JP2009296239A - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作機器の操作対象となる被操作機器を容易に切り替えることが可能な情報処理システムおよびそれを用いた情報処理方法を提供すること。
【解決手段】情報処理システム1000は、複数の被操作機器1200のそれぞれに対する操作機器1100の位置関係を取得し、その位置関係に基づいて複数の被操作機器1200の一つを操作対象として特定し、被操作機器1200を識別する第1の識別情報および操作機器1100を識別する第2の識別情報を用いて操作対象として特定された被操作機器1200と操作機器1100との相互間の通信を確立する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作機器と複数の被操作機器とからなる情報処理システムおよびそれを用いた情報処理方法に関する。
近年、デパート、大規模ショッピングモール、映画館、駅、および高速道路のパーキング等の公共の場所において、訪れた人々に周辺地図等の各種情報を提供するパブリック・ディスプレイなど(以下、被操作機器と称する)の需要が高まっている。通常、そのような被操作機器の操作には、利用者の操作性および利便性を考慮して、直感的で慣れを必要としないタッチパネルやマウスやライトペンなどの無線型コントローラ(以下、操作機器と称する)が用いられる。
また近年、ゲーム業界では他社製品との差別化を図るべく、例えば無線型の三次元マウスを操作機器として用いたゲーム機などの開発が進んでいる。そのようなゲーム機用操作機器としては、加速度センサやジャイロ等の慣性センサを用いたものなどが知られている。
上述のような操作機器と被操作機器とからなる情報処理システムの開発においては、利用者の操作性および利便性の向上を図るため、複数の被操作機器を単一の操作機器で操作することの重要性が高まっている。
そのような背景から、例えば特許文献1に開示されるように、複数の表示画面を用いて仮想空間上で単一のカーソルを移動することができる電子機器において、カーソルを移動させる操作機器の入力データ送信先を切り替えることが可能な電子機器が知られている。
また、例えば特許文献2に開示されるように、ユーザの視線を検知し、視線が複数の被操作機器のうちのいずれに向いているかを検出することによって、操作機器からの入力信号を視線が向けられた被操作機器に切り替えて転送する装置が知られている。
また、例えば特許文献3に開示されるように、一つの被操作機器に接続されているマウス等の操作機器を用いて複数の被操作機器を操作することができ、且つ、その操作機器を含む入力デバイスの操作対象となる被操作機器を簡便に切り替えることのできる操作対象マシン自動切替装置が知られている。
特開2007−004712号公報 特開2006−004093号公報 特開平11−95931号公報
しかしながら、上記した特許文献1〜3では、例えば操作機器および被操作機器からなる情報処理システムが複数の操作機器を含んでいた場合、複数の操作機器が単一の被操作機器に同時に接続するといった混信状態が発生する虞がある。
また、上記した特許文献1では、複数の被操作機器のうちのいずれを操作機器の制御対象とするかは表示画面上のカーソルの位置によって決定されるので、ユーザが他の被操作機器を制御したい場合、カーソルを他の被操作機器に対応した表示画面まで移動しなくてはならないという不都合が生じる。
さらに、上記した特許文献2では、被操作機器を切り替えるためにユーザの視線を検知する構成を提供しており、そのような構成を含む装置が極めて高価なものとなってしまう。
さらにまた、上記した特許文献3では、カーソルの位置が表示画面上の所定の位置に到達したことによって操作対象の被操作機器を切り替えているため、ユーザが被操作機器を切り替えるためにはカーソルを所定の位置まで到達させる必要があり、ユーザの瞬時の要求に応えるには不便が生じてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの要求に応じて操作機器の制御対象となる被操作機器を不便なく切り替えることの可能な操作性および利便性を向上した情報処理システムおよびそれを用いた情報処理方法を提供することを目的とする。
また、本発明の別の目的は、複数の操作機器が単一の被操作機器に同時に接続するといった混信状態を回避することの可能な情報処理システムおよびそれを用いた情報処理方法を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる情報処理システムは、複数の被操作機器と、複数の被操作機器との間を第1の無線通信方式で通信可能な一つの操作機器とからなる情報処理システムであって、複数の被操作機器および操作機器のうちの少なくともいずれか一つは、複数の被操作機器のそれぞれに対する操作機器の位置関係を第2の無線通信方式を用いて取得し、取得した位置関係に基づいて複数の被操作機器の一つを操作対象として特定する操作対象特定手段を備えることを特徴とする。また、操作機器は、操作機器を識別する第1の識別情報を、操作対象特定手段によって操作対象として特定された被操作機器に第2の無線通信方式を介して送信し、複数の被操作機器のそれぞれは、操作対象特定手段によって操作対象として特定された際に、自機を識別する第2の識別情報を操作機器に第2の無線通信方式を介して受信させ、操作対象として特定された被操作機器と操作機器とは、第1の識別情報と第2の識別情報とを用いて、第1の無線通信方式によって相互間の通信を確立することを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる情報処理方法は、複数の被操作機器と、一つの操作機器との間を第1の無線通信方式で通信可能とする情報処理方法であって、複数の被操作機器のそれぞれに対する操作機器の位置関係を第2の無線通信方式を用いて取得する位置関係取得ステップと、位置関係取得ステップにおいて取得された位置関係に基づいて複数の被操作機器の一つを特定手段によって操作対象として特定する操作対象特定ステップと、操作機器を識別する第1の識別情報を、特定手段によって操作対象として特定された被操作機器に第2の無線通信方式を介して送信する第1の識別情報送信ステップと、特定手段によって操作対象として特定された被操作機器を識別する第2の識別情報を操作機器に第2の無線通信方式を介して受信させる第2の識別情報受信ステップと、第1の識別情報と第2の識別情報とを用いて、操作対象として特定された被操作機器と操作機器との相互間の通信を第1の無線通信方式によって確立する通信確立ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、複数の被操作機器のそれぞれに対する操作機器の位置関係を取得すると共に、取得した位置関係に基づいて複数の被操作機器の一つを操作機器の操作対象として特定することによって、操作対象として特定された被操作機器と操作機器との間の通信を確立しているので、操作機器の操作対象となる被操作機器を簡単に切り替えることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、操作機器は自機を識別する第1の識別情報を操作対象として特定された被操作機器に送信し、操作対象として特定された被操作機器は受信した第1の識別情報の認証を行い、第1の識別情報を認証すると判断した場合にのみ操作対象として特定された被操作機器と操作機器との間の通信を確立しているので、複数の操作機器が単一の被操作機器に同時に接続するといった混信状態を回避することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理システムおよび情報処理方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々な変更実施の形態が可能である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態にかかる情報処理システムおよび情報処理方法を図1〜図6に基づいて説明する。