JP2009517917A - マルチメディア通信を可能にするための方法および装置 - Google Patents

マルチメディア通信を可能にするための方法および装置 Download PDF

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Abstract

プライベートネットワークに接続された通信デバイス(302)にマルチメディアサービスへのアクセスを提供するための、マルチメディア・サービス・ネットワーク(304)に接続されたマルチメディアゲートウェイ(300)における方法および装置を提供する。マルチメディアゲートウェイは、デバイスデータベース(316)、通信ユニット(312)、および論理ユニット(314)を含んでもよい。サービスIDが、マルチメディアゲートウェイに関連付けられ、サービスIDはマルチメディア・サービス・ネットワーク内で有効である。セッション要求が受信されると、プライベートネットワーク内の少なくとも1つのデバイスの代わりにセッションが確立され、その際、前記サービスIDと前記少なくとも1つのデバイスの性能とが使用される。これによって、選択された単数又は複数のデバイスについては、個別のサービスIDが必要ない。セッション要求が着信する要求のセッション招待である場合、前記少なくとも1つのデバイスが、セッションのための性能要件に基づいて選択される。

Description

本発明は、一般に、マルチメディア・サービス・ネットワークに接続されたマルチメディアゲートウェイを使ってマルチメディア通信を可能にするための方法および装置に関するものである。その結果、マルチメディアサービスへのアクセスが、プライベートネットワークに接続されたデバイス、特に、宅内ネットワーク内のさまざまなタイプの通信デバイスに提供されうる。
今日、例えば固定型もしくは移動型のコンピュータおよび電話のような、IP(インターネットプロトコル)を用いたパケットに基づくマルチメディア通信が可能な、各種の通信デバイスが利用できる。マルチメディアサービスは通常、多様な形式および組み合わせのメディアを表す、符号化されたデータの送信を伴う。本記述において「マルチメディア」という用語は、パケットに基づくIP(インターネットプロトコル)転送技術を用いて通信されるメディアのいずれかの選択を一般的に表すために用いられるであろう。マルチメディアサービスは、例えば、音声、動画、静止画像、テキスト、文書、アニメーションなどのような多様なタイプのメディアを表すデータのパケット交換型通信を含む。
「IPマルチメディア・サブシステム」(IMS)と呼ばれるネットワーク・アーキテクチャが、パケット領域でマルチメディアサービスおよびマルチメディアセッションを取り扱うためのオープンスタンダードとして、第三世代パートナシップ・プロジェクト(3GPP)によって開発された。IMSは、IPトランスポートに基づくサービスを可能にするプラットフォームであり、使用されるアクセス技術に事実上依存せず、いずれの特定のサービスにも限定されない。従って、IMSネットワークは、マルチメディアセッションを制御するけれども、ペイロードデータの実際の転送には使われず、ペイロードデータは、アクセスネットワーク上、およびインターネットを含む何らかの中間トランスポートネットワーク上でルーティングされる。
図1は、IMSサービスネットワークを使ってマルチメディアサービスを提供するための基本的なネットワーク構造の典型的な略図である。1つ以上のマルチメディアサービスを含む通信セッションSにおいて、移動端末Aが、無線アクセスネットワーク100に接続され、別のアクセスネットワーク102に接続されている固定端末Bと通信する。また、アクセスネットワーク100および102を接続する、図示しない中間バックボーンネットワークがあってもよい。
IMSネットワーク104が、無線アクセスネットワーク100に接続されて、端末Aに関するセッションを取り扱っており、ここでネットワーク100および104は、通常、1つのオペレータによって所有される。この例では、対応するIMSネットワーク106は、端末Bに代わってセッションを取り扱っており、そして、2つのIMSネットワーク104および106は、異なるオペレータによって制御されてもよい。あるいは、2つの通信端末は、もちろん、同じアクセスネットワークに接続されてもよいし、また、同じIMSネットワークに属してもよいし、その両方であってもよい。また端末Aは、例えば何らかのメディアをコンテンツプロバイダからダウンロードする目的で、代わりにサーバと通信してもよい。また、端末が、在圏アクセスネットワーク内でローミング中の場合、マルチメディアサービスは、端末の「ホーム」IMSネットワーク、すなわち、それが加入者として登録されているネットワークによって取り扱われる。
図1に示すセッションSは、ここでは「セッション管理ノード」108と総称される、各IMSネットワーク内の特定のノードによって管理される。これらのノードは通常、S−CSCF(サービング呼セッション制御機能)と、I−CSCF(インテロゲーティング呼セッション制御機能)と、そして、P−CSCF(プロキシ呼セッション制御機能)とを含む。またIMSネットワーク104および106はそれぞれ、各種のマルチメディアサービスを可能にするための1つ以上のアプリケーションサーバ110を含む。さらに、主要なデータベース要素であるHSS(ホーム加入者サーバ)112が、加入者データおよび認証データ、および、特に、サービス情報を記憶する。IMSネットワーク106は、ネットワーク104と基本的に同様である。図示するネットワーク要素108乃至112の各種の固有の機能は、当該分野では一般に知られており、本発明の文脈を理解するためにここでこれ以上記述する必要はない。もちろん、IMSネットワーク104および106は、簡潔にするためにここでは図示しない、他のノードおよび機能を多数含んでいる。
「SIP」(セッション開始プロトコル:IETF RFC3261標準に準拠)と呼ばれる仕様が、IMSネットワーク内のセッションを取り扱うために使用される。SIPは、パケット交換型論理上でセッションを開設して一般的に取り扱うための、アプリケーションレイヤのシグナリング制御プロトコルである。従ってSIP標準は、IPマルチメディア通信を確立して制御する目的で、IMSシステムおよび端末によって用いられることができる。SIP自身は、マルチメディアサービスを提供するのではなく、そのようなサービスを実際に実装する目的で他のプロトコルまたはアプリケーションが使用しうる一連のプリミティブが利用できるようにする。例えば、SIPでは、あるアプリケーションが呼び出された際に、セットアップ手順の間にセッションを開始するための、「INVITE」と呼ばれるメッセージが定義される。
SIPでは、「セッション記述プロトコルSDP」と呼ばれる追加のプロトコルが用いられるが、これは、自己完結したボディとしてSIPメッセージの中に埋め込まれることのできるSDPメッセージを使ってマルチメディアセッションを記述するためのプロトコルである。従って、当該技術分野ではよく知られているとおり、今度のマルチメディアセッションの間にどのセッションパラメータ、特にメディアのためのコーデックおよびIPアドレスとポートと、を使用するかについて交渉して合意することを目的として、端末固有の性能とプリファレンス(好み)とに関する情報を提供するために、SDPが端末によって使用されることができる。上述のSIP INVITEメッセージは、今度のセッションに必要な、1つ以上の必要とされるコーデック(符号化器/復号器)およびその他の通信パラメータに関する情報を備えたSDPメッセージを含む。
3GPPによると、IMSネットワークにアクセスする加入登録を行う通信端末は、必要な認証データおよび加入者データをIMSネットワークのオペレータに提供することを目的として、IMS SIMすなわち「ISIM」(IMS加入者IDモジュール)アプリケーションにアクセスすることが必要とされる。現時点では、IMS対応端末だけが、IMSネットワークにアクセスすることを許可される。
