JP6120135B2 - Locking device and storage device provided with the same - Google Patents
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Description
本発明は、扉を回動自在に連結した収納箱本体に設置される錠装置及びこれを備えた収納装置に関する。 The present invention relates to a lock device installed in a storage box body in which doors are rotatably connected and a storage device including the lock device.
従来より、種々の物品や郵便物、宅配物等を収納する貸ロッカー(貸保管庫)や、郵便受箱、荷受箱等の種々の収納装置が知られている。このような収納装置には、その開口を開閉する扉を施錠する錠装置が設けられている。
例えば、下記特許文献1では、収納装置本体に回動自在に連結されて収納装置本体の開口部を開閉自在とした扉の被係止部を係止する係止部を備えた開閉機構が提案されている。この開閉機構は、収納装置本体に取り付けられた錠機構ハウジング内に、回動自在な係止具と、この係止具を回動させて扉を開くようにするためのばねと、係止具を扉閉鎖位置に保持する回動自在なアーム部と、を設けた構成とされている。また、錠機構ハウジング内に、上記アーム部を、係止具を保持する側へ回動させるばねと、上記アーム部を従動させて扉閉鎖位置に保持した係止具との係止を解除させて扉を開放させる駆動機構と、を設けた構成とされている。また、係止具を、その略中央を軸によって錠機構ハウジングに回動自在に軸支させ、その軸の上方側に扉の被係止部を係止する係止部を設け、軸の後方側にアーム部に係止される第2係止部を後方に向かって突設した構成としている。また、アーム部を、その略中央を軸によって錠機構ハウジングに回動自在に軸支させ、その軸の上方側に係止具の第2係止部を係止する係止片を突設した構成としている。
Conventionally, various storage devices such as a rental locker (rental storage) for storing various articles, postal items, parcels, etc., a mail receiving box, a cargo receiving box and the like are known. Such a storage device is provided with a locking device that locks a door that opens and closes the opening.
For example,
しかしながら、上記特許文献1に記載された開閉機構では、扉の被係止部を係止する係止具の第2係止部とアーム部の係止片とを係止させることで、施錠状態を保持する構造とされている。そのため、これら二部材のいずれかに加工誤差や組付誤差等が生じれば、確実な施錠がなされ難くなるため、これらを精度良く加工し、精度良く組付ける必要があり、構造が複雑化するという問題があった。また、係止具を、略中央の軸廻りに回動自在とし、その軸の上方側に扉の被係止部を係止する係止部を設けた構成とし、アーム部を、略中央の軸廻りに回動自在とし、その軸の上方側に係止具を係止する係止片を設けた構成としている。そのため、扉に対して内方側や外方側から開放方向に、例えば、荷物の詰め込み過ぎやこじ開け等によって外力が作用したような場合には、上記のような二部材の誤差や経年劣化、破損等が生じ易くなることも相俟って、係止具及びアーム部が軸廻りに係止を解除する側へ回動し易くなることも考えられる。
However, in the opening / closing mechanism described in
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、構造の簡略化を図りながらも施錠の安定性を向上し得る錠装置及びこれを備えた収納装置を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a locking device that can improve the stability of locking while simplifying the structure, and a storage device including the same.
上記目的を達成するために、本発明に係る錠装置は、前方開口を開閉する扉を回動自在に連結した収納箱本体に設置される錠装置であって、前記扉の一側部に設けられた被係止部と略同高さに位置される回動支点廻りにその前端側が上下動するように回動自在とされ、前端部に閉鎖状態とされた前記扉の被係止部を係止する係止部を設けた係止部材と、前記係止部材を前記回動支点廻りに係止側に付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢に抗して該係止部材を前記回動支点廻りに係止解除側に回動させる開錠機構と、を備えており、前記係止部材は、その後端部を前記回動支点とし、前後方向に延びるように配設されるアーム状とされ、前記係止部が前記扉の被係止部に上方側から係止する構造とされ、前記付勢部材は、前記係止部材の前後方向略中央部と前記係止部との間の略中央部位の下方側に連結され、該係止部材を下方側に付勢する引張ばねとされ、前記開錠機構は、前記係止部材の下方側かつ前記付勢部材の後方側に位置するように配設され、前記係止部材の前後方向略中央部に当接して該係止部材を係止解除側に回動させる開錠部を備えていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a locking device according to the present invention is a locking device installed in a storage box body in which a door for opening and closing a front opening is rotatably connected, and is provided on one side of the door. The locked portion of the door, which is pivotable so that the front end side thereof moves up and down around a rotation fulcrum located at substantially the same height as the locked portion, is closed at the front end portion. A locking member provided with a locking portion for locking; a biasing member that biases the locking member toward the locking side around the rotation fulcrum; and the biasing member against the biasing of the biasing member. An unlocking mechanism for rotating the locking member around the rotation fulcrum toward the locking release side, and the locking member is arranged to extend in the front-rear direction with the rear end portion as the rotation fulcrum. The locking portion is configured to be locked to the locked portion of the door from above, and the urging member is disposed in front of the locking member. It is connected to the lower side of the substantially central portion between the direction substantially central portion and the locking portion, and is a tension spring that urges the locking member downward, and the unlocking mechanism includes the locking member An unlocking portion that is disposed so as to be positioned on the lower side and on the rear side of the biasing member, and abuts on a substantially central portion in the front-rear direction of the locking member to rotate the locking member to the locking release side. It is characterized by having.
