JP2009526426A - パケット伝送 - Google Patents
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Abstract
IPパケットをIPネットワークのノード(11、12、13、21、22、23)間で伝送する方法であって、第1のネットワークノード(11)においてパケットを受信し、それぞれのストリームのパケットが共通のIPヘッダを共有するように、受信されたパケットを複数のストリームへと分ける。複数のパケットは併合されて、併合されたパケットを形成し、併合されたパケットは第2のネットワークノードへと送信される。
Description
本発明は、パケット伝送方法に関し、特にある1つのネットワークノードと他の1つのネットワークノードとの間でのパケット伝送に関する。
図1は、第2のネットワークであるネットワーク2に存在するデバイス21、22、23と通信している、第1のネットワークであるネットワーク1に存在するデバイス11、12、13を概略的に示す図である。例えば、ネットワーク1に存在するデバイス11が、ネットワーク2に存在するデバイス21および23にパケットを送っていてもよいし、ネットワーク1に存在するデバイス12が、ネットワーク2に存在するデバイス22にパケットを送っていてもよい。ネットワーク1に存在するデバイス11、12、13から送信されたパケットは、まずネットワーク1に存在するホスト1へとルーティングされ、そして、例えばIPバックボーン3のような通信リンクを通して、ネットワーク2に存在するホスト2へと送信される。ネットワーク2に存在するホスト2は、受信したパケットを、パケット内で指定された宛先に従って、デバイス21、デバイス22、またはデバイス23へとルーティングする。ネットワーク1からネットワーク2へと通っていく、あるいは、その逆向きに通っていく、全てのバケットは、リンク3上を通っていく。
1つのパケットは、一般的には、1つのヘッダと1つのペイロードとから構成されている。ヘッダは、パケットの送信先およびパケットの送信元のような、そのパケットのルーティングの詳細を含んでいる。このため、例えば、デバイス11によって生成されてデバイス21へと向かうパケットは、とりわけそのパケットの送信先がデバイス21であることを示す、ヘッダを持っているであろう。パケットがホスト1に受信されると、ホスト1はそのパケットのヘッダから送信先を読み取り、送信先がネットワーク2に存在すると確認し、リンク3を通してネットワーク2のホスト2へとそのパケットを転送するだろう。パケットがネットワーク2のホスト2に受信されると、ホスト2はそのパケットのヘッダから送信先を読み取り、送信先がデバイス21であることを確認するだろう。
デバイスの(または、より一般的には、「ネットワークノード」の)アドレスは、通常はIP(インターネット・プロトコル)アドレスである。
特定のデバイスは、例えば電子メールシステムやウェブブラウザなどのような、いくつかの異なったアプリケーションのために働いてもよい。パケットのヘッダは、それゆえに、一般的には、送信先デバイスを示すだけではなく、パケットの内容が関連する特定のアプリケーションも示す。この特定のアプリケーションは、一般的には「UDPポート番号」により示される。リンク3を通して送信されるパケットのヘッダは、それゆえに、典型的にはIPアドレスフィールドとUDPポートフィールドを含むだろう。
パケットのヘッダは、そのパケットの内容が関連するアプリケーションに依存して、例えば「リアル・タイム・プロトコル」(RTP)フィールドのような、更なるフィールドを含んでいてもよい。RTPフィールドは、VoIPデータのようなリアルタイムデータのフレーミングと取り扱いとに関係する。よって、リンク3を通して送信されるVoIPパケットのヘッダは、それゆえに、典型的には、IPアドレスフィールドとUDPアドレスフィールドとに加えて、RTPフィールドを含むだろう。
現時点において、電話の通話をインターネットを通して送信すること、すなわち「VoIP」(ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル)、に対して多くの努力が費やされている。VoIPにおける主要な問題の1つが、パケットヘッダのIP/UDP/RTPフレーミングにより引き起こされる、大きな量のオーバヘッドである。IPv6(インターネット・プロトコル・バージョン6・アドレス領域)では、IPフィールド、UDPフィールド、およびRTPフィールドを持つヘッダは、計60バイトの長さを持つが、パケットの実際のペイロードはせいぜい15−20バイトだろう。このことは、75%以上の帯域幅が、パケットのヘッダによって消費されるであろうことを意味する。
いくつかの、ヘッダを圧縮する仕組みが、この問題を克服するために提案されてきたが、それらの仕組みは、図1のように共通のリンクを通して多数の異なったパケットのフローが送信される事例のためというよりは、ポイント・ツー・ポイント接続のために設計されてきた。これらのヘッダを圧縮する仕組みは、無線インタフェースにおける場合を除いて、実際問題としては役に立たない。さらに、もしヘッダ圧縮が固定ネットワークに導入されたとすれば、公衆商業IPネットワークでは従うことがおそらく不可能であるような、圧縮に対する厳密な要求が課されるだろう。よって、3GPP規格に従ったコアネットワークで、VoIPの要求帯域幅を減らす、他の手段が求められている。
