JP2009301152A - イベント事前情報収集システム、イベント情報収集システムおよびイベント企画方法 - Google Patents

イベント事前情報収集システム、イベント情報収集システムおよびイベント企画方法 Download PDF

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Abstract

【課題】来場者の興味関心をイベントの事前に収集して、それを反映したイベントを企画することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかるイベント事前情報収集システムは、イベントでの披露が予定されている複数のパネリストや展示物などの対象とともに、対象に対応した複数のQRコードが掲載または表示された、イベントのガイダンス媒体100、110と、QRコード140、150を読み取って復号することが可能な携帯端末200と、携帯端末200がガイダンス媒体100、110からQRコード140、150を読み取って復号したURLを、携帯端末200に固有のユニークIDに関連付けて記録する管理サーバ300と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、多くの来場者が集うイベントの開催に際して、来場者の情報を収集するイベント事前情報収集システム、イベント情報収集システムおよびイベント企画方法に関するものである。
学会、シンポジウム、展示会、パーティなど、多くの来場者が集うイベントに参加することは、新たな知識や人脈を得る好機となり得る。かかるイベントに参加することで、新規事業のアイディアや研究開発のための新しい着想を持ち帰ることができれば、そのイベントに参加した意義は非常に大きい。
来場者の思考を触発してアイディアや着想を抱かせるようなイベントを企画するには、来場者自身の興味関心に関する情報を収集することが不可欠である。
例えば特許文献1に記載の来場管理システムでは、来場者は、展示会場の受付時に配布されるICタグを、会場内の展示物毎に設置されたICタグリーダにかざして読み込ませることにより、興味ある展示物に投票する。
また、特許文献1では、投票ランキング等の集計結果が会場のディスプレイに表示され、来場者の興味関心の傾向を来場者は知ることができる。投票ランキングの集計結果は、来場者の一般的な興味関心を知る上では有効であり、売れ筋の商品は何か、など、来場者に対して商品やサービスを提供したいと考える者にとって有益な情報である。
特開2008−77539号公報
しかし、特許文献1のようなシステムでは、投票による来場者の興味関心に関する情報収集は、会場で受け取るICタグによって初めて可能となる。展示会などのイベントの事前に収集される情報は、来場日時や来場者の属性などにすぎない。したがって、来場者が何を見たいと考え、誰に会いたいと思ってイベントに参加するかという、イベント事前の来場者の興味関心に関する情報は得られない。そのため、来場者の興味関心を反映したイベントを企画することができない。
また、イベント会場で独創的な知見やアイディアを得たいと考えている来場者は、投票ランキングなどの他者の傾向より、むしろ、自己啓発に役立つ情報を欲していると考えられる。つまり、来場者に寄与するには、来場者自身が興味関心のある情報や資料を、来場者個別に、カスタマイズして提供すべきである。
さらに、イベント事前またはイベント中に収集した情報は、イベント企画者にとっては、次のイベントを企画する上で貴重な情報である。
本発明は、このような課題に鑑み、来場者の興味関心をイベントの事前に収集して、それを反映したイベントを企画し、来場者に対しては、個別にカスタマイズされた情報を提供し、イベント企画者に対しては、イベント事前およびイベント中に収集された情報を提供することが可能なイベント事前情報収集システム、イベント情報収集システムおよびイベント企画方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるイベント事前情報収集システムの代表的な構成は、イベントでの披露が予定されている複数の対象とともに対象に対応した複数のコード担体が掲載または表示された、イベントのガイダンス媒体と、コード担体を読み取って復号することが可能な携帯端末と、携帯端末がガイダンス媒体からコード担体を読み取って復号した情報を、携帯端末に固有の端末識別子に関連付けて記録するサーバと、を含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、イベントの事前に、イベント企画者は、イベントで披露される予定の対象(パネリストや展示物)に興味関心を抱いている来場者の人数を把握可能である。かかる情報を収集しておけば、人気のあるパネリストを座長にしたワークショップを企画したり、人気のある展示物を会場内の目立つ場所に配置したりするなど、来場者の興味関心を反映したイベントを企画できる。
