JP2009507204A - 冷蔵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
パーソナルケア製品(例えば化粧品)を塗布するために用いられるように構成され、皮膚に塗布される直前に素早くかつ十分に冷却する装置を提供する。
【解決手段】
パーソナルケア製品用の可搬式冷蔵装置であって、前記熱電素子(1)と、単一用量の製品を前記熱電素子と熱接触(2、20、31)させて冷却する手段とを含む可搬式冷蔵装置である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、冷蔵装置の分野に関し、詳しくはパーソナルケア製品用の可搬式冷蔵装置に関する。特定のパーソナルケア製品(例えば化粧品または医薬品)は、有効性を完全に維持するために冷却する必要がある。
したがって、SAMSUNG(登録商標)社は、特に化粧品用に設けられる寸法が小さい冷蔵庫を提案し、例えばバスルームで設置することが意図されている。かかる装置は、米国特許出願第2003/0084670号明細書に記載されている。冷却冷蔵される製品は、格納チャンバに配置され、その容積は、ダブルベースの格納チャンバ内の熱交換器に接続される熱電素子によって冷却される。電子ユニットは、測温体によって得られる情報と、使用者によって入力されるパラメータに応じて得られる情報に基づいて熱電素子を制御する。
しかしながら、かかる装置は比較的大きい。さらに、米国特許出願第2003/0084670号明細書に記載されている冷蔵庫は、パーソナルケア製品を冷蔵しつづけるが、素早く冷却することができない。現在、特定のパーソナルケア製品は、冷却効果によって、つまり、使用直前に十分かつ素早く冷却される際に活性化される有効成分を有する。
さらに、米国特許第4587810号から、角氷を作成する装置は公知であり、その装置は、壁面に固定する構造に一体化される絶縁ハウジングを含む。この装置は、例えばホテルの部屋に配置される。絶縁ハウジングの基盤は角氷のバッグを受けるトレイを含み、6つの熱電素子が2列でトレイの下に配置される。このように、角氷をほぼ30分で生成することができる。かかる装置は固定され、角氷の製造が相対的に迅速であるにもかかわらず、冷却効果を製品に与えることができない。実際、熱冷によってほぼ数分で十分かつ急速に冷却される。
Ice−Source(登録商標)という名で市販される化粧品を例として参照することができ、その説明はウェブサイトwww.icesource.comに記載されている。この製品は、使用直前の化粧品を十分かつ素早く冷却できる自冷容器に収容される。しかしながら、現在市販されている容器は、使い捨てであり、その中身全体を1回のみ冷却する。したがって、その容器は、少量のサンプルや複数用量のさまざまな製品を冷却することができない。
さらに、化粧品の自冷容器は、米国特許出願第2005/0005628号から公知である。この容器は、化粧品のリザーバに接続される冷蔵管を含み、製品取り出し口を介して取り出すことができる。この管は、加圧ガスのリザーバに接続される冷却チャネルに囲まれている。化粧品取り出し管を囲むチャネルに沿ってガスが膨張することによって、冷却が確実に実施される。したがって、この容器は、使用直前に少量の製品を急冷できるが、使用されているガス(CFC)は、生態学上の理由から欧州および米国の基準によって禁止されている。他のガス(COまたはブタンガスなど)の使用は、例えばCOは超高圧を必要とし、ブタンガスは極めて引火しやすいといった安全上の理由から現在許容されていない。さらに、米国特許出願第2005/0005628号明細書に記載されている容器は、さまざまな製品のサンプルを冷却することができない。
したがって、通常数mlを5分未満で冷却するといった複数用量のパーソナルケア製品を用量単位で素早くかつ繰り返し冷却することができ、小型かつ環境に無害の冷却装置が必要とされている。
この目的のため、本発明は、熱電素子と、熱電素子と単一用量のパーソナルケア製品とを熱接触させる手段を含む可搬式装置の使用を提案する。
本発明の装置の熱電素子は、米国特許出願第2003/0084670号明細書に記載される冷蔵庫のように、容器の容積全体を冷却するのでなく、製品を直接冷却する。したがって、本発明の装置は、容器内で化粧品を冷蔵しつづけるのでなく、使用前に単一用量の製品に直接冷却効果を直接与えることができる。
実施形態によれば、熱電素子と単一用量のパーソナルケア製品とを熱接触させる手段は、製品を受けるプレートであり、製品が展開され、熱電素子によって冷却するのに適したプレートまたは製品を収容する容器を熱電素子に対して押圧する手段を含む。
また、本発明は、本発明による装置および冷却される単一用量のパーソナルケア製品を収容する容器の組み合わせを提案する。かかる容器は、装置の熱電素子に対して例えば装置の押圧する手段によって押圧される製品の袋部または管を含むことができる。
したがって、装置は、複数用量のさまざまな製品を別々かつ連続して冷却することができ、製品は、装置の熱電素子に対して押圧される容器に単一用量ごとに入れることができる。
