JP2009506600A - サービス品質およびチャネル特性に応じたスケジューリング - Google Patents

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Abstract

フレームの時間間隔にてデータパケットを送信し、かつ適応変調・符号化を適用する無線通信システムにおいて、複数のデータフローを複数の共有チャネルにスケジューリングする方法を説明する。この方法は、データフローと共有チャネルとのすべての組合せの少なくとも一部について、仮想リンクアダプテーションパラメータを、各共有チャネルからの状態情報に基づいて、かつ、各データフローのサービス品質要件に基づいて、求めるステップと、データフローと共有チャネルとのこれらの組合せの潜在的なデータレートを、仮想リンクアダプテーションパラメータに基づいて計算するステップと、データフローと共有チャネルとのこれらの組合せの優先度値を、潜在的なデータレートに基づいて計算するステップと、共有チャネルの少なくとも一部について、1つのフレームの時間間隔中にこれらの共有チャネルのそれぞれにおいてデータを送信するデータフローを、計算された優先度値に基づいて選択するステップと、を含んでいる。

Description

本発明は、少なくとも1つの送信器と少なくとも1つの受信器との間でのデータの通信に関する。本発明は、特に、移動通信システムや衛星通信におけるように、時間変動チャネルもしくは周波数変動チャネル、またはその両方(time-variant and/or frequency-variant channel)を通じてデータが送信される通信システムに適用することができる。
以下の説明では、ダウンリンク送信を中心に説明するが、一般性を失うことなく、アップリンク送信にも有効である。
ダイナミックチャネル割り当て(DCA)
ダイナミックチャネル割り当て(DCA)方式を採用する無線通信システムにおいては、無線インタフェースリソースのうちの少なくとも一部が複数の異なるユーザ(移動局)に動的に割り当てられる。R.van Nee、R.Prasadの「OFDM for Wireless Multimedia Communications」(Artech House, ISBN 0 89006 530 6、2000年、p.213〜228)と、H.Rohling、R.Grunheidの「Performance of an OFDM-TDMA mobile communication system」(Proc. IEEE Vehicular Technology Conf. (VTC’96)、ジョージア州アトランタ、p.1589〜1593、1996年)を参照されたい。これらの動的に割り当てられるリソースは、通常では共有物理チャネル(Shared Physical Channel)によって定義され、共有物理チャネルは、例えば、符号分割多元接続(CDMA)システムにおける1つまたは複数の一連の符号、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムにおける1つまたは複数の一連のサブキャリア(サブチャネル)、あるいは、直交周波数符号分割多元接続(OFCDMA)または複数搬送波符号分割多元接続(MC CDMA)システムにおけるこれらの組合せに相当する。
本明細書の説明においては、サブチャネルは、少なくとも1つのサブキャリアを含んでいるものとし、サブチャネルに属すサブキャリアは、互いに隣接するように選択する、または、送信帯域幅上に分散させることができる。サブチャネルあたりのサブキャリアの数は、サブチャネルによって異なっていることができる、もしくは動的に構成する、またはその両方とすることができる。
図1および図2は、それぞれ、単一の共有物理チャネルおよび複数の共有物理チャネルを有するシステムにおけるDCA方式を示しており、PHYフレームは、いわゆるスケジューラ(PHY/MACスケジューラ)がDCAを実行するうえでの単位である。
複数共有チャネルのシステムは、1つの共有チャネルが複数のサブチャネル(リソース)から成る単一共有チャネルのシステムとみなすこともできることに留意されたい。この場合、複数のユーザ(移動局)を同じ共有チャネルに一度に割り当てることはできるが、異なるサブチャネルに一度に割り当てることはできない。
図1は、4つの移動局U,...,Uのデータが1つの共有物理チャネル102を通じて送信される構造を示している。矢印101は時間軸を表している。ボックス103〜108はPHYフレームを表しており、この場合、説明上の例として、フレーム106は第1の移動局のデータを搬送し、フレーム103は第2の移動局のデータを搬送し、フレーム104および108は第3の移動局のデータを搬送し、フレーム105および107は第4の移動局のデータを搬送する。この例においては、周波数分割または符号分割デュプレックスシステムを示してあり、図示した共有物理チャネル用に1つのリソース/サブチャネル(すなわち周波数帯または符号)が継続的に利用可能である。アップリンクPHYチャネルとダウンリンクPHYチャネルとが1つの周波数または符号を共有するTDDの場合、反対方向へのチャネル送信時に対応して、1つのチャネルのフレームの間またはフレーム内にギャップが存在する。この場合についても、以下のすべての説明は同様に適用可能である。
図2は、4つの移動局に指定されているデータを、N個の共有物理チャネル202〜205によって送信する場合を示している。矢印201は時間軸を表している。列230〜235は、すべてのチャネルの時間単位としてのPHYフレームを表している。ボックス206〜229は、PHYチャネルおよびPHYフレームによって定義されるデータ単位を表している。例えば、ボックス206〜211の中のデータはPHYチャネル1を通じて送信され、ボックス206,212,218,224の中のデータはフレーム230において送信される。提示した例においては、データユニット208,212,220,221,223,225,227は第1の移動局Uのデータを搬送し、206,207,215,217,226,228は第2の移動局Uのデータを搬送し、209,210,224,229は第3の移動局Uのデータを搬送し、211,213,214,216,218,219,222は第4の移動局Uのデータを搬送する。
第三世代CDMA移動通信システムにおいては、3GPP(UMTS)規格のHSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス:High Speed Downlink Packet Access)(3GPP, Technical Specification 25.308; High Speed Downlink Packet Access (HSDPA); Overall description; Stage 2, v. 5.3.0、2002年12月)と、3GPP2 CDMA 2000規格のHDR(High Data Rate)(QUALCOMM社の「1xEV: 1x Evolution IS-856 TIA/EIA Standard - Airlink Overview」(http://www.qualcomm.comから入手可能))によって、パケットベースのDCAが導入されている。
