JP2009501460A - オーディオ信号のダイナミクス処理用メータ - Google Patents
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Abstract
【課題】オペレータが数個の質問に同時に答えるのに役立つ利得低減メータを提供する。
【解決手段】ダイナミクス処理用利得低減メータは、ダイナミクス曲線のどの部分が入力信号に作用しているのかを記述する情報を提供する。即ち、利得低減メータは、ダイナミクス処理動作についてのダイナミクス曲線の異なる部分によって達成された利得低減間で区別を行うように、ダイナミクス処理動作の適用による利得低減量を表示する。利得低減メータは、複数のディスプレイ・エレメントを有する。各ディスプレイ・エレメントは、ある利得低減量に対応する。利得低減メータにおいて、点灯する各ディスプレイ・エレメントの出現が、ダイナミクス曲線上において、当該ディスプレイ・エレメントに対応する利得低減量が生じた位置に依存するように、ディスプレイ・エレメントの点灯を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】ダイナミクス処理用利得低減メータは、ダイナミクス曲線のどの部分が入力信号に作用しているのかを記述する情報を提供する。即ち、利得低減メータは、ダイナミクス処理動作についてのダイナミクス曲線の異なる部分によって達成された利得低減間で区別を行うように、ダイナミクス処理動作の適用による利得低減量を表示する。利得低減メータは、複数のディスプレイ・エレメントを有する。各ディスプレイ・エレメントは、ある利得低減量に対応する。利得低減メータにおいて、点灯する各ディスプレイ・エレメントの出現が、ダイナミクス曲線上において、当該ディスプレイ・エレメントに対応する利得低減量が生じた位置に依存するように、ディスプレイ・エレメントの点灯を制御する。
【選択図】 図1
Description
オーディオ信号の処理の慣習的形態をダイナミクス処理と呼び、これはオーディオ信号のダイナミクスを変更する処理であれば、いずれにも該当する。ダイナミクス処理の例には、圧縮、リミッティング、伸長、ゲーティング、およびディエッシングが含まれるが、これらに限定されるのではない。圧縮では、主に高い方のレベルの信号を低減することによって、音の最高レベルおよび最低レベル間の差を縮小する必要がある。伸長では、信号のレベルが低い方の部分のボリュームを低下させることによって、音の最高レベルおよび最低レベル間の差を伸長する必要がある。圧縮および伸長双方は、ダイナミクス曲線と呼ばれる関数曲線によって記述することができ、関数曲線は出力レベルを入力レベルにマッピングする。リミッティングでは、信号があるレベルを超えるときに、その信号をクリップする必要がある。ゲーティングでは、信号があるレベルを下回るときに切除する必要がある。ディエッサとは、コンプレッサの一種であり、文字「s」によって生成される音のように、高周波を伴う音に感応する。
オーディオ・ハードウェアおよびソフトウェアは、1つ以上の利得低減メータを有する。これらのメータは、ダイナミクス処理によって生じたオーディオ信号のあらゆる変化の指示をオペレータに表示する。一般に、利得低減メータは、通例デシベル単位で測定する、利得低減量を表示する。多くのオーディオ・ミキサは利得低減メータを有するが、これらは白黒の発光ダイオード(LED)の直線的配列であり、デシベル単位で測定した利得低減量を示すレベルが関連する。利得低減量が増大するに連れて、ダイナミクス処理動作によって生成される利得低減の量に対応するレベルと関連するLEDまでに点灯する発光ダイオードが多くなる。あるいは、オーディオ・ミキサの中には、ダイナミクス曲線を表示する二次元グラフを表示し、この曲線上に、入力信号の位置、即ち、間接的な利得低減の指示を表示する場合もある。しかしながら、このような二次元グラフは、殆どのミキサにとって大き過ぎる。また、コンピュータ・ディスプレイにおいて利得低減メータをシミュレートすることもできる。
