JP2009301556A - シンクライアントシステム、セッション管理方法、及びプログラム - Google Patents

シンクライアントシステム、セッション管理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009301556A
JP2009301556A JP2009167936A JP2009167936A JP2009301556A JP 2009301556 A JP2009301556 A JP 2009301556A JP 2009167936 A JP2009167936 A JP 2009167936A JP 2009167936 A JP2009167936 A JP 2009167936A JP 2009301556 A JP2009301556 A JP 2009301556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin client
execution unit
terminal
information
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009167936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5554946B2 (ja
Inventor
Kunihiro Koshiba
国博 小柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009167936A priority Critical patent/JP5554946B2/ja
Publication of JP2009301556A publication Critical patent/JP2009301556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5554946B2 publication Critical patent/JP5554946B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】シンクライアントシステムでも、従来のクライアント・サーバシステムと同等の操作を可能とする。
【解決手段】シンクライアントシステムにおいて、シンクライアント端末とシンクライアントサーバ間のセッションを、利用者と端末をキーとして管理することで、利用者が意識することなく目的(業務)に応じたシンクライアントサーバへの自動接続やセッションの再接続による業務の再開、シンクライアントサーバ側にあるOSの起動及びシャットダウンを利用者が行うことを可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、シンクライアントシステムに関し、特にセッション管理を行うシンクライアントシステムに関する。
シンクライアントシステムでは、利用者が利用するOS(Operating System)やデータはシンクライアントサーバ側に存在しているため、通常のクライアント・サーバシステムにおいて、従来、複数PCを保有や複数の業務を複数の場所で兼務している業務形態をシンクライアント化する場合、シンクライアント端末(以下、TCとする)から接続先サーバを利用者が意識する必要がある。また、OSに障害が発生し、OSの再起動を行う場合は、システム管理者に要求する必要がある。このように、従来のクライアント・サーバシステムにくらべシンクライアントシステムでは利用者にとって操作性が低くなる。
例えば、ディスクを持つクライアント端末を利用したクライアント・サーバ形態では、PCの低価格化や、業務の複雑化に伴い、1人複数台のPCを保有していたり、複数の業務の兼務している場合多い。シンクライアントシステムは、端末管理コスト削減や近年では情報漏えい対策を目的として導入されており、ディスクレス又はディスクへの書き込みが禁止されたシンクライアント端末と、オペレーティングシステムや業務アプリケーションやデータが存在するシンクライアントサーバから構成される。TCとサーバ間では、RemoteDesktopProtocolやネットワークブート等により接続される。クライアント・サーバ形態からシンクライアントシステムに移行する場合、接続先のシンクライアントサーバを利用者が意識する必要が生じたり、OSの再起動を管理者が行う必要があり、端末利用者の操作性が低くなるという問題があった。
関連する技術として、特開2000−181821号公報(特許文献1)にネットワークコンピュータシステムが開示されている。
この従来技術は、第1のコンピュータと、この第1のコンピュータからネットワークを介してオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを取得して動作する第2のコンピュータとからなるネットワークコンピュータシステムに関する。前記第2のコンピュータは、個人を識別するための識別データが記憶された個人認証用記憶媒体から前記識別データを読み取る識別データ読み取り手段と、前記識別データ読み取り手段が読み取った識別データを前記第1のコンピュータに送信する識別データ送信手段とを具備し、前記第1のコンピュータは、前記第2のコンピュータから送信された識別データを受信する識別データ受信手段と、前記識別データ受信手段が受信した識別データから前記第2のコンピュータに自動送信するアプリケーションプログラムを判定する送信プログラム判定手段とを具備することを特徴とする。
また、特開2002−111713号公報(特許文献2)にネットワークシステムが開示されている。
