JP2009528583A - Ｕｆｄオーガナイザ - Google Patents

Abstract

【課題】ストレージ・ポールにＵＦＤデバイスをファイルし、整理し、分類し、そして取り出すためのシステムを開示する。
【解決手段】本発明は、ストレージ・ポールにＵＦＤ（ＵＳＢフラッシュドライブ）を格納して整理するための、そしてストレージ・ポールに格納可能なＵＦＤを構成するためのシステムおよび方法を開示する。種々の実施例は、また、ストレージ・ポール上でのＵＦＤの回転を防ぐＵＦＤやストレージ・ポールの構成を含み、これによって、ＵＦＤの整列積み重ねを提供する。いくつかの実施例は、ＵＦＤの収納や位置合わせのために、複数のポールを含む。いくつかの実施例は、ＵＦＤの収納や位置合わせのために、ポールを必要としない。加えて、積み重ねたＵＦＤから、ＵＦＤの順番を維持しながら一個のＵＦＤを抜き取ることを可能にするシステムも開示する。

Description

本発明は、ＵＦＤ（ＵＳＢフラッシュドライブ）をストレージ・ポール上に格納して編成するための、そして、ストレージ・ポール上に記憶装置を収容するよう、ＵＦＤを構成するためのシステムおよび方法に関する。

デスクトップ上に小さなアイテムを編成するための機械的な手段は、事務用品の技術分野において既知である。小さなメモを整理して保持するための一般的なデバイスは、２２００オールドジャーマン・ロード、デルレイビーチ、ＦＬ３３４４５に在るオフィス・デポ社から入手可能なストレージ・ポールである（図１Ａに示す）。

このタイプのデバイスが有用であるためには、整理アイテムは、スピンドルの直径よりも大きな孔を持つ必要がある。整理アイテムが種々の紙片である場合は、ポールへ押しつけることによって、その紙片に孔を形成することができる。

しかしながら、紙（または突き通せる類似アイテム）以外のアイテムを整理するためにストレージ・ポールを用いる場合は、アイテムの孔は、予め形成する必要がある。ポール上で整理可能な孔を持つアイテムに対するストレージ・ポールの、従来の技術による例としては、３７インダストリアルパーク・ロード、私書箱２３６、エセックス、ＣＴ０６４２６に在る、ゴール・スポーティング・グッズ社から入手可能な「ドーム・コーン」がある（図１Ｂに示す）。

ＵＦＤは、デジタル・コンピューティングの技術で、ポータブル・データ記憶手段として既知である。最近までは、ＵＦＤは比較的高価であった。ＵＦＤの所有は、一般的な人々では、多くとも一個だけであった。人々は、典型的に種々のアプリケーションに対してＵＦＤを用い、日中、ＵＦＤを携行したものである。

近年では、ＵＦＤは安価な日用品となっている。現在、人々は、ＵＦＤを専用目的に利用し、複数のＵＦＤを所有する。典型的に、個人は、使用を意図した、特定なタイトルのＵＦＤのみを携行するが、彼の机の上や引き出しの中には、多数のＵＦＤがあるにちがいない。ＵＦＤを格納するために、可視性およびアクセス可能性を維持しながら、便利で整理しやすい方式を得ることは有用であろう。

ＵＦＤが、デバイスの中心域に十分に大きな孔を持つように製造されるならば、ストレージ・ポールは、ＵＦＤを格納して整理するための便利な手段であろう。残念なことにＵＦＤデバイスは、伝統的に小さくコンパクトに設計される。それらの回路は、典型的に、固形で長方形なプリント回路基板上に設計される。それらは、一般的に、十分に大きな孔を持つようには製造されず、生産後に、損傷を与えることなく孔を開けることはできない。

ＵＦＤおよびポータブル・データ記憶デバイスの、拡大するユーザ・コミュニティにとって、ストレージ・ポールに類似のデバイスで、複数のＵＦＤデバイスをファイルし、整理し、分類し、そして取り出すためのシステムを持つことは有益であろう。