ISIMアプリケーションは通常、よく知られたGSM端末用のSIMカードに類似した汎用ICカード(UICC)上にインストールされる。ISIMを備えた端末は、「IMS対応」端末と呼ばれる。特にISIMは、「IMPI」と呼ばれるIMSプライベート・アイデンティティと「IMPU」と呼ばれる少なくとも1つのIMSパブリック・アイデンティティとを記憶しており、それらは両方共IMSネットワークに知られている。IMPIは、認証用に使われ、第三者には開示されないが、他方、IMPUは、電子メールアドレスもしくは電話番号と同様、IMSサービスに参加している場合には加入者および彼らの装置のうちの少なくとも一方を識別するため誰によって使われてもよい。その意図とは、各IMPUが、IMSサービスプロファイルに関連付けられることである。
IMSの概念は元々、モバイルIP端末用のマルチメディアサービスを可能にするため考案されたのだが、上記のように、アクセス技術に関わらず使われることができる。欧州電気通信標準化協会(ETSI)では、TISPAN(高度ネットワークのための電気通信およびインターネットのサービスおよびプロトコル)と呼ばれる作業部会が現在、固定ネットワークにおけるIMSの導入について作業中である。また、ローカルネットワークまたはプライベートネットワーク、特に、例えば従来型のLAN(ローカルエリアネットワーク)設備およびプロトコルを用いた宅内ネットワーク環境またはオフィス用のネットワーク環境に接続する各種のIP端末に、そのようなIMSベースのサービスを提供することも、望ましいことである。以下の記述においては、「プライベートネットワーク」という総称は、LAN、WAN(ワイドエリア・ネットワーク)およびWLAN(ワイヤレスLAN)を含めて、そのようないずれのネットワークを表すのにも用いられるであろう。さらに、「デバイス」という用語は、プライベートネットワーク内のIP通信が可能ないずれの端末についても用いられるであろう。
プライベートネットワークは、たとえ「SIP対応」であるかもしれないにしてもIMS対応でない固定通信デバイスもしくはワイヤレス通信デバイスを含んでもよいし、他方、プライベートネットワーク内のその他の通信デバイスは、IMS対応でもなくSIP対応でもなくてもよい。例えば、そのような単純なデバイスには、固定電話およびコードレス電話、並びにパソコン、およびテレビ用のいわゆるSTB(セットトップボックス)が含まれてもよい。そのような既存の「ホームデバイス」が多量に存在することから、マルチメディアサービスの市場を充実させる目的で、非IMSデバイスとIMSネットワークとの間で相互動作するソリューションの提供が望まれるようになる。
例えばプライベートの宅内ネットワークまたはオフィス用ネットワークに接続されたIMS非対応通信デバイスにIMSサービスを提供することを目的として、それに接続するいずれかの通信デバイスに代わってIMS対応端末として動作できる「ホームIMSゲートウェイ(HIG)」と呼ばれるマルチメディアゲートウェイが、定義済みである。このタイプのホームIMSゲートウェイは、出願人の以前の特許出願PCT/EP2005/055248の中に記述されている。特に、HIGは、SIP対応であるがIMS非対応のデバイスとIMSネットワークとの間で相互作用するためのSIP「バック・ツー・バック・ユーザエージェント(B2BUA)」を含む。B2BUAは、ISIMアプリケーションを備えており、SIPデバイスに関するすべてのシグナリングが、ISIMアプリケーション上の対応するIMPIに関連付けられるように、SIPデバイスに代わってIMSシグナリングを取り扱う。例えば、SIP対応デバイスは、SIP IDだけを含むSIP REGISTERメッセージを、HIGに送信することができる。次いでHIGは、そのメッセージを、通常のIMS手順に従って、IMPIとIMPUとを両方含むIMS REGISTERメッセージに翻訳するであろう。
HIGを使用する典型的なシナリオの概要を図2に示し、プライベートネットワーク202の中に一緒に結合されている複数の異なるIP通信デバイスを含む、例えば家庭住宅またはオフィスのような、プライベート環境または「ホーム」環境200を図解する。ここで図解するように、これらのデバイスには、固定電話、コードレス電話、テレビ、サーバ、およびパソコンが含まれることがあり、以下これらを単純に「デバイス」と呼ぶことにしよう。
プライベートネットワーク202は、外部アクセスネットワーク206に接続してメディアMのためにネットワーク202内のデバイスへのおよびデバイスからの通信リンクを提供する、従来型レジデンシャルゲートウェイRGW204を含む。ここでは具体的に図解されていないが、RGW204は通常、NAT(ネットワークアドレス変換)機能およびファイアウォール機能を含み、また当該技術分野ではよく知られているように、プライベートIPアドレスをデバイスに提供するローカルDHCP(ダイナミックホスト構成プロトコル)サーバも含む。
プライベートネットワーク202はさらに、ここでは特にHSS212を含むIMSコア210として図解されるIMSネットワークへの接続を提供するHIG208を含む。HIG208は、デバイス固有のプロトコルを用いたシグナリングのための、さまざまなタイプのデバイスに対するインタフェースを備える。特許出願PCT/EP2005/055248において、各種のインタフェースとプロトコル変換とゲートウェイ機能とを含めて、HIGの基本的な機能的アーキテクチャが詳細に記述されている。しかし、これらの構成の詳細をここでこれ以上記述することは、本発明を理解するのに必要ではない。実際には、記述されたHIGの機能は、別個のノードとして、またはRGWの中で、あるいはIMS対応端末の中でさえ、実装されてもよい。しかし、本記述においては、実装には関係なく、別個の機能ユニットであるとみなす。
HIG208では、ネットワーク202の中の各デバイスについて、典型的には上記のIMPUを含むID情報214が記憶され、ID情報214は、図示するように、同じID情報がHSS212の中に加入者情報216としても記憶されているIMSコア210にアクセスするのに有効である。特許出願PCT/EP2005/055248は、この文脈の中でIMPIとIMPUとのさまざまな組み合わせがどのように使われうるかを概説する。従って、ネットワーク202の中の各デバイスは、例えばIMPUを含む、そのローカルIPアドレスに関連する有効なIMS IDを割り当てられている。ID情報214は通常、HIG208の中に実装されたISIMアプリケーションの中に記憶される。
従って、ネットワーク202の中のデバイスが、その性能の範囲内のプロトコルを用いてIMSサービスを求める要求を送信する場合、HIG208は、そのデバイスのローカルIPアドレスを使ってデバイスを識別し、そのデバイスに関連するIMS ID214を引き出す。次いでHIGは、引き出されたIMS ID214を用いて、受信したサービス要求を変換して有効なSIPベースのIMS要求(例えばSIP INVITE)をデバイスに代わって生成することができる。次いでHIG208はそれゆえ、適切なSIPメッセージをIMSコア210と通信することによって、デバイスのためのセッションをセットアップするであろう。
同様にして、デバイスのうちの1つに宛てられたかまたは一般的にプライベートホームまたはオフィスに宛てられた、IMSサービスに関係する着呼は、デバイスに関連するIMS ID214を用いてデバイスに代わってHIGによってセットアップされてもよい。呼は、次いで、メディアMを通信するために、RGW204を介して宛先デバイスまでルーティング可能である。このようにして、IMSコアは、デバイス202をIMS対応のデバイスとして認識するであろうし、デバイスは、HIG208を、IMSネットワークを使って提供されるサービスにアクセスするためのプロキシとして使用するであろう。