なお、本実施の形態では、情報処理システムおよびそれを用いた情報処理方法を適用した例として、それぞれ別個のPC(Personal Computer)に接続されている複数のディスプレイ(以下、一組のPCおよびディスプレイを被操作機器と称する)と、ユーザの要求に対応した制御コマンドに基づいてそれら複数の被操作機器を制御する単一の無線通信型ポインティングデバイス(以下、操作機器と称する)とを説明する。なお、以下の説明において制御コマンドとは、例えば被操作機器に備えられたディスプレイなどに表示されるポインタなどの視覚オブジェクトをユーザの要求に応じて操作するためのものや、ディスプレイなどに表示される画面を切り替えるためのものをいい、被操作機器を制御するためにユーザが操作機器に対して要求したものをいう。なお、説明の簡単のため、以下では単一の被操作機器について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる情報処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。図1に示される情報処理システム1000は、制御コマンドの入力を受け付ける操作機器1100と、制御コマンドに基づいて所定の画面を表示する被操作機器1200とを備える。なお、以下の説明において、操作機器1100と被操作機器1200との間で行われる制御コマンドの送受信などを含む通信(以下、通常通信と称する)や、操作機器1100と被操作機器1200との間の通常通信を確立するために行われる通信(以下、通信確立用通信と称する)には、IrDA(Infrared Data Association)規格を用いた赤外線通信が用いられるものとする。
まず、操作機器1100の内部構成について説明する。操作機器1100は、通信要求信号や通信許可信号や制御コマンドなどの所定の信号の送受信を行う操作機器側発光受光素子1110と、操作機器側発光受光素子1110による信号の送受信を制御する操作機器側送受信部1120と、ユーザからの制御コマンドの入力を受け付ける操作部1130と、通信要求信号を生成して出力する通信要求部1140と、被操作機器1200から送信される通信許可信号に基づいて操作機器1100および被操作機器1200間の通常通信を確立する通信確立部1150と、を備える。なお、ここでいう通信要求信号とは、操作機器1100が被操作機器1200との通常通信の確立要求を行うために被操作機器1200へ送信する信号のことをいう。また、ここでいう通信許可信号とは、被操作機器1200が通信要求信号を認証した場合、すなわち操作機器1100との通常通信の確立を許可した場合に操作機器1100へ送信する信号のことをいう。なお、通信要求信号および通信許可信号の具体的な構成については後述する。
操作機器側発光受光素子1110は、通信要求信号、通信許可信号、および制御コマンドの送受信を行う。具体的には、操作機器側発光受光素子1110は、少なくとも一組の発光素子および受光素子から構成されており、発光素子を用いて通信要求信号および制御コマンドを被操作機器1200へ送信すると共に、受光素子を用いて通信許可信号を受信する。なお、ここでいう発光素子とは、透明エポキシ樹脂レンズを有する広指向角の赤外発光ダイオードなどであり、その駆動パターンによって所定の信号を送信することが可能なものをいう。またここでいう受光素子とは、広指向角のフォトダイオードなどのことをいう。なお、発光素子および受光素子は上述のものに限定されず、赤外線通信を利用して通信要求信号などを送受信できるものであれば任意のものを用いることが可能である。
操作機器側送受信部1120は、通信要求信号、通信許可信号、および制御コマンドの送受信を制御すると共に、送受信される信号の種類に応じて発光素子または受光素子を適宜選択する。より具体的には、操作機器側送受信部1120は、例えば通信許可信号を受信した際にその信号を通信確立部1150へ出力するといった信号の振り分けを行う。また、操作機器側送受信部1120は、信号を送信する場合に発光素子を選択するといった発光素子の選択を行う。
操作部1130は、ユーザからの被操作機器1200に対する要求の入力を制御コマンドとして受け付ける。具体的には、操作部1130は、操作機器1130の筐体上に設けられた図示しない複数のボタンおよび十字ボタンなどを有する。ここで、複数のボタンのそれぞれはON/OFFまたはHigh/Lowなどの2つの状態を示すことが可能であると共に、十字ボタンは被操作機器1200に設けられるディスプレイ上における上下左右の座標指示を行うことが可能である。そして、操作部1130は、ユーザによる複数のボタンおよび十字ボタンの操作に基づいた座標指示などの要求を制御コマンドとして受け付ける。なお、ユーザからの座標指示などの要求を受け付ける構成としては、上述のボタンおよび十字ボタンに限定されず、例えばトラックボールや加速度センサやジャイロなどであっても良い。なお後述するように、そのような制御コマンドは、操作機器1100と被操作機器1200との間の通常通信が確立されるまで被操作機器1200へは送信されない。
次に、図2を参照して通信要求部1140について説明する。図2は、通信要求部1140の内部構成を概略的に示すブロック図である。通信要求部1140は、被操作機器1200に対して通常通信の要求を行うものであって、操作機器1100を識別する識別情報(以下、操作機器識別情報と称する)が格納された操作機器識別情報格納部1141と、通信要求信号を生成する通信要求信号生成部1142と、生成された通信要求信号を出力する通信要求信号出力部1143と、を備える。
より具体的には、操作機器識別情報格納部1141は、被操作機器1200が通信要求信号の認証を行う際に必要となる操作機器1100の操作機器識別情報を格納している。なお、以下の説明において操作機器識別情報は操作機器1100の製造時において予め設定された操作機器1100に固有のものとする。
通信要求信号生成部1142は、操作機器識別情報に基づいた通信要求信号を生成すると共に、生成された通信要求信号の伝播距離を設定する。具体的には、通信要求信号生成部1142は、操作機器識別情報格納部1141に格納されている自機の識別情報を取得し、少なくともその操作機器識別情報に基づいた通信要求信号を生成する。また、通信要求信号生成部1142は、生成された通信要求信号の伝播距離について、通信要求信号を送信する際の発光素子の駆動電圧を所定の値に設定することによって設定する。これにより通信要求信号の伝播距離が所定の値に設定されることから、操作機器1100は、操作機器1100と被操作機器1200との位置関係が所定の条件を満たした場合(例えば相互間の距離が2m以下になった場合)にのみ被操作機器1200に通信要求信号を受信させることが可能となる。なお、そのような発光素子の駆動電圧(すなわち通信要求信号の伝播距離)は、操作機器1100の製造時において予め設定されたものであっても良く、または製造後においてユーザによって設定されるものであっても良い。なお、伝播距離をユーザに設定させる場合にはユーザからの設定を受け付ける構成を別途設ける必要がある。
