JP2009508418A - セルラ通信システムにおける共有通信リンクを通じたデータのスケジューリング - Google Patents

セルラ通信システムにおける共有通信リンクを通じたデータのスケジューリング Download PDF

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Abstract

複数のセルセクタ(107-111)の間で共有された共有通信リンク(105)を通じて、セルラ通信システムのネットワークエレメント(101)(RNC(101)等)から少なくとも1つの基地局(103)へのデータをスケジューリングするシステムが提供される。装置は、単一のセルセクタ(107-111)のデータをそれぞれスケジューリングするリソース割り当て器(113、115、117)を有する。リソース決定プロセッサ(119)は、少なくとも1つのセルセクタ(107-111)のリソース要件パラメータを動的に決定する。リソース決定プロセッサ(119)はリソース割り当てプロセッサ(121)に結合され、リソース割り当てプロセッサ(121)は、リソース要件パラメータに応じてリソース割り当て器(113、115、117)のそれぞれに共有通信リンクのリソース可用性を動的に割り当てる。リソース割り当て器(113、115、117)は、リソース可用性に応じて共有通信リンクで通信するデータをスケジューリングする。本発明は、単一のセルに関連するリソース割り当て器による独立したスケジューリングを可能にしつつ、共有通信リンク(105)の改善した利用を提供する。

Description

本発明は、複数のセルセクタの間で共有された通信リンクを通じて、セルラ通信システムのネットワークエレメントから少なくとも1つの基地局へのデータをスケジューリングする装置及び方法に関する。
セルラ通信システムでは、地理的領域は複数のセルに分割され、各セルは、基地局によりサービス提供される。基地局は、基地局間でデータを通信することができる固定ネットワークにより相互接続される。移動局は、移動局が存在するセルの基地局から移動通信リンクを介してサービス提供される。
典型的なセルラ通信システムは、全国にサービスエリアを広げ、数千又は数百万もの移動局をサポートする数百又は数千ものセルを有する。移動局から基地局への通信は上りリンクとして知られ、基地局から移動局への通信は下りリンクとして知られている。
基地局を相互接続する固定ネットワークは、何らかの2つの基地局の間でデータをルーティングするように動作可能であり、これによって、セルの移動局が他のセルの移動局と通信することを可能にする。更に、固定ネットワークは、インターネット又はPSTN(Public Switched Telephone Network)のような外部ネットワークと相互接続するゲートウェイ機能を有し、これによって、移動局が陸線電話及び陸線により接続された他の通信端末と通信することを可能にする。更に、固定ネットワークは、データをルーティングする機能、許可制御、リソース割り当て、加入者の課金、移動局の認証等を含み、従来のセルラ通信ネットワークを管理するために必要な機能のほとんどを有する。
現在では、最も遍在しているセルラ通信システムは、GSM(Global System for Mobile communication)として知られる第2世代通信システムである。GSMは、搬送周波数を8個の異なるタイムスロットに分割することによりユーザ分離が実現されるTDMA(Time Division Multiple Access)として知られる技術を使用する。タイムスロットは、ユーザに個々に割り当て可能である。基地局は、単一の搬送波を割り当てられてもよく、複数の搬送波を割り当てられてもよい。GSM TDMA通信システムの更なる説明は、Michel Mouly及びMarie Bernadette Pautetによる‘The GSM System for Mobile Communications’、Bay Foreign Language Books、1992、ISBN 2950719007にある。
現在では、移動ユーザに提供される通信サービスを更に拡張するために、第3世代システムが展開されている。最も広く採用されている第3世代通信システムは、CDMA(Code Division Multiple Access)及びFDD(Frequency Division Duplex)又はTDD(Time Division Duplex)に基づく。CDMAシステムでは、ユーザ分離は、異なる拡散コード及びスクランブルコードを同じ搬送周波数及び同じ時間間隔で異なるユーザに割り当てることにより得られる。TDMA(time division multiple access)のユーザ分離は、異なる時間スロットを異なるユーザに割り当てることにより実現される。この原理を使用する通信システムの例は、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)である。CDMAの更なる説明、及び特にUMTSのWCDMA(Wideband CDMA)モードの更なる説明については、‘WCDMA for UMTS’、Harri Holma(編集)、Antti Toskala(編集)、Wiley&Sons、2001、ISBN 0471486876にある。
第3世代セルラ通信システムでは、通信ネットワークは、コアネットワークとRAN(Radio Access Network)とを有する。コアネットワークは、RANの一部から他にデータをルーティングするように動作可能であり、他の通信システムとインタフェース接続するように動作可能である。更に、課金のようなセルラ通信システムの多くの動作及び管理機能を実行する。RANは、無線インタフェースの無線リンクで無線ユーザ装置をサポートするように動作可能である。RANは、基地局(UMTSではNode Bとして知られる)と、Node B及び無線インタフェースでの通信を制御するRNC(Radio Network Controller)とを有する。
RNCは、無線リソース管理と、適切なNode Bへの及び適切なNode Bからのデータのルーティングとを含み、無線インタフェースに関する多くの制御機能を実行する。更に、RANとコアネットワークとの間のインタフェースを提供する。RNC及び関連のNode Bは、RNS(Radio Network Subsystem)として知られる。
RNCとNode Bとの間のインタフェースはIubインタフェースとして知られる。無線インタフェースでの通信に関連する多くの機能は、RNCに実装され、無線インタフェースのトラヒックデータはRNCにルーティングされるため、かなりの量のデータがIubインタフェースを通じて転送される。従って、RNCとNode Bとの間で高容量の通信リンクが必要になる。
特に、3GPP UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)では、下りリンク送信のパケットデータはRNCでバッファリングされ、送信もまたRNCでスケジューリングされる。スケジューラはRRC(Radio Resource Control)プロトコルの一部である。典型的には、セル毎のスケジューリングは、異なるスケジューラの間で直接の通信を行わずに自律的に実行される。スケジューリングされたデータは、IubインタフェースでRNCからNode Bに渡される。上りリンクパケットデータもまたRNCによりスケジューリングされ、反対方向にIubを横断する。
ほとんどのセルラ通信システムでは、RNCとNode Bとの間の通信リンクのコストは、セルラ通信システムに関連する最も大きい動作及び展開コストのうち1つである。従って、バックホールのコストを低減するために、できるだけ効率的にIub通信インタフェースの何らかの通信容量を使用することが望ましい。バックホールのコストを低減する1つの手法は、異なるセル、セルセクタ又は基地局の間でIub通信リンクを共有することである。例えば、2つ以上のセルは、各方向に2Mb/sを提供する単一のE1専用回線を共有し得る。
Iub通信リンクが共有されたいくつかの展開では、これらは、内在するセルの総計無線インタフェース容量より小さいものをサポートするような大きさになり得る。例えば、3つのセルが、各方向に2Mb/sを提供する単一のE1専用回線を共有し得る(典型的な3GPPセルは各方向に1Mb/sのオーダーの容量を有する)。この場合、Iubの単純な均等の共有では、各セルは、E1回線の容量の3/1を割り当てられ、各セルは各方向に2/3Mb/sを有することになる。
このような手法はコストの節約を提供するが、セルラ通信システムの低減した性能を生じ得る。例えば、負荷の高いセルは、現在のトラヒック負荷をサポートするために、各方向に1Mb/sを必要とし得る。共有されたIub接続の制約のため、このことが利用可能ではないため、セルの有効容量が低減され、これにより、全体としてのセルラ通信システムの容量の低減を生じる。
他の例として、通信リンクの共有は非常に柔軟性が無く、他のセルが利用可能な容量を十分に使用していないときに、1つのセルの負荷が共有リンクの割り当て容量により制限されることを生じ得る。従って、セルの負荷が予備容量を有するIub通信リンクにより制限される状況が生じ得る。