本発明の第1の態様は、IPネットワークのノード間でIPパケットを伝送する方法を提供する。この方法は、パケットを第1のネットワークノードで受信する工程と、受信したパケットを、それぞれのストリームのパケットが同じIPヘッダを共有するように、複数のストリームに分ける工程と、複数のパケットを併合して、1つの併合されたパケットを形成する工程と、併合されたパケットを第2のネットワークノードへと送信する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の方法によれば、2つ以上のパケットが併合される(あるいは、「多重化される」)。併合されたパケットを形成するために使われた、その構成要素であるパケット(コンポーネントパケット)のペイロードは、共通ヘッダの下、併合されたパケットの中で送信される。併合されたパケットのヘッダは、1つのパケットのヘッダが占める割合と比べ、併合されたパケットの長さのうち、より小さい割合しか占有しない。すなわち、もし(例として)2つのパケットが併合されたなら、併合されたパケットのヘッダ長は、2つのコンポーネントパケットのヘッダ長の和よりも短くなるだろう。
リアルタイム・トラフィックの場合は、併合されたパケットが含むパケットは、どのストリームからのものであれ、1つを超えないことが好ましい。しかしながら、非リアルタイム・トラフィックの場合は、原理的には、ストリームが2つ以上のパケットを併合されたパケットに与えることが可能である。
併合しているパケットを通信ネットワークを通して送信することは、ネットワークに対する修正を必要としない。
併合されたパケットが第2のネットワークノードで受信されると、そのコンポーネントパケットに分離される。
本発明の方法は、例えば、メディアゲートウェイ(MGW)相互間のNbインタフェースを介した、あるいは、RNCとMGWの間のIuインタフェースを介した、3GPP UMTSネットワークでのIPで伝送される会話トラフィックに、応用されてもよい。しかしながら、パケットの併合(または多重化)は、本質的に、同じIPアドレスに向かう全てのパケットに対して行われうる。また、本発明は全ての種類のUDPトラフィックに対して使われうる。本発明の多重化方法は、特に、通常はIP/UDPパケットによって運ばれ続けるかもしれないRTPパケットについて使われてもよい(ただし、RTCP(リアルタイム制御プロトコル)には応用可能ではないかもしれない))。多重化方法はIPの下のプロトコルから独立しており、例えば、MPLS(マルチ・プロトコル・ラベル・スイッチング)対応のネットワークにおいても、また、他のIPベースのいかなるネットワークにおいても、使われうる。
本発明の好適な実施形態が、これより、添付の図面を参照して、説明のための例を用いて説明されるだろう。
例として、図1に示されるネットワークを参照して、本発明を説明する。一例として、ネットワーク1に存在するデバイスによって制御される様々なアプリケーションがパケットをネットワーク2のデバイスに送るということを想定するが、ネットワーク2に存在するデバイスがネットワーク1にパケットを送る場合にも、本発明は等しく適用されてもよい。
ある実施形態では、ネットワーク1に存在する1つのデバイス、例えばデバイス11が、ネットワーク2上に存在するデバイスに向かう、2以上のパケットのストリームの送信元である。複数のストリームが同じDiffServクラスを持つことが仮定される。このことは、実際には、1つのストリームのトラフィックが、他のストリームのトラフィックと非常に似通っていることを要求する。多くの場合、2つのストリームは同じアプリケーションに関係しそうである。
デバイス同士の間でアドレスが既に交渉されていることがさらに仮定され、その結果、例えば、デバイス11からデバイス21へと行くパケットは、デバイス11のIPアドレスを送信元アドレスとして、デバイス21のIPアドレスを送信先アドレスとして持っているものとする。この例では、デバイス11からデバイス21へと行くストリーム中のパケットは、デバイス11からデバイス21へと行く他の1以上のストリーム中のパケットとのみ併合されうる。また、これらのストリームの多重化は、デバイス11で実行される。(同様に、デバイス12からデバイス21へと行くストリームの併合はデバイス12で行われ、デバイス21からデバイス11へと行くストリームの併合は、デバイス21で行われるだろう。他のデバイスでも同様である。)ホスト1とホスト2は、この例では、ルータとしてのみ用いられる。
この例では、最初に、パケットがデバイス11によって受信される(図2のステップ1)。この例では、とりわけ、デバイス21へと向かう2以上のパケットのストリームを含み、また、同一のDiffServクラスであることが仮定される(ネットワーク2に存在する別の送信先デバイスを持つことと、他のDiffServクラスに関係することとの、少なくとも一方に該当する、更なるパケットのストリームを含んでいてもよい)。デバイス21へと向かうパケットは、とりわけ、デバイス21のIPアドレスを含むヘッダを持ち、また、デバイス22(23)へと向かうパケットは、とりわけ、デバイス22(23)のIPアドレスを含むヘッダを持つだろう。
次に、デバイス11で受信されたパケットは、それぞれのストリームが1つのIPアドレスに対応する、2以上のストリームに分類される(図2のステップ2)。この例では、この分類ステップは、デバイス11からデバイス21へと向かい、同じDiffServクラスに関係する、2つ(またはそれ以上)のパケットのストリームを生じるだろう。また、ネットワーク2に存在する別の送信先デバイスを持つことと、他のDiffServクラスに関係することとの、少なくとも一方に該当する、他のパケットのストリームを生じる可能性があってもよい。
ステップ2で生成されたそれぞれのストリームは、1つのタイプのパケットのみを含むことが好ましい(より正式には、それぞれのストリームは1つのDiffServクラスのパケットのみを含むことが好ましい)。よって、ネットワーク1に存在するデバイス11によって制御される2つ(またはそれ以上)の異なったアプリケーション(例えばVoIPと電子メール)が、パケットをネットワーク2に存在するデバイス21に送るような例では、例えば、VoIPパケットと電子メールパケットとがもう片方のパケットと同じストリームに含まれないように、デバイス11に到着するパケットが複数のストリームに分類されることが好ましい。
