JP2009518719A - 文書処理システム及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図1
Description
基本的に、異なるユーザは、同じアプリケーションで処理された文書だけ交換でき、異なるアプリケーションで処理された文書を交換できないため、情報の閉鎖につながる。
異なる文書処理アプリケーションの間で、文書フォーマットは互いに互換できず、処理中においては、相手のフォーマットに対して、相手のコンポーネントを利用して解析し(相手から相応インターフェースの提供を前提とする)、又は、自分で研究開発の力を投入して最初から最後まで解析する必要がある。
現在、テキスト文書に対する権限制御手段は単一で、主にデータ暗号化とパスワード認証とを含む。毎年、情報漏えいで会社が巨大な損失を食う事件は次々に発生する。
各人のコンピュータに大量な文書があるが、複数の文書の間では、有効な組織管理が乏しく、且つリソースの共有が難しい。例えば、フォント・書体ファイルや全文データ検索などである。
現在、Adobe(登録商標)のphotoshopやMicrosoftのwordのようなアプリケーションには層という概念が多少あったが、その層は、機能がまだ単純で、管理手段が比較的に簡単で、応用ニーズを満たすことができない。
情報の大量化に伴い、どのキーワードで検索しても膨大な検索結果になってしまう。全文検索技術により再現率の課題がほぼ解決されているが、適合率が速やかに最も重要な課題になっている。従来技術では、適合率の課題の解決に全ての情報を十分に利用していない。例えば、各字の書体や文字サイズが、この字の重要性判断にまったく使用可能であるが、検索時に無視されてしまった。
同一文書フォーマット標準規格を使用する異なるアプリケーションがこのフォーマットの文書の解釈・生成を自分で行う必要があることにより、大量の重複開発をもたらす。また、各アプリケーションの解釈プログラムは異り、例えば、整備なものもあるし、相対的に簡単なものもあり、新バージョンをサポートするものもあるし、旧バージョンのみをサポートするものもある。そのため、同一文書は異なるアプリケーションによって異なるページレイアウトで表示され、ひいては、解釈エラーが発生して文書を開けくことができないこともある。
ソフトウェア産業は絶えずに革新している産業であるが、新機能を追加するたびにこの機能の記述情報を追加する必要があり、且つ、新たなフォーマットの追加が標準規格の修正時まで待つしかできないため、記憶フォーマットの固定は技術革新の競争を妨害する。
大量の情報に対して、検索性能を向上するため、大量の検索情報を追加する必要があるが、固定の記憶フォーマットについては検索情報の追加が難しい。
異なるシステム環境下で、異なる応用ニーズにより異なる記憶要求がありうる。例えば、ハードディスクに記憶する場合、性能を向上するようにディスクヘッドのシーク回数を如何に減少するかを考慮する必要がある。一方、組込式応用では、データがメモリに記憶されるものに相当するため、上記問題はない。例えば、同一メーカーのデータベースアプリケーションは、異なるプラットフォームで異なる記憶フォーマットを使用する可能性がある。そのため、文書記憶標準規格の設定はシステムの可搬性と拡張性に影響を及ぼす。
少なくとも1つのアプリケーションを有するアプリケーション層と、文書ベースシステムとを含み、
前記アプリケーションが、文書を操作するための、動作とオブジェクトとを含む標準指令を文書ベースシステムに送信し、
前記文書ベースシステムが、記憶された文書データ内の前記オブジェクトに対して、標準指令で指示された動作を実行する。
アプリケーションが、文書を操作するための、動作とオブジェクトとを含む標準指令を文書ベースシステムに送信する過程と、
文書ベースシステムが、記憶された文書データ内の前記オブジェクトに対して、標準指令で指示された動作を実行する過程とを含む。
少なくとも1つのアプリケーションを有するアプリケーション層と、文書ベースシステムと、インターフェース層とを含み、
前記アプリケーションが、文書を操作するための、動作とオブジェクトとを含む標準指令を、インターフェース層を介して文書ベースシステムに送信し、
前記文書ベースシステムが、インターフェース層を介して前記標準指令を受信し、記憶された文書データ内のオブジェクトに対して、標準指令で指示された動作を実行する。
汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信する上インターフェースユニットと、
前記標準指令を受信する下インターフェースユニットと、を含む。
紙の特性を参考して前記汎用文書モデルを定義してよい。これは、紙を文書情報の記録手段とすることが今まで通用している標準方法であり、紙の全ての機能さえあれば、仕事や生活などの実際の応用ニーズを満たすことができるためである。