明確にする目的で、以下のいくつかの用語を、特に本出願の内容に対して定義する。本出願内で用いる用語「ストレージ・ポール」は、デスクトップ上で複数の移動可能なアイテムを整理するために用いられる、ベースに支持された実質的に垂直なロッドに言及する。本出願内で用いる用語「孔」は、固形物体を通る通路に言及する。本出願内で用いる用語「孔端」は、物体の外面との孔の交差部に言及する。この定義に従えば、あらゆる孔は二つの端を持つ。本出願内で用いる用語「孔壁」は、孔の端以外の孔通路を包含する固形物体の内面に言及する。本出願内で用いる用語「標準ＣＤ」は、少なくとも９mmの直径のポールを持つストレージ・ポールへ、ディスクをスライドさせることが可能な孔を持つコンパクトディスクに言及する。

本発明の目的は、ストレージ・ポールにＵＦＤデバイスをファイルし、整理し、分類し、そして取り出すためのシステムを開示することである。

本発明は、さらに、一般的にＵＦＤの中央に大きな孔を許容するＵＦＤのプリント回路基板の新しいデザインを開示する。この孔は、また、ＵＦＤユーザが利用可能なストレージ・ポールの直径に整合するように設計されるため、ユーザは、彼のストレージ・ポールでＵＦＤを格納することが可能である。例えば、図２Ａ、２Ｂおよび２Ｃに示すようなＣＤスタック貯蔵容器は、標準ＣＤの孔よりも僅かに小さなストレージ・ポールを持つ。

本発明は、さらに、ユーザが、積み重ねたＵＦＤからＵＦＤを分類して選択することができる、ストレージ・ポール・デバイスのためのデザインを開示する。

本発明は、さらに、ストレージ・ポールに対してＵＦＤの角度位置を合わせるＵＦＤの孔のデザインを開示して、ＵＦＤの特定な側が、装飾的な理由で、あるいはラベル領域を見せるためにユーザに向くことを保証する。

したがって、本発明によれば、（ａ）本体内の実質的に中央に配置されるＵＦＤを格納するための少なくとも一つの孔を持つ本体を含むＵＦＤが初めて提供される。

少なくとも一つの孔は、ＵＦＤの本体の面と実質的に直角をなすことが好ましい。

少なくとも一つの孔は、少なくとも約６mmの直径を持ち、実質的に円筒形であることが好ましい。

少なくとも一つの孔は、少なくとも約８mmの直径を持ち、実質的に円筒形であることが好ましい。

少なくとも一つの孔は、少なくとも約１０mmの直径を持ち、実質的に円筒形であることが好ましい。

少なくとも一つの孔は、ＵＦＤの少なくとも一つのプリント回路基板を横切ることが好ましい。

本発明によれば、データを記憶するための、次のものを含むシステムが初めて提供される。（ａ）ストレージ・ポール。そして（ｂ）ストレージ・ポールにＵＦＤを通すための少なくとも一つの孔を持つＵＦＤ。

少なくとも一つの孔は、実質的に円筒形で、ＵＦＤの面と直角をなすことが好ましい。

ストレージ・ポールは、少なくとも約５mmの直径を持ち、実質的に円筒形であることが好ましい。

ストレージ・ポールは、少なくとも約７mmの直径を持ち、実質的に円筒形であることが好ましい。

ストレージ・ポールは、少なくとも約９mmの直径を持ち、実質的に円筒形であることが好ましい。

ストレージ・ポールは、標準ＣＤの孔と互換性を持つように構成されることが好ましい。

ＵＦＤの少なくとも一つの孔は、少なくとも約６mmの直径を持つことが好ましい。

ＵＦＤの少なくとも一つの孔は、少なくとも約８mmの直径を持つことが好ましい。

ＵＦＤの少なくとも一つの孔は、少なくとも約１０mmの直径を持つことが好ましい。

少なくとも一つの孔の壁は、ストレージ・ポールの周りにＵＦＤが回転することを防ぐよう、ストレージ・ポールと相互作用するように構成されることが好ましい。

システムは、さらに、（ｃ）少なくとも一つの孔の軸に沿ったＵＦＤの回転を防ぐための、少なくとも一つのサイド・ポールを含むことが好ましい。この場合、ＵＦＤの周辺は、ストレージ・ポール上でのＵＦＤの回転を防ぐよう、少なくとも一つのサイド・ポールと相互作用するように構成される。

