JP2009302167A - パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】基板から突き出した金属ピンと光/電気デバイス或いはプリント基板等とを電気接続する場合に、インピーダンス不整合を抑制したパッケージを提供することにある。
【解決手段】一定の厚さを有する金属キャリア11に厚み方向に貫通した複数の貫通穴12が形成され、各々の貫通穴12には複数の導電性を有するピン13,14が差し込まれており、且つ、当該ピン13,14と金属キャリア11とが電気的な絶縁を保つように、貫通穴12に第一の誘電体15,16が充填されたパッケージにおいて、ピン14における金属キャリア11の両側に突き出した当該ピン側面の全体が、第一の誘電体16で覆われており、且つ、当該第一の誘電体16の全体が、導電体22で覆われて、同軸線路21を形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、パッケージに関し、特に光/電気モジュールに用いられるパッケージに関する。
近年では、インターネットの発展により、光通信システムの高速化、低コスト化が強く求められてきており、このシステムに用いられる光/電気モジュールの一層の高速化、低コスト化が必須となってきている。
光/電気モジュールに用いられる低コストパッケージとして、TO(Transistor Outlined)パッケージと呼ばれる形態が広く用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
ここで、従来のTOパッケージを用いた光/電気モジュール(TOパッケージ型の光/電気モジュール)の一例を示した模式図である図12を参照して具体的に説明する。なお、封止キャップ等は省略している。
このTOパッケージの構造は、図12に示すように、一定の厚さを有する円板状の金属キャリア101と、金属キャリア101を貫通した複数の貫通金属ピン103A,103B,104A,104Bと、これら複数の貫通金属ピン103A,103B,104A,104Bの固定を行う複数のガラス105,106で構成されている。すなわち、貫通金属ピン103A,103B,104A,104Bが、金属キャリア101に形成された4つの貫通穴102のそれぞれに挿通して配置され、ガラス105,106で当該貫通穴102に固定されている。
このような構造のTOパッケージを用い、最初に、金属キャリア101の上に複数の光/電気デバイス、ここでは、トランスインピーダンスアンプ111、ホトダイオード112及びサーミスタ113を実装する。その後、これら光/電気デバイスと貫通金属ピン103A,103B,104A,104Bとを金ワイヤ114で接続し、光/電気モジュールが作製される。なお、トランスインピーダンスアンプ111とホトダイオード112も金ワイヤ114で接続している。
このTOパッケージ型の光/電気モジュールでは、貫通金属ピン103A,103B,104A,104Bが電気入出力用のピンとして使用され、外部、例えばプリント基板などと接続される。貫通金属ピン103A,103B,104A,104Bの中で、高速の信号を扱う貫通金属ピン104A,104Bは、金属キャリア101にガラス106で固定されている金属ピン部分が所望の特性インピーダンス(例えば、50Ω)に設計された同軸線路115になっている。このため、貫通金属ピン104A,104Bと光/電気デバイス間や貫通金属ピン104A,104Bとプリント基板間とのインピーダンス不整合による信号劣化を一定程度抑制することが可能となる。しかしながら、信号速度が10Gbps以上と高速になると、貫通金属ピン104A,104Bにおける金属キャリア101から突き出した部分116や金ワイヤ114では特性インピーダンスが50Ωとなっていないため、インピーダンス不整合による電気反射が生じ、特性の劣化要因となっていた。
J.M.Baek,et al.,「High Sensitive 10−Gb/s APD Optical Receivers in Low−Cost TO−Can−Type Packages」,IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS,VOL.17,NO.1,JANUARY 2005,181〜183頁 Amr M.E.Safwat,et al.,「NOVEL DESIGN FOR COPLANAR WAVEGUIDE TO MICROSTRIP TRANSITION」,2001 IEEE MTT−S International Microwave Symposium Digest,Volume 2,2001年5月19日発行,p.607−610
そこで、本発明は、前述した問題に鑑み提案されたもので、基板から突き出した金属ピンと光/電気デバイス或いはプリント基板等とを電気接続する場合において、インピーダンス不整合を抑制したパッケージを提供することにある。