リンクアダプテーション(LA)手法
DCAの恩恵を利用するため、通常では、適応変調・符号化(AMC:Adaptive Modulation and Coding)やハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)などのリンクアダプテーション(LA)手法と組み合わせる。
適応変調・符号化(AMC)
適応変調・符号化(AMC)を採用する場合、スケジューリング対象のユーザのPHYフレームにおけるデータレートが、MCS(変調・符号化方式:Modulation and Coding Scheme)を変更することにより、各リンクの瞬間的なチャネル品質に応じて動的に適合化される。当然ながら、この方式では、各受信器へのリンクのチャネル品質を送信器側で推定することが要求される。AMCの詳細については、上に引用したH.Rohling、R.Grunheidの論文、上に引用した3GPP TS25.308仕様書、A.Burrの「Modulation and Coding for Wireless Communications」(Pearson Education, Prentice Hall, ISBN 0 201 39857 5、2001年p.255〜267)、C.Y.Wong、R.S.Cheng、K.B.Letaief、R.D.Murchの「Multiuser OFDM with Adaptive Subcarrier, Bit, and Power Allocation」(IEEE J. Select. Areas Commun., vol. 17、No.10、1999年10月)を参照されたい。
ハイブリッド自動再送要求(HARQ)
HARQ(ハイブリッド自動再送要求)方式は、MCSレベルの選択に起因するPHYフレームの誤り率(例えば、チャネル品質の間違った推定による誤り率、特定のチャネル品質に対して選択されるMCSレベルに固有な誤り率)に対処する目的で、次の層(またはサービス/アプリケーション)に供給されるデータ/パケットの損失率(再送信後に残るPHYフレーム誤り率)を制御するために使用される。上に引用したH.Rohling、R.Grunheidの論文、S.Kallelの「Analysis of a type II hybrid ARQ scheme with code combining」(IEEE Transactions on Communications, Vol.38, No. 8、1990年8月)、S.Lin、D.J.Costello Jr.の「Error Control Coding: Fundamentals and Applications」(Prentice-Hall、1983年、p.458〜497)、S.Lin、D.J.Costello、M.J.Millerの「Automatic repeat request error control schemes」(IEEE Commun. Mag., vol. 22, No.12、p.5〜17、1984年12月)を参照されたい。
スケジューラ
DCAおよびLA(AMCもしくはHARQ、またはその両方)を利用するシステムにおいては、どのリソースをどの移動局に割り当てるかを、MAC/PHYスケジューラというエンティティが決定する。一般に使用されている方法では、集中型スケジューリングを使用し、この場合、スケジューラは送信器(ダウンリンクの場合には基地局)に配置される。
スケジューラの一般的な目的は、ユーザ間の公平性を達成する、システムのスループットを最大にする、スケジューリング対象の移動局に提供されるアプリケーション/フローのサービス品質(QoS)要件(例:遅延、データレート、損失率、ジッタ)を満たす、のうちの少なくとも1つである。
プロポーショナルフェア(PF:Proportional Fair)スケジューラ
プロポーショナルフェアスケジューラ(例えば、J.M.Holzmanの「Asymptotic analysis of proportional fair algorithm」(Proc. IEEE PIMRC 2001、カリフォルニア州サンディエゴ、p.F33〜F37、2001年10月)を参照)は、定義されているタイムウインドウ内での各ユーザに送信される平均データレートを維持し、複数の異なるユーザに提供される平均的なチャネル条件に対する瞬間的なチャネル条件の比(または平均データレートに対する瞬間的な可能なデータレートの比)を調べ、比が最大であるユーザを選択する。このスケジューラでは、ラウンドロビンスケジューリングと比較してシステムのスループットが高まる一方で、割り当てられるリソースに関する長期的な公平性が維持される。従来のプロポーショナルフェア(PF)スケジューラの実施形態は以下のように機能する。
・ 各スケジューリング時刻tにおける特定の共有物理チャネル(例:図1によるPHYフレーム)について、各移動局mの優先度関数P(t)を次のように計算する。
Figure 2009506600
この式において、tは時間インデックス(n番目のPHYフレーム/時間スロット)を表し、DRC(t)は、AMCに従ったときの時刻tにおける移動局mの潜在的に達成可能なデータレートを表しており(一般的には、移動局からのSIRフィードバックか、基地局における、リンクの既知/推定SIR値のいずれかを使用して計算される)、R(t)は、時刻tまでの(通常はタイムウインドウ化される)その移動局に提供される平均レートを表している。
・ 現在のフレームにおいて、優先度P(t)が最大である移動局m*をスケジューリングする。
Figure 2009506600
PFスケジューラはピーク方式(riding-on-peak)スケジューラとも呼ばれ、なぜなら、移動局の瞬間的なチャネル条件がピークである場合に優先的に移動局をスケジューリングするためである。一般的な想定として、システム内のすべての移動局はチャネル統計値が類似しているものとする。PFスケジューラは、長期ベースで公平性を維持するが、短期ベースでは不公平なことがある。
係数αおよびβを導入することによって、PFスケジューラを一般化することができる。これにより、公平性とシステムのスループットパフォーマンスとの間の妥協点を調整することができる。この場合、スケジューリングする移動局m*の選択は、以下のように行われる。
Figure 2009506600
この式において、αおよびβは一般に負でない。
αおよびβの以下の組合せは特殊な場合を表している。
・ α=1∧β=1:従来のPFスケジューラ(式1および式2を参照)
・ α=1∧β=0:最大レート(MR)スケジューラ。最大レートを達成できる移動局をスケジューリングする
