JP2009515381A - マネージド・バッファ・ノードによるハンドオフ中のパケットロス防止 - Google Patents

マネージド・バッファ・ノードによるハンドオフ中のパケットロス防止 Download PDF

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Abstract

好ましい実施形態において、ワイヤレス・ネットワーク・システムは、モバイル・ノードに送信されたデータパケットをバッファリングすることを特徴とする。そのシステムは、モバイル・ノードには見えないため、モバイル・ノードは、ネットワークからのサービスを要求する必要がない、すなわちネットワークとサービスパラメータを交渉する必要がない。EAPOL−Startとバインディング更新メッセージが、バッファリングを起動させかつ終了させ、また事前認証とスムーズなハンドオフ報告をそれぞれ開始する。

Description

本発明は、概ねワイヤレス・ネットワーキングに関するものであり、幾つかの好ましい実施形態においてはネットワーク層およびリンク層転移に起因するパケット紛失の防止に関するものである。
本出願は「マネージド・バッファ・ノード・アーキテクチャーによるハンドオフ中のパケットロス防止」と題する2005年10月11日付け出願に係る米国仮出願第60/596,660号の優先権の主張を伴うものであり、その開示内容はレファレンスとしてそっくりそのまま本願に導入される。本出願は、[1]2005年10月11日付け出願に係る米国仮出願第60/596,659号、[2]メディア独立型事前認証のフレームワークと題する2006年3月9日付け出願に係る米国仮出願第11/308,175号、[3]2001年6月1日付け出願に係る米国特許出願第09/872,213号に関するものであり、[1]から[3]の各出願の開示内容は、レファレンスとしてそっくりそのまま本願に導入される。以下のIETF文献の開示内容もレファレンスとしてそっくりそのまま本願に導入される(www.ietf.orgを参照):[1]draft−krishnamurthi−mobileip−buffer6−00.txt、[2]draft−ietf−mipshop−fast−mipv6−03.txt、[3]draft−mkhalil−mobileip−buffer−00.txt、[4]draft−moore−mobopts−tunnel−buffering−00.txt
モバイルネットワークは、セキュリティー、およびスムースなハンドオフを確保し、データロスを最小限に抑え、かつ遅延を最小
限に抑える必要がある。既存のネットワークはその多くがモバイル・ノード(MN)とバッファリング・ノード(BN)との間で通信をしている。このようなバッファリング・サービスは、モバイル・ノード(MN)が明確にサービスを要請することが必要であるため不十分である。その結果、ワイヤレス信号のトラフィック量が多く、モバイル・ノード(MN)のエネルギー使用量も多いため、合意が得られるまでのメッセージの送信及び受信のためのエネルギー量が低減する。
既存のネットワークの幾つかの問題点について以下に詳述する。
1つの問題点は、IPv6ルーターへの拡張に関連するものであり、それはバッファリングをサポートする能力を通知することをルーターに求め、モバイル・ノード(MN)が望ましいバッファサイズをバッファリング・ノード(BN)に求めることを必要とするため、大量のメッセージが必要となる。サービスに関する調査と応答及びサービス・ネゴシエーションはもとより、バッファリング・ノード(BN)・ディスカバリーに関する大量のメッセージは、不十分なネットワーク資源を消費するだけではなく、追加的な待ち時間をネットワークに加える。
もう一つの問題点は、バッファサイズに関連するものである。モバイル・ノード
(MN)がひとたびバッファリング・サービスが利用可能であるという公示を受けたら、モバイル・ノード (MN)は、特定のバッファサイズを要求する。利用可能な資源に応じて、バッファリング・ノード(BN)は、その要求に応じたり応じなかったりする。バッファリング・ノード(BN)は、バッファプロトコルによって拘束されることがあり、その場合、モバイル・ノード (MN)の要求が上限を超えた場合は、バッファリング・ノード(BN)は、より小さなバッファーサイズを提供する可能性がある。更に、バッファリング・ノード(BN)の利用可能な資源が非常に少ない場合、快適なバッファサイズを求めてモバイル・ノード(MN)にメッセージを行ったり来たりして送信し、妥協状況に到達しようとする。そのような交渉にもかかわらず、サービスの要求は結果的に却下される場合もある。このプロセスによると、バッファリング・ノード(BN)が主導権を持ち、モバイル・ノード(MN)はバッファリング・ノード(BN)に送信しようとしているデータパケットを保護するオプションを持たないということになる。バッファリング・ノード(BN)がサービスを拒否した場合には、モバイル・ノード(MN)には別の方法がないため、モバイル・ノード(MN)は、バッファリング・ノード(BN)との通信を確立できず、時間とエネルギーを無駄にする。
もう一つの問題点は、ルーターが、資源不足の理由でバッファリングの新たなリクエストを受け付けることが出来なくても、バッファ可能であると通知し続け、初期設定リクエストに拒否応答する場合が生じることである。ルーターは、ハンドオフ・オペレーションに悪影響を及ぼすためバッファリングできない場合でも通知を中断する機能をもたない。この状況は、ネットワークに不必要な負担を与えるうえ、提供できないサービスを宣伝するため非合理的でもある。
もう一つの問題点は、ネットワーク・コントロールド・モバイル・アシステッド(NCMA)ハンドオフモードにおいて制御プロトコルのバッファリングに関するモバイル・ノード(MN)の動きのネットワーク認識に関するものである。その場合、前のルーターが、ハンドオフが実際に行われる前に新しいルーターにモバイル・ノード(MN)の現状情報を提供し、またモバイル・ノード(MN)の干渉なしに新しいルーターにバッファされたパケットを転送する。従って、モバイル・ノード(MN)は、ネットワークと交渉しあるいはバッファリングの初期化とその後のバッファされたパケットの転送を積極的にリクエストする必要はない。しかしながら、多くの場合、モバイル・ノード(MN)は、プロトコルがモバイル・ノード(MN)にそうすることを要求するため依然として交渉を行なわなければならない。従って、ネットワーク・コントロールド・モバイル・アシステッド(NCMA)の場合でも、モバイル・ノード(MN)は、ルーターのサービスの通知を受け取るために、新しいルーターにスムーズ・ハンドオフ・イニシャリゼーション(SHIN)を常に発行する必要がある。