ダイナミクス処理(およびその関連するダイナミクス曲線)は、入力信号レベルに応じて、出力信号のレベルに作用する。また、ダイナミクス処理は入力信号のレベルに応じて、出力信号の音色(timbre)(音特徴)に作用することが多い。利得低減メータは、オペレータが数個の質問に同時に答えるのに役立つことができれば、一層有用となろう。これらの問題の1つは、デシベル単位で利得低減がどの位生じているかである。別の問題は、現在関与しているダイナミクス曲線の傾きが(大まかに)どれ位かである(これは、出力レベルが、入力レベルの関数として、どの位素早く変化しているかに関係する)。更に別の質問は、ダイナミクス処理がどの位信号の音色に作用しているかである。
利得低減メータは、この情報を提供するにあたり、ダイナミクス処理動作に対するダイナミクス曲線の異なる部分によって達成される利得低減間で区別するように、当該ダイナミクス処理によって生ずる利得低減量を表示する。即ち、利得低減メータは、複数のディスプレイ・エレメントを有する。各ディスプレイ・エレメントは、利得低減量に対応する。ディスプレイ・エレメントは、点灯される各ディスプレイ・エレメントが、当該ディスプレイ・エレメントに対応する利得低減量が生ずるダイナミクス曲線上の位置に依存するように、その点灯を制御する。
一般に、利得低減量が増大するに連れて、ダイナミクス処理動作によって生成される利得低減の量に対応するレベルと関連するLEDまでに点灯する発光ダイオードが多くなる。ディスプレイ・エレメントは、例えば、ディスプレイにおける1つ以上のピクチャ・エレメント(画素)、または多色発光ダイオードの集合によって実施することができるが、これに限定されるのではない。ディスプレイ・エレメントの一部に、対応する利得低減量を示すラベルを関連させてもよい。点灯するディスプレイ・エレメントの特性は、当該ディスプレイ・エレメントに対応する利得低減量が生ずるダイナミクス曲線上の位置に依存する。例えば、ダイナミクス曲線の異なる部分における利得低減に対応する異なるディスプレイ・エレメントを異なる色で表示することができる。
例えば、圧縮/リミッティングでは、利得低減メータは、ニーにおいて利得低減が生じたときと、利得低減が最大圧縮に足したときとの間で区別する。このような区別を行うには、ニーにおける利得低減に対応するディスプレイ・エレメントについての第1特性と、最大圧縮に対応する利得低減に対応するディスプレイ・エレメントについての、第1特性とは異なる第2特性とを用いることができる。
別の一例として、伸長/ゲーティングでは、利得低減メータは、伸長曲線の中間区分において利得低減が行われたときと、しきい値を超えて利得低減が加えられたときとの間で区別を行う。このような区別を行うには、伸長曲線の中間区分における利得低減に対応するディスプレイ・エレメントに対する第1特性と、しきい値を超えた利得低減に対応するディスプレイ・エレメントについての第2特性とを用いることができる。
通常のダイナミクス処理動作には、圧縮、リミッティング、伸長、ゲーティング、およびディエッシングが含まれるが、これらに限定されるのではない。これらの処理動作は、アナログ回路、ディジタル回路、コンピュータ・ソフトウェア、またはその組み合わせを用いて実施することができる。これらの動作は、単体のオーディオ・ミキサまたはコンソールを用いて実行することができ、あるいはコンピュータ上で実行するコンピュータ・プログラムにおいて実行することができ、あるいは制御面(control surface)とオーディオ処理を実行するコンピュータとの組み合わせで実行することができる。
各ダイナミクス処理動作には、利得低減メータが関連するのが通例であり、このメータが、ダイナミクス処理動作を適用したことによる利得低減量を、例えば、デシベル単位で測定してオペレータに伝達する。利得低減メータは、ミキサ、コンソール、または制御面に設けることができ、あるいはコンピュータ・ディスプレイ上、またはミキサや、コンソールや、制御面と関連するその他のディスプレイ・デバイス上に表示することができる。
ダイナミクス曲線のどの部分が入力信号に作用しているのかについてオペレータに追加情報を提供するために、利得低減メータは、当該ダイナミクス処理動作についてのダイナミクス曲線の異なる部分によって達成された利得低減間で区別を行う。即ち、利得低減メータは、利得低減量、およびダイナミクス曲線の傾きについての情報を伝達する。利得低減メータにおけるディスプレイ・エレメントの点灯は、点灯される各ディスプレイ・エレメントの出現が、ダイナミクス曲線上において、当該ディスプレイ・エレメントに対応する利得低減量が生じた位置に依存するように制御する。
