JP2009526419A - E−utra無線リソース制御に関する修正された接続設定 - Google Patents

E−utra無線リソース制御に関する修正された接続設定 Download PDF

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Abstract

発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)の無線リソース制御(RRC)接続設定時間を低減する通信方法は、無線リソース制御(RRC)から媒体アクセス制御(MAC)に信号を送信するための複数の従来の信号無線ベアラ(indSRBs)の代わりに包括的信号無線ベアラ(iSRB)を使用するステップを含む。MACがiSRBで受信される各indSRBの識別することを可能にするために、プロトコル弁別子(PD)がRRCで各indSRBの末尾(右側)に付加される。MACはPDがなければ、各indSRBを物理層への送信のための適切な優先順位を決めるキューに配置することが不可能であり得るので、PDが必要とされる。PDは、MACで剥ぎ取られる。ある好適な実施形態は、4つの個別のindSRBs(SRB1、SRB2、SRB3およびSRB4)の代わりにiSRBを使用するが、別の形態では、非確認モードSRB(SRBI)が本システム内に存在せず、それゆえに、iSRBに含まれない。

Description

本発明は、E−UTRAに関する無線リソース制御(RRC)設定手順に関し、特に、RRC接続設定時間を低減する修正された手順に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、広範囲の電気通信アプリケーションをサポートするユニバーサル移動体通信システム(UMTS)を利用している。このUMTSアーキテクチャは、ユーザ装置(UE)、コアネットワーク(CN)、およびUTRAネットワーク(UTRAN)上のUMTS地上無線アクセス(UTRA)を含む。UTRAを改善する最近の研究は、LTE(長期的発展(Long−Term Evolution))プロジェクトと呼ばれるものの一部を形成する発展型UTRA(E−UTRA)に関係する。E−UTRAは、回線交換または専用接続なしで単にパケット交換ネットワークインフラストラクチャを使用し、無線インターフェースはCDMAでなく、下りリンク上のOFDMAおよび上りリンク上のSC−FDMA(シングルキャリアFDMA)である。本発明は、E−UTRA動作に向けられている。E−UTRA専門用語はいまなお発展中であり、E−UTRAにおける各用語RRC、MACおよびノードB用に用語E−RRC、E−MACおよびE−ノードBが使用されるが、当技術分野でまだ一般的に受け入れられてない。それゆえに、この文書は用語RRC、MACおよびノードBの使用を維持するが、それらがUMTS E−UTRA技術に関連して使用されることに留意されたい。
E−UTRAは、次の10年以内にUMTSに関するUTRAに取って代わることが予想される。E−UTRAは、低減された待ち時間、より高いユーザデータ転送速度、改善されたシステム容量およびサービスエリア、ならびに操作者に関する経費の低減された点でUTRA上の利点を提供する。今までにないより高いデータ転送速度の要望を考慮し、かつ将来の付加的な3GPPスペクトル割り当てを考慮すると、長期的3GPPの発展は、伝送帯域を5MHz以上に拡大することを含むべきである。同時に、現在の5MHz帯域幅内にE−UTRAを実装することにも利点が存在する。
E−UTRAでは、UTRAと同様に、2つのインターフェース、UE−UTRAN(Uu)およびCN−UTRAN(Iu)が存在する。UuおよびIuインターフェースの各々に関するプロトコルは、情報を転送するフォーマットを規定するユーザプレーン(U−プレーン)プロトコルと、転送に関する制御信号を規定し、UEおよびCNの間の接続を保持する制御プレーン(C−プレーン)プロトコルとの間で分けられる。UuおよびIuプロトコルは、非アクセス層(NAS)メッセージの転送を提供し、ここで、NASは、一般的に、一度、呼アクセス(call-access)が達成されるときに使用さるプロトコルグループを一般に指し、そのような呼アクセスを確立するためのアクセス層(AS)プロトコルグループと比較され得る。そして図1に示されるように、アクセス層は、UE(ユーザ装置)、RAN(無線アクセスネットワーク)およびコアネットワークを含み、一方、非アクセス層は、UEおよびCNの間の直接的通信を含む。NASプロトコルグループは(図1に示されるように)、呼制御(CC)、移動性管理(MM)およびセッション管理(SM)を含む。示されていないが、ショートメッセージサービス(SMS)プロトコルも存在する。