上述した課題を解決する第1の発明に係るパッケージは、
一定の厚さを有する導電性基板に厚み方向に貫通した貫通穴が一つ若しくは複数形成され、各々の前記貫通穴には一つ若しくは複数の導電性を有するピンが差し込まれており、且つ、当該ピンと前記導電性基板とが電気的な絶縁を保つように、当該貫通穴に第一の誘電体が充填されたパッケージにおいて、
前記ピンにおける前記導電性基板の片側或いは両側に突き出した当該ピン側面の一部若しくは全体が、前記第一の誘電体で覆われており、且つ、当該第一の誘電体の外側の一部若しくは全体が、導電体で覆われて、同軸線路を形成している
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第2の発明に係るパッケージは、
一定の厚さを有する導電性基板に厚み方向に貫通した貫通穴が一つ若しくは複数形成され、各々の前記貫通穴には一つ若しくは複数の導電性を有するピンが差し込まれており、且つ、当該ピンと前記導電性基板とが電気的な絶縁を保つように、当該貫通穴に第一の誘電体が充填されたパッケージにおいて、
前記ピンにおける前記導電性基板の片側或いは両側に突き出した当該ピン側面の一部若しくは全体が、前記第一の誘電体と異なる第二の誘電体で覆われており、且つ、当該第二の誘電体の外側の一部若しくは全体が、導電体で覆われて、同軸線路を形成している
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第3の発明に係るパッケージは、第1または第2の発明に係るパッケージであって、
前記第一或いは第二の誘電体でピン側面が覆われたピンから伸びる信号配線、及び、前記導電体から伸びる接地配線、及び、前記信号配線と前記接地配線の一部或いは全体が形成された第一或いは第二或いは第三の誘電体とで構成された伝送線路を備えている
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第4の発明に係るパッケージは、第1乃至第3の発明の何れか一つに係るパッケージであって、
前記導電体が網状に形成されたものである
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第5の発明に係るパッケージは、第1乃至第3の発明の何れか一つに係るパッケージであって、
前記導電性基板と前記導電体とが一体的に形成されている
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第6の発明に係るパッケージは、第1乃至第5の発明の何れか一つに係るパッケージであって、
前記ピンと前記導電体に半田バンプを備えた
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第7の発明に係るパッケージは、第1乃至第6の発明の何れか一つに係るパッケージであって、
前記第一或いは第二の誘電体でピン側面が覆われたピンの少なくとも一つがバーストIC用のリセット信号ピンである
ことを特徴とする。
本発明に係るパッケージによれば、ピンにおける導電性基板の片側或いは両側に突き出した当該ピン側面の一部若しくは全体が、第一の誘電体で覆われており、且つ、当該第一の誘電体の外側若しくは全体が、導電体で覆われて、同軸線路を形成していることにより、特性インピーダンスを所望の値に設計でき、寄生のインダクタンスを低減できる。その結果、ピンの寄生インピーダンスを抑制できるので、高周波におけるインピーダンス不整合を抑制できる。よって、ピンにおける導電性基板から突き出した部分を所定のインピーダンスに設計していない従来のパッケージと比べ、高速化が可能となる。
本発明に係るパッケージによれば、ピンにおける導電性基板の片側或いは両側に突き出した当該ピン側面の一部若しくは全体が、第一の誘電体と異なる第二の誘電体で覆われており、且つ、当該第二の誘電体の外側の一部若しくは全体が、導電体で覆われて、同軸線路を形成していることにより、特性インピーダンスを所望の値に設計でき、寄生のインダクタンスを低減できる。その結果、ピンの寄生インピーダンスを抑制できるので、高周波におけるインピーダンス不整合を抑制できる。よって、ピンにおける導電性基板から突き出した部分を所定のインピーダンスに設計していない従来のパッケージと比べ、高速化が可能となる。さらに、前記従来のパッケージを利用して作製でき、製造コスト増を抑制できる。
本発明に係るパッケージによれば、第一或いは第二の誘電体でピン側面が覆われたピンから伸びる信号配線、及び、導電体から伸びる接地配線、及び、前記信号配線と前記接地配線の一部或いは全体が形成された第一或いは第二或いは第三の誘電体とで構成された伝送線路を備えていることにより、伝送線路自体を短くでき、その分、寄生のインダクタンスを低減できる。その結果、ピンの寄生インピーダンスを抑制できるので、高周波におけるインピーダンス不整合をより一層抑制できる。
