JP2009287216A - Opening/closing mechanism of door of storage device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、収納装置における扉の開閉機構に関するものである。 The present invention relates to a door opening / closing mechanism in a storage device.
従来から、収納装置の開口部に開閉自在に取付けた扉を電気錠で施錠するものにおいて、電気錠に電磁ソレノイドを用いたものが知られている(例えば特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a door that is attached to an opening of a storage device so as to be freely opened and closed is locked with an electric lock, and an electromagnetic solenoid is used as the electric lock (for example, see Patent Document 1).
図9に示す従来例にあっては、収納装置本体に開閉自在に設けられた扉の裏面に被係止部32aを設け、収納装置本体の開口部の縁部に設置される係止部21aを有する係止具2aを回動自在に設け、その係止具2aに電磁ソレノイドからなる電気錠6aに備わる進退可能な可動プランジャー6bと係合する第2係止部22aを設けてあり、扉に設けた被係止部32aを係止具2aに設けた係止部21aで係止することで、扉を収納装置本体に係止している。そして、電気錠6aが第2係止部22aの係止を解除した際に前記係止部21aを収納装置本体中側から収納装置本体外側に対して回動させて扉を自動的に開くようになっている。なお、4aは係止具を収納装置本体中側から収納装置本体外側に対して、軸を中心として回転させるための回転力を付与するねじりコイルバネを示している。
In the conventional example shown in FIG. 9, a locked
この扉の開閉機構の動作にあっては、開錠信号を受けた電気錠6aが可動プランジャー6bを後退させて係止を解除させると、係止具2aがねじりコイルバネ4aの付勢力に従って収納装置本体中側から収納装置外側に対して軸を中心として回転し、同時に係止部21aが外側に向かって移動するため、扉に設けられた被係止部32aと係止部21aとの係止が解除される。
In the operation of the door opening / closing mechanism, when the
このものは、例えば集合住宅のロビー等に設置される郵便入れに使用されている。収納装置本体としての収納ボックスのロビー側(即ち建物の内部側)の壁面に該扉面が沿うようにして配設し、背面側(即ち建物の外部側)に配達物等を投入するための投入口を形成して設置されている。
ところで、収納ボックスの奥行き寸法よりも長い大型の配達物をこの郵便入れに投入口から無理矢理詰め込んだ場合、収納ボックスを閉塞している扉が郵便入れの内部から強い力で押されることになる。このとき、扉に設置された被係止部32aが係止部21aを牽引して、扉閉塞位置にある係止具2aが収納装置本体中側から収納装置本体外側に向かって強制的に移動させられるため、係止具2aに収納装置本体中側から外側に向けた回転力が強制的に負荷され、更に、ねじりコイルバネ4aによる回転力も加わって、第2係止部22aを係止している電気錠6aの可動プランジャー6bの軸芯に対して垂直な方向に強い力が付与されることになる。このような可動プランジャー6bへのラジアル方向への荷重は、可動プランジャー6bを屈曲・撓みといった変形を生じさせたり、また変形しない場合であっても可動プランジャー6bの引っ掛かりを生じさせたりして、この場合、可動プランジャー6bを電気錠6aとしての電磁ソレノイド本体内部に引き込めなくなるため、収納ボックスの扉を開錠することができなくなってしまうという問題を有していた。
By the way, when a large delivery item that is longer than the depth dimension of the storage box is forcibly packed into the mail box from the slot, the door closing the storage box is pushed with a strong force from the inside of the mail box. At this time, the locked
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、収納装置本体内部から扉に向かって強い力が負荷された場合であっても、扉を確実に開錠することができる扉の開閉機構を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and its object is to reliably open the door even when a strong force is applied from the inside of the storage device main body toward the door. The object is to provide a door opening and closing mechanism that can be locked.