・ α=0∧β=1:移動局に供給されるデータレートに関して公平なスケジューラ(無線インタフェースリソースに関しては公平ではない)
(一般化された)PFスケジューラでは、QoS要件が考慮されない。
次のセクションでは、PHYチャネル状態とQoS要件とを考慮するスケジューリング方法について説明する。
M−LWDFおよび「指数規則」のスケジューラ
M−LWDF(Modified-Largest Weighted Delay First)(M.Andrewsらの「Providing quality of service over a shared wireless link」(IEEE Commun. Mag.、p.150〜154、2001年2月)を参照)と、「指数規則」(Sanjay Shakkottai、Alexander L.Stolyarの「Scheduling Algorithms for a Mixture of Real-Time and Non-Real Time Data in HDR」(Technical Report, University of Illinoisat Urbana-Champaign, BellLaboratories, Lucent Technologies)を参照)は、QoSを効率的にサポートすると同時に、HDRのための無線インタフェースを効率的に利用するスケジューリング方法であり、この場合、一度に1人のユーザのみがデータを受信するものと想定し、すなわち、単一の共有物理チャネル102を想定する。
図3は、M−LWDFおよび「指数規則」のスケジューラのブロック図を示している。物理層/メディアアクセス制御(MAC)層スケジューラ300におけるユニット301は、AMCユニット305における適応変調・符号化を採用している共有物理チャネル102を通じて送信するパケットとして、ユーザm=1,...,Mに対応するキュー302,...,304のパケットを選択する。ユニット306は、項W(t)、またはW(t)に依存する指数規則項を計算する。これらの項はキューの状態を反映している。ユニット307は、ユーザmの潜在的なデータレートDRC(t)と、平均データレートR(t)とを計算する。これらの値は、M人のユーザの実際のチャネル状態SIR(t)を反映している。ユニット301は、各フレームtにおける各ユーザmの優先度関数を、W(t)または指数規則項と、R(t)との両方とに基づいて計算し、優先度関数値が最大であるキューのHOLパケット(行頭(Head-Of-Line):キュー内の次のパケットであり、一般には遅延が最大であるパケット)を、送信する次のパケットとしてスケジューリングする。
M−LWDFを採用しているシステム内のユーザ(移動局)がM人である場合、スケジューリングの各瞬間tにおいて、次のように、優先度関数が最大であるユーザm*を送信対象として選択する。
Figure 2009506600
Figure 2009506600
上式において、DRC(t)は、時刻tにおけるユーザmの利用可能なデータレートを表しており(PFスケジューラの場合の式1〜式3と同じ)、W(t)は、ユーザmに提供されるフローのHOLパケットの遅延を表している。フローによっては、HOLパケットの遅延W(t)を、送信バッファ内のパケットキュー長を表すパラメータQ(t)に置き換えることができる(上に引用したM.Andrewsらの論文を参照)。
式4から理解できるように、優先度関数は、ユーザの現在のチャネル状態(潜在的なデータレートDRC(t)に反映される)と、パケットキューの現在の遅延/バッファ状態と、値γとに依存する。このように、M−LWDFスケジューラでは、PHYの条件とQoS要件とを考慮する。
上に引用したM.Andrewsらの論文によると、M−LWDFの好ましい実施形態(ソリューション)では、
Figure 2009506600
である。この式において、R(t)はユーザmの平均データレートであり、Tはユーザmの遅延しきい値、δは遅延しきい値を超える最大確率(静的QoS要件)を表しており、すなわち、これらはQoS要件(Wはパケット遅延を表す)
Figure 2009506600
を表している。従って、式4は次のようになる。
Figure 2009506600
M−LWDFスケジューラについてのさらなる詳細(例えばトークンバケットアルゴリズムとの可能な組合せなど)は、上に引用したM.Andrewsらの論文に記載されている。M−LWDFスケジューラについては、欧州特許出願公開第1130872号明細書にさらに記載されている。
「指数規則」スケジューラの場合、単にHOLパケット遅延W(t)が指数項に置き換わるように式4を修正する(上に引用したShakkottai、Stolyarの論文を参照)。従って、優先度関数は次のようになる。
Figure 2009506600
この式において、
Figure 2009506600
である。
また、この式において、γおよびpは一連の正の定数である。
「指数規則」スケジューラをさらに修正したバージョンは、Kapseok Chang、Youngnam Hanの「QoS-based adaptive scheduling for a mixed service in HDR system」(PIMRC 2002, vol. 4、p.1914〜1918、2002年9月)に記載されている。
なお、上述したM−LWDFベースのスケジューラにおいては、PHY依存項(DRC(t)およびR(t))とQoS項(M−LWDFの場合にはW(t))は互いに依存せず、独立して計算することができる。
通信システムにおけるトラフィックは増しており、サービス品質の需要も高まっているため、高い無線インタフェース効率を提供し、必要なQoSをより良好に満たす改良されたスケジューリングアルゴリズムの強い要求が存在している。さらには、複数の共有チャネル構成をサポートするスケジューリングアルゴリズムの要求が存在している。
本発明の目的は、上述した要求に応えることである。この目的は、請求項1による方法と、請求項14によるコンピュータ可読記憶媒体と、請求項15による送信装置と、請求項17による基地局と、請求項18による移動局とによって達成される。有利な実施形態は従属請求項の主題である。
本発明は、M−LWDFおよび「指数規則」のパケットスケジューラの優先度関数よりも改良された新しい優先度関数を定義する。
開示する優先度関数は、以下の特徴、
■ チャネル依存型のスケジューリングをすること
■ フローとユーザを個別に扱うこと
■ (M−LWDFおよび「指数規則」の場合のHOLパケットのみならず)フローごとの送信すべき複数の保留中パケット(pending packet)の遅延を考慮すること
■ 公平性、スループット、QoS要件の達成、およびフロー特性を最適化し得ること
■ 複数のフローを同時に処理し得ること
を提供する。
