JP2009303166A - 撮像システムおよび周辺モニタ装置 - Google Patents

撮像システムおよび周辺モニタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】イメージインテンシファイアを用いた撮像方式を備えており、撮像対象物までの距離に起因する画像内の明暗のばらつきを抑えることができる撮像システムを提供する。
【解決手段】撮像システム1は、撮像対象物にパルス光Pを照射するパルス光源2と、パルス光Pによる撮像対象物に関する光像Bを撮像する撮像装置3と、制御部4とを備える。撮像装置3は、光像Bを受けて光電子を放出するとともに制御部4による電位制御によってゲート動作を行う光電面と、光電面に対向配置されたマイクロチャンネルプレート(MCP)と、MCPから放出された電子像に基づいて画像データを生成する撮像部とを有する。制御部4は、パルス光源2からのパルス光Pの発生およびMCPの両端電位差の立ち上げをそれぞれ周期的に行うとともに、パルス光Pの発生後であって両端電位差の立ち上げ期間内に光電面のゲートを開放する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像システムおよび周辺モニタ装置に関するものである。
近年、車載用のモニタリング装置や防犯監視システムなどにおいて、周囲の状況をCCDカメラ等の固体撮像手段により撮影することが行われている。そして、これらの装置が撮影を行う際には、赤外線等の光を撮影方向へ連続的に照射し、その反射光を撮影する場合がある。例えば、移動中の車両の前方に赤外線を照らしながら撮影することが行われている。このような撮影方法では、近くに存在する物体が明るく映り、遠くに存在する物体が暗く映ってしまうという問題がある。また、光を連続的に照射するので、霧や雨などの気象条件の場合には雨粒等により光が反射してしまい、遠方を撮影することが困難となる。
これに対し、入射光像の光強度を増強するイメージインテンシファイアを用いた撮像方式がある(例えば特許文献1参照)。イメージインテンシファイアを用いると、上記方式と比較して光の照射による影響がなく、自然な画像が得られる。例えば、イメージインテンシファイアを用いると、イメージインテンシファイアを用いない上記方式を利用して移動中の車両の前方に赤外線を照らしながら撮影した場合には光が反射して認識できなかった道路標識が認識可能となっている。
特許文献1には、イメージインテンシファイアを用いた車載低視野撮像システムが記載されている。この文献に記載されたシステムでは、パルス光を撮像対象物へ照射し、パルス光の発光タイミングと撮像タイミングとの時間間隔を撮像対象物までの距離に応じて可変とすることによって、雨や雪といった視界が遮られる環境下においても遠く離れた撮像対象物を認識可能としている。
米国特許第6700123号明細書
イメージインテンシファイアを用いた撮像方式では、ゲート電圧を短時間だけ印加するゲート動作(電子シャッタ動作)を採用することで、霧や雨等の気象条件下においても遠方の撮像対象物を好適に撮影できる。しかしながら、この撮像方式では、遠方の撮像対象物から得られる反射光量が、近い撮像対象物から得られる反射光量と比較して極めて小さくなるので、全体としての明暗がばらついた画像になってしまう。
本発明は、上記した問題点を鑑みてなされたものであり、イメージインテンシファイアを用いた撮像方式を備えており、且つ撮像対象物までの距離に起因する画像内の明暗のばらつきを抑えることができる撮像システムおよび周辺モニタ装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明による撮像システムは、撮像対象物にパルス光を照射するパルス光源と、パルス光による撮像対象物に関する光像を撮像する撮像装置と、パルス光源および撮像装置を制御する制御部とを備え、撮像装置は、光像を受けて光電子を放出するとともに制御部による電位制御によってゲート動作を行う光電面と、光電面に対向配置されて光電子を増倍するマイクロチャンネルプレートと、マイクロチャンネルプレートから放出された電子像に基づいて画像データを生成する撮像部とを有し、制御部が、パルス光源からのパルス光の発生およびマイクロチャンネルプレートの両端電位差の立ち上げをそれぞれ周期的に行わせるとともに、パルス光の発生後であって両端電位差の立ち上げ期間内に光電面のゲートを開放させることを特徴とする。
