JP2009501950A - アポダイズされた壁を有するピクセル化された光学部品、該光学部品を製造する方法、および透明な光学素子の製造における該光学部品の使用 - Google Patents

アポダイズされた壁を有するピクセル化された光学部品、該光学部品を製造する方法、および透明な光学素子の製造における該光学部品の使用 Download PDF

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Abstract

本発明は部品の一表面と平行に並置される、透明なセル(15)の少なくとも1つの群と、部品の表面に平行な前記アポダイズされた断面を有する壁(18)によって分けられたセルのそれぞれと、各セルが気密封止され、光学特性を有する少なくとも1つの物質を含む、透明な光学部品(10)に関する。セル(15)は、特に壁のガウスプロフィルを有する。本発明はまた、光学素子の製造における利用としてだけでなく、そのような光学部品の製造方法とも関連する。光学素子は特に、眼鏡レンズとなりうる。
【選択図】図4a

Description

本発明は、光学的機能を組み込む透明素子の製造に関する。本発明は、特に、種々の光学特性を有する眼科レンズの製造に適用される。
屈折異常補正レンズは、従来は、空気より高い屈折率を有する透明材料を形成することによって製造されている。レンズの形状は、材料と空気と間の境界面の屈折によって着用者の網膜上に適切に焦点が合わせられるように選択される。レンズは通常、矯正される眼の瞳孔に対して適切に位置決めをして、眼鏡フレームに合うように切り抜かれる。
様々な種類のレンズ、または眼科光学に必ずしも限定されない他のレンズのなかで、組付けられるフレームまたは他に選択されるフレームに組み込むため、あるいは光学素子を保持する任意の他の手段に組み込むために、得られる光学素子を切り抜く可能性を残しつつ、柔軟かつモジュール式の方法で、1つ以上の光学的機能をもたらす構造を提供できることが望ましい。
J−P.Perez−Optique,Fondements et applications 7th edition−Dunod−October 2004,p.262
本発明の1つの目的は、こうしたニーズを満たすことである。別の目的は、適切な工業的条件下で製造される光学素子に関する。
従って、本発明は、透明な光学部品を製造する方法を提供し、該方法は、部品の一表面と平行に並置されるセルの少なくとも1つの群を有する透明な光学部品を製造する工程を含み、各セルは気密封止され、光学特性を有する物質を含み、セルはアポダイズ(apodized)された断面を有する壁によって分離される。
本発明はまた、透明な光学素子を製造する方法を提供し、該方法は、光学素子の所定の形状に対応して表面上に画定される輪郭に沿って光学部品を切り抜く工程を更に含む。
セルは、セルの光学特性のために選択される様々な物質で満たされてもよく、光学特性は、例えば屈折率、光を吸収したり偏光したりする能力、電気刺激または光刺激に対する反応などに関連する。
従って、その構造は、数多くの応用、特に種々の光学的機能を利用する応用に役立つ。このことは、ピクセルによる光学素子の表面の離散化を意味し、設計のみならず、素子の導入における大きな柔軟性を提供する。従って、ピクセルによるこの離散化は、セルの配列の製造によって光学部品の表面上に現れ、セルは、アポダイズされた断面を有する壁によって分離される。そのような壁断面は、部品を通して画像を観察するときにコントラストが減少しない透明な光学部品を製造するために特に有利である。
平面における隣接セルの連続から成り、離散化によってピクセル化された構造を製造することは可能である。これらのセルは、壁によって分離され、光学部品の透明度不足の原因となる。
本発明の状況において、光学部品によって観察される画像がコントラストをひどく減ずることなく知覚される場合、すなわち光学部品を通した画像形成が画像品質を損わず得られる場合に、光学部品は透明であると理解される。本発明の意味の範囲内で、「透明」という用語のこうした定義は、説明においてそのように呼ばれるあらゆる物体にあてはまる。