更に他の問題点は、モバイル・ノード(MN)に予測されるバッファ・サイズとバッファ使用時間の送信を要求するバッファリング・コントロール・プロトコルに関するものである。インターネット・プロトコル(IP)のトラフィックは、バースト性、即ち、データが1つのデバイスから他のデバイスに継続的に絶え間なく転送されるものであるため、モバイル・ノード(MN)の予測は正確ではないことがあり、事前バッファリング・サイズを大きくあるいは小さく見積もってしまう結果となる。たとえ仮にモバイル・ノード(MN)が正確に予測したとしても、モバイル・ノード(MN)が要求するバッファ・サイズが直ちに利用できず、バッファリング・ノード(BN)が他のモバイル・ノード(MN)のサービスを終えて少したってから利用可能になる場合もある。この瞬時の決定(許容、拒否、あるいは妥協)は、その瞬間に存在する状態だけに基づくものであり、近い将来の状況を考慮していない。
更にもう一つの問題点は、バッファリング・ノード(BN)が自動的にモバイル・ノード(MN)からメッセージ(即ち、BReq[stop])を受信しないままバッファリングを終了するため、モバイル・ノード(MN)とバッファリング・ノード(BN)の双方の効率的な動作に影響を及ぼす「時限タイムアウト」事態が発生することである。事実、BReq[stop]というメッセージには、二つの目的がある。第1は、そのメッセージは、バッファリングを終了させることであり、第2は、バッファリング・ノード(BN)に新しい気付アドレスCoA(ケア・オブ・アドレス)を知らせることである。時限タイムアウトが発生した場合、バッファリング・ノード(BN)は、BReq[stop]メッセージとフラッシング・デスティネーション(CoA)を受信しないままバッファリングを終了する。この事態を乗り越えるには、モバイル・ノード(MN)は、バッファリング・ノード(BN)と新しい気付アドレスCoAに別の「BReq[ext]」メッセージを送信してバッファ時間の延長を要求する必要がある。このような事態が繰り返し発生する場合、バッファリング・ノード(BN)は、(データパケットをフラッシュするのに最後の気付アドレスCoAを使用するが)複数の気付アドレスCoAを受信することになる。この事態の全容は、必要とされるシグナルの負担を増やして幾つかの気付アドレスCoAの不必要な情報を保持するために必要なメモリーを無駄にするため、望ましくはない。また、モバイル・ノード(MN)は、時限タイムアウト期間が終了する前にBReq[ext]メッセージを送信する必要があるため、モバイル・ノード(MN)のバッテリー寿命は悪影響を受ける。
前述の説明に鑑みて、ハンドオフ中の移動におけるパケットロス防止を提供する総合的なバッファリング・サービスを提供するのに使用される完全なアーキテクチャーを含む改良されたバッファリング・サービスがワイヤレス・ネットワーク技術において必要とされる。特に、本発明の改良されたバッファリング・サービスは、懇請あるいは交渉なしでモバイル・ノード(MN)の必要性に最も合う最大バッファ・サイズを提供するように利用される上手く管理されたバッファリング・アーキテクチャーを提供し、またモバイル・ノード(MN)の現在のアプリケーション、モバイル・ノード(MN)がローミングしているネットワーク速度、及び近い将来の需要及び資源予測を含む複数のエレメントに基づいてバッファ・サイズを確保し、またバッファリング・ノード(BN)が、モバイル・ノード(MN)の援助なしで他のピアバッファリング・ノード(BN)とネットワーク・エンティティーと通信してタスクを実行できるように完全に自立し、またモバイル・ノード(MN)が特定のサービスと通信することを可能にする新たなプロトコルを導入しないで実行する。
本発明の好ましい実施形態は、先行技術を大幅に改善することができ、ハンドオフ中に移動するパケットにパケットロス防止を提供する総合的バッファリングサービスを提供するように利用される完全アーキテクチャーを含むワイヤレス・ネットワーク技術において必要とされる改良されたバッファリングサービスの問題の解決法を提供するものである。
本発明の一つの側面によると、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)、トランジション・バッファ・ノード(TBN)、及びフラッシング・バッファ・ノード(FBN)の機能エンティティーを含むマネージド・バッファ・ノード・アーキテクチャーが提供される。前記コントローリング・バッファ・ノードは、管理的な機能を実行し、前記トランジション・バッファ・ノードは、移動中のデータを保持し、そして前記フラッシング・バッファ・ノードは、データパケットの配信を手助けする。更に、本発明のこの実施形態によると、これらノードは、内部でお互いに通信し(即ち、例えば、モバイル・ノード(MN)などの外部エレメントと直接通信しない)、セキュリティーの侵害の傾向が低い。アクセスポイント(AP)は、複数のアクセスポイントと通信する特別な機能を持つ制御的な役割を果たす。
本発明の一つの側面によると、制御する権限を持ち複数の機能を実行するコントローリング・バッファ・ノード(CBN)が提供される。コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、モバイル・ノード(MN)が現在位置するアクセスポイント(AP)からEAPOL−Start(エクステンシブル・オソリゼーション・プロトコル・オーバー・LAN)メッセージのコピーを受信し、情報を引き出すことができ、またそれ自身のデータベースから、トランジション・バッファ・ノード(TBN)のIPアドレスを取り出してそのトランジション・バッファ・ノード(TBN)にバッファリングを開始させることができ、また前のルーターを介してモバイル・ノード(MN)からバインディングアップデートのコピーを受信して、新しいネットワークにおけるモバイル・ノード(MN)の新しい気付アドレス(CoA)を引き出すことができ、また管理的理由でトランジション・バッファ・ノード(TBN)とフラッシング・バッファ・ノード(FBN)から情報を収集することができる。
本発明の一つの実施形態によると、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、モバイル・ノード(MN)がハンドオフするのを示すコントローリング・バッファ・ノード(CBN)からメッセージを受信し、またユーザーのアプリケーション、現在利用可能資源、及びデータ転送速度により更に決定される、適切なバッファ・リース・タイム(BLT)を割り当て、また必要な場合にバッファ・リース・タイム(BLT)を延長し、またメモリー容量を効果的に配分する圧縮アルゴリズムを実行し、またモバイル・ノード(MN)がハンドオフを完了したという第2メッセージをコントローリング・バッファ・ノード(CBN)から受信し、またサービスが上手く送信できななかった場合にバッファ・パケットをドレインさせ、アプリケーションに従って受信パケットを保存し、また管理機能を実行する際にコントローリング・バッファ・ノード(CBN)を補助し、また管理機能を実行する際にコントローリング・バッファ・ノード(CBN)に連絡する、という複数の機能を実行することができる。
