JP2009284339A - 映像記録装置及び映像記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源をオンした場合に、所望の番組表をすぐに読み出すことのできる映像記録装置及び映像記録方法を提供する。
【解決手段】取得した番組情報を記憶する番組情報記憶手段18と、電源オフの際番組情報に基づいて日付及びチャンネル毎に優先度を設定する優先度設定手段37と、電源オフの際設定された優先度に基づいて優先度の高い日付及びチャンネルの番組情報を抽出してキャッシュメモリ23に記憶する番組情報抽出手段38と、電源オンの際、番組情報記憶手段へのアクセスが不可のときはキャッシュメモリにある番組情報に基づいて、番組情報記憶手段へのアクセスが可となったときは番組情報記憶手段にある番組情報に基づいて番組表を生成する番組表生成手段と、生成された番組表に基づいて優先度の高い日付又はチャンネルの番組を優先して表示する番組表表示手段40と、表示された番組表に基づいて録画予約を実行する録画予約手段22とを備えた映像記録装置である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、HDD/DVDレコーダーなどの映像記録装置に関し、特に電源をオンした場合に所望の番組表をすぐに読み出すことのできる映像記録装置に関する。
近年、ハードディスクドライブ(HDD)、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に関して記録容量の向上が得られ、これらの記録媒体を用いた映像記録装置が提供されている。
一方、地上アナログ放送、地上デジタル放送、衛星アナログ放送、衛星デジタル放送など、各種の放送方式が実現化され、これらの放送では、新聞や雑誌のテレビ番組表に替わる番組情報として、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)が提供されている。このEPGには、例えば番組のタイトル名を示す情報、シリーズ番組の全話数を示す情報など、多様な情報が含まれている。そして、このEPGは、電話回線などのネットワークを介して取得することもできる。
一方、番組表を用いて録画予約を行おうとした場合、所望の番組表が表示されるまでの時間が長いと、急いでいるときなどでは間に合わないことにもなる。特に、映像記録装置の電源がオフとなっている場合には、電源をオンとしてから番組表が読み出されるまでにかなりの時間が必要である。
そこで特許文献1に開示された技術では、電源オフ後、電源オンしたときに電子番組ガイドなどの付属情報がすぐに得られるように、電源オフ時に電子番組ガイド情報を不揮発性メモリに記憶させるようにし、次に電源をオンしたときに、不揮発性メモリから電子番組ガイド情報を読み出すようにしている。
特開2002−142163号公報
ところで、電源オフ状態でもDRAMを常時通電状態とさせておくことで、常にメモリの内容を電源オン状態と同一に保つことが出来る、省エネ高速起動対応型HDD/DVDレコーダーが知られている。このHDD/DVDレコーダーでは、電源オン時にフラッシュメモリからDRAMへのデータ展開処理等を行う必要がないため、高速に起動し、機器操作を行うことが出来る。そこで、特許文献1の技術をこの省エネ高速起動対応型HDD/DVDレコーダーに適用することで、映像記録装置の電源をオンとしてから短時間で番組表を読み出すことが期待できる。
しかし、上述のようにEGPは多種多様な情報を含み、対象とする放送のチャンネルも多数である。従って、HDDレコーダーを高速に起動させ、即座に番組表を表示することを考慮した場合であっても、番組表のデータは膨大な量となるため、全てのデータをメモリ上に保持することはコスト的に困難である。
なお、HDDに番組表データを記憶させておくことも考えられるが、HDDの電源はオフとなっているため、電源オン時にHDDの初期化処理を行い、番組表データにアクセスできるようになるまでには時間が掛かる。それを待って番組表を表示していたのでは高速起動とは言い難い。
さらに、番組表を表示できたとしても、限られたデータを表示した場合はユーザの所望する日時もしくはチャンネルの番組表が参照できないことになる。また所望の番組を検索するのに時間を要することになれば、結果として番組表を迅速に活用しようとするユーザの利便性を損なうこととなる。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであって、電源をオンした場合に、所望の番組表をすぐに読み出すことのできる映像記録装置及び映像記録方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための本発明は、電子番組ガイドを含む番組情報を放送電波あるいはネットワークを介して取得する映像記録装置において、取得した前記番組情報を記憶する番組情報記憶手段と、電源オフの際、前記番組情報に基づいて日付及びチャンネル毎に優先度を設定する優先度設定手段と、電源オフの際、設定された優先度に基づいて優先度の高い日付及びチャンネルの番組情報を抽出してキャッシュメモリに記憶する番組情報抽出手段と、電源オンの際、前記番組情報記憶手段へのアクセスが不可のときは前記キャッシュメモリにある番組情報に基づいて番組表を生成し、前記番組情報記憶手段へのアクセスが可となったときは前記番組情報記憶手段にある番組情報に基づいて番組表を生成する番組表生成手段と、前記生成された番組表に基づいて、優先度の高い日付又はチャンネルの番組を優先して表示する番組表表示手段と、前記表示された番組表に基づいて、録画予約を実行する録画予約手段とを備えた映像記録装置である。
また本発明は、電子番組ガイドを含む番組情報を放送電波あるいはネットワークを介して取得する映像記録装置の映像記録方法において、取得した前記番組情報を番組情報記憶手段へ記憶する番組情報記憶ステップと、電源オフの際、前記番組情報に基づいて日付及びチャンネル毎に優先度を設定する優先度設定ステップと、電源オフの際、設定された優先度に基づいて優先度の高い日付及びチャンネルの番組情報を抽出してキャッシュメモリに記憶する番組情報抽出ステップと、電源オンの際、前記番組情報記憶手段へのアクセスが不可のときは前記キャッシュメモリにある番組情報に基づいて番組表を生成し、前記番組情報記憶手段へのアクセスが可となったときは前記番組情報記憶手段にある番組情報に基づいて番組表を生成する番組表生成ステップと、前記生成された番組表に基づいて、優先度の高い日付又はチャンネルの番組を優先して表示する番組表表示ステップと、前記表示された番組表に基づいて、録画予約を実行する録画予約ステップとを備えた映像記録方法である。
