JP2009295637A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009295637A
JP2009295637A JP2008145061A JP2008145061A JP2009295637A JP 2009295637 A JP2009295637 A JP 2009295637A JP 2008145061 A JP2008145061 A JP 2008145061A JP 2008145061 A JP2008145061 A JP 2008145061A JP 2009295637 A JP2009295637 A JP 2009295637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
resist film
manufacturing
semiconductor device
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008145061A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashige Morikazu
正成 盛一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2008145061A priority Critical patent/JP2009295637A/ja
Priority to US12/474,476 priority patent/US20090297986A1/en
Publication of JP2009295637A publication Critical patent/JP2009295637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】半導体ウェハ表面にシリサイド層を形成する際に、シリサイド層の端部が高濃度の不純物イオンが注入された領域上に形成されないように制御する。
【解決手段】半導体装置の製造方法は、半導体ウェハ102の全面に、ブロック絶縁膜を形成する工程と、ブロック絶縁膜上に、半導体ウェハ102の外周部をマスクする円環状のパターンを含むレジスト膜(152b)を形成し、当該レジスト膜を用いてブロック絶縁膜をパターニングする工程と、ブロック絶縁膜をマスクとして、半導体ウェハ上にシリサイド層を形成する工程と、を含む。円環状のパターンの内縁153が、少なくとも、その前の工程で第1導電型の不純物イオンが注入された第1の外周領域102bおよび第2導電型の不純物イオンが注入された第2の外周領域102cが重なる領域の内縁よりも内周側に位置するように形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
従来、不純物イオン等の注入、ウェットエッチングやドライエッチング等のエッチング等を行う際のマスクとして、レジスト膜が用いられている。
特許文献1(特開平2−82517号公報)には、半導体ウェハの周辺部を選択的に露光するパターン形成方法において、ネガレジストを用いた場合に、半導体ウェハの周辺部の位置により半導体ウェハの周辺部からの距離を変化させた構成が記載されている。
特許文献2(特開2005−311024号公報)には、被エッチング膜上にレジスト膜を形成した後に、半導体ウェハ周辺のレジスト膜上に、露光光源に対して吸光性のある遮光剤を半導体ウェハの回転中に薬液ノズルから吐出し、加熱処理により遮光膜を形成する技術が記載されている。この後、レジスト膜に所定パターンで露光照射後、エッチングを行う。これにより、遮光膜下のレジストパターンは現像されずに、半導体ウェハ周辺部に残ることから、ダミーショットによる取れ数を減少することなく、ダマシンプロセスにおける銅配線層の露出を防止できるとされている。
特許文献3(特開昭56−55950号公報)には、ネガレジスト膜を用いて半導体ウェハの周辺にパターンを形成した後、ポジレジストを用いて中央部を開口させたパターンを形成し、2つのレジストでパターンを形成する技術が記載されている。これにより、ポジレジストに分布しがちなピンホールをネガレジストで補償するとともに、解像度をポジレジストで負うので、高解像とできるとされている。
しかし、特許文献1から3に記載されたように、半導体ウェハの外縁部にまでレジスト材料が塗布されていると、レジスト材料が半導体ウェハの搬送中に半導体ウェハのキャリアや設備搬送部等と接触して剥がれてしまい、ゴミとなるおそれがある。そのため、半導体ウェハにレジスト材料を塗布した後、塗布機に搭載された有機溶剤によるバックリンスやサイドリンス機構によって、裏面、ベベル、外周部のレジスト材料を除去するのが一般的である。
図15は、半導体ウェハ102の端部を示す断面図である。半導体ウェハ102の端面は、角取りされて傾斜を有するベベルとなっている。半導体ウェハ102表面(図中上面)にレジスト材料210を形成すると、図15(a)に示すように、レジスト材料210は、半導体ウェハ102外周部、ベベル、および裏面(図中下面)にも堆積する。図15(b)は、バックリンスを行った状態、図15(c)は、サイドリンスを行った状態を示す。
このようなバックリンスやサイドリンスを行うと、外周部には、レジストが存在しないことになる。これにより、レジスト材料の剥がれによりゴミが生じるのを防ぐことができる。しかし、不純物イオンを注入する工程等において、外周部には、常に不純物イオンが注入されることになり、外周部における不純物イオンの濃度が非常に高くなってしまう。
特許文献4(特開2002−57094号公報)には、シリコンウェハに対しサイドリンスしたフォトレジストを用いたLOCOS酸化、ポリシリコン膜の形成、サイドリンスしたフォトレジストを用いたN型の不純物拡散、サイドリンスしたフォトレジストを用いたP型の不純物拡散を行う際の技術が記載されている。ここで、フォトレジストの外周端を前工程でのフォトレジストの外周端よりも外周側にしている。これにより、サイドリンスしたフォトレジストを用いた複数の工程を経ることにより発生していた不具合を解消することができる、とされている。
