JP2009533579A - ハンドルカバーディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】例えば、ドアハンドル、ノブ、及び同種のものに使用するためのハンドル又はアーマチャカバー材料又はカバーを繰り出し、回収するための器具がここに開示されている。一実施例において、この器具は、ハンドルカバー材料を供給及び回収の両方を行う二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ、又は代替的に、複数のリールもしくはカートリッジ(例えば、供給リール及び巻き取りリール)を具えることができる自動ハンドルカバーディスペンサである。材料は、供給されるときに、消費者による使用中、少なくとも部分的にハンドル(例えば、ドアハンドル)を覆う。これは、消費者又は他の人が、汚れた又は衛生的ではないハンドルに触ることを防ぐようにハンドルの衛生的な完全性を維持する。このディスペンサは、ハンドルカバー材料の供給及び特に、回収を実現するように、ハンドルカバー材料の少なくとも一側部を切るために少なくとも一のカッターを具えることができる。ハンドルカバー材料の供給及び巻き取りは、ハンドルカバーリフィルカートリッジ(又は、場合によってはリール)内のハンドルカバー材料の巻き及び伸ばしによって達成することができる。一実施例において、ハンドルカバー材料は、ハンドル(一又はそれ以上のピース又は部分から構成できる)、ドアハンドル、ノブ、又は同種のものの少なくとも一部を覆う。ディスペンサユニットは、現在のロック可能な又はロック可能ではないドアアーマチャを補完する又は置き換えることができる(そして、レトロフィットとして機能する)。
【選択図】図3

Description

本発明は、被覆ハンドルに関し、さらに具体的には、自動方式で衛生的なハンドルカバーおよび/またはハンドルカバー材料を繰り出すための器具、アセンブリ、及び方法に関する。
人々は、実質的に毎日、頻繁に触られる面に遭遇している。例えば、人々は、建物(例えば、家、オフィスビルなど)や部屋(例えば、浴室、カフェテリア)に出入りするときに、ハンドルを有する戸を通過する。多くの器具(例えば、カート、手押し車など)も、これらの使用を容易にするためにハンドルを具える。このような面は、汗や粘液など体液で汚れている。さらに、一般的な風邪などの病気(軽病及び重病の両方共)は手の接触を経験している。結果的に、多数の人々が、このように頻繁に接触される面に付随する実際におよび/または知覚される不衛生な状態に対して行動を順応させる。しかしながら、いくつかの場合には、回避するおよび/または行動を変えることができない。
例えばトイレにおいて、トイレやこのような所から出る乾いた又はきれいな手の人(人々が手を洗ったかどうか)は、部屋を出た最後の人が手を洗うか洗った手を乾かすかのいずれかをしないために、不衛生か少なくとも不衛生(例えば、濡れたハンドル)であるように感じるだけでドアを開けるためにドアのハンドルを握ることが煩わしいと感じる。従って、手を洗った人も洗わなかった人も両方とも、しばしば、何らかの面(例えば、ドアのハンドル)を触ることを避けようとする。しかしながら、人は、通常、トイレを出るときドアのハンドルに接触しなければならず、ドアのハンドルなどトイレの面を触ることはほとんど避けることができない。一部の場合、大きなトイレは、移動方向に押し開けられる入口と出口のドアが分かれている(いずれかの特定の移動方向にユーザから押すか引き離す)。これの種類のドアによって、人は、乾いた部分を選択して、押して出ることができる。それにもかかわらず、これらの場合においてでさえ、乾いた部分は衛生的ではないかもしれない。
サービスステーション、コーヒーショップ、オフィスビルなどにおいて一般的に見られる多くの小さなトイレは、取っ手を介して内側へ押して入り、内側へ引いて出る入口及び出口共通のドアを具える。他のトイレは、反対の方法で開く、すなわち、ユーザが出るためにドア部分および/またはハンドルを押さなければならないドアを具える。さらに、個人が、しばしば、ドアを開けるか閉める、同様にハンドル及びドアを(例えば、ラッチ及びバネ荷重のプッシュロックなどを介して)ロックするかロックを外すためにハンドルを握って回すことを必要とするハンドルを具えるトイレがある。このような場合、一般的に取っ手を回転させるか動かして、自動的にドアのロックを外す。ロック可能なドアをロックするおよび/またはロックを外すためのドアのハンドルの内部の部品は、当業者に公知である(従って、ここに詳細に記述しない)。
一般的に、トイレを出る多くの人は手を洗わない又はしっかり洗わないと言われている。さらに、ハンドルがある場所では、トイレを出る全て又はほぼ全ての人がハンドルに触る。一部の人は、このような公衆のトイレで使用する手袋、ハンカチ、又は同種の物を持ち歩いている。一部の人は、ドアのハンドルを覆うために用いる追加の紙タオルを使用する。その他の人は、使用前にドアのハンドルに使用する又は使用後に手に使うスプレーや液体を持ち運んでいる。これらの技術は、公衆トイレ又は知覚されるハンドルの衛生状態を改良することを目的としている。しかしながら、これらは、効果的に「症状を処理する」のであり、問題を解決するのではなく不経済で高価であり、さらなる乱雑さを引き起こすので、これらは非効率てきである。おそらく、このような技術は、かなりその場限りであり、これ自体、この解決方法からはドアを使用する全ての人が利益を得るのではない。
使用中、ハンドル(例えば、ドアのハンドル)を覆うことは、人がハンドルを触ることを防止する有効な方法である。しかしながら、ハンドルとの接触を避けるおよび/または衛生的なハンドルに触る従来の器具(例えば、UV機構、フットレバー、アームレバーなど)及び手段は、a)高価および/または複雑な設備、ディスペンサ、及びリフィル;b)動かない及び壊れるなどドアハンドルカバーを繰り出す際の機械的な問題;c)維持管理の多さ;d)補充を必要要とする前の衛生的に使用するための固定された(可変であることとは対照的に)、比較的少ない数又は低い能力;e)特定の規制上の要件に適合していない;f)使用が難しい;g)解決方法が衛生的な使用を提示していることが明らかではない、ことを含む多くの問題によって特徴付けられる。触ることを要しない自動ドアは、一般的に、実施し維持することが高価な別の選択物である。さらに、このドアは、かなり及び時々、固有の空間条件を必要とし、遅い動作によって特徴付けられる携行にある。
一般的に、従来の解決方法は、扱いにくく、費用がかかり、非実用的で、および/または効率的ではない。従って、前述の代替物の欠点を有することなく、例えば、トイレを含む部屋を出るために使用するドアの衛生的で乾いたハンドル面を維持する機構を提供することが望ましい。さらに、実用的、簡単な取付(例えば、器具をドアなどの構造に何らかの態様で固定できる)、効率的、及び費用効率の高い手段において前述の問題を解決する、衛生的にしてそうでなければユーザのためにハンドルの清潔さを維持する自動化した手段を提供することが望ましい。さらに、上述したようにロック可能なドアを使用するために好適な自動化された態様で衛生的なハンドルを達成および/または維持する器具及び方法を提供することが望ましい。
本発明の一実施例において、ハンドルカバーディスペンサがここに開示されている。ディスペンサは、ハウジングと、前記ハウジングの内部に配置されたモータと、前記ハウジングから延在するハンドルと、前記ハウジングの内部に配置された二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジとを具える。前記二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジは、前記モータと機能的に関連している。前記二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジは、ハンドルカバー材料を前記ハンドルへ供給及び前記ハンドルから回収の両方が可能であり、前記ハンドルカバー材料は、供給されるときに、少なくとも部分的に前記ハンドルを覆う。
これらの及び他の重要な特性、特徴、及び本発明の目的は、以下の本発明の実施例の記述から明らかになりうる。
本発明の実施例は、添付した図面を参照して開示されており、説明のみを目的としている。本発明は、図に示した部品の構造や配置の詳細への使用に限定されるものではない。本発明は、他の実施例又は、他の様々な方法で行われるもしくは実行されることができる。同じ参照符号は、同じ部品を示すために用いている。
図1及び2は、本発明の少なくとも一の実施例に従ったハンドルカバーディスペンサ2の斜視図である。ディスペンサ2は、符号4で示されるハウジングを具える。ハウジング4は、複数のハンドルカバーを繰り出すために使用される構成部品を含むディスペンサ2の内部の電子機器の部品を覆っており、同様に、ハウジングはハンドルカバー(図示せず)を収容している。「ハンドル」という言葉をここに使用するとき、人の手で把持される、触れられる、又は動作されるように構成された部品を含む。本発明の少なくともいくつかの実施例は、ドア以外(例えば、食料品店のカートなど)への使用に適用できるので、ハンドルという言葉は広く使われる。さらに、ドアに関連して、ハンドルという言葉は、ドアのハンドル、ドアのアーマチャ、ドアノブ、及び同種のものを具えるドアを開閉するために使用できる何らかの器具を含む。さらに、ここ(クレームを含む)に使用される「ハンドル」という言葉は、必ずではないが、ハンドル部分、ハンドルオーバーレイ、ハンドルのコア、及び同種の物などを含む存在する様々なハンドル及びハンドルのような構成部品を含む。
図1及び2をさらに参照すると、ハウジング4は、メインハウジング部分6と、通常、ヒンジ(図示せず)を介してメインハウジング部分に対して開く第2のハウジング部分8とを具える。ハンドル10が第2のハウジング部分から突き出している。ハンドル10はさらに、ハンドルカバーを通すことができる溝11を具えており、詳細は後述する。メインハウジング部分6はさらに、第1の部分12と、第1の部分に隣接して配置された第2の部分14とを具える。一般的に、ハウジングは、内部の自動ハンドルカバーのディスペンサ器具の構成部品(図1及び2に図示せず)を美的に美しい形で有効に覆い、収容するように作られている形状を有する。図示するように、例えば、第1のメインハウジング部分12は湾曲を有する。ハウジング4の形状は本発明の意図及び範囲から外れることなく便利に変えられ、本発明は何らかの特定のハウジング(又はハウジング部分、部品)の形状によって制限されないことは、当業者に自明である。また、開口15が図示されており、これは、ハウジング内に収容されている複数の光源(例えば、発行ダイオード又は「LEDs」)(図示せず)によってもたらされる光が見えるように具えられている。ロック16は、ディスペンサ2が使用可能な状態である場合に、固定様式でメインハウジング部分6に対して第2のハウジング部分8を固定するために具えられている。また、IRロケーション又はウィンドウ13が具えられている。短波又は長波の物体検出IR(長波/短波及び高/低周波数)および/またはキャパシタンス検知を用いて、ハンドルカバー材料を自動的に前進させることができる。LED’s及びIRは、ウィンドウの下及びハンドルの後ろに配置できる。従って、ウィンドウは効果を確実にするような大きさと角度にすることができる。
自動ハンドルカバーディスペンサ2は、一般的に、ドア又は他の適切な構造物、例えばドア(図示せず)に(直接又は間接的に)連結されており、本発明のディスペンサのこれら及びその他の実施例は、何らかの様々の異なる方法で構成することができると理解されるべきである。例えば、図1を参照すると、ディスペンサは、ハンドル10が一方向(例えば垂直)にディスペンサハウジング4から延在するように方向付けられており、図2を参照すると、ディスペンサ2は、ハンドル10が、図1に示した方向に対して約90度の方向にディスペンサハウジング4から延在するように方向付けられている。さらに、本発明のこれら及び他の実施例において、所望される場合、ディスペンサは左手又は右手で使用するよう構成することができる。このように、この最終的な構成(例えばドアに取り付けられるとき)におけるディスペンサの相対方向は、一例として、最終使用アプリケーションや対象とする使用者などを含む様々なパラメータに基づいて選択される。さらに、この最終的な構成における器具の方向は、便利に変えることができ、様々な実施例に対してここに示された方向は、説明のために選択されたと理解されるべきである。このように、本発明は、何らかの特定の最終使用の方向に限定されるべきではない。
