JP2009518954A - Rfid技術およびmimo技術のシステム統合 - Google Patents

Rfid技術およびmimo技術のシステム統合 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、複数の無線個体識別(RFID)タグおよびリーダを含むシステムを提供する。複数のRFIDタグの各RFIDタグは、後方散乱によって信号を送信する一実施形態において、リーダは複数のアンテナおよび信号プロセッサを含む。別の実施形態において、本システムは、信号プロセッサおよびそれぞれアンテナを有する複数のリーダを含む。いずれかの実施形態において、各アンテナは、後方散乱によって伝達された信号に対応する複数の信号を受信する。信号プロセッサは、受信した複数の信号を結合して、出力信号を生成する。

Description

(発明の分野)
本発明は、無線個体識別(RFID)システムおよびRFIDタグとリーダとの間で信号を送信するための方法に関する。
(背景技術)
無線個体識別(RFID)タグは、その存在が検出および/または監視されるアイテムに装着することができる電子機器である。RFIDタグの存在、そしてタグが装着されるアイテムの存在は、「リーダ」として公知な機器によって確認および監視され得る。リーダは、典型的にはRFIDタグが応答する高周波信号を送信する。各RFIDタグは、一意の識別番号または別の識別可能情報を格納することができる。RFIDタグは、タグが識別されるように、後方散乱信号の識別番号またはその他の識別情報内に挿入することによって、リーダに応答する。
RFIDタグとリーダとの間で送信される情報は、データ転送速度および動作範囲により制限される。電気通信および電子工学において、データ転送速度とは、データがデータ伝送システムの伝送路の所定のポイントを通過する総合速度(aggregate rate)をいう。動作範囲とは、信号を確実に送信および受信することができる、送信器と受信器との間の最大距離間隔をいう。新しい高速RFIDシステムは、現在使用されているものよりも、より高速なデータ転送速度でより長距離にわたって送信される情報が必要になる。
前述を考慮すると、RFIDタグとリーダとの間の信号を送信するための、より効果的な方法およびアーキテクチャが必要とされる。そのような方法およびアーキテクチャは、最小限の信号電力要件および操作の最大範囲で所望の性能を可能にしなければならない。
(発明の概要)
本発明の実施形態は、RFID技術と多入力多出力(MIMO)技術とを統合して、RFIDタグとリーダとの間で信号を送信および受信するためのシステムおよび方法を提供する。これらの技術の統合により、データ転送速度および動作範囲を大幅に増加させることができる。現在容認されている(またはそれ以下の)信号電力およびチャネル帯域幅の使用を維持しながら、これらの向上を実現することができる。
本発明の実施形態は、複数のRFIDタグおよびリーダを含むシステムを提供する。各RFIDタグは、後方散乱によって信号を送信する。リーダには、複数のアンテナおよび信号プロセッサが含まれる。複数のアンテナの各アンテナは、後方散乱によって伝達された信号に対応する複数の信号を受信する。信号プロセッサは、出力信号を生成するために、受信した複数の信号を結合する。後方散乱によって信号を送信するために複数のRFIDタグを使用することで、本実施形態によるRFID/MIMOシステムは、比較的長い動作範囲を実現することができる。
本発明の別の実施形態は、複数のRFIDタグ、複数のリーダおよび信号プロセッサを含むシステムを提供する。各RFIDタグは、後方散乱によって信号を送信する。複数のリーダの各リーダは、アンテナを含む。複数のアンテナの各アンテナは、後方散乱によって伝達された信号に対応する複数の信号を受信する。前記信号プロセッサは、出力信号を生成するために、受信した複数の信号を結合する。複数のリーダを使用することで、本実施形態によるRFID/MIMOシステムは、比較的低い信号電力を実現することができる。
本発明のさらなる実施形態は、以下のステップを含む方法を提供する。複数のRFIDタグ信号は、後方散乱によって送信される。後方散乱で送信された複数のRFIDタグ信号に対応する複数の信号は、複数のアンテナによって受信され、複数のアンテナの各アンテナは、後方散乱によって送信された複数のRFIDタグ信号に対応する複数の信号を受信する。受信した複数の部分信号は、出力信号を生成するために結合される。
これらおよび他の目的、利点および特徴は、以下の本発明の詳細な説明を参照することによって容易に理解できるであろう。概要および要約部分には、発明者らにより案出された本発明の例示的な実施形態のうちの全てではないが1つ以上が記載されていることに留意されたい。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付図面は、記載と共に本発明を説明し、さらには本発明の原理を説明し、当業者が本発明を製造および使用することを可能にする役割を果たす。
以下、本発明が添付図面を参照して記述される。図面では、同一の参照番号は、同一または機能的に類似した要素を示す。また、参照番号の最も左の数字は、参照番号が最初に現れた図面を示している。
(序)
