JP2009524500A - 血液および体液加温器 - Google Patents

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Abstract

本発明は注入血液または他の流体を正常体温にまで加温し、静脈管からの熱損失分を補充することができる2体の加熱手段の組み合わせを利用する。注入流体は巻型通路を有したプラスチックパウチを通流する際に装置内で正常体温にまで直接的に加熱される。本発明の特定目的は多流量の場合であっても少流量の場合であっても注入流体をさらに加熱するか、外気への熱損失分を補うことができる新規で改良された静脈管の熱交換器を提供することである。

Description

本発明は輸血等の流体注入時に血液または洗浄液を正常体温にまで加温する加温装置に関する。
体内注入に先立って血液または他の生理液あるいは晶質液を体温にまで温めるため、血液加温装置は多くの手術や外傷疾患の治療に利用されている。血液加温装置は手術中あるいは低体温症の治療を目的として患者の体温を正常体温にまで温めるために使用される。
多くの血液加温器は血液がシステムに内蔵された熱交換手段または直接加熱手段を通過する際に血液を加熱する。加温された血液は加熱システムから排出されて、患者体内に通じている静脈連通管(以降“静脈管”)内を流れる。この静脈管は典型的には1〜2メートルの長さであり、加熱システムから患者に接続された先端部にまで延びている。この静脈管は一般的に外気に曝露されており、対流によって冷却される。
米国特許5063994で解説されている血液加温器は血液がこの静脈管を通過して患者に送られる際に血液を加熱する。このシステムは外部環境への熱損失が発生しないことを利点としているが、その加温手段は突出するプラスチック製熱交換器の表面領域に限定されている。この限定によってこのシステムの効率は損われ、対象流体が少量の場合にはその利用が限定される。
多流量および少流量の流体の場合に温められた流体を搬送できるよう、遮熱された静脈管と組み合わせた効率的な血液加温システムを開発するために数多くの試行が為された。米国特許5417274は注入血液を効率的に加温するために熱交換手段を有したシステムに血液加温式静脈管を組み入れた。このシステムは開放式水タンクシステムを採用しているために定期的な保守管理を必要とする。
米国特許5420962で解説されているシステムは装置内部で注入流体を正常体温にまで加熱し、蛇腹ホースを利用して、蛇腹ホース内部を通流する熱風によって静脈管を包み込む。この熱風はこの装置からホース内部を通って流れ、患者側で外気に排出される。この空気ホースは静脈管の熱逃避を防止するものの外気への熱空気の排出は患者や外科医には不快である。さらに患者の脇で排出空気が発生する騒音は手術に携わる者にとって非常に迷惑である。
米国特許6608968はシステムを通流する血液の加熱と、患者連通管を通流する際の血液管の熱損失の防止とを組み合わせている。この方法は電気ヒータが装備された長形スリーブを利用する。このスリーブは主加熱モジュールから延び出ている温暖血液の搬送管に取り付けられている。この血液搬送管は米国特許5063994で解説されている同軸式熱交換器と同一構造を有している。この形態にて血液は2体の半ドーナツ型導通部で包囲された中央導通部を流れる。これら外部導通部内の停滞空気は絶縁体として作用し、中央導通部内の血液から外気への熱損失を防止する。この加熱スリーブは重くて利用に不便であり、システムの総重量を増加させ、静脈管の剛性を高めて取り扱い性を低減させている。
少流量および多流量の液体のいずれにでも利用でき、1体の安価な使い捨てセットを利用した単純構造で効率的な静脈管加温器と組み合わされており、少流量の場合には熱損失分を埋め合わせることができる効率的な流体加温器が必要とされている。
本発明の主目的の1つは、血液および他の生理流体、コロイド流体または晶状流体用を加熱する新規で改良された装置であって、人体内への注入時に注入流体の温度を維持し、安価な1体の使い捨て器具を使用する加温装置の提供である。