ストレージ・ポールは、次の二つの状態の一つにあるように構成されることが好ましい。ストレージ・ポールからのＵＦＤの取り外しを可能にする第一の状態。そしてストレージ・ポールからのＵＦＤの取り外しを妨げる第二の状態。この場合、ストレージ・ポールは、第一の状態から第二の状態へ可逆的に切り換えられるように構成される。

ＵＦＤは、ストレージ・ポールが第二の状態にある間、ストレージ・ポールに沿って自由に移動できることが最も好ましい。

本発明によれば、複数のそのようなＵＦＤの整列積み重ねを容易にするように構成された形状を持つＵＦＤを含む、データ記憶および読み出しのためのデバイスが初めて提供される。

本発明によれば、複数のデータ記憶および読み出しデバイスを梱包するための、次のステップを含む方法が初めて提供される。（ａ）複数のデータ記憶および読み出しデバイスの積み重ねを容易にするように構成した少なくとも一つの孔を、複数のデータ記憶および読み出しデバイスの各データ記憶および読み出しデバイスに設けるステップ。そして（ｂ）ストレージ・ポールに複数のデータ記憶および読み出しデバイスを積み重ねるステップ。

これらの実施例および他の実施例を、以下で詳細に説明する。

本発明を、例としてのみ、添付の図面を参照して説明する。

本発明は、ＵＦＤオーガナイザのためのシステム、そしてＵＦＤを格納するための方法に関する。具体的には、本発明は、複数のＵＦＤをファイルし、整理し、分類し、そして取り出すために使用できる。本発明は、さらに、上記のシステムと併用して収容可能な、ＵＦＤのためのデザインを含む。本発明によるＵＦＤオーガナイザの原理および作用は、図面およびその説明を参照することによって、より良く理解することができる。

さて、図面を参照する。図１Ａは、紙アイテムに用いることを意図した、従来の技術によるストレージ・ポールを示す。このデバイスは、アイテムが孔を持つことを要求しない。アイテムは、ストレージ・ポールへ押し付けられたとき、孔が開けられる。この従来の技術によるデバイスは、本発明によるＵＦＤ記憶デバイスの概念上の発想源となっている。

図１Ｂは、予め設けた孔を持つ固形物体に使用する、従来の技術によるストレージ・ポールを示す。

図２Ａ、２Ｂおよび２Ｃは、積み重ねたＣＤを格納するための、従来の技術によるデバイスを示す。これらのデバイスは、ポールおよびベースを含み、しばしば、カバー（これらの図には示していない）も含む。本発明による好適実施例においては、ＵＦＤの孔の直径は、標準ＣＤの孔（すなわち、標準ＣＤの中央のホール）に類似して、約１０mm直径であり、直径が約９mmのストレージ・ポールを持つ標準ＣＤスタック貯蔵容器を、ＵＦＤを収納するために使用可能である。

図３Ａは、本発明による、閉じた状態にあるＵＦＤ２０の好適実施例を示す。ＵＦＤ２０は、ＵＦＤ２０を閉じると、キャップ２２でカバーされて円形になる。孔２４は、ＵＦＤ２０の中央に位置して、ストレージ・ポール、例えばＣＤストレージ・ポールにＵＦＤ２０を載置可能な直径（すなわち、少なくとも１０mm）を持つ。孔２４は、ＵＦＤ２０の少なくとも一つのプリント回路基板（図示せず）を横切る。図３Ｂは、孔２４およびＵＳＢコネクタ３０を持つＵＦＤ２０を示す。キャップ２２は、ＵＦＤ２０から取り外して示している。

図４は、本発明によるＵＦＤのためのＵＦＤオーガナイザを示す。ストレージ・ポール４０は、ベース４２上に位置して、大量のＵＦＤ４４を収容するようにデザインされている。ストレージ・ポール４０は、少なくとも９mmの直径を持つ。ＵＦＤ４４は、各々、図３Ａおよび３Ｂに示すタイプの、大きな孔を持つ。

図５Ａは、閉ループの状態にある、湾曲したストレージ・ポールの好適実施例を示す。これは、デスクトップ上で本発明のＵＦＤを整理するのに有益である。「逆Ｕ」形のストレージ・ポールは、左ポール半体５０および右ポール半体５２からなり、それら両方が共通ベース５６に支持されている。ポール半体５０および５２は、少なくとも９mmの直径を持ち、湾曲ピークの継ぎ目５４で相互に接触する。少なくとも１０mmの直径を持つＵＦＤ５８が左ポール半体５０に載置され、そしてＵＦＤ６０が右ポール半体５２に載置されている。図は、一個のＵＦＤ６２を左ポール半体５０から右ポール半体５２へ移しているところを示している。