最初に、数種類のダイナミクス処理動作、およびこのような動作のためにパラメータを定めるユーザ・インターフェースについて説明する。次いで、利得低減メータの実現例について説明する。
圧縮は、選択したしきい値を特定の量だけ超過した信号のダイナミック・レンジを低減する。「しきい値」制御は、圧縮を誘起する信号のレベルを設定する。このレベルを超過する信号を圧縮する。それ未満の信号は、一般に、作用を受けない。0dBにしきい値を設定することは、圧縮を行わないことと同等である。「アタック」制御(attack)は、応答時間即ちアタックを設定し、その後にコンプレッサが信号に適用される利得を低減する。「リリース」制御は、信号がしきい値未満に低下した後に、利得がその元のレベルまで戻るのに要する時間量を設定する。圧縮を最も効果的に用いるためには、平均レベルの上昇が生ずる位長い間信号がしきい値を超過するように、アタック時間を設定するとよい。アタックを適切に設定することにより、利得低減がボリューム全体を低下させないことを確保し易くなる。リリース時間は、信号レベルが繰り返ししきい値を超えて上昇する場合に、1回だけ利得低減を誘起させるように、十分長く設定するとよい。リリース時間が長過ぎると、オーディオ素材のラウド区間が利得低減を引き起こし、これがソフト区間中も存続する可能性がある。勿論、圧縮には、これら一般的な指針が当てはまらない多くの創作的用号がある。
リミッティングは、強い圧縮と同様であり、信号のピークが、選択したしきい値を超過するのを常に防止し、一般に、短期間のピークがその最大振幅に達するのを防止するために用いられる。適切に用いれば、リミッティングによって音源における一部の短期間過渡のみをリミットし、平均レベルが向上しつつ、過負荷(クリッピングまたは歪み)を回避する。耳が利得変化を聞き取るのを防止するために、極端に短いアタック時間(1ミリ秒のような)およびリリース時間を用いる。リミッティングは、時折のピークのみを除去するために用いられる。何故なら、連続するピークに対して利得低減を実行すると目立つからである。オーディオ素材が多くのピークを内包する場合、しきい値を高めて、利得を手動で低減させて、時折の過度なピークのみをリミットするようにするとよい。殆どのリミッタはレシオが10:1または20:1であるが、100:1までのレシオが得られることもある。レシオが大きいと、ダイナミック・レンジに絶対的な最高限度が設定され、これによって信号のダイナミック・レンジを事実上特定の値にリミットする。リミッティングは、ブロードキャストまたは帯域制限媒体のダイナミック・レンジを、ハード・リミッティングによって抑えるのに役立つことができる。
コンプレッサ/リミッタのコンピュータ・プログラム実現例に合わせたグラフィカル・ユーザ・インターフェースを図1に示す。
図1において、しきい値制御部100は、しきい値レベルを設定する。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作してしきい値設定を調節するか、またはキーボードを用いて値をタイプ入力することができる。入力レベルメータ104上の矢印102(ダイナミクス処理以前のピーク信号レベルを示す)が、現在のしきい値を示す。また、矢印102は、オペレータがしきい値設定を調節するためにそれを上下にドラッグできるように構成することもできる。ダイナミクス・グラフ・ディスプレイ110も、しきい値を垂直線112として示すことができる。この線112も、オペレータがしきい値設定値を調節するためにそれを左右にドラッグできるように構成することができる。出力レベルメータ122は、あらゆる利得低減後の出力信号のレベルを示す。利得低減メータ124は、ダイナミクス処理によって生ずる利得低減量を、デシベル単位で、示す。
レシオ制御部108は、圧縮比を設定する。これは、入力信号がしきい値を超過するときに適用される圧縮量である。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作してレシオを調節するか、またはキーボードを用いて値をタイプ入力することができる。例えば、2:1圧縮比は、しきい値よりも2dBだけレベルを上昇させると、出力ではしきい値レベルよりも1dBの上昇が生ずることを意味する。レシオ制御部を調節するに連れて、圧縮曲線の形状がどのように変化したかを示すために、ダイナミクス・グラフ・ディスプレイ110を更新する。
