JP2009522670A - 薬剤情報を提供するオンラインのシステム、方法、およびインターフェース - Google Patents

Abstract

オンラインの薬剤調査システムは、ユーザ構成可能なホームページを提供するサーバを含み、各ホームページは、薬剤データのさまざまなタイプに対する２つ以上のポートレットのセットを有する。ホームページは、ユーザが、例えば治療カテゴリーに基づいて、ポートレットのうちの２つ以上にフィルタをかけることを可能にする治療フィルタリング技術を含む。例示的な実施形態は、オンラインのウェブサイトまたはポータルを含み、ポートレットの形で複数のウェブサービスを提供する。

Description

（著作権の通知および許可）
この特許文書の１つ以上の部分は、著作権の保護を受ける資料を含む。著作権の所有者は、特許文書または特許開示が、特許商標庁の特許ファイルまたは記録に現れるとき、特許文書または特許開示の複製の複写が何人によって作成されようとも反対しないが、それ以外は、すべての著作権を保有する。次の通知はこの文書に適用される：

（関連出願）
この出願は、２００５年１２月３０に出願された米国仮特許出願第６０／７５５，０２１号に対する優先権を主張する。この出願は、参考として本明細書に援用される。

本発明は、薬剤製品開発、特に情報検索システム、方法、および薬剤研究者の仕事を容易にするソフトウエアに関する。

最後の半世紀にわたって、製薬産業は、何百万もの人々の生活および福利の質に大きな影響を及ぼしてきた様々な薬品を開発した。業界の研究者たちは、互いにデータおよび洞察を共有し、公共および／または民間の情報検索サービスを使用して、インターネットを介して、研究論文、特許、および他の重要な情報に頻繁にアクセスする。

本発明者が、従来のオンライン薬剤研究サービスに対して認識した１つの問題は、これらのサービスによって提供される情報へのアクセス性およびその管理に関する。詳細には、多くのサービスが、問い合わせを定義し、サーチ結果を精査し、かつ関連する機能性を提供するそれらの独特なユーザインターフェースを提供する。この多様性、すなわち規格化の欠如は、複数のサービスのユーザが、様々なインターフェース、問い合わせ言語などを学ぶことばかりではなく、別々のアカウント、パスワードなどを維持することも要求する。

従って、例えば、特許および科学論文、ならびに財務ニュースをサーチすることに興味のあるユーザは一般に、３つの別々のサーチサービスを使用せざるを得ず、３つの別々のインターフェースで３つの別々の問い合わせを定義して提出し、３つの別々の結果リストで文書を精査する。さらに、任意の関連する結果は、３つのサービスに広がり、ユーザは、結果を手動で集めて中央の便利な形式に組織せざるを得ない。さらに、サービスのうちの１つ以上は、新しいかまたはアップデートされた情報を獲得する幾らか自動的なまたは半自動的なプロセスを提供し得る。しかしながら、アップデートプロセスは完全に別々であり、互いに異なり、データを便利なように知的に集成する問題をさらに複雑化している。

従って、本発明者は、本質的に異なる情報資源に渡って薬剤調査を実行するより良い方法を提供する必要を認識した。

このおよび／または他のニーズに取り組むために、本発明者は、別々のデータベース、例えば特許、科学および財務データベースから情報を取り入れる複数の同時に表示されるポートレットを含む２つ以上の薬剤調査ウェブページをユーザが定義し、選択的に表示することを可能にする、とりわけ情報検索のシステム、方法、およびソフトウエアを考案した。さらに、システムは、ユーザが、アップデートされた情報を提供するためのポートレットの各々を別々に構成し、かつ治療基準に基づいてポートレットのうちの２つ以上に対する入力または提示フィルタを同時に定義することを可能にする。

例示的な実施形態は、オンラインのウェブサイトまたはポータルを含み、ポートレットの形で複数のウェブサービスを提供する。各ウェブサービスは、製薬社会における特定のタイプの知識労働者が日々の作業の流れにおいて使用し得る様々なコンテンツタイプを提供する。各ポートレットは、現行の、新しいまたは一般的な知識をユーザに押し出し（カスタムまたは規格化されたフォーマットのいずれかで）、次に様々なタイプの使用に向けられた多くのサーチ用途を提供する。

１つのタイプのサーチ機能性は、誘導サーチと呼ばれる。これは、簡単なサーチフォーマットでの事前設定されたサーチであり、普通の研究者が、ほんのわずかなキーストロークで、うまく形作られた問い合わせを遂行することを可能にする。別の実施形態は、様々なグラフィカルなまたは図式的なサーチツールにより、化学式の視覚化を提供する。一部の実施形態は、特定のユーザの調査スタイルを学び、かつ／または誘導サーチコンセプトからのサーチ問い合わせを自動的に拡大する反復的または意味論的サービス；コンテンツドローの拡大、ならびに現在および過去の問い合わせと関連する新しいコンテンツの自動的示唆、サポートするかまたは食い違う調査での過去のサーチ結果の補足、および食い違うかまたは相補的な調査行の強調表示またはフラッギング；機能性に従ってプッシュコンセプトを実装する；組織／研究室ｅ−ノートブック内でのスペースの注釈；薬剤産業における様々なタイプのユーザに対する安全な、匿名の、または社会的共同体の共同研究のスペースの樹立、を包含する。