しかし、この手順は、HIGの中で、必要な認証データを含む有効なIMS IDがプライベートネットワーク202の中の各デバイスに割り当てられなければならないことを必要とする。IMSネットワークオペレータは通常、IMS IDを付与するが、それらも、HSS212の中に記憶される加入者情報としてIMSネットワーク内に登録されなければならない。デバイスがネットワークに追加される度に、新規のIMS IDがそれに割り当てられなければならない。従って、デバイスがローカル環境、すなわち、プライベートネットワーク202に追加されるかそこから除去される度に、位置208および212でのIMS IDのセットアップが修正されなければならない。
この幾分柔軟性に欠けるソリューションは、望ましくない管理負荷をユーザとIMSオペレータとに与え、しかも、IMS ID、例えばIMPUをどのようにユーザが取り扱うべきなのかが、明白でない。その上、管理が必要な多数のIMS IDおよび加入登録によってIMSネットワークに負荷がかかるかもしれない。従って、IMS非対応デバイスにIMSサービスへのアクセスを提供するための、もっと柔軟性があって便利なソリューションが望まれる。
上記に概説した諸問題をおおむね回避するかまたは少なくとも減らすことが、本発明の目的である。具体的には、プライベートネットワーク内の各デバイスへのIMS IDの個別の割り当てを回避できるようにすることが、本発明の目的である。
これらの目的などは、下記に添付された独立請求項による方法とマルチメディアサービスゲートウェイとを提供することによって、達成される。
マルチメディア・サービス・ネットワークに接続しているマルチメディアゲートウェイを使って、プライベートネットワークに接続している通信デバイスにマルチメディアサービスへのアクセスを提供する本発明の方法において、セッション要求が、最初に受信される。次いでセッションが、セッション要求に応えて、プライベートネットワークの中の少なくとも1つのデバイスに代わっての交渉手順の中で、マルチメディアゲートウェイに関連する有効なサービスIDを用いて、そして少なくとも1つのデバイスの性能を用いて、確立される。
第1の例において、セッション要求は、プライベートネットワークへの着信要求のセッション招待であってもよく、そして、次いで、前記少なくとも1つのデバイスが、セッションのための性能要件に基づいて前記通信デバイスから選択される。性能要件は、受信されたセッション招待の中で推奨セッションパラメータによって示されてもよく、そして、次いで、セッションパラメータが、前記少なくとも1つのデバイスを選択するために、プライベートネットワーク内のデバイスの性能と比較される。デバイスの性能は、マルチメディアゲートウェイの中のデバイスデータベースから引き出されてもよいし、それらを要求することによってデバイスから引き出されてもよい。デバイスの性能は、少なくとも1つのメディアコーデックと、伝送速度性能と、記憶容量とのうち少なくとも1つを指してもよい。
セッション招待は、SIP INVITEメッセージでもよい。また、推奨セッションパラメータが、SIP INVITEメッセージの中に埋め込まれるSDPメッセージの中に含まれてもよい。前記少なくとも1つのデバイスは、さらに所定の規則もしくはポリシーに基づいて選択されてもよい。また、さまざまな組み合わせのメディアストリームを受信するため、または選択されたデバイス上で同時に同じ単数又は複数のメディアストリームを受信するため、複数のデバイスが、セッションのために選択されてもよい。
プライベートネットワーク内の特定の個人およびデバイスのうちの少なくとも一方についてマルチメディアゲートウェイの中で個別のサービスIDが割り当てられ、それによって、前記個人およびデバイスのうちの少なくとも一方に代わってそれらの対応する個別サービスIDおよび性能を用いてマルチメディアセッションを確立可能なようにしてもよい。
第2の例において、セッション要求は、プライベートネットワークの要求側デバイスから発信される要求に関係してもよく、次いで、要求側デバイスの性能が、セッションを確立する際に使用される。要求側デバイスの性能は、マルチメディアゲートウェイの中のデバイスデータベースから引き出されてもよい。
セッション固有情報が、セッションマッピングテーブルの中に記憶されてもよく、それが、セッションに関連する更なるシグナリングに使われることもできる。セッション固有情報は、セッションを定義(規定)する呼IDと、前記少なくとも1つのデバイスのローカルIPアドレスおよび選択されたポートと、プライベートネットワークの宅内(レジデンシャル)ゲートウェイの予約されたポートと、リモート当事者のIPアドレスとを含んでもよい。マルチメディアゲートウェイに関連するサービスIDは、IMPUを含んでもよい。
プライベートネットワークに接続された通信デバイスにマルチメディアサービスへのアクセスを提供するための、マルチメディア・サービス・ネットワークに接続されたマルチメディアゲートウェイにおける本発明の装置は、セッション要求を受信する手段と、マルチメディアゲートウェイに関連する有効なサービスIDを用いて、かつ、前記少なくとも1つのデバイスの性能を用いて、前記セッション要求に応えてプライベートネットワーク内の少なくとも1つのデバイスに代わって交渉手順においてセッションを確立する手段とを、含む。
セッション要求が、プライベートネットワークに着信する要求のセッション招待である場合、本装置はさらに、セッションのための性能要件に基づいて前記少なくとも1つのデバイスをプライベートネットワーク内の前記通信デバイスから選択するように構成された論理ユニットを含む。性能要件は、受信されたセッション招待の中で推奨セッションパラメータによって示されてもよく、そして、次いで、論理ユニットは、前記少なくとも1つのデバイスを選択するために、プライベートネットワーク内のデバイスの性能と前記セッションパラメータとを比較するように、さらに構成されてもよい。
論理ユニットはさらに、プライベートネットワーク内のデバイスの前記性能をマルチメディアゲートウェイの中のデバイスデータベースから引き出すように構成されてもよいし、あるいはそれらを要求することによってデバイスから引き出すように構成されてもよい。前記デバイスの性能は、少なくとも1つのメディアコーデックと、伝送速度性能と、記憶容量とのうち少なくとも1つを指してもよい。セッション招待は、SIP INVITEメッセージでもよい。また、推奨セッションパラメータは、SIP INVITEメッセージの中に埋め込まれるSDPメッセージの中に含まれてもよい。
論理ユニットはさらに、さらに所定の規則もしくはポリシーに基づいて、前記少なくとも1つのデバイスを選択するように構成されてもよい。論理ユニットはさらに、さまざまな組み合わせのメディアストリームを受信するため、または選択されたデバイスについて同時に同じ単数又は複数のメディアストリームを受信するため、セッションのために複数のデバイスを選択するように構成されてもよい。
本装置はさらに、プライベートネットワーク内の特定の個人およびデバイスのうちの少なくとも一方についてマルチメディアゲートウェイの中で個別のサービスIDを割り当てるための手段を含んでもよく、それによって、前記個人およびデバイスのうちの少なくとも一方に代わってそれらの対応する個別サービスIDを用いてマルチメディアセッションを確立可能なようにしてもよい。
セッション要求が、プライベートネットワークの要求側デバイスから発信される要求に関係する場合、本装置はさらに、セッションを確立する際に要求側デバイスの性能を使用する手段を含んでもよい。本装置はさらに、マルチメディアゲートウェイの中のデバイスデータベースから要求側デバイスの前記性能を引き出す手段を含んでもよい。
本装置はさらに、セッションに関係する更なるシグナリングのために用いられうる、セッションマッピングテーブルの中のセッション固有情報を記憶する手段を含んでもよい。セッション固有情報は、セッションを定義する呼IDと、前記少なくとも1つのデバイスのローカルIPアドレスおよび選択されたポートと、プライベートネットワークのレジデンシャルゲートウェイの予約されたポートと、リモート当事者のIPアドレスとを含んでもよい。マルチメディアゲートウェイに関連するサービスIDは、IMPUを含んでもよい。