本発明に係るパッケージによれば、導電体が網状に形成されたものであることにより、この導電体を誘電体に容易に取付けることができ、製造コスト増を抑制できる。
本発明に係るパッケージによれば、導電性基板と導電体とが一体的に形成されていることにより、導電体の作製が容易であり製造コスト増を抑制できる上に、導電体と導電性基板が接触しており、当該導電体を同軸線路のグランドとして確実に機能させることができる。
本発明に係るパッケージによれば、ピンと導電体に半田バンプを備えたことにより、この半田バンプを利用して他デバイスを設置でき、パッケージ自体の小型化に効果的に寄与することができる。
本発明に係るパッケージによれば、第一或いは第二の誘電体でピン側面を覆われたピンの少なくとも一つがバーストIC用のリセット信号ピンであることにより、リセット信号の特性の劣化を防止してリセット信号を確実に送信でき、信号処理の品質の向上に効果的に寄与できる。
本発明に係るパッケージの最良の実施形態について、実施例にて詳細に説明する。
本発明の第1の実施例に係るパッケージについて、図1を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るパッケージを用いた光受信モジュールの一例を示す模式図である。
この図1において、符号11が金属キャリア(導電性基板)を示し、符号12が金属キャリア11の厚み方向に貫通して形成された貫通穴を示している。符号13,14が貫通金属ピンを示し、符号15,16がガラス(第一の誘電体)を示している。符号17がトランスインピーダンスアンプを示し、符号18がホトダイオードを示し、符号19がサーミスタを示し、符号20が金ワイヤを示している。さらに、符号21が略円柱体形状の同軸線路を示し、符号22が同軸線路21を構成する外皮であり、この同軸線路21のグランドとして機能する導電体を示している。
金属キャリア11はコバール合金(Fe:54%、Ni:29%、Co:17%の合金)を切削加工等で平板状に加工したものである。金属キャリア11には4つの貫通穴12が形成されており、これら貫通穴12には貫通金属ピン13,14が差し込まれている(挿入されている)。具体的には、2つの貫通穴12には貫通金属ピン13がそれぞれ差し込まれている。そして、貫通穴12にはガラス15が充填され、貫通金属ピン13がガラス15を介して金属キャリア11に固定されている。よって、貫通金属ピン13と金属キャリア11との電気的な絶縁が保たれている。他方、残りの2つの貫通穴12には、貫通金属ピン14とガラス16とを一体化して形成した同軸線路21が差し込まれている。具体的には、貫通金属ピン14の全長に亘って当該貫通金属ピン14のピン側面の全体がガラス16で覆われて形成された同軸線路21が貫通穴12に差し込まれている。よって、金属キャリア11と貫通金属ピン14との電気的な絶縁が保たれている。なお、金属キャリア11と同軸線路21とは、半田等によって固定されている。貫通金属ピン13,14は、その材質がコバール合金であり、円柱体状の細長いピンである。また、同軸線路21のグランドとして機能する導電体22は、すずメッキ銅等の金属薄膜である。
金属キャリア11上には、トランスインピーダンスアンプ17、ホトダイオード18、及びサーミスタ19が実装されている。トランスインピーダンスアンプ17、ホトダイオード18、及びサーミスタ19は、金ワイヤ20で所望の貫通金属ピン13,14に接続されている。なお、トランスインピーダンスアンプ17とホトダイオード18との間も金ワイヤ20で接続されている。
次に、ホトダイオード18の光受信動作を説明することによって、本実施例に係るパッケージの構造及び効果を説明する。最初に、ホトダイオード18が、受信した光信号を電気信号に変換し、この電気信号を、金ワイヤ20を介してトランスインピーダンスアンプ17へ送信している。トランスインピーダンスアンプ17は、受信した電気信号を増幅し、増幅した電気信号をトランスインピーダンスアンプ17の差動出力端子(図1では詳細端子形状等は省略している)から出力している。この差動出力端子は金ワイヤ20により同軸線路21の貫通金属ピン14と接続しており、差動出力信号は同軸線路21へと伝搬する。この同軸線路21は、金属キャリア11の下面(トランスインピーダンスアンプ17、ホトダイオード18、及びサーミスタ19が実装されていない側の面)へ通じており、図示されていないが、例えばSMAコネクタ等の高周波コネクタや回路基板へと接続される。