この発明によれば、電源をオンした場合に、所望の番組表をすぐに読み出すことのできる映像記録装置及び映像記録方法を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る映像記録装置の構成を示すブロック図である。この映像記録装置は、例えば、TV放送番組等の映像及び音声信号(以下、単に放送番組と称する)をデジタル記録及び再生することが可能なビデオレコーダ10として実現されている。
ビデオレコーダ10は、リモコンユニットRから赤外線信号などによって送信されるリモコンコードに応じて、放送番組の記録及び再生動作を制御するように構成されている。本ビデオレコーダ10は、リモコンユニットRなどが操作されることで予めユーザによって指定されたキーワードに関連する放送番組等をデジタル記録する機能も有している。更に、ビデオレコーダ10は、インターネットに接続するためのネットワーク機能を有しており、インターネット等のネットワークを通じて番組情報提供サーバTから提供される番組情報を受信することができる。
ビデオレコーダ10は、図示のように、通信部11、チューナ12、混合器17、録画装置18、制御部20、リモートコントロール受信器21、受像機22、及びDRAM23を備えている。
通信部11は、ビデオレコーダ10を、例えばモデムを介してインターネット等のネットワークに接続するためのデバイスであり、例えばインターネットを介して番組情報提供サーバTとの通信を実行する。チューナ12は、BS、CS及び地上波に対応する放送番組データの受信とチャンネル選択のための選局処理とを行う放送受信部であり、対応のアンテナに接続されている。
通信部11またはチューナ12からそれぞれ入力される信号または放送番組データは、制御部20の制御の下、デジタル圧縮符号化するためのエンコード処理を受ける。このエンコード処理により、放送番組は、例えばMPEG2またはDVDビデオフォーマット等に対応した、圧縮符号化されたデジタルデータ列に変換される。圧縮符号化された放送番組は、録画装置18に入力される。
また、チューナ12には放送番組データに重畳されて受信される複数の電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)が入力される。このEPGは、例えば8日分の放送予定の放送番組の番組情報を含んでいる。番組情報は、放送番組のタイトル名等を示す情報を含む。また、番組情報には、シリーズ化された番組においては、全話数や当該番組情報によって示される放送番組の話数を示す情報が含まれている場合がある。なお、番組情報提供サーバTからもネットワークを介してEPGを入手することができる。
録画装置18は、制御部20の制御の下、圧縮符号化されたデジタルデータ列に変換された放送番組を記録する処理及び記録された放送番組を読み出す処理を実行するHDDあるいはDVDなどのディスク記憶装置である。録画装置18に記憶されている放送番組には、ヘッダ情報が付加されている。このヘッダ情報は、当該放送番組のタイトル名等を示す番組情報を含む。
制御部20の制御の下、圧縮符号化された放送番組は復号するためのデコード処理が施され、このデコード処理によって復号された放送番組は、混合器17に出力される。
混合器17は、放送番組またはEPGをバス及び出力端子を介して例えばTVなどの受像機22に出力するための制御機能を有する。受像機22は、本ビデオレコーダ10に接続されており、制御部20の制御の下、混合器17を介して、例えばEPGを表示する表示装置である。
制御部20は、ビデオレコーダ10の各コンポーネントの動作を制御するために設けられたメインCPU(Central Processing Unit)である。制御部20は、例えばユーザによって指定された放送番組の番組情報をEPGから抽出し、録画予約対象の予約番組情報として録画装置18内の予約メモリ(不図示)に記憶する。また、制御部20は、録画された番組に対して、チャプタを作成する機能を有する。
予約メモリ(不図示)には、予約番組情報が記憶される。予約番組情報は、TVなどの放送番組を識別するための例えば、チャンネル番号(チャンネルコード)、日付情報、録画予約開始時間、録画予約時間などの複数の項目を含んでいる。また、予約番組情報は、放送番組の録画予約に関する設定の内容を示す情報である。
チャンネル番号(チャンネルコード)は、録画予約対象の放送番組が放送される放送局のチャンネルを表す。日付情報は、録画予約対象の放送番組が放送される日付を表す。録画予約開始時間は、録画予約対象の放送番組の録画の実行を開始する時間を表す。録画予約時間は、録画予約対象の放送番組の録画を実行する時間を表す。
DRAM23は、電子番組表のうち、ユーザが優先的に利用する番組に関する情報を記憶する。なお、このDRAM23は、ビデオレコーダ10の電源がオフ状態であっても常時通電状態になっているため、記憶された情報は電源がオフ状態であっても消去されずに保持されている。また、DRAM23は不揮発メモリであっても良い。
リモートコントロールユニット(リモコンユニット)Rには、例えば機能キー及びテンキー等(図示せず)が設けられている。機能キーには、例えば、ビデオレコーダ10の電源オン・オフボタンに加え、番組表の優先度(後で詳しく述べる)を設定するためのボタンを備えている。更に機能キーには、放送番組の記録/再生動作を制御するためのボタン群(再生ボタン、停止ボタン、一時停止ボタン、記録ボタン、早送り・早戻しボタン等)と、上述の録画予約機能及び録画予約された放送番組の予約番組情報を表示する機能等を操作するためのボタン群などが設けられている。テンキーには、数字・記号などの入力のための複数のボタンを備えており、例えばチャンネル番号の入力や、タイトル名の編集などに利用される。
リモコンユニットRにおいては、上述の各ボタン毎にそれに対応するキーコードが割り当てられている。あるボタンがユーザによって操作されると、そのボタンに対応するキーコードが赤外線信号等によってビデオレコーダ10に送信される。本ビデオレコーダ10においては、リモートコントロール受信器21がキーコードを受信して制御部20に出力する。各キーコード毎それぞれに対応して実行すべき動作が規定されている。制御部20は、キーコードに基づいて、例えば、放送番組の記録/再生、録画予約、録画予約一覧の表示、録画済番組の一覧表示などの動作を実行する。