アタック制御部114は、アタック時間を設定する。これは、入力信号がしきい値を交差した後に利得を低減するレートである。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作してアタックを調節するか、またはキーボードを用いて値をタイプ入力することができる。値が小さい程、アタックは速い。アタックが速い程、コンプレッサ/リミッタは迅速に減衰を信号に適用する。
リリース制御部116は、入力信号がしきい値未満に低下した後に、コンプレッサ/リミッタを完全に不活性化させるまでにかかる時間長を設定する。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作してリリースを調節するか、またはキーボードを用いて値を入力することができる。
利得制御部118は、強く圧縮またはリミットされた信号を補償するために、出力利得全体を増大または減少させる。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作して利得を調節するか、またはキーボードを用いて値をタイプ入力することができる。
最後に、ニー制御部120は、しきい値を超過した後に、コンプレッサが最大圧縮に到達するレートを設定する。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作してニーを調節するか、またはキーボードを用いて値をタイプ入力することができる。ニー制御部を調節するに連れて、伸長曲線の形状がどのように変化するか示すために、ダイナミクス・グラフ・ディスプレイ110を更新する。
このような制御部を用いて、ダイナミクス曲線と呼ばれる関数によって、圧縮およびリミッティングを定める。ダイナミクス曲線には3つの段階がある。第1段階は、しきい値よりも前の1:1の圧縮の傾きを表し、第2段階は、「ニー」と呼ばれるしきい値周囲を表し、第3段階は、指定した圧縮比である、更に厳しい傾きを有する。この曲線の全体的な形状は、ダイナミクス・グラフ・ディスプレイ110を通じて、オペレータに表示することができる。
以上、圧縮およびリミッティングについて説明したので、これより、伸長およびゲーティングについて、図2と関連付けて説明する。
伸長は、選択したしきい値未満に低下した信号の利得を低下させる。これは、記録した素材のレベルが低下するときにこれに忍び込むノイズまたは信号漏れを低減するために特に有用である。これは、ヘッドフォンの漏れの場合に起こることが多い。ゲーティングは、選択したしきい値未満に低下した信号を無音化する。ゲーティングをイネーブルするには、短いアタック、減衰(decay)およびリリース設定値を用いつつ、エキスパンダのレシオをその最大値に設定する。エキスパンダは、ソフト・ノイズ・ゲートのように考えることができる。何故なら、これらは、典型的なゲートの急峻なカットオフよりも緩やかに、ノイズの多い低レベル信号を低減する方法を提供するからである。
エキスパンダ/ゲートのソフトウェア実現例のためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースを図2に示す。
図2において、「しきい値」制御部200は、しきい値レベルを設定する。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作して式位置を調節するか、またはキーボードを用いて値を入力することができる。入力レベルメータ204上の矢印202(ダイナミクス処理以前のピーク信号レベルを示す)が、現在のしきい値を示す。また、矢印202は、オペレータがしきい値設定を調節するためにそれを上下にドラッグできるように構成することもできる。ダイナミクス・グラフ・ディスプレイ210も、しきい値を垂直線212として示すことができる。この線212も、オペレータがしきい値設定値を調節するためにそれを左右にドラッグできるように構成することができる。一実施形態では、この制御部は、約−60dBから0dBまでのレンジを有することができる(ここで、0dBは伸長またはゲーティングがないことと同等である)。−30dBのような、しきい値制御部のデフォルト値を設けることもできる。出力レベルメータ222は、あらゆる利得低減後の出力信号のレベルを示す。利得低減メータ224は、ダイナミクス処理によって生ずる利得低減量を、デシベル単位で、示す。