本発明においては、前記開錠機構によって前記係止部材が係止解除側に回動されて前記扉が開錠された際に該扉を開放させるように前記扉を開放方向に付勢する第2の付勢部材を備えたものとしてもよい。
また、本発明においては、前記係止部材の前端部に、閉鎖側へ移動する前記扉の被係止部の背面部の当接に伴い当該係止部材を前記付勢部材の付勢に抗して前記係止解除側に回動させる傾斜ガイド面部を設けてもよい。
In the present invention, when the locking member is rotated to the locking release side by the unlocking mechanism and the door is unlocked, the door is urged in the opening direction so as to open the door. Two urging members may be provided.
In the present invention, the front end portion of the locking member, anti the locking member with the abutment of the rear portion of the locking portion of the door moves to the closed side to the urging of the urging member And you may provide the inclination guide surface part rotated to the said latching release side.
また、上記目的を達成するために、本発明に係る収納装置は、前方開口を開閉する扉を回動自在に連結した収納箱本体と、該収納箱本体に設置された本発明に係る錠装置と、を備えていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a storage device according to the present invention includes a storage box main body in which a door for opening and closing a front opening is rotatably connected, and a lock device according to the present invention installed in the storage box main body. And.
本発明に係る錠装置及びこれを備えた収納装置は、上述のような構成としたことで、構造の簡略化を図りながらも施錠の安定性を向上させることができる。 Since the locking device according to the present invention and the storage device including the same are configured as described above, the stability of locking can be improved while simplifying the structure.
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本実施形態に係る錠装置及びこれを備えた収納装置の一例を模式的に示す図である。
なお、図1〜図4では、収納箱本体及び錠装置の一部の図示を省略している。
また、以下の実施形態では、設置された収納装置の開口に対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として、上下方向等の方向を原則的に説明する。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1-5 is a figure which shows typically an example of the locking device which concerns on this embodiment, and a storage apparatus provided with the same.
1 to 4, illustration of a part of the storage box body and the lock device is omitted.
Further, in the following embodiments, the front side is the front, the opposite side is the rear, with the state facing the opening of the installed storage device as the reference, and the direction such as the vertical direction is the principle based on the state. I will explain it.
本実施形態に係る錠装置1は、図5に示すように、前方開口を開閉する扉5を回動自在に連結した収納箱本体3に設置される。また、本実施形態に係る収納装置2は、収納箱本体3と、この収納箱本体3に設置された錠装置1と、を備えている。本実施形態では、収納箱本体3を、上下に複数段の収納部4を設けた構造とし、それぞれの収納部4の前方開口を開閉する扉5を設けた構造としている。また、各扉5をそれぞれに施錠する錠装置1を各扉5に対応させて設けた構造としている。また、図例では、複数の収納装置2を、横並びに隣接させて設置した例を示している。
この収納装置2は、種々の物品や郵便物、宅配物等を収容するものとしてもよく、例えば、駅構内等の公共スペース等に設置される貸ロッカー(貸保管庫)や、集合住宅等に設置される郵便受箱、荷受箱等として使用されるものとしてもよい。その他、種々の物品を収容するものとして使用される収納装置2としてもよい。
As shown in FIG. 5, the
The
収納箱本体3は、各収納部4を区画する天板部、底板部、左右の側板部及び背板部を備えた箱形状とされている。なお、隣接する収納部4同士を区画する天板部及び底板部は兼用の仕切板部としてもよい。