図2は、電源オン時において迅速に番組表を表示する機能を実現するための制御部20の構成を示すブロック図である。各ブロックの機能と動作について説明する。なお、図中矢印はデータ或いは制御の流れを表している。
まず、番組表の取得動作について説明する。
日時計測部31は、ビデオレコーダ10に設けられているタイマを用いて日時を計測し管理する。そして、予め定められた日時になったときに番組情報更新指示部32を起動する。番組情報更新指示部32は、番組情報取得部33に対して番組表の取得を指示する。
番組情報取得部33は、チューナ12を介して放送番組に重畳されて受信される番組表を取得する。番組情報記憶処理部34は、取得した番組表を録画装置18の番組情報記憶部45に記憶する。
次に、ビデオレコーダ10の電源オフ時の動作について説明する。
この動作のための事前準備として、ユーザがリモコンユニットRの番組表の優先度を設定するボタンを操作すると、電源ON時番組表優先表示設定部35が起動する。そして、ユーザの操作に応じて、番組表の優先度が設定される。
ユーザがリモコンユニットRのビデオレコーダ10の電源オフボタンを操作すると、電源OFF指示部36が起動する。電源OFF指示部36は、ビデオレコーダ10の各部に電源をオフする動作を指示する前に、優先順番組情報抽出処理部37を起動する。優先順番組情報抽出処理部37は、設定された番組表の優先度に従って、番組の抽出順序を決定し、番組情報記憶処理部34を起動する。番組情報記憶処理部34は、番組情報記憶部45に格納されている番組表を読み出して優先順番組情報記憶処理部38に受け渡す。優先順番組情報記憶処理部38は、番組表と決定された番組の抽出順序とに基づいて優先順に番組を組み替えた優先順番組情報を生成して、DRAM23の優先順番組情報記憶部46に格納する。そして、以上の動作が終了した後、ビデオレコーダ10の電源はオフされる。
続いて、電源オフ中における番組表の取得動作について説明する。
日時計測部31は、ビデオレコーダ10に設けられているタイマを用いて日時を計測し管理する。そして、予め定められた日時になったとき、ビデオレコーダ10の電源がオフのときは、ビデオレコーダ10の電源をオンとして、番組情報更新指示部32を起動する。番組情報更新指示部32は、番組情報取得部33に対して番組表の取得を指示する。
番組情報取得部33は、チューナ12を介して放送番組に重畳されて受信される番組表を取得する。番組情報記憶処理部34は、取得した番組表を録画装置18の番組情報記憶部45に更新して記憶する。
さらに、番組情報更新指示部32は、ビデオレコーダ10の各部に電源をオフする動作を指示する前に、優先順番組情報抽出処理部37を起動する。優先順番組情報抽出処理部37は、設定された番組表の優先度に従って、番組の抽出順序を決定し、番組情報記憶処理部34を起動する。番組情報記憶処理部34は、番組情報記憶部45に格納されている更新された番組表を読み出して優先順番組情報記憶処理部38に受け渡す。優先順番組情報記憶処理部38は、番組表と決定された番組の抽出順序とに基づいて優先順に番組を組み替えた優先順番組情報を生成して、DRAM23の優先順番組情報記憶部46に格納する。そして、以上の動作が終了した後、ビデオレコーダ10の電源は再びオフされる。
次に、ビデオレコーダ10の電源オン時の動作について説明する。
ユーザがリモコンユニットRのビデオレコーダ10の電源オンボタンを操作すると、電源ON指示部39が起動する。電源ON指示部39は、ビデオレコーダ10の各部に電源をオンする動作を指示すると共に、起動中アイコン表示中にユーザがリモコンユニットRの番組表ボタンを押すと、表示番組表生成部40を起動する。表示番組表生成部40は、録画装置18が立ち上がっているかどうかを調べる。録画装置18が立ち上がっていない場合は、DRAM23の優先順番組情報記憶部46に格納されている優先順番組情報に基づいて番組表を生成して受像機22に出力する。録画装置18が立ち上がっている場合は、録画装置18の番組情報記憶部46に格納されている番組情報に基づいて番組表を生成して受像機22に出力する。
図3は、番組表優先度設定メニュー画面50を示す図である。
この画面は、上述のようにユーザがリモコンユニットRの番組表の優先度を設定するボタンを操作することで表示される。ユーザは、このメニュー画面から番組表の優先度を設定する。
番組表優先度設定メニュー画面50には、日付優先モードを指定する複数のボタンが配置された日付優先設定領域51、チャンネル優先モードを指定する複数のボタンが配置されたチャンネル優先設定領域52、及び決定ボタン53が設けられている。
日付優先設定領域51には、「電源OFF時表示日〜優先」ボタン51a、及び「電源OFF日〜優先」ボタン51bが設けられている。チャンネル優先設定領域52には、「なし」ボタン52a、「指定チャンネル優先」ボタン52b、「有料契約チャンネル優先」ボタン52c、及び「予約登録多頻度チャンネル優先」ボタン52dが設けられている。
ユーザは、日付優先設定領域51、及びチャンネル優先設定領域52からそれぞれ1つのボタンを選択して決定ボタン53を押すことによって番組表の優先度を設定することができる。
次に、電源オフ時に、ユーザが優先的に利用する番組に関する情報をDRAM23に記憶する動作について説明する。
[優先度設定例1]
先ず、ユーザが番組表優先度設定メニュー画面50から、「電源OFF時表示日〜優先」ボタン51aと「なし」ボタン52aを選択した場合の動作について説明する。
図4は、「電源OFF時表示日〜優先」ボタンと「なし」ボタンを選択した場合の優先度を設定する例を示す図である。図4では、現在日時を3月10日とし、前回に表示していた番組表の日付が3月13日である場合の優先度を示している。優先度は、1チャンネル単位で設定している。このように本実施の形態では、優先度は1日毎、1チャンネルごとに設定される。
まず3月13日の番組表が最も優先度が高く設定される。これは、「電源OFF時表示日〜優先」ボタン51aを選択しているためである。また、チャンネルについてはチャンネル番号が小さいものが優先度が高く設定される。これは、「なし」ボタン52aを選択しているためである。
このケースでは、チャンネルに関する優先度の概念を持たないため、前回3月13日の番組表で参照されていたチャンネルがあるとしてもそのチャンネルの優先度を高くすることはない。チャンネルに関する優先度の概念を持たないことで、処理アルゴリズムを簡易なものとすることができる。
