JP2009507276A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. クライアントデバイスとサーバデバイスとの間の同期化レートを高めるための方法であって、
   前記サーバデバイスが、該サーバデバイスと前記クライアントデバイスとの前回の同期化の後に変化した１つまたは複数のデータ・アイテムを同期化させる要求を、前記クライアントデバイスから受信するステップであって、前記１つまたは複数のデータ・アイテムのそれぞれは、完全なメッセージを表し、前記１つまたは複数のデータ・アイテムのそれぞれは、複数のプロパティ・グループに分けられる複数の修正可能なプロパティを含む、受信するステップと、
   前回の同期化の後に変化した１つまたは複数のデータ・アイテムを同期化させる前記要求の受信に応答して、
   前記サーバデバイスが、前記１つまたは複数のデータ・アイテムのうちの第１のデータ・アイテムが前回の同期化の後に変化したと判断するステップと、
   前記サーバデバイスが、前記第１のデータ・アイテムの前記複数のプロパティ・グループが修正されたプロパティ・グループを含むかどうか判断するステップであって、前記修正されたプロパティ・グループ内のプロパティの値は、前回の同期化の後に変化している、判断するステップと、
   前記サーバデバイスが、前記第１のデータ・アイテムの前記複数のプロパティ・グループ内の１つまたは複数の修正されていないプロパティ・グループを前記クライアントデバイスにストリーミングすることなく、前記修正されたプロパティ・グループを前記クライアントデバイスと同期化させるステップであって、前記１つまたは複数の修正されていないプロパティ・グループ内のプロパティはいずれも、前回の同期化の後に変化した値を有していない、同期化させるステップと
   を含むことを特徴とする方法。
2. 前記第１のデータ・アイテムは、電子メール・メッセージであることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記第１のデータ・アイテムの前記複数のプロパティ・グループは、本文プロパティ・グループ、受信者プロパティ・グループ、返信日付プロパティ・グループ、件名プロパティ・グループ、添付ファイル・プロパティ・グループ、優先フラグ・プロパティ・グループ、フォローアップ・プロパティ・グループ、リード・ステータス・プロパティ・グループ、およびその他のプロパティ・グループを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
4. 前記複数のプロパティ・グループは、前記複数のプロパティ・グループの各プロパティ・グループ内の前記１つまたは複数のプロパティの変わりやすさに基づいて事前定義されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
5. 前記サーバデバイスが、前記複数のプロパティ・グループのうちの１つのプロパティ・グループ内のプロパティを再定義するステップと、
   前記サーバデバイスが、前記複数のプロパティ・グループのそれぞれを再定義するステップと
   をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
6. 前記修正されたプロパティ・グループを同期化させるステップは、前記修正されたプロパティ・グループを、有線接続を介してストリーミングすることを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
7. 前記修正されたプロパティ・グループは、前記複数のプロパティ・グループのうちの第１のプロパティ・グループであり、
   該方法は、
   前記サーバデバイスが、前記第１のデータ・アイテムが変化すると該第１のデータ・アイテムに関連付けられたアイテム変更識別子を更新するステップと、
   前記サーバデバイスが、前記第１のプロパティ・グループ内の複数のプロパティのうちの１つが変化すると該第１のプロパティ・グループに関連付けられたプロパティ・グループ変更識別子を更新するステップと
   をさらに含み、
   前記第１のデータ・アイテムの前記複数のプロパティ・グループが修正されたプロパティ・グループを含むかどうか判断するステップは、前記サーバデバイスが、前記アイテム変更識別子および前記プロパティ・グループ変更識別子を使用して前記第１のデータ・アイテムが前回の同期化の後に変化しているかどうかを判断することを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
8. 前記サーバデバイスが、前記第１のデータ・アイテムと前記修正されたプロパティ・グループとのマッピングを該サーバデバイスから前記クライアントデバイスに送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
9. 前記サーバデバイスが、変化している第２のデータ・アイテムであって、少なくとも１つのプロパティ・グループを有しない第２のデータ・アイテムを判断するステップと、
   前記第２のデータ・アイテムのすべてを、前記サーバデバイスから前記クライアントデバイスにストリーミングするステップと
   をさらに含むことを特徴とする請求項８に記載の方法。
10. クライアントデバイスとサーバデバイスとの間の同期化レートを高めるための方法であって、
    前記サーバデバイスが、複数のデータ・アイテムを同期化の目的で監視するステップであって、前記複数のデータ・アイテムの各データ・アイテムは、完全なメッセージを表し、前記複数のデータ・アイテムの各データ・アイテムは、複数の事前定義されたプロパティ・グループに分けられる複数の修正可能なプロパティを含む、監視するステップと、
    前記サーバデバイスが、前記複数のデータ・アイテムのうちの第１のデータ・アイテムが前記サーバデバイスと前記クライアントデバイスとの間の前回の同期化の後に変化しているかどうか判断するステップと、
    前記第１のデータ・アイテムが前回の同期化の後に変化していると判断された場合、
    前記サーバデバイスが、前記第１のデータ・アイテムが前回の同期化の後に変化していることを示すように、前記第１のデータ・アイテムに関連付けられたアイテム変更識別子を更新するステップと、
    前記サーバデバイスが、前記第１のデータ・アイテムの前記複数のプロパティ・グループが修正されたプロパティ・グループを含むかどうか判断するステップであって、前記修正されたプロパティ・グループのプロパティの値は、前回の同期化の後に変化している、判断するステップと、
    前記サーバデバイスが、前記第１のデータ・アイテムが修正されたプロパティ・グループを含むと判断したとき、