上記課題を解決するために、本発明にかかるイベント情報収集システムの代表的な構成は、イベントの会場内に存在する複数のコード担体と、コード担体を読み取って復号することが可能な携帯端末と、携帯端末がイベント会場内に存在するコード担体を読み取って復号した情報を、携帯端末に固有の端末識別子に関連付けて記録し、その情報に対応するコンテンツを携帯端末に配信するサーバと、を含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、来場者は、そのイベントで誰に会い、何を見たかという、自身に固有のカスタマイズされた行動履歴を得ることができる。これは、自己啓発に役立つ情報であるだけでなく、イベント後日のレポートを作成するうえでも有用な情報となる。
上記イベントの会場内に存在する複数のコード担体は、特定の場所に付されたコード担体を含み、特定の場所に付されたコード担体を携帯端末が読み取って復号した情報は、携帯端末保持者の視聴の履歴としてサーバに記録されるとよい。
上記イベントの会場内に存在する複数のコード担体は、人物が携帯する事物に付されたコード担体を含み、事物に付されたコード担体を携帯端末が読み取って復号した情報は、事物を携帯する人物との携帯端末保持者の歓談の履歴としてサーバに記録されるとよい。
上記課題を解決するために、本発明にかかるイベント企画方法の代表的な構成は、イベントでの披露が予定されている複数の対象とともに対象に対応した複数のコード担体を、イベントのガイダンス媒体に掲載または表示して配布し、イベントの事前に、携帯端末を用いて、ガイダンス媒体に掲載または表示された任意のコード担体を読み取らせ、携帯端末がガイダンス媒体からコード担体を読み取って復号した情報を、携帯端末に固有の端末識別子に関連付けてサーバに記録し、記録した情報と端末識別子とに基づいてイベントを企画することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるイベント企画方法の他の代表的な構成は、携帯端末を用いて、イベントの会場内に存在する任意のコード担体を読み取らせ、携帯端末がイベント会場内に存在するコード担体を読み取って復号した情報を、携帯端末に固有の端末識別子に関連付けてサーバに記録し、記録した情報と端末識別子とに基づいて次回のイベントを企画することを特徴とする。
上記構成によれば、イベント企画者は、イベントにおいて来場者の興味関心に関する貴重な情報を得ることができるため、次のイベントを企画する上で、来場者の思考をさらに触発するようなイベントを企画することが可能となる。
上述したイベント事前情報収集システムまたはイベント情報収集システムにおける技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該イベント企画方法にも適用可能である。
本発明によれば、イベント来場者の興味関心をイベントの事前に収集して、それを、イベントの呼び物や、展示会場のレイアウトなどに反映させることができる。これによって、来場者が新たなアイディアを生み出し易い環境を提供する。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(イベント事前情報収集システム)
図1は、本発明にかかるイベント事前情報収集システムの実施形態を示す図である。イベント事前情報収集システムは、イベントでの披露が予定されている複数の対象とともに対象に対応した複数のコード担体が掲載または表示された、イベントのガイダンス媒体を含む。
ガイダンス媒体とは、具体的には、図1(a)に示す紙媒体プログラム100や、図1(b)に示すコンピュータ110などの情報機器によってインターネットを介して提供されるイベント情報などである。ガイダンス媒体はこれらに限られず、視覚的に情報を伝達可能なあらゆる媒体としてよい。
「対象」とは、イベントに招待されている、著名人などの人物(本文では以下「パネリスト」と呼ぶ)としてもよいし、イベントで展示される展示物としてもよい。パネリスト120(図1(a))の講演を聴講したり、パネリスト120と歓談したり、展示物130(図1(b))を視聴することによって、イベント来場者の思考を触発し、新たなアイディアを生み出させるのが狙いだからである。