本発明は注入血液または他の流体を正常体温にまで加温し、静脈管からの熱損失分を補充することができる2体の加熱手段の組み合わせを利用する。注入流体は可撓性注入管および排出管と導通する巻型通路を有したプラスチックパウチを通流する際に装置内で正常体温にまで直接的に加熱される。巻型通路パウチから排出される加熱された流体は静脈管の熱交換器内を通流するように導かれる。本発明の特定目的は多流量の場合であっても少流量の場合であっても注入流体をさらに加熱して正常体温にするか、外気への熱損失分を補うことができる新規で改良された静脈管の熱交換器を提供することである。この静脈管は、その両端が特殊キャップで密閉された大径管内に封入された加温流体中に注入流体搬送管を通過させているだけである。注入流体搬送管に沿って延び、その先端が大径管の内部に向かって開いている別管が大径管に挿入されている。この別管は加温液を大径管内に導入するか、そこから導出させるように利用される。先端キャップは大径管の内部に加温流体を密封し、注入流体搬送管を通させて注入部位に到達させる。手前端キャップは注入流体管と加温流体供給管とを通過させ、大径管の内部に進入させる。手前端キャップは加温流体源に連結管によって導通する特殊ポートを有している。この特殊ポートは加温流体を大径管から加温流体源に戻し、あるいはその逆方向に循環させるように使用される。
本発明の別目的は静脈管の熱交換器のために閉回路加熱流体を提供することである。静脈管内の注入流体の加熱に使用される加熱された流体は清潔で隔離された回路内に維持される。乾燥流体(空気等)が加熱に使用される場合には流体は閉空間内で加熱され、静脈管内を循環されて注入流体を加温する。湿潤流体(水等)が使用される場合には加熱流体は静脈管に連結されているパウチ内で加熱され、再循環されて注入流体を加温する。湿潤流体を入れたパウチは使い捨て器具の一部であり、使用後には使い捨てセットの残り共々廃棄される。湿潤流体は装置に接触せず、細菌および菌糸の繁殖を防止し、従来の血液加温器内に存在する通常の水タンクでは必要な洗浄および定期的な保守を不要とする。
湿潤流体を使用する場合には、限定的ではあるが流体追加手段を備えた再利用可能なパウチもシステム活用に柔軟性を加え、使い捨てコストを引き下げる目的で考えられる。この再利用可能なパウチは限定された回数で利用でき、最終的に廃棄される。この再利用可能なパウチは定期的な保守を不要とし、システム内でのバクテリアや細菌の繁殖を防止する。
用語の定義
注入流体:体内に注入される際に本システムで加温される流体。患者体内に注入される血液、血漿、生理食塩水、晶液、コロイド溶液等であるが、それらに限定されない。
加温流体:装置内で加熱され、熱交換器内で注入流体の加温に使用される流体。水、空気、オイル、生理食塩水等であるが、それらに限定されない。
図1は血液加温装置100と、搬送セット140に連結されている血液加温使い捨てセット150を含む血液加温システム200を図示する。低温血液または低温体液バッグ145はIVポール103から縣吊されている。搬送セット140は低温血液バッグの血液加温使い捨てセットへの連結に使用される。血液加温使い捨てセットは搬送セットと無菌状態で連結させる連結手段を有している。低温血液流はIVポールに吊されたバッグから流出し、使い捨てセットに連結された搬送セットを通って流れる。血液が使い捨てセットに流入すると、血液は加温装置100内に配置され、一定温度に維持されている2枚のプレート間に挟まれた主加温器10(図2参照)内を流通する。血液は加温器内で必要温度レベルに温度を引き上げることができる十分な長さを有した蛇行通路を流れる。血液は主加温器から排出されると静脈管30に連結された管を流れる。血液は静脈管30に入り、温暖流体が流れる大径管内で流体中に沈んだ管を流れる。静脈管の機能は少流量の血液の温度を正常温度レベルに維持することであり、多流量の血液の補助的加温器として機能することである。少流量および多流量の両方で、体内に注入される際の血液温度は正常体温レベルである。
図3は主加温器10を図示する。この加温器は注入流体のための巻型通路11を形成するように溶着線14に沿って密封された2枚の膜体で成る。主加温器は上流側で搬送セット140に連結されており、低温血液は重力作用によって縣吊された血液バッグから流れ落ちる。多流量の血液が必要な場合には圧力カフが使用され、血液バッグを絞って血流速度を加速させる。主加温器は下流側で静脈管30に連結されている。主加温器内の巻型通路11は巻型通路の排出口で血液を確実に正常体温とするように加熱できる十分な長さを有している。巻型通路11は注入流体の流れを阻害しないように十分な太さを有している。
図4は静脈管の熱交換器30の断面図である。静脈管は両端が特殊キャップで密閉された外側管31を含む。血液搬送管32は手前端キャップ34を貫通し、外側管内部を延びて先端キャップ38から延び出ている。加温流体管33が外側管内に挿入されて手前端キャップ34を貫通し、先端が外側管の内部に向かって開いている血液搬送管32に沿って延びる。加温流体管は加温流体を外側管内に導入するか、そこから排出させる目的で使用される。