「一実施形態」、「実施形態」、「例示的実施形態」などの本明細書内での言及は、記述される実施形態が特定の特性、構造または特徴を含み得るが、各実施形態は、必ずしも特定の特徴、構造、または特性を含むとは限らないことを示していることに留意されたい。さらに、そのような語は、必ずしも同じ実施形態を参照するわけではない。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、実施形態に関連して記述されるときに、明白に記述されているか否かに関わらず、別の実施形態に関連するそのような特徴、構造、または特性を達成するための当業者の理解の範囲内にあるものとして述べられる。
本願にさらに詳細に記述されるとおり、本発明の実施形態は、システムおよび方法を提供するために、RFIDおよびMIMO技術を統合する。そのような統合RFID/MIMOシステムおよび/または方法は、大幅に向上したデータ転送速度および動作範囲を提供することができる。さらに、そのような統合RFID/MIMOシステムは、信号電力およびチャネル帯域幅の許容レベルまたはより低いレベルをも維持することができる。まず、本発明の実施形態を説明する前に、例示的なRFIDタグ環境およびMIMO環境を記述する。第2に、RFIDおよびMIMO記述を統合するための種々の例示的なアーキテクチャを記述する。第3に、例示的な統合RFID/MIMOシステムの動作を記述する。最後に、RFID/MIMOシステムを実行するための例示的な方法を記述する。
(RFID技術の概要)
本発明の実施例を詳細に記述する前に、本発明の実施形態を実行することができる環境の一例を記述することは有益である。図1は、RFIDタグリーダ104がRFIDタグ102の例示的な集団120と通信する環境100を示す。図1に示すように、タグの集団120は、102a〜102gの7つのタグを含む。本発明の実施形態により、集団120は、任意の個数のタグ102を含んでもよい。
環境100には、リーダ104a〜104dも含まれる。リーダ104は、単独に動作したり、またはリーダネットワークを形成するために互いに結合したりし得る。リーダ104は、タグ120の集団に対処するために外部のアプリケーションにより要求され得る。あるいは、リーダ104は、通信を開始する内部回路、またはリーダ104のオペレータが通信を開始するために使用するトリガ機構を有し得る。
図1に示すとおり、リーダ104は、タグ120の集団への搬送周波数を有する呼びかけ信号110を送信する。リーダ104は、この種のRF通信に割り当てられた1つ以上の周波数帯で動作する。例えば、902〜928MHzおよび2400〜2483.5MHzの周波数帯は、連邦通信委員会(Federal Communication Commission;FCC)によって特定のRFIDアプリケーションに対して定義されている。さらに規制上または動作上の配慮により、リーダ104は、動作帯域内において周期的に(例えば、50から400ミリ秒の範囲で)搬送周波数を変更することができる。これらの「周波数ホッピング」システムでは、動作帯域は複数のチャネルに分割され得る。例えば、902〜928MHz周波数帯は、各チャネルに定義された最大帯域幅に応じて、25から50チャネルに分割され得る。各チャネルの最大許容帯域幅は、地域または国内の規制により設定されることがある。例えば、FCC第15条によると、902〜928MHz帯のチャネルの最大許容帯域幅は500kHzである。各チャネルは、本明細書中ではホッピング周波数と称される特定の周波数にほぼ集中する。
一実施形態において、周波数ホッピングリーダは、擬似ランダム系列にしたがってホッピング周波数間の周波数を変更する。各リーダ104は、典型的には独自の擬似ランダム系列を使用する。従って、どの時点においても、第1のリーダ104aは、他のリーダ104bとは異なる搬送周波数を使用し得る。
種々のタグ102は、時間に基づくパターンまたは周波数にしたがって、信号110を交互に反射および吸収することを含む種々の方法で、1つ以上の応答信号112を呼び掛けているリーダ104へ送信する。信号110を交互に吸収および反射する本技術は、本明細書中では変調後方散乱と称される。タグ102は、異なるタイプの符号化技術(FM0およびミラー符号化など)および変調技術(振幅偏移変調および位相偏移変調など)を使用することもできる。しかし、別のさらに複雑な符号化および変調方法(例えば、トレリス符号化および直交振幅変調)もまた本発明の実施形態に使用され得る。リーダ104は、応答信号112を受信し、応答信号112から、応答しているタグ102の識別番号などのデータを取得する。
上述のとおり、本発明の実施形態はRFID技術とMIMO技術を統合する。しかし、そのような統合実施形態を記述する前に、MIMO技術の概要を提示する。
(多入力多出力技術の概要)
多入力多出力(MIMO)技術は、現在ワイヤレスシステム設計の有望なアプローチである。MIMOモデルは、固定ブロードバンドワイヤレスアクセス(「WiMAX」)用のIEEE802.16、およびモバイルアプリケーション用の第3世代提携プロジェクト(3GPP)において標準化されている。実際、第3世代ワイヤレスシステムのMIMOソリューションの標準化が、国際電気通信連合(International Telecommunication Union;ITU)および3GPP標準委員会で開始されている。
