JP2009510511A - 弦楽器 - Google Patents

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Abstract

本発明は第一の末端(3)と第二の末端(4)とを備えた二つの細長い本体部分(1,2)を有する弦楽器であって、これらの本体部分(1,2)の各々において、前記の末端(3,4)の間で相互に対して概ね平行に関連の本体部分(1,2)の面から短い距離をおいて延在する弦が張られており、そのためこれらの弦に振動を加えることが可能であり、前記本体部分(1,2)の各々の前記第一の末端(3)は増幅装置(6)と共に協働し、前記本体部分の中の第一の本体部分(1)の前記第一の末端(3)は該弦楽器の第一の側に位置し、前記本体部分の中の第二の本体部分(2)の前記第一の末端(3′)は該弦楽器の反対の側に位置している弦楽器に関するものである。

Description

本発明は、第一の末端(tail end)と第二の末端を備えた二つの細長い形状の本体部分を有する弦楽器であって、前記の末端の間で前記の本体部分の各々に弦が張られている弦楽器に関するものである。これらの弦は、該弦が振動されうるように前記それぞれの本体部分の面から短い距離をおいて概ね平行に延在しており、その振動の間前記の各本体部分の第一の末端は増幅装置と協働する。
大抵の公知の弦楽器は、アームの形態の殆どが木製である構造体を使用しており、その表面には隆起した金属片、具体的にはフレットが特定の距離をおいて設置されている。前記アームの表面はまた、フレットボード(fret−board)あるいはフィンガーボード(fingerboard)と称されている。前記アームの長さに亘って弦が張られている。そして、前記アームの末端の近傍において、弦は、その高さおよび長さが調整可能であったり、あるいは可能でなかったりするブリッジを横切って延在しており、一方他方の末端の近傍において弦はノッチ内で所謂ナットを横切って延在している。このナットは弦が長さに対して逆の方向に移動するのを阻止する。この末端のブリッジと前記他方の末端との間には弦を緊張させるための調律機構(tuning mechanism)が設けられている。このように、弦の長さ並びに前記ブリッジに対する弦の高さは調整することが可能であり、弦はその太さに応じてある音色(note)を得るために緊張させることができる。
このような概念を利用した楽器は例えばアコースティックギターやエレキギター、アコースティックベースギターやエレキベースギター、バンジョー、ウクレレ、マンドリンおよびチャップマンスティック(Chapman Stick)がある。これらの楽器は全てフレットを有している。反面、バイオリン、ビオラ、チェロ、およびコントラバスはフレットの無い楽器である。共鳴をし始めるように絃にエネルギを加えることによって弦を振動させるようにする仕方は楽器毎に異なり、殆どの場合、一つの楽器毎に種々の可能性が得られる。
電気楽器(electric instruments)では、弦の発する信号は磁芯の周りに置かれた銅の巻き線によって電気信号に変換される。震動する弦によって電流が銅の巻き線において発生し、それが次いで増幅装置を介して増幅され、増幅器が拡声器を作動させる。音響楽器(acoustic instruments)では、音の増幅はサウンドボックスによって行われる。
例えば、ピアノ、ギター、ベースギター、ラップスティールギター(lap steel guitar)あるいはバリトンギターのような各楽器は他の楽器と比較して多数特有の利点を有している。例えば、ピアノは10本の指で演奏して同時に10種類の音色を発生させて演奏することができ、一方ギターは最大6種類の音色を同時に発生させることができる。しかしながら、ギターにおいては、弦は色々な仕方で爪弾くことができるが、ピアノは単に強く、あるいは柔らかく演奏できるだけである。更に、ベースギターは極めて低い音色を発生させることができ、一方ギターではネックの長さに亘ってバレ運指法(barre−fingering)を使用することによって移調することができる。実際には、これだけで利点を列挙し尽くしたわけではない。
米国特許第675134号公報(US 6 75 134)は、各々が所謂チャップマンスティック(Chapman Stick)あるいはギターアームから構成されており、かつ共通の担持体(common carrier)に取り付けられている各種の部品を含む楽器を記載している。しかしながら、このタイプの楽器は人間工学的でなく、殆どの音楽家にはそれを演奏することは極めて不自然であると経験されている。
本発明は、既存の楽器よりもかなり多大の表現の可能性を提供し、かつ更に極めて簡単な方法で、かつ極めて高度の演奏の快適さに到達するほとんど直感的で自然的な方法で演奏することができる楽器が得られるような方法と、かつ人間工学的に正当化しうる方法で前記楽器の各種の利点や表現の可能性を1個の楽器に集約することを所望するものである。
この目的に対して、第一の前記本体部分の前記の第一の末端が当該楽器の第一の側に位置され、一方第二の前記本体部分の第一の末端が前記楽器の反対側に位置される。
機能上、弦に面している前記本体部分の面は、弦の長手方向に対して逆の方向に延在する連続したフレットを有しており、前記の連続したフレットの間の距離は前記第一の末端から前記第二の末端の方向に増大する。