このネットワークシステムは、ネームサーバと、このネームサーバにより名前解決される複数のサーバと、前記ネームサーバに対して所望のサーバの名前解決を要求するクライアントとを備える。前記ネームサーバは、前記名前解決される各サーバの、名前、IPアドレス及び稼動状況を管理するデータベースと、前記クライアントからの前記名前解決要求に応じて前記データベースを検索してIPアドレスを応答するとともに、この名前解決されたサーバの稼動状況を調べ、停止中であればその名前解決されたサーバに起動要求パケットを送信する機能とを有し、前記名前解決される複数のサーバが各々、受信した前記起動要求パケットに応じて起動処理を行う機能を有することを特徴とする。
特開2005−339133号公報(特許文献3)に共同利用パソコンシステムが開示されている。
この共同利用パソコンシステムは、共同利用されるディスクレスのユーザ端末と、該ユーザ端末を所定の初期環境で動作させるための初期環境構築ファイルを保存し管理するPC初期環境管理サーバと、前記ユーザ端末におけるユーザ毎に異なる環境をバックアップしておく個人データバックアップサーバとを有する。前記ユーザ端末は、前記PC初期環境管理サーバから前記初期環境構築ファイルをメモリ上にダウンロードして実行することで初期環境を構築し、前記個人データバックアップサーバからユーザ独自の環境設定をメモリ上にダウンロードして設定することを特徴とする。
特開平8−263283号公報(特許文献4)にソフトウェア管理システムが開示されている。
この従来技術は、サーバと複数の端末装置とを通信手段で接続し、該各端末装置によってプログラムを共用するソフトウェア管理システムに関する。このソフトウェア管理システムは、前記サーバに、前記プログラムの識別名と該プログラムを使用可能な端末装置の識別名とユーザの識別名と該ユーザのパスワード等の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、該手段に記憶された管理情報と前記端末装置から受信したセキュリティチェック情報とに基づいて該端末装置での前記プログラムの使用可否の妥当性を判断する手段と、該手段による判断結果を前記セキュリティチェック情報を送信してきた端末装置へ送信する手段とを設けている。また、前記端末装置に、前記プログラムの実行要求がある度に該プログラムの識別名と端末装置の識別名とユーザの識別名と該ユーザのパスワード等のセキュリティチェック情報を前記サーバへ送信する手段と、前記サーバから受信した判断結果に基づいて前記プログラムに対する実行権を付与する手段とを設けたことを特徴とする。
特開2000−181821号公報 特開2002−111713号公報 特開2005−339133号公報 特開平8−263283号公報
本発明の目的は、シンクライアント端末とシンクライアントサーバ間のセッションを、利用者と端末をキーとして管理するシンクライアントシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、利用者が意識することなく目的(業務)に応じたシンクライアントサーバへの自動接続やセッションの再接続による業務の再開、シンクライアントサーバ側にあるOSの起動及びシャットダウンを利用者が行うことを可能とするシンクライアントシステムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、従来のクライアント・サーバシステムと同等の操作を可能とするシンクライアントシステムを提供することである。
本発明のシンクライアントシステムは、それぞれタスクが与えられる複数の実行部を含むシンクライアントサーバと、シンクライアント端末と、複数の実行部のうち所定の実行部にシンクライアント端末を割り当てるセッション管理サーバとを含む。セッション管理サーバは、所定の実行部を示す実行部情報を、シンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、シンクライアント端末を示す端末情報と、に関連付けて格納している接続先設定テーブルと、シンクライアント端末から利用者情報及び端末情報を受信し、利用者情報及び端末情報に基づいて、接続先設定テーブルから所定の実行部を示す実行部情報を検出し、検出された実行部情報をシンクライアント端末に通知するセッション管理手段とを含む。
本発明のセッション管理方法は、シンクライアントシステムにおけるセッション管理方法であって、セッション管理サーバを用いて、シンクライアントサーバ上のそれぞれタスクが与えられる複数の実行部のうち所定の実行部にシンクライアント端末を割り当てることと、セッション管理サーバ上で、所定の実行部を示す実行部情報を、シンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、シンクライアント端末を示す端末情報と、に関連付けて格納している接続先設定テーブルを用意することと、セッション管理サーバ上で、シンクライアント端末から利用者情報及び端末情報を受信することと、利用者情報及び端末情報に基づいて、接続先設定テーブルから実行部情報を検出することと、検出された実行部情報をシンクライアント端末に通知することとを含む。
本発明のプログラムは、シンクライアントサーバ上のそれぞれタスクが与えられる複数の実行部のうち所定の実行部を示す実行部情報を、所定の実行部に割り当てられたシンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、シンクライアント端末を示す端末情報と、に関連付けて格納している接続先設定テーブルを用意するステップと、利用者情報及び端末情報に基づいて、接続先設定テーブルから実行部情報を検出するステップと、シンクライアント端末とシンクライアントサーバとの間の接続状態が、使用状態のまま接続が切断されたことを示している時、シンクライアント端末とシンクライアントサーバとの再接続を実行するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第1の効果は、利用者と利用場所(端末)に応じた業務を、ログオンIDとパスワード入力のみで行える点である。クライアント・サーバシステムと同様に、利用者が接続先のシンクライアントサーバを意識する必要がない。その理由は、セッション管理サーバが利用者と端末に応じて接続するシンクライアントサーバを自動判別するためである。