UEが電源オンされるか、またはUEが1つのセルから別のに移動すると、UEとCNとの間で通信経路、すなわち、新規の通信経路を確立する必要がある。電源が入っている間、UEは継続的にパイロット信号の強度を調査し、その情報をRANのRNC(無線ネットワークコントローラ)に転送する。RNCは、UEとCNとの間の通信経路を常に決定する。そして、これは、RNCによる別のRNCへのUEのハンドオーバーを含み得る。一度、通信経路が選択されると、UEは、CNにデータを転送するためにRRC接続設定を確立する必要がある。無線アクセスベアラ(RAB)は、そのようなユーザデータをUEからCNに転送するためにASによってNASに提供されるサービスである。媒体は、特定のトラヒック状況または特定のアプリケーションもしくはサービスのサービス品質プロフィールを規定するパラメータ(属性)のセットによって表現され、従って、媒体は事実上、チャネルであるとみなされてよい。図1に示されるように、NASおよびASはUEとRANとの間に延在する無線プロトコルを介して通信する。図2に示されるように、制御データは、高優先チャネル14または低優先チャネル16を介してNAS10から無線リソース制御(RRC)レベル12に渡され、そこから制御データは、通常、少なくとも4つの信号無線ベアラ(SRBs)17〜20を介して媒体アクセス制御(MAC)22に渡される。次に、MAC22は転送チャネルを介してUEの物理層(図示せず)に制御データを転送し、物理層は制御データのノードBへの無線送信に作用し、ノードBからそれがRNCに転送される。上りリンクが説明されてきたが、同様のプロセスがノードBで制御データの下りリンク方向への送信に対して生じ、図2は、両方に等しく適用可能である。
従来的なRRCレベル12は、制御データをMACに転送するためにRRC接続設定手順時に4つのSRBsを、通常、設定する。各SRBは、各無線リンク制御(RLC)に関連付けられている。SRBIは、ASの特定の必要性のサポートで実行されるRRC信号を搬送するために、非確認モード(UM)でのRLC動作と共に使用される。SRB2は、同様にASの特定の必要性のサポートで実行されるRRC信号を搬送するために、しかしながら確認モード(AM)でのRC動作と共に使用される。SRB3は、NASの特定の必要性のサポートで実行される高優先RRC信号を搬送するために使用され(AMでのRLC)、SRB4は、NASの特定の必要性のサポートで実行される低優先RRC信号を搬送するために使用される(AMでのRLC)。さらに、SRBO信号媒体が存在するが、それは本発明の関心事ではない。
一態様では、本発明は、少なくとも1つの信号無線ベアラを使用して無線リソース制御(RRC)と媒体アクセス制御(MAC)との間でデータを通信する通信方法を提供する。
通信することは、複数の個々の信号無線ベアラ(indSRBs)の機能を提供する少なくとも1つの包括的信号無線ベアラ(iSRB)を使用することを含む。
indSRBsに対して少なくとも2つの相互に異なる優先度が規定され、相互に異なる優先度を有するindSRBsの機能をiSRBが提供することが好ましい。
通信するステップは、iSRBが代わりに使用されるのが、indSRBsのうちのいずれに対してであるかを、常に、識別するためのプロトコル弁別子(PD)を、iSRBの一部として、通信することをさらに含むことが好ましい。PDは、indSRBに通常含まれるビットに付加されるビットを含むことがより好ましい。PDは、iSRBの端部のうちの1つの上に付加的なビットを含むことがさらにより好ましい。付加的なビットが2つのビットを含むことがさらにより好ましい。
各indSRBが確認モード(AM)信号だけに関係することが好ましい。AM信号が、RRCメッセージ信号(SRB2)、高優先非アクセス層(NAS)メッセージ信号(SRB3)、および低優先NASメッセージ信号(SRB4)であることがより好ましい。indSRBsのいずれが、常に、iSRBによって示されるかを識別するための各PDsが、PD=00、indSRB=SRBIおよびSRB2;PD=01、indSRB=SRB3;PD=10、indSRB=SRB4であることがさらにより好ましい。
本方法が、MACに到達する時に各indSRBsを識別するステップと、所定の優先度スケジュールに従って、MACで内々にindSRBsの優先度を決めるステップと、優先度を決めるステップでindSRBsに与えられた優先度に従って、MACからindSRBsを送信するステップとをさらに含むことが好ましい。
PDが、MACからindSRBsと共に送信されないことが好ましい
第2の態様では、本発明が、RRC接続設定時間を低減する無線リソース制御(RRC)接続設定手順を提供し、この手順は、無線リソース制御(RRC)から媒体アクセス制御(MAC)に信号を転送するための複数の個別の信号無線ベアラ(indSRBs)の代わりに通信される包括的信号無線ベアラ(iSRB)を含む。
indSRBsに対して少なくとも2つの相互に異なる優先度が規定され、相互に異なる優先度を有するindSRBsの機能をiSRBが提供することが好ましい。
通信されるiSRBの一部は、iSRBが代わりに機能するのがindSRBsのいずれに対してであるかを、常に、識別するためのプロトコル弁別子(PD)であることが好ましい。PDが、通常、indSRBが備えるビットに付加的なビットを含むことがより好ましく、PDが、iSRBの端部のうちの1つの上の付加的なビットを含むことがさらにより好ましい。付加的なビットが2つのビットを含むことがさらにより好ましい。