上に特定された図面および添付の特許請求の範囲を組み込むこの文書は、発明の１つ以上の実施形態を記述する。限定するためではなく、本発明を例示し、教示するためにのみ提供されるこれらの実施形態は、当業者が本発明を実装または実行することができるようにするために、十分詳細に示され、記述される。従って、本発明を不明瞭にすることを避けるために適切な場合、記述は、当業者に公知の特定の情報を省略し得る。

（例示的な情報検索システム）
図１は、例示的なオンライン情報検索システム１００を示し、このシステムは、本明細書に記述された機能性および／または能力を組み込むように適合され得る。システム１００は、１つ以上のデータベース１１０、１つ以上のサーバ１２０、および１つ以上のアクセスデバイス１３０を含む。

データベース１１０は、１つ以上の特許データベース１１１のセット、１つ以上の科学的文献データベース１１２のセット、財務データベース１１３のセット、化学データベース１１４のセット、遺伝子または生物学データベース１１５のセット、およびニュースデータベース１１６のセット、および他のデータベース１１７のセットを含む。データベース１１０は、本明細書において暗示されるか、または明確に参照される他のタイプのデータベースおよび／またはデータも包含し得る。１つ以上の電子的、磁気的、または光学的データ格納デバイスの例示的な形を取るデータベース１１０は、それぞれの索引（図示されず）を含むかまたはこれらと関連する。索引の各々は、対応する文書と関連する用語および句、アドレス、識別子、および他の従来の情報を含む。データベース内のデータは、従来通りに、かつ癌（Ｃａｎｃｅｒ）、ＣＶ／血液（Ｂｌｏｏｄ）、皮膚科学（Ｄｅｒｍａｔｏｌｏｇｙ）、内分泌物（Ｅｎｄｏｃｒｉｎｅ）／代謝（Ｍｅｔａｂ）、ＧＩ／栄養（Ｎｕｔｒｉｔｉｏｎ）、免疫（Ｉｍｍｕｎ）／炎症（Ｉｎｆｌａｍｍ）、感染（Ｉｎｆｅｃｔｉｏｎ）、筋骨格（Ｍｕｓｃｕｌｏｓｋｅｌ）／成長（Ｇｒｏｗｔｈ）、神経（Ｎｅｕｒｏｌ）／精神医学（Ｐｓｙｃｈｉａｔ）、生殖（Ｒｅｐｒｏｄ）／ＧＵ、呼吸（Ｒｅｓｐｉｒａｔｏｒｙ）、知覚（Ｓｅｎｓｏｒｙ）のような治療的カテゴリーによって索引が付けられる。データベース１１０は、無線または有線通信ネットワーク、例えばローカル、ワイド、プライベート、またはバーチャルプライベートネットワークを介して、サーバ１２０と結合されるか、または結合可能である。

ウェブページまたは他のマーク付け言語の形でデータを提供するための１つ以上のサーバを一般的に表すサーバ１２０は、様々な「厚さ」のクライアントに奉仕するための関連するアプレット、ＡｃｔｉｖｅＸ制御、リモート起動オブジェクト、または他の関連するソフトウエアおよびデータ構造を備える。さらに詳細には、サーバ１２０は、プロセッサモジュール１２１、メモリモジュール１２２、加入者データベース１２３、一次サーチモジュール１２４、二次サーチモジュール１２５、およびユーザインターフェースモジュール１２６を含む。

プロセッサモジュール１２１は、１つ以上のローカルもしくは分散されたプロセッサ、コントローラ、またはバーチャルマシンを含む。例示的な実施形態において、プロセッサモジュール１２１は、任意の便利または望ましい形を取る。

１つ以上の電子的、磁気的、または光学的データ格納デバイスの例示的な形を取るメモリモジュール１２２は、加入者データベース１２３、サーチモジュール１２４、構成モジュール１２５、ならびにページおよびポートレット管理モジュール１２６を格納する。