本発明の更なる特徴および利点の可能性については、以下の詳細記述の中で説明しよう。
次に本発明について、好適な実施形態を用いて、そして添付の図面を参照しながら、より詳細に記述しよう。
簡単に言うと、本発明は、プライベートネットワークに接続しているいかなるIP通信デバイスについても、マルチメディアゲートウェイに関連する共有されたサービスID(共有サービスID)を使ってマルチメディア通信を可能にする。従って、マルチメディア・サービス・ネットワーク内で有効な共有サービスIDが、プライベートネットワーク内のデバイスに代わってサービスネットワークにアクセスするためのマルチメディアゲートウェイによって、使用される。プライベートネットワークに接続している複数のデバイスのために共有サービスIDを使用することによって、マルチメディアサービスにアクセス可能にすることを目的として特定の個別のサービスIDを各デバイスに割り当てる必要はなくなる。従って、プライベートネットワーク内の複数のデバイスにサービスを提供するためには、マルチメディアゲートウェイとそのIDとをマルチメディア・サービス・ネットワークに登録すれば十分であり、そうすればサービスネットワーク内の登録の数を減らすことになるであろう。さらなる利点は、下記の本発明の実施形態の詳細記述の中で明らかになるであろう。
本記述において、マルチメディアゲートウェイは、IMS(IPマルチメディアサブシステム)ネットワークに接続しているHIG(ホームIMSゲートウェイ)と呼ぶことにする。しかし本発明は、基本的にこれらの具体的な用語に限定されず、また、下記で言及されるいかなる特定のプロトコルおよび標準にも限定されない。
図3は、一実施形態によって、着呼のためのマルチメディアセッションをセットアップするのに使われるマルチメディアゲートウェイすなわちHIG300を図解する。図2と同様、HIG300は、プライベートネットワーク内の複数のデバイス302と、ここではIMSネットワーク304として示すマルチメディア・サービス・ネットワークとの間の、ゲートウェイである。図示するデバイス302は、ちょうど図2について上述したように、IMS非対応であることが想定されているが、本発明はIMS対応のデバイスの使用も除外しているわけではない。HIG300には、接続された各デバイスに適合されたインタフェースとプロトコルとが備わっている。
HIG300は、点線のボックスで示すように、IMSネットワーク304の中で有効であってHSS306の中に加入登録として記憶されるIMS IDを有する。現行の標準によると、必要とされるIMS IDは、IMPI/IMPUの組み合わせを含むが、一般的に本発明は、この点では限定されない。HSS306はさらに、図示されないが、IMS IDに関連する加入者データおよび認証データを記憶する。従って、IMSネットワークがHIGを1個のIMS端末として認識するように、HIG300は、いかなるIMS対応通信端末とも同等な加入者としてIMSネットワーク304に登録される。そうすれば、すべてのIMS非対応デバイスは、いったんローカルにHIGに登録されると、HIGのIDを用いて到達されることができる。
プライベートネットワーク内のデバイス302は、さらに、従来型ネットワークゲートウェイRGW308に接続され、それが次には、メディアの通信のために、アクセスネットワーク310に接続される。HIG300は、シグナリングメッセージをIMSネットワーク304と通信するための通信ユニット312と、マルチメディア通信のためにプライベートネットワーク内のデバイスを識別して選択するための論理ユニット314とを含む。HIG300は、さらに、デバイス302のローカルID、ローカルIPアドレス、現在のステータス、マルチメディア通信に関する性能に関して、ここではD1、D2、D3、、、として概略的に示す情報を含む、デバイスデータベース316を備えている。
デバイスデータベース316は、マルチメディアセッションに適したデバイスを、例えばセッションの性質に応じて、選択するために使用可能である。デバイスデータベース316は、デバイスがプライベートネットワークに入り、HIGにローカルに登録する際に、段階的に構築される。非IMSデバイスは、デバイスのタイプに応じて、例えばUPnP(ユニバーサル・プラグアンドプレイ)あるいはSIPのような、適切なプロトコルを用いてHIG300に登録してもよいし、あるいは自動登録を円滑化するのであれば他のいかなる適切な手段を用いてもよい。デバイスデータベース316は、下記の構造に従って構成されてもよい。
Figure 2009517917
第1列では、ローカルIDが各デバイスについて指定され、それは例えばUPnPデバイスについてはUUID(汎用的一意識別子)、SIPデバイスについてはSIP URI(ユニフォーム・リソース・ロケータ)、ホスト名が自分のIPアドレスであり得る非SIPかつ非UPnPのデバイスについてはFQDN(完全修飾ドメイン名)であってもよい。第2列は、上述のように一時的にRGWによって割り当てられた、各デバイスのためのローカルIPアドレスを含む。第3列では、例えば利用可能、利用不可能、使用中といった各デバイスのステータスが指定される。最後の列では、各デバイスについての性能が指定され、通常、1つ以上のコーデックを含むが、伝送速度の性能や記憶容量も含んでよい。
次に、着呼の場合にプライベートネットワーク内のデバイスのためにマルチメディアセッションを確立する手順について、図3に示すステップ3:1乃至3:8を参照しながら記述しよう。第1のステップ3:1において、HIG300の中の通信ユニット312は、例えば図示しないIMS対応端末のような別の当事者からHIGのIMS IDの公開ID部分に宛てて送信されたセッション招待(インビテーション)をIMSネットワーク304から受信する。セッション招待は、特に、例えばコーデックのような推奨(proposed)セッションパラメータを含んでおり、典型的には、この情報を含んだSDPメッセージを伴ったSIP INVITEメッセージである。
次いで、推奨セッションパラメータは、次のステップ3:2において論理ユニット314へ提出され、論理ユニット314は、例えばSDPの中の推奨パラメータをデバイスデータベース316の中の情報と次のステップ3:3で比較することによって、「マッピング」動作を実行する。デバイス302についてデータベース316の中の各種の情報を検討した後、それらのうちの1つが、そのデバイスの現在のステータスが利用可能であると示されていることを条件として、例えばその性能および推奨メディアフォーマットに関して今後のセッションについて最適なデバイスであるとして、選択される。あるいは、性能は、ステップ3:3でデータベース316から引き出される代わりに、例えば単純なIPデバイス用のUPnPプロトコルを用いて、直接デバイスに要求されてもよい。この手順が、デバイスの性能を引き出するのに使われる場合、それらをデータベース316に記憶させる必要はない。
またデータベース316は、プライベートネットワーク内のユーザが、例えばメディアタイプおよび発信者が誰なのかのうちの少なくとも一方に応じて、ある呼を特定のデバイス上で受信することを好むというような、優先順位の表示を含んでもよい。例えば、他の呼は、別のもっとオープンな場所にある電話で受信されることが好まれる一方で、ユーザが、特定の当事者からの呼を自分の個室に位置する電話で受信することを好むことがある。あるいは、そのような優先順位が、選択動作を命令する論理ユニット314の中で、規則もしくはポリシーとして定義されてもよい。