光学部品のセルを分離する壁は、光を回折することによって光と相互作用する。光波が物質的に制限されている場合に、回折は観察される光の散乱現象として定義される。従って、そのような壁を含む光学部品は、壁が引き起こすこの光の散乱のために、劣化した画像を透過させる。この微視的な回折は散乱によって肉眼的に現れ、点光源の場合には、この微視的な回折は散在する点によって特徴づけられ、その結果、構造を通して観察される画像のコントラストが減少する。上記の通り、コントラストのこうした減少は、本発明の状況において、透明度の減少になぞらえることができる。本発明の状況において理解されるように、このことは、ピクセル化された光学部品を含む光学素子の製造にあたっては、受け入れ難いことである。光学素子が眼科用レンズである場合、このことは一層受け入れ難く、眼科用レンズは、一方では透明でなければならず、もう一方ではそのような光学素子の着用者の視界を妨げる表面的な欠点を有してはならない。
本発明の1つの目的は、コントラストの減少を低減するために、この拡散点を低減することである。アポダイズされた断面の壁を有するセルの配列の製造は、拡散点の広がりを低減することを可能にし、したがってそのような配列を含む物体の透明度を増加させることができる。
壁に当たる光のエネルギーは、立体角に集中し、その知覚は、角度θ、長さDおよび光の強度Iを有する拡散点になる。拡散を最小限にするために、これらの3つのパラメータ(θ、D、I)のうちの少なくとも1つに対して影響を有することができる必要がある。強度は、主に部品の中に存在する壁の数、および光学部品の表面上の壁の分布に基づく。長さDは、壁の幾何構造とより関連があり、この条件を最小限にする手段は、ピクセル化された光学部品の構成列のセルを分離する壁をアポダイズすることにある。壁をアポダイズすることによって、拡散点の長さはサイドローブ(side lobe)を抑制することにより局所的に低減される。
本発明の状況において、「アポダイズする」という用語は、壁の形状の平滑化を意味すると理解される。この平滑化は、フィルタを製造することを意味し、フーリエスペクトルの高い空間周波数を抑制するので、広角の回折を防ぐ。広角の回折を取り除く結果として、コントラストが強化されるので、そのようなピクセル化されたシステムを通して認知できる画像の品質が改良される。従って、本発明によれば、このアポダイゼーションは、壁の幾何学的な平滑化に対応する。
従って、アポダイゼーションは、壁の断面を変更し、鋭角を除去することである。より詳しくは、この変更は、特に、おそらく壁のガウスプロフィル(gaussian prpfile)を得るまで後者を丸くすることによって、壁の少なくとも1つの端を平滑化すること(または平滑末端化)である。従って、端の平滑化は、壁の90°に近い鋭角を、曲線形の部分に変えることを可能にする。この曲線形の部分は、壁の側面に沿って、様々な距離にわたって延びてもよい。本発明の状況において、アポダイゼーションは、上記のような壁の配列の製造を含み、壁の2つの側面のそれぞれは、基板の表面に対して平行な同一または異なる傾斜を有する。
定義上、各壁は、4つの端(最上部に2つおよび基部に2つ)を有する。壁の「基部」という用語は、本発明の状況において、基板から最短距離にあり、基板の表面に対して平行な壁の側面を意味すると理解される。壁の「最上部」という用語は、本発明の状況において、基板から最も遠い距離(すなわち基板の反対側)にあり、基板の表面に対して平行な壁の側面を意味すると理解される。端の平滑化は、壁の基部および/または最上位で実施される。有利には、各壁は、その最上部に少なくとも1つの平滑化された端を有する。好ましくは、各壁は、その最上部に複数の平滑化された端を有する。壁の端の平滑化は、対称的でも、非対称的でもよい。本発明の状況において、セルの配列が、異なるアポダイズされた断面を有する壁を含むことも可能である。
第1の実施形態において、端の平滑化は、特に、化学的または物理化学的なエッチングプロセスによって達成してもよい。本出願に使用できるエッチングプロセスの中で、例えばプラズマエッチングについて言及することができる。