図５Ｂは、図５Ａの湾曲ストレージ・ポールを、その開ループの状態で示す。図５Ｂでは、左ポール半体５０が左方へ引っ張られ、ピークの継ぎ目５４が開き、左ポール半体５０と右ポール半体５２との間にギャップ６４が生じている。ポール半体５０および５２の柔軟性は、ストレージ・ポールの材料に固有な柔軟性によって、ポール半体５０および５２をベース５６に連結するジョイント（図示せず）の局所的な柔軟性によって、相互から切り離せる二つの部品（図示せず）から構成されたベース５６によって、あるいは機械工学の本技術において既知である多くの他の方式によって達成できる。左ポール半体５０に装着されているＵＦＤ５８は、左ポール半体５０に留まる。右ポール半体５２に装着されているＵＦＤ６０は、右ポール半体５２に留まる。図は、ストレージ・ポール・デバイスから解放されるところの、自由なＵＦＤ６６を示している。図５Ａおよび５Ｂに示すストレージ・ポール・デバイスによれば、このストレージ・ポール・デバイスのユーザは、ＵＦＤアーカイブの全体的な順番を変えることなく、どのＵＦＤをも選択して抜き出すことができる。

図６は、いくつかの積み重ねたＵＦＤ７０を示す。それらの側面には、各々ラベル７２が貼られており、ユーザは、スタックを見て、格納ＵＦＤ７０の各ラベル７２を簡単に読み取ることができる。ＵＦＤ７０の孔は（図３Ａに示すＵＦＤ２０およびキャップ２２の孔２４のように）円形であるため、本発明に開示のようにＵＦＤ７０をストレージ・ポールに積み重ねた場合、ＵＦＤ７０はどの方向へでも回転できる。ＵＦＤ７０の回転は、各々のラベル７２がランダムな方向へ位置することを生じさせるため、各ラベル７２を同時に見ることを難しくする。この欠点は、図７Ａおよび図７Ｂに示す以下の実施例で解決できる。

図７Ａは、（部分的に図示した）ＵＦＤ８０とストレージ・ポール８４を示す横横断面図である。ストレージ・ポール８４は、ＵＦＤ８０の孔８２よりも、わずかに細い。ストレージ・ポール８４は、まっすぐなポール位置合わせキー８６を持ち、同様に、ＵＦＤ８０の孔８２は、整合するまっすぐな孔位置合わせキー８８を持つ。ＵＦＤ８０をストレージ・ポール８４にスライドさせるためには、ＵＦＤ８０の孔位置合わせキー８８とストレージ・ポール８４のポール位置合わせキー８６とを、適当な角度で位置合わせして配置しなければならない。その後、位置合わせキー８６および８８は、ストレージ・ポール８４上でのＵＦＤ８０の回転を防ぐ。

図７Ｂは、代替の（部分的に図示した）ＵＦＤ９０とストレージ・ポール９４を示す横横断面図である。ストレージ・ポール９４は、ＵＦＤ９０の孔９２よりも、わずかに細い。ストレージ・ポール９４は、突出して湾曲したポール位置合わせキー９６を持ち、同様に、ＵＦＤ９０の孔９２は、突出して湾曲した孔位置合わせキー９８を持つ。ＵＦＤ９０をストレージ・ポール９４にスライドさせるためには、ＵＦＤ９０の孔位置合わせキー９８とストレージ・ポール９４のポール位置合わせキー９６とを、適当な角度で位置合わせして配置しなければならない。その後、位置合わせキー９６および９８は、ストレージ・ポール９４上でのＵＦＤ９０の回転を防ぐ。図７Ａに示すものと同様に、この実施例は、ＵＦＤ９０が回転せず、すべてのＵＦＤのラベルが容易に視認できることを確実なものとする。