この差動出力信号を波形劣化なく伝搬させるため、接続される高周波コネクタや回路基板とインピーダンス不整合がないように、同軸線路21は構造設計されている。貫通金属ピン14は、その断面が円形をしており、その直径は250ミクロンである。同軸線路21の特性インピーダンスが50Ωとなるように、その直径は1600ミクロンに設定されている。なお、特性インピーダンス設計に当たり、同軸線路21を構成するガラス16(貫通金属ピン14のピン側面を覆っているガラス16)の誘電率を5とした。他の貫通金属ピン13は金属キャリア11の上下に突き出しており、貫通金属ピン13における金属キャリア11より突き出した部分の表面がむき出しになっている。このため、この突き出した部分での寄生インピーダンスが大きくなる。他方、同軸線路21の貫通金属ピン14は、金属キャリア11の上下に突き出た部分も、特性インピーダンスが50Ωに保たれたままとなっており、寄生のインダクタンスが低減されている。
以上説明したように、貫通金属ピン14に高速な電気信号を伝送させるようとする場合において、貫通金属ピン14の寄生インピーダンスを抑制できるので、高周波におけるインピーダンス不整合を解消することができ、高周波特性を改善することが可能となる。よって、ピンにおける導電性基板から突き出した部分を所定のインピーダンスに設計していない従来のパッケージと比べ、高速化が可能となる。
なお、上記例では、同軸線路21を構成する外皮である導電体22として、すずメッキ銅等の金属薄膜を例に挙げたが、本発明の第1の実施例に係るパッケージを具備する光/電気モジュールの他例の模式図である図2に示すように、網目状の金属網からなる導電体23とすることも可能である。このように同軸線路21を構成する外皮を金属網の導電体23としたパッケージであっても、この導電体23をガラス16に容易に取付けることができ、その製造コスト増を抑制できる上に、導電体23と金属キャリア11が接触しており、導電体23を同軸線路21のグランドとして確実に機能させることができる。また、上記では、同軸線路21を構成する導電体として金属薄膜の導電体22や金属網の導電体23を用いて説明したが、導電体は同軸線路のグランドとして効果を奏すればどのような構造であっても実施可能である。
また、上記例では、貫通金属ピン14における金属キャリア11の両側に突き出したピン側面をその全長に亘ってガラス16で覆って同軸線路21を形成したパッケージを用いて説明したが、貫通金属ピンにおける金属キャリアの片側に突き出したピン側面の一部若しくは全体をガラスで覆い、且つ当該ガラスの側面の一部若しくは全体を導電体で覆ったり、貫通金属ピンにおける金属キャリアの両側に突き出したピン側面の一部をガラスで覆い、且つ当該ガラスの一部若しくは全体を導電体で覆ったりして同軸線路を形成したパッケージとすることも可能である。
本発明の第2の実施例に係るパッケージについて、図3を参照して具体的に説明する。
図3は、本発明の第2の実施例に係るパッケージを用いた光受信モジュールの模式図である。
本実施例に係るパッケージは、上述した第1の実施例に係るパッケージが具備する同軸線路21を構成する外皮である、金属薄膜の導電体22や金属網の導電体23を変更したものであり、それ以外は同一の構造を具備する。
本実施例に係るパッケージにおいて、上述した第1の実施例に係るパッケージと同一の構造には同一符号を付記しその説明を省略する。
本実施例では、図3に示すように、貫通金属ピン14の周囲に金属が覆うように、金属キャリア11と一体的に加工し、同軸線路21を構成する外皮であり、この同軸線路21のグランドとして機能する導電体32を形成したものとなっている。
このような構造にすることによって、第1の実施例に係るパッケージと同様に、貫通金属ピン14が金属キャリア11の上下から突き出している部分(ピンの突き出し部)において、寄生インダクタンスを抑制できるので、高周波におけるインピーダンス不整合を低減できる。その結果、高周波特性を改善することが可能となる。さらに、導電体32の作製が容易であり製造コスト増を抑制できる上に、導電体32と金属キャリア11が接触しており、当該導電体32を同軸線路21のグランドとして確実に機能させることができる。
本発明の第3の実施例に係るパッケージについて、図4、図5(a)および図5(b)を参照して具体的に説明する。
図4は、本発明の第3の実施例に係るパッケージを用いた光受信モジュールの模式図であり、図5(a)はパッケージが具備する同軸線路の上面図であり、図5(b)は同軸線路の側面図である。
本実施例に係るパッケージは、上述した第2の実施例に係るパッケージが具備する同軸線路21を構成する外皮である導電体32の形状を変更し、貫通金属ピン14から伸びる信号電極を追加したものであり、それ以外は同一の構造を具備する。
本実施例に係るパッケージにおいて、上述した第2の実施例に係るパッケージと同一の構造には同一符号を付記しその説明を省略する。