加入者ベータベース１２３は、データベース１１０の現金払い方式の、または加入ベースのアクセスを制御、運営、かつ管理するための加入者関連のデータを含む。例示的な実施形態において、加入者データベース１２３は、構造１２３１によって表される１つ以上の採択データ構造を含む。データ構造１２２１は、カスタマまたはユーザ識別子部分１２３１Ａを含み、カスタマまたはユーザ識別子部分１２３１Ａは、採択１２３１Ｂ、１２３１Ｃ、および１２３１Ｄのような１つ以上のページおよびポートレット構成採択と論理的に関連する。採択１２３１Ｂは、ユーザホームページ名前、および対応する構成または定義を含む。例えば、例示的な実施形態において、ユーザは、１つ、２つ、またはそれより多くの特定のホームページを定義し得、各ページは、利用可能なコンテンツ特定ポートレットのセットからのユーザポートレット選択を含む。採択１２３１Ｃは、２つ以上のコンテンツ特定ポートレットのセットの各々に対するポートレット構成データを含む。より完全に下に定義される例示的なポートレット構成データは、ポートレット関連のパラメータ、例えばアップデート頻度を定義する。採択１２３１Ｄは、他の構成データ、例えばポートレットの配置に影響を及ぼすかまたはこれを制御するデータを含む。

ホームページおよびコンテンツを指定されたポートレットを提供するために必要または所望に応じて、サーチモジュール１２４は、１つ以上のサーチエンジンに対する機械可読のおよび／または実行可能のインストラクションセット、ならびに１つ以上のデータベース１１０に対してユーザ問い合わせを受信、または処理する関連ユーザインターフェースコンポーネントを含む。例示的な実施形態において、サーチモジュール１２４と関連する１つ以上のサーチエンジンは、Ｂｏｏｌｅａｎ、ｔｆ−ｉｄｆ、自然言語サーチ能力を提供する。

構成モジュール１２５は、１つ以上のグラフィカルユーザインターフェースおよび他の支援ソフトウエアに対する機械可読のおよび／または実行可能のインストラクションセットを含み、ユーザが、別個のホームページおよび／またはそれらの構成ポートレットを構成、かつ再構成することができるようにする。

ページおよびポートレットモジュール１２６は、例えば１つ以上のホームページのようなウェブベースのユーザインターフェースを全体的または部分的に定義するための機械可読のおよび／または実行可能のインストラクションセットを含む。例示的な実施形態において、各ホームページは、２つ以上のポートレットを含み、各ポートレットは、無線または有線通信ネットワーク上での異なるコンテンツタイプおよび／またはサーチインターフェースをアクセスデバイス、例えばアクセスデバイス１３０に提供する。

アクセスデバイス１３０は一般的に、１つ以上のアクセスデバイスを表す。例示的な実施形態において、アクセスデバイス１３０は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、携帯電話、またはサーバもしくはデータベースとの効果的なユーザインターフェースを提供することのできる任意の他のデバイスの形を取る。詳細には、アクセスデバイス１３０は、プロセッサモジュール１３１、１つ以上のプロセッサ（または処理回路）１３１、メモリ１３２、ディスプレー１３３、キーボード１３４、およびグラフィカルポインターまたはセレクタ１３５を含む。

プロセッサモジュール１３１は、１つ以上のプロセッサ、処理回路、またはコントローラを含む。例示的な実施形態において、プロセッサモジュール１３１は、任意の便利な、または望ましい形を取る。メモリ１３２は、プロセッサモジュール１３１に結合されている。

メモリ１３２は、オペレーションシステム１３６、ブラウザ１３７、およびグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）１３８に対するコード（機械可読のまたは実行可能のインストラクション）を格納する。例示的な実施形態において、オペレーションシステム１３６は、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）オペレーションシステムのバージョンの形を取り、ブラウザ１３７は、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｘｐｌｏｒｅｒのバージョンの形を取る。オペレーションシステム１３６およびブラウザ１３７は、キーボード１３４およびセレクタ１３５から入力を受信するばかりではなく、ディスプレー１３３におけるＧＵＩ１３８のレンダリングをサポートする。レンダリングの際に、ＧＵＩ１３８は、１つ以上の対話式制御機能（またはユーザインターフェース素子）と関連するデータを提示する。

例示的な実施形態において、これらの制御機能の各々は、ハイパーリンクまたは他のブラウザ互換コマンド入力の形を取り、ナビゲーションまたはページ制御領域１３８１ならびにポートレット領域１３８２および１３８３を有する薬剤調査ホームページへのアクセスおよびこれの制御を提供する。（図１は、同時に表示されるとして、領域１３８１、１３８２、および１３８３を示すが、一部の実施形態は、それらを別々の時間に提示する。）ナビゲーション領域１３８１は、ページ選択機能１３８１Ａ、ポートレット制御またはフィルタ機能１３８１Ｂ、およびページ構成機能１３８１Ｃを含む。

例示的な実施形態において、ページ選択機能１３８１Ａは、ユーザが、予め定義されたホームページのリストから選択することを可能にし、各ホームページは、２つ以上のポートレットを有している。１つ以上の予め定義されたホームページは、加入者データベース１２３におけるユーザに対する構成データに基づくユーザ定義ホームページである。