本発明のハンドルカバー材料は、一般的に、連続的な材料のスリーブ又は袋、一続きのスリーブもしくは袋、又は複数の連結されて個々のハンドルカバーの形をとり、プラスチックやプラスチックのような材料で作られる。「ハンドルカバー材料」という言葉は、ハンドルに使用する好適なハンドルカバーのタイプを一般的に記述するためにここに使用されている。しかしながら、この言葉は限定する意味で使用されるべきではない。例えば、個々のハンドルカバーが設けられ、これらは、分離しているがさらにハンドルカバーに連結されている。本発明において使用するこの種のハンドルカバーの材料は、オーバーレイ方法で、ディスペンサハンドル(又はハンドルオーバーレイ)を一般的に囲み又は実質的に囲み、これは、使用できるようにディスペンサが配置されている場合、最終使用のハンドル(例えば、ドアハンドル)として機能することができる。ハンドルカバー材料は、一般的に、ハンドルの大きさ及び形状に適合するか模倣した大きさ及び形状である。さらに、様々なハンドルカバー材料の種類、大きさ、及び全体の幾何学形状が、ここの記述を越えて本発明の範囲内で意図される。従って、本発明は何らかの特定のハンドルカバー材料に限定されると考えられるべきではない。本発明の実施例において、低密度から高密度までのポリエチレンプラスチック材料を使用でき、この材料はここに例示として示されており、限定するものではない。さらに、少なくともいくつかの実施例において、ハンドルカバー材料は、静電気処理を行って(又は行わないで)、様々なロゴ、色などを印刷してもよい。
図3及び4は、ディスペンサの様々な内部の部品を観察するために、ハウジング6(点線で示す)が取り外された状態のディスペンサ2のそれぞれ正面図及び背面図を示す。ハンドル10は、溝11を具えて示されている(図3)。ハンドル10は、符号20で示されているハンドルカバーリフィルカートリッジに対して動作可能に連結して配置されている。図示するように、カートリッジは、ハンドルカバー材料の供給及び巻き取りの両方が可能な「二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ」であり、対照的に、例えば、供給および/または巻き取るために2つの個別のカートリッジ(図35乃至36を参照)を具えることができる。カートリッジのこの態様はさらに、図6に関連して示されている。使用時に、ディスペンサ2は、一般的に、平坦な又はほぼ平坦な面を具える(ディスペンサはこの面に取り付けられる)構造物に取り付けられているか別の方法で固定される。
図示するように、二重用途のドアハンドルカバーカットリッジ20は、軸22を中心に第1の方向(例えば右回り)に回転して、衛生的なハンドルカバー(図示せず)を繰り出し、これらが使用される(一般的に汚れる)と、第2の回転方向(例えば左回り)でこのカバーを巻き取る、回収する、又は巻き戻す。カットリッジ20が回転の中心とする軸22は、構造物、より具体的にはディスペンサが取り付けられる構造物のほぼ平坦な面に対して一般的に平行な一方向に延在することに留意すべきである。ディスペンサ2は、さらに、符号26で示される歯車列に連結されているモータ24を具える(図3)。一般的に、ここに示されるこれら及び他の実施例において、モータは、ハンドルカバー材料が二重用途のドアハンドルカバーカットリッジ上又は内に巻かれる方法に少なくとも部分的に依存する一の回転方向(右回り又は左回り)に、カートリッジの回収部の回転を駆動する。ハンドルカバー材料は、供給部から引っ張られて回収部へ送られる。さらに、図3及び4を参照すると、本発明を使用するために好適な一の例示的なモータは、日本、中国、及び米国それぞれに在るMabuchi Motor又はJohnson Motorによって提供されるモータなどのDCモータである。図示するように、モータ24は、歯車列26を介してウォーム歯車28を駆動する(図3)。順に、ウォーム歯車28を用いて、歯車列からの運動が、駆動歯車30を介して二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ22に伝えられて回転を駆動する。本発明の範囲内で他の歯車や歯車列が意図され考慮される。複数のバッテリ32a乃至c(例えば、C、D、NiCad、AAなど)が図示されており、これらのバッテリを用いてモータ24に動力を供給できる。また、バッテリを用いて、複数のインジケータLED’s34に動力を供給できる。LED’s34は、例えば、衛生的なハンドルカバー材料(図示せず)が消耗している又は消耗に近いこと、電源、バッテリの低下、ハンドルカバーが使用済みか新しい衛生的なハンドルカバーであるかなどを示すために使用される。様々な固定手段を用いて、前述の部品をハウジング6内及びハウジング6へ固定的に取り付けることができる。例えば、クリップ38a(図3)及び38b(図4)を用いて、二重用途のドアハンドルカバーカットリッジ20をハウジング6(点線で示す)へ固定する。クリップ38a及びbは、カートリッジ20をハウジング6へ挿入及び取り外しを容易にするために有用であり、カートリッジを取り付けるとカートリッジをしっかりと支持する。さらに、支持部40を用いてハウジング6内の位置へモータ24を固定する。
図3を参照すると本実施例において、ハンドルカバー材料(図示せず)を切るためにカッター36(例えばブレード)が使用されている。カッター36は、使用後に二重用途カートリッジにハンドルカバーの回収を容易にするためにハンドルに具えられ連結されている。本実施例において、ブレードはハンドルカバーの2箇所で切る。すなわち、ブレードは、ハンドルの前方(図示する)及びハンドルの後方(図示せず)に突き出している。ハンドル10はドア(図示せず)を開くために使用するため、ハンドルは、一般的に、強固で頑丈な材料(例えば、鋳物、充填プラスチックなど)で作る。ロック16が再び示されており、ロック16はハウジングの内部への安全な接触を確実にし、所望の目的(例えば、二重用途のカートリッジの取り外しを可能にする)のための接触に限定するように用いられる。
図5を参照すると、ディスペンサ2の正面、部分拡大図が示されており、これはハウジング4内に収容された様々な部品を具えている。再び、二重用途のカートリッジ20が図示されている。上述したように、ハウジング4はメインハウジング部分6と、第2のハウジング部分8とを具える。溝11を具えるハンドル10は、前述の部品(例えば、モータ、バッテリなど)を含む様々な内部の部品を収容するように構成された中央のハウジング支持部42から延在する。カッター36がハンドル10から延在している。図示するように、第2のハウジング部分8は、ヒンジ9を中心に回動し、開いた位置になる。メインハウジング部分6は、第2の部分14と一致し中央の支持部42にかぶせる第1のカバー部分12を具える。これらの部分は互いに分解した状態で図示されている。中央の支持構造42は、ディスペンサ2の内部の部品のいくつかを支持して収容するように構成されている。例えば、バッテリ32a乃至cが示されており、これらのバッテリは、ハンドルカバーを繰り出す動力を供給するために用いられ、既知の手段で固定されている。バッテリの数及びタイプは、器具の動力の必要性に応じて変えることができ、バッテリの方向や数を変えることができる。開口15は、ハウジング内に収容され支持構造42に固定されているインジケータの光17(例えば、発行ダイオード又は「LEDs」)が見えるように具えられているが、適切な場所に変えることができる。
二重用途のハンドルカバーカットリッジ20は、ハウジング4の内部に挿入されてクリップ38a及びbを介して固定されるように構成されており、この取付が波線44a乃至bで示されている。ハンドルカバー材料46は、波線によって図示するように、カートリッジの中央部分を取り巻いて、この内側に収容され、ここから延在する。ハンドルカバー材料は、図示するように、ハンドル10にかぶせるように構成された連続的なスリーブから構成されている。より具体的には、ハンドルカバー材料46は、波線48で示されるように、ハンドル10の中央部分内に配置され、矢印50で示されるようにここを通過する。ロック16は、メインハウジング部分6に対して第2のハウジング部分8を固定するために具えられている。このロックは、一般的に利用可能な器具(例えば、ねじ回しなど)を使用して開けることができるロックと対照的に、キー仕様にすることができ、この特性は、カスタマー仕様にできる(すなわち、カスタマごとに変えることができる)。不正に変更されたり盗まれることを考慮しない場合、ロックは、ロックできない固定手段、例えば摩擦タブに置き換えることができる。
図6は、カートリッジが、使用(すなわち、ハンドルカバーを繰り出すおよび/または巻き取る)時にカートリッジの回転の中心となる回転軸22に沿って分解して示された状態で、本発明の一態様に従った二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ20の分解図である。カートリッジは、カートリッジハウジング内に収容できるが、このハウジングは説明を簡単にするために取り外されていると理解されるべきである。二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジは一対の端部キャップ52、54を具えており、各端部キャップは、複数の同じ又はほぼ同じスタート溝56、58をそれぞれ具えている。スタート溝56、58を使用して、使用後にハンドルカバーを回収および/または巻き戻しを容易にする(図7に示す)。二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ20はさらに、駆動歯車30を具えており、これは前述したように、歯31を介してウォーム歯車28(図3)によって駆動され、カートリッジ(組み立てられている)を軸22を中心に回転させる。二重用途のドアハンドルカバーカートリッジ20はさらに、上述したように、使用中に自動的に繰り出す(又は巻き取る)ようハンドルカバー材料の総量又は分量を測定するために使用する複数のノッチ62を有する測定プレート60を具える。測定プレートは、後述するスイッチと連動させて使用する。スプール64を使用して、ハンドルカバー材料67(点線で図示)を収容し供給する。ハンドルカバー材料67の大きさ及び形状は変えることができる。例えば、ハンドルカバー材料67は、カートリッジ20及びディスペンサ14の大きさを小さくするよう平らに巻いたり半分に折り重ねることができる。
さらに図6を参照すると、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ20、端部キャップ52は、駆動歯車拡大部分68に連結する又は接続する拡大部66aを具えるスプール部分66を具える。駆動歯車拡大部分68はスプール64に接続して、順に、端部キャップ54のスプール部分70の拡大部70aに接続する。拡大部70aは、軸22に沿って測定プレート60を通ってこの接続を達成する。組立は既知の手段(例えば、スナップ式)で成される。この方法において、スプール64は、駆動歯車30及び測定プレート60に連結されて、ハンドルカバー67を供給し符号72で示されるカートリッジ供給部を形成する。さらに、端部キャップスプール部分66は、端部キャップ52と駆動歯車30を両側に連結し、第1のカートリッジ巻き取り又は回収部74を形成する。同様に、端部キャップスプール部分70は、端部キャップ54と測定プレート60を両側に連結し、第2のカートリッジ巻き取り又は回収部76を形成する。第1及び第2のカートリッジ巻き取り又は回収部74、76は、使用された又は汚れたハンドルカバー材料を巻き取る。二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ20は、「二重用途」と呼ぶことができる供給部72と、少なくとも一の(しかし、本実施例では、2つを具えるように図示している)巻き取り部74及び76とを具えておりるので、「二重用途」又は「多機能」と呼ばれる。一実施例において、中央スプール64は、外径約2”にすることができ、駆動歯車30は外径(一の外側の歯から反対の外側の歯まで)約12”にすることができる。しかしながら、二重用途のドアハンドルカバーカートリッジは便利な大きさにできると理解されるべきである。