ネットワークエレメント(RNC等)から複数のセルセクタをサービス提供する基地局へのデータをスケジューリングする改善したシステムが有利であり、特に、共有通信リンクの更なる柔軟性、更なる性能、低い複雑性及び/又は改善した利用を可能にするスケジューリング手法が有利である。
従って、本発明は、好ましくは、前記の欠点のうち1つ以上を単独で又は何らかの組み合わせで緩和、軽減又は除去することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、複数のセルセクタの間で共有された共有通信リンクを通じて、セルラ通信システムのネットワークエレメントから少なくとも1つの基地局へのデータをスケジューリングする装置が提供される。装置は、複数のセルセクタのうち単一のセルセクタのデータをスケジューリングするようにそれぞれ動作可能な複数のリソース割り当て器と、複数のセルセクタのうち少なくとも1つのセルセクタのリソース要件パラメータを動的に決定するリソース決定プロセッサと、リソース要件パラメータに応じて複数のリソース割り当て器のそれぞれに共有通信リンクのリソース可用性(resource availability)を動的に割り当てる割り当てプロセッサとを有する。リソース割り当て器は、リソース可用性に応じて共有通信リンクで通信するデータをスケジューリングするように動作可能である。
本発明により、共有通信リンクの更に効率的な使用が可能になり得る。少ない平均帯域が必要になり得るため、ネットワークエレメントと少なくとも1つの基地局との間で通信リンクを提供するコストは低減され得る。個々のセルセクタの更なる容量が増加し得る。共有通信チャネルの通信リソースは、それを必要とする個々のセルセクタに更に効率的に割り当てられ得る。共有通信チャネルの未使用容量の量が低減され得る。特に、或る実施例では、本発明により、1つのセルセクタにより使用されていないリソースが特定され、他のセルセクタに効率的に割り当てられ得ることが可能になり得る。本発明により、柔軟なリソース割り当てが可能になり、異なるセルセクタの間での共有が可能になり得る。更に又は代替として、本発明により、低い複雑性で及び/又は容易に少なくとも1つの基地局への共有通信リンクのリソーススケジューリングを実装することが可能になり得る。特に、本発明により、共有通信リンクの帯域制限を更に有効に利用することを考慮しつつ、リソース割り当て器は、無線インタフェースで通信するデータをスケジューリングすることが可能になり得る。
特に、本発明は、リソース割り当て器が他のリソース割り当て器と独立してデータをスケジューリングすることを可能にしつつ、共有通信リンクのリソースの柔軟な共有を提供し得る。特に、リソース可用性は、個々のリソース割り当て器により使用可能な最大リソースを示し得る。典型的には、リソース可用性は、リソース割り当て器の少なくともいくつかで異なってもよい。
セルセクタという用語は、セルを含んでもよい。例えば、複数のセルセクタは、同じセクタ化されたセルの異なるセルセクタに対応してもよく、この場合、各セルセクタは、関連するリソース割り当て器を有する。代替として又は更に、セルセクタは、単一の結合したリソース割り当てがリソース割り当て器により実行される複数の(サブ)セルセクタを含んでもよい。例えば、或る実施例では、各セルのデータは、他のセルから別々にスケジューリングされるが、セルの全てのセルセクタで結合したスケジューリングを実行するリソース割り当て器によりスケジューリングされてもよい。従って、セルセクタという用語は、セルセクタのグループを含んでもよい。ネットワークエレメントは無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller)でもよい。リソース要件パラメータは、リソース割り当て器の過去、現在又は将来のリソース要件に関係してもよい。例えば、リソース要件パラメータは、リソース割り当て器によりスケジューリングされるデータ量の指標でもよく、リソース割り当て器により使用されているリソース量の指標でもよい。
装置は、セルラ通信システムのRNC(Radio Network Controller)でもよい。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、少なくとも1つの前のリソース割り当て器のリソース使用に応じて、順次にリソース割り当て器にリソース可用性を割り当てるように動作可能である。
前のリソース割り当て器は、リソース可用性が割り当てられたリソース割り当て器より系列で前のリソース割り当て器である。割り当てプロセッサは、リソース割り当て器の全て又はいくつかの少なくとも1つの系列を決定し、系列の順に各リソース割り当て器にリソース可用性を割り当ててもよい。第1のリソース割り当て器へのリソース可用性の割り当てに続いて、第1のリソース割り当て器は、リソース可用性が次のリソース割り当て器に割り当てられる前にデータをスケジューリングしてもよい。
この特徴は、共有通信リンクの非常に効率的な共有を可能にし、及び/又は共有通信リソースの容易で複雑性の低い割り当てを提供し、及び/又はリソース割り当て器による独立したスケジューリングを可能にし得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、リソース可用性は、残りのリソース可用性である。
第1のリソース割り当て器の残りのリソース可用性は、既にデータをスケジューリングしたリソース割り当て器のリソース使用に応じて決定されてもよく、既にデータをスケジューリングしたリソース割り当て器の結合したリソース使用に応じて決定されてもよい。この特徴は、共有通信リンクの効率的な共有を可能にし、及び/又は共有通信リソースの容易で複雑性の低い割り当てを提供し得る。特に、共有通信リンクを効率的及び動的に共有しつつ、リソース割り当て器による独立したスケジューリングを容易にし得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、第1のリソース割り当て器の第1の残りのリソース可用性を決定するように動作可能であり、第1のリソース割り当て器は、第1の残りのリソース可用性に応じてデータをスケジューリングし、スケジューリングされたデータのリソース使用に応じてリソース要件パラメータを決定するように動作可能であり、割り当てプロセッサは、第1の残りのリソース可用性とリソース要件パラメータとに応じて第2のリソース割り当て器の第2の残りのリソース可用性を決定するように動作可能であり、第2のリソース割り当て器は、第2の残りのリソース可用性に応じてデータをスケジューリングするように動作可能である。
この特徴は、共有通信リンクの非常に効率的な共有を可能にし、及び/又は共有通信リソースの容易で複雑性の低い割り当てを提供し得る。特に、共有通信リンクを共有しつつ、リソース割り当て器による独立したスケジューリングを容易にし得る。特に、所定のリソース割り当て器のリソース要件パラメータは、所定のリソース割り当て器により使用されている共有通信リンクのリソースの指標でもよい。
本発明の任意選択の特徴によれば、第1のリソース割り当て器は、第1のリソース割り当て器に関連する全ての保留データをスケジューリングするように動作可能である。例えば、保留データは、第1のリソース割り当て器に関連するデータバッファに格納されたデータでもよい。これは、リソース割り当て器によるスケジューリングを容易にし、及び/又は効率的なリソース割り当てを提供し得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、リソース決定プロセッサは、実質的にリソース要件パラメータにより控除された第1の残りのリソース可用性として、第2の残りのリソース可用性を決定するように動作可能である。
特に、リソース要件パラメータは、第1のリソース割り当て器により使用されている共有通信リンクのリソースの指標でもよい。このことは、共有通信リンクの効率的な使用を提供しつつ、複雑性の低いスケジューリングを提供し得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、リソース要件パラメータに応じてリソース割り当て期間(resource allocation round)に複数のリソース割り当て器のサブセットを選択するように動作可能である。