次に、複数のパケットが選択され(図2のステップ3)、併合されて、併合されたパケットを形成する(図2のステップ4)。併合するように選択されたパケットは、相互に同じIPアドレスを持つ。例えば、選択されたパケットは全てがデバイス21へと向かい、よってデバイス21のIPアドレスを送信先アドレスとして持つ。併合されたパケットは1つのIPフィールドをヘッダに含む。なぜなら、併合されたパケットの全てのコンポーネントパケットは、同じIPアドレスに向かうからである。併合されたパケットはまた、複数のペイロードフィールドをも含み、それぞれのコンポーネントパケットに対して1つのペイロードフィールドとなる。
リアルタイム・トラフィックの場合には、併合されたパケットは、どのストリームからのものであれ、1つのストリームにつき1つを超えるパケットを含まないことが好ましい。この場合は、選択ステップは、それぞれのストリームから1つのパケットを選択することから成るだろう(または、より一般的には、それぞれの空でないストリームから1つのパケットを選択することから成るだろう)。もしストリームが2以上のパケットを含んでいるなら、選択されたパケットは、ストリーム中で最も長く待っていたパケットであることが好ましい。
しかしながら、非リアル・タイム・トラフィックの場合には、原理的には併合されたパケットが1つのストリームからの2以上のパケットを含むことが可能である。
本発明の好適な実施形態によれば、併合されたパケットは、同じタイプのパケットのみを含む(すなわち、ただ1つのDiffServクラスのパケットのみを含む)。この実施形態では、併合されたパケットは、例えばデバイス21へと向かう複数のVoIPパケットに関するあるストリームからのパケットと、デバイス21へと向かう複数のVoIPパケットに関する他のストリームからのパケットとを、併合することによって形成されてもよい。同様に、併合されたパケットは、例えばデバイス21へと向かう複数の電子メールパケットに関するあるストリームからのパケットと、デバイス21へと向かう複数の電子メールパケットに関する他のストリームからのパケットとを併合することによって形成されてもよいし、例えばデバイス22へと向かう複数のVoIPパケットに関するあるストリームからのパケットと、デバイス22へと向かう複数のVoIPパケットに関する他のストリームからのパケットとを併合することによって形成されてもよいし、他の例でもよい。
次に、併合されたパケットは、併合されたパケットのヘッダのIPアドレスフィールドによって示される送信先へと送信される(図2のステップ5)。この例では、デバイス21へと向かうVoIPパケットの2つのストリームからのパケットを併合することにより形成された併合されたパケットはデバイス21へと送信され、デバイス22へと向かうパケットの2つのストリームからのパケットを併合することによって形成された併合されたパケットはデバイス22へと送信されるといった具合である。
併合されたパケットが、その併合されたパケットのヘッダのIPアドレスフィールドによって示される送信先で受信されたときは、併合されたパケットは、そのコンポーネントパケットに分割される。
本発明の好適な実施形態によれば、併合されたパケットのヘッダは、そのパケットが併合されたパケットであることを示す印を含む。特に好適な実施形態によれば、これは、併合されたパケットのヘッダに、そのパケットが併合されたパケットであることを示すUDPポート番号を含むことによって、なされる。このUDPポート番号は、併合されたパケットのために予約されている、送信先デバイスのUDPポートに対応する。1つのUDPポートが、全ての併合されたパケットが送られる「多重化ポート」として割り当てられる。このポートは併合されたパケットのために予約されているので、個別の接続には、どのようなものであっても割り当てられることは許されない。よって、このポートは併合されたパケットのみを受信する。送信先のデバイスは、こうして、到着するパケットが併合されたパケットである時を、認識する。本実施形態では、併合されたパケットが、併合されたパケットのヘッダのIPアドレスフィールドによって示される送信先デバイスで受信された時には、その併合されたパケットは、併合されたパケットのために予約されている送信先デバイスのUDPポートへと向かわせられるだろう。
UDPポート番号を併合されたパケットのヘッダに含めることで、追加のマッピング表が必要とされなくなる。
併合されたパケットのために予約されるUDPポート番号は、ポート2002であることが提案される。
図3(a)は、本発明の方法で用いられる併合されたパケット14を示す概略図である。パケット14は、通常通り、ヘッダ4とペイロード5とを持つ。ヘッダは、IPアドレスフィールド6を含む。IPアドレスフィールド6は、併合されたパケットの送信先デバイスのIPアドレスを含む。上で説明した通り、ヘッダ4は、送信先デバイスにおいて併合されたパケットのために予約されているUDPポートのポート番号を特定する、UDPフィールド7も含んでいてもよい。他の方法として、ヘッダは、そのパケットが併合されたパケットであることを特定する、他のフィールドを含んでいてもよい。
非リアルタイム・トラフィックにおいては、併合されたパケットを形成するために使われる全てのコンポーネントパケットが同じUDPポート番号を持つことが可能であり、この場合にはヘッダ4のUDPフィールド7は、併合されたパケットに明確に割り当てられたUDPポート番号ではなく、元々のUDPポート番号を含むことができるだろう。しかしながら、このことは、全てのUDPポートが併合されたパケットを検出して扱うことが可能でなければならないであろうことを要求するだろう。それゆえに、実用上は、従来のアプリケーションUDPポートとは区別される、併合されたパケットを扱うために明確に割り当てられたUDPポートを持つことが好適である。もし、併合されたパケットを扱うために1つのUDPポートが割り当てられたなら、他の全てのポートは通常通りにパケットを受信することができ、本発明のパケット多重化には影響を受けない。