図７Ａおよび図７Ｂの実施例は、機能的に同一のように思えるが、それらの間には一つの重要な違いがある。図７Ｂに示す実施例は、ＵＦＤ９０を、完全に円形である一般的なストレージ・ポールで使用することを可能にするが、（図７Ａに示す実施例の）ＵＦＤ８０は、完全に円形であるストレージ・ポールを許容しないため、ＵＦＤ８０に対する特別設計のストレージ・ポールを必要とする。

上述の好適実施例は、適当なストレージ・ポールに係合したＵＦＤの回転を防ぐように孔壁が形成された、実質的に円筒形のＵＦＤの作成方法を開示しているが、理解すべきは、実質的に円筒形のＵＦＤの周辺に類似の構成上の変更を加えることが可能なことである。このタイプのＵＦＤオーガナイザは、いくつかの方法で達成できる。図８Ａに示すように、ＵＦＤ１００は、ＵＦＤ１００の周辺に隆起部１０２を持つ。隆起部１０２の輪郭に整合する適当な形状の位置合わせポール１０３が、ＵＦＤオーガナイザへＵＦＤ１００を固定する。ＵＦＤ１００内に位置する孔１０４は、従来のストレージ・ポール１０５にＵＦＤ１００をスライドさせるために用いる。この実施例においては、ＵＦＤ１００が、隆起部１０２と位置合わせポール１０３との適当な位置合わせなしで、位置合わせポール１０５にスライドすることはない。

同様に、図８Ｂに示すように、ＵＦＤ１０６は、ＵＦＤ１０６の周辺に凹部１０８を持つ。凹部１０８の輪郭に整合する適当な形状の位置合わせポール１１０が、ＵＦＤオーガナイザにＵＦＤ１１０を固定する。ＵＦＤ１０６内に位置する孔１１２は、ＵＦＤ１０６を、従来のストレージ・ポール１１４にスライドさせるために用いる。この実施例では、ＵＦＤ１０６が、凹部１０８と位置合わせポール１１０との適当な位置合わせなしで、位置合わせポール１１４にスライドすることはない。

さらに、図９Ａは、二重の内部角度位置合わせを持つ、代替のＵＦＤ１２０とストレージ・ポール１２４を示す横断面図である。 図７Ｂに示す実施例に類似して、ストレージ・ポール１２４は、ＵＦＤ１２０の孔１２２よりも、わずかに小さい。ストレージ・ポール１２４は、突出して湾曲したポール位置合わせキー１２６を持ち、同様に、ＵＦＤ１２０の孔１２２は、突出して湾曲した孔位置合わせキー１２８を持つ。ＵＦＤ１２０の孔位置合わせキー１２８とストレージ・ポール１２４のポール位置合わせキー１２６との適当な角度位置合せが、ストレージ・ポール１２４上でのＵＦＤ１２０の回転を防止する。ストレージ・ポール１２４は、また、窪ませたポール凹部１３０を持つ。そして同様に、ＵＦＤ１２０も、ＵＦＤ１２０の内面に、対応する窪ませた孔凹部１３２を持つ。この実施例では、ＵＦＤ１２０が、ポール位置合わせキー１２６と孔位置合わせキー１２８との、そしてポール凹部１３０と孔凹部１３２との適当な位置合わせなしで、ストレージ・ポール１２４にスライドすることはない。

図９Ｂは、二重の外部角度位置合わせを持つ、代替のＵＦＤ１４０、第一の位置合わせポール１４４および第二の位置合わせポール１４８を示す横断面図である。図８Ａおよび８Ｂに示す実施例に類似して、ＵＦＤ１４０は、ＵＦＤ１４０の周辺に、隆起部１４２および凹部１４６を持つ。隆起部１４２の輪郭に整合する第一の位置合わせポール１４４と、凹部１４６の輪郭に整合する第二の位置合わせポール１４８とが、ＵＦＤオーガナイザにＵＦＤ１４０を固定する。この実施例では、隆起部１４２および凹部１４６と、第一の位置合わせポール１４４および第二の位置合わせポール１４８との各々の適当な位置合わせなしで、ＵＦＤ１４０が第一の位置合わせポール１４４および第二の位置合わせポール１４８にスライドすることはない。従来のストレージ・ポール１５２にＵＦＤ１４０を収納するためには、ＵＦＤ１４０内に位置する孔１５０を利用する。

