JP2009292552A - 両面テープ貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】封筒等のシート状ワークに両面テープを剥離紙が付いたままの状態に貼付する作業を、自動的、かつ適確に行うことができ、大量処理に好適で手作業を解消する。
【解決手段】ワーク1を搬送させるワーク搬送手段40と、ワーク搬送手段40にワーク1を供給する送りロール53を備えたワーク供給手段50と、ワーク搬送手段40によって搬送されているワーク1の一端縁1aの近傍に、該一端縁1aと平行に両面テープ2の糊面2aをワーク1に貼り付けながら両面テープ2を所定の長さで切断する両面テープ貼付手段20とを備える。上下一対のベルト回転体44A,44Bの供給側(上流側)のロール41,42を駆動ロールとし、ベルト43,44が供給側で撓みやすくなることによりワーク1への各ベルト43,44の密着度を高めて確実にワークを搬送可能とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、ロール状に巻かれた両面テープを引き出して剥離紙が付いたままの状態でワークに貼り付け、所定の長さで切断する貼付装置に関する。
この種の貼付装置としては、特許文献1に記載されるような自動貼付装置が提案されている。ところで、市販されている種々の封筒の中には、封をするための両面粘着テープ(以下、両面テープ)が貼り付けられているものがある。両面テープは、封筒の蓋側の裏面に剥離紙が剥離されない状態で貼り付けられており、封をする際に剥離紙を剥がして蓋を閉じることにより封が閉じた状態が保持されるようになっている。
特開2002−226124号公報
従来、両面テープを封筒に貼付するには手作業で行っていたが、貼付位置に真っ直ぐに貼付することや、所定長さに切断することなどが求められることから、手間がかかるものであり、大量のものを処理するには大きな労力を要していた。そこで、両面テープを封筒などのシート状ワークに自動的に貼付する装置が要望されたが、上記文献のものを適用するには困難であり、より好適な装置の開発が望まれた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、封筒等のシート状ワークに両面テープを剥離紙が付いたままの状態に貼付する作業を、自動的、かつ適確に行うことができ、大量処理に好適で手作業を解消することのできる両面テープ貼付装置を提供することを目的としている。
本発明は、シート状のワークを、ワークが供給されるワーク供給位置からワークの搬送が終了する搬送終了位置まで搬送させるワーク搬送手段と、ワーク供給位置にワークを供給するワーク供給手段と、ワーク搬送手段によってワーク供給位置から搬送終了位置へ向かって搬送されているワークに、両面が粘着面とされ、かつ、片面に剥離紙が貼付された帯状の両面テープを供給し、供給された両面テープの、剥離紙で覆われていない側の粘着面をワークに貼り付けながら、該両面テープを所定の長さで切断する両面テープ貼付手段とを備えた両面テープ貼付装置であって、ワーク搬送手段は、駆動ロールと従動ロールにベルトを巻回してなる一対のベルト回転体の各ベルトを対向配置してこれらベルトの間にワークを挟み込んで搬送する構成を含み、駆動ロールと従動ロールは、ワーク搬送路に対して、駆動ロールが該ワーク搬送路の上流側に配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、シート状のワークをワーク供給手段に供給すると、ワークは、ワーク供給手段からワーク搬送手段のワーク供給位置に供給される。次いでワークは、ワーク搬送手段で搬送終了位置まで搬送され、その間に、両面テープが両面テープ貼付手段によってワークの所定位置に貼付されながら所定長さに切断され、全長が貼付される。両面テープは剥離紙が剥離されず、付着した状態でワークに貼付される。
本発明のワーク搬送手段は、ワークを一対のベルト回転体の間に挟み込んで搬送するものであり、駆動ロールが従動ロールよりもワーク搬送路の上流側に配置されている。この構成により、ワーク搬送の入口側である上流側のベルトが撓みやすく、このためワークへの各ベルトの密着度が高まり、ワークを回転する各ベルトによって確実に下流側に搬送することができる。
本発明のワーク搬送手段では、一対のベルト回転体の上流側のロールをいずれも駆動ロールとして構成するものであるが、一対のベルト回転体の各駆動ロールを従動機構によって連結し、これら駆動ロールのうちの一方の駆動ロールを回転駆動機構によって回転駆動する形態を好ましいものとする。この形態によれば、実質的には一方の駆動ロールを回転させることにより双方の駆動ロールを駆動させることができるため、駆動源である回転駆動機構の数を減らすことができるとともに、省エネルギー化を図ることができる。