例えば、リソース要件パラメータは、各リソース割り当て器のリソース要件を有してもよく、閾値より上のリソース要件を有するリソース割り当て器のみが含まれてもよい。特に、閾値は実質的にゼロの閾値でもよく、特に、サブセットはスケジューリングするデータを有するリソース割り当て器のみを有してもよい。このことは、共有通信リンクのデータのスケジューリングを更に容易にし得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、異なるリソース割り当て期間にリソース割り当て器の系列を変更するように動作可能である。異なる系列により、リソース可用性が異なるリソース割り当て器に割り当てられる順序が変更可能になり得る。或る実施例では、第1の割り当て期間で第1のリソース割り当て器に割り当てられたリソース可用性は、第2のリソース割り当て器のリソース使用に依存してもよいが、次の割り当て期間では、第2のリソース割り当て器に割り当てられたリソース可用性は、第1のリソース割り当て器のリソース使用に依存してもよい。このことにより、独立したリソース割り当てを可能にする効率的で複雑性の低いリソース割り当てが可能になり得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、複数のリソース期間での少なくとも1つのリソース割り当て器の頻度は、リソース割り当て器に関連するセル優先度に応じて決定される。例えば、第1のリソース割り当て器は、高い関連のセル優先度を有する場合、第2のリソース割り当て器より多くの回数だけ複数のリソース期間に含まれてもよい。このことにより、リソース割り当てが、第2のリソース割り当て器に優先して第1のリソース割り当て器へのリソース割り当てに偏ることが可能になり得る。この特徴により、複数のセルが優先付けられ得る場合に柔軟で複雑性の低いリソース割り当てが可能になり得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、複数のリソース期間のうち少なくとも1つのリソース期間での少なくとも1つのリソース割り当て器の順序は、リソース割り当て器に関連するセル優先度に応じて決定される。
例えば、第1のリソース割り当て器は、高い関連のセル優先度を有する場合に、第2のリソース割り当て器の前に含まれてもよい。このことにより、リソース割り当てが、第2のリソース割り当て器に優先して第1のリソース割り当て器へのリソース割り当てに偏ることが可能になり得る。この特徴により、複数のセルが優先付けられ得る場合に柔軟で複雑性の低いリソース割り当てが可能になり得る。
或る実施例では、順序及び頻度は、セル優先度に応じて変更される。順序設定のためのセル優先度は、頻度設定のセル優先度と同じでもよく、異なってもよい。
本発明の任意選択の特徴によれば、リソース割り当て器のセル優先度は、リソース割り当て器に関連するセルの遠隔ユニットのサービス特性分布に応じて決定される。
例えば、サービス特性分布は、高グレードのサービスを備えた遠隔ユニットと低グレードのサービスを備えた遠隔ユニットとの間の分布を示してもよい。セル優先度は、高グレードのサービスを備えた大きい数の遠隔ユニットを有するセルについて高くなってもよい。このことにより、サービス特性が現在の状態に適合することが可能になり、例えば、高グレードのサービスの遠隔ユニットの性能が低グレードのサービスの遠隔ユニットに優先して改善されることが可能になり得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、リソース割り当て器のセル優先度は、リソース割り当て器に関連するセルの遠隔ユニットに関連する結合したリソース要件に応じて決定される。
このことは、現在の状態に適合するように共有通信リンクでのデータのスケジューリングを改善し、セルラ通信システムの性能を改善し得る。
結合したリソース要件は、リソース割り当て器に関連するセルの遠隔ユニットの保証されたリソース割り当ての合計でもよい。このことは、現在の状態に適合するように共有通信リンクでのデータのスケジューリングを改善し、セルラ通信システムの性能を改善し得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、リソース決定プロセッサは、複数のリソース割り当て器のそれぞれについてリソース要件パラメータを決定するように動作可能であり、リソース要件パラメータは、リソース割り当て器によりスケジューリングされるデータ量を示し、割り当てプロセッサは、第1のリソース割り当て器のリソース要件パラメータに応じて第1のリソース割り当て器にリソース可用性を割り当てるように動作可能である。
このことは、共有通信リンクの動的且つ柔軟なリソース割り当てを提供しつつ、独立したリソース割り当て器がデータをスケジューリングすることを可能にする複雑性の低い効率的なリソーススケジューリングを提供し得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、リソース割り当て器が閾値より上のスケジューリングするデータ量を有することを示すリソース要件パラメータを有する第1のセットのリソース割り当て器のみにリソース可用性を割り当てるように動作可能である。
このことは、スケジューリングを容易にし、共有通信リンクのリソース割り当てを改善し得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、第1のセットのリソース割り当て器の間で実質的に均等に共有通信リンクの合計リソース可用性を割り当てるように動作可能である。このことは、共有通信リンクで通信するデータの非常に簡単であるが効率的なスケジューリングを提供し得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、リソース割り当て器によりスケジューリングされる更なるデータ量について、リソース割り当て器に更なるリソース可用性を割り当てるように動作可能である。例えば、このことにより、共有通信リンクのリソースの改善した割り当てが可能になり、特に、リソースが共有通信リンクでの通信を必要とするほとんどのセルに割り当てられることが可能になり得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、スケジューリングするデータを有する各リソース割り当て器に、少なくとも最小リソース可用性を割り当てるように動作可能である。このことは、各セルが共有通信リンクを通じて少なくとも最小データ量を通信し得ることを確保しつつ、柔軟な及び/又は複雑性の低いスケジューリングを提供し得る。
最小リソース可用性は、全てのリソース割り当て器について同じでもよく、例えばいくつか又は全てのリソース割り当て器について異なってもよい。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、少なくとも1つの他のリソース割り当て器の最小リソース可用性に応じてリソース割り当て器のリソース可用性を決定するように動作可能である。このことは、最小のリソースが各セルに割り当てられることを確保しつつ、リソース割り当て器にリソースを割り当てる実用的で複雑性の低い方法を提供し得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、リソース割り当て器に関連するセルのセル優先度に応じてリソース割り当て器の最小リソース可用性を決定するように動作可能である。更なるセル優先度について更なる最小リソース可用性が決定されてもよく、これにより、更なるリソース量が高い優先度のセルで保証されることが可能になり得る。このことにより、可変の最悪の場合の個々のセルへのリソースの割り当てを可能にする柔軟で複雑性の低いリソース割り当てが可能になり得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、割り当てプロセッサは、最小リソース可用性に応じて共有通信リンクの合計リソース可用性を低減するように動作可能である。例えば、前のスケジューラによる実際のリソース使用に応じて決定されたリソース可用性に基づいて順次スケジューリングを使用する実施例では、第1のリソース割り当て器に割り当てられたリソース可用性は、残りのリソース割り当て器の最小リソース可用性の合計により控除された合計リソース可用性に対応してもよい。このことは、最小のリソースが各セルに割り当てられることを確保しつつ、リソース割り当て器にリソースを割り当てる実用的で複雑性の低い方法を提供し得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、或る実施例では、装置は、最小リソース可用性に関連する未使用の残余リソースを決定するプロセッサと、リソース割り当て器に未使用の残余リソースを割り当てるプロセッサとを更に有する。このことは、共有通信リンクの利用可能なリソースの利用を改善し得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、共有通信リンクは、Iubインタフェース接続である。共有通信リンクは、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)の共有通信リンクでもよい。
本発明の任意選択の特徴によれば、セルラ通信システムは、第3世代セルラ通信システムである。特に、セルラ通信システムは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)により規定された技術仕様書に従って動作してもよい。
本発明の第2の態様によれば、複数のセルの間で共有された共有通信リンクを通じて、セルラ通信システムのネットワークエレメントから少なくとも1つの基地局へのデータをスケジューリングする方法が提供される。方法は、複数のリソース割り当て器のうち各リソース割り当て器が、複数のセルのうち単一のセルのデータをスケジューリングし、複数のセルのうち少なくとも1つのセルのリソース要件パラメータを動的に決定し、リソース要件パラメータに応じて複数のリソース割り当て器のそれぞれに共有通信リンクのリソース可用性(resource availability)を動的に割り当て、リソース割り当て器が、リソース可用性に応じて共有通信リンクで通信するデータをスケジューリングすることを有する。