本発明の一つの実施形態によると、フラッシング・バッファ・ノード(FBN))は、トンネル・ターミネーション・ポイントの役目をしてトランジション・バッファ・ノード(TBN)からパケットを受信し、またパケットをカプセル解除して、それらを更にモバイル・ノード(MN)に送信されるように直ちにアクセスポイント(AP)に送り出し、また、ピア・バッファリング・ノードからパケットを受信する、ことを含む複数の機能を実行することができる。
本発明の他の実施形態によると、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、アクセスポイント(AP)の宛先アドレスを受信した後、トランジション・バッファ・ノード(TBN)に「リリース・バッファ」のトリガーを発行して特定のフラッシング・バッファ・ノード(FBN)へのパケットのトンネリングを始動させる。コントローリング・バッファ・ノード(CBN),トランジション・バッファ・ノード(TBN)及びフラッシング・バッファ・ノード(FBN)のIPアドレスは、静的あるいは動的に割り当てられても良く、追加的なセキュリティーのために非公開でネットワークの外部からは見えないものとしても良い。
本発明の他の実施形態によると、バッファリング資源の需要を予測するのにARIMA(オートリグレッシブ・インテグレーテッド・ムービング・アベレージ)モデルを使用し、そのモデルを適用して将来のバッファリング資源需要を予測するものであり、各コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、正確、精密、かつ効果的にバッファリング資源を予測して十分な量を確保できるように備える。
本発明の好ましい実施形態は、添付図面において、限定としてではなく、例示として示されている。
図1は、本発明の実施形態に係るマネージド・バッファ・ノード・アーキテクチャーの図である。 図2(a)は、本発明の実施形態に係るコントローラー・バッファ・ノード・タスクの図である。 図2(b)は、本発明の実施形態に係る図1(a)のタスクごとのコントローリング・バッファ・ノードにより構成された表である。 図3(a)は、本発明の実施形態に係るトランジット・バッファ・ノード・タスクの図である。 図3(b)は、本発明の実施形態に係るプロセッサ機能のチャートである。 図4は、本発明の実施例に係るフラッシング・バッファ・ノード(FBN))タスクの図である。
本発明は、多数の異なる形態で具体化されているが、多数の実施例は、本開示は本発明の原理の例を提供するものであり、その実施例は本発明を本書に説明及び/又は図解された好ましい実施形態に限定するものではないという了解の下で、本書において説明されている。
図1は、本発明の実施形態に係るマネージド・バッファ・ノード・アーキテクチャーの概要を示すものである。アーキテクチャーは、以下の機能エンティティーで構成されている。即ち、コントローリング・バッファ・ノード(CBN))、トランジット・バッファ・ノード(TBN)及びフラッシング・バッファ・ノード(FBN)である。それぞれのエンティティー即ちノードは、特定タスクを行う。例えば、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、管理的機能を実行し、トランジション・バッファ・ノード(TBN)はトランジット中のパケットを保持し、フラッシング・バッファ・ノード(FBN)は、パケットの転送を円滑にする。セキュリティーを高めるために、これらノードは、内部でお互いに通信する。このアプローチは、外部エレメントがノードと通信しないため、外部からのセキュリティー攻撃の恐れを低減させる。コントローリング機能を持つアクセスポイント(AP)は、他のアクセスポイント(AP)と通信することができる特別な機能をも持っている。各ノードの特有のタスクを、以下に詳述する。
コントローリング・バッファ・ノード(CBN))の主要タスクは、コントロール・オソリティーとしての役目である。図2に表示されているように、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、モバイル・ノード(MN))の位置について報告するアクセスポイント(AP)からEAPOL−Startメッセージのコピーを受信する(即ち、新しいネットワークに移動する前に)。そのメッセージを受信した後、コントローリング・バッファ・ノード(CNB)は、それ自身のディレクトリーに保存されている、以下の情報を引き出す。即ち、(EAPOL−Startメッセージが受信される)アクセスポイント(AP)のソースアドレス、(モバイル・ノード(MN)が現在位置するネットワークに指定される)モバイル・ノード(MN)の現在のアドレス、及び(モバイル・ノード(MN)が事前認証をリクエストして移動しようとしている)アクセスポイント(AP)の宛先アドレスである。
コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、モバイル・ノード(MN)が現在位置するネットワークを扱うトランジション・バッファ・ノード(TBN)のIPアドレスを含む多様な情報を受信して処理する。コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、次に、バッファリングを開始するように(モバイル・ノード(MN)と関連する)トランジション・バッファ・ノード(TBN)に指示を出す。その指示は、モバイル・ノード(MN)が位置するアクセスポイントのMAC層マネージメント・エンティティー(MLME)からEAPOL−Startメッセージが受信された時にトランジション・バッファ・ノード(TBN)に発行される。
更に、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、前のルーター(あるいはIPv4の場合、フォーリン・エージェント)を通じてモバイル・ノード(MN)からバインディング・アップデートのコピーを受信する。バインディング・アップデート・メッセージを受信した後、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、モバイル・ノード(MN)が新しいネットワークに移動した後、そのネットワークのモバイル・ノード(MN)の新しいアドレス(新しいCoAとも称される)を取り出す。
コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、モバイル・ノード(MN)の気付アドレス(CoA)をモバイル・ノード(MN)のホームアドレスと結合あるいは登録するバインディング・アップデートにおいて受信したアドレスで正規にマップされたフラッシング・バッファ・ノード(FBN)の自身のデータベースから正確なフラッシング・バッファ・ノード(FBN)のIPアドレスを取り出す。