本発明によれば、封筒等のシート状ワークに両面テープを剥離紙が付いたままの状態に貼付する作業を、自動的、かつ適確に行うことができ、大量処理に好適で手作業を解消することのできるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明に係る一実施形態を説明する。
[1]両面テープ貼付装置の構成
図1は、シート状のワークに帯状の両面テープを剥離紙が剥離されない状態で一面側の糊面を貼り付け、所定の長さで両面テープを切断する両面テープ貼付装置10の全体図である。この両面テープ貼付装置10は、箱状のケース11の側面11aに回転自在に取り付けられた巻取枠12にロール状に巻回されて蓄積されている両面テープ2をワークに貼り付ける両面テープ貼付手段20と、ベース16の上方に配設され、ワークを搬送するワーク搬送手段40と、ワークを所定位置に位置決めし、ワークをワーク搬送手段40に供給するワーク供給手段50と、ケース11内に設けられ、両面テープ貼付装置10の動作を制御する制御手段(図示省略)とを具備している。
図1では、ワーク供給手段50からワーク搬送手段40に供給されたワークが手前側から奥側へ向かって搬送される。巻取枠12の回転軸はワークの搬送方向に直交する水平方向を軸として回転するようになっており、両面テープ2は、巻取枠12が図1においてA方向に回転することにより、ワーク搬送方向とは逆方向に引き出され、両面テープ貼付手段20に供給される。
図2は、両面テープ貼付手段20を示している。両面テープ貼付手段20は、図3にも示すように、ケース11の側面11aに該装置10の奥側から手前側(図3(a)で右側から左側)に向かって、かつ、互いに平行に配列されたテーパーガイド21、テーパーロール22、繰出しロール23およびニップロール24を備えている。テーパーガイド21は側面11aに固定され、各ロール22,23,24は、巻取枠12の回転軸と平行な方向を軸として回転するようになっている。
テーパーガイド21は、ケース11側に向かって縮径する円錐状の胴体21aの両端につば21bを有するもので、側面11aに固定されている。テーパーロール22は、均一径の円筒状の胴体22aの両端につば22bを有するもので、側面11aに回転自在に支持されている。繰出しロール23は均一径の円筒胴体のみからなるもので、側面11aに回転自在に支持されている。この繰出しロール23は、図示せぬ回転駆動手段によってワーク供給方向に回転させられるようになっている(図3(b)で矢印B方向)。この繰出しロール23には、ワーク供給方向にしか回転しないように回転を規制するワンウェイクラッチが内蔵されている。
ニップロール24は、アーム25の先端部に回転自在に支持されている。アーム25はほぼ上下方向に延びており、上端部の基端部がケース11の側面11aに回転自在に支持されている。アーム25は図示せぬ回転駆動手段によって、図3(b)に示すように、ニップロール24が繰出しロール23から離れた退避位置と、ニップロール24が繰出しロール23に近接あるいは接触して該繰出しロール23との間にワーク搬送のためのニップを形成するニップ位置との間を揺動させられる。
上記テーパーガイド21および各ロール22〜24は、例えばテフロン(登録商標)などの比較的剥離性が良好な材質で形成されている。ニップロール24は、円筒状の胴体をなす芯金24aの周囲に、シリコン等の樹脂で形成されたリング24bが、間隔をおいて複数巻回された構成となっている。
図3(a)は、巻取枠12に巻回された両面テープ2が引き出されて両面テープ貼付手段20に供給されている状態を示している。図3(a)では、両面テープ貼付手段20から引き出される両面テープ2の上面が糊面(粘着面)2a、下面が剥離紙面2bとされている。巻取枠12に巻回された両面テープ2は、まず最初に、剥離紙面2bがテーパーガイド21の胴体21aに接触する。この時、胴体21aがケース11側に向かって縮径しているため、両面テープ2は、テーパーガイド21のケース11側のつば21bに向かってスライドさせられる。これにより、両面テープ2の横方向の供給位置が一定な状態に位置決めされる。
次いで両面テープ2は、テーパーロール22の胴体22aに糊面2aが接触し、繰出しロール23に剥離紙面2bが接触する。繰出しロール23は、該装置10の運転時には常時回転している。しかしながら、両面テープ2の剥離紙面2bが繰出しロール23に接触するため、繰出しロール23と両面テープ2は滑合し、両面テープ2は繰出しロール23によって搬送はされない。両面テープ2を搬送させるには、図3(b)に示すように、アーム25を繰出しロール23方向に揺動させてニップロール24を繰出しロール23に近接あるいは接触する状態とし、繰出しロール23とニップロール24の間に両面テープ2を挟み込ませる。これにより、繰出しロール23の回転力が両面テープ2に伝達され、両面テープ2がさらに搬送される。