ＵＦＤの回転を防ぐことに加えて、図９Ａおよび図９Ｂに示す二重の位置合わせ実施例は、ＵＦＤが傾くことなく、ＵＦＤをストレージ・ポールの軸に沿ってのみスライドさせるため、ストレージ・ポールに沿うＵＦＤの移動が容易である。このため、図７Ａから図８Ｂに示す単一の位置合わせ実施例に比べ、より大規模に孔壁とストレージ・ポールとの間の接触を最小化できる。さらに、種々のアプリケーションに対して、内部および外部に複数の隆起部や凹部を設けた、複数の実施例を考案することが可能である。

図１０は、内部角度位置合わせのための二つの孔を持つ、代替のＵＦＤを示す横断面図である。ＵＦＤ１６０は、標準ＣＤストレージ・ポール（図示せず）への収納のために、ストレージ・ポール孔１６２を持つ。ＵＦＤ１６０は、また、ＵＦＤ１６０の回転を防ぐための位置合わせ孔１６４を持つ。二本のポールを持つストレージ・ポール・デバイスに格納する場合、ストレージ・ポール孔１６２および位置合わせ孔１６４の両方が、従来のストレージ・ポール１６６および位置合わせポール１６８に係合する。明らかであるが、位置合わせ孔は、種々の形状およびサイズに形成できる、また、ＵＦＤ１６０のどの箇所に配置してもよい。好適実施例においては、ＵＦＤ１６０は、複数の位置合わせ孔１６４を持つことができる。

孔の最も自然な位置はＵＦＤの中央であるが、本発明で開示するＵＦＤは、どの位置に孔を設けてもよい。注目すべきは、確立している市場標準に従うという点で好ましいＣＤの形状が、孔が一般的にＵＦＤの中央域に位置する場合に維持されることである。より具体的には、ＣＤ形状は、ＵＦＤの最小占有領域の中心が孔内に位置するなら、維持できる。

図１１は、表面角度位置合わせのための、代替のＵＦＤ構成を示す横断面図である。ＵＦＤ１７０は、ＵＦＤ１７０の反対側の面に位置した凹部１７２および隆起部１７４を持つ。ＵＦＤ１７０を、凹部１７２と隆起部１７４との適当な表面角度位置合わせで、相互に重ねた場合、ＵＦＤ１７０の回転は防止され、ＵＦＤラベル１７６が適度に視認できる状態にＵＦＤ１７０を整列させて積み重ねることが可能である。

明白であるが、ＵＦＤの回転を防ぐ上記の実施例では、孔および対応ストレージ・ポールは、回転を防ぐ多数の方式で構成できる。他の形状もあるが、例えば、三角形、正方形、六角形の孔およびポールが、本発明の範囲内にあるすべての形状である。

本発明を限られた数の実施例に関して説明したが、本発明の多くの変形、修正、そして他の応用が可能であることは明らかである。

従来の技術によるストレージ・ポールを示す。 代替の従来の技術によるストレージ・ポールを示す。 従来の技術によるＣＤスタック貯蔵容器を示す。 代替の従来の技術によるＣＤスタック貯蔵容器を示す。 代替の従来の技術によるＣＤスタック貯蔵容器を示す。 ストレージ・ポールに配置するのに適当な孔を持つＵＦＤの平面図である。 そのキャップを取り外した、ストレージ・ポールに配置するのに適当な孔を持つＵＦＤの平面図である。 ＵＦＤを保持するストレージ・ポールを示す。 閉ループの状態にあるストレージ・ポールを示す。 開ループの状態にあるストレージ・ポールを示す。 ラベルを付けた、複数の積み重ねたＵＦＤを示す。 単一の内部角度位置合わせを持つＵＦＤおよびストレージ・ポールの横断面図である。 単一の内部角度位置合わせを持つ、代替のＵＦＤおよびストレージ・ポールの横断面図である。 単一の外部角度位置合わせを持つＵＦＤおよびストレージ・ポールの横断面図である。 単一の外部角度位置合わせを持つ、代替のＵＦＤおよびストレージ・ポールの横断面図である。 二重の内部角度位置合わせを持つ、代替のＵＦＤおよびストレージ・ポールの横断面図である。 二重の外部角度位置合わせを持つ、代替のＵＦＤおよびストレージ・ポールの横断面図である。 内部角度位置合わせのための二つの孔を持つ、代替のＵＦＤを示す横断面図である。 表面角度位置合わせのための、代替のＵＦＤ構成を示す横断面図である。