各indSRBが確認モード(AM)信号だけに関することが好ましい。AM信号が、RRCメッセージ信号(SRB2)、高優先非アクセス層(NAS)メッセージ信号(SRB3)、および低優先NASメッセージ信号(SRB4)であることがより好ましい。indSRBsのいずれが、常に、iSRBによって示されるかを識別するための各PDsが、PD=00、indSRB=SRBIおよびSRB2;PD=01、indSRB=SRB3;PD=10、indSRB=SRB4であることがさらにより好ましい。
第3の態様では、本発明は、無線リソース制御(RRC)と媒体アクセス制御(MAC)との間でデータを通信する通信方法で利用される信号無線ベアラ(SRB)であって、信号無線ベアラは、通信することが、複数の個別の信号無線ベアラ(indSRBs)の機能を提供する少なくとも1つの包括的信号無線ベアラ(iSRB)を使用することを含むことを特徴とする。
indSRBsに対して少なくとも2つの相互に異なる優先度が規定され、相互に異なる優先度を有するindSRBsの機能をiSRBが提供することが好ましい。
iSRBの一部が、iSRBが代わりに機能するのがindSRBsのいずれに対してであるかを、常に、識別するためのプロトコル弁別子(PD)であることが好ましい。PDが、通常、indSRBが含むビットに付加的なビットを含むことがより好ましい。PDが、iSRBの端部のうちの1つの上の付加的なビットを含むことがさらにより好ましく、付加的なビットが2つのビットを含むことがさらにより好ましい。
各indSRBが確認モード(AM)信号だけに関することが好ましい。AM信号が、RRCメッセージ信号(SRB2)、高優先非アクセス層(NAS)メッセージ信号(SRB3)、および低優先NASメッセージ信号(SRB4)であることがより好ましい。indSRBsのいずれが、常に、iSRBによって示されるかを識別するための各PDsが、PD=00、indSRB=SRB1およびSRB2、PD=01、indSRB=SRB3;PD=10、indSRB=SRB4であることがさらにより好ましい。
本発明は、RRC接続設定手順を設定するために要する時間を低減することに関する。図2に示される4つのSRBs17〜20は、逐次的に設定され、これは通常、約830ミリ秒を必要とすることが分かっており、さらに周期の長さは、SRBsのビット速度(3.7kbps〜148kbps)と無関係である。4つのSRBs上の制御データに対する実際の送信時間は830ミリ秒かからず、むしろ、RRCによる4つのSRBsの設定およびそれらを送信に関して準備することでその時間がかかることに留意されたい。低減された数のSRBsだけを設定する必要があり、その低減された数が従来のSRBsのうちの1つ以上を送信するために使用される場合、送信設定遅延が低減され得る。本発明は、その目的に方向付けられる。
本発明によれば、ネットワークには処理能力上の制約が存在しないため、全ネットワークにタイミングに関していかなる著しい利得も存在し得ない、しかしながら、UEには、処理時間および簡潔さに関して著しい利得が存在し得る。
4つのSRBsが確立される場合、RRC接続設定の受信の後、UEは、RLCエンティティの設定に関する以下の調査を実行する。
(i)4つのSRBs全てに関する上りリンク構成の調査
(ii)4つのSRBs全てに関する下りリンク構成の調査
(iii)4つのSRBsの確立を進める
SRBsの数を1つに低減する場合、UEで調査されるRLCパラメータの数が低減されるため、(i)および(ii)の調査に関して必要な時間および複雑性が低減される。さらに、完全なRLC構成が提供される場合にさえも、RRC接続設定のメッセージの大きさが著しい縮小があり得る。E−ノードBおよびUEの両方で、RLCリソースの多大な節約が存在する。UEでSRBに対するただ1つのAM RLCエンティティの設定は、ユーザプレーンに対して使用され得る2つのAM RLCエンティティを解放する。それゆえに、AMエンティティを必要とするLTEで所与のUE参照クラスに対してより多くのRABsがサポートされ得る。そして、これは、所与の参照クラスをサポートするために必要なUEのRLC能力パラメータの低減をもたらし、従って、より多くのU−プレーンRLC AMエンティティの使用に対して付加的なサポートが利用可能になる。低減される2つの主要なRLC能力パラメータは、(a)総合RLC AMバッファの大きさ(メモリ)および(b)AMエンティティの最大数である。
(a)に関して、以下の基本的基準が構成で常に満たされる必要がある。
Figure 2009526419
統計的多重化を考慮すると、Transmitting_window_sizeおよびReceiving_window_sizeが、NASおよびRRC信号を搬送する1つのSRBに対して最適化され得て、AM SRBエンティティに対して必要な総合バッファの大きさの低減をもたらす。
(b)に関して、AM SRBsの数の低減は、所与のUE参照クラスに対してサポートされる必要のあるRLC AMエンティティの最大数の低減をもたらし、従って、より多くのU−プレーンRLC AMエンティティに対するサポートが存在する。