本実施例では、図4、図5(a)および図5(b)に示すように、同軸線路21が金属キャリア11と一体的に加工された導電体32で覆われて当該同軸線路21の外皮を構成し、この導電体32の一部が削られている。具体的には、導電体32は、トランスインピーダンスアンプ17、ホトダイオード18、及びサーミスタ19が実装されている側にて金属キャリア11から突き出した部分にて削られている。この削られた部分43は、同軸線路21のガラス16で埋め込まれている。貫通金属ピン14の先端部に信号電極44が設けられる。この信号電極44は、ガラス16の上部に位置し、貫通金属ピン14から削られた部分43に亘って延在して形成されている。すなわち、この信号電極44は、導電体32と接触せずに同軸線路21の径方向に延在して形成されている。なお、この信号電極44は金薄膜である。信号電極32、ガラス16及び導電体32とでコプレーナ線路(CPW:CoPlanar Waveguide)を形成している。このコプレーナ線路の特性インピーダンスは、所望の値(例えば50Ω)に設計されている。
ここで、コプレーナ線路の他例を示す図である図6を参照して説明する。
この図6は、コプレーナ線路の構造例を示したものであり、トランスインピーダンスアンプ上に形成されたコプレーナ線路の差動出力端子から、コプレーナ線路の信号電極及び接地電極となる導電体へ金ワイヤによって接続した構造も例示している。
図6に示すように、トランスインピーダンスアンプ55の両方の側部に同軸線路21がそれぞれ設けられる。同軸線路21は、貫通金属ピン14と、この貫通金属ピン14の周囲を覆うガラス16とを具備する。そして、このガラス16の周囲が導電体53で覆われており、導電体53が同軸線路21を構成する外皮となり、この同軸線路21のグランドとして機能している。この導電体53には、トランスインピーダンスアンプ55側の一部が削られており、この箇所にガラス16が埋め込まれている。貫通金属ピン14から前記削られた箇所に亘って信号電極54が延在して形成されている。トランスインピーダンスアンプ55には、その両方の側部近傍に位置して3個の電極パッド56A〜56Cがそれぞれ設けられる。電極パッド56A,56Cと導電体53との間、電極パッド56Bと信号電極54との間は、金ワイヤ57によってそれぞれ接続される。信号電極54、ガラス16及び導電体53とでコプレーナ線路50が形成される。
コプレーナ線路50の基板となるガラス16の厚みは十分厚いと仮定すると、特性インピーダンスを50Ωとするため、線A−A’において信号電極54の幅L1が1200ミクロンとなっている。また、貫通金属ピン14の中心から400ミクロン離れたB−B’において、信号電極54の幅L2が1000ミクロンである。また、線C−C’(導電体53の一部を削った部分)において、信号電極54の幅L3が250ミクロンであり、ガラス16の間隔L4が350ミクロンである。
以上の説明では、コプレーナ線路50について3点の寸法しか示していないが、図6では特性インピーダンス50Ωを大きく逸脱しない範囲内で、3点間を線で結んだものである。なお、上記寸法は1例であって、電磁界シミュレータを用いて、適宜設計すれば良い。
以上説明したような構成でパッケージを作製することによって、コプレーナ線路50の差動出力端子を搭載したトランスインピーダンスアンプ55と同軸線路21とをインピーダンス不整合なく接続する場合において、上述した第1及び第2の実施例に係るパッケージと比べ、より短い金ワイヤ57を用いることができるので、より高速な信号を伝搬する場合においても、インピーダンス不整合を抑制することができるというメリットを有する。
本発明の第4の実施例に係るパッケージについて、図7(a)および図7(b)を参照して具体的に説明する。
図7は、本発明の第4の実施例に係るパッケージを模式的に示した図であり、図7(a)にその組立て前の状態を示し、図7(b)にそれを組立てた状態を示す。
この図7において、符号60が従来型のTO(Transistor Outlined)パッケージを示し、符号61が金属キャリア(導電性基板)を示し、符号62が貫通穴を示している。符号63,64が貫通金属ピンを示し、符号65がガラス(第一の誘電体)を示している。さらに、符号71が金属板を示し、符号73が貫通穴を示している。なお、説明を簡略化するために、TOパッケージに搭載する光/電気デバイスは省略している。
本実施例は、従来型のTOパッケージ60に、貫通穴73の開いた金属板71に高速信号が通る貫通金属ピン64を挿入する形のものである。高速信号が通る貫通金属ピン64では、金属キャリア61の内部に構成されている同軸線路の特性インピーダンスが50Ωに設定されている。誘電率が5のガラスを使用した場合、金属キャリア61の貫通穴62の直径は1600ミクロンに設定されている。金属板71は、貫通金属ピン64の突き出した部分の長さに相当する厚みを有しており、この金属板71に開いた貫通穴73の中心と突き出した貫通金属ピン64の中心とがほぼ一致するように、金属板71を挿入し、金属キャリア61と金属板71との接触部分を半田や導電性の接着材により固定して十分な電気的接触を行っている。
