JP2009528137A - 椎間板腔を準備するカッター - Google Patents
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Abstract
Description
脊椎の働き
連続した腰椎体、胸椎体及び頸椎体は互いに連接し、脊椎椎間板によって分離されている。各脊椎椎間板は、脊柱に対する圧迫力のクッション性及び緩衝性を付与する中心部の塊「髄核」(又は本明細書では「核」)を取り囲む線維軟骨の外殻を含む。核を取り囲む外殻は、頭側及び尾側の椎体の対向する皮質骨終板に付着した軟骨質終板並びに髄核の周囲を取り巻き、軟骨質終板を結合する多層の対向膠原線維を含む「線維輪」(又は本明細書では「輪」)を含む。自然の生理学的核は、親水性(水誘引性)ムコ多糖類(mucopolysacharide)及び線維束(蛋白質ポリマー)から成る。核は比較的非弾性的であるが、輪は外側に僅かに膨張し、脊椎運動セグメントに対して軸方向に加えられる荷重を受容することができる。
機能しなくなったカッター刃の全ての断片を椎間板腔及び患者の身体から容易に取り除くことができる態様を採る機能しなくなるカッター刃は、このような特徴を有さない類似のカッター刃には好適である。
軸方向経仙骨アクセス
図2に示す軸方向経仙骨アクセス法は、筋切開や従来の脊椎手術に伴う他の侵襲的処置の必要性を排除しながら、介入における治療の進行にわたる安定化、運動保持及び固定デバイス/融合システムを含む、新規で改良された器具及び治療的介入の設計及び配置を可能にする。
図6A乃至6Dはカッターアセンブリ400を示す一連の図である。図6Aはカッターアセンブリ400の上面図である。図6Bはカッターアセンブリ400の背面図である。図6Cは図6Bに示すカッターアセンブリの断面図である。図6Dは図6Cに示すカッターアセンブリ400の部分拡大図である。
重点を図示するために、図7は3つの異なる投入の長さを有する異なるカッター刃504,508,512を示す。髄核338を切断する方法において一連のカッター刃(504,508,512、及び更に別の長さの刃)を使用して髄核338を徐々に切断することが認識される。また、異なる投入の長さ(ときにリーチと呼ばれる)を有する3つの刃が短いものから長いものまで連続して使用されることと、これらの3つの異なる刃の長さは図示のためにのみ図7に全て同時に示されることとが認識される。例として、処置において使用される一連のカッター刃のリーチは短いカッター刃の0.40インチ(約1.02cm)から長いカッター刃の0.70インチ(約1.78cm)までの範囲にある。当業者はこれらの範囲が例示に過ぎず、異なることもあることを認識するだろう。カッター刃の最適な投入は、患者の組織、椎間板内への(軸方向の)進入部位の他、椎間板の矢状対称性に関する問題を含む様々な因子によるものといえる。更に、安全面の理由により、カッター刃の長さは投入が椎間板端部の極近傍に至るのを防止するために制限することが望ましい。即ち、線維輪に対する損傷を防止するためにカッター刃及び線維輪間の接触を防止することが望ましい。
医療の現場において軸方向チャネルの設置を計画する際に、外科医は組織を清潔にし、安全にして、且つ効果的な移植を行うことができる配置を診断及び選択する。移植は対応する椎体内への好適な固定を含む。
図5,6から明らかなように、カッター刃の長尺部406はカッターシャフト410及びカッターシース430の部分、並びにカッター262の中心線の軸とほぼ並行であり、従ってこれらの線はカッター刃の角度を計測するために使用可能である。
カッター刃の中にはカッター刃の基端部が角度の基準線と平行に延びないものもある。そのような場合において、カッター刃の角度を拡張した刃腕部の最も基端側の部分を基に単純に計測することが有用である。