本発明による楽器は、弦の振動を弱めるために絃に対して弱音オルガン(muting organ)を押し付ける弱音位置(muting position)と自由位置との間で制御装置によって移動することのできる弱音オルガンを備えた弱音器(mute)を有利に含んでおり、前記弱音オルガンは前記弱音位置において前記弦に対して該弱音オルガンを押圧するようにさせる弱音エレメント(muting element)を含み、前記弱音オルガンが前記弱音位置に移動すると各弦に対して選択した弱音が適用できるような仕方で前記弱音エレメントの相互位置は調整可能となっている。
本発明による楽器を実施する興味ある仕方に基づくと、本楽器は弦が前記の第一の末端と固定エレメントとの間で自在に振動しうるような仕方で対応する弦を保持できるようにする少なくとも1個の固定エレメントを包含している。
前記固定エレメントはその頂面が対応する弦と対向して位置される小さいスティック(stick)を含むことが好ましく、この頂面には前記の弦がその中で嵌合するノッチ(notch)のための場所がある。
本発明による楽器を実施する好適な方法に基づくと、前記の本体部分の各々は相互に隣接して延在する連続した弦を含み、該弦は増幅器に接続する必要のある第一と第二の出口と協働する電磁記録装置(electromagnetic recording devices)と協働し、各連続した弦は振動するとその前のものより高い音(tone)を発生し、前記記録装置が前記第一の出口に送られる信号に対する各弦からの作用(contribution)を、最も低い音を発生する弦と最も高い音を発生させる弦との間で次第に減少することができるようにし、一方前記第二の出口へ送られる信号に対する各弦からの作用を、最も低い音を発生させる弦と最も高い音を発生させる弦との間で次第に増大できるようにする。
本発明のその他の特有な特徴や利点は本発明による楽器を実施する何らかの特殊な方法についての以下の説明から判明する。この説明は単に例示として提供されたものであって、本発明に必要な保護の範囲を何ら限定するものでない。以下使用される参照番号は本明細書に添付の図面に関連するものである。
各種の図面において、同じ参照番号が同じか、あるいは類似の要素に関係する。
本発明による楽器を有利に実施する方法に基づくと、本発明はフレットを備えた、あるいは備えていない1個、2個、あるいは数個のアームを有する楽器に関わるものである。フレットを備えたアームの全体はまた、フレットボードあるいはフィンガーボードとも称されている。更に、この楽器は弦の音を増幅する電磁受容エレメント(electromagnetic receptive element)あるいはサウンドボックスと協働する弦を含む。また、その上に楽器のアームが取り付けられ、アームの高さと、関連のフレットボードとそのフレットボードで演奏するために使用される手との間の角度並びに各種のアーム間の角度を演奏者が調整できるようにしたスタンドも設けられている。弦を動的に、あるいは静的に弱音するために弱音器が設けられている。本発明による楽器の弦は、指で該弦を爪弾くことによって振動するようにされているが、実際にはその他の技術も可能である。このことは二つの手で楽器を独立して演奏できることも含む。
弦によって発生した音が電気的に増幅されると、電子装置(electronics)は各弦の、あるいは一群の弦の信号が2個の出口の間で分割されうるようにエクスポートされる。楽器に設けられている弦並びにそれらが調律される仕方は自由に選択することができる。しかしながら、もしも弦を第4音程(four intervals)において調律することが決定されるとすれば、音階および和音の指使いに関する限り多数の興味ある更なる利点が得られる。
楽器のアームは、より高い音色を演奏するためには、演奏者は手を常に楽器の中心から離れる方向に動かし、そしてこのことは両手についてもいえるような仕方で、互いの向かいに位置される。
楽器は、例えば、
・ 演奏者がギターでのボトルネック奏法(bottleneck)によるように「スライド(slide)」させることができるようにするシステム、
・ ピアノにおけるサステインペダル(sustain−pedal)のように指を弦から外した後でも弦が共鳴し続けうるようにするシステムであって、この目的に対して、弦が振動し続けるように弾かれた後弦に触れておくことができる所謂固定エレメントが設けられているシステム、
・ ギターにおける電気弓(e−bow)のように弦の振動を増加させるシステム、
のような多数の追加のエレメントを含めることができる。
図1は本発明による弦楽器を斜視図で示す概略図である。この楽器は2個の細長い本体部分1および2を含む。これらの本体部分1および2の各々は例えば細長い木製の盤から形成される。このことはこれらの本体部分がそのため楽器のアーム1′および2′を形成することを意味する。
これらの本体部分1および2は双方ともそれぞれ第一の末端3および3′、第二の末端4および4′を有している。各本体部分1および2のそれぞれの末端3および4と3′および4′の間には弦が張られており、これら弦は関係する本体部分1または2の表面から短い距離をおいて相互に対して概ね平行に延在している。このようにして、これらの弦には振動を加えることができる。
前記の本体部分1および2の各々の前記の第一の末端3および3′は増幅装置6と協働する。具体的にはこれらの増幅装置は一連のマイクロフォンを含み、該マイクロフォンは図示していない電気増幅器に接続する必要がある。
図1に示す本発明による楽器を実施する方法に対する変形として、前記増幅装置はサウンドボックスによって形成される。このタイプのサウンドボックスはその場合、前記の第一の末端3あるいは3′の近傍において装着され、かつ前記末端に固定される。しかしながら、可能なタイプのサウンドボックスは図を判り易くするために図示されていない。