第2の効果は、利用者判断で、OSを再起動できる点である。OSに障害が発生した場合の復旧をシステム管理者に要求することなく迅速に復旧が可能となる。その理由は、セッション管理サーバが、接続状態とOSの状態からOSの再起動を自動的に行うためである。
第3の効果は、不正な端末からは利用できない点である。また暗号化を併用することにより、安全性を更に高めることができる。その理由は、接続先設定テーブルにより接続元TCを判別するためである。
本発明の構成を示すブロック図である。 接続先設定テーブルの内容を示す図である。 接続状態管理テーブルの内容を示す図である。 本発明の動作を示すフローチャートである。 複数の実行部の割り当てについて示す図である。 端末認証について示す図である。
以下に、本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本発明に係るシンクライアントシステムは、シンクライアントサーバ10と、セッション管理サーバ20と、TC(シンクライアント端末)30を備える。
シンクライアントサーバ10(10−i、i=1〜n:nはサーバ数)は、少なくとも1つのサーバである。シンクライアントサーバ10は、実行部(実行イメージ)11と、クライアント状態取得部12を備える。
実行部11は、クライアントOS111と、業務アプリケーション(業務AP)112と、データ113とを含む。クライアント状態取得部12は、クライアントOS111の状態を取得する。クライアントOS111や業務アプリケーション112及びデータ113は、TC30からの接続毎に割り振られる。従って、TC30からの接続数がmである場合、実行部11、クライアント状態取得部12、クライアントOS111や業務アプリケーション112及びデータ113の各々は、1つのシンクライアントサーバ10につきm個ずつ存在する。図1では、それぞれ、実行部11(11−k−i、k=1〜m,i=1〜n)、クライアント状態取得部12(12−k−i、k=1〜m,i=1〜n)、クライアントOS111(111−k−i、k=1〜m,i=1〜n)、業務アプリケーション112(112−k−i、k=1〜m,i=1〜n)、データ113(113−k−i、k=1〜m,i=1〜n)として示している。
セッション管理サーバ20は、セッション管理を行うためのサーバである。セッション管理サーバ20は、セッション管理部21と、接続先設定テーブル22と、接続状態管理テーブル23を備える。
セッション管理部21は、接続先設定テーブル22を参照し、TC30からの要求に応じて、接続先を決定する。接続先設定テーブル22は、端末と利用者をキーとしてどの実行部11に接続するかを定義したデータを格納している。接続状態管理テーブル23は、実行部11との接続状態を保持するためのデータを格納している。
TC30は、セッション管理サーバ20を介して、シンクライアントサーバ10と通信するための端末である。TC30は、プロトコル管理部31と、接続先制御部32を備える。
プロトコル管理部31は、例えば、RemoteDesktopProtocol(以降、RDPとする)クライアントとして、シンクライアントサーバ10との接続を行う。接続先制御部32は、プロトコル管理部31に対して、接続先の指定を行う。また、セッション管理部21に対して、接続先の決定を要求する。
図2に接続先設定テーブル22の詳細を示す。
図2を参照すると、接続先設定テーブル22は、利用者(アカウント)とTCの組み合わせにより、どの実行部11に接続するかの定義情報を備えている。例えば、図2を参照すると、利用者Aで且つ利用端末がTC−Aの場合は、接続先はIPアドレスAとなる。
図3に接続状態管理テーブル23の詳細を示す。
図3を参照すると、接続状態管理テーブル23は、どの利用者(アカウント)が、どのTCから、どの実行部11に接続しているかの状態情報一覧を備えている。例えば、図3を参照すると、利用者Aが、端末TC−Aから、IPアドレスAに接続している状態であることを表す。
図4を参照して本実施例の動作について詳細に説明する。
(1)ステップS101
セッション管理サーバ20は、システム運用前に、接続先設定テーブル22の作成を行う。
(2)ステップS102
次に、TC30利用開始時に、接続先制御部32は、ログイン画面を表示することで、利用者(ユーザアカウント)情報と、TC30を識別する情報(MACアドレス等)を取得し、セッション管理部21に接続要求を行う。
(3)ステップS103
セッション管理部21は、接続先制御部32から送信された利用者と端末情報をキーとして、接続先設定テーブル22(図2)を検索し、接続先IPアドレスを決定し、接続先制御部32に返信するとともに、接続状態管理テーブル23に結果を記録する。
(4)ステップS104
接続先制御部32は、プロトコル管理部31に対して接続先IPアドレスを通知することで、指示されたIPアドレスを持つ実行部11に接続を行う。
(5)ステップS105
また、利用者によるセッション切断や通信経路の異常によるセッション切断後、利用者が接続先制御部32を実行した場合、同様に利用者(ユーザアカウント)情報と、TC30を識別する情報(MACアドレス等)を、セッション管理部21に送信する。
(6)ステップS106