通信要求信号出力部1143は、生成された通信要求信号を操作機器側送受信部1120へ出力する。それに伴い操作機器側送受信部1120は、操作機器側発光受光素子1110を構成する発光素子を制御し、設定された伝播距離を有する通信要求信号を被操作機器1200へ送信する。なお、通信要求信号の生成および/または通信要求信号の送信は、ユーザの要求に応じて適時行われても良く、または操作機器1100の電源をONにした際に行われても良く、さらには所定のタイミングにおいて定期的に自動で行われても良い。
次に、図3を用いて通信確立部1150の内部構成について説明する。図3は、通信確立部1150の内部構成を示すブロック図である。通信確立部1150は、被操作機器1200が送信する通信許可信号の入力を受け付けて操作機器1100と被操作機器1200との間の通常通信を確立するものであって、被操作機器1200から送信される通信許可信号の入力を受け付ける通信許可信号入力部1151と、通信許可信号に含まれる通信属性情報を抽出する通信属性情報抽出部1152と、抽出された通信属性情報に基づいて操作機器1100の通信設定を行う通信設定部1153と、を備える。なお、ここでいう通信属性情報とは、通常通信を確立する際に操作機器1100が被操作機器を特定する上で必要となる被操作機器1200の識別情報(以下、被操作機器識別情報と称する)などであって、被操作機器1200のネットワークアドレスやセキュリティーキーなどのことをいう。なお、通信確立部1150の内部処理については後述する。
次に、被操作機器1200の内部構成について具体的に説明する。図1に示されるように、被操作機器1200は、通信要求信号や通信許可信号や制御コマンドなどの所定の信号の送受信を行う被操作機器側発光受光素子1210と、被操作機器側発光受光素子1210による信号の送受信を制御する被操作機器側送受信部1220と、制御コマンドに応じた画面を表示する画面表示部1230と、通信要求信号の認証を行い操作機器1100との通信を許可するか否かを判定する通信認証部1240と、を備える。
被操作機器側発光受光素子1210は、操作機器側発光受光素子1110と同様に、少なくとも一組の発光素子および受光素子から構成されており、所定の駆動パターンを用いて通信許可信号を操作機器1100へ送信すると共に、操作機器1100から送信された通信要求信号および制御コマンドを受信する。被操作機器側送受信部1220は、操作機器側送受信部1120と同様に、通信要求信号、通信許可信号、および制御コマンドの送受信を制御すると共に、送受信される信号の種類に応じて発光素子または受光素子を適宜選択する。画面表示部1230は、図示しないディスプレイを含むものであって、通常通信が確立した際、受信した制御コマンドに応じた画面をディスプレイに表示する。
次に、通信認証部1240について図4を参照して説明する。図4は、通信認証部1240の内部構成を概略的に示すブロック図である。通信認証部1240は、操作機器1100から送信された通信要求信号の入力を受け付ける通信要求信号入力部1241と、通信要求信号から操作機器識別情報を抽出する操作機器識別情報抽出部1242と、様々な操作機器の操作機器識別情報およびそれらの操作機器に対する通常通信を許可するか否かを示す通信許可情報を格納した操作機器識別情報DB1243と、操作機器識別情報DB1243を参照して通信要求信号を認証するか否かを判定する操作機器識別情報認証部1244と、被操作機器識別情報を含む通信属性情報を格納している通信属性情報格納部1245と、通信属性情報格納部1245に格納されている通信属性情報に基づいて通信許可信号を生成する通信許可信号生成部1246と、生成された通信許可信号を出力する通信許可信号出力部1247と、を備える。なお、通信認証部1240の内部処理については後述する。
次に、情報処理システム1000にかかる通常通信確立処理について説明する。最初に、通信要求部1140の内部処理について説明する。通信要求部1140は、操作機器識別情報に基づいて通信要求信号を生成し、生成された通信要求信号を操作機器側送受信部1120へ出力する。操作機器側送受信部1120は、通信要求信号の入力を受け付けると、操作機器側発光受光素子1110を構成する発光素子を制御し、所定の伝播距離を有する通信要求信号を被操作機器1200へ送信する。
次に、通信認証部1240の内部処理について具体的に説明する。図5は、通信認証部1240の内部処理を示すフローチャートである。図5に示されるように、通信要求信号入力部1241は、操作機器1100と被操作機器1200とが所定の位置関係を満たしていた場合、すなわち通信要求信号の伝播距離の範囲内に被操作機器1200が位置していた場合に被操作機器側発光受光素子1210および被操作機器側送受信部1220によって受信された通信要求信号の入力を受け付ける(ステップS10)。その後、操作機器識別情報抽出部1242は、通信要求信号入力部1241に入力された通信要求信号から操作機器識別情報を抽出する(ステップS11)。次に、操作機器識別情報認証部1244は、操作機器識別情報DB1243に格納されている操作機器識別情報のうち、すでに比較対象操作機器識別情報として選択されていない操作機器識別情報を比較対象操作機器識別情報として選択する(ステップS12)。
次に、操作機器識別情報認証部1244は、通信要求信号から抽出された操作機器1100の操作機器識別情報と比較対象操作機器識別情報とを比較し、それらが同一のものか否かを判断する(ステップS13)。その結果、操作機器識別情報認証部1244は、抽出された操作機器識別情報と比較対象操作機器識別情報とが同一のものではなかった場合、操作機器識別情報DB1243に格納されているすべての操作機器識別情報を比較対象操作機器識別情報として選択済みか否かを判断する(ステップS14)。そして、操作機器識別情報認証部1244は、操作機器識別情報DB1243に格納されているすべての操作機器識別情報を比較対象操作機器識別情報として選択していなかった場合、ステップS12の処理を繰り返す一方、すべての操作機器識別情報を比較対象操作機器識別情報として選択していた場合、その処理を終了する。
一方、操作機器識別情報認証部1244は、ステップS13において、抽出された操作機器識別情報と比較対象操作機器識別情報とが同一であると判断した場合(ステップS13−Yes)、操作機器識別情報DB1243において比較対象操作機器識別情報に対応付けられている通信許可情報を取得する(ステップS15)。そして、操作機器識別情報認証部1244は、取得された通信許可情報が通信許可を示すものか否かを判断する(ステップS16)。その結果、通信許可情報が通信許可を示していないと判断された場合(ステップS16−No)、通信認証部1240の処理は終了する。