カッター刃500は6つの異なる切削刃504,508,512,516,520,524を有する。3つの切削刃504,508,512は一方の側に、残りの3つの切削刃516,520,524は反対側に設けられる。切削刃504,506はカッター刃500の基端部536に設けられる。基端部536はカッター刃500の末端部542である閉ループのその他の部分と比較して図4Aに示す取っ手416のより近傍に位置するカッター刃500の部分である。椎間板腔内に挿入された場合に、基端部536の外部は通常基端側椎体上の終板に面する(基端部が終板に対して平行、非平行のいずれの状態にあっても)。切削刃508,520はカッター刃500の末端部542上に設けられる。椎間板腔内に挿入される場合に、末端部542の外部は通常末端側椎体上の終板に面する(末端部542が終板に対して平行、非平行のいずれの状態にあっても)。切削刃512,524はカッター刃500の末端部542及び基端部536の間にて先端部548上に設けられる。
ベベル角度532は15°乃至80°の範囲内だが、通常15°乃至40°の範囲内にあり、更に20°乃至35°の範囲内にあり、ときに30°である。
鋸歯部
図10A乃至10Cに示すように切削刃を備えるカッター刃は髄核の物質を切断することに好適であるが、場合により別のタイプの刃の方が髄核の物質を除去するためにより好適であるか、或いは効率がよい。
図24は図23に示すような鋸歯状のパターンを形成するために刃の材料の両側のそれぞれの金属を除去することに使用されるパターンを示す。右側の刃の材料の頂部における除去パターンに示すように、材料の100%が取り除かれ、刃の材料内にて切断される深みにより量は減少する。これらの材料の量の減少により角度は約20°の近傍となる。図面間の描写及び相互作用を補助するために、第1の面における材料の除去(802,804,806,808)を第2の面における材料の除去(812,814,816,818,820,822)とともに示す。図23において、一組の鋸歯部のみが刃の材料に示される。即ち、この刃は一方向に回転された場合に切断することができるのみである(時計方向及び反時計方向の両者にて切断可能であるのではない)。
本発明の実施例において、用語「生体適合性」は身体組織が本発明の材料(例えば、摩耗屑)及び装置に接触、或いは暴露された場合に慢性的な炎症反応や細胞毒性を示さないことを示す。生体適合性に加えて、本発明の別の態様において、好適には手術用具を構成する材料は抗菌性を備え、例えば蛍光透視法により目視可能であるか像として表示可能である。
患者の個人差により椎間板の高さに制約を受けるため、即ち椎間板ヘルニアや椎間板の損傷により癒合が示唆される場合に、カッター刃は延伸、使用、格納時により薄型に好適に構成される。
通常形成されるカッター刃の形状及び長さは異なる切断モードにより変化する。形状記憶材料は合金材料を特別な成形型枠にピン留めし、後述する加熱及び時間と温度の処理を実施することにより所望のカッター刃の構成に形成可能である。ニチノールのストリップ(既に研磨した切削刃を備える)を成形型枠に入れボルトにより固定し、全型枠ごと約500℃乃至約550℃(1つの型枠当たりの適温は約525℃である)の温度範囲の炉に約15分乃至約40分の範囲の時間入れる(1つの型枠当たりの最適な時間は約20分である)。このようにしてニチノールから形成される可撓性を備えたカッター刃は特にシャフトスリーブ内に格納することに好適であり、椎間板腔内の適切な角度に延伸可能である。更に、これらは破損が生じなければ多数の切断「サイクル」に対して機械的に耐久可能である。
別例
刃を刃のシャフトに取り付ける方法の別例
図32A,32Bにおいてカッター刃453がカッターシャフト410の末端部412内のシャフトスロット413内に、カッター刃スロット427及びカッター刃孔(407だがここでは隠れて目視できない)を通過してカッターシャフト孔411に至るリベット429により設置される。リベットを使用する場合にシャフトスリーブは不要である(図5A,5Bに示す要素418と対照的である)。図32Cはこの固定方法は上述したゴールポストと組み合わせることができることを示す。
取っ手の別例
ここで開示される実施例の態様において、例えばレバーやピストルの取っ手として構成され、カッターシャフトの基端部に取り付けられる取っ手が提供される。図4Bに示す取っ手416は交差ピンや位置決めネジによりカッターシャフト410の基端部414に取り付けられ、これらによりカッターシャフトから取っ手の係合が外れる危険性を減少させる(切断における回転操作により係合が外れる)。上述したように取っ手416は好適に取り付けられ、これにより刃腕部と回転位置に配備され、刃腕部の原位置の配置の基準マーカとして機能する。
回転係止部