本発明は、2つの熱融着された柔軟性シートを含み、本発明による装置によって冷却される単一用量のパーソナルケア製品を収容する袋部を区切り、首部が袋部の延長部に延びている柔軟性容器にも関する。また、前記柔軟性容器は、熱融着された柔軟性シートを貫通する孔によって構成され、首部の片側に位置する少なくとも1つのロケータを含む。
本発明は、本発明による装置によって冷却される単一用量のパーソナルケア製品を収容する金属チューブの形状である容器であって、その管は、ストッパーによって密閉される第1の端部と、ピストンによって密閉される第2の端部を有する容器にも関する。
本発明は、単一用量のパーソナルケア製品を冷却する方法であって、本発明による冷却装置の熱電素子で単一用量の製品を熱接触させて配置させる段階と、熱電素子を作動する段階と、冷却された製品を収集し、処置される領域に塗布する段階とを有する方法にも関する。
本発明の他の特徴および効果は、例証を鑑み、添付の図面を参照して、以下の本発明の実施形態の説明によって明らかになる。
以下の説明で、「伝導」、「絶縁」および「接触している」という用語は熱伝導に関し、「上記」および「下記」という用語は、添付の図を参照して使用される。
本発明による装置の第1の実施形態を、図1〜3に示す。
図1では、装置が、ケース10および上方に開く蓋11を有する箱に類似していることを示している。ケース10の制限された空間要件を有し、ほぼ250×200×100mmである。ケース10の上壁面は、冷却されるパーソナルケア製品を受けるプレート2を含む。マーク3(実質的にプレート2の中央に位置している)は、装置を操作する間のプレート2の最も冷却された領域に位置する。したがって、冷却される単一用量の製品は、プレート2上のマーク領域3で展開される。
また、図1にコントロールボタン8を示し、例えばケースの前壁面に位置している。このコントロールボタン8は、単純なオン−オフスイッチまたは調節ボタンであってよい。
装置を使用しないときは、製品2を受けるプレートを保護するために蓋11を閉じることができ、装置の空間要件を制限し、持ち運びしやすくなる。装置を使用するときは、冷却されるパーソナルケア製品を展開するためにプレート2へ利用できるように、蓋11は上方に開く。特に冷却される製品が化粧品である場合、蓋11の内面には鏡を設けてもよい。
製品2を受けるプレートのマーク領域3の温度を示す素子12は、装置(例えば視認性をよくするための蓋11)に一体化させてもよい。温度表示素子12は、一連のプレート2の温度に応じて発光または消失する発光ダイオードを含むグラフィックバー型でもよい。ダイオードは装置内に配置される電子制御回路に電気接続されることが以下に記載され、この接続は、蓋11のヒンジを通してもよい。
図2は、この第1の実施形態による上方に開く蓋11を有する冷蔵装置の横断面を示す。したがって、図2は、本発明の第1の実施形態による装置のケース10の中身を示す。熱電素子1は、プレート2の下に設置され、図1に示すマーク3のおおよその位置に配置される。したがって、プレート2は、冷却される単一用量の製品を熱電素子1と熱接触させる手段からなる。
熱電素子1は、電子制御回路8aおよび充電式電池型(例えばラップトップコンピュータ用電池)などの電源装置7に接続している。本発明による装置に関しては、9Vおよび4Aでほぼ40Wの電源装置7が適切である。したがって、本発明による装置は、その限られた寸法によって可搬式であり、主電源またはその電池7から供給できるため、ある程度の独立性を有している。
熱電素子1は、素子に電流が流れると冷面および熱表面を有するペルチェ電池であってよく、温度差は電池を流れる電流量に応じて生じる。ペルチェ電池の冷面は、冷却される製品を受けるプレート2と接触しており、電池の熱表面は、ファン6または蓄積型のヒートシンク(例えば水のリザーバ)と組み合わせたラジエータ5などの熱除去用アセンブリに配置される。図3は、考えられる実施形態による冷蔵素子1および熱除去用アセンブリ5、6をさらに詳細に示す。
また、図2には、プレート2の冷却を開始するコントロールボタン8を示す。このボタン8は、温度を測定する例えばサーミスタ型のセンサ9からの情報を用いて熱電素子1を流れる電流量を調節する電子回路8aを制御する簡単なスイッチであってよい。また、この電子回路8aは、温度センサ9からの情報を用いて、図1を参照して記載される温度表示素子12を制御してもよい。電子回路8aは、数分後に自動的に冷却を停止するタイムアウトを含んでもよい。
また、図2には、ペルチェ電池1の冷面と製品を受けるプレート2との間に位置する中板4を示す。洗浄および熱放散の制限がしやすいことから、製品2を受けるプレートは、好ましくはステンレス鋼製である。実際、プレート上に展開されるパーソナルケア製品に冷却効果を確実に与えるために、プレート2の特定の領域を十分かつ素早く冷却しようとするためのものであることから、プレートの表面全体のあらゆる熱損失を回避することが望ましい。この目的のため、極めて薄い(例えば厚さ0.5mm)ステンレス鋼がプレート2の作製に選択される。ステンレス鋼の熱伝導率は低く、ペルチェ電池1からプレート2に伝わる冷熱は、プレート中にわずかに伝導されるのみである。製品2を受けるプレートの優れた熱安定性を確実にするため、ペルチェ電池1の冷面と製品を受けるプレート2との間に位置するアダプタプレート4(例えば厚さ6mmのアルミニウム)を導入することを提案する。このアダプタプレート4は、一定の熱慣性を確実にし、電子回路8aに接続される温度センサ9を一体化してもよい。したがって、プレート2(マーク3の位置にある)で最も冷却された領域は、アダプタプレート4の上の領域に対応する。