本発明の任意選択の特徴によれば、動的に割り当てることは、少なくとも1つの前のリソース割り当て器のリソース使用に応じて、順次にリソース割り当て器にリソース可用性を割り当てることを有する。
前のリソース割り当て器は、リソース可用性が割り当てられたリソース割り当て器より系列で前のリソース割り当て器である。順次にリソース可用性を割り当てることは、リソース割り当て器の全て又はいくつかの少なくとも1つの系列を決定することを有し、各リソース割り当て器へのリソース可用性が系列の順に割り当てられてもよい。第1のリソース割り当て器へのリソース可用性の割り当てに続いて、第1のリソース割り当て器は、リソース可用性が次のリソース割り当て器に割り当てられる前にデータをスケジューリングしてもよい。
本発明の任意選択の特徴によれば、方法は、第1のリソース割り当て器の第1の残りのリソース可用性を決定し、第1のリソース割り当て器が、第1の残りのリソース可用性に応じてデータをスケジューリングし、スケジューリングされたデータのリソース使用に応じてリソース要件パラメータを決定し、第1の残りのリソース可用性とリソース要件パラメータとに応じて第2のリソース割り当て器の第2の残りのリソース可用性を決定し、第2のリソース割り当て器が、第2の残りのリソース可用性に応じてデータをスケジューリングすることを有する。
この特徴は、共有通信リンクの非常に効率的な共有を可能にし、及び/又は共有通信リソースの容易で複雑性の低い割り当てを提供し得る。特に、共有通信リンクを共有しつつ、リソース割り当て器による独立したスケジューリングを容易にし得る。特に、所定のリソース割り当て器のリソース要件パラメータは、所定のリソース割り当て器により使用されている共有通信リンクのリソースの指標でもよい。
本発明の任意選択の特徴によれば、方法は、リソース要件パラメータに応じてリソース割り当て期間に複数のリソース割り当て器のサブセットを選択することを有する。
例えば、リソース要件パラメータは、各リソース割り当て器のリソース要件を有してもよく、閾値より上のリソース要件を有するリソース割り当て器のみが含まれてもよい。特に、閾値は実質的にゼロの閾値でもよく、特に、サブセットはスケジューリングするデータを有するリソース割り当て器のみを有してもよい。このことは、共有通信リンクのデータのスケジューリングを更に容易にし得る。
本発明の任意選択の特徴によれば、動的に決定することは、複数のリソース割り当て器のそれぞれについてリソース要件パラメータを決定することを有し、リソース要件パラメータは、リソース割り当て器によりスケジューリングされるデータ量を示し、動的に割り当てることは、第1のリソース割り当て器のリソース要件パラメータに応じて第1のリソース割り当て器にリソース可用性を割り当てることを有する。
このことは、共有通信リンクの動的且つ柔軟なリソース割り当てを提供しつつ、独立したリソース割り当て器がデータをスケジューリングすることを可能にする複雑性の低い効率的なリソーススケジューリングを提供し得る。
本発明の前記及び他の態様、特徴及び利点は、以下に説明する実施例から明らかになり、実施例を参照して説明する。
本発明の実施例について、図面を参照して一例のみとして説明する。
以下の説明は、UMTSの第3世代セルラ通信システムに適用可能な本発明の実施例を焦点に当てるが、本発明はこの用途に限定されず、多くの他の通信システムに適用され得ることがわかる。
図1は、本発明の実施例に従ってデータをスケジューリングする装置を有するUMTS通信システム100の実施例を示している。
通信システム100は、共有通信リンク105を通じて基地局(Node B)103に接続されたRNC101を有する。基地局103は、3つのセル107、109、111をサポートする。3つのセル107、109、111は、1つのセルの異なるセルセクタでもよく、例えば異なる階層レイヤのセル(マクロセル及びマイクロセル等)又は地理的に離れたセルでもよい。
RNC101は、無線インタフェースで通信するデータをスケジューリングする機能を有する。特に、RNC101は、基地局103によりサービス提供されるセル毎に個別のリソース割り当て器を有する。従って、図1の実施例では、第1のリソース割り当て器113は、第1のセル107のデータをスケジューリングし、第2のリソース割り当て器115は、第2のセル109のデータをスケジューリングし、第3のリソース割り当て器117は、第3のセル111のデータをスケジューリングする。各リソース割り当て器は、他のリソース割り当て器により実行される何らかのスケジューリングと独立して、データをスケジューリングする。従って、第1のリソース割り当て器113は、第2及び第3のセル109、111のデータのスケジューリングを考慮せずに、第1のセル107のデータをスケジューリングする。別々のスケジューリングは、スケジューリング動作の複雑性の低減を提供する。
共有通信リンク105は、RNC101と基地局103との間で、全てのセル107、109、111についてスケジューリングされたデータを通信する。従って、共有通信リンク105は、複数のリソース割り当て器113、115、117と複数のセル/セルセクタ107、109、111との間で共有される。
異なる実施例では、リソース割り当て器113、115、117は、上りリンク方向及び/又は下りリンク方向でデータをスケジューリングしてもよい。簡単且つ明瞭にするため、説明はデータの下りリンク送信に主に焦点を当てるが、本発明はこの例に限定されず、例えば上りリンク通信にも適用され得ることがわかる。
前記の説明は、複数のセル又はセルセクタをサポートする唯一の基地局を含んでいるが、他の実施例では、RNCは、他の基地局及び/又は他のセル若しくはセルセクタのリソース割り当て器及びスケジューリング機能を有してもよく、共有通信リンクは、異なる基地局、セル及び/又はセルセクタに関連するリソース割り当て器により共有されてもよいことがわかる。
リソース割り当て器113、115、117は、個々のセル107、109及び111の無線インタフェースで送信するデータを個々にスケジューリングする。しかし、データは、共有通信リンク105で通信され、その結果、1つのリソース割り当て器により使用された共有通信リンク105のリソースは、他のリソース割り当て器により使用され得るリソースに影響を及ぼす。この問題への従来の対策は、共有通信リンク105のリソースをリソース割り当て器113、115、117のそれぞれに静的に割り当てることである。静的に割り当てられたリソースが各リソース割り当て器113、115、117のピーク要件より大きい場合、各リソース割り当て器113、115、117によるスケジューリングは、共有通信リンク105の制限を考慮せずに実行され得る。しかし、このことは、高帯域の共有通信リンク105を必要とし、高コストを生じる。
しかし、静的に割り当てられたリソースを低減することにより、リソース割り当て器113、115、117(従ってセルの容量)は、共有通信リンク105により制限され得る。更に、リソース割り当て器113、115、117が独立したリソース割り当てを実行するため、他のリソース割り当て器がそれに確保された帯域を十分に使用していないにもかかわらず、1つのリソース割り当て器は、共有通信リンク105により制限され得る。
本発明の或る実施例によれば、RNC101は、リソース割り当て器113、115、117のそれぞれのリソース可用性を決定する。リソース割り当て器113、115、117は、割り当てられたリソース可用性のレベルまでデータを独立してスケジューリングする。リソース可用性は、各リソース割り当て器により使用又は要求若しくは要望される共有通信リンク105の帯域の指標を提供するように動的に決定されたリソース要件パラメータに応じて、動的に変更される。従って、各リソース割り当て器が他のリソース割り当て器と独立してデータをスケジューリングすることを可能にしつつ、共有通信リンク105の帯域の動的且つ柔軟な共有が実現される。
特に、RNC101は、複数のセルのうち少なくとも1つのセルのリソース要件パラメータを動的に決定するリソース決定プロセッサ119を有する。図1の例では、リソース決定プロセッサ119は、3つのリソース割り当て器113、115、117に結合され、リソース割り当て器113、115、117のそれぞれについて共有通信リンク105の必要帯域を示すリソース要件パラメータを決定するように動作可能である。例えば、リソース要件パラメータは、3つのリソース割り当て器113、115、117のそれぞれによりスケジューリングされるデータ量の指標を有してもよく、3つのリソース割り当て器113、115、117の1つ以上によりスケジューリングされているデータ量の指標を有してもよい。