各扉5は、収納箱本体3の各収納部4を区画する一方の側板部の前端部に略垂直方向に沿う回動支点廻りに収納箱本体3に対して回動自在に連結されている。各扉5を開閉自在に支持する支持部としては、収納箱本体3の一方の側板部の前端部等に固定された蝶番等の回動連結部材としてもよい。または、収納箱本体3及び扉5の一方に軸受部を設け、この軸受部に挿入される軸部を他方に設けたような態様等としてもよい。その他、種々の態様とされた支持部の採用が可能である。
The
Each
また、各扉5の回動支点側とは異なる一側部には、後記する錠装置1に係止される被係止部7(図1参照)が設けられている。この被係止部7は、図1及び図5に示すように、各扉5の一側部の裏面(扉5の閉鎖状態における収納部4側に向く面)から後方側に向けて突出するようにかつ扉5の幅方向(収納部4の間口方向)に間隔を空けて設けられた一対の突片部6,6間に架け渡されている。また、この被係止部7は、図例では、軸方向を扉5の幅方向に沿わせた略丸棒形状(略円筒形状または略円柱形状)とされている。なお、図例では、最下段の収納部4の扉5を開放させた状態とし、この扉5の一対の突片部6,6を図示しているが、上段側の他の収納部4の扉5についても略同様の構成である。
Further, a locked portion 7 (see FIG. 1) to be locked to the
また、この収納箱本体3の各収納部4を区画する他方の側板部の前側部位に、錠装置1を設置した例を示している。この錠装置1は、他方の側板部の内側面(一方の側板部側に向く面)に固定するようにしてもよいが、図例では、他方の側板部を二重壁構造とし、錠装置1を他方の側板部内に収容させるように設置した例を示している。また、このように二重壁構造とされた他方の側板部の前方側を封止する前カバー片部に、後記する錠装置1の受入開口17に応じた開口を設けるようにしてもよい。または、該前カバー片部に、後記する錠装置1のケーシング10の前板部16に応じた開口を設けるようにしてもよい。
Moreover, the example which installed the
また、本実施形態では、錠装置1を、いわゆる電気錠とし、収納装置2の複数の扉5のうちの一つの扉5に、各扉5を個別に開錠させるための操作部(認証部)8を設けている。このような操作部としては、現金の投入が可能とされた精算部や電子マネー決済システム等を備えたものとしてもよく、ICカードの接触または近接による認証やパスワード等の入力による認証によって開錠させる態様とされたものとしてもよい。また、収納装置2には、操作部8及び各錠装置1に信号線等を介して接続された制御部9が設けられている。操作部8における操作または認証に伴い、この制御部9によって錠装置1の後記する開錠機構30の開錠制御等がなされる。
In the present embodiment, the
なお、図例では、各扉5を、閉鎖させた状態で収納箱本体3の前面に対面するように納められるいわゆるアウトセット納めとした例を示しているが、各扉5を、閉鎖させた状態で各収納部4の前方開口内に納められるいわゆるインセット納めとしてもよい。この場合は、他方の側板部の構成や錠装置1の設置態様等を適宜、変形するようにしてもよい。
また、各扉5や、収納箱本体3の各収納部4を区画する背板部等に、当該収納装置2の用途等に応じて、投函口や該投函口を開閉する開閉蓋等を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、上下に複数の収納部4を設けた収納箱本体3を例示しているが、このような態様に代えてまたは加えて、左右に複数の収納部4を設けた収納箱本体3としてもよい。この場合は、隣接する収納部4同士を区画する側板部を兼用の仕切板部としてもよい。さらには、単一の収納部4を設けた収納箱本体3としてもよい。
In addition, in the example of the figure, each
In addition, a door opening, an opening / closing lid for opening and closing the door, etc. are provided in each
Moreover, in this embodiment, although the storage box
錠装置1は、図1に示すように、回動支点12廻りに回動自在とされ、前端部22に閉鎖状態とされた扉5の被係止部7を係止する係止部23を設けた係止部材20を備えている。また、錠装置1は、この係止部材20を回動支点12廻りに係止側に付勢する付勢部材27と、この付勢部材27の付勢に抗して係止部材20を回動支点12廻りに係止解除側に回動させる開錠機構30と、を備えている。
これら錠装置1の各部材は、錠装置1のケーシング10に組み込まれている。
As shown in FIG. 1, the
Each member of the
ケーシング10は、収納箱本体3の側板部の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた薄型の略箱形状とされている。
また、図例では、ケーシング10の一方の側板部11に、上記した各部材を組み付けた例を示している。
このケーシング10の前板部16には、上記した扉5の一対の突片部6,6及び被係止部7を受け入れる受入開口17が設けられている。
また、このケーシング10の両側板部(他方の側板部は図示省略)11には、扉5の一対の突片部6,6を受け入れる前方に向けて開口する切欠状の受入凹所15が設けられている。この受入凹所15は、受入開口17の後方側に位置し、かつ後方側に延びるように設けられている。
The
Moreover, in the example of a figure, the example which assembled | attached each above-mentioned member to the one side-
The
Further, both side plate portions (other side plate portions are not shown) 11 of the
なお、当該錠装置1が組み付けられる収納箱本体3の側板部等の態様によっては、前板部16や受入開口17をケーシング10に設けずに、収納箱本体3側に設けるようにしてもよい。また、ケーシング10は、他方の側板部を設けたものとしてもよいが、他方側が開口した構造とされたものとしてもよい。つまり、収納箱本体3の側板部によって他方側が封止されるものとしてもよい。また、このケーシング10の収納箱本体3への固定は、ねじ等の止具や接着剤等によって固定するようにしてもよい。
