JP2009298519A - エレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステム - Google Patents
エレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009298519A JP2009298519A JP2008153143A JP2008153143A JP2009298519A JP 2009298519 A JP2009298519 A JP 2009298519A JP 2008153143 A JP2008153143 A JP 2008153143A JP 2008153143 A JP2008153143 A JP 2008153143A JP 2009298519 A JP2009298519 A JP 2009298519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- floor
- control system
- stop
- call button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
【課題】エレベータの単位時間の移動効率を向上させる。
【解決手段】エレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステムは、各フロアからの搭乗要求入力をするフロア呼出ボタンユニット101と、各フロア呼出ボタンユニット101及び各エレベータシステム103の管理と制御をするエレベータコントロールシステム102と、エレベータ業務を実施する重機装置である複数のエレベータシステム103と、からなる。フロア呼出ボタンユニット101は、当該フロアの搭乗人数をエレベータコントロールシステム102に通知する。エレベータシステム103は、当該エレベータの搭乗重量をエレベータコントロールシステム102に通知する。エレベータコントロールシステム102は、フロア呼出ボタンユニット101から通知された搭乗人数とエレベータシステム103から通知された搭乗重量を用いてエレベータの停止フロアを決定する。
【選択図】図1
【解決手段】エレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステムは、各フロアからの搭乗要求入力をするフロア呼出ボタンユニット101と、各フロア呼出ボタンユニット101及び各エレベータシステム103の管理と制御をするエレベータコントロールシステム102と、エレベータ業務を実施する重機装置である複数のエレベータシステム103と、からなる。フロア呼出ボタンユニット101は、当該フロアの搭乗人数をエレベータコントロールシステム102に通知する。エレベータシステム103は、当該エレベータの搭乗重量をエレベータコントロールシステム102に通知する。エレベータコントロールシステム102は、フロア呼出ボタンユニット101から通知された搭乗人数とエレベータシステム103から通知された搭乗重量を用いてエレベータの停止フロアを決定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、エレベータコントロールにおける停止フロア決定システムに関し、特に搭乗要求をしたフロアから搭乗人数をエレベータコントロールシステムに通知し、エレベータからは搭乗重量をエレベータコントロールシステムに通知し、この2つの情報とエレベータ運行状況とから呼出フロアに必要な人数が載れるエレベータを選択して停止することが可能となる技術に関するものである。
従来のエレベータコントロールでは、呼出されたフロアの階数情報とエレベータの搭乗重量(満員に達していないかの判断)で停止するフロアを判断しており(例えば特許文献1)、呼出フロアで10人乗りたい要求があっても1人しか乗れないエレベータが停止したり、その他のエレベータでは呼出フロアで1人しか乗らないのに10人ぐらい追加搭乗できるエレベータが止まったりすることが知られている。
従来のエレベータコントロールシステムでは、呼出フロアの要望と搭乗重量から判断して呼出フロアに対して適切なエレベータ停止することができなかった。本発明は上記問題を解決し、エレベータを停止する時の判断情報に搭乗重量とフロア呼出人数を加えることにより、より有効なエレベータコントロールを行い、単位時間の移動効率を向上させることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、第1の発明は、各フロアからの搭乗要求入力をするフロア呼出ボタンユニットと、通信網を介して各フロア呼出ボタンユニット及び各エレベータシステムの管理と制御をするエレベータコントロールシステムと、通信網を介してエレベータ業務を実施する重機装置である複数のエレベータシステムと、からなるエレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステムであって、前記フロア呼出ボタンユニットは、当該フロアの搭乗人数を前記エレベータコントロールシステムに通知する手段を備え、前記エレベータシステムは、当該エレベータの搭乗重量を前記エレベータコントロールシステムに通知する手段を備え、前記エレベータコントロールシステムは、前記フロア呼出ボタンユニットから通知された搭乗人数と前記エレベータシステムから通知された搭乗重量を用いてエレベータの停止フロアを決定し、決定した停止フロアを当該エレベータシステムに指示する手段を備える。
第2の発明では、第1の発明において、前記フロア呼出ボタンユニットは、フロア呼出ボタンが押された回数をカウントすることにより搭載人数を取得する。