リソース決定プロセッサ119は、リソース割り当てプロセッサ121に結合され、リソース割り当てプロセッサ121は、リソース決定プロセッサ119から受信したリソース要件パラメータに応じて、複数のリソース割り当て器のそれぞれに共有通信リンクのリソース可用性を動的に割り当てる。所定のリソース割り当て器のリソース可用性は、リソース割り当て器に利用可能なリソースの指示を提供する。
リソース割り当てプロセッサ121は、リソース可用性をそれぞれ供給される3つのリソース割り当て器113、115、117に結合される。これに応じて、リソース割り当て器は、割り当てられたリソース可用性を考慮して、共有通信リンクで通信するデータをスケジューリングする。
リソース要件パラメータと、リソース可用性と、リソース割り当て器によるデータのスケジューリングの決定は、少なくとも部分的に並列になってもよく、又は少なくとも部分的に順々になってもよく、何らかの適切な動作の系列又は順序が使用されてもよいことがわかる。
例えば、リソース要件パラメータは、リソース割り当てプロセッサ121に渡される前に、全てのリソース割り当て器について決定されてもよい。リソース割り当てプロセッサ121は、リソース割り当て器113、115、117のそれぞれのリソース可用性を決定し、これらをリソース割り当て器に供給してもよい。リソース割り当て器113、115、117は、互いに独立して、提供されたリソース可用性を使用して、データをスケジューリングするように進んでもよい。
他の実施例では、例えば、リソース要件パラメータがリソース割り当て器により既に実行されたスケジューリングに応じて決定される順次的な手法が使用されてもよい。リソース可用性は、スケジューリングが1つ以上の他のリソース割り当て器により実行された後にのみ、所定のリソース割り当て器について決定されてもよい。
リソース可用性は、例えば、無線インタフェースでの通信にスケジューリングされ得るデータパケット数又はデータ量のような如何なる適切な形式で表現されてもよく、例えば、リソース割り当て器により使用され得る共有通信リンク105の帯域の比率の指示でもよい。従って、リソース割り当て器のリソース可用性は、データをスケジューリングするときにリソース割り当て器により使用可能なリソースの上限を提供してもよい。従って、リソース可用性は、リソース割り当て器により実行されるスケジューリングの制限として使用されてもよい。しかし、リソース割り当て器は、他のリソース割り当て器の動作と独立して、リソース可用性に対応するリソース使用までデータをスケジューリングしてもよい。
従って、個々のリソース割り当て器が他のリソース割り当て器と独立して動作することを可能にしつつ、共有通信リンクの利用可能な帯域の動的且つ柔軟な共有を可能にする非常に柔軟な手法が実現され得る。
図2は、本発明の或る実施例に従ってデータをスケジューリングする方法を示している。この方法は、特に図1のRNC101により実行されてもよく、明瞭にするためにこれを参照して説明する。
ステップ201において、全てのセル(すなわち、3つのリソース割り当て器113、115、117のそれぞれ)のリソース要件が決定される。図2の方法では、リソース要件パラメータは、特に、個々のリソース割り当て器113、115、117によりスケジューリングされるデータ量の指示である。
或る実施例では、3つのリソース割り当て器113、115、117のそれぞれは、リソース割り当て期間毎に、リソース割り当て器のセルの送信バッファの現在負荷の指標(又は上りリンクスケジューリングについてセルの遠隔ユニットの送信バッファの結合した負荷の指標)をリソース決定プロセッサ119に提供してもよい。バッファ負荷は、リソース割り当て器が、基地局103によりセルで送信するために、現在のスケジューリング期間でスケジューリングしようとするデータ量を表す。従って、リソース決定プロセッサ119は、各リソース割り当て器の保留データ量の指標を有するリソース要件パラメータを決定する。
ステップ201に続いてステップ203があり、リソース割り当てプロセッサ121は、リソース決定プロセッサ119から受信したリソース要件パラメータに応じて、リソース割り当て器のそれぞれのリソース可用性を決定する。
或る実施例では、リソース割り当てプロセッサ121は、保留データ量に応じてリソース割り当て器の間で合計リソース可用性を単に分割してもよい。例えば、リソース割り当て器Nのリソース可用性は、以下のように決定されてもよい。
Figure 2009508418
ただし、BTOTは合計リソース可用性であり、Viはリソース割り当て器iについてスケジューリングされるデータ量である。
例えば、第1のリソース割り当て器113が、第2及び第3のリソース割り当て器115、117のそれぞれより2倍の多さの送信データを有する場合、第1のリソース割り当て器のリソース可用性は、共有通信リンク105の合計帯域の50%であり、第2及び第3のリソース割り当て器115、117のリソース可用性は、共有通信リンク105の合計帯域の25%である。
従って、この例では、リソース割り当てプロセッサ121は、リソース割り当て器によりスケジューリングされる更なるデータ量について、更なるリソース可用性をリソース割り当て器に割り当てる。
各リソース割り当て器113、115、117のリソース可用性は、各リソース割り当て器113、115、117に供給される。
或る実施例では、リソース割り当てプロセッサ121は、リソース割り当て器113、115、117が何らかの保留データを有するか否かに応じて、リソース可用性を決定してもよい。特に、リソース割り当てプロセッサ121は、リソース割り当て器113、115、117毎に、リソース割り当て器113、115、117が所定の閾値より上のスケジューリングするデータ量を有することをリソース要件パラメータが示しているか否かを決定してもよい。この例では、リソース割り当てプロセッサ121は、閾値を超過したリソース割り当て器のみを含んでもよい。例えば、実質的にゼロの閾値の場合、リソース割り当てプロセッサ121は、保留データを有さないリソース割り当て器113、115、117ではなく、何らかの保留データを有する全てのリソース割り当て器113、115、117にリソース可用性を割り当ててもよい。
或る実施例では、リソース割り当てプロセッサ121は、保留データを有するリソース割り当て器113、115、117の間で実質的に均等に共有通信リンクの合計リソース可用性を単に割り当ててもよい。従って、図2の特定の例では、リソース割り当てプロセッサ121は、各セル107、109、111に待ち行列になっているデータが存在するか否かの指示を取得する。3つのセル107、109、111の全てが待ち行列になっているデータを有する場合、リソース割り当てプロセッサ121は、利用可能な帯域がBTOT/3であることを示すリソース可用性を各リソース割り当て器113、115、117に送信する。しかし、2つのみのセルが待ち行列になっているデータを有する場合、リソース割り当てプロセッサ121は、BTOT/2の利用可能な帯域を示すリソース可用性を2つの関連するリソース割り当て器に送信し、利用可能な帯域がないことを示すメッセージを他のリソース割り当て器に送信する。唯一のセルが待ち行列になっているデータを有する場合、関連するリソース割り当て器は、BTOTの帯域を割り当てられ、他のリソース割り当て器はゼロの帯域を割り当てられる。
ステップ203に続いてステップ205があり、第1のリソース割り当て器113は、第1のリソース割り当て器113に割り当てられたリソース可用性に応じて保留データをスケジューリングする。従って、第1のリソース割り当て器113は、何らかの適切なスケジューリングアルゴリズムを使用してデータをスケジューリングするように進んでもよい。しかし、リソース可用性を超過しないという制約で、スケジューリングが実行される。従って、第1のリソース割り当て器113の送信バッファが、割り当てられたリソース可用性により含まれ得るものより多くの保留データを有する場合、いくつかのデータはスケジューリング不可能であり、次のスケジューリング期間のために送信バッファに残る。
ステップ207は、第2のリソース割り当て器115についてステップ205に対応する。従って、第2のリソース割り当て器115は、第2のリソース割り当て器115に割り当てられたリソース可用性を超過しないという制約で、何らかの保留データをスケジューリングする。
ステップ209は、第3のリソース割り当て器117についてステップ205及び207に対応する。従って、第3のリソース割り当て器117は、第3のリソース割り当て器117に割り当てられたリソース可用性を超過しないという制約で、何らかの保留データをスケジューリングする。
或る実施例では、ステップ205、207及び209は並列に実行されるが、他の実施例では、順次に実行されてもよいことがわかる。
従って、図2の方法は、リソース割り当て器113、115、117のそれぞれが他のリソース割り当て器113、115、117と独立して動作することを可能にしつつ、共有通信リンク105の帯域を動的且つ柔軟に共有する簡単で複雑性の低い方法を提供する。この方法は、共有通信リンク105の通信容量の更に効率的な利用を提供し、従って、減少した展開及び/又は動作コストを生じ得る。セルの容量が増加し、従って全体としての通信システムの容量が増加し得る。