Claims (21)

1. （ａ）本体内の実質的に中央に配置されるＵＦＤを格納するための、少なくとも一つの孔を持つ前記本体からなる、ＵＦＤ。
2. 前記少なくとも一つの孔が、ＵＦＤの前記本体の面と、実質的に直角をなす、請求項１のＵＦＤ。
3. 前記少なくとも一つの孔が、少なくとも約６mmの直径を持ち、実質的に円筒形である、請求項１のＵＦＤ。
4. 前記少なくとも一つの孔が、少なくとも約８mmの直径を持ち、実質的に円筒形である、請求項１のＵＦＤ。
5. 前記少なくとも一つの孔が、少なくとも約１０mmの直径を持ち、実質的に円筒形である、請求項１のＵＦＤ。
6. 前記少なくとも一つの孔が、ＵＦＤの少なくとも一つのプリント回路基板を横切る、請求項１のＵＦＤ。
7. データを記憶するためのシステムであって、
   （ａ）ストレージ・ポール、そして
   （ｂ）前記ストレージ・ポールに前記ＵＦＤを通すための少なくとも一つの孔を持つＵＦＤからなる、システム。
8. 前記少なくとも一つの孔が、実質的に円筒形で、前記ＵＦＤの面と直角をなす、請求項７のシステム。
9. 前記ストレージ・ポールが、少なくとも約５mmの直径を持ち、実質的に円筒形である、請求項７のシステム。
10. 前記ストレージ・ポールが、少なくとも約７mmの直径を持ち、実質的に円筒形である、請求項７のシステム。
11. 前記ストレージ・ポールが、少なくとも約９mmの直径を持ち、実質的に円筒形である、請求項７のシステム。
12. 前記ストレージ・ポールが、標準ＣＤの孔と互換性を持つように構成される、請求項７のシステム。
13. 前記ＵＦＤの前記少なくとも一つの孔が、少なくとも約６mmの直径を持つ、請求項７のシステム。
14. 前記ＵＦＤの前記少なくとも一つの孔が、少なくとも約８mmの直径を持つ、請求項７のシステム。
15. 前記ＵＦＤの前記少なくとも一つの孔が、少なくとも約１０mmの直径を持つ、請求項７のシステム。
16. 前記ストレージ・ポールの周りに前記ＵＦＤが回転することを防ぐよう、前記少なくとも一つの孔の壁が、前記ストレージ・ポールに相互作用するように構成される、請求項７のシステム。
17. さらに、
    （ｃ）前記少なくとも一つの孔の軸に沿った前記ＵＦＤの回転を防ぐための少なくとも一つのサイド・ポールからなるシステムであって、前記ＵＦＤの周辺が、前記ストレージ・ポール上で前記ＵＦＤが回転することを防ぐよう、前記少なくとも一つのサイド・ポールと相互作用するように構成される、請求項７のシステム。
18. 前記ストレージ・ポールが、二つの状態のうちの一つにあるように構成され、第一の前記状態が、前記ストレージ・ポールからの前記ＵＦＤの取り外しを可能にするものであり、第二の前記状態が、前記ストレージ・ポールからの前記ＵＦＤの取り外しを妨げるものであり、前記ストレージ・ポールが、前記第一の状態から前記第二の状態へ可逆的に切り換えられるように構成される、請求項７のシステム。
19. 前記ストレージ・ポールが前記第二の状態にある間、前記ＵＦＤが前記ストレージ・ポールに沿って自由に移動可能である、請求項１８のシステム。
20. データ記憶および読み出しのためのデバイスであって、複数のそのようなＵＦＤの整列積み重ねを容易にするように構成された形状を持つＵＦＤからなる、デバイス。
21. 複数のデータ記憶および読み出しデバイスを梱包するための方法であって、
    （ａ）複数のデータ記憶および読み出しデバイスの積み重ねを容易にするように構成した少なくとも一つの孔を、複数のデータ記憶および読み出しデバイスの各データ記憶および読み出しデバイスに設けるステップ、そして
    （ｂ）ストレージ・ポールに複数のデータ記憶および読み出しデバイスを積み重ねるステップからなる、方法。

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