特許文献5(特開2006−294759号公報)には、シリコン基板周縁の略帯状の第1領域を除く第2領域において、シリコン基板の表面領域にシリサイド層を形成する工程と、シリコン基板全面に絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜上にレジスト膜を形成し、次いでレジスト膜を露光工程により開口してパターンを形成する工程と、パターンが形成されたレジスト膜をマスクとして、絶縁膜を選択的にエッチングする工程とを含む半導体装置の製造方法が記載されている。これにより、第1領域に凹部が形成され、凹部内に導電プラグを形成した場合、シリサイド層を介して導電プラグとシリコン基板とが接することがないので、シリコン基板の劣化を防ぐことができる、とされている。
特開平2−82517号公報 特開2005−311024号公報 特開昭56−55950号公報 特開2002−57094号公報 特開2006−294759号公報
しかし、従来の技術では、以下のような問題があった。
図16は、半導体ウェハ102上にレジスト材料(不図示)を塗布して露光する際の、ショット領域204と有効領域202との関係を示す図である。図中、破線で示した有効領域202内が有効な素子が形成される領域である。
図16(a)は、ショット領域204のすべてが有効領域202内に含まれる場合のみショット露光を行う(有効ショット)際のショット領域204を示す図である。図16(b)は、ショット領域204のすべてが有効領域202内に含まれる場合だけでなく、ショット領域204内に有効領域202内に含まれる領域がある場合に、ショット露光を行う(ノーマルショット)際のショット領域204を示す図である。図16(c)は、さらに、半導体装置100と重なる領域すべてにショット露光を行う(全面ショット)際のショット領域204を示す図である。
図16(b)に示したノーマルショットや、図16(c)に示した全面ショットを行った場合、1枚の半導体ウェハから取得できる有効チップ数が増えるというメリットがある。一方、ノーマルショットや全面ショット等、有効領域202の外部にもショット露光を行うとともに、上述したようなバックリンスやサイドリンスを行うと、パターンによっては、半導体ウェハ外縁部から有効領域202にわたって、連続的にレジスト膜が存在しない領域が生じてしまう。そのため、外周部に各種不純物イオンが注入されている場合、その箇所に連続して膜が形成されてしまう。
ところで、本発明者等は、半導体ウェハ上表面をシリサイド化してシリサイド層を形成する際に、半導体ウェハ中に高濃度の不純物イオンが注入されていると、シリサイド層の膜剥がれが生じやすくなるという問題を見出した。半導体ウェハ中に不純物イオンを注入する工程は、N型不純物イオンを注入する工程とP型不純物イオンを注入する工程とが含まれる。半導体ウェハの有効領域においては、たとえばN型不純物イオンを注入する工程では、N型不純物イオンを注入する必要のない領域はレジスト膜で覆われ、N型不純物イオンが注入されない。また、逆にP型不純物イオンを注入する工程では、P型不純物イオンを注入する必要のない領域はレジスト膜で覆われ、P型不純物イオンが注入されない。しかし、上述したようなバックリンスやサイドリンスを行っていると、半導体ウェハの外周部では、いずれの工程においても、不純物イオンが注入されるため、非常に高濃度の不純物イオンが注入された状態となっている。そのため、半導体ウェハの外周部にシリサイド層が形成されると、膜剥がれが生じるという課題がある。とくに、上述したように、外周部にまで露光が行われるノーマルショットや、全面ショットが行われる場合、パターンによっては、半導体ウェハ外縁部から有効領域にわたって、連続的にレジスト膜が存在しない領域が生じてしまう。そのため、外周部から有効領域にわたって連続的にシリサイド層が形成されてしまい、膜剥がれが生じやすいという問題がある。
しかし、従来、このような観点での対策がとられておらず、課題があった。
特許文献1から4に記載の技術では、不純物イオンが注入された領域等とシリサイド層の形成される領域とを考慮した制御が行われていない。特許文献4に記載の技術では、半導体ウェハの外周部において、N型不純物イオンおよびP型不純物イオンの両方が注入されないようにしている。しかし、各処理毎にフォトレジスト膜の外周端を制御する必要があり、煩雑な処理となってしまう。また、いずれにしても、外周部にP型の不純物イオンとN型の不純物イオンが注入される領域が生じる。
特許文献5に記載の技術でも、不純物イオンが注入された領域等とシリサイド層の形成される領域とを考慮した制御が行われていない。また、シリサイド層を形成しないための領域を設けるために、シャドーリングを用いている。しかし、シャドーリングを用いた場合、外周部のメタル層の膜厚が薄くなり、その部分のシリサイド形成相が変わってしまうことがある。そのため、金属層の余剰エッチングを行う際に、シリサイド層表面が酸化されてしまい、内部の有効領域内とは異なる膜質のシリサイド層が形成されてしまう。シリサイド層表面にこのような酸化膜が形成されていると、シリサイド層上にSiN膜等の絶縁膜を形成した場合に、絶縁膜の膜剥がれが発生するという問題が生じる。
半導体ウェハ上に、当該半導体ウェハの外縁から第1の幅の第1の外周領域が除去された第1のレジスト膜を形成して、当該第1のレジスト膜をマスクとして、前記半導体ウェハに第1導電型の不純物イオンを注入する工程と、
前記半導体ウェハ上に、当該半導体ウェハの外縁から第2の幅の第2の外周領域が除去された第2のレジスト膜を形成して、当該第2のレジスト膜をマスクとして、前記半導体ウェハに第2導電型の不純物イオンを注入する工程と、
前記半導体ウェハ上の全面に、ブロック絶縁膜を形成する工程と、
前記ブロック絶縁膜上に、第1のパターンを有する第3のレジスト膜を形成し、当該第3のレジスト膜を用いて前記ブロック絶縁膜をパターニングする工程と、
