JP2009528961A - 分配ノズルアセンブリ - Google Patents

Abstract

本出願は、ノズルアセンブリに関する。このノズルアセンブリは、第１の流路及び第２の流路を有する流れ指向器と、いくつかの第３の流路を含む３次流れアセンブリと、第１の流路、第２の流路及びいくつかの第３の流路が、伸長されたターゲットに沿って合流するように、流れ指向器の周囲に配置される伸長されたターゲットと、を有することができる。
【選択図】図１

Description

本出願は、概して、飲料ディスペンサ用のノズルに関し、特に、マルチフレーバー又は複数の流体を分配するためのノズルに関する。

現在のポストミックス飲料ディスペンサ・ノズルは、通常、外部を囲んで流れる水流と一緒にノズルの中心にシロップ流を流すことにより、シロップ、濃縮物、甘味料、特別なフレーバー、又は他のタイプのフレーバー成分を、水又は他のタイプの希釈剤と混合する。流れが混合し、カップ内に落ちる場合に、シロップ流は、水流と一緒に下方に流れる。

できるだけ小さい占有面積内で可能なだけの多くの異なるタイプ及びフレーバーの飲料を提供するための飲料分配システムが求められている。飲料ディスペンサは、予めパッケージしたボトル又は缶の形で市場で入手することができる多くの飲料を提供できることが好ましい。

このような種々のものを収容するために、分配ノズルそのものは、異なる粘度、流量、混合比、温度及び他の変数を含む流体を収容できなければならない。現在のノズルは、１つのノズル設計では複数の飲料を収容することができない場合があるし、及び／又はノズルを特定のタイプの流体流のために設計する場合がある。特定の流れ特性のためのサイズ及び形状をしているモジュラ流体モジュールの使用を記載している共通所有の米国特許出願第１０／２３３，８６７号（米国特許出願公報第ＵＳ２００４／００４０９８３Ａ１号）に異なる流れ特性を収容する１つの周知の手段が開示されている。

しかし、分配ノズルを通過することができるさらに多くの及び異なるタイプの流体を収容する分配ノズルが求められている。好適には、ノズルは、うまく混合しながらも、これら種々のものを収容することができるものであることが好ましい。

したがって、本出願は、ノズルアセンブリについて説明する。このノズルアセンブリは、第１の流路及び第２の流路を備える流れ指向器と、いくつかの第３の流路を備える３次流れアセンブリと、第１の流路、第２の流路及びいくつかの第３の流路が、伸長されたターゲットに沿って合流するように、流れ指向器の周囲に配置される伸長されたターゲットと、を有することができる。

流れ指向器は、外側室を含むことができる。外側室は、その中に多数の棚開口部を有する内部棚を含むことができる。第１の流路は、棚開口部を通して延びる。外側室は、多数の床開口部を含むことができる。流れ指向器は、外側室内に配置される内筒を含むことができる。内側室は、床開口部と連通している多数の導管を含むことができる。第２の流路は、導管及び床開口部を通して延びる。ターゲットは、多数のチャネルを形成する多数のフィンを含むことができる。第１の流路及び第２の流路は、チャネルに沿って延びる。ノズルアセンブリは、さらに、第１の流路及び第２の流路に隣接する流れ指向器の周囲に配置されるリングを含むことができる。

３次流れアセンブリは、流れ指向器の全体又は一部を取り囲んでいる。３次流れアセンブリは、第３の流路のためのそこを通って延びる多数の導管を含むことができる。導管は、多数の異なるサイズ及び異なる構成を含むことができる。第３のアセンブリは、多数のフロー・モジュールを含むことができる。

本出願は、さらにノズルアセンブリについて記載する。このノズルアセンブリは、その内部に１つ又は複数の流路を含む流れ指向器及び多数のモジュールを備える流れアセンブリを含むことができる。モジュールは、約１０：１又はそれ以上の再構成比を有する流体に適したサイズの多数の微量成分流路を含むことができる。