Depending on the side plate portion of the
係止部材20は、扉5の一側部に設けられた被係止部7と略同高さに位置される回動支点12廻りにその前端側が上下動するように回動自在にケーシング10に保持されている。つまり、係止部材20は、略水平軸廻りに回動自在にケーシング10に保持されている。また、係止部材20は、図1及び図3に示すように、その前端部22の係止部23が扉5の被係止部7を係止した状態(扉5の施錠状態)及び扉5の開放状態において、係止部材20の回動支点12と係止部23とが略同高さに配置される構成とされている。また、係止部材20は、その前端部22がケーシング10の前板部16の背面に近接するように配設されており、その係止部23は、扉5の施錠状態及び開放状態(係止部材20の通常状態)において、ケーシング10の受入開口17の後方側に配置される。
また、この係止部材20は、収納箱本体3の側板部の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた薄板状とされている。
The locking
Further, the locking
また、本実施形態では、係止部材20は、その後端部を回動支点12とし、前後方向に延びるように配設されるアーム状とされている。図例では、この係止部材20の回動支点を、収納箱本体3の側板部の厚さ方向に沿う方向に突出させるように、ケーシング10の一方の側板部11に設けた軸部12としている。また、係止部材20の後端部に、この軸部12が挿通される軸受孔21を設け、この軸受孔21に挿通させた軸部12にEリング状の止め輪を嵌め付け、係止部材20を回動自在にケーシング10に組み付けた態様としている。なお、係止部材20を回動自在とする態様としては、このような態様に限られず、例えば、係止部材20に軸部を設け、ケーシング10に該軸部を受ける軸受穴等を設けたような態様としてもよく、その他、種々の態様の採用が可能である。
Further, in the present embodiment, the locking
また、本実施形態では、係止部材20は、その係止部23が扉5の被係止部7に上方側から係止する構造とされている。つまり、係止部材20は、その前端側が下方側に移動するように付勢部材27によって係止側に付勢されている。また、係止部材20は、扉5の開錠がなされる際には、付勢部材27の付勢に抗してその前端側が上方側に移動するように開錠機構30によって係止解除側に回動される(図2参照)。
また、係止部材20の係止部23は、下方側に向けて突出するように形成されており、図1に示すように、扉5の施錠状態において、扉5の被係止部7の前方側を覆うように配置され、被係止部7の前方側への移動を防止し、施錠する構成とされている。一方、係止部材20の係止部23は、図2に示すように、当該係止部材20が開錠機構30によって係止解除側に回動された状態(開錠状態)では、扉5の被係止部7よりも上方側に配置される。これにより、扉5の被係止部7の前方側への移動が可能となり、扉5の開放が可能となる。
なお、図例では、係止部23の後方側に向く面を、係止部材20の通常状態において、略垂直面形状とした例を示しているが、凹湾曲面形状としたり、下方に向かうに従い後方側に傾斜する傾斜面形状としたりしてもよい。
In the present embodiment, the locking
Further, the locking
In addition, although the example which shows the surface which faces the back side of the latching | locking
また、本実施形態では、図4に示すように、係止部材20の前端部22に、閉鎖側へ移動する扉5の被係止部7の背面部の当接に伴い当該係止部材20を付勢部材27の付勢に抗して係止解除側に回動させる傾斜ガイド面部23aを設けている。本実施形態では、係止部23の前方側に向く面を、傾斜ガイド面部23aとしている。この傾斜ガイド面部23aは、当該係止部材20の通常状態において、係止部23の下端に向かうに従い後方側に傾斜する傾斜面形状とされている。
この傾斜ガイド面部23aに、図4に示すように、閉鎖側へ移動する扉5の被係止部7の背面部が当接することで、そのガイド作用によって当該係止部材20が係止解除側、つまり、その前端部22が上方側に押し上げられるように回動する。また、扉5の被係止部7が係止部材20の係止部23を通過し、扉5が閉鎖されれば、付勢部材27によって係止部材20が係止側へ回動し、施錠状態(通常状態)となる。
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 4, the locking
As shown in FIG. 4, the back surface portion of the locked
また、本実施形態では、係止部材20の回動状態を検出する検出部18を設けている。図例では、係止部材20によって押し下げられるマイクロスイッチ等の接触スイッチを検出部18とした例を示している。また、係止部材20の後端部に、上方に向けて突出するように突片部26を設け、この突片部26を被検出部とし、その前方側に位置するように検出部18を設けた例を示している。また、係止部材20が通常状態では、図1及び図3に示すように、係止部材20の突片部26が検出部18を押し下げた状態となる。一方、係止部材20が係止解除側(開錠側)へ回動された状態では、図2及び図4に示すように、係止部材20の突片部26が検出部18から離れる方向に移動し、押し下げが解除された状態となる。
In the present embodiment, a
付勢部材27は、係止部材20を係止側へ回動させるように常時、付勢する構成とされている。本実施形態では、付勢部材27を、係止部材20の前後方向中央よりも前端側の下方側に連結し、係止部材20を下方側に付勢する引張ばね(引張コイルばね)27としている。
この引張ばね27は、付勢方向(引張方向)が略上下方向となるように上下に延びるように設けられている。この引張ばね27の一端部(下端部)28は、ケーシング10の側板部11に設けられた引掛部13に引っ掛け保持されている。一方、この引張ばね27の他端部(上端部)29は、係止部材20に設けられた引掛部24に引っ掛け保持されている。図例では、係止部材20の前後方向(長手方向)略中央部と係止部23との間の略中央部位に下方側に向けて突出するように係止部材20の引掛部24を設け、その略直下にケーシング10の引掛部13を設けた例を示している。