前記ブロック絶縁膜をマスクとして、前記半導体ウェハ上にシリサイド層を形成する工程と、
を含み、
前記ブロック絶縁膜をパターニングする工程において、前記第3のレジスト膜の前記第1のパターンは、前記半導体ウェハの外周部をマスクする円環状のパターンを含み、当該円環状のパターンの内縁が、少なくとも、前記第1の外周領域および前記第2の外周領域が重なる領域の内縁よりも内周側に位置している半導体装置の製造方法が提供される。
これにより、シリサイド層の端部が第1導電型の不純物イオンおよび第2導電型の不純物イオンの両方ともが注入された高濃度の不純物イオン注入領域上に位置しないように制御することができ、シリサイド層の膜剥がれを防ぐことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、半導体ウェハ表面にシリサイド層を形成する際に、シリサイド層の端部が高濃度の不純物イオンが注入された領域上に形成されないように制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態において、半導体ウェハ表面をシリサイド化するときにシリサイド化を行いたくない箇所を保護するシリサイドブロック絶縁膜をパターニングする際に、ネガ型レジスト膜およびポジ型レジスト膜の積層膜を用いる場合を例として説明する。
図1および図2は、本実施の形態における半導体装置の製造手順を示すフローチャートである。
まず、トランジスタのソース・ドレイン領域、エクステンション領域等の不純物拡散層を形成するための各種不純物イオンの注入処理が行われる(S200)。
ここで、不純物イオンの注入処理には、半導体ウェハ上に、半導体ウェハの外縁から第1の幅の第1の外周領域が除去された第1のレジスト膜を形成して、当該第1のレジスト膜をマスクとして、半導体ウェハに第1導電型の不純物イオンを注入する工程と、半導体ウェハ上に、当該半導体ウェハの外縁から第2の幅の第2の外周領域が除去された第2のレジスト膜を形成して、当該第2のレジスト膜をマスクとして、半導体ウェハに第2導電型の不純物イオンを注入する工程とが含まれる。第1の導電型および第2の導電型は、P型およびN型のいずれか一方および他方である。また、第1の外周領域の第1の幅と第2の外周領域の第2の幅とは等しくてもよく、異なっていてもよい。さらに、半導体ウェハに第1導電型の不純物イオンを注入する工程および半導体ウェハに第2導電型の不純物イオンを注入する工程は、それぞれ、トランジスタのソース・ドレイン領域を形成するための工程とすることができる。
つづいて、半導体ウェハの全面に、シリサイドブロック絶縁膜(ブロック絶縁膜)を形成する(S202)。その後、シリサイドブロック絶縁膜をパターニングするための第1のパターンを有するレジスト膜(第3のレジスト膜)を形成する(S204)。ここで、レジスト膜の第1のパターンは、半導体ウェハの外周部をマスクする円環状のパターンと、所定の範囲毎に形成された所定のパターン(第2のパターン)とを含む。この円環状のパターンの内縁が、少なくとも、ステップS200の第1の外周領域および前記第2の外周領域が重なる領域の内縁よりも内周側に位置している構成とすることができる。より好ましくは、円環状のパターンの内縁が、第1の外周領域の内縁および第2の外周領域の内縁のうち、内周側に位置する方の内縁よりもさらに内周側に位置している構成とすることができる。
この状態を図3に示す。図3は、半導体ウェハ102の一部を示す平面図である。
図3(a)は、ステップS200で説明した第1の外周領域102bと第2の外周領域102cとを示す。ここでは、第1の外周領域102bの半導体ウェハの外縁102aからの第1幅Lが第2の外周領域102cの半導体ウェハの外縁102aからの第2の幅Lよりも狭い場合を例として示しているが、逆としてもよい。また、第1の幅Lおよび第2の幅Lは、略等しくてもよい。ここで、第1の外周領域102bには、第1導電型の不純物イオンおよび第2導電型の不純物の両方が注入されている。また、第1の外周領域102bの内縁と第2の外周領域102cの内縁との間の領域には、第2導電型の不純物イオンが注入されている。図3(b)および図3(c)は、図3(a)に示した状態の半導体ウェハ102上に形成されたネガ型レジスト膜152bの半導体ウェハの外周部をマスクする円環状のパターンを示す図である。図3(b)に示した例では、円環状のパターンの内縁153が、第1の外周領域102bと第2の外周領域102cとが重なる領域の内縁、すなわち第1の外周領域102bの内縁よりも内周側に位置している構成を示す。図3(c)に示した例では、円環状のパターンの内縁153が、第1の外周領域102bの内縁および第2の外周領域102cの内縁のうち、内周側に位置する方の内縁、すなわち第2の外周領域102cの内縁よりも内周側に位置している構成を示す。さらに、円環状のパターンも、半導体ウェハの外縁102aから所定の幅(第3の幅)の外周領域が除去された構成とすることができる。
図1に戻り、この後、第1のパターンを有するレジスト膜をマスクとして用いてシリサイドブロック絶縁膜をエッチングしてパターニングする(S206)。その後レジスト膜を除去する(S208)。つづいて、半導体ウェハ上全面に金属層を形成する(S210)。本実施の形態において、金属層を形成する際は、シャドーリングを用いるものとすることができる。図17は、シャドーリングを用いた場合に、半導体ウェハ102上に金属層が形成される領域と、シリサイドブロック絶縁膜で保護すべき領域とを示す図である。ここで、半導体ウェハ102の端面から破線「a」で示した領域までが、シャドーリングの影響で、金属層が形成されない領域である。ここで、半導体ウェハ102の端面から破線「a」で示した領域までの幅は、たとえば1mm程度とすることができる。一方、半導体ウェハ102の内部から、破線「b」で示した領域までが、シリサイドブロック絶縁膜で保護すべき領域である。本実施の形態において、破線「b」が、破線「a」よりも外周側に位置するように設定することができる。すなわち、本実施の形態において、半導体ウェハの外周部をマスクする円環状のパターンの外縁が、図17に示した破線「b」の外周側に位置している構成とすることができる。これにより、上述したような、シャドーリングを用いた場合、外周部の金属層の膜厚が薄くなり、その部分のシリサイド形成相が変わってしまうという問題を防ぐことができる。すなわち、シリサイドブロック絶縁膜を、金属層が形成される外周部端部下に設けておくことにより、外周部の金属層の膜厚の薄い箇所が生じるのを防ぐことができる。