MIMO技術は、ワイヤレス技術において画期的なので、学界および電気通信業界から注目を浴びている。名前が示唆する通り、MIMOシステムは、送信サイトにおける複数のアンテナおよび受信サイトにおける複数のアンテナを含む。MIMOシステムにおいて実現可能なエネルギー利得の理論的推定は顕著なものがある。例えば、2つの送信アンテナおよび2つの受信アンテナを有するMIMOシステムは、レイリーフェージングのチャネル用に最大12dBエネルギー利得を提供する一方で、高性能の符号化技術を備えた一般的な無線システムは、レイリーフェージングのチャネル用に3dBエネルギー利得を提供する。また、MIMOシステムのチャネルの容量増幅も、同様に顕著なものがある。MIMOシステムでは、チャネル容量は、送信サイトにおけるアンテナ数および受信サイトにおけるアンテナ数のうちの最小数に等しい。結果として、4つの送信アンテナおよび4つの受信アンテナを備えるMIMOシステムは、単一アンテナシステムと比較すると、システムはデータ転送速度を4倍に増加させることが可能である。この増加したデータ転送速度は、単一アンテナシステムとして使用するものと同じ信号電力および帯域幅を維持しながら得られる。
MIMOは周知の空間(空間的)ダイバシチ技術から開発された。空間ダイバシチは、数十年間、多重伝搬を有する無線システムで使用されている。無線システムにおける「空間ダイバシチ(space diversity)」または「空間的ダイバシチ(spacial diversity)」とは、異なる(「空間的に多様な(spacially diverce)」)場所に位置する複数のアンテナをいう。図2は、空間ダイバシチを有する一般的な無線システム200のブロック図を示す。図2に示すとおり、システム200は、送信サイトの符号化マッピング変調ブロック210および受信サイトの多重アンテナ信号処理ブロック220を含む。
無線システム200とは、本明細書中では空間ダイバシチシステムまたは1:Nシステムを示す。ここで最初の数字(すなわち、1)は、送信サイトのアンテナ数を示し、2番目の数字(すなわち、変数N)は受信サイトのアンテナ数を示す。図2に示すとおり、受信サイトに1つのアンテナおよび受信サイトに3つのアンテナがある(N=3)。システム200の送信サイトは、従来の無線システム(1:1システム)または単一アンテナシステムに類似する。送信サイトにおいて、符号化−マッピング−変調ブロック210は、入力データを符号化して、マッピングし、適切な搬送波の変調を提供する。変調信号230は、それから符号化−マッピング−変調ブロック210のアンテナによって放出される。
システム200の受信サイトは、N個の空間ダイバシチなアンテナを含み、各アンテナは、対応する高周波(HF)のフロントエンドを有する。受信サイトはまた、多重アンテナ信号処理を提供する多重アンテナ信号処理ブロック220を含む。一般的に処理ブロック220には、空間ダイバシチなアンテナによって受信される部分信号を結合するためのアルゴリズムが含まれる。部分信号は、送信データの最尤推定を提供するために(例えば、線形に)結合される。多重アンテナ信号の最適な信号処理は、空間ダイバシチなアンテナ信号の加重干渉または非干渉累算に基づく。例えば、一般的にレイク復調器は、マルチパス信号成分の干渉累積を提供する受信器である。
空間ダイバシチ(1:N−システム)を有する無線システム200では、受信サイトの複製信号数は多様なアンテナ数Nと等しい。周知のとおり、シャノンの定理は、信号対雑音比の対数によってチャネル容量が増加することを示す。従って、無線システム200内の受信サイトにおいてアンテナ数が増加すると、チャネル容量は対数ぶんだけ増加する結果となる。例えば、理想的な条件(すなわち、アンテナ内の無相関フェージング、最適な干渉累算および信号対雑音比(SNR)の最適な推定)を仮定すると、受信サイトにおいて4つのアンテナを有する空間ダイバシチシステム(無線システム200に類似)のチャネル容量は、単一アンテナシステムのチャネル容量と比較すると2倍となる。数学的には次式のように表される。
Figure 2009518954
式中、C(1:NR)は、1つの送信アンテナおよびN個の受信アンテナ(この例においては4つ)を有する空間ダイバシチシステムのチャネル容量であり、C(1:1)は、単一アンテナシステムのチャネル容量である。
受信サイトにおける空間ダイバシチな無線システム200とは対照的に、MIMOシステムは、送信および受信の両サイトにおける空間ダイバシチを有する。従って、MIMOシステムは一般的にN:Nシステムといわれ、Nは送信サイトのアンテナ数を示し、NRは受信サイトのアンテナ数を示し、NおよびNはそれぞれ2以上である。図3はMIMOシステム300のブロック図を示し、受信および送信の両サイトは空間ダイバシチを有する。一般的に、MIMOシステム300は、送信および受信の両サイトにおいて多重アンテナ信号処理を提供する。これらの機能性は、それぞれ、結合符号化−マッピング−変調ブロック310および多重アンテナ信号処理ブロック320で図3に示される。
送信サイトでは、送信されるデータは、送信前に、複数の異なる方法により結合符号化−マッピング−変調ブロック310で結合され得る。一実施例では、データシンボルは同時に送信される。つまり、すべてのアンテナを介して同じデータが送信される。この場合、送信サイトの多重アンテナは、空間ダイバシチ源としてのみ使用され、データ転送速度を増加させるためには(少なくとも直接的には)使用されない。別の実施例では、異なるデータシンボルが、種々のアンテナを介して送信される(時空間ダイバシチ)。例えば、データシンボルは、種々のアンテナを介して送信するグループ内に結合することができる。別の実施例として、符号化データシンボルは、種々のアンテナを使用して冗長なシンボルから個別に送信することができる。また、当業者に明らかなとおり、別の結合スキームが送信サイトで使用され得る。