この撮像システムが備える撮像装置は、光像を受けて光電子を放出するとともに制御部による電位制御によってゲート動作を行う光電面と、光電面に対向配置されて光電子を増倍するマイクロチャンネルプレート(MCP)とを有しており、いわゆるイメージインテンシファイアを構成している。このイメージインテンシファイアは、MCPに印加される両端電位差に応じた増倍率でもって入射光像を増強することができる。また、上記した撮像システムにおいては、パルス光の発生およびMCPの両端電位差の立ち上げをそれぞれ周期的に行わせるとともに、パルス光の発生後であって両端電位差の立ち上げ期間内に、光電面のゲートを開放することにより撮像対象物を撮像装置によって撮影している。なお、両端電位差の立ち上げ期間は、例えば500ナノ秒程度といった極めて短い時間である。また、このうち光電面のゲート開放時間は例えば300ナノ秒程度である。
パルス光が撮像対象物により反射して光像として戻って来るまでに要する時間は撮像対象物から当該撮像装置までの距離によって異なるが、ゲート開放直後の入射光像に含まれる撮像対象物は撮像装置から近く、ゲート開放時間の経過に従って入射光像に含まれる撮像対象物は撮像装置から遠くなる。そして、撮像対象物が撮像装置から遠いほど光像が微弱となるので、ゲート開放時間の経過に従って入射光像の光量は小さくなる。しかし、上記した撮像システムではMCPの両端電位差の立ち上げ期間内に光電面のゲートを開放しているので、ゲート開放中にはMCPの両端電位差が単調増加することとなる。すなわち、光像に含まれる撮像対象物においては、撮像装置からの距離が長くなるほどイメージインテンシファイアによる増倍率が増す。したがって、上記した撮像システムによれば、撮像対象物までの距離に起因する画像内の明暗のばらつきを抑えることができる。
また、撮像システムは、マイクロチャンネルプレートの両端電位差の立ち上げ期間における該両端電位差の増加率が可変であることを特徴としてもよい。例えば晴天時と雨天時とを比較すると、晴天時には当該撮像システムから遠い撮像対象物であってもその入射光像の光量は比較的大きくなるが、雨天時にはパルス光が雨によって遮られる為、当該撮像システムから遠い撮像対象物に関する入射光像の光量が晴天時より小さくなってしまう。このような場合に、MCPの両端電位差の立ち上げ期間における両端電位差の増加率、すなわちイメージインテンシファイアの光増倍率の増加幅を例えば雨天時には晴天時より大きくするといった変更を行うことにより、このような撮像条件による影響を抑えてより明瞭な画像を得ることができる。
また、撮像システムは、マイクロチャンネルプレートの両端電位差の立ち上げ期間内における該両端電位差の増加率が該期間内において時間変化しており、制御部において光電面のゲートを開放させるタイミングが可変であることを特徴としてもよい。このような構成によって、ゲート開放中におけるイメージインテンシファイアの光増倍率の増加幅を撮像条件に応じて好適に変更できるので、撮像条件による影響を抑えてより明瞭な画像を得ることができる。
また、撮像システムは、パルス光源がLEDを有することを特徴としてもよい。これにより、パルス光を容易に発生させることができる。
また、本発明による周辺モニタ装置は、周囲の状況をモニタする周辺モニタ装置であって、上記したいずれかの撮像システムを備えることを特徴とする。この周辺モニタ装置は上記した撮像システムを備えているので、撮像対象物までの距離に起因する画像内の明暗のばらつきを効果的に抑えることができる。
本発明によれば、イメージインテンシファイアを用いた撮像方式を備えており、且つ撮像対象物までの距離に起因する画像内の明暗のばらつきを抑えることができる撮像システムおよび周辺モニタ装置を提供できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明による撮像システムおよび周辺モニタ装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態)
図1は、本発明に係る撮像システムの一実施形態に係る構成を示す図である。本実施形態に係る撮像システム1は、例えば車載用のモニタリング装置や防犯監視システムといった、周囲の状況をモニタする周辺モニタ装置を構成するものである。図1に示すように、撮像システム1は、撮像対象物(被写体)Aにパルス光Pを照射するパルス光源2と、パルス光Pによる撮像対象物Aに関する光像(主に反射光像)Bを撮像する撮像装置3と、パルス光源2および撮像装置3を制御する制御部4とを備えている。