図1に戻り、つづいて、シリサイド化処理を行う(S212)。このとき、シリサイドブロック絶縁膜をマスクとして、シリサイドブロック絶縁膜で覆われていない半導体ウェハの表面がシリサイド化される。これにより、シリサイド層の端部が半導体ウェハ外周部の、高濃度の不純物イオンが注入された領域上に位置しないように制御することができる。
図2に、本実施の形態における、シリサイドブロック絶縁膜をパターニングするためのレジスト膜の形成手順を示す。
まず、半導体ウェハ上全面にネガ型レジスト材料を塗布する(S220)。つづいて、バックリンスおよびサイドリンスを行う(S222)。つづいて、半導体ウェハの周辺部を円環状に露光する周辺露光を行い(S224)、次いで現像を行う(S226)。このとき、ネガ型レジスト材料に対して、半導体ウェハの外周部に露光源から光を照射しつつ、半導体ウェハを露光源に対して回転させる。半導体ウェハを露光源に対して相対的に回転させればよく、半導体ウェハおよび露光源のいずれか一方を固定して、いずれか他方を回転させて周辺露光を行うことができる。ここで、ネガ型レジスト材料を用いているため、半導体ウェハの周辺部に円環状のネガ型レジスト膜が形成される。つづいて、半導体ウェハ上全面にポジ型レジスト材料を塗布する(S228)。次いで、バックリンスおよびサイドリンスを行う(S230)。
この後、シリサイド層を形成したい箇所に開口部を有するレチクルを用いて、シリサイドブロック絶縁膜をパターニングするためのショット露光を複数回行い(S232)、次いで現像を行う(S234)。これにより、半導体ウェハの周辺部にネガ型レジスト膜が形成されるとともに、有効領域内には、シリサイド層を形成したい領域が開口したポジ型レジスト膜が形成される。図1のステップS206においては、このネガ型レジスト膜とポジ型レジスト膜との積層レジスト膜をマスクとして用いて、シリサイドブロック絶縁膜がエッチングされる。
次に、図4から図10を参照して、半導体装置100を製造する手順を具体的に説明する。以下では、図3を参照して説明した第1の幅Lおよび第2の幅Lが略等しい場合を例として説明する。
図4(a)は、半導体ウェハ102上に素子分離絶縁膜104が形成された状態を示す。なお、ここでは半導体ウェハ102の上部だけを示している。
このような状態で、半導体ウェハ102上の全面にゲート絶縁膜106を形成し、さらにその上にゲート電極を構成する導電材料を形成する。ゲート絶縁膜106は、たとえばシリコン酸化膜や高誘電率膜等により構成することができる。導電材料は、たとえばポリシリコン等により構成することができる。導電材料をゲート電極の形状にパターニングして、ゲート電極108を形成する(図4(b))。その後、ゲート電極108の側壁に、オフセットスペーサ110を形成する(図4(c))。オフセットスペーサ110は、たとえばシリコン酸化膜等により構成することができる。
つづいて、半導体ウェハ102にN型不純物イオン113を注入して、N型不純物拡散層114を形成する。ここで、N型不純物イオン113は、後にN型トランジスタのソース・ドレイン領域およびエクステンション領域となる箇所に注入する。このとき、P型トランジスタを形成すべき領域は、レジスト膜112で保護してN型不純物イオン113が注入されないようにする(図5(a))。なお、本実施の形態において、各種レジスト膜は、後述する手順でバックリンスやサイドリンスが行われ、外周領域が除去された状態で形成されるようにすることができる。
次いで、半導体ウェハ102にP型不純物イオン118を注入して、P型不純物拡散層120を形成する。ここで、P型不純物イオン118は、後にP型トランジスタのソース・ドレイン領域およびエクステンション領域となる箇所に注入する。このとき、N型トランジスタを形成すべき領域は、レジスト膜116で保護してP型不純物イオン118が注入されないようにする。しかし、半導体ウェハ102の外周部では、N型不純物イオン113を注入する工程、およびP型不純物イオン118を注入する工程のいずれにおいても露出した状態となっているため、N型不純物イオン113およびP型不純物イオン118が注入され、不純物イオンの濃度が濃い高濃度不純物拡散層122が形成される(図5(b))。
その後、ゲート電極108のオフセットスペーサ110のさらに側壁にサイドウォール124を形成する(図6(a))。
つづいて、半導体ウェハ102にN型不純物イオン128を注入して、N型不純物拡散層130を形成する。ここで、N型不純物イオン128は、後にN型トランジスタのソース・ドレイン領域となる箇所に注入する。このとき、P型トランジスタを形成すべき領域は、レジスト膜126(第1のレジスト膜、または第2のレジスト膜)で保護してN型不純物イオン128が注入されないようにする。しかし、半導体ウェハ102の外周部では、レジスト膜126が形成されていないため、N型不純物イオン128が注入され、高濃度不純物拡散層122よりもさらに高濃度の高濃度不純物拡散層132が形成される(図6(b))。
次いで、半導体ウェハ102にP型不純物イオン136を注入して、P型不純物拡散層138を形成する(図6(c))。ここで、P型不純物イオン136は、後にP型トランジスタのソース・ドレイン領域となる箇所に注入する。このとき、N型トランジスタを形成すべき領域は、レジスト膜134(第1のレジスト膜、または第2のレジスト膜)で保護してP型不純物イオン136が注入されないようにする。しかし、半導体ウェハ102の外周部では、レジスト膜134が形成されていないため、P型不純物イオン136が注入され、高濃度不純物拡散層132よりもさらに高濃度の高濃度不純物拡散層142が形成される。