本出願は、さらに、ターゲットを有するノズルアセンブリを通して飲料を分配する方法についても記載する。この方法は、ターゲットに沿って第１の流体流を流す工程と、ターゲットに沿って微量成分の流体流を流す工程と、ターゲットに沿って第１の流れと微量成分の流れを一部分において混合する工程と、ターゲットからすべての残っている微量成分液体を洗い流すために、ターゲットに沿って第１の流体流の流れを停止する前に、微量成分の流体流の流れを停止する工程と、を含むことができる。

ここで、数枚の図面を通して類似の参照番号が類似の要素を示す図面を参照すると、図１〜図４は、本明細書に記載する分配ノズルアセンブリ１００を示す。分配ノズルアセンブリ１００は、分配ノズルアセンブリ１００の種々の構成要素を装着するのに適しているベース１１０を含むことができる。

流れ指向器１２０をベース１１０内に配置することができる。流れ指向器１２０は、１つ又は複数の部分からなる部材であってもよい。より詳細には、流れ指向器１２０は、外側室１３０を含むことができる。外側室１３０は、ほとんどの場合円形をしている。（本明細書では、「円形」という用語を使用しているが、他のタイプの平滑な又は凹凸がある形状も本発明で使用することができる。）外側室１３０は、室１３０の内壁を取り囲んでいる隆起した棚１４０を含むことができる。棚１４０は、その内部に多数の棚開口部１５０を含むことができる。棚開口部１５０は、棚１４０を通って延びていて、外側室１３０の底部を貫通して延びる。任意の数の棚開口部１５０を本発明で使用することができる。外側室１３０は、さらに、外側室１３０の底部のところに配置される多数の床開口部１６０を含むことができる。床開口部１６０も、外側室１３０の底部を貫通して延びることができる。床開口部１６０は、棚開口部１５０より若干大きくすることができる。棚開口部１５０より少ない床開口部１６０を使用することもできる。

また、外側室１３０は、外側室１３０をベース１１０に取り付けるためにコネクタ１７０を含むことができる。コネクタ１３０は、そこを貫通しているネジ又はボルトを挿入するための隆起ボスであってもよいし、又は外側室１３０をベース１１０上で捻ることもできる。スナップオン又はクランプオンを含む任意のタイプの接続手段も本発明で使用することができる。

また、流れ指向器１２０は、外側室１３０内に配置される内筒１８０を有することができる。内筒１８０は、そこを貫通して延びる中央開口部１９０を有することができる。中央開口部１９０は、多数の導管２００に接続することができる。内筒１８０は、導管２００がその床開口部１６０に整合するように、外側室１３０内に配置することができる。内筒１８０は、床開口部１６０をシールオフすることができる。何故なら、これら床開口部は、棚開口部１５０の下に配置されているからである。（本明細書においては、「筒」という用語を使用するが、他のタイプの平滑な又は凹凸のある形状も本発明で使用することができる。）

分配ノズルアセンブリ１００は、さらに、ターゲット２１０を含むことができる。ターゲット２１０は、流れ指向器１２０の外側室１３０の下に配置することができる。この例の場合には、ターゲット２１０及び外側室１３０は、１つの要素であってもよい。複数の要素からなる部材も使用することができる。ターゲット２１０は、図４の底面図から見た場合、ほぼ星形をしている外観内に延びる多数の垂直方向に延びるフィン２２０を含むことができる。フィン２２０は、多数のＵ又はＶ字形のチャネル２３０を形成する。チャネル２３０は、棚開口部１５０及び床開口部１６０とほぼ整合することができる。

分配ノズルアセンブリ１００は、さらに、より低いリング２４０を含むことができる。このリング２４０は、外側室１３０の底部を取り囲むことができ、そこを通る流れをターゲット２１０の方向に偏向するために、その一部を棚開口部１５０及び床開口部１６０の下に配置することができる。