図4に戻って、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ20は、符号72で示される供給部と、符号74及び76それぞれで示される対の回収部とを具え、組み立てた形で示されている。図示するように、ディスペンサ2はさらにスイッチ78を具えており、これは、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ20の測定プレート60と機械的に連結して、ディスペンサの使用(すなわち、ドアハンドルカバーの繰り出しおよび/または回収)中にドアハンドルカバー(図示せず)を測定し、計算を行う。より具体的には、スイッチ78は、測定プレート60の測定ノッチ62(通常は一回につき一つ)と接触するタブ79を具える。この方法において、スイッチはカートリッジと連動して動作し、ユーザがこの器具を使用した後に繰り出すためにハンドルカバーの適切な量又は数を測定する。また、スイッチは、これが繰り出されたハンドルカバー材料の全体の量又は長さを観察できるように機能する。カートリッジが空又はほとんど空になったとき(すなわち、カートリッジの供給部72がハンドルカバーを消耗する又はほとんど消耗したとき)に、適切な印(例えば、前述のLED’sの照明又はハンドルカバーの末端の最後の特定の量に異なる色のハンドルカバーを使用すること)を提供することができる。カートリッジが消耗する又は空になることは、例えば、光学スイッチ、キャパシタンス、および同種の物などを使用して検出することができる。また、測定プレートのノッチ62は、ドアハンドルカバーカートリッジ20の動きを観察し、特に、ノッチをスイッチに接触するように使用して、この機能を達成する。ここに図示した電子機器のスイッチ78以外のスイッチ(例えば、赤外線、キャパシタンス、光学、磁力など)を使用して、機能性を観察および/または測定を達成することは、本発明の範囲内で考慮される。
再び、図5を参照すると、ディスペンサ2は、ハウジング4内に収容された、より正確には、中央ハウジング支持部分42内に配置された様々な電子装置を具える。前述したように、LED’s17は、例えば、電源のオン/オフ、バッテリパワーの低状態、ハンドルカバーが使用済みか新しいか、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ20が詰め替え又は補充する必要があること(すなわち、全て又はほぼ全てのハンドルカバー材料が繰り出された)、及び同様のことなどの信号を含む。さらに、図に関連してここに記述した本発明のこれら及び他の実施例において、ディスペンサはさらに、LED’s、スイッチ、ボタン、及びその他の検出電子装置を組み込んでいるプリント回路基板(「PCB」)を具える。この電子装置及び回路は、当業者に公知であり、本発明の範囲から外れることなく変更することができる。
上述した実施例を含むここに記述した実施例に関して、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジの巻き取り又は回収部(又は複数の回収部)は、一般的に、歯車列又はアセンブリ(例えば、ウォーム又は標準歯車を介して)によって駆動される。すなわち、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジの供給又は送り出し部分は、一般的に駆動されない。例えば、図6を参照すると、ハンドルカバー材料の連続的な材料を収容し供給するために使用するスプール又はコアは、固定された関係になく、従って、歯車列によって駆動しない。別の言い方をすると、巻き取り又は回収部は供給部から袋を引っ張るように機能する。さらに他の構成が本発明の範囲内で考慮される。
図7は、ハンドルカバー材料67(点線で示す)を具える自動ハンドルカバーディスペンサ2の概略断面図である。ハンドルカバー材料67を取り付けて、本発明の一態様に従って繰り出す状態である。より詳細には、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ20は、ハウジング4内に取り付けられ、ディスペンサ2の第2のハウジング部分8内(又は部分的に第2のハウジング部分8内)に収容されて示されている。カートリッジ20を再び示しており、前述したように、これは第1の供給部72と、対の回収部74及び76とを具える。本発明のハンドルカバー材料67は管状のスリーブのような材料であり、ディスペンサ2のハンドル10などのハンドルにかぶせて使用するために連続供給される。
本発明の一態様に従って、ハンドルカバー材料67の取付は以下の手段で達成される。ハンドルカバー材料67が、カートリッジ20の供給部72から供給され(すなわち、伸ばす)、ハンドル10の内部80を介して送り出され、通過し、又は延在する(上方向に示す)。ハンドル10のハンドル溝11は、ハンドルを介してハウジング2の外部領域(図示するようにハンドルの外部と同じ)へこのような通過を実現する。ハンドル10を介してこの上端部13を通過する時に、材料は裏返しにされる。袋のような材料の内部をユーザに曝すことによって、ハンドル10を使用するユーザにとって最高の衛生状態が確実になる。外側でハンドル10を覆う状態になると、ハンドルカバー材料は、ディスペンサ2のハウジング4のハンドル部分8内へ戻される。続いて、一般的に知られるように、材料をカートリッジ20の巻き取り部74、76に回収できるように、連続的な材料67が、2点でハンドルカバー材料を切るカッターを通過する。ハンドルカバー67は、ここでは器具内に取り付けられている。
本発明のこれら及びその他の実施例において、ディスペンサが使用される(すなわち、ハンドルカバー材料が取り付けられる)ときに、ユーザはディスペンサのハンドルを握ることができ、これによって、ハンドルを覆うハンドルカバー材料に接触して握ることができる。ディスペンサは、構造物(例えばドア)に連結される。ユーザは、(人が普通にするように)ハンドルを引き(又は押して)、最終目標(例えば、ドアを開けるなど)を達成する。ユーザは、達成すると、ハンドル及びハンドルカバー材料を放す。電子機器手段(例えば、赤外線、キャパシタンスなど)を使用する器具は、ハンドルカバー材料の所定の量を自動的に進ませる。この方法において、使用済みの又は汚れたハンドルカバー材料(ユーザによって触られた部分)が戻って、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジの回収部へ回収され、さらなるハンドルカバー材料がカートリッジの供給部からハンドルへ供給される。このプロセスは、このような消耗が起こりそう又は起こったことを示す新しいハンドルカバー材料供給物が使い尽くされるまで繰り返される。新しいハンドルカバー材料供給物を使い切ったカートリッジ及び付随するカートリッジ部品は、取り外してリサイクルすることができ、実質的に新しいカートリッジに交換される。ハンドルカバー材料自体を、器具内の材料がほとんど消耗している時に色が変化するように、多数の色にし、販売目的用にロゴを使用するように構成することができる。
図8は、図7のライン8−8に沿ったディスペンサの断面図であり、取り付けられ使用状態にある連続的な材料のハンドルカバー材料67を示している。ハンドル10は、上述したように、ハンドルカバー材料67の取付を容易にする溝11を具える。しかしながら、分かるように、取り付けられると、ハンドルカバー材料は、完全にハンドル10の内部80内に収容される(もはや溝内ではない)。材料は、ハンドルの上部又は開いた端部(図7に示す)を通過し、この通過部分はハンドルの外側を覆った関係になる。図示するように、本実施例において、カッター36(図示するように一対の切断ブレードから構成される)は、ハンドルカバー材料が露出しているハンドル10を通った後に、ハンドルカバー材料を切るために具えられている。カッター36は、前述したように、リフィルカートリッジを介してハンドルカバーの巻き取り又は回収を容易にする。
図9は、本発明の一態様に従った自動ハンドルカバーディスペンサ80の別の実施例の斜視図であり、図10は、図9の自動ハンドルカバーディスペンサの部分的な分解図である。図10はさらに、本実施例及び本発明の一態様に従って使用するための二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ82を示している。
図9乃至10を参照すると、ディスペンサ80は、符号84で示されるハウジングを具える。ハウジング84は、ハンドルカバー材料を自動的に繰り出すための構成部品を含むディスペンサ80の内部の電子機器の構成部品及びハンドルカバー材料自体(図示せず)を収容する又は覆っている。ハウジング84は、メインハウジング部分86と、第2のハウジング部分88とを具える。第2のハウジング部分88は、ヒンジ90を中心に回動しハウジング84を開いて、この内部に接触することができる。メインハウジング部分86はさらに、第1の部分92と、第1の部分に隣接して配置された第2の部分94とを具える。二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ82は、ディスペンサ80のハウジング84、より具体的にはメインハウジングの第2の部分94内に受けられる大きさと形状を有するハウジング83(図10)を具える。上述したように一般的に、ディスペンサハウジング84(同様にカートリッジハウジング83)は、内部の自動ハンドルカバーのディスペンサ器具の構成部品を美的に美しい形で効果的に覆い、収容するように作られている形状であり、ハウジング84の形状は本発明の意図及び範囲から外れることなく便利に変えられ、本発明は、何らかの特定のハウジング(又はハウジング部分、部品)の形状によって制限されないことは、当業者に自明である。また、上述のように(例えば、発行ダイオード又は「LEDs」)、インジケータの光が見えるように具えられている開口95が図示されており、このインジケータの光を使用して、例えば、電源のオン/オフ、及びハンドルカバー材料の消耗又は器具の「低パワー」状態を示す。ロック96(図9では外的、図10では内的に見ることができる)は、ディスペンサ80が使用可能な状態である場合に、固定様式でメインハウジング部分86に対して第2のハウジング部分88を固定するために具えられている。
自動ハンドルカバーディスペンサ80は、一般的に、ドア又は他の適切な支持基材もしくは構造物に(直接又は間接的に)連結されており、ディスペンサは、上述のようにユーザの便利さや必要性によって変えられる方法で構成することができると理解されるべきである。本実施例に図示されているように、ハンドルカバーリフィルカートリッジ82は、器具80が固定されている構造物(例えばドア)に対しある角度を付けている軸98を中心に方向付けられる。一の好適な実施例において、軸98は、この基材、面、又は構造物に対してほぼ垂直(前述の実施例では平行又はほぼ平行に図示されていることとは対照的に)に方向付けられている。リフィルカートリッジ駆動歯車97が、ディスペンサハウジング84内に収容されており、これを用いて、リフィルカートリッジからリフィルカートリッジへ(ハウジングの内部に配置されているとき)ハンドルカバー材料(図示せず)の繰り出し及び巻き取りを駆動する。本実施例において、駆動歯車97は、リフィルカートリッジ82と別個の部品ではなく機能的に関連することを意図している。図示するように、リフィルカートリッジが取り外されるおよび/または取り付けられているときに(例えば、ハンドルカバーの消耗後の交換の間)、歯車をディスペンサハウジング84内に固定されたままにすることができる。
図10を参照すると、ディスペンサ80は、さらに、ハウジング84に連結されている恒久的、ほぼ恒久的、又は半恒久的なハンドルコア100(図10)を具える。ハンドルコア100は、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ82から(ここに戻って)繰り出されるハンドルカバー材料104(図10に点線で示す)を介するハンドルオーバーレイ102を受ける。オーバーレイ102は、高価ではないが耐久性のある材料(例えば、プラスチック)で作られ、ハンドルコア100は、より弾性及び強度のある材料(例えば、充填プラスチック、金属)で作られることが考慮される。この方法では、ハンドルコア100は、ユーザが使用する際(ユーザは、一般的に、ハンドルコア100だけを握る又はほぼ握る)、ハンドルオーバーレイ102を保護し、これに対する(従って壊することを最小限にするか無くす)構造を提供するように機能することができる。「ハンドルオーバーレイ」は、「ハンドルキャップ」又は「ハンドル保護カバー」と言うこともできる。
図11は、図9の自動ハンドルカバーディスペンサ80の部分的分解図であり、ディスペンサ、より具体的にはハウジング部分88が開いた位置で示されている。二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ82は、ディスペンサ80内へ挿入して示されており、特に、ハウジング84内に配置されて示されている。ハンドルコア100が、ハウジング84から延在する又は突き出して図示されている。自動ハンドルカバーディスペンサが使用状態にある場合、ハンドルカバー材料104(点線で図示)は、ハンドルカバーリフィルカートリッジ82から繰り出され、図示するように、ハンドルオーバーレイ102を通過する。図示される、本発明の少なくとも一態様に従って、ハンドルオーバーレイ102は、波線103によって図示するように、ハウジング84、より具体的にはハンドルコア100に対し配置され固定される。従って、取り付けられた状態では、ハンドルカバー材料は、図示するようにカートリッジ82(以下に参照するように、巻き取り又は回収部に対応する)の正面部分へ引き出され、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジの正面カバー84は閉じている(例えば、スナップ式)。この方法において、ハンドルは固定され、ユーザが使用できる状態である。好適な実施例において、ハンドルオーバーレイ102は、2つの部品間の固定的な一致を実現するように、ハンドルコア100の形状と似た形状である。本実施例のハンドルカバー材料104はまた、一般的に、プラスチックやプラスチックなどの材料で作られるスリーブ又は袋の形をとるが、本発明はこのハンドルカバーの特定の型や種類に限定されるべきではない。