N型不純物イオン128およびP型不純物イオン136は、トランジスタのソース・ドレイン領域の不純物濃度を規定するものであり、かなり高い濃度の不純物イオンが注入される。たとえば、N型不純物イオン128およびP型不純物イオン136は、それぞれ、1E15atoms/cm以上程度の濃度となる。そのため、高濃度不純物拡散層142には、これら2種の不純物イオンが非常に高濃度に注入されていることになる。そのため、この領域上にシリサイド層が形成されると、膜剥がれが生じるという問題がある。
つづいて、半導体ウェハ102上の全面にシリサイドブロック絶縁膜150を形成する(図7(a))。その後、半導体ウェハ102上の全面にネガ型レジスト材料152aを塗布する(図7(b))。つづいて、図2を参照して説明したように、バックリンスおよびサイドリンスを行う。
次いで、ネガ型レジスト材料152aの周辺部を円環状に露光する周辺露光154を行う(図8(a))。このとき、図3を参照して説明したように、円環状のパターンの内縁が、図6(b)および図6(c)を参照して説明したN型不純物イオン128およびP型不純物イオン136が注入された領域の内縁よりも内周側に位置するように周辺露光154を行う。また、図17を参照して説明したように、円環状のパターンの外縁が、後に金属層160を形成する際に用いるシャドーリングにより金属層160が形成されない領域の内端よりも外周側に位置するように周辺露光154を行う。その後、現像を行う。これにより、図8(a)の処理で露光された箇所以外のネガ型レジスト材料152aが除去され、半導体ウェハ102の周辺部に円環状のネガ型レジスト膜152bが形成される(図8(b))。
図11および図12は、半導体ウェハ102上にネガ型レジスト膜152bが形成された状態を示す平面図である。図11はノーマルショットの場合、図12は全面ショットの場合をそれぞれ示す。なお、ここではネガ型レジスト膜152bの円環状のパターンが、半導体ウェハ102の有効領域202の外周に設けられた例を示しているが、ネガ型レジスト膜152bの円環状のパターンは有効領域202の内周に設けられていてもよい。
つづいて、半導体ウェハ102上の全面にポジ型レジスト材料170aを塗布する。次いで、図15を参照して説明したように、バックリンスおよびサイドリンスを行う(図9(a))。
その後、シリサイド層を形成したい箇所に開口部を有するレチクルを用いて、ポジ型レジスト材料170aにシリサイドブロック絶縁膜をパターニングするためのステップ露光172を行う(図9(b))。その後、現像を行う。これにより、図9(b)の処理で露光された箇所のポジ型レジスト材料170aが除去され、シリサイド層を形成しない箇所を選択的にマスクするポジ型レジスト膜170bが形成される(図9(c))。
つづいて、ネガ型レジスト膜152bおよびポジ型レジスト膜170bにより構成される積層レジスト膜180を用いて、シリサイドブロック絶縁膜150をエッチングする。その後、積層レジスト膜180を除去する。これにより、後にシリサイド層を形成する箇所の半導体ウェハ102が選択的に露出される(図10(a))。
つづいて、半導体ウェハ102上の全面に金属層160を形成する(図10(b))。金属層160は、たとえば、コバルトやニッケル等をスパッタ法により形成したものとすることができる。
次いで、ランプアニール等により、金属層160とシリコン(半導体ウェハ102)とを反応させて、シリサイドブロック絶縁膜150が除去されて金属層160とシリコン(半導体ウェハ102)とが接している箇所にシリサイド層162を形成する(図10(c))。シリサイド層162は、たとえば、コバルトシリサイド層やニッケルシリサイド層等とすることができる。
本実施の形態における半導体装置100の製造手順によれば、シリサイド層162の端部がP型の不純物イオンおよびN型の不純物イオンの両方ともが注入された高濃度の高濃度不純物拡散層142上に位置しないように制御することができ、シリサイド層162の膜剥がれを防ぐことができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態において、半導体ウェハ表面をシリサイド化する際に、シリサイド化が行われないようにするために形成されるシリサイドブロック絶縁膜をパターニングする際に、ネガ型レジスト膜を用いる場合を例として説明する。
本実施の形態においても、第1の実施の形態において、図1を参照して説明したのと同様の手順で半導体装置100を形成する。本実施の形態において、図1のステップS204のレジスト膜形成工程のみが第1の実施の形態と異なる。
図13は、本実施の形態におけるレジスト膜の形成手順を示すフローチャートである。
まず、半導体ウェハ上全面にネガ型レジスト材料を塗布する(S240)。つづいて、バックリンスおよびサイドリンスを行う(S242)。つづいて、半導体ウェハの周辺部を円環状に露光する周辺露光を行う(S244)。このとき、ネガ型レジスト材料に対して、半導体ウェハの外周部に露光源から光を照射しつつ、半導体ウェハを露光源に対して回転させる。半導体ウェハを露光源に対して相対的に回転させればよく、半導体ウェハおよび露光源のいずれか一方を固定して、いずれか他方を回転させて周辺露光を行うことができる。次いで、シリサイド層を形成したい箇所を遮蔽するレチクルを用いて、シリサイドブロック絶縁膜をパターニングするためのショット露光を複数回行い(S246)、次いで現像を行う(S248)。これにより、半導体ウェハの周辺部に円環状に残存するとともに、有効領域202内には、シリサイド層を形成したい領域が開口したネガ型レジスト膜が形成される。
この後、第1の実施の形態と同様の処理を行うことにより、シリサイド層の端部が半導体ウェハ外周部の、高濃度の不純物イオンが注入された領域上に位置しないように制御することができる。