更にもう一つの機能において、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、管理機能のためにトランジション・バッファ・ノード(TBN)とフラッシング・バッファ・ノード(FBN)から情報を収集する。コントローリング・バッファ・ノード(CBN)管理は、望まれた方針に従って決定されるため、ユーザーは、利用可能な容量、使用容量、予測される需要を含む多様な情報をトランジション・バッファ・ノード(TBN)とフラッシング・バッファ・ノード(FBN)から反復的に収集するようにコントローリング・バッファ・ノード(CBN)に指示する。コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、その後、効率的に管理されたネットワークを保証して最適なバッファリングを実現するためのロード・バッファリングにその情報を使用する。
トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、以下に詳述する多様な機能を実行する。図3に示すように、トランジション・バッファ・ノード(TBN)の機能の一つは、モバイル・ノード(MN)がハンドオフを実行しようとしていることをトランジション・バッファ・ノード(TBN)に知らせるメッセージをコントローリング・バッファ・ノード(CBN)から受信することである。ある場合には、そのメッセージは、「バッファ開始」のトリガーとして解釈される。コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、前の情報と共に、アクセスポイントから受信されたEAPOL−Startメッセージから抽出されたモバイル・ノード(MN)の現在のアドレスの情報を含む。次に、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、モバイル・ノード(MN)行きの全種類のトラフィックパケットをインターセプトし保存し始める。また、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、積極的にモバイル・ノード(MN)とバッファリング条件あるいは能力について交渉しないため、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、透過的そして効果的に機能する。
トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、トランジション・バッファ・ノード(TBN)がバッファリングサービスを提供できる時間である適切なバッファ・リース・タイム(BLT)を配分する。バッファ・リース・タイム(BLT)は、以下の幾つかの要因に基づいてトランジション・バッファ・ノード(TBN)によって決定される。即ち、ユーザー・アプリケーションの種類(リアルタイムあるいはリアルタイムではない)、現在利用可能な資源/近い将来に要求される資源(統計模型に基づく需要予測により決定される)、およびネットワークが提供するデータ速度である。
トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、必要な場合、バッファ・リース・タイム(BLT)自体を延長する。バッファ・リース・タイム(BLT)の延長は、上記要因(ユーザー・アプリケーションの種類、現在利用可能な資源/近い将来に要求される資源、及びデータ速度)に基づいてトランジション・バッファ・ノード(TBN)によって計算される。許される延長の数値及びそれぞれの延長に割り当てられる時間は、例えば、サービス・プロバイダーが制定するポリシーに従う。一例が図3(a)に示されており、その延長ポリシーは、BLT=2/3BLT(x−y)で定義される。但し、xはポリシー依存、xは、許される延長の最大数、そしてyは、許可された延長の数である。
トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、また、利用可能な幾つかの圧縮アルゴリズムあるいはプロトコルを使用してメモリー機能を効果的に利用するためにアルゴリズムを実行する。例えば、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、モバイル・ノード(MN)の現在のアドレスに相当する名前のディレクトリーを作成し、各パケットから同一の情報(例えば、ソース及び宛先アドレス)を取り除きながらパケットを保存し、そしてリリース時に更新アドレスヘッダーを再び付ける。上記に詳細に説明したアルゴリズム/プロトコルを実行することで、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、各アプリケーションに十分な量のメモリーを用意する。
トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、ハンドオフが実行されたことを示すコントローリング・バッファ・ノード(CBN)から第2のメッセージを受信することがある。その第2メッセージも、「リリースバッファ」トリガーとして解釈され得る。トランジション・バッファ・ノード(TBN)への第2メッセージの一部分として、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、モバイル・ノード(MN)の新しい気付アドレス(CoA)及び扱っているフラッシング・バッファ・ノード(FBN)アドレスを含む。コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、前のネットワークルーターが送信したバインディング・アップデートからモバイル・ノード(MN)の新しい気付アドレス(CoA)を入手し、モバイル・ノード(MN)の新しい気付アドレス(CoA)でマップされた自身のデーターベースからフラッシング・バッファ・ノード(FBN)のアドレスを入手する。パケットをフラッシュする責任があるフラッシング・バッファ・ノード(FBN)は、モバイル・ノード(MN)が最近入ったネットワークにある。そのメッセージを受信すると、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、場合によってはFIFO(先入れ先出し)方法で、各パケットにモバイル・ノード(MN)の新しい気付アドレス(CoA)を加えてフラッシング・バッファ・ノード(FBN)に向ける。
トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、サービスが上手くモバイル・ノード(MN)に配信されなかった場合、バッファパケットをドレインすることができる。配信が不可能であるとトランジション・バッファ・ノード(TBN)が決定すると直ちに、不必要なバッファパケットのメモリーをクリアすることで、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、他のモバイル・ノード(MN)への他のパケットの配信のために利用可能なメモリーを最大限にする。
トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、アプリケーションに従って受信パケットも保存する。例えば、時間依存のアプリケーションが関係する場合、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、そのアプリケーションをそれほど時間依存でない他のアプリケーションより先に進めて優先させる。例えば、「最優先パケット」、「中間優先パケット」、そして「低優先パケット」の3つのカテゴリーを使用することがある。それらのパケットは、所定の方針あるいはプロトコルに従ってトランジション・バッファ・ノード(TBN)で処理される。最優先パケットの場合、これらは、最も時間に依存するパケットであり、最優先で配信される。優先度が中間のパケットは、許される延長の数が多数あるものであり、各延長に割り当てられた時間が制限される(例えば、一回限りのBLT延長)可能性がある。優先度の低いパケットは、配信の遅延を容認するものである。バッファ容量が使い果たされた場合、それらのパケットは、まず別のコントローリング・バッファ・ノード(CBN)に移動あるいは移転させられることがある。それらの組み合わせあるいは他のあらゆる組み合わせが異なる種類のパケット配信を行うのに使用されることがある。
トランジション・バッファ・ノード(TBN)も、利用可能容量、使用容量、予測される需要、そしてサービス配信報告に関する情報をコントローリング・バッファ・ノード(CBN)に提供するなどの、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)の管理機能実行を直接補助する。コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、トランジション・バッファ・ノード(TBN)が提供するその情報を、負荷バランシングと効果的バッファリング情報に利用する。
更に、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、利用可能容量、使用容量、予測される需要、及びサービス配信報告に関する情報をコントローリング・バッファ・ノード(CBN)に提供するなどの管理機能に関連する情報をもった、補助するコントローリング・バッファ・ノード(CBN)に提供する。コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、負荷バランシングと効果的バッファリング情報にトランジション・バッファ・ノード(TBN)が提供するその情報を利用する。
本発明の一つの実施形態によると、フラッシング・バッファ・ノードは、図4にも説明されている以下の機能を実行する。即ち、フラッシング・バッファ・ノード(FBN)は、トランジション・バッファ・ノード(TBN)からパケットを受信してトンネル目的地点の役割をする。更に、フラッシング・バッファ・ノード(FBN)は、受信したパケットをカプセル解除してモバイル・ノード(MN)に送信されるようにすぐにアクセスポイント(AP)に発送する。フラッシング・バッファ・ノード(FBN)は、ピア・バッファ・ノードから配信のためだけのパケットも受信するうえ、対応するノード、アプリケーション・サーバーなどの外部エンティティーからパケットを受信するようになっている。しかしながら、フラッシング・バッファ・ノード(FBN)は、必要な場合、望ましい方針を反映、あるいはネットワーク内の必要性を満たすように設定することができる。
本発明の他の実施形態によると、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、アクセスポイントAP(モバイル・ノード(MN)が事前認証をリクエストして移動しようとしているAP)の宛先アドレスを受け取ったとき、特定のフラッシング・バッファ・ノード(FBN)にパケットのトンネリングを開始するためにトランジション・バッファ・ノード(TBN)にリリース・バッファ・トリガー・メッセージを発行することができる。従って、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、仮気付アドレス(CoA)を用意して、フラッシング・バッファ・ノード(FBN)は、その仮気付アドレス(CoA)を、後でトランジション・バッファ・ノード(TBN)によりフラッシング・バッファ・ノード(FBN)に通信された最初の気付アドレス(CoA)に置き換える。このプロセスは、パケット配信時間(「ジッター(jitter)」とも呼ばれる)を大幅に短縮するが、フラッシング・バッファ・ノード(FBN)がより効果的にストレージ容量を利用することも可能にする。更にセキュリティーを高めるために、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)、トランジション・バッファ・ノード(TBN)、及びフラッシング・バッファ・ノード(FBN)に割り当てられたIPアドレスは、静的あるいは動的に割り当てられる。それらのアドレスは、非公開であり、外部には見えない。
本発明の他の実施形態によると、バッファ資源需要を予測する方法にARIMAプロセスが利用される。ARIMAプロセスは、確率変数の将来値が、現在の値にしか依存しないWeinerプロセスの一種である。ARIMAプロセスは、自己相関コンポーネントを含むものであり、確率変数の将来値は、過去の値に対する相関関係と、過去の変数の観察結果の誤差測定をフィルターする移動平均コンポーネントに基づく。ARIMAプロセスを応用することにより、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、モバイル・ノード(MN)のパケットをバッファするために必要なバッファリング資源R(t)の量を局所的に予測する。
ARIMAプロセスは、本発明にとって有益な幾つかの利点がある。その1つの利点は、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)が、他のコントローリング・バッファ・ノード(CBN)との通信を要求することなく、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)に局所的予測を実行することを許容する、モバイル・ノード(MN)のバッファリング資源需要R(t)を予測することである。ARIMAプロセスは、R(t)の将来値が、他の変数に関係なく現在及び過去の値だけに依存するという原理に基づいている。これは、効率性と信頼性を向上させ、不要な通信を低減しバッファ資源需要を正確に予測することによって価格と複雑性を低減させる。
ARIMAプロセスのもう一つの利点は、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)が平均ネットワーク資源需要ではなく、瞬間的なバッファリング資源需要を決定することを可能にするバッファリング資源需要R(t)を予測することにあり、それによって将来のバッファリング資源需要の予測をより的確及び正確にする。