一方、操作機器識別情報認証部1244は、ステップS16において通信許可情報が通信許可を示すと判断した場合、すなわち操作機器1100の操作機器識別情報を認証した場合(ステップS16−Yes)、操作機器1100の操作機器識別情報に基づいて被操作機器1200の通信設定(すなわち操作機器識別情報などの登録)を行う(ステップS17)。次に、通信許可信号生成部1246は、通信属性情報格納部1245に格納されている被操作機器1200の通信属性情報を取得すると共に(ステップS18)、取得された通信属性情報に基づいた通信許可信号を生成する(ステップS19)。そして、通信許可信号出力部1247は、生成された通信許可信号を被操作機器側送受信部1220へ出力する(ステップS20)。これにより通信認証部1240の処理は完了する。なお、被操作機器側送受信部1220は、通信認証部1240による上記した処理の後、被操作機器側発光受光素子1210を構成する発光素子を介して通信許可信号を操作機器1100へ送信する。
次に、図6を参照して、通信確立部1150の処理について具体的に説明する。図6は、通信確立部1150の内部処理を示すフローチャートである。通信許可信号入力部1151は、操作機器側発光受光素子1110および操作機器側送受信部1120が通信許可信号を受信したか否かを判断する(ステップS30)。なお、ステップS30の判断は常時行われても良く、または所定のタイミングにおいて定期的に自動で行われても良い。その結果、通信許可信号入力部1151は、通信許可信号が受信されていないと判断した場合(ステップS30−No)、通信要求信号が操作機器1100から被操作機器1200へ送信されてから所定の時間が経過したか否かを判断するタイムアウト判断を行う(ステップS31)。そして、通信許可信号入力部1151は、所定の時間が経過していないと判断した場合(ステップS31−No)、ステップS30の処理を繰り返す一方、所定の時間が経過していると判断した場合(ステップS31−Yes)、操作機器1100に設けられる図示しない表示部等の構成によってユーザにエラーを通知する(ステップS32)。そして、通信確立部1150の処理は終了する。
一方、通信許可信号入力部1151は、ステップS30において通信許可信号を受信したと判断した場合においてもタイムアウト判断を行う(ステップS33)。そして、通信許可信号入力部1151は、所定の時間が経過していると判断した場合(ステップS33−Yes)、ステップS32におけるエラー表示処理を行う一方、所定の時間が経過していないと判断した場合(ステップS33−No)、受信した通信許可信号の入力を受け付ける(ステップS34)。その後、通信属性情報抽出部1152は、通信許可信号に含まれる被操作機器1200の通信属性情報を抽出する(ステップS35)。
次に、通信設定部1153は、すでに確立している通信があるか否かを判断し(ステップS36)、すでに確立している通信がなかった場合(ステップS36−No)、後述するステップS38の処理を実行する一方、すでに確立している通信があった場合(ステップS36−Yes)、すでに確立している通信を切断する(ステップS37)。なお、ここでいうすでに確立している通信とは、操作機器1100が自機の操作対象として特定した被操作機器1200以外の被操作機器との通信がすでに確立されている状態をいう。この場合、ステップS36およびS37の処理により、操作対象として特定された被操作機器1200以外の被操作機器との通信を切断し、被操作機器1200との通常通信が確立できるようになる。
次に、通信設定部1153は、通信属性情報抽出部1152によって抽出された通信属性情報に基づいて操作機器1100の通信設定を行う。換言すると、通信設定部1153は、上述した被操作機器1200のネットワークアドレスやセキュリティーキーなどを操作機器1100に登録する(ステップS38)。これにより、通信確立部1150の処理は完了し、操作機器1100と被操作機器1200との間の通常通信が確立する。より具体的には、操作機器1100が所定の位置関係にある被操作機器1200に操作機器識別情報を受信させることにより、被操作機器1200は通常通信の対象となる操作機器1100を識別することができ、また被操作機器1200が操作機器1100との通常通信を認証すると共に操作機器1100に被操作機器識別情報を受信させることにより、相互間の通常通信が確立されることとなる。その結果、操作機器1100は、制御コマンドを被操作機器1200へ送信することが可能となる。
上述のように、本実施の形態では、操作機器に対して所定の位置関係を有する被操作機器を操作機器の操作対象として特定することによって通常通信を確立しているので、操作対象を切り替える場合には操作機器を単に被操作機器に近接させれば良く、ユーザの要求に応じて簡単に被操作機器を切り替えることが可能となる。
また、本実施の形態では、操作機器識別情報の認証を行った上で通常通信を確立しているので、複数の操作機器が単一の操作機器に同時に接続するといった通信の混信状態を回避することが可能となる。
なお、本実施の形態では、通常通信および通信確立用通信についてIrDA規格を利用した赤外線通信を用いているが、例えばBluetooth(登録商標)やZigbee(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)やUWB(Ultra Wide Band)などの標準的な規格を用いた電波通信や、IrDA以外の標準的な規格を用いた光通信などを利用することも可能である。また、通常通信および通信確立用通信のそれぞれについて互いに異なる第1の無線通信方式および第2の無線通信方式を用いることも可能である。この場合、操作機器側発光受光素子および被操作機器側発光受光素子に含まれる発光受光素子は送受信する信号の種類に応じて複数設けられていても良く、また発光受光素子に加えて送受信アンテナを設けても良い。そして、操作機器側送受信部および被操作機器側送受信部は、送受信する信号の種類に応じて複数の発光受光素子および/または送受信アンテナを適宜切り替える構成を有しても良い。さらに、通信確立用通信についてRFID(Radio Frequency Identification)規格を用いた電波通信を利用しても良い。この場合、操作機器に操作機器識別情報を示すタグを設け、被操作機器にタグを読み取るリーダーを設けることにより、被操作機器に操作機器識別情報を認識させることが可能となる。
また、本実施の形態では、操作機器の製造時において操作機器に固有の操作機器識別情報を設定しているが、操作機器識別情報は操作機器の製造後においてユーザが設定するものであっても良い。この場合、ユーザからの識別情報の入力を受け付ける構成を操作機器に別途設ける必要がある。
また、本実施の形態では、任意の一つの被操作機器を操作機器の操作対象として特定しているが、例えば操作機器から送信される通信要求信号の伝播距離内にある複数の被操作機器を操作対象として特定することも可能である。この場合、情報処理システムにおいて、それら複数の被操作機器に通信要求信号を受信させることによってそれらを被操作機器の操作対象として認識させる。そして、操作機器識別情報および被操作機器識別情報に基づいた通信設定に代えて、操作機器と操作対象として特定された複数の被操作機器のそれぞれとの間で互いに異なるパスキーを共有させる。これにより、操作機器は、パスキーの切り替えによって操作対象の被操作機器を簡単に切り替えることが可能となる。