図4で示すキャップ34はキャップの側部で管と連結させる特殊ポートを有しており、流体をキャップを通過して流す。ポート35は静脈管の内部で管32と連結されている。このポート35は外側で管部分37と連結されている。管37は主加温器10から静脈管30に血液を流す。キャップ34は2つの追加ポート15と16を有している。これらのポートは加温流体を静脈管内外に導通させる。ポート15は静脈管の内部で管33に連結されている。このポートは静脈管の外側で管部分27と連結されている。管27の他端は熱風コンパートメントまたは湿潤流体パウチのごとき加温流体チャンバに連結されている。この管は加温流体を静脈管に流す。ポート16は内部でフリー状態であり、静脈管の外側で管部分28に連結されている。管28の他端は加温流体チャンバに連結されており、枯渇した加温流体を加温パウチに取り戻す。
図4で示す排出キャップ38は外側管31の端部を患者側で密閉する。このキャップは静脈管の内部で管32に連結されている特殊ポート36を有している。このポートは温暖血液を注入部位に供給する管部分39に連結されている。血液は主加温器から管37を通って流れ、キャップ34でポート35を通って静脈管30に入り、管32を通って流れ、静脈管内で加熱される。温暖血液はキャップ38のポート36を通って静脈管から排出され、管39を通って患者体内に注入される。
図5で示す別実施例では血液搬送管32は加温流体管33内を延びている。この構成で血液は加温流体と同一方向に流れ、平行流型熱交換器を実現する。血液搬送管32は加温流体管33の内部では保護されており、静脈管30に進入する際に加温流体に直に曝露される。
図9で示す別実施例では可撓性の膜材料で作られたホース45が外側管31の代わりに利用されている。パイプが膜体の押出成型あるいは溶着で製造されて薄壁のホースを有している。このホースの断面は血液搬送管32および加温流体管33と28を受領するよう幅広に形成されている。ホースの両端は、パイプを封止して血液搬送管と加温流体管にそれら封止端部を通過させるように溶着できる。この実施例の利点は端部キャップを必要としないため、静脈管の熱交換器の製造コストを減少できることである。このため、管が少なくとも1端で溶着封止できれば薄壁の管を同じ目的に利用できることは明らかであろう。さらに静脈管の熱交換器にてホースのパイプを血液搬送管と加温流体管の代わりに利用できることも理解されよう。
この好適実施例では、静脈管内の注入血液の加温に空気を利用している。図6に示すように、空気は電気加熱要素173とフィン174とを有する閉コンパートメント170内で加熱される。このコンパートメントは静脈管に連結された排出ポート171と入口ポート172とを有している。空気コンパートメントの排出ポート171内に埋め込まれた空気ファン175が、加熱空気をキャップ34のポート15を通じて静脈管30に連結された管27を介して通流させる(図4)。空気は加温流体管33内を流れ、キャップ38付近の外側管31内の先端で排出される。熱風は管31内を、管33内での流れとは逆方向に流れる。熱風は血液搬送管32付近を通過して静脈管の全長を流れることで内部の血液を加温する。熱は熱風から血液へと移り、血液をその正常温度に維持する。熱風は血液から環境への熱損失を防ぐ熱バリヤとして作用する。かなりの量の熱が空気から環境へと失われるが、血液は加温空気を再循環させることでその正常温度に維持される。熱が失われた空気はキャップ34のポート16を通って静脈管の手前端から排出される。この空気は、空気コンパートメントの入口ポート172に連結された管28を通って加温流体チャンバへと再循環して戻される。
別実施例では、静脈管内の血液の加温に水等の湿潤流体が利用される。図7は、一体型加温流体パウチ20を備えた使い捨てセット160を示している。水はパウチ内で温められ、閉回路に送られ、静脈管30内を流れてパウチ20へと戻る。パウチは、分離部または密封溶着線23によって分離された少なくとも2つのチャンバ24と25を形成すべく互いに溶着された2枚の膜体で構成されている。これら2つのチャンバは加温流体で満たされている。溶着線はパウチの一部で延びており、導通部26を提供している。この導通部26はチャンバ24と25との間で流体を通流させる。チャンバ24には入口ポート22が、チャンバ25には排出ポート21が提供されている。これらのポートは、加温流体をパウチから静脈管30へと通過させ、再びパウチに戻すべく管の連結を提供する。パウチ内の加温流体のレベルを示すため、透明のD形導通路40が使用されている。