第3の発明では、前記第1〜第2の発明において、前記フロア呼出ボタンユニットは、カウントした搭乗人数を当該フロアに表示する。
第4の発明では、前記第1〜第3の発明において、前記エレベータコントロールシステムは、停止可能なフロアのうち、満員重量から前記搭乗重量を引いた差が前記搭乗人数と1人当たりの重量の積より大きいフロアを停止フロアに決定する。
第5の発明では、前記第4の発明において、前記エレベータコントロールシステムは、前記搭乗重量の順に各エレベータを停止フロアの決定を行う。
本発明によれば、呼出フロアから通知される搭乗予定人数とエレベータから通知される搭乗重量とエレベータの運行状況から判断し、呼出フロアにとってより多くの搭乗が可能なエレベータを停止指すことが可能となる。
以下、本発明の実施例に関して、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例のエレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステムのシステム構成を説明する図である。図1において、101は各フロアに設置し利用者がエレベータの呼出を行うフロア呼出ボタンユニット、102はフロア呼出ボタンユニット101、エレベータシステム103より呼出情報や停止情報、エレベータ運用状況を通信にて受信し、各エレベータシステムの動作をコントロールするエレベータコントロールシステム、103はエレベータを直接動かすエレベータシステム、104はフロア呼出ボタンユニット101とエレベータコントロールシステム102とエレベータシステム103を接続するインターネットその他の有線及び/又は無線の通信網である。
各エレベータシステム103は30Kg単位の増減が判定できる精度以上の重量測定機を装備し搭乗完了時点(エレベータのドアを閉じる直前)で計測しエレベータコントロールシステム102に通知する。各フロアのフロア呼出ボタンユニット101はフロア呼出ボタンの押下回数をカウントしてエレベータコントロールシステム102に押下回数を通知する機能と押下回数を表示するディスプレイ機能を装備する。エレベータコントロールシステム102はフロア情報として(1)呼出フロアの希望方向(上昇or下降)、(2)呼出フロア階数、(3)利用者人数(ボタン押下回数により人数を認知する)を把握すると共に、動作しているエレベータの(4)進行方向(上昇or下降)、(5)現在位置、(6)次回停止可能フロア(現在位置と連携)、(7)搭乗重量を、常にリアルタイムで把握し、エレベータの搭乗完了時点、各フロア呼出ボタン押下通知があった時点のタイミングで全エレベータの停止予定フロアを判断しなおす。
図2は、各フロアの呼出ボタンの制御ブロックを説明する図である。図2において、201は利用者の呼出をボタン押下により受け付けるフロア呼出ボタン、202は呼出ボタン押下やエレベータの到着などの通信の指示、搭乗予定数などのカウンタ情報の更新指示、データの初期化、表示部の表示指示を行う制御部、203は搭乗予定数などのカウンタ数の記憶を行う主記憶部、204はエレベータコントロールシステムとデータ通信を行う通信部、205は各フロアに呼出状況の表示を行う表示部、206は搭乗予定数のカウントアップなどを行う演算部、207はフロア呼出の各機能部集合体であるフロア呼出ボタンユニット(図1では101)である。本実施例では各フロアにフロア呼出ボタンユニット207(101)を設けているが、これに限定されず、例えば、各フロアにフロア呼出ボタン201を設け、制御部202、主記憶部203、通信部204、演算部206等は一つの装置で行い、各フロアのフロア呼出ボタン201から搭乗要求入力を通信網等により制御部202に送信するようにしてもよい。また、本実施例においては、フロア呼出ボタン201の押下の回数で、当該フロアの搭乗人数を取得するが、これに限定されず、他の方法によって各フロアの搭乗人数をカウントしてもよい。
図3は、エレベータコントロールシステム102の制御ブロックを説明する図である。図3において、301はフロア呼出ボタンユニット101、エレベータシステム103とデータ通信を行う通信部、302はエレベータ停止フロア決定処理、各種テーブル情報の取得更新指示、エレベータシステム103への運用コントロール指示を行う制御部、303は各種テーブルを作成する主記憶部、304はエレベータ停止フロア決定時の比較演算処理を行う演算部、305はエレベータコントロールシステム102の各機能部集合体であるエレベータコントロールシステムユニットである。
図4は、エレベータシステム103の制御ブロックを説明する図である。図4において、401はエレベータコントロールシステム102にフロア停止情報、エレベータ状況通知を行う通信部、402はエレベータ機器の動作コントロールを行う制御部、403はエレベータ状況、停止予定情報を記憶する主記憶部、404はエレベータ停止フロア指定時に押下する停止フロアボタン部、405は停止予定フロアを表示する表示部、406はエレベータ停止フロア指定ボタン押下により停止フロア情報に新しいフロアが追加になったか判断する演算部、407はエレベータシステム103の各機能部集合体であるエレベータシステムユニットである。
図5はエレベータコントロールシステム102の内部テーブルで各フロアからの呼出人数を管理するフロア呼出人数テーブルを説明する図であり、各フロア呼出ボタン押下情報受信時に更新し、該当フロアにエレベータが停止したときに0がセットされる。図5において、501は各フロアを一意に識別する情報(階数)を格納するフロア項目、502は各フロアにおいて上向きのエレベータに乗りたいと希望する人数を格納する上昇人数項目、503は各フロアにおいて下向きのエレベータに乗りたいと希望する人数を格納する降下人数項目である。図5の例では1階に上のフロアへ行きたい人が10人おり、3階には上のフロアに行きたい人が4人、下のフロアに行きたい人が9人いることを示す。