また、本実施の形態では、複数の被操作機器の一つを操作対象として特定し、操作対象として特定された被操作機器と操作機器との間の通常通信を確立しているが、それらの複数の被操作機器をSCSI(Small Computer System Interface)やIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394規格などを用いたデイジーチェーン接続で直列に接続し、操作対象として特定された被操作機器と操作機器との間の通常通信が確立された際に、他の被操作機器のそれぞれと操作機器との間の通常通信を確立しても良い。
また、複数の被操作機器が一つのグループとして登録し、操作機器と、上記したグループに属する操作対象として特定された被操作機器との通常通信が確立された場合に、そのグループに属するすべての被操作機器のそれぞれとの通常通信を確立しても良い。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態にかかる情報処理システムについて図7に基づいて説明する。なお、同様の名称および/または符号を付した構成要素は、以下で特に言及しない限り、第1の実施の形態と同様の構造および/または機能を有するものである。
図7は、本実施の形態にかかる情報処理システムの内部構成を概略的に示すブロック図である。図7に示されるように、本実施の形態の情報処理システム2000は、操作機器側送受信アンテナ2110、操作機器側送受信部1120、操作部1130、操作機器側位置関係検出部2120、および通信要求部1140を備える操作機器2100と、被操作機器側送受信アンテナ2210、被操作機器側送受信部1220、被操作機器側位置関係検出部2220、通信認証部2240、および画面表示部1240を備える被操作機器2200とからなる。
操作機器側位置関係検出部2120は、例えば超音波を送信媒体とする位置関係検出信号(以下、第1の信号と称する)を生成すると共に、空気中での伝播速度が超音波とは異なる電波を送信媒体とする位置関係検出信号(以下、第2の信号と称する)を生成する。そして、操作機器側位置関係検出部2120は、操作機器側送受信部1120および操作機器側送受信アンテナ2110を介して第1の信号および第2の信号を被操作機器2200へ送信する。なお、操作機器側送受信アンテナ2110は、第1の信号および第2の信号をそれぞれ送信する2つの異なる操作機器側送受信アンテナから構成されていても良く、また同様に被操作機器側送受信アンテナ2210も、第1の信号および第2の信号のそれぞれを受信する2つの異なる被操作機器側送受信アンテナから構成されていても良い。
被操作機器側位置関係検出部2220は、被操作機器側送受信アンテナ2210および被操作機器側送受信部1220を介して受信された第1の信号および第2の信号の入力を受け付けると、それらの受信時刻の差に基づいて操作機器2100と被操作機器2200との間の位置関係、より具体的には相互間の距離を算出する。そして、被操作機器2200は、算出された距離と、被操作機器2200の通信属性情報とを操作機器2100へ送信する。なお、空気中の伝播速度の差に基づいた二点間の距離の算出方法については、任意の既知の方法を用いることが可能である。
上述のようにして、操作機器2100は、自機と、自機が送信した位置関係検出信号を受信することの可能な複数の被操作機器のそれぞれとの間の距離を、それぞれの通信属性情報と共に取得する。そして、操作機器側位置関係検出部2120は、取得した距離を互いに比較し、その中で最短の距離を示す被操作機器を操作機器2100の操作対象として特定すると共に、操作対象として特定された被操作機器の通信属性情報に基づいて操作機器2100の通信設定を行う。また、操作機器側位置関係検出部2120は、すでに確立されている通信があるか否かを判断し、すでに確立されている通信があった場合にはその通信を切断する。その後、通信要求部1140は、操作対象として特定された被操作機器に対して操作機器識別情報を含む通信要求信号を送信する。
通信認証部2240は、図5に示される第1の実施の形態の通信認証部1240の内部処理とほぼ同様に、受信した通信要求信号の認証を行うと共に、抽出した操作機器識別情報に基づいて自機の通信設定を行う。なお、本実施の形態では、操作機器識別情報の登録を行った時点で、すでに操作機器2100の通信設定は完了している。よって、図5に示される第1の実施の形態の通信認証部1240の内部処理とは異なり、ステップS18〜ステップS20の処理を行わずにステップS17の処理によって操作機器2100および被操作機器2200の通信設定が完了する。これにより、操作機器2100と、操作対象として特定された被操作機器2200との間の通常通信が確立されることとなる。
以下において、本実施の形態にかかる情報処理システムおよびそれを用いた情報処理方法による操作機器の操作対象の切り替え処理について具体例を挙げて説明する。図8は、操作機器2100と二つの被操作機器2200aおよび2200bとからなる情報処理システムにかかる操作対象切り替え処理の具体例を示す概略図である。
操作機器2100と被操作機器2200bとの通常通信がすでに確立されている場合を想定する。図8に示されるように、操作機器2100が矢印に示される移動方向に向かって被操作機器2200aに近接する位置に移動された場合、すなわち操作機器2100と被操作機器2200aとの間の距離L1が、操作機器2100と被操作機器2200bとの間の距離L2よりも短くなった場合、操作機器2100は、距離L1と距離L2との比較結果に基づいて被操作機器2200aを操作対象として特定する。そして、操作機器2100は、操作対象として特定された被操作機器2200aの通信属性情報に基づいて自機の通信設定を行い、また被操作機器2200bに対して確立されている通常通信を切断すると共に、被操作機器2200aに対して通信要求信号を送信する。被操作機器2200aは、通信要求信号を受信すると、その認証を行い、同信号を認証した場合に操作機器識別情報に基づいて自機の通信設定を行う。その結果、操作機器2100と被操作機器2200aとの間の通常通信が確立し、操作機器2100の操作対象が被操作機器2200bから被操作機器2200aへ切り替えられる。
上述のように、本実施の形態によれば、操作機器と複数の被操作機器のそれぞれとの距離を算出して相互間の距離を取得し、取得した距離のうち最短の距離を示す被操作機器を操作対象として特定しているので、より確実且つ容易に操作機器の操作対象を切り替えることが可能となる。
なお、本実施の形態では、第1の信号の送信媒体として超音波を、また第2の信号の送信媒体として電波を用いる場合を説明したが、それぞれの信号の送信媒体として例えば光、音波、超音波などの任意のものを用いることも可能である。換言すると、信号の空気中での伝播速度の差から操作機器と被操作機器との間の距離を求めることが可能であれば、光や超音波や電波などの任意の送信媒体を用いて良い。