ポートレット制御機能１３８１Ｂは、ユーザが、ポートレット領域１３８の局面として、同時に制御することを可能にする。例えば、一実施形態において、制御機能は、割り当てられた薬剤カテゴリー、例えば癌（Ｃａｎｃｅｒ）、ＣＶ／血液（Ｂｌｏｏｄ）、皮膚科学（Ｄｅｒｍａｔｏｌｏｇｙ）、内分泌物（Ｅｎｄｏｃｒｉｎｅ）／代謝（Ｍｅｔａｂ）、ＧＩ／栄養（Ｎｕｔｒｉｔｉｏｎ）、免疫（Ｉｍｍｕｎ）／炎症（Ｉｎｆｌａｍｍ）、感染（Ｉｎｆｅｃｔｉｏｎ）、筋骨格（Ｍｕｓｃｕｌｏｓｋｅｌ）／成長（Ｇｒｏｗｔｈ）、神経（Ｎｅｕｒｏｌ）／精神医学（Ｐｓｙｃｈｉａｔ）、生殖（Ｒｅｐｒｏｄ）／ＧＵ、呼吸（Ｒｅｓｐｉｒａｔｏｒｙ）、知覚（Ｓｅｎｓｏｒｙ）に基づいて、コンテンツにフィルタをかける。フィルタ選択機能は、プルダウンメニューまたはラジオボタンもしくはチェックボックスのセットを使用して、実装され得る。薬剤カテゴリーが選択されると、ポップアップが表示され、どのポートレットにフィルタがかけられるかを示す。一部の実施形態において、ポップアップは、ユーザが、適格なポートレットのうちどれにフィルタをかけるかかけないかを選択することができるようにする。「ＯＫ」をクリックすると、ポップアップは閉じ、そのカテゴリーによってフィルタがかけられたすべての適切なポートレットでホームページはリフレッシュされる。例示的な実施形態において、最後の治療カテゴリー（Ｔｈｅｒａｐｅｕｔｉｃ Ｃａｔｅｇｏｒｙ）が選択されたまま残り、その結果ユーザが今別の専門ページを選択する場合、そのページは最後に選択されたカテゴリーによってフィルタがかけられる。左の余白にある選択されたカテゴリーに対するボタンが強調され、ユーザに、フィルタリング動作について思い出させる。一部の実施形態において、フィルタリングは、今のホームまたは専門ページに対してのみアクティブであり、その結果別のページを選択することは、最後に選択されたフィルタ変数でのフィルタリングを自動的には生じない。

ＩＤｄｂ指示によるフィルタリングは、ポートレットのコンテンツ次第で直接的かまたは「暗示的」かのいずれかである。薬品（Ｄｒｕｇ）レポートを含むポートレットに対しては、レポートに適用されたＩＤｄｂ指示用語（治療エリア）を使用されたい。ニュース用語（すなわちＩＤｄｂ 警告（Ａｌｅｒｔｓ））を含むポートレットに対して、例示的な実施形態は、ニュース用語にリンクされた薬品または特許に対するＩＤｄｂ指示を使用する。さらに、「焦点ジャーナル（Ｆｏｃｕｓｅｄ ｊｏｕｒｎａｌｓ）」が直接的に索引を付けられている。例示的な実施形態は、治療カテゴリー：臨床的試行ウォッチ（Ｃｌｉｎｉｃａｌ Ｔｒｉａｌｓ Ｗａｔｃｈ）；共同研究（Ｃｏｌｌａｂｏｒａｔｉｏｎｓ）／Ｍ＆Ａ；薬品の相変化（Ｄｒｕｇ Ｐｈａｓｅ Ｃｈａｎｇｅｓ）；焦点ジャーナル（Ｆｏｃｕｓｓｅｄ Ｊｏｕｒｎａｌｓ）；ライセンスの機会（Ｌｉｃｅｎｓｉｎｇ Ｏｐｐｏｒｔｕｎｉｔｉｅｓ）；新しい化合物のビューア（Ｎｅｗ Ｃｏｍｐｏｕｎｄ Ｖｉｅｗｅｒ）；新しい薬品（Ｎｅｗ Ｄｒｕｇｓ）によってフィルタがかけられ得る、以下のポートレットを提供する。下の表は、６つのホームまたは専門ページのセット、およびそれらを定義するポートレットを示す。

図３は、３つのポートレット：新しい化合物ビューポートレット、新しいシーケンスビューアポートレット、および特集ポートレットを含む例示的なホームページ３００の一部分を示す。

一部のポートレットは、複数のセクションまたは複数のドロップダウンオプションを有し、例えば新薬ポートレットは、セクション新しい薬品（Ｎｅｗ Ｄｒｕｇｓ）および新しくアップデートされた薬品（Ｎｅｗｌｙ ｕｐｄａｔｅｄ ｄｒｕｇｓ）を有する。各セクションに対して、適切な場合、用語「結果が見つかりません」が与えられる。下の見本は、新しい化合物ビューアに対する例を示す。このポートレットは、２つのセクションを有し、下の見本は、いずれのセクションに対しても結果が見つからないことを示す。