併合されたパケット14のペイロード5は、いくつかの多重化パケットフィールド5a、5bを含み、1つの多重化パケットフィールドが、それぞれのコンポーネントパケットに対応する。図3(a)は、2つのコンポーネントパケットを併合することにより形成された併合されたパケットを表し、それゆえに併合されたパケットは2つの多重化パケットフィールドを持つ。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、2つを超えるパケットが併合されて、1つの併合されたパケットを形成してもよい。
パケット14のヘッダ4は、ヘッダ4中の情報が全ての多重化パケットフィールド5a、5bに共通であるという点において、「共通ヘッダ」である。
それぞれの多重化パケットフィールド5a、5bは、多重化ヘッダ(「MUXヘッダ」)8a、8bと、ペイロードフィールド9a、9bとを含む。多重化ヘッダは、図3(c)に示される。多重化ヘッダ8a、8bは、多重化IDフィールド15を含む。多重化IDフィールド15は、UDPポート情報の全体を含んでいてもよい。多重化IDフィールド15は、異なった接続を特定するためのものである。その値は、パケットが本発明の多重化を用いずに通常の方法で送信されたとした場合の、UDP送信先ポートと同じである。すなわち、多重化IDフィールド15は、元々のコンポーネントパケットのUDPポート番号である。
多重化ヘッダ8a、8bは、ペイロード長表示フィールド16も含むことが好ましい。多重化IDフィールド15が、いつ次の多重化パケットフィールドが始まるかを示さないので、ペイロード長表示フィールド16が提供される。よって、ペイロード長表示フィールド16は、次の多重化パケットフィールドの開始点が決定されることを可能にするために、それぞれの多重化パケットフィールド(ヘッダ8a、8bとペイロード9a、9b)のバイト数を示す。
ある実施形態では、多重化IDフィールドは16ビット(2バイト)のフィールドであり、ペイロード長表示フィールドは8ビット(1バイト)のフィールドである(ペイロード長表示フィールドに続くフィールドに、最大で256バイトの長さを与える)。この実施形態では、この結果、全体として、MUXヘッダフィールドは、3バイトのフィールドとなる。
それぞれの多重化パケットフィールド5a、5bは、次の通りに構成される。
||MUX ID/UDPポート(2バイト)||長さ表示(1バイト)||ペイロード(1−256バイト)||
||MUX ID/UDPポート(2バイト)||長さ表示(1バイト)||ペイロード(1−256バイト)||
併合されたパケット14のヘッダ4は、図3(a)に表されるフィールドに加えて、他のフィールドを含んでいてもよい。例として、併合されたパケットのヘッダ4は、併合されたパケットのRTP情報を含む、RTPヘッダフィールドをさらに含んでいてもよい。図3(b)は、併合されたパケット14’を概略的に表す図であり、ここで、併合されたパケット14のヘッダ4は、RTPヘッダフィールド10をさらに含む。
3GPPネットワークにおける音声トラフィックのような、いくつかのアプリケーションでは、RTP情報が必須である。図3(b)に示されるパケット構造は、併合されたパケットの全てのコンポーネントパケットが、共通のIP/UDP/RTPヘッダを共有する場合に、使われてもよい。また、それぞれのパケットに対する個々のRTP情報が必要とされない場合にも使われることができる。しかしながら、いくつかのアプリケーションでは、それぞれのパケットに対する個々のRTP情報が必要とされ、そのような場合には、図3(b)のパケット構造は適していない。
図3(d)は、それぞれの多重化パケットフィールド5a、5bのヘッダ8a、8bがRTP情報を含む際の、更なるパケット構造を表している。RTP情報は、MUXヘッダ8a、8bの中の、RTPフィールド17a、17bの中で提供される。この例では、RTPフィールド17a、17bは、12バイトの長さを持つ。
図4は、図3(d)の併合されたパケットの構造を表している。併合されたパケットの共通ヘッダ4は、IPアドレスフィールド6と、UDPヘッダフィールド7とを含んでいる。UDPヘッダフィールドは、そのパケットが併合されたパケットであることを示す、UDPポート番号(例えば2002)を含んでいる。それぞれの多重化パケットフィールド5a、5bは、コンポーネントパケットのUDPポート番号に対応するUDPポート番号を含むMUXヘッダと、ペイロード長表示フィールド(非図示)とを持つ。それぞれの多重化パケットフィールド5a、5bは、さらにRTPヘッダフィールド17a、17bと、ペイロードフィールド9a、9bとを持つ(この例では、ペイロードはNbUPフレームとして表される)。ペイロード長表示フィールドに続くフィールド、すなわちRTPヘッダフィールド17a、17bと、ペイロードフィールド9a、9bとは、(1バイトのペイロード長表示フィールドの例においては)全体で最大256バイトの長さを持つ。
ネットワークに追加の遅延をもたらすことを防止するために、パケットがそれぞれのストリームに投入されてすぐに、図2のステップ3において、パケットが併合のために選択されることが好ましい。ある実施形態では、併合ステップは、所定のタイムフレーム内にネットワークノードに到着したパケットを選択すること(および、タイムフレームの終了後すぐに併合されたパケットを形成すること)によって行われる。タイムフレームの長さは、1つのタイムフレームにおいて、いくつかのストリームに乗ってパケットが到着していることが見込まれることを保証するのに十分な長さとされるべきである(所定のタイムフレーム内にネットワークノードに到着したパケットを選択することによって併合ステップを実行することは、事実上、1つの併合されたパケットに併合されるコンポーネントパケットの数を制限する)。これは、有益な帯域幅の節約を得ることを確実にするためであるが、著しい遅延と、多重化ジッタとが持ち込まれるほどに、タイムフレームの長さが長くてはいけない。タイムフレームの長さは1ミリ秒程度の長さであることが、多くのアプリケーションにおいて適当なはずである。この程度のタイムフレームは、いくつかのパケットを集めて併合されたパケットにするのに十分に長く、遅延と多重化ジッタを低く保つのに十分に短いはずである。