パウチ20は好適にはパウチ内の流体の加温を促進するようにアルミニウム等の高い熱導電性を有する材料で形成されている。パウチは血液を加温するため十分な量の流体を収容できる容量に設計されている。パウチの容量は50mlから50リットルまでの範囲で可能である。本実施例では約1.5リットルである。パウチは血液加温装置100内に配置され、選択できる温度に維持された2枚のプレートに挟まれている。水はパウチを通過するたびに加温され、静脈管を通過するたびに血液に熱を奪われる。パウチと静脈管とを包囲する閉回路内で水を循環させるため蠕動ポンプが使用されている。
別実施例では、空気トラップチャンバ50(図7に示す)が主加温器10を出たところの静脈管熱交換器30の手前で注入流体搬送管上に設置されている。空気トラップチャンバは注入流体からの空気泡を分離して流体のみを通過させる。このようにして注入流体に混入した空気泡が患者の静脈へと注入されることを防止する。注入流体の流れが継続すると閉じ込められる空気量は増加する。またチャンバは剛質で一定の容積であるため閉じ込められた空気の圧力は増加する。空気圧が一定のレベルに達すると、フィルター穴が作動して空気をチャンバ外へと逃がす。穴は圧力センサ、光学流体レベルセンサまたは超音波センサからの信号に反応するシステムによっても作動が可能である。
別実施例では、使い捨てセットの残りが使用のたびに交換されるならばパウチは限定された回数で再利用される。パウチは、パウチに追加される加温流体のためのアクセス手段を提供する開口部42を有する。各使用後に廃棄される静脈管内の流体の損失を補充するため、加温流体がパウチに追加される。開口部42を封止し、流体の漏れを防ぐためにキャップ43が使用される。キャップ43は開口部42から簡単に外すことができ、パウチに流体を充填することができる。
図8は血液加温装置100内に設置された加温流体パウチ20を図示している。加温流体をパウチから静脈管に循環させて戻すため蠕動ポンプ135が使用される。加温流体をパウチから静脈管へと導通させる管28はロータとプラテンとの間で蠕動ポンプと連通している。
加温流体が流体加温パウチを出る際にその温度をモニターするために温度センサ138が使用されている。温度データは、加温流体の温度を調節するために加温パウチチャンバの温度を少しずつ修正する制御システムへ送られる。制御システムはIRセンサ180によって通信される注入流体の温度をモニターする。加温流体ポンプの速度は注入流体の温度に応じて調節される。主加温器を出る際の注入流体の温度が低い場合、静脈管熱交換器にさらに大きな熱量を搬送するよう加温流体ポンプの速度は上昇する。注入流体の温度が高い場合、静脈管熱交換器にさらに小さい熱量を搬送するよう加温流体ポンプの速度は低下する。
透明の導通路40は加温装置100に設置された流体レベルセンサ115と接続されている。この流体レベルセンサはパウチ内の加温流体レベルを示すために使用されており、流体レベルが低い場合にはオペレータに通知する。
別実施例では、連結管が主加温器に代わって使用されている。主加温器は使い捨てセット150と160から完全に廃棄される。連結管は低温注入流体を流体源バッグから静脈管熱交換器30へ直送する。注入流体は静脈管熱交換器のみによって温められる。
図1と図8は血液加温装置100を図示している。この装置はコンパクトで軽量である。この装置は標準型IVポール103に取り付けられている。この装置は2つの加熱チャンバを有する。主に血液を温める1方の加熱チャンバは装置の前端に設置されている。このチャンバはドア部120を有する。ドア部が開いているとき、主加温器10は加熱チャンバに設置できる。他方の加熱チャンバは装置の側部に設置されており、流体の加熱のために使用される。
空気が加温流体として使用される場合、空気加熱チャンバが空気を温めるために使用される。湿潤流体が加温流体として使用される場合、流体を収容したパウチが加熱チャンバ内に設置されてパウチ内の流体を温める。
この装置は、注入流体温度を表示してユーザにフィードバックを提供するためのディスプレー101を備えた制御パネル105を有している。制御パネルはユーザに全操作を制御させるためのプッシュ式ボタンまたはスイッチ102を有している。加温された血液温度をモニターするために非侵襲的な赤外線(IR)温度センサ180が使用されている。IRセンサは血液加温装置100に取り付けられており、主加温器10を静脈管30へ連結する管37とカップリングするように装着されている。IRセンサは加温された血液が主加温器を出て管37を通過する際の温度をモニターする。IRセンサはパッシブ式であり、血液との物理的接触を必要とせずに血液温度を正確に記録する。IRセンサは、血液温度をディスプレーに表示する血液加温装置100の内蔵コンピュータに接続されている。