パルス光源2は、発光ダイオード(LED)やレーザダイオード(LD)といった半導体発光素子5と、この半導体発光素子5から出射されたパルス光Pを撮影方向へ向けて拡張するレンズ6とを有している。半導体発光素子5は、パルス光Pとして例えば赤外光を出射する。このように、パルス光源2がLEDやLDといった、電力の供給によって発光状態と非発光状態とを容易に切り替え可能な半導体発光素子5を有することによって、パルス光Pを容易に発生させることができる。
撮像装置3は、撮像対象物Aから入射した光像Bの光量を増強するイメージインテンシファイア10と、イメージインテンシファイア10から出力された光像を受けて画像データを生成する撮像部(CCDカメラ)11とを有している。また、撮像装置3は、光像Bをイメージインテンシファイア10へ向けて結像するレンズ12と、イメージインテンシファイア10から出力された光像をCCDカメラ11へ伝搬する光学部材13と、イメージインテンシファイア10に駆動電圧を印加する電圧源14と、電圧源14から出力される駆動電圧の大きさを制御するゲイン制御部15とを有している。なお、光学部材13としては、例えばリレーレンズやファイバオプティックプレート(FOP)が好適である。
ここで、図2及び図3は、イメージインテンシファイア10の詳細な構成を示す図である。図2はイメージインテンシファイア10を一部破断して示す平面図であり、図3は、図2に示すイメージインテンシファイア10の一部を、III−III線に沿って示す断面図である。なお、図3では、説明の便宜上、図2のイメージインテンシファイア10とは若干各部材の大きさ等を変更している。図2及び図3に示すイメージインテンシファイア10は、外囲器の内部で光電面、MCP(マイクロチャンネルプレート:電子増倍部)及び蛍光面を近接して設置した近接型イメージインテンシファイアである。
図2に示すように、イメージインテンシファイア10の内部は、略中空円柱状の外囲器20の両端部を略円板状の入射窓30及び略円柱状の出射窓70によって気密に封止することにより、圧力約1×10-8[Torr]〜1×10-6[Torr](1.33×10-6[Pa]〜1.33×10-4[Pa])を有する高真空に保持されている。外囲器20は、略中空円筒状の側管部材21と、この側管部材21の側部を被覆する略中空円柱状のモールド部材22と、このモールド部材22の側部及び底部を被覆する略中空円筒状のケース部材23とから構成されている。特に、モールド部材22の両端部には2個の開口がそれぞれ形成されている。ケース部材23の一端部は開放して形成され、ケース部材23の他端部にはモールド部材22の一方の開口とその周縁を一致させた開口が形成されている。
モールド部材22の一端部側には、入射窓30がモールド部材22の一方の開口周辺の表面と密着して設置されている。この入射窓30の真空側表面の中央領域には、薄膜状の光電面40が形成されている。光電面40は、光像Bを受けて光電子e1を放出する。入射窓30および光電面40は、光電陰極35を構成している。
また、モールド部材22の他端部側には、出射窓70がモールド部材22の他方の開口に密着して設置されている。この出射窓70の真空側表面の中央領域には、薄膜状の蛍光面60が形成されている。さらに、光電面40と蛍光面60との間には、円板状のMCP50が光電面40及び蛍光面60に対向して所定の間隙をそれぞれ保持して設置されている。このMCP50は、側管部材21にその一端部を埋没して支持された2種類の導電部材からなる電極81,82の他端部によって挾持されており、光電面40から放出される光電子e1を増倍する。
入射窓30の真空側表面の周辺領域には、金属製の導電膜(図示しない)が光電面40と接触して形成されている。この導電膜は、側管部材21と入射窓30とを接合するための導電部材からなる電極80と接触している。詳しくは、電極80はその一端部がモールド部材22に埋没されるとともに、その他端部で導電膜と接触している。
出射窓70の真空側表面の周辺領域には、金属製の導電膜(図示しない)が蛍光面60と接触して形成されている。この導電膜に接触するように、電極83が設置されている。詳しくは、電極83はその一端部がモールド部材22に埋没されるとともに、その他端部で導電膜と接触している。
4種類の電極80〜83の一端部にその一端部をそれぞれ接触した4種類のリード線90〜93が、モールド部材22及びケース部材23を気密に貫通して外部に突出して設置されている。これらリード線90〜93の他端部は、電圧源14(図1参照)と電気的にそれぞれ接続されている。そのため、光電面40と、MCP50の光電面側表面及び蛍光面側裏面と蛍光面60とに対しては、電圧源14から高電圧がそれぞれ印加される。