本発明の好ましい特性が、例示として、添付の図面に関連して以下で説明される。
本発明は、UEとE−UTRANとの間のRRC接続設定手順に関する好適な実施形態によって示される。
この好適な実施形態は、信号無線ベアラSRB1、SRB2、SRB3およびSRB4を利用する。SRBIが非確認モード(UM)で動作するのに対し、SRB2、SRB3およびSRB4は確認モード(AM)で動作する。
図2の従来のアーキテクチャでは、3つのAM信号無線ベアラおよび1つのUM信号無線ベアラが、RRCとE−UTRANのMACとの間での信号の送信に関して示されている。各媒体は、信号を送信する論理チャネルとして見なされ得る。図2に示される4つのSRBs17〜20は、
SRBI−UM このSRBは、ASの特定の必要性のサポートで実行されるRRC
信号を搬送するために使用される(RLCは、非確認モードで動
作する)
SRB2−AM このSRBは、ASの特定の必要性のサポートで実行されるRRC
信号を搬送するために使用される(RLCは、確認モードで動作
する)
SRB3−AM このSRBは、NASの特定の必要性のサポートで実行される高優先
RRC信号を搬送するために使用される(RLCは、確認モード
で動作する)
SRB4−AM このSRBは、NASの特定の必要性のサポートで実行される低優先
RRC信号を搬送するために使用される(RLCは、確認モード
で動作する)
である。
4つの信号無線ベアラSRB1〜SRB4を連続して設定するのに要する約830ミリ秒の時間の減少が達成可能である。4つのSRBsは、単一の包括的SRBに含まれ、それゆえに、SRBsのうちの3つを設定する遅延が削減される。
通常、(この好適な実施形態と同様に)MAC22は、並行してではなく逐次的なやり方でSRBs17〜20上で受信されるデータ制御情報だけにアクセスする。従って、4つのSRBs上の制御データの送信の継続時間は、単一のSRB上でのデータ送信の継続時間より長くかかることはない。しかしながら、設定時間で著しい削減が存在する。
しかしながら、以下は、解決するために努力する必要がある1つの重要の要因である。MACは、単一のSRB上で受信される信号の間で識別し、またその間で優先順位を決める必要がある。これは、MAC22が4つの入力チャネルを有し、各々から何が見込まれるかを知っているため、4つのSRBsを有する従来のスキームでは問題ではない。しかしながら、4種類の制御データを搬送する単一の受信チャネルは、4つの種類の間での識別、即ち、1種類の制御データが終わり、別のが始まる位置を知り、それらに内々に優先度を与えるという問題をMACにもたらす。例えば、RRCメッセージ(SRB2メッセージ)は、低優先NASメッセージ(SRB4メッセージ)の前にMAC22によって送信される必要がある。
本発明は、RRC/NASメッセージ(制御データ)の右端部または左端部のいずれかに、即ち、単一のSRBの端部のうちの1つに、2桁のプロトコル弁別子(PD)、即ち、識別子を付加することによって、この問題を取り扱う。SRB内容とPDのマッピングは以下の通りである。
PD SRBマップ 内容
00 SRB1およびSRB2 UMモードおよびAMモードでのRRCメッセージ
01 SRB3 AMモードでの高優先NASメッセージ
10 SRB4 AMモードでの低優先NASメッセージ
PDに対して必要な桁数はマッピングされるSRBsの数に依存することを理解されたい。
この動作は、図3の修正されたRRC30で実行される。修正されたRRC30は、従来の信号無線ベアラSRBI、SRB2、SRB3およびSRB4の内容を単一の包括的SRB32に送ることが可能である点で図2のRRC12と異なる。
図3に示されるように、修正されたMAC34は、単一のSRB上を搬送された3種類の受信メッセージをPDを使用することによって識別し、識別の後、それらを高優先RRC信号メッセージに関する第1のキュー36、高優先NAS信号メッセージに関する第2のキュー38、および低優先NAS信号メッセージに関する第3のキュー40の3つのキューうちの1つに配置することによって、優先度キュー分配(Priority Queue Distribution)に優先度を決める。図3の右側に示されるように、PD識別子は、修正されたRRC30で付加され、この実施形態では、修正されたMAC34で剥ぎ取られ、従って、無線送信のために物理層に転送される制御データの一部ではない。PDは、通常、一度、RRC/NASメッセージが正しいキューに配置されると、その目的を果たしているが、必要な場合には、PD識別子が残存し、物理層に転送される制御データの一部を形成してもよいことを理解されたい。修正されたMAC34の優先度キューに従った、物理層ダウンストリームによるRRCおよびNASメッセージの送信後、各メッセージが受信者のRRCまたはNAS層を対象としているかを識別するために、受信されたRRCおよびNASメッセージが受信者によってASN.1復号される。そのような復号が利用可能であることによって、受信者には、通常、RRCまたはNASメッセージと共にPDが送信される必要がない。