血流中の空気泡を検出するための超音波空気検出器185が血液加温装置100に取り付けられている。空気検出器は管37と接続しており、管内の血液流をモニターする。空気検出器は血液流内に空気泡が検出された場合にオペレータに通知する。血液加温装置100にはバルブ190が取り付けられている。バルブはオペレータによって起動され、注入血液の流れを停止させるために使用される。バルブは一定量の空気が検出されると血液流を自動的に停止させるように設定することもできる。
本発明のいくつかの実施例について説明した。前述の実施例は本発明を説明するためのものであって限定するものではない。当業者であれば、添付の請求の範囲によって定義される本発明の範囲内で本発明の細部を変形させることができる。本明細書で引用した文献、特許および公開特許出願の内容を本願に援用する。これらの内容を選択的に本発明および本発明の実施例に利用することができる。
図1はIVポールに取り付けられた本発明の血液加温システムの装置および使い捨て器具を図示する。 図2は血液加温使い捨てセットの概略図である。 図3は主加温器の断面図である。 図4は静脈管の熱交換器の断面図である。 図5は別実施例による静脈管の熱交換器の断面図である。 図6は空気加温チャンバの断面図である。 図7は再使用可能なパウチを備えた血液加温使い捨てセットの概略図である。 図8は内部にパウチを備えたパウチ加熱チャンバである。 図9は両端が密閉された別実施例による静脈管の熱交換器である。

Claims (29)

  1. 患者への注入のため、血液またはその他の生体液を正常体温にまで加熱するシステムであって、
    血液加温パウチを加熱するための第1コンパートメントと、加温流体を加熱するための第2コンパートメントとを含んでおり、前記血液加温パウチはそこへ血液通流のための蛇行通路を提供しており、前記パウチは血液源と連結させるために調整可能な入口と、静脈管に適切に連結された出口とを有しており、本システムは、
    血液が患者へ流入する際に血液をさらに加熱するための静脈管熱交換器をさらに含んでおり、前記静脈管熱交換器は、該熱交換器内を流れるように加温流体を移送すべく設計された連結管を有していることを特徴とするシステム。
  2. 加温流体は空気等の気体であることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 血液加温装置は加温流体を循環させるための手段をさらに含んでいることを特徴とする請求項1または2記載のシステム。
  4. 加温流体は容器内に収容されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシステム。
  5. 容器は加温流体を略42℃にまで加熱するよう十分な熱量を伝導するように設計されていることを特徴とする請求項4記載のシステム。
  6. 静脈管熱交換器の連結管は、加温流体が前記熱交換器を通り、循環して加温流体容器へ戻るように移送するよう設計されていることを特徴とする請求項4または5記載のシステム。
  7. 加温流体容器はさらに流体を追加するための手段を有することを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のシステム。
  8. 加温流体容器内の流体レベルを決定するための手段をさらに含んでいることを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載のシステム。
  9. 加温流体を加温流体容器から静脈管熱交換器を通って通流させ、再循環させて前記加温流体容器へ戻すための蠕動ポンプをさらに含んでいることを特徴とする請求項4から8のいずれかに記載のシステム。
  10. 加温流体温度を決定するための手段をさらに含んでいることを特徴とする請求項4から9のいずれかに記載のシステム。
  11. 加温流体温度を制御するための手段をさらに含んでいることを特徴とする請求項4から10のいずれかに記載のシステム。
  12. 加温流体の流量を制御するための手段をさらに含んでいることを特徴とする請求項4から11のいずれかに記載のシステム。
  13. 加温流体容器は熱伝導性の壁を有するパウチを利用することを特徴とする請求項4から12のいずれかに記載のシステム。