また、セッションのために複数のデバイスを選択することも可能である。例えば、最適な再生品質を達成するため、さまざまな組み合わせのメディアストリームをさまざまなデバイス上で受信することが望ましいことがある。また、同じ(単数又は複数の)ストリームが、異なる位置等にある複数のデバイスに同時に受信されてもよい。しかし、下記の記述は、簡潔にするために、デバイスを1つだけ選択することを対象とするであろう。一般に、何らかの規則もしくはポリシーは、好ましくは論理ユニット314の中に実装される、デバイスを選択するためのアルゴリズムのようなものとして定義することができる。それゆえ、本発明は、この点で大きな柔軟性を提供する。
デバイスを選択した後、次のステップ3:4において、通信ユニット312が、HIGのIMS IDを用いて、選択されたデバイスに代わってIMSネットワーク304に対するマルチメディアセッションを確立するように命令される。また、このステップにおいて論理ユニット314は、セットアップ手順の間に使用される選択されたデバイスの性能データを、通信ユニット312に提出する。
次に通信ユニット312は、選択されたデバイスの通信リンクを一般的に確立することを目的として、次のステップ3:5でRGW308と通信する。このステップは、例えば内部のUPnPコントロールポイントを介して、セッションの1つ以上のメディアストリームのためにRGW308のNAT/ファイアウォールにおいて開くポートを予約することを含んでもよい。次いで通信ユニット312は、選択されたデバイスに代わって発信者側とセッションをセットアップすることを目的として、以下のステップ3:6で一般的に示されているように、例えばSIPによって、従来のシグナリングメッセージをIMSネットワークと交換する。セットアップ手順において、通信ユニット312は、上記のステップ3:4で受信した、HIGの共有IMS IDと選択されたデバイスの性能データと、ステップ3:5で受信した、RGWのIPアドレスとポートとを用いて、最初に受信したステップ3:1のセッション招待に応答するが、それらは、適切なSIP応答メッセージの中に埋め込まれたSDPメッセージの中でIMSネットワーク304に提供されてもよい。また応答の中で通信ユニット312は、パブリックIPアドレスとRGW308の選択されたポートとを今度のセッションのための連絡先として提供するが、それらもSDPの中で与えられる。リモートの当事者とのセッションセットアップが完了すると、通信ユニットはリモートの当事者のIPアドレスを受信済みということになる。
さらに通信ユニット312は、リモートの当事者のIPアドレスとRGW308の予約ポートとを、前のステップ3:3においてデータベース316の中で発見された、選択されたデバイスのローカルIPアドレスと関連付ける。また、このIPアドレスのペアは、典型的には最初の受信されたセッション招待メッセージであるSIP INVITEの中で与えられた、セッションを定義する呼IDに関連付けられる。このセッション固有情報は、HIG300の中のセッションマッピングテーブルの中に記憶されるが、これは、このセッションに関係するさらなるシグナリングのために用いることができる。セッションマッピングテーブルは、以下の構造を有してもよい。
Figure 2009517917
第1列では、発信者IDおよび呼IDによってIMSセッションが定義される。第2列は、リモート当事者のパブリックIPアドレスを含む。さらに、第3列は、上記のステップ3:5で要求された、選択された/予約されたRGWのポートを含む。第4列では、デバイスのローカルIPアドレスとその中のローカルポートとが指定される。最後の列では、選択されたデバイスについてのローカルIDが指定され、それは例えばUUIDか、SIP URIか、またはFQDNであってもよいが、すなわち、基本的に、デバイスデータベース316の中の上記のテーブルの第1列からの情報である。
次に通信ユニット312は、ステップ3:7で、例えばリモート当事者のIPアドレスなどの最後に交渉されたパラメータも含めて、NAT内の予約されたポートのマッピングを開けるようにRGWに要求する。最後に、ステップ3:8でセッションが開始可能になり、着信するあらゆるメディアは、RGW308の中のNATによって、選択されたデバイスのローカルIPアドレスとポートとにマッピングされる。
上記で述べたように、着呼の今度のセッションのためにデバイスを選択する手順は、種々の規則もしくはポリシーによって実行可能であり、それについては以下でより詳細に記述されるであろう。また、ここで留意されるべきだが、本発明は、HIG300のIMS IDに加えて、ある個人およびパーソナルデバイスのうちの少なくとも一方のためには個別のIMS IDを使用することを排除するものではない。ここで、「パーソナルデバイス」という用語は、デバイスが、例えば個別のIMPUを含めて、HIGの中で定義されている自分自身のIMS IDを持つことを意味する。また、ユーザが、プライベートネットワーク内のいずれかのデバイス上での通信のために個別のIMPUを使用することも可能である。このように、対応するパーソナルデバイスもしくは個人に代わってマルチメディアセッションを確立する目的で、個別のIMS IDが、HIGによって使用されてもよい。
個別のIMS ID宛ての着呼は、当然、そのIMS IDに関連付けられた1つ以上のパーソナルデバイスに接続されるであろう。例えば、家族の一員が、HIGの共有IMS IDに関連付けられた共有デバイスだけでなく、自分の個別IMS IDに関連付けられた1つ以上のパーソナルデバイスを有してもよい。共有IMS ID宛の着呼については、パーソナルデバイスは、デバイスを選択する選択肢として含まれることになる、共有デバイスとして動作してもよい。
従って、デバイスの選択を命令するために、プライベートネットワーク内のデバイスのさまざまなサブセットが定義されてもよく、そして、HIGの中でそのようなデバイスのサブセットを登録するかどうかは、そのユーザ次第である。HIGのIMS ID宛の呼は、結果として共通デバイスのグループから1つのデバイスを選択することになるであろうし、他方、個別のIMS ID宛の呼は、関連するパーソナルデバイスを選択することを意味するであろう。個別のIMS IDに複数のデバイスが関連付けられてもよい。さらに、特定のデバイスが、着呼に関して、共通デバイスとパーソナルデバイスの両方として動作してもよい。
例えばSIP INVITEのSDPメッセージの中で指定されるような、着信するセッション招待の中で推奨される性能を複数のデバイスがサポートする場合(上記の例のステップ3:3と比較されたい)、デバイスを選択するため、更なる因子が考慮されてもよい。例えば、ここではこれ以上記述しない何らかのユーザインタフェースを介して着信する呼のためにデバイスを割り当てるようにユーザが要求されてもよい。また、性能要件に合致するすべてのデバイスに呼を受信させること、すなわち、複数のデバイスを鳴らし、最初に「電話に出て」呼を受け付けたデバイスが通信用として選択されるようにすることも可能である。上記のように、デバイスの優先度がHIGにおいてさらに定義され、デバイスの選択を命令してもよい。例えば、ユーザがHIGの中に登録されている場合、性能に関して可能ならば、そのユーザに関連付けられたデバイスが選択されるべきであり、他方、そのユーザが現時点で登録されていない場合、呼はボイスメール機能またはその類似機能に向けられるべきである。
単独ではどのデバイスも着呼の性能要件をサポートできないが、2つ以上のデバイスが一緒になれば、少なくとも要求される最小限度の性能を満足できそうな場合、HIGは、呼のメディアストリームのさまざまな成分をしかるべくこれらのデバイスに向けることができてもよい。例えば、テレビデバイスが、必要なビデオコーデックをサポートし、電話デバイスが、必要な音声コーデックをサポートする場合がある。この場合、テレビデバイスが視覚コンポーネントを表示し、電話デバイスが音声コンポーネントを発出するようなテレビ会議を確立することができよう。また、さまざまなデバイスへのメディアストリームの分割が、プリファレンスとして定義されてもよい。分割されたメディアストリームが使われる場合、各メディアコンポーネントは、それ自身のNATポートマッピングを受信するであろう。本発明は、デバイスの選択についての規則もしくはポリシーを定義する場合に、ユーザに大きな柔軟性を提供することは、上記の例から明らかであるはずである。