流れ指向器１２０に隣接する部分は、３次流れアセンブリ２５０とすることができる。３次流れアセンブリ２５０は、ベース１１０に取り付けることができ、その内部に配置される多数の導管２６０を含むことができる。図では３次流れアセンブリ２５０は、流れ指向器１２０の一方の側面上に位置しているが、３次流れアセンブリ２５０は、流れ指向器１２０又はその任意の一部を完全に取り囲むこともできる。任意の数の導管２６０をその内部に使用することができる。導管２６０は、そこを通る流れが流れ指向器１２０の下のターゲット２１０の方向を向くようにある角度を有することができる。導管２６０は、特定のタイプの流体流れ特性を収容するようなサイズにすることもできるし、及び／又はそのような構成にすることもできる。同様に、導管２６０は、特定のタイプ又は速度のポンプ又は計測装置を収容するようなサイズにすることもできる。３次流れアセンブリ２５０は、本発明で使用しようとする異なるタイプの流体に基づいて、異なるサイズ又は構成の導管２６０を有することができる。

本発明の構成要素は、プラスチック、金属、又は任意の適切な材料から作ることができる。テフロン（登録商標）及びガラスのようなコーティングした材料も使用することができる。これらの材料は、非湿潤性を有することができるし、腐食、錆び、汚染、バクテリア、菌等に抵抗性を有するものであってもよい。流体接触構成要素は、流体流、混合及び清掃作業を助けるためにマイクロ又はナノ表面構造を有することができる。

使用中、３次流れアセンブリ２５０を使用せずに、流れ指向器１２０を使用することができる。流れ指向器１２０は、通常、希釈剤又は多量成分用に使用することができる。通常、多量成分は、約３：１から約６：１の範囲内の再構成比を有する。この例の場合には、シロップ、濃縮物、甘味料、又は他のタイプの流体は、内筒１８０の中央開口部１９０を通って流れることができる。次に、シロップ又は他のタイプの流体は、導管２００を通って流れ、床開口部１６０を介してターゲット２１０の方向に流出することができる。同様に、水、他のタイプの希釈剤、又は他のタイプの流体は、外側室１３０内に流れ込むことができ、棚開口部１５０を通してターゲット２１０の方向に下方に流れることができる。同じタイプの流体も、内筒１８０及び外側室１３０に対して使用することができる。流体は、流れ指向器１２０内で合流して混合し、ターゲット２１０のチャネル２３０に沿ってカップ内に流れ落ちる間に混合を続ける。

別の方法としては、流れ指向器１２０を、３次流れアセンブリと一緒に使用することもできる。３次流れアセンブリ２５０は、通常、微量成分に対して使用することができる。通常、微量成分は、約１０：１、２０：１、３０：１又はそれ以上の再構成比を有することができる。より詳細には、多くの微量成分は、５０：１から３００：１の範囲内に含まれる。流れ指向器１１０は、例えば、バニラ又はチェリー・フレーバーの添加物、又は任意のタイプの天然又は人工フレーバー成分のような特別のフレーバーのような３次流体を供給する２次アセンブリと一緒に上記のように動作することができる。さらに、天然又は人工着色剤；甘味料のような他のタイプの添加物；ビタミン、ミネラル、ハーブ抽出物及び大衆薬のような機能的添加物；及び任意の他のタイプの流体又は他の成分も本発明で使用することができる。「Ｍｅｔｈｏｄｓ ａｎｄ Ａｐｐａｒａｔｕｓｅｓ ｆｏｒ Ｍａｋｉｎｇ Ｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎｓ Ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ ａｎ Ａｃｉｄ ａｎｄ ａｎ Ａｃｉｄ Ｄｅｇｒａｄａｂｌｅ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔ ａｎｄ／ｏｒ Ｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎｓ Ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ ａ Ｐｌｕｒａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓｅｌｅｃｔａｂｌｅ Ｃｏｍｐｏｎｅｎｔｓ」という名称の共通所有の米国特許出願第１１／２７６，５５３号に記載されているように、濃縮物の酸及び非酸成分も別々に供給することができる。種々のタイプのアルコールも使用することができる。（「３次」という用語は、流れ指向器１２０を通して流れる流体流に追加される任意のタイプの流体を意味する。以下に説明するように、任意の数の流体流は、「３次」が第３の流れに限定されないように、流れ指向器１２０を通して流れることができる。）