図12は、ハンドルカバー材料の繰り出しおよび/または巻き取りをリフィルカートリッジ82からリフィルカートリッジ82へ駆動するために使用する駆動歯車97と共に、図9乃至11に示したディスペンサ80の実施例で使用するハンドルカバーリフィルカートリッジ82の拡大した部分図である。図11乃至12を参照すると、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジは、カートリッジハウジング83及びカートリッジハウジング83から延在しハンドルオーバーレイ102を受けるハンドルカバー拡大部106を具える(図11)。ハンドルカバー拡大部106は、さらに、ハンドルカバー材料(スリーブ又は袋の連続的な材料の形をとるようにしてもよい)が動かなくなる又は引っかかることを防ぐ又はほぼ防ぐ形式で、ハンドルカバー材料104(図11)をカートリッジ82からハンドルオーバーレイ102(図11)内へ案内するように機能する。駆動歯車97は、カートリッジ82に一致して、ノッチ108及び110のそれぞれと一致する対応する駆動歯車及びカートリッジを介してハンドルカバー材料の供給及び巻き取りを達成することを意図している。本実施例の駆動歯車97は、リフィルカートリッジと機能的に関連することが重要である。
図13は、図9乃至11に示したディスペンサ80の部分的な概略断面図であり、ハンドルカバーカートリッジ82が取り付けられ、使用状態にあるおよび/または使用中であるように示されている。図15は、図13のディスペンサ80の一部の背面斜視図であり、ディスペンサの様々な内部の部品をさらに説明するためにハウジング(及びカートリッジカバー)を取り除いた状態である。図13及び図15を参照すると、ディスペンサ82は例えば、ねじや他の留め具112(点線で図示)を介して支持構造114に固定されている。ハンドルカバー材料104(点線で図示)はディスペンサ80内に収容されている。ハンドルカバー材料104は、二重用途のハンドルカバーカートリッジ供給部116から供給され、図11に関して上述したように、ハンドルカバー材料は、ハンドルカバー拡大部106を介してハンドルオーバーレイ102へ及びここを通って、従ってハンドルオーバーレイにわたってこの周囲に延在する。図13に最良に示すように、ハンドルカバー材料は連続的なスリーブから構成される。ハンドルオーバーレイ102及びディスペンサハウジング80の外側では(すなわち、ハンドルオーバーレイの上端部又は近く)、ハンドルオーバーレイ及びハンドルコアに関して衛生的な面(上述するように)を提供するように材料は裏返しにされて、覆う形式で延在する。
さらに図13及び図15を参照すると、ハンドルカバー材料104は延在して、ディスペンサハウジング80内部へ戻り、ここで、カッター118(例えばブレード)上を通って、ハンドルカバーカートリッジ82内に配置されたハンドルカバーカートリッジ巻き取り又は回収部120へ進む。ハンドルカバー材料を切ることによって、使用済み及び潜在的に汚れているハンドルカバー材料の回収を容易にする。好適な実施例において、カッターは上述のようにブレードから構成できる。二重用途のハンドルカバーカートリッジ供給及び巻き取り部116、120は、この周囲にハンドルカバー104を伸ばす及び巻く供給及び巻き取りスプール122、124を具える。駆動歯車97を再び、図示している。駆動歯車97は、ハンドルカバーカートリッジ82、より具体的には、供給及び巻き取りスプール122、124と機能的に関連しており、カートリッジからハンドルカバー材料104の自動供給と、カートリッジへの使用済みのハンドルカバー104の自動回収を行う。駆動歯車97は、符号128で示される歯車列を介した上述の方法と類似又は同じようにモータアセンブリ126によって駆動される。上述したウォーム歯車はもはや必要ないことに留意する。これによって、支持基材又は構造物114に対しハンドルカバーカートリッジ82が方向付けられる。より具体的には、図10に関連して記述したように、ハンドルカバー材料104の供給及び巻き取り(すなわち、伸ばす及び巻く)はそれぞれ、構造物114に対して垂直の(又はほぼ垂直の)軸に沿って起こる。二重用途のハンドルカバーカートリッジは、ハンドルカバーの供給と回収の両方を達成する又は適応することができるので、「二重用途」ハンドルカバーカートリッジと言うことができることが分かる。上述のように、本発明の自動ハンドルカバーディスペンサ80の電子制御をもたらし電力を供給する電子機器の構成部品には、一般的に知られている部品(例えば、バッテリ、PCB、LED’s、IRセンサ)がある。このような部品は、一般的にハウジング80の内部空間136(図13)内に配置されている。
図14は、本発明の少なくとも一態様に従った図9の自動ハンドルカバーディスペンサ80のためのハンドルオーバーレイ102の一実施例の拡大斜視図である。分かるように、ハンドルオーバーレイ102は、ユーザが握りやすく、ハンドルカバーの通過を最適にする外形に作られ、さらに、ハンドルオーバーレイは、一般的に管状でありほぼ楕円形断面の上端部を具えているが、この形状は便利に変えることができると理解されるべきである。さらに、ハンドルオーバーレイ102の外部は、模様を付けた(例えば、リッジ)領域と、模様の付いていない領域、130a及びbそれぞれを具えており、これらの領域は、ハンドルカバー材料(図11参照)のハンドル上及び周りの滑らかな動きを(例えば摩擦及び静止力を小さくすることによって)容易にする。図13に関して記述したように、ハンドルオーバーレイ102は、使用後及びカートリッジ内の巻き取りスプールによる回収の前にハンドルカバー材料を切るためにさらに一対のカッター(例えば切断ブレード)118を具える。本実施例において、ハンドルオーバーレイ102は、取り替え可能および/または再生可能であり、より恒久的で又は半恒久的なハンドルコア100(図11)と比較して一般的に丈夫ではない又は耐久性のない材料で作られる。ディスペンサ80はさらに、ハンドル近くに配置されたセンサ(例えば、波、赤外線センサ、又はキャパシタンス)を具えて、使用後に動きに反応してハンドルカバー材料の動きを引き起こし(すなわち、自動的に進ませる)、この特性は、様々な他の図にも示されている。
一般的に、本発明の上述の及び他の実施例において、一又はそれ以上の対象物検知センサ(例えば、赤外線、動き、又はキャパシタンスセンサ)及び他の器具は、ハンドルカバー材料を進ませるように用いることができる。この技術は、特定の環境に対する特定の必要性を最適化するよう多くのIR領域(例えば、検出距離)及びパルス率(サンプル検出)でプログラムできる。さらに、この器具は、ユーザがIR領域を出た後だけにIRがハンドルカバー材料を進ませる(使用後にカバー材料の自動前進を起こす)ようにプログラムでき、又は代替的に、ユーザが、ハンドルを使用する前に、一定の所定(及び選択可能な)時間(一般的に、業界では「波」と呼ぶ)IRのビューにユーザの手を維持することによって、積極的に使用後カバー材料の自動前進を動作させるようにプログラムできる。これらの及び他のオプションは、プログラムでき、選択でき、従って便利に変えることができる。例えば、スイッチ(例えば、ディップスイッチ)を使用して、材料の前進に最適なプログラムを選択することができる。物体検出器具は、ハンドルカバー材料の自動検出を達成するために考慮される。他の器具及びこの器具に関連するプログラムは、ハンドルカバー材料の供給(例えば、材料の繰り出し)を観察及び/又は測定を実現および/または補助するものであるとここに開示されている。
図16は、本発明の別の態様に従った自動ハンドルカバーディスペンサ140の別の実施例の斜視図である。ハンドルカバーディスペンサ140は、また、前述の実施例のハウジングと同様のハウジング142を具える。すなわち、ハウジング142は、メインハウジングカバー部分145及びメインハウジング第2の部分147を具えるメインハウジング部分144を具える。ハウジングはさらに、ヒンジ148を中心とする回転によって、開いて(内部に接触するように)閉じることができるカバー部分146を具える。閉じているとき、第2のカバー部分146はハウジングロック150を介してロックできる。ハンドルカバーリフィルカートリッジ152(点線で示す)は、ハウジング142内に収容されており、ハンドルカバー(図示せず)を供給し回収する。ここで再び、カートリッジは、「二重用途」のカートリッジと呼ぶことができる。カートリッジは、また「再生可能」及び「使い捨て可能」であるとして記述することもできる。ハンドルカバー材料は、ハンドルオーバーレイ154に供給される(従ってハンドルを囲む)。再び、ハウジングは、ディスペンサの内部部品とハンドルカバーを収容する大きさ及び形状であるが、本発明は、何らかの特定のハウジング構成に限定されないと理解される。
図17乃至18は、図16の自動ハンドルカバーディスペンサ140の部分的な分解図であり、ハンドルカバーリフィルカートリッジ152及びハンドルオーバーレイ154を示す。図19は、ディスペンサ140の拡大した部分断面図である。図17において、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ152は、ハウジング142の外側に示されており、図18、19において、カートリッジはディスペンサハウジング内へ挿入して示されている。図17乃至18において、ハウジング142は、ロック可能なカバー部分146がメインハウジング部分144に対して開いた位置で示されており、図19において、ロック可能なカバー部分はメインハウジング部分144に対して閉じた位置で示されている。ハンドルコア156はメインハウジング部分144から延在している。ハンドルコア156は、自動ディスペンサ140の使用および/または動作中、ハンドルオーバーレイ154を受けて固定できるようにハンドルオーバーレイ154と一致する大きさ及び形状である。他の実施例に関する上記記載のように、ハンドルカバー材料157は、連続的な(すなわち連結している)スリーブを具え、一般的に、再生可能であることが好ましいプラスチック材料から作られる。
図17及び19に最良に図示するように、駆動歯車158がハウジング142内に配置され固定されており、駆動歯車158を使用して、これが連結されているカートリッジスプール160(「軸」又は「カートリッジ軸」としても呼ばれる)を介して、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ152内のハンドルカバー材料157の巻き及び伸びを駆動し、ディスペンサの使用および/または動作中、ハンドルカバーを供給および/または回収する。二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ152は供給部162を具えており、ハンドルカバー材料157はここから、図示するようにハンドルオーバーレイ154と、使用後ハンドルカバー材料がこの中へ回収される巻き取り又は回収部164とに供給される。
特に、図19を参照すると、ディスペンサ140、より具体的にはハウジング142は、通常、平ら又はほぼ平らな取付構造物170(例えば、ドア)に固定されており、このような固定又は取付は、一般的に、既知で容易に入手可能な留め具(例えばねじ)を用いて達成される。モータアセンブリ174は、ハウジング144内に配置され、符号176で示される歯車列アセンブリを介して駆動歯車158を動かす。歯車列176は、スプール160を回転させて、ハンドルカバー材料157の適切な供給及び巻き取りを起こさせる。一又はそれ以上のバッテリ178は、モータアセンブリ174に動力を供給し、これらのバッテリは、図示するようにハウジング144内に固定される。スプール160(又は軸)は、取付構造物170に対してある角度の軸183を中心に回転し、好適な実施例において、軸は構造物に対して垂直であることが有益である。