コード担体とは、例えばQRコード(登録商標)であり、紙媒体プログラム100にはパネリスト120に対応したQRコード140が掲載されていて、コンピュータ110には展示物130に対応したQRコード150が表示されている。
コード担体として、バーコード、PDF417、ベリコード、マキシコードなどを用いてもよく、後述する携帯端末200が読み取り可能なものであれば、いかなるものでもよい。QRコードは、水平方向と垂直方向に情報を有する表示方式の2次元コードであり、バーコードと比較するとより多くの情報を符号化でき、印字や表示の面積を小さくできる。
イベント事前情報収集システムは、QRコードを読み取って復号することが可能な携帯端末200を含む。携帯端末200は、携帯電話機、PHS(Personal Handy-Phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)などとしてよい。
図2は図1の携帯端末200のブロック図である。携帯端末200は、端末制御部210と、端末メモリ212と、表示部214と、操作部216と、カメラ218と、画像処理部220と、QRコード復号部221と、端末無線通信部222とを含んで構成される。
端末制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により携帯端末200全体を管理および制御する。さらに、端末制御部210は、端末メモリ212のプログラムを用いて、通話機能、メール送受信機能、撮像機能、音楽再生機能、TV視聴機能も遂行する。
端末メモリ212は、携帯端末200に固有の端末識別子であるユニークIDを記録する記録装置である。端末メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、端末制御部210で処理されるプログラムや音声データ等も記憶する。
表示部214は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)等で構成され、端末メモリ212に記憶された、またはインターネット230を介してアプリケーション中継サーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
端末無線通信部222は、基地局(図示せず)との無線通信を行い、インターネット230に接続を行う。無線通信としては、時分割多重方式(TDM:Time Division Multiplex)等が採用されている。
カメラ218はQRコードを撮像することによって読み取る撮像装置である。画像処理部220は、撮像されたQRコードをデジタル画像信号として処理する回路であり、処理されたQRコード画像は、QRコード復号部221によって、典型的には、URL(Uniform Resource Locator)などの文字列情報に復号される。
携帯端末200を用いれば、図1に示すように、紙媒体プログラム100やコンピュータ110からQRコードを読み取って復号することが可能である。
イベント事前情報収集システムは、携帯端末200がガイダンス媒体からQRコードを読み取って復号した情報を、ユニークIDと関連付けて記録する管理サーバ300を含む。図3は図2の携帯端末200が通信を行う管理サーバ300のブロック図である。管理サーバ300は、履歴記録部302と、管理サーバ300全体を制御する制御部304と、通信部306と、入力部313と、表示部314と、コンテンツ配信部316と、履歴更新部318と、履歴集計部320と、個別履歴配信部322と、コンテンツ326とを含む。
そしてコンテンツ326は、ユニークID登録部308と、パネリストデータ記録部310と、展示物データ記録部312と、会場マップ記録部324とで構成されている。
携帯端末200A、200Bは、QRコードを読み取って復号すると、管理サーバ300にアクセスする。なお携帯端末200A、200Bの構成は携帯端末200と同様であり、以下、携帯端末200Aを代表として説明する。
管理サーバ300の履歴更新部318は、通信部306を介してアクセスしてきた携帯端末200AがQRコードから復号した情報を、携帯端末200AのユニークIDと関連付けて、履歴記録部302に記録する。これは、携帯端末200Aの保持者が、自己の興味関心のあるパネリストや展示物を、イベントの事前に知らせてきたことを意味する。
このとき、ユニークIDは、ユニークID登録部308にも登録され、これがイベント来場者の登録となる。