ケース10は、プラスチック、木または他のあらゆる熱絶縁材から作製される。ケース10は、製品2を受けるプレートを支持する上壁面を有してもよく、ケースの1つの外装壁面のみからなる。実際、このプレート2は、上記のようにステンレス鋼製である場合、極めて薄いため、使用者が製品を展開するか、収集する際にそのプレートを変形させることができる。次に、ケースの上壁面は、製品2を受けるプレートに直接熱接触できるように、アダプタプレート4よりわずかに大きい寸法に沿って部分的に切削される。
図3では、熱電素子1およびアダプタプレート4を有する実施形態の熱除去用アセンブリを示す。図3に示すアセンブリは、図1および図2に示す装置の場合に配置される。
図3では、ペルチェ電池1は、アダプタプレート4とラジエータ5との間に配置される。ペルチェ電池1の冷面は、アダプタプレート4と接触しているが、固定されてなくてもよく、ケース内の装置を組み立てる際に製品2を受けるプレートに直接接触させてもよい。ペルチェ電池1の熱表面は、ラジエータ5に接触している。ラジエータ5は、熱伝導性材料(例えばアルミニウムまたは銅)によって構成される。ラジエータ5は、ペルチェ電池1の熱表面に接触する接触面と、ペルチェ電池によって伝導される熱を取り除くためにこの接触面に接続されるフィンを有する。さらに、ファン6は、ラジエータ5の放散能力を改善するために、前記フィンを換気することができる。装置の作動時にファン6を始動させることができる。例えば、図1および図2に示す装置のオン/オフボタン8によってファン6を制御してもよい。また、電子回路8aによってファン6を制御してもよい。騒音を制限するために、温度が一定の閾値より高い場合にのみ、例えば、ペルチェ電池1の熱表面の温度センサから測定値を受信する電子回路8aによってファンを始動することができる。ファン6は、ほぼ1ワットの低出力となるように選択される。この電力は、生じる騒音を制限しながら、ペルチェ電池によって生成される熱(数ワットの平均熱出力)を取り除くのに十分である。
本発明の第1の実施形態による装置は、以下のようにパーソナルケア製品の塗布に用いることができる。
パーソナルケア製品(例えば美容クリーム)は、冷却作用によって冷却してから処置される領域を塗布する必要がある。装置の受取プレート2上にあるマーク3の位置の薄層に、単一用量の製品を好ましくは均一に展開する。次に装置を始動するために、コントロールボタン8を作動させ、電流を熱電素子1に流すことによって、プレート2の領域3つまりパーソナルケア製品が展開されている領域を素早くかつ十分に冷却する。
また、装置の受取プレート2に製品を展開する前に装置を始動させてから、冷却面上に製品を展開してもよい。この場合、ペルチェ電池1は、展開される製品の冷却効果を確実にするために、数分間作動した状態が維持される。
本発明による装置は、温度の製品を受けるプレート2を5分未満で8℃未満に冷却することができる。具体的に、プレート2の下にあるペルチェ電池1の位置に対応するマーク領域3を、2分未満で5℃未満の温度に冷却することができる。したがって、展開されるパーソナルケア製品を素早く冷却すると、使用者は製品を収集して、処置される領域(例えば皮膚の一部、顔、手、胸)に塗布することができる。
本発明による装置の第2の実施形態を、図4〜6に示す。図1〜3に示すものと同一である構成要素は、同一の参照番号を有する。
図4は、本発明の第2の実施形態による蓋11を有する冷蔵装置の斜視図である。上述のように、蓋11には、鏡および温度表示素子12を設けてもよい。ケース10は、その上部外壁面を形成しているプレート2’を有し、このプレート2’は、押圧素子20を受ける凹部を有する。実際、この第2の実施形態によれば、冷却される製品は、プレート2’に展開されていないが、押圧素子20によって熱電素子に対して押圧される単一用量の柔軟性容器21に配置される。図9は容器21を詳しく示し、図5および図6は押圧素子をさらに詳しく示す。装置を使用しない場合、装置の空間要件を制限して、その輸送を容易にするために、プレート2’および押圧素子20へと蓋11を閉じることができる。上述のとおり、プレート2’は、ケース10と同一の材料、例えば木もしくはプラスチックまたはステンレス鋼で作製されてもよい。記載していない実施形態の変形例によれば、凹部が全くないプレート2’の上に押圧素子20を設置してもよい。この変形例によれば、ケース10は、蓋を含まず、プレート2’から突出している押圧素子20を受ける凹部を有する蓋を有する。
図4では、押圧素子20を受けるプレート2’の凹部は、ケース10の前端部に位置する。この構成は、以下に説明するように、冷却運転中に単一用量の容器21の一端部を突出させることが望ましい場合に有利である。
また、図4には、柔軟性容器21の位置決めピン41を示す。図9に示すように、このピン41は容器に設けられるロケータと協同する。図4では、押圧素子20が、押し戻された位置にあり、ピン41を解放して、その後部スピンドルを軸にして押圧素子20を回転させることができる。