ここで開示される実施例の態様において、刃腕部及びカッターは回転されて、一方向にて(即ち時計方向に、或いは反時計方向に)使用されるように構成される。即ち、一方向(例えば時計方向)のみの刃腕部の回転運動は髄核の物質の切断を開始する。これらの刃の使用において意図された動きはフロントガラスのワイパーの前後運動に類似する。即ちこれらのカッターによる切除術は時計方向のワイパーの拭き作業に生じる。
歯高さの別例
上述した実施例は歯の高さが一様に形成されたパターンを使用したが、当業者は歯の高さが別の歯より高いパターンの変形例を認識するだろう。
手術キット
上述したツール及び装置の様々な組み合わせが手術キットの態様により提供され、これにより特定の処置を実施するための好適なツール群の全てが1つのパッケージとして入手可能である。本発明による手術キットは所望の治療領域用の準備キット、即ち椎間板の準備に要するツール群を含む。椎間板準備キットは処置が1つ以上の椎骨レベルの治療の準備を意図したものか、或いは運動セグメントの治療の準備を意図したものかによって異なる。椎間板準備キットは複数のカッターを含む。1つのレベル用のキットには、3乃至7のカッターのいくつかが提供され、実施例においては5つのカッターが提供される。2つのレベルにわたるキットには、5乃至14のカッターのいくつかが提供され、実施例においては10のカッターが提供される。カッターアセンブリはカッター刃の組み合わせを含む。組み合わせは実施する処置により異なり、通常患者の組織に基づく(これらは必要なカッター刃の投入の長さの範囲に影響する)。
Claims (44)
- 2つの椎体終板の間の椎間腔内における物質を粉砕するためのカッターであって、前記カッターは中心軸を有する軸方向チャネルを通じて延びるように適合され、前記軸方向チャネルは少なくとも1つの椎体終板を含むとともに前記椎間腔内に延び、
前記カッターは、
形状記憶材料から形成されたカッター刃と、
前記カッター刃が前記中心軸に対してほぼ横切るように配向されるとき、前記椎体終板の1つとほぼ対向する前記カッター刃の第1の側面と、
前記第1の側面から刃の厚み分だけ離間した前記カッター刃の第2の側面と、
前記カッターが前記軸方向チャネル内で時計方向に回転されたときに前方側となる前記カッター刃の時計方向側と、
前記カッターが前記軸方向チャネル内で時計方向に回転されたときに後方側となる前記カッター刃の反時計方向側と、
前記時計方向側及び前記反時計方向側の少なくとも一方に設けられた少なくとも1つの切削刃とを備えるカッター。 - 椎間板腔内で使用され、形状記憶材料から形成されるカッター刃であって、同カッター刃は、
前記閉ループカッター刃をカッターアセンブリに固定するために使用されるカッター刃孔を有する前記カッター刃の第1の長尺部と、
カッター刃スロットを有する前記カッター刃の第2の長尺部と、
前記カッター刃スロットは、前記第2の長尺部を前記カッターアセンブリとスロット接続部を介して接続するときに使用され、同スロット接続部は前記第2の長尺部の限定的範囲における動きを許容することと、
前記閉ループカッター刃は、前記カッターアセンブリの一部を構成するカッター鞘から伸縮可能であることとを備えるカッター刃。 - 請求項2に記載の閉ループカッター刃において、前記伸張した閉ループカッター刃は、接続点を前記第1の長尺部及び前記第2の長尺部を通じて移動させることによってカッターアセンブリと接続されたとき、閉ループの境界を形成し、前記閉ループは内周面及び外周面を有する閉ループカッター刃。
- 請求項3に記載の閉ループカッター刃において、全ての切削刃は、前記外周面から凹んでいる閉ループカッター刃。
- 請求項3に記載の閉ループカッター刃において、全ての切削刃は、前記閉ループの前記内周面に沿って設けられている閉ループカッター刃。
- 請求項2に記載の閉ループカッター刃において、前記閉ループカッター刃は第1の面及び第2の面の2つの面を有し、前記閉ループカッター刃が第1の方向に回転されるカッターアセンブリに固定されたとき、前記第1の面が前方面となり、前記第2の面が後方面となり、かつ前記閉ループカッター刃は前記第1の面の少なくとも一部に切削刃を有するとともに、前記第2の面に刃無し面を有する閉ループカッター刃。