この楽器の特有の有利な特徴は、前記第一の本体部分1の前記第一の末端3が当該楽器の第一の側に位置し、一方第二の本体部分2の前記第一の末端3′がこの楽器の反対の側に位置していることのために顕著に得られる。従って、双方の本体部分1および2、換言すればアーム1′および2′は相互から反対の側に位置されていることが好ましい。
アーム1′および2′の各々の長手方向軸線は最大45度の角度を形成することが有利である。
好ましくは、前記弦5に対向して位置している前記本体部分1および2の表面は、前記弦5の長手方向に対して逆方向に、従って前記アーム1′および2′に対して逆方向に延在している連続したフレット7を有している。それぞれ前記第一の末端3および3′における連続したフレット7間の距離はそれぞれ前記第二の末端4および4′に向かう方向に増大している。従って、前記第一の末端3または3′の近傍でのフレット7間の距離は前記第二の末端4または4′の近傍でのフレット7間の距離よりも小さい。
更に、本発明による弦楽器は、弦5の振動を前記第二の末端4または4′において弱めることができる所謂静的な振動弱音器を有利に装備する。この振動弱音器は第二の末端4および4′において弦5の間で織り込まれた例えば弾性材あるいはフェルトの帯片から構成される。これは図を判り易くするために示されていない。
楽器を演奏している音楽家に向いている楽器の側において、双方の本体部分1および2において細長いノッチ8が前記弦5の概ね有効全長に亘って設けられている。前記ノッチ8は弦5を残りの指で爪弾くことによって楽器が演奏されるときに音楽家が親指を置くことができる所謂親指ニッチ(niche)を形成している。
手ができる限り無理しない位置で演奏するためには、弦5は概ね水平に延在し、一方前記本体部分1および2の上面、換言すれば所謂フレットボードが、垂直方向Vに対して90度以下が好ましい角度βを形成し、例えば40度から80度の間の角度に位置する。この楽器を演奏するために最良の人間工学的で、自然に経験される位置を利用するとすれば、この角度βは45度より大きく、75度より小さいことが結論づけられた。前記角度βは図11において概略的に示されている。弦5はそれぞれの本体部分1および2の上面に対して概ね平行である平面において延在する。
更に、図1に示す楽器の本体部分1および2は各々、弦5を横切って延在し、これらの弦5と接触する所謂スライド9を含む。前記スライド9は、特定の音効果を得るために弦5と接触しながら該弦5に沿って移動することができる金属製のスティック9′を含む。音楽家からは離れる方向を向いた楽器の側において、各本体部分1および2にはスライド9、具体的にはスティック9′がそれらの長手方向に沿って前記弦5を横切って移行できるようにする案内レール10が各スライド9に対して設けられている。このスライド9は図10に詳細に示されている。
双方の本体部分1または2の少なくとも一方の第一の末端3および3′において、所謂動的な弱音器(dynamic mute)11が設けられている。この弱音器11は図2および図3に詳細に示されている。この弱音器11は音楽家が手によって、具体的にはギター奏者の爪弾く手によるギターの弦の弱音(ミューティング)を手本にできるようにする。
弱音器11は弱音オルガン12を含み、該オルガン12は、それが弦5に対して押圧されて弦の振動を弱音させる弱音位置と、前記弱音オルガン12が前記弦5と接触しないようにする自由位置との間で制御装置を使用することによって移動できるようにされている。この目的に対して、前記弱音オルガン12は前記弱音位置においてそれによって該オルガンを前記弦5に対して押圧させる弱音エレメント13を含む。
前記弱音エレメント13の各々は、前記弦5が位置する平面に対して垂直である平面に対して平行に伸張し、かつこれらの弦5に対して平行である、具体的にはばね鋼である材料からつくられた細長い湾曲した帯片から構成されている。
弱音オルガン12が弱音エレメントと共に前記の弱音位置と前記の自由位置との間で移動できるようにするために、前記弱音オルガンは、その中央軸線の周りで回転可能であり、このように回転軸線15を形成する円筒形のスティック14に装着されている。前記スティック14は前記本体部分1または2の前記第一の末端3または3′の近傍において2個の横方の直立したスタンド(support)16を介して取り付けられている。
弱音エレメント13は具体的には前記の回転軸線15に対して垂直に位置した平面に対して平行に延在している。弱音エレメント13の末端は前記のスティック14に取り付けられ、一方他方の末端は前記の弱音位置において対応する弦5に対して押圧される接触平面を形成している。この接触平面17は例えばゴムあるいはフェルトのような弱音タイプの材料で被覆されることが好ましい。
更に、弦5の長手方向に沿って弱音エレメント13の長さを調整する装置が設けられている。このために、これらの弱音エレメント13は、相互に対して直線に延在し、特定の距離に亘って重なる2個のスラット(slats)13′および13″から構成されている。これらのスラット13′および13″はそれらの重ね合わせ部分において2個のネジあるいはボルトを有しており、それらを介して相互に取り付けられている。このように弱音エレメント13の長さは2個のスラット13′および13″の重なり部分を調整することによって調節することができる。