図6はエレベータコントロールシステム102の内部テーブルで各エレベータの動作状況と次回停止位置を管理するエレベータ状況テーブルを説明する図であり、各エレベータの状況をリアルタイムに更新する。図6において、601は該当エレベータが今、上下どちら向きにいこうとしているかもしくは向かっているかの情報を格納する進行方向項目、602は該当エレベータの位置情報及び動作状況を格納する動作状況項目、603は該当エレベータが今、次に止まるとすれば何処に止まることができるかを格納する停止可能フロア項目、604は該当エレベータが今、搭乗している重量を格納する搭乗重量項目、605は該当エレベータが次回停止する予定のフロアを格納する次回停止フロア項目である。図6の例ではエレベータ1は上向きに動こうとしている状態で現在10階で停止中、今なら11階に停止することができ、エレベータ内に450Kg分積載されており、次は19階に止まる予定であることを示す。なお、603の停止可能フロアは移動中のエレベータについても動的に変更されるパラメータであり、エレベータの加速度性能によってその値の決定方法は違ってくる。
図7はエレベータコントロールシステム102の内部テーブルで各エレベータ搭乗者が指定した停止予定フロアを管理するエレベータ停止予定フロアテーブルを説明する図であり、各エレベータシステム内で押下された停止フロア(利用者が指定した停止フロア)情報がリアルタイムに更新される。該当フロアにエレベータが停止したときに0がセットされる。図7において、701は例としてエレベータ2は停止予定フロアとして3階、1階、B1階がエレベータ内部から指定されていることを示す。
図8は各フロアからフロア呼出ボタン(エレベータ呼出ボタン)201が押下されたときのフロア呼出ボタンユニット101(207)の情報通知処理フローを説明した図であり、図8において、801は各フロアの利用者からエレベータ呼出を受けるフロア呼出ボタン押下受付処理ブロック、802はフロア呼出ボタン201の押下が上昇か下降かの判断を行うフロア呼出ボタン押下上昇下降判定ブロック、803は上昇ボタン押下回数をカウントアップする上昇ボタン押下カウンタアップ処理ブロック、804は上昇ボタン押下回数の表示を当該フロアのディスプレイに行う上昇ボタン表示変更処理ブロック、805は下降ボタン押下回数をカウントアップする下降ボタン押下カウンタアップ処理ブロック、806は下降ボタン押下回数の表示を当該フロアのディスプレイに行う下降ボタン表示変更処理ブロック、807はフロア情報(階数)と共に現在の上昇ボタン押下回数、下降ボタン押下回数をエレベータコントロールシステム102に通信を行うエレベータコントロールシステム通信処理ブロックである。
図9はエレベータコントロールシステム102が各フロアからフロア呼出ボタン101を押下されたとき発生するボタン押下電文を受信したときのフロア呼出押下情報受信判断処理フローを説明した図であり、図9において、901はボタン押下電文受信判断を行うボタン押下電文受信判断ブロック、902は受信した上昇ボタン押下数、下降ボタン押下数をフロア呼出人数テーブル(図5)に更新するフロア呼出人数テーブル更新処理ブロック、903はフロア呼出人数テーブル更新に伴い、エレベータの次回停止フロアの再調整を行い、エレベータ状況テーブル(図6)の次回停止フロア605を更新するエレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロックである。エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック903については図12を用いて後述する。
図10はエレベータ内から搭乗者が利用フロアを押下したときのエレベータシステム103のエレベータ内利用フロア通知処理フローを説明した図であり、図10において、1001は搭乗者よりフロア停止ボタン押下によりフロア停止情報を受け付ける利用フロア押下受付ブロック、1002はフロア停止情報に変更があったか判断を行う利用フロア情報変更判断ブロック、1003はエレベータコントロールシステム102に利用フロア情報(利用フロア押下電文)を通知する通信ブロックである。
図11はエレベータコントロールシステム102が利用フロア押下電文を受信したときのエレベータ停止予定フロアテーブル更新処理フローを説明した図であり、図11において、1101はエレベータシステム103からの利用フロア押下電文を受信したか判断を行う利用フロア押下電文受信判断ブロック、1102はエレベータ停止予定フロアテーブル(図7)の該当エレベータのエレベータ停止予定フロアテーブル情報を更新する該当エレベータ停止予定フロアテーブル情報更新処理ブロック、1103はエレベータ停止予定フロアテーブル情報更新に伴いエレベータの次回停止フロアの再調整を行い、エレベータ状況テーブル(図6)の次回停止フロア605を更新するエレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロックである。エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック1103については図12を用いて説明する。