- 請求項2に記載の閉ループカッター刃において、前記閉ループカッター刃は第1の面及び第2の面の2つの面を有し、前記閉ループカッター刃が第1の方向に回転されるカッターアセンブリに固定されたとき、前記第1の面が前方面となり、前記第2の面が後方面となり、かつ前記閉ループカッター刃は前記第1の面の少なくとも一部に切削刃を有するとともに、前記第2の面の少なくとも一部に切削刃を有する閉ループカッター刃。
- 請求項7に記載の閉ループカッター刃において、前記第1の面における前記切削刃は、第1のパターンを有する鋸歯を使用し、前記第2の面における前記切削刃は、前記第1の面における前記切削刃と異なる閉ループカッター刃。
- 請求項7に記載の閉ループカッター刃において、前記第1の面における前記切削刃は、第1のパターンを有する鋸歯を使用し、前記第2の面における前記切削刃は、前記第1のパターンと異なるパターンを有する鋸歯を使用する閉ループカッター刃。
- 請求項7に記載の閉ループカッター刃において、前記第1の面における前記切削刃は、第1のパターンを有する鋸歯を使用し、前記第2の面における前記切削刃は、鋸歯を使用しない閉ループカッター刃。
- 請求項21に記載の閉ループカッター刃において、前記閉ループカッター刃は第1の面及び第2の面の2つの面を有し、前記閉ループカッター刃が第1の方向に回転されるカッターアセンブリに固定されたとき、前記第1の面が前方面となり、前記第2の面が後方面となり、かつ前記閉ループカッター刃は前記第1の面の少なくとも一部に切削刃を有するとともに、前記第1の面の前記切削刃は前記第1の面の一部分及び閉ループの内周面の対応する一部分に設けられたパターンによって形成されるとともに、前記第1の面の一部分及び閉ループの外周面の対応する一部分に設けられた反復パターンによって形成される閉ループカッター刃。
- 請求項2に記載の閉ループカッター刃において、前記閉ループカッター刃は第1の面及び第2の面の2つの面を有し、前記閉ループカッター刃が第1の方向に回転されるカッターアセンブリに固定されたとき、前記第1の面が前方面となり、前記第2の面が後方面となり、かつ前記閉ループカッター刃は前記第1の面の少なくとも一部に切削刃を有するとともに、前記第1の面は連続する四角錐を有し、それら四角錐の頂点が前記閉ループの外周面と前記閉ループの内周面との間においてほぼ半周にわたって配置されている閉ループカッター刃。
- 請求項2に記載の閉ループカッター刃において、前記閉ループは、前記カッター刃の基端部に切削刃を含み、伸張位置における前記カッター刃の前記基端部と前記第1の長尺部との間の角度は、約25度乃至約100度の間である閉ループカッター刃。
- 請求項2に記載の閉ループカッター刃において、前記閉ループは、前記カッター刃の基端部に切削刃を含み、伸張位置における前記カッター刃の前記基端部と前記第1の長尺部との間の角度は、約90度乃至約155度の間である閉ループカッター刃。
- 請求項2に記載の閉ループカッター刃において、前記閉ループは、前記カッター刃の基端部に切削刃を含み、伸張位置における前記カッター刃の前記基端部と前記第1の長尺部との間の角度は、約80度乃至約100度の間である閉ループカッター刃。
- 椎間板腔内で使用されるとともに、伸張位置の形状記憶を有する閉ループカッター刃であって、同閉ループカッター刃は、
前記閉ループの内周面の少なくとも一部を形成する内面と、
前記閉ループの外周面の少なくとも一部を形成する外面と、
前記内面及び前記外面の間における前記閉ループカッター刃の外面上の第1の面と、
前記閉ループカッター刃がカッターアセンブリに取り付けられるとともに、前記カッターアセンブリの長軸の周りで第1の方向に回転されるとき、前記第1の面は前方面であることと、
前記内面及び前記外面の間における前記閉ループカッター刃の外面上の第2の面と、
前記閉ループカッター刃がカッターアセンブリに取り付けられるとともに、前記カッターアセンブリの長軸の周りで第1の方向に回転されるとき、前記第2の面は後方面であることと、
第1の面の少なくとも一部は、鋸歯の集合体を備える切削刃を有することとを備える閉ループカッター刃。 - 請求項16に記載の閉ループカッター刃において、前記第1の面は、前記外面に延びる鋸歯の第1の集合体を有し、前記第2の面は、前記内面に延びる鋸歯の第2の集合体を有する閉ループカッター刃。