図3に示すように、光電面40とMCP50の光電面側表面との間には、電位差V1として約200[V]が設定されている。MCP50の光電面側表面と蛍光面側表面との間には、電位差V2として約400[V]〜約900[V]が可変に設定されている。MCP50の蛍光面側表面と蛍光面60との間には、電位差V3として約6[kV]が設定されている。これにより、光電面40とMCP50との間隙と、MCP50の電子入射面と電子出射面との間に配列されたチャネル管の内側と、MCP50と蛍光面60との間隙とには、蛍光面60から光電面40に向かう電界がそれぞれ発生する。
入射窓30は、大気側及び真空側の各表面の中央領域に共に略平面を有する形状にサファイアを加工して形成されたガラス面板である。光電面40は、入射窓30上にガリウムヒ素(GaAs)を結晶成長させて形成されている。この光電面40は、電圧源14からリード線90及び電極80を介して印加された電圧に基づいて、電位約−150[V]〜約−200[V]に設定される。
出射窓70は、多数個の光ファイバをプレート状に集束して構成されたファイバープレートである。蛍光面60は、蛍光体を出射窓70の真空側表面に塗布して形成されており、例えば、GdO2S2:Tb等で構成されている。この蛍光面60は、電圧源14からリード線93及び電極83を介して印加された電圧に基づいて、電位約5000[V]〜約6000[V]に設定される。
なお、蛍光面60の真空側表面には、メタルバック層と低電子反射率層とが順次積層して形成されている。メタルバック層は、蛍光面60の表面にAlを蒸着して形成されている。このメタルバック層は、MCP50を通過して入射した光に対して比較的高い反射率を有し、かつ、MCP50から放出されて入射した光電子に対して比較的高い透過率を有する。低電子反射率層は、メタルバック層の表面にC,Be等を蒸着して形成されている。この低電子反射率層は、MCP50から放出されて入射した光電子に対して比較的低い反射率を有する。
図4は、図2に示したMCP50を一部破断して示す斜視図である。図4に示すように、MCP50は、複数個のチャネル管52をプレート状に集束して構成された少なくとも一つの電子増倍領域51と、この電子増倍領域51を取り囲むガラス製の縁部53とを備えている。この電子増倍領域51の電子入射面及び電子出射面に配列されたチャネル管52のピッチは、隣接するチャネル管52の中心間距離として約7.5[μm]〜約25[μm]である。
MCP50の光電面側表面は、電圧源14からリード線91及び電極81を介して印加された電圧に基づいて、接地電位に設定される。また、MCP50の蛍光面側裏面は、電圧源14からリード線92及び電極82を介して印加された電圧に基づいて、電位約400[V]〜約900[V]に設定される。
光像Bが外部から入射窓30を通過して光電面40に入射すると、光電面40の価電子帯に位置する電子がその伝導帯に励起し、負の電子親和力作用によって光像Bの二次元位置情報を保持した光電子e1として真空中に放出される。このように光電面40から放出された光電子e1は、光電面40とMCP50との間隙に発生した電界によって加速され、MCP50の電子入射側表面に入射する。
MCP50に入射した光電子e1は、チャネル管52の内側に発生した電界によって加速され、チャネル管52の壁面に対する衝突を繰り返しながら移動し、エネルギーを失う毎に電子−正孔対を生成する。この電子−正孔対として生成された電子は、二次電子として光電子e1と同様に電子−正孔対を生成する過程を繰り返す。そのため、光電子e1と比較して増倍された光電子e2が、光像Bの二次元位置情報を保持した電子像としてMCP50の蛍光面側表面から放出される。このとき、光電子e1に対する光電子e2のゲインは、両端電位差V2に起因して約1×103〜約2×104に達する。このようにMCP50から放出された光電子e2は、MCP50と蛍光面60との間隙に発生した電界によって加速され、蛍光面60に入射する。
蛍光面60に入射した光電子e2に対応し、蛍光として発生した光像Cが出射窓70に入射する。このように出射窓70に入射した光像Cは、光像Bの二次元位置情報を保持した光像として光学部材13を介してCCDカメラ11へ向けて出射される。
