JP2009301556A - シンクライアントシステム、セッション管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シンクライアントシステムにおいて、シンクライアント端末とシンクライアントサーバ間のセッションを、利用者と端末をキーとして管理することで、利用者が意識することなく目的(業務)に応じたシンクライアントサーバへの自動接続やセッションの再接続による業務の再開、シンクライアントサーバ側にあるOSの起動及びシャットダウンを利用者が行うことを可能とする。
【選択図】図1
Description
この従来技術は、第1のコンピュータと、この第1のコンピュータからネットワークを介してオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを取得して動作する第2のコンピュータとからなるネットワークコンピュータシステムに関する。前記第2のコンピュータは、個人を識別するための識別データが記憶された個人認証用記憶媒体から前記識別データを読み取る識別データ読み取り手段と、前記識別データ読み取り手段が読み取った識別データを前記第1のコンピュータに送信する識別データ送信手段とを具備し、前記第1のコンピュータは、前記第2のコンピュータから送信された識別データを受信する識別データ受信手段と、前記識別データ受信手段が受信した識別データから前記第2のコンピュータに自動送信するアプリケーションプログラムを判定する送信プログラム判定手段とを具備することを特徴とする。
このネットワークシステムは、ネームサーバと、このネームサーバにより名前解決される複数のサーバと、前記ネームサーバに対して所望のサーバの名前解決を要求するクライアントとを備える。前記ネームサーバは、前記名前解決される各サーバの、名前、IPアドレス及び稼動状況を管理するデータベースと、前記クライアントからの前記名前解決要求に応じて前記データベースを検索してIPアドレスを応答するとともに、この名前解決されたサーバの稼動状況を調べ、停止中であればその名前解決されたサーバに起動要求パケットを送信する機能とを有し、前記名前解決される複数のサーバが各々、受信した前記起動要求パケットに応じて起動処理を行う機能を有することを特徴とする。
この共同利用パソコンシステムは、共同利用されるディスクレスのユーザ端末と、該ユーザ端末を所定の初期環境で動作させるための初期環境構築ファイルを保存し管理するPC初期環境管理サーバと、前記ユーザ端末におけるユーザ毎に異なる環境をバックアップしておく個人データバックアップサーバとを有する。前記ユーザ端末は、前記PC初期環境管理サーバから前記初期環境構築ファイルをメモリ上にダウンロードして実行することで初期環境を構築し、前記個人データバックアップサーバからユーザ独自の環境設定をメモリ上にダウンロードして設定することを特徴とする。
この従来技術は、サーバと複数の端末装置とを通信手段で接続し、該各端末装置によってプログラムを共用するソフトウェア管理システムに関する。このソフトウェア管理システムは、前記サーバに、前記プログラムの識別名と該プログラムを使用可能な端末装置の識別名とユーザの識別名と該ユーザのパスワード等の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、該手段に記憶された管理情報と前記端末装置から受信したセキュリティチェック情報とに基づいて該端末装置での前記プログラムの使用可否の妥当性を判断する手段と、該手段による判断結果を前記セキュリティチェック情報を送信してきた端末装置へ送信する手段とを設けている。また、前記端末装置に、前記プログラムの実行要求がある度に該プログラムの識別名と端末装置の識別名とユーザの識別名と該ユーザのパスワード等のセキュリティチェック情報を前記サーバへ送信する手段と、前記サーバから受信した判断結果に基づいて前記プログラムに対する実行権を付与する手段とを設けたことを特徴とする。
本発明の他の目的は、利用者が意識することなく目的(業務)に応じたシンクライアントサーバへの自動接続やセッションの再接続による業務の再開、シンクライアントサーバ側にあるOSの起動及びシャットダウンを利用者が行うことを可能とするシンクライアントシステムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、従来のクライアント・サーバシステムと同等の操作を可能とするシンクライアントシステムを提供することである。
第2の効果は、利用者判断で、OSを再起動できる点である。OSに障害が発生した場合の復旧をシステム管理者に要求することなく迅速に復旧が可能となる。その理由は、セッション管理サーバが、接続状態とOSの状態からOSの再起動を自動的に行うためである。
第3の効果は、不正な端末からは利用できない点である。また暗号化を併用することにより、安全性を更に高めることができる。その理由は、接続先設定テーブルにより接続元TCを判別するためである。
図1を参照すると、本発明に係るシンクライアントシステムは、シンクライアントサーバ10と、セッション管理サーバ20と、TC(シンクライアント端末)30を備える。
図2を参照すると、接続先設定テーブル22は、利用者(アカウント)とTCの組み合わせにより、どの実行部11に接続するかの定義情報を備えている。例えば、図2を参照すると、利用者Aで且つ利用端末がTC−Aの場合は、接続先はIPアドレスAとなる。