金属板71の貫通穴73は中空であって、誘電率が1であるので、金属板71と貫通金属ピン64とで構成される同軸線路の特性インピーダンスが50Ωとなるには、金属板71の貫通穴73の直径は、580ミクロンに設定する必要がある。すなわち、金属板71の貫通穴73の中の空気が第二の誘電体をなす。この貫通穴73の直径は、TOパッケージ60の貫通穴62の直径(1600ミクロン)よりも小さいが、寸法の不連続による構造分散による高周波特性劣化を抑制するため、貫通穴73の直径をTOパッケージ60の貫通穴62と同じ大きさに設定し、貫通穴73にガラス65と類似の誘電率を有する接着剤等を流し込むといった方法を適用しても良い。
以上説明したような構造にすることによって、従来のTOパッケージで問題であった貫通金属ピン64の突き出した部分における寄生インダクタンスの増大を低減でき、インピーダンス不整合による高周波特性劣化を抑制できる。
ここで、図8に、試作したTOパッケージにおいて、貫通金属ピンの突き出し量の分布につき調べた結果を示す。この図8において、横軸に貫通ピン(貫通金属ピン64)の突き出し量を示し、縦軸に個数を示している。この図8に示すように、貫通金属ピン64の突き出し量は、275ミクロンから325ミクロンが33個と一番多く、これよりも突き出し量が長かったり、短かったりすると、個数は減少するといった分布となっていることが分かる。このような分布は、TOパッケージを製造する装置に起因しており、あらかじめ実績値から予測することが可能である。
したがって、厚みの違う複数の金属板71をあらかじめ用意すれば、従来のTOパッケージ60に貫通穴73を有した金属板71を実装するだけでよく、低コストで本発明の構造を製造することが可能であるというメリットを有する。
本発明の第5の実施例に係るパッケージについて、図9(a)および図9(b)を参照して具体的に説明する。
図9は、本発明の第5の実施例に係るパッケージを模式的に示す図であり、図9(a)にその組立て前の状態を示し、図9(b)にそれを組み立てた状態を示す。
本実施例に係るパッケージは、上述した第4の実施例に係るパッケージが具備する金属板および貫通金属ピンにバンプ用の半田層を追加したものであり、それ以外は同一の構造を具備する。
本実施例に係るパッケージにおいて、上述した第4の実施例に係るパッケージと同一の構造には同一の符号を付記しその説明を省略する。
本実施例では、図9(a)および図9(b)に示すように、金属板(線路基板)71における貫通穴73の両脇及び貫通穴73に挿入される貫通金属ピン64の先端部分に、バンプ用の半田層82,81がそれぞれ設けられている。そして、下面側にコプレーナ線路84が形成された基板83がバンプ実装される。
具体的には、誘電率9.8のアルミナ基板83(第三の誘電体)を用いたコプレーナ線路84は、基板83の厚みが200ミクロンである場合、特性インピーダンスが50Ωとなる信号線路幅と信号線−接地線間のギャップ間隔がそれぞれ、300ミクロン、120ミクロンになる。この場合、直径250ミクロンの貫通金属ピン64と直径580ミクロンの貫通穴73で構成される同軸線路と容易にバンプ接続が可能となる。なお、TOパッケージ側の寸法は第4の実施例にて説明したものと同一である。
したがって、特性インピーダンスが例えば50Ωに設計されたコプレーナ線路をバンプ実装することによって、金属キャリア61上に実装したトランスインピーダンスアンプ等の光/電気デバイスと貫通金属ピン64とを金ワイヤで接続する必要がなくなり、金ワイヤでのインピーダンス不整合を解消することができるというメリットを有する。
本発明の第6の実施例に係るパッケージについて、図10(a)、図10(b)、図11(a)、図11(b)、図11(c)および図11(d)を参照して具体的に説明する。
図10は本発明の第6の実施例に係るパッケージを模式的に示す図であり、図10(a)にその組立て前の状態を示し、図10(b)にそれを組み立てた後の状態を示す。図11は本発明の第6の実施例に係るパッケージが具備する線路基板を示す図であって、図11(a)に線路基板の平面を示し、図11(b)にその下面を示し、図11(c)に図11(a)における矢線Cから視た矢視を示し、図11(d)に図11(a)におけるD−D’線に沿う断面を示す。
本実施例に係るパッケージは、上述した第4の実施例に係るパッケージが具備する金属板(線路基板)を変更したものであり、それ以外は同一の構造を具備する。
本実施例に係るパッケージにおいて、上述した第4の実施例に係るパッケージと同一の構造には同一の符号を付記しその説明を省略する。