再び図1を参照して、本実施形態に係る撮像システム1の構成について説明する。制御部4は、MCP用ゲート回路16、PC用ゲート回路17、及びタイミング回路18を有している。MCP用ゲート回路16は、図2に示したイメージインテンシファイア10のリード線91及び92と電気的に接続されており、電極81及び82を介して印加されるMCP50の両端電位差V2についてのゲート動作を制御する。PC用ゲート回路17は、図2に示したイメージインテンシファイア10のリード線90と電気的に接続されており、電極80を介して印加される光電面40の電位についてのゲート動作を制御する。タイミング回路18は、MCP用ゲート回路16及びPC用ゲート回路17のそれぞれと電気的に接続されており、MCP50及び光電面40のそれぞれにおけるゲート開放タイミングをMCP用ゲート回路16及びPC用ゲート回路17に指令するための信号を出力する。また、タイミング回路18は、パルス光源2と電気的に接続されており、半導体発光素子5の発光タイミングをパルス光源2に指令するための信号を出力する。なお、ここでいうゲート動作とは、イメージインテンシファイア10を、光像Cを出力するための状態と出力しない状態とに切り替えることであり、ゲート開放とは光像Cを出力するための状態にすることである。
ここで、図5は、(a)MCP50の両端電位差V2の遷移、(b)光電面40の電位の遷移、および(c)パルス光Pの強度の遷移をそれぞれ示すタイミングチャートである。図5(a)を参照すると、MCP50の両端電位差V2は周期的な期間T1において立ち上がっており、この立ち上げ期間T1がすなわちMCP50のゲート開放期間となる。立ち上げ期間T1の時間幅は、例えば500ナノ秒である。また、両端電位差V2のピーク電圧は例えば400[V]である。この立ち上げ期間T1の間、MCP50の両端電位差V2は単調増加しており、当該期間内においてその増加率は時間の経過とともに減少している。
イメージインテンシファイア10は、MCP50に印加される両端電位差V2に応じた増倍率でもって入射光像Bを増強する。ここで、図6は、MCP50に印加される両端電位差V2と入射光像Bに対する増倍率(ルミナンスゲイン)との関係を示すグラフである。図6に示すように、イメージインテンシファイア10の増倍率は両端電位差V2の指数関数に比例して増加する。したがって、MCP50の両端電位差V2が単調増加する期間T1の間(図5(a)参照)、イメージインテンシファイア10の増倍率もまた単調増加することとなる。
図5(b)を参照すると、光電面40の電位は周期的な期間T2において負のパルスとして印加されており、この期間T2がすなわち光電面40のゲート開放期間となる。期間T2の時間幅は、例えば300ナノ秒である。期間T2は、図5(a)に示したMCP50の両端電位差V2の立ち上げ期間T1に含まれており、この期間T2の間のみ撮像装置3において光像Bが撮像される。また、上述したように、立ち上げ期間T1の間MCP50の両端電位差V2は単調増加しているので、期間T2においてもMCP50の両端電位差V2は単調増加しており、期間T2終了時におけるMCP50の両端電位差V22は、期間T2開始時におけるMCP50の両端電位差V21より大きい。
図5(c)を参照すると、パルス光源2からのパルス光Pの発生は、MCP50の両端電位差V2の立ち上げ周期に合わせて周期的に行われている。そして、図5(b)に示した光電面40のゲート開放期間T2は、パルス光Pの発生後に設定されている。
パルス光Pが撮像対象物により反射して光像Bとして戻って来るまでに要する時間は、撮像対象物から当該撮像装置3までの距離によって異なる。すなわち、図5(b)に示した期間T2において、ゲート開放直後の入射光像Bには撮像装置3から最も近い撮像対象物が含まれ、時間が経過するほど入射光像Bには撮像装置3から遠く離れた撮像対象物が含まれる。そして、撮像対象物が撮像装置3から遠いほど光像は微弱となるので、期間T2における時間の経過に従って入射光像Bの光量は小さくなる。
そこで、本実施形態の撮像システム1では、MCP50の両端電位差V2の立ち上げ期間T1内の期間T2において光電面40のゲートを開放している。これにより、上述したようにゲート開放中にはMCP50の両端電位差V2が単調増加することとなり、光像Bに含まれる撮像対象物においては、撮像装置3からの距離が長くなるほどイメージインテンシファイア10による光増倍率が増す。したがって、本実施形態の撮像システム1によれば、撮像対象物までの距離に起因する画像内の明暗のばらつきを効果的に抑えることができる。