本発明の第2の実施形態において、壁のアポダイズされた断面は、マスクを使用して、壁の製造の間に直接に得られる。マスクは、壁を製造するプロセスの間に、材料から様々な制御された距離に配置される。そのようなマスクの使用は、壁を製造するためのプロセス、したがってセルの配列を製造するためのプロセスと両立的する。これらのプロセスのなかで、非限定的な例示のために、熱転写、熱エンボス加工、マイクロ成形、ハード、ソフト、ポジ、またはネガのフォトリソグラフィー、マイクロデポジション(例えばミクロ接触印刷、スクリーン印刷またはインクジェット印刷)などのプロセスに言及することができる。有利には、マスクを使用することによってアポダイズされた断面を製造するために、マイクロ成形およびフォトリソグラフィーから選択される、壁を製造するプロセスが使用される。
セルの配列を製造するとき、したがってアポダイズされた断面の壁の配列を製造するときに、上記のような壁を製造するプロセスを、少なくとも1つのエッチングプロセスと組み合わせることも可能である、
セル配列の幾何構造は、寸法パラメータによって特徴づけられる。寸法パラメータは、通常、光学部品の表面と平行なセルの寸法(D)、セルを分離する壁の高さ(h)に対応する高さ、および(部品の表面と平行に測定される)これらの壁の厚さ(e)に関する。セルは、光学部品の表面に対して平行に、0.10°μm(マイクロメートル)から10°μm、好ましくは0.5°μmから8°μmの厚さ(e)を有する壁によって、好ましくは分離される。壁のアポダイズされた断面、したがって壁の端の平滑化のために、基部における壁の厚さは、最上部における壁の接線方向の厚さよりも大きい。有利には、アポダイズされた断面の壁は、基部(B)における厚さの5%から95%である最上部(S)における接線方向の厚さを有する。
壁は、1°μmから50°μm、好ましくは1°μmから20°μmの高さを有する。
上述の通り、アポダイズされた断面を有する壁は、基部および/または最上部において端が平滑化され、任意に同一または異なる傾斜の側面を有する。壁の側面の傾斜は、基板の表面に平行な直線に対して、90°から15°、好ましくは90°から45°である。
壁の一群(従って光学部品のセルの一群)は、強固で透明な支持体上に直接に形成してもよく、あるいは軟質透明フィルムに形成した後に、強固で透明な支持体上に移してもよい。強固で透明な支持体は、セルの一群を導入する側において、凸面、凹面、または平面でもよい。
本発明の状況において、並置されるセルの一群は、充填率τ(部品の単位面積につき物質を充填されるセルが占める領域として定義される)が90%より大きくなるように、好ましくは構成される。換言すれば、少なくとも、セルの一群を備える部品の領域において、セルの一群は部品の少なくとも90%を占有する。有利には、充填率は、90%から99.5%(両方の値を含む)である。
少なくともセルの一部に含まれる光学特性を有する物質は、液体またはゲルの形態である。物質は、特に、着色、フォトクロミズム、偏光および屈折率から選択される光学特性の少なくとも1つを有することができる。
別の本発明の目的は、上記のような光学部品を製造する方法であり、該方法は、部品の表面に対して平行なセルを画定するために、アポダイズされた断面を有する壁の配列を基板上に形成することを含み、セルは、液体またはゲルの形態で光学特性を有する物質によって集合的または個々に充填され、基板の反対側のセルが封止される。
光学部品のセルの一群は、異なる物質を含むセルのいくつかのグループを含んでもよい。同様に、各セルは、上記に定めた1つ以上の光学特性を有する物質で満たされてもよい。部品の厚さにわたってセルのいくつかの群を積み重ねることも可能である。この実施形態において、セルの群は、各層において同一または異なる特性を有してもよく、あるいはセルの各群におけるセルは、異なる光学特性を有してもよい。
本発明の別の態様は、上記の方法で使用される光学部品に関する。この光学部品は、部品の1表面に対して平行に並置されるセルの少なくとも1つの透明な群を含み、各セルは、アポダイズされた断面を有する壁によって分離される。各セルは、気密封止され、光学特性を有する少なくとも1つの物質を含む。