1つの態様においては、本発明は、フレームの時間間隔にてデータパケットを送信し、かつ適応変調・符号化を適用する無線通信システムにおいて、複数のデータフローを複数の共有チャネルにスケジューリングする方法を提供する。この方法は、データフローと共有チャネルとのすべての組合せの少なくとも一部について、仮想リンクアダプテーションパラメータを、各共有チャネルからの状態情報に基づいて、かつ、各データフローのサービス品質要件に基づいて、求めるステップと、データフローと共有チャネルとの組合せの潜在的なデータレートを、仮想リンクアダプテーションパラメータに基づいて計算するステップと、データフローと共有チャネルとの組合せの優先度値を、潜在的なデータレートに基づいて、
Figure 2009506600
を使用して計算するステップであって、sが共有チャネルを表しており、kがデータフローを表しており、tが特定のフレームを表しており、Ps,k(t)が、フレームtにおける共有チャネルsにおけるデータフローkの計算される優先度値であり、Dが、データフローkのサービス品質要件に依存する値であり、S(t)が、フレームtにおけるフローkの重みであり、Gs,k(t)が、データフローkの現在のバッファ状態を反映するメトリックであり、Cs,k(t)が、共有チャネルsにおけるデータフローkの現在の潜在的なデータレートを反映するメトリックである、ステップと、を含んでいる。この方法は、共有チャネルの少なくとも一部について、1つのフレームの時間間隔中に共有チャネルの一部のそれぞれにおいてデータを送信するデータフローを、優先度値に基づいて選択するステップ、をさらに含んでいる。
本発明の別の態様においては、コンピュータ可読記憶媒体が命令を格納しており、命令が無線通信システムの基地局のプロセッサにおいて実行されたときに、それに起因して、プロセッサが、上述した方法を実行する。
本発明のさらなる態様は、フレームの時間間隔にてデータパケットを送信し、かつ適応変調・符号化を適用する無線通信システムの基地局を提供する。この基地局は、データフローと共有チャネルとのすべての組合せの少なくとも一部について、仮想リンクアダプテーションパラメータを、各共有チャネルからの状態情報に基づいて、かつ、各データフローのサービス品質要件に基づいて、求めるように構成されている仮想リンクアダプテーション手段と、データフローと共有チャネルとの組合せの潜在的なデータレートを、仮想リンクアダプテーションパラメータに基づいて計算する手段と、データフローと共有チャネルとの組合せの優先度値を、潜在的なデータレートに基づいて、
Figure 2009506600
を使用して計算するように構成されているスケジューラであって、sが共有チャネルを表しており、kがデータフローを表しており、tが特定のフレームを表しており、Ps,k(t)が、フレームtにおける共有チャネルsにおけるデータフローkの計算された優先度値であり、Dが、データフローkのサービス品質要件に依存する値であり、S(t)が、フレームtにおけるフローkの重みであり、Gs,k(t)が、データフローkの現在のバッファ状態を反映するメトリックであり、Cs,k(t)が、共有チャネルsにおけるデータフローkの現在の潜在的なデータレートを反映するメトリックである、スケジューラと、を備えている。スケジューラは、共有チャネルの少なくとも一部について、1つのフレームの時間間隔中に共有チャネルにおいてデータを送信するデータフローを、優先度値に基づいて選択するように、さらに構成されている。
添付の図面は、本発明の原理を説明する目的で、本明細書に組み込まれておりその一部を形成している。これらの図面は、本発明を構築および使用する方法の図解および説明した例に本発明を制限するようには解釈されないものとする。さらなる特徴および利点は、添付の図面に図解してある、本発明の以下のさらに具体的な説明から明らかになるであろう。
以下では、本発明の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明する。同様の要素および構造は、同様の参照数字によって表してある。
図4は、欧州特許出願第04013495.9号および第04013494.2号と、国際特許出願PCT/EP2004/013776およびPCT/EP2004/013777に定義されている、本発明において使用できる単純化されたスケジューラアーキテクチャを示している。
図4の例においては、フロー(キュー)401〜405のそれぞれは、1つだけのQoSクラスまたはサービスカテゴリのパケットのみを含んでいる。これにより、仮想リンクアダプテーションユニット406および優先度計算ユニット407からパケット関連情報へのアクセスが単純なものとなり、単純なFIFO(「先入れ先出し」)バッファ機能が達成され、なぜなら、サブチャネル(共有物理チャネル)スケジューラ408は、選択されるQoSクラスまたはサービスカテゴリのキューに最初に入れられたパケット(行頭「HOL」パケット)を必ず最初に取り出すことができるためである。
前述したように、この種類のシステムはARQ機能も実施している。すなわち、いくつかのパケットを再送信する必要があり得る。これらのパケットは、開示するコンセプトとは個別に扱うことができ、または単純に、送信されていないデータと同じように扱うことができる。この場合、ARQプロトコルの影響も含まれ、例えば、送信キュー内のいくつかのパケットについては、ARQフィードバックを待機しているため、スケジューリングにおいて利用可能でないことがある。ARQは開示するコンセプトの目的ではないため、以下ではARQの機能/影響については省略する。
仮想リンクアダプテーションユニット406は、スケジューリングメトリックのための基礎情報として、サービスカテゴリと物理チャネルの組合せの少なくともいくつかについて、潜在的なデータレートに関する情報を計算する。これらの値の計算は、サブチャネルの状態に関する情報(例:信号対雑音比、送信損失)(矢印409)と、フローのバッファ状態(矢印410)とに基づく。特定の物理データレートにおいて完全なフレームを埋めるだけの十分なデータがバッファに存在しない場合、サブチャネルから得ることのできる潜在的なデータレートの上限をバッファ状態によって設定することができる。サブチャネルに関する状態情報またはチャネル品質情報は、データの受信者(すなわちユーザ1および2の移動局)から受け取ることができ、または、送信器側がチャネル推定によって測定することができる。サブチャネルとQoSクラスまたはサービスカテゴリの組合せのそれぞれについて、達成可能なデータレートが計算され、これは有利である。
達成可能なデータレートは、送信パラメータ(例えば、前方誤り訂正の符号化レートおよび方式、変調方式、電力制御、HARQ方式、冗長性バージョンの選択)に依存するため、データレートを計算するための入力としてこれらの値を想定する必要がある。従って、仮想リンクアダプテーションユニット406は、これらの想定も行い、本文書では、この処理をその推測的な特性から「仮想リンクアダプテーション」と呼ぶ。関連する情報のすべてを優先度値計算ユニット407に渡すことができる(矢印411)。