図7〜図9は、本実施形態に係る撮像システム1による上記効果を確認した際の画像である。図7は、撮影対象となった昼間の風景を示す画像であり、撮影位置から主要な建造物までのおおよその距離を示している。図8(a)は本実施形態に係る撮像システム1によって前述したようにして取得された夜間の画像であり、図8(b)は本実施形態のような光電面40及びMCP50におけるゲート制御をともに行わずに撮影した夜間の画像である。また、図9(a)は光電面40のゲート制御のみによってゲート撮影位置から近い対象物のみを撮影した夜間の画像であり、図9(b)はゲート撮影位置から遠い対象物のみを撮影した夜間の画像である。図8(b)に示されるように、ゲート制御を行わない場合、撮影位置の近くに存在する対象物に関する光像が明るくなり、相対的に撮影位置の遠くに存在する対象物に関する光像が暗くなってしまう。これに対して本実施形態の撮像システム1による画像(図8(a))では、撮影位置からの距離にかかわらず画像内の明暗のばらつきが抑えられ、明瞭な画像が得られている。
また、図9(a)、図9(b)は前述した特許文献1に記載された撮像システムによる撮像画像に該当するが、本実施形態に係る撮像システム1によれば、特許文献1に記載された撮像システムと異なり、ゲート開放タイミングに応じて或る特定の距離にある対象物のみの画像を得るのではなく均一な明るさの全体画像を取得することができる。また、特許文献1に記載された撮像システムは電子増倍手段を備えていないので、仮に本実施形態と同様に増幅率を調整しようとすると光電面への印加電圧を変化させることとなるが、このような場合、ダイナミックレンジが極めて狭くなる。これに対し、本実施形態に係る撮像システム1においては、MCP50の電子増倍率が両端電位差V2に対して指数関数的に変化するので(図6参照)、ダイナミックレンジが広くなり、イメージインテンシファイア10の光増倍率を容易に高めることができる。
本実施形態に係る撮像システム1は、更に以下の構成を備えることが好ましい。図10は、(a)MCP50の両端電位差V2の遷移、(b)光電面40の電位の遷移、および(c)パルス光Pの強度の遷移をそれぞれ示すタイミングチャートである。既に説明した図5との相違点は、MCP50の両端電位差V2の立ち上げ期間T1における両端電位差V2の増加率と、光電面40のゲート開放期間T2のタイミングである。
すなわち、図10(a)に示す立ち上げ期間T1における両端電位差V2のピーク電圧は例えば900[V]であり、上述した400[V]より高圧となっている。立ち上げ期間T1の時間幅は図5(a)と同じ(500ナノ秒)なので、立ち上げ期間T1における両端電位差V2の増加率が図5(a)より大きくなっている。また、図10(b)に示す光電面40のゲート開放期間T2に関しては、その時間幅は図5(b)と同じ(300ナノ秒)であるが、MCP50の両端電位差V2の立ち上げ期間T1(図10(a))に対する期間T2の開始タイミングが、図5(b)と比較して早まっている。
図10(a)に示すように、立ち上げ期間T1における両端電位差V2の増加率は、該期間T1内において時間変化している。具体的には、両端電位差V2の増加率は期間T1内において時間とともに減少しており、期間T1内の開始直後における両端電位差V2の増加率は大きく、時間経過に従って両端電位差V2の増加率は小さくなっている。すなわち、両端電位差V2の立ち上げ期間T1に対し相対的に期間T2の開始タイミングが早まると、当該期間T2における両端電位差V2の増加幅が拡大することとなる。また、立ち上げ期間T1における両端電位差V2の増加率が大きくなれば、期間T2における両端電位差V2の増加率も更に大きくなる。したがって、期間T2開始時におけるMCP50の両端電位差V23と、期間T2終了時におけるMCP50の両端電位差V24との差(V24−V23)は、図5(a)における差(V22−V21)より大きくなっている。つまり、図10に示した例では、期間T2におけるイメージインテンシファイア10の増幅率の変化幅が、図5に示した形態と比較して大きくなっている。
このような形態は、光像Bが撮像装置3に届きにくい撮像条件、例えば雨天時や濃霧時などにおいて好適である。晴天時には当該撮像システム1から遠い撮像対象物であってもその入射光像Bの光量は比較的大きくなるが、雨天時にはパルス光Pや光像Bが雨によって遮られる為、当該撮像システム1から遠い撮像対象物に関する入射光像Bの光量が晴天時より小さくなってしまう。このような場合に、MCP50の両端電位差V2の立ち上げ期間T1における両端電位差V2の増加率、すなわちイメージインテンシファイア10の光増倍率の増加幅を例えば雨天時には晴天時より大きくするといった変更をゲイン制御部15において行うことにより、撮像条件による影響を抑えてより明瞭な画像を得ることができる。