The urging
The
開錠機構30は、本実施形態では、係止部材20の下方側かつ引張ばね27の後方側に位置するように配設されている。
また、本実施形態では、この開錠機構30を、回動自在とされ、係止部材20を係止解除側へ回動させ、開錠させる開錠部33と、この開錠部33を回転駆動する駆動部31と、を備えた構成としている。この駆動部31が上記した制御部9によって制御される。
駆動部31は、モーターからなり、その出力軸に、開錠部33への駆動伝達部としてのギア部32を設けた構成としている。本実施形態では、ギア部を、ウォーム部32としている。
In this embodiment, the unlocking
Moreover, in this embodiment, this unlocking
The
開錠部33は、当該錠装置1の厚さ方向に軸方向を沿わせた薄型円盤状とされており、回動支点14廻りに回動自在にケーシング10に保持されている。図例では、この開錠部33の回動支点を、上記した係止部材20と略同様、ケーシング10の一方の側板部11に設けた軸部14としている。また、開錠部33の軸心に、この軸部14が挿通される軸受孔34を設け、この軸受孔34に挿通させた軸部14にEリング状の止め輪を嵌め付け、開錠部33を回動自在にケーシング10に組み付けた態様としている。なお、開錠部33を回動自在とする態様としては、このような態様に限られず、上記した係止部材20と略同様、その他、種々の態様の採用が可能である。
The unlocking
この開錠部33には、駆動部31のウォーム部32に噛み合うギア部としてのホイール部35が当該開錠部33に同軸状に設けられている。
また、開錠部33には、ホイール部35の軸方向一方側に、当該開錠部33の回動を伴い係止部材20を係止解除側へ回動させるカム部36が固定的に設けられている。このカム部36は、当該開錠部33に同軸状に設けられ、その軸心から径方向一方向に径が大きくなるように偏心状に形成されており、その大径部が係止部材20に当接して係止部材20を係止解除側へ回動させる構成とされている。このカム部36は、当該開錠部33の回動を伴い、係止部材20の係止部23と扉5の被係止部7との係止の解除が可能となるように適宜の形状としてもよい。
The unlocking
Further, the unlocking
また、図例では、このカム部36を、係止部材20の前後方向略中央部の下方側に位置するように設け、係止部材20の前後方向略中央部の下面を、カム部36に当接される当接部25とした例を示している。
また、このカム部36の最大径部が上側に位置し、係止部材20の当接部25に当接した状態では、図2に示すように、係止部材20が最も係止解除側へ回動された状態となる。
一方、このカム部36の小径部が係止部材20の当接部25に近接または当接した状態では、図1及び図3に示すように、係止部材20が通常状態とされる。
In the illustrated example, the
Further, in the state where the maximum diameter portion of the
On the other hand, in a state where the small diameter portion of the
また、本実施形態では、開錠部33の回動状態を検出する検出部19を設けている。図例では、上記同様、開錠部33によって押し下げられるマイクロスイッチ等の接触スイッチを検出部19とした例を示している。また、開錠部33のホイール部35の軸方向他方側に被検出部37を固定的に設け、この開錠部33の上方側に位置するように検出部19を設けた例を示している。図例では、被検出部37を、当該開錠部33に同軸状に設け、その軸心から径方向一方向に径を大きくした偏心状の略円盤形状としている。この被検出部37の大径部が検出部19側に位置した状態では、検出部19が押し下げられ、この被検出部37の小径部が検出部19側に位置した状態では、検出部19の押し下げが解除された状態となる。
また、この被検出部37は、その小径部がカム部36の大径部と軸方向で一致するように形成されている。つまり、カム部36と被検出部37とは逆位相状に形成されている。
In the present embodiment, a
The detected
上記構成とされた開錠部33においては、駆動部31を駆動すれば、そのウォーム部32が回転し、これに噛み合うホイール部35を有した開錠部33が軸部14廻りに回動する。この開錠部33の回動によってそのカム部36の大径部が係止部材20に当接し、係止部材20が付勢部材27の付勢に抗して係止解除側へ回動される。
また、上記構成とされた錠装置1においては、上記した検出部18による係止部材20の回動状態の検出及び検出部19による開錠部33の回動状態の検出に基いて駆動部31が制御される。検出部19が押し下げられた状態で、上記した操作部8における操作または認証に伴い開錠操作がなされれば、駆動部31を駆動し、開錠部33を回動させ、係止部材20を係止解除側へ回動させる。また、これに伴い検出部18の押し下げが解除されれば(図2参照)、駆動部31を所定時間が経過するまで停止させ、所定時間が経過すれば、駆動部31を再駆動し、開錠部33を回動させる。これにより、係止部材20が通常状態となる。なお、駆動部31の駆動を制御するための検出部(係止部材20の回動状態を検出する検出部18及び開錠部33の回動状態を検出する検出部19)としては、上記のような態様に限られず、その他、種々の態様とされた検出部18,19の採用が可能である。
In the unlocking
Further, in the
なお、開錠機構30としては、上記のような態様に限られず、例えば、ソレノイド等としてもよく、その他、種々の態様とされた開錠機構30の採用が可能である。また、開錠機構30としては、上記のような電気的制御によって係止部材20を係止解除側へ回動させる態様とされたものに限られない。例えば、鍵操作に連動して機械的に係止部材20を係止解除側へ回動させる態様とされたものとしてもよい。
また、通常状態の係止部材20の更なる係止側への回動を阻止するストッパー部を設けるようにしてもよい。このようなストッパー部としては、開錠部33のカム部36の小径部としてもよく、係止部材20の後端部の突片部26に押し下げられる検出部18としてもよい。または、これらとは別途にストッパー部をケーシング10の適所等に設けるようにしてもよい。