弱音エレメント13は前記スティック14に取り付けられている側の末端において細長いノッチを有しており、該ノッチには前記スティック14に取り付けるための2個のネジあるいはボルト18が設けられており、これは前記スティック14に関連した弱音エレメントの位置を調節できることを意味する。このことによって、より具体的には弦5に関連した接触面17の高さを調節できるようにする。
このように、弱音エレメント13の、従って接触平面17の相互位置は、弱音オルガン12が前記の弱音位置へ移動すると各弦5に対して個々に選択した弱音が適用できるように調節することが可能である。
弱音オルガン12を前記の自由位置まで移動させるために、該弱音オルガンは、弾性要素、より具体的には2個のコイルばね19と協働する。これらのコイルばね19は一方の末端が前記楽器の本体部分1または2の前記第一の末端3または3′に取り付けられており、一方他方の末端は前記スティック14に対して逆方向に取り付けられたアーム20に固定されている。これらのばね19が作用する牽引力によって、前記スティック14はその回転軸線の周りで前記自由位置まで回転する。
弱音器11は更に、前記ばね19の作用に抗して前記弱音オルガン12を前記の弱音位置まで移動させるために該弱音オルガンに力を加えうるようにする制御装置を含む。
これらの制御装置は図1に概略図示され、スティックあるいは引張りケーブル22を介して弱音オルガン11と協働する足踏みペダル21を含む。前記スティックあるいは引張りケーブル22は具体的にはアーム20に固定されているが、これはばね19に対してスティック14の他方の側に位置しているアーム20の末端においてなされている。このように、弱音オルガン11を弦5に押圧させる、従ってそれらを弱音させる力は足踏みペダル21に対する圧力との相関関係で増大する。
図3は前記自由位置23および前記弱音位置24における弱音エレメント13を概略的に示す。
本発明のこのような実施方法の変形として、前記スティック14は足踏みペダル21とのワイヤレス接続を介して駆動される電気エンジンを介して力が加えられる。
弱音器11を実施する別の方法として、図には示されていないが、前記の弱音エレメント13の各々は比較的剛性の2本のスティックを含む。第一のスティックは前記の回転軸線15に関連して永続的に結合されており、一方第二のスティックはこの第一のスティックに装着されており、末端が前記弱音位置において対応する弦5に対して押圧される接触平面17を形成している。関連の弱音エレメントによって対応する弦5の弱音を調節するために、前記第二のスティックは一方ではその長手方向に沿って、他方では前記第一のスティックの長手方向に沿って移動することができる。
弱音器を実施する後者の方法に対しては、前記弱音エレメントの相互位置を調節するために前記第一のスティックは前記の回転軸線に関連して長手方向に移動可能であることが好ましい。
図4に示すように、弱音器11を実施する更に別の方法において、前記の弱音オルガン12は、その脚が前記のアーム20を形成するU字形のスティック25によって形成される。このU字形のスティック25は2個のサポート16を介して本楽器の本体部分1または2に固定され、回転軸線15の周りで回転可能である。双方のアーム20を接続している前記スティック25の部分は前記弦5に向って向いている側において、具体的にはゴムあるいはフェルトの帯片である振動を弱音する材料26が設けられている。図4に示されている前記弱音位置において、この振動を弱音する弱音材料は弦5に対して押圧されている。
図5は本発明による弱音器11の別の変形の概略側面図を示す。この弱音器11は、各々に2個のスラット28および29が形成されており、相互に隣接して延在する弱音エレメント13から構成されている弱音オルガン12を含む。
前記スラット28および29は回転軸線15に対して垂直の平面に対して平行に延在し、一方の末端において回転軸線15に接続されており、他方の末端においては離隔装置27が設けられている。前記の離隔装置27は前記スラット28および29を関連の末端の間で調節できるようにするネジによって形成されている。対応する弦5に対向して位置しているスラット29は接触面17を有しており、該接触面の上には振動の弱音材料26が設置されている。前記の弱音位置において、弱音材料26を備えたこの接触面は対応する弦5に対して押圧される。
前記の接触平面を弦5の長手方向に沿って移動させるために前記スラット28および29の位置は前記スティック14に関連して調節することができる。このために、前記スティック14に取り付けられている前記スラット28および29の末端において、そこを通してネジ18が延在するスロットが設けられている。
前述のように弱音器11を実施するための各種の方法における前記接触平面17の相互位置は、前記自由位置と前記弱音位置との間で前記回転軸線15の周りを各種接触平面17が回転する角度が概ね均等な大きさとなるような仕方で選択されることが好ましい。
本発明による楽器を実施する興味ある方法に基づけば、本楽器は更に少なくとも一つの固定エレメント30を含み、該固定エレメント30は対応する弦5が前記第一の末端3、3′と該固定エレメント30との間で自在に振動しうるようにこの対応する弦5に掴持することができる。このように、音楽家がある弦5を指でたたくと、指が弦5から外された後も前記固定エレメント30はこの弦5を振動させ続ける。
そのようなタイプの固定エレメントの一例が図6および図7に示されている。図6はそのような固定エレメント30を2個示すのみであるが、楽器の各種弦5の下で、数個の固定エレメント30を弦5の全長に亘り配分して設けることが可能である。