次に、図4から図7、図14、および図10を参照して、半導体装置100を製造する手順を具体的に説明する。
まず、第1の実施の形態において、図4から図7を参照して説明したのと同様の手順で、図7(b)に示したように、半導体ウェハ102上にネガ型レジスト材料152aを形成する。
つづいて、ネガ型レジスト材料152aの周辺部を円環状に露光する周辺露光154を行う(図14(a))。その後、シリサイド層を形成したい箇所を遮蔽するレチクルを用いて、ネガ型レジスト材料152aにシリサイドブロック絶縁膜をパターニングするためのショット露光156を行う(図14(b))。その後、現像を行う。これにより、図14(a)の処理で露光された箇所、および図14(b)の処理で露光された箇所以外のネガ型レジスト材料152aが除去され、半導体ウェハ102の周辺部に円環状に残存するとともに有効領域202内には、シリサイド層を形成したい領域が開口したネガ型レジスト膜152bが形成される(図14(c))。
この後、ネガ型レジスト膜152bを用いて、シリサイドブロック絶縁膜150をエッチングする。その後、ネガ型レジスト膜152bを除去する。これにより、後にシリサイド層を形成する箇所の半導体ウェハ102が選択的に露出される(図10(a)参照)。この後、第1の実施の形態において、図10を参照して説明したのと同様の手順により、シリサイド層162を形成する。
本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が得られる。また、ネガ型レジスト膜を用いた場合でも、必要な解像度のパターニングを行えるのであれば、ネガ型レジスト膜を用いることにより、半導体ウェハの外周部をマスクする円環状のパターンと、有効領域202内のパターニングとを一度の現像処理で同時に形成することができ、工程を簡略化することもできる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
なお、以上の実施の形態においては、金属層160を形成する際に、シャドーリングを用いる場合を例として説明した。しかし、他の例において、シャドーリングを用いない場合に適用することもできる。図18は、金属層160を形成する際に、シャドーリングを用いない例を示す図である。この場合は、できるだけ半導体ウェハ102の端面までシリサイドブロック絶縁膜が形成されるようにすることができる。すなわち、図2に示したステップS222で、バックリンスのみを行い、半導体ウェハ102の端面近傍までネガ型レジスト材料152aを残しておき、周辺露光も、半導体ウェハ102の平面方向の中心線に対して約45度の角度で照射を行うようにすることができる。この場合、ネガ型レジスト膜152bの円環状のパターンの幅は、たとえば2.5〜3mm程度とすることができる。
本発明の実施の形態における半導体装置の製造手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造手順を示すフローチャートである。 半導体ウェハの一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置を製造する手順を具体的に説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置を製造する手順を具体的に説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置を製造する手順を具体的に説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置を製造する手順を具体的に説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置を製造する手順を具体的に説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置を製造する手順を具体的に説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置を製造する手順を具体的に説明するための工程断面図である。 半導体ウェハ上にネガ型レジスト膜が形成された状態を示す平面図である。 半導体ウェハ上にネガ型レジスト膜が形成された状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における半導体装置を製造する手順を具体的に説明するための工程断面図である。 半導体ウェハの端部を示す断面図である。 半導体ウェハ上にレジスト材料を塗布して露光する際の、ショット領域と、有効な素子が形成される有効領域との関係を示す図である。 金属層を形成する際に、シャドーリングを用いる例を示す図である。 金属層を形成する際に、シャドーリングを用いない例を示す図である。
符号の説明
100 半導体装置
102 半導体ウェハ
102a 半導体ウェハの外縁
102b 第1の外周領域
102c 第2の外周領域
104 素子分離絶縁膜
106 ゲート絶縁膜
108 ゲート電極
110 オフセットスペーサ
112 レジスト膜
113 N型不純物イオン
114 N型不純物拡散層
116 レジスト膜
118 P型不純物イオン
120 P型不純物拡散層
122 高濃度不純物拡散層
124 サイドウォール
126 レジスト膜
128 N型不純物イオン
130 N型不純物拡散層
132 高濃度不純物拡散層
134 レジスト膜
136 P型不純物イオン
138 P型不純物拡散層
142 高濃度不純物拡散層
150 シリサイドブロック絶縁膜
152a ネガ型レジスト材料
152b ネガ型レジスト膜
153 円環状のパターンの内縁
154 周辺露光
156 ショット露光
160 金属層
162 シリサイド層
170a ポジ型レジスト材料
170b ポジ型レジスト膜
172 ステップ露光
180 積層レジスト膜
202 有効領域
204 ショット領域
210 レジスト材料

Claims (10)