図17乃至19を再び参照すると、ハンドルカバー材料157は後述するように取り付けられる。二重用途のカートリッジ152がディスペンサ140内に挿入される前に、ハンドルカバー材料は、カートリッジ152の供給部162内に巻かれているか提供されている。ハンドルカバー材料157は、初めに、ハンドルカバーリフィルカートリッジ152の供給部162からハンドルオーバーレイ154の内部へ引き出される。ハンドルカバー材料は、ハンドルオーバーレイ154の上部を越えて、ハンドルオーバーレイの外へ引っ張られ(上方向に図示)、これは、裏返す方法でハンドルオーバーレイを覆う。ハンドルカバー材料157は、カートリッジ152の回収部164へ引き込まれ、この中へ付随する(図20に示すようにカッター153を介して適切に切られた後)。カートリッジ152は、軸又はスプール160上にディスペンサ140内に配置することができる。ハンドルカバー材料がハンドルコア156内へ案内又は挿入された後、ハンドルオーバーレイ154は、波線166によって示されるようにハンドルコア156上に滑り込ませるか、そうでなくともハンドルコア156内に配置される。ハンドルカバー材料157は、ハンドルを介してこの上端部を越えて進ませる又は引き出すことができるが、第1に、材料の何らかの緩みは、カートリッジスプール160の自動的な巻き又は伸びを介して取り除くことができる。ハンドルカバー材料は、ハンドルの大きさ及び形状にほぼ一致する。ここで、本実施例の様々な態様は、本発明の範囲から外れることなく便利に変えることができる。例えば、これらの及び他の実施例において、供給及び回収部の相対的な位置は、逆にするか交換することができる。
図示した他の部品に関し、上述したように、バッテリ178がLED’s180に動力を供給し、これを用いて、電源がオン/オフであるとき、ハンドルカバーが使用済み又は衛生的である(使用されていない)か、ハンドルカバー材料157が消耗又はほぼ消耗し、補充が必要であるかなど、様々な状態が識別される。また、赤外線センサ182(例えば、キャパシタンス、動き)が、ハンドルコア156近くに具えられ、ディスペンサの使用中、ハンドルカバー材料の自動的な前進が達成される。
一実施例において、駆動歯車は、対応するカートリッジハウジングの外形に一致する外形を具えることができる(例えば、外形の一方は、「雄型」であり、他方は「雌型である」)。この方法により、ディスペンサは、特定の及び/又は所望されるカートリッジのみが「リフィル」として確実に使用されることを「保障(securitized)」できる。さらに、特定の外形又は「キー形状」は、カスタマーに特定され、カスタマーごとにカスタマーによって変更可能である。例えば、図19を参照すると、保障(保護)は、部分162の底部の雌型の外形(図示せず)をディスペンサ142の底部の雄型リブ(図示せず)に一致させて、パズルと同様の連結作用を作り出すことによって達成することができる。この発明は、何らかの特定の「保障」手段に限定されると解するべきではない。
図22は、ディスペンサの使用および/または動作中、ハンドルオーバーレイ154がハンドルオーバーレイ上に滑り込ませたときのハンドルオーバーレイ156の近くに配置された回転を測量及び測定する器具184を示す図19のライン22−22に沿った拡大図である。ハンドルカバー材料が、カートリッジ(図17乃至19)の供給部からハンドルオーバーレイ154及びハンドルコア156内へ引き出されるときに、測量及び測定器具184は、ハンドルカバー材料157(点線で図示)の案内に有用である。測量及び測定器具154は、器具の使用中、少なくとも1の検出装置、例えば磁気検出装置又は光学センサ(図示せず)及びハンドルカバー材料157の適切な量の測量および/または測定をするモータアセンブリ(図19)と機能的に関連する。測量及び測定器具184は、繰り出されたハンドルカバーの総量を記録することによって走行距離計と同様の特性にすることができ、従って、新しい衛生的な使用のためにどのくらいハンドルカバー材料が進んだかを認識してカートリッジの供給部内のハンドルカバー157の供給物が交換および/または補充を必要とする時期を認識するように機能させることができる。測量及び測定器具184は、ローラシステムを具えているが、ハンドルカバー材料及びハンドルカバーの使用量の測定および/または測量を達成するために他の手段が本発明の範囲内で考慮されると理解されるべきである。
ここで図20を参照すると、図16及び本発明の少なくとも一態様に従った、自動ハンドルカバーディスペンサとともに使用されるハンドルオーバーレイ154の一実施例の拡大斜視図である。ハンドルオーバーレイは、ユーザによって把持しやすく、ハンドルカバーが通過できる形でできており、さらにハンドルは一般的に管状であるが、この形は便利に変えることができると理解されるべきである。ハンドルオーバーレイ154は、さらに、カッター153を具え、使用後、カートリッジ内の巻き取りスプールによる回収前にハンドルカバー材料を切断する。本実施例において、ハンドルオーバーレイ154は、取り替え可能および/または再生可能であり、より恒久的で又は半恒久的なハンドルコア156(図17乃至19)と比較して一般的に丈夫ではない又は耐久性のない材料で作られる。ハンドルオーバーレイはさらに、ディスペンサカバーが閉じているときに取り外すことができないようハンドルオーバーレイがハンドルコアに接続できる拡大部155を具える。図示するように、ハンドルコア156上に滑り込んで方向付けるようハンドルオーバーレイは180度回転しうる。
図21は、本ディスペンサの実施例で使用する例えば、図18に示された二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ152の拡大図である。二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジ152は、内部を規定するハウジング151(取り外される部分)を具える。カートリッジは、ハンドルカバー材料(図示せず)をここから供給する供給部162と、使用後にハンドルカバー材料をこの中へ回収する巻き取り又は回収部164とを具える。スプール160は、上述したように駆動歯車と接続して、ハンドルカバー材料を供給及び回収する。ハウジング151、具体的に回収部162を連結している部分の形状は、さらなる手段でハンドルカバー材料の回収を容易にし、回収部内のスペースを最適にするように機能する。当然にこの形は変えることができ、この変化は本発明の範囲内で考慮される。
一般的に、ディスペンサの上述の実施例を参照して、ユーザはディスペンサを握ることができ、これは、一般的に強固なハンドルコア及び使い捨てのハンドルオーバーレイの形をしている。ディスペンサは、ドアなどの支持構造物に連結又は別の方法で固定されているとき、ハンドルによってユーザがドアを開くことができるようにしている。一又はそれ以上の検出技術を使用して、ユーザがハンドル(又はハンドルオーバーレイ)を開放した後にハンドルカバー材料の自動前進がもたらされる。また、ハンドルカバー材料は、一又はそれ以上のセンサを介して自動的に前進させることができ、ユーザの動き(例えば、手の動き)がこのセンサを作動させることができる。ハンドルカバーの前進は、モータアセンブリ自体がディスペンサ内に収容されているバッテリを動力とするモータアセンブリによって(一又はそれ以上のバッテリとともに)駆動される。センサ又はスイッチ技術がハンドルカバー材料の適切な繰り出しを測定および/または測量するために使用される。繰り出された(又は回収された)量は、1)ディスペンサ及びディスペンサ部品の大きさ、2)ハンドルカバー材料のタイプ及び厚さ、3)覆われているハンドルコア及びハンドルオーバーレイの大きさ(例えば、長さ、直径など)、を含む変数及びハンドルカバー供給の消尽又は消耗の前に所望される使用量に依存する。利点として、ディスペンサは、ハンドルカバーを繰り出す実質的に任意の所望される方向に固定又は取り付けられる。さらに、ディスペンサハウジングは、ロック可能であり、内部のディスペンサ内容物および/または部品の所望される人以外による不正な変更の恐れを最小限にしつつ補充を容易に達成する。
前述したように、ディスペンサハウジングは、便利な大きさ及び形状にすることができる。同様に、ハンドルは、便利な大きさ及び形状にすることができる。例えば、ハンドルは、様々なアプリケーションにおいて使用するために延在させることができる。自動ハンドルカバーアセンブリは、ドアハンドル以外の適用例を考慮している。例えば、上述のディスペンサは、買い物や他のカートで見られるハンドルを具える様々な最終使用のアプリケーションにおいて使用することができると考慮される。ハウジング自体は、様々な材料で作ることができる。一実施例において、ハウジングは、黒、及び半透明の材料で作ることができ、別の実施例において、ハウジングは、金属製(例えば、クロム合金、金属)の材料で作ることができる。ハウジングは単一の材料で作ることができるが、一又はそれ以上の材料を使用して一のハウジング部分を構成し、異なる材料を使用して別のハウジング部分を構成してもよいと考慮される(例えば、メインハウジング部分は、プラスチックから作り、一方、第2のハウジング部分はクロム合金又は金属で作る)。
図23は、本発明の一態様に従って、符号252で示されるロック可能なドアハンドルアセンブリとともに使用するための自動ハンドルカバーディスペンサ250の別の実施例の正面斜視図である。図24は、ロック可能なドアハンドル252アセンブリとともに使用するための自動ハンドルカバーディスペンサ250の背面の斜視図である。図25は、ディスペンサ250の正面図であり、ディスペンサがドア254(点線で示す)に連結されている。図26は、図25のライン26−26に沿った、ロック可能なドアハンドルアセンブリ252とともに使用するための自動ハンドルカバーディスペンサ250の部分的概略断面図である。
図23乃至26を参照すると、ディスペンサ250は、図9乃至15の実施例に関して既に上述した種類のディスペンサであり、これにおいて、ディスペンサの内部の部品は本発明の実施例の理解を容易にする必要性のみから示している。これは、しかしながら、図1乃至8及び図16乃至22の実施例は、このようなロック可能なドアハンドルに対して使用でき、本発明はここの図又は記述によって制限されるべきではない。さらに、ディスペンサの前述の実施例に関して記述又は示したように、本発明の範囲内で考慮される変更は、本実施例に使用可能(ほぼ使用可能)であると考慮されるべきである。
図23乃至25を参照すると、ディスペンサ250は、メインハウジング部分258(図25に図示せず)と、第2のハウジング部分ロック262(図24に図示せず)のロックを外しヒンジ264を中心にこの部分を回転することによって開くことができる第2のハウジング部分260とを具えるハウジング256を具える。ディスペンサハンドル266はハウジング256、より具体的には第2のハウジング部分260から突出している。また、ロック269(図23及び25)を具える一般のロック可能なドアハンドル268(図24)が示されている。二重用途の供給及び巻き取りハンドルカバーカートリッジ267が、図25に点線で示されている。カートリッジは、波線265で示すロック269を収容する大きさであり、図26を参照して後述する。
図24及び26を参照すると、ディスペンサ250のハウジング256、より具体的にはメインハウジング部分258は回動プレート270に連結されている。プレート270は、固定プレート272に対して摺動関係にあり、この固定プレート272が留め具(例えば、ねじ)274を介してドア254(又は他の面)に締め付けられるか別の方法で固定される。より具体的には、第一のプレート270は、ドアハンドルアセンブリ254のロック及びアンロック中、ディスペンサ250が回転できるようにプレート272に一致するインターロックタブ(図示せず)を具える。さらに、プレート270は、溝273内で摺動できるスタッド271(例えば、止めスタッド又はねじ止めスタッド)を介して固定プレート272に連結されている(スタッド及び溝が図24に示されている)。より具体的には、ディスペンサのハンドル266(図24)が対応する方向に押されるときプレート270、すなわちディスペンサ250自体(回動プレートに固定されている)は、矢印276a乃至bによって示されるように、固定プレート272、すなわちドア254(固定プレートに連結されている)に対して摺動できる。ハンドル266を押す又は引っ張ることによって起こるディスペンサのこのような動き(回転運動)は、ドアを開閉できるように、最終的に、ラッチ機構275を収縮させる。一実施例において、第一及び第二のプレートは、ディスペンサの大きさ及び形状に適合した大きさ及び形状である。