時間に敏感ではないアプリケーションに対する場合、あるいはより大きい帯域幅の節約を得るためにユーザがより大きな遅延やジッタを受け入れる準備ができている場合には、より長いタイムフレームが用いられることができる。しかしながら、1ミリ秒の長さは、リアルタイム・トラフィックに対しては好ましい値である。
著しい遅延をネットワークに持ち込まないという要望に従うことを条件として、本質的には、1つの併合されたパケットへと多重化されうるパケットの数に制限は存在しない。IPデータグラムの最大の長さは65535バイトであり、イーサネット(登録商標)フレームの最大の長さは1518バイトである。このことは、1つの併合されたパケットへと多重化されうるパケットの数を制限するのは、実用上、イーサネット(登録商標)のフレームサイズであることを意味する。
帯域幅の削減に加えた、本発明のさらなる利点は、ネットワーク中のパケット数も削減されることである。一度に2つのパケットだけが1つの併合されたパケットへと多重化される場合でも、ネットワーク中のパケット数は、ただちに、多重化前の値の50%にまで削減される。さらには、何十ものパケットが1つの併合されたパケットへと多重化されてもよい。このことは、ネットワーク中のパケット数が、多重化が用いられない場合におけるネットワーク中のパケット数の数パーセントにまで削減されるかもしれないことを意味する。(例えば、もし一度に10パケットが1つの併合されたパケットへと多重化されるなら、ネットワーク中のパケットの数は、多重化前の値の10%にまで削減される。)この、ネットワーク中のパケット数の削減は、パケット単位でトラフィックを処理するネットワークルータにおいて、非常に大きな処理の節約をもたらす。このことは、VoIPの事例においては、音声品質にも肯定的な影響をもつ。なぜなら、ネットワーク中のパケットが少なくなり、それゆえに伝送中に廃棄されるパケットの数が少なくなるであろうからである。もし、何らかの理由によりパケットが廃棄されるとしても、その影響は複数の接続に分散するので、実用上、1つの接続に対する実際の影響は大したものではない。
表1は、本発明により得られる帯域幅削減の例を表している。表1は、IPv4およびIPv6双方のPoSと、IPv4およびIPv6双方のイーサネット(登録商標)という、4つの異なった事例における結果を表す。PoSの例では、ネットワークは、ダブルMPLSフレーミング(VPNおよびトラフィック種別区別)を使うことが想定され、イーサネット(登録商標)の例ではVLANタグが使われることを想定する。数字は、アクティビティファクタが60%のAMR12.2パケットに対するものである。
表1は、4つの事例のそれぞれについて、多重化しない場合の帯域幅(BW)と、2つのパケットが1つの併合されたパケットへと多重化された場合の帯域幅と、10のパケットが1つの併合されたパケットへと多重化された場合の帯域幅とを表している。この結果は、併合されたパケットが共通のIP/UDPヘッダを持ち、それぞれのMUXヘッダ内にRTP情報を持つ、図3(d)に表される構成を取ることを想定している。
(2または10のコンポーネントパケットが1つに併合された場合に対して表される帯域幅は、コンポーネントパケット1つ当たりの実効帯域幅である。すなわち、2つのコンポーネントパケットをもつ併合されたパケットは、PoS、IPv4の事例では、36.14kbpsの帯域幅を持つだろう。)
本発明のさらなる好適な実施形態によれば、さらに良好な帯域幅の節約を得るために、RTPヘッダフィールドは圧縮される。これは、RTPヘッダが、1回のRTPセッションの間、変わらないままである多くの静的なフィールドを含んでおり、多くの場合、RTPヘッダが圧縮されてもよいために、可能である。RTP圧縮は、パケットを併合されたパケットへと多重化することに対する追加的なものであるので、RTP圧縮が使われなくてもよい状況下では、純粋な多重化へと戻ることが常に可能である。
特に好適な実施形態によれば、RTPヘッダ圧縮を用いる併合されたパケットは、RTPヘッダ圧縮を伴う併合されたパケットのために予約されているUDPポートへと送られる。よって、RTPヘッダ圧縮を伴う併合されたパケットのために予約された1つのUDPポートがあり、また、RTPヘッダ圧縮を伴わない併合されたパケットのためにもう1つのUDPポートが予約されることが好ましい。
RTPヘッダ圧縮を伴う併合されたパケットのために予約されているUDPポートは、ポート2004であることが提案される。このポートは、ポート2002がRTPヘッダ圧縮を伴わない併合されたパケットのために用いられるのと同じように、用いられるだろう。
圧縮には、完全なヘッダが受信者へと転送される、初期化段階が、常に最初に存在する。完全なヘッダは保管され、復元で用いられる。初期化段階の後は、ヘッダ中の情報があまりにも変わって完全なヘッダを送信することが必要であろう場合を除いて、圧縮されたヘッダだけが送られる。他の方法として、完全なヘッダが受信されていて初期化段階が行われていることを確認するために、ヘッダが圧縮されたパケットの送信は、最初のパケットのすぐ後に開始されなくてもよい。例えば、最初の10パケットが非圧縮パケットであり、これに続くパケットが圧縮されたパケットであってもよい。そして、同じ手続き(すなわち、最初の10パケットを非圧縮パケットとして送ること)が、ヘッダが更新されなければならない場合に繰り返されてもよい。