本実施例は、図10に示すように、貫通金属ピン64における金属キャリア61から突き出した部分に線路基板91を設置したものである。この線路基板91は直方体状であり、その略中心には貫通穴93が線路基板91の厚み方向に貫通して形成されている。線路基板91はアルミナ基板92(第三の誘電体)である。このアルミナ基板92には、図11(a)〜(d)に示すように、貫通穴93の内壁部、アルミナ基板92の上面部92a、右側面部92b(図11(a)中にて上部側)、左側面部92c(図11(a)中にて下部側)、アルミナ基板92の前面部92d(図11(a)中にて右側の側部)、アルミナ基板92の背面部92e(図11(a)中にて左側の側部)、アルミナ基板92の下面部92fにはそれぞれ金薄膜などの導電体94が施されている。
ただし、アルミナ基板92の上面部92aおよび前面部92dの一部は、金薄膜などの導電体94を施さず、アルミナ基板92が露出している。そして、この露出部分にて、アルミナ基板92の上面部92aにおける貫通穴93と前面部92dとの間に信号電極95が設けられる。なお、アルミナ基板92への金薄膜を施す手段としては、薄膜の接着やめっきなど種々の方法が挙げられる。
上述した貫通穴93のほぼ中心に貫通金属ピン64を挿入した場合に、挿入部分に形成される同軸線路の特性インピーダンスが50Ωとなるように、貫通穴93の直径は580ミクロン程度に設定されている。すなわち、線路基板91の貫通穴93の中の空気が第二の誘電体をなす。そして、上述したように、アルミナ基板92の上面部92aと下面部92fおよび周囲(右側面部92b、左側面部92c、前面部92d、背面部92e)も金薄膜が施されており、信号配線95と接地配線96で、アルミナ基板92と共にコプレーナ線路を形成している。
例えば、アルミナ基板92の厚みが200ミクロンである場合、信号配線95の幅を180ミクロン、信号配線95と接地配線96とのギャップ間隔が200ミクロンで特性インピーダンスはほぼ50Ωとなる。このような構造の配線基板91を、TOパッケージ60の貫通金属ピン64に挿入し、線路基板91の信号配線95と貫通金属ピン64の先端部とを金ワイヤ97等で接続する。
また、アルミナ基板92の厚みが450ミクロンである場合、信号配線95の幅を250ミクロン、信号配線95と接地配線96とのギャップ間隔が150ミクロンで特性インピーダンスはほぼ50Ωとなる。
このような構造にすることによって、貫通金属ピン64の突き出した部分での寄生インピーダンスによる高周波特性劣化を抑制することが可能となる。
なお、本実施例ではアルミナ基板92を用いたが、その他の材料を例えば、窒化アルミニウム等のセラミック、ガリウムヒ素基板等の半導体、あるいはポリイミドといった高分子材料など種々材質が使用可能である。
以上示した実施例では、特性インピーダンスとして50Ωを例に挙げたが、用途に応じ、設定すべき特性インピーダンスの値を変更することは可能である。また、各実施例では、コプレーナ線路を適用した構造を示したが、非特許文献2に記載されるようなマイクロストリップ線路とコプレーナ線路との混成線路を用いることも可能である。本発明に係るパッケージを高速信号が通る貫通金属ピンが2本必要な差動出力型の光受信モジュールに適用した例を示したが、バースト光受信用にリセット信号ピンを追加した光受信モジュールにも適用可能である。このような構造にすることによって、リセット信号の特性の劣化を防止してリセット信号を確実に送信でき、信号処理の品質の向上に効果的に寄与できる。
また、受信モジュールに限らず、光送信モジュールや、その他ベースバンド電気信号の入出力インターフェースが必要な各種モジュールに適用可能である。
また、本発明の範囲および精神を逸脱することなく様々に変形が可能であるということは、当該技術分野における常識的な知識を持つ者には明らかであり、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の記載およびこれと均等なものの範囲内で定められるべきものである。
本発明に係るパッケージは、当該パッケージから突き出した金属ピンと光/電気デバイス或いはプリント基板等とを電気接続する場合に、インピーダンス不整合を抑制でき、高周波特性に優れている上に、低コストであるため電気機器産業などにおいて、極めて有益に利用することができる。
本発明の第1の実施例に係るパッケージを用いた光/電気モジュールの一例を示した模式図である。 本発明の第1の実施例に係るパッケージを用いた光/電気モジュールの他例を示した模式図である。 本発明の第2の実施例に係るパッケージを用いた光/電気モジュールの一例を示した模式図である。 本発明の第3の実施例に係るパッケージを用いた光/電気モジュールの一例を示した模式図である。 本発明の第3の実施例に係るパッケージを用いた光/電気モジュールが具備する同軸線路の模式図である。 本発明の第3の実施例に係るパッケージが具備するコプレーナ線路の他例を示す図である。 本発明の第4の実施例に係るパッケージの説明図である。 貫通金属ピンの突き出し長さと個数との関係を示すグラフである。 本発明の第5の実施例に係るパッケージの説明図である。 本発明の第6の実施例に係るパッケージの説明図である。 本発明の第6の実施例に係るパッケージが具備する線路基板の模式図である。 従来のパッケージを用いた光/電気モジュールの一例を示した模式図である。