Note that the unlocking
Moreover, you may make it provide the stopper part which prevents the rotation to the further latching side of the latching
また、本実施形態では、錠装置1は、開錠機構30によって係止部材20が係止解除側に回動されて扉5が開錠された際に扉5を開放させるように扉5を開放方向に付勢する第2の付勢部材44を備えている。この第2の付勢部材44は、閉鎖状態の扉5を開放方向に付勢する構成とされている。
また、本実施形態では、ケーシング10に組み込まれた扉開放機構40に、第2の付勢部材44を設けている。また、本実施形態では、第2の付勢部材44を圧縮ばね(圧縮コイルばね)としている。
Moreover, in this embodiment, the
In the present embodiment, the second urging
扉開放機構40は、圧縮ばね44によって前方に突出するように付勢された押当部45と、これら圧縮ばね44及び押当部45を内蔵した機構ハウジング41と、を備えている。図例では、この扉開放機構40を、係止部材20を付勢する付勢部材27の下方側に設けた例を示している。
押当部45は、軸方向を前後方向に沿わせた略棒状とされ、その前端部(先端部)が閉鎖状態の扉5の一側部の裏面に当接される。ケーシング10の前板部16には、この押当部45が挿通される開口が設けられている。また、押当部45の後端(基端)側には、圧縮ばね44の前端部に当接される鍔状部46が設けられ、この鍔状部46の後端側の後端部47が圧縮ばね44に挿入されている。
The
The
機構ハウジング41には、前後方向に伸縮する圧縮ばね44をガイドするガイド部と、圧縮ばね44の後端部が当接し、圧縮ばね44の後方側への移動を規制する後側壁部42と、が設けられている。また、機構ハウジング41には、前後方向に移動する押当部45をガイドするガイド部と、押当部45の鍔状部46が当接し、押当部45の前方側への移動を規制する前側壁部43と、が設けられている。
この扉開放機構40は、係止部材20の係止部23が扉5の被係止部7に係止し、扉5が施錠状態(閉鎖状態)では、図1に示すように、その圧縮ばね44が縮短した状態とされて押当部45の概ね全体がケーシング10内に没入した状態とされる。一方、扉開放機構40は、扉5が開錠されれば、図2及び図3に示すように、その圧縮ばね44が伸長して押当部45が前方側へ突出し、扉5の一側部を前方側へ押し出すように扉5を開放させる構成とされている。
The
In the
なお、この扉開放機構40は、扉5を全開させるようなものとしてもよいが、扉5を半開きさせるようなものとしてもよい。
また、扉開放機構40としては、図例のようなものに限られず、少なくとも扉5を開放方向に付勢する第2の付勢部材44を備えたものとしてもよい。また、第2の付勢部材44としては、圧縮ばねに限られず、引張ばねやトーションばね、板ばね等の他のばね部材としてもよく、さらには、ゴム等としてもよい。この場合は、第2の付勢部材44の配設位置等を適宜、変形するようにすればよい。
The
Further, the
本実施形態に係る錠装置1及びこれを備えた収納装置2は、上述のような構成としたことで、構造の簡略化を図りながらも施錠の安定性を向上させることができる。
つまり、扉5の被係止部7を係止する係止部23を設けた係止部材20を、開錠機構30によって付勢部材27の付勢に抗して回動支点12廻りに係止解除側に回動させることで、扉5を開錠することができる。
また、扉5を係止する部材と開錠機構30によって回動される部材とを、同一の係止部材20としている。従って、例えば、駆動機構によって従動されるアーム部によって扉を係止する係止具を保持するようなものと比べて、構造の簡略化を図ることができ、誤差や経年劣化、破損等の発生を低減させることができ、施錠の安定性を向上させることができる。
The
That is, the locking
Further, the member for locking the
また、係止部材20を、扉5の被係止部7と略同高さに位置される回動支点12廻りにその前端側が上下動するように回動自在とし、その前端部22に閉鎖状態とされた扉5の被係止部7を係止する係止部23を設けた構造としている。従って、扉5に対して内方側や外方側から開放方向に外力が作用したような場合にも、係止部材20が回動支点12廻りに回動し難く、その前端部22の係止部23を扉5の被係止部7に比較的確実に係止させることができ、施錠の安定性をより向上させることができる。
Further, the locking
また、本実施形態では、錠装置1に、開錠機構30によって係止部材20が係止解除側に回動されて扉5が開錠された際に扉5を開放させるように扉5を開放方向に付勢する第2の付勢部材44を設けている。従って、第2の付勢部材44によって扉5を開放させることができる。
また、第2の付勢部材44によって扉5を開放方向に付勢できるので、係止部材20の係止部23等と閉鎖状態とされた扉5の被係止部7等との間にクリアランスがあるような場合にも、扉5のがたつきを防止することができる。
また、扉5を施開錠する係止部材20とは別途に、扉5を開放させる第2の付勢部材44を設けているので、例えば、扉5の荷重や所望する開き度合い等に応じて、第2の付勢部材44の付勢力を変えるようなことも容易に可能となる。
Further, in the present embodiment, the
Moreover, since the
Moreover, since the 2nd biasing
また、本実施形態では、係止部材20を、その係止部23が扉5の被係止部7に上方側から係止する構造としている。従って、例えば、扉5の組付誤差や経年変化等によって扉5の一側部側が望ましい位置よりも垂れ下がったような場合にも、扉5の荷重が係止部材20に掛かり難くなる。これにより、係止部材20の係止部23に扉5の被係止部7が上方側から押し付けられるようなことがなく、開錠をよりスムーズに行うことができる。
また、係止部材20を、その後端部を回動支点12とし、前後方向に延びるように配設されるアーム状としている。従って、係止部材20を係止側に付勢する付勢部材27に不具合等が生じた場合にも、係止部材20がその自重によって係止側に回動する方向に付勢されるので、施錠の安定性をより向上させることができる。