図４は、関心のある反応データを含む新しいジャーナルに対してユーザを警告するために使用され得る例示的な総合的方法ポートレットを示す。ジャーナルのリストは予め定義され、これらのジャーナルに対するすべての現在の化学反応（Ｃｕｒｒｅｎｔ Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｒｅａｃｔｉｏｎｓ）（ＣＣＲ）記録が選択される。任意の選択された記事からの反応ステップの画像は、ポートレットにおいて、左から右にスクロールする。数字からのリンクは、結果要約ページ（Ｒｅｓｕｌｔｓ Ｓｕｍｍａｒｙ Ｐａｇｅ）にユーザを導く。スクロール反応からのリンクは、ユーザを完全なリポートに導く。このポートレットによってＣＣＲ情報にリンクすることによって、Ｉｎｄｅｘ Ｃｈｅｍｉｃｕｓ内の化合物が供給される。従って、このポートレットは、ユーザが、反応データばかりではなく、反応に関係する特定の化合物をも見ることができるようにする。Ｉｎｄｅｘ Ｃｈｅｍｉｃｕｓは、データベース１１０内に含まれるＴ−Ｐｈａｒｍａ化合物リポジトリに統合される。従って、総合的な方法（Ｓｙｎｔｈｅｔｉｃ Ｍｅｔｈｏｄｓ）ポートレットによってこれらの化合物を見ることによって、ユーザは、化学レポート（Ｃｈｅｍｉｓｔｒｙ Ｒｅｐｏｒｔ）（図示されず）を介して、特定の化合物と関連する他のコンテンツにリンクすることができる。

図５は例示的な、迅速な構造サーチ（Ｑｕｉｃｋ Ｓｔｒｕｃｔｕｒｅ Ｓｅａｒｃｈ）ポートレットを示し、迅速な構造サーチポートレットは、ユーザによって定義されたある期間にわたって、化学リポートだけを生じる完全一致サーチ、または部分構造一致サーチを、ユーザが実行することを可能にする。一部の実施形態において、他のタイプの結果が可能とされる。例示的なサーチが、薬剤化合物レジストリ（Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌ Ｃｏｍｐｏｕｎｄ Ｒｅｇｉｓｔｒｙ）に対して遂行される。このポートレットのコンテンツは、ビジネスの分野または薬剤のエリアに従って変化しない。構造ボックスのどこかのダブルクリックは、ケミカルドローイング（Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｄｒａｗｉｎｇ）パッケージ（例えばＩＳＩＳ ドロー）を開くか、またはユーザが、予め作成された構造を導入することを可能にする。「活性（Ａｃｔｉｖｉｔｙ）」リンクは、ユーザを作用（Ａｃｔｉｏｎｓ）シソーラスに導く。例示的な実施形態は、薬品フォームサーチページに使用されたものと同じ活性用語ピッカーを使用する。索引用語マッピングは、ＩＤＤＢからＤＤＦへＰＰへＤＷＰＩセクションＢ活性マニュアルコードへＩＣ活性用語へと完成されるので、単一の活性用語は、Ｔｈｏｍｓｏｎ Ｐｈａｒｍａリポジトリのコンポーネントのすべてのサーチを可能にする。

図６は、２つの領域：「公報ヘッドライン（Ｇａｚｅｔｔｅ Ｈｅａｄｌｉｎｅｓ）」および「新しい特許（Ｎｅｗ ｐａｔｅｎｔｓ）」を含む例示的な特許公報ポートレットを示す。公報ヘッドラインは、現在の特許公報（Ｃｕｒｒｅｎｔ Ｐａｔｅｎｔｓ Ｇａｚｅｔｔｅ）の毎週の発行が、ＩＤｄｂに対する警告に変えられるとき作成されるタイトルの全リストである。これは、各段落に対するタイトルが作成される段階であり、印刷された公報自体は、これらのタイトルを提供しない。新しい特許はすべて、公報基準（セクションＡ−Ｅ）に従って分類された公報の毎週の発行における特許である。公報の毎週の発行における特許の総数も提供される。デフォルト値によるポートレットコンテンツは、ＣＰＧ特許データの発行が利用可能となり、ヘッドライン（タイトル）が、ＩＤｄｂに対する警告を作成するために書かれるたびごとにリフレッシュされる。特許公報ポートレット構成オプションは、アップデート頻度を定義することと、ポータルに名前をつけ直すこととを含む。