各固定エレメント30は好ましくは楽器の対応する本体部分1または2の上面の中へ埋設されている円筒形スティック31によって形成される。このスティック31は頂面32が対応する弦と対向して位置されている。この頂面32には、その中に関連する弦5が嵌合するノッチ33が設けられている。
前記ノッチ33はスロット34を含み、該スロットは一方では前記頂面32に面し、他方では、前記スロット34に対して概ね平行でかつスティック31の中央軸線に対して垂直な軸線を備えた穿孔部分35に面している。スロット34と前記穿孔部分35はスティック31の全幅を横切って延在する。
更に、前記スティック31をその軸線に沿って移動させる装置が設けられている。この装置は音楽家が指で弦をたたくと弦がスロット34を介して前記の穿孔部分35に位置するようになるよう弦に向ってスティックを僅かに移動させることができるようにする。その後、このスティック31は弦が前記ノッチ33中へ留まるようにその軸線の周りに小さい角度を回転する。同時に、スティックは、下方に、かつ弦が休止位置に位置している面から離れる方向に僅かに移動させられ、そのため弦は指を外した後も前記増幅装置6の側にある関連の固定エレメント30に直ぐ隣接して位置しているフレット7と接触し続ける。このように、関連の固定エレメント30によって掴持された弦5はそれが爪弾かれた後も振動し続ける。
図7は楽器の残りの部分を示していないが、固定エレメント30の3連続位置を示している。前記固定エレメント30はその横面においてこの面の一部に亘ってらせん状の線に沿って延在する細長い溝36を有する。この溝は楽器の本体部分1あるいは2に対して固定位置をとるピン37と協働する。このように、スティック31がその長手方向軸線に沿って移動すると、弦5が休止位置にある平面から前記頂面32が外れ、前記溝36は前記スティック31が回転するようにピン37によって導かれ、関連の弦5がノッチ33内に掴持されるようにする。
固定エレメント30を弦に向って戻るように移動させると、前記固定エレメントは反対方向に回転するようにされ、そのため関連の弦5は解放される。
対応する弦5に向っての固定エレメントの移動を助長するために、該固定エレメントは同心状のコイルばね38と協働する。固定エレメント30は、コイルばね38の力に抗してそれを移動させるために、例えばペダルによって操作される。
本発明による固定エレメントを実施する別の方法に基づけば、本固定エレメントは演奏者が前記弦5を関連の本体部分1または2の表面に、あるいはそうでない場合近傍のフレット7に対して保持できるようにする電磁石を含む。そのような場合、フレット7は例えば、所望すれば励起させることができる電磁石によって形成される。爪弾かれる弦は残りの弦よりも特定のフレット7により近接して位置される。このように、電磁石の磁界の強度は爪弾かれた弦のみが関連のフレットに対して引っ張られる弦であるように選択される。
本発明による楽器は更に、極めて興味ある方法で、2タイプの電気増幅器、すなわち所謂ベース増幅器と所謂ギター増幅器と協働することを可能とする。
具体的には、前記本体部分1および2の各々は、相互に対して隣接して延在し、電磁記録装置6と協働する連続した弦を含む。前記電磁記録装置は、各々電気増幅器に接続する必要がある第一の出口39と第二の出口40と協働する。これは、各々の連続した弦5はそれが振動すると先行する弦5よりも高い音を発生させ、前記記録装置が、最も低い音を発生する弦5と最も高い音を発生させる弦5との間で前記の第一の出口に送られる信号に対する各弦5からの作用を徐々に減少させる役割であること意味する。更に、最も低い音を発生させる弦5と最も高い音を発生する弦5との間で前記第二の出口まで送られる信号に対する各弦5からの作用は徐々に増大する。
前記の電磁記録装置は、前記の弦5と前記楽器の第一と第二の本体部分1,2との間で延在する二連のマイクロフォン41および42のそれぞれによって形成される。
具体的には、これら各一連のマイクロフォン41および42は各弦5に対向して設けられている。このことによって第一の一連のマイクロフォン41の感度が最も低い音を発生させる弦5′、すなわち最も太い弦と、最も高い音を発生させる弦5″との間で徐々に減少するようにさせる。後者の弦5″は具体的には楽器の関連する本体部分の最も細い弦によって形成される。
更に、第二の一連のマイクロフォン42の感度は最も低い音を発生させる弦5′と最も高い音を発生させる弦5″との間で徐々に変化する。このことによって最も太い弦5′に対向して位置されているマイクロフォン42の感度が最も細い弦5″に対向して位置されているマイクロフォン42″の感度よりも小さくなるようにしている。前記の第一の一連のマイクロフォン41は第一の出口39に接続され、一方前記第二の一連のマイクロフォン42は前記の第二の出口40に接続されている。
前記第一の一連のマイクロフォン41は概ね直線で相互に対して隣接して位置されている。このことはこの第一の一連のマイクロフォン41が、最も太い弦5′に対向して位置されているマイクロフォン41′との間の距離が最も細い弦5″に対向して設けられているマイクロフォン41″との間の距離よりも小さいような仕方で、弦5の下方で関連の本体部分1または2の表面に装着されることを意味する。