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、開口部の背面に配達物を投入する投入口12を備える収納装置本体1と、開口部の縁部に設けた係止部21を有する回動自在な係止具2と、収納装置本体1の開口部の縁部に設けた枢支部により回動自在に連結されて前記開口部を開閉自在とした扉3と、該扉3に設けられて扉3を閉じることで係止具2が扉閉塞位置となった時に前記係止部21に係止される被係止部32と、前記係止部21を収納装置本体中側から収納装置本体外側に対して回動させて扉3を開くようにするための駆動部4と、で収納装置7の主体が構成され、収納装置本体1に設けられて係止具2の扉3を開く方向に回動する駆動部4による力に抗して該係止具2を扉閉塞位置に保持させるアーム部5と、アーム部5を従動させて係止具2の扉閉塞位置にある係止を解除して扉3を開放する駆動機構6と、を設け、係止具2が扉閉塞位置に位置する状態で扉3を開く方向に回転力を与えたときに係止具2がアーム部5に対して及ぼす力の方向と前記アーム部5の扉閉塞位置にある係止を解除する方向とを略同じ方向に設けて成ることを特徴とするものである。
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention according to
このように構成したことで、収納装置本体1内部から扉3に向かって強い力で扉3が押圧されたとしても、確実に閉錠における係止状態を解除することができるので、確実に扉3の開錠をすることができるという効果を奏する。
With this configuration, even when the
また、請求項2に係る発明にあっては、請求項1に係る発明において、前記アーム部5は、上下に長い本体部51の略中央に備える軸54によって回転自在に軸支されて、前記係止具2に設けられた第2係止部22を係止する係止片52を本体部51上部に設け、駆動機構6に従動する従動部53を本体部51下部に設けて成ることを特徴とするものである。
In the invention according to
このように構成したことで、上記請求項1の効果に加えて、アーム部5は回転動作に伴って係止具2との係止状態を解除することができるので、アーム部5の回動動作をさせるだけで簡単に係止具2と係止解除をさせることができ、更に、アーム部5を収納装置本体1に取付けるに際して軸54を設けるだけで簡単に取り付けることが可能であるという有利な効果を奏する。
With this configuration, in addition to the effect of the first aspect, the
また、請求項3に係る発明にあっては、請求項2に係る発明において、前記駆動機構6は、回転駆動装置61と、該回転駆動装置61によって駆動されると共に回転自在に軸支されて前記従動部53と離間と押圧を行なう偏芯カム62と、から成ることを特徴とするものである。
Further, in the invention according to
このように構成したことで、回転駆動装置61の回転の起動時にはアーム部5に備わる従動部53と隙間Sを介して偏芯カム62を位置させることができるので、回転駆動装置61は低い起動トルクで起動することができるという有利な効果を奏する。
With this configuration, since the
本発明によれば、収納装置本体内部から扉にむかって強い力が扉に対して押圧された場合であっても確実に扉の開錠ができると共に、収納装置本体に備わる回転駆動装置が受ける負荷を低減することもできるので、回転駆動装置の耐久性を向上させる有利な効果も奏する。 According to the present invention, even when a strong force is pressed against the door from the inside of the storage device main body, the door can be unlocked reliably, and the rotation drive device provided in the storage device main body receives the door. Since the load can be reduced, there is an advantageous effect of improving the durability of the rotary drive device.
