JP2009507154A - シングルパス・アンカーボルト留用の単一部材ドリルビットおよびシングルパス・掘削装置 - Google Patents
シングルパス・アンカーボルト留用の単一部材ドリルビットおよびシングルパス・掘削装置 Download PDFInfo
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Abstract
本発明はドリルビット(16)とシングルパス・掘削装置(10)とに関する。単一部材ドリルビット(16)は、ドリル鋼部と堅固に連結されるようになっている連結部分とパイロット部(14)とリーマ部(19)とを有する。パイロット部は第一の岩石切削手段(17)である。リーマ部は第一の中心線(CL2)と第二の岩石切削手段(18A、18B、18C)とを有する。第二の岩石切削手段は、前記連結部分と前記第一の岩石切削手段との間においてパイロット部の一側に軸線方向に設置されている。リーマ部(19)から離れて対面するパイロット部(14)の側部には、耐摩耗手段(17’)が設けられている。耐摩耗手段(17’)は、第一の岩石切削手段17に一体的である。
【選択図】図3A
【選択図】図3A
Description
本発明は、独立請求項の前段によるドリルビットおよびシングルパス・掘削装置(a single pass drilling apparatus)に関する。
開削を強化するためのアンカーボルトの設置は、通常二つの別個の工程によって実施される。通常、穴部が掘削され、ボルトが穴部内に挿入され堅く締められるかまたはグラウト仕上げされる前に、ドリル鋼部とドリルビットとが引抜かれる。シングルパス・アンカーボルト留作用は、ボルトを挿入するために除去されるべきドリル鋼部を取除く作業を伴って、二つの工程を同時に実行することを含んでいる。シングルパス・ボルト留の利点は、ボルトを設置するのに要求される時間を最小限にすること、手動または半手動のボルト留に比較したときのドリル装置の操作者に対する安全性を向上させること、および、手順の全自動化に対する見通しを高めることである。追加の利点は、手動または半手動のボルト留と比較したときのアンカーボルトの設置の品質と精度とを向上させることである。穴部の直径は、摩擦が在る場合におけるアンカーボルト、例えばスプリットセットボルトの性能にとって重要である。さらにシングルパス・ボルト留の追加の利点は、ボルトがすでに穴部内に在るため、ドリルビットを引抜くとき穴部が崩壊しないということである。ボルトが常に設置されている、すなわち、穴が失われることが無くなるので、このことによってさらに良好な効果が導かれる。
シングルパス・ボルト留の先行する試みは、概ね革新的なアンカーボルトを対象としている。その革新的なアンカーボルトは、さらにドリル鋼部として作用し、端部にはドリルビットを有している。そのような装置は、回転式の掘削方法または回転/衝撃式の掘削方法を介して使用されていて、概ね、固い地面の状態に対しては不向きであった。ドリルビットを再使用しなくて固い地面用の既存の衝撃式アンカーボルトはコストの問題を抱えている。多種多様なルーフボルトが存在しており、一つの特殊な形状は、ボルトが通る縦に形成された中央穴部を有する管状(例えば、スプリットセット、スウェレックス(Swellex)等)である。ケーシングを通じて取出されるようになっているドリルビットは複雑となり、従ってコストが掛かるようになる。ビットのコストに対する掘削速度のコスト競争力は、従来技術のシングルパス・アンカーボルトにおける特殊なアンカーボルトの使用と、複雑に引込可能なビットの何れかの排他的使用とに起因して複雑になっている。それにもかかわらず、自己掘削するルーフボルトによる設置の利点は、自己掘削しない型の利点よりも上回る場合が依然として残っている。
本発明によるドリルビットは、先行技術に関連付けられた上述の課題をほぼ克服すること、またはそれに対する代替物を少なくとも提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、シングルパス・ドリルビットを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、使用にコストの掛からない、そして鉱業においてシングルパス・ボルト留をさらに魅力的に使用できるドリルビットとシングルパス・掘削装置とを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、良好な耐摩耗性を有するドリルビットを提供することである。
本発明の他の目的は、シングルパス・ドリルビットを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、使用にコストの掛からない、そして鉱業においてシングルパス・ボルト留をさらに魅力的に使用できるドリルビットとシングルパス・掘削装置とを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、良好な耐摩耗性を有するドリルビットを提供することである。