図3の右側は、さらに、単一のSRB上の通過のために各RRC/NASメッセージにRLCヘッダが付加されること、およびそのようなヘッダが修正されたMAC34で除去されないことを示す。
好適な実施形態は、それゆえに、(E−RLCおよびE−MACエンティティを使用する)L2およびLIに関する初期設定構成を用いて1つのAM信号無線ベアラの設定を処理し得る。RRC接続設定時間に関する大きな利得が、RRCメッセージの大きさの縮小と共に達成可能である。さらに、初期設定構成の使用は、L2/L1エンティティを設定する前にUE内のL2およびLIに関するパラメータを調査することの複雑性を低減する。
図4は、本発明で使用される中間層信号を示す図である。見てとれるように、制御信号は、最初にE−RRC(UTRAのRRC)からUEのE−RLCを通ってE−MACに渡される。E−MACキューの確立後、E−RRC接続要求信号が、各LI物理層を介して無線によってE−ノードBに送信される。それに応じて、本発明の単一のSRBを有する接続設定を生成するために、E−ノードBのE−RRCがE−ノードB E−MACとハンドシェイクする。E−ノードBのE−MACで生成されるキューは、次に、UE E−MACへのE−RRC接続設定信号の送信の制御に使用される。UE E−MACは、接続設定信号をUEE−RRCに転送する。次に、E−RRC接続設定が完了したことの信号をE−ノードBへの転送するために、E−RRCとUEのE−MACとの間のハンドシェイクによって本発明の単一のSRBが生成される。本発明の使用は、「確立されるSRBごとのループ」と記された四角形によって図4で示されている。
従って、この発明は、RRC接続設定の際に設定される信号無線ベアラの数の低減を提案する。動機は、「3GPP TR 25.913、 v7.1 0(2005−09)発展型UTRAおよび発展型UTRANに関する要件(3GPP TR 25.913、 v7.1 0(2005−09) Requirement for Evolved UTRA and Evolved UTRAN)」で論じられているように、LTEに関するRRC接続設定手順を単純化することによってC−プレーンの待ち時間を低減することである。
従来のシステムでは、RRC接続設定手順時に4つの信号媒体(SRBs)が設定される。これらのSRBsは、以下の機能を有する。
SRB1は、アクセス層の特定の必要性のサポートで実行されるRRC信号を
搬送するために使用される(RLCは、非確認モードで動作する)
SRB2は、アクセス層の特定の必要性のサポートで実行されるRRC信号を
搬送するために使用される(RLCは、確認モードで動作する)
SRB3は、非アクセス層の特定の必要性のサポートで実行される高優先RRC
信号を搬送するために使用される(RLCは、確認モードで動作する)
SRB4は、非アクセス層の特定の必要性のサポートで実行される低優先RRC
信号を搬送するために使用される(RLCは、確認モードで動作する)
これらの4つのSRBsを用いたRRC接続の設定は、C JohnsonおよびH Holmaによって「パケット交換サービスに関する接続設定遅延(Connection Setup Delay for Packet Switched Services)」(3Gおよびその先に関する第6回IEE国際会議議事録(Proceedings Sixth IEE International Conference on 3G and Beyond);2005年11月)で論じられているように、信号無線ベアラのビット速度(14.8〜3.7kbps)と無関係に、通常、約830ミリ秒を必要とする。RRC接続設定手順の際に、4つと対照的に、1つだけのAM信号無線ベアラが設定される場合、遅延の低減が達成され得る。
SRBsの多重化を容易化するために、プロトコル弁別子またはプロトコル識別子とも呼ばれるプロトコル弁別子/識別子(PD)が、RRC信号メッセージと高優先および低優先NAS信号(直接転送)とを区別するために付加され得て、表1で示されるように、PDは、標準レイヤ−3メッセージが属するL3プロトコルを識別する。L3プロトコルとPDsとの間の対応は1対1である。
Figure 2009526419
仕様は、SRB2、SRB3およびSRB4が異なるRLCパラメータで構成されることを可能にするが、実際にはこれらのSRBsは同一のパラメータを有する。それゆえに、異なるRLCパラメータでAM SRBsを構成する特定の要求が存在しないことが仮定される。
しかしながら、MACレベルでの優先度処理は、RRCおよびNASの両方の信号を搬送する単一のSRBの必要性から、さらに詳細に調査される。
L2(E−RLCおよびE−MACエンティティ)およびSRBに対するLIに関する初期設定構成パラメータを使用することによって、設定遅延での更なる低減が達成可能である。初期設定構成パラメータは、ネットワークによってUEへの無線インターフェースで知らせないため、RRC接続設定に関するメッセージの大きさが著しく縮小され得る。さらに、RLCおよびMACの設定に関するL2およびLIパラメータを回収および調査することと、SRBに対するLIを再構成することとに関してUEで必要とされる複雑性および時間が著しく低減され、それゆえに、RRC接続設定時間で総合利得がもたらされる。
