JP2009536513A - 電圧下で高電圧開閉装置を保守するための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

設備内の高電圧切換装置／ヒューズの保守のための方法であって、本方法は、切換装置／設備が作動／電圧下にある間に実行される。本方法を行うための装置がさらに提供され、本装置は遮蔽板２０Ａ〜Ｃを含み、遮蔽板は、移動手段２２及び２５、開閉装置セル／設備に遮蔽板を据え付けるための据え付け手段２３及び２４、及びスイッチを断路するための手段２７、２８Ａ〜Ｂを備える。

Description

発明の分野
本発明は、請求項１の高電圧開閉装置、好ましくは切換開閉器及び断路器の保守のための装置に関する。本発明はまた、請求項８の電圧による高電圧開閉装置の安全な保守を行うための方法に関する。

発明の背景
電気回路網／設備は、ネットワークステーションの一例として、通常は降圧変圧によって配電網に低電圧を供給するか、または反対に電圧を昇圧する高電圧開閉装置、すなわち配電ステーションを含む。通常、これらのネットワークステーションには高電圧が供給され、これは結果的に適正な電圧に降圧され、ユーザ、たとえば家庭及び企業に配電される。すべてのそのような設備は、保守が必要である機器を含む。そのような機器の例としては、変圧器が接続される異なる配電ループを接続／断路するために用いられる切換開閉器及び断路器がある。現在は、そのような設備を清掃するための、たとえばネットワークステーション内のほこり等について、異なる解決策が存在する。

これは、そのような設備に関して作業する作業員にとっての大きな危険に関係する。かくして、これは、高電圧の設備に関して作業するための厳しい要求に関係し、他の要因のうち、これらの要求は、ノルウェーに関して“Law for supervision of electrical installations and electrical equipment, with instructions and guidance”の”Regulations of safety during work in and operation of high-voltage installations, Section 33”に準拠する。

電圧下での作業に関連し、とりわけ絶縁ツールを用いることが必要とされ、そのようなツールのいくつかの例は、独国特許第10356887号に示され、これは電圧下での作業のための機器のツールセットについて記載している。

しかし、今日では、開閉装置／設備が作動中、すなわち電圧下にある間の設備内の高電圧開閉装置の保守に関連する解決策は存在しない。このことが求められているのは、この種類の保守は、保守を行う前に設備、たとえばネットワークステーションのパーツを外すことが必要とされるためである。このことは、設備の電流部に接続されるネットワークループを供給するために、設備（ネットワークステーション）の近接する部分が再接続されなければならず、このことは電圧とともに維持されるため、電力会社に不必要なコストを生じさせる。電流分配ループが、設備（ネットワークステーション）の他の部分を介してエネルギを供給されることができない場合、結果として労働コストが増大し、いくつかの場合は収入の損失になる。

目的
本発明の目的は、上記で記載された課題を解決する方法及び装置を提供することである。本発明のさらなる目的は、作業員と機器との両方に関して、設備内の高電圧開閉装置の安全な保守のための方法を提供することである。本発明のさらなる目的は、開閉装置／設備の動作中に実行することができ、保守作業中に機能することができる方法を提供することである。

さらなる目的は、本発明が、ノルウェーに関して“Law for supervision of electrical installations and electrical equipment, with instructions and guidance”の“Regulations of safety during work in and operation of high-voltage installations, Section 33”、及び他国における同様の法律の要求を満たすことである。

本発明の装置は、請求項１に記載される。本装置のさらなる詳細は、従属請求項に記載される。

本発明の方法は、請求項８に記載される。本方法のさらなる詳細は、従属請求項に記載される。

安全及び機能性が、本発明の主な焦点である。

本発明を使用する最も現実的な領域はネットワークステーションであり、ネットワークステーションは以下の記載で用いられているが、本発明はまた、高電圧開閉装置を含む他の領域で用いられることもできることが理解されるべきである。

設備、好ましくはネットワークステーション内における電圧下での作業中、設備を扱う作業員の安全を確保することが重要である。したがって、開閉装置／設備がフル稼働下にある間、開閉装置の、好ましくは切換開閉器及び断路器の保守を可能にする装置が提供される。本装置は、特別に形成された遮蔽板を含み、開閉装置／フェーズを互いから、及び開閉装置セルの壁からシールド／絶縁する。