以下、本発明について添付図面に基づいて説明する。 The present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
添付図面に示す本発明の実施形態は、図7及び図8に示すように、収納装置7の主体を構成する収納装置本体1には開口部と開口部の背面側に配達物等を投入するための投入口12が設けてあり、開口部には開閉自在に扉3が取付けてある。扉3は一端部が収納装置本体1の開口部の縁部(一側縁部)に設けた枢支部により回動自在に連結してあり、この扉3の他端部(枢支部と反対側の端部)の裏面側には被係止部32が設けてある。実施形態では扉3の裏面から突出する一対の突片の先端間に被係止棒33を架設することで被係止部32を構成してある。
In the embodiment of the present invention shown in the accompanying drawings, as shown in FIG. 7 and FIG. 8, a
収納装置本体1の開口部の上記扉3を取付けている枢支部と反対側の縁部には図1乃至図5に示すような錠機構ハウジング8が図7のように取付けてある。錠機構ハウジング8内には係止具2とアーム部5と駆動機構6が取付けてある。
A lock mechanism housing 8 as shown in FIGS. 1 to 5 is attached to the edge of the opening of the storage device
係止具2は、図1に示すように、係止具2の略中央を軸23によって錠機構ハウジング8に回動自在に軸支して配設されており、係止具2に設けられた略U字形状の係止部21に扉3に設けられた被係止部32を嵌め込み、収納装置本体1に扉3を係止するようになっている。係止具2は、扉3を係止している時の状態(扉閉塞位置;図1の状態)から、扉3を開放している時の状態(扉開放位置;図3の状態)までの範囲で回動するようになっている。以下、便宜上、係止具2が扉閉塞位置にある状態について、係止具2の軸23を下方とし係止部21を上方として、更に、収納装置7の扉3側を前方として詳述する。
As shown in FIG. 1, the
図1に示す該係止具2は、扉3に設けられた前記被係止部32を嵌め込んで係止するU字形状の係止部21が係止具2本体の中央部のやや上方に形成されており、係止具2の略中央(係止部21の下方)を軸23で錠機構ハウジング8に回動自在に軸支してある。係止具2の一側部(本例にあっては後方側)の下方には、軸芯と略水平の部位に位置するように、アーム部5に係止されて且つ横部221と斜部222を有する先端程細い略三角形状の第2係止部22が後方に向かって突設してあり、この扉閉塞位置において、横部221が水平状態となり且つ斜部222が横部221の下方に位置するように形成されている。該第2係止部22が形成される一側部の反対側の他側部(本例にあっては前方側の側部)に沿うようにして被駆動片24が下方に向けて突設されている。更に、係止具2の一側部の上部には、係止具2が扉開放位置にある状態において略垂直の回動防止片25が設置されている。
The
前記被駆動片24には駆動部4としてのばねが取付けてあり、係止具2を収納装置本体中側から収納装置本体外側に対して(即ち、前方に向かって)回動する回転力を付与してある。錠機構ハウジング8には、回動防止部81が突設されており、係止具2に設けられた回動防止片25に当接することで、係止具2が扉開放位置の状態に保持されるようになっている(図3参照)。
The driven
該係止部21の対向する側片部211,212のうち一側部側の側片部211は側片部211から上方へ順に、ガイド部26、突部27が連続して形成されている。ガイド部26は、図3に示す扉開放位置において、水平となるように形成されており、且つ扉3に形成される被係止部32に設けた被係止棒33の上部とちょうど同じ高さ位置になるように設定されており、図4及び図5に示すように、扉3を閉じると被係止部32の被係止棒33の上部が係止具2の上部先端に設けられた突部27に当たって、係止具2を上に押し上げながら進み、ガイド部26に当たり、更に、扉3を閉じる方向に扉3を回動することで、係止具2の駆動部4としてのばねによる回転力に抗しながら係止具2を収納装置本体外側から中側に向けて(即ち、後方に向けて)回動させて、係止具2を扉閉塞位置の状態にさせると共に、被係止部32の被係止棒33が係止部21の一側部側の側片部211に沿って、係止部21のU字状の溝奥側に向けて被係止棒33が嵌め込まれ、扉3が収納装置本体に係止されるようになっている。
Of the
このように扉閉塞位置にある係止具2は、アーム部5によってその扉閉塞位置の状態を保持される(図1参照)。
Thus, the