セッション管理部21は、接続状態管理テーブル23(図3)を検索し、現在利用中状態の場合は、利用中のIPアドレスを接続先制御部32に返信することで、利用中の実行部11に再接続を行う。
(7)ステップS107
また、接続中の実行部11のOS(クライアントOS111等)に障害が発生した場合は、利用者が接続先制御部32を実行し、同様に利用者(ユーザアカウント)情報と、TC30を識別する情報(MACアドレス等)を、セッション管理部21に送信する。
(8)ステップS108
セッション管理部21は、接続状態管理テーブル(図3)を検索し、現在利用中状態の場合は、クライアント状態取得部12に対して、OSの状態の問い合わせを行う。異常応答の場合、若しくは応答がない場合は、OS障害と判断し、利用中の実行部11の再起動を行う。
なお、前述した本実施例の動作を、諸般のコンピュータに実行させるためのプログラムを用いても良い。当該プログラムには、コンピュータが本実施例の動作を実行するために必要な命令文及び定義が記述されている。
以下に、本発明の第2実施形態について説明する。
本発明の第2実施形態は、複数の実行部の割り当てに関する。
図5を参照して複数の実行部の割り当てについて詳細に説明する。
図5において、例えば、利用者A:40Aは、業務aと業務bを兼務しており、業務aは本社AでTC−A:30Aから実施し、業務bは営業所BでTC−B:30Bから実施し、それぞれ業務に利用するデータやアプリケーションが異なり、図2のように接続先設定テーブルを定義する。
利用者A:40Aが、TC−A:30Aから業務を行う場合は、セッション管理サーバ20の持つ接続先設定テーブル(図2)により、業務a用のアプリケーションやデータを保持する業務イメージ(IPアドレスA):11A−1へ接続する。同様に、利用者AがTC−B:30Bから業務を行う場合は、業務b用の業務イメージ(IPアドレスB):11B−1へ接続する。なお、業務イメージは、実行部(実行イメージ)11に該当する。
また、TC−A:30Aから業務を行う場合でも、利用者B:40Bがログオンした場合は、接続先設定テーブル(図2)の3行目の設定から、IPアドレスCへ接続する。
以下に、本発明の第3実施形態について説明する。
本発明の第3実施形態は、端末認証に関する。
図5と図6を参照して端末認証について詳細に説明する。
図5において、利用者A:40Aが、TC−C:30Cから業務を行おうとした場合、セッション管理サーバ20の持つ接続先設定テーブル(図2)に登録されていないため、利用者A:40Aであっても業務を行うことはできない。
更に、図6において、TC30上に、TC30固有の秘密鍵33を配布又は予めTC30上のROMに書き込み、TC30から秘密鍵33、又は秘密鍵33に対応した公開鍵を配布されたセッション管理部は、接続先設定テーブル22のTC情報として、秘密鍵33に対応した公開鍵を登録する。これにより図5においてTC−C:30Cから業務を行おうとした場合、TC−C:30CのIPアドレスやMACアドレスの偽装による不正接続を防止することが可能となる。
なお、本発明は、クライアント・サーバシステムからシンクライアントシステムへ移行を行う場合、利用者の操作性を継承し、高いセキュリティを必要とするシステムに適用できる。
以上のように、本発明のシンクライアントシステムは、シンクライアントサーバ10とTC30間のセッションを管理するセッション管理サーバ20と、接続先IPアドレスをプロトコル管理部31へ通知する接続先制御部32を備えている。
接続先制御部32は、利用者情報と端末情報をセッション管理部21に送信し、セッション管理部21は、接続先設定テーブル22及び接続状態管理テーブル23を参照することで、利用者と端末(利用場所)に応じた業務アプリケーションやデータがインストールされた実行部11へ接続する。
また、セッション切断時に、TC30利用者が接続先制御部32を再実行した場合、利用者情報と端末情報をセッション管理部21に送信し、セッション管理部21は、接続状態管理テーブル23を参照することで、現在利用中の実行部11を特定する。該当する実行部11の状態をクライアント状態取得部(N−2−M)から取得し、OSが正常な場合は、再接続を行い、OSが異常な場合は、OSの再起動を行う。
本発明の第1の特徴は、予め接続先の設定を行うことにより、利用者と利用TCから利用者が意識することなく動的に接続先を決定できる点である。
本発明の第2の特徴は、予め接続先の設定を行うことにより、不正な端末からの利用を防止することが出来る点である。
本発明の第3の特徴は、接続状態を保持することにより、セッション切断後の再接続が可能となる点である。
本発明の第4の特徴は、接続状態を保持し、且つOSの状態を取得することにより、OS障害発生時には利用者の再接続要求により自動的にOSの再起動が可能となる点である。
このように、本発明は、シンクライアントシステムにおいて、シンクライアント端末とシンクライアントサーバ間のセッションを、利用者と端末をキーとして管理することで、利用者が意識することなく目的(業務)に応じたシンクライアントサーバへの自動接続やセッションの再接続による業務の再開、シンクライアントサーバ側にあるOSの起動及びシャットダウンを利用者が行うことを可能とし、シンクライアントシステムでも、従来のクライアント・サーバシステムと同等の操作を可能とする。
10…シンクライアントサーバ
11…実行部(実行イメージ)
111…クライアントOS
112…業務アプリケーション(業務AP)
113…データ
12…クライアント状態取得部
20…セッション管理サーバ
21…セッション管理部
22…接続先設定テーブル
23…接続状態管理テーブル
30…TC(シンクライアント端末)
31…プロトコル管理部
32…接続先制御部