  1. 半導体ウェハ上に、当該半導体ウェハの外縁から第1の幅の第1の外周領域が除去された第1のレジスト膜を形成して、当該第1のレジスト膜をマスクとして、前記半導体ウェハに第1導電型の不純物イオンを注入する工程と、
    前記半導体ウェハ上に、当該半導体ウェハの外縁から第2の幅の第2の外周領域が除去された第2のレジスト膜を形成して、当該第2のレジスト膜をマスクとして、前記半導体ウェハに第2導電型の不純物イオンを注入する工程と、
    前記半導体ウェハ上の全面に、ブロック絶縁膜を形成する工程と、
    前記ブロック絶縁膜上に、第1のパターンを有する第3のレジスト膜を形成し、当該第3のレジスト膜を用いて前記ブロック絶縁膜をパターニングする工程と、
    前記ブロック絶縁膜をマスクとして、前記半導体ウェハ上にシリサイド層を形成する工程と、
    を含み、
    前記ブロック絶縁膜をパターニングする工程において、前記第3のレジスト膜の前記第1のパターンは、前記半導体ウェハの外周部をマスクする円環状のパターンを含み、当該円環状のパターンの内縁が、少なくとも、前記第1の外周領域および前記第2の外周領域が重なる領域の内縁よりも内周側に位置している半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1の幅と前記第2の幅とは異なり、
    前記半導体ウェハの外周部をマスクする円環状のパターンの内縁が、前記第1の外周領域の内縁および前記第2の外周領域の内縁のうち、内周側に位置する方の内縁よりもさらに内周側に位置している半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1の外周領域の前記第1の幅と前記第2の外周領域の前記第2の幅とが等しい半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1から3いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体ウェハに第1導電型の不純物イオンを注入する工程および前記半導体ウェハに第2導電型の不純物イオンを注入する工程は、それぞれ、トランジスタのソース・ドレイン領域を形成するための工程である半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1から4いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体ウェハの外周部をマスクする円環状のパターンは、前記半導体ウェハの外縁から第3の幅の第3の外周領域が除去された半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1から5いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ブロック絶縁膜をパターニングする工程は、
    前記ブロック絶縁膜上に、前記円環状のパターンを有するネガ型レジスト膜を形成する工程と、
    前記ネガ型レジスト膜上に、第2のパターンを有するポジ型レジスト膜を形成する工程と、
    前記ネガ型レジスト膜と前記ポジ型レジスト膜とをマスクとして前記第1のパターンを形成し、前記ブロック絶縁膜のエッチングを行う工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
  7. 請求項6に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ネガ型レジスト膜を形成する工程は、
    前記半導体ウェハ上の全面にネガ型レジスト材料を塗布する工程と、
    前記ネガ型レジスト材料に対して、前記半導体ウェハの外周部に露光源から光を照射しつつ、前記半導体ウェハを前記露光源に対して回転させる周辺露光を行う工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
  8. 請求項6または7に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体ウェハ上には、前記半導体ウェハの外縁から所定の距離を隔てた内周部に、有効なチップが形成される有効領域が設けられており、
    前記ポジ型レジスト膜を形成する工程は、
    前記半導体ウェハ上の全面にポジ型レジスト材料を塗布する工程と、
    前記ポジ型レジスト材料に対して、所定の範囲毎に、前記第2のパターンを有するレチクルを用いてショット露光を行う工程と、
    を含み、
    前記ショット露光を行う工程において、前記有効領域の外部にも前記ショット露光を行う半導体装置の製造方法。
  9. 請求項1から5いずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ブロック絶縁膜をパターニングする工程は、
    前記半導体ウェハ上の全面にネガ型レジスト材料を塗布する工程と、
    前記ネガ型レジスト材料に対して、前記半導体ウェハの外周部に露光源から光を照射しつつ、前記半導体ウェハを前記露光源に対して回転させる周辺露光を行う工程と、
    前記ネガ型レジスト材料に対して、所定の範囲毎に、第3のパターンを有するレチクルを用いてショット露光を行う工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
  10. 請求項9に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体ウェハ上には、前記半導体ウェハの外縁から所定の距離を隔てた内周部に、有効なチップが形成される有効領域が設けられており、
    前記ショット露光を行う工程において、前記有効領域の外部にも前記ショット露光を行う半導体装置の製造方法。