アーム部5は、上下に長い本体部51で主体が構成されており、本体部51の略中央を軸54によって錠機構ハウジング8に回動自在に軸支されている。アーム部5の本体部51の係止具2が設置されている側の上部には、横辺521と斜辺522を有し先端程細くなる略三角形状の係止片52が、先端を係止具2に臨むように突設してあり、係止具2の扉閉塞位置の状態において(係止具2との係止状態において)、係止片52の横辺521が水平となるように形成され、また、斜辺522が横辺521の上方に位置するようにして形成されている。更に、本体部51の下方はY字形状に分岐しており、下方に向けて延びた側を駆動機構6に従動する従動部53とし、側方に延びた側を駆動用突部55としている。
The main part of the
駆動用突部55の先端部には第2駆動部9としてのばねが取付けてあり、アーム部5の上部に備わる係止片52を収納装置本体中側から収納装置本体外側に対して(前方に向かって)回動する回転力を付与してある。上記のように、扉3が収納装置本体1に対して閉じる方向に回動すると、係止具2は扉開放位置から扉閉塞位置に至る途中で、係止具2の第2係止部22の斜部222がアーム部5に設けられた係止片52の斜辺522に当接してアーム部5を後方に押圧すると共に、第2駆動部9が付与する回転力に抗してアーム部5を後方に向かって回動させ、その第2係止部22が係止片52を越えた後、アーム部5は第2駆動部9が付与する回転力に従って係止片52を前方に向けて移動させるように復元し、係止具2の第2係止部22の横部221はアーム部5の係止片52の横辺521に当接して、係止具2はアーム部5に係止される。このようにして係止具2は扉閉塞位置に保持される。
A spring as the
一方、扉3を開放する手段として、駆動機構6が設けられている。この駆動機構6は、モーターのような回転駆動装置61と、偏芯カム62とから構成されている。回転駆動装置61は錠機構ハウジング8に固設してあり、実施形態の回転駆動装置61の回転軸611には螺旋状のウォーム溝が螺刻されるウォーム部63が嵌着されている。更に、ウォーム部63と噛み合う円盤状のホイール部64が、中心軸65によって錠機構ハウジング8に回転自在に軸支されている。円盤状のホイール部64の一端面には偏芯カム62が一体となって形成されており、他端面にはドグ部材66に設けられた係止突部661が挿入される凹所が形成されている。ドグ部材66は、円形板状のドグ部材66の外周の一部に径方向に突設するドグ突部661が形成されており、ドグ部材66の一端面には、ホイール部64に設けられた凹所に挿入する係止突部が突設される。このドグ部材66の係止突部をホイール部64の凹所に挿入することでドグ部材66をホイール部64に装着するが、このドグ部材66に設けられたドグ突部661と180°異なる位相の部位に、ホイール部64の偏芯カム62の中心からの距離が最も長い部位が位置するようになっている。
On the other hand, a
図6に示すように、ホイール部64の偏芯カム62の初期位置(即ち係止具2が扉閉塞状態にある時の位置)は、偏芯カム62の中心からの距離が最も長い部位をアーム部5の従動部53から最も離れる位置に設定する。このとき、アーム部5に備わる従動部53と偏芯カム62(偏芯カム62の中心からの距離が最も短い部位)とは、離間して僅かの隙間Sを介するようになっている。
As shown in FIG. 6, the initial position of the
このように構成される駆動機構6は、回転駆動装置61に通電することでウォーム部63を備える回転軸611が回転されると、ウォーム部63に噛み合うホイール部64が回転する。初期位置にある偏芯カム62はホイール部64の回転と共に回転して、従動部53のアーム部5に設けられる係止片52が突設されていない側の側面に、該偏芯カム62が当接して、ばね(第2駆動部9)によるアーム部5の回転力に抗するようにして(即ち、アーム部5上方の係止片52が後方に移動するようにして)アーム部5を回動させる。このようにアーム部5が回動することで、アーム部5の上部に備わる係止片52と係止具2の第2係止部22との係止状態が解除される。詳しくは、係止具2の第2係止部22が上方に向けて(図1の矢印Aの方向に)係止片52に対して負荷し続けている係止状態から、軸支されたアーム部5が上記のように回動することで、係止片52が矢印B(図1)に示すような略上方に移動するので(即ち、第2係止部22が係止片52に及ぼす力と略同じ方向に移動する)、該係止状態が解除される。このように係止が解除された係止具2は、駆動部4による回転力に従って、収納装置本体中側から収納装置本体外側に向けて勢いよく回動すると共に、係止具2に設けられた係止部21に嵌まり込んでいる扉3の被係止部32も係止部21と共に移動し、収納装置本体外方に向けて導出されて勢いよく扉3が開こうとするが、扉3に設けられる被係止部32の被係止棒33が係止具2の突部27に設けられた引掛け部28に当たって扉3の勢いが減じられる。これにより、駆動部4が扉3を開ける力を加えているときに扉3が勢いよく開くことを防止されることになる。