レシオ制御部208は、伸長量を設定する。例えば、2:1の伸長比は、しきい値未満の信号全てについて、信号レベルとしきい値との間の差を2倍低下させることを意味する。レシオが高い程(30:1または40:1等)、エキスパンダ/ゲートは、しきい値未満となった信号を切除することにより、ゲートのように機能する。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作して、レシオを調整することができ、あるいはキーボードを用いて値をタイプ入力することもできる。レシオ制御部を調節するに連れて、伸長曲線の形状がどのように変化したかを示すために、ダイナミクス・グラフ・ディスプレイ210を更新する。
アタック制御部214は、アタック時間を設定する。アタック時間とは、入力信号がしきい値を交差した後に、利得を低減させるレートのことである。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作してアタックを調節するか、またはキーボードを用いて値をタイプ入力することができる。アタックは、エキスパンダの利得低減曲線のソフトネスを制御するために、レシオ設定値と共に用いられる。
ホールド制御部218は、初期アタックが発生した後にエキスパンダ/ゲートが有効のままとなっている期間を指定する。ホールド時間は、1回しきい値を交差することによってエキスパンダ/ゲートを有効にしておく期間を延長する機能として用いることができる。また、ゲートのチャタリングを防止するためにも用いることができる。チャタリングは、しきい値付近で変動する入力レベルによってゲートが非常に素早く開閉する場合に発生する可能性がある。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作してホールド時間を調節するか、またはキーボードを用いて値をタイプ入力することができる。
リリース制御部216は、入力信号がしきい値レベル未満に低下しホールド時間が過ぎた後に、エキスパンダ/ゲートが閉じるのに要する時間長を設定する。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作してリリースを調節するか、またはキーボードを用いて値をタイプ入力することができる。
レンジ制御部220は、閉鎖するときのエキスパンダ/ゲートの深度を設定する。一実施形態では、−80dBのような、最大低深度(maximum low depth)を有することができる。ゲートを設定するレンジを広くする程、ゲート通過後にしきい値未満に低下したオーディオが常時ゲートを通じて見える量が多くなる。オペレータは、グラフィカル・ノブを操作してレンジを調節するか、またはキーボードを用いて値をタイプ入力することができる。
通常、ダイナミクス処理が開始するのは、入力信号のレベルがしきい値を交差するときである。「先取り」ボタン(look ahead button)240をイネーブルすると、入力信号のレベルがしきい値を交差するよりも短時間、例えば、8ミリ秒前にダイナミクス処理が開始する。このような先取り制御は、過渡信号の損失を回避するのに有用である。これがなければ、過渡信号は信号内において切除されてしまうかまたは間引かれてしまう場合もある。
尚、コンプレッサおよびエキスパンダの中には、第1信号によって利得低減を誘起させるが、第2信号に適用させる場合もあることも記しておく。このようなコンプレッサは、サイドチェーン入力を有すると言う。この場合、利得低減メータは、第2信号における利得低減量を示す。ディエッサは、サイドチェーン入力を備えたコンプレッサを用いて実施するのが慣例である。