MIMOシステムにおいて使用される特定の種類の結合スキームは、時空間ブロック符号(STBC)と呼ばれる。STBCは、MIMOシステムのデータ転送速度を増加させるために、送信データの複数のコピーにおける冗長を利用する。MIMOシステムにおいて使用される別のタイプの結合スキームは、時空間トレリス符号(STTC)である。STTCも、送信データの複数のコピーにおける冗長を利用するが、符号化および復号化は、一般的にSTBCよりも複雑である。効率的なSTBCは、時空間トレリス符号と同一または類似するエネルギー利得を提供するが、単純な線形動作に基づき実装され得る。Alamouti符号として公知な最も単純なSTBCのうちの1つは、2:2のMIMOシステムの単純且つ効果的なソリュ−ションを提供する。Alamounti符号を実施する本発明の実施形態は、図6を参照して以下に記述される。
MIMOシステム300の受信サイトは、HFフロントエンドに対応するNの空間ダイバシチな受信アンテナを有する。MIMO受信器は、空間ダイバシチを有する無線システム200と同一または類似の多重アンテナ信号処理を提供する。つまり、信号処理ブロック320には、空間ダイバシチなアンテナによって受信される部分信号を直線的に結合するためのアルゴリズムが含まれる。部分信号は、送信データの最尤推定を提供するために、線形的に結合される。多重アンテナ信号の最適な信号処理は、空間アンテナ信号の加重干渉または非干渉累算に基づく。受信サイトでの信号処理には、送信器内のデータを結合する方法に応じて、いくつかの特定の線形または非線形な手順を含み得る。例えば、Viterbi軟判定復号手順は、トリレス符号に使用され得、または反復復号手順は、低密度パリティ検査(LDPC)符号に使用され得る。
MIMOシステム300では、受信サイトで受信される信号複製の個数は、各サイトにおける空間ダイバシチアンテナの個数の積(N×N)と同じである。したがって、MIMOシステム300においては、受信および送信の両サイトにおいてアンテナ数が増加すると、その結果、空間ダイバシチを有する従来の無線システム200の場合のように対数的に増加せずに、チャネル容量は線形的に増加することになる(シャノンファクタ)。例えば、4つの送信アンテナおよび4つの受信アンテナを有するMIMOシステムは、単一アンテナシステムの4倍のチャネル容量を有し、受信サイトにおいて4つの空間ダイバシチなアンテナを有する無線システムの2倍のチャネル容量を有する。数学的には次式で表される。
Figure 2009518954
式中、C(NT:NR)は、N個の送信アンテナ(この場合では4つ)およびN個の受信アンテナ(この場場合では4つ)を有するMIMOシステムのチャネル容量を示し、C(1:1)は単一アンテナシステムのチャネル容量である。式(1)からC(1:4)=2C(1:1)であることを思い出し、これを式(2)と組み合わせると、C(4:4)=2C(1:4)=4C(1:1)となる。
MIMOシステムはチャネル容量の増加を達成することができるが、この増加は、特に受信サイトにおける無線システムのある程度の複雑化によって達成される。例えば、推定にしたがうと、4:4のMIMO受信器は、従来の1:1の受信器に比べて約2倍複雑である。
(例示的なアーキテクチャ)
上述および以下に記述するとおり、本発明の実施形態は、RFIDおよびMIMO技術を統合するシステムを提供する。一実施形態において、統合RFID/MIMOシステムには、(1)複数のRFIDタグおよび(2)複数のアンテナを有するリーダが含まれる。別の実施形態において、統合RFID/MIMOシステムには、(1)複数のRFIDタグおよび(2)各々がアンテナを有する複数のリーダが含まれる。さらなる実施形態においては、単一アンテナを有するリーダおよび多重アンテナを有するリーダは、実施の際に結合される。
図4Aは、本発明の実施形態による第1の統合RFID/MIMOシステム400を示す。RFID/MIMOシステム400には、複数の空間ダイバシチなアンテナ470および複数のRFIDタグ410を有する単一リーダ420が含まれる。図4Aに示すとおり、RFID/MIMOシステム400には、第1のアンテナ460aを有する第1のRFIDタグ410aと、第2のアンテナ460bを有する第2のRFIDタグ410bと、第3のアンテナ460cを有する第3のRFIDタグ410cが含まれ、リーダ420には第1のアンテナ470a、第2のアンテナ470b、および第3のアンテナ470cが含まれる。なお、RFID/MIMOシステム400は、制限目的ではなく、例証目的のみで示されることを理解されたい。例えば、RFID/MIMOシステム400に含まれるRFIDタグ410の個数、および/またはリーダ420に含まれるアンテナの個数は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく増加または減少することができる。
複数のRFIDタグ410は、RFID/MIMOシステム400の送信側における多重アンテナ配置を提供する。受動タグ(passive tag)の場合、RFIDタグ410a、RFIDタグ410b、およびRFIDタグ410cは、それぞれ、リーダ420から受信された信号430を変調し、後方散乱で送信する。リーダ420の複数のアンテナ470は、RFID/MIMOシステム400の受信側における多重アンテナ配置を提供する。以下に示すとおり、アンテナ470は空間ダイバシチである。リーダ420の空間ダイバシチな各アンテナ470は、当業者に明らかなように、対応するHFフロントエンドを含むことができる。図4Bは、処理モジュール440を含むリーダ420を示す。処理モジュール440は、マイクロプロセッサ、アナログ信号プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor;DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array;FPGA)、または当業者に明らかな別の単一プロセッサなどの、帯域幅多重アンテナ信号処理を提供する、いかなるタイプの信号プロセッサであってもよい。