更に、前記第二の一連のマイクロフォン42も直線に沿って延在しており、これは、最も高い音を発生させる弦5″に対向して設けられているマイクロフォン42″との間の距離が、最も低い音を発生させる弦5′とこの弦5′に対向して位置しているマイクロフォン42′との間の距離よりも小さいことを意味する。
このように、前記第一の出口は例えば所謂ベース増幅器に接続され、前記第二の出口は所謂ギター増幅器に接続され、そのためこれらの増幅器に接続されているスピーカにおいて発生する最終の音は低い音と高い音との間で極めて緩やかな遷移を有している。
本発明を実施する興味ある方法に基づいて、前記マイクロフォン41および42の各々は磁性芯を備えたコイルによって形成されており、それは前記のコイルが構成される巻き数が関連のマイクロフォンの感度との相関関係で調整されることを意味する。そのような場合、マイクロフォンと弦との間の距離を変える必要は無い。
図11は本発明による楽器の双方のアーム1′および2′の位置を概略的に示すものである。これはこれらのアーム1′および2′の上面、すなわち所謂フレットボードが垂直線Vに対して角度βをつくることを意味する。この角度βは双方のアーム1′および2′に対して必ずしも均等ではない。更に、アーム1′および2′の各々、したがってそれぞれの本体部分1および2の各々には、相互に対して隣接し、かつ平行に延在する10本の弦5が設けられている。本発明を実施する好適な方法に基づけば、各アーム1′および2′には異なるピッチで、したがって異なる直径の連続した弦が設置される。このことは各アーム1′および2′に対して、最も低い音を発生させる弦5″が音楽家に向いた方向にある側で設置され、一方最も高い音を発生させる弦5″が音楽家から最も離れて設置されていることを意味する。最も高い音を発生するこの弦5′と最も低い音を発生させる弦5″との間で、各連続した弦5の太さは、各連続した弦5が先行の弦よりも少し低い音を発生させるように若干ずつ増大している。
アーム1′および2′の上面、すなわちそれぞれのフレットボードは異なる平面に位置している。図11に示されているように、音楽家から最も離れたアーム1′のフレットボード自体が延在する平面は、他方のアーム2′のフレットボードが位置している平面よりも上方の平面に位置している。
本楽器の双方の本体部分1および2の親指用の隙間(thumb−niche)8は、弦を爪弾くために残りの指44の先端が使用されている間親指43をその中に入れておくことができるように音楽家と対面していることは明らかである。従って、楽器の各本体部分1および2に対して、最も高い音を発生させる弦5″はこの親指用の隙間8から最も離れたところにある。
本発明は前述した弦楽器の実施方法には全く限定されない。従って、例えば前記のマイクロフォンは弦において発生した振動との相関関係で電圧を発生させる圧電素子から構成することも可能である。
更に、本楽器の2個のアーム1および2は相互に交差した関係に位置させることは必ずしも必要ではなく、相互に連続して延在するようにもできることが明らかである。さらに、双方のアーム1および2は調整可能なスタンドに位置させることが可能で、あるいは同じ担持台に永続的に装着することも可能である。
本発明による楽器の好適な実施方法を斜視図で概略的に示す。 本発明による楽器の興味ある実施方法に基づいた弱音器を斜視図で概略的に示す。 図2に示す弱音器の概略的な側面図である。 本発明による楽器の別の実施方法に基づく弱音器を斜視図で概略的に示す。 本発明による楽器の弱音器の更に別の実施方法を示す概略側面図である。 本発明による楽器のアームに設置されている2個の固定エレメントを斜視図で示す概略図である。 図6に示す固定エレメントの様々な位置での斜視図で示す概略図である。 各アームに装備された二連のマイクロフォンを含む、本発明による楽器の2本のアームの一部の概略上面図である。 図8の線IX−IXに沿った概略断面図である。 スライドと共に、本発明による楽器の一部を斜視図で示す概略図である。 当該楽器を演奏している音楽家の手も併せて極めて概略的に示す、本発明による楽器の概略断面図である。

Claims (32)

  1. 第一の末端(3)と第二の末端(4)を備えた二つの細長い本体部分(1,2)を有する弦楽器であって、これらの本体部分(1,2)の各々において、前記末端(3,4)の間に弦(5)が張られており、該弦(5)は振動できるように関連の前記本体部分(1,2)の表面から短い距離をおいて相互に対して概ね平行に延在しており、前記本体部分(1,2)の各々の前記第一の末端(3)が増幅装置(6)と協働する弦楽器において、前記第一の本体部分(1)の前記第一の末端(3)が前記楽器の第一の側に位置し、一方前記第二の本体部分(2)の前記第一の末端(3′)が前記楽器の反対の側に位置していることを特徴とする弦楽器。
  2. 前記本体部分(1,2)の各々が、それらの間に最大45度に等しい角度が形成されているアーム(1′、2′)を形成することを特徴とする請求項1に記載の弦楽器。
  3. 前記増幅器が、前記第一の末端(3,3′)に固定されかつ前記末端の近傍に装着されているサウンドボックスを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の弦楽器。