これより図3を参照すると、コンプレッサ/リミッタには通例3つのメータが関連する。即ち、入力レベルメータ304、出力レベルメータ322、および利得低減メータ324である。先に記したように、入力レベルメータ304は、あらゆる利得低減の前における入力信号のレベルを示す。出力レベルメータ322は、あらゆる利得低減の後における出力信号のレベルを示す。利得低減メータ324は、ダイナミクス処理によって生ずる利得低減量を、デシベル単位で、示す。従来、利得低減メータは、増大する利得低減を、下向きの垂直メータによって示し、一方レベルメータは増大するレベルを上向きの垂直メータによって示す。水平メータが用いられる場合もあり、レベルが上昇すると、左から右に延びるように示され、利得低減が増大すると、右から左に延びるように示される。以下で図4に示す円弧状メータは、別の外形例である。圧縮/リミッティング動作および伸長/ゲーティング動作の双方に、同じ入力レベル、出力レベル、および利得低減メータを用いることもできる。
利得低減メータは、ダイナミクス処理動作の適用による利得低減量を、当該ダイナミクス処理動作についてのダイナミクス曲線の異なる部分によって達成される利得低減間で区別するように表示する。即ち、利得低減メータは複数のディスプレイ・エレメントを有する。各ディスプレイ・エレメントは、ある利得低減量に対応する。ディスプレイ・エレメントの点灯は、点灯される各ディスプレイ・エレメントの出現が、ダイナミクス曲線上において、当該ディスプレイ・エレメントに対応する利得低減量が生じた位置に依存するように制御する。
一般に、利得低減量が増大するに連れて、ダイナミクス処理動作によって生成される利得低減の量に対応するレベルと関連するLEDまでに点灯する発光ダイオードが多くなる。ディスプレイ・エレメントは、例えば、ディスプレイにおける1つ以上のピクチャ・エレメント(画素)、または多色発光ダイオードの集合によって実施することができるが、これに限定されるのではない。ディスプレイ・エレメントの一部に、対応する利得低減量を示すラベルを関連させてもよい。図3に示すように、メータは連続するように出現してもよく、あるいは以下の図4に示すように、離散ディスプレイ・エレメントの集合として出現してもよい。点灯するディスプレイ・エレメントの特性は、当該ディスプレイ・エレメントに対応する利得低減量が生ずるダイナミクス曲線上の位置に依存する。例えば、ダイナミクス曲線の異なる部分における利得低減に対応する異なるディスプレイ・エレメントを異なる色で表示することができる。
例えば、圧縮/リミッティングでは、利得低減メータは、ニーにおいて利得低減が生じたときと、利得低減が最大圧縮に足したときとの間で区別を行う。このような区別を行うには、ニーにおける利得低減に対応するディスプレイ・エレメントについての第1特性と、最大圧縮に対応する利得低減に対応するディスプレイ・エレメントについての、第1特性とは異なる第2特性とを用いることができる。第1および第2特性は、例えば、異なる色とするとよい。ダイナミクス曲線を定めるために用いられるパラメータは、利得低減量がニーまたは最大圧縮のどちらに対応するのか判定するために用いられる情報を提供する。
別の一例として、伸長/ゲーティングでは、利得低減メータは、伸長曲線の中間区分において利得低減が行われたときと、しきい値を超えて利得低減が加えられたときとの間で区別を行う。このような区別を行うには、伸長曲線の中間区分における利得低減に対応するディスプレイ・エレメントに対する第1特性と、しきい値を超えた利得低減に対応するディスプレイ・エレメントについての第2特性とを用いることができる。第1および第2特性は、例えば、異なる色とするとよい。ダイナミクス曲線を定めるために用いられるパラメータは、利得低減量が中間区間内にあるのかまたはしきい値を超過しているのかを判定するために用いられる情報を提供する。
図4は、円弧状の利得低減メータ400を示す。利得低減の増大は、反時計回り方向にメータのディスプレイ・エレメント402を点灯していくことによって示す。即ち、利得低減が増大するにしたがって、矢印404で示すように反時計周り方向に、点灯するメータのディスプレイ・エレメントが増える。図4のメータは、離散発光エレメントの集合、またはその模擬表示として示されている。このような円弧状表示も、連続的に出現するように実施することができる。ディスプレイ・エレメントは、直線状配列としたディスプレイ・エレメントを有するメータと同様に実施することができる。