図2および図3(a)に示すように、繰出しロール23およびニップロール24の下方には、上刃26aと下刃26bとを備え、両面テープ2を所定の位置で切断するカッター26が配設されている。このカッター26とニップロール24との間には、切断された両面テープ2の先端を支持するガイド27が配設されている。このガイド27の表面28は、両面テープ2を供給する供給方向に傾斜しており、この傾斜方向に延びる鋭角な峰部と谷部が交互に配された凹凸面に形成されている。このガイド27は、ステー29を介してケース11の側面11aに取り付けられている。
カッター26の下方には、繰出しロール23およびニップロール24によって供給された両面テープ2をワークへ誘導する断面コ字状の貼付ガイド30が配設されている。貼付ガイド30は両面テープが内部を通ることが可能な断面凹状に形成されたもので、両面テープ2が滑動する底面が供給方向に傾斜している。
図2に示すように、貼付ガイド30の前方には、供給された両面テープ2を剥離紙面2b側からワークへ押し付ける貼付ローラー32が配設されている。この貼付ローラー32は、フレーム31が有する左右一対の側板31aの間に挟み込まれた状態で、上記各ロール22〜24と平行な方向を軸として該フレーム31の後端部に回転自在に支持されている。
フレーム31の側板31aには貼付ローラー32の軸と平行な方向に延びるロッド13が貫通しており、このロッド13を介してフレーム31がケース11に支持されている。フレーム31の前端部には、各ロール22〜24の回転軸と平行なピン33が取り付けられており、図1に示すように、このピン33と、ケース11の側面11aからロッド13と平行に延びる支持バー14との間に、引張りばね15が架け渡されている。
図2で手前側の側板31aには、貼付ローラー32の軸の傾斜角度を調整する貼付ローラー調整ねじ34が取り付けられている。この貼付ローラー調整ねじ34によって貼付ローラー32の軸の傾斜角度が調整されることにより、ワークの進行方向に対する両面テープ2の貼付角度が調整されるようになっている。すなわち、貼付ローラー調整ねじ34をねじ込むと貼付ローラー32の軸の傾斜角度が両面テープ2の送り方向に対して右下がりとなり、これによって両面テープ2の貼付方向角度が右方向に調整される。逆に貼付ローラー調整ねじ34を緩む方向に回転させると貼付ローラー32の軸の傾斜角度が両面テープ2の送り方向に対して左下がりとなり、これによって両面テープ2の貼付方向角度が左方向に調整される。
ワーク搬送手段40は、図1および図5に示すように、ベース16の側板17とケース11の側面11aとの間に回転自在に架け渡された前後(図5で左右)一対の下側ロール41と、ロッド13および支持バー14を介してケース11に支持されたプレート18とケース11の側面11aとの間に回転自在に架け渡された前後一対の上側ロール42と、各下側ロール41に巻回された複数の下側ベルト43と、各上側ロール42に巻回された複数(図1では3つ)の上側ベルト44と、両面テープ貼付手段20よりワークの進行方向手前側に配設された小ベルトコロ45と、この小ベルトコロ45と前側(図5の左側)の上側ロール42に巻回された小ベルト46とから構成されている。すなわち本実施形態のワーク搬送手段40は、前後一対の上側ロール42に上側ベルト44が巻回されたベルト回転体44Aと、前後一対の下側ロール41に下側ベルト43が巻回されたベルト回転体43Aとを具備している。
図1では、手前側をワークが供給される供給側(前側、ワーク搬送の上流側)、奥側を両面テープが貼り付けられたワークが排出される排出側(後側、ワーク搬送の下流側)とされている。ワーク搬送手段40の供給側には、ワーク供給手段50を構成する送り台51が配設されている。ベース16の側板17の上端面17aと、プレート18の下端面18aとの間には隙間が形成されている。ワークは上下のベルト44,43間に挟まれて搬送されるが、ワークが各ロール41、42の長さより大きな幅であっても、隙間より厚さが薄いワークであれば、その隙間からワークがはみ出るからワークを搬送させることができ、すなわち両面テープ2を貼り付けることができる。