それゆえに、LTEでの低減されたC−プレーン待ち時間を達成するために、我々は、L2(E−RLCおよびE−MACエンティティ)およびLIに関する初期設定構成パラメータを用いた1つのAMモード信号無線ベアラの設定を提案する。提案された方法は4つの信号無線ベアラを連続して設定する必要性が除去されるので、約600ミリ秒のRRC接続設定時間の低減が達成可能である。RRC接続設定時間に関する更なる利得が、RRCメッセージの大きさの縮小と共に初期設定構成を使用することによって期待される。初期設定構成を使用することは、UE内のL2およびLIに関するパラメータを、そのL2/L1エンティティを設定する前に正しさに関して調査することに関する複雑性を低減し、それは、RRC接続設定時間の減少をさらにもたらす。MACレベルでのSRBに対する優先度処理およびE−RRCに対してUM SRBIを使用することの必要性がさらに研究される必要がある。
付加的な背景の参照資料は、(i)R2−051759、LTE:RAN WG2 要約(Summary)および(ii)3GPP TR 25.813、v0.1.0(2005−11)、無線インターフェースプロトコル態様(Radio interface protocol aspects)である。
RRC接続設定の際に、設定される信号無線ベアラの数の低減が、C−プレーン待ち時間の低減のために提案されたが、SRBsの数を4つから1つに低減することは、RRCおよびNASの信号メッセージの間の優先度がMAC層で送信側で完全に失われるという別の問題を生じさせる。
図5で、現在のRel−6 C−プレーン無線インターフェースプロトコルアーキテクチャが左側に示されており、LTEに関して提案されたものが右側に示されている。既存のUTRANの4つのSRBsの設定は、RRC接続設定手順を完了することに対して、信号無線ベアラのビット速度(14 8〜3.7kbps)と無関係に、通常、約830ミリ秒を必要とする。図5の右側に示されるように、LTEに対するRRC接続設定手順の際に、1つだけのAM信号無線ベアラが設定される場合、遅延での低減が達成され得る。
SRB’sの多重化を容易化するために、表1に示されるように、プロトコル識別子が、RRC信号メッセージと高優先および低優先NAS信号(直接転送)とを区別するために付加される。
SRBsの数を1つに低減することによって生じる問題は、RRCおよびNASの信号メッセージの間の優先度がMAC層で送信側で完全に失われることである。そのような場合に、MAC層は、先着順でキューの機能を果たす必要があり、RRCメッセージがブロックされ、それに先んじる低優先NAS信号メッセージが送信された後にだけ送信される状況が生じる。
MAC優先度処理のこの問題を克服するために、図6に示されるように、プロトコル弁別子/識別子(PD)が使用される。PDは、優先度処理のためにRRCおよびMACの間で送信側でだけ必要される。MAC層で、PDは、RRC/NAS信号を分離するために優先度キュー分配によって使用される。それゆえに、PDは、メッセージが適切なキューに入れられる前にそれが剥ぎ取られ得るように、末尾(trail)に付加される。
優先度キュー分配エンティティは、RRC/NASメッセージに関連付けられたプロトコル弁別子/識別子(PD)を評価するタスクと、RRC/NASメッセージを関連付けられた優先度キューに転送するタスクとを有する。
受信側で、RRCエンティティは、それがRRCまたはNASメッセージであるかどうかを確認するために最初にASN1復号を行うため、PDが無線送信されないことに留意することが重要である。それゆえに、無線で送信されるビットの量も低減される。
従って、SRBsの数を1つに低減することによって生じる問題は、RRCおよびNASの信号メッセージの間の優先度が、MAC層で送信側で完全に失われることである。そのような場合に、MAC層は、先着順でキューの機能を果たす必要があり、RRCメッセージがブロックされ、それに先んじる低優先NAS信号メッセージの送信の後にだけ送信される状況が生じる。LTEに対する1つのSRBと共にMACエンティティが送信側で使用し得るプロトコル弁別子/識別子(PD)を用いて、異なるRRC/NASメッセージの優先度処理が組み込まれ得る単純な機構が説明された。
受信側で、RRCエンティティは、それがRRCまたはNASメッセージであるかどうかを確認するために最初にASN1復号を行うため、PDが無線送信されないことに留意することが重要である。それゆえに、無線で送信されるビットの数も低減される。
RRC接続設定の際に設定される信号無線ベアラ(SRBs)の数の低減が、C−プレーン待ち時間を低減するために提案される。中間層の信号順序に関して、UEのE−RRC層は、アイドルモードを中止し、CCCH論理チャネル上のトランスペアレントモードを使用してRRC接続要求メッセージを送信することによってRRC接続の確立を開始し、MACによってRACK転送チャネル上をメッセージが送信される。