In this embodiment, the locking
In addition, the locking
また、本実施形態では、係止部材20を付勢する付勢部材27を、係止部材20の前後方向中央よりも前端側の下方側に連結し、係止部材20を下方側に付勢する引張ばね27としている。従って、例えば、引張ばね27を係止部材20の回動支点近傍部位等に連結したようなものと比べて、係止部材20に対して係止側への付勢力を効率的に付与することができ、付勢部材としての引張ばね27の小型化を図ることができる。また、例えば、係止部材20に回動支点12よりも後方側に延びる部位を設け、該部位に引張ばね27を連結したようなものと比べて、錠装置1の前後方向のコンパクト化を図ることができる。
また、この引張ばね27の後方側かつ係止部材20の下方側に位置するように開錠機構30を配設しているので、これらが錠装置1に効率的に配設されることとなり、錠装置1のコンパクト化を図ることができる。
In the present embodiment, the biasing
In addition, since the unlocking
また、本実施形態では、係止部材20の前端部22に、閉鎖側へ移動する扉5の被係止部7の背面部の当接に伴い当該係止部材20を付勢部材27の付勢に抗して係止解除側に回動させる傾斜ガイド面部23aを設けている。従って、扉5の閉鎖に伴い、係止部材20の係止部23を扉5の被係止部7に係止させ、扉5を施錠することができる。これにより、扉5の施錠の際に、例えば、鍵操作等によって係止部材20を移動させ、施錠する必要があるようなものと比べて、扉5の施錠を容易に行うことができる。なお、このような傾斜ガイド面部23aを係止部材20に設けずに、鍵操作等によって係止部材20を係止解除側へ回動させ、施錠する態様とされたものとしてもよい。
Further, in the present embodiment, the engaging
なお、本実施形態では、付勢部材27の後方側かつ係止部材20の下方側に位置するように開錠機構30を配設した例を示しているが、他の部位に開錠機構30を配設した態様としてもよい。
また、本実施形態では、係止部材20を付勢する付勢部材27を、係止部材20の前後方向中央よりも前端側の下方側に連結し、係止部材20を下方側に付勢する引張ばね27とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、引張ばね27を、係止部材20の回動支点近傍部位等に連結したり、係止部材20の回動支点12よりも後方側に延びるように設けられた部位に連結したりした態様としてもよい。また、係止部材20を係止側へ付勢する付勢部材27としては、引張ばねに限られず、圧縮ばねやトーションばね、板ばね等の他のばね部材としてもよく、さらには、ゴム等としてもよい。この場合は、付勢部材27の配設位置等を適宜、変形するようにすればよい。
In the present embodiment, an example is shown in which the unlocking
In the present embodiment, the biasing
また、本実施形態では、錠装置1に、扉5を開放方向に付勢する第2の付勢部材44を設けた例を示しているが、このような第2の付勢部材44を設けないようにしてもよい。この場合は、例えば、収納箱本体3側や扉5側に扉5を開放方向に付勢する付勢部材を設けるようにしてもよい。さらには、このような扉5を開放方向に付勢する付勢部材を設けないようにしてもよい。
また、図例では、錠装置1のケーシング10の受入凹所15及び受入開口17の上下寸法を、扉5の一対の突片部6,6及び被係止部7の上下寸法に応じた寸法とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、受入凹所15の底面を前方側に向かうに従い下方側に傾斜する傾斜面とし、受入開口17の上下寸法をこの受入凹所15の前方開口に応じた寸法としてもよい。このような態様とすれば、組付誤差や経年変化等によって扉5の一側部側が垂れ下がったような場合にも扉5をスムーズに開閉することができる。
In the present embodiment, the
Further, in the illustrated example, the vertical dimensions of the receiving
また、本実施形態では、係止部材20を、その係止部23が扉5の被係止部7に上方側から係止する構造とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、係止部材20を、その係止部23が扉5の被係止部7に下方側から係止する構造としてもよい。つまり、係止部材20を、扉5の開錠がなされる際に、付勢部材27の付勢に抗してその前端側が下方側に移動するように開錠機構30によって係止解除側に回動されるものとしてもよい。この場合は、付勢部材27や開錠機構30の配設位置等を、適宜、変形するようにすればよい。また、係止部材20は、その後端部を回動支点12とし、前後方向に延びるように配設されるアーム状とされたものに限られず、その他、種々の形状とされた係止部材20の採用が可能である。
In the present embodiment, the locking
1 錠装置
12 軸部(回動支点)
20 係止部材
22 前端部
23 係止部
23a 傾斜ガイド面部
27 引張ばね(付勢部材)
30 開錠機構
44 圧縮ばね(第2の付勢部材)
2 収納装置
3 収納箱本体
5 扉
7 被係止部
1 Locking
20 Locking
30 Unlocking
2
Claims (4)
前記扉の一側部に設けられた被係止部と略同高さに位置される回動支点廻りにその前端側が上下動するように回動自在とされ、前端部に閉鎖状態とされた前記扉の被係止部を係止する係止部を設けた係止部材と、
前記係止部材を前記回動支点廻りに係止側に付勢する付勢部材と、
前記付勢部材の付勢に抗して該係止部材を前記回動支点廻りに係止解除側に回動させる開錠機構と、
を備えており、
前記係止部材は、その後端部を前記回動支点とし、前後方向に延びるように配設されるアーム状とされ、前記係止部が前記扉の被係止部に上方側から係止する構造とされ、
