JP2009510882A - 周波数走査方法、メモリ、及び、当該方法を実施するための端末 - Google Patents

周波数走査方法、メモリ、及び、当該方法を実施するための端末 Download PDF

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Abstract

CDMA(符号分割多重アクセス)通信システムにおいて基地局の搬送周波数を探し当てるための周波数走査方法であって、当該方法は、聴取周波数で受信される無線信号中の同期コードを識別することにより聴取周波数が基地局の搬送周波数であるかどうかを決定するためのセル検出ステップ(76)を含み、セル検出ステップは、最初の搬送周波数を探し当てた後、最初の搬送周波数からチャンネル間隔の整数倍だけ間隔が離間している聴取周波数に関してのみ行われ、このチャンネル間隔は、CDMA通信システムにおいて基地局により使用される拡散コードの周波数帯域幅に等しい。

Description

本発明は、周波数走査方法、メモリ、及び、当該方法を実施するための端末に関する。
周波数走査方法は、CDMA(符号分割多重アクセス)通信システムにおいて使用される。各CDMA通信システムは、所定の周波数空間内で動作する。一般に、周波数空間は、所定の帯域幅Wを有している。例えば、WB−CDMA(広帯域−CDMA)システムでは、帯域幅Wのうちの一つが60MHzに等しい。周波数空間は、連続していてもしていなくてもよい。異なる世界領域で実施される異なるCDMA通信システムは、異なる周波数空間を有している。例えば、ヨーロッパの周波数空間は、アメリカ合衆国における周波数空間と異なる。
移動体通信システムは、一般に複数の基地局を含む。CDMA通信システムにおいて、基地局は、それらの周波数及びスクランブルコードによって区別される。また、隣接する基地局は、多くの場合、異なる搬送周波数を利用する。一つの基地局が一つ以上の搬送周波数を使用する場合もある。
搬送周波数は、「セル周波数」又は「中心搬送周波数」とも称される。実際に、搬送周波数は、基地局の帯域幅の中央である。基地局の帯域幅は、チャンネル間隔Wcに対応している。用語「チャンネル間隔」は、規格3GPP(第三世代パートナーシッププロジェクト)文献No.25.101等のCDMA規格において規定される。簡単に言うと、チャンネル間隔Wcは、CDMAシステムにおいて基地局により使用される拡散コードの帯域幅に等しい。WB−CDMAシステムでは、チャンネル間隔Wcが例えば5MHzに等しい。
また、CDMA規格は、二つの可能な搬送周波数間の「ラスタチャンネル」と称される最小間隔Wrも規定する。WB−CDMAシステムでは、ラスタチャンネルが200kHZに等しい。
定期的に、携帯電話等の移動ユーザ機器は、例えばスイッチオン時又は既に捕捉された基地局の境界の近傍を移動する際に、基地局を捕捉する必要がある。捕捉は、基地局によって使用される一つ以上の搬送周波数を探し当てることによって開始する。その後、任意の特定の基地局と通信するために、スクランブルコード及びその位相が識別されなければならない。IS−95(規格「TIA/EIA−95−B Mobile Station−Base Station Compatibility Standard for Dual−Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」で規定される)及びそれらの子孫に基づくシステムは、共通のスクランブルコードを使用する。基地局は、共通のスクランブルコードにおける固有のオフセットによって区別される。WB−CDMA(3GPP協会によって規定される)等のシステムは、固有のスクランブルコードを用いて基地局を区別する。
所与の聴取周波数で基地局を捕捉するために、様々な周波数走査方法が当該分野で公知である。捕捉時間は、基地局の搬送周波数を探し当てるために必要な時間及び基地局のスクランブルコードを検索して捕捉するのに要する時間の関数である。
移動端末においては、可能な限り迅速に基地局のスクランブルコードを捕捉することが望ましい。
アマーガら(Amarga et al.)の名義の米国特許出願公開公報第US2003/0231605号(特許文献1)は、基地局の搬送周波数を探し当てるための周波数走査方法を開示している。この既存の方法は、聴取周波数で受信される無線信号中の同期コードを識別することにより聴取周波数が基地局の搬送周波数であるかどかを決定するためのセル検出ステップを有している。