サブチャネルスケジューラ408は、スケジューリングメトリックのための基礎情報として、サブチャネル202〜205とQoSクラスまたはサービスカテゴリとの組合せのそれぞれの優先度情報を、優先度値計算ユニット407から受け取る。この優先度の計算は、そのサービスカテゴリに属す、バッファ内のデータを配信するうえでの期限(due time)から、実際の時間(「存続時間」(“time to live”))を減じた差異に基づくことができる。あるいは、この優先度の計算は、望ましい送信データレートと近い過去における実際の送信レートとの比に基づくことができる。優先度の計算が、1つのQoSクラスまたはサービスカテゴリの中でデータパケットによって異なりうる特性に基づく場合、カテゴリ内のバッファリングされているすべてのパケットの最悪の値を求めて、優先度値の計算に使用することができる。
優先度値は、仮想リンクアダプテーションユニット406からの入力にも依存させることができる。すべてのQoSクラスまたはサービスカテゴリについて、同じアルゴリズムを使用して優先度値を計算することができる。あるいは、各QoSクラスまたはサービスカテゴリにおいて最も重要であるパラメータに応じて、QoSクラスまたはサービスカテゴリごとに異なるアルゴリズムを使用して計算することができる。そのようなパラメータとしては、必要なデータレートまたは実際のデータレート、必要なパケット誤り率または実際のパケット誤り率、必要なパケット遅延または実際のパケット遅延が挙げられる。別の代替形態としては、QoSクラスの固定優先度またはサービスカテゴリの固定優先度を表す固定値、あるいはユーザ依存値を表す固定値を、優先度値として使用する、または優先度値を計算するための係数として使用することができる。
スケジューラは、優先度計算ユニット407から入力される情報に基づいて、好ましくは各フレームについて、サブチャネル412〜415のそれぞれのスケジューリングメトリックを計算する。スケジューラは、このスケジューリングメトリックに基づいて、処理するデータフローを選択し、選択したデータフロー(キュー)からのデータを共有サブチャネルにマッピングする。共有チャネルのコンセプトに従うと、任意のフロー(図4におけるキュー401〜405)からのデータを、任意の共有PHYチャネル412〜415にマッピングすることができる。しかしながら、1つのPHYフレームの中では、1つのサービスカテゴリからのデータを必ず1つのサブチャネルにマッピングすることが好ましい。これにより、サブチャネルスケジューラ408から受け取るデータブロックの符号化および変調を実行するAMCユニット416〜419において、QoS要件に従ったリンクアダプテーションを行うことができる。
サブチャネルスケジューラ408は、マッピングの決定に基づいて、物理データブロックにまとめるパケットを指定されたデータフローから集め、スケジューリングしたデータブロックをAMCユニット416〜419に渡す。AMCユニット416〜419は、適切に処理するための送信パラメータ情報をさらに受け取る。このことはさまざまな方法で達成できるが、いずれの場合にも、共有物理チャネルそれぞれの実際のデータレートと、スケジューリングを決定するための基礎情報として仮想リンクアダプテーションによって計算されたデータレートとが整合する。
図5は、スケジューリングの各瞬間に実行されるスケジューラのアルゴリズムの単純化されたフローチャートを示している。
最初に、S5501において、「仮想リンクアダプテーション」ブロックが、スケジューリングする次の無線フレームについて、各サブチャネル412〜415における各フロー401〜405の潜在的なデータレートを計算する。フローの数Kは、ユーザの数Mとは異なっていてもよく、なぜなら、ユーザが一度にいくつかのフローを持つ、あるいは非アクティブである(フローを持たない)ことがあるためである。一般的には、N個の共有チャネル(例:OFDMAにおけるサブチャネル)が定義されている場合、「仮想リンクアダプテーション」ブロック406はM×N個のチャネル状態を受け取る。これらM×N個のチャネル状態をK×N個の潜在的なデータレートにマッピングし、この場合、ユーザ依存のチャネル状態からフロー依存のデータレートへのマッピング機能を、各フローのQoS要件に依存させることができる。
次に、S5502において、K×N個の優先度値を、「仮想リンクアダプテーション」ブロックからの入力と、フローのQoS要件とに基づいて計算する。
S5503において、共有チャネル(サブチャネル)スケジューラが、フローとサブチャネルの組合せのうち、現時点で優先度関数の値が最大である組合せを選択する。S5504において、選択したサブチャネルs*を「予約済み」とマークし、このサブチャネルにはさらに割り当てることができない。さらに、割り当てられたフローのスケジューリング済みパケットをフローバッファから削除する(あるいはこれらのパケットを「スケジューリング済み」とマークすることができる)。
送信するデータが存在し(S5505)、割り当てることのできるサブチャネルが残っている(S5506)場合、S5507において、いま割り当てたフローの残りの(またはすべての)サブチャネルの優先度値を更新し、なぜなら、スケジューリング済みのパケットを削除することにより、潜在的なデータレートもしくは優先度値、またはその両方が変化しうるためである。
S5503の新しいインスタンスにおいて、フローとサブチャネルの次の組合せのうち、この時点で優先度関数の値が最大である組合せを選択するステップから割り当てを続行する。以降も同様である。
すべてのサブチャネルが割り当てられ、または送信するデータがなくなったとき、S5508において、AMCユニットが、割り当てられたサブチャネルについて、各フローのデータの変調および符号化を実行する。なお、このステップは、フローとサブチャネルの組合せを割り当てるたびに実行することもできる。
以下では、本スケジューリング方法の良好なパフォーマンスにとって不可欠な優先度関数の計算について説明する。
優先度関数の定義
1人のユーザに、QoS要件の異なるいくつかのフローを一度に提供できる(1つのフローは、QoS要件が類似するかまたは同じである複数の異なるアプリケーションからのデータを含んでいる)ものと想定し、提案するスケジューラは、優先度関数Ps,k(t)を使用する。Ps,k(t)は、サブチャネル(共有チャネル)インデックスとフローインデックスkとに依存し、以下のように定義される。
Figure 2009506600
この式において、kは、いずれかのユーザmに属すk番目のフローを表しており、sはサブチャネル(共有チャネル)インデックスを表している。
上の式は、以下のQoS、フロー、トラフィック負荷に関する項をさらに含んでいる。
:フローkのQoS要件を反映する静的メトリックを表している
(t):フローkの重みを表している
(t):フローkの現在のバッファ状態を反映するメトリックを表している