図12はエレベータ状況テーブル(図6)の次回停止フロア605を更新するエレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理のフローを説明した図である。この処理は、エレベータコントロールシステム102がフロア呼出押下情報受信判断処理(図9)のエレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック903において実行する処理である。また、この処理は、エレベータコントロールシステム102がエレベータ停止予定フロアテーブル更新処理(図11)のエレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック1103において実行する処理でもある。
図12において、1201はエレベータ状況テーブル(図6)を参照し、停止位置変更をどの順番に行うか決定するエレベータ状況テーブル更新順番決定処理ブロックを示し、1202は決定された順番にエレベータ停止位置決定処理を繰り返す処理を行う全エレベータ更新処理繰返ブロック、1203は個々のエレベータ状況、呼出状態、停止予定状態から判断し、停止フロア決定を行い、エレベータ状況テーブル(図6)の次回停止フロア605を更新する停止位置決定ブロック、1204は更新されたエレベータ状況テーブル(図6)の次回停止フロア605に各エレベータが停止するように各エレベータシステムに指示する各エレベータ停止コントロールブロックを示す。
次に図8から図12を用いてエレベータ状況(搭乗重量)とフロア呼出人数用いた停止フロア決定方法について説明する。
まず図8ではフロア呼出ボタンユニット101がフロアボタン押下受付処理ブロック801を行い、呼出ボタン押下上昇下降判定ブロック802を行う。「No」の場合(押下されたボタンが下降の場合)は、下降ボタン押下回数をカウントアップする下降ボタン押下カウンタアップ処理ブロック805、下降ボタン押下回数の表示を当該フロアのディスプレイに行う下降ボタン表示変更処理ブロック806を行い、エレベータコントロールシステム通信処理ブロック807を行い作業が完了する。「Yes」の場合(押下されたボタンが上昇の場合)は、上昇ボタン押下回数をカウントアップする上昇ボタン押下カウンタアップ処理ブロック803、上昇ボタン押下回数の表示を当該フロアのディスプレイに行う上昇ボタン表示変更処理ブロック804を行い、エレベータコントロールシステム通信処理ブロック807を行い作業が完了する。
図9では、エレベータコントロールシステム102がボタン押下電文受信判断ブロック901を行い、「No」の電文未受領の場合は作業を終了する。「Yes」の電文受信時の場合はフロア呼出数テーブル更新処理ブロック902を行い、エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック903を行い、作業を終了する。エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック903については、図12を用いて後述する。
図10では、エレベータシステム103が利用フロア押下受付ブロック1001を行い、利用フロア情報変更判定ブロック1002を行う。「No」のフロア情報に変更がなかった場合は作業が完了する。「Yes」のフロア情報に変更があった場合は、エレベータコントロールシステム通信ブロック1003を行い、作業を終了する。
図11では、エレベータコントロールシステム102が利用フロア押下電文受信判断ブロック1101を行い、「No」の電文未受信の場合は作業を終了する。「Yes」の電文受信時の場合は該当エレベータ停止予定フロアテーブル情報更新処理ブロック1102を行い、エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック1103を行い、作業を終了する。エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック1103については、図12を用いて説明する。
図12に示すエレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理は、エレベータコントロールシステム102が図9のエレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック903及び図11のエレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック1103で実行する処理である。
図12では、エレベータコントロールシステム102がエレベータ状況テーブル更新順番決定処理ブロック1201で、エレベータ状況テーブル(図6)の情報より次回停止フロア605を変更する順番決定を行う。順番決定は進行方向ごと(上昇、降下)に分けて行い、搭乗重量604が大きいものから優先に順番を振る。全エレベータ更新処理繰返ブロック1202を行う。次回停止フロア決定処理1203にてエレベータ停止予定フロアテーブル(図7)を参照し、進行方向に対して停止可能フロア603以降の停止予定フロアを抽出し、フロア呼出人数テーブル(図5)より停止可能フロア603以降で、且つ「(満員重量−搭乗重量)>呼出人数×60Kg」を満たすフロアを抽出し、その中で一番停止位置が当該エレベータに近いフロアを次回停止位置としてエレベータ状況テーブル(図6)の次回停止フロア605に更新する。次回停止フロアコントロール指示ブロック1204にて更新されたエレベータ状況テーブル(図6)の次回停止フロア605に当該エレベータが停止するようにエレベータシステム103に指示し、次のエレベータの処理に移る。上記の「60Kg」は1人当たりの重量であり、この数値に限定されない。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
101:フロア呼出ユニット