それ故、３次流体は、導管２００を通して流れ、ターゲット２１０の方向に流れる。３次流体は、ターゲット２１０のチャネル２３０を下方に流れる場合に、他の流体流と混合する。２つ以上の３次流体を同時に追加することができる。別の方法としては、３次流体を、ターゲット２１０の下に向けることもできるし、他の流体がターゲットを通る時に、他の流体と空気混合することもできる。

さらに他の例の場合には、高フルクトース・コーン・シロップ（「ＨＦＣＳ」）又は他のタイプの多量成分のような甘味料は、シロップ、濃縮物、又は他の流体の代わりに、流れ指向器１２０の内筒１８０を通して移動することができる。水又は他の流体も、すでに説明したように、外側室１３０を通って流れることができる。上記３次流れの代わりに、又はそれに加えて、甘味料を含んでいないフレーバー濃縮物又は他のタイプの微量成分も、３次アセンブリ２５０の導管２６０を通って流れることができる。それ故、甘味料を含んでいないフレーバー濃縮物、ＨＦＣＳ、及び水又は他の流体は、ターゲット２１０のチャネル２３０を流体が下方に流れる時に混合することができる。同様に、第３の流体は、ターゲット２１０の下で他の流体と空気混合することができる。この装置の場合、それ故、分配ノズルアセンブリ１００は、多くの異なるタイプのフレーバー濃縮物及び他の流体を収容することができる。甘味料又は他のタイプの多量成分は、ボックス内の従来のバッグ、又はディスペンサ外部の類似のタイプの容器内に保管することができ、一方、甘味料を含んでいないフレーバー濃縮物又は他のタイプの微量成分は、ディスペンサ内又は周囲に保管することができる。

同様に、多量成分ベース製品は、ボックス内のバッグ又はディスペンサ外部の類似のタイプの容器内に保管することができる。このベース製品は、甘味料、酸及び他の共通の成分を含むことができる。多数の３次微量成分を、ディスペンサ内又はその周囲に配置することができる。この場合、微量成分は、飲料を生成するフレーバー添加物である。それ故、１つのベース製品を、いくつかの関連する飲料を生成するためにいくつかのフレーバー添加物と一緒に使用することができる。

３次流れアセンブリ２５０は、また、レトロフィット内の既存のノズルアセンブリに別々に添加することができる。多くの微量成分は、非常に濃度が高く、冷蔵を必要としないので、微量成分は、（ディスペンサから遠く離れているボックス内の従来のバッグの代わりに）飲料ディスペンサ自身内に、いくつかの計量装置を使用して保管することができる。このような「サイドカー」レトロフィットを使用すれば、現在のディスペンサの柔軟性を非常に改善することができる。

図５〜図８は、分配ノズルアセンブリ３００の他の実施形態を示す。分配ノズルアセンブリ３００は、すでに説明したように、ベース１１０に取り付けることができる。分配ノズルアセンブリ１００は、流れ指向器３２０を含む。流れ指向器３２０は、外側室３３０を含むことができる。外側室３３０は、外側室１３０についてすでに説明したものとほぼ類似のものでとすることができ、棚１４０、棚開口部１５０、床開口部１６０、及びコネクタ１７０を含むことができる。分配ノズルアセンブリ３００は、また、ターゲット３４０を含むことができる。ターゲット３４０は、上記ターゲット２１０と実質的に類似のものとすることができる。ターゲット３４０は、フィン２２０及びチャネル２３０を含むことができる。外側室３３０及びターゲット３４０は、一体型のユニットとすることができる。分配ノズルアセンブリ３００は、またリング３５０を含むことができる。リング３５０は、上記リング２４０とほぼ類似のものとすることができ、外側室３３０の下に配置することができる。

流れ指向器３２０は、内筒３６０を含むことができる。内筒３６０は、外側室３３０内に配置されることができる。内筒３６０は、第１の導管３７０及び第２の導管３８０を含むことができる。第１の導管３７０は、内筒３６０を通して延びることができ、棚開口部１５０と連通することができる。第２の導管３８０は、内筒３６０を通して延びることができ、床開口部１６０と連通することができる。導管３７０、３８０は、特定のタイプの流体流特性を収容するようなサイズにすることもできるし、及び／又はそのように構成することもできる。同様に、導管３７０、３８０は、特定のタイプ又は速度のポンプ又は計量装置を収容するようなサイズにすることができる。