遮蔽板は、好ましくはＰＶＣ製又は他の何らかの好適な材料製であり、好ましくは、開閉装置ブラケットか、又はフェーズ／開閉装置に接続して配置された他の何らかの据え付け点かに適応された設計を有する。遮蔽板は、フェーズ／開閉装置／セル壁間での遮蔽板の容易かつ安全な配置を、好ましくは絶縁された爪付きロッドを用いて可能にする手段、好ましくは吊り輪及びフィンガブラケットを備える。

遮蔽板は、分路を据え付けるための据え付け手段をさらに備え、これを用いて、開閉装置を介してバイパスを接続させる。分路は、各端にターミナルクランプを備え、ターミナルクランプはフェーズの接続点に適合されている。フェーズの接続点に対する分路の接続は、好適な絶縁ツール、たとえば絶縁された爪付きロッドを用いてなされることができる。分路の接続は、フェーズの接続点への分路の接続をしっかりと据え付ける手段をさらに備える。

本発明による装置によって実行される、高電圧開閉装置の保守のための方法がさらに提供される。本方法は好ましくは、
１．保守を行う前に重要なチェックポイントを実行する工程と、
２．安全な距離を標示する工程と、
３．封じ込めブームを取り除く工程と、
４．本発明の遮蔽板を配置する工程と、
５．フェーズの接続点に分路を接続して、開閉装置／ヒューズに対してバイパスを接続する工程と、
６．分路の電流負荷を測定して制御する工程と、
７．開閉装置を断路／配列する工程と、
８．スイッチの保守及び機能試験をする工程と、
９．接続点から分路を断路する工程と、
１０．遮蔽板を取り除く工程と、
１１．封じ込めブームを元に戻す工程と、
を含む。

本方法は、保守中の開閉装置／設備のフル稼動を確実にし、作業員及び機器の安全が確保される。

フェーズ／開閉装置／ヒューズを備える開閉装置セルの一例の概略図である。 本発明の遮蔽板の図である。 本発明の遮蔽板の図である。 本発明の遮蔽板の図である。 図２Ａ〜Ｃに示された遮蔽板を動かす場合の爪付きロッドの使用を示す。 本発明の装置の配置後の、図１の開閉装置セルを示す。

詳細な説明
ここで、図を参照して、本発明をより詳細に説明する。

図１は、開閉装置セルの標準的な接続を示す。標準的な接続は、２つの開閉装置ブラケット１２Ａ及び１２Ｂを含み、ブラケットは遮蔽板のためのハンガ及び支持物である。接続は、それぞれに独自のヒューズ／開閉装置１４Ａ〜Ｃを有する３つのフェーズ１３Ａ〜Ｃをさらに含む。各フェーズ１３Ａ〜Ｃは、上部接続点１５Ａ及び下部接続点１５Ｂをそれぞれ有し、ここで上部接続点１５Ａはレールであり、一方で下部接続点１５Ｂは、突出したフックとして形作られている。この構成は、開閉装置／ヒューズ１４Ａ〜１４Ｃに関して保守を実施する必要がある場合の保守の基盤である。

構成が現在のようであるため、開閉装置／設備が電圧／動作下にある間、保守を実施することができないが、このことは本発明を用いて可能になる。

ここで図２Ａ〜Ｃを参照すると、本発明の異なる遮蔽板２０Ａ〜Ｃを示しており、ネットワークステーションが電圧／作動下にあるときの保守の間に使用するために設計されている。遮蔽板２０Ａ〜Ｃは、開閉装置セル内の開閉装置ブラケット１２Ａに固定されるように設計される。

遮蔽板２０Ａは、好ましくはＰＶＣ製であり、好ましくは主として矩形を有し、角に丸みが付けられている。一つの長手方向側２１Ａには、好ましくはＰＶＣの吊り輪２２が配置され、遮蔽板２０Ａから直角に突出している。他方の長手方向側２１Ｂでは、この板は、遮蔽板２０Ａの長手方向及び垂直方向の両方に延びる凹部２３を含む。凹部２３は主として矩形であり、遮蔽板２０Ａの長手方向側に平行な長手方向側を有する。凹部２３は、その上側の垂直側に、長手方向側２１Ｂに沿って、遮蔽板２０Ａと同一面上に延びる突出チップ２４を有する。下側垂直側は、凹部２３の内側垂直側から下向きに、長手方向側２１Ｂの反対に向かってわずかに傾斜する。凹部２３がそのように形付けられているのは、遮蔽板２０Ａをスイッチブラケット１２Ａに固定することができるためである。長手方向側２１Ｂは、下部に領域２１Ｂ’をさらに含み、遮蔽板２０Ａを下部開閉装置ブラケット１２Ｂに適合させるために、遮蔽板２０Ａはこの領域に、より狭い幅を有する。