3月13日以降の日については、順次日付の優先度を低く設定する。但し、現在の番組表データは当日である3月10日から7日後までしか配信されていない。そのため、7日後である3月17日の優先度を設定した後は、当日である3月10日を次の優先度として設定する。
このように当日である3月10日から3月13日までの番組表の優先度を低く設定するのは、前回番組表を起動したときに既にチェック済みである考えられるからである。
図5は、番組表の表示日時を基準としてキャッシュ優先度を決定する例を示す図である。
図5(1)は、本日が3月10日、電源オフ日が3月10日、番組表表示日が3月17日のときのキャッシュ優先度を決定する例を示している。
最後に表示した番組表の日時である3月17日が優先度1とされる。ここで、8日間の番組表において、3月17日の欄は、番組表の右端にある一番大きい日付の欄である。従って、番組表の左端にある一番小さい日付の欄である3月10日が次の優先度となる。以降、日付の昇順に優先度が決められる。そして、決定された優先順に従って、チャンネル1から順に優先度が付番される。
図5(2)は、本日が3月14日、電源オフ日が3月10日、番組表表示日が3月17日のときのキャッシュ優先度を決定する例を示している。
最後に表示した番組表の日時である3月17日が優先度1とされる。ここで、8日間の番組表において、3月17日の欄は、番組表の中央に位置している欄である。以降、日付の昇順に優先度が決められる。3月21日は、番組表の右端にある一番大きい日付の欄である。従って、番組表の左端にある一番小さい日付の欄である3月14日が次の優先度となる。以降、日付の昇順に優先度が決められる。そして、決定された優先順に従って、チャンネル1から順に優先度が付番される。
図5(3)は、本日が3月17日、電源オフ日が3月10日、番組表表示日が3月17日のときのキャッシュ優先度を決定する例を示している。
最後に表示した番組表の日時である3月17日が優先度1とされる。ここで、8日間の番組表において、3月17日の欄は、番組表の左端に位置している欄である。従って以降、日付の昇順に優先度が決められる。そして、決定された優先順に従って、チャンネル1から順に優先度が付番される。
図5(4)は、本日が3月18日、電源オフ日が3月10日、番組表表示日が3月17日のときのキャッシュ優先度を決定する例を示している。
最後に表示した番組表の日時である3月17日は、この番組表には存在していない。従って、本日である3月18日が優先度1とされる。ここで、8日間の番組表において、3月18日の欄は、番組表の左端に位置している欄である。従って以降、日付の昇順に優先度が決められる。そして、決定された優先順に従って、チャンネル1から順に優先度が付番される。
図6は、番組表に優先度を設定する手順を示すフローチャートである。図6の動作は、ビデオレコーダ10の電源オフボタンが押されたとき、あるいは番組表が更新されて電源オフ動作が開始される前に実行される。なお、この動作は、制御部20の優先順番組情報抽出処理部37が実施する。
ステップS01において、現在日時と、番組表の表示日時を抽出して比較する。ステップS02において、現在日時が番組表の表示日時よりも前かどうかを調べる。
ステップS02でYesの場合、即ち現在日時が番組表の表示日時よりも前である場合は、ステップS03において、最後に表示した番組表の表示日時を最も優先度が高い日時とする。
ステップS02でNoの場合、即ち現在日時が番組表の表示日時よりも後である場合は、ステップS04において、現在日時を最も優先度が高い日時とする。
ステップS05において、インデックスiを初期値(=1)に設定して、以下の処理を実行する。
ステップS06において、優先度iの日付の次の日付が、現在日時の8日以降かどうかをチェックする。
ステップS06でYesの場合、即ち優先度iの日付の次の日付が、現在日時の8日以降である場合は、ステップS07において、本日の日付を優先度i+1とする。
ステップS06でNoの場合、即ち優先度iの日付の次の日付が、現在日時の8日以降でない場合は、ステップS08において、優先度iの日付の次の日付を優先度i+1とする。
ステップS09において、インデックスiを1つ加算して更新し、ステップS10において、インデックスiが8よりも小さいかどうかを調べる。
ステップS10でYesの場合、即ちまだ全ての日付の優先度を設定していない場合は、ステップS06からの処理を繰り返して実行する。
ステップS10でNoの場合、即ち全ての日付について優先度を設定した場合は、この優先度の設定処理を終了する。以上の処理によって8日分の日付優先度のリストが作成される。
次に、このようにして作成した日付優先度のリストに基づいて番組表データをDRAM23に書き込むキャッシュ処理について説明する。
図7は、番組表データの優先度を考慮したキャッシュ処理のフローチャートである。
このキャッシュ処理は、上述の日付優先度のリスト作成に続いて実行される。この動作は、制御部20の優先順番組情報記憶処理部37が実施する。
ステップS20において、作成された8日分の日付優先度のリストを取得する。上述の処理ではチャンネルに関して優先度を考慮しない。従って、日付優先度のリストには、チャンネルは、番組表の表示順(1ch、2ch、3ch・・・)に並んでいる。
ステップS21において、インデックスChIndex及びiを初期化(=0)する。ここで、ChIndexは、チャンネルリストのインデックス番号である。また、iは日付優先度のリストのインデックスである。
ステップS22において、キャッシュ用のDRAM23に空きがあるかどうかを調べる。本実施の形態では、1チャンネル1日単位で処理するため、1チャンネル1日単位の番組表情報を格納できる場合は空きがあると判断し、余裕が1チャンネル1日単位の番組表情報を格納できない場合は、空きがないと判断する。
ステップS22でNoの場合、即ちキャッシュ用のDRAM23に空きがない場合は、処理を終了する。
ステップS22でYesの場合、即ちキャッシュ用のDRAM23に空きがある場合は、ステップS23において、優先度iの日付のChIndex番目のチャンネルに関する番組情報データをDRAM23に格納する。
ステップS24、S25において、インデックスChIndexを1アップし、その値が全チャンネル数以上かどうかを調べる。
ステップS25においてNoの場合、即ちインデックスChIndexを1アップした値が全チャンネル数よりも小さい場合は、まだ全チャンネルのキャシュ処理が終わっていないため、ステップS21の処理を実行する。