セル検出ステップは、200kHzだけ間隔が離間している聴取周波数に関して行われる。いくつかの実施の形態では、搬送周波数が検出されると、本方法は、検出された反応周波数に対応する基地局帯域幅内の周波数をスキップする。しかしながら、基地局帯域幅内の周波数をスキップする場合であっても、その後、200kHzの分解能をもって更なる周波数が走査される。
チャンネルラスタ、即ち、200kHzに等しい分解能を有する想定し得る搬送周波数の走査は、長いプロセスであり、従って、基地局の捕捉を高速にするために可能な限り最小限に抑制されなければならない。
米国特許出願公開公報第US2003/0231605号(特許文献1)は、200kHzの分解能をもって帯域幅Wを走査するための時間を最小限に抑制する他の方法を開示している。
米国特許出願公開公報第US2003/0231605号
従って、本発明の目的は、基地局の搬送周波数を探し当てるための、より高速な周波数走査方法を提供することである。
本発明は、セル検出ステップが、最初の搬送周波数を探し当てた後、最初の搬送周波数からチャンネル間隔の整数倍だけ間隔が離間している聴取周波数に関してのみ行われ、このチャンネル間隔は、CDMA通信システムにおいて基地局により使用される拡散コードの周波数帯域幅に等しい、周波数走査方法を提供する。
従って、米国特許出願公開公報第US2003/0231605号(特許文献1)の周波数走査方法とは異なり、最初の搬送周波数が探し当てられると、周波数走査がチャンネル間隔に等しいステップでのみインクリメントされる。そのため、最初の搬送周波数の検出後、チャンネルラスタに等しい走査分解能はもはや使用されない。その結果、CDMA通信システムによって使用される周波数空間全体を走査するために必要なステップの数が低減され、上記方法は、米国特許出願公開公報第US2003/0231605号(特許文献1)の方法よりも高速になる。
上記周波数走査方法の実施の形態は、以下の特徴のうちの一つ又は複数を含み得る。
−上記セル検出ステップは、周波数範囲[Fmin;Fmin+Wc/2]及び/又は周波数範囲[Fmax−Wc/2;Fmax]内では行われず、ここで、
−Fminは、CDMA通信システムに対して割り当てられる周波数空間の最低周波数であり、
−Fmaxは、上記周波数空間の最高周波数であり、
−Wcは、チャンネル間隔である。
−移動端末のスイッチオフ時に、少なくともこれまでに使用された搬送周波数が不揮発性メモリに記憶され、移動端末のスイッチオン時に、上記セル検出ステップは、最初に、記憶された周波数に等しい聴取周波数又は記憶された周波数からチャンネル間隔の整数倍だけ間隔が離間している聴取周波数に関して行われる。
上記周波数走査方法の上記実施の形態は、以下の利点を与える。
−周波数範囲[Fmin;Fmin+Wc/2]及び[Fmax−Wc/2;Fmax]をスキップするため、時間が節約されるとともに、周波数走査方法が高速となる。
−移動端末のスイッチオフ及びスイッチオンが同じCDMA通信システムで起こる可能性があるため、移動端末のスイッチオフ前に使用された搬送周波数に関する情報を使用すると、時間が節約される。
本発明はまた、無線CDMA通信システムにおいて基地局の搬送周波数を探し当てるために周波数走査を行うように設計されている端末であって、聴取周波数で受信される無線信号中の同期コードを識別することにより聴取周波数が基地局の搬送周波数であるかどうかを決定するためのセル検出ステップを行うことができ、最初に探し当てられる搬送周波数が探し当てられると、最初に探し当てられた搬送周波数からチャンネル間隔の整数倍だけ間隔が離間している聴取周波数に関してのみ前記セル検出ステップを行うように設計されており、前記チャンネル間隔は、CDMA通信システムにおいて基地局により使用される拡散コードの周波数帯域幅に等しい、端末にも関する。
上記端末の実施の形態は、以下の特徴のうちの一つ又は複数を含み得る。
−周波数範囲[Fmin+Wc/2;Fmax−Wc/2]内でのみセル検出ステップを行うように設計されており、ここで、
−Fminは、CDMA通信システムに対して割り当てられる周波数空間の最低周波数であり、
−Fmaxは、上記周波数空間の最高周波数であり、