各種の応用による文書セキュリティへのニーズを満すため、従来のアプリケーションの文書セキュリティ機能があまり強くなく、又はセキュリティ管理メカニズムと文書処理モジュールの繋がりが切れることによるセキュリティ欠陥を解決するように、汎用の文書セキュリティモデルを定義する必要がある。本発明の好ましい実施形態によれば、汎用文書セキュリティモデルは下記のものを含む。
前記インターフェース層の統一インターフェース標準は、汎用文書モデル、汎用セキュリティモデル及び常用の文書操作に基づいて定義されてよく、汎用文書モデル内の各オブジェクトに対する操作指令を送信することに用いられる。前記汎用文書モデル内の各オブジェクトに対する操作指令はインターフェース標準に適合し、各種のアプリケーションはインターフェース層を介して標準指令を送信できる。
オープン:文書ベースを作成又はオープンする。
クローズ:セッションハンドルや文書ベースをクローズする。
取得:オブジェクトリスト、オブジェクトの関連属性及びデータを取得する。
設定:オブジェクトデータを設定・修正する。
挿入:指定のオブジェクト又はデータを挿入する。
削除:オブジェクトのあるサブオブジェクトを削除する。
検索問い合わせ:定義された条件によって文書において条件に適合する内容を検索する。これらの条件は、正確な情報であってもよいし、不正確な情報であってもよい。即ち、曖昧検索がサポートされる。
1.書体情報に基づく検索、例えば、黒体文字の「書生」の検索、Times New Roman体の「Sursen」の検索。
2.文字サイズ情報に基づく検索、例えば、3号の「書生」の検索、20ポイント以上の「Sursen」の検索、長体文字(即ち文字高さが文字幅を超える)の「文書ベース」の検索。
3.色に基づく検索、例えば、赤色の「書生」の検索、青色の「Sursen」の検索。
4.レイアウト位置に基づく検索、例えば、ページの上半部分にある「書生」の検索、フッターにある「Sursen」の検索。
5.文字修飾の特殊効果に基づく検索、例えば、斜体文字の「書生」の検索、時計回り方向で30度〜90度回転される「Sursen」の検索、袋文字の「SEP」の検索、縁取り文字の「文書ベース」の検索。
6.類似の考え方によって、さらに、他の類型の検索、例えば白黒反転(黒地に白字)の「書生」の検索、画像に重ね合わせた「Sursen」の検索なども提供できる。
7.複数のレイアウトオブジェクトの組合せ、例えば「書生」と「Sursen」の距離が5cmに超えないものを検索できる。
8.上記検索条件の任意の組合せ。
属性
SUCCESS:値が真(true)の場合は操作成功、それ以外の場合は操作失敗、を表す。
子要素
ERR_INFO:選択可能なものであり、操作失敗の場合だけ出現し、相応のエラー情報を記述する。
他の子要素:具体的な命令によって決定され、各命令に対する説明を参照してよい。
1.UOML_OPEN(文書ベースの作成又はオープン、図11を参照)
1.1 属性
1.1.1 Create:trueの場合は作成し、それ以外の場合は既存の文書ベースをオープンすることを表す。
1.2 子要素
1.2.1 Path:文書ベースのパス。それは、ディスクファイル名、URL、メモリポインタ、ネットワークパス、文書ベースのロジック名称、又は文書ベースを指定できる他の表現方式であってよい。異なる特徴を有する文字列で上記の各種の場合を区分し、即ち命令フォーマットを変化せず、文字列に対して異なる特徴さえ設定すれば、異なる方法で文書ベースを指定できる。例えば、ディスクファイル名は、デバイス名(例えばドライブレター)と「:」(例えば、「C:」、「D:」)を先頭として、そして「:」の直後は「//」又は他の「:」ではない。URLは、プロトコル名称と「://」(例えば「http://」)を先頭とする。メモリポインタは、「MEM::」を先頭として、その次はポインタの文字列での表現方式であり、例えば「MEM::1234:5678」である。ネットワークパスは、「\\」を先頭として、次はサーバ名及びサーバでのパスであり、例えば「\\server\abc\def.sep」である。文書ベースのロジック名称は、「*」を先頭としてよく、例えば「*MyDocBase1」である。下インターフェースユニットが解析するとき、先頭1文字が「*」である場合は該文字列が文書ベースのロジック名称を表し、先頭2文字が「\\」である場合は該文字列がネットワークパスを表し、先頭5文字が「MEM::」である場合は該文字列がメモリポインタを表し、上記以外の場合は、文字列の最初の「:」を探して、この「:」の次が「//」であると文字列がURLを表し、そうでないとローカルデバイスのファイルを表す。サーバの文書ベースをオープンする場合を区分するように、特別なURLプロトコルを設定してよい。例えば、「Docbase://myserver/mydoc2」を用いて、サーバmyserverにおける文書ベースシステムのサーバシステムで管理される文書ベースmydoc2のオープンを指示する。要するに、文字列に異なる特徴さえ設定できれば、異なる方式で文書ベースを指定できる。上記説明によれば、各種の異なる文字列特徴を定義してもよい。この方式は、文書ベースパスの指定に適用するだけでなく、他の場合、特に特定リソース位置を指定するための応用場合にも適用できる。新たな方式で関連リソースを指定したいが、既存のプロトコル又は関数を変えることができず、又は変えたくない場合が多い。このとき、文字列に異なる特徴を設定する方式で指定できる。このような方法は最適な汎用性があり、原因として、いかなるプロトコル又は関数でも、ディスクファイル名又はURLさえサポートすれば、文字列もサポートする。