ステップS25においてYesの場合、即ちChIndexを1アップした値が全チャンネル数以上である場合は、この日付の全チャンネルのキャシュ処理を完了しているため、ステップS26において、ChIndexを初期化(=0)し、日付優先度のリストのインデックスiをカウントアップする。
ステップS27において、インデックスiが8よりも小さいかどうかを調べる。
ステップS27においてYesの場合、即ちインデックスiが8よりも小さい場合は、まだ全ての日付についての処理を行っていないため、次の優先度の日付についてステップS22から同じ処理を実行する。
ステップS27においてNoの場合、即ちインデックスiが8以上の場合は、全てのチャンネルの番組表データを、全ての日付に対して実行したため、この処理を終了する。
このキャッシュ処理が終了した後は、ビデオレコーダ10の電源オフ動作が続けて実行される。
[優先度設定例2]
次に、ユーザが番組表優先度設定メニュー画面50から、「電源OFF時表示日〜優先」ボタン51aと「指定チャンネル優先」ボタン52bを選択した場合の動作について説明する。
図8は、「電源OFF時表示日〜優先」ボタンと「指定チャンネル優先」ボタンを選択した場合の優先度を設定する例を示す図である。なお、優先チャンネルのうち、3チャンネルを指定して優先度を高くしている。
図8では、現在日時を3月10日とし、前回に表示していた番組表の日付が3月13日である場合の優先度を示している。優先度は、1チャンネル単位で設定している。このように本実施の形態では、優先度は1日毎、1チャンネルごとに設定される。
まず3月13日の番組表が最も優先度が高く設定される。これは、「電源OFF時表示日〜優先」ボタン51aを選択しているためである。また、チャンネルについては3チャンネルが優先度が高いため、最初に3チャンネルについて優先度を設定する。
即ち、3チャンネルについて3月13日以降3月17日までの優先度を順次設定し、その後は3月10日に戻って3月12日まで優先度を順次設定する。
そしてその後、他のチャンネル(チャンネル1,2,4,5)については、上述の設定例に示した日付優先の考え方に従って優先度を設定する。
[優先度設定例3]
次に、ユーザが番組表優先度設定メニュー画面50から、「電源OFF時表示日〜優先」ボタン51aと「有料契約チャンネル優先」ボタン52cを選択した場合の動作について説明する。
ビデオレコーダ10の電源オフボタンが押されたとき、あるいは番組表が更新されて電源オフ動作が開始される前に制御部20の優先順番組情報抽出処理部37が起動して日時の優先度を決定する。この動作は図6のフローチャートで説明しているため再度の説明は省略する。
続いて有料チャンネルを優先するためのチャンネルリストを生成する。図9は、チャンネルリストを生成する手順を示すフローチャートである。
ステップS31において、チャンネル数カウンタi、優先チャンネル数カウンタj、非優先チャンネル数カウンタkを初期化(i=j=k=0)する。ステップS32において、チャンネル数カウンタiが全チャンネル数ChNumよりも小さいかどうか、即ち、全てのチャンネルについてチャンネルリストを生成したかどうかを調べる。
ステップS32でNoのとき、即ち、全てのチャンネルについてチャンネルリストを生成した場合は、この処理を終了する。
ステップS32でYesの場合、即ち、まだ全てのチャンネルについてチャンネルリストを生成していない場合は、ステップS33において、チャンネル数カウンタi番目のチャンネルは有料チャンネルかどうかを調べる。
ステップS33でYesのとき、即ち、有料チャンネルの場合は、ステップS34において優先チャンネルリストのj番目にi番目のチャンネルに関するデータを追加する。そして、ステップS35において優先チャンネル数カウンタjをカウントアップし、ステップS38においてチャンネル数カウンタiをカウントアップして、ステップS32の処理を実行する。
ステップS33でNoのとき、即ち、有料チャンネルでない場合は、ステップS36において非優先チャンネルリストのk番目にi番目のチャンネルに関するデータを追加する。そして、ステップS37において非優先チャンネル数カウンタkをカウントアップし、ステップS38においてチャンネル数カウンタiをカウントアップして、ステップS32の処理を実行する。
次に、このようにして作成した日付優先度のリスト、優先チャンネルリスト、及び非優先チャンネルリストに基づいて番組表データをDRAM23に書き込むキャッシュ処理について説明する。
図10、図11は、優先チャンネルを考慮したキャッシュ処理のフローチャートである。
このキャッシュ処理は、図9のフローチャートに示すチャンネルリストを生成する手順に続いて実行される。この動作は、制御部20の優先順番組情報記憶処理部37が実施する。
ステップS41において、作成された8日分の日付優先度のリストを取得する。ステップS42において、優先チャンネルリスト、及び非優先チャンネルリストを取得する。そして、ステップS43において、優先度i及びチャンネルカウンタjを初期化(=0)する。
そして、ステップS44において、キャッシュ用のDRAM23に空きがあるかどうかを調べる。本実施の形態では、1チャンネル1日単位で処理するため、1チャンネル1日単位の番組表情報を格納できる場合は空きがあると判断し、余裕が1チャンネル1日単位の番組表情報を格納できない場合は、空きがないと判断する。
ステップS44でNoの場合、即ちキャッシュ用のDRAM23に空きがない場合は、処理を終了する。
ステップS44でYesの場合、即ちキャッシュ用のDRAM23に空きがある場合は、ステップS45において、チャンネルカウンタjが優先チャンネルリストの終端かどうか、即ち優先チャンネルリストの全てのチャンネルの処理を終了したかどうかを調べる。
ステップS45でNoの場合、即ち、まだ優先チャンネルリストの全てのチャンネルの処理を終了していない場合は、ステップS46において、優先度iの日付のj番目の優先チャンネルリストの番組情報データをDRAM23に格納する。
そして、ステップS47において、優先度iをカウントアップして、ステップS48において優先度iが8よりも小さいかどうか、即ち全ての日付に対してこのチャンネルについてのキャッシュ処理を実行したかどうかを調べる。
ステップS47でYesの場合、即ち全ての日付に対してこのチャンネルについてのキャッシュ処理を実行していない場合は、ステップS44からの処理を繰り返して実行する。
ステップS47でNoの場合、即ち全ての日付に対してこのチャンネルについてのキャッシュ処理を実行している場合は、ステップS49において、優先度iを初期化(=0)し、チャンネルカウンタjをカウントアップして、次の優先チャンネルの処理を行うためステップS44からの処理を繰り返して実行する。