In the
一方、偏芯カム62はアーム部5の従動部53を押圧後においても回転を継続して、一回転して初期位置に戻り、該初期位置において停止する。
On the other hand, the
このように勢いが減じられた被係止棒33は、係止具2の引掛け部28を乗り越える。そして、被係止棒33が引掛け部28を乗り越えた後は、駆動部4であるばねの力が扉3に作用せず、要するに、被係止棒33が引掛け部28を乗り越えた後は、突部27や駆動部4とは無関係に扉3を手で掴んで軽い操作ですばやく全開することができる。なお、被係止棒33が引掛け部28を乗り越えずに引掛け部28に当接した状態で停止した場合であっても、扉3を手で掴んで全開位置まで容易に開くことができる。
The locked
このように、偏芯カム62の初期位置において偏芯カム62とアーム部5に設けられた従動部53との間に隙間Sを介して設置したことで、回転駆動装置61の起動時における回転軸611の回転にかかる負荷を低減できるので、回転駆動装置61の起動トルクを最小限に抑えることができる。
As described above, since the
また、扉3を開放するにあたって、係止具2の第2係止部22が上方に向けて係止片52に対して負荷し続けている係止状態から、軸支されたアーム部5を回動させて、係止片52を円弧状に上方に逃がすようにして係止状態を解除するように構成したので、係止具2が扉閉塞位置に位置する状態で扉3を開く方向に(即ち、前方に向かって)強制的に回転力を与えた係止具2がアーム部5に対して及ぼす力の方向(図1矢印A参照)と、前記アーム部5の扉閉塞位置にある係止を解除する方向(図1矢印B参照)とを略同じ方向にすることができる。これにより、収納装置本体1内部から扉3に向かって外力F(図1参照)を負荷させても、扉3を開放する機構において引っ掛り等が生じることがないので、扉3を簡単に且つスムーズに開錠することができる。
Further, when the
また、上述した通り、偏芯カム62は初期位置からの一回転で収納装置本体1の扉3の開放動作を行ない、回転駆動装置61の回転のON/OFFを制御することで扉3の開放を行なっているが、その制御方法を以下に詳述する。
Further, as described above, the
添付図面に示す実施形態の錠機構ハウジング8は、図1乃至図6に示すように、錠機構ハウジング8の下方にマイクロスイッチから成る接触スイッチMが配設されており、接触スイッチMの押ボタンM1をホイール部64に設けられたドグ部材66の中心軸65に臨むように設置され、且つ回転するドグ部材66に装着されたドグ突部661によって該押ボタンM1が押下されるように設置されている。このようにして設置された接触スイッチMは、初期位置にある偏芯カム62よりも180°異なった位相の位置にドグ突部661が位置しており、この初期位置において、接触スイッチMの押ボタンM1を押下してON状態となっている。そして、回転駆動装置61の回転駆動に伴いウォーム部63を介して、ホイール部64が回転し、その回転に追従してドグ部材66も回転する。ドグ部材66の回転に伴い接触スイッチMの押ボタンM1の押下状態が解除されてOFF状態となり、偏芯カム62が半回転してアーム部5を押圧することで扉3を開放する動作後、偏芯カム62が初期位置に戻ると共にドグ部材66のドグ突部661も初期位置に戻り、再び接触スイッチMの押ボタンM1を押下してON状態となり回転が停止する。このようにして、偏芯カム62の一回転を制御して、回転駆動装置61の駆動信号のON/OFFを制御している。
As shown in FIGS. 1 to 6, the
なお、本実施形態における回転駆動装置61は、ウォーム部63及びホイール部64にて偏芯カム62に回転運動を伝達しているが、回転駆動装置61の回転を偏芯カム62に直接伝達する構成であってもよい。
In the present embodiment, the
このようにして構成された収納装置7は縦方向、あるいは横方向、あるいは縦方向及び横方向に複数並べ配置されることで集合収納装置を構成するようになっている。
A plurality of
本発明の収納装置の一例として、郵便入れを実施例として説明する。 As an example of the storage device of the present invention, a mail box will be described as an example.