ARIMAプロセスの更に他の利点は、この予測モデルは、全ての確率予測に共通する2つの基本ステップを使用することである。第1ステップは、特定及び予測段階を実行することを含み、必要な自己回帰及び移動平均変数「p」と「q」がそれぞれ特定され、ARIMA(p、1、q)の実際の自己回帰及び移動平均変数が推定される。第2ステップは、予測段階を実行することを含み、前記特定及び予測段階で構成されたARIMA(p、1、q)モデルが、バッファリング資源需要の過去の観察に基づいて将来のバッファリング資源需要を予測するのに使用される。
ARIMA(p、1、q)モデルは、結果的には、バッファリング資源需要を予測して、将来の需要を予測するのにそのモデルを使用して、それぞれのコントローリング・バッファ・ノード(CBN)が、十分な量のバッファリング資源を正確、明確及び効果的に予測して確保する。
正確な予測プロセスの必要性の一例として、期間「t」のハンドオフ中のパケットロスを防止するには、トランジション・バッファ・ノード(TBN)が、「rt」の値までバッファできることが必要である。但し、「r」は媒体の送信速度、「t」はハンドオフの時間である。従って、送信速度が11Mbpsでハンドオフが4秒を必要とする場合、44Mbのバッファが必要である。送信速度とハンドオフ期間が大きくなるにつれて、必要なバッファサイズも大きくなる。「高速ハンドオフ」の場合でも、大量のバッファリングが必要であり、正確な予測プロセスが必要とされる。
新しいアクセスポイント(AP)と結合する前のモバイル・ノード(MN)
図1を参照して、ステップ1は、モバイル・ノード(MN)がビーコンを受信して新しいアクセスポイント(AP)を探しているのを示すものである。通常のビーコンのフレームは、以下の情報を持っている。即ち、サポートされるデータフローの速度(例えば、802.11bでは11Mbpsなど)、サービスセット・アイデンティファイヤ(SSID、特定のワイヤレスLANに属する)、機能情報(LANに属すること望むステーションの必要条件)、ビーコンインターバル(送信間の時間)、タイムスタンプ(アクセスポイント(AP)の関係するステーション同士の同期化を可能にする)、パラメータ集合(例えば、特定のシグナリング方法に関する情報など)、及び/又はトラフィック・インディケーション・マップ(TIM)である。
ステップ2では、図1に示すように、モバイル・ノード(MN))は、802.1x基準に従って、現在関連するアクセスポイント(AP)にEAPOL−Start(エクステンシブル・オーゼンティケーション・プロトコル)メッセージを送信する。そのメッセージは、1つのアクセスポイント(AP)の地域から他のアクセスポイント(AP)の地域に移動する予定があり、次のアクセスポイント(AP)の事前認証を望むモバイル・ノード(MN)によって起動される。EAPOL−Startメッセージは、そら自身のアドレスと、ビーコンフレームに含まれる次のアクセスポイント(AP)のMAC(メディア・アクセス・コントロール)アドレスを宛先MACアドレスに設定する。この実施例においては、モバイル・ノード(MN)は、実際に次のアクセスポイント(AP)(本例では、サブネットBのアクセスポイント1(AP1))と結合する前に、次のアクセスポイント(AP)と事前認証を行うために現在のアクセスポイント(AP)(本例では、サブネットAのアクセスポイント1(AP1))を通じてEAPOL−Startメッセージを起動する。現在のアクセスポイント(AP)は、例えば、バックエンドに接続されたLANを通じて、新しいアクセスポイント(AP)にEAPOL−Startフレームを転送する。
更に、EAPOL−Startメッセージのコピーは、アクセスポイント(AP)におけるMLME(MAC層マネージメント・エンティティー)によるコントローリング・バッファ・ノード(CBN)にも転送される。このメッセージは、モバイル・ノード(MN)が移動性でありセッションを継続するつもりであることをコントローリング・バッファ・ノード(CBN)に通知するうえ、バッファリングサービスを開始するように、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)に伝える。コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、次に、ソースAP情報(本例では、サブネットAのAP1)、宛先アクセスポイント(AP)(本例では、サブネットBのAP1)、及びモバイル・ノード(MN)のアドレスをEAPOL−Startメッセージから抽出し、それらをデータベースに保存し、そして、特定されたモバイル・ノード(MN)に向かうパケットをインターセプトしてメモリーに保存し始めるように(「バッファ開始」トリガーを通じて)トランジション・バッファ・ノード(TBN)に指示する。トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)からパケットをフラッシュする第2の指示を受け取るまでパケットを保存し続ける。
コントローリング・バッファ・ノード(CBN)にEAPOL−Startメッセージを送信することは、認証コードのMACアドレスを見つけるためにアクセスポイント(AP)に送信される最初のメッセージであるため、セキュリティーのリスクとは解釈されるべきではない。本発明の一つの実施例によると、アクセスポイント(AP)は、モバイル・ノード(MN)の信用状を確認した後、一時的にコントローリング・バッファ・ノード(CBN)のサービスを認証する。モバイル・ノード(MN)の信用証明は、異なる質のサービスによってユーザーの要望に従って、アップグレードあるいは修正しても良い。
図1のステップ3は、サブネットAからサブネットBへのモバイル・ノード(MN)の動きを表示するものである。より詳細には、サブネットAのAP1からサブネットBのAP1の無線範囲のモバイル・ノード(MN)の動きである。
図1のステップ4は、上記ステップ2に詳細に説明された暗号解読の鍵を使用して、モバイル・ノード(MN)とアクセスポイント(AP)の結合が表示されている。図1の実施例において、802.11iの暗号解読の鍵が、802.11f、即ちIAPP(インター・アクセス・ポイント・プロトコル)が新しいアクセスポイント(AP)と古いアクセスポイント(AP)との間で使用されていない限り、事前認証により新しいアクセスポイント(AP)とモバイル・ノード(MN)との間でも確立される。アクセスポイントAP2は、前のアクセスポイント(AP)を通じて行われた最初の認証中になされたのと同じようにモバイルステーションを認証するのに、認証サーバー即ちAAAサーバーに連絡する必要がある。IEEE802.1xはLAN内で機能するように作られているため、IEEE802.1xの事前認証の適用性はイントラサブネット・ハンドオフに限定されるが、モバイルステーションが、例えば、複数のWLANの間で移動性であるように設定されている場合、事前認証の拡張概念が適用され得る。
新しいアクセスポイント(AP)と結合した後のモバイル・ノード(MN)