図5は、第2の実施形態による上方に開く蓋11を有する装置のケース10の横断面を示す。したがって、図5には、アダプタプレート4および熱除去用アセンブリ5、6との間に配置される熱電素子1を示す。熱除去用アセンブリは、図3に示すものであってよい。また、熱電素子1は、電子制御回路8aおよび電源装置7に接続される。
また、図5には、連結した可動式プレートを含む押圧素子20を示す。押圧素子20は、装置で冷却される製品の単一用量の柔軟性容器21を配置させるために上方に開き、アダプタプレート4に対して容器を押圧するために閉じられる。したがって、柔軟性容器21への押圧する手段20は、冷却される単一用量の製品と熱電素子1を熱接触させる手段からなる。図6は、図5のAで示す部品を示す。押圧素子20は、回転することによって熱電素子1が冷却する領域に接近できるように、スピンドル25に取り付けられる。容器21は、アダプタプレート4に面しているケース10のプレート2’に配置され、このアダプタプレート4は、一定の熱慣性を確実にし、電子回路8aに接続される温度センサ9を一体化することができる。また、熱電素子1の冷面に対して、容器21を直接押圧することができる。
また、図6には、容器21に収容される製品の冷却を開始するスイッチ8’を示す。また、このスイッチ8’は、アダプタプレート4に対して柔軟性容器21を押圧するために押圧素子20を閉じると作動する。スイッチ8’は、電子回路8aを制御することができる。変形例によれば、柔軟性容器21を位置決めするピン41は、柔軟性容器21を押圧するために押圧素子20を閉じると製品の冷却を開始するスイッチとして用いることができる。
図6に示す実施形態によって、押圧素子20は、それ自体の重量によって押圧する効果を確実にするために、高密度材料で少なくとも部分的に構成される可動式押圧プレート22を含む。この可動式プレート22は、L字状のハウジング内のスピンドル25に連結されている。したがって、可動式プレート22は、スピンドルを軸にして回転し、押し戻された位置(図4)または水平前方に押された位置(図5および6)にすることができる。冷蔵された製品から加圧プレート22への熱放散を制限するために、押圧素子の内面に、絶縁層23を設けてもよい。したがって、絶縁層23は、前記プレート22および押圧された柔軟性容器21との間に配置されるために、連結した可動式プレート22の下に設置される。図5および図6では、柔軟性容器21上でそれ自体の重量によって均一な圧力を確実にするように、押圧素子20の可動式プレート22は、前方に押された位置で閉じると前記ピンを受ける孔を収容するため、容器21の位置決めピン41を視認することができない。
記載していない実施形態によれば、第2の熱電素子を押圧素子20の内面に一体化してもよい。さらに、柔軟性容器21は、2つの熱電素子の間に挟持されている。また、押圧素子20は、可動式プレート22、絶縁層23および第2の熱電素子を含む。
また、図6は、押圧素子の絶縁層23に配置される温度センサ13を示し、センサ13の測定面は、冷却される製品の容器21と接触する。センサ13の測定値の信頼性を改善するために、特に、センサに面する容器21に気泡が存在する場合、薄い導電プレート24を絶縁層23に追加してもよい。このプレート24(例えば0.5mmのアルミニウム製)は、過剰の熱容量を加えずに、センサの表面より広い領域にわたって製品の温度を均一化することができる。さらに、温度センサ13は、絶縁層23と導電プレート24との間に配置される。上記のように、第2の熱電素子が押圧素子20に設けられる場合、導電プレート24は、ほぼ3mmまたは4mmまでを厚くすることができ、第2の熱電素子と冷却される柔軟性容器との間のアダプタプレートとして用いることができる。また、温度センサ13は、伝導性のアダプタプレート24に配置される。
センサ13の温度測定値を蓋11の表示素子12に示してもよい。この測定値によって、容器21内の製品を使用する前に確実に冷却することができる。製品が容器21内で凍結することを防ぐため、熱電素子の作動を制御する電子制御回路8aによって、センサ9の温度測定値を用いてもよい。
絶縁層23(選択的に導電プレート24によって覆われる)の寸法は、冷却される製品の単一用量の容器21の寸法と実質的に同じである。加圧プレート22は、スピンドル25のハウジングを調節するためにわずかに大きくかつ長く、柔軟性容器21上の均一な圧力を確実にするために少し幅が広い。
図9は、図4〜6の装置によって用いられる単一用量の柔軟性容器21を示す。
単一用量の容器21は、首部27を有する袋部26を区切るように周囲で熱融着される2つの実質的に矩形の軟質シートによって構成される。容器21の袋部26は、冷却効果(例えば化粧品または皮膚治療用製品)によって活性化させる必要がある単一用量のパーソナルケア製品で満たされる。袋部26の容積としては、例えば2〜8mlが挙げられる。
首部27は、容器21の長さ以内で袋部の延長部に延び、その延長部は、後述するように装置の押圧する手段から突出するために比較的長い。実際、これは、本発明による冷却装置の押圧する手段内に袋部を保持しながら、製品を袋部26から取り出すために首部27を破るか、切ろうとするためのものである。したがって、首部27は、ケース10の端部の開口を妨げずに接近できることが必要である。