E−UTRAN側では、RRC接続要求の受信に応じて、E−RRC層は許可制御を実行する。E−RRCは、DCCH論理チャネルを局所的に確立するためにレイヤ2(E−RLCおよびE−MAC)上のパラメータを構成する。構成されたパラメータは、CCCH論理チャネル上を非確認モード(UM)を使用するRRC接続設定メッセージでUEに送信される。
RRC接続設定メッセージの受信に応じて、UEのE−RRC層は、DCCH論理チャネルを局所的に確立するためにこれらのパラメータを使用してLIおよびL2を構成する。UEがRLCおよびMACエンティティを確立した場合、DCCH上の確認モードを使用してE−UTRANにRRC接続設定完了メッセージを送信する。正確な手順は、図4に示されている。
本発明の好適な実施形態が説明されてきたが、使用された言葉は、限定ではなく説明の言葉であり、本発明の変更が、添付の特許請求の範囲に規定される範疇から逸脱せずになされ得ることを理解されたい。この明細書(この用語は特許請求の範囲を含む)で開示され、および/または図面で示される各特性は、別の開示および/または例示された特性とは無関係に本発明の一部となされ得る。
一緒に提出される要約書の文章が、本明細書の一部としてここで繰り返される。
発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)の無線リソース制御(RRC)接続設定時間を低減する通信方法は、無線リソース制御(RRC)から媒体アクセス制御(MAC)に信号を送信するための複数の従来の信号無線ベアラ(indSRBs)の代わりに包括的信号無線ベアラ(iSRB)を使用するステップを含む。MACがiSRBで受信される各indSRBの識別することを可能にするために、プロトコル弁別子(PD)がRRCで各indSRBの末尾(右側)に付加され、MACはPDがなければ、各indSRBを物理層への送信のための適切な優先順位を決めるキューに配置することが不可能であり得るので、PDが必要とされる。PDは、MACで剥ぎ取られる。ある好適な実施形態は、4つの従来のindSRBs(SRB1、SRB2、SRB3およびSRB4)の代わりにiSRBを使用するが、別の形態では、非確認モードSRB(SRBI)が本システム内に存在せず、それゆえに、iSRBに含まれない。
C−プレーンおよびNASプロトコルの概略図である。 従来のC−プレーン無線インターフェースプロトコルアーキテクチャのブロック図である。 単一SRBのMAC優先度処理を示す、本発明のC−プレーンE−UTRAN無線インターフェースプロトコルアーキテクチャのブロック図である。 LTEシステムに関するRRC接続設定に対する中間層信号を示す図である。 (左側にある)現在のRel−6 C−プレーン無線インターフェースプロトコルアーキテクチャを(右側にある)提案されているLTEアーキテクチャと比較するブロック図である。 送信側でのMAC優先度処理を示し、かつプロトコル弁別子/識別子(PD)を示すブロック図である。

Claims (35)

  1. 通信方法であって、
    少なくとも1つの信号無線ベアラを使用して無線リソース制御(RRC)と媒体アクセス制御(MAC)との間でデータを通信することを含み、
    前記方法は、前記通信することが、複数の個別の信号無線ベアラ(indSRBs)の機能を提供する少なくとも1つの包括的信号無線ベアラ(iSRB)を使用することを含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記通信することは、前記iSRBが前記indSRBのいずれの1つの代わりに使用されているかを、常に、識別するためのプロトコル弁別子(PD)を、前記iSRBの一部として、通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. indSRBsに対して少なくとも2つの相互に異なる優先度が規定され、相互に異なる優先度を有するindSRBsの機能を前記iSRBが提供する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記PDが、通常、indSRBが備えるビットに対する付加ビットを備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記PDが、前記iSRBの端部のうちの1つに付加ビットを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記付加ビットが前記iSRBの右端部にある、請求項5に記載の方法。
  7. 前記付加ビットが前記iSRBの左端部にある、請求項5に記載の方法。
  8. 前記付加ビットが2つのビットを備える、請求項6または7に記載の方法。
  9. 各indSRBが確認モード(AM)信号だけに関する、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記AM信号が、RRCメッセージ信号(SRB2)、高優先非アクセス層(WAS)メッセージ信号(SRB3)、および低優先NASメッセージ信号(SRB4)である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記indSRBsのいずれが、常に、前記iSRBによって示されるかを識別するための各PDが、