図4Aに示すとおり、アンテナ460は、リーダ420のアンテナ470によって受信される信号を後方散乱によって送信する。例えば、アンテナ470aは、パス430aに沿ってアンテナ460aによって送信された信号を受信し、アンテナ470bは、パス430bに沿ってアンテナ460aによって送信された信号を受信し、アンテナ470cは、パス430cに沿ってアンテナ460aによって送信された信号を受信する。同様に、アンテナ470aは、パス430dに沿ってアンテナ460bによって送信された信号を受信し、アンテナ470bは、パス430eに沿ってアンテナ460bによって送信された信号を受信し、アンテナ470cは、パス430fに沿ってアンテナ460bによって送信された信号を受信する。同様に、アンテナ470aは、パス430gに沿ってアンテナ460cによって送信された信号を受信し、アンテナ470bは、パス430hに沿ってアンテナ460cによって送信された信号を受信し、アンテナ470cは、パス430iに沿ってアンテナ460cによって送信された信号を受信する。対応する複数のパス430に沿って信号を後方散乱によって送信するために、複数のRFIDタグ410を使用することによって、RFID/MIMOシステム400は、従来のRFIDシステムと比較して、より広い動作範囲を得ることができる。
原理上では多重アンテナリーダ420は、1つのアンテナ470aまたは複数のアンテナ470を介して連続波(continuous wave;CW)信号(図4Aに図示なし)を送信することも可能である。RFID/MIMOシステム400は、CWを送信することによって、双方向的システムとして実装され得る。
リーダ420の処理モジュール440は、出力信号を生成するために、送信データの最尤推定に基づいて受信した複数の部分信号を結合する。適切な信号ダイバシチを保証するために、アンテナ470は、例えば着目信号の波長または波長の倍数に応じて、互いに離間される。例えば、アンテナ470間の最小間隔1/2λが使用され得る。ここで、λは搬送波長である(1GHzキャリアの場合、1/2λ=0.15m)。処理モジュール440は、当業者に明らかなように、種々の方法で部分信号を結合する。例えば、Viterbi軟判定復号方法は、トリレス符号に使用することができ、反復復号方法は、低密度パリティ検査(Low-Density Parity-Check;LDPC)符号に使用することができ、当業者に明らかなように、別の復号方法が使用され得る。処理モジュール440は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはそのいずれかの組み合わせで実行することができる。
図5は、本発明の別の実施形態による第2の統合RFID/MIMOシステム500を示す。RFID/MIMOシステム500には、複数のRFIDタグ510および複数の空間ダイバシチのリーダ550(複数リーダ環境)が含まれる。具体的には、図5に示すとおり、RFID/MIMOシステム500には、アンテナ540aを有する第1のRFIDタグ510aと、アンテナ540bを有する第2のRFIDタグ510bと、アンテナ540cを有する第3のRFIDタグ510cと、アンテナ570aを有する第1のリーダ550aと、アンテナ570bを有する第2のリーダ550bと、アンテナ570cを有する第3のリーダ550cとが含まれる。なお、RFID/MIMOシステム500は、制限目的ではなく、例証目的のみで示されることを理解されたい。例えば、RFID/MIMOシステム500に含まれるRFIDタグ510の個数、および/またはリーダ550の個数は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく増加または減少することができる。
複数のRFIDタグ510は、RFID/MIMOシステム400のRFIDタグ410と同様の方法で、RFID/MIMOシステム500の送信側の多重アンテナ配置を提供する。複数のリーダ550に対応する複数のアンテナ570は、RFID/MIMOシステム500の受信側において多重アンテナ配置を提供する。
図5に示すとおり、アンテナ540は、リーダ550のアンテナ570によって受信される信号を後方散乱によって送信する。例えば、リーダ550aのアンテナ570aは、パス530aに沿ってアンテナ540aによって送信された信号を受信し、リーダ550bのアンテナ570bは、パス530bに沿ってアンテナ540aによって送信された信号を受信し、リーダ550cのアンテナ570cは、パス530cに沿ってアンテナ540aによって送信された信号を受信する。同様に、リーダ550aのアンテナ570aは、パス530dに沿ってアンテナ540bによって送信された信号を受信し、リーダ550bのアンテナ570bは、パス530eに沿ってアンテナ540bによって送信された信号を受信し、リーダ550cのアンテナ570cは、パス530fに沿ってアンテナ540bによって送信された信号を受信する。同様に、リーダ550aのアンテナ570aは、パス530gに沿ってアンテナ540cによって送信された信号を受信し、リーダ550bのアンテナ570bは、パス530hに沿ってアンテナ540cによって送信された信号を受信し、リーダ550cのアンテナ570cは、パス530iに沿ってアンテナ540cによって送信された信号を受信する。