また、本実施の形態では、第1の信号および第2の信号を用いて操作機器と被操作機器との間の距離を算出しているが、例えば超音波を送信媒体とする所定の信号(以下、第3の信号と称する)のみを利用し、第3の信号が操作機器と被操作機器との間を往復するのに要した時間に基づいて相互間の距離を算出しても良い。なお、第3の信号の送信媒体としては超音波に限定されず、例えば光や電波であっても良い。
また、例えば指向性を有する超音波や光などを送信媒体とした所定の信号(以下、第4の信号と称する)を利用し、操作機器に対する被操作機器の対向関係、すなわち操作機器が被操作機器に対していずれの方向にあるのかを、操作機器と被操作機器との間の位置関係として検出しても良い。具体的には、操作機器から被操作機器へ送信される指向性を有する第4の信号を送信し、複数の被操作機器のうち第4の信号を受信した被操作機器が操作機器に最も対向するものと判断させる。そして、第4の信号を受信した被操作機器を操作対象として特定することにより、操作機器と被操作機器との間の通常通信を確立させることが可能となる。
なお、上述の第4の信号を被操作機器から操作機器へ送信させても良い。具体的には、第4の信号を操作機器に受信させた被操作機器が操作機器に対して最も対向するものと判断させ、その被操作機器を操作対象として特定する。これによっても操作機器と被操作機器との間の位置関係に基づいて相互間の通常通信を確立することが可能となる。
また、操作機器に対する被操作機器の対向関係を地磁気センサを用いて検出しても良い。この場合、既知の地磁気センサを用いた対向関係の検出方法を用いればよい。
また、本実施の形態では、相互間の距離を被操作機器側で算出しているが、例えば被操作機器が取得した第1の信号と第2の信号との受信時刻の差を操作機器へ送信し、操作機器側で相互間の距離を算出しても良い。
また、本実施の形態では、操作機器と複数の操作機器のそれぞれとの間の距離のうち、操作機器に対して最短の距離を示す被操作機器を操作対象として特定しているが、例えば所定の距離閾値を設定し、その距離閾値以下の距離を示す被操作機器を操作対象として特定しても良い。
ここで、距離閾値以下の距離を示す被操作機器が複数あった場合、それらすべてを操作対象として特定することも可能である。この場合、操作機器識別情報および被操作機器識別情報に基づいた通信設定に代えて、操作機器と操作対象として特定された複数の被操作機器のそれぞれとの間で互いに異なるパスキーを共有させる。これにより、操作機器は、パスキーの切り替えによって操作対象の被操作機器を簡単に切り替えることが可能となる。
また、本実施の形態では、複数の被操作機器の一つを操作対象として特定し、その被操作機器と操作機器との間の通常通信を確立しているが、それらの複数の被操作機器をSCSIやIEEE1394規格などを用いたデイジーチェーン接続で直列に接続し、操作対象として特定された被操作機器と操作機器との間の通常通信が確立された際に、他の被操作機器のそれぞれと操作機器との間の通常通信を確立しても良い。
また、複数の被操作機器が一つのグループとして登録し、操作機器と、上記したグループに属する操作対象として特定された被操作機器との通常通信が確立された場合に、そのグループに属するすべての被操作機器のそれぞれとの通常通信を確立しても良い。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態にかかる情報処理システムについて図9〜図12に基づいて説明する。なお、同様の名称および/または符号を付した構成要素は、以下で特に言及しない限り、第1の実施の形態と同様の構造および/または機能を有するものである。
図9は、本実施の形態にかかる情報処理システム3000の内部構成を概略的に示すブロック図である。情報処理システム3000は、操作機器側送受信アンテナ2110、操作機器側送受信部1120、操作部1130、撮像部3110、画像処理部3120、および通信要求部3140を備える操作機器3100と、被操作機器側送受信アンテナ2210、被操作機器側送受信部1220、通信認証部2230、画面表示部1230、および通信属性情報表示制御部3210を備える被操作機器3200からなる。
通信属性情報表示制御部3210は、被操作機器3200の被操作機器識別情報がエンコードされた通信属性情報を、画面表示部1240に含まれる図示しないディスプレイにQR(Quick Response)コードの態様で表示させるものである。そのようなQRコードは、ディスプレイ上の任意の箇所であって、より好ましくは制御コマンドに基づいた制御の邪魔にならない箇所に表示される。なお、QRコードは常時ディスプレイに表示されていても良いが、例えば被操作機器側に操作機器の対向方向および/または位置を検出する構成を設け、それによって操作機器が任意の方向および/または位置にあることが検出された場合にのみQRコードをディスプレイ上に表示させても良い。
撮像部3110は、ディスプレイに表示されたQRコードを撮像するものであって、図示しないCCD(Charge Coupled Device)およびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子と撮像レンズとを含む。撮像素子によって撮像された画像信号は、画像処理部3120に含まれる図示しないCDS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリング)回路でサンプリングされた後、図示しないA/D変換器でデジタル化される。なお、このデジタル化におけるタイミングはTG(Timing Generator)で生成される。デジタル化された画像信号には、IPP(Image Pre−Processor)でアパーチャ補正などの画像処理が施される。そして、画像処理部3120は、画像処理後のデジタル画像信号に対して後述する通信属性情報認識処理を行う。
以下において、撮像部3110、画像処理部3120、および通信要求部3140の内部処理について図10を参照して具体的に説明する。図10は、撮像部3110、画像処理部3120、および通信要求部3140の内部処理を示すフローチャートである。
撮像部3110は、ユーザの要求に応じて撮像を行う(ステップS51)。より具体的には、操作機器3100には図示しない撮像ボタンなどのユーザからの撮像要求を受け付ける構成が設けられており、ユーザが撮像ボタンを押すことによって撮像部3110によるQRコードの撮像が行われる。なお、撮像部3110による撮像は自動で定期的に行われても良く、または操作機器3100の電源をONにした際に行われても良い。
次に、画像処理部3120は、撮像されたQRコードに対して上述のようなデジタル化処理などの画像処理を行う(ステップS52)。そして、画像処理部3120は、適切な画像処理が施されたQRコードから通信属性情報を認識できるか否かを判断する(ステップS53)。その結果、撮像部3110は、通信属性情報を認識することができないと判断された場合(ステップS53−No)、ユーザからの次なる撮像要求を待機する一方、画像処理部3120は、通信属性情報を認識したと判断した場合には(ステップS53−Yes)、認識した通信属性情報をデコードする(ステップS54)。