1.3 戻り値
成功の場合、ハンドルを記録するための子要素「handle」をUOML_RETに追加する。
2.UOML_CLOSE(クローズ、図12を参照)
2.1 属性:なし。
2.2 子要素
2.2.1 handle:文字列で表される、オブジェクトへの引用ポインタであるオブジェクトハンドル。
2.2.2 db_handle:文字列で表される、文書ベースへの引用ポインタである文書ベースハンドル。
2.3 戻り値:なし。
3.UOML_GET(取得、図13を参照)
3.1 属性
usage:用途であり、「GetHandle」(指定オブジェクトハンドル取得)、「GetObj」(指定オブジェクトデータ取得)、「GetPageBmp」(ページビットマップ取得)のうち1つ。
3.2 子要素
3.2.1 parent:親オブジェクトハンドルであり、usage属性が「GetHandle」の場合に使用する。
3.2.2 pos:位置順番であり、usage属性が「GetHandle」の場合に使用する。
3.2.3 handle:指定オブジェクトのハンドルであり、usage属性が「GetObj」の場合に使用する。
3.2.4 Page:表示必要なページのハンドルであり、usage属性が「GetPageBmp」の場合に使用する。
3.2.5 input:入力ページに対する要求を記述し、例えば、1層又は複数層の内容の表示を指定でき(表示可能な層は必ず現在のロールにアクセス権限がある層である)、Clip領域の指定によって表示領域の大きさも指定できる。usage属性が「GetPageBmp」の場合に使用する。
3.2.6 output:ページビットマップの出力方式を記述し、usage属性が「GetPageBmp」の場合に使用する。
3.3 戻り値
3.3.1 usage属性が「GetHandle」の場合、実行成功のとき、parentの第pos個のサブオブジェクトのハンドルを記録するための子要素「handle」をUOML_RETに追加する。
3.3.2 usage属性が「GetObj」の場合、実行成功のとき、handleオブジェクトデータのxml表現を含む子要素「xobj」をUOML_RETに追加する。
3.3.3 usage属性が「GetPageBmp」の場合、実行成功のとき、子要素「output」で指定された位置にページビットマップを出力する。
4.UOML_SET(設定、図14を参照)
4.1 属性:なし。
4.2 子要素
4.2.1 Handle:オブジェクトのハンドルを設定する。
4.2.2 xobj:オブジェクトの記述。
4.3 戻り値:なし。
5.UOML_INSERT(挿入、図15を参照)
5.1 属性:なし。
5.2 子要素
5.2.1 parent:親オブジェクトハンドル。
5.2.2 xobj:オブジェクトの記述。
5.2.3 pos:挿入位置。
5.3 戻り値:実行成功の場合、パラメータ「xobj」で表されるオブジェクトを、parentの第pos個のサブオブジェクトとしてparentに挿入し、新たに挿入されたオブジェクトのハンドルを表す子要素「handle」をUOML_RETに追加する。
6.UOML_DELETE(削除、図16を参照)
6.1 属性:なし。
6.2 子要素
6.2.1 handle:削除必要なオブジェクトのハンドル。
6.3 戻り値:なし。
7.UOML_QUERY(検索問い合わせ、図17を参照)
7.1 属性:なし。
7.2 子要素
7.2.1 handle:問い合わせ必要な文書ベースハンドル。
7.2.2 condition:問い合わせ条件。
7.3 戻り値:成功の場合、問い合わせ結果のハンドルを表す子要素「handle」、及び問い合わせ結果の数を表す子要素「number」をUOML_RETに追加する。UOML_GETで各問い合わせ結果を取得できる。
文書ベース(UOML_DOCBASE)、文書セット(UOML_DOCSET)、文書(UOML_DOC)、ページ(UOML_PAGE)、層(UOML_LAYER)、オブジェクトグループ(UOML_OBJGROUP)、テキスト(UOML_TEXT)、画像(UOML_IMAGE)、直線(UOML_LINE)、曲線(UOML_BEIZER)、円弧(UOML_ARC)、パス(UOML_PATH)、ソースファイル(UOML_SRCFILE)、背景色(UOML_BACKCOLOR)、前景色(UOML_COLOR)、ROP(UOML_ROP)、文字サイズ(UOML_CHARSIZE)、及び書体(UOML_TYPEFACE)を含む。
1.UOML_DOC
1.1 属性:なし。
1.2子要素
1.2.1 metadata:メタデータ。
