JP2009519507A - 文書処理システム及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【選択図】 図1
Description
基本的に、異なるユーザは、同じアプリケーションで処理された文書だけ交換でき、異なるアプリケーションで処理された文書を交換できないため、情報の閉鎖につながる。
異なる文書処理アプリケーションの間で、文書フォーマットは互いに互換できず、処理中においては、相手のフォーマットに対して、相手のコンポーネントを利用して解析し(相手から相応インターフェースの提供を前提とする)、又は、自分で研究開発の力を投入して最初から最後まで解析する必要がある。
現在、テキスト文書に対する権限制御手段は単一で、主にデータ暗号化とパスワード認証とを含む。毎年、情報漏えいで会社が巨大な損失を食う事件は次々に発生する。
各人のコンピュータに大量な文書があるが、複数の文書の間では、有効な組織管理が乏しく、且つリソースの共有が難しい。例えば、フォント・書体ファイルや全文データ検索などである。
現在、Adobe(登録商標)のphotoshopやMicrosoftのwordのようなアプリケーションには層という概念が多少あったが、その層は、機能がまだ単純で、管理手段が比較的に簡単で、応用ニーズを満たすことができない。
情報の大量化に伴い、どのキーワードで検索しても膨大な検索結果になってしまう。全文検索技術により再現率の課題がほぼ解決されているが、適合率が速やかに最も重要な課題になっている。従来技術では、適合率の課題の解決に全ての情報を十分に利用していない。例えば、各字の書体や文字サイズが、この字の重要性判断にまったく使用可能であるが、検索時に無視されてしまった。
同一文書フォーマット標準規格を使用する異なるアプリケーションがこのフォーマットの文書の解釈・生成を自分で行う必要があることにより、大量の重複開発をもたらす。また、各アプリケーションの解釈プログラムは異り、例えば、整備なものもあるし、相対的に簡単なものもあり、新バージョンをサポートするものもあるし、旧バージョンのみをサポートするものもある。そのため、同一文書は異なるアプリケーションによって異なるページレイアウトで表示され、ひいては、解釈エラーが発生して文書を開けくことができないこともある。
ソフトウェア産業は絶えずに革新している産業であるが、新機能を追加するたびにこの機能の記述情報を追加する必要があり、且つ、新たなフォーマットの追加が標準規格の修正時まで待つしかできないため、記憶フォーマットの固定は技術革新の競争を妨害する。
大量の情報に対して、検索性能を向上するため、大量の検索情報を追加する必要があるが、固定の記憶フォーマットについては検索情報の追加が難しい。
異なるシステム環境下で、異なる応用ニーズにより異なる記憶要求がありうる。例えば、ハードディスクに記憶する場合、性能を向上するようにディスクヘッドのシーク回数を如何に減少するかを考慮する必要がある。一方、組込式応用では、データがメモリに記憶されるものに相当するため、上記問題はない。例えば、同一メーカーのデータベースアプリケーションは、異なるプラットフォームで異なる記憶フォーマットを使用する可能性がある。そのため、文書記憶標準規格の設定はシステムの可搬性と拡張性に影響を及ぼす。
汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信するアプリケーション層と、
前記標準指令を受信し、前記標準指令に基づいて文書データを操作する文書ベースシステムと、を含む。
少なくとも1つのアプリケーションを有するアプリケーション層と、
汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を、前記アプリケーション層から送信するインターフェース層と、
前記標準指令に基づいて文書データを操作する文書ベースシステムと、を含む。
アプリケーション層が、汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信する過程と、
文書ベースシステムが、前記標準指令に基づいて文書データを操作する過程と、を含む。
汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信するインターフェースユニットを含む。
汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を受信するインターフェースユニットと、
前記標準指令に基づいて文書データを操作する処理ユニットと、を含む。
汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信する上インターフェースユニットと、
前記標準指令を受信する下インターフェースユニットと、を含む。
汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信する上インターフェースユニットと、
前記標準指令を受信する下インターフェースユニットと、を含む。
紙の特性を参考して前記汎用文書モデルを定義してよい。これは、紙を文書情報の記録手段とすることが今まで通用している標準方法であり、紙の全ての機能さえあれば、仕事や生活などの実際の応用ニーズを満たすことができるためである。
ここで、文書ウェアハウスは1つ又は複数の文書ベースからなる。文書ベースの下位階層間の関係と比べて、文書ベース間の関係が比較的に緩く、文書ベース自身のデータを修正することなく、文書ベース同士が簡単に組合せ・解体されることができる。この複数の文書ベースの間は統一インデックス(特に全文インデックス)が作成されていない場合が多いため、文書ウェアハウスに対する多くの検索操作については、普通、使用可能な統一的なインデックスがなく、各文書ベースのインデックスを走査する必要がある。各文書ベースはそれぞれ1つ又は複数の文書セットからなる。各文書セットはそれぞれ、1つ又は複数の文書からなり、任意数のサブ文書セットも含んでよい。ここで言われた文書は、現在の普通の文書ファイル(例えばDOC文書)を含む。汎用文書モデルでは、1つの文書が1つの文書セットのみに属することを規定してもよいが、1つの文書が複数の文書セットに属することを許してもよい。文書ベースは、複数の文書の簡単な組合せではなく、複数の文書を密接に組織してできたものである。特に、文書内容のために各種の統一検索インデックスを作成すると、より大きな利便性をもたらす。