図７は、３つの特許ランドスケープエリア：「トップ引用薬品作用（Ｔｏｐ Ｃｉｔｅｄ Ｄｒｕｇ Ａｃｔｉｏｎｓ）」、「トップ治療エリア（Ｔｏｐ Ｔｈｅｒａｐｙ Ａｒｅａｓ）」、および「トップ特許権所有者（Ｔｏｐ Ｐａｔｅｎｔｅｅｓ）」を含む例示的な特許ランドスケープポートレット７００の複製を示す。トップ引用薬品作用（Ｔｏｐ Ｃｉｔｅｄ Ｄｒｕｇ Ａｃｔｉｏｎｓ）およびトップ治療エリア（Ｔｏｐ Ｔｈｅｒａｐｙ Ａｒｅａｓ）は、治療エリアまたは作用のキーワード索引ツリーのトップレベルを使用して作成される。１つ以上の索引用語が特許に適用された場合、該特許は、索引用語が該当する各エリアにおいて一回カウントされる。トップ特許権所有者は、新しい特許の特許譲受人に基づく。特許が複数の譲受人を有する場合、単一の特許が各譲受人に対して一回カウントされる。このポートレットのコンテンツは、専門ページにおける治療エリア、またはビジネスの分野に従って変化しない。デフォルト値によるポートレットコンテンツは、索引付きの特許データ（ＰＰ／ＰＦＡ）の新しい発行が利用可能になるたびごとにリフレッシュされる。

図８は例示的な、薬品ポートレット８００を示す。ポートレット８００は２つのセクションを含む。第１のセクションは、ユーザに新しい薬品リポートに対して警告する。第２のセクションは、既存の薬品リポートの重要なアップデート（すなわち、追加された構造または相変化）に対してユーザに警告する。ポートレットコンテンツは、ユーザによって選択された治療エリアに従って変化する。薬品は、ＩＤｄｂ作用用語を使用する活性（Ａｃｔｉｖｉｔｙ）、およびＩＤｄｂ指示用語を使用する治療エリア（Ｔｈｅｒａｐｅｕｔｉｃ ａｒｅａ）に基づいてエディトリアル（Ｅｄｉｔｏｒｉａｌ）によって分類される。このポートレット内の薬品名からのすべてのリンクは、ユーザを関連する薬品リポートに導く。デフォルト値によって、ポートレットの第１のセクションは、薬品名によってアルファベット順に並べ替えられた最初の３つの結果を示す。デフォルト値によって、ポートレットの第２のセクションは、薬品名によってアルファベット順に並べ替えられたとおりの最初の５つの結果を示す。

多くの構成オプションが、ポートレット９００に対して利用可能である（他のポートレットと共に）。例えば、ユーザは、特定の構造、部分構造、または類似の新薬に対してのみ警告されるように選択し得る。あるいは、ユーザは、構造によってこのポートレットのコンテンツを制限しないように選択し得る。ここに示される構造サーチ機能性は、フォームサーチページに示される機能性をミラーリングする。ユーザは、特定の治療エリア内に該当する新薬にポートレットコンテンツを制限するように選択し得る。ユーザが、例示的な実施形態において、２つの治療エリアをモニタすることを欲する場合、ユーザは、２つの別個のポートレットを構成し得る。ユーザは、広い薬品作用エリアに該当する新薬に制限するように選択し得る。ユーザがそのようにすることを望んだ場合、彼らは単一のハイレベル活性エリア（作用索引ツリーのトップ用語）を選択し得る。ユーザが、活性エリアを選択した場合、ユーザは、その特定の活性エリアに対する特定の作用の選択を有し得る。ユーザは、任意の数のこれらの作用を選択し得るか、または特定の作用に制限しないように選択し得る。ユーザは、特定の会社または会社の群からの新薬にポートレット制限するように選択し得る。ユーザは、提供された会社のリストから１０の会社まで選択し得る。あるいは、ユーザは、会社によって制限しないように選択し得る。すべてのポートレットに対する別のオプションは、ｅメール警告を設定することである。

図９は例示的な、新しい化合物ビューアポートレット９００を示す。このポートレットは、Ｔ−Ｐｈａｒｍａ化合物リポジトリに追加された新しい化合物に対してユーザに警告する。新しい化合物は、ポートレットの底部に沿って、ＧＩＦ画像としてスクロールもする。このポートレットは、巡り来る毎週、７日間のデータを表示する。ポートレットコンテンツは、元のデータベースソース（例えば、ＩＤ／ｄｂＤＣＲ／ＤＤＦ／Ｉｎｄｅｘ Ｃｈｅｍｉｃｕｓ）から導き出される。化合物名からの、およびスクローリング構造からのリンクは、ユーザを化学リポートへ導く。

ユーザが、スクローリング構造の上でさまようとき、構造は、スクロールすることを止める。ユーザが、特定の治療エリアにポートレットコンテンツを制限しないように選択した場合（専門ページの左手の欄を参照）、そのときは、デフォルト値によって、ポートレットは、最初の３つの結果を示す。表示の優先順位は、ＩＤｄｂ＞ＰＰ／ＰＦＡ＞ＤＤＦ＞ＤＣＲ＞Ｉｎｄｅｘ Ｃｈｅｍｉｃｕｓである。換言すれば、すべての製品からの新しい化合物がある場合、ＩＤｄｂからアルファベット順で最初の３つの化合物が表示される。新しいＩＤｄｂ化合物がない場合、最初の３つのＤＤＦ化合物がアルファベット順に表示される。（アルファベット順のディスプレーは、スクリーンショットとは反対であることに留意されたい。）上記と同じ基準に従って優先された最初の５０の構造は、連続するループでスクロールする。５０未満の構造がある場合、連続するループで構造のすべてがスクロールされる。構造がない場合、「新しい化合物はない」と表示される。