図3は、本発明の或る実施例に従ってデータをスケジューリングする方法を示している。この方法は、特に図1のRNC101により実行されてもよく、明瞭にするためにこれを参照して説明する。
図3の方法では、リソース割り当てプロセッサ121は、リソース割り当て器113、115、117にリソース可用性を順次に割り当てる。1つのリソース割り当て器に割り当てられたリソース可用性は、既にデータのスケジューリングを実行した少なくとも1つの前のリソース割り当て器のリソース使用に応じて決定される。
ステップ301において、リソース割り当て器113、115、117の残りのリソース可用性は、単一のリソース割り当て器により使用され得る共有通信リンク105の最大帯域に対応するように設定される。或る実施例では、単一のリソース割り当て器は、全ての利用可能な帯域を使用してもよく、このような或る実施例では、残りのリソース可用性は、共有通信リンク105の合計容量に対応する値に設定されてもよい。
ステップ301に続いてステップ303があり、リソース割り当て器113、115、117の系列が決定される。例えば、第1のリソース割り当て器113に続いて第2のリソース割り当て器115があり、これに続いて第3のリソース割り当て器117がある初期系列が決定されてもよい。
ステップ303に続いてステップ305があり、系列の最初のリソース割り当て器が選択される。特定の例では、第1のリソース割り当て器113が選択される。
ステップ305に続いてステップ307があり、選択されたリソース割り当て器は、残りのリソース可用性を提供される。選択されたリソース割り当て器は、共有通信リンク105で通信し、基地局103により送信されるデータをスケジューリングするように進む。系列の最初のリソース割り当て器では、残りのリソース可用性は、共有通信リンク105の全体域に対応するリソース可用性でもよい。
選択されたリソース割り当て器は、残りのリソース可用性を超過しないことを確保しつつ、何らかの適切なスケジューリング基準又はアルゴリズムに従って保留データをスケジューリングするように進む。特定の例では、選択されたリソース割り当て器が、残りのリソース可用性の中で提供可能なものより多くの保留データを有する場合、最大のデータ量がスケジューリングされ、残りのデータが次のスケジューリング期間のためにバッファに残される。そうでない場合、選択されたリソース割り当て器は、全ての保留データをスケジューリングし、送信バッファを空にするように進む。
ステップ307に続いてステップ309があり、選択されたリソース割り当て器により使用されているリソース量が決定される。特に、選択されたリソース割り当て器は、保留データをスケジューリングするために使用されているリソース可用性を示すように、リソース要件パラメータを設定してもよい。
ステップ309に続いてステップ311があり、選択されたリソース割り当て器によるスケジューリングに続いて、残りのリソース可用性が決定される。特に、前に決定された残りのリソース可用性は、選択されたリソース割り当て器により使用された量だけ低減されてもよい。従って、更新された残りのリソース可用性は、どのくらいのリソースが系列の次のリソース割り当て器に利用可能になり得るかの指示を提供する。
ステップ311に続いてステップ313があり、系列の次のリソース割り当て器が選択される。特定の例では、スケジューリングが第1のリソース割り当て器113により実行された後に、第2のリソース割り当て器115が選択される。
ステップ313に続いてステップ315があり、系列の終了に到達したか否かが決定される。到達していない場合、この方法はステップ307に戻り、系列で次のリソース割り当て器(すなわち、特定の例では第2のリソース割り当て器115)でのスケジューリングで継続する。系列の終了に到達した場合、この方法はステップ301に戻り、新しいスケジューリング期間を開始する。
従って、図3の方法の順次動作では、各リソース割り当て器113、115、117は、残りのリソース可用性を順次に割り当てられ、残りのリソース可用性に応じてスケジューリングを独立して実行する。リソースがリソース割り当て器により使用されると、前のリソース割り当て器による実際の使用に応じて、次のリソース割り当て器に利用可能なリソース量が計算される。従って、非常に柔軟且つ効率的なスケジューリングシステムが実現され得る。
或る実施例では、全てのリソース割り当て器113、115、117がスケジューリング期間に含まれなくてもよい。例えば、リソース割り当てプロセッサ121は、リソース割り当て器113、115、117のリソース要件に応じて、リソース割り当て期間にリソース割り当て器113、115、117のサブセットを選択してもよい。特に、リソース割り当てプロセッサ121は、所定の閾値より上の保留データ量を有するリソース割り当て器113、115、117のみを有してもよい。
或る実施例では、リソース割り当て器113、115、117の系列は、異なる割り当て期間の間で変更される。例えば、ステップ303が実行される毎に、何らかの適切な基準又はアルゴリズムに従って新しい系列が決定されてもよい。例えば、系列は、リソース割り当て器のラウンドロビン連鎖を提供するように、スケジューリング期間の間で変更されてもよい。従って、複数の期間で各リソース割り当て器が系列の各位置になるように、系列が変更されてもよい。或る実施例では、各リソース割り当て器の単一のエントリを有する全ての可能な系列が順次に選択されるように、系列が変更されてもよい。
各リソース割り当て器が系列の異なる位置に均等に含まれるシステムの特定の例として、系列は、例えば以下のものに対応してもよい(RA-Nは第Nのリソース割り当て器を示す)。
スケジューリング期間1の系列はRA1-RA2-RA3である
スケジューリング期間2の系列はRA2-RA3-RA1である
スケジューリング期間3の系列はRA3-RA1-RA2である
スケジューリング期間4の系列はRA1-RA2-RA3である
以下同様である。
この例では、2Mb/sの共有通信リンク105の帯域Bについて、特定の例示的なスケジューリング動作の結果は以下のように示される。
Figure 2009508418
Figure 2009508418
Figure 2009508418
或る実施例では、異なるセル又はセルセクタへのリソース割り当ては、他のセル又はセルセクタに優先して或るセル又はセルセクタに偏ってもよい。例えば、各セルは、セル優先度に関連してもよく、共有通信リンクのリソースは、高い優先度のセルに偏ってもよい。
例えば、図2の例では、異なるリソース割り当て器のリソース可用性は、各セル優先度により変更されてもよい。例えば、セル優先度に応じて、異なる重みが個々のセル要件に適用されてもよい。
図3の例では、リソース割り当て器113、115、117の系列は、セル優先度に応じて変更又は選択されてもよい。このような或る実施例では、リソース期間でのリソース割り当て器の頻度は、セル優先度に応じて決定されてもよい。例えば、高い優先度のセルは、各スケジューリング期間に含まれてもよいが、低い優先度のセルは、1つおきのスケジューリング期間のみに含まれてもよい。
代替として又は更に、リソース割り当て器113、115、117の順序は、リソース割り当て器113、115、117に関連するセル優先度に応じて決定されてもよい。例えば、セルの優先度が高いほど、関連するリソース割り当て器がリソース割り当て器113、115、117の系列に早く含まれる。或る実施例では、リソース割り当て器113、115、117の頻度と順序との双方が、関連するセル優先度に応じて決定されてもよい。
特定の例として、セルが最初にサービス提供される頻度がセル優先度に従って調整されるように、ラウンドロビン系列が調整されてもよい。例えば、第1のセルが第2及び第3のセルより高いセル優先度を有する場合、第1のセルは、7つのスケジューリング期間のうち3つで最初にサービス提供されてもよく、第2及び第3のセルは、7つのスケジューリング期間のうち2つで最初にサービス提供されてもよい。
スケジューリング期間1の系列はRA1-RA2-RA3である
スケジューリング期間2の系列はRA2-RA3-RA1である
スケジューリング期間3の系列はRA3-RA1-RA2である
スケジューリング期間4の系列はRA1-RA2-RA3である
スケジューリング期間5の系列はRA1-RA3-RA2である
スケジューリング期間6の系列はRA2-RA3-RA1である
スケジューリング期間7の系列はRA3-RA1-RA2である
以下同様である。
セル優先度は、何らかの適切な基準又はアルゴリズムに従って決定されてもよい。
或る実施例では、セルのセル優先度及び関連するリソース割り当て器は、リソース割り当て器に関連するセルの遠隔ユニットのサービス特性分布に応じて決定されてもよい。
例えば、通信システムにより、3つの品質のサービスグレードが提供可能になってもよい。例えば、ゴールドユーザは高コストで高グレードのサービスを提供され、シルバーユーザは中間コストで中間グレードのサービスを提供され、ブロンズユーザは低コストで低グレードのサービスを提供される。この場合、可能なセル優先度のメトリックは、m1*許可されたブロンズユーザ数の合計+m2*許可されたシルバーユーザ数の合計+m3*許可されたゴールドユーザ数の合計として決定されてもよい。ただし、m1〜m3は適切な重みであり、m1<m2<m3である。この場合、高いゴールドユーザ数を有するセルについて、他のセルを犠牲にして更なるセル優先度が得られる。従って、共有通信リンクの限られたリソースが高グレードのユーザに柔軟に偏る。