多重化パケットフィールドの、ヘッダ8a、8bの可能な構造の一つが、図5に示される。図4の多重化ヘッダは、1ビットの長さを持つ、種別フィールド18を含む。種別フィールド18は、0と1という2つの状態を取り得る。0はRTPヘッダ圧縮を伴わない併合されたパケットを示し、1はRTPヘッダ圧縮を伴う併合されたパケットを示す。
図5のヘッダ8aは、多重化IDフィールド15と、ペイロード長表示フィールド16と、をも含む。多重化IDフィールド15は、15ビットの長さを持ち、異なった接続を特定するためのものである。多重化IDフィールド15の値は、非多重化パケットのUDP送信先ポートを2で割ったものと同じである(偶数のポートのみが、RTPセッションでは用いられる)。ペイロード長表示フィールド16は8ビットの長さを持ち、多重化RTPパケットの長さ(ヘッダ+ペイロード)を、バイト単位で与える。
図6は、圧縮されたRTPヘッダ17’の、可能な形式の1つを表す。図6のRTPヘッダ圧縮機構は、一つの例であって、他の機構が使われてもよい。
RTPヘッダは、接続の間変化し、それぞれのパケット内にあって渡される必要がある、2つのフィールドを含む。それは、シーケンス番号とタイムスタンプである。しかしながら、双方のフィールドは、明確に定義された方法で変化する。シーケンス番号は1つずつ進み、全ての送信されたパケットはどんなパケットの損失をも示す。また、タイムスタンプは、連続するパケットの間の時間差を表す。
図6の圧縮されたRTPヘッダ17’は、3ビットの長さのシーケンス番号(SN)フィールド19を含む。シーケンス番号フィールド19は、本来のシーケンス番号と同じように変化するが、8つの状態のみを持つ。パケットは一般的には非常に低いBERのネットワークで送られるため、8つの状態のみを持つことで十分なはずである。もし、シーケンス番号フィールドが十分でない場合には、完全なRTPヘッダが使われるべきである。
図6の圧縮されたRTPヘッダ17’は、5ビットの長さの、タイムスタンプ(TS)フィールド20をも含む。タイムスタンプフィールド20は、基本的には本来のタイムスタンプと同じように変化するが、タイムスタンプフィールドの1ステップによって示される実際の時間差は、ペイロードの種類が初期化メッセージに基づいて知られているために、ペイロードの種類に依存する。圧縮されたRTPヘッダ17’のタイムスタンプフィールド20の1ステップは、タイムスタンプフィールドにおいて本来のステップに変換されたときには、PCM音声に対しては80ステップ(5ms×16kHz=80)を表し、AMRコーディングされた音声に対しては320ステップ(20ms×16kHz=320)を表す。もし、タイムスタンプフィールドが何らかの理由で十分でないときは、完全なRTPヘッダが使われるべきである。
圧縮されたRTPヘッダ17’は、併合されたパケットの完全な(すなわち、圧縮されていない)RTPヘッダフィールドの、例えば図3(d)の併合されたパケットの完全なRTPヘッダフィールド17a、17bの、代わりに使われてもよい。
他の方法として、図6の圧縮されたRTPヘッダ中で、シーケンス番号SNフィールドが8ビットであってもよく、タイムスタンプTSフィールドが16ビットであってもよい。この場合には、それぞれのフィールドは、Request for Comments 3550に従った圧縮されていないヘッダにおいて持つであろう長さの、半分の長さを持つ。TSフィールドは元のタイムスタンプと同じように変化する(RFC3550)が、長さは元の半分であり、16kHzのクロック基準においては4秒で割った余りとなる。
表2は、RTP圧縮が採用された場合の、本発明により得られうる帯域幅削減の例を表す。表2は、表1に対してなされたのと同じ仮定の下、表1で検討された4つの場合に対する結果を表す。
全てのデバイスが、併合されたパケットを形成する多重化と、RTPヘッダ圧縮との、少なくとも片方をサポートできるというわけではないことに留意されたい。従って、パケットを送信する前に、送信ノードと受信ノードとが、併合されたパケットを形成する多重化が使われることに同意する必要があり、RTPヘッダ圧縮が使われるかどうかも同意する必要がある。
NbインタフェースとIuインタフェースの双方におけるベアラの初期化段階は、例えば会話トラフィックのために使用される、サポートモードのための義務的なメッセージを含む。Nb/Iu UP PDU Type14は、初期化で用いられ、メッセージは、何らかの追加機能のために用いられ得る、予備の拡張フィールドを(初期化フレームと確認応答フレームの双方に)含む。これらのフィールドが、本発明の多重化方法が適用可能であるかを検出するために使われることが提案される。(Iuインタフェースでの透過モードは、初期化段階を持たないため多重化をサポートしないだろう。しかし、このモードはリアルタイムアプリケーションにでは使われない。)
多重化をサポートする発信ノード(例えばMGW(メディアゲートウェイ)またはRNC)が初期化メッセージを送るとき、例えば初期化フレームの予備の拡張フィールド中で最初のビットを1に設定するか、または特定の配列を使うかして、多重化を使いたいことを初期化メッセージ中で示すだろう。受信ノードは、初期化メッセージ中のそのビットまたは配列から、多重化が使われうることを知る。もし受信ノードが多重化をサポートしているなら、そのビットまたは配列を、通知のために、肯定的な確認応答メッセージの予備の拡張フィールドにコピーし、その確認応答メッセージを発信ノードへと送信する。このことは、発信ノードに、多重化が使われうることを確認する。しかし、もし受信ノードが多重化をサポートしていないなら、受信ノードは単に初期化メッセージの予備の拡張を無視し、通常の確認応答を送信する。初期化を開始した発信ノードは、そうして、多重化を使わないことを知る。