ステップS45でYesの場合、即ち、優先チャンネルリストの全てのチャンネルの処理を終了している場合は、図11のフローチャートに示す非優先チャンネルリストの処理を実行する。
図11のステップS55において、キャッシュ用のDRAM23に空きがあるかどうかを調べる。本実施の形態では、1チャンネル1日単位で処理するため、1チャンネル1日単位の番組表情報を格納できる場合は空きがあると判断し、余裕が1チャンネル1日単位の番組表情報を格納できない場合は、空きがないと判断する。
ステップS55でNoの場合、即ちキャッシュ用のDRAM23に空きがない場合は、処理を終了する。
ステップS55でYesの場合、即ちキャッシュ用のDRAM23に空きがある場合は、ステップS56において、優先度iの日付のj番目の優先チャンネルリストの番組情報データをDRAM23に格納する。
そして、ステップS57において、チャンネルカウンタjをカウントアップして、ステップS58において、チャンネルカウンタjが非優先チャンネルリストの終端かどうか、即ち非優先チャンネルリストの全てのチャンネルの処理を終了したかどうかを調べる。
ステップS58でNoの場合、即ち、まだ非優先チャンネルリストの全てのチャンネルの処理を終了していない場合は、ステップS55からの処理を繰り返して実行する。
ステップS58でYesの場合、即ち、非優先チャンネルリストの全てのチャンネルの処理を終了した場合は、ステップS59において、優先度iをカウントアップして、チャンネルカウンタjを初期化(=0)する。
そして、ステップS60において優先度iが8よりも小さいかどうか、即ち全ての日付に対して非優先チャンネルリストの全てのチャンネルについてのキャッシュ処理を実行したかどうかを調べる。
ステップS60でYesの場合、即ち全ての日付に対して非優先チャンネルリストの全てのチャンネルについてのキャッシュ処理を実行していない場合は、ステップS55からの処理を繰り返して実行する。
ステップS60でNoの場合、即ち全ての日付に対して非優先チャンネルリストの全てのチャンネルについてのキャッシュ処理を実行している場合は、本処理を終了する。
図12は、「電源OFF時表示日〜優先」ボタンと「有料契約チャンネル優先」ボタンを選択した場合の、上述のフローチャートに従って優先度を設定した結果を示す図である。なお、有料契約チャンネルは、1チャンネルと3チャンネルとしている。
図12では、現在日時を3月10日とし、前回に表示していた番組表の日付が3月13日である場合の優先度を示している。優先度は、1チャンネル単位で設定している。
まず3月13日の番組表が最も優先度が高く設定される。これは、「電源OFF時表示日〜優先」ボタン51aを選択しているためである。また、チャンネルについては1チャンネルが優先チャンネルリストの最初のアドレスに格納されているため、最初に1チャンネルについて優先度を設定する。
即ち、3月13日以降3月17日までの優先度を順次設定し、その後は3月10日に戻って3月12日まで優先度を順次設定する。続いて、3チャンネルについて同様に優先度を順次設定する。
そしてその後、他のチャンネル(チャンネル2,4,5)については、上述の日付優先の考え方に従って優先度を設定する。
[優先度設定例3−バリエーション]
図13は、「電源OFF時表示日〜優先」ボタンと「有料契約チャンネル優先」ボタンを選択した場合の優先度を設定する他の例を示す図である。なお、有料契約チャンネルは、1チャンネルと3チャンネルである。
図13では、現在日時を3月10日とし、前回に表示していた番組表の日付が3月13日である場合の優先度を示している。優先度は、1チャンネル単位で設定している。
まず3月13日の番組表が最も優先度が高く設定される。これは、「電源OFF時表示日〜優先」ボタン51aを選択しているためである。また、チャンネルについては優先チャンネルリストに登録されている1チャンネルと3チャンネルについて優先度を設定する。
即ち、3月13日について最初に1チャンネルの優先度を設定し、次に3チャンネルの優先度を設定する。続いて、3月14日以降3月17日までの日付毎に優先度を1チャンネル→3チャンネルと順次設定し、その後は3月10日に戻って3月12日まで日付毎に優先度を1チャンネル→3チャンネルと順次設定する。
そしてその後、他のチャンネル(チャンネル2,4,5)については、上述の日付優先の考え方に従って優先度を設定する。
[優先度設定例4]
「電源OFF時表示日〜優先」ボタン51aと「予約登録多頻度チャンネル優先」ボタン52dを選択した場合の優先度を設定する例を説明する。
ビデオレコーダ10では、チャンネル毎に番組が予約登録される件数を履歴情報として保存している。そして、過去所定期間(例えば、1、3、6ヶ月)における予約登録件数が所定件数以上のチャンネルを多頻度チャンネルとする。この多頻度チャンネルは、優先度の設定においては、上述の有料契約チャンネルと同様に扱われる。
このケースの優先度の設定方法は、優先度設定例3で示した処理手順と同じである。従って、その詳細の説明は省略する。
[優先度設定例5]
「電源OFF時日〜優先」ボタン51bとチャンネル優先設定領域52の各ボタンを選択した場合の優先度を設定する例を説明する。
「電源OFF時日〜優先」ボタン51bを選択することにより、電源をオフした日時が優先度1となる。そしてチャンネル優先設定領域52の各ボタンを選択した場合の動作は、上述の優先度設定例1〜4の動作と同じである。
従って、その詳細の説明は省略する。
[電源オン時の動作]
図14は、電源をオンしてからのビデオレコーダ10の動作を表す図である。
上述のように、ビデオレコーダ10の電源がオンされた後、ユーザより番組表の表示要求がされたときは、表示番組表生成部40は、録画装置18が立ち上がっているかどうかを調べる。
録画装置18が立ち上げ中のときは、DRAM23に格納されている優先順番組情報に基づいて番組表を生成して受像機22に出力する。ユーザは、リモコンユニットRを用いて希望するチャンネルの希望する日時の番組情報を閲覧し、録画予約を登録することができる。
一方、録画装置18が立ち上げを完了しているときは、録画装置18に格納されている番組情報に基づいて番組表を生成して受像機22に出力する。ユーザは、リモコンユニットRを用いて希望するチャンネルの希望する日時の番組情報を閲覧し、録画予約を登録することができる。