遮蔽板２０Ａは、爪付きロッド用の、好ましくはＰＶＣ製のフィンガブラケット２５をさらに含み、遮蔽板に対して直角に配置され、遮蔽板２０Ａから外向きに直角に突出している。吊り輪２２及びフィンガブラケット２５は、適合された場所に配置されて、たとえば爪付きロッドで遮蔽板２０Ａ〜Ｃを動かすことにより、遮蔽板２０Ａ〜Ｃの主に垂直位置の動きを得ることができ、このことは保守実行時の遮蔽板２０Ａ〜Ｃの挿入時に有利であり、このことは方法の記載において以下にさらに記載される。

遮蔽板２０Ａは、遮蔽板２０Ａの主に長手方向に延びる、たとえばカナル又はその類似物である手段２６をさらに含み、この手段２６は、遮蔽板２０Ａに固定される。手段２６の目的は、分路２７を堅固に保持することである。分路２７は、好ましくは接続点１５Ａ及び１５Ｂの近くに位置付けられるターミナルクランプ２８Ａおよび２８Ｂを提供すると同時に、ネットワークステーションへの遮蔽板２０Ａの挿入中に、分路が爪付きロッドの進路に横たわらないような位置に配置される手段２６に配置され、以下の方法の説明にさらに記載される。分路は、接続点１５Ａ及び１５Ｂへの接続を可能にする長さを有するが、順応性のある接続を可能にするために、それよりもいくらか長い方が有利である。

分路２７はその端に、ターミナルクランプの形状の接続２８Ａ及び２８Ｂを有する。ターミナルクランプ２８Ａは接続点１５Ａに適合され、好ましくはＵ字型のアルミニウムクランプであり、Ｕ字側の一方は、接続点１５Ａにアルミニウムクランプをしっかりと据え付けるためのねじ穴に、クランピングボルト２９Ａが配置される。

ターミナルクランプ２８Ｂは、接続点１５Ｂに適合され、好ましくは三角形（又はリング状）であり、三角形の一側に配置されたクランピングボルト３０を有する。

遮蔽板２０Ｂは、遮蔽板２０Ａと同じ形状を有するが、その上側部分はいくらか内側に傾斜し、遮蔽板２０Ｂは部分２１Ｃで終わる前にいくらかの距離で平行平面に続き、部分２１Ｃは、遮蔽板が分路２７が配置されている側とは反対方向に向かって、平面に対して９０度の角度をなしている。

傾斜させる目的は、設備（ネットワークステーション）の残りの形状に適合させることであり、傾斜部２１Ｃの目的は、安全性、特に保守中に爪付きロッドが、開閉装置の上の導線部と接触することを防止することである。なお、遮蔽板２０Ｂは、遮蔽板２０Ａと同じ要素を有するため、さらなる説明はしない。

遮蔽板２０Ｃは、遮蔽板２０Ｃと同じ形状を有するが、その上側部分はいくらか外方に傾斜し、その前に遮蔽板２０Ｃは平行平面で続き、遮蔽板が終わる部分２１Ｃは、遮蔽板２０Ｂについてとは反対向きに角度をなしている。なお、遮蔽板２０Ｃは、遮蔽板２０Ｂと同じように吊り輪及びフィンガブラケットを含むため、さらなる説明はしない。遮蔽板２０Ｃはこのために分路ではなく、据え付け手段を含む。

異なる遮蔽板２０Ａ〜Ｃは、異なる開閉装置／設備に適合する異なるサイズ、たとえば、異なるサイズの開閉装置／ヒューズを有する１２ｋＶ及び２２ｋＶ用開閉装置／設備、及び開閉装置のみを有し、ヒューズを有さない設備で用いられるサイズに設計される。したがって、遮蔽板は製造者によって異なるように設計されるが、本発明と同じ原理に従わなければならない。

たとえば、設備（ネットワークステーション）の設計が許すのであれば、遮蔽板２０Ｂ及び２０Ｃは、遮蔽板の主板に対していくらか傾斜する領域を含む必要はなく、遮蔽板２０Ａと同じ設計を有することができる。

遮蔽板２０Ａ〜Ｃ、吊り輪２２、フィンガブラケット２５は、好ましくはＰＶＣ又は重量、耐久性及び電気絶縁特性に関して望ましい特性を有する他の何らかの好適な材料から作られる。分路２７の据え付け手段２６は、好ましくはＰＶＣ製である。個々の要素のための他の好ましい材料を、さらに用いることができる。