1.2.2 pageset:各ページ。
1.2.3 fontinfo:組み込みフォント。
1.2.4 navigation:ナビゲーション情報。
1.2.5 thread:スレッド情報。
1.2.6 minipage:サムネイルイメージ。
1.2.7 signiture:デジタル署名。
1.2.8 sharesource:共有リソース。
2.UOML_TEXT
2.1 属性
2.1.1 Encoding:テキスト符号化方式。
2.2 子要素
2.2.1 TextData:テキスト内容。
2.2.2 CharSpacingList:非等間隔の場合の文字間隔リスト。
2.2.3 StartPos:開始位置。
3.UOML_CHARSIZE
3.1 属性
3.1.1 width:文字幅。
3.1.2 height:文字高さ。
3.2 子要素:なし。
<UOML_OPEN create="true">
<path val="f:\\data\\docbase1.sep"/>
</UOML_OPEN>
<UOML_INSERT>
<parent val="123.456.789"/>
<pos val="1"/>
<xobj>
<docset/>
</xobj>
</UOML_INSERT>
1, "f:\\data\\docbase1.sep",/Open
/docset, 1, “123.456.789” ,/Insert
UOML_INSERT_DOCSET:文書ベースに1つの文書セットを作成。
属性:なし。
子要素:
parent:文書ベースハンドル。
pos:挿入位置。
戻り値:実行成功の場合、新たに挿入された文書セットのハンドルを表す子要素「handle」をUOML_RETに追加する。
<UOML_INSERT_DOCSET>
<parent val="123.456.789"/>
<pos val="1"/>
</UOML_INSERT_DOCSET>
struct UOI_Ret {
BOOL m_bSuccess;
CString m_ErrInfo;
};
class UOI_Object {
public:
enum Type {
TYPE_DOCBASE,
TYPE_DOCSET,
TYPE_DOC,
TYPE_PAGE,
TYPE_LAYER,
TYPE_TEXT,
TYPE_CHARSIZE,
……
};
Type m_Type;
UOI_Object();
virtual 〜 UOI_Object();
static UOI_Object Create(Type objType);
};
UOI_RET UOI_Open(char *path, BOOL bCreate, HANDLE *pHandle);
UOI_RET UOI_Close(HANDLE handle, HANDLE db_handle);
UOI_RET UOI_GetHandle(HANDLE hParent, int nPos, HANDLE *pHandle);
UOI_RET UOI_GetObjType(HANDLE handle, UOI_Object ::Type *pType);
UOI_RET UOI_GetObj(HANDLE handle, UOI_Object *pObj);
UOI_RET UOI_GetPageBmp(HANDLE hPage, RECT rect, void *pBuf);
UOI_RET UOI_SetObj(HANDLE handle, UOI_Object *pObj);
UOI_RET UOI_Insert(HANDLE hParent, int nPos, UOI_Object *pObj, HANDLE *pHandle = NULL);
UOI_RET UOI_Delete(HANDLE handle);
UOI_RET UOI_Query(HANDLE hDocbase, const char *strCondition, HANDLE *phResult, int *pResultCount)
class UOI_Doc:public UOI_Object {
public:
UOI_MetaData m_MetaData;
int m_nPages;
UOI_Page **m_pPages;
int m_nFonts;
UOI_Font **m_pFonts;
UOI_Navigation m_Navigation;
UOI_Thread m_Thread;
UOI_MiniPage *m_pMiniPages;
UOI_Signature m_Signature;
int m_nShared;
UOI_Obj *m_pShared;
UOI_Doc();
virtual 〜UOI_Doc();
};
class UOI_Text:public UOI_Object {
public:
enum Encoding {
ENCODE_ASCII,
ENCODE_GB13000,
ENCODE_UNICODE,
……
};
Encoding m_Encoding;