本発明の更なる態様は、そのような光学部品を切り抜くことによって製造される透明な光学素子、特に眼鏡レンズに関する。眼鏡レンズは、眼科用レンズを含む。「眼科用レンズ」という用語は、眼の保護および/または視力の矯正のために眼鏡フレームに適合できるレンズを意味すると理解される。これらのレンズは、無限焦点、単焦点、二重焦点、三重焦点および多重焦点のレンズから選択される。眼科光学は本発明の応用の好ましい分野であるが、本発明を他の種類の透明な光学的素子(例えば光学機器用レンズ、フィルタ(特にフォトリソグラフィー用)、光学的観察レンズ、接眼レンズバイザー、照明装置用光学素子など)に応用できることが理解される。本発明において、眼科用の光学素子は、眼科用レンズのみならず、コンタクトレンズおよび眼内レンズも含む。
本願明細書に付加する図面に関して、本発明の他の特徴及び効果は、限定しない典型的な実施態様で下記の説明で表される。
図1に示す光学部品10は、眼鏡レンズのための半加工品である。上記のように、眼鏡レンズは、眼科用レンズを含む。もちろん、眼科光学は本発明の応用の好ましい分野であるが、本発明を他の種類の透明な光学素子に応用できることが理解される。
図2は、図1の破線によって示す輪郭に沿って半加工品10を切り抜くことによって得られる眼鏡レンズ11を示す。この輪郭は、経験的に任意であり、半加工品の領域内に刻みつけられることを条件とする。従って、大量生産の半加工品を用いることによって、多種多様な眼鏡フレームに適合できるレンズを得ることができる。切り抜かれるレンズの端は、眼鏡フレームに適合する形状になるように、なおかつこの眼鏡フレームにレンズを固定する方法に合わせて、および/または美的理由のために、従来の方法で、何の問題もなく形を整えることができる。例えば、眼鏡フレームに固定するために用いるネジを支える穴14をその中に穿設することも可能である。
半加工品10の一般的な形状は、例えば70mm(ミリメートル)の円形の輪郭、突状の前面12、および凹状の後面13によって、業界標準に準拠してもよい(図3)。従って、従来の切断、トリミングおよび穿孔のツールを用いることによって、半加工品10からレンズ11が得られる。
図1および図2において、半加工品10およびレンズ11のピクセル化された構造を明らかにするために、表面層が部分的に切欠かれている。この構造は、部品の層17の中に形成されるセルまたはマイクロキャビティー15の配列から成り、各セルはアポダイズされた断面の壁18によって分離される(図3)。図面を読みやすくするために、これらの図において、層17、壁18、およびセル15の寸法は、半加工品10およびその基板16の寸法と比較して誇張されている。
眼科光学において一般的であるように、セル15の配列を組み込む層17は、多くのさらなる層19、20によって覆われてもよい(図3)。これらの層は、例えば耐衝撃性機能、耐引っかき性機能、着色機能、反射防止機能、汚れ防止機能などを有する。ここに示す例では、セルの配列を組み込む層17は透明基板16の直上に配置されるが、それらの間に1以上の中間層(例えば耐衝撃性、耐引っかき性、または着色性の機能を有する層)が存在してもよいことが理解される。
また、セルのいくつかの配列は、基板上に形成される多層スタック中に存在することが可能である。従って例えば、多層スタックが、特に、素子にフォトクロミックの機能を与える物質を含むセルの配列を含む1つの層と、素子に屈折率変化機能を与える別の層とを含むことが可能である。セルの配列を含むこれらの層は、さらなる層によって交互にされてもよい。なぜなら、眼科光学において一般的であるように、セルの配列を組み込む層は、多くのさらなる層によって覆われてもよい。これらの層は、例えば耐衝撃性機能、耐引っかき性機能、着色機能、反射防止機能、汚れ防止機能などを有する。
図4aは、参照としてここに記載されるアポダイズされない断面の壁18を示す。この壁は、上記の通り、基部(B)および最上部(S)を有する。最上部および基部はそれぞれ、90°に近い鋭角の2つの端を有する。直線(D1)は、壁の最上部に対する接線を表す。直線D2およびD3は、壁の各側面に対する接線方向の直線を表す。アポダイズされない断面を有する壁の場合、壁の側面(F1、F2)のそれぞれは、直線D1に対して垂直であり、直線D1は、基板16または壁の支持体として役立つフィルムに対して平行であり、フィルムは、その後で基板16上に移されてもよい。
図4bは、アポダイズされた断面を有する壁の第1の変形を示す。この状態において、アポダイゼーションは、壁18の最上部(S)に存在する2つの端を平滑化することによって形成される。壁の最上部(S)の接線(D1)において測定される壁の厚さは、その基部(B)における壁の厚さの約90%を表す。