図26を参照すると、ドアハンドルディスペンサ250の様々な内部部品及びロック付ドアハンドル252が示されている。一例として、前述したように、ディスペンサは、符号282で示される歯車列を介して駆動歯車284を動かすために用いられるモータアセンブリ280を具える。駆動歯車284は、上述のように、二重用途(すなわち、供給及び巻き取り)のハンドルカバーカートリッジ267(点線で示す)内からハンドルカバー材料(図示せず)を自動供給及び巻き取りをすることができる。バッテリ285は、前述したように示され様々な機能を果たす。カートリッジ267は、ロック269(例えば、「プッシュボタンタイプのロック」)、より具体的には、バネ荷重プランジャ286(カートリッジを通過する)を収容するように構成されていることを意図している。ドアがロックされているとき、矢印276a又は276bのどちらかに対応する方向のディスペンサ250の回転によって、バネ荷重プランジャ286が解除される、すなわちドア254のロックを外す。バネ機構288(例えば、ねじりバネ機構)が使用されて、この元の位置へディスペンサ250を戻す(すなわち、ディスペンサがドアを開けるために下へ押されると、バネ機構がディスペンサを上へ押し戻す)。図23乃至26の実施例は、「一体型のディスペンサ及びロック可能なドアハンドルアセンブリ」と呼ぶことができる。
図27は、一体型の自動ハンドルカバーディスペンサ及びロック可能なドアハンドルアセンブリの背面斜視図であり、全体アセンブリが符号300で示されている。アセンブリ300は、自動ハンドルカバーディスペンサ302と、一般のロック可能なドアハンドルアセンブリ304とを具える。しかしながら、上述のように、ディスペンサは、図を参照して上述した実施例に従って変えることができ(すなわち、ディスペンサの一実施例が別のものに代用することができる)、図9乃至15のディスペンサは例示的な方法を示している。ディスペンサ部品及びこれらの特性が図示され記述されている。さらに、図示されているこの種類のロック可能なドアハンドルアセンブリは一般的に知られているものである。ディスペンサ302は、メイン本体部分305と、第2のカバー部分307とを有するハウジング303を具える。第2のカバー部分307は、ヒンジ309を介してメインハウジング部分305に対して開閉し、ロック311を介して固定できる。(図28を参照)
さらに、図27を参照すると、「部分的に一体型の」アセンブリにおいて、ディスペンサ302は、上述の記載と同様にプレートシステムを使用するロック可能なドアハンドルアセンブリ304に対して旋回又は回動することができる。より具体的には、ディスペンサ302は第1のプレート306に連結されている。第1のプレート306は、固定プレート308に対して摺動し、これは、留め具(例えば、ねじ)310を介してドア(図示せず)に取り付けられる又は別の方法で固定される。このような回転及び相対運動をすることができるように、第1のプレート306は、固定プレート308内の溝314内を摺動できるプレート延在スタッド312(例えば、ねじ止めスタッド又は止めスタッド)を介して固定プレート308に連結されている。第1のプレート306は、ドアハンドルアセンブリ304のロック及びアンロック中にディスペンサ302を回転することができるプレート308に一致するインターロックタブ307を具える。ユーザが、矢印316a又は316bのどちらかに対応する方向にディスペンサ302のハンドル315を押すか引くと、第1のプレート306が固定プレート308に対してスタッド312を介して摺動しディスペンサが回転する。ディスペンサ302の動きによって、旋回プレート306がドア機構318を解除しドアのロックが外される。戻りバネ機構313(例えば、ねじりバネ機構)によって、この元の位置へディスペンサを戻す(例えば、ディスペンサが矢印316aに対応する方向に押されると、バネ機構は、ディスペンサが矢印316bに対応する方向に動かされる)。
図28は、図27に示されている部分的一体型自動ハンドルカバーディスペンサ及びロック可能なドアハンドルアセンブリ300の正面図である。全体アセンブリ300は、自動ハンドルカバーディスペンサ302と、一般のロック可能なドアハンドルアセンブリ304とを具える。図に示すように、ドアハンドルアセンブリ304は、プッシュボタンロック319を有するハンドル317を具える。図27を参照して示すように、矢印316a又は316bのどちらかの方向のハンドル315の動きによって、プッシュボタンロック319が解除され、従って、ドアハンドルアセンブリ304のロックが外される。
図29及び30は、本発明の一態様に従った自動ハンドルカバーアセンブリ320のそれぞれ、背面斜視図及び正面図である。アセンブリ320は、一対のプレート326a及びbを介して、ロック可能なドアハンドルアセンブリ324、具体的にはハンドル325と機能的に関連するハンドルカバーディスペンサ322を具える。ディスペンサアセンブリは、一般のロック可能なドアアセンブリと共に使用するためのレトロフィットを構成することができる。ディスペンサ322は、図9乃至15に関して図示及び上述された実施例を使用して示されているが、他の実施例は、レトロフィットアセンブリの一部として使用することが考慮され、レトロフィットアセンブリは図に限定されるべきではないと理解されるべきである。さらに、内部部品は、上述したように変更することができる。ディスペンサ322はハウジング328と、ハウジングから突き出しているハンドルオーバーレイ330とを具える。ハンドルカバー(図示せず)は、上述したように、ディスペンサから自動的に繰り出される。ハウジング328は、メイン本体部分332と、ヒンジ336(図30)を介してメインハウジング部分に対して開閉しロック337(図30)を介して固定できる第2のカバー部分334(図29)とを具える。
図29を参照すると、ディスペンサ322のメインハウジング部分332は、留め具(例えば、ねじ)340を介してドア(図示せず)に取り付けられる又は別の方法で固定されている固定プレート338に対して旋回する旋回プレート333に連結されている。より具体的には、ディスペンサメインハウジング部分332は、スタッド342を介して固定プレート338に連結されている第1のプレートに連結されている。第1のプレート333のスタッド342(例えば、ねじスタッド)は、固定プレート338の溝344内で摺動することができる。さらに、第1のプレート333は、ドアハンドルアセンブリのロック及びアンロック中にディスペンサ320を回転させることができるプレート338に一致するインターロックタブ349を具える。このように、矢印346a又は346bに対応する一方向(例えば、上又は下)にディスペンサのハンドル330が押されると、ディスペンサ322は、対応する方法で固定プレート338に対して摺動することができる。ハンドル330を押す又は引くことによって起こるディスペンサの回転運動は、プレートがディスペンサ322と隣接接触していることによって、順に、対応する方向にプレート326a及びbを動かす。プレート326a及びbはロック可能なドアハンドル325に連結されているので、プレート326a及びbの運動によって、既知の方法でロック可能なドアハンドルアセンブリ324のロックが外される。図示された実施例において、プレート326a及びbは、図示するように、ディスペンサ320にのみ隣接接触しているので、ディスペンサハンドル330(又はディスペンサ自体)が矢印346bに対応する一方向に動かされたときにのみロック可能なハンドル325のロックが外されることに注意すべきである。最後に、バネ機構348(例えば、ねじりバネ)を用いて、この元の位置へディスペンサ322を戻す。すなわち、ディスペンサが、矢印346bに対応する方向にドアを開くために押されてディスペンサハンドルが解除されるとき、バネ機構は、矢印346aに対応する方向にディスペンサを動かす。
追加点として、一実施例において、固定プレート338は、ディスペンサ320の大きさ及び形状に適合した大きさ及び形状である。また、使用(すなわち、ユーザとハンドルオーバーレイ330の接触)後にハンドルカバー(図示せず)の自動前進をもたらすように使用されるセンサ345(例えば、赤外線、キャパシタンス、波、など)が図29に示されている。図31及び32は、また、スリット又は溝508が上部から下部へハンドルオーバーレイに形成された状態で、ハンドルコア504及びハンドルオーバーレイ506を具えるハンドル502を具えるディスペンサ500の一実施例の斜視図を示す。ハンドルオーバーレイはハンドルコアによって受けられているので、溝は全体のハンドル強度を犠牲(又はほぼ犠牲)にしないことが利点である。ハンドルコアは、恒久的であるよう考慮することができ、全体のハンドル強度を提供するように本質的に機能する。しかしながら、溝によって、サービスカスタマーがハンドルカバー材料509を取り替えることができるようになる(例えば、ハンドルカバーが、破壊行為を含む何らかの理由で裂ける又は別の方法で損傷したとき)。ハンドルカバー材料が損傷すると、サービスカスタマー又は他の人は、簡単にディスペンサを開けて(上述したように)、カートリッジ512の供給部510からハンドルカバー材料を引いて、続いて、ハンドルオーバーレイのスリット及びハンドルコア(ハンドルオーバーレイを受ける)を通して(図示するように上方に)ハンドルカバー材料を引っ張る。図示するように、ハンドルオーバーレイの上部で、材料は、裏返しにされて、巻き取り又は回収部514へ下方へ引っ張られる(これは、ここに記述した全ての実施例に使用可能である)。
ハンドルカバー材料は回収部に固定される(例えば、プラスチックハウジング内にテープ又は小さいスリットを使用して、カートリッジ用の材料に保持する)。さらに、ディスペンサは、ハンドルカバー材料を回収部に適切に確実に巻きつけるように自動的に2、3回前進させる。ディスペンサは閉じて動作状態となる。ディスペンサの特定の実施例が示されているが、任意のディスペンサを使用することができる。
図33及び34は、ディスペンサ521が取り付けられている構造物(例えば、ドア)に取り付けることができるレトロフィット機構520の一実施例の斜視図である。アーマチャ522は、これを介して好ましくない物質(例えば、たばこの吸い殻)がハンドル内部へ入ることを無くす又はほぼ無くすとともに、ハンドルの必要な分だけ引いて/押して露出することができるようにハンドル524の上部を覆う。さらに、ハンドル524が強く引っ張られた場合に、アーマチャ522はハンドル524が壊れることを防ぐように機能することができる。レトロフィット機構は、ロック526を介してロックすることができ、ロックは、例えば、前述したように、ディスペンサロック527のロックを外すことができるキーと同じ又は(類似の)キーを使用してアクセスできる。ディスペンサの具体的な実施例が示されているが、任意のディスペンサを使用することができる。
図35は、本発明の一態様に従って図示された一対のハウジング部分402、404を具える自動ハンドルカバーディスペンサ400の別の実施例の斜視図である。ディスペンサ400は、ドアなどの構造物401に取り付けられる又は別の方法で固定される。図示するように、ハウジング部分402は、メインハウジング部分406と、ヒンジ410周りに開くことができロック412を介してロックする及びロックを外すことができるカバー部分408とを具える。同様に、ハウジング部分404は、メインハウジング部分414と、ヒンジ418周りに開くことができロック413を介してロックできるカバー部分416とを具える。一般に、ハウジングの形は、便利に変えることができるが、好ましくは、外見上美しく、収容されたディスペンサの内部機構に適合して覆うように構成される。ハウジングは金属やプラスチックを含む様々な材料で作ることができる。さらに、ディスペンサは、特定の方向で示されているが、方向は便利に変えることができると理解されるべきである。さらに、ディスペンサが固定される構造物は、本発明の意図及び範囲から外れることなく変更できることを意図している。一実施例において、構造物は、平らかほぼ平らなドアの形をしているが、他の適用例が意図されてもよい(例えば、器具をショッピングカートに取り付ける)。ディスペンサ400は、さらに、管形状(ユーザによって握りやすくする)で示されるハンドル420を具える。ハンドルカバー材料422(点線で示す)が示されており、ハンドルを覆うように配置される。一実施例において、上述し図示するように、ハンドルカバー材料はハンドル420を囲む又はほぼ囲む連続的なスリーブから構成される。
図36は、ディスペンサの内部部品を観察するように、メインハウジング部分が取り外された状態の図35のディスペンサ400の斜視図である。ディスペンサ400は、留め具又は他の固定手段(図示せず)を介して固定されているプレート424a及びbを介して、構造物401(例えば、バスルームのドア、カフェテリアのドアなど)に固定されて示されている。ディスペンサは管状部材の形である。上述の実施例において、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジが記述されている。しかしながら、本実施例は、2つの別個のリール、すなわち、送り込み又は供給リール426及び巻き取り又は回収リール428を組み込んでいる。供給リール426は、図示されているように、固定機構424aを介して支持構造物401に連結されている。クリップ427はこの連結を容易にする。巻き取りリール428は、固定機構424bを介して支持構造物401に連結されている支持構造物430に連結され、これによって支持されている。クリップ429はこの連結を容易にする。支持構造物430はモータ機構432を支持する。本実施例において、モータ機構432は、符号434で示される歯車列を介して巻き取りリール428の回転運動を駆動する。より具体的には、巻き取りリール428は、歯車列434を介して直接駆動される駆動歯車436を具える。構造物430を支持することで、さらに、PCB(図示せず)と、電子機器特性(例えば、モータアセンブリ)に電力を供給するバッテリ438を支持する。