s,k(t):チャネル状態に依存する項であり、サブチャネルsにおけるフローkの現在の潜在的な(「仮想」)データレートを反映するメトリックを表している
図4および図5に示し、以下のセクションで説明するように、Cs,k(t)の計算は、Gs,k(t)を計算する前に実行する必要がある。
上の係数の定義について以下に説明する。
QoS要件項D
は、以下の規則に従って定義することができる。
■ 下式(M−LWDFおよび「指数規則」のスケジューラを参照)。Tは、フローkの遅延しきい値を表しており、εは、フローkの、遅延しきい値を超える最大確率を表している。δは0以上の任意の実数である
Figure 2009506600
■ 下式。Tはフローkの遅延しきい値を表している。δは0以上の任意の実数である
Figure 2009506600
■ Dは無視することができ、すなわち、すべてのkに対してD=定数とすることができる
フロー重み項S(t
(t)は、以下の規則に従って定義することができる。
■ 時間に依存しない値Sに単純化することができる。Sは特定のフローの重みを表す
■ S(t)はトラフィック負荷に依存させることができ、例えば、制限的なQoS要件の場合にフローのトラフィック負荷が増すにつれてS(t)を大きくする、もしくは、非制限的なQoS要件の場合にフローのトラフィック負荷が増すにつれてS(t)を小さくする、またはその両方とすることができる
■ S(t)は、フローが提供されるユーザのサブスクリプションのタイプに依存させることができる。例えば、いくつかのフロー/ユーザを、より高いサービス料金の支払いに基づいて優先させることができる
■ S(t)を使用して、データとシグナリング情報とを区別することができる。すなわち、シグナリング情報が共有物理チャネルを通じて送られる場合に、S(t)を使用して、シグナリングとデータの重みを制御することができる
■ S(t)を使用して、フローによって要求される平均データレートに比例するメトリックを反映させることができる
■ S(t)は無視することができ、すなわち、すべてのt,kに対してS(t)=定数
チャネル項Cs,k(t
s,k(t)は、次の式に従って定義される。
Figure 2009506600
この式において、DRCs,k(t)は、AMCに従ったときの、時刻tにおいてフローkに対してサブチャネルsにおいて潜在的に達成可能な瞬間的なデータレートを表している(サブチャネルにマッピングするビットまたはパケットの数をこのデータレートから容易に計算することができる)。R(t)は、フローkの潜在的な(「仮想」)平均データレート(通常、いくつかのフレームにまたがってタイムウインドウ化されており、例えば、瞬間的な「仮想」データレートDRCs,k(t)の移動平均または加重移動平均)を表しており、これは、プロポーショナルフェアスケジューラの場合の定義(R(t)が実際の提供されるデータレートを表す)とは対照的である。
(t)は、サブチャネルsの潜在的な(「仮想」)平均データレートを表す、または、複数/すべてのサブチャネルにわたり平均化される潜在的な(「仮想」)平均データレートを表すことができる。
DRCs,k(t)は、通常、既知、または推定される、またはシグナリングされるユーザチャネル状態から、探索テーブルを使用し、送信に利用可能なデータ量(送信バッファ状態)を考慮して求められる。なお、DRCs,k(t)は、同じユーザに属すフローごとに異なっていることができ、なぜなら、例えば達成可能なデータレートは、フローのQoS要件に応じて異なる値に設定される特定の誤り率に対して定義されるためであり、または、DRCs,k(t)は送信バッファ内の利用可能なデータによって制限されるためである。
あるいは、Cs,k(t)を、次のようにチャネル状態(例:信号対干渉/雑音比(SIR))によって直接的に定義することができる。
Figure 2009506600
この式において、平均化関数avrgSIR(t)は、式10におけるR(t)に類似して定義されており、すなわち、avrgSIR(t)は、サブチャネルsの平均SIRを表す、またはすべてのサブチャネルにわたる平均データレートSIRを表すことができる。
SIRs,k(t)の値が、フローkの送信バッファ内の利用可能なパケットよりも多くのパケットを送信できる(より高いデータレート)ものである場合、送信バッファ内のパケットキューのサイズに従って実際に達成することのできるデータレートを表すSIRが反映されるように、実際のSIRs,k(t)値を小さくすることができる。
なお、Cs,k(t)が式11によって定義される場合、サブチャネルにマッピングされるビットまたはパケットの数も計算する必要がない(次セクションを参照)。
フローのバッファ状態項Gs,k(t
s,k(t)は、次式に従って定義される。
Figure 2009506600
この式において、j=1は、行頭(HOL)パケットを示しており、gj,k(t)は、フローkの保留中のパケットjの遅延/バッファ状態を反映しており、fj,kおよびbj,kはパケットjの重みを反映している。Bは、Js,kパケットの総データサイズ(例:ビット単位)を反映するメトリックを表している。
j,kは、HOLポジションに近いパケットの重みを増大させるための、jに関する単調減少関数である。
Figure 2009506600
この式を単純にする場合、fj,kを無視する、すなわちfj,k=定数とすることができる。
j,kは、パケットjのサイズを反映する(例:ビット単位)。式を単純にする場合、またはパケットサイズが等しい場合、bj,kを定数とすることができる。
は、Js,kパケットの総サイズを反映しており、すなわち、
Figure 2009506600
である。
j,k(t)は次のように定義することができる。
■ 下式。Wj,k(t)は、フローkのパケットjの待機時間を表している(M−LWDFスケジューラを参照)
Figure 2009506600
または、
■ 下式(「指数規則」スケジューラを参照)
Figure 2009506600
このとき
Figure 2009506600
s,kは次のように定義することができる。
■ 下式。Ns,kは、式10におけるCs,k(t)の場合に与えられる瞬間的な「仮想」データレートDRCs,k(t)に従ったときに時刻tにサブチャネルsにおいて送信できるフローkのパケット数を表している
Figure 2009506600
■ 例えば複雑性の理由から、下式。
Figure 2009506600
■ Js,kはフローkのバッファ内の総パケット数
なお、特殊な場合として、パケットは1つのみのビットで構成することができる。
スケジューラの選択手順
先行技術と比較すると、開示するスケジューラは、ユーザ*mを選択するのではなく、次の規則に従ってフローk*をサブチャネルs*に割り当てる(図5も参照)。
Figure 2009506600