- 請求項17に記載の閉ループカッター刃において、前記鋸歯の第1の集合体は鋸歯の歯先を有し、前記鋸歯の第2の集合体は、前記第1の集合体の鋸歯の先端と整列しない鋸歯の歯先を有する閉ループカッター刃。
- 請求項18に記載の閉ループカッター刃において、前記鋸歯の第1の集合体は鋸歯パターンを有し、前記鋸歯の第2の集合体は、前記第1の集合体と同じ鋸歯パターンを有するが、前記歯先が整列しないように偏倚している閉ループカッター刃。
- 請求項18に記載の閉ループカッター刃において、前記鋸歯の第1の集合体は第1の鋸歯パターンを有し、前記鋸歯の第2の集合体は、前記第1の集合体と異なる第2の鋸歯パターンを有するが、前記歯先が整列していないように偏倚している閉ループカッター刃。
- 請求項18に記載の閉ループカッター刃において、前記第1の面は、前記外面上の1つの鋸歯と前記内面上の1つの鋸歯との間に谷を有する閉ループカッター刃。
- 請求項21に記載の閉ループカッター刃において、前記谷は鋭角に形成されたV字形状を含む閉ループカッター刃。
- 請求項16に記載の閉ループカッター刃において、前記鋸歯の集合体は丸みを帯びた鋸歯を含む閉ループカッター刃。
- 請求項16に記載の閉ループカッター刃において、前記鋸歯の集合体は傾斜し、かつ丸みを帯びた鋸歯を含む閉ループカッター刃。
- 請求項16に記載の閉ループカッター刃において、前記鋸歯の集合体は多角形の集合体を含む閉ループカッター刃。
- 請求項16に記載の閉ループカッター刃において、前記鋸歯の集合体は台形の集合体を含む閉ループカッター刃。
- 請求項16に記載の閉ループカッター刃において、前記鋸歯範囲の深さが前記第1の面の厚みからゼロまでの範囲となるように、前記鋸歯の集合体は第1の面を横切る角度で切断される閉ループカッター刃。
- 椎体終板の先端と椎体終板の基端との間の椎間腔内における物質を粉砕するためのカッターであって、前記カッターは、同カッターの一端を椎間腔内に配置するように、少なくとも前記椎体終板の基端を通じて延びる軸に沿う穴を通じて延びるように適合され、
前記カッターは、
カッターシャフトと、
前記カッターシャフトの少なくとも一部を覆うカッター鞘と、
カッター刃と、
前記カッターは前記カッター鞘の中に収納され、かつ鞘から伸張されるように構成され、前記カッター刃は伸張位置の形状記憶を有することと、前記伸張したカッター刃は前記カッターシャフトの長軸に対して大きく横切ることと、
前記カッター刃が前記椎間腔内で伸張したとき、前記伸張したカッター刃の側面において前記カッター刃の先端側面は、前記椎体終板の基端よりも前記椎体終板の先端に近い位置に適合されることと、
前記カッター刃が前記椎間腔内で伸張したとき、前記挿入されて伸張したカッター刃の側面において前記カッター刃の基端側面は、前記椎体終板の先端よりも前記椎体終板の基端に近い位置に適合されることと、
前記伸張したカッター刃が前記カッターシャフトの長軸の周りで第1の方向に回転されたとき、前記カッター刃の前縁となる前記カッター刃の第1の縁と、
前記伸張したカッター刃が前記カッターシャフトの長軸の周りで第2の方向に回転されたとき、前記カッター刃の前縁となる前記カッター刃の第2の縁と、
前記第2の方向は、前記第1の方向と反対の向きであることと、
前記第1の縁又は第2の縁の少なくとも一方に設けられた少なくとも1つの切削刃と、
前記切削刃は前記カッター刃の前記先端側面に対して凹んでいることとを備えるカッター。 - 請求項28に記載のカッターおいて、前記切削刃は前記カッター刃の前記基端側面に対して凹んでいるカッター。
- 請求項28に記載のカッターにおいて、前記カッター刃は同カッター刃が前記カッターシャフトに接続された部位から延びるループを含み、前記ループの第1の部位は前記先端側面を含み、前記ループの第2の部位は前記基端側面を含み、前記ループは前記第1の部位及び前記第2の部位を接続するループ先端を含み、前記カッター刃が前記シャフトの長軸の周りで回転されるとき前記ループは開口領域を形成するカッター。
- 請求項28に記載のカッターにおいて、前記カッター刃は同カッター刃が前記カッターシャフトに接続された部位から延びるループを含み、前記ループの第1の部位は前記先端側面を含み、前記ループの第2の部位は前記基端側面を含み、前記ループは前記第1の部位及び前記第2の部位を接続するループ先端を含み、前記カッター刃が前記シャフトの長軸の周りで回転されるとき前記ループは開口領域を形成し、同開口領域を介して物質が通過可能となるカッター。