各種の応用による文書セキュリティへのニーズを満すため、従来のアプリケーションの文書セキュリティ機能があまり強くなく、又はセキュリティ管理メカニズムと文書処理モジュールの繋がりが切れることによるセキュリティ欠陥を解決するように、汎用の文書セキュリティモデルを定義する必要がある。本発明の好ましい実施形態によれば、汎用文書セキュリティモデルは下記のものを含む。
文書ベースにおいて若干のロールを定義する。通常、ロールオブジェクトは文書ベースオブジェクトのサブオブジェクトである。対応の汎用文書モデルには文書ベースオブジェクトがない場合、ロールは文書において定義され、即ちロールオブジェクトは文書オブジェクトのサブオブジェクトである。この場合、本汎用文書セキュリティモデルに言われた文書ベースは全て文書により代替されるべきである。
任意ロールによる任意オブジェクト(例えば、文書ベース、文書セット、文書、ページ、層、オブジェクトグループ、レイアウトオブジェクトなど)へのアクセス権限を指定できる。あるロールに対して、あるオブジェクトへのアクセス権限を指定すると、この権限は当該オブジェクトの全てのサブオブジェクトに適用する。
ここで、文書ベースシステムで実現されたアクセス権限には、リード可否、ライト可否、再付与(即ち、他のロールに自分の部分又は全部の権限を与える)可否、権限解除(即ち、他のロールの部分又は全部の権限を解除する)可否、及び上記の任意の組合せが含まれる。印刷不可のような、実現にアプリケーションの協力を必要とする他の権限も定義できる。
ロールは任意のオブジェクトに対して署名できる。あるオブジェクトに対する署名範囲は、当該オブジェクトのサブオブジェクト、及び当該オブジェクトに引用されたオブジェクトを含む。
ロールオブジェクト作成指令の実行結果は、アプリケーションから当該ロール身分でログインするための鍵を、アプリケーションに返信することである。この鍵は、通常、PKIの私密鍵であり、アプリケーションによって保管される。この鍵はログインパスワードであってもよい。好ましくは、いかなるアプリケーションが、いかなる権限もない新たなロールの作成権限を有する。再付与権限のあるロールを用いて新たなロールに一定の権限を与えることが可能である。
アプリケーションが、あるロールの身分でログインする場合、通常、「挑戦/応答」メカニズムが採用される。即ち、文書ベースシステムが、保存しているロールの公開鍵を用いてランダムデータブロックを暗号化して、アプリケーションに送信し、アプリケーションが、その暗号化されたものを復号化してから文書ベースシステムに返信し、復号化が正しい場合は、アプリケーションがこのロールに対応する私密鍵を確実に有することを表す。「挑戦/応答」メカニズムは以下の方式でも実現できる。即ち、文書ベースシステムがランダムデータブロックをアプリケーションに送信し、アプリケーションが私密鍵を用いてそれを暗号化してから文書ベースシステムに返信し、文書ベースシステムが、保存しているロールの公開鍵を用いて、その暗号化されたものを復号化し、復号化が正しい場合は、アプリケーションがこのロールに対応する私密鍵を確実に有することを表す。念のため、この認証プロセスが何回も繰り返されることが可能である。「挑戦/応答」メカニズムを用いることで、私密鍵のセキュリティをよりよく保護できる。ロールの鍵がログインパスワードである場合、ユーザが正しいログインパスワードを入力しなければならない。また、アプリケーションは同時に複数のロールでログインしてよく、この時、このアプリケーションの有している権限はそれらの複数のロールの権限の和集合である。
特殊のデフォルトロールが作成できる。デフォルトロールが存在する場合、いかなるロールでもログインしなくても、デフォルトロールの身分で文書ベースを操作できる。好ましくは、文書ベースの初期作成時に、全ての権限を有するデフォルトロールを自動的に作成する。
前記インターフェース層の統一インターフェース標準は、汎用文書モデル、汎用文書セキュリティモデル及び常用の文書操作に基づいて定義されてよく、汎用文書モデル内の各オブジェクトに対する操作指令を送信することに用いられる。前記汎用文書モデル内の各オブジェクトに対する操作指令はインターフェース標準に適合し、各種のアプリケーションはインターフェース層を介して標準指令を送信できる。
開く:文書ベースを作成し、又は開く。
閉じる:セッションハンドルや文書ベースを閉じる。
取得:オブジェクトリスト、オブジェクトの関連属性及びデータを取得する。
設定:オブジェクトデータを設定・修正する。
挿入:指定のオブジェクト又はデータを挿入する。
削除:オブジェクトのあるサブオブジェクトを削除する。
検索問い合わせ:定義された条件によって文書において条件に適合する内容を検索する。これらの条件は、正確な情報であってもよいし、不正確な情報であってもよい。即ち、曖昧検索がサポートされる。
1.書体情報に基づく検索、例えば、黒体文字の「書生」の検索、Times New Roman体の「Sursen」の検索。
2.文字サイズ情報に基づく検索、例えば、3号の「書生」の検索、20ポイント以上の「Sursen」の検索、長体文字(即ち文字高さが文字幅を超える)の「文書ベース」の検索。
3.色に基づく検索、例えば、赤色の「書生」の検索、青色の「Sursen」の検索。
4.レイアウト位置に基づく検索、例えば、ページの上半部分にある「書生」の検索、フッターにある「Sursen」の検索。
5.文字修飾の特殊効果に基づく検索、例えば、斜体文字の「書生」の検索、時計回り方向で30度〜90度回転される「Sursen」の検索、袋文字の「SEP」の検索、縁取り文字の「文書ベース」の検索。
6.類似の考え方によって、さらに、他の類型の検索、例えば白黒反転(黒地に白字)の「書生」の検索、画像に重ね合わせた「Sursen」の検索なども提供できる。
7.複数のレイアウトオブジェクトの組合せ、例えば「書生」と「Sursen」の距離が5cmに超えないものを検索できる。