前記付勢部材は、前記係止部材の前後方向略中央部と前記係止部との間の略中央部位の下方側に連結され、該係止部材を下方側に付勢する引張ばねとされ、
前記開錠機構は、前記係止部材の下方側かつ前記付勢部材の後方側に位置するように配設され、前記係止部材の前後方向略中央部に当接して該係止部材を係止解除側に回動させる開錠部を備えていることを特徴とする錠装置。 It is a lock device installed in a storage box body that rotatably connects a door that opens and closes a front opening,
The front end of the door is pivotable so that the front end moves up and down around the rotation fulcrum located approximately at the same height as the locked portion provided on one side of the door, and the front end is closed. A locking member provided with a locking portion for locking the locked portion of the door;
A biasing member that biases the locking member around the rotation fulcrum toward the locking side;
An unlocking mechanism for rotating the locking member toward the locking release side around the rotation fulcrum against the biasing of the biasing member;
Equipped with a,
The locking member is formed in an arm shape that has a rear end portion as the rotation fulcrum and extends in the front-rear direction, and the locking portion locks the locked portion of the door from above. With structure,
The biasing member is connected to a lower side of a substantially central portion between the locking member and a substantially central portion in the front-rear direction of the locking member, and is a tension spring that biases the locking member downward. ,
The unlocking mechanism is disposed so as to be located below the locking member and behind the urging member, and is brought into contact with a substantially central portion in the front-rear direction of the locking member to engage the locking member. A locking device comprising an unlocking portion that is pivoted to a stop release side .
前記開錠機構によって前記係止部材が係止解除側に回動されて前記扉が開錠された際に該扉を開放させるように前記扉を開放方向に付勢する第2の付勢部材を備えていることを特徴とする錠装置。 In claim 1,
A second urging member that urges the door in the opening direction so that the door is opened when the locking member is rotated to the unlocking side by the unlocking mechanism and the door is unlocked. A locking device comprising:
前記係止部材の前端部には、閉鎖側へ移動する前記扉の被係止部の背面部の当接に伴い当該係止部材を前記付勢部材の付勢に抗して前記係止解除側に回動させる傾斜ガイド面部が設けられていることを特徴とする錠装置。 In claim 1 or 2 ,
At the front end of the locking member, the locking member is released against the urging force of the urging member when the back surface of the locked portion of the door moving toward the closing side comes into contact. A locking device characterized in that an inclined guide surface portion is provided to be rotated sideways.
該収納箱本体に設置された請求項1乃至3のいずれか1項に記載の錠装置と、
を備えていることを特徴とする収納装置。 A storage box body that rotatably connects a door that opens and closes the front opening;
The locking device according to any one of claims 1 to 3 , which is installed in the storage box body;
A storage device comprising:
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