このポートレットのコンテンツは、ユーザによって選択された治療エリアに従って変化し得る。ユーザが、特定の治療エリアにポートレットコンテンツを制限するように選択した場合、指示索引が、コンテンツを並べ替えるために使用される。

構造（ＧＩＦ）に対してクリックすることは、ユーザを化学リポート（図示されず）に導きもする。ユーザが構造の上でさまよう場合、構造はスクロールすることを止める。構造は、右から左へとスクロールする。ショーオールリンク（Ｓｈｏｗ Ａｌｌ ｌｉｎｋ）は、新しい化合物の結果の完全なリスト、すなわち化学リポートを含むリストビュースクリーンにユーザを導く（サーチ結果内訳を参照）。デフォルト値によって、リストは、ポートレットに対して記述されたものと同じ基準に従って並べ替えられる。

ユーザが、個人化（Ｐｅｒｓｏｎａｌｉｓｅ）エリアにいるとき、ポートレット構成ページに対するリンクは、ポートレットのトップに現れる。ユーザは、特定の構造、または部分構造の新しい化合物に対してのみ警告を受けるように選択し得る。あるいは、ユーザは、構造によってこのポートレットのコンテンツを制限しないように選択し得る。ここに示される構造サーチ機能性は、フォームサーチページに示される機能性をミラーリングする。ユーザは、特定の治療エリア内に該当する新しい化合物にポートレットコンテンツを制限するように選択し得る。ユーザは、１つより多くの治療エリアを選択し得ない。これは、指示ツリーにおけるすべてのトップ用語のリストであり、ホームページ上に与えられた治療エリアのリストではないことに留意されたい。ユーザが、２つの治療エリアをモニタしたい場合、ユーザは、２つの別個のポートレットを構成し得る。

図１０は例示的な、ライセンスの機会（Ｌｉｃｅｎｓｉｎｇ Ｏｐｐｏｒｔｕｎｉｔｉｅｓ）ポートレット１０００を示す。このポートレットは、メニューを介して、一回に一日、最後の「５日間」を見るオプションで、最新のライセンスの機会警告（Ｌｉｃｅｎｓｉｎｇ Ｏｐｐｏｒｔｕｎｉｔｉｅｓ Ａｌｅｒｔ（ｓ））（トピック「ライセンスの機会」によって選択された）を提供する。新しい警告がない場合、このポータルは、メッセージ「この日付ではライセンスの機会の項目はない」を表示する。１つより多くの警告が一日に発行される場合、すべての警告（Ａｌｅｒｔｓ）がポートレットに表示される。このポータルは、他のポートレットのように、「治療エリア（Ｔｈｅｒａｐｙ Ａｒｅａ）」カテゴリーによってフィルタがかけられ得る。

図１１は例示的な、焦点ジャーナルポートレット１１００を示し、ジャーナルポートレット１１００は、特定の専門にとって関心のある、新しく発行されたジャーナルを、隔週を基本として表示する。例示的な実施形態において、焦点ジャーナルポートレットを含む専門ホームページは、生物学、化学、臨床的調査、一般的な興味、および、任意のユーザ定義ホームページである。焦点ジャーナルポートレットは、新しい記事がデータベースに追加されるとき、ユーザが、警告を受けたいと望むジャーナルを６０まで選択し得るように構成可能である。ユーザは、すべての利用可能なジャーナル（約３，５００）から選択することができ、２週間から８週間新しい追加をモニタするための時間フレームも選択し得る。ユーザは、このポートレットを構成して、２、４および８週間のアップデート頻度も提供し得る。

（オペレーションの例示的な方法）
図１２は、オペレーティングシステム１００の１つ以上の例示的な方法の流れ図１２００を示す。流れ図１２００はブロック１２１０〜１２４０を含み、ブロック１２１０〜１２４０は、例示的な実施形態において、連続するシーケンスで配列され、記述されている。しかしながら、他の実施形態は、２つ以上のバーチャルマシンまたはサブプロセッサとして組織された複数のプロセッサまたはプロセッサ状のデバイスまたは単一のプロセッサを使用して、２つ以上のブロックを並列で遂行する。他の実施形態もプロセスシーケンスを変化させるか、または様々な機能的区割りを提供し、類似の結果を達成する。さらに他の実施形態は、関連する制御、およびモジュール間に、かつモジュールを通って通信されるデータ信号によって、２つ以上の相互に接続されたハードウエアモジュールとして、ブロックを実装する。従って、例示的なプロセス流れは、ソフトウエア、ハードウエア、およびファームウエア実装に適応する。