次に、通信要求部3140は、画像処理部3120によってデコードされた通信属性情報を受け取ると、すでに確立している通信があるか否かを判断する(ステップS55)。その結果、通信要求部3140は、すでに確立している通信はないと判断した場合(ステップS55−No)、後述するステップS57の処理を行う一方、すでに確立している通信があると判断した場合(ステップS55−Yes)、その通信を切断する(ステップS56)。その後、通信要求部3140は、認識された通信属性情報に基づいて操作機器の通信設定を行う(ステップS57)。そして、通信要求部3140は、操作機器識別情報に基づいた通信要求信号を生成して操作機器側送受信部1120へ出力する(ステップS58)。
上述のようにして出力された通信要求信号は操作機器側送受信部1120および操作機器側送受信アンテナ2110を介して被操作機器3200へ送信される。その結果、通信認証部2230は、第2の実施の形態と同様にして、通信要求信号に含まれる操作機器識別情報に基づいて被操作機器3200の通信設定を行う。これにより、操作機器3100および被操作機器3200のそれぞれにおける通信設定が完了して通常通信が確立するので、制御コマンドの送受信を行うことが可能となる。
以下に、本実施の情報処理システムについて具体例を挙げて説明する。図11は、操作機器3100と四つの被操作機器3200a〜3200dとからなるシステムの操作対象切り替え処理の具体例を示す概略図である。四つの被操作機器3200a〜3200dは、それぞれ画面表示部1230a〜1230dを有し、また画面表示部1230a〜1230dのそれぞれにはQRコードQRa〜QRdが表示されている。
被操作機器3200aとの通信を確立する場合を説明する。この場合ユーザは、操作機器3100を被操作機器3200aに近接させ、QRコードQRaを撮像する。なお、撮像されたQRコードQRaに含まれる被操作機器3200aの通信属性情報が適切に認識されなかった場合、操作機器3100は図示しない警告ランプなどの構成によりその旨をユーザに通知する。これにより、ユーザは通信の確立を行いたい被操作機器の通信属性情報を確実に取得することが可能となる。
被操作機器3200aとの通信が確立した後、例えば被操作機器3200cとの通信の確立をユーザが要望した際には、ユーザは単に操作機器3100を被操作機器3200cに近接させてQRコードQRcを撮像すればよい。そして、QRコードQRcに含まれる通信属性情報が認識された場合、被操作機器3200aとの通信が切断され、新たに被操作機器3200cとの通信が確立される。
上述のように、本実施の形態では、QRコードを表示する複数の被操作機器のうち、操作機器によってQRコードを認識させることの可能な被操作機器を操作対象として特定している。換言すると、撮像したQRコードから通信属性情報が認識できた際に、そのQRコードを表示している被操作機器が他の被操作機器よりも操作機器に接近した位置にあると判断し、その被操作機器を操作対象として特定している。これにより、複数の被操作機器のそれぞれに対する操作機器の位置関係に基づいて操作対象となる被操作機器を特定することが可能となるので、容易に被操作機器の切り替えを行うことが可能となる。
なお、本実施の形態は、QRコードをディスプレイ上に表示することに限定されず、例えば図12に示すように、QRコードQR1〜QR4をそれぞれ紙やラベルなどに印字して、ディスプレイ3200やプリンタ3300〜3500などの被操作機器の任意の箇所に貼り付けて提供しても良い。これによっても、操作機器3100によって任意の被操作機器の通信属性情報を取得することが可能となり、所望の被操作機器との通信を確立することが可能となる。
また、本実施の形態では、通信属性情報を表示する手段としてQRコードを用いているが、通信属性情報を操作機器が撮像できる態様で示す構成であれば、任意のものを用いることが可能である。
また、本実施の形態では、任意の一つの被操作機器を操作機器の操作対象として特定しているが、例えば複数の被操作機器のそれぞれに表示されるQRコードを順次撮像することによって複数の被操作機器を操作対象として特定することも可能である。この場合、操作機器識別情報および被操作機器識別情報に基づいた通信設定に代えて、操作機器と操作対象として特定された複数の被操作機器のそれぞれとの間で互いに異なるパスキーを共有させる。これにより、操作機器は、パスキーの切り替えによって操作対象の被操作機器を簡単に切り替えることが可能となる。
また、本実施の形態では、複数の被操作機器の一つを操作対象として特定し、その被操作機器と操作機器との間の通常通信を確立しているが、それらの複数の被操作機器をSCSIやIEEE1394規格などを用いたデイジーチェーン接続で直列に接続し、操作対象として特定された被操作機器と操作機器との間の通常通信が確立された際に、他の被操作機器のそれぞれと操作機器との間の通常通信も確立されても良い。
また、複数の被操作機器が一つのグループとして登録し、操作機器と、上記したグループに属する操作対象として特定された被操作機器との通常通信が確立された場合に、そのグループに属するすべての被操作機器のそれぞれとの通常通信を確立しても良い。
以上のように、本発明にかかる情報処理システムおよびそれを用いた情報処理方法は、ゲーム機、PC、プリンタ、電話、ファクシミリ、およびマルチファンクションプリンタなどの情報機器をリモートコントローラによって操作するシステムに対して用いた場合に有用である。
第1の実施の形態にかかる情報処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。 通信要求部の内部構成を概略的に示すブロック図である。 通信確立部の内部構成を概略的に示すブロック図である。 通信認証部の内部構成を概略的に示すブロック図である。 通信認証部の内部処理を示すフローチャートである。 通信確立部の内部処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる情報処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる情報処理システムの具体例を示す概略図である。 第3の実施の形態にかかる情報処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。 撮像部、画像処理部、および通信要求部の内部処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる情報処理システムの具体例を示す概略図である。 第3の実施の形態にかかる情報処理システムの他の具体例を示す概略図である。
符号の説明
1000,2000 情報処理システム
1100,2100,3100 操作機器
1110 操作機器側発光受光素子
1120 操作機器側送受信部
1130 操作部
1140,3140 通信要求部
1141 操作機器識別情報格納部
1142 通信要求信号生成部
1143 通信要求信号出力部
1150 通信確立部
1151 通信許可信号入力部
1152 通信属性情報抽出部
1153 通信設定部
1200,2200,3200,3200a〜d,3300,3400,3500 被操作機器
1210 被操作機器側発光受光素子
1220 被操作機器側送受信部
1230,1230a〜d 画面表示部
1240,2240 通信認証部
1241 通信要求信号入力部
1242 操作機器識別情報抽出部
1243 操作機器識別情報DB
1244 操作機器識別情報認証部
1245 通信属性情報格納部
1246 通信許可信号生成部
1247 通信許可信号出力部