本実施形態では、既に説明したように、携帯端末200Aの端末メモリ212に記録されているユニークIDが管理サーバ300のユニークID登録部308に登録される。しかし、ユニークIDは、携帯端末200Aに最初から記録されているものに限られない。例えば、携帯端末200A固有の番号をもとに、中継基地局(図示しない)などで生成されたユニークIDを用いてもよい。あるいは、携帯端末200Aが管理サーバにアクセスしてきた際、Webブラウザ等を通じ、クッキー(Cookie)を用いて、携帯端末200Aに識別情報を記録し、この識別情報をユニークIDとして利用してもよい。
(イベント企画方法)
次に、本発明にかかるイベント企画方法の実施形態について説明する。図6(a)は本実施形態にかかるイベント企画方法のフローチャートである。イベントの詳細な企画を行う前に、イベントでの披露が予定されているパネリスト120や展示物130だけを決定し、それらとともに対応するQRコード140、150を、紙媒体プログラム100やコンピュータ110などのガイダンス媒体に掲載または表示して配布する(ステップS600)。
ガイダンス媒体の配布を受けた不特定の人物は、携帯端末200Aを用いて、ガイダンス媒体のQRコードを図1に示すように読み取る(ステップS602)。管理サーバ300は、携帯端末200AにてQRコードから復号されたURLと、携帯端末200A自体のユニークIDとを関連させて、履歴記録部302に記録する(ステップS604)。
このようにして履歴記録部302に記録された情報は、管理サーバ300の履歴集計部320によって集計される。したがって、イベントの事前に、イベント企画者は、イベントで披露される予定の対象(パネリストや展示物)に興味関心を抱いている来場者の人数を把握可能である。つまりイベント事前の人気投票が行われる。かかる情報を収集しておけば、人気のあるパネリストを座長にしたワークショップを企画したり、人気のある展示物を会場内の目立つ場所に配置したりするなど、来場者の興味関心を反映したイベントを企画できる(ステップS606)。
言い換えれば、ガイダンス媒体を配布した時点では、イベントのパネリストや展示物は決定されているものの、未だイベントの詳細な企画は完成していない。つまり、イベントの企画に、来場者が間接的に携わることとなる。
(イベント情報収集システム)
次に、本発明にかかるイベント情報収集システムの実施形態について説明する。本実施形態にかかるイベント情報収集システムは、イベントの会場内に存在する複数のQRコードと、QRコードを読み取って復号することが可能な携帯端末200と、携帯端末200がイベント会場内に存在するQRコードを読み取って復号したURLを、携帯端末200に固有のユニークIDと関連付けて記録し、そのURLに対応するコンテンツを携帯端末200に配信する管理サーバ300と、を含むことを特徴とする。
携帯端末200を用いてQRコードを読み取り、管理サーバ300の履歴記録部302に記録する処理自体は、イベント事前情報収集システムと同様である。
イベント事前情報収集システムと異なる点は、イベントの会場内に存在するQRコードを読み取る点である。
図4はイベントの会場内に存在するQRコードを例示する図である。図4(a)(c)では、QRコード150、160は、特定の場所に付されている。図4(a)では展示物130の傍らに付されていて、図4(c)ではワークショップ会場170の机上に付されている。このような特定の場所に付されたQRコード150、160を携帯端末200が読み取って復号したURLは、携帯端末保持者の視聴の履歴として管理サーバ300の履歴記録部302に記録される。これにより、来場者個別に、イベント会場で何を視聴したかが記録される。
一方、図4(b)では、QRコード140は、パネリスト120などの人物が携帯する事物に付されている。その他、パネリスト120の名刺や名札にQRコードを付してもよい。このように、人物が携帯する事物に付されたQRコードを携帯端末が読み取って復号したURLは、その事物を携帯する人物との携帯端末保持者の歓談の履歴として管理サーバ300の履歴記録部302に記録されるとよい。これにより、来場者個別に、イベント会場で誰に会ったかが記録される。
管理サーバ300のコンテンツ配信部316は、上記の復号したURLに対応するコンテンツを、コンテンツ326から抽出して、携帯端末200に配信する。URLが視聴の履歴であれば、そのURLに対応する展示物データを、展示物データ記録部312から抽出して、携帯端末200に配信する。その際、展示物の場所を示す会場マップを、会場マップ記録部324から併せて配信してもよい。URLが歓談の履歴であれば、そのURLに対応するパネリストデータを、パネリストデータ記録部310から抽出して、携帯端末200に配信する。