なお、録画装置18が立ち上げ中のときは、表示される番組表には、立ち上げ中を示すアイコンが表示されている。このアイコンは、録画装置18が立ち上げを完了したときに消去される。
従って、ユーザはこのアイコンを確認することにより、録画装置18が立ち上がったことによって番組表の表示と録画予約機能以外の他の機能(例えば映像再生など)が使用できるかどうかを把握することができる。
図15〜図17は、電源をオンした直後から表示される番組表60の画面の推移を示す図である。
図15では、5月16日のチャンネル1〜チャンネル6の番組が表示されている。
ユーザは、操作領域61にある操作ボタンを操作することで、所望の日時、チャンネルを表示することができる。また、この番組表60で所望の番組を指定することでその番組の録画を予約することができる。
この番組表60の画面には、録画装置18の立ち上がり状態を示すアイコン62が表示されている。アイコン62中の大きいドットの位置は、録画装置18が立ち上げ動作中では、左から右にサイクリックに移動する。従って、このアイコン62が表示されていれば、録画装置18が準備中であることを把握することができる。
図16ではアイコン62が表示されているため、まだ録画装置18が立ち上がり動作を実行していることがわかる。従って、この時表示されている番組表60はDRAM23に格納されている優先順番組情報に基づいて生成したことが示されている。
図17では、アイコン62は表示されていない。従って、録画装置18の立ち上がりは完了しており、図17に表示されている番組表60は、録画装置18に格納されている番組情報に基づいて生成されたものである。
このように、録画装置18の立ち上がり前後で、表示画面の構成が変化しないようにユーザの操作内容を保持した番組表を表示しているため、ユーザは違和感をもつことがない。
以上本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)電源OFF時に番組表の次回表示日時の番組表データをあらかじめキャッシュしておくことで、次回電源起動時に番組表を高速に起動し、即座に番組表から予約登録することができる。
(2)電源OFF時に当日の番組表のデータから優先してDRAMにキャッシュしておくことで、電源ON時に当日の番組表を即座に表示し、また、番組表から予約登録することが出来る。
(3)有料契約しているチャンネルはよく視聴するチャンネルとみなし、電源OFF時に有料契約しているチャンネルの番組表データを優先してDRAMにキャッシュしておくことで、電源ON時に有料契約チャンネルの番組表を即座に表示し、また、番組表から予約登録することが出来る。
(4)ユーザの予約履歴情報を参照し、電源OFF時に頻繁に予約登録するチャンネルを優先してキャッシュしておくことで、電源ON時に頻繁に予約登録しているチャンネルの番組表を即座に表示し、また、番組表から予約登録することが出来る。
上記のことから、ユーザの利便性が向上する。
本発明の代表的な構成要素を例示すると以下のように示すことができる。
<例示1>
電子番組ガイドを含む番組情報を放送電波あるいはネットワークを介して取得する映像記録装置(10)において、
取得した前記番組情報を記憶する番組情報記憶手段(18、34)と、
電源オフの際、前記番組情報に基づいて日付及びチャンネル毎に優先度を設定する優先度設定手段(37)と、
電源オフの際、設定された優先度に基づいて優先度の高い日付及びチャンネルの番組情報を抽出してキャッシュメモリ(23)に記憶する番組情報抽出手段(38)と、
電源オンの際、前記番組情報記憶手段へのアクセスが不可のときは前記キャッシュメモリにある番組情報に基づいて番組表を生成し、前記番組情報記憶手段へのアクセスが可となったときは前記番組情報記憶手段にある番組情報に基づいて番組表を生成する番組表生成手段(40)と、
前記生成された番組表に基づいて、優先度の高い日付又はチャンネルの番組を優先して表示する番組表表示手段(22)と、
前記表示された番組表に基づいて、録画予約を実行する録画予約手段と
を備えた。
<例示2>
前記優先度設定手段(37)は、最後に表示された番組表の日付の優先度を最も高い優先度に設定する。
<例示3>
前記優先度設定手段(37)は、電源オフの日付の優先度を最も高い優先度に設定する。
<例示4>
前記優先度設定手段(37)は、有料契約しているチャンネルの優先度を最も高い優先度に設定する。
<例示5>
前記優先度設定手段(37)は、録画予約履歴情報に基づいて録画予約頻度の高いチャンネルの優先度を高く設定する。
<例示6>
前記番組表表示手段(37)は、前記番組情報記憶手段へのアクセス可否を示す情報を前記番組表とともに表示する。
<例示7>
前記番組情報記憶手段(18)へのアクセスが可能となった後の最初の表示では、アクセスが可能となる前に前記番組表に加えられた操作内容が保持されている。
<例示8>
前記映像記録装置(10)が電源オフの状態のときは前記映像記録装置の電源をオンとして新たな番組情報を取得する番組情報取得手段(33)を更に備え、
前記番組情報記憶手段(18)は、この新たな番組情報を用いて前記番組情報を更新して記憶し、
前記優先度設定手段は、この新たな番組情報に基づいて日付及びチャンネル毎に優先度を設定する。
<例示9>
前記優先度設定手段(37)は、
同一チャンネル内で、優先度を設定する日付を更新しながら順次優先度を付番するチャンネル優先モードと、
優先度を設定する日付を更新しながら、同一日付内のチャンネルに順次優先度を付番する日付優先モードとを備えた。
なお、上述の実施の形態で説明した各機能は、ハードウエアを用いて構成しても良く、また、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現しても良い。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
更に、各機能は図示しない記録媒体に格納したプログラムをコンピュータに読み込ませることで実現させることもできる。ここで本実施の形態における記録媒体は、プログラムを記録でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その記録形式は何れの形態であってもよい。