RFID/MIMOシステム400について上述したように、対応する複数のパス530に沿って後方散乱によって信号を送信するために、複数のRFIDタグ510を使用することによって、RFID/MIMOシステム500は、従来のRFIDシステムと比較して、より広い動作範囲を得ることができる。また、RFID/MIMOシステム500において、リーダ550のうちの1つは、必要に応じて、RFIDタグ510のCW信号源(図示せず)として機能する。
リーダ550a〜cは、結合信号処理モジュール520に結合される。リーダ550で受信された複数の信号の処理は、図4Bのリーダ420の処理モジュール440と同様の方法で、信号処理モジュール520と結合することによって提供される。結合信号処理モジュール520は、有線接続または無線接続を介してリーダ550に結合され得る。あるいは、結合信号処理モジュール520は、複数のリーダ550のうちの1つの一部分、例えば、リーダ550aであり得る。複数のリーダ550を使用することによって、RFID/MIMOシステム500は、高速データ転送および動作範囲を実現しながら、比較的低い信号電力を得ることができる。
リーダ420の処理モジュール440と同様の方法で、結合信号処理モジュール520は、当業者に明らかな種々の方法により、部分信号を結合することができる。例えば、Viterbi軟判定復号方法は、トレリス符号に対して使用することができ、反復復号方法は、低密度パリティ検査(LDPC)符号に対して使用することができ、当業者に明らかなように別の復号方法も使用することができる。
図4Aおよび図5を参照して記述されるアーキテクチャ例を前提として、統合RFID/MIMOシステムは、次の項に記述するとおり、種々の方法で動作することができる。
(例示的な動作)
上述のとおり、統合RFID/MIMOシステムのリーダ(図4Aのリーダ420または図5のリーダ550など)は、従来のRFIDシステムのリーダと比較すると、約2倍複雑であり得る。一方で、統合RFID/MIMOシステムのRFIDタグ(図4AのRFIDタグ410または図5のRFIDタグ510など)は、従来のRFIDシステムのRFIDタグと比較するとより複雑であることも、または複雑ではないこともあり得る。
一実施形態において、RFID/MIMOシステム400の複数のRFIDタグ410、またはRFID/MIMOシステム500の複数のRFIDタグ510は、従来のRFIDタグに類似している。本実施形態において、送信側の複数のRFIDタグは、その多様な配置が理由で、単に空間ダイバシチ源としてのみ使用され、結合信号処理は、多重アンテナリーダ420、結合信号処理ブロック520、またはそれらの組み合わせのいずれかによって、受信側で行われる。
別の実施形態において、RFID/MIMOシステム400のRFIDタグ410、および/またはRFID/MIMOシステム500のRFIDタグ510は、データ転送速度および復号信頼性の増大を提供するために改変される。例えば、本発明の実施形態によるRFID/MIMOシステムは、時空間ブロック符号(STBC)、Alamouti STBC、STTC、または当業者に明らかなとおり、送信データの複数のコピーにおける冗長を利用する別の符号に基づき得る。制限目的ではなく例証目的で、Alamouti STBCに基づくRFID/MIMOシステムを以下に示す。
図6は、本発明の実施形態によるAlamouti STBCに基づく2:2のRFID/MIMOシステム600を示す。RFID/MIMOシステム600には、第1のタグ610a、第2のタグ610b、およびリーダ620が含まれる。リーダ620には、2つの空間ダイバシチなアンテナ、第1のアンテナ650aおよび第2のアンテナ650bが含まれる。RFID/MIMOシステム600は、2つの空間ダイバシチなアンテナを有するリーダ620と共に示されているが、Alamouti STBCに基づく2:2のRFID/MIMOシステムは、各々がアンテナを有する2つの空間ダイバシチなリーダを用いることによっても実装され得ることを理解されたい。そのような実装は、本明細書に含まれる説明を参照することで当業者には明らかである。さらに、Alamouti STBCに基づく2:2のRFID/MIMOシステムは、制限目的ではなく、例証目的のみで示されることを理解されたい。例えば、適切なSTBCに基づくN:NのRFID/MIMOシステム(NおよびNは2以上の正の整数)もまた、本発明の精神および範囲内で案出される。
Alamouti STBCにしたがうと、一対の復号信号波形SおよびSは、2つの隣接ビットに対応しており、RFID/MIMOシステム600の送信側に結合する。図6に示されるシステム600に関しては、これは、RFIDタグ610aが波形Sおよび−(Sを連続的に送信することを意味する。ここで星印*は、複素共役を意味する。RFIDタグ610aが波形Sおよび−(Sを送信する時間に対応して、タグ610bは、波形Sおよび−(Sをそれぞれ連続的に送信する。
以下では、リーダ620のアンテナ650aおよびアンテナ650bで受信された部分信号を、数学的に表す。そのために、hijを、送信アンテナiから受信アンテナjへの複素転送係数とし、添字iは、RFIDタグ610aのアンテナ640aおよびRFIDタグ610bのアンテナ640bにそれぞれ対応しており1および2の値を取り、添字jはアンテナ650aおよびアンテナ650bにそれぞれ対応しており1および2の値を取る。