本願明細書を通して、文脈が別の意味を要求していない限り、「備える」またはその変形である「備える(三人称)」、「備えている(進行形)」という言葉は、他のいかなる構成要素(integer)または構成要素のグループを排除するということではなく、述べられた構成要素または構成要素のグループを包含すること意味すると理解されるべきである。
添付図面は、前述した種類の発明の実施形態を示している。添付図面および関連付けられた記載の特徴に、本発明についての前述した広範な記載の大部分が代わるものではない。
図1A〜図1Gは、本発明によるドリルビット16を使用した本発明によるシングルパス・掘削装置10を示している。図2A〜図3Bは、本発明によるドリルビット16をさらに詳細に示している。シングルパス・掘削装置10は複数の部品、例えば、掘削方向Fを基準とした導入端12と図示しない追従端とを有する細長いドリル鋼部11を備えている。導入端12は、ネジ山部15、図示しないテーパまたは差込式の連結部を備えた連結部分を有している。単一部材ドリルビット16は、岩石切削手段17、18A、18B、18Cを有するよう形成されている。ドリルビット16は、ネジ山、テーパまたは差込式の連結部分(図示しない)による連結部20を介してドリル鋼部に連結可能である。ドリル鋼部11とドリルビットとは掘削手段を構成する。シングルパス・掘削装置10は、ドリル鋼部11を少なくとも部分的に包囲するようになっているアンカーボルト21をさらに備えている。アンカーボルト21は開放端を有している。ドリルビットの最大の直径寸法はアンカーボルト21の最小の直径よりも小さい。
シングルパス・掘削装置の基本的な概念は、ボルトがドリル鋼部を包囲しつつ穴部を掘削し、次いで、ビットを引込めて再利用することである。ビット部分の損失は存在しない。シングルパス・ドリル装置10はスウェーデン特許第0400597−1号においてさらに詳細に記載されており、シングルパス・ドリル装置についての開示を参照することによって記載に代える。
図2Aおよび図2Bを参照すると、ドリルビット16は以下のように形成されている。単一部材ドリルビット16は、二つの一体的な部分、すなわち、装置10全体を適切に案内するのに十分な長さLを有するパイロット部14と、リーマ部19とを有している。パイロット部14の中心線または中間線であるCL1は、リーマ部の第一の中心線CL2に対して平行に延びる軸線CL3に対し、鋭角の第二の角度αを形成している。角度αは、0度を除く−20度から+20度までの角度であり、好ましくは+0.1度以上でかつ+15度以下である。「+」の指標は、図2Aおよび図3Aにおいて示されている。中間線CL1は、掘削時において穴部22の軸線と概ね合致する。パイロット部14の中間線CL1もまた、掘削時におけるアンカーボルト21の中心線と概ね合致するが、ドリルビットの引込時は合致しない。掘削しない場合には、リーマ部19の中心線または中間線CL2とドリル鋼部11の中心線とは合致している。パイロット部14とリーマ部19とのどちらも、半径方向断面において円形または対称的である必要がないことに注意すべきであり、線CL1とCL2とに対する言及は、各部分における中間線を平均した参考として理解されるべきである。
単一部材の岩石用ドリルビット16は、超硬合金手段、すなわち、のみ部および/またはボタン部17、18A、18B、18Cと、本体25とから構成されている。ドリルビットの本体は鋼から形成されている。本体25は、ほぼ円筒形のパイロット部14と、ほぼ円錐形のリーマ部19とから構成されている。パイロット部14が円錐形形状を有してもよく、リーマ部19が円筒形形状を有してもよい。パイロット部は、直径方向に延びるのみ部17もしくは図示しない二つまたはそれ以上の直径方向にほぼ整列した前方ボタンを担持する前面を有している。リーマ部19は円形の半径方向断面を有しうる。リーマ部は、一つまたはそれ以上の前方ボタン、この場合においては三つの前方ボタン18A、18B、18Cを担持する前面を有している。前面は凸状であるかまたはほぼ平坦であってもよい。ボタン18A、18B、18Cは、リーマ部に周方向アーチ部を形成してもよい。ボタン18A、18B、18Cは、掘削時に鋼製本体25よりも大きい直径を有する穴部22を切削するために、リーマ部の周辺の外側にやや突出してもよい。リーマ部における超硬合金製のボタンの数は、ドリルビットの直径の大きさに応じて変化させてもよい。チップ経路および陥凹部は、リーマ部の隣接したボタンの間であって流出媒体が通過できる領域に形成される。岩石用ドリルビット16は、連結部によりドリル鋼部11に結合されるべきであり、通常の方法により回転運動と衝撃とを伝達する。ドリル鋼部11は、流出媒体を搬送する流路を含んでいる。流出媒体のための主要流路はドリルビットの内側に形成される。この主要流路は、流路の前方端において多数の分岐通路と連通し、これら分岐通路は前面に通ずる。