したがって、制御部4においては、立ち上げ期間T1におけるMCP50の両端電位差V2の増加率が、撮像条件に応じて可変であることが好ましい。具体的には、立ち上げ期間T1における両端電位差V2のピーク電圧を、制御部4において400[V]から900[V]を含む範囲で変更できると良い。また、本実施形態のように、立ち上げ期間T1内における両端電位差V2の増加率が該期間T1内において時間変化している場合には、制御部4において、期間T2の開始タイミング(立ち上げ期間T1に対して光電面40のゲートを開放させる相対的なタイミング)が撮像条件に応じて可変であることが好ましい。
図11は、撮像システム1からの距離に応じた、光像Bの明るさ及びイメージインテンシファイア10の増倍率の変化を示す図である。図中の曲線R1は光の拡散による光像Bの減衰を示しており、曲線R2は撮像条件(雨や霧)による光像Bの減衰を示している。また、図中の曲線R3は晴天時におけるイメージインテンシファイア10の増倍率を示しており、曲線R4は雨天時におけるイメージインテンシファイア10の光増倍率を示している。
図11の曲線R1に示すように、光像Bの明るさは、パルス光Pや光像B自体の拡散によって、撮像システム1からの距離に応じて指数関数的に減衰する。そして、雨天時や濃霧時には、この減衰に加えて更に指数関数的に減衰する(R2)。本実施形態の撮像システム1では、上述したように撮像システム1からの距離が遠いほどイメージインテンシファイア10の光増倍率が指数関数的に大きくなるので(R3,R4)、撮像システム1からの距離による減衰(R1)や、撮像条件による減衰(R2)を効果的に補い、撮影位置からの距離にかかわらず画像内の明暗のばらつきが抑えられる。
(第1変形例)
図12は、上記実施形態の第1変形例について説明するための図であり、(a)MCP50の両端電位差V2の遷移、(b)光電面40の電位の遷移、および(c)パルス光Pの強度の遷移をそれぞれ示すタイミングチャートである。本変形例では、MCP50の両端電位差V2の波形(図12(a))が図5(a)とは異なっており、期間T1の開始時と期間T2の開始時が等しく、期間T2開始時におけるMCP50の両端電位差V21(例えば200[V])、又はV21より僅かに小さな値より低下しないように、MCP50の両端電位差V2が維持されている。この場合、期間T1を短くできるので、単位時間あたりのゲート動作を増やすことができ、よりリアルタイムな画像を取得することができる。なお、図12(b)に示す光電面40の電位の遷移、および図12(c)に示すパルス光Pの強度の遷移は、それぞれ図5(b)及び図5(c)に示したものと同様である。
撮像システム1におけるMCP50の両端電位差V2は、ゲイン制御部15またはMCP用ゲート回路16によって図12(a)に示したような波形に制御されてもよい。このような場合でも、上記した実施形態による効果を好適に得ることができる。
(第2変形例)
図13は、上記実施形態の第2変形例について説明するための図であり、(a)パルス光Pの強度の遷移、(b)光電面40の電位の遷移をそれぞれ示すタイミングチャートである。なお、図示はしないが、MCP50の両端電位差Vと図13(b)の光電面40の電位の遷移との関係に関しては、図5(a)及び図5(b)に示す関係と等しい。本変形例では、パルス光Pの波形(図13(a))が図5(c)とは異なっており、パルス光Pの強度の立ち上がりが急峻であり、且つなだらかに低下するような波形となっている。また、パルス光Pの発光中に、光電面40のゲート動作を行っている。
パルス光Pの発光強度をこのような形状とすることで、得られる画像内において撮像システム1から遠い撮像対象物ほどパルス光Pの照射強度が強くなる。したがって、パルス光Pの照射によっても、撮像システム1からの距離による減衰を補い、撮影位置からの距離にかかわらず画像内の明暗のばらつきをより好適に抑えることができる。
本発明による撮像システム及び周辺モニタ装置は、上記した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態ではイメージインテンシファイア10が薄膜の蛍光面60を備えており、この蛍光面60から出射される光像をCCDカメラ11により撮像する方式について説明したが、MCPから出力される電子を直接検出することにより画像データを生成してもよい。また、上記実施形態ではイメージインテンシファイア10とCCDカメラ11との間に光学部材13を配置しているが、本発明の撮像装置では光電面およびMCPを含む構成部分と撮像部とが直に結合されていてもよい。