なお、図5におけるフローチャートによると、複数の共有チャネル(複数のサブチャネル)の場合、フローとサブチャネルとのいくつかの組合せを選択する。次の選択のため、最後に割り当てられたフローの優先度関数Ps,k(t)を更新する必要がある。1つの共有チャネルの場合には、選択を一度だけ実行する。
上に示したように、優先度関数Ps,k(t)は、係数D、S(t)、Gs,k(t)、およびCs,k(t)によって定義される。以下ではこれらの係数のいくつかの好ましい設定を示す。
第1の好ましい設定
Figure 2009506600
Figure 2009506600
Figure 2009506600
Figure 2009506600
パラメータの設定は以下のとおりである。
δ=γ=1,…,6
α=β=1,…,6
第2の好ましい設定
この設定においては、係数は第1の好ましい設定と同様に定義するが、式11に定義されているチャネル項Cs,k(t)に対してSIR低減機能を使用する。
第3の好ましい設定
この設定においては、係数は第1の好ましい設定と同様に定義するが、チャネル項C(s,)k(t)を次のようにデータレートに基づいて定義する。
Figure 2009506600
第4〜第7の好ましい設定
これらの設定においては、係数の定義は、
Figure 2009506600
を除いて、第1〜第3の好ましい設定と同じである。
開示したスケジューラのアルゴリズムは、キューサイズを制御する、すなわちキューサイズを安定化する目的で、レート制御方式(例:リーキー/トークンバケット)と組み合わせることができる。
さらに、共有物理チャネルにおけるパディングを避けるため、データフローパケットを分割する(segment)ことができる。
図6は、上述した方法を使用することのできる基地局1300の構造を示している。この基地局はプロセッサ1301を備えており、このプロセッサは、データを処理し、プロトコル機能を実行し、基地局のコンポーネントを制御するように構成されている。このプロセッサは、1つ以上のプログラマブルなマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラと、データおよび命令を格納するためのメモリとを備えていることができる。本発明による本方法をプロセッサに実行させる命令は、不揮発性の半導体メモリ1306(例:読取り専用メモリ(ROM)、PROM(プログラマブルROM)、フラッシュメモリ)に格納することができる。さらに、この命令は、プロセッサ1301の不揮発性メモリ1306に適切な読取り器1308を使用してダウンロードできるように、別のコンピュータ可読媒体1307(例:磁気ディスク、磁気テープ、光ディスク)に格納することができる。プロセッサ1301は、ハードウェアロジック(固定またはフィールドプログラマブル)も備えていることができる。説明した方法およびその一部は、そのようなハードウェアロジックにおいて実行することもできる。ハードウェアおよびソフトウェアを組み合わせたさらなる実施形態も可能である。
さらに、基地局1300は、移動局への無線接続を確立するための送信器1302および受信器1303と、無線ネットワークのコアネットワーク1305に直接的または他のデバイス(図示していない)を介して自身が接続するためのネットワークインタフェース1304とを備えている。
1つの共有物理チャネルに4つの移動局(U1〜U4)を多重化するDCAの例を示している。 複数(N)の平行な共有物理チャネルに4つの移動局(U1〜U4)を多重化するDCAの例を示している。 M−LWDFおよび「指数規則」のスケジューラの概略図を示している。 説明する方法を実施することのできるスケジューラの概略図を示している。 説明するスケジューリングアルゴリズムのフローチャートを示している。 本発明を適用することのできる基地局の例示的な構造を示している。

Claims (18)

  1. フレームの時間間隔にてデータパケットを送信し、かつ適応変調・符号化を適用する無線通信システムにおいて、複数のデータフローを複数の共有チャネルにスケジューリングする方法であって、
    a)データフローと共有チャネルとのすべての組合せの少なくとも一部について、仮想リンクアダプテーションパラメータを、前記各共有チャネルからの状態情報に基づいて、かつ、前記各データフローのサービス品質要件に基づいて、求めるステップと、
    b)データフローと共有チャネルとの前記組合せの潜在的なデータレートを、前記仮想リンクアダプテーションパラメータに基づいて計算するステップと、
    c)データフローと共有チャネルとの前記組合せの優先度値を、前記潜在的なデータレートに基づいて、式、
    Figure 2009506600
    を使用して計算するステップであって、
    sが共有チャネルを表しており、kがデータフローを表しており、tが特定のフレームを表しており、
    s,k(t)が、フレームtにおける共有チャネルsにおけるデータフローkの前記計算される優先度値であり、
    が、データフローkのサービス品質要件に依存する値であり、
    (t)が、フレームtにおけるフローkの重みであり、
    s,k(t)が、データフローkの現在のバッファ状態を反映するメトリックであり、
    s,k(t)が、共有チャネルsにおけるデータフローkの、ステップb)において計算された現在の潜在的なデータレートを反映するメトリックである、ステップと、
    d)前記共有チャネルの少なくとも一部について、1つのフレームの前記時間間隔中に前記共有チャネルの前記一部のそれぞれにおいてデータを送信するデータフローを、前記優先度値に基づいて選択するステップと、
    を含んでいる、方法。
  2. ステップd)が、1つのフレームの前記時間間隔中に前記共有チャネルにおいてデータを送信するデータフローとして、最も高い優先度値を有するデータフローを選択する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記重みS(t)が、
    i)前記各データフローが提供されるユーザのサブスクリプションのタイプ、
    ii)前記データフローがユーザデータを搬送するのかシグナリング情報を搬送するのか、
    iii)前記各データフローに関連付けられる必要な平均データレート、
    のうちの少なくとも1つに依存する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記重みS(t)が、制限的なサービス品質要件の場合にフローのトラフィック負荷が増すにつれて大きくなる、もしくは、非制限的なサービス品質要件の場合にフローのトラフィック負荷が増すにつれて小さくなる、またはその両方である、請求項1または2に記載の方法。
  5. データフローkのサービス品質要件に依存する前記値が、式、
    Figure 2009506600
    を使用して計算され、
    がフローkの遅延しきい値を表しており、εがフローkの、前記遅延しきい値を超える最大確率を表しており、