ノードが多重化をサポートしているが、RTPヘッダ圧縮はサポートしていないかもしれないため、多重化とRTPヘッダ圧縮の双方をサポートできる発信ノードによって送られる初期化メッセージは、多重化とRTPヘッダ圧縮に関して、別々の通知を含まなければならない。例えば、もし初期化メッセージの最初のビットが、発信ノードが多重化をサポートできることを示すなら、そのとき、発信ノードが更にRTPヘッダ圧縮をサポートできるという事実は、最初の2ビットによって(あるいは異なった配列によって)示され得る。受信ノードは、そのとき、3つの方法で返信することができる。受信ノードは、RTPヘッダ圧縮を伴う多重化が使われてもよいことを、例えば、そのビットまたは配列を繰り返すことで、示してもよい。しかし、受信ノードは、(例えば、通常の多重化を示す、1ビット、または配列と共に返信することで)多重化は使われてもよいがRTPヘッダ圧縮は使われてはいけない、ということを示すことで返事をしてもよいし、または、(例えば、多重化の通知を全く伴わないで返信することで)多重化は使われてはいけないことを示すことで返事をしてもよい。
Nbインタフェースに対しては、ベアラの制御のための規格化されたプロトコルである、IPベアラ制御プロトコル(IPBCP)が既に存在する。このプロトコルは、多重化の適用可否を検知するためにも使われ得る。しかしながら、IPBCPは、Iuインタフェースに対しては使われることができず、それ故に、多重化が可能かどうかを決定する必要がある時は、より一般的な解決策として、UP初期化の方が初期化には適しているかもしれない。一般的には、多重化が適用可能かどうかの決定工程は、移行段階の機能として見られ得る。すなわち、全ての関係するノードが多重化をサポートすることが知られている時には、省かれうる。この場合、多重化パケットは、常にUDPポートに基づいて検知されうる(例えば、通常の多重化パケットに対してはポート2002、RTPヘッダ圧縮を伴う多重化パケットに対してはポート2004)。
原理的には、RTPヘッダ圧縮は、(図3(b)のように)共通のRTPヘッダを持つ併合されたパケット、あるいは従来からの併合されていないパケットにさえも、適用されうる。しかしながら、これらの場合には、RTPヘッダ圧縮に伴う帯域幅削減は、5−10%程度にすぎないだろう。このことは、RTPヘッダ圧縮が接続の取り扱いに加えるであろう複雑さを正当化しそうにはない。
上で提示された例では、例えば、デバイス11から21へと向かうパケットはデバイス11のIPアドレスを発信元アドレスとして持ち、デバイス21のIPアドレスを送信先アドレスとして持つように、アドレスがデバイス間で交渉されていることが想定される。この例では、1つの発信元デバイス11、12、13から、1つの着信デバイス21、22、23へのストリームだけが、併合されてもよい。そして、併合は、発信元デバイスで行われる。ホスト1および2は、この例では、ルータとしてのみ使われる。しかしながら、本発明はこれに限られない。
例えば、ネットワーク1および2が、いくつかの他の内部ルーティングメカニズムを持っており、デバイス1xとデバイス2xとの間の全てのストリームに対して、ホスト1と2との間の接続が個々に確立されなければならない、かもしれない。(「デバイス1x」は、ネットワーク1に存在するデバイス11、12、13を示し、「デバイス2x」は、ネットワーク2に存在するデバイス21、22、23を示す。)このことは、例えば、IPトランスポートネットワークがホスト1とホスト2との間で使われ、また、ネットワーク1と2が実際にはIPの代わりにTDMまたはATMを用いる無線アクセスネットワークである、3GPPベースのネットワークである場合に、当てはまる。ホスト1および2は、その時は、メディア変換と交渉を扱ってネットワーク1がネットワーク2へと接続され得るようにするメディアゲートウェイである(前の例のような直接の通信が、中間の異なったトランスポートネットワークのために、不可能であるためである)。ホスト1と2との間の接続が個々に交渉され、実際の送信元および送信先から独立していることから、ネットワーク1からネットワーク2へと向かう全てのパケットのストリームは、リンク3において、同じIP送信元アドレスおよび送信先アドレスのペアを持ち、ネットワーク1からネットワーク2へと向かうパケットについては、それらは全て、ホスト1において、併合(多重化)され得る(そして、ネットワーク2からネットワーク1へと向かうパケットの場合には、ホスト2において多重化され得る)。
この代替例においては、ホスト1に到着するパケット(ネットワーク1からネットワーク2へと渡されるパケットの場合)は、複数のストリームへと分類される。それぞれのストリームは、単一のDiffServクラスのパケットを備えることが好ましい。そして、併合されたパケットが、2以上のストリームからのパケットを併合することにより形成され、併合されたパケットはホスト2へと送信される。併合されたパケットはホスト2において併合を解かれ、そのコンポーネントパケットは、ネットワーク2に存在するそれぞれの送信先へと渡される。
この第2の例は、多重化による利得が、多重化されうるストリームの数に直接に比例し、この場合には、通常は通信量が最も多く、最も高価であるリンク(すなわち、隔離した場所間のコアリンク)において併合が行われうるために、このメカニズムの潜在能力を特に示す。併合がホスト1において実行される時は、デバイス11から発せられてデバイス21へと向かうストリームからのパケットを、ネットワーク1に存在するデバイス1xから発せられてネットワーク2に存在するデバイス2xへと向かう他のどんなストリームからのパケットとも併合することができる(1つのDiffServクラスのみのパケットが好ましくは併合されるという、条件に従う)。
本発明の方法は、IMSパケットに適用されてもよい。このことは、SIPを伴った他の種類の初期化工程を必要とするだろう。
本発明の方法は、適切にプログラムされたプロセッサによって実現されてもよい。本発明の方法を実行するためにプロセッサを制御するためのプログラムは、例えばコンピュータディスク、磁気ディスク、または光ディスクのように、どのような適切な記憶媒体に保存されてもよい。