本発明に係る撮像システムの一実施形態に係る構成を示す図である。 イメージインテンシファイア10を一部破断して示す平面図である。 図2に示すイメージインテンシファイア10の一部を、III−III線に沿って示す断面図である。 図2に示したMCP50を一部破断して示す斜視図である。 (a)MCP50の両端電位差V2の遷移、(b)光電面40の電位の遷移、および(c)パルス光Pの強度の遷移をそれぞれ示すタイミングチャートである。 MCP50に印加される両端電位差V2と入射光像Bに対する増倍率(ルミナンスゲイン)との関係を示すグラフである。 撮像システム1による効果を確認した際に撮影対象となった昼間の風景を示す画像であり、撮影位置から主要な建造物までのおおよその距離を示している。 (a)撮像システム1によって取得された夜間の画像である。(b)ゲート制御を行わずに撮影した夜間の画像である。 (a)光電面40のゲート制御のみによってゲート撮影位置から近い対象物のみを撮影した夜間の画像である。(b)ゲート撮影位置から遠い対象物のみを撮影した夜間の画像である。 (a)MCP50の両端電位差V2の遷移、(b)光電面40の電位の遷移、および(c)パルス光Pの強度の遷移をそれぞれ示すタイミングチャートである。 撮像システム1からの距離に応じた、光像Bの明るさ及びイメージインテンシファイア10の増倍率の変化を示す図である。 第1変形例について説明するための図であり、(a)MCP50の両端電位差V2の遷移、(b)光電面40の電位の遷移、および(c)パルス光Pの強度の遷移をそれぞれ示すタイミングチャートである。 第2変形例について説明するための図であり、(a)パルス光Pの強度の遷移、(b)光電面40の電位の遷移をそれぞれ示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…撮像システム、2…パルス光源、3…撮像装置、4…制御部、5…半導体発光素子、6,12…レンズ、10…イメージインテンシファイア、11…CCDカメラ、13…光学部材、14…電圧源、15…ゲイン制御部、16…MCP用ゲート回路、17…PC用ゲート回路、18…タイミング回路、30…入射窓、35…光電陰極、40…光電面、50…MCP、60…蛍光面、80〜83…電極、90〜93…リード線、A…撮像対象物、B,C…光像、P…パルス光、V2…両端電位差、e1,e2…光電子。

Claims (5)

  1. 撮像対象物にパルス光を照射するパルス光源と、
    前記パルス光による前記撮像対象物に関する光像を撮像する撮像装置と、
    前記パルス光源および前記撮像装置を制御する制御部と
    を備え、
    前記撮像装置は、
    前記光像を受けて光電子を放出するとともに前記制御部による電位制御によってゲート動作を行う光電面と、
    前記光電面に対向配置されて前記光電子を増倍するマイクロチャンネルプレートと、
    前記マイクロチャンネルプレートから放出された電子像に基づいて画像データを生成する撮像部と
    を有し、
    前記制御部は、前記パルス光源からのパルス光の発生および前記マイクロチャンネルプレートの両端電位差の立ち上げをそれぞれ周期的に行わせるとともに、パルス光の発生後であって両端電位差の立ち上げ期間内に前記光電面のゲートを開放させることを特徴とする、撮像システム。
  2. 前記マイクロチャンネルプレートの両端電位差の立ち上げ期間における該両端電位差の増加率が可変であることを特徴とする、請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記マイクロチャンネルプレートの両端電位差の立ち上げ期間内における該両端電位差の増加率が該期間内において時間変化しており、
    前記制御部において前記光電面のゲートを開放させるタイミングが可変であることを特徴とする、請求項1に記載の撮像システム。
  4. 前記パルス光源がLEDを有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像システム。
  5. 周囲の状況をモニタする周辺モニタ装置であって、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載された撮像システムを備えることを特徴とする、周辺モニタ装置。
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