押圧する手段20と熱電素子1との間に柔軟性容器21を容易に位置決めするために、容器21は少なくとも1つのロケータ40を有する。記載する実施形態によれば、容器21は、首部27の両側に熱融着されたシートに開けられた2つの孔によって構成される2つのロケータ40を有する。このロケータ孔40は、冷却装置のケース10に設けられるピン41上への留めるためのものである。複数用量の製品を冷却する最適な熱的結合および優れた効果を得るために、ピン41と組み合わせたこのロケータ40の正確な位置によって、熱電素子の上に位置する袋部26を有する容器21の位置を決めることができる。
さらに、首部27で開口を容易にするために、少なくとも1つのノッチ28が、熱融着されたシートの一端部に設けられている。ノッチ28の延長部によって首部27を切る。つまり、装置の押圧する手段20および/またはケースのピン41に留めるロケータ40によって袋部26を静止して保持させながら、使用者が容器21の端部をつまんで上方に引っぱると、容器の幅方向にノッチ28の延長部の熱融着された薄片が破れて首部27が開口される。
本発明の第2の実施形態による装置は、以下のようにパーソナルケア製品の塗布に用いることができる。
熱電素子1(選択的にアダプタプレート4を介して)と接触し、ケース10の端部から突出する首部27を有する袋部26を備える図4〜6の装置に、単一用量の柔軟性容器21を配置する。次に、押圧素子20は、熱電素子1に対して袋部26の中身を均一に押圧するために袋部26上に閉じる。同時に、押圧素子20の突起部によって、スイッチ8’が作動し、電流が熱電素子1を流れることによって、圧縮袋部26のパーソナルケア製品を素早くかつ十分に冷却する。また、装置は、図1および図2に示す押ボタン8または容器21を配置するピン41に接続するスイッチによって始動することができる。
本発明の本実施形態による装置は、袋部26の中身を2分未満で5℃未満の温度に冷却することができる。温度表示素子12によって製品が所望の温度に達したことが示されたら、首部27をはさみで切るか、ノッチ28から引っぱって破る。首部27が押圧素子から突出しているため、冷蔵領域から袋部26を取り除かずに切るまたは破ることができることから、パーソナルケア製品は、使用時間中冷蔵された状態である。
本発明による装置の第3の実施形態を、図7および図8に示す。他の図に示す構成要素と同じ要素には、同じ符号が付与される。
図7は、本発明の第3の実施形態による蓋のない冷蔵装置の斜視図である。ケース10は、その側壁面のうちの1つに位置して単一用量の柔軟性容器21を受けるスロット29を有する。図9に示す種類の容器は、第3の実施形態の構造内で用いてもよい。
図7では、スロット29が、装置内のケース10の前壁面中央に実質的に位置するが、別場所に位置してもよい。ケースの上壁面に、温度表示素子12(図示せず)を一体化させてもよい。また図7では、ケースの上壁面から突出したレバー30を示し、装置が蓋を備える場合はレバー30を格納してもよく、レバー30は、ケース10の他の壁面から突出させてもよい。図8は、このレバーの機能を示す。
図8は、第3の実施形態による上方に開く蓋11を有する装置のケース10の横断面を示す。したがって、図8は、互いに実質的に平行して延びる冷面を有して対向して配置される一対の熱電素子1および1aを示し、熱電素子1、1aの冷面間の間隙は、柔軟性容器21を受けるためのものである。各熱電素子1および1aは、熱除去用アセンブリ5、6に配置され、電子制御回路および電源装置(図示せず)にそれぞれ接続される。オン/オフコントロールボタン(図示せず)は、図2に示す電子回路のスイッチを作動するために、ケース10の壁面にも設けられている。熱除去用アセンブリは、図3に示すものであってよい。
また、図8には、熱電素子1、1aの各冷面に配置されるアダプタプレート4、4aを示す。図2に示すように、このようなアダプタプレート4、4aは、一定の熱慣性を確実にし、電子回路に接続する温度センサ9、9aをそれぞれ一体化してもよい。また、熱電素子1、1aの冷面の間に容器21を直接押圧してもよい。
また、図8には、熱電素子1aのうちの1つを他の熱電素子1の方へ押すばね31を示す。具体的に、そのばねは、他のアダプタプレート4の方へアダプタプレート4aの1つを押す。したがって、アダプタプレート4aは、可動式押圧する手段プレートを構成し、前記押圧する手段は、第2の熱電素子1aを含む。レバー30は、アダプタプレート4、4aを移動させて離すためにばね31を動かし、単一用量の柔軟性容器21を受けるためにスロット29に面する空間を解放することができる。したがって、アダプタプレート4、4aは、スロット29の壁面を形成する。
一実施形態(図示せず)によれば、単一の熱電素子1を設けてもよく、ばね31は、前記熱電素子の方へ図6に示す種類の可動式プレートを押圧する。したがって、ばね31は、冷却される単一用量の製品を熱電素子1と熱接触させる柔軟性容器21を押圧する手段である要素からなる。
本発明の第3の実施形態による装置は、以下のようにパーソナルケア製品の塗布に用いることができる。
レバー30は、熱電素子1、1aを互い移動させて離してケース10のスロット29を開けるために作動する。次に、図7および8の装置に、スロット29に滑動する袋部26と外側の方へ突出している首部27を有する単一用量の柔軟性容器21を配置する。次に、レバー30を解放して袋部26を挟持する。使用者が押ボタンを押すと、電流が熱電素子1および1aを流れることから、圧縮袋部26のパーソナルケア製品を素早くかつ十分に冷却する。