−Wcは、チャンネル間隔である。
−端末のスイッチオフ時に、これまでに使用された搬送周波数を不揮発性メモリに記憶することができ、
−端末のスイッチオン時に、最初に、記憶された周波数に等しい聴取周波数又は記憶された周波数からチャンネル間隔の整数倍だけ間隔が離間している聴取周波数に関して上記セル検出ステップを行うことができる。
本発明はまた、上記周波数走査方法の実行のための命令が電子計算器によって実行されるときに、上記命令を有するメモリにも関する。
本発明のこれらの態様及び他の態様は、以下の説明、図面、特許請求の範囲から明確に理解できるであろう。
図1は、無線WB−CDMA通信システム2の一部を示している。例えば、システム2は、UMTS(ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム)規格に準拠している。
図1は、本発明を理解するために必要な詳細だけを示している。
以下の説明では、当業者に公知の機能及び構造については詳細には説明しない。
システム2は、多くの基地局と移動端末とを有している。簡単にするため、一つの基地局4及び一つの移動端末6だけが示されている。
基地局4と端末6とは、無線信号8を介して通信する。
端末6の実施の形態は、例えば米国特許出願公開公報第US2003/0231605号(特許文献1)の図2に開示されたものと同様である。端末6は、例えば携帯電話である。
簡単に言うと、端末6は、無線信号8を受信するためのアンテナ10を有している。アンテナ10は、無線信号8をベースバンド信号へダウンコンバートする調整可能な無線周波数ダウンコンバータ12に接続されている。
端末6は、コンバータ12によって生成されたベースバンド信号中のスクランブルコード及び/又はオフセットを検出するためのサーチャ16を有している。
復調器20は、コンバータ12からサンプルを受け取って、復調データを生成する。
サーチャ16及び復調器20は、ベースバンドプロセッサ18内に設けられている。
プロセッサ18は、図2の周波数走査方法を実施するように設計されている。例えば、プロセッサ18は、メモリ22内に記録された命令を実行できるプログラム可能電子計算機を含む。この目的のため、メモリ22は、図2の方法を実行するための命令を記録する。
また、プロセッサ18は、これまでに探し当てられた搬送周波数のリスト28とCDMAシステム周波数空間のリスト30とを記憶する不揮発性メモリ24に接続されている。
リスト28は、基地局4と通信するために必要なこれまでに使用された搬送周波数を少なくとも含む。また、リスト28は、隣接する基地局の検出された搬送周波数を含んでいてもよい。
リスト30は、端末6が動作可能な各CDMAシステムの周波数空間帯域幅Wの定義を含む。例えば、リスト30は、連続する各周波数空間ごとに、周波数空間の最低周波数Fminと最高周波数Fmaxとを記憶する。周波数範囲[Fmin;Fmax]の幅は、連続する周波数空間における帯域幅Wに等しい。帯域幅Wは、例えば60MHzに等しい。
プロセッサ18によって使用される他の変数は、メモリ24に記憶することができる。
プロセッサ18は、コンバータ12によって生成された周波数を調整することができるチューナ34を制御する。
ここで、図2を参照して、基地局4のスクランブルコードを捕捉するための端末6の動作について説明する。
ステップ40において、端末6のスイッチをオフにすると、これまでに探し当てられた搬送周波数のリスト28がメモリ24内に記憶される。
その後、端末6のスイッチをオンにすると、第1の走査段階42が実行される。
段階(フェーズ:phase)42の始めに、ステップ44において、プロセッサ18は、周波数の第1のグループを聴取するために一つの周波数を選択する。第1のグループは、リスト28内に記憶されたこれまでに使用された搬送周波数と、記憶されたこれまでに使用された搬送周波数からWcの整数倍だけ間隔が離間している周波数とを含む。Wcは、WB−CDMAシステムに関連する規格によって定義されるチャンネル間隔である。
その後、ステップ46において、チューナ34は、ステップ44で選択された周波数を聴取するためにコンバータ12を調整する。
その後、ステップ48において、端末6は、聴取周波数が搬送周波数であるかどうかを検出する。