さらに、図36を参照すると、取付を達成するために、衛生的なハンドルカバー材料422は、供給リール426から巻き取りホイール428へ、矢印439によって示されるように上方に引き出され、ハンドル420を覆って通過する。切断器具440(二側部の部レートを示している)を使用して、巻き取りリール428でハンドルカバー材料の適切な回収を行うためにハンドルカバー材料422を分ける又は切る。
さらに図36を参照すると、図示するように、スプールなどの供給リール426は、歯車444を具える。供給リール426はハンドルカバー材料422が消耗すると、巻き取りリール428と共に交換することができる。より具体的には、リール426及び428は、離脱させて取り外すことができ、汚れたおよび/または使用済みのハンドルカバー材料を有する巻き取りリールは、所望されるとおりに廃棄および/または再生利用することができる。供給リール426は駆動歯車444を具えるので、巻き取りリール位置に配置することができることを意図している。このような交換が、矢印446によって示されている。この方法において、供給リール426は巻き取りリールとして使用することができる。新しい供給リール(図示せず)を提供してもよい。従って、ハンドルカバー材料の供給物が消耗したとき、リールは交換されるので、一の新しいリール(新しい供給リール)のみを提供する必要があることが利点である。
再度、図35に戻ると、ハンドルカバー材料422がハンドル420を通過するとき、これらはハウジング部分404の内部から出て、ハンドル部分を越えて(従って任意のハウジング部分の外部)、ハウジング部分402の内部へ入る。ハウジング部分402内で、ハンドルカバー材料はスリーブ材料を切るように機能するカッター440上を通って、これは巻き取りリール428に巻き付くことができる(ロック412への干渉を避けて)。
図36を再度参照すると、使用中、駆動機構432は、歯車機構436を介して巻き取りリール428を回転させることによって、ハンドルカバー材料422を進ませるように機能する。これは、連結されたハンドルカバー材料をハンドル420上に引き出し、例えば構造物401(前述したようにドアハンドルにすることができる)を動かすためにユーザが使用する(すなわち、握る)ハンドルに衛生的な面を提供する。また、対象物検知センサ(赤外線、キャパシタンスなど)441は、ハンドルカバーの自動前進をもたらすように具えられる。本実施例において、磁力検知又はスイッチ技術が好ましく、従って、これを使用することを意図しているが、上述したような様々なパラメータに基づく方法で、ハンドルカバー材料又は使用中に進むハンドルカバー材料の量を観察および/または測定できる。さらに、前述したように、本実施例の様々な態様(例えば、ハウジング、ハウジング内の電子機器装置のいくつかのタイプや配置など)は、便利に変更でき、従って、本発明は、このような機構のタイプおよび/または配置に限定されるべきではないと当業者は理解しうる。ディスペンサ400を固定している基材がドアである場合、本発明の他の実施例と同様に、ディスペンサがドアハンドルを補完する又は交換するように機能させることができる。
一般的に、利点として、上述の実施例の少なくともいくつかは、実質的に全てのタイプのドアに「レトロフィット」として使用することができる。さらに、全ての衛生的なハンドルカバーが繰り出された後又は何らかの理由で機能しなくなった場合でさえ、ドアを使用することができることが利点である(ドアハンドルを介して)。さらに、実施例は、一般的にバッテリ電源である。対象物検知センサが、ハンドルカバー材料の前進を始めるために一般的に使用され、(使用済みのカバー材料を未使用の材料で補充するように)ハンドルカバー材料の前進を所望の長さにわたって駆動することができる。機械的な又は電子的なスイッチ(マイクロスイッチ)、および/またはスマートチップ技術、同種のものを用いて、スリーブ又はスリーブ材料の量を決定し、また、スリーブリフィルが必要とされる時期を決定できる(すなわち、ディスペンサからの複数のスリーブ又はスリーブ材料の消耗の際)。LED’sおよび/または音(例えば、ビープ音)技術を用いて、例えば、リフィルおよび/または新しいバッテリが必要とされる時期を知らせることができる。器具が何らかの方法で正常に機能しない(たとえば、ハンドルカバーカッターが動作しない)場合、自動停止機構が考慮されている。本発明の様々な態様に従って、一又はそれ以上の上述のリフィルカートリッジは、「再充填可能」、「再生使用可能」、及び「使い捨て可能」であるということができる。
上述のセンサ及びスイッチ技術は、部品と、ソフトウェア(及び関連するアルゴリズム)とを具えると、理解されるべきである。このような部品及びアプリケーションは、当業者によく知られており入手可能である。ソフトウェアアプリケーション及び関連するプログラムは、特定の最終使用又は最終的なユーザの必要性に従って、使用される様々な部品を活用するためにカスタマイズすることができる。
上述したように、ディスペンサ内に収容されるハンドルカバー材料の総量又は分量は、a)カートリッジ及びこの部品(例えばカートリッジ内のリール)のサイズ、b)材料の厚さ、c)器具及びこの部品の幾何学的形状(例えば、ハンドルの長さ/直径/サイズ)を含む多くの変数に依存する。本発明の一実施例において、任意の交換カートリッジを取り付ける前に、ディスペンサは、何回も(1000回又はおそらくそれ以上)使用できるハンドルカバー材料を収容できるように考慮されている。さらに、このような「衛生的な使用」の数は便利に変えることができる。ハンドルカバー材料のタイプおよび/または量を選択するために様々なオプションを利用できる。一実施例において、例えば、カスタマーは、厚みのある材料と比較的薄い材料の間から選ぶことができる。別の実施例において、カスタマーは短い、中間、及び長いハンドルのうちの一つを選ぶこともできる。これらなどのオプションは、例えば、製造業者及びカスタマーによって調節されることができるパラメータ内又はこれに基づいて便利に変更できる。それぞれ、一般的に、すべての所望されるパラメータがPCBによって確実に認識され、使用されるハンドルカバー材料の量を適切にすることができるように特定のプログラムを必要とする。
上述したように、使用されるセンサ技術は便利に変更することができる。一態様に従って、使用されるセンサ技術は、赤外線、占有検知、キャパシタンス検知、全ての範囲及びパルス変化のIR、及び他のセンサ技術から構成することができる。既知の赤外線技術を使用して(例えば、トランスミッタ及びレシーバを使用)、ユーザの手をハンドルから放すと、材料(例えば、スリーブ材料)が進むようにハンドルカバー材料の自動前進を達成することができる。このような技術を使用することは、リフィルが効率的及び頻繁に達成できるときなど、往来が少ない及び往来が多い両方の環境において適切である。本発明の別の態様に従って、「波検知」(又は短いパルス及び短い範囲のIR)と一般的に呼ばれる技術を使用することができる。このような技術を使用することは、ユーザの手の波に関係してハンドルカバー材料の前進が所望されるとき、具体的には、未使用の材料が所望される時をユーザが決めることができるとき(すなわち、ユーザが望むかどうかにかかわらずスリーブが自動前進することとは対照的に)に適切である。本実施例のさらに別の態様に従って、キャパシタンスおよび/または動き検知技術(又は対象物の検知)を使用することができる。一般的なキャパシタンスおよび/または運動センサは、例えば、ドアが閉じて、手がハンドルから一定の距離にあるとき、又は手がハンドルから離れたときなどにスリーブを自動前進させることができる。ここで、再び、このような技術を使用することは、リフィルが効率的に及び頻繁に達成できるときなど、往来が少ない及び往来が多い両方の環境において適切である。そして、本発明の別の態様に従って、前述の検知技術の組合せて用いることができ、カスタマーおよび/または最終ユーザが前進技術や関連するプログラムが最適となるように決定することができる。
一般的に、当業者は、これら及び本発明の他の実施例におけるハウジング、歯車、ハンドル、ブレード、及びカートリッジの構成及び部品に変更を成しうることを理解しうる。このような変更は、本発明の範囲内で意図及び考慮され、本発明は、構成の基準に基づいて選択又は変更できる、又は構成の選択の問題であるとして図示した特定の構成によって限定されると考えられるべきではなく便利に変更できる。
前述したように、多数の変更及び改良が本発明の新しい概念の意図及び範囲から外れることなくなされてもよいことを理解しうる。ここに示した特定の方法や装置に限定する意図や示唆ではないと理解されるべきである。もちろん、クレームの範囲内で成される全てのこのような変更は、添付したクレームに及ぶことを意図している。
図1は、本発明の少なくとも一の実施例に従った自動ハンドルカバーディスペンサの斜視図である。 図2は、図示されるハンドルが横になるように異なる方向における自動ハンドルカバーディスペンサの斜視図である。 図3は、ディスペンサの様々な内部の部品を示すように、ハウジングを取り外した状態のディスペンサの正面斜視図である。 図4は、図3に示したディスペンサの背面斜視図であり、様々なこの内部部品を示す。 図5は、ディスペンサの正面の、部分拡大図が示されており、様々な内部部品を示し、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジを具える。 図6は、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジの様々な部品の分解図である。 図7は、本発明の一態様に従って、取り付けられたハンドルカバー材料及び使用状態にあるディスペンサを示す自動ハンドルカバーディスペンサの概略断面図である。 図8は、図7のライン8−8に沿ったディスペンサのハンドルの断面図である。 図9は、本発明の別の態様に従った自動ハンドルカバーディスペンサの別の実施例の斜視図である。 図10は、本発明の一態様に従った二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジの別の実施例を示す図9の自動ハンドルカバーディスペンサの部分的な分解図である。 図11は、図9の自動ハンドルカバーディスペンサの部分的分解図であり、ディスペンサが開いた位置で示されており、本発明の少なくとも一実施例に従って、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジはディスペンサ内へ挿入され、さらに、ハウジングとハンドルカバー装置に対するハンドルの配置および/または取付が示されている。 図12は、図9に示したディスペンサに使用するための二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジの拡大した部分図である。 図13は、図9に示したディスペンサの部分的な概略断面図であり、取り付けられて使用状態にあるハンドルカバーを示す。 図14は、本発明の少なくとも一態様に従った図9の自動ハンドルカバーディスペンサに使用できるハンドルオーバーレイの一実施例の拡大斜視図である。 図15は、図13のディスペンサの様々な内部部品の部分的な正面斜視図である(ディスペンサハウジングは取り除かれた状態である)。 図16は、本発明の別の態様に従った自動ハンドルカバーディスペンサの別の実施例の斜視図である。 図17は、図16の自動ハンドルカバーディスペンサの部分的な分解図であり、本発明の一態様に従った、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジの別の実施例を示す。 図18は、図16の自動ハンドルカバーディスペンサの部分的な分解図であり、ディスペンサは開いた位置で示されており、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジはディスペンサ内へ挿入されている状態であり、さらに、本発明の少なくとも一実施例に従って、ハウジングに対するハンドルオーバーレイ及びハンドルカバーの配置および/または取付とディスペンサ内へのハンドルオーバーレイ及びカバー設置が示されている。 図19は、図16のディスペンサの実施例に使用することができるハンドルカバーリフィルカートリッジの拡大した部分断面図である。 