8.上記検索条件の任意の組合せ。
SUCCESS:値が真(true)の場合は操作成功、それ以外の場合は操作失敗、を表す。
サブ要素
ERR_INFO:選択可能なものであり、操作失敗の場合だけ出現し、相応のエラー情報を記述する。
他のサブ要素:具体的な命令によって決定され、各命令に対する説明を参照してよい。
1.1 属性
1.1.1 Create:trueの場合は作成し、それ以外の場合は既存の文書ベースを開くことを表す。
1.2 サブ要素
1.2.1 Path:文書ベースのパス。それは、ディスクファイル名、URL、メモリポインタ、ネットワークパス、文書ベースのロジック名称、又は文書ベースを指定できる他の表現方式であってよい。異なる特徴を有する文字列で上記の各種の場合を区分し、即ち命令フォーマットを変化せず、文字列に対して異なる特徴さえ設定すれば、異なる方法で文書ベースを指定できる。例えば、ディスクファイル名は、デバイス名(例えばドライブレター)と「:」(例えば、「C:」、「D:」)を先頭として、そして「:」の直後は「//」又は他の「:」ではない。URLは、プロトコル名称と「://」(例えば「http://」)を先頭とする。メモリポインタは、「MEM::」を先頭として、その次はポインタの文字列での表現方式であり、例えば「MEM::1234:5678」である。ネットワークパスは、「\\」を先頭として、次はサーバ名及びサーバでのパスであり、例えば「\\server\abc\def.sep」である。文書ベースのロジック名称は、「*」を先頭としてよく、例えば「*MyDocBase1」である。下インターフェースユニットが解析するとき、先頭1文字が「*」である場合は当該文字列が文書ベースのロジック名称を表し、先頭2文字が「\\」である場合は当該文字列がネットワークパスを表し、先頭5文字が「MEM::」である場合は当該文字列がメモリポインタを表し、上記以外の場合は、文字列の最初の「:」を探して、この「:」の次が「//」であると文字列がURLを表し、そうでないとローカルデバイスのファイルを表す。サーバの文書ベースを開く場合を区分するように、特別なURLプロトコルを設定してよい。例えば、「Docbase://myserver/mydoc2」を用いて、サーバmyserverにおける文書ベースシステムのサーバシステムで管理される文書ベースmydoc2を開くことを指示する。要するに、文字列に異なる特徴さえ設定できれば、異なる方式で文書ベースを指定できる。上記説明によれば、各種の異なる文字列特徴を定義してもよい。この方式は、文書ベースパスの指定に適用するだけでなく、他の場合、特に特定リソース位置を指定するための応用場合にも適用できる。新たな方式で関連リソースを指定したいが、既存のプロトコル又は関数を変えることができず、又は変えたくない場合が多い。このとき、文字列に異なる特徴を設定する方式で指定できる。このような方法は最適な汎用性があり、原因として、いかなるプロトコル又は関数でも、ディスクファイル名又はURLさえサポートすれば、文字列もサポートする。
1.3 戻り値
成功の場合、ハンドルを記録するためのサブ要素「handle」をUOML_RETに追加する。
2.1 属性:なし。
2.2 サブ要素
2.2.1 handle:文字列で表される、オブジェクトへの引用ポインタであるオブジェクトハンドル。
2.2.2 db_handle:文字列で表される、文書ベースへの引用ポインタである文書ベースハンドル。
2.3 戻り値:なし。
3.1 属性
3.1.1 usage:用途であり、「GetHandle」(指定オブジェクトハンドル取得)、「GetObj」(指定オブジェクトデータ取得)、「GetPageBmp」(ページビットマップ取得)のうち1つ。
3.2 サブ要素
3.2.1 parent:親オブジェクトハンドルであり、usage属性が「GetHandle」の場合に使用する。
3.2.2 pos:位置順番であり、usage属性が「GetHandle」の場合に使用する。
3.2.3 handle:指定オブジェクトのハンドルであり、usage属性が「GetObj」の場合に使用する。
3.2.4 Page:表示必要なページのハンドルであり、usage属性が「GetPageBmp」の場合に使用する。
3.2.5 input:入力ページに対する要求を記述し、例えば、1層又は複数層の内容の表示を指定でき(表示可能な層は必ず現在のロールにアクセス権限がある層である)、Clip領域の指定によって表示領域の大きさも指定できる。usage属性が「GetPageBmp」の場合に使用する。
3.2.6 output:ページビットマップの出力方式を記述し、usage属性が「GetPageBmp」の場合に使用する。
3.3 戻り値
3.3.1 usage属性が「GetHandle」の場合、実行成功のとき、parentの第pos個のサブオブジェクトのハンドルを記録するためのサブ要素「handle」をUOML_RETに追加する。
3.3.2 usage属性が「GetObj」の場合、実行成功のとき、handleオブジェクトデータのxml表現を含むサブ要素「xobj」をUOML_RETに追加する。
3.3.3 usage属性が「GetPageBmp」の場合、実行成功のとき、サブ要素「output」で指定された位置にページビットマップを出力する。
4.1 属性:なし。
4.2 サブ要素
4.2.1 Handle:オブジェクトのハンドルを設定する。
4.2.2 xobj:オブジェクトの記述。
4.3 戻り値:なし。
5.1 属性:なし。
5.2 サブ要素
5.2.1 parent:親オブジェクトハンドル。
5.2.2 xobj:オブジェクトの記述。
5.2.3 pos:挿入位置。
5.3 戻り値:実行成功の場合、パラメータ「xobj」で表されるオブジェクトを、parentの第pos個のサブオブジェクトとしてparentに挿入し、新たに挿入されたオブジェクトのハンドルを表すサブ要素「handle」をUOML_RETに追加する。
6.1 属性:なし。
6.2 サブ要素
6.2.1 handle:削除必要なオブジェクトのハンドル。
6.3 戻り値:なし。