モバイル・ノード(MN)が新しいアクセスポイント(AP)と結合すると、モバイル・ノード(MN)の新たな移動のバインディングの通知が(前のチャンネルを通じてパケットを送信した)前回のルーター・アクセスポイント(AP)に送信される。このモビリティ・バインディング即ち「バインディング・アップデート」は、モバイル・ノード(MN)が、IETF MobileIPv6基準に定義される経路最適化に着手することを可能にする。経路最適化の主な目的は、以下の通りである。1)モバイル・ノード(MN)の前のルーターに送信されたデータグラムを新しい気付アドレス(CoA)に転送することを可能にすること、2)新しい気付アドレス(CoA)に転送されるあらゆるデータグラムをモバイル・ノード(MN)の古いバインディング・キャッシュ入力をもつ対応するノードから、モバイル・ノード(MN)の前のルーターにトンネルすることを可能にすること、そして3)前のルーターにリンクされたときに、モバイル・ノード(MN)によって消費されたあらゆる資源(ラジオ・チャンネル・リザベーション、バッファ・リザベーションなど)が、やがて登録期限が切れるのを待つのではなく直ちに解除されることを可能にすることである。次に、バインディング・アップデートは、すぐに前の気付アドレス(CoA)をモバイル・ノード(MN)の新しい気付アドレス(CoA)と関連付けて、前のセキュリティーレベルを維持しながらIPv6の認証ヘッダーを使用して認証される。
更に、バインディング・アップデートは、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)に通信されて、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)は、受信後、モバイル・ノード(MN)の新しい宛先アドレスを抽出し、自身のデータベースにてフラッシング・バッファ・ノード(FBN)のアドレスを見つけてフラッシング・バッファ・ノード(FBN)へパケットをフラッシュするためのトランジション・バッファ・ノード(TBN)へのリリース・バッファ・トリガーにそのアドレスを含める。モバイル・ノード(MN)の新しい宛先アドレスも、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)のデータベースに正規にマップしてある。トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、フラッシング・バッファ・ノード(FBN)に全てのパケットを転送することでコントローリング・バッファ・ノード(CBN)に応答する。フラッシング・バッファ・ノード(FBN)は、次に、トランジション・バッファ・ノード(TBN)が送信したパケットをカプセル解除して、パケットを新しく到着したモバイル・ノード(MN)に送信する新しいアクセスポイント(AP)に発送する。
本発明の一つの実施例によると、バインディング・アップデートは、コントローリング・バッファ・ノード(CBN)にも拡張される必要がある。それを達成する一つの方法は、利益としてより高いサービスの質(QoS)を利用してユーザーから加入金を徴収してバッファリング・サービスを提供することである。その加入は、サービス・プロバイダーの方針に従って無料、均一料金、あるいは他の測定手段で定められる。加入サービスの一例において、加入者の信用証明は、移動中、加入者がより高いQoS(最小限あるいはパケットロスなし)を求めるということを示すようにアップグレード/修正される。そうである場合、バインディング・アップデート・パッケージは、拡張についてコントローリング・バッファ・ノード(CBN)に通知するのに使用されたリザーブのビットのどれかを使用して、わずかに修正される。また、モバイル・ノード(MN)とバッファリング・ノード(BN)が同一のIPサブネットにある場合、トランジション・バッファ・ノード(TBN)は、アドレス解決プロトコル(ARP)を使用して局所的にバッファされたパケットをモバイル・ノード(MN)に送信する。
本発明は、既知のワイヤレスネットワークに優る以下の利点を提供するものである。透過性バッファリングサービス:モバイル・ノード(MN)は、サービスを求めることを必要とされないうえ、サービス条件交渉で時間とエネルギーを無駄にしない。ネットワーク上でのシグナリング負担が軽い:サービスは、サービス前のやりとりなしで設定されるため、ネットワークのシグナリング・トラフィックの量が低減される。モバイル・ノードのバッテリー寿命の延長:モバイル・ノードは、発見、請求、交渉あるいは初期計算を行わなくてもよいため、短くなるはずのモバイル・ノード(MN)のバッテリー寿命が延長される。即時のバッファリング初期化:ネットワークサービスが提供され、宣伝なしで、候補が探求され、需要が見積もられ、ネットワーク制限に対するモバイル・ノード(MN)の需要が決定され、そしてネットワークのサービスがすぐに提供される。効率的なパケットロス防止: 予測方法を使用して、バッファ・ノードのトランジット及びフラッシング・バッファ・ノードで完全なアーキテクチャーが管理され、モバイル・ノード(MN)に効率的なサービスを提供する。改良された資源とネットワークの利用:総合的なアーキテクチャーのデザインが、優れたネットワーク資源利用を提供する。バッファ・ノードは内部でお互いと通信し、ネットワークセキュリティーが改良される。
発明の幅広い範囲
本発明の実施形態が本書において説明されているが、本発明は、本書において説明される多様な好ましい実施形態に限定されるものではなく、本開示に基づいて当業者が予期すると思われる均等なエレメント、修正、削除、(例えば多様な実施形態の態様の)組み合わせ、適応及び/又は変更されたいずれかのあるいはあらゆる全ての実施形態を含むものである。請求項における限定は、請求項の用語に基づいて幅広く解釈されるものであり、非独占的に解釈されるべきであり、本明細書あるいは本出願の出願手続き中に説明された例に限定されるものではない。例えば、本開示において、「好ましい」という用語は、非独占的であり、「好ましいものではあるが、それに限定されるものではない」という意味を持つ。本開示及び本出願の手続中は、ミーンズ・プラス・ファンクションあるいはステップ・プラス・ファンクション限定は、特定の請求項限定に以下の全ての条件が揃った時にだけ適用される、a)「(何々)する手段」あるいは「(何々)するステップ」が明示されている、b)対応する機能が明示されている、及びc)構造をサポートする構造、内容あるいは行動が明示されていない場合である。本開示及び本出願の手続中において、「本発明」あるいは「発明」という用語は、本開示内の1つあるいは1つ以上の態様の参考として使用される。本発明あるいは発明という用語は、臨界の特定であると不適切に解釈されるべきではなく、全ての態様あるいは実施形態に適用されるものと不適切に解釈されるべきではなく(即ち、本発明は、当然ながら多数の態様及び実施形態を持つものである)、出願あるいは請求項の範囲を限定するものだと不適切に解釈されるべきではない。本開示及び出願の手続中において、「実施形態」という用語は、態様、特徴、プロセスあるいはステップ、それらのあらゆる組み合わせ、及び/又はそれらのあらゆる部分等を説明するのに使用される。幾つかの例において、多様な実施形態は、重複する特徴を含む場合がある。本開示において、以下の省略された用語が使用されることがある。「e.g.」は「例えば」という意味である。