実際のところ、流出媒体は水、セメントまたは空気である。パイロット部は、穴部22に対して小さい直径および長さのパイロット穴部22Aを掘削する。パイロット部14の長さLは、リーマ部の中心線CL2に対して平行な方向においてパイロット部の最前方部分と最前方に在るリーマボタン18A、18B、18Cとの間の距離として定義されている。長さLは少なくとも10mmであり60mm以下であって、ドリルビットに対する良好な案内作用と良好な耐用年数とを提供する。本実施形態におけるリーマボタンは、導入ボタン18Aと中間ボタン18Bと追従ボタン18Cとである。掘削時においてリーマ部19における最大の反力は、導入用岩石切削手段18Aと中間岩石切削手段18Bとに作用する。それゆえ、のみ部17を通る軸線方向の面は、導入用岩石切削手段18Aと中間岩石切削手段18Bとの間を通過する角度により設置されている。言い変えれば、好ましくは岩石切削手段またはのみ部17を通る中線であってリーマ部19の中心線CL2に対して垂直である想像線Sは、中心線CL2に対する法線Nに対して鋭角の第一の角度βを形成している。法線Nはドリルビット16の回転方向Rに導く岩石切削手段またはボタン18Aと交差している。角度βは、好ましくは0度以上でかつ20度以下である。リーマ部19における導入用岩石切削手段がボタンである場合には、法線Nは岩石切削手段の中心線と交差する。リーマ部19における導入用岩石切削手段が他の形状を有する場合には、法線Nは回転方向Rにおける導入用岩石切削手段の最前方点と交差する。掘削時にはリーマ部19における最も大きい反力は、導入ボタン18Aと中間ボタン18Bとに作用する。とくに岩石切削手段17は少なくとも包囲表面50にまで延びている。それゆえ、導入ボタン18Aに対して特定の関係をなすように岩石切削手段17をパイロット部分の包囲表面50に位置決めすることにより、岩石切削手段17は、掘削時に最も磨耗を受けるリーマの位置に耐摩耗手段17’を形成するようになる。従って、前記耐摩耗手段17’は第一の岩石切削手段17に対して一体的である。包囲表面50またはドリルビットのすそ部51に接していて中心線CL2に対して平行な接線Tは、パイロット部の前方端において、パイロット部の周囲に対し半径方向距離Xを形成する。半径方向距離Xはゼロではなく、そして好ましくは−5mm以上でかつ好ましくは+5mm以下である。
説明した形状は、パイロット穴部22Aとパイロット部14との間の良好な掘削結果とより良好な接触表面とを提供する。リーマ部に向かって或る度合いだけ傾斜しているパイロット部を有することにより、より良好な掘削結果が達成される。なぜならば、掘削時にドリル鋼部は常に同じ方向にたわみ、ドリル鋼部11のたわみは、ボタン18A〜18Cよりも軸線方向下方に在るすそ部51の軸線方向の下方端52における接触部によって制限されるからである。岩石と接触することとなるすそ部の下方端52は、表面処理により鋼製の本体25の他の部分より硬くされるか、または、摩耗を減らすための硬いインサートが下方端52に設けられる。
シングルパス・岩石掘削装置10の動作を図1A〜図1Gに示す。図3Aおよび図3Bは例えば図1Cに対応する。ドリル鋼部11のたわみ度合いは、図3Aにおいて多少誇張して表示されている。ドリルビット16はドリル鋼部11に例えばネジ式により連結されている。標準的なドリルジャンボなどの掘削機械はドリル鋼部を保持している。ボルト21は、好ましくは自動的にドリル鋼部11の周りに供給され、掘削方向Fにおいてドリルビット16の後方部に位置決めされる。図1Aにおいては、パイロット部14は、まず最初に岩石に対して当接し、円弧補間(circular interpolation)時に短時間で岩石表面を切削するようになる。次いで、図1Bにおいては、パイロット部14は正確な中心位置を検出して、中心に掘削を開始し、同時にドリル鋼部11はパイロット部14の中心線CL1に対して揺動し始める。次いで、リーマ部19は岩石の表面に接触し、パイロット部14により形成された穴を広げ始める。程なくして、ボルト21が穴に到達し、図1Cに示されるように穴内に押込められる。通常、ボルト21はドリルビット16から軸線方向に間隔を空けて配置されている。ボルト21の直径は、好ましくは穴部22の直径よりも小さい。図1Dを参照すると、掘削機械の継手スリーブ26によりボルトが前方に押されている間、異なる部分の供給が停止されるまで、ドリルビット16は掘削して穴部22を広げ続ける。穴部22の深さは、ボルト21の長さによってほぼ定まる。すなわち、穴部22の深さは、図1Eを参照するとボルトの追従端に位置決めされた座金23が岩石表面または穴部の入口に到達して追加の供給が停止されることにより定まる。掘削機械にはアンカーボルト押出機が存在する。ボルト押出機は、ドリル鋼部により駆動される継手スリーブ26または当盤工具(dolly tool)である。当盤工具は通常、挿入時にドリル鋼部とボルトと共に回転する。