char *m_pText;
Point m_Start;
int *m_CharSpace;
UOI_Text();
virtual 〜 UOI_Text();
};
class UOI_CharSize:public UOI_Object {
public:
int m_Width;
int m_Height;
UOI_CharSize();
virtual 〜UOI_CharSize();
};
ret = UOI_Open("f:\\data\\docbase1.sep",TRUE,&hDocBase);
HANDLE InsertNewObj(HANDLE hParent, int nPos, UOI_Object::Type type)
{
UOI_Ret ret;
HADNLE handle;
UOI_Obj *pNewObj = UOI_Obj::Create(type);
if(pNewObj == NULL)
return NULL;
ret = UOI_Insert(hParent,nPos,pNewObj, &handle);
delete pNewObj;
return ret.m_bSuccess ? handle: NULL;
}
UOI_Obj *GetObj(HANDLE handle)
{
UOI_Ret ret;
UOI_Object::Type type;
UOI_Obj *pObj;
ret=UOI_GetObjType(handle,&type);
if(!ret.m_bSuccess)
return NULL;
pObj=UOI_Obj::Create(type);
if(pObj==NULL)
return NULL;
ret=UOI_GetObj(handle,pObj);
if(!ret.m_bSuccess) {
delete pObj;
return NULL;
}
return pObj;
}
UOI_InsertDocset(pDocbase,0);
class UOI_DocBase:public UOI_Obj
{
public:
/*!
* \brief 文書ベースの作成
* \param szPath: 文書ベースのフルパス
* \param bOverride: 元のファイルをオーバーライトするかどうか
* \return UOI_DocBase オブジェクト
*/
BOOL Create(const char *szPath, bool bOverride = false);
/*!
* \brief 文書ベースのオープン
* \param szPath: 文書ベースのフルパス
* \return UOI_DocBase オブジェクト
*/
BOOL Open(const char *szPath);
/*!
* \brief 文書ベースのクローズ
* \param なし
* \return なし
*/
void Close();
/*!
* \brief ロールリストの取得
* \param なし
* \return UOI_RoleList オブジェクト
* \sa UOI_RoleList
*/
UOI_RoleList GetRoleList();
/*!
* \brief 文書ベースの記憶
* \param szPath: 記憶しようとする文書ベースのフルパス
* \return なし
*/
void Save(char *szPath = 0);
/*!
* \brief 文書セットの挿入
* \param nPos: 文書セットの挿入位置
* \return UOI_DocSet オブジェクト
* \sa UOI_DocSet
*/
UOI_DocSet InsertDocSet(int nPos);
/*!
* \brief 指定インデックスの文書セットの取得
* \param nIndex: 文書リストのインデックス番号
* \return UOI_DocSet オブジェクト
* \sa UOI_DocSet
*/
UOI_DocSet GetDocSet(int nIndex);
/*!
* \brief 文書セットの総数の取得
* \param なし
* \return 文書セットの数
*/
int GetDocSetCount();
/*!
* \brief 文書ベース名称の設定
* \param nLen: 文書ベース名称の長さ
* \param szName: 文書ベース名称
* \return なし
*/
void SetName(int nLen, const char* szName);
/*!
* \brief 文書ベース名称の長さの取得
* \param なし
* \return 長さ
*/
int GetNameLen();
/*!
* \brief 文書ベース名称の取得
* \param なし
* \return 文書ベース名称
*/
const char* GetName();
/*!
* \brief 文書ベースidの長さの取得
* \param なし
* \return 長さ
*/
int GetIDLen();
/*!