ここに記載するようなダイナミクス処理および対応する利得低減メータは、ソフトウェア、またはアナログまたはディジタルのどちらかには係わらず、ハードウェア、またはファームウェア、あるいはその組み合わせで実施することができる。システムの種々のエレメントは、個別または組み合わせのどちらでも、1つ以上のコンピュータ・プログラム生産物として実施することができ、この場合、コンピュータ・プログラム命令が、コンピュータによる実行のために、コンピュータ読み取り可能媒体上に格納されている。これらの動作は、単体のオーディオ・ミキサまたはコンソールを用いて、またはコンピュータ上で実行するコンピュータ・プログラムで、または制御面とオーディオ処理を実行するコンピュータとの組み合わせで実行することができる。ダイナミクス処理用のメータおよび制御デバイスは、制御面内に配置することができ、制御面は、ダイナミクス処理を実行しメータの設定を制御面に伝達するコンピュータと通信状態にある。
ダイナミクス処理および対応する利得低減メータを、コンピュータ・プログラムとして、汎用コンピュータ・システムを用いて実施する場合、このようなコンピュータ・システムは、通例、ユーザに情報を表示する出力デバイスと、ユーザからの入力を受ける入力デバイスの双方に接続された主ユニットを含む。主ユニットは、一般に、相互接続機構を通じてメモリ・システムに接続されているプロセッサを含む。入力デバイスおよび出力デバイスも、相互接続機構を通じて、プロセッサおよびメモリ・システムに接続されている。
1つ以上の出力デバイスをコンピュータ・システムに接続することもできる。出力デバイスの例には、陰極線管ディスプレイ(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、およびその他のビデオ出力デバイス、プリンタ、モデムのような通信デバイス、ならびにディスクまたはテープのような記憶装置が含まれるが、これらに限定する訳ではない。1つ以上の入力デバイスをコンピュータ・システムに接続することもできる。入力デバイスの例には、キーボード、キーパッド、トラック・ボール、マウス、ペンおよびタブレット、通信デバイス、種々のエンコーダを備えた制御面、フェーダおよびその他の制御デバイス、ならびにその他のデータ入力デバイスが含まれるが、これらに限定する訳ではない。本発明は、コンピュータ・システムと組み合わせて用いられる特定の入力または出力デバイスにも、ここに記載したものにも限定されることはない。
コンピュータ・システムは、コンピュータ・プログラミング言語を用いてプログラム可能な、汎用コンピュータ・システムとすることができる。また、コンピュータ・システムは、特別にプログラムされた、特殊目的ハードウェアとすることもできる。汎用コンピュータ・システムでは、プロセッサは、通例、市販のプロセッサである。また、汎用コンピュータは、通例、オペレーティング・システムを含み、オペレーティング・システムが、他のコンピュータ・プログラムの実行を制御し、スケジューリング、デバッグ、入力/出力制御、アカウンティング、コンパイル、ストレージの割り当て、データ管理、およびメモリ管理、ならびに通信制御および関係するサービスを行う。
メモリ・システムは、通例、コンピュータ読み取り可能媒体を含む。この媒体は、揮発性または不揮発性、書き込み可能または書き込み不可能、および/または書き換え可能または書き換え不可能な場合がある。メモリ・システムは、通例、二進形式でデータを格納する。このようなデータは、マイクロプロセッサが実行するアプリケーション・プログラム、またはディスク上に格納されアプリケーション・プログラムが処理する情報を定めることができる。本発明は、特定のメモリ・システムに限定されることはない。
以上実施形態の一例について説明したが、前述したことは単なる例示であり限定ではなく、一例として提示したにすぎないことは、当業者には明白なはずである。多数の変更やその他の実施形態も、当技術分野における通常技術の1つの範囲内にあり、本発明の範囲内に該当するものとする。
Claims (15)
- 入力オーディオ信号に対するダイナミクス処理による利得低減を表すためのメータであって、入力信号を利得低減量にマッピングするダイナミクス曲線によって前記ダイナミクス処理が表され、
複数のディスプレイ・エレメントであって、各々が単位利得低減量に対応する、ディスプレイ・エレメントと、
