JP2009287222A - ロータンク装置 - Google Patents

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JP2009287222A JP2008138804A JP2008138804A JP2009287222A JP 2009287222 A JP2009287222 A JP 2009287222A JP 2008138804 A JP2008138804 A JP 2008138804A JP 2008138804 A JP2008138804 A JP 2008138804A JP 2009287222 A JP2009287222 A JP 2009287222A
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Masamichi Tozaki
正道 戸▲崎▼
Masahiro Kuroishi
正宏 黒石
Hirotomo Suyama
博友 須山
Takeshi Shimizu
剛 清水
Naoyuki Onodera
尚幸 小野寺
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Abstract

【課題】オーバーフロー管の下部に浸水防止部を設けたことで、引き上げ時に、オーバーフロー管の下部から洗浄水がオーバーフロー管内に浸水することを完全に防止することができる。その結果、引き上げ時に、オーバーフロー管内の空気による浮力を利用でき、引き上げ速度が早めることが可能となるロータンク装置を提供することができる。
【解決手段】洗浄水を溜めるロータンクの底部に設けた排水口と、排水口に対向した位置に流出開口部を有し、上下動自在に支持せしめたオーバーフロー管と、オーバーフロー管の下部に備えた弁体と、を設けて、オーバーフロー管を上下動させることによって、弁体により前記排水口からの洗浄水の排出を制御するロータンク装置であって、流出開口部に、流出開口部から洗浄水がオーバーフロー管内に浸入することを防止する浸水防止部を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、便器に洗浄水を供給するロータンク装置に関する。
オーバーフロー管を上下動させることによって、ロータンクの底部に設けた排水口からの洗浄水の排出を制御するロータンク装置の先行技術として、特開2004−116094号公報がある。
特開2004−116094号公報は、ロータンク装置において、排水口に対向した位置に流出開口部を有するオーバーフロー管と接合する排水弁が、開弁したときに、流出開口部からオーバーフロー管内に逆流する洗浄水の水勢を低減するための逆流低減部材を備えている。
これによって、オーバーフローと接合する排水弁が開弁したときに、流出開口部からオーバーフロー管内に逆流する洗浄水の水勢を低減することができた。
特開2004−116094号公報
しかしながら、特開2004−116094号公報のロータンク装置は、常に流出開口部が開口しているため、逆流する洗浄水の水勢を低減することはできても、オーバーフロー管内への洗浄水の流入を完全に防止することができなかった。
そのため、オーバーフロー管を引き上げた時に、オーバーフロー管内に洗浄水が浸水してしまい、オーバーフロー管内が空気で満たされることによって発生する浮力を十分に利用できず、オーバーフロー管の引き上げ速度を速めることが困難であった。
そこで、本発明の目的は、オーバーフロー管の下部に浸水防止部を設けることで、オーバーフロー管の引き上げ時に、オーバーフロー管の下部の流出開口部から洗浄水がオーバーフロー管内に浸水することを完全に防止することできるロータンク排水弁を提供することにある。
すなわち、本発明の目的は、オーバーフロー管の引き上げ時に、オーバーフロー管内の空気による浮力を利用でき、引き上げ速度を速めることが可能な、ロータンク装置を提供することにある。
本発明の一態様によれば、洗浄水を溜めるロータンクの底部に設けた排水口と、排水口に対向した位置に流出開口部を有し、上下動自在に支持せしめたオーバーフロー管と、オーバーフロー管の下部に備えた弁体と、を設けて、オーバーフロー管を上下動させることによって、弁体により前記排水口からの洗浄水の排出を制御するロータンク装置であって、流出開口部に、流出開口部から洗浄水がオーバーフロー管内に浸入することを防止する浸水防止部を備えたことを特徴とするロータンク装置を提供することができる。
本発明によると、オーバーフロー管の流出開口部に浸水防止部を設けたことで、オーバーフロー管の引き上げ時に、オーバーフロー管の流出開口部から洗浄水がオーバーフロー管内に浸水することを完全に防止することができる。
以下、図面を参照に、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に関わるロータンク装置の構成を示す斜視図である。
また、図2は、本発明の実施形態にロータンク装置の構成を示す断面図である。
本実施形態に係るロータンク装置50は、洗浄水を溜めるロータンク6の底部に設けた排水口8と、その排水口8に対向した位置に流出開口部3を有し、上下動自在に支持されたオーバーフロー管2と、そのオーバーフロー管2の下部に設けられてオーバーフロー管2と一体で駆動する弁体1と、その流出開口部3に設けられ、流出開口部3から洗浄水がオーバーフロー管2の内部に浸入することを防止する浸水防止部30と、オーバーフロー管2の上下動を駆動するモータ40と、モータ40の駆動を伝えるモータ軸41と、モータ軸41とオーバーフロー管2の上部とをつなぐ玉鎖5と、オーバーフロー管2が所定の高さに位置した場合に、浸水防止部30の機能を停止させることにより、流出開口部3から洗浄水を浸水させる浸水防止停止部7と、で構成される。
なお、これらの構成物は、すべてロータンク6の内部に収納される。
弁体1の下部は、ゴムやシリコンなどの軟質の材料で作られており、弁体1が閉まった状態ではロータンク6の内部の洗浄水が、便器に供給されないように、完全に止水することができる。
また、弁体1の下部は、樹脂や金属などの硬い材料であって、弁体1が接するロータンク6の一部が軟質の材料であっても良い。