  14. 請求項1から14のいずれかに記載のシステムであって、静脈管熱交換器は、
    内部空間を内封するよう両端に手前封止端と先端封止端とを有する外側管と、
    前記外側管を通って前記手前封止端から前記先端封止端へと軸方向に延びる血液または生体液を搬送するための血液搬送管とを含んでおり、血液又は生体液は前記血液搬送管を通って前記手前封止端から前記先端封止端へと流れ、前記静脈管熱交換器は、
    加温流体を搬送し、前記外側管の前記封止端の一方を通って封止状態で延びる送入管をさらに含んでおり、前記送入管は前記外側管の前記内部空間と通流する開口端で終結しており、加温流体は前記送入管の該開口端から流出して前記内部空間を充填し、前記静脈管熱交換器は、
    前記外側管の前記封止端の一方を通って封止状態で延びる送出管をさらに含んでおり、前記送出管は前記内部空間の内部と通流する開口端で終結しており、加温流体は前記送出管の該開口端を通って前記内部空間から排出されることを特徴とするシステム。
  15. 送入管は外側管内部の第1管に沿って軸方向に延びることを特徴とする請求項14記載のシステム。
  16. 外側管、血液搬送管、送入管および送出管は同時押出成型されることを特徴とする請求項14または15記載のシステム。
  17. 複数の管のうちの1本以上が同軸的に取り付けられていることを特徴とする請求項14から16のいずれかに記載のシステム。
  18. 血液搬送管、送入管および送出管はその内径または外径上に軸方向に延びる放射状のフィンを有することを特徴とする請求項14から17のいずれかに記載のシステム。
  19. 外側管は複数の血液搬送管を含んでいることを特徴とする請求項14から18のいずれかに記載のシステム。
  20. 外側管は複数の送入管を含んでいることを特徴とする請求項14から19のいずれかに記載のシステム。
  21. 外側管、血液搬送管、送入管および送出管のうち少なくとも1本は可撓性の膜体を含んでいることを特徴とする請求項14から20のいずれかに記載のシステム。
  22. 患者への注入のため、供給管を流れる血液またはその他の生体液を正常体温にまで加熱するための熱交換器であって、前記供給管はその1端が血液源へ相互接続されており、患者に接続された端末にまで延びており、
    内部空間を有する内封状態のチャンバを含んでおり、前記供給管の選択された部分は前記チャンバの前記内部空間内に封止状態で配置されており、本熱交換器は、
    前記チャンバの前記内部空間と封止状態で通流する送入管をさらに含んでおり、前記送入管は該送入管を通って送られる加温流体を前記チャンバの前記内部空間へ搬送し、前記チャンバの前記内部空間内に配置された前記供給管の前記選択された部分の外面と接触させ、本熱交換器は、
    前記チャンバの前記内部空間と封止状態で通流し、前記内部空間に送られる加温流体を一端で受領する排出管をさらに含んでおり、前記排出管は前記受領された加温流体を別端で再循環させるように加温流体貯蔵部へと送り、
    加温流体は加温流体と、前記供給管の前記選択された部分を通って流れる血液または生体液との間での十分な熱移動を提供する温度にまで加熱され、加温流体と血液または生体液との間に物理的接触なく血液または生体液の温度を生理学的に許容可能な温度にすることを特徴とする熱交換器。
  23. 送入管は内部空間内に配置された供給管の選択された部分の一部に沿って軸方向に延びていることを特徴とする請求項22記載の熱交換器。
  24. 管は同時押出成型されていることを特徴とする請求項22または23記載の熱交換器。
  25. 複数の管のうちの1本以上が同軸的に取り付けられていることを特徴とする請求項22から24のいずれかに記載の熱交換器。
  26. 複数の管のうちの1本以上が、前記複数の管に沿って軸方向に延びる内面上または外面上に放射状のフィンを有することを特徴とする請求項22から26のいずれかに記載の熱交換器。
  27. 1本以上の追加の送入管をさらに含んでいることを特徴とする請求項22から26のいずれかに記載の熱交換器。
  28. 1本以上の追加の排出補助管をさらに含んでいることを特徴とする請求項22から27のいずれかに記載の熱交換器。
  29. 複数の管のうちの1本以上は可撓性の膜体を含んでいることを特徴とする請求項22から28のいずれかに記載の熱交換器。
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