図3を参照すると、接続状態管理テーブル23は、どの利用者(アカウント)が、どのTCから、どの実行部11に接続しているかの状態情報一覧を備えている。例えば、図3を参照すると、利用者Aが、端末TC−Aから、IPアドレスAに接続している状態であることを表す。
セッション管理サーバ20は、システム運用前に、接続先設定テーブル22の作成を行う。
次に、TC30利用開始時に、接続先制御部32は、ログイン画面を表示することで、利用者(ユーザアカウント)情報と、TC30を識別する情報(MACアドレス等)を取得し、セッション管理部21に接続要求を行う。
セッション管理部21は、接続先制御部32から送信された利用者と端末情報をキーとして、接続先設定テーブル22(図2)を検索し、接続先IPアドレスを決定し、接続先制御部32に返信するとともに、接続状態管理テーブル23に結果を記録する。
接続先制御部32は、プロトコル管理部31に対して接続先IPアドレスを通知することで、指示されたIPアドレスを持つ実行部11に接続を行う。
また、利用者によるセッション切断や通信経路の異常によるセッション切断後、利用者が接続先制御部32を実行した場合、同様に利用者(ユーザアカウント)情報と、TC30を識別する情報(MACアドレス等)を、セッション管理部21に送信する。
セッション管理部21は、接続状態管理テーブル23(図3)を検索し、現在利用中状態の場合は、利用中のIPアドレスを接続先制御部32に返信することで、利用中の実行部11に再接続を行う。
また、接続中の実行部11のOS(クライアントOS111等)に障害が発生した場合は、利用者が接続先制御部32を実行し、同様に利用者(ユーザアカウント)情報と、TC30を識別する情報(MACアドレス等)を、セッション管理部21に送信する。
セッション管理部21は、接続状態管理テーブル(図3)を検索し、現在利用中状態の場合は、クライアント状態取得部12に対して、OSの状態の問い合わせを行う。異常応答の場合、若しくは応答がない場合は、OS障害と判断し、利用中の実行部11の再起動を行う。
本発明の第2実施形態は、複数の実行部の割り当てに関する。
図5を参照して複数の実行部の割り当てについて詳細に説明する。
本発明の第3実施形態は、端末認証に関する。
図5と図6を参照して端末認証について詳細に説明する。
11…実行部(実行イメージ)
111…クライアントOS
112…業務アプリケーション(業務AP)
113…データ
12…クライアント状態取得部
20…セッション管理サーバ
21…セッション管理部
22…接続先設定テーブル
23…接続状態管理テーブル
30…TC(シンクライアント端末)
31…プロトコル管理部
32…接続先制御部
Claims (18)
- それぞれタスクが与えられる複数の実行部を含むシンクライアントサーバと、
シンクライアント端末と、
前記複数の実行部のうち所定の実行部に前記シンクライアント端末を割り当てるセッション管理サーバと
を含み、
前記セッション管理サーバは、
前記所定の実行部を示す実行部情報を、前記シンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、前記シンクライアント端末を示す端末情報と、に関連付けて格納している接続先設定テーブルと、
前記シンクライアント端末から前記利用者情報及び前記端末情報を受信し、前記利用者情報及び前記端末情報に基づいて、前記接続先設定テーブルから前記実行部情報を検出し、前記実行部情報を前記シンクライアント端末に通知するセッション管理手段と
を含む
シンクライアントシステム。 - 請求項1に記載のシンクライアントシステムであって、
前記セッション管理サーバは、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの再接続に備えて、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続状態を管理する
シンクライアントシステム。 - 請求項1又は2に記載のシンクライアントシステムであって、
前記複数の実行部の各々は、
OS(Operating System)と、
前記与えられたタスクに該当する業務アプリケーションと、
前記業務アプリケーションにより使用されるデータと
を含む
シンクライアントシステム。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムであって、
前記シンクライアントサーバは、
前記複数の実行部の各々の状態を保持するため前記各実行部に与えられたクライアント状態取得手段
を更に含む
シンクライアントシステム。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムであって、
前記シンクライアント端末は、前記シンクライアント端末に固有の秘密鍵を持ち、
前記接続先設定テーブルは、前記端末情報として、前記秘密鍵に対応する公開鍵を格納している
シンクライアントシステム。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムであって、
前記セッション管理サーバは、
接続状態管理テーブル
を更に含み、
前記セッション管理手段は、前記シンクライアント端末と前記所定の実行部とが接続された時、前記接続状態管理テーブルに、前記シンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、前記シンクライアント端末を示す端末情報と、前記所定の実行部を示す実行部情報と、を関連付けて格納する