7.1 属性:なし。
7.2 サブ要素
7.2.1 handle:問い合わせ必要な文書ベースハンドル。
7.2.2 condition:問い合わせ条件。
7.3 戻り値:成功の場合、問い合わせ結果のハンドルを表すサブ要素「handle」、及び問い合わせ結果の数を表すサブ要素「number」をUOML_RETに追加する。UOML_GETで各問い合わせ結果を取得できる。
文書ベース(UOML_DOCBASE)、文書セット(UOML_DOCSET)、文書(UOML_DOC)、ページ(UOML_PAGE)、層(UOML_LAYER)、オブジェクトグループ(UOML_OBJGROUP)、テキスト(UOML_TEXT)、画像(UOML_IMAGE)、直線(UOML_LINE)、曲線(UOML_BEIZER)、円弧(UOML_ARC)、パス(UOML_PATH)、ソースファイル(UOML_SRCFILE)、背景色(UOML_BACKCOLOR)、前景色(UOML_COLOR)、ROP(UOML_ROP)、文字サイズ(UOML_CHARSIZE)、及び書体(UOML_TYPEFACE)を含む。
1.1 属性:なし。
1.2 サブ要素
1.2.1 metadata:メタデータ。
1.2.2 pageset:各ページ。
1.2.3 fontinfo:組み込みフォント。
1.2.4 navigation:ナビゲーション情報。
1.2.5 thread:スレッド情報。
1.2.6 minipage:サムネイルイメージ。
1.2.7 signiture:デジタル署名。
1.2.8 sharesource:共有リソース。
2 UOML_TEXT
2.1 属性
2.1.1 Encoding:テキスト符号化方式。
2.2 サブ要素
2.2.1 TextData:テキスト内容。
2.2.2 CharSpacingList:非等間隔の場合の文字間隔リスト。
2.2.3 StartPos:開始位置。
3 UOML_CHARSIZE
3.1 属性
3.1.1 width:文字幅。
3.1.2 height:文字高さ。
3.2 サブ要素:なし。
<UOML_OPEN create=”true”>
<path val=”f:\\data\\docbase1.sep”/>
</UOML_OPEN>
<UOML_INSERT>
<parent val=”123.456.789”/>
<pos val=”1”/>
<xobj>
<docset/>
</xobj>
</UOML_INSERT>
1, ”f:\\data\\docbase1.sep”,/Open
/docset, 1, “123.456.789” ,/Insert
UOML_INSERT_DOCSET:文書ベースに1つの文書セットを作成。
属性:なし。
サブ要素:
parent:文書ベースハンドル。
pos:挿入位置。
戻り値:実行成功の場合、新たに挿入された文書セットのハンドルを表すサブ要素「handle」をUOML_RETに追加する。
<UOML_INSERT_DOCSET>
<parent val=”123.456.789”/>
<pos val=”1”/>
</UOML_INSERT_DOCSET>
struct UOI_Ret {
BOOL m_bSuccess;
CString m_ErrInfo;
};
class UOI_Object {
public:
enum Type {
TYPE_DOCBASE,
TYPE_DOCSET,
TYPE_DOC,
TYPE_PAGE,
TYPE_LAYER,
TYPE_TEXT,
TYPE_CHARSIZE,
……
};
Type m_Type;
UOI_Object();
virtual 〜 UOI_Object();
static UOI_Object Create(Type objType);
};
UOI_RET UOI_Open(char *path, BOOL bCreate, HANDLE *pHandle);
UOI_RET UOI_Close(HANDLE handle, HANDLE db_handle);
UOI_RET UOI_GetHandle(HANDLE hParent, int nPos, HANDLE *pHandle);
UOI_RET UOI_GetObjType(HANDLE handle, UOI_Object ::Type *pType);
UOI_RET UOI_GetObj(HANDLE handle, UOI_Object *pObj);
UOI_RET UOI_GetPageBmp(HANDLE hPage, RECT rect, void *pBuf);
UOI_RET UOI_SetObj(HANDLE handle, UOI_Object *pObj);
UOI_RET UOI_Insert(HANDLE hParent, int nPos, UOI_Object *pObj, HANDLE *pHandle = NULL);
UOI_RET UOI_Delete(HANDLE handle);
UOI_RET UOI_Query(HANDLE hDocbase, const char *strCondition, HANDLE *phResult);
class UOI_Doc:public UOI_Object {
public:
UOI_MetaData m_MetaData;
int m_nPages;
UOI_Page **m_pPages;
int m_nFonts;
UOI_Font **m_pFonts;
UOI_Navigation m_Navigation;
UOI_Thread m_Thread;
UOI_MiniPage *m_pMiniPages;
UOI_Signature m_Signature;
int m_nShared;
UOI_Obj *m_pShared;
UOI_Doc();
virtual 〜UOI_Doc();
};
class UOI_Text:public UOI_Object {
public:
enum Encoding {
ENCODE_ASCII,
ENCODE_GB13000,
ENCODE_UNICODE,
......