ここで、本発明による、開閉装置セルにおいて電圧下で作業するための方法を述べる。本方法の基盤は、たとえば図１に記載される開閉装置セルである。

本方法に必要な機器は、
本発明による遮蔽板
爪付きロッド
ＡＵＳツールロッド
トリミング及びグリーシングのための各種機器
防護機器
・耐火布
・フェイスシールド付きヘルメット
・作業手袋
である。

上述の遮蔽板を除いて、残りの機器は既知であり、標準として承認され本目的のために試験されている。

始める前に、以下の重要なチェックポイントが実行される。
・設備の開閉装置に適合される遮蔽板のチェック（ｃｏｎｔｒｏｌ）。
・遮蔽板及び他の絶縁ツールが清潔で乾燥していなければならず、可能性のある欠陥を発見するように視覚的にチェックされる（ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ）。
・絶縁ロッドを注意深く用いることによる、ヒューズ及び接続のチェック（ｃｏｎｔｒｏｌ）。
保守される開閉装置が、分路を有する遮蔽板が配置される前に、作動位置にあるようにチェックする（ｃｏｎｔｒｏｌ）。

ここで、本方法の実行を説明する。

本方法の第１の工程は、安全な距離、すなわち電圧伝導部からの距離を標示することである。距離は電圧レベルに依存し、作業手順において述べる。

次の工程は、封じ込めブームの除去を含み、これは全ての開閉装置セルにおいての標準的な安全策である。

次の工程は、遮蔽板の挿入及び配置を含む。図３に示すように、遮蔽板は、吊り輪２２を介し、フィンガブラケット２５と接触して案内される絶縁された爪付きロッドを用いることによって挿入される。これにより、遮蔽板を主に垂直位置に動かして、セル壁と第１のフェーズとの間、第１のフェーズ／開閉装置と第２のフェーズ／開閉装置との間等の、それぞれの定位置を確実にさせることが可能になる。図４に示すように、遮蔽板の配置は右から左になされる。まず遮蔽板２０Ｃが配置され、２枚の遮蔽板２０Ａが続き、遮蔽板２０Ｂで終了する。この順序により、分路２７を供える遮蔽板２０Ａ〜Ｂが配置される間、セル壁及び伝導部の遮蔽が得られる。上述のように、遮蔽板２０Ａ〜Ｃは、爪付きロッドを用いて挿入され、凹部２３によって上部開閉器ブラケット１２Ａに掛けられて、突出チップ２４によって適所に保持される。

次の工程は、遮蔽板２０Ａ〜Ｂの分路２７の、接続点１５Ａ〜Ｂへの接続及び開閉装置の断路を含む。ここで重要なのは、電流負荷を測定し、測定値が分路２７の許容負荷内にあるように制御することである。測定値は表に適宜書き入れられる。

必要であれば、接触点の塗料等が剥がされる。この後、分路２７の接続を実行することができる。分路２７は、好ましくは上部ターミナルクランプ２８Ａによって、接続点１５Ａと接続され、クランピングボルト２９を締め付けることによってそこに固定される。次に、下部ターミナルクランプ２８Ｂが接続されて、クランピングボルト３０を締め付けることによって固定される。加えて、重要なのは、開閉装置の刃が動かされるときに、分路２７が衝突しないようにすることである。分路２７にターミナルクランプを接続して締め付けることは、たとえば、爪付きロッド又は本目的に好適な何らかの他の絶縁ツールを用いることによって行われる。

次の工程は、分路及び開閉装置／ケーブルの電流負荷を測定することによって、接続を制御することを含む。ここでもまた測定値は、表に適宜書き入れられる。接続は、測定結果、及び個々の分路２７間の結果から評価される。

次の工程は、開閉装置の断路を含む。開閉装置の作業中、ドアは閉められているべきであるのは、このことが電力会社において標準的な手順であるためである。スイッチが切断されているときに一つ又は複数の刃が左に掛けられている場合、これらは好適なツールによって取り外される（さらなる説明はしない）。

次の工程は、保守及び機能試験を含む。必要な保守、たとえば開閉装置の接触点のトリミング及び注油、及びばねシステムの注油が行われる。良好な機能試験を得るために、開閉装置はおよそ３〜４回作動させるべきである。断路機構はまた、開閉装置が断路位置にあるときに試験される。