しかしながら、例えば機械的なアンカーボルトの場合には、ボルトは挿入時に、例えば回転しないよう保持されてもよい。当盤工具は、完全に挿入したときに、アンカーボルトにトルクを与えることができる。当盤工具は、さらにドリル鋼部に沿って摺動して、機械的なシェルボルト(Shell bolt)とグラウト仕上げされたボルトとの設置を容易にすることができる。図1Eは、ドリル鋼部とドリルビットとがまだアンカーボルト内に在る状態で、完全に挿入されたアンカーボルト21を示している。押出機はプレートを岩石面に押出す。座金は、アンカーボルトの追従端において膨張部24と協働する中央穴部を有する通常の留めていないプレートであってもよい。次いで、図1Fを参照すると、ドリルビットはパイロット穴部22Aから引込まれる。アンカーボルトとドリルビットとの間の軸線方向の空間はパイロット穴部22Aの深さよりも大きいことが好ましく、そのことにより、アンカーボルトの導入端がドリルビットの引込みに干渉することがない。ドリルビットとドリル鋼部とは完全に引込まれることができ、繰り返される掘削作業に再使用されうる。
本装置10を駆動する機械は、トップハンマ(top hammer)掘削機械、ピュアロータリ(pure rotary)機械、または、ダウンザホール(down−the−hole)機械であってもよい。
リーマ部から離れて対面するドリルビット側における摩耗は耐摩耗岩石切削手段17’により受容されるので、本発明によるドリルビットは良好な耐摩耗性を備えていて、好ましい掘削結果を提供する。
リーマ部から離れて対面するドリルビット側における摩耗は耐摩耗岩石切削手段17’により受容されるので、本発明によるドリルビットは良好な耐摩耗性を備えていて、好ましい掘削結果を提供する。
本願明細書において記載された発明は、これら具体的に記載された発明以外の変更、修正および/または追加を受け入れる余地があり、本発明は請求項の範囲内にある変更、修正および/または追加を含むものとして理解されるべきである。
Claims (10)
- シングルパス・アンカーボルト留用に形成された単一部材ドリルビットであって、前記ドリルビット(16)は、ドリル鋼部と堅固に連結されるようになっている連結部分とパイロット部(14)とリーマ部(19)とを有しており、前記パイロット部(14)は第一の岩石切削手段(17)を有しており、前記リーマ部は第一の中心線(CL2)と第二の岩石切削手段(18A、18B、18C)とを有しており、前記第二の岩石切削手段は前記連結部分と前記第一の岩石切削手段との間において前記パイロット部の一側に軸線方向に設置されており、前記ドリルビットは回転方向(R)を有するドリルビットにおいて、
前記リーマ部(19)から離れて対面する前記パイロット部(14)の側部には、耐摩耗手段(17’)が設けられており、前記耐摩耗手段(17’)は、前記第一の岩石切削手段(17)に一体的であることを特徴とするドリルビット。 - 前記第一の岩石切削手段(17)を通って延びていて、前記リーマ部(19)の前記第一の中心線(CL2)に対して垂直な想像線Sは、前記第一の中心線に対する法線(N)と鋭角の第一の角度(β)を形成しており、前記法線(N)は、前記ドリルビット(16)の前記回転方向(R)に導く岩石切削手段(18A)と交差している請求項1記載のドリルビット。
- 前記第一の角度(β)は、0度以上でかつ20度以下である請求項2記載のドリルビット。
- 前記リーマ部(19)における導入用岩石切削手段(18A)はボタンであり、前記法線Nは前記導入用岩石切削手段(18A)の中心線と交差する請求項2または3記載のドリルビット。
- 前記法線(N)は前記回転方向(R)において前記導入用岩石切削手段の最前方点と交差する請求項2または3記載のドリルビット。
- 前記第一の岩石切削手段はのみ部(17)であり、前記第二の岩石切削手段は少なくとも三つのボタン(18A、18B、18C)である請求項2または3記載のドリルビット。
- 前記パイロット部(14)の中間線(CL1)は、前記第一の中心線(CL2)に対して平行に延びる軸線(CL3)と鋭角の第二の角度(α)を形成している請求項1から6の何れかに記載のドリルビット。
- 前記第二の角度(α)は、0度を除く−20度から+20度までの角度である請求項7記載のドリルビット。
- 前記パイロット部(14)の長さ(L)は、前記第一の中心線(CL2)に対して平行な方向において前記パイロット部の最前方部分と最前方に在る前記第二の岩石切削手段(18A、18B、18C)との間の距離として定義されており、前記長さ(L)は少なくとも10mmであり60mm以下である請求項1から8の何れかに記載のドリルビット。
- 掘削手段とアンカーボルト(21)とを備えたシングルパス・掘削装置において、
請求項1から9の何れかに記載の単一部材ドリルビット(16)を備えた掘削装置。
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