102:エレベータコントロールシステム
103:エレベータシステム(エレベータ本体)
104:通信網
201:フロア呼出ボタン
202:制御部
203:主記憶部
204:通信部
205:表示部
206:演算部
207:フロア呼出ボタンユニット
301:通信部
302:制御部
303:主記憶部
304:演算部
305:エレベータコントロールシステムユニット
401:通信部
402:制御部
403:主記憶部
404:停止フロアボタン部
405:表示部
406:演算部
407:エレベータシステムユニット
501:フロア
502:上昇人数
503:降下人数
601:進行方向
602:動作状況
603:停止可能フロア
604:搭乗重量
605:次回停止フロア
701:エレベータ停止予定フロアテーブル
801:フロアボタン押下受付処理ブロック
802:フロア呼出ボタン押下上昇下降判定ブロック
803:上昇ボタン押下カウンタアップ処理ブロック
804:上昇ボタン表示変更処理ブロック
805:降下ボタン押下カウンタアップ処理ブロック
806:降下ボタン表示変更処理ブロック
807:エレベータコントロールシステム通信処理ブロック
901:ボタン押下電文受信判断ブロック
902:フロア呼出人数テーブル更新処理ブロック
903:エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック
1001:利用フロア押下受付ブロック
1002:利用フロア情報変更判断ブロック
1003:エレベータコントロールシステム通信ブロック
1101:利用フロア押下電文受信判断ブロック
1102:該当エレベータ停止予定フロアテーブル情報更新処理ブロック
1103:エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック
1201:エレベータ状況テーブル更新順番決定処理ブロック
1202:全エレベータ更新処理繰返ブロック
1203:停止位置決定ブロック
1204:次回エレベータ停止コントロールブロック
102:エレベータコントロールシステム
103:エレベータシステム(エレベータ本体)
104:通信網
201:フロア呼出ボタン
202:制御部
203:主記憶部
204:通信部
205:表示部
206:演算部
207:フロア呼出ボタンユニット
301:通信部
302:制御部
303:主記憶部
304:演算部
305:エレベータコントロールシステムユニット
401:通信部
402:制御部
403:主記憶部
404:停止フロアボタン部
405:表示部
406:演算部
407:エレベータシステムユニット
501:フロア
502:上昇人数
503:降下人数
601:進行方向
602:動作状況
603:停止可能フロア
604:搭乗重量
605:次回停止フロア
701:エレベータ停止予定フロアテーブル
801:フロアボタン押下受付処理ブロック
802:フロア呼出ボタン押下上昇下降判定ブロック
803:上昇ボタン押下カウンタアップ処理ブロック
804:上昇ボタン表示変更処理ブロック
805:降下ボタン押下カウンタアップ処理ブロック
806:降下ボタン表示変更処理ブロック
807:エレベータコントロールシステム通信処理ブロック
901:ボタン押下電文受信判断ブロック
902:フロア呼出人数テーブル更新処理ブロック
903:エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック
1001:利用フロア押下受付ブロック
1002:利用フロア情報変更判断ブロック
1003:エレベータコントロールシステム通信ブロック
1101:利用フロア押下電文受信判断ブロック
1102:該当エレベータ停止予定フロアテーブル情報更新処理ブロック
1103:エレベータ状況テーブル次回停止フロア更新処理ブロック
1201:エレベータ状況テーブル更新順番決定処理ブロック
1202:全エレベータ更新処理繰返ブロック
1203:停止位置決定ブロック
1204:次回エレベータ停止コントロールブロック
Claims (5)
- 各フロアからの搭乗要求入力をするフロア呼出ボタンユニットと、通信網を介して各フロア呼出ボタンユニット及び各エレベータシステムの管理と制御をするエレベータコントロールシステムと、通信網を介してエレベータ業務を実施する重機装置である複数のエレベータシステムと、からなるエレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステムであって、
前記フロア呼出ボタンユニットは、当該フロアの搭乗人数を前記エレベータコントロールシステムに通知する手段を備え、
前記エレベータシステムは、当該エレベータの搭乗重量を前記エレベータコントロールシステムに通知する手段を備え、
前記エレベータコントロールシステムは、前記フロア呼出ボタンユニットから通知された搭乗人数と前記エレベータシステムから通知された搭乗重量を用いてエレベータの停止フロアを決定し、決定した停止フロアを当該エレベータシステムに指示する手段を備える、
ことを特徴とするエレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステム。 - 前記フロア呼出ボタンユニットは、フロア呼出ボタンが押された回数をカウントすることにより搭載人数を取得することを特徴とする請求項1に記載の前記エレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステム。
- 前記フロア呼出ボタンユニットは、カウントした搭乗人数を当該フロアに表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステム。