ワークが供給される供給側の下側ロール41には、図示せぬ回転駆動機構が連結されており、供給側の下側ロール41が駆動ロールとされている。すなわちこの供給側の下側ロール41は、ワークを搬送させる方向(図5で時計回り方向)へ回転させられる。この回転駆動機構は、下側ロール41の回転に連動させて供給側の上側ロール42を回転させる従動機構(図示省略)を備えており、下側ロール41を回転駆動機構によって回転させることで、上側ロール42がワークを搬送させる方向(図では左回転)へ回転させられる。すなわち本実施形態では、供給側の上側ロール42も駆動ロールとして構成されており、排出側の上下のロール41,42がベルト43,44の回転によって従動させられる従動ロールとなっている。供給側の各ロール41、42が回転すると、排出側の各ロール41、42および小ベルトコロ45は、ワークの搬送方向に各ベルト43,44,46を介して回転させられる。ワークは、各ロール41、42および小ベルトコロ45によって回転するベルト43と、ベルト44,46のと間に挟まれることによって供給側から排出側に搬送される。
上記ワーク供給手段50は、送り台50と、この送り台51の上面51aに配設され、ワークの進行方向と水平な基準面52aを有するガイド板52と、図示せぬ回転駆動機構から延びる回転軸54の先端に、周囲にOリング56が装着されたワーク接触部55が形成された送りロール53と、ガイド板52の上面52bに配設され、送りロール53を支持するために回転軸54の先端部に係合されたフック58を具備したロール押さえ板57とを備えている。
送りロール53は、回転することにより、送り台51の上面51aに供給されてワーク接触部55のOリング56に接触したワークを前方のワーク搬送手段40に送り込む。送りロール53の回転軸54の中間部分はコイル状のスプリング54aで構成されており、このスプリング54aが弾性変形して前後に湾曲自在となっている。送りロール53はスプリング54aが湾曲した状態でも回転可能となっている。スプリング54aを含む回転軸54は上記各ロール41,42の軸方向と平行な状態が基準とされるが、ロール押さえ板57を前後に移動させることによりスプリング54aが前後方向に湾曲し、送りロール53によるワークの送り角度が調整されるようになっている。スプリング54aの湾曲程度に伴うワークの送り角度は、ロール押さえ板57をガイド板52にねじ57aで固定することで規定される。
通常、スプリング54aは図4に示すように前方にやや湾曲した状態とされる。そして、シート状のワーク1が送り台51の上面51aに任意の状態で投入されると、ワーク1は送りロール53で前方へ搬送されながら、送りロール53によってガイド板52方向へ斜めに指向する応力を受けることにより、ガイド板52の方向、すなわち左側に回転させられる。これにより図4に示すように、後端の左側の角がガイド板52の基準面52aに接触し、この時、ワークは、左側の端縁1aがガイド板52aと角度θを形成する斜めの状態となる。続いて。送りロール53で前方に搬送されるワーク1は、送りロール53によって左側の端縁1aが基準面52aにぴったりと押し当てられる。このようにしてワーク1は搬送方向に対して真っ直ぐな状態に矯正されてから、ワーク搬送手段40に供給される。
ケース11の上面11bには、両面テープ2の供給量(1枚のワークに貼る両面テープ1の長さ)やワーク1の貼付開始/終了位置などを調整する操作パネル60が設けられている。この操作パネル60によって調整されたデータが図示せぬ制御手段に供給され、両面テープ貼付手段20およびワーク搬送手段40の動作が制御される。
[2]両面テープ貼付装置の動作
次に、上記両面テープ貼付装置10の使用方法ならびに動作を説明する。
まず、巻取枠12に巻回された両面テープ2の先端を引き出して、テーパーガイド21の胴体21aの上面側に剥離紙面2bを接触させ、次いでテーパーロール22の下面側に糊面2aを接触させ、さらに先端を繰出しロール23とニップロール24とによって挟み込める位置まで引き出す。
次いで、ワーク1を送り台51の上面51aに投入し、回転する送りロール53に接触させる。するとワーク1は送りロール53によって前方に送られながら、端縁1aがガイド板52の基準面52aに押し当てられて真っ直ぐな状態に矯正され、その状態でワーク搬送手段40に供給される。ワーク搬送手段40に供給されたワーク1は、上下のベルト43,44間に挟み込まれ、供給側から排出側へ向かって搬送される。この時、本実施形態では上下の各ロール41、42の供給側を駆動させているため、図5に示すように各ベルト43,44の供給側が撓みやすいといった作用をなす。
次いで、アーム25が繰出しロール23側に揺動し、繰出しロール23とニップロール24との間に両面テープ2を挟み込む。繰出しロール23は常時回転しているため、繰出しロール23とニップロール24との間に挟み込まれた両面テープ2はすぐにワーク1へ向けて供給される。