Claims (18)

  1. それぞれタスクが与えられる複数の実行部を含むシンクライアントサーバと、
    シンクライアント端末と、
    前記複数の実行部のうち所定の実行部に前記シンクライアント端末を割り当てるセッション管理サーバと
    を含み、
    前記セッション管理サーバは、
    前記所定の実行部を示す実行部情報を、前記シンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、前記シンクライアント端末を示す端末情報と、に関連付けて格納している接続先設定テーブルと、
    前記シンクライアント端末から前記利用者情報及び前記端末情報を受信し、前記利用者情報及び前記端末情報に基づいて、前記接続先設定テーブルから前記実行部情報を検出し、前記実行部情報を前記シンクライアント端末に通知するセッション管理手段と
    を含む
    シンクライアントシステム。
  2. 請求項1に記載のシンクライアントシステムであって、
    前記セッション管理サーバは、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの再接続に備えて、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続状態を管理する
    シンクライアントシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のシンクライアントシステムであって、
    前記複数の実行部の各々は、
    OS(Operating System)と、
    前記与えられたタスクに該当する業務アプリケーションと、
    前記業務アプリケーションにより使用されるデータと
    を含む
    シンクライアントシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムであって、
    前記シンクライアントサーバは、
    前記複数の実行部の各々の状態を保持するため前記各実行部に与えられたクライアント状態取得手段
    を更に含む
    シンクライアントシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムであって、
    前記シンクライアント端末は、前記シンクライアント端末に固有の秘密鍵を持ち、
    前記接続先設定テーブルは、前記端末情報として、前記秘密鍵に対応する公開鍵を格納している
    シンクライアントシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムであって、
    前記セッション管理サーバは、
    接続状態管理テーブル
    を更に含み、
    前記セッション管理手段は、前記シンクライアント端末と前記所定の実行部とが接続された時、前記接続状態管理テーブルに、前記シンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、前記シンクライアント端末を示す端末情報と、前記所定の実行部を示す実行部情報と、を関連付けて格納する
    シンクライアントシステム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムであって、
    前記シンクライアント端末は、
    前記所定の実行部を示す実行部情報を受け取り、所定のプロトコルと前記実行部情報を用いて、前記シンクライアントサーバとの接続を確立するプロトコル管理手段と、
    前記利用者情報及び前記端末情報の送信に対する応答として、前記セッション管理サーバから前記実行部情報を取得し、前記プロトコル管理手段に前記実行部情報を通知する接続先制御手段と、
    シンクライアントシステム。
  8. 請求項7に記載のシンクライアントシステムであって、
    前記セッション管理手段は、前記シンクライアント端末からの前記利用者情報及び前記端末情報の受信に対する応答として、前記実行部情報を取得し、
    前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続が切断された時、前記所定の実行部の状態を取得し、前記所定の実行部が通常の状態であることを前記所定の実行部の状態が示している時、前記シンクライアント端末の再接続を実行する
    シンクライアントシステム。
  9. 請求項7又は8に記載のシンクライアントシステムであって、
    前記セッション管理手段は、前記シンクライアント端末からの前記利用者情報及び前記端末情報の受信に対する応答として、前記実行部情報を取得し、
    前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続が切断された時、前記所定の実行部の状態を取得し、前記所定の実行部が異常な状態であることを前記所定の実行部の状態が示している時、前記所定の実行部の再起動を実行する
    シンクライアントシステム。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムで使用されるセッション管理サーバ。
  11. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシンクライアントシステムで使用されるクライアント端末。
  12. シンクライアントシステムにおけるセッション管理方法であって、
    セッション管理サーバを用いて、シンクライアントサーバ上のそれぞれタスクが与えられる複数の実行部のうち所定の実行部にシンクライアント端末を割り当てることと、
    前記セッション管理サーバ上で、前記所定の実行部を示す実行部情報を、前記シンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、前記シンクライアント端末を示す端末情報と、に関連付けて格納している接続先設定テーブルを用意することと、
    前記セッション管理サーバ上で、前記シンクライアント端末から前記利用者情報及び前記端末情報を受信することと、
    前記利用者情報及び前記端末情報に基づいて、前記接続先設定テーブルから前記実行部情報を検出することと、
    前記実行部情報を前記シンクライアント端末に通知することと
    を含む
    セッション管理方法。
  13. 請求項12に記載のセッション管理方法であって、
    前記セッション管理サーバ上で、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの再接続に備えて、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続状態を管理すること
    を更に含む
    セッション管理方法。
  14. 請求項13に記載のセッション管理方法であって、
    前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続状態が、使用状態のまま接続が切断されたことを示している時、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの再接続を実行すること