図7は集合収納装置の例を示しており、本実施形態においては、図7及び図8に示すように収納ボックス10内を上下に仕切り30により複数に仕切って、一つの収納ボックス10に複数の収納装置本体1を形成した例であり、収納ボックス10の各収納装置本体1に対応する部位には投入口12を設け、また、各収納装置本体1の開口部にそれぞれ扉3を取付け、また、各収納装置本体1にそれぞれ係止具2、アーム部5、駆動機構6を設けた上記構成の錠機構ハウジング8を取付けて郵便入れとなる収納装置7を構成してある。つまり、図7の実施形態では一つの収納ボックス10に郵便入れである複数の収納装置7を形成した例であって、集合住宅のロビーなどに設置される。
FIG. 7 shows an example of a collective storage device. In this embodiment, as shown in FIGS. 7 and 8, the
図7の実施形態では、上記収納ボックス10を縦方向、横方向に複数並べて集合収納装置を構成してあり、更に、この実施形態では縦方向に複数並べた収納ボックス10はそれぞれ宅配ボックス20の上に載設してある。
In the embodiment of FIG. 7, a plurality of
上記上下に並べた収納ボックス10のうち下部の収納ボックス10の複数の扉3のうちの一つには認証部50が設けてあり、集合住宅の各戸毎に与えられる半導体メモリを備える非接触ICカードから成る認証媒体、あるいは携帯電話機に内蔵した半導体メモリを用いた非接触ICカードと同様に用いることができる認証媒体を、認証部50に近づける又は接触させることで、認証媒体に登録された情報が、あらかじめ登録されている情報と規定の関係を満たすか否かの照合を行い、照合結果が合格であれば認証して該認証された該当する収納ボックス10の扉3開放に伴う上述した動作を行なわせるために回転駆動装置61を動作させ、開錠を行なうように制御部(図示なし)により制御するようになっている。
One of the plurality of
上記のように、1箇所に設けた認証部50で複数の収納装置7の駆動機構6の中から近づけた認証媒体に対応する駆動機構6を選んで認証を行なうと、複数の駆動機構6の中から該当する駆動機構6の回転駆動装置61が駆動すると共にアーム部5が回動させられて、アーム部5と係止具2との係止状態が解除され、更に、駆動部4により係止具2が回動して係止部21が収納装置本体中側から収納装置本体外側に対して回動して扉が開く。このとき、収納装置7の背面に備わる投入口12から投入された大型の配達物が無理矢理押し込まれることによって、収納装置本体1内部から扉3に対して外力が作用していたとしても、係止具2がアーム部5に及ぼす力の方向と、認証の適合を受けて開錠する際の、係止具2を係止するアーム部5の係止状態の解除に伴うアーム部5の退避する方向とが、略同じ方向になるように構成しているから、その該当する収納ボックス10の扉3が開錠できないというおそれがない。
As described above, when authentication is performed by selecting the
なお、上記実施形態では収納ボックス10内を仕切り30で仕切って複数の収納装置本体1を形成した例を示したが、それぞれ別体の収納装置7を並べたものであってもよい。
In the above embodiment, the
1 収納装置本体
12 投入口
2 係止具
21 係止部
22 第2係止部
23 軸
24 被駆動片
25 回転防止片
26 ガイド部
27 突部
28 引掛け部
3 扉
32 被係止部
33 被係止棒
4 駆動部
5 アーム部
51 本体部
52 係止片
53 従動部
54 軸
55 駆動用突部
6 駆動機構
61 回転駆動装置
611 回転軸
62 偏芯カム
63 ウォーム部
64 ホイール部
65 中心軸
66 ドグ部材
661 ドグ突部
7 収納装置
8 錠機構ハウジング
81 回転防止部
9 第2駆動部
M 接触スイッチ
M1 押ボタン
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