ブロック１２１０は、薬剤調査ホームページを提示することを伴う。例示的な実施形態において、これは、ユーザが、アクセスデバイス、例えばデバイス１３０のブラウザをサーバ１２０に向け、次にシステムにログオンすることを伴う。首尾よいログインは、サーバ１２０から出力され、メモリ１１２に格納され、かつアクセスデバイス１３０によって表示される２つ以上のポートレットを含むホームページ１３９のようなウェブベースのインターフェースの１つ以上の部分を生じる。

ブロック１２２０は、１つ以上のポートレットを構成することを伴う。例示的な実施形態において、これは、１つ以上のポートレットにおけるデータと関連するアップデート頻度パラメータまたは標的会社リストもしくは他の索引付きのパラメータを変えることを伴う。

ブロック１２３０は、丁度構成されたポートレットを備えるホームページを保存することを伴う。例示的な実施形態において、これは、ブロック１２２０においてなされた変化を示す構成データに対して使用される加入者情報をアップデートすることを伴う。

ブロック１２４０は、ホームページの２つ以上のポートレットにおいてデータにフィルタをかけることを伴う。例示的な実施形態において、これは、２つ以上のポートレットにおけるデータと関連する１つ以上の治療パラメータ、例えばカテゴリーをユーザが選択し、表示されたデータを修正して治療パラメータと整合しないデータを除外することを伴う。一部の実施形態において、選択は、選択されたパラメータと整合するデータを除外するために使用され得る。

（結論）
上述された実施形態は、本発明を作成して使用する１つ以上の方法を例示し、かつ教示することのみが意図され、その幅または範囲を制限することは意図されていない。本発明の教示を実行または実装するすべての方法を包含する本発明の実際の範囲は、１つ以上の発行された特許請求の範囲およびそれらの均等物によってのみ定義される。

図１は、本発明の１つ以上の実施形態に対応するオンラインの薬剤調査システム１００のブロック図である。 図２は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図３は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図４は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図５は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図６は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図７は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図８は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図９は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図１０は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図１１は、システム内で使用され、本発明の１つ以上の実施形態に対応するウェブページおよび／またはポートレットの形での様々なグラフィカルユーザインターフェースの複製である。 図１２は、本発明の１つ以上の実施形態に対応するオペレーティングシステム１００の例示的な方法の流れ図である。

Claims (6)

1. オンラインの薬剤調査システムであって、
   特許データベース、科学的文献データベース、および財務データベースを含む２つ以上のデータベースのセットと、
   コンピュータネットワークを介して、該データベースならびに第１のクライアントアクセスデバイスおよび第２のクライアントアクセスデバイスに動作可能に結合可能なサーバであって、該第１のクライアントアクセスデバイスおよび第２のクライアントアクセスデバイスは、第１のユーザおよび第２のユーザとそれぞれ関連し、該サーバは、該第１のクライアントアクセスデバイスおよび第２のクライアントアクセスデバイスに第１のホームページおよび第２のホームページを提供するように構成され、該ホームページの各々は、少なくとも第１のポートレットおよび第２のポートレットを含み、該第１のポートレットは、該特許、科学文献、および財務情報データデースのうちの１つから情報を受取りかつ提示するように構成され、該第２のポートレットは、該特許、科学文献、および財務データベースのうちの別の１つから情報を受取りかつ提示するように構成された、サーバと
   を備えている、システム。
2. 前記サーバは、前記第１のユーザおよび前記第２のユーザそれぞれに対する第１の採択および第２の採択を含む加入者データベースと動作可能に関連し、前記第１のホームページおよび前記第２のホームページは、該第１の採択および該第２の採択に従ってそれぞれ構成されている、請求項１に記載のシステム。
3. 前記サーバは、前記第１のユーザおよび前記第２のユーザの各々に対して複数のホームページを提供するように構成されている、請求項１に記載のシステム。
4. 前記サーバと関連する加入者データベースをさらに含み、該加入者データベースは、前記第１のユーザおよび前記第２のユーザに対する第１の記録および第２の記録を含み、各記録は、それと対応するユーザを複数のホームページ識別子と論理的に関連付け、ホームページ識別子の各々は、複数のポートレット識別子またはポートレット構成と論理的に関連付けられる、請求項１に記載のシステム。
5. 方法であって、
   複数の薬剤関連のポートレットを有するホームページを提示することと、
   治療カテゴリーを識別するユーザからの入力を受信し、識別された治療カテゴリーに応答して、該薬剤関連のポートレットのうちの２つ以上のポートレットの内容を修正することと
   を包含する、方法。
6. 前記ポートレットのうちの１つは特許データを含み、ポートレットのうちの別の１つは、財務データを含む、請求項５に記載の方法。

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