ユニークID登録部308には、イベント事前に、来場者のユニークIDが登録されている。コンテンツ配信部316は、ユニークIDが登録されていない者から、イベント中に管理サーバ300にアクセスがあった場合には、アクセス権限がないとして、コンテンツを配信しないようにしてもよい。
図5は、図2の携帯端末200が取得したコンテンツを例示する図である。携帯端末200には、管理サーバ300から過去に取得したコンテンツを保存可能であり、これを、イベントでの自己の行動の履歴として、来場者は活用できる。すなわち、何時何分に誰と会ったか、どの展示物を視聴したか、というイベントにおける行動の履歴が得られる。例えば図5(a)は、記録された履歴20個のうちの1番目を示していて、写真の展示物130を、会場内のセクションA−1で見たことが記録されているのが分かる。図5(b)は、記録された履歴20個のうちの2番目を示していて、写真のパネリスト120と、会場内で歓談したことが記録されているのが分かる。
図5のようなイベントでの行動履歴、すなわち、過去にQRコードを用いて取得した情報は、来場者毎に異なるものである。したがって、本実施形態にかかるイベント情報収集システムでは、来場者個別にカスタマイズされた情報を提供することが可能である。これにより、来場者は、自己のイベントでの行動を把握し、新たなアイディアを生み出す材料として活用できる。
また、来場者は、自己が接した展示物や人物を総括し、イベント会場から退出するときに、イベント会場から持ち帰るべき資料が分かる。図5(a)(b)に示すように、展示物130については、その展示場所であるセクションA−1に資料180があり、パネリスト120については、セクションB−1(図示しない)に資料があることが示されている。
さらに、図5のようなイベントでの行動履歴は、イベント来場者が、イベント参加の報告書を作成する際にも役立つ。
本実施形態では、携帯端末200がQRコードを読み取ると、リアルタイムに管理サーバ300にアクセスして履歴を残す構成となっている。例えば展示物を見ているときに、さらに情報がほしくなった場合には、展示物のQRコードを携帯端末200で読み取り、リアルタイムで管理サーバ300にアクセスしてコンテンツを取得できるとよい。
しかし、リアルタイムに履歴を残したりコンテンツを得たりする必要がないイベントの場合には、イベント会場でQRコードだけを読み取って回り、イベント会場の出口で一括してQRコードを管理サーバ300に送信して履歴を残し、さらに、必要なコンテンツもそこで得て帰る、としてもよい。かかる場合、管理サーバ300へのアクセスは、イベントを通じて1回だけですむ。
また、本実施形態ではインターネット230を介して管理サーバ300にアクセスしているが、Blue Tooth(登録商標)や、ZigBee(登録商標)等の無線方式を用いて管理サーバ300にアクセスする方式を用いてもよい。
(次イベント企画方法)
図6(b)は本実施形態にかかる他のイベント企画方法のフローチャートである。まず、携帯端末200を用いて、イベントの会場内に存在する任意のQRコードを読み取らせ(ステップS608)、携帯端末200がイベント会場内に存在するQRコードを読み取って復号したURLを、携帯端末200に固有のユニークIDと関連付けて管理サーバ300の履歴記録部302に記録する(ステップS610)。記録したURLとユニークIDとに基づいて次回のイベントを企画する(ステップS612)。
すなわち、あるイベントにおいて履歴記録部302に収集された、来場者個別の履歴は、来場者個別の興味関心を知る上で貴重なデータである。これらのデータを、履歴集計部320で集計することにより、来場者を、その興味関心に応じてグループ分けし、グループ毎に、次のイベントを企画することが考えられる。
最初のイベントにおいて触発された来場者の思考を、来場者の興味関心に応じてカスタマイズされた次のイベントに勧誘することによって、さらに触発し、来場者のアイディア創出を支援するのが狙いである。
本実施形態には、イベント会場にて、未だ歓談していないパネリストがどこにいるかを探索する機能を付加してもよい。例えばGPSや、イベント会場のセクションの境界にセンサを設けてパネリストが通過したか否かを判定し、パネリストの現在位置を知ることができる。そして会場マップにこれを表示して、来場者の携帯端末に表示すればよい。これにより、来場者は、所望するパネリストを探すのが容易になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、多くの来場者が集うイベントの開催に際して、来場者の情報を収集するイベント事前情報収集システム、イベント情報収集システムおよびイベント企画方法に利用することができる。