};
Encoding m_Encoding;
char *m_pText;
Point m_Start;
int *m_CharSpace;
UOI_Text();
virtual 〜 UOI_Text();
};
class UOI_CharSize:public UOI_Object {
public:
int m_Width;
int m_Height;
UOI_CharSize();
virtual 〜UOI_CharSize();
};
ret = UOI_Open(”f:\\data\\docbase1.sep”,TRUE,&hDocBase);
HANDLE InsertNewObj(HANDLE hParent, int nPos, UOI_Object::Type type)
{
UOI_Ret ret;
HADNLE handle;
UOI_Obj *pNewObj = UOI_Obj::Create(type);
if(pNewObj == NULL)
return NULL;
ret = UOI_Insert(hParent,nPos,pNewObj, &handle);
delete pNewObj;
return ret.m_bSuccess ? handle: NULL;
}
UOI_Obj *GetObj(HANDLE handle)
{
UOI_Ret ret;
UOI_Object::Type type;
UOI_Obj *pObj;
ret=UOI_GetObjType(handle,&type);
if(!ret.m_bSuccess)
return NULL;
pObj=UOI_Obj::Create(type);
if(pObj==NULL)
return NULL;
ret=UOI_GetObj(handle,pObj);
if(!ret.m_bSuccess) {
delete pObj;
return NULL;
}
return pObj;
}
UOI_InsertDocset(pDocbase,0);
class UOI_DocBase:public UOI_Obj
{
public:
/*!
* \brief 文書ベースの作成
* \param szPath:文書ベースのフルパス
* \param bOverride:元のファイルをオーバーライトするかどうか
* \return UOI_DocBase オブジェクト
*/
BOOL Create(const char *szPath, bool bOverride = false);
/*!
* \brief 文書ベースを開く
* \param szPath:文書ベースのフルパス
* \return UOI_DocBase オブジェクト
*/
BOOL Open(const char *szPath);
/*!
* \brief 文書ベースを閉じる
* \param なし
* \return なし
*/
void Close();
/*!
* \brief ロールリストの取得
* \param なし
* \return UOI_RoleList オブジェクト
* \sa UOI_RoleList
*/
UOI_RoleList GetRoleList();
/*!
* \brief 文書ベースの記憶
* \param szPath:記憶しようとする文書ベースのフルパス
* \return なし
*/
void Save(char *szPath = 0);
/*!
* \brief 文書セットの挿入
* \param nPos:文書セットの挿入位置
* \return UOI_DocSet オブジェクト
* \sa UOI_DocSet
*/
UOI_DocSet InsertDocSet(int nPos);
/*!
* \brief 指定インデックスの文書セットの取得
* \param nIndex:文書リストのインデックス番号
* \return UOI_DocSet オブジェクト
* \sa UOI_DocSet
*/
UOI_DocSet GetDocSet(int nIndex);
/*!
* \brief 文書セットの総数の取得
* \param なし
* \return 文書セットの数
*/
int GetDocSetCount();
/*!
* \brief 文書ベース名称の設定
* \param nLen:文書ベース名称の長さ
* \param szName:文書名称
* \return なし
*/
void SetName(int nLen, const char* szName);
/*!
* \brief 文書ベース名称の長さの取得
* \param なし
* \return 長さ
*/
int GetNameLen();
/*!
* \brief 文書ベース名称の取得
* \param なし
* \return 文書ベース名称
*/
const char* GetName();
/*!
* \brief 文書ベースidの長さの取得
* \param なし
* \return 長さ
*/
int GetIDLen();
/*!