  4. 前記増幅器が電気増幅器に接続する必要のある少なくとも1個のマイクロフォン(41,42)を含むことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  5. 前記弦(5)に対向する前記本体部分(1,2)の面は前記弦(5)の長手方向に対して逆方向に延在する連続したフレット(7)を有し、前記第一の末端(3,3′)の連続したフレット(7)間の距離が前記第二の末端(4,4′)の方向において増大することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  6. 前記弦(5)の振動を弱音する装置が前記第二の末端(4,4′)において設けられていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  7. 前記装置が、前記弦(5)の間で織り込まれている、具体的には例えばゴムのような弾性材の帯片である弾性材と称される材料を含むことを特徴とする請求項6に記載の弦楽器。
  8. 前記弦(5)の振動を弱音するために該弦(5)に対して弱音オルガン(12)が押圧される弱音位置と自由位置との間で制御装置によって移動することができる弱音オルガン(12)を備えた弱音器(11)を含み、前記弱音オルガン(12)が前記弱音位置においてそれによって前記弦(5)に対して押圧する弱音エレメント(13)を含み、前記弱音オルガン(12)が前記弱音位置に移動されると各弦(5)に対して個別に選択された弱音を適用できるように前記弱音エレメント(13)の相互位置が調節できることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  9. 前記弱音器(11)が前記弦(5)の長手方向に沿って前記弱音エレメント(13)の位置を調節する装置を含むことを特徴とする請求項8に記載の弦楽器。
  10. 前記弱音器(11)が前記弦(5)に対して垂直である方向に沿って前記弱音エレメント(13)の位置を調節する装置を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の弦楽器。
  11. 前記弱音オルガン(12)が、該弱音オルガンを前記の自由位置まで移動させるために前記弱音オルガン(12)に力を加える、具体的にはばね(19)である弾性エレメントと協働することを特徴とする請求項8から10までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  12. 前記制御装置は前記弾性エレメント(19)の作用に抗して前記弱音オルガン(12)を前記の弱音位置まで移動させるように該弱音オルガン(12)に力を加えることができることを特徴とする請求項11に記載の弦楽器。
  13. 前記制御装置が前記弱音オルガン(12)を前記自由位置と前記弱音位置との間で移動させるために遠隔制御装置を含むことを特徴とする請求項8から12までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  14. 前記制御装置が、前記弱音オルガン(12)が前記弦(5)に対して押圧する力、したがって前記弦を弱音する力が足踏みペダル(21)の押し込みとの相関関係で増大するような仕方で、スティックや引張りケーブルを介して、あるいは電気的に前記弱音オルガン(12)と協働する足踏みペダル(21)を含むことを特徴とする請求項8から13までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  15. 前記弱音オルガン(12)が前記弱音位置と前記自由位置との間で、対応する前記本体部分(1,2)にこの目的のために設けられている回転軸線(15)の周りで移動可能であることを特徴とする請求項8から14までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  16. 前記の弱音エレメント(13)の各々が2個の比較的剛性なスティックを含み、一方の第一のスティックが前記回転軸線(15)に永続的に接続され、第二のスティックがこの第一のスティックに装着され、前記弱音位置において対応する弦(5)に対して押圧される接触平面(17)を形成する末端を有し、前記第二のスティックが、関連の前記弱音エレメント(13)によって対応する前記弦(5)の弱音を調節するために、一方ではその長手方向に沿って、他方では前記第一のスティックの長手方向に沿って移動可能であることを特徴とする請求項15に記載の弦楽器。
  17. 前記第一のスティックが、前記弱音エレメント(13)の相互位置を調節するために、前記回転軸線(15)に関連してその長手方向に沿って移動可能であることを特徴とする請求項16に記載の弦楽器。
  18. 前記弱音エレメント(13)の各々は、前記回転軸線に対して垂直の平面に対して平行に延在し、一方の末端の近傍において前記回転軸線(15)に接続され、他方の末端は前記弱音位置において対応する弦(5)に対して押圧される接触平面(17)を形成している材料の細長い湾曲した帯片を含み、前記帯片は一方では前記弦(5)の長手方向に沿って前記材料の帯片の長さを調節する手段を設けており、他方では前記回転軸線(15)に関連して前記材料の帯片の長手方向に沿って前記一方の末端を移動させる手段を設けていることを特徴とする請求項15に記載の弦楽器。
  19. 前記材料の帯片がばね鋼からつくられていることを特徴とする請求項18に記載の弦楽器。
  20. 前記弱音エレメント(13)の各々が、前記回転軸線(15)に対して垂直の平面に対して平行に延在し、一方の末端の近傍において前記回転軸線(15)に接続され、他方の末端の近傍において離隔装置(27)が設けられている具体的にはスラットである、材料の2個の細長い帯片(13′,13″)を含み、前記離隔装置(27)はこれら2個の帯片(13′、13″)の前記他方の末端の間の距離を調節できるようにされ、これらの帯片の一方が前記の弱音位置において対応する弦(5)に対して押圧される接触平面(17)を有していることを特徴とする請求項15に記載の弦楽器。