    を更に含む
    セッション管理方法。
  15. 請求項14に記載のセッション管理方法であって、
    あるタスクのための実行部情報を受け取ることと、
    前記利用者情報及び前記端末情報の送信に対する応答として、前記実行部情報を取得することと、
    前記実行部情報を前記セッション管理サーバに通知することと
    を更に含む
    セッション管理方法。
  16. シンクライアントサーバ上のそれぞれタスクが与えられる複数の実行部のうち所定の実行部を示す実行部情報を、前記所定の実行部に割り当てられたシンクライアント端末の利用者を示す利用者情報と、前記シンクライアント端末を示す端末情報と、に関連付けて格納している接続先設定テーブルを用意するステップと、
    前記利用者情報及び前記端末情報に基づいて、前記接続先設定テーブルから前記実行部情報を検出するステップと、
    前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの間の接続状態が、使用状態のまま接続が切断されたことを示している時、前記シンクライアント端末と前記シンクライアントサーバとの再接続を実行するステップと
    をコンピュータに実行させるための
    プログラム。
  17. 請求項16に記載のプログラムであって、
    前記実行部情報、前記利用者情報、及び前記端末情報を受け取り、保持するステップ
    を更にコンピュータに実行させるための
    プログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムであって、
    前記所定の実行部に障害が発生したとき、前記所定の実行部の再起動を実行するステップ
    を更にコンピュータに実行させるための
    プログラム。
JP2009167936A 2009-07-16 2009-07-16 シンクライアントシステム、セッション管理方法、及びプログラム Active JP5554946B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009167936A JP5554946B2 (ja) 2009-07-16 2009-07-16 シンクライアントシステム、セッション管理方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009167936A JP5554946B2 (ja) 2009-07-16 2009-07-16 シンクライアントシステム、セッション管理方法、及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006166559A Division JP4787684B2 (ja) 2006-06-15 2006-06-15 セッション管理システム、セッション管理方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009301556A true JP2009301556A (ja) 2009-12-24
JP5554946B2 JP5554946B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=41548331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009167936A Active JP5554946B2 (ja) 2009-07-16 2009-07-16 シンクライアントシステム、セッション管理方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5554946B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013131207A (ja) * 2012-09-21 2013-07-04 Oyo Denshi:Kk シンクライアントシステム
JP2016045912A (ja) * 2014-08-27 2016-04-04 株式会社日立製作所 シンクライアントシステムにおけるデータ同期方法
JP2022511727A (ja) * 2018-11-19 2022-02-01 シトリックス・システムズ・インコーポレイテッド 仮想コンピューティングセッション接続を提供して、仮想配信エージェントの順序付きリストに基づいてリダイレクトするコンピュータシステムおよび方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003085059A (ja) * 2001-03-16 2003-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd ファイアウォール設定方法およびその装置
JP2005100344A (ja) * 2003-08-18 2005-04-14 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、セッションの復旧方法、セッション復旧プログラム及び記録媒体
JP2006023990A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Ricoh Co Ltd 画面共有システムおよび印刷装置
JP2006134176A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 共同利用パソコン利用方法およびサーバ
JP2007094610A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Hitachi Ltd コンピュータシステム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003085059A (ja) * 2001-03-16 2003-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd ファイアウォール設定方法およびその装置
JP2005100344A (ja) * 2003-08-18 2005-04-14 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、セッションの復旧方法、セッション復旧プログラム及び記録媒体
JP2006023990A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Ricoh Co Ltd 画面共有システムおよび印刷装置
JP2006134176A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 共同利用パソコン利用方法およびサーバ
JP2007094610A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Hitachi Ltd コンピュータシステム