* \brief 文書ベースidの取得
* \param なし
* \return id
*/
const char* GetID();
//! コンストラクタ関数
UOI_DocBase();
//! デストラクタ関数
virtual 〜UOI_DocBase();
};
pDocBase.InsertDocset(0);
図1を参照して、本発明の好ましい実施形態による文書処理システムの動作プロセスを引き続き説明する。
以下、上記実施形態を更に説明する。
ロールオブジェクトの作成時に、ランダムの公開鍵と秘密鍵の鍵ペア(例えば512bitのRSA鍵)を生成し、公開鍵をロールオブジェクトに記憶し、秘密鍵をアプリケーションに戻す。
本発明において、文書処理システムで紙の特性をよく模擬できるように、「追加のみ修正せず」という技術案を提供している。つまり、各アプリケーションは、現在の文書内容の上に新たな内容を追加するだけで、既存内容を修正・削除しない。これにより、文書のページが紙のようになり、異なる人が異なるペンを用いて紙に書くことができるが、だれでも既存内容を修正・削除できない。具体的な方法は以下の通りである。各アプリケーションは、他のアプリケーションで生成された文書を編集する場合、現在の文書の上に1層を新たに追加し、本アプリケーションで新たに編集された全ての内容をこの層に置き、前の各層の内容を修正・削除しない。このように、各文書の各層ごとに1つだけのアプリケーションによって管理・維持されるが、他のアプリケーションで該層を編集できなくなる。現在の社会が紙に基づいて運営されるため、文書処理システムは、紙の特性に適合する限り、現在の応用ニーズを満たすことができ、十分の実用価値がある。
1.アプリケーションは、文書を初めて処理するとき、1層を新規作成し、新たな編集内容に対応するレイアウトオブジェクトを新規作成の層に挿入するとともに、自分のフォーマットで新たな編集内容(即ちソースファイル)を別途記憶する。
2.文書オブジェクトのサブオブジェクトとしてソースファイルオブジェクトを新規作成する。該ソースファイルオブジェクトは、ソースファイルを組み込み(例えば、2値化データの方式で全体組み込む)、どの層が該ソースファイルオブジェクトに対応するかを記録することに用いられる。
3.同じアプリケーションを用いて該文書を再度編集するとき、対応のソースファイルオブジェクトから対応のソースファイルを取り出す。
4.該ソースファイルを使用して該層の内容を引き続き編集する。このソースファイルのフォーマットが該アプリケーション自分のフォーマットであるため、該アプリケーション自分の機能によって該層の内容を引き続き編集できる。
5.再度編集が終了した後、新たに編集後の結果によって該層の内容を更新する(例えば、全部消去後改めて生成する方式で)とともに、新たに修正後のソースファイルを改めて文書オブジェクトに組み込む。
6.このように繰り返して、元のアプリケーションを用いて元の方式で文書の既存内容を編集できる。
1.いかなる文書について、いかなるアプリケーションでも、正確にオープン・表示・印刷できる。
2.いかなる文書について、いかなるアプリケーションでも、いかなる内容を追加でき、且つ文書の既存署名が破壊されない。
3.いかなる文書について、文書の既存署名を考慮する必要がない(署名なし、又は署名あるが破壊を許す)前提で、いかなるアプリケーションでも、文書の既存内容に対してレイアウトレベルの編集を行うことができる。
4.いかなる文書について、文書の既存内容の元の編集アプリケーションで、この内容を正常に編集できる。
1.文書ベースc:\sample\mydocbase.sepを作成して、そのハンドルをhDocBaseに保存するための指令を、アプリケーションAが送信する。
UOI_Open(“c:\\sample\\mydocbase.sep”, TRUE, &hDocBase);
2.文書ベースhDocBaseに文書セットを新規作成して、そのハンドルをhDocSetに保存するための指令を、アプリケーションAが送信する。
hDocSet = InsertNewObj(hDocBase, 0, UOI_Obj:: TYPE_DOCSET);
本実施形態では、この文書ベースに1つの文書セット、即ち第1文書セットのみある。
3.文書セットhDocSetに文書を新規作成して、そのハンドルをhDocに保存するための指令を、アプリケーションAが送信する。
hDoc = InsertNewObj(hDocSet, 0, UOI_Obj:: TYPE_DOC);
本実施形態では、この文書セットに1つの文書、即ち第1文書のみある。
4.文書hDocに、幅がwであり高さがhであるページを新規作成して、そのハンドルをhPageに保存するための指令を、アプリケーションAが送信する。
UOI_Page page;
page.size.w = w;
page.size.h = h;
UOI_Insert(hDoc, 0, &page, &hPage);
本実施形態では、この文書に1ページ、即ち第1ページのみある。
5.ページhPageに層を新規作成して、そのハンドルをhLayerに保存するための指令を、アプリケーションAが送信する。
hLayer = InertNewObj(hPage, 0, UOI_Obj::TYPE_LAYER);
本実施形態では、このページに1層、即ち第1層のみある。
6.文字サイズをsに設定するための指令を、アプリケーションAが送信する。