* \brief 文書ベースidの取得
* \param なし
* \return id
*/
const char* GetID();
//! コンストラクタ関数
UOI_DocBase();
//! デストラクタ関数
virtual 〜UOI_DocBase();
};
pDocBase.InsertDocset(0);
理解すべきものとして、同様の考え方によって上記実施形態の上で操作指令を追加、又は簡略化してもよい。特に文書モデルが簡略化される場合、操作指令も相応に簡略化される。一番簡略化された場合は、文書の作成、ページの作成、各レイアウトオブジェクトの作成のいくつかの操作指令だけある。
図1を参照して、本発明の好ましい実施形態による文書処理システムの動作プロセスを引き続き説明する。
ロールオブジェクトの作成時に、ランダムの公開鍵と私密鍵の鍵ペア(例えば512bitのRSA鍵)を生成し、公開鍵をロールオブジェクトに記憶し、私密鍵をアプリケーションに戻す。
b) リード権限のあるロールに復号化鍵を与え、当該ロールがこの鍵を用いてこのデータ領域を復号化して、これらのデータを正確に読み出すことができる。
c) ライト権限のあるロールに暗号化鍵を与え、当該ロールがこの鍵を用いて修正後のデータを暗号化して、当該領域のデータを正確に書き込むことができる。
d) PKIの暗号化・復号化の効率が比較的に低いため、運行効率を向上させるように、対称鍵を利用してデータ領域を暗号化してもよい。暗号化鍵でこの対称鍵を暗号化し、暗号化した鍵データを復号化鍵で復号化することで、正確な対称鍵を取得する。リード権限だけあるロールが対称鍵を取得した後にそれを利用してデータを修正することを防止するために、暗号化鍵を用いて当該データ領域に対してデジタル署名を行うようにしてよい。ライト権限のあるロールが当該データ領域を修正するたびに改めて署名を行うことによって、データがライト権限のないロールに改竄されないことを確保する。
e) あるロールに暗号化鍵又は復号化鍵を与える場合、このロールの公開鍵を用いて当該暗号化鍵又は復号化鍵を暗号化してから記憶するようにしてよい。これにより、当該ロールの私密鍵を持たなければ、当該暗号化鍵又は復号化鍵を取り出すことができない。
本発明において、文書処理システムで紙の特性をよく模擬できるように、「追加のみ修正せず」という技術案を提供している。つまり、各アプリケーションは、現在の文書内容の上に新たな内容を追加するだけで、既存内容を修正・削除しない。これにより、文書のページが紙のようになり、異なる人が異なるペンを用いて紙に書くことができるが、だれでも既存内容を修正・削除できない。具体的な方法は以下の通りである。各アプリケーションは、他のアプリケーションで生成された文書を編集する場合、現在の文書の上に1層を新たに追加し、本アプリケーションで新たに編集された全ての内容をこの層に置き、前の各層の内容を修正・削除しない。このように、各文書の各層ごとに1つだけのアプリケーションによって管理・維持されるが、他のアプリケーションで当該層を編集できなくなる。現在の社会が紙に基づいて運営されるため、文書処理システムは、紙の特性に適合する限り、現在の応用ニーズを満たすことができ、十分の実用価値がある。
2.文書オブジェクトのサブオブジェクトとしてソースファイルオブジェクトを新規作成する。当該ソースファイルオブジェクトは、ソースファイルを組み込み(例えば、2値化データの方式で全体組み込む)、どの層が当該ソースファイルオブジェクトに対応するかを記録することに用いられる。
3.同じアプリケーションを用いて当該文書を再度編集するとき、対応のソースファイルオブジェクトから対応のソースファイルを取り出す。
4.当該ソースファイルを使用して当該層の内容を引き続き編集する。このソースファイルのフォーマットが当該アプリケーション自分のフォーマットであるため、当該アプリケーション自分の機能によって当該層の内容を引き続き編集できる。
5.再度編集が終了した後、新たに編集後の結果によって当該層の内容を更新する(例えば、全部消去後改めて生成する方式で)とともに、新たに修正後のソースファイルを改めて文書オブジェクトに組み込む。
6.このように繰り返して、元のアプリケーションを用いて元の方式で文書の既存内容を編集できる。
2.いかなる文書について、いかなるアプリケーションでも、いかなる内容を追加でき、且つ文書の既存署名が破壊されない。
3.いかなる文書について、文書の既存署名を考慮する必要がない(署名なし、又は署名あるが破壊を許す)前提で、いかなるアプリケーションでも、文書の既存内容に対してレイアウトレベルの編集を行うことができる。
4.いかなる文書について、文書の既存内容の元の編集アプリケーションで、この内容を正常に編集できる。
UOI_Open(“c:\\sample\\mydocbase.sep”, TRUE, &hDocBase);
2.文書ベースhDocBaseに文書セットを新規作成して、そのハンドルをhDocSetに保存するための指令を、アプリケーションAが送信する。
hDocSet = InsertNewObj(hDocBase, 0, UOI_Obj:: TYPE_DOCSET);
本実施形態では、この文書ベースに1つの文書セット、即ち第1文書セットのみある。
3.文書セットhDocSetに文書を新規作成して、そのハンドルをhDocに保存するための指令を、アプリケーションAが送信する。
hDoc = InsertNewObj(hDocSet, 0, UOI_Obj:: TYPE_DOC);
本実施形態では、この文書セットに1つの文書、即ち第1文書のみある。
4.文書hDocに、幅がwであり高さがhであるページを新規作成して、そのハンドルをhPageに保存するための指令を、アプリケーションAが送信する。
UOI_Page page;
page.size.w = w;
page.size.h = h;
UOI_Insert(hDoc, 0, &page, &hPage);
本実施形態では、この文書に1ページ、即ち第1ページのみある。
5.ページhPageに層を新規作成して、そのハンドルをhLayerに保存するための指令を、アプリケーションAが送信する。
hLayer = InertNewObj(hPage, 0, UOI_Obj::TYPE_LAYER);
本実施形態では、このページに1層、即ち第1層のみある。
6.文字サイズをsに設定するための指令を、アプリケーションAが送信する。
UOI_CharSize charSize;
charSize.m_Width = charSize.m_Height = s;
UOI_Insert(hLayer, 0, &charSize)
本実施形態では、この層の第1レイアウトオブジェクトが文字サイズオブジェクトである。
7.座標(x1,y1)の位置に文字列「書生の意氣は揮斥にして方に遒かりき」を挿入するための指令を、アプリケーションAが送信する。
UOI_Text text;
text.m_pText = Duplicate(“書生の意氣は揮斥にして方に遒かりき”);
text.m_Encoding = UOI_Text:: ENCODE_GB13000;
text.m_Start.x = x1;
text.m_Start.y = y1;
UOI_Insert(hLayer, 1, &text);
本実施形態では、この層の第2レイアウトオブジェクトがテキストオブジェクトである。
8.文書ベースhDocBaseを閉じるための指令を、アプリケーションAが送信する。