Claims (21)

  1. マネージド・バッファ・ノード・アーキテクチャーを備えたワイヤレス通信ネットワークであって、
    少なくとも1つのコントローリング・バッファ・ノードと、
    少なくとも1つのトランジション・バッファ・ノードと、
    総合的バッファリングサービスを提供してデータパケットのロスを防ぐ、少なくとも1つのフラッシング・バッファ・ノードと
    を備えた、ワイヤレス通信ネットワーク。
  2. 前記コントローリング・バッファ・ノードが管理的機能を実行し、前記トランジション・バッファ・ノードが移動中のデータパケットを保持し、前記フラッシング・バッファ・ノードが前記データパケットの送信を促進する、請求項1に記載のネットワーク。
  3. 前記コントローリング・バッファ・ノード、前記トランジション・バッファ・ノード、および前記フラッシング・バッファ・ノードが、ワイヤレスで互いに通信し、ネットワーク・セキュリティーを強化する、請求項1に記載のネットワーク。
  4. 更に、他のアクセスポイントと通信する能力を有する少なくとも1つのアクセスポイントを備えた、請求項1に記載のネットワーク。
  5. 前記コントローリング・バッファ・ノードが、更に、複数の機能を実行するコントローリング・オソリティーを有する、請求項1に記載のネットワーク。
  6. 前記フラッシング・バッファ・ノードが、前記トランジション・バッファ・ノードからパケットを受信すること、トンネル目的地点として機能すること、受信したパケットをカプセル解除して、当該モバイル・ノードに送信するためにそのデータパケットを前記アクセスポイント(AP)に直ちに送信すること、そして前記バッファ・ノードから前記データパケットを受信すること、を含む複数の機能を実行することができる、請求項1に記載のネットワーク。
  7. 前記コントローリング・バッファ・ノードが、前記アクセスポイントの宛先アドレスを受け取った後、リリース・バッファ・コマンドを発行する、請求項1に記載のネットワーク。
  8. 前記コントローリング・バッファ・ノード、トランジション・バッファ・ノード、およびフラッシング・バッファ・ノードが静的あるいは動的にインターネット・プロトコル・アドレスを割り当てられ、前記アドレスも非公開で前記ネットワークの外部から見えない、請求項1に記載のネットワーク。
  9. 前記ネットワークが将来の前記バッファリング資源需要を予測するのに使用する自己回帰統合移動平均モデルが、バッファリング資源需要を予測する、請求項1に記載のネットワーク。
  10. 前記ノードが、前記ネットワーク内で互いにワイヤレスで通信し合い、前記ネットワーク外のノードが当該ノードと通信することを防ぐ、請求項1に記載のネットワーク。
  11. ワイヤレス通信ネットワークであって、
    管理機能を実行するコントローリング・バッファ・ノードと、
    移動中のデータパケットを保持するトランジション・バッファ・ノードと、
    データパケットの送信を促進するフラッシング・バッファ・ノードとを備え、
    前記ネットワークは、ハンドオフ中のデータパケットロスを防止するための総合的バッファリングサービスを提供し、前記ノードが、ワイヤレスで内部的に互いに通信し合う、
    ワイヤレス通信ネットワーク。
  12. 更に、少なくとも1つのアクセスポイントを備え、該アクセスポイントは、少なくとも1つの他のアクセスポイントと通信することができる、請求項11に記載のネットワーク。
  13. 前記コントローリング・バッファ・ノードは、コントローリング・オソリティーである、請求項11に記載のネットワーク。
  14. 前記コントローリング・バッファ・ノードは、前記アクセスポイントの宛先アドレスを受け取った後、リリース・バッファ・コマンドを発行する、請求項11に記載のネットワーク。
  15. 前記コントローリング・バッファ・ノード、トランジション・バッファ・ノード、及びフラッシング・バッファ・ノードが、静的あるいは動的にインターネット・プロトコル・アドレスを割り当てられ、そのアドレスも非公開でネットワークの外部には見えない、請求項11に記載のネットワーク。
  16. 前記ネットワークが将来の前記バッファリング資源需要を予測するのに使用する自己回帰統合移動平均モデルが、バッファリング資源需要を予測する、請求項11に記載のネットワーク。
  17. マネージド・バッファ・ノード・アーキテクチャーを備えたワイヤレス通信ネットワークを提供する方法であって、
    モバイル・ノードがアクセスポイントを発見し、前記モバイル・ノードと前記アクセスポイントとの間でデータを交換し、前記モバイル・ノードを第2アクセスポイントに近づけ、前記モバイル・ノードを第2アクセスポイントで認証を行ない、前記モバイル・ノードと前記第2アクセスポイントとの間でバインディング・アップデートを実行する。
  18. 更に、アクセスポイントが、少なくとも1つのフラッシング・バッファ・ノード、少なくとも1つのトランジット・バッファ・ノード、及び少なくとも1つのコントローリング・バッファ・ノードとデータを交換し、前記モバイル・ノードの移動をサポートする、請求項17の方法。
  19. 更に、前記コントローリング・バッファ・ノードが開始メッセージを受信し、前記トランジット・バッファ・ノードにバッファリングの開始するように指示し、バインディング・アップデートを受信し、前記フラッシング・バッファ・ノードにデータを前記トランジット・バッファ・ノードにフラッシュするように指示する、請求項17の方法。
  20. 更に、前記トランジット・バッファ・ノードが前記コントローリング・バッファ・ノードからトリガーを受信し、前記モバイル・ノード(MN)のためにディレクトリーを作成し、バッファ・リリース・タイムのためのタイマーをセットし、前記モバイル・ノード(MN)のためにデータをインターセプトし保持し、前記フラッシング・バッファ・ノードのアドレスを受信し、扱っているフラッシング・バッファ・ノードに前記モバイル・ノード(MN)のためにデータを転送し、前記トランジット・バッファ・ノードのメモリーを消去し、そして、前記コントローリング・バッファ・ノードに報告する、請求項17の方法。
  21. 前記フラッシング・バッファ・ノードが、前記トランジション・バッファ・ノードからパケットを受信すること、トンネル目的地点として機能すること、受信したパケットをカプセル解除して、当該モバイル・ノードに送信するためにそのデータパケットを前記アクセスポイントに直ちに送信すること、そして前記バッファ・ノードから前記データパケットを受信すること、を含む複数の機能を実行することができる、請求項17の方法。
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