本発明の本実施形態による装置は、袋部26の中身を2分未満で5℃未満の温度に冷却することができる。製品が所望の温度に達したことを温度表示素子が示すときまたは所定時間後に、スロットから容器21を取り除くためにレバー30を作動させ、冷却された製品を収集するために、容器の首部27を切るまたは破ってもよい。また、熱電素子の間に圧縮された状態で袋部26を取り除かずに首部27を開けてもよい。実際、首部27がスロット29から突出しているため、冷蔵領域から容器21を取り除かずに切るまたは破ることができる。
図1および図2に示すように、製品2を受けるプレートに対して手動で柔軟性容器21を押圧することによって、容器21に収容される単一用量のパーソナルケア製品を冷却してもよく、その後首部27を切るまたは破ることによって、パーソナルケア製品を手動で取り出し、処置される領域に塗布することが理解される。
本発明による装置の第4の実施形態を図10に示す。他の図に示す構成要素と同じ要素には、同じ符号が付与される。
図10は、本発明の第4の実施形態による装置の詳細図である。したがって、図10には、アダプタプレート4と例えば図3に示す種類の熱除去用アセンブリ5との間に配置される熱電素子1を示す。また、図10には、図5および図6に示す押圧素子20を示す。この第4の実施形態によれば、アダプタプレート4は、冷却される製品を収容する管51を受けるために成形される。図10では、管51の横断面が円形であることを示しているが、楕円形あってもよいことは理解される。アダプタプレート4は、管51を受け、管51の壁面との熱接触面が最大となることを確実にする凹部によって成形される。実際、アダプタプレート4は、熱電素子1と冷却される製品との間の熱伝導を確実にする。したがって、製品の急速冷却を確実にするために、アダプタプレート4と管51の壁面との間の交換面は最大となる。押圧素子20は、装置で冷却される製品の管51を配置させるために上方に開き、アダプタプレート4に対して管51を押圧するために閉じられる。したがって、押圧する手段20は、冷却される単一用量の製品を熱電素子1と熱接触させる手段からなる。
図11は、図10の装置とともに用いられる管51の形状である単一用量の容器を示す。
管51は、金属(好ましくはアルミニウム)製である。実際、アルミニウムは、優れた熱導体である。したがって、管の半円周のみが冷却されたアダプタプレートと熱接触した状態であっても、管全体が素早く冷却される。管の全円周を良好に冷却することを確実にするため、管51の壁面は比較的厚い(0.4mmより大きい)。第2の実施形態に記載されるとおり、押圧する手段20が第2の熱電素子を含む場合は、金属チューブ51の壁面を薄くすることができる。
一実施形態によれば、管51は、冷却される製品を収容する実質的に円筒体である。管51には、ほぼ2〜8mlのパーソナルケア製品を収容することができる。管の1つの端部はストッパー52によって密閉され、もう1つの端部はピストン53によって密閉される。ストッパー52は、ねじられた封止終端片を含んでもよく、分割できる終端片54を含んでもよい。記載していない実施形態では、密閉した終端片は、管の壁面と連続する非封止面を含んでもよい。
本発明の第4の実施形態による装置は、以下のようにパーソナルケア製品の塗布に用いることができる。
単一用量の容器51は、アダプタプレート4の凹部に収容される管51を有する図10の装置内に配置される。押圧素子20は、プレート4のハウジングに押圧し、熱電素子1による熱伝導が最大となることを確実にするために、管51上に閉じられる。本実施形態では、単一用量の容器の挿入によってプレート4の熱慣性が増大する前に、アダプタプレート4を冷却することができる。したがって、装置は、図1および図2に示す押ボタンによって挿入の数分前に始動してもよい。
本発明の本実施形態による装置は、2分未満で5℃未満の温度に管51の中身を冷却することができる。製品が冷却される(例えば、温度表示素子12によって製品が所望の温度に達したことが示される)と、ストッパー52が開く(例えば分割できる終端片54が破られる)。その後、ピストン53は、冷却されたパーソナルケア製品を管から取り出すために作動する。例えば、ピストン53を作動するために、装置(図示せず)に一体化されるロッドを押下してもよい。この可動式ロッドは、モーターまたは手動レバーによって作動することができる。図6に示すように、ストッパー52を含む管の端部は押圧素子から突き出させることができるため、冷蔵領域から取り除かずに管51を開けることができる。このように、パーソナルケア製品は、その使用中は冷蔵された状態である。管51をアダプタプレートの凹部から取り除いてもよく、ピストン53は装置の外側で手動作動させてもよい。
本発明による装置は、どの実施形態が選択されても、冷却効果によって活性化されるパーソナルケア製品の特定の特性を少量の製品用に、かつ、繰り返して利用することができる。さらに、本発明による装置は、自冷容器であれば単一の製品に限定されず、複数用量のさまざまな製品(袋部内のまたは袋部内にはない)のために連続して用いることができる。