次に、発呼の場合に、プライベートネットワーク内に含まれるIMS非対応デバイス400のためのマルチメディアセッションを確立するための手順について、図4に示すステップ4:1乃至4:8を参照して記述しよう。参加する要素は基本的に図3に示す要素と同じであり、従って、同じ数字がここでもまた使用される。最初のステップ4:1において、HIG300の中の通信ユニット312が、例えばIMS対応端末またはコンテンツサーバのような、リモートの当事者に宛てて送信されたセッション要求をデバイス400から受信する。受信された要求は、そのデバイス400の性能の範囲内のプロトコルによって与えられる。
次のステップ4:2で、要求は論理ユニット314に提出され、論理ユニット314は、次いで、続くステップ4:3で、デバイスデータベース316から、デバイス400の性能と、ID情報と、ローカルIPアドレスとを引き出す。論理ユニット314は、次のステップ4:4で、IMSネットワーク304に向けたHIGのIMS IDを用いて、選択されたデバイスのためのセッションをセットアップするように通信ユニット312に命令する。また、このステップにおいて論理ユニット314は、セットアップ手順の間に使用される選択されたデバイスの性能データを通信ユニット312に提出する。また、選択されたデバイスのローカルIPアドレスも、ステップ4:4で提出される。
しかし、デバイス400が個別のIMS IDに関連付けられる場合、すなわちパーソナルデバイスである場合、通信ユニット312は、そのIMS IDを、HIGのIMS IDの代わりに使ってもよい。あるいは、ユーザは、HIGの共有IMS IDが使用されるべきだと、ステップ4:1のセッション要求の中で指示してもよい。従って、どのIMS IDを使用するのか決めるのはユーザ次第であることが望ましい。
ここで通信ユニット312は、選択されたデバイスのための通信リンクを一般的に確立することを目的として、次のステップ4:5でRGW308と通信する。このステップは、セッションの1つ以上の異なるメディアストリームのためにRGW308のNAT/ファイアウォールにおいて開くポートの予約も含めて、基本的に前の例のステップ3:5と同様である。またRGWは、アクセスネットワーク側の自分のパブリックIPアドレスを提供する。次いで、予約されたRGWのポートが、デバイス400のローカルIPアドレスにも関連付けられる。この情報は、さらに、セッションのセットアップの間に与えられることになる、セッションを定義する呼IDに関連付けられることになり、前の例について記述したように、HIG300の中のセッションマッピングテーブルの中に記憶される。
次いで通信ユニット312は、選択されたデバイスに代わって発信側当事者とのセッションをセットアップすることを目的として、下記のステップ4:6で一般的に示すように、例えばSIPによって、従来のシグナリングメッセージをIMSネットワークと、しかるべく交換する。セットアップ手順において、通信ユニット312は、HIGのIMS IDと、上記のステップ4:4で受信したデバイス400の性能データと、ステップ4:5で受信したRGWパブリックIPアドレスとポートとを用いて、セッション招待、例えばSIP INVITEを送信し、それらは、SIP INVITEメッセージの中に埋め込まれたSDPメッセージの中でIMSネットワーク304に提供される。また通信ユニット312は、RGW308のパブリックIPアドレスと予約ポートとを、今度のセッション用の連絡先として、性能とともに典型的にはSDPメッセージの中で、提供する。リモート当事者とのセッションセットアップが完了した後、通信ユニットは、リモート当事者のIPアドレスを受信済であり、セッションマッピングテーブルが、前の例で記述したように、しかるべく更新される。
次に、通信ユニット312は、ステップ4:7で、例えばリモート当事者のIPアドレスなどの最後に交渉されたパラメータを含めて、NAT内の予約されたポートのマッピングを開けるようにRGWに要求する。最後に、ステップ4:8で、セッションが開始可能になり、この時点で着信するあらゆるメディアは、RGW308の中のNATによってデバイス400のローカルIPアドレスとポートとにマッピングされることができる。さらに、ステップ4:6のセッションセットアップの間に与えられた呼IDは、前の例の場合と同様、HIG300の中のセッションマッピングテーブルの中に記憶される。
図5は、別の実施形態によって、プライベートネットワークおよびマルチメディア・サービス・ネットワーク(典型的にはIMSネットワーク)においてマルチメディアゲートウェイを用いてマルチメディアセッションをセットアップするためのさまざまなステップを図解するフローチャートである。図解された手順は一般に、上記の図3および4について記述されたHIG300のようなマルチメディアゲートウェイにおいて実行される。マルチメディア・サービス・ネットワークにおいて有効な単一のIMS IDがマルチメディアゲートウェイについて定義済であることが、想定されている。
最初のステップ500においてセッション要求が受信されるが、本記述におけるセッション要求とは、図3のステップ3:1における場合のような外部当事者から着信するセッション招待かまたは図4のステップ4:1における場合のような内部デバイスから発信されるセッション招待かいずれか一方についての総括的な用語である。次のステップ502において、受信されたセッション要求が、着呼に関連するのかまたは発呼に関連するのかが判断される。着呼の場合、必要な性能は次のステップ504で判断されるが、必要な性能は、典型的には、例えばSIP INVITEメッセージのSDPメッセージの中で受信された、セッション要求の中の、例えば少なくとも1つのコーデックを含む、推奨セッションパラメータとして示される。
次のステップ506で、上記の図3のステップ3:3の場合と同様、少なくとも最小限の必要な性能を満たす、適切かつ利用可能なデバイスが、そして任意で所定の規則もしくはポリシーに基づいて、選択される。すでに述べたとおり、デバイス選択アルゴリズムが、選択動作のため、マルチメディアゲートウェイの中に実装されてもよい。例えば、必要とされる性能を完全に満足するようなデバイスが利用できない場合、「匹敵する(comparable)」性能を有するデバイスが選ばれてもよく、そして、続くセッションセットアップ手順において、新たなセッションパラメータが、発信側当事者と交渉されてもよい。望ましいのは、例えば少なくとも1つの代替コーデックを含めて、発信側当事者と選択されたデバイスとの両方によって使用されうる新規セッションパラメータが、交渉されうることである。そうでない場合、結果としてのセッションの中で一部のメディアコンポーネントを除外することが必要になることがあり、例えば、動画コーデックが合意できない場合、提案されたテレビ会議は、単純な音声通話という結果になるかもしれない。
ステップ502において発呼の場合、プライベートネットワーク内の発信側デバイスが特定され、上記の図4のステップ4:3の場合と同様、その性能とローカルIPアドレスとが、次のステップ508で引き出される。
次のステップ510において、選択されたデバイスまたは発信側デバイスが、例えばそのユーザによって、「パーソナル」デバイスとして使用されることになるのかどうか、判断される。上記のように、どのIMS IDをセッションに使うかを決定するのは、ユーザ次第であることが望ましい。個別の有効なIMS IDがデバイスにすでに割り当てられているかもしれないし、あるいは、HIGの共有IMS IDが使われるべきかまたはユーザの個別の有効なIMS IDが使われるべきかをユーザがセッション要求の中で示してもよい。この具体的なセッションにおいてデバイスがパーソナルデバイスである場合、次のステップ512において、選択されたデバイスまたは発信側デバイスに代わってマルチメディアゲートウェイとマルチメディア・サービス・ネットワークとの間の通常のセットアップ手順を使って、個別のIMS IDを用いてセッションが確立される。