    δが0であるかまたは0より大きい任意の実数である、
    請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 共有チャネルsにおけるデータフローkの現在の潜在的なデータレートを反映する前記メトリックが、式、
    Figure 2009506600
    を使用して計算され、
    DRCs,k(t)が、適応変調・符号化の現在の設定に従ったときの、時刻tにおいてフローkに対してサブチャネルsにおいて潜在的に達成可能な瞬間的なデータレートを表しており、
    (t)が、フローkの潜在的な平均データレートを表しており、
    αおよびβが0より大きい実数定数である、
    請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 共有チャネルsにおけるデータフローkの現在の潜在的なデータレートを反映する前記メトリックが、式、
    Figure 2009506600
    を使用して計算され、
    SIRs,k(t)が、共有チャネルsにおけるデータフローkの信号対干渉/雑音比であり、
    avrgSIR(t)が、共有チャネルsの平均の信号対干渉/雑音比、または複数/すべての共有チャネルにわたる平均の信号対干渉/雑音比のいずれかである、
    請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  8. データフローkの現在のバッファ状態を反映する前記メトリックが、式、
    Figure 2009506600
    を使用して計算され、
    jがデータフローのバッファ内のパケットのインデックスであり、j=1が、次にスケジューリングされるパケットを示しており、
    j,kが、jに関する単調減少関数
    Figure 2009506600
    であり、
    j,kがパケットjのサイズであり、
    s,kが、
    i)適応変調・符号化の現在の設定に従ったときの、時刻tにおいてフローkに対してサブチャネルsにおいて潜在的に達成可能な瞬間的なデータレートに従って、共有チャネルsにおいて時刻tに送信できるフローkのパケット数、に等しいかそれより小さい値、または、
    ii)フローkのバッファ内の総パケット数、
    のいずれかであり、

    Figure 2009506600
    として定義され、
    j,k(t)がフローkにおけるパケットjの待機時間である、
    請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. Figure 2009506600
    Figure 2009506600
    Figure 2009506600
    Figure 2009506600
    であり、
    パラメータの設定が、
    δ=γ=1,…,6
    α=β=1,…,6
    である、
    請求項1に記載の方法。
  10. Figure 2009506600
    Figure 2009506600
    Figure 2009506600
    Figure 2009506600
    であり、
    パラメータの設定が、
    δ=γ=1,…,6
    α=1,…,6
    β=1
    である、
    請求項1に記載の方法。
  11. Figure 2009506600
    Figure 2009506600
    Figure 2009506600
    Figure 2009506600
    であり、
    パラメータの設定が、
    δ=γ=1,…,6
    α=1,…,6
    β=1
    である、
    請求項1に記載の方法。
  12. Figure 2009506600
    である、請求項9から11のいずれかに記載の方法。
  13. Figure 2009506600
    である、請求項9から11のいずれかに記載の方法。
  14. 命令を格納しているコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が無線通信システムの基地局または移動局のプロセッサにおいて実行されたとき、それに起因して、前記プロセッサが、請求項1から13のいずれかに記載の方法を実行する、コンピュータ可読記憶媒体。
  15. フレームの時間間隔にてデータパケットを送信し、かつ適応変調・符号化を適用する無線通信システムの送信装置であって、
    データフローと共有チャネルとのすべての組合せの少なくとも一部について、仮想リンクアダプテーションパラメータを、前記各共有チャネルからの状態情報に基づいて、かつ、前記各データフローのサービス品質要件に基づいて、求めるように構成されている仮想リンクアダプテーション手段と、
    データフローと共有チャネルとの前記組合せの潜在的なデータレートを、前記仮想リンクアダプテーションパラメータに基づいて計算する手段と、
    スケジューラと、を備えており、
    前記スケジューラは、
    i)データフローと共有チャネルとの前記組合せの優先度値を、前記潜在的なデータレートに基づいて、式、
    Figure 2009506600
    を使用して計算するステップであって、
    sが共有チャネルを表しており、kがデータフローを表しており、tが特定のフレームを表しており、
    s,k(t)が、フレームtにおける共有チャネルsにおけるデータフローkの前記計算される優先度値であり、
    が、データフローkのサービス品質要件に依存する値であり、
    (t)が、フレームtにおけるフローkの重みであり、
    s,k(t)が、データフローkの現在のバッファ状態を反映するメトリックであり、
    s,k(t)が、共有チャネルsにおけるデータフローkの、ステップb)において計算された現在の潜在的なデータレートを反映するメトリックである、ステップと、
    ii)前記共有チャネルの少なくとも一部について、1つのフレームの前記時間間隔中に前記共有チャネルにおいてデータを送信するデータフローを、前記優先度値に基づいて選択するステップと、
    を実行するように構成されている、送信装置。
  16. 前記スケジューラが、1つのフレームの前記時間間隔中に前記共有チャネルにおいてデータを送信するデータフローとして、最も高い優先度値を有するデータフローを選択するように、さらに構成されている、請求項15に記載の送信装置。
  17. 無線通信システムの基地局であって、請求項15または16に記載の送信装置を備えている、基地局。
  18. 無線通信システムの移動局であって、請求項15または16に記載の送信装置を備えている、移動局。
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