そして、リーダ620のアンテナ650aで受信される部分信号R11およびR12の対は、次式にて表すことができる。
Figure 2009518954
式中、N11およびN12は、信号SおよびSに対応する時間間隔でのアンテナ650a内の雑音波形である。
式(3)は、以下のとおり行列の形で表すことができる。
Figure 2009518954
式中、R=[R11、R12、S=[S、S、N=[N11、N12であり、
Figure 2009518954
である。
同様に、リーダ620のアンテナ650bで受信される部分信号R21およびR22の対は、次式にて表すことができる。
Figure 2009518954
式中、R=[R21、R22、S=[S、S、N=[N21、N22、であって、N21およびN22は信号SおよびSに対応する時間間隔でのアンテナ650b内の雑音波形である。
Figure 2009518954
送信波形の各対に対する式(4)および(5)に基づく軟判定復号アルゴリズムは、リーダ620において、例えば図4Bの処理モジュール440に類似の処理モジュールなどにおいて、使用することができる。かかる軟判定復号アルゴリズムは、送信ビットの対の最尤推定に基づいて出力信号を生成する。
(例示的な方法)
図7は、本発明の実施形態による、統合RFID/MIMOシステムにおいて信号を送信および受信する方法を示すフローチャート700を示す。例えば、フローチャート700の方法ステップは、RFID/MIMOシステム400、RFID/MIMOシステム500、RFID/MIMOシステム600、または当業者に明らかである同様または同等のRFID/MIMOシステムに実装することができる。
フローチャート700は、複数のRFIDタグ信号を後方散乱で送信するステップ710で開始する。一実施形態において、RFIDタグは空間ダイバシチであり、RFIDタグ信号は、同時に後方散乱によって転送される。本実施形態において、信号は、いかなる方法であれ、後方散乱によって送信される前に結合されることはない。言い換えると、本実施形態に使用されるRFIDタグは、従来のRFIDタグに類似している。別の実施形態において、RFIDタグ信号は、後方散乱によって送信する前に、増加したデータ転送速度および復号信頼性を提供するために結合される。例えば、本実施形態において、後方散乱によって送信された信号は、STBC、Alamouti STBC、STTC、または当業者に明らかである結合スキームに基づいて結合され得る。言い換えると、本実施形態に使用されるRFIDタグは、特別に改変されたRFIDタグである。
ステップ720において、送信された複数のRFIDタグ信号に対応する複数の部分信号は、複数のアンテナによって受信され、複数のアンテナの各アンテナは、複数の部分信号を受信する。一実施形態において、複数のアンテナは、リーダ420などの単一リーダに含まれる。別の実施形態において、複数のアンテナの各アンテナは、図5のリーダ550a、リーダ550b、またはリーダ550cなどの単一リーダに含まれる。
ステップ730において、受信した複数の部分信号は、出力信号を生成するために結合される。例えば、部分信号は、処理モジュール440などの多重アンテナリーダ420に関連したモジュールにより、または図5の結合信号処理ブロック520により結合され得る。後方散乱によって送信された信号がSTBC、Alamounti STBC、STTCまたはその組み合わせの方法に基づいて結合される実施形態において、部分信号は、当業者に明らかなように、軟判定アルゴリズムに基づいて結合され得る。
(結論)
上記では本発明の種々の実施形態が記載されてきたが、限定目的ではなく例示目的として提示されていることが理解されるべきである。形態および詳細における種々の変更は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく行うことができることは当業者に明らかである。従って、本発明の広さおよび範囲は、上述のいずれかの例示的な実施形態に限定されるべきではなく、以下の請求項およびその同等物によってのみ定義されるべきである。
図1は、本発明の実施形態による、RFIDリーダが、RFIDタグの例示的な集団と通信する環境を示す。 図2は、受信サイトにおける空間ダイバシチを有する無線システムを示す。 図3は、送信サイトおよび受信サイトの両方における空間ダイバシチを有する多入力多出力(MIMO)無線システムを示す。 図4Aは、本発明の実施形態による、複数の空間ダイバシチなアンテナを有する単一のリーダを備えたRFID/MIMOシステムのアーキテクチャを示す。 図4Bは本発明の実施形態による多重アンテナリーダを示す。 図5は、本発明の実施形態による、複数の空間ダイバシチなリーダを有するRFID/MIMOシステムのアーキテクチャを示しており、各リーダはアンテナを含んでいる。 図6は、本発明の実施形態による、Alamoutiの時空間ブロック符号(STBC)に基づく2:2のRFID/MIMOシステムを示す。 図7は、本発明の実施形態による、RFIDタグ信号の送受信方法を示すフローチャートを示す。

Claims (24)

  1. 複数の無線個体識別(RFID)タグであって、各RFIDタグは後方散乱によって信号を送信するタグと、
    複数のアンテナおよび単一のプロセッサを含むリーダであって、該複数のアンテナの各アンテナは、該後方散乱によって送信された信号に対応する複数の信号を受信し、該単一のプロセッサは、該複数のアンテナの各アンテナによって受信された該複数の信号を結合し、出力信号を生成する、リーダと