UOI_Close(hDocBase);
9.文書ベースc:\sample\mydocbase.sepを開いて、そのハンドルをhDocBaseに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_Open(“c:\\sample\\mydocbase.sep”, FALSE, &hDocBase);
10.文書ベースhDocBaseの第1文書セットのポインタを取得して、そのハンドルをhDocSetに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hDocBase, 0, &hDocSet);
11.文書セットhDocSetの第1文書のポインタを取得して、そのハンドルをhDocに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hDocSet, 0, &hDoc);
12.文書hDocの第1ページのポインタを取得して、そのハンドルをhPageに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hDoc, 0, &hPage);
13.アプリケーションBが、このページを表示するためのビットマップを取得する。
UOI_GetPageBmp(hPage, rect, buf);
14.hPageの第1層のポインタを取得して、そのハンドルをhLayerに保存するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hPage, 0, &hLayer);
15.第1レイアウトオブジェクトのハンドルhObjを取得するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetHandle(hLayer, 0, &hObj);
16.hObjの類型を取得するための指令を、アプリケーションBが送信する。
UOI_GetObjType(hObj, &type);
17.アプリケーションBは、これが文字サイズオブジェクトであると発見し、このオブジェクトを取得する。
UOI_GetObj(hObj, &charSize);
18.アプリケーションBが文字高さを2倍に拡大する。
charSize.m_Height *= 2;
UOI_SetObj(hObj, &charSize);
Claims (37)
- 文書を処理するシステムであって、
汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信するアプリケーション層と、
前記標準指令を受信し、前記標準指令に基づいて文書データを操作する文書ベースシステムと、
を含むことを特徴とする文書処理システム。 - 前記アプリケーション層が上インターフェースユニットを含み、前記アプリケーション層が上インターフェースユニットを介して前記標準指令を送信し、
前記文書ベースシステムが下インターフェースユニットを含み、前記文書ベースシステムが下インターフェースユニットを介して前記標準指令を受信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 前記文書ベースシステムがアプリケーション層に実行結果を返信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 文書ベースシステムで生成された文書データを保存する記憶層を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- アプリケーション層の異なるアプリケーションが同時又は異時に同一文書ベースシステムに操作を指示することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- アプリケーション層の同一アプリケーションが同時又は異時に異なる文書ベースシステムに操作を指示することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記汎用文書モデルが、1つ又は複数の文書オブジェクトと、1つ又は複数のページオブジェクトと、任意数のレイアウトオブジェクトとを含み、
各文書オブジェクトがそれぞれ、1つ又は前後の順序を有する複数のページオブジェクトを含み、各ページオブジェクトがそれぞれ、任意数のレイアウトオブジェクトを含み、
前記レイアウトオブジェクトが、テキストオブジェクト、図形オブジェクト及び画像オブジェクトのいずれか1つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 前記汎用文書モデルが、1つ又は複数の文書ベースオブジェクトを更に含み、
前記文書ベースオブジェクトが、1つ又は複数の文書オブジェクトを含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。 - 前記汎用文書モデルが、1つ又は複数の文書セットオブジェクトを更に含み、
前記文書ベースオブジェクトが、1つ又は複数の文書セットオブジェクトを含み、前記文書セットオブジェクトが、1つ又は複数の文書オブジェクトを含むことを特徴とする請求項8に記載のシステム。 - 前記汎用文書モデルが、1つ又は複数の層オブジェクトを更に含み、
前記ページオブジェクトが、1つ又は前後の順序を有する複数の層オブジェクトを含み、前記層オブジェクトが、任意数のレイアウトオブジェクトを含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。 - 前記文書オブジェクトが、任意数のメタデータオブジェクト、任意数のナビゲーションオブジェクト、任意数のスレッドオブジェクト及び任意数のサムネイルイメージ情報オブジェクトのいずれか1つ又は複数の組合せを更に含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- 前記汎用文書モデルが、各文書オブジェクト及び各ページオブジェクトで共有される、任意数のフォントオブジェクト及び任意数の画像オブジェクトを更に含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- 前記レイアウトオブジェクトが、ステータスオブジェクト、スクリプトオブジェクト、プラグインオブジェクト、組込式オブジェクト、ナビゲーションオブジェクト、ブックマークオブジェクト、リンクオブジェクト、ストリーミングメディアオブジェクト、2値化データストリームオブジェクト、及びハイパーリンクオブジェクトのいずれか1つ又は複数の組合せを更に含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- 前記汎用文書モデルがロールオブジェクトを更に含み、各ロールに他のオブジェクトにアクセスする異なる権限が設定され、
前記権限が、各ロールからあるオブジェクトへのリード可否、ライト可否、コピー可否、印刷可否のいずれか1つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする請求項7に記載のシステム。 - 文書を処理する方法であって、
アプリケーション層が、汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信する過程と、
文書ベースシステムが、前記標準指令に基づいて文書データを操作する過程と、