Claims (22)
- IPネットワークのノード間でIPパケットを伝送する方法であって、
パケットを第1のネットワークノードで受信する工程と、
前記受信したパケットを、それぞれのストリームのパケットが共通のIPヘッダを共有するように、複数のストリームに分ける工程と、
複数のパケットを併合して、1つの併合されたパケットを形成する工程と、
前記併合されたパケットを第2のネットワークノードへ送信する工程と、
を備えることを特徴とする方法。 - 1つのストリームのパケットが、同じタイプの情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 少なくとも1つのストリームのパケットがVoIPパケットであることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
- 複数のパケットを併合して、1つの併合されたパケットを形成する前記工程は、少なくとも第1のストリームからパケットを選択し、少なくとも第2のストリームからパケットを選択することと、当該選択したパケットを併合して、前記併合されたパケットを形成することとを含むことを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
- 前記第1のストリームのパケットと、前記第2のストリームのパケットとが、同じタイプの情報を含むことを特徴とする、請求項2又は3に従属する、請求項4に記載の方法。
- 複数のパケットを併合する前記工程は、あらかじめ決定されたタイムウインドウ内に前記第1のネットワークノードで受信されたパケットを併合することを特徴とする、請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法。
- 前記タイムウインドウが、1ミリ秒の長さを持つことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
- 前記併合されたパケットが、共通ヘッダと、2以上の多重化パケットフィールドとを含み、それぞれの多重化パケットフィールドは、当該併合されたパケットのそれぞれのコンポーネントパケットに相当することを特徴とする、請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法。
- 前記併合されたパケットの前記共通ヘッダ中で、当該パケットが併合されたパケットであることを示す工程を更に備えることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 前記併合されたパケットの前記共通ヘッダに、併合されたパケットであることを示すUDPフィールドを割り当てる工程を備えることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
- 選択されたUDPポートを、併合されたパケットのみを扱うように割り当てる工程を更に備えることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
- 前記共通ヘッダ中で共通のRTP情報を提供する工程を備えることを特徴とする、請求項8乃至11の何れか1項に記載の方法。
- それぞれの前記多重化パケットフィールド中で、それぞれのコンポーネントパケットに対し、RTP情報を提供する工程を備えることを特徴とする、請求項8乃至11の何れか1項に記載の方法。
- それぞれの前記多重化パケットフィールド中で、それぞれのコンポーネントパケットに対し、圧縮されたRTP情報を提供する工程を備えることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
- 前記併合されたパケットにおいて、当該パケットが圧縮されたRTP情報を含んでいることを示す工程を備えることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
- それぞれの前記多重化パケットフィールドがそれぞれのヘッダを含み、
前記方法は、それぞれの前記ヘッダ中において前記パケットが圧縮されたRTP情報を含むことを示す工程を更に備えることを特徴とする、請求項15に記載の方法。 - 前記第2のネットワークノードにおいて前記併合されたパケットをコンポーネントパケットへと分離する工程を更に備えることを特徴とする、請求項1乃至16の何れか1項に記載の方法。
- 請求項1乃至17の何れか1項に定義される方法を実行するようにプロセッサを制御するためのプログラムを含む記憶媒体。
- IPネットワークのノードであって、
パケットを受信する手段と、
前記受信したパケットを、それぞれのストリームのパケットが共通のIPヘッダを共有するように、複数のストリームに分ける手段と、
複数のパケットを併合して、1つの併合されたパケットを形成する手段と、
前記併合されたパケットを第2のネットワークノードへ送信する手段と、
を備えることを特徴とするノード。 - 1つのストリームのパケットが同じタイプの情報を含むように、前記受信したパケットを複数のストリームに分けるように構成されたことを特徴とする、請求項19に記載のノード。
- 少なくとも第1のストリームからパケットを選択し、少なくとも第2のストリームからパケットを選択して、当該選択されたパケットを併合して前記併合されたパケットを形成することにより、前記併合されたパケットを形成するように構成されたことを特徴とする、請求項19又は20に記載のノード。
- 前記第1のストリームのパケットと前記第2のストリームのパケットとが、同じタイプの情報を含むことを特徴とする、請求項19乃至21の何れか1項に記載のノード。
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