本発明にかかるイベント事前情報収集システムの実施形態を示す図である。 図1の携帯端末のブロック図である。 図2の携帯端末が通信を行う管理サーバのブロック図である。 イベントの会場内に存在するQRコードを例示する図である。 図2の携帯端末が取得したコンテンツを例示する図である。 本実施形態にかかるイベント企画方法のフローチャートである。
符号の説明
100 …紙媒体プログラム
110 …コンピュータ
120 …パネリスト
130 …展示物
200 …携帯端末
210 …端末制御部
212 …端末メモリ
214 …表示部
216 …操作部
218 …カメラ
220 …画像処理部
221 …QRコード復号部
230 …インターネット
300 …管理サーバ
302 …履歴記録部
304 …制御部
306 …通信部
308 …ユニークID登録部
310 …パネリストデータ記録部
312 …展示物データ記録部
313 …入力部
314 …表示部
316 …コンテンツ配信部
318 …履歴更新部
320 …履歴集計部
322 …個別履歴配信部
324 …会場マップ
326 …コンテンツ

Claims (6)

  1. イベントでの披露が予定されている複数の対象とともに該対象に対応した複数のコード担体が掲載または表示された、該イベントのガイダンス媒体と、
    コード担体を読み取って復号することが可能な携帯端末と、
    前記携帯端末が前記ガイダンス媒体からコード担体を読み取って復号した情報を、該携帯端末に固有の端末識別子に関連付けて記録するサーバと、
    を含むことを特徴とするイベント事前情報収集システム。
  2. イベントの会場内に存在する複数のコード担体と、
    コード担体を読み取って復号することが可能な携帯端末と、
    前記携帯端末が前記イベント会場内に存在するコード担体を読み取って復号した情報を、該携帯端末に固有の端末識別子に関連付けて記録し、該情報に対応するコンテンツを該携帯端末に配信するサーバと、
    を含むことを特徴とするイベント情報収集システム。
  3. 前記イベントの会場内に存在する複数のコード担体は、特定の場所に付されたコード担体を含み、
    前記特定の場所に付されたコード担体を前記携帯端末が読み取って復号した情報は、前記携帯端末保持者の視聴の履歴として前記サーバに記録されることを特徴とする請求項2に記載のイベント情報収集システム。
  4. 前記イベントの会場内に存在する複数のコード担体は、人物が携帯する事物に付されたコード担体を含み、
    前記事物に付されたコード担体を前記携帯端末が読み取って復号した情報は、該事物を携帯する人物との前記携帯端末保持者の歓談の履歴として前記サーバに記録されることを特徴とする請求項2または3に記載のイベント情報収集システム。
  5. イベントでの披露が予定されている複数の対象とともに該対象に対応した複数のコード担体を、イベントのガイダンス媒体に掲載または表示して配布し、
    前記イベントの事前に、携帯端末を用いて、前記ガイダンス媒体に掲載または表示された任意のコード担体を読み取らせ、
    前記携帯端末が前記ガイダンス媒体からコード担体を読み取って復号した情報を、該携帯端末に固有の端末識別子に関連付けてサーバに記録し、
    前記記録した情報と端末識別子とに基づいて前記イベントを企画することを特徴とするイベント企画方法。
  6. 携帯端末を用いて、イベントの会場内に存在する任意のコード担体を読み取らせ、
    前記携帯端末が前記イベント会場内に存在するコード担体を読み取って復号した情報を、該携帯端末に固有の端末識別子に関連付けてサーバに記録し、
    前記記録した情報と端末識別子とに基づいて次回のイベントを企画することを特徴とするイベント企画方法。
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JPN6013009337; 角康之: 'イベント空間におけるインタラクションの支援から理解へ' 2003年度人工知能学会全国大会(第17回)論文集 , 20030627, pp.1-4, 社団法人人工知能学会 *

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