図3は、浸水防止部30の模式図を示している。
図3の(a)は、ロータンク6の内部の洗浄水が、オーバーフロー管2の内部に流入する場合の模式図である。
図3の(b)は、オーバーフロー管2の内部の洗浄水がオーバーフロー管2の外部に流出する場合の模式図である。
浸水防止部30は、ボール31、テーパ部32、メッシュ部33で構成される。なお、ボール31は軽い方が良く、ゴム製や樹脂製であったほうが良い。
ロータンク6の内部の洗浄水が、オーバーフロー管2の内部に浸水しようとすると、ボール31がテーパ部32に流れによって押し付けられるため、洗浄水が浸水することができない。逆に、オーバーフロー管2の内部の洗浄水がオーバーフロー管6の外部に流出する時には、流れによってボール31がメッシュ部33に押し付けられるが、メッシュ部33のため止水されることはなく、洗浄水は流出することが可能である。
浸水防止部30は、このような機能を果たすことができれば良く、上記構成でなくても良い。例えば、スイング式 、リフト式、ボール式、フート式などがある。
次に、ロータンク装置50の動きについて説明する
制御部(図示しない)に洗浄開始信号が入力されると、モータ40を駆動させるように制御する。モータ40の駆動によって、玉鎖5を介して弁体1、オーバーフロー管2が引き上げられる。そうすると、オーバーフロー管2とともに、弁体1が引き上げられて、ロータンク6の内部に貯留されている洗浄水は、排水口8から便器に供給される。
その時、オーバーフロー管2の内部は大気圧であり、ロータンク6の内部よりも圧力が低いが、浸水防止部30が設けられていることで、ロータンク6の内部の洗浄水がオーバーフロー管2の内部に浸水することはない。
その結果、オーバーフロー管2が、ロータンク6の内部の洗浄水を押しのけた体積分の浮力が生じる。そのため、より速い速度でオーバーフロー管2を引き上げることができる。
なお、オーバーフロー管2を引き上げる手段は、モータ40を用いなくても、人の手の力や、水力を利用しても良い。また、玉鎖5の代わりに糸やチェーン、もしくはフレキシブルでない軸を用いることも可能である。
オーバーフロー管2が、モータ40によって十分に引き上げられると、浸水防止部3と浸水防止停止部7が接する。
図4は、浸水防止部30と浸水防止停止部7が接した時の様子を示した模式図である。ここで、浸水防止停止部7は、ロータンク6に取り付けられて、可動しない棒状の剛体で、構成されている。
図4のように、浸水防止部30と浸水防止停止部7が接すると、浸水防止停止部7によってボール31が下方向へ押し戻されるため、ロータンク6の内部からオーバーフロー管2の内部へ洗浄水が浸水しようとした場合であっても、ボール31がテーパ部32へ押し付けられることがない。そのため、ロータンク6の内部からオーバーフロー管2の内部へ洗浄水が浸水することになる。
その後、弁体1、オーバーフロー管2、浸水防止部30は、自重により下降して、弁体1は、排水口8に押し付けられる。これにより、排水口8からの便器への洗浄水の供給は停止される。
この時、浸水防止停止部7によりオーバーフロー管2の内部に洗浄水がなかったことにより生じた浮力は完全にキャンセルされているため、弁体1、オーバーフロー管2、浸水防止部30はより速い速度で引き下げられる。
そして、その後、ロータンク6の内部に設けられる給水手段(図示しない)によって、所定の水位まで洗浄水が貯留されて、再び洗浄開始するまで待機することになる。
洗浄水が貯留される時、ロータンク6の内部の水位が、オーバーフロー管2の最上部より高くなることがあっても、オーバーフロー管2の内部からオーバーフロー管2の外部への洗浄水の流出は可能であるため、オーバーフロー管2の内部を介して洗浄水をロータンク6の外部に排出することができる。
したがって、浸水防止部30と浸水防止停止部7を備えたロータンク装置は、浮力を利用した引き上げ速度の向上を図ることができるとともに、オーバーフロー管2の内部の浮力を完全にキャンセルできることため、引き下げ速度の向上も図ることができる。また、同時にオーバーフロー管2としての本来の機能も十分に果たすことができる。
は、本発明の実施形態に係るロータンク装置の構成を示す斜視図である。 は、本発明の実施形態に係るロータンク装置の構成を示す断面図である。 は、本発明の実施形態に係る浸水防止部の構成を示す模式図である。 は、本発明の実施形態に係る浸水防止部の機能を示す模式図である。
符号の説明
1 弁体
2 オーバーフロー管
3 流出開口部
5 玉鎖
6 ロータンク
7 浸水防止停止部
8 排水口
30 浸水防止部
31 ボール
32 テーパ部
33 メッシュ部
40 モータ
41 モータ軸
50 ロータンク装置

Claims (2)

  1. 洗浄水を溜めるロータンクの底部に設けた排水口と、
    前記排水口に対向した位置に流出開口部を有し、上下動自在に支持せしめたオーバーフロー管と、
    前記オーバーフロー管の下部に備えた弁体と、
    を設けて、
    前記オーバーフロー管を上下動させることによって、前記弁体により前記排水口からの洗浄水の排出を制御するロータンク装置であって、
    前記流出開口部に、
    前記流出開口部から洗浄水が前記オーバーフロー管内に浸入することを防止する浸水防止部を備えたことを特徴とするロータンク装置。
  2. 前記オーバーフロー管が所定の高さに位置した場合に、
    前記浸水防止部の機能を停止させることにより、前記流出開口部から洗浄水を浸水させる浸水防止停止部を、
    前記ロータンク内に備えたことを特徴とする請求項1記載のロータンク装置。
JP2008138804A 2008-05-28 2008-05-28 ロータンク装置 Pending JP2009287222A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202374A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Toto Ltd 洗浄水タンク装置

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