UOI_CharSize charSize;
charSize.m_Width = charSize.m_Height = s;
UOI_Insert(hLayer, 0, &charSize)
本実施形態では、この層の第1レイアウトオブジェクトが文字サイズオブジェクトである。
7.座標(x1,y1)の位置に文字列「書生の意氣は揮斥にして方に遒かりき」を挿入するための指令を、アプリケーションAが送信する。
UOI_Text text;
text.m_pText = Duplicate(“書生の意氣は揮斥にして方に遒かりき”);
text.m_Encoding = UOI_Text:: ENCODE_GB13000;
text.m_Start.x = x1;
text.m_Start.y = y1;
UOI_Insert(hLayer, 1, &text);
本実施形態では、この層の第2レイアウトオブジェクトがテキストオブジェクトである。
8.文書ベースhDocBaseをクローズするための指令を、アプリケーションAが送信する。
UOI_Close(hDocBase);
文書ベースc:\sample\mydocbase.sepを開いて、そのハンドルをhDocBaseに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_Open(“c:\\sample\\mydocbase.sep”, FALSE, &hDocBase);
文書ベースhDocBaseの第1文書セットのポインタを取得して、そのハンドルをhDocSetに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hDocBase, 0, &hDocSet);
9.文書セットhDocSetの第1文書のポインタを取得して、そのハンドルをhDocに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hDocSet, 0, &hDoc);
10.文書hDocの第1ページのポインタを取得して、そのハンドルをhPageに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hDoc, 0, &hPage);
11.アプリケーションBが、このページを表示するためのビットマップを取得する。
UOI_GetPageBmp(hPage, rect, buf);
12.hPageの第1層のポインタを取得して、そのハンドルをhLayerに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hPage, 0, &hLayer);
13.第1レイアウトオブジェクトのハンドルhObjを取得するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hLayer, 0, &hObj);
14.hObjの類型を取得するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetObjType(hObj, &type);
15.アプリケーションBは、これが文字サイズオブジェクトであると発見し、このオブジェクトを取得する。
UOI_GetObj(hObj, &charSize);
16.アプリケーションBが文字高さを2倍に拡大する。
charSize.m_Height *= 2;
UOI_SetObj(hObj, &charSize);
Claims (16)
- 文書処理システムであって、
少なくとも1つのアプリケーションを有するアプリケーション層と、文書ベースシステムとを含み、
前記アプリケーションが、文書を操作するための、動作とオブジェクトとを含む標準指令を文書ベースシステムに送信し、
前記文書ベースシステムが、記憶された文書データ内の前記オブジェクトに対して、標準指令で指示された動作を実行する、
ことを特徴とするシステム。 - アプリケーションが、動作とオブジェクトとを含む標準指令を送信する上インターフェースユニットを含み、
文書ベースシステムが、前記標準指令を受信する下インターフェースユニットを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 前記動作が、オープン、クローズ、取得、設定、挿入、削除、検索問い合わせの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記オブジェクトが、文書ベースオブジェクト、文書セットオブジェクト、文書オブジェクト、ページオブジェクト、層オブジェクト、オブジェクトグループ、ステータスオブジェクト、テキストオブジェクト、画像オブジェクト、図形オブジェクト、パスオブジェクト、ソースファイルオブジェクト、スクリプトオブジェクト、プラグインオブジェクト、ストリーミングメディアオブジェクト、リンクオブジェクト、印章オブジェクト、2値化データストリームオブジェクト、ブックマークオブジェクト、コメントオブジェクト、セマンティック情報オブジェクト、メタデータオブジェクト、ロールオブジェクト、権限オブジェクト、デジタル署名オブジェクト、フォントオブジェクト、ナビゲーション情報オブジェクト、スレッド情報オブジェクト、サムネイルイメージオブジェクト、インデックス情報オブジェクト、履歴オブジェクトの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 文書処理方法であって、