2110 操作機器側送受信アンテナ
2120 操作機器側位置関係検出部
2210 被操作機器側送受信アンテナ
2220 被操作機器側位置関係検出部
3110 撮像部
3120 画像処理部
3210 通信属性情報表示制御部
QRa〜d,QR1〜4 QRコード

Claims (13)

  1. 複数の被操作機器と、前記複数の被操作機器との間を第1の無線通信方式で通信可能な一つの操作機器と、からなる情報処理システムであって、
    前記複数の被操作機器および前記操作機器のうちの少なくともいずれか一つは、前記複数の被操作機器のそれぞれに対する前記操作機器の位置関係を第2の無線通信方式を用いて取得し、取得した前記位置関係に基づいて前記複数の被操作機器の一つを操作対象として特定する操作対象特定手段を備え、
    前記操作機器は、該操作機器を識別する第1の識別情報を、前記操作対象特定手段によって操作対象として特定された被操作機器に前記第2の無線通信方式を介して送信し、
    前記複数の被操作機器のそれぞれは、前記操作対象特定手段によって操作対象として特定された際に、自機を識別する第2の識別情報を前記操作機器に前記第2の無線通信方式を介して受信させ、
    操作対象として特定された前記被操作機器と前記操作機器とは、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを用いて、前記第1の無線通信方式によって相互間の通信を確立することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記操作対象特定手段によって操作対象として特定された被操作機器は、受信した前記第1の識別情報の認証を行い、当該第1の識別情報を認証した場合に前記第2の識別情報を前記操作機器に前記第2の無線通信方式を介して受信させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記操作対象特定手段は、前記複数の被操作機器のそれぞれと前記操作機器との間の距離を第2の無線通信方式を用いて取得し、取得した距離のうち最短の距離を示す被操作機器を操作対象として特定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記操作機器は、第1の信号と、空気中での伝播速度が該第1の信号とは異なる第2の信号とを前記第2の無線通信方式を用いて前記複数の被操作機器のそれぞれに送信する送信手段を有し、
    前記操作対象特定手段は、前記複数の被操作機器のそれぞれが受信した前記第1の信号および前記第2の信号の受信時刻の差に基づいて前記複数の被操作機器のそれぞれに対する前記操作機器の位置関係を取得することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記送信手段は、超音波、電波、および光のうちの少なくともいずれか一つを送信媒体として前記第1の信号および前記第2の信号を送信することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記操作機器は、第1の信号を前記第2の無線通信方式を用いて前記複数の被操作機器のそれぞれに送信する送信手段を有し、
    前記操作対象特定手段は、前記第1の信号が前記操作機器と前記複数の被操作機器のそれぞれとの間を往復するのに要した時間に基づいて前記複数の被操作機器のそれぞれに対する前記操作機器の位置関係を取得することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の情報処理システム。
  7. 前記送信手段は、超音波、電波、および光のうちの少なくともいずれか一つを送信媒体として前記第1の信号を送信することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記操作対象特定手段は、前記複数の被操作機器のそれぞれと前記操作機器との対向関係を前記第2の無線通信方式を用いて検出し、検出した対向関係のうち最も対向する被操作機器を操作対象として特定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  9. 前記操作対象特定手段は前記操作機器に設けられ、
    前記複数の被操作機器のそれぞれは、前記第2の識別情報を示す識別情報表示手段を備え、
    前記操作機器は、前記識別情報表示手段を撮像し、撮像した識別情報表示手段から前記第2の識別情報が認識できた際に、該識別情報表示手段を備えた被操作機器が他の被操作機器よりも該操作機器に接近した位置にあると判断し、該識別情報表示手段を備えた被操作機器を操作対象として特定する撮像手段を、前記操作対象特定手段として備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  10. 前記操作対象特定手段によって操作対象として特定された前記識別情報表示手段を備えた被操作機器は、受信した前記第1の識別情報の認証を行い、前記第1の識別情報を認証した場合に、操作対象として特定された該被操作機器と前記操作機器との間の通信を確立することを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 前記複数の被操作機器は、一つのグループとして登録されており、
    操作対象として特定された前記グループに属する前記被操作機器と前記操作機器との間の通信が確立された際に前記グループに属する複数の被操作機器のすべてに対する通信も確立することを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか一項に記載の情報処理システム。
  12. 前記一つのグループとして登録されている複数の被操作機器は、互いに直列に接続されていることを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 複数の被操作機器と、一つの操作機器との間を第1の無線通信方式で通信可能とする情報処理方法であって、
    前記複数の被操作機器のそれぞれに対する前記操作機器の位置関係を第2の無線通信方式を用いて取得する位置関係取得ステップと、
    前記位置関係取得ステップにおいて取得された位置関係に基づいて前記複数の被操作機器の一つを特定手段によって操作対象として特定する操作対象特定ステップと、
    前記操作機器を識別する第1の識別情報を、前記特定手段によって操作対象として特定された被操作機器に前記第2の無線通信方式を介して送信する第1の識別情報送信ステップと、
    前記特定手段によって操作対象として特定された被操作機器を識別する第2の識別情報を前記操作機器に前記第2の無線通信方式を介して受信させる第2の識別情報受信ステップと、
    前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを用いて、操作対象として特定された前記被操作機器と前記操作機器との相互間の通信を前記第1の無線通信方式によって確立する通信確立ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
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