通常、装置は、ケース10および蓋11を有する箱に類似しているが、他の幾何学形状の箱について想定できるものと理解される。本発明による装置の空間要件は、冷蔵庫よりも最小化され、小型化されため、容易に移動させることができる。
本発明の第1の実施形態による冷蔵装置の斜視図である。 図1の装置の横断面図である。 本発明による装置の冷蔵素子および熱除去用アセンブリの詳細図である。 本発明の第2の実施形態による冷蔵装置の斜視図である。 図4の装置の横断面図である。 図5の押圧素子の詳細Aを示す図である。 本発明の第3の実施形態による冷蔵装置の斜視図である。 図7の装置の横断面図である。 本発明の第2の実施形態または第3の実施形態による装置で冷却される単一用量のパーソナルケア製品の容器を示す図である。 本発明の第4の実施形態による冷蔵装置の一部の横断面図である。 本発明の第4の実施形態による装置で冷却される単一用量のパーソナルケア製品の容器を示す図である。

Claims (39)

  1. パーソナルケア製品用の可搬式冷蔵装置であって、
    少なくとも1つの熱電素子(1、1a)と、
    前記熱電素子で冷却される単一用量の製品を熱接触(2、20、31)させる手段とを含む可搬式冷蔵装置。
  2. 前記熱接触させる手段は、前記熱電素子による冷却に適した製品(2)を受けるプレートを含むことを特徴とする、請求項1に記載の可搬式冷蔵装置。
  3. 前記熱電素子(1)は、プレート(2)の少なくとも1つの領域(3)を2分未満で5℃未満の温度に冷却することに適していることを特徴とする、請求項2に記載の可搬式冷蔵装置。
  4. 前記熱接触させる手段は、前記熱電素子に対して前記単一用量の製品を収容する容器(21、51)を押圧する手段(20、31)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の可搬式冷蔵装置。
  5. 前記熱電素子(1)は、前記容器(21)の前記単一用量の製品を2分未満で5℃未満の温度に冷却することに適していることを特徴とする、請求項4に記載の可搬式冷蔵装置。
  6. 前記熱電素子(1)の冷面に配置されるアダプタプレート(4)を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  7. 前記アダプタプレート(4)は、温度センサ(9)を含むことを特徴とする、請求項6に記載の可搬式冷蔵装置。
  8. 前記熱電素子(1)によって生成される熱を除去する熱除去用アセンブリ(5、6)を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  9. 前記熱除去用アセンブリは、冷却素子の熱表面との接触面を形成するプレートに接続されるフィンを含むラジエータ(5)と、
    前記フィンを換気することに適したファン(6)とを含むことを特徴とする、請求項8に記載の可搬式冷蔵装置。
  10. 前記熱除去用アセンブリは、前記冷却素子の熱表面との接触面を形成するプレートからなる蓄積型のヒートシンクを含むことを特徴とする、請求項8に記載の可搬式冷蔵装置。
  11. 前記熱電素子(1)に接続される充電式電池電源装置(7)を含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  12. 前記熱電素子(1)を流れる電流を調節することに適した制御手段(8、8’、8a)を含むことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  13. 前記熱電素子(1)を受けるケース(10)と、冷却される前記単一用量の製品との熱接触領域の温度を示す要素(12)を含む蓋(11)とをさらに含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  14. 前記押圧する手段(20)は、前記容器(21)に圧力をかけることに適した可動式プレート(22)を含むことを特徴とする、請求項4〜13のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  15. 前記可動式プレート(22)は、それ自体の重量によって前記容器(21)に圧力かけることに適していることを特徴とする、請求項14に記載の可搬式冷蔵装置。
  16. 前記可動式プレートは、ばね(31)の動作によって前記容器(21)に圧力をかけることに適していることを特徴とする、請求項14に記載の可搬式冷蔵装置。
  17. 前記熱電素子(1)から前記押圧する手段(20)を移動させて離すことに適したレバー(30)をさらに含むことを特徴とする、請求項16に記載の可搬式冷蔵装置。