図4cは、アポダイズされた断面を有する壁の第2の変形を示す。この状態において、アポダイゼーションは、壁18の基部(B)に存在する2つの端を平滑化することによって形成される。
図4dは、アポダイズされた断面を有する壁の第4の変形を示し、最上部に存在する2つの端、および基部に存在する1つの端(A1)が平滑化されている。この表示において、壁は、異なる傾斜の2つの側面を有し、基板16の表面において、側面(F1)は45°の傾斜を有し、側面(F2)は75°の傾斜を有する。壁の最上部(S)の接線(D1)において測定される壁の厚さは、その基部(B)の壁の厚さの10%未満を表す。
図4eは、アポダイズされた断面を有する壁の第3の変形を示す。この状態において、アポダイゼーションは、壁18の最上部(S)および基部(B)の端を平滑化することによって形成され、平滑化が対称的であるので、ガウスプロフィルのアポダイズされた壁をもたらす。
透明基板16は、眼科光学において一般に使用するガラスまたは様々な重合体から製造してもよい。非限定的な指示のために、使用できる高分子物質は、ポリカーボネート材料、ポリアミ、;ポリイミド、ポリスルホン、ポリエチレンテレフタラート/ポリカーボネート共重合体、ポリオレフィン(特にポリノルボルネン)、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)重合体および共重合体、メタクリル重合体および共重合体(特にビスフェノールAに由来するメタクリル重合体および共重合体)、チオメタクリル重合体および共重合体、ウレタンおよびチオウレタンの重合体および共重合体、エポキシポリマーおよび共重合体、およびエピスルフィド重合体および共重合体を含む。
セルの配列を組み込む層17は、好ましくはその凸状の全面12に位置し、凹状の後面13は、必要に応じて機械加工および研摩によって任意に形成することが自在である。光学部品は、レンズの凹面上に配置してもよい。もちろん、光学部品は、平面光学素子の中に組み込んでもよい。
セル15は、液体またはゲルの状態で光学特性を有する物質で満たされる。壁の材料およびマイクロキャビティーの底部の表面湿潤を容易にするために、部品の前面の前処理を任意に適用してもよい。光学特性を有する物質を形成する溶液または懸濁液は、配列のすべてのマイクロキャビティーについて同じでもよく、その場合には、部品を適切な溶液に浸漬すること、スクリーン印刷タイプのプロセス、スピンコーティングプロセス、ローラーまたはドクターブレードを使用して物質を広げるプロセス、またはスプレープロセスによって、簡単に導入することができる。インクジェットヘッドを使用して、個々のマイクロキャビティーに局所的に注入することも可能である。
充填されたマイクロキャビティーの配列を気密封止するために、例えば粘着性の被覆プラスチック薄膜が適用され、壁18の最上部上に熱溶接または熱積層される。閉じる領域の上に、溶液の硬化性材料(この材料はマイクロキャビティーに含まれる光学特性を有する物質と混合しない)を堆積させ、次に例えば熱または照射を用いてこの材料を効果させることも可能である。
マイクロキャビティーの配列15が完成すると、部品にさらなる層またはコーティング19、20を導入することによって、その製造を完了することができる。この種類の部品は、大量生産してから保管し、その後、顧客の要求に応じて取り出して個々に切抜く。
光学特性を有する物質が液体またはゲル状態のままであることを意図しない場合、固形化処理を適用してもよい(例えば物質が堆積した後の適切な段階における加熱および/または照射シーケンス)。
1つの変形において、マイクロキャビティーの配列から成る光学部品は、軟質透明フィルムの形で造られる。そのようなフィルムは、上記と類似の技術によって製造することができる。この場合、フィルムは、平面基板、すなわち凸面または凹面ではない基板の上に製造できる。
フィルムは、例えば、比較的大きな工業的規模で製造され、次に適切な寸法に切り抜かれて半加工品の基板16に変形される。この変形は、軟質フィルムの結合、フィルムの熱成形、または真空中における物理的接着によって行ってもよい。次に、フィルムは、以前の場合のように、様々なコーティングを導入してもよく、または上記のように1つ以上のさらなる層でコーティングされた基板16自体に変形してもよい。