Non-Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSND199900499011; 森重 和春 他: 'OSのトラブルに対処する 標準の管理ツールはOSのハングアップに無力 リモート監視ボードで遠隔再起動' 日経WindowsNT No.23, 19990201, pp.108-111, 日経BP社 *
CSND200600562004; 山田 晃嗣: 'Citrix Presentation Serverを使ったシンクライアントシステム設計のポイント' N+I NETWORK Vol.5,No.9, 20050901, pp.26-30, ソフトバンクパブリッシング株式会社 *
CSNG200500536002; 中村 暢達 他: '自律運用管理におけるサービス指向多重実行方式' 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.104,No.239, 20040723, pp.19-24, 社団法人電子情報通信学会 *
JPN6008018504; 中村 暢達 他: '自律運用管理におけるサービス指向多重実行方式' 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.104,No.239, 20040723, pp.19-24, 社団法人電子情報通信学会 *
JPN6008018553; 森重 和春 他: 'OSのトラブルに対処する 標準の管理ツールはOSのハングアップに無力 リモート監視ボードで遠隔再起動' 日経WindowsNT No.23, 19990201, pp.108-111, 日経BP社 *
JPN6012021523; 山田 晃嗣: 'Citrix Presentation Serverを使ったシンクライアントシステム設計のポイント' N+I NETWORK Vol.5,No.9, 20050901, pp.26-30, ソフトバンクパブリッシング株式会社 *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013131207A (ja) * 2012-09-21 2013-07-04 Oyo Denshi:Kk シンクライアントシステム
JP2016045912A (ja) * 2014-08-27 2016-04-04 株式会社日立製作所 シンクライアントシステムにおけるデータ同期方法
JP2022511727A (ja) * 2018-11-19 2022-02-01 シトリックス・システムズ・インコーポレイテッド 仮想コンピューティングセッション接続を提供して、仮想配信エージェントの順序付きリストに基づいてリダイレクトするコンピュータシステムおよび方法
US11463529B2 (en) 2018-11-19 2022-10-04 Citrix Systems, Inc. Computer system and methods providing virtual computing session connections and re-directs based upon ordered list of virtual delivery agents