より正確には、ステップ48では、演算50中に、コンバータ12が、聴取周波数で受信される無線信号8をベースバンド信号へ変換する。その後、演算52において、サーチャ16は、ベースバンド信号を一次同期コードと関連付ける。一次同期コードは、UMTS規格のようなCDMAシステムに関連する規格で規定される。より正確には、これはUMTS規格では、P−SCH(一次同期チャンネル)検出として知られている。
演算54では、例えば、端末6を基地局4と同期させるために、演算52で計算された相関関係における最大ピークが使用される。
その後、演算56では、ベースバンド信号が二次同期コードと関連付けられる。これはUMTS規格では、S−SCH(二次同期チャンネル)検出として知られている。
演算58では、一次スクランブルコードが検出される。一次スクランブルコード(P−CPICH)は、UMTS規格で規定される。
ステップ60において、一次スクランブルコードが演算58で正しく検出された場合、このことは、聴取周波数が基地局の搬送周波数であることを意味している。従って、ステップ62において、聴取周波数がリスト28に記憶される。
これに対し、一次スクランブルコードが検出されなかった場合、方法は、ステップ62を実行することなく、ステップ60から直接にステップ64へと移行する。ステップ64において、プロセッサ18は、未だ聴取したことがない周波数が第1のグループ内に存在するかどうかをチェックする。存在する場合には、方法は、ステップ44に戻る。存在しない場合には、方法は、ステップ66へ移行する。
ステップ66において、プロセッサ18は、リスト28が空であるかどうかをチェックする。空でない場合には、少なくとも一つの搬送周波数が探し当てられており、方法は、ステップ68で終了する。
空である場合、このことは、端末6が第1のCDMA通信システムに対応する世界領域でオフに切り換えられ且つ第1のシステムの周波数空間とは異なる周波数空間を使用した第2のCDMA通信システムに対応する他の世界領域でオンに切り換えられた可能性があることを意味する。
この状況において、端末6は、ステップ66から、第2の走査段階70へ移行する。
段階70の始めに、ステップ72では、聴取されるべき周波数が選択され、可変ステップがWr、即ち、ラスタチャンネルに設定される。聴取されるべき周波数は、以下の関係に従って選択される。
F=Fmin+Wc/2 (1)
ここで、
−Fは、聴取されるべき周波数であり、
−Fminは、リスト30で定義される周波数空間のうちの一つの最低周波数であり、
−Wcは、チャンネル間隔である。
ステップ72において、選択される周波数空間の定義は、端末6のスイッチをオフする前に使用された定義とは異なる。
その後、ステップ74において、コンバータ12は、ステップ72で選択された聴取周波数に調整される。
その後、ステップ76において、セル検出ステップが行われる。例えば、ステップ76は、ステップ48と同一である。
ステップ76の最後に、ステップ78において、一次スクランブルコードがステップ76中に正しく検出されたかどうかがチェックされる。検出された場合には、ステップ80において、これまでに聴取された周波数がリスト28に記憶され、また、ステップ82において、可変ステップが5MHz、即ち、チャンネル間隔に設定される。
ステップ82の最後に、又は、一次スクランブルコードが正しく検出されなかった場合には、聴取されるべき周波数が、ステップ84における可変ステップの値だけインクリメントされる。
ステップ86では、聴取されるべきインクリメントされた周波数が以下の条件を満たしているかどうかがチェックされる。
F≦Fmax−Wc/2 (2)
ここで、
−Fmaxは、選択された周波数空間の最高周波数であり、
−Wcは、チャンネル間隔である。
関係(2)が満たされる場合には、方法は、ステップ74へ戻る。
満たされない場合には、第2の走査段階70が終了する。
その後、スイテップ88において、リスト28が未だ空であるかどうかが検査される。空でない場合には、方法は、ステップ90で終了する。
空である場合には、方法は、第3の走査段階92へ移行する。段階92の間に、端末6がオフに切り換えられたシステムの周波数空間が、段階70と同様に走査される。従って、段階92は、ステップ72の間に、選択された周波数空間が、端末6がオフに切り換えられた場所に対応する周波数空間である点を除き、段階70に関して規定されたステップと同様のステップを含む。