- 請求項28に記載のカッターにおいて、前記カッターシャフトの長軸に対して大きく横切る前記伸張したカッター刃は、前記カッターシャフトの長軸に対して約25度から約155度の間で離れて配置されるカッター。
- 請求項28に記載のカッターにおいて、前記カッター刃の前記先端部は前記カッター刃の前記基端部に対してほぼ平行であるカッター。
- 請求項28に記載のカッターにおいて、前記カッター刃の前記先端部の突起は、鋭角を形成するように前記カッター刃の前記基端部の突起と交差するカッター。
- 請求項28に記載のカッターにおいて、前記カッター刃の第1の縁における切削刃は鋸歯であるカッター。
- 請求項35に記載のカッターにおいて、前記カッター刃は、一連の歯を有し、それらの歯はほぼ同じ高さを有するカッター。
- 請求項35に記載のカッターにおいて、前記カッター刃は、第1の歯高を有する歯の集合体と、第1の歯高より高い第2の歯高を有する歯の集合体とを備える一連の歯を有するカッター。
- 請求項35に記載のカッターにおいて、前記カッター刃は鋸歯パターンを有し、鋭角を有する鋸歯パターンに谷が設けられているカッター。
- 請求項35に記載のカッターにおいて、前記先端面及び前記基端面はループ先端によって連結され、伸張位置にあるカッター刃を備える前記カッターは閉ループを形成し、前記カッター刃の第1の縁における切削刃はループ先端に沿って、前記第1の縁の別の部位における鋸歯パターンとは異なる鋸歯パターンを有するカッター。
- 請求項35に記載のカッターにおいて、前記カッター刃の第2の縁における切削刃は非鋸歯であるカッター。
- 椎体終板の先端と椎体終板の基端との間の椎間腔内における物質を粉砕するためのカッターであって、前記カッターは、
前記カッターの一端を椎間腔内に配置するように、少なくとも前記椎体終板の基端を通じて延びる軸に沿う軸方向穴を通じて延びるように適合され、
前記カッターは、
長軸を有するカッターシャフトと、
前記カッターシャフトの少なくとも一部を覆うカッター鞘と、
カッター刃と、
前記カッターは前記カッター鞘の中に収納され、かつ鞘から伸張されるように構成され、前記カッター刃は伸張位置の形状記憶を有することと、前記伸張したカッター刃は前記カッターシャフトの長軸に対して大きく横切ることと、
前記カッター刃が前記椎間腔内で伸張したとき、前記伸張したカッター刃の側面において前記カッター刃の先端側面は、前記椎体終板の基端よりも前記椎体終板の先端に近い位置に適合されることと、
前記カッター刃が前記椎間腔内で伸張したとき、前記挿入されて伸張したカッター刃の側面において前記カッター刃の基端側面は、前記椎体終板の先端よりも前記椎体終板の基端に近い位置に適合されることと、
前記先端側面及び前記基端側面は、ループ先端によって連結され、伸張位置にあるカッター刃を備える前記カッターは閉ループを形成することと、
延長部を有する前記カッターシャフトと、
前記カッターシャフトの前記長軸がほぼ横切る伸張したカッター刃の一部は前記カッターシャフトの延長部の間に配置されていることとを備えるカッター。 - 治療手順のために椎間板腔を準備するためのキットであって、同キットは、
第1の投入長のラジアルカッター刃を有するカッターアセンブリと、
90度未満の刃角及び第1の投入長を有するカッター刃を有するカッターアセンブリと、
第1の投入長よりも長い第2の投入長のラジアルカッター刃を有するカッターアセンブリと、
90度未満の刃角及び第2の投入長を有するカッター刃を有するカッターアセンブリとを備えるキット。 - 請求項42に記載のキットにおいて、
第2の投入長よりも長い第3の投入長のラジアルカッター刃を有するカッターアセンブリと、
90度未満の刃角及び第3の投入長を有するカッター刃を有するカッターアセンブリとを備えるキット。 - 請求項42に記載のキットにおいて、90度未満の刃角及び第1の投入長を有するカッター刃を有するカッターアセンブリに対する前記刃角は、約45度であるキット。
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