Also Published As

Publication number Publication date
JP5554946B2 (ja) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4787684B2 (ja) セッション管理システム、セッション管理方法、及びプログラム
US9092252B2 (en) Information processing apparatus, client management system, and client management method
JP4926636B2 (ja) 情報処理システムおよび端末
JP4293234B2 (ja) シンクライアントにおける接続管理方法及び接続管理サーバ
JP4894619B2 (ja) 画面出力設定方法、情報処理装置及び情報処理システム
US20090006537A1 (en) Virtual Desktop Integration with Terminal Services
US20070130481A1 (en) Power control method and system
JP4932413B2 (ja) 環境移行システム、端末装置、情報処理装置、管理サーバ、可搬型記憶媒体
JP2007156588A (ja) アクセスを提供するコンピュータシステム及びその管理方法
WO2005101205A1 (ja) コンピュータシステム
JP2009015520A (ja) 情報処理装置及び情報処理装置を制御するプログラム及びプログラムを記憶した記憶媒体
US9063686B2 (en) Distributing setting values from a client device to an image forming apparatus
JP2008152591A (ja) 情報処理装置の割当て方法、情報処理システム及び管理サーバ
CN108632354B (zh) 物理机纳管方法、装置及云桌面管理平台
JP2009237767A (ja) 情報引継方法及び退避・復元装置及び情報引継ぎプログラム
JP2011170613A (ja) 情報処理装置、計算機システム及びプログラム
JP5554946B2 (ja) シンクライアントシステム、セッション管理方法、及びプログラム
JP4982454B2 (ja) 情報処理方法および情報処理システム
JP5736346B2 (ja) 仮想化装置、仮想化制御方法、仮想化装置制御プログラム
WO2010150413A1 (ja) 計算機システム
JP2007299427A (ja) 電源制御方法およびこれを実現するシステム
JP5073171B2 (ja) ネットワークブートシステム、クライアント端末の起動方法、および管理サーバ
US8271623B2 (en) Performing configuration in a multimachine environment
JP4990079B2 (ja) ディスク領域割当管理システム、ディスク領域割当管理方法、管理サーバ、および計算機
JP6226736B2 (ja) 情報処理装置、制御方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120427

A521 Written amendment

Effective date: 20120620

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121226

A521 Written amendment

Effective date: 20130226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130305

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20130322

A521 Written amendment

Effective date: 20140402

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20140530

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Country of ref document: JP

Ref document number: 5554946

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150