本発明の1つの応用分野において、マイクロキャビティー15に導入される物質の光学特性は、その屈折率である。補正レンズを得るために、物質の屈折率を部品の表面にわたって変化させる。本発明の第1の実施形態において、マイクロキャビティー15の配列の製造中に異なる屈折率を有する物質を導入することによって、変化をもたらしてよい。
本発明の別の実施形態において、屈折率を有する物質をマイクロキャビティー15に導入することによって変化を達成してもよく、その屈折率はその後で照射によって調整してもよい。半加工品10またはレンズ11を、表面に沿って変化する光エネルギーに露光することによって、補正的な光学的機能が書き込まれ、患者の視力を補正するための所望の屈折率分布が得られる。この光は、一般にレーザーによって発生する光であり、書込装置は、CD―ROMまたは他の光メモリ媒体をエッチングするために用いるものに類似している。レーザー出力および/または露出時間の選択を変化させる結果として、光線感作物質の露光が増減することがある。
本出願に使用できる物質の中で、例えばメソ多孔性材料および液晶について言及することができる。液晶は、例えば照射によって生じる重合反応または硬化反応によって凝固することがある。従って、液晶は、液晶を貫通する光波の所定の光遅延を生ぜしめるために、選択された状態に凝固させられてもよい。メソ多孔性材料の場合、材料の屈折率は、その多孔性を変化させることによって制御される。別の可能性は、照射によって引き起こされる硬化反応にわたって屈折率が変化する周知の特性を有するフォトポリマーの使用である。屈折率のこうした変化は、材料の密度の変更、および化学構造の変化に起因する。
硬化反応の間に体積がごくわずかしか変化しないフォトポリマーを使用することが好ましい。
溶液または懸濁液の選択硬化は、所望の指数変化を得るために、部品の表面について空間的に区別された照射の存在下で実施される。この変化は、矯正される患者の眼の推定された屈折異常に従って前もって決定される。
本発明の別の応用において、液体またはゲルの形態でマイクロキャビティーに導入される物質は、偏光特性を有する。本出願で使用される物質の中で、特に液晶について言及できる。
本発明の別の応用において、液体またはゲルの形態でマイクロキャビティーに導入される物質は、フォトクロミック特性を有する。本出願において使用される物質の中で、例えば中心ユニットを含むフォトクロミック化合物(例えばスピロオキサジン、スピロ(インドリン[2,3´]ベンゾキサジン)、クロメン、スピロキサジンホモアザアダマンタン、スピロフルオレン ―(2H) ―ベンゾピラン、またはナフトール[2,1―b]ピラン核)について言及することができる。
本発明の状況において、光学特性を有する物質は、染料、または透過度を変更することができる色素でもよい。
本発明による光学部品の正面図である。 この光学部品によって与えられる光学素子の正面図である。 本発明の1つの実施態様による光学部品の概略断面図である。 アポタイズされない断面を備える壁を示す。 アポタイズされる断面を備える壁を示す。 アポタイズされる断面を備える壁を示す。 アポタイズされる断面を備える壁を示す。 アポタイズされる断面を備える壁を示す。

Claims (41)

  1. 透明な光学部品を製造する方法であって、前記部品の一表面と平行に並置されるセルの少なくとも1つの群を有する透明な光学部品を製造する工程を含み、各セルは気密封止され、光学特性を有する物質を含み、アポダイズされた断面を有する壁によってセルが分離されることによって、前記光学部品を透過する光の前記壁による拡散のサイドローブを除去する、方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記壁のアポダイズされた前記断面は、前記壁の少なくとも1つの端を前記平滑化する工程で得られる、方法。
  3. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記壁のアポダイズされた前記断面は、前記壁の基部および/または最上部において実行される前記平滑化の工程で得られる、方法。