ワーク1が各ベルト43,44によって搬送され、ワーク1の両面テープ貼付開始位置が貼付ローラー32の下方にくると、貼付ローラー32とワーク1との間に両面テープ2の先端部が挟み込まれ、搬送されているワーク1の、搬送方向の左側の端部に、端縁1aと平行に両面テープ2の貼付が開始される。両面テープ2は剥離紙が剥離されない状態で、例えば端縁1aから数mm内側に、端縁1aと平行に貼付される。この時、両面テープ2の貼付長さである両面テープ2の供給量が制御手段により制御される。両面テープ2の供給量はワーク1の仕様により異なるため、予め操作パネル60によって設定しておく。
両面テープ2の供給量が所定の量に達したら、カッター26により両面テープ2が切断される。残った側の両面テープ2の先端は、ガイド27の表面によって支持される。これにより、次のワーク1の両面テープ貼付時に、両面テープ2が供給側へ円滑に供給される。両面テープ2が貼り付けられたワーク1は排出側まで搬送され、ワーク搬送手段40から排出される。これにより、所定の位置に両面テープ2が貼り付けられたワーク1が得られる。
本実施形態の両面テープ貼付装置10では、両面テープ供給手段50によってワーク1が確実に位置決めされてワーク搬送手段40へ供給される。これにより、供給されたワーク1の位置ずれによって生じる両面テープ2の貼付位置のずれが抑えられる。また、ワーク搬送手段40の上下のベルト44,43は、供給側の各ロール41、42を駆動させているため、入口側の供給側が撓みやすい。これにより、ワーク1への各ベルト43,44の密着度が高まり、ワーク1は回転する各ベルト43,44によって確実に排出側に搬送される。
また、供給側の上下のロール41,42はいずれも駆動ロールであるが、これらロールのうち、下側ロール41を回転駆動機構によって回転駆動するとともに、上述したように上側ロールを従動機構を介して駆動している。すなわち供給側の上側ロール42を直接回転駆動する駆動源は備えてはいない。したがって、実質的には供給側の下側ロール41を回転させることにより供給側の上側ロール42もを駆動させているため、駆動源である回転駆動機構の数を減らすことができるとともに、省エネルギー化を図ることができるといった利点がある。
また、本実施形態の両面テープ貼付装置10は、巻取枠12に巻回された両面テープ2が両面テープ貼付手段20および制御手段によって安定してワーク1へ供給され、かつ、両面テープ2が所定の位置で切断される。また、繰出しロール23にはワンウェイクラッチが備えられているため、繰出しロール23は両面テープ2をワーク1へ供給する供給方向のみに回転させられる。このため、ワーク搬送手段40によって搬送されているワーク1に両面テープ2を確実に貼り付けることができる。これらの結果、本実施形態の両面テープ貼付手装置10は、ワーク1の所定位置に所定の長さの両面テープ2を確実に貼り付けることができる。
本発明の一実施形態の両面テープ貼付装置を示す斜視図である。 図1に示す両面テープ貼付装置が備える両面テープ貼付手段を示す斜視図である。 (a)は図2に示す両面テープ貼付手段に両面テープが供給される状態を示す側面図、(b)は(a)の要部拡大図である。 ワーク供給手段の動作を示す平面図である。 ワーク搬送時のワーク搬送手段における上側ロール、下側ロールおよびベルトの状態を示す側面図である。
符号の説明
1…ワーク、1a…端縁、2…両面テープ、2a…糊面(粘着面)、2b…剥離紙面、10…両面テープ貼付装置、20…両面テープ貼付手段、40…ワーク搬送手段、43A,44A…ベルト回転体、50…ワーク供給手段、51…送り台、53…送りロール。

Claims (2)

  1. シート状のワークを、ワークが供給されるワーク供給位置からワークの搬送が終了する搬送終了位置まで搬送させるワーク搬送手段と、
    前記ワーク供給位置にワークを供給するワーク供給手段と、
    前記ワーク搬送手段によって前記ワーク供給位置から前記搬送終了位置へ向かって搬送されている前記ワークに、両面が粘着面とされ、かつ、片面に剥離紙が貼付された帯状の両面テープを供給し、供給された両面テープの、剥離紙で覆われていない側の粘着面をワークに貼り付けながら、該両面テープを所定の長さで切断する両面テープ貼付手段とを備えた両面テープ貼付装置であって、
    前記ワーク搬送手段は、駆動ロールと従動ロールにベルトを巻回してなる一対のベルト回転体の各ベルトを対向配置してこれらベルトの間に前記ワークを挟み込んで搬送する構成を含み、前記駆動ロールと前記従動ロールは、ワーク搬送路に対して、駆動ロールが該ワーク搬送路の上流側に配置されていることを特徴とする両面テープ貼付装置。
  2. 前記一対のベルト回転体の前記各駆動ロールは従動機構によって連結されており、これら駆動ロールのうちの一方の駆動ロールが回転駆動機構によって回転駆動されることを特徴とする請求項1に記載の両面テープ貼付装置。
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