同じタイプの流体を、また、両方の導管３７０、３８０に対して使用することができる。例えば、一方の導管３７０を普通の水用に使用することができるし、他方の導管３８０を炭酸水用に使用することができる。また同様に、流れ指向器３２０は、そこを貫通する１つの導管だけを有することができるし、流れ指向器３２０は、そこを貫通する３つ以上の導管を備えることもできる。任意の数の導管を本発明で使用することができる。

さらに、内筒３６０は、その上に配置される多数のクリップ開口部３９０を有することができる。クリップ開口部３９０は、以下に説明する追加のモジュール用に使用される。内筒３８０は、その上に配置される頂部プレート４００を有することができる。内筒３６０は、また、すでに説明したように、ベース１１０と係合するためのその上に配置される多数の装着タブ４１０を有することができる。装着タブ４１０は、分配ノズルアセンブリ３００の他の場所に配置することもできる。任意のタイプの接続手段を本発明で使用することができる。

分配ノズルアセンブリ３００は、さらに、外側室３３０の周囲に配置される３次流れアセンブリ４２０を有することができる。３次流れアセンブリ４２０は、外側室３３０の全体又は一部を取り囲むことができる。３次流れアセンブリ４２０は、多数のフロー・モジュール４３０を含むことができる。フロー・モジュール４３０は、そこを貫通して延びる１つ又は複数のモジュール導管４４０を有することができる。モジュール導管４４０は、すでに説明したように、ターゲット２１０の方向に向けることができる。モジュール導管４４０は、特定のタイプの流体流れ特性を収容するようなサイズにすることもできるし、及び／又はそのように構成することもできる。同様に、導管４４０を、特定のタイプ又は速度のポンプ又は計量装置を収容するようなサイズにすることができる。３次流れアセンブリ２５０は、その内部で使用するための異なるタイプの流体に基づいて、異なるサイズ及び／又は構成の導管４４０を有することができる。

フロー・モジュール４３０はそれぞれ、外側室３３０のクリップ開口部３９０と係合するための装着タブ４５０を有することができる。他の任意のタイプの接続手段を本発明で使用することができる。

使用中、第１の流体は、外側室の第１の導管３７０を通って流れ、棚開口部３５０を介して流出することができる。第２の流体は、第２の導管３８０を通って流れ、床開口部１６０を通って流出することができる。第３の流体は、３次アセンブリ４２０を介して流れ、導管４４０を介して流出することができる。任意の数の他の及びそれ以上の流体も、３次アセンブリ４２０を通って流れることができる。次に、流体は、自身がターゲット２１０のチャネル２３０をカップに向かって下方に通過するときに混合する。すでに説明したように、第１の流体は、水又は他のタイプの希釈剤であってもよい。第２の流体は、濃縮物、シロップ、又は他のタイプの多量成分であってもよい。第３の流体は、添加物又は他のタイプの微量成分であってもよい。同様に、第１の流体は、水又は希釈剤であってもよいし、第２の流体は、ＨＦＣＳのような甘味料であってもよいし、第３の流体は、甘味料を含んでいないフレーバー濃縮物、酸、非酸フレーバー成分、及び／又は添加物であってもよい。それ故、任意の数のフレーバー及び流体を分配ノズルアセンブリ３００を介して分配することができる。

図９〜図１２は、分配ノズルアセンブリ５００のもう１つの実施形態を示す。分配ノズルアセンブリ５００は、すでに説明したように、ベース１１０に取り付けることができる。分配ノズルアセンブリ５００は、さらに、流れ指向器５２０を含むことができる。流れ指向器５２０は、流れ指向器３２０のところですでに説明したものとほぼ類似のものとすることができる。より詳細には、流れ指向器５２０は、外側室３３０及び内筒３６０を含む。分配ノズルアセンブリ５００は、またターゲット３４０及びリング３５０を含む。