他方、ステップ510において、選択されたデバイスまたは発信側デバイスがパーソナルデバイスではない場合、すなわち、マルチメディア・サービス・ネットワーク内で有効な個別のIMS IDを有しないデバイスである場合、最後に図解されたステップ514において、マルチメディアゲートウェイのIMS IDを用いて、セッションが確立される。
図6は、さらに別の実施形態による、図5の特にステップ506において図解する手順の一部として、着呼のためのデバイスを選択する典型的な手順を図解するフローチャートである。今度のセッションのために必要とされる性能は、上記のステップ504の場合のように特定済みであると想定されている。最初のステップ600において、必要とされる性能が、図3のステップ3:3におけるマッピング動作について記述したように、プライベートネットワーク内の見込まれるデバイスに関して記憶された性能と比較される。あるいは、デバイスデータベースにそれらを記憶させる代わりに、ステップ600の比較を条件として、プライベートネットワーク内のデバイスが、要求に応じてその性能を提供してもよい。
次のステップ602において、少なくとも必要とされる最小限度の性能を満足する適切なデバイスが判断され、また、例えば上記に例示された所定の規則もしくはポリシーがもしあればそれに基づいて、判断される。次のステップ604において、対象となるデバイスが現時点で利用可能か否かが、例えば上記のデバイスデータベース構造の第3列に示されるステータスをチェックすることによって、さらに判断される。ここでは、例えば判断された適切なデバイスのステータスが「使用中」であると示された場合などに、デバイスが再度利用可能になるまで着呼が少なくとも所定の時間は待つべきであるとデバイスの選択アルゴリズムが命令できるような、さまざまな代替策が利用できる。
ステップ604において、対象となるデバイスが利用可能であると分かった場合、最終ステップ606で示すように、そのデバイスは今度のセッションのために最終的に選択され、例えば図5のステップ510乃至514によって、選択されたデバイスのためのセッションの確立が続いてもよい。
背景技術のセクションで記述したHIGのこれまでに知られている使用法と比べて、本発明は、任意で所定の規則もしくはポリシーに基づいて、着信するマルチメディア呼のためのデバイス選択に大きな柔軟性を提供する。特に、受信されるメディアのさまざまなコンポーネントを受信するため、または同じメディアを受信するために、複数のデバイスが選択されてもよい。さらに本発明は結果として、サービスID、特に、マルチメディア・サービス・ネットワーク内の端末について定義されなければならないIMPUの数の削減をもたらす。従って、ネットワークオペレータは、IMPUのようなパブリックIDの数、およびその関連する加入者データおよび認証データが減るため、管理が軽減されるという恩恵を被るであろう。
更なる利益として、共有サービスIDを用いたデバイスは、プライベートネットワークの外部からは認識できないであろうから、プライバシが一層保たれるということがあげられる。言い換えると、ネットワークオペレータも他のユーザもどちらも、個別のデバイスIDやそれらの特性や動作を検出できないのである。また、マルチメディア・サービス・ネットワーク内へのデバイスの登録を含めて、手動での構成への努力も最小化されうる。従ってユーザは、マルチメディア・サービス・ネットワークには個別に登録されない共有サービスIDを用いて、「隠された」デバイスでプライベートネットワークを構築することができる。
さらに、マルチメディア・サービス・ネットワークを巻き込まずにプライベートネットワーク内に一時的ビジターを導入することも可能であり、一時的ビジターは、次いで、HIGおよびそのサービスIDを用いて、マルチメディア・サービス・ネットワークによって提供されるマルチメディアサービスにアクセスすることができる。ビジターデバイスがこのような形でマルチメディアサービスへのアクセスを許可されるべきかどうかは、完全にプライベートネットワークのユーザ次第である。
本発明について、具体的な典型的な実施形態を参照しながら記述してきたが、この記述は、一般に本発明の概念を説明することが意図されているだけであって、本発明の範囲を限定していると考えられるべきではない。例えば、上記の実施形態を記述する場合に初めから終わりまでIMSおよびHIGの概念が使われたが、マルチメディア通信を実現するために基本的に他のいずれの標準およびネットワーク要素が使用されてもよい。本発明は、添付の請求項によって定義される。
2つの通信端末間でマルチメディアを通信するための従来型ネットワーク構造の略図である。 先行技術による、ローカル「ホームIMSゲートウェイHIG」を使ったマルチメディアサービスへのアクセスを備えた宅内ネットワークの略図である。 一実施形態による、着呼についてマルチメディアセッションをセットアップするために用いられる場合のマルチメディアゲートウェイのブロック図である。 別の実施形態による、発呼についてマルチメディアセッションをセットアップするために用いられる場合の図3に示すマルチメディアゲートウェイのブロック図である。 別の実施形態による、マルチメディアゲートウェイを用いてマルチメディアセッションをセットアップするためのステップを示すフローチャートである。 別の実施形態による、図5に図解する手順の一部としてデバイスを選択するためのステップを示すフローチャートである。

Claims (30)

  1. マルチメディア・サービス・ネットワークに接続されたマルチメディアゲートウェイを用いて、プライベートネットワークに接続された通信デバイスのためにマルチメディアサービスへのアクセスを提供する方法であって、
    セッション要求を受信するステップと、
    前記セッション要求に応えて、前記プライベートネットワークの中の少なくとも1つのデバイスに代わって、前記マルチメディアゲートウェイに関連付けられた有効なサービスIDを使用しかつ前記少なくとも1つのデバイスの性能を使用して、交渉手順においてセッションを確立するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記セッション要求は、前記プライベートネットワークへの着信要求に関するセッション招待であり、
    前記少なくとも1つのデバイスは、前記セッションに関する性能要件に基づいて前記通信デバイスから選択される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記性能要件は、前記受信したセッション招待の中の推奨セッションパラメータによって示され、
    前記セッションパラメータは、前記少なくとも1つのデバイスを選択するために、前記プライベートネットワークの中のデバイスの性能と比較される
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. デバイスの前記性能は、前記マルチメディアゲートウェイの中のデバイスデータベースから引き出されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. デバイスの前記性能は、それを要求することによって前記デバイスから引き出されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記デバイスの性能は、少なくとも1つのメディアコーデックと、伝送速度性能と、記憶容量とのうちの、少なくとも1つを指すことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記セッション招待は、SIP INVITEメッセージであり、