尚、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本実施形態に係る映像記録装置の構成を示すブロック図。 電源オン時において迅速に番組表を表示する機能を実現するための制御部の構成を示すブロック図。 番組表優先度設定メニュー画面を示す図。 「電源OFF時表示日〜優先」ボタンと「なし」ボタンを選択した場合の優先度を設定する例を示す図。 番組表の表示日時を基準としてキャッシュ優先度を決定する例を示す図。 番組表に優先度を設定する手順を示すフローチャート。 番組表データの優先度を考慮したキャッシュ処理のフローチャート。 「電源OFF時表示日〜優先」ボタンと「指定チャンネル優先」ボタンを選択した場合の優先度を設定する例を示す図。 チャンネルリストを生成する手順を示すフローチャート。 優先チャンネルを考慮したキャッシュ処理のフローチャート。 優先チャンネルを考慮したキャッシュ処理のフローチャート。 「電源OFF時表示日〜優先」ボタンと「有料契約チャンネル優先」ボタンを選択した場合の、手順に従って優先度を設定した結果を示す図。 「電源OFF時表示日〜優先」ボタンと「有料契約チャンネル優先」ボタンを選択した場合の優先度を設定する他の例を示す図。 電源をオンしてからのビデオレコーダの動作を表す図。 電源をオンした直後から表示される番組表の画面の推移を示す図。 電源をオンした直後から表示される番組表の画面の推移を示す図。 電源をオンした直後から表示される番組表の画面の推移を示す図。
符号の説明
R…リモコンユニット、T…番組情報提供サーバ、10…ビデオレコーダ、11…通信部、12…チューナ、17…混合器、18…録画装置、20…制御部、21…リモートコントロール受信器、22…受像機、23…DRAM、31…日時計測部、32…番組情報更新指示部、33…番組情報取得部、34…番組情報記憶処理部、35…ON時番組表優先表示設定部、36…OFF指示部、37…優先順番組情報抽出処理部、37…優先順番組情報記憶処理部、38…優先順番組情報記憶処理部、39…ON指示部、40…表示番組表生成部、45…番組情報記憶部、46…優先順番組情報記憶部、46…番組情報記憶部、50…番組表優先度設定メニュー画面、51…日付優先設定領域、52…チャンネル優先設定領域、60…番組表、62…アイコン。

Claims (10)

  1. 電子番組ガイドを含む番組情報を放送電波あるいはネットワークを介して取得する映像記録装置において、
    取得した前記番組情報を記憶する番組情報記憶手段と、
    電源オフの際、前記番組情報に基づいて日付及びチャンネル毎に優先度を設定する優先度設定手段と、
    電源オフの際、設定された優先度に基づいて優先度の高い日付及びチャンネルの番組情報を抽出してキャッシュメモリに記憶する番組情報抽出手段と、
    電源オンの際、前記番組情報記憶手段へのアクセスが不可のときは前記キャッシュメモリにある番組情報に基づいて番組表を生成し、前記番組情報記憶手段へのアクセスが可となったときは前記番組情報記憶手段にある番組情報に基づいて番組表を生成する番組表生成手段と、
    前記生成された番組表に基づいて、優先度の高い日付又はチャンネルの番組を優先して表示する番組表表示手段と、
    前記表示された番組表に基づいて、録画予約を実行する録画予約手段と
    を備えたことを特徴とする映像記録装置。
  2. 前記優先度設定手段は、最後に表示された番組表の日付の優先度を最も高い優先度に設定することを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
  3. 前記優先度設定手段は、電源オフの日付の優先度を最も高い優先度に設定することを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
  4. 前記優先度設定手段は、有料契約しているチャンネルの優先度を最も高い優先度に設定することを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
  5. 前記優先度設定手段は、録画予約履歴情報に基づいて録画予約頻度の高いチャンネルの優先度を高く設定することを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
  6. 前記番組表表示手段は、前記番組情報記憶手段へのアクセス可否を示す情報を前記番組表とともに表示することを特徴とする請求項1乃至5の内の1項に記載の映像記録装置。
  7. 前記番組情報記憶手段へのアクセスが可能となった後の最初の表示では、アクセスが可能となる前に前記番組表に加えられた操作内容が保持されていることを特徴とする請求項1乃至5の内の1項に記載の映像記録装置。
  8. 前記映像記録装置が電源オフの状態のときは前記映像記録装置の電源をオンとして新たな番組情報を取得する番組情報取得手段を更に備え、
    前記番組情報記憶手段は、この新たな番組情報を用いて前記番組情報を更新して記憶し、
    前記優先度設定手段は、この新たな番組情報に基づいて日付及びチャンネル毎に優先度を設定することを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
  9. 前記優先度設定手段は、
    同一チャンネル内で、優先度を設定する日付を更新しながら順次優先度を付番するチャンネル優先モードと、
    優先度を設定する日付を更新しながら、同一日付内のチャンネルに順次優先度を付番する日付優先モードとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
  10. 電子番組ガイドを含む番組情報を放送電波あるいはネットワークを介して取得する映像記録装置の映像記録方法において、
    取得した前記番組情報を番組情報記憶手段へ記憶する番組情報記憶ステップと、
    電源オフの際、前記番組情報に基づいて日付及びチャンネル毎に優先度を設定する優先度設定ステップと、
    電源オフの際、設定された優先度に基づいて優先度の高い日付及びチャンネルの番組情報を抽出してキャッシュメモリに記憶する番組情報抽出ステップと、
    電源オンの際、前記番組情報記憶手段へのアクセスが不可のときは前記キャッシュメモリにある番組情報に基づいて番組表を生成し、前記番組情報記憶手段へのアクセスが可となったときは前記番組情報記憶手段にある番組情報に基づいて番組表を生成する番組表生成ステップと、
    前記生成された番組表に基づいて、優先度の高い日付又はチャンネルの番組を優先して表示する番組表表示ステップと、
    前記表示された番組表に基づいて、録画予約を実行する録画予約ステップと
    を備えたことを特徴とする映像記録方法。
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