  4. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法前記平滑化工程は、前記壁の前記最上部の少なくとも1つの前記端において実行される、方法。
  5. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記平滑化の工程は、前記壁の前記最上部の両方の前記端において実行される、方法。
  6. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記壁のアポダイズされた前記断面は、前記壁の製造を更に含み、その2つの側面のそれぞれが基板の表面に対して垂直の平面における同一の傾斜を有する、方法。
  7. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記壁のアポダイズされた前記断面は、前記壁の製造を更に含み、その2つの前記側面のそれぞれが前記基板の表面に対して垂直の前記平面における異なる前記傾斜を有する、方法。
  8. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記壁の前記端の平滑化は、対称的または非対称的である、方法。
  9. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記端の平滑化は、ガウスプロフィルを有する壁を提供する、方法。
  10. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記端の平滑化は、化学的または物理化学的なエッチングプロセスによって実施される、方法。
  11. 請求項10に記載の方法において、前記プロセスは、プラズマエッチングである、方法。
  12. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記壁のアポダイズされた前記断面は、前記製造方法の間にマスクを使用して前記壁の製造中に直接に得られ、前記マスクが、前記壁を構成する材料から様々な制御された距離に配置される、方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、前記壁を製造するプロセスは、熱転写、熱エンボス加工、マイクロ成形、フォトリソグラフィー、マイクロ堆積、スクリーン印刷法およびインクジェットプロセスから選択される、方法。
  14. 請求項13に記載の方法において、前記製造プロセスは、前記マイクロ成形および前記フォトリソグラフィーから選択される、方法。
  15. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記壁のアポダイズされた前記断面は、前記エッチングプロセスと、前記マスクの存在下での前記壁を製造するプロセスとを組み合わせることによって得られる、方法。
  16. 請求項1に記載の方法において、前記光学素子の所定の形状に対応して前記表面上に画定される輪郭に沿って前記光学部品を切り抜く工程を更に含む、方法。
  17. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記光学素子を保持支持体に固定するために、前記光学部品に穿孔する工程を更に含む、方法。
  18. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記光学部品の前記セルの一群は、強固で透明な支持体上に直接に形成されるか、あるいは軟質透明フィルム内に形成されてから前記強固で透明な支持体上に移される、方法。
  19. 請求項18に記載の方法において、前記強固で透明な支持体は、前記セルの前記一群を導入する側において、凸面、凹面、または平面から選択される、方法。
  20. 先行する請求項のいずれか1項に記載の方法において、前記部品の前記表面に対して平行な前記セルを画定するために、アポダイズされた前記断面を有する前記壁の配列を前記基板上に形成することを含み、前記セルは、液体またはゲルの形態で前記光学特性を有する物質によって集合的または個々に充填され、前記基板の反対側の前記セルが封止される、方法。