また、分配ノズルアセンブリ５００は、３次流れアセンブリ５３０を含む。３次流れアセンブリ３３０は、上記３次アセンブリ４２０に部分的にほぼ類似のものとすることができる。３次流れアセンブリ５３０は、その内部に配置されるモジュール導管４４０を含む１つ又は複数のフロー・モジュール４３０を含むことができる。３次流れアセンブリ５３０は、また、多数の多重開口部モジュール５４０を含むことができる。多重開口部モジュール５４０は、１つの入力導管５５０を含むことができる。入力導管５５０は、室５６０に接続することができる。室５６０は、その内部に多数の開口部５７０を有することができる。開口部５７０は、ターゲット３４０の方を向くことができる。多重開口部モジュール５４０は、特定のタイプの流体流れ特性を収容するようなサイズにすることもできるし、及び／又はそのように構成することもできる。同様に、モジュール５４０を、特定のタイプ又は速度のポンプ又は計量装置を収容するようなサイズにすることができる。３次流れアセンブリ５３０は、その内部で使用するための異なるタイプの流体に基づいて、異なるサイズ又は構成のモジュール５４０を有することができる。モジュール５４０は、上記共通所有の米国特許出願第１０／２３３，８６７号に記載されているシロップ・モジュール３５０類似のものとすることができる。分配ノズルアセンブリ５００は、分配弁３００のところですでに説明したものと類似の方法で動作することができる。多数の分配ノズルアセンブリを、任意の向きで使用することができる。

本明細書に記載する分配ノズルアセンブリは、共通所有の「Ｂｅｖｅｒａｇｅ Ｄｉｓｐｅｎｓｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ」という名称の米国特許出願第１１／２７６，５５０号、及び「Ｊｕｉｃｅ Ｄｉｓｐｅｎｓｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ」という名称の米国特許出願第１１／２７６，５４９号に記載のものを含む、多数の種々の飲料ディスペンサで使用することができる。本明細書に記載すルアセンブリも、「Ｐｕｍｐ Ｓｙｓｔｅｍ ｗｉｔｈ Ｃａｌｉｂｒａｔｉｏｎ Ｃｕｒｖｅ」という名称の共通所有の米国特許出願第１１／２７６，５４８号に記載されているものを含む多数の異なるポンプと一緒に使用することができる。

他の実施形態は、流れ指向器１２０、３２０、５２０及び３次流れアセンブリ２５０、４２０、５３０を使用することができるが、この場合、ターゲット２１０、３４０は含んでいない。この場合、流体流は空気混合し、カップ内で引き続き混合を行う。同様に、いくつかの流体は、ターゲット２１０、３４０を通って流れることができ、一方、他の流体は、ターゲット２１０、３４０の下で空気混合する。

さらに、流れのタイミングを変えることができる。例えば、３次流れアセンブリ２５０、４２０、５３０から流出する流れは、濃縮物又は着色料のような色成分を有することができる。３次流れアセンブリ２５０、４２０、５３０の流れを、透明な流体流の前に停止することができ、流れ指向器１２０、３２０、５２０からのこのような希釈剤を、ターゲット２１０、３４０の着色した流体を洗い流すために、停止することができる。この水による洗い流しは、任意のタイプの流体流と一緒に使用することができる。ガスによる洗い流しも使用することができる。同様に、いくつかのタイプの微量成分、多量成分、希釈剤又は他の流体は、異なるタイプの混合特性を有することができる。それ故、異なる流量及び流れタイミングを、混合を促進するために使用することができる。例えば、いくつかの流体流を、前に又は後で追加することができ、いくつかの流体流をパルス供給等することができる。

液体飲料に関して分配ノズルアセンブリを詳細に説明してきたが、他の流体、ガス、溶解ガス、溶解固体、及び溶解していない（エアゾール）、及び固体も本発明で単独に及び任意の組み合わせで使用することができる。塗料、顔料、硬化化学薬品、化粧品、エア・フレッシュナー等のような飲料でない流体も本発明で使用することができる。