    前記推奨セッションパラメータは、前記SIP INVITEメッセージの中に埋め込まれたSDPメッセージの中に含まれる
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つのデバイスは、所定の規則またはポリシーに更に基づいて選択されることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 組み合わされた別々のメディアストリームを受信するため、または、選択された複数のデバイスにおいて同時に同一の単数又は複数のメディアストリームを受信するために、前記セッションのために複数のデバイスが選択されることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記マルチメディアゲートウェイの中で、前記プライベートネットワークの中の特定の個人およびデバイスのうちの少なくとも一方のために個別のサービスIDが割り当てられており、
    マルチメディアセッションが、前記特定の個人およびデバイスのうちの少なくとも一方に代わって、それらの対応する個別のサービスIDおよび性能を使用して確立される
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記セッション要求は、前記プライベートネットワークにおける要求デバイスからの発信要求に関するものであり、
    前記セッションを確立する際に前記要求デバイスの性能が使用される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記要求デバイスの前記能力は、前記マルチメディアゲートウェイの中のデバイスデータベースから引き出されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記セッションに関連する更なるシグナリングのために使用可能なセッション固有情報がセッションマッピングテーブルの中に格納されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記セッション固有情報は、前記セッションを規定する呼IDと、前記少なくとも1つのデバイスのローカルIPアドレスおよび選択されたポートと、前記プライベートネットワークのレジデンシャルゲートウェイの予約されたポートと、リモート当事者のIPアドレスと、を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記サービスIDはIMPUを含むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の方法。
  16. プライベートネットワークに接続された通信デバイスのためにマルチメディアサービスへのアクセスを提供するための、マルチメディア・サービス・ネットワークに接続されたマルチメディアゲートウェイの中の装置であって、
    セッション要求を受信する手段と、
    前記セッション要求に応えて、前記プライベートネットワークの中の少なくとも1つのデバイスに代わって、前記マルチメディアゲートウェイに関連付けられた有効なサービスIDを使用しかつ前記少なくとも1つのデバイスの性能を使用して、交渉手順においてセッションを確立する手段と、
    を備えることを特徴とする装置。
  17. 前記セッション要求は、前記プライベートネットワークへの着信要求に関するセッション招待であり、
    当該装置は、前記セッションに関する性能要件に基づいて前記プライベートネットワークの中の前記通信デバイスから前記少なくとも1つのデバイスを選択するように構成された論理ユニットを備える
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記性能要件は、前記受信したセッション招待の中の推奨セッションパラメータによって示され、
    前記論理ユニットは、前記少なくとも1つのデバイスを選択するために、前記セッションパラメータを、前記プライベートネットワークの中のデバイスの性能と比較するように更に構成される
    ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記論理ユニットは、前記マルチメディアゲートウェイの中のデバイスデータベースから前記プライベートネットワークの中のデバイスの前記性能を引き出すように更に構成されることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記論理ユニットは、前記プライベートネットワークの中のデバイスの前記性能を要求することによって前記デバイスからそれを引き出すように更に構成されることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  21. 前記デバイスの性能は、少なくとも1つのメディアコーデックと、伝送速度性能と、記憶容量とのうちの、少なくとも1つを指すことを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記セッション招待は、SIP INVITEメッセージであり、
    前記推奨セッションパラメータは、前記SIP INVITEメッセージの中に埋め込まれたSDPメッセージの中に含まれる
    ことを特徴とする請求項18乃至21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 前記論理ユニットは、所定の規則またはポリシーに更に基づいて前記少なくとも1つのデバイスを選択するように更に構成されることを特徴とする請求項17乃至22いずれか1項に記載の装置。
  24. 前記論理ユニットは、組み合わされた別々のメディアストリームを受信するため、または、選択された複数のデバイスにおいて同時に同一の単数又は複数のメディアストリームを受信するために、前記セッションのために複数のデバイスを選択するように更に構成されることを特徴とする請求項17乃至23のいずれか1項に記載の装置。
  25. 前記マルチメディアゲートウェイの中で、前記プライベートネットワークの中の特定の個人およびデバイスのうちの少なくとも一方のために個別のサービスIDを割り当てる手段を更に備え、
    マルチメディアセッションが、前記特定の個人およびデバイスのうちの少なくとも一方に代わって、それらの対応する個別のサービスIDを使用して確立される
    ことを特徴とする請求項16乃至24のいずれか1項に記載の装置。
  26. 前記セッション要求は、前記プライベートネットワークにおける要求デバイスからの発信要求に関するものであり、
    当該装置は、前記セッションを確立する際に前記要求デバイスの性能を使用する手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  27. 前記要求デバイスの前記能力を前記マルチメディアゲートウェイの中のデバイスデータベースから引き出す手段を更に備えることを特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 前記セッションに関連する更なるシグナリングのために使用可能なセッション固有情報をセッションマッピングテーブルの中に格納する手段を更に備えることを特徴とする請求項16乃至27のいずれか1項に記載の装置。
  29. 前記セッション固有情報は、前記セッションを規定する呼IDと、前記少なくとも1つのデバイスのローカルIPアドレスおよび選択されたポートと、前記プライベートネットワークのレジデンシャルゲートウェイの予約されたポートと、リモート当事者のIPアドレスと、を含むことを特徴とする請求項28に記載の装置。
  30. 前記サービスIDはIMPUを含むことを特徴とする請求項16乃至29のいずれか1項に記載の装置。
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