JP2008145061A 2008-06-02 2008-06-02 半導体装置の製造方法 Pending JP2009295637A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008145061A JP2009295637A (ja) 2008-06-02 2008-06-02 半導体装置の製造方法
US12/474,476 US20090297986A1 (en) 2008-06-02 2009-05-29 Method of manufacturing semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008145061A JP2009295637A (ja) 2008-06-02 2008-06-02 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009295637A true JP2009295637A (ja) 2009-12-17

Family

ID=41543596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008145061A Pending JP2009295637A (ja) 2008-06-02 2008-06-02 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009295637A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140071916A (ko) 2012-12-04 2014-06-12 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 주연부 도포 장치, 주연부 도포 방법 및 주연부 도포용 기록 매체

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140071916A (ko) 2012-12-04 2014-06-12 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 주연부 도포 장치, 주연부 도포 방법 및 주연부 도포용 기록 매체
US9027508B2 (en) 2012-12-04 2015-05-12 Tokyo Electron Limited Periphery coating apparatus, periphery coating method and storage medium therefor
US9082614B1 (en) 2012-12-04 2015-07-14 Tokyo Electron Limited Periphery coating apparatus, periphery coating method and storage medium therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6579757B2 (en) Method for fabricating semiconductor device which prevents gates of a peripheral region from being oxidized
KR100914289B1 (ko) 스페이서를 이용한 반도체 메모리소자의 패턴 형성방법
US7648918B2 (en) Method of pattern formation in semiconductor fabrication
CN102569073B (zh) 半导体器件的制作方法
JP5167563B2 (ja) 処理マージンの向上のための複式露光半導体処理
JP3049490B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2001332708A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
US20090325106A1 (en) Method for Implant Imaging with Spin-on Hard Masks
JP4237216B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US20090297986A1 (en) Method of manufacturing semiconductor device
JP2009295637A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2009295636A (ja) 半導体装置の製造方法
JP5121131B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JP2007180475A (ja) 非晶質カーボンを利用する半導体素子の製造方法
US20080081296A1 (en) Method for fabricating recess pattern in semiconductor device
JP2006073611A (ja) 固体撮像装置の製造方法
KR20030060514A (ko) 삼중 게이트를 갖는 반도체 장치의 제조방법 및 그에 의해제조된 삼중게이트를 가진 반도체 장치
KR100904735B1 (ko) 반도체소자의 컨택홀 형성방법
KR100627570B1 (ko) 반도체 소자의 제조 방법
JP2000068509A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100865550B1 (ko) 리세스 게이트를 갖는 반도체 소자의 제조방법
TWI552313B (zh) 同時製作晶胞區與周邊區之半導體元件的方法
JP2009158765A (ja) ゲート酸化膜形成方法、半導体装置の製造方法
CN111162040A (zh) 一种半导体器件的制造方法
JP2009289891A (ja) 半導体装置の製造方法