  18. 前記押圧する手段(20)は、前記可動式プレート(22)の下に絶縁層(23)をさらに含むことを特徴とする、請求項14〜17のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  19. 前記押圧する手段(20)は、前記容器(21)と接触して配置されることに適した温度センサ(13)をさらに含むことを特徴とする、請求項14〜18のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  20. 前記押圧する手段(20)は、前記容器(21)と接触して配置されることに適した伝導プレート(24)をさらに含むことを特徴とする、請求項14〜19のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  21. 前記押圧する手段(20)は、第2の熱電素子(1a)をさらに含むことを特徴とする、請求項4〜20のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置と、冷却される単一用量のパーソナルケア製品を収容する柔軟性容器(21)との組み合わせであって、
    前記容器は、前記装置の少なくとも1つの前記熱電素子(1、1a)に対して押圧される製品(26)の袋部を含む組み合わせ。
  23. 前記容器(21)の前記袋部(26)は、請求項14から21のいずれか1項に記載の冷却装置の前記押圧する手段(20、31)によって押圧される、請求項22に記載の組み合わせ。
  24. 前記容器(21)は、前記袋部(26)の延長部にある首部(27)を含み、前記首部は、前記押圧する手段の外側で保持される請求項23に記載の組み合わせ。
  25. 前記首部(27)は、前記袋部を前記押圧する手段によって前記熱電素子に対して押圧するように保持すると同時に、前記袋部(26)からパーソナルケア製品を取り出すために切られるまたは破られる、請求項24に記載の組み合わせ。
  26. 前記容器(21)は、前記冷却装置の少なくとも1つのピン(41)と協同する少なくとも1つのロケータ(40)を含む、請求項22〜25のいずれか1項に記載の組み合わせ。
  27. 請求項6〜21のいずれか1項に記載の可搬式冷蔵装置と、単一用量の冷却されるパーソナルケア製品を収容する金属管(51)の形状である容器の組み合わせであって、
    前記金属管は、ストッパー(52)によって密閉される第1の端部と、ピストン(53)によって密閉される第2の端部を有し、
    前記可搬式冷蔵装置の前記アダプタプレート(4)の凹部に配置される組み合わせ。
  28. 前記金属管(51)は、請求項14から21のいずれか1項に記載の冷却装置の前記押圧する手段(20、31)によって押圧される、請求項27に記載の組み合わせ。
  29. 前記可搬式冷蔵装置は、前記ピストン(53)を作動することに適した可動式ロッドをさらに含む、請求項27または28に記載の組み合わせ。
  30. 2つの熱融着された柔軟性シートを含み、
    請求項1〜21のいずれか1項に記載の装置によって冷却される単一用量のパーソナルケア製品を収容する袋部(26)と、
    前記袋部の延長部へ延びる首部(27)と、
    熱融着された柔軟性シートを貫通する穴によって構成され、前記首部(27)の片側に位置する少なくとも1つのロケータ(40)を区切る柔軟性容器。
  31. 前記熱融着された柔軟性シートの少なくとも1つの端部に少なくとも1つのノッチ(28)を含み、前記ノッチ(28)の延長部が前記首部(27)を切る、請求項30に記載の柔軟性容器。
  32. 請求項4〜21のいずれか1項に記載の装置によって冷却される単一用量のパーソナルケア製品を収容する金属管の形状である容器(51)であって、
    前記金属管は、ストッパー(52)によって密閉される第1の端部と、ピストン(53)によって密閉される第2の端部を有する容器。
  33. 前記金属管は、回転対称であり、0.4mmより厚い壁面を有する本体を含む、請求項32に記載の容器。
  34. 単一用量のパーソナルケア製品を冷却する方法であって、
    a)請求項1〜21のいずれか1項に記載の冷却装置の熱電素子(1)と熱接触させて前記単一用量のパーソナルケア製品を配置する段階と、
    b)前記熱電素子(1)を作動する段階と、
    c)冷却された前記製品を収集して、処置される領域に塗布する段階とを含む方法。
  35. 前記a)は、前記単一用量のパーソナルケア製品を前記装置の受取プレート(2)に展開することを含む、請求項34に記載の方法。
  36. 前記単一用量のパーソナルケア製品は、容器(21、51)に含まれ、前記a)は、請求項14〜21のいずれか1項に記載の装置の熱電素子(1)と押圧する手段(20、31)との間に容器(21)を挿入することを含む、請求項34に記載の方法。
  37. 前記熱電素子(1)が作動する間に前記押圧する手段(20、31)を作動することと、
    前記容器(21、51)を開けて冷却された製品を収集することからなる段階をさらに含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記押圧する手段を作動することと、前記熱電素子を動作させることを含む段階は、前記容器を開ける段階にまでおよぶ、請求項37に記載の方法。
  39. 前記容器は、請求項30または31に記載の柔軟性容器(21)であり、
    前記a)は、前記容器(21)のロケータ(40)を前記冷却装置のピン(41)に配置することからなり、
    前記容器を開ける段階は、前記容器の首部(27)を切るまたは破ることを含む、請求項36〜38のいずれか1項に記載の方法。
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