或る実施例では、セル優先度は、リソース割り当て器に関連する個々のセルの遠隔ユニットに関連する結合したリソース要件に応じて決定されてもよい。例えば、各ユーザは、それぞれゴールドユーザ、シルバーユーザ及びブロンズユーザに関連する特定の最小データレートを割り当てられてもよい。セル毎に、現在セルに関連する遠隔ユニットの保証されたリソース割り当てが一緒に加算され、セル優先度を提供してもよい。
或る実施例では、所定の基準を満たす各リソース割り当て器113、115、117は、共有通信リンク105の最小帯域を保証されてもよい。このような或る実施例では、このような基準は、単に、スケジューリングするデータを有するか否かにかかわらず、全てのリソース割り当て器が共有通信リンク105の帯域を割り当てられるように、リソース割り当て器が動作可能であることでもよい。
他のこのような実施例では、基準は、リソース割り当て器113、115、117がスケジューリングする保留データを有することでもよい。特に、リソース割り当てプロセッサ121は、例えばスケジューリングするデータを有する各リソース割り当て器113、115、117に少なくとも最小のリソース可用性を割り当てるように構成されてもよい。
このような実施例では、リソース割り当てプロセッサ121は、リソースが他のリソース割り当て器に確保されなければならないことを考慮することにより、所定のリソース割り当て器のリソース可用性を決定するように構成されてもよい。従って、1つのリソース割り当て器のリソース可用性は、他のリソース割り当て器に関連する最小リソース可用性を控除することにより低減されてもよい。一例として、図3の方法のステップ301は、リソース割り当て器の最小リソース可用性の合計により控除された共有通信リンクの合計リソース可用性として、最初の残りのリソース可用性を決定することを有してもよい。或いは、図3の方法のステップ311は、残りのリソース割り当て器の最小リソース可用性の合計により残りのリソース可用性を低減することを有してもよい。
より具体的には、リソース割り当て器nのリソース可用性BAは、以下により決定されてもよい。
Figure 2009508418
ただし、BTOTは共有通信リンクの合計リソース可用性であり、BGuaranteedは各セルの最小リソース可用性であり、Naは現在のスケジューリング期間で共有通信リンクを共有するリソース割り当て器の数であり、Bused,iはリソース割り当て器iにより既に使用されたリソースである。
或る実施例では、最小リソース可用性は、静的であり、全てのリソース割り当て器について同一でもよい。しかし、他の実施例では、最小リソース可用性は、適切な基準又はアルゴリズムに応じて動的に変更されてもよい。例えば、リソース割り当て器の最小リソース可用性は、関連するセル優先度に応じて(例えば、現在のセル優先度のメトリックにより所定の最小リソース可用性を乗算することにより)変更されてもよい。
スケジューリング期間の終了時に、リソース割り当て器の最小リソース可用性に確保されたリソースのいくつかは、典型的には使用されない。従って、使用されていない残余リソースが決定されてもよい。残余リソースは、何らかの適切なアルゴリズム又は基準に従って他のリソース割り当て器に割り当てられてもよい。例えば、残りのリソース可用性が残余リソースに設定されてもよく、残余リソースが完全に使用されるまで、又は全てのデータが全てのリソース割り当て器によりスケジューリングされるまで、系列の第1のリソース割り当て器が選択され、ステップ307〜315が繰り返されてもよい。
特定の例として、アクティブなセル毎の保証帯域は、500kb/sでゼロより大きく設定され、共有通信リンクの容量は、再び2Mb/sに設定される。この例では、セルが使用しない何らかの(保証)帯域は、残りのセルに利用可能になる。このことは、1つのスケジューリング期間から他のスケジューリング期間に所定のセルに提供される帯域において、小さい変更を生じる。
Figure 2009508418
Figure 2009508418
Figure 2009508418
明瞭にするために前述の説明は、異なる機能ユニット及びプロセッサに関して本発明の実施例を記載していることがわかる。しかし、本発明を逸脱することなく、異なる機能ユニット又はプロセッサ間での何らかの適切な機能分配が使用されてもよいことが明らかである。従って、特定の機能ユニットへの参照は、厳密的な論理的又は物理的構造又は構成を示すのではなく、所望の機能を提供する適切な手段への参照のみとしてみなされる。
本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの何らかの組み合わせを含み、如何なる適切な形式で実装されてもよい。任意選択で、本発明は、1つ以上のデータプロセッサ及び/又はデジタル信号プロセッサで動作するコンピュータソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてもよい。本発明の実施例の要素及び構成要素は、如何なる適切な方法で物理的、機能的及び論理的に実装されてもよい。実際に、機能は単一のユニットに実装されてもよく、複数のユニットに実装されてもよく、又は他の機能ユニットの一部として実装されてもよい。従って、本発明は、単一のユニットに実装されてもよく、異なるユニット及びプロセッサの間に物理的及び機能的に分配されてもよい。
いくつかの実施例に関して本発明を説明したが、ここに示した特定の形式に限定することを意図するのではない。むしろ、本発明の範囲は特許請求の範囲のみにより限定される。更に、機能は特定の実施例に関して記載されているように見えるが、当業者は記載の実施例の様々な特徴が本発明に従って結合され得ることを認識する。請求項において、有するという用語は、他の要素又はステップの存在を除外しない。
更に、個々に記載されているが、複数の手段、要素又は方法のステップが、例えば単一のユニット又はプロセッサにより実装されてもよい。更に、個々の特徴が異なる請求項に含まれることがあるが、これらは場合によっては有利に結合されてもよく、異なる請求項に含まれることは、特徴の組み合わせが実現可能及び/又は有利ではないことを意味するのではない。また、請求項の1つのカテゴリに特徴が含まれることは、このカテゴリへの限定を意味しているのではなく、特徴が必要に応じて他の請求項のカテゴリにも同様に適用可能であることを示す。更に、請求項内の特徴の順序は、特徴が動作されなければならない特定の順序を示すのではなく、特に、方法の請求項の個々のステップの順序は、ステップがこの順序で実行されなければならないことを示すのではない。むしろ、ステップは如何なる適切な順序で実行されてもよい。更に、単数への言及は複数を除外しない。従って、“1つ”、“第1の”、“第2の”等への言及は複数を除外しない。
本発明の実施例に従ってデータをスケジューリングする装置を有するUMTS通信システムのエレメント 本発明の実施例に従ってデータをスケジューリングする方法 本発明の実施例に従ってデータをスケジューリングする方法

Claims (31)

  1. 複数のセルセクタの間で共有された共有通信リンクを通じて、セルラ通信システムのネットワークエレメントから少なくとも1つの基地局へのデータをスケジューリングする装置であって、
    前記複数のセルセクタのうち単一のセルセクタのデータをスケジューリングするようにそれぞれ動作可能な複数のリソース割り当て器と、
    前記複数のセルセクタのうち少なくとも1つのセルセクタのリソース要件パラメータを動的に決定するリソース決定プロセッサと、
    前記リソース要件パラメータに応じて前記複数のリソース割り当て器のそれぞれに前記共有通信リンクのリソース可用性を動的に割り当てる割り当てプロセッサと
    を有し、
    前記リソース割り当て器は、割り当てられたリソース可用性に応じて前記共有通信リンクで通信するデータをスケジューリングするように動作可能である装置。
  2. 前記割り当てプロセッサは、リソース可用性が前に割り当てられた少なくとも1つの他のリソース割り当て器のリソース使用に応じて、順次に前記リソース割り当て器にリソース可用性を割り当てるように動作可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記リソース可用性は、残りのリソース可用性である、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記割り当てプロセッサは、第1のリソース割り当て器の第1の残りのリソース可用性を決定するように動作可能であり、
    前記第1のリソース割り当て器は、前記第1の残りのリソース可用性に応じてデータをスケジューリングし、前記スケジューリングされたデータのリソース使用に応じて前記リソース要件パラメータを決定するように動作可能であり、