    PD=00 indSRB=SRBIおよびSRB2
    PD=01 indSRB=SRB3
    PD=10 indSRB=SRB4
    である、請求項8に記載の方法。
  12. 前記MACに到達した時に、前記各indSRBを識別することと、
    所定の優先度スケジュールに従って、前記MACで内々に前記indSRBの優先度を決めることと、
    前記優先度を決めるステップで前記indSRBに与えられた前記優先度に従って、前記MACから前記indSRBを送信することを備える、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記PDが、前記MACから前記indSRBと共に送信されない、請求項12に記載の方法。
  14. RRC接続設定時間を低減する無線リソース制御(RRC)接続設定手順であって、前記手順が、無線リソース制御(RRC)から媒体アクセス制御(MAC)に信号を転送するための複数の個別の信号無線ベアラ(indSRB)の代わりに通信される包括的信号無線ベアラ(iSRB)を含む、手順。
  15. 前記通信されるiSRBの一部は、前記iSRBが前記indSRBのいずれの1つの代わりに機能しているかを、常に、識別するためのプロトコル弁別子(PD)である、請求項14に記載の手順。
  16. 前記indSRBに対して少なくとも2つの相互に異なる優先度が規定され、相互に異なる優先度を有するindSRBの機能を前記iSRBが提供する、請求項13または14に記載の手順。
  17. 前記PDが、通常、indSRBが備えるビットに付加ビットを備える、請求項15に記載の手順。
  18. 前記PDが、前記iSRBの端部のうちの1に付加ビットを備える、請求項17に記載の手順。
  19. 前記付加ビットが前記iSRBの右端部にある、請求項18に記載の手順。
  20. 前記付加ビットが前記iSRBの左端部にある、請求項18に記載の手順。
  21. 前記付加ビットが2つのビットを備える、請求項19または20に記載の手順。
  22. 各indSRBが確認モード(AM)信号だけに関する、請求項14から21のいずれかに記載の手順。
  23. 前記AM信号が、RRCメッセージ信号(SRB2)、高優先非アクセス層(NAS)メッセージ信号(SRB3)、および低優先NASメッセージ信号(SRB4)である、請求項22に記載の手順。
  24. 前記indSRBのどの1つが、常に、前記iSRBによって示されるかを識別するための各PDが、
    PD=00 indSRB=SRB1およびSRB2
    PD=01 indSRB=SRB3
    PD=10 indSRB=SRB4
    である、請求項23に記載の手順。
  25. 無線リソース制御(RRC)と媒体アクセス制御(MAC)との間でデータを通信する通信方法で利用される信号無線ベアラ(SRB)であって、前記信号無線ベアラは、通信することが、複数の個別の信号無線ベアラ(indSRBs)の機能を提供する少なくとも1つの包括的信号無線ベアラ(iSRB)を使用すること含むことを特徴とする、SRB。
  26. 前記iSRBの一部が、前記iSRBが前記indSRBのいずれの1つの変わりに機能しているかを、常に、識別するためのプロトコル弁別子(PD)である、請求項25に記載のSRB。
  27. 前記indSRBに対して少なくとも2つの相互に異なる優先度が規定され、相互に異なる優先度を有するindSRBの機能を前記iSRBが提供する、請求項25または26に記載のSRB。
  28. 前記PDが、通常、indSRBが備えるビットに付加ビットを備える、請求項26に記載のSRB。
  29. 前記PDが、前記iSRBの端部のうちの1つに付加ビットを備える、請求項28に記載のSRB。
  30. 前記付加ビットが前記iSRBの右端部にある、請求項29に記載のSRB。
  31. 前記付加ビットが前記iSRBの左端部にある、請求項29に記載のSRB。
  32. 前記付加ビットが2つのビットを備える、請求項30または31に記載のSRB。
  33. 各indSRBが確認モード(AM)信号だけに関する、請求項28から32のいずれかに記載のSRB。
  34. 前記AM信号が、RRCメッセージ信号(SRB2)、高優先非アクセス層(NAS)メッセージ信号(SRB3)、および低優先WASメッセージ信号(SRB4)である、請求項33に記載のSRB。
  35. 前記indSRBのどの1つが、常に、前記iSRBによって示されるかを識別するための各PDが、
    PD=00 indSRB=SRBIおよびSRB2
    PD=01 indSRB=SRB3
    PD=10 indSRB=SRB4
    である、請求項34に記載のSRB。
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