  21. 光学部品であって、前記部品の一表面と平行に並置されるセルの少なくとも1つの群を有し、前記セルのそれぞれは、アポダイズされた前記断面を有する壁によって分離されることによって、前記光学部品を透過する光の前記壁による拡散のサイドローブを除去し、前記セルのそれぞれは気密封止され、光学特性を有する少なくとも1つの物質を含む、光学部品。
  22. 請求項21に記載の光学部品において、前記セルの少なくとも一部に含まれる前記光学特性を有する前記物質は、液体またはゲルの形態である、光学部品。
  23. 請求項21または請求項22のいずれか1項に記載の光学部品において、前記光学特性は、着色特性、フォトクロミズム特性、偏光特性および屈折率特性から選択される、光学部品。
  24. 請求項21から請求項23のいずれか1項に記載の光学部品において、前記光学部品の表面に対して平行な前記セルは、0.10μmから10μmの厚さ(e)を有する前記壁によって分離される、光学部品。
  25. 請求項24に記載の光学部品において、前記壁の厚さは、0.5μmから8μmである、光学部品。
  26. 請求項24および請求項25のいずれか1項に記載の光学部品において、前記壁の基部における厚さは、前記壁の最上部の前記接線方向の厚さより大きい、光学部品。
  27. 請求項26に記載の光学部品において、前記壁の前記最上部(S)の前記接線方向の厚さは、前記壁の前記基部(B)の厚さの5%から95%である、光学部品。
  28. 請求項21から請求項27のいずれか1項に記載の光学部品において、前記壁は、1μmから50μm、好ましくは1μmから20μmの高さを有する、光学部品。
  29. 請求項21から請求項28のいずれか1項に記載の光学部品において、前記壁の2つの側面は同一または異なる、光学部品。
  30. 請求項21から請求項29のいずれか1項に記載の光学部品において、1つの前記壁の前記側面の傾斜は、基板の表面に平行な直線に対して90°から15°である、光学部品。
  31. 請求項30に記載の光学部品において、1つの前記壁の前記側面の傾斜は、前記基板の前記表面に平行な直線に対して90°から45°である、光学部品。
  32. 請求項21から請求項31のいずれか1項に記載の光学部品において、充填率は90%から99.5%である、光学部品。
  33. 請求項21から請求項32のいずれか1項に記載の光学部品において、アポダイズされた前記断面を有する前記壁は、少なくとも1つの平滑化された端を有する、光学部品。
  34. 請求項21から請求項33のいずれか1項に記載の光学部品において、前記壁は、その前記基部および/または前記最上部においてアポダイズされる、光学部品。
  35. 請求項21から請求項34のいずれか1項に記載の光学部品において、前記壁は、前記壁の前記最上部の少なくとも1つの前記端においてアポダイズされる、光学部品。
  36. 請求項21から請求項35のいずれか1項に記載の光学部品において、前記壁は、前記壁の前記最上部の両方の前記端において対称的または非対称的にアポダイズされる、光学部品。
  37. 請求項21から請求項36のいずれか1項に記載の光学部品において、前記壁は、前記基板の前記表面に対して垂直に平面における同一の傾斜の2つの側面を有する、光学部品。
  38. 請求項21から請求項36のいずれか1項に記載の光学部品において、前記壁は、前記基板の前記表面に対して垂直に前記平面における異なる前記傾斜の2つの前記側面を有する、光学部品。
  39. 眼科用レンズ、コンタクトレンズ、眼内レンズ、光学機器用レンズ、フィルタ、光学的観察レンズ、接眼レンズバイザー、および照明装置用光学素子から選択される透明な光学素子の製作における、請求項21から請求項38のいずれか1項に記載の光学部品の使用。
  40. 眼鏡レンズであって、請求項21から請求項38のいずれか1項に記載の前記光学部品を切り抜くことによって製造される、眼鏡レンズ。
  41. 請求項40に記載の眼鏡レンズにおいて、少なくとも1つの穴を前記部品(10)に穿設することによって前記レンズ(11)を眼鏡フレームに固定する、眼鏡レンズ。
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