    を備える、システム。
  2. 前記複数のアンテナは、空間ダイバシチである、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記複数のアンテナのアンテナ間の間隔は、後方散乱によって送信された信号の搬送波の波長の半分にほぼ等しい、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記リーダは、前記複数のアンテナのうちの少なくとも1つのアンテナから連続波を送信するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記RFIDタグは、時空間ブロック符号(STBC)または時空間トレリス符号(STTC)のうちの1つに基づいて信号を後方散乱によって送信するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記信号プロセッサは、軟判定復号アルゴリズムに基づいて前記受信した複数の信号を結合し、出力信号を生成する、請求項5に記載のシステム。
  7. RFIDタグの対は、Alamounti時空間ブロック符号(STBC)に基づいて信号を後方散乱によって送信するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記信号プロセッサは、Alamounti STBCに基づいて前記受信した複数の信号を結合し、出力信号を生成する、請求項7に記載のシステム。
  9. 複数の無線個体識別(RFID)タグであって、各RFIDタグは、後方散乱によって信号を送信するタグと、
    各々がアンテナを備える複数のリーダであって、各アンテナは、該後方散乱によって送信された信号に対応する複数の信号を受信するリーダと、
    各アンテナによって受信された該複数の信号を結合し、出力信号を生成する信号プロセッサと
    を備える、システム。
  10. 前記複数のアンテナは、空間ダイバシチである、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記複数のアンテナのアンテナ間の間隔は、後方散乱によって送信された信号の搬送波の波長の半分にほぼ等しい、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記複数のリーダの少なくとも1つのリーダは、連続波を送信するように構成されている、請求項9に記載のシステム。
  13. 前記RFIDタグは、時空間ブロック符号(STBC)または時空間トレリス符号(STTC)のうちの1つに基づいて信号を後方散乱によって送信するように構成されている、請求項9に記載のシステム。
  14. 前記信号プロセッサは、軟判定復号アルゴリズムに基づいて前記受信した複数の信号を結合し、出力信号を生成する、請求項13に記載のシステム。
  15. RFIDタグの対は、Alamouti時空間ブロック符号(STBC)に基づいて信号を後方散乱によって送信するように構成されている、請求項9に記載のシステム。
  16. 前記信号プロセッサは、Alamouti STBCに基づいて前記受信した複数の信号を結合し、出力信号を生成する、請求項15に記載のシステム。
  17. 複数の無線個体識別(RFID)タグ信号を後方散乱によって送信するステップと、
    複数のアンテナの各アンテナによって、該後方散乱によって送信された複数のRFID信号に対応する複数の信号を受信するステップと、
    各アンテナによって受信された該複数の信号を結合し、出力信号を生成するステップと
    を含む、方法。
  18. 前記受信するステップは、
    複数の空間ダイバシチなアンテナの各アンテナによって、前記後方散乱によって送信された複数のRFID信号に対応する前記複数の信号を受信するステップを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記空間ダイバシチなアンテナのアンテナ間の間隔は、前記後方散乱によって送信された信号の搬送波の波長の半分にほぼ等しい、請求項18に記載の方法。
  20. 前記複数のアンテナの少なくとも1つのアンテナから、連続波を送信するステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  21. 前記後方散乱によって送信するステップは、
    時空間ブロック符号(STBC)または時空間トレリス符号(STTC)のうちの1つに基づいて複数のRFIDタグ信号を後方散乱によって送信するステップを含む、請求項17に記載の方法。
  22. 前記結合するステップは、
    軟判定復号アルゴリズムに基づいて前記受信した複数の信号を結合し、出力信号を生成するステップを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記後方散乱によって送信するステップは、
    Alamouti時空間ブロック符号(STBC)に基づいて複数のRFIDタグ信号を後方散乱によって送信するステップを含む、請求項17に記載の方法。
  24. 前記結合するステップは、
    Alamouti STBCに基づいて前記受信した複数の信号を結合し、出力信号を生成するステップを含む、請求項23に記載の方法。
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