必要な保守及び機能試験が行われた後、開閉装置が接続されて、分路が断路される前に、開閉装置の接続の制御が行われる。続いて、遮蔽板２０Ａ〜Ｃが取り外されて、封じ込めブームが適所に戻されて配置され、このようにネットワークステーションが通常動作に戻る。

変形
遮蔽板には、他の好適な材料を用いることができる。加えて、遮蔽板は他の設計を受け入れることができ、たとえば遮蔽板を設備／開閉装置セルの他の据え付け点に据え付けるための他の手段、たとえば、設備／開閉装置セルの好適な据え付け点に据え付けるような遮蔽板上に配置されたフック、たとえばフェーズ／開閉装置のためのスペーサによって設計することができる。

また、遮蔽板は、分路が接続点に接続する前に分路を据え付けるためのフックを備えることができる。

Claims (9)

1. 設備内の高電圧開閉装置／ヒューズの保守のための装置であって、
   好ましくはＰＶＣ製であり、好ましくは主に矩形を有する遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）を含み、
   該遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）は、
   開閉装置セル内の遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）の挿入及び配置のための手段（２２、２５）と、
   開閉装置セル／設備に遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）を据え付けるための手段（２３、２４）と、
   開閉装置／ヒューズに対するバイパスの接続のための手段（２７、２８Ａ〜Ｂ）と、
   を備えることを特徴とする装置。
2. 開閉装置セル／設備に遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）を据え付けるための手段が、遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）が突出チップ（２４）を有する凹部（２３）を備えることを含み、手段（２３、２４）を介して遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）が開閉装置セルにしっかりと据え付けられることを特徴とする、請求項１記載の装置。
3. 開閉装置／ヒューズの断路のための手段が、接続（２８Ａ及び２８Ｂ）を備える分路（２７）を含むことを特徴とする、請求項１記載の装置。
4. 開閉装置セル／設備の遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）の挿入及び配置のための手段が、好適な場所に配置されて、爪付きロッドを用いて遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）を主に垂直位置に動かすことができる吊り輪（２２）及びフィンガブラケット（２５）を含むことを特徴とする、請求項１記載の装置。
5. 分路（２７）が、遮蔽板（２０Ａ〜Ｂ）に配置された好適な手段（２６）、たとえばカナル又はその類似物によって、遮蔽板（２０Ａ〜Ｃ）に据え付けられることを特徴とする、請求項３記載の装置。
6. 遮蔽板（２０Ｂ〜Ｃ）が、遮蔽板が平行平面に続き、平行平面に対して好ましくは内側（２０Ｃ）又は外側（２０Ｂ）に９０度の角度をなす部分（２１Ｃ）で終わる前に、遮蔽板の主な面に対して内側（２０Ｂ）又は外側（２０Ｃ）にいくらか傾斜する上部領域を含むことを特徴とする、請求項１記載の装置。
7. 遮蔽板（２０Ｂ〜Ｃ）が、下部に、遮蔽板（２０Ｂ〜Ｃ）がより狭い幅を有する領域（２１Ｂ’）を含むことを特徴とする、請求項１記載の装置。
8. 開閉装置／設備が動作／電圧下にある間に、請求項１〜７に記載の装置によって行われる、設備内の高電圧開閉装置／ヒューズの安全な保守のための方法であって、
   保守を行う前に重要なチェックポイントを実行する工程と、
   安全な距離を標示する工程と、
   封じ込めブームを取り除く工程と、
   本発明の遮蔽板を配置する工程と、
   フェーズの接続点に分路を接続して、開閉装置／ヒューズに対してバイパスを接続する工程と、
   分路の電流負荷を測定してチェックする工程と、
   開閉装置を断路／配列する工程と、
   開閉装置の保守及び機能試験をする工程と、
   接続点から分路を断路する工程と、
   遮蔽板を取り外す工程と、
   封じ込めブームを元に戻す工程と、
   を含むことを特徴とする方法。
9. 保守を行う前に重要なチェックポイントを実行する工程が、
   遮蔽板が開閉装置／ヒューズに適合されるようにチェックすることと、
   遮蔽板及び他の絶縁ツールが清潔で乾燥しており、可能性のある欠陥を発見するように視覚的にチェックすることと、
   絶縁ロッドを注意深く用いることにより、ヒューズ及び接続をチェックすることと、
   保守される開閉装置／ヒューズが、遮蔽板が配置される前に、作動位置にあるようにチェックすることと、
   を含むことを特徴とする、請求項８記載の方法。

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