。調整可能な分散補償モジュール4a1と光分波器4a2との間に、伝送セグメントを設けてもよく、または設けなくてもよい。
図11中で示したシステムにおいて、ライン上へ伝送された後に、光信号の一部は、光分波器4a2により最初に分割されて、分散検出モジュール4a3に入力される検出光として使用される。制御モジュール4a4は、分散検出モジュールにより検出された分散量の結果にしたがって、調整可能な分散補償モジュール4a1に対して制御信号をフィードバックし、それにより、分散補償量を調整して、システムの最適性能を達成する。
先の記述により、本発明の好ましい実施形態を説明した。本発明の範囲から逸脱することなく、本発明に対して修正および代替を実施でき、すべての修正および代替は、本発明の範囲内にあるように向けられていることが当業者に明らかになるだろう。

Claims (15)

  1. 分散を検出する方法において、
    受信された光信号から、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号を取得することと、
    前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する演算により、電力の演算された値を取得することと、
    前記電力の演算された値と、システムの分散量との間の対応関係にしたがって、前記システムの分散量を取得することとを含む方法。
  2. 前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号は、
    前記受信された光信号に対する光電変換を通して前記電気信号を取得することと、
    電力スペクトル密度の分散の第1の極小点に対応する周波数値よりも低い上方境界を有する、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号を選択することとにより取得される請求項1記載の分散を検出する方法。
  3. 前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号は、
    電力スペクトル密度の分散の第1の極小点に対応する周波数値よりも低い上方境界を有する、予め定められた帯域幅の範囲内の光信号を選択することと、
    前記予め定められた帯域幅の範囲内の光信号に対する光電変換を通して前記電気信号を取得することとにより取得される請求項1記載の分散を検出する方法。
  4. 前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号の総電力は、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する合計演算により取得され、
    前記システムの分散量は、前記総電力と前記システムの分散量との間の対応関係にしたがって取得される請求項2または3記載の分散を検出する方法。
  5. 前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号の平均電力は、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する平均演算により取得され、
    前記システムの分散量は、前記平均電力と前記システムの分散量との間の対応関係にしたがって取得される請求項2または3記載の分散を検出する方法。
  6. 前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する加算演算により、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号の総電力を取得することと、
    次に、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号の前記総電力と、非線形感度領域内の電気信号の総電力とに対する除算演算により、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号の前記総電力と、前記非線形感度領域内の電気信号の前記総電力との間の比を取得することと、
    前記総電力の比と、前記システムの分散量との間の対応関係にしたがって、前記システムの分散量を取得することとをさらに含む請求項2または3記載の分散を検出する方法。
  7. 前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する平均演算により、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号の平均電力を取得することと、
    次に、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号の前記平均電力と、非線形感度領域内の電気信号の平均電力とに対する除算演算により、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号の前記平均電力と、前記非線形感度領域内の電気信号の前記平均電力との間の比を取得することと、
    前記平均電力の比と、前記システムの分散量との間の対応関係にしたがって、前記システムの分散量を取得することとをさらに含む請求項2または3記載の分散を検出する方法。
  8. 光電フィルタ演算ユニットと、処理ユニットとを具備する、分散を検出するデバイスにおいて、
    前記光電フィルタ演算ユニットは、受信された光信号から、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号を取得し、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する演算により、電力の演算された値を取得するように適合されており、
    前記処理ユニットは、前記電力の演算された値と、システムの分散量との間の対応関係にしたがって、前記システムの分散量を取得するように適合されている、分散を検出するデバイス。
  9. 前記光電フィルタ演算ユニットは、光電変換モジュールと、フィルタと、演算モジュールとを備えており、
    前記光電変換モジュールは、前記光信号を前記電気信号に変換するように適合されており、
    前記フィルタは、前記光電変換モジュールから出力された、前記予め定められた帯域幅の範囲内の前記電気信号をフィルタアウトするように適合されており、前記予め定められた帯域幅の範囲の上方境界は、電力スペクトル密度の分散の第1の極小点に対応する周波数値よりも低く、
    前記演算モジュールは、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する前記演算により、前記電力の演算された値を取得するように適合されている請求項8記載の分散を検出するデバイス。
  10. 前記光電フィルタ演算ユニットは、光電変換モジュールと、フィルタと、演算モジュールとを備えており、
    前記光電変換モジュールは、前記フィルタから出力された前記光信号を前記電気信号に変換するように適合されており、
    前記フィルタは、予め定められた帯域幅の範囲内の光信号をフィルタアウトするように適合されており、前記予め定められた帯域幅の範囲の上方境界は、電力スペクトル密度の分散の第1の極小点に対応する周波数値よりも低く、
    前記演算モジュールは、前記予め定められた帯域幅の範囲内の信号に対する前記演算により、前記電力の演算された値を取得するように適合されている請求項8記載の分散を検出するデバイス。
  11. 前記演算モジュールは、積分器であり、前記処理ユニットは、総電力ルックアップモジュールである請求項9または10記載の分散を検出するデバイス。
  12. 前記演算モジュールは、平均電力計算モジュールであり、前記処理ユニットは、平均電力ルックアップモジュールである請求項9または10記載の分散を検出するデバイス。
  13. 前記演算モジュールは、電力比計算モジュールであり、前記処理ユニットは、電力比ルックアップモジュールである請求項9または10記載の分散を検出するデバイス。
  14. アナログ信号をデジタル信号に変換するように適合されているA/Dコンバータをさらに具備し、前記A/Dコンバータの入力は、前記光電フィルタ演算ユニットの出力に接続され、前記A/Dコンバータの出力は、前記処理モジュールの入力に接続されている請求項13記載の分散を検出するデバイス。
  15. 光ファイバパスにおいて直列に接続されている、調整可能な分散補償モジュールおよび光分割モジュールと、前記光分割モジュールから検出光を取得し、システムの分散量を検出するように適合されている分散検出モジュールと、前記調整可能な分散補償モジュールと前記分散検出モジュールとの間に直列に接続されている制御モジュールとを具備し、
    前記分散検出モジュールは、光電フィルタ演算ユニットと処理ユニットとを含み、
    前記光電フィルタ演算ユニットは、受信された光信号から、予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号を取得し、前記予め定められた帯域幅の範囲内の電気信号に対する演算により、電力の演算された値を取得するように適合されており、
    前記処理ユニットは、前記電力の演算された値と、前記システムの分散量との間の対応関係にしたがって、前記システムの分散量を取得するように適合されている光信号伝送システム。
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