- 前記エレベータコントロールシステムは、停止可能なフロアのうち、満員重量から前記搭乗重量を引いた差が前記搭乗人数と1人当たりの重量の積より大きいフロアを停止フロアに決定することを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のエレベータ搭載人数通知及び停止コントロールシステム。
- 前記エレベータコントロールシステムは、前記搭乗重量の順に各エレベータの停止フロアの決定を行うことを特徴とする請求項4に記載のエレベータ搭載人数通知及び停止コントロールシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008153143A JP2009298519A (ja) | 2008-06-11 | 2008-06-11 | エレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008153143A JP2009298519A (ja) | 2008-06-11 | 2008-06-11 | エレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009298519A true JP2009298519A (ja) | 2009-12-24 |
Family
ID=41545836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008153143A Pending JP2009298519A (ja) | 2008-06-11 | 2008-06-11 | エレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009298519A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016042363A3 (zh) * | 2014-09-20 | 2016-06-09 | 南宁马许科技有限公司 | 一种电梯等候人数显示装置 |
JP2021070578A (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーターの遠隔制御システム |
-
2008
- 2008-06-11 JP JP2008153143A patent/JP2009298519A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016042363A3 (zh) * | 2014-09-20 | 2016-06-09 | 南宁马许科技有限公司 | 一种电梯等候人数显示装置 |
JP2021070578A (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーターの遠隔制御システム |
JP7294988B2 (ja) | 2019-11-01 | 2023-06-20 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーターの遠隔制御システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102431857B (zh) | 电梯系统 | |
JP6210921B2 (ja) | エレベータ装置およびエレベータ予測配車制御方法 | |
EP3381851A2 (en) | Elevator service request using user device with app-retained floor pairs | |
CN108975109A (zh) | 用于移动装置用户的电梯重新分配 | |
JP6726145B2 (ja) | エレベーターの乗場案内システム | |
JP5705704B2 (ja) | エレベータ群管理システムおよびその制御方法 | |
JP5107343B2 (ja) | エレベータシステム | |
JP5696792B2 (ja) | エレベーターシステム | |
JP2007191263A (ja) | エレベータ表示装置 | |
JP2011111253A (ja) | エレベータの群管理制御システムおよびその群管理制御方法 | |
CN104340783B (zh) | 电梯运转装置和电梯运转方法 | |
WO2018211561A1 (ja) | エレベーターの群管理装置 | |
JP2011026034A (ja) | エレベータの群管理制御方法 | |
CN107572320A (zh) | 自动分配电梯乘客的方法及系统 | |
JP5570901B2 (ja) | エレベーターの制御方法および装置 | |
CN105253726B (zh) | 电梯群管理系统和电梯控制系统 | |
EP2874932B1 (en) | Elevator system | |
JP2009298519A (ja) | エレベータの搭乗人数通知及び停止コントロールシステム | |
JP6434115B1 (ja) | 乗場操作盤および制御方法 | |
JP2016183044A (ja) | エレベータシステム | |
JP2012071980A (ja) | エレベータシステム | |
JP6773232B1 (ja) | エレベーター装置 | |
CN106966244B (zh) | 一种应用于电梯的显示方法及装置 | |
JP2015205737A (ja) | エレベータの制御装置、及びエレベータの制御方法 | |
JP2006008368A (ja) | マルチカーエレベーターの制御方法及び装置 |