符号の説明
11 金属キャリア
12 貫通穴
13,14 貫通金属ピン
15,16 ガラス
17 トランスインピーダンスアンプ
18 ホトダイオード
19 サーミスタ
20 金ワイヤ
21 同軸線路
22,23,32 導電体
43 削られた部分
44 信号電極
50 コプレーナ線路
53 導電体
54 信号電極
55 トランスインピーダンスアンプ
56A,56B,56C 電極パッド(コプレーナ型パッド電極)
57 金ワイヤ
60 TOパッケージ
61 金属キャリア
62 貫通穴
63,64 貫通金属ピン
65 ガラス
71 金属板(基板)
73 貫通穴
81,82 半田バンプ
83 基板
84 コプレーナ線路
91 配線基板(線路基板)
92 アルミナ基板(誘電体基板)
93 貫通穴
94a アルミナ基板の上面部
94b アルミナ基板の右側面部
94c アルミナ基板の左側面部
94d アルミナ基板の前面部
94e アルミナ基板の背面部
94f アルミナ基板の底面部
95 信号配線
96 接地配線
97 金ワイヤ
101 金属キャリア
102 貫通穴
103A,103B 貫通金属ピン
104A,104B 貫通金属ピン
105,106 ガラス
111 トランスインピーダンスアンプ
112 ホトダイオード
113 サーミスタ
114 金ワイヤ
115 同軸線路
116 貫通金属ピンの突き出し部分

Claims (7)

  1. 一定の厚さを有する導電性基板に厚み方向に貫通した貫通穴が一つ若しくは複数形成され、各々の前記貫通穴には一つ若しくは複数の導電性を有するピンが差し込まれており、且つ、当該ピンと前記導電性基板とが電気的な絶縁を保つように、当該貫通穴に第一の誘電体が充填されたパッケージにおいて、
    前記ピンにおける前記導電性基板の片側或いは両側に突き出した当該ピン側面の一部若しくは全体が、前記第一の誘電体で覆われており、且つ、当該第一の誘電体の外側の一部若しくは全体が、導電体で覆われて、同軸線路を形成している
    ことを特徴とするパッケージ。
  2. 一定の厚さを有する導電性基板に厚み方向に貫通した貫通穴が一つ若しくは複数形成され、各々の前記貫通穴には一つ若しくは複数の導電性を有するピンが差し込まれており、且つ、当該ピンと前記導電性基板とが電気的な絶縁を保つように、当該貫通穴に第一の誘電体が充填されたパッケージにおいて、
    前記ピンにおける前記導電性基板の片側或いは両側に突き出した当該ピン側面の一部若しくは全体が、前記第一の誘電体と異なる第二の誘電体で覆われており、且つ、当該第二の誘電体の外側の一部若しくは全体が、導電体で覆われて、同軸線路を形成している
    ことを特徴とするパッケージ。
  3. 請求項1または請求項2に記載されたパッケージであって、
    前記第一或いは第二の誘電体でピン側面が覆われたピンから伸びる信号配線、及び、前記導電体から伸びる接地配線、及び、前記信号配線と前記接地配線の一部或いは全体が形成された第一或いは第二或いは第三の誘電体とで構成された伝送線路を備えている
    ことを特徴とするパッケージ。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載されたパッケージであって、
    前記導電体が網状に形成されたものである
    ことを特徴とするパッケージ。
  5. 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載されたパッケージであって、
    前記導電性基板と前記導電体とが一体的に形成されている
    ことを特徴とするパッケージ。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載されたパッケージであって、
    前記ピンと前記導電体に半田バンプを備えた
    ことを特徴とするパッケージ。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載されたパッケージであって、
    前記第一或いは第二の誘電体でピン側面が覆われたピンの少なくとも一つがバーストIC用のリセット信号ピンである
    ことを特徴とするパッケージ。
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