本明細書に記載する分配ノズルアセンブリの斜視図である。 図１の分配ノズルアセンブリの分解図である。 図１の分配ノズルアセンブリの頂部平面図である。 図１の分配ノズルアセンブリの底部平面図である。 本明細書に記載する他の分配ノズルアセンブリの斜視図である。 図５の分配ノズルアセンブリの分解図である。 図５の分配ノズルアセンブリの頂部平面図である。 図５の分配ノズルアセンブリの底部平面図である。 本明細書に記載する他の分配ノズルアセンブリの斜視図である。 図９の分配ノズルアセンブリの分解図である。 図９の分配ノズルアセンブリの頂部平面図である。 図９の分配ノズルアセンブリの底部平面図である。

Claims (20)

1. ノズルアセンブリであって、
   第１の流路と、第２の流路とを有する流れ指向器と、
   複数の第３の流路を有する３次流れアセンブリと、
   前記第１の流路、前記第２の流路、及び前記複数の第３の流路が、伸長されたターゲットに沿って合流するように、前記流れ指向器付近に配置される伸長されたターゲットと、
   を備えるノズルアセンブリ。
2. 前記流れ指向器が、外側室を備える、請求項１に記載のノズルアセンブリ。
3. 前記外側室が、内部棚を備え、前記内部棚がその内部に複数の棚開口部を有する、請求項２に記載のノズルアセンブリ。
4. 前記第１の流路が、前記複数の棚開口部を通して延びる、請求項３に記載のノズルアセンブリ。
5. 前記外側室が、複数の床開口部を有する、請求項３に記載のノズルアセンブリ。
6. 前記流れ指向器が、前記外側室内に配置される内筒を備える、請求項５に記載のノズルアセンブリ。
7. 前記内側室が、複数の導管を備え、前記複数の導管が、前記複数の床開口部と連通している、請求項６に記載のノズルアセンブリ。
8. 前記第２の流路が、前記複数の導管及び前記複数の床開口部を通して延びる、請求項７に記載のノズルアセンブリ。
9. 前記ターゲットが、複数のチャネルを画定する複数のフィンを備える、請求項１に記載のノズルアセンブリ。
10. 前記第１の流路及び前記第２の流路が、前記複数のチャネルに沿って延びる、請求項９に記載のノズルアセンブリ。
11. 前記第１の流路及び前記第２の流路に隣接する前記流れ指向器の周囲に配置されるリングをさらに備える、請求項１に記載のノズルアセンブリ。
12. 前記３次流れアセンブリが、前記流れ指向器を取り囲んでいる、請求項１に記載のノズルアセンブリ。
13. 前記３次流れアセンブリが、前記流れ指向器の一部を取り囲んでいる、請求項１に記載のノズルアセンブリ。
14. 前記３次流れアセンブリが、前記複数の第３の流路の方向に自身を通って延びる複数の導管を備える、請求項１に記載のノズルアセンブリ。
15. 前記複数の導管が、複数の異なるサイズを有する、請求項１４に記載のノズルアセンブリ。
16. 前記複数の導管が、複数の異なる構造を有する、請求項１４に記載のノズルアセンブリ。
17. 前記内筒が、そこを通る第１の導管及び第２の導管を備える、請求項１６に記載のノズルアセンブリ。
18. 前記３次アセンブリが、複数のフロー・モジュールを備える、請求項１に記載のノズルアセンブリ。
19. ノズルアセンブリであって、
    その内部に１つ又は複数の流路を含む流れ指向器と、
    複数のモジュールを含む流れアセンブリとを備え、
    前記モジュールが、約１０：１又はそれ以上の再構成比を有する流体に適したサイズの複数の微量成分の流路を備えるノズルアセンブリ。
20. ターゲットを有するノズルアセンブリを通して飲料を分配する方法であって、
    前記ターゲットに沿って第１の流体流を流す工程と、
    前記ターゲットに沿って微量成分流体流を流す工程と、
    前記ターゲットに沿って前記第１の流体流と前記微量成分流体流を一部分において混合する工程と、
    すべての残っている微量成分液体を前記ターゲットから洗い流すために、前記ターゲットに沿った前記第１の流体流を停止する前に、前記微量成分流体流の流れを停止する工程とを含む方法。

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