図20は、本発明の少なくとも一態様に従って、図16の自動ハンドルカバーディスペンサに使用することができるハンドルオーバーレイの一実施例の拡大斜視図である。 図21は、図16に示したディスペンサの実施例に使用することができる二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジの拡大図であり、ハンドルカバー材料の回収を容易にするカートリッジカバーの形状を有する。 図22は、本発明の一態様に従って、図19のディスペンサ(他の実施例と同様)に使用できる測量及び測定器具を示す図19のライン22−22に沿った拡大図である。 図23は、本発明の一態様に従って示される、一体型の自動ハンドルカバーディスペンサ及びロック可能なドアハンドルの別の実施例の正面斜視図である。 図24は、図23に示した一体型の自動ハンドルカバーディスペンサ及びロック可能なドアハンドルの背面斜視図である。 図25は、図23に示した一体型の自動ハンドルカバーディスペンサ及びロック可能なドアハンドルの正面図である。 図26は、図25のライン26−26に沿った、一体型の自動ハンドルカバーディスペンサ及びロック可能なドアハンドルのアセンブリの部分的概略断面図である。 図27は、本発明の一態様に従った一体型の自動ハンドルカバーディスペンサ及びロック可能なドアハンドルアセンブリの背面斜視図である。 図28は、図27に示されている部分的一体型の自動ハンドルカバーディスペンサ及びロック可能なドアハンドルアセンブリの正面図である。 図29は、本発明の一態様に従ったレトロフィットの自動ハンドルカバーディスペンサ及びロック可能なドアハンドルアセンブリの背面斜視図である。 図30は、図29のレトロフィットの正面図である。 図31及び32は、前述したディスペンサの斜視図であるが、損傷したハンドルカバー材料及び付随するハンドルオーバーレイの詳細の交換を示している。 図33及び34は、ディスペンサ内へ好ましくない物質が入ること又は他の関係する破壊行為を無くす又はほぼ無くすように、ディスペンサが取り付けられる構造物(例えば、ドア)に取り付け、ハンドルの上部(すなわち、図示するようにハンドルオーバーレイ及びコア)を覆うことができるレトロフィット機構(付属物)の一実施例の斜視図である。 図35は、一対のハンドルカバーカートリッジを収容する一対のメインハウジング部分を具える自動ハンドルカバーディスペンサの別の実施例の斜視図であり、本発明の一態様に従って図示されている。 図36は、ディスペンサの様々な内部部品を観察するように、メインハウジング部分が取り外された状態の図35のディスペンサの斜視図である。

Claims (27)

  1. ハンドルカバーディスペンサにおいて:
    ハウジングと;
    前記ハウジングの内部に配置されたモータと;
    前記ハウジングから延在するハンドルと;
    前記ハウジングの内部に配置され、前記モータと機能的に関連する二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジとを具え;
    前記二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジは、ハンドルカバー材料を前記ハンドルへ供給及び前記ハンドルから回収の両方が可能であり、前記ハンドルカバー材料は、供給されるときに、少なくとも部分的に前記ハンドルを覆うことを特徴とするハンドルカバーディスペンサ。
  2. 請求項1に記載のディスペンサにおいて、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジがさらに、前記ハンドルへ前記ハンドルカバー材料を供給するための供給部と、前記ハンドルから前記ハンドルカバー材料を回収するための回収部とを具えることを特徴とするディスペンサ。
  3. 請求項2に記載のディスペンサにおいて、二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジがさらに、第2の回収部を具え、第1及び第2の回収部がそれぞれ、前記ハンドルから前記ハンドルカバー材料の一部を回収することを特徴とするディスペンサ。
  4. 請求項1に記載のディスペンサにおいて、前記ハウジングは、平坦又はほぼ平坦な基材又は構造物に固定可能であり、このように固定されたら、前記二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジは、前記基材に対して平行又はほぼ平行な軸を中心に回転するように方向付けられたスプール又は心棒を具えることを特徴とするディスペンサ。
  5. 請求項1に記載のディスペンサにおいて、前記ハウジングは、平坦又はほぼ平坦な基材又は構造物に固定可能であり、このように固定されたら、前記二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジは、前記基材に対して角度を付けた軸を中心に回転するように方向付けられたスプール又は心棒を具えることを特徴とするディスペンサ。
  6. 請求項1に記載のディスペンサにおいて、前記ハウジングが平坦又はほぼ平坦なドアに固定可能であることを特徴とするディスペンサ。
  7. 請求項1に記載のディスペンサにおいて、前記ハンドルカバーが連続的な材料であることを特徴とするディスペンサ。
  8. 請求項1に記載のディスペンサにおいて、前記ハンドルカバーが連続的なスリーブであることを特徴とするディスペンサ。
  9. 請求項1に記載のディスペンサがさらに、前記ハンドルカバー材料の自動供給及び自動回収の少なくとも一方に使用する少なくとも一の対象物検出センサを具えることを特徴とするディスペンサ。
  10. 請求項1に記載のディスペンサがさらに、ハンドルカバー材料の回収を容易にするために前記ハンドルカバー材料を切る少なくとも一のカッターを具えることを特徴とするディスペンサ。
  11. 請求項1に記載のディスペンサにおいて、ハンドルは、ハンドルコアと、前記ハンドルカバー材料の取付又は使用を容易にするために前記ハンドルコアによって受けられ得るハンドルオーバーレイとを具えることを特徴とするディスペンサ。
  12. 請求項1に記載のディスペンサがさらに、前記モータのアセンブリに機能的に関連する駆動機構を具え、前記駆動機構は、前記二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジからの供給及び前記二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジへの回収を駆動することを特徴とするディスペンサ。
  13. 請求項1に記載のディスペンサがさらに、前記材料が前記カートリッジの供給部から引き出されるときに、前記ハンドルカバー材料の測量及び測定の両方を行い、および/またはハンドルカバー材料を案内し、それぞれの使用後に、ハンドルカバー材料の適切な量が確実に前記ハンドルに提供されるようにし、前記リフィルカートリッジの消耗又は空であることを表示することが可能な器具を具えることを特徴とするディスペンサ。
  14. ハンドルへハンドルカバー材料を供給及び回収する際に使用する二重用途のハンドルカバーカートリッジアセンブリにおいて、前記カートリッジが;
    ハンドルへハンドルカバー材料を供給するための供給部と;
    前記供給部に機能的に関連し、前記ハンドルから前記ハンドルカバー材料を回収するための巻き取り部とを具え;
    前記ハンドルカバー材料は、前記供給部から供給されたときであって回収部によって回収される前に、消費者による使用中、少なくとも部分的に前記ハンドルを覆い、前記ハンドルの衛生的な完全性を促進し維持することを特徴とする二重用途のハンドルカバーカートリッジアセンブリ。
  15. 請求項14に記載のカートリッジアセンブリがさらに、モータアセンブリに機能的に関連する駆動機構を具え、前記駆動機構は、前記供給部からの供給及び前記回収部への回収を駆動することを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  16. 請求項14に記載のカートリッジアセンブリがさらに、第2の巻き取り部を具え、第1及び第2の巻き取り部がそれぞれ、前記供給部によって前記ハンドルへ供給される前記ハンドルカバー材料の一部を回収することを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  17. 請求項14に記載のカートリッジアセンブリがさらに、前記供給部から繰り出す又は前記回収部から巻き取るハンドルカバー材料の総量又は分量を配分する測定機構を具えることを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  18. 請求項14に記載のカートリッジアセンブリにおいて、前記ハンドルカバー材料が、互いに連結する複数の別個のハンドルカバーを具えることを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  19. ロック可能なドアハンドルアセンブリに使用するためのドアハンドルカバーディスペンサアセンブリにおいて、前記ディスペンサアセンブリが:
    ハウジングと;
    前記ハウジングの内部に配置されたモータと;
    前記ハウジングから延在するドアハンドルと;
    前記ハウジングの内部に配置された二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジであって、前記モータと機能的に関連しており、ハンドルカバー材料を前記ハンドルへ供給及び前記ハンドルから回収の両方が可能であり、前記ハンドルカバー材料は、供給されるときに、少なくとも部分的に前記ハンドルを覆う二重用途のハンドルカバーリフィルカートリッジと;
    前記ハウジングに連結されている第1のプレートと;
    前記第1のプレートに連結されている第2のプレートであって、ドアに連結されている第2のプレートとを具え;
    前記ディスペンサのハンドルが押される又は引っ張られるとき、前記ロック可能なドアハンドルアセンブリのロックを外すのに応じた手段で、前記ディスペンサが固定されたプレートに対して移動できるように、前記第1のプレートは前記第2のプレートに対してスライド可能なことを特徴とするドアハンドルカバーディスペンサアセンブリ。
  20. 請求項19に記載のディスペンサアセンブリにおいて、
    前記第1のプレートは、一連のインターロックタブ及び前記第1のプレートに連結され、前記第2のプレート内の溝に接続する止めスタッドを介して前記第2のプレートにスライド可能に連結されていることを特徴とするディスペンサアセンブリ。
  21. ハンドルカバーディスペンサにおいて:
    ハンドルと;
    スプール状ハンドルカバー供給リールであって、かぶせる方法で前記ハンドルにハンドルカバー材料を供給する供給リールと;
    スプール状ハンドルカバー巻き取りリールであって、前記ハンドルから前記ハンドルカバー材料を回収する巻き取りリールと;
    モータアセンブリであって、前記巻き取りリールに機能的に関連しており、前記巻き取りリールの回転を駆動し、前記供給リールによって供給される前記ハンドルからのハンドルカバー材料の回収をもたらすモータアセンブリとを具えることを特徴とするハンドルカバーディスペンサ。
  22. 請求項21に記載のハンドルカバーディスペンサにおいて、前記巻き取りリールは駆動歯車を具え、前記モータアセンブリは、前記巻き取りリールに機能的に関連しており、前記駆動歯車を介して前記巻き取りリールを駆動することを特徴とするハンドルカバーディスペンサ。
  23. 請求項22に記載のハンドルカバーディスペンサにおいて、前記供給リールがさらに駆動歯車を具え、前記供給リールを前記巻き取りリールとして使用できることを特徴とするハンドルカバーディスペンサ。
  24. 請求項23に記載のハンドルカバーディスペンサにおいて、前記ディスペンサはドアに固定可能であり、前記ハンドルはドアハンドルとして機能することができることを特徴とするハンドルカバーディスペンサ。
  25. 請求項22に記載のハンドルカバーディスペンサにおいて、前記供給リールと前記巻き取りリールは交換可能であることを特徴とするハンドルカバーディスペンサ。
  26. 請求項1に記載のディスペンサにおいて、前記ハンドルカバー材料は、ハンドルを通過するときに、裏返しにされて、追加的な衛生を提供することを特徴とするディスペンサ。
  27. 請求項1に記載のハンドルカバーディスペンサにおいて、前記ディスペンサが、前記ハンドルの内部内へ好ましくない物質が入ることを少なくともほぼ無くすことができるレトロフィット又は安全機構とともに使用できることを特徴とするハンドルカバーディスペンサ。
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