    前記サーバデバイスが、前記修正されたプロパティ・グループが前回の同期化の後に変化していることを示すように、前記修正されたプロパティ・グループに関連付けられたプロパティ・グループ変更識別子を更新するステップと、
    前記サーバデバイスが、前記第１のデータ・アイテムの前記複数のプロパティ・グループ内の１つまたは複数の修正されていないプロパティ・グループを前記クライアントデバイスにストリーミングすることなく、前記修正されたプロパティ・グループを前記クライアントデバイスと同期化させるステップであって、前記１つまたは複数の修正されていないプロパティ・グループ内のプロパティはいずれも、前回の同期化の後に変化した値を有していない、同期化させるステップと
    を含むことを特徴とする方法。
11. 前記アイテム変更識別子は、前記プロパティ・グループ変更識別子と同一であることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
12. 前記第１のデータ・アイテムに関する前記アイテム変更識別子、および前記プロパティ・グループ変更識別子は、英数字のデータオブジェクトであることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
13. 前記アイテム変更識別子は、前記第１のデータ・アイテムのハッシュ値であり、前記プロパティ・グループ変更識別子は、前記修正されたプロパティ・グループのハッシュ値であることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
14. 前記複数のプロパティ・グループは、該複数のプロパティ・グループの各プロパティ・グループ内の前記１つまたは複数のプロパティの典型的なメモリ・サイズに基づいて事前定義されることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
15. 前記事前定義された複数のプロパティ・グループは、前記複数のプロパティ・グループの各プロパティ・グループ内の複数のプロパティを再定義すること、および前記複数のプロパティ・グループの各プロパティ・グループを再定義することができるように、拡張可能、差し込み可能、およびスケーラブルであることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
16. 前記修正されたプロパティ・グループを同期化させるステップは、無線接続であるデータリンクを使用して前記修正されたプロパティ・グループを前記サーバデバイスから前記クライアントデバイスにダウンロードすることを含むことを特徴とする請求項１０に記載の方法。
17. 第１のデータ・アイテムを記録した１つまたは複数のコンピュータ記録媒体であって、前記第１のデータ・アイテムは、
    修正可能な値を各プロパティが有する、複数のプロパティと、
    前記複数のプロパティのうちの任意のプロパティの前記値が、クライアントデバイスとの前回の同期化の後に修正されているかどうかを示す、アイテム変更識別子と、
    前記複数のプロパティのうちの１つまたは複数のプロパティを各プロパティ・グループが含む複数のプロパティ・グループであって、該複数のプロパティ・グループの各々に含まれる前記１つまたは複数のプロパティがどのように関係しているかに関するセマンティクスに基づいて事前定義されている複数のプロパティ・グループと、
    前記複数のプロパティ・グループのうちのあるプロパティ・グループの値が前記クライアントとの前回の同期化の後に変化しているかどうかを各プロパティ・グループ識別子が示す、複数のプロパティ・グループ識別子と、
    コンピュータ実行可能な命令であって、サーバデバイスのプロセッサによって実行されると、該サーバデバイスに、
    前記クライアントデバイスから、該サーバデバイスと前記クライアントデバイスとの間の前回の同期化の後に変化している１つまたは複数のデータ・アイテムを同期化させる要求を受信することと、
    前回の同期化の後に変化している前記１つまたは複数のデータ・アイテムを同期化させる前記要求の受信に応答して、
    該第１のデータ・アイテムの前記アイテム変更識別子を使用して、該第１のデータ・アイテムの前記複数のプロパティのうちのあるプロパティの値が、前回の同期化の後に変化しているかどうかを判断することと、
    該第１のデータ・アイテムの前記プロパティ・グループ変更識別子を使用して、該代１のデータ・アイテムの前記複数のプロパティ・グループが、修正されたプロパティ・グループを含むかどうか判断させることであって、該修正されたプロパティ・グループ内の前記複数のプロパティのうちのあるプロパティの値は、前回の同期化の後に変化している、判断することと、
    該第１のデータ・アイテムの前記複数のプロパティ・グループのうちの１つまたは複数の修正されていないプロパティ・グループを前記クライアントデバイスにストリーミングすることなく、前記修正されたプロパティ・グループを前記クライアントデバイスと同期化させることであって、前記１つまたは複数の修正されていないプロパティ・グループのプロパティはいずれも、前回の同期化の後に変化した値は有していない、同期化させることと
    を実行させる、コンピュータ実行可能な命令と
    を備えたことを特徴とする１つまたは複数のコンピュータ記録媒体。
18. 前記アイテム変更識別子、前記複数のプロパティ・グループ変更識別子、または前記アイテム変更識別子と前記複数のプロパティ・グループ変更識別子の両方は、前記データ・アイテムのハッシュ値、前記複数のプロパティ・グループのうちの少なくとも１つのプロパティ・グループのハッシュ値、または前記データ・アイテムと前記少なくとも１つのプロパティ・グループとの両方のハッシュ値であることを特徴とする請求項１７に記載の１つまたは複数のコンピュータ記録媒体。
19. 前記複数のデータ・アイテムは、電子メール・メッセージ、連絡メッセージ、予約メッセージ、カレンダ情報、タスク・メッセージ、または付箋メッセージから選択されることを特徴とする請求項１７に記載の１つまたは複数のコンピュータ記録媒体。
20. 前記複数のデータ・アイテムのうちの各データ・アイテム内の前記複数のプロパティ・グループは、本文プロパティ・グループ、受信者プロパティ・グループ、返信日付プロパティ・グループ、件名プロパティ・グループ、添付ファイル・プロパティ・グループ、優先フラグ・プロパティ・グループ、フォローアップ・プロパティ・グループ、リード・ステータス・プロパティ・グループ、およびその他のプロパティ・グループの１つまたは複数であることを特徴とする請求項１７に記載の１つまたは複数のコンピュータ記録媒体。