    前記割り当てプロセッサは、前記第1の残りのリソース可用性と前記リソース要件パラメータとに応じて第2のリソース割り当て器の第2の残りのリソース可用性を決定するように動作可能であり、
    前記第2のリソース割り当て器は、前記第2の残りのリソース可用性に応じてデータをスケジューリングするように動作可能である、請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記第1のリソース割り当て器は、前記第1のリソース割り当て器に関連する全ての保留データをスケジューリングするように動作可能である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記リソース決定プロセッサは、実質的に前記リソース要件パラメータにより控除された前記第1の残りのリソース可用性として、前記第2の残りのリソース可用性を決定するように動作可能である、請求項4に記載の装置。
  7. 前記割り当てプロセッサは、前記リソース要件パラメータに応じてリソース割り当て期間に前記複数のリソース割り当て器のサブセットを選択するように動作可能である、請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記割り当てプロセッサは、異なるリソース割り当て期間に前記リソース割り当て器の系列を変更するように動作可能である、請求項7に記載の装置。
  9. 複数のリソース期間での少なくとも1つのリソース割り当て器の頻度は、前記リソース割り当て器に関連するセルセクタ優先度に応じて決定される、請求項7又は8に記載の装置。
  10. 前記複数のリソース期間のうち少なくとも1つのリソース期間での少なくとも1つのリソース割り当て器の順序は、前記リソース割り当て器に関連するセルセクタ優先度に応じて決定される、請求項8又は9に記載の装置。
  11. リソース割り当て器のセルセクタ優先度は、前記リソース割り当て器に関連するセルセクタの遠隔ユニットのサービス特性分布に応じて決定される、請求項9又は10に記載の装置。
  12. リソース割り当て器のセルセクタ優先度は、前記リソース割り当て器に関連するセルセクタの遠隔ユニットに関連する結合したリソース要件に応じて決定される、請求項9ないし11のうちいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記結合したリソース要件は、前記リソース割り当て器に関連する前記セルセクタの前記遠隔ユニットの保証されたリソース割り当ての合計である、請求項12に記載の装置。
  14. 前記リソース決定プロセッサは、前記複数のリソース割り当て器のそれぞれについてリソース要件パラメータを決定するように動作可能であり、
    前記リソース要件パラメータは、対応するリソース割り当て器によりスケジューリングされるデータ量を示し、
    前記割り当てプロセッサは、第1のリソース割り当て器のリソース要件パラメータに応じて第1のリソース割り当て器にリソース可用性を割り当てるように動作可能である、請求項1ないし13のうちいずれか1項に記載の装置。
  15. 前記割り当てプロセッサは、前記リソース割り当て器が閾値より上のスケジューリングするデータ量を有することを示すリソース要件パラメータをそれぞれ有する第1のセットのリソース割り当て器のみにリソース可用性を割り当てるように動作可能である、請求項1ないし14のうちいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記割り当てプロセッサは、前記第1のセットのリソース割り当て器の中のリソース割り当て器の間で実質的に均等に前記共有通信リンクの合計リソース可用性を割り当てるように動作可能である、請求項15に記載の装置。
  17. 前記割り当てプロセッサは、前記リソース割り当て器によりスケジューリングされる更なるデータ量について、リソース割り当て器に更なるリソース可用性を割り当てるように動作可能である、請求項14に記載の装置。
  18. 前記割り当てプロセッサは、スケジューリングするデータを有する各リソース割り当て器に、少なくとも最小リソース可用性を割り当てるように動作可能である、請求項1ないし17のうちいずれか1項に記載の装置。
  19. 前記割り当てプロセッサは、少なくとも1つの他のリソース割り当て器の前記最小リソース可用性に応じてリソース割り当て器のリソース可用性を決定するように動作可能である、請求項18に記載の装置。
  20. 前記割り当てプロセッサは、前記リソース割り当て器に関連するセルセクタのセルセクタ優先度に応じてリソース割り当て器の前記最小リソース可用性を決定するように動作可能である、請求項18又は19に記載の装置。
  21. 前記割り当てプロセッサは、前記最小リソース可用性に応じて前記共有通信リンクの合計リソース可用性を低減するように動作可能である、請求項18ないし20のうちいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記最小リソース可用性に関連する未使用の残余リソースを決定するプロセッサと、
    前記リソース割り当て器に前記未使用の残余リソースを割り当てるプロセッサと
    を更に有する、請求項18ないし21のうちいずれか1項に記載の装置。
  23. 前記共有通信リンクは、Iubインタフェース接続である、請求項1ないし22のうちいずれか1項に記載の装置。
  24. 前記セルラ通信システムは、第3世代セルラ通信システムである、請求項1ないし23のうちいずれか1項に記載の装置。
  25. 複数のセルセクタの間で共有された共有通信リンクを通じて、セルラ通信システムのネットワークエレメントから少なくとも1つの基地局へのデータをスケジューリングする方法であって、
    複数のリソース割り当て器のうち各リソース割り当て器が、前記複数のセルセクタのうち単一のセルセクタのデータをスケジューリングするステップと、
    前記複数のセルセクタのうち少なくとも1つのセルセクタのリソース要件パラメータを動的に決定するステップと、
    前記リソース要件パラメータに応じて前記複数のリソース割り当て器のそれぞれに前記共有通信リンクのリソース可用性を動的に割り当てるステップと
    を有し、
    各リソース割り当て器が、割り当てられたリソース可用性に応じて前記共有通信リンクで通信するデータをスケジューリングする方法。
  26. 前記動的に割り当てるステップは、リソース可用性が前に割り当てられた少なくとも1つの他のリソース割り当て器のリソース使用に応じて、順次にリソース割り当て器にリソース可用性を割り当てることを有する、請求項25に記載の方法。
  27. 第1のリソース割り当て器の第1の残りのリソース可用性を決定するステップと、
    前記第1のリソース割り当て器が、前記第1の残りのリソース可用性に応じてデータをスケジューリングし、前記スケジューリングされたデータのリソース使用に応じて前記リソース要件パラメータを決定するステップと、
    前記第1の残りのリソース可用性と前記リソース要件パラメータとに応じて第2のリソース割り当て器の第2の残りのリソース可用性を決定するステップと、
    前記第2のリソース割り当て器が、前記第2の残りのリソース可用性に応じてデータをスケジューリングするステップと
    を更に有する請求項26に記載の方法。
  28. 前記リソース要件パラメータに応じてリソース割り当て期間に前記複数のリソース割り当て器のサブセットを選択することを更に有する、請求項26又は27に記載の方法。
  29. 前記動的に決定するステップは、前記複数のリソース割り当て器のそれぞれについてリソース要件パラメータを決定することを有し、前記リソース要件パラメータは、対応するリソース割り当て器によりスケジューリングされるデータ量を示し、
    前記動的に割り当てるステップは、前記第1のリソース割り当て器の前記リソース要件パラメータに応じて前記第1のリソース割り当て器にリソース可用性を割り当てることを有する、請求項25ないし28のうちいずれか1項に記載の方法。
  30. 複数のセルセクタの間で共有された共有通信リンクを通じて、セルラ通信システムのネットワークエレメントから少なくとも1つの基地局へのデータをスケジューリングする実行可能命令を格納するコンピュータ可読媒体であって、
    複数のリソース割り当て器のうち各リソース割り当て器が、前記複数のセルセクタのうち単一のセルセクタのデータをスケジューリングする命令と、
    前記複数のセルセクタのうち少なくとも1つのセルセクタのリソース要件パラメータを動的に決定する命令と、
    前記リソース要件パラメータに応じて前記複数のリソース割り当て器のそれぞれに前記共有通信リンクのリソース可用性を動的に割り当てる命令と
    前記リソース割り当て器が、前記リソース可用性に応じて前記共有通信リンクで通信するデータをスケジューリングする命令と
    を格納するコンピュータ可読媒体。
  31. 請求項30に記載のコンピュータプログラムを有する記録担体。
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