  21. 前記弱音オルガン(13)の接触平面(17)の相互位置が、各種の接触平面(17)が前記回転軸線(15)の周りで回転する角度が前記自由位置と前記弱音位置との間で概ね均等な大きさであるように調節されることを特徴とする請求項18から20までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  22. 前記第一の末端(3,3′)と固定エレメント(30)との間で対応する弦(5)が自在に振動しうるようにこの対応する弦(5)を保持できるようにする少なくとも1個の固定エレメント(30)を含むことを特徴とする請求項1から21までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  23. 前記固定エレメント(30)が、その頂面(32)が対応する弦(5)に対向して位置されるスティック(31)を含み、この頂面(32)には前記弦(5)がその中に嵌まり込むノッチ(33)が設けられていることを特徴とする請求項22に記載の弦楽器。
  24. 前記ノッチがスロット(34)を含み、該スロット(34)は前記スロット(34)に対して軸線が概ね垂直である穿孔部分(35)に面していることを特徴とする請求項23に記載の弦楽器。
  25. 前記スティック(31)をその長手方向に沿って移動できるようにする装置が設けられていることを特徴とする請求項22または23に記載の弦楽器。
  26. 前記ノッチにおいて弦(5)を掴持するために前記スティック(31)に回転運動を加えることができる装置が設けられていることを特徴とする請求項22から24までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  27. 前記固定エレメント(30)が前記弦(5)を関連の前記本体部分(1,2)の面あるいは近傍のフレット(7)に対して保持するようにできる電磁石を含むことを特徴とする請求項22に記載の弦楽器。
  28. 前記本体部分(1,2)の各々が、相互に対して隣接して延在する連続した弦(5)であって、増幅器に接続する必要のある第一の出口(39)と第二の出口(40)と協働する弦(5)を含み、各弦(5)は振動すると先行する弦よりも高い音を発生させ、前記記録装置(6,41,42)が、最も低い音を発生させる弦(5′)と最も高い音を発生させる弦(5″)との間の前記第一の出口(39)まで送られる信号に対する各弦(5)の作用を徐々に減少させ、一方最も低い音を発生させる弦(5′)と最も高い音を発生させる弦(5″)との間の前記第二の出口(40)まで送られる信号に対する各弦(5)の作用を徐々に増大させる役割であることを特徴とする請求項1から27までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  29. 前記電磁記録装置が前記弦(5)と前記第一および(または)第二の本体部分(1,2)の面との間を延在する二連のマイクロフォン(41,42)を含み、前記各々の一連のマイクロフォン(41,42)を各弦(5)に対向して設けており、前記第一の出口(39)と協働する第一の一連のマイクロフォン(41)は、最も低い音を発生する弦(5′)と最も高い音を発生させる弦(5″)との間で感度を徐々に減少させ、一方前記第二の出口(40)と協働する前記第二の一連のマクロフォン(42)の感度は最も低い音を発生させる弦(5′)と最も高い音を発生させる弦(5″)との間で徐々に増大することを特徴とする請求項28に記載の弦楽器。
  30. 前記マイクロフォン(6,41,42)の各々が磁性芯を備えたコイルを含み、前記コイルが構成されるコイルの巻き数は関連の前記マイクロフォンの感度との相関関係で調整されることを特徴とする請求項29に記載の弦楽器。
  31. 前記の電磁記録装置(6)が前記第一の出口(39)と協働し、概ね直線に沿って延在する第一の一連のマイクロフォン(41)を含み、最も高い音を発生させる弦(5″)に対向して設けられた前記マイクロフォン(41″)と前記弦(5″)との間の距離は最も低い音を発生させる弦(5′)とその対応するマイクロフォン(41′)との間の距離よりも大きく、前記記録装置は更に、前記第二の出口(40)と協働し、これも直線に沿って延在する第二の一連のマイクロフォン(42)を含み、最も高い音を発生させる弦(5″)に対向して設けられた前記マイクロフォン(42″)と前記の弦(5″)との間の距離は最も低い音を発生させる弦(5′)と前記弦(5′)に対向しておかれた前記マイクロフォン(42‘)との間の距離よりも小さいことを特徴とする請求項28から30までのいずれか1項に記載の弦楽器。
  32. 前記第一および(または)第二の本体部分(1,2)の弦(5)を横切って逆方向に延在し、かつこれらの弦(5)と接触するスライド(9)を含み、このスライド(9)は前記弦(5)の長手方向に沿って延在し、それぞれ前記第一および(または)第二の本体部分(1,2)に設けられている案内レール(10)と協働し、そのため前記スライド(9)はそれらの長手方向に沿って前記弦(5)を横切って移動できることを特徴とする請求項1から31までのいずれか1項に記載の弦楽器。
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