アプリケーションが、文書を操作するための、動作とオブジェクトとを含む標準指令を文書ベースシステムに送信する過程と、
文書ベースシステムが、記憶された文書データ内の前記オブジェクトに対して、標準指令で指示された動作を実行する過程と、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記標準指令を送信する過程が、
各オブジェクトと各動作をそれぞれ定義する過程と、
アプリケーションの操作要求に対応するオブジェクトと動作を決定する過程と、
前記オブジェクトと動作の定義に基づいて、対応の標準指令を生成する過程と、
を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 前記標準指令が、動作とオブジェクトとを含む文字列であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記文字列が、拡張可能なマークアップ言語(XML)であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
- 前記各動作がそれぞれ1つのXML要素に対応し、前記各オブジェクトがそれぞれ1つのXML要素に対応し、
前記標準指令を生成する過程が、動作に対応する第1のXML要素を生成し、オブジェクトに対応するXML要素を前記第1のXML要素の子要素とする過程を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 前記各オブジェクトがそれぞれ、同一の基本クラスから派生した1種類の類型に対応し、前記各動作がそれぞれ1つのインターフェース関数に対応し、該インターフェース関数のパラメータが基本クラスへのポインタまたは引用を含み、
前記標準指令を送信する過程が、操作要求に基づいてインターフェース関数を呼び出す過程を含む、
ことを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 前記インターフェース関数が、C、C++、Java(登録商標)、C#、VBまたはDelphiの関数を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 前記動作が、オープン、クローズ、取得、設定、挿入、削除、検索問い合わせの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 前記オープン動作のパラメータが、パスを含み、
前記クローズ動作のパラメータが、クローズ対象オブジェクトまたはクローズ対象オブジェクトのハンドルを含み、
前記取得動作のパラメータが、用途属性と、親オブジェクトまたは親オブジェクトのハンドルとを含み、
前記設定動作のパラメータが、設定対象オブジェクトまたは設定対象オブジェクトのハンドルと、オブジェクト記述とを含み、
前記挿入動作のパラメータが、親オブジェクトまたは親オブジェクトのハンドルと、オブジェクト記述と、挿入位置とを含み、
前記削除動作のパラメータが、削除対象オブジェクトまたは削除対象オブジェクトのハンドルを含み、
前記検索問い合わせ動作のパラメータが、問い合わせ対象オブジェクトまたは問い合わせ対象オブジェクトのハンドルと、問い合わせ条件とを含む、
ことを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 前記オブジェクトが、文書ベースオブジェクト、文書セットオブジェクト、文書オブジェクト、ページオブジェクト、層オブジェクト、オブジェクトグループ、ステータスオブジェクト、テキストオブジェクト、画像オブジェクト、図形オブジェクト、パスオブジェクト、ソースファイルオブジェクト、スクリプトオブジェクト、プラグインオブジェクト、ストリーミングメディアオブジェクト、リンクオブジェクト、印章オブジェクト、2値化データストリームオブジェクト、ブックマークオブジェクト、コメントオブジェクト、セマンティック情報オブジェクト、メタデータオブジェクト、ロールオブジェクト、権限オブジェクト、デジタル署名オブジェクト、フォントオブジェクト、ナビゲーション情報オブジェクト、スレッド情報オブジェクト、サムネイルイメージオブジェクト、インデックス情報オブジェクト、履歴オブジェクトの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 前記アプリケーションが標準指令を送信する過程が、各オブジェクトに対して各種の動作を実行するための標準指令を予め定義し、アプリケーションの操作要求に基づいて対応の標準指令を決定する過程を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 文書処理システムであって、
少なくとも1つのアプリケーションを有するアプリケーション層と、文書ベースシステムと、インターフェース層とを含み、
前記アプリケーションが、文書を操作するための、動作とオブジェクトとを含む標準指令を、インターフェース層を介して文書ベースシステムに送信し、
前記文書ベースシステムが、インターフェース層を介して前記標準指令を受信し、記憶された文書データ内のオブジェクトに対して、標準指令で指示された動作を実行する、
ことを特徴とするシステム。
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