前記入力オーディオ信号に対するダイナミクス処理による利得低減量に従って、前記複数のディスプレイ・エレメントの点灯を制御する手段であって、各点灯ディスプレイ・エレメントの出現が、前記ダイナミクス曲線上における、前記ディスプレイ・エレメントに対応する利得低減量が生じた位置に依存する、手段と、
を備えた、メータ。 - 請求項1記載のメータにおいて、前記複数のディスプレイ・エレメントの点灯を制御する手段は、利得低減量に対応する各ディスプレイ・エレメントを、前記入力オーディオ信号に対するダイナミクス処理による利得低減量まで、点灯する手段を含む、メータ。
- 請求項1記載のメータにおいて、前記ダイナミクス処理は圧縮であり、前記ダイナミクス曲線はニーとしきい値とを有し、前記ニーにおける利得低減に対応するディスプレイ・エレメントを第1特性で表示し、最大圧縮における利得低減に対応するディスプレイ・エレメントを、前記第1特性とは異なる第2特性で表示する、メータ。
- 請求項3記載のメータにおいて、前記第1特性は第1の色であり、前記第2特性は第2の色である、メータ。
- 請求項1記載のメータにおいて、前記ダイナミクス処理は伸長であり、前記ダイナミクス曲線は中間区分域としきい値とを有し、中間区分域における利得低減に対応するディスプレイ・エレメントを第1特性で表示し、前記しきい値を超過する利得低減に対応するディスプレイ・エレメントを、前記第1特性とは異なる第2特性で表示する、メータ。
- 請求項5記載のメータにおいて、前記第1特性は第1の色であり、前記第2特性は第2の色である、メータ。
- 請求項1記載のメータにおいて、前記複数のディスプレイ・エレメントの各々には、対応する利得低減量を示す関連したラベルを有する、メータ。
- 請求項1記載のメータにおいて、各ディスプレイ・エレメントは発光ダイオードである、メータ。
- 請求項1記載のメータにおいて、各ディスプレイ・エレメントはディスプレイ上にある1つ以上の画素である、メータ。
- 請求項1記載のメータにおいて、前記ディスプレイ・エレメントを直線状に配列した、メータ。
- 請求項1記載のメータにおいて、前記ディスプレイ・エレメントを円弧状に配列した、メータ。
- オーディオ・コンソールであって、
利得低減を入力信号に適用する複数のダイナミクス処理エレメントであって、入力信号を利得低減量にマッピングするダイナミクス曲線によって前記ダイナミクス処理が表される、ダイナミクス処理エレメントを備えており、
前記各ダイナミクス処理エレメントはメータを含み、各メータが、
複数のディスプレイ・エレメントであって、各々が単位利得低減量に対応する、ディスプレイ・エレメントと、
前記入力オーディオ信号に対するダイナミクス処理による利得低減量に従って、前記複数のディスプレイ・エレメントの点灯を制御する手段であって、各点灯ディスプレイ・エレメントの出現が、前記ダイナミクス曲線上における、前記入力オーディオ信号の位置に依存する、手段と、
を備えた、
オーディオ・コンソール。 - 請求項12記載のオーディオ・コンソールにおいて、前記複数のディスプレイ・エレメントの各々は多色発光ダイオードである、オーディオ・コンソール。
- オーディオ・データを処理するコンピュータ・システムであって、
利得低減を入力信号に適用する複数のダイナミクス処理エレメントであって、入力信号を利得低減量にマッピングするダイナミクス曲線によって前記ダイナミクス処理が表される、ダイナミクス処理エレメントを備えており、
前記各ダイナミクス処理エレメントはメータを含み、各メータが、
複数のディスプレイ・エレメントであって、各々が単位利得低減量に対応する、ディスプレイ・エレメントと、
前記入力オーディオ信号に対するダイナミクス処理による利得低減量に従って、前記複数のディスプレイ・エレメントの点灯を制御する手段であって、各点灯ディスプレイ・エレメントの出現が、前記ダイナミクス曲線上における、前記入力オーディオ信号の位置に依存する、手段と、
を備えた、
コンピュータ・システム。 - 請求項14記載のコンピュータ・システムにおいて、前記複数のディスプレイ・エレメントは、コンピュータ・ディスプレイ上にある画素を含む、コンピュータ・システム。
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