シンクライアントシステム。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムであって、
前記シンクライアント端末は、
前記所定の実行部を示す実行部情報を受け取り、所定のプロトコルと前記実行部情報を用いて、前記シンクライアントサーバとの接続を確立するプロトコル管理手段と、
前記利用者情報及び前記端末情報の送信に対する応答として、前記セッション管理サーバから前記実行部情報を取得し、前記プロトコル管理手段に前記実行部情報を通知する接続先制御手段と、
シンクライアントシステム。 - 請求項7に記載のシンクライアントシステムであって、
前記セッション管理手段は、前記シンクライアント端末からの前記利用者情報及び前記端末情報の受信に対する応答として、前記実行部情報を取得し、
前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続が切断された時、前記所定の実行部の状態を取得し、前記所定の実行部が通常の状態であることを前記所定の実行部の状態が示している時、前記シンクライアント端末の再接続を実行する
シンクライアントシステム。 - 請求項7又は8に記載のシンクライアントシステムであって、
前記セッション管理手段は、前記シンクライアント端末からの前記利用者情報及び前記端末情報の受信に対する応答として、前記実行部情報を取得し、
前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続が切断された時、前記所定の実行部の状態を取得し、前記所定の実行部が異常な状態であることを前記所定の実行部の状態が示している時、前記所定の実行部の再起動を実行する
シンクライアントシステム。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムで使用されるセッション管理サーバ。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムで使用されるクライアント端末。
- シンクライアントシステムにおけるセッション管理方法であって、
セッション管理サーバを用いて、シンクライアントサーバ上のそれぞれタスクが与えられる複数の実行部のうち所定の実行部にシンクライアント端末を割り当てることと、
前記セッション管理サーバ上で、前記所定の実行部を示す実行部情報を、前記シンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、前記シンクライアント端末を示す端末情報と、に関連付けて格納している接続先設定テーブルを用意することと、
前記セッション管理サーバ上で、前記シンクライアント端末から前記利用者情報及び前記端末情報を受信することと、
前記利用者情報及び前記端末情報に基づいて、前記接続先設定テーブルから前記実行部情報を検出することと、
前記実行部情報を前記シンクライアント端末に通知することと
を含む
セッション管理方法。 - 請求項12に記載のセッション管理方法であって、
前記セッション管理サーバ上で、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの再接続に備えて、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続状態を管理すること
を更に含む
セッション管理方法。 - 請求項13に記載のセッション管理方法であって、
前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続状態が、使用状態のまま接続が切断されたことを示している時、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの再接続を実行すること
を更に含む
セッション管理方法。 - 請求項14に記載のセッション管理方法であって、
あるタスクのための実行部情報を受け取ることと、
前記利用者情報及び前記端末情報の送信に対する応答として、前記実行部情報を取得することと、
前記実行部情報を前記セッション管理サーバに通知することと
を更に含む
セッション管理方法。 - シンクライアントサーバ上のそれぞれタスクが与えられる複数の実行部のうち所定の実行部を示す実行部情報を、前記所定の実行部に割り当てられたシンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、前記シンクライアント端末を示す端末情報と、に関連付けて格納している接続先設定テーブルを用意するステップと、
前記利用者情報及び前記端末情報に基づいて、前記接続先設定テーブルから前記実行部情報を検出するステップと、
前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続状態が、使用状態のまま接続が切断されたことを示している時、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの再接続を実行するステップと
をコンピュータに実行させるための
プログラム。 - 請求項16に記載のプログラムであって、
前記実行部情報、前記利用者情報、及び前記端末情報を受け取り、保持するステップ
を更にコンピュータに実行させるための
プログラム。 - 請求項17に記載のプログラムであって、
前記所定の実行部に障害が発生したとき、前記所定の実行部の再起動を実行するステップ
を更にコンピュータに実行させるための
プログラム。
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