を含むことを特徴とする方法。 - 文書ベースシステムが、文書データを操作する過程の実行結果をアプリケーション層に返信する過程を更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 前記汎用文書モデルが、文書オブジェクトと、ページオブジェクトと、レイアウトオブジェクトとを含み、
前記操作する過程が、
文書オブジェクトを作成又は削除する過程と、
文書のページオブジェクトを作成又は削除する過程と、
ページのレイアウトオブジェクトを作成又は削除する過程とを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 前記汎用文書モデルが、文書ベースオブジェクトと、文書セットオブジェクトとを更に含み、
前記操作する過程が、
文書ベースオブジェクトを作成又は削除する過程と、
文書ベースの文書セットオブジェクトを作成又は削除する過程とを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 前記汎用文書モデルが層オブジェクトを更に含み、前記ページオブジェクトが1つ又は複数の層オブジェクトを含み、前記層オブジェクトが1つ又は複数のレイアウトオブジェクトを含み、
前記操作する過程が、ページの層オブジェクトを作成又は削除する過程を更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 前記操作する過程が、
汎用文書モデルの各オブジェクトの属性を取得する過程と、
汎用文書モデルの各オブジェクトの属性を修正する過程とを更に含むことを特徴とする請求項15〜19のいずれか1項に記載の方法。 - 前記操作する過程が、ページオブジェクトのページビットマップを取得する過程を更に含むことを特徴とする請求項15〜19のいずれか1項に記載の方法。
- 前記送信する過程が、
インターフェース層が、アプリケーションからの指令を所定の指令フォーマットに従って標準指令に生成し、
又は、インターフェース層が、アプリケーションからの指令に基づいて、当該指令に対応する所定のインターフェース関数を呼び出して標準指令を生成する過程を含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 前記所定の指令フォーマットが、操作動作+操作オブジェクトを含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
- 前記操作する過程が、
ユーザがアプリケーション層を介して設定した条件に従って、文書データから条件に適合するオブジェクトを検索する過程を含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 前記条件が、汎用文書モデルに含まれるテキストオブジェクト、書体オブジェクト、文字サイズオブジェクト、及び色オブジェクトのいずれか1つ又は複数の属性の組合せを含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
- 汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信するインターフェースユニットを含むことを特徴とするアプリケーション。
- 前記汎用文書モデルが、1つ又は複数の文書オブジェクトと、1つ又は複数のページオブジェクトと、任意数のレイアウトオブジェクトとを含み、
各文書オブジェクトがそれぞれ、1つ又は前後の順序を有する複数のページオブジェクトを含み、各ページオブジェクトがそれぞれ、任意数のレイアウトオブジェクトを含み、
前記レイアウトオブジェクトが、テキストオブジェクト、図形オブジェクト及び画像オブジェクトのいずれか1つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする請求項26に記載のアプリケーション。 - 汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を受信するインターフェースユニットと、
前記標準指令に基づいて文書データを操作する処理ユニットと、
を含むことを特徴とする文書ベースシステム。 - 文書データを記憶する記憶ユニットを更に含むことを特徴とする請求項28に記載の文書ベースシステム。
- 前記汎用文書モデルが、1つ又は複数の文書オブジェクトと、1つ又は複数のページオブジェクトと、任意数のレイアウトオブジェクトとを含み、
各文書オブジェクトがそれぞれ、1つ又は前後の順序を有する複数のページオブジェクトを含み、各ページオブジェクトがそれぞれ、任意数のレイアウトオブジェクトを含み、
前記レイアウトオブジェクトが、テキストオブジェクト、図形オブジェクト及び画像オブジェクトのいずれか1つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする請求項28に記載の文書ベースシステム。 - 汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を送信する上インターフェースユニットと、
前記標準指令を受信する下インターフェースユニットと、
を含むことを特徴とするインターフェース層。 - 前記下インターフェースユニットが、受信した指令が標準指令であるかどうかを判断し、標準指令を解析することを特徴とする請求項31に記載のインターフェース層。
- 前記汎用文書モデルが、1つ又は複数の文書オブジェクトと、1つ又は複数のページオブジェクトと、任意数のレイアウトオブジェクトとを含み、
各文書オブジェクトがそれぞれ、1つ又は前後の順序を有する複数のページオブジェクトを含み、各ページオブジェクトがそれぞれ、任意数のレイアウトオブジェクトを含み、
前記レイアウトオブジェクトが、テキストオブジェクト、図形オブジェクト及び画像オブジェクトのいずれか1つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする請求項31に記載のインターフェース層。 - 文書を処理するシステムであって、
少なくとも1つのアプリケーションを有するアプリケーション層と、
汎用文書モデルに適合する文書を操作するための標準指令を、前記アプリケーション層から送信するインターフェース層と、
前記標準指令によって文書データを操作する文書ベースシステムと、
を含むことを特徴とするシステム。 - 前記文書ベースシステムが、インターフェース層を介してアプリケーション層に実行結果を返信することを特徴とする請求項34に記載のシステム。
- 前記インターフェース層が、上インターフェースユニットと、下インターフェースユニットとを含み、
前記アプリケーション層が、上インターフェースユニットを介して標準指令を下インターフェースユニットに送信し、
前記文書ベースシステムが、下インターフェースユニットを介して標準指令を受信することを特徴とする請求項34に記載のシステム。 - 前記汎用文書モデルが、1つ又は複数の文書オブジェクトと、1つ又は複数のページオブジェクトと、任意数のレイアウトオブジェクトとを含み、
各文書オブジェクトがそれぞれ、1つ又は前後の順序を有する複数のページオブジェクトを含み、各ページオブジェクトがそれぞれ、任意数のレイアウトオブジェクトを含み、
前記レイアウトオブジェクトが、テキストオブジェクト、図形オブジェクト及び画像オブジェクトのいずれか1つ又は複数の組合せを含むことを特徴とする請求項34に記載のシステム。
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