多くの更なる実施の形態が可能である。例えば、図2の方法は、不連続な周波数空間に適合されてもよい。このことは、周波数空間が少なくとも二つの隣り合わないサブ空間W、Wから形成されることを意味する。サブ空間W、Wの周波数の定義は、例えばリスト30に記憶される。
第1の搬送周波数を探し当てるために、多くの他の方法を使用することができる。例えば、この目的のために米国特許出願公開公報第US2003/0231605号(特許文献1)に開示された方法を使用することができる。
また、最高周波数Fmaxから最低周波数Fminまで周波数空間を走査することもできる。
無線CDMA通信システムの一部の構造の概略図である。 図1のシステムの基地局の搬送周波数を探し当てるための周波数走査方法のフローチャートである。

Claims (7)

  1. CDMA(符号分割多重アクセス)通信システムにおいて基地局の搬送周波数を探し当てるための周波数走査方法であって、聴取周波数で受信される無線信号中の同期コードを識別することにより聴取周波数が基地局の搬送周波数であるかどうかを決定するためのセル検出ステップを含み、
    前記セル検出ステップは、最初の搬送周波数を探し当てた後、前記最初の搬送周波数からチャンネル間隔の整数倍だけ間隔が離間している聴取周波数に関してのみ行われ、このチャンネル間隔は、CDMA通信システムにおいて基地局により使用される拡散コードの周波数帯域幅に等しい、ことを特徴とする周波数走査方法。
  2. 前記セル検出ステップは、周波数範囲[Fmin;Fmin+Wc/2]及び/又は周波数範囲[Fmax−Wc/2;Fmax]内では行われず、ここで、
    −Fminは、CDMA通信システムに対して割り当てられる周波数空間の最低周波数であり、
    −Fmaxは、前記周波数空間の最高周波数であり、
    −Wcは、チャンネル間隔である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 移動端末のスイッチオフ時に、少なくともこれまでに使用された搬送周波数が不揮発性メモリに記憶され、移動端末のスイッチオン時に、前記セル検出ステップは、最初に、記憶された周波数に等しい聴取周波数又は記憶された周波数からチャンネル間隔の整数倍だけ間隔が離間している聴取周波数に関して行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の周波数走査方法の実行のための命令が電子計算器によって実行されるときに、前記命令を含むことを特徴とするメモリ。
  5. 無線CDMA通信システムにおいて基地局の搬送周波数を探し当てるために周波数走査を行うように設計されている端末であって、聴取周波数で受信される無線信号中の同期コードを識別することにより聴取周波数が基地局の搬送周波数であるかどうかを決定するためのセル検出ステップを行うことができ、最初に探し当てられる搬送周波数が探し当てられると、最初に探し当てられた搬送周波数からチャンネル間隔の整数倍だけ間隔が離間している聴取周波数に関してのみ前記セル検出ステップを行うように設計されており、前記チャンネル間隔は、CDMA通信システムにおいて基地局により使用される拡散コードの周波数帯域幅に等しい、ことを特徴とする端末。
  6. 周波数範囲[Fmin+Wc/2;Fmax−Wc/2]内でのみ前記セル検出ステップを行うように設計されており、ここで、
    −Fminは、CDMA通信システムに対して割り当てられる周波数空間の最低周波数であり、
    −Fmaxは、前記周波数空間の最高周波数であり、
    −Wcは、チャンネル間隔である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の端末。
  7. −端末のスイッチオフ時に、これまでに使用された搬送周波数を不揮発性メモリに記憶することができ、
    −端末のスイッチオン時に、最初に、記憶された周波数に等しい聴取周波数又は記憶された周波数からチャンネル間隔の整数倍だけ間